特許第6876043号(P6876043)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6876043
(24)【登録日】2021年4月27日
(45)【発行日】2021年5月26日
(54)【発明の名称】容器用の再密封可能な内側パッケージ
(51)【国際特許分類】
   B65D 85/10 20060101AFI20210517BHJP
   B65D 5/66 20060101ALI20210517BHJP
   B65D 75/58 20060101ALI20210517BHJP
【FI】
   B65D85/10
   B65D5/66 321B
   B65D5/66 331Z
   B65D75/58
【請求項の数】15
【全頁数】19
(21)【出願番号】特願2018-528228(P2018-528228)
(86)(22)【出願日】2016年11月11日
(65)【公表番号】特表2019-501834(P2019-501834A)
(43)【公表日】2019年1月24日
(86)【国際出願番号】IB2016056810
(87)【国際公開番号】WO2017098351
(87)【国際公開日】20170615
【審査請求日】2019年10月31日
(31)【優先権主張番号】15198753.4
(32)【優先日】2015年12月9日
(33)【優先権主張国】EP
(73)【特許権者】
【識別番号】596060424
【氏名又は名称】フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム
(74)【代理人】
【識別番号】100094569
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 伸一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100088694
【弁理士】
【氏名又は名称】弟子丸 健
(74)【代理人】
【識別番号】100103610
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼田 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100067013
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 文昭
(74)【代理人】
【識別番号】100086771
【弁理士】
【氏名又は名称】西島 孝喜
(74)【代理人】
【識別番号】100109070
【弁理士】
【氏名又は名称】須田 洋之
(74)【代理人】
【識別番号】100109335
【弁理士】
【氏名又は名称】上杉 浩
(74)【代理人】
【識別番号】100120525
【弁理士】
【氏名又は名称】近藤 直樹
(74)【代理人】
【識別番号】100139712
【弁理士】
【氏名又は名称】那須 威夫
(74)【代理人】
【識別番号】100167911
【弁理士】
【氏名又は名称】豊島 匠二
(72)【発明者】
【氏名】エッゲン アドリアン
【審査官】 米村 耕一
(56)【参考文献】
【文献】 特開2011−251766(JP,A)
【文献】 特開2014−005027(JP,A)
【文献】 実公昭10−013340(JP,Y1)
【文献】 実開昭54−104325(JP,U)
【文献】 特表2015−511911(JP,A)
【文献】 特表2014−531373(JP,A)
【文献】 特表2011−510877(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2014/0367285(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 85/10
B65D 5/66
B65D 75/58
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ボックスおよびリッドを含むハウジングであって、前記ボックスおよび前記リッドがそれぞれ前部壁および後部壁を含む、ハウジングと、
前記リッドを前記ボックスの前記後部壁に接続するヒンジ付きのコネクターであって、前記ヒンジ付きのコネクターが、第一のヒンジ線において前記リッドに接続され、かつ第二のヒンジ線において前記ボックスの前記後部壁に接続される、ヒンジ付きのコネクターと、
前記ハウジング内に配置され、かつ消費財を収容するための内部容積を少なくとも部分的に画定する内側パッケージであって、前記内側パッケージが、前部壁、後部壁、および上部壁を含み、前記内側パッケージが、
フラップを画定する第一の層と、
前記第一の層の内側表面に少なくとも部分的に取り付けられ、前記消費財をそこから取り出すことができるアクセス開口部を画定する第二の層であって、前記アクセス開口部が、前記内側パッケージの前記後部壁および上部壁の一部に配置される第二の層と、を含む、内側パッケージと、を含み、
前記リッドが、閉位置と開位置との間で移動可能であり、前記内側パッケージが、前記リッドが前記閉位置にある時には前記リッドおよび前記ボックスによって覆われ、前記リッドが前記開位置にある時には少なくとも部分的に覆われず、
前記フラップが、前記リッドが前記閉位置から前記開位置へと移動する時に、前記フラップが前記内側パッケージから分離して前記アクセス開口部を少なくとも部分的に露出させるように前記リッドの前記前部壁の内側表面に取り付けられ、さらに、前記フラップが、前記リッドが前記閉位置にある時に前記アクセス開口部を覆う、消費財のための容器。
【請求項2】
前記ヒンジ付きのコネクターが、前記リッドおよび前記ボックスの前記後部壁の一部を形成する、請求項1に記載の容器。
【請求項3】
前記ヒンジ付きのコネクターが、前記ボックスの前記後部壁に配置される第一の長手方向の端および第二の長手方向の端によって画定される、請求項2に記載の容器。
【請求項4】
前記ヒンジ付きのコネクターの前記第一および第二の長手方向の端のそれぞれの少なくとも一部が、前記ボックスの前記後部壁の長手方向の端に沿って配置される、請求項3に記載の容器。
【請求項5】
前記内側パッケージの前記第一の層が、前記フラップを画定する第一の虚弱線を含み、前記第二の層が、前記アクセス開口部を画定する第二の虚弱線を含み、さらに前記フラップおよび前記フラップに取り付けられた前記第二の層の一部が、前記リッドが前記閉位置から前記開位置へと移動する時に、前記第一および第二の虚弱線それぞれに沿って前記内側パッケージから分離され、前記アクセス開口部を少なくとも部分的に露出させる、請求項1〜4のいずれか1項に記載の容器。
【請求項6】
前記第一の層が、前記第二の層に取り付けられる接着ラベルである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の容器。
【請求項7】
前記ヒンジ付きのコネクターが、前記ボックスの前記後部壁の平均的な横軸方向幅の40%〜90%である平均的な横軸方向幅を含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の容器。
【請求項8】
前記第一のヒンジ線と前記第二のヒンジ線との間の前記ヒンジ付きのコネクターの平均的な長手方向の長さが、mm〜30mmである、請求項1〜7のいずれか1項に記載の容器。
【請求項9】
前記内側パッケージの前記第一の層の前記外側表面の少なくとも一部分が、前記ボックスの前記前部壁の内側表面の対応部分に恒久的に貼り付けられる、請求項1〜8のいずれか1項に記載の容器。
【請求項10】
前記ボックス内に配置されている内側フレームをさらに含み、前記内側フレームが前部壁および一対の向かい合った側壁を含む、請求項1〜9のいずれか1項に記載の容器。
【請求項11】
前記内側フレームが、前記ボックスの前記前部壁と前記内側パッケージとの間に配置される、請求項10に記載の容器。
【請求項12】
前記アクセス開口部が、前記内側パッケージの前記前部壁の一部にさらに配置される、請求項1〜11のいずれか1項に記載の容器。
【請求項13】
前記第二の層が、前記アクセス開口部の周囲の少なくとも一部に沿って配置される封止領域を含み、前記フラップが、前記リッドが前記閉位置にある時に、前記フラップが前記封止領域内の前記第二の層に取り付けられるように、前記アクセス開口部が前記封止領域内に重なるように適合される、請求項1〜12のいずれか1項に記載の容器。
【請求項14】
前記フラップと前記封止領域との間に配置される接着剤をさらに含む、請求項13に記載の容器。
【請求項15】
請求項1〜14のいずれか1項に記載の容器を含むカートン。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、再密封可能な内側パッケージを含む消費財のための容器に関連する。この容器には、紙巻たばこなどの細長い喫煙物品のための容器としての特定の用途がある。
【背景技術】
【0002】
紙巻たばこおよび葉巻たばこなどの喫煙物品は一般に、ボックスと、容器の後部壁を横切って延びるヒンジ線の周りにボックスに結合されたリッド(蓋)とを持つヒンジ・リッド型容器などの、剛直な箱型容器内にパッケージされる。こうしたヒンジ・リッド型容器は通常、一枚の層状の厚紙ブランクから構成される。使用時、リッドはヒンジ線を中心に回転して容器を開き、ボックスの前部または上部からボックス内に配置されている喫煙物品の束へのアクセスが得られる。
【0003】
ボックス内に配置されている喫煙物品の束は通常、金属化紙、金属箔またはその他の柔軟なシート材料の内側ライナー内に包まれる。内側ライナー内の喫煙物品の束にアクセスするには、消費者は通常、ヒンジ・リッド型容器を初めて開く際に、内側ライナーの予め穿孔された上部を取り外して破棄する。
【0004】
しかし、例えば、空気、湿気、香味および臭味の出入りに対する向上した保護を提供するためには、喫煙物品の束を再び封じることが可能で実質的に気密なラッパーに封入することがまた知られている。
【0005】
例えば、国際特許公開WO−A−2008/142540号は、喫煙物品のヒンジ・リッドパックを開示し、ここにおいて、喫煙物品は、カバーフラップの下側に塗布された非乾燥再付着接着剤を使用して内側パッケージに固定されたカバーフラップによって、閉じられた抽出開口部を持つ内側パッケージ内に封じ込められている。カバー層の下部タブの内側または外側表面は、ヒンジ・リッドパックのリッドの内側表面に、恒久的かつ取り外し不可能に接着され、その結果、リッドの開封および閉鎖がまた同時にカバーフラップを開閉する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の1つの目的は、消費財へのより便利なアクセスを可能にする、容器の内側パッケージに配置される拡張したアクセス開口部を含む消費財用の容器を製造することである。
【0007】
本発明の一つの態様において、消費財用の容器が説明されている。容器は、ボックスとリッドとを有するハウジングを含み、ここでボックスは前部壁および後部壁を含む。容器はまた、リッドをボックスの後部壁に接続するヒンジ付きのコネクターを含み、ここで、ヒンジ付きのコネクターは、第一のヒンジ線においてリッドに接続され、第二のヒンジ線においてボックスの後部壁に接続される。さらに、容器は、消費財を収容するための内部容積を少なくとも部分的に画定するハウジング内に配置される内側パッケージを含む。内側パッケージは、前部壁、後部壁および上部壁を含む。内側パッケージはまた、フラップを画定する第一の層と、第一の層の内側表面に少なくとも部分的に取り付けられ、かつ消費財をそこから取り出すことができるアクセス開口部を画定する第二の層と、を含む。アクセス開口部は、内側パッケージの後部壁および上部壁の一部に配置されることが好ましい。リッドは、閉位置と開位置との間で移動可能であり、ここで、内側パッケージは、リッドが閉位置にある時にはリッドおよびボックスによって覆われ、リッドが開位置にある時には少なくとも部分的に覆われない。さらに、フラップは、リッドが閉位置から開位置へと移動する時に、フラップが内側パッケージから分離して、アクセス開口部を少なくとも部分的に露出させるようにリッドの内側表面に取り付けられ、ここで、フラップは、リッドが閉位置にある時にアクセス開口部を覆う。
【0008】
現在の構造において、ヒンジ・リッド型容器内に配置される消費財へのアクセスは、容器内に配置される封止された内側パッケージの抽出物またはアクセス開口部が、パックのリッドが開いている時でさえ内側パッケージのカバーフラップによって部分的に覆われたままであり、それにより、消費財へのアクセスを少なくとも部分的に塞ぎうるので、困難が伴いかねうる。さらに、抽出開口部を通じて消費財にアクセスすることはまた、そのような開口部が一般的に、内側パッケージの前部壁および上部壁のうち一方または両方のみに配置され、パッケージの後部壁には配置されないので、困難が伴いかねうる。内側パッケージ内に隙間なく包装されうる消費財のうちの1つをつかむこと(例えば、新たに開けられた容器から初めて消費財を取り出す時に)は、ユーザーが、容器の前部側および上部側のうち一方または両方からのみ消費財をつかむことができ、容器の後部側からは消費財をつかむことができないので、困難が伴いかねうる。
【0009】
本発明の様々な態様は、現時点で入手可能であるかまたはこれまでに説明されている容器に対して1つ以上の利点を持ちうる。例えば、容器の内側パッケージに配置されるアクセス開口部は、拡張されて、内側パッケージの前部、上部、および後部壁のうち1つ以上から消費財へのアクセスを提供することができ、それにより、消費者が容器の前部、上部、および後部側から消費財をつかむことを可能にする。
【0010】
本発明は、消費財のための内側パッケージを含む任意の適切な容器に適用可能である。適宜に、1つ以上の実施形態では、容器は消費財をさらに含み、ここで消費財は、内側パッケージによって画定された内部容積に収容される。好ましくは、消費財は喫煙物品である。消費財(例えば、細長い喫煙物品)を、折り畳まれた層状ブランクから形成された容器内に包装することが知られている。例えば、紙巻たばこおよび葉巻たばこなどの細長い喫煙物品は一般に、喫煙物品を収容するボックスと、ボックスに接続されたリッドとを有する、ヒンジ・リッドパック入りで販売される。ボックスは、前部壁、左側壁、右側壁、後部壁および底部壁を含みうる。リッドは、前部壁、左側壁、右側壁、後部壁および上部壁を含みうる。
【0011】
容器内の消費財は、内側ライナー内に包まれうる。内側ライナーおよび消費財は共に、内側パッケージを形成する。容器はまた、容器内の任意の適切な位置に配置された1つ以上の内側フレームを含んでもよい。内側フレームは、内側パッケージとボックスの前部壁との間に配置されるか、内側パッケージ内に配置されてもよい。1つ以上の実施形態では、第一の内側フレームは、内側パッケージとボックスの前部壁との間に配置されてもよく、第二の内側フレームは、内側パッケージ内に配置されてもよい。初めて開く前に、充填された容器は、外側ラッパー内に包まれた状態でありうる。
【0012】
容器は、消費財を収容するために任意の適切な形状をとりうる。例えば、既に述べた通り、容器は、消費財を収容するボックスに接続された1つ以上のヒンジ留めされたリッドを持つヒンジ・リッド型容器としうる。1つ以上の実施形態で、容器は、外側シェル内に取り付けられた消費財を収容するための内側スライドを持つ、スライド・アンド・シェル容器としうる。容器がスライド・アンド・シェル容器である場合、外側シェルまたは内側スライドは1つ以上のヒンジリッドを含みうる。容器、内側フレーム、内側パッケージおよび外側ラッパーは、厚紙、ボール紙、プラスチック、金属、またはその組み合わせを含むがこれに限定されない、任意の適切な材料から形成しうる。厚紙の重さは、約100グラム/平方メートル〜約350グラム/平方メートルとしうる。
【0013】
本発明による容器は、長手方向の直角の端および横断方向の直角の縁を持つ直方体の形状とすることができる。別の方法として、容器は、1つ以上の長手方向の丸みのある端部、横断方向の丸みのある端部、長手方向の面取りされた端部、または横断方向の面取りされた端部、またはその組み合わせを含んでもよい。例えば、本発明による容器は以下の特徴のうちの1つ以上を含んでもよいが、これに限定されない。
【0014】
・ 前部壁および後部壁のうちの少なくとも1つの上の1つまたは2つの長手方向の丸みのあるまたは面取りした端。
・ 前部壁および後部壁のうちの少なくとも1つの上の1つまたは2つの横断方向の丸みのあるまたは面取りした端。
・ 前部壁の1つの長手方向の丸み付きの端および1つの長手方向の面取りした端、または後部壁の1つの横断方向の丸み付きの端および1つの横断方向の面取りした端。
・ 前部壁の1つの長手方向の丸み付きの端および1つの長手方向の面取りした端、および後部壁の1つの横断方向の丸み付きの端および1つの横断方向の面取りした端。
・ 前部壁の1つまたは2つの横断する丸み付きの端または面取りした端、および前部壁の1つまたは2つの長手方向の丸み付きの端または面取りした端。
・ 第一の側壁の2つの長手方向の丸み付きまたは面取りした端、または第二の側壁の2つの横断方向の丸み付きまたは面取りした端。
【0015】
容器が1つ以上の丸みのある端部を含む場合、容器を形成するブランクは、組み立てられた容器内にそれぞれの丸みのある端部を形成するための、3本、4本、5本、6本、または7本の横罫線または縦罫線を含むことが好ましい。横罫線または縦罫線は、容器の内側、または容器の外側のいずれにあってもよい。横罫線または縦罫線は、互いに約0.3mm〜4mmの間隔を持つことが好ましい。
【0016】
縦罫線または横罫線の間隔は、層状ブランクの厚さの関数であることが好ましい。縦罫線または横罫線の間隔は、層状ブランクの厚さの約0.5〜約4倍であることが好ましい。
【0017】
容器が1つ以上の面取りされた端部を含む場合、面取りされた端部の幅は、約1mm〜約10mmであることが好ましく、約2mm〜約6mmであることが好ましい。1つ以上の実施形態において、容器は、2つの明確な面取りが容器の端の上に形成されるように間隔を置いた、3本の平行な縦罫線または横罫線によって形成された二重面取りを含んでもよい。容器が面取りされた端部を含む場合、面取りは、容器を形成する層状ブランクにある2本の平行な縦罫線または横罫線によって形成されてもよい。縦罫線または横罫線は、第一の壁と第二の壁の間の端に対して対称的に配置しうる。別の方法として、縦罫線または横罫線は、面取りが容器の第二の壁の中に達するよりも容器の第一の壁の中に深く達するように、第一の壁と第二の壁の間の端に対して非対称的に配置しうる。
【0018】
別の方法として、容器は、例えば多角形(三角形または六角形など)、または楕円形、半楕円形、円形または半円形といった、非長方形の横断断面を持ちうる。
【0019】
本発明による容器は、例えば、紙巻たばこ、葉巻たばこまたはシガリロなど、細長い喫煙物品用のパックとしての特定用途がある。当然のことながら、その寸法を適切に選択することにより、本発明による容器は、異なる数の従来サイズ、キングサイズ、スーパーキングサイズ、スリムまたはスーパースリムの紙巻たばこ用に設計しうる。
【0020】
その寸法の適切な選択によって、本発明による容器は、異なる合計数の喫煙物品、または異なる配置の喫煙物品を保持するよう設計しうる。例えば、その寸法の適切な選択によって、本発明による容器は、合計10〜30の喫煙物品を保持するよう設計しうる。
【0021】
容器は喫煙物品の束を収容するだけでなく、その他の消費財(例えばマッチ、ライター、消火手段、口臭清涼剤、または電子機器など)をさらに含んでもよい。その他の消費財は、容器の外側に取り付けられてもよく、容器の中に喫煙物品とともに、容器の別の区画内に収容されてもよく、またはその組み合わせであってもよい。
【0022】
ヒンジ付きのコネクターは、容器のリッドをボックスに接続することができる。ヒンジ付きのコネクターは、リッドをボックスの任意の適切な部分に接続することができる。1つ以上の実施形態では、ヒンジ付きのコネクターは、リッドをボックスの後部壁に接続することができる。1つ以上の実施形態では、ヒンジ付きのコネクターは、リッドおよびボックスの後部壁に取り付けられる別個の要素であることができる。そのような実施形態では、ヒンジ付きのコネクターは、任意の適切な材料または材料の組み合わせ(例えば、ボックスと同様の材料)を含むことができる。ヒンジ付きのコネクターは、リッドおよびボックスの後部壁のうちの少なくとも1つの一部を形成することが好ましい。ヒンジ付きのコネクターは、リッドとボックスの後部壁の両方の一部を形成することがより好ましい。
【0023】
1つ以上の実施形態では、ヒンジ付きのコネクターは、第一のヒンジにおいてリッドに接続され、第二のヒンジにおいてボックスの後部壁に接続されうる。第一および第二のヒンジは、任意の適切なタイプのヒンジを含むことができる。1つ以上の実施形態では、ヒンジ付きのコネクターは、リッドおよびボックスの後部壁のうち一方または両方の一部を形成することができる。そのような実施形態では、第一のヒンジは、第一のヒンジ線を含むことができ、第二のヒンジは、第二のヒンジ線を含むことができる。「ヒンジ線」という用語は、その周りをリッドおよびヒンジ付きのコネクターが旋回しうる線を意味する。第一および第二のヒンジ線を含むものとして本明細書において説明したが、第一および第二のヒンジのそれぞれは、製造後に、ヒンジ付きのコネクター、リッド、およびボックスの後部壁に取り付けられる任意の適切なヒンジを含むことができる。1つ以上の実施形態では、リッドは、リッドが開位置と閉位置との間を移動する時に、第一のヒンジ線を中心に旋回することができる。さらに、1つ以上の実施形態では、ヒンジ付きのコネクターは、リッドが閉位置と開位置との間を移動する時に、第二のヒンジ線を中心に旋回することができる。1つ以上の実施形態では、リッドは、第一のヒンジ線を中心に旋回することができ、ヒンジ付きのコネクターは、リッドが閉位置と開位置との間を移動する時に、第二のヒンジ線を中心に旋回することができる。
【0024】
第一および第二のヒンジ線は、任意の適切な技術または複数の技術の組み合わせを使用して形成されうる。例えば、第一および第二のヒンジ線のうち一方または両方は、ボックスの後部壁を形成するパネルに配置される折り目または横罫線としうる。第一および第二のヒンジ線のそれぞれは、任意の適切な形状または複数の形状の組み合わせをとりうる。1つ以上の実施形態では、第一および第二のヒンジ線のうち一方または両方は、容器の長手方向軸に対して横断方向に延びる直線であることができる。
【0025】
ヒンジ付きのコネクターは、任意の適切な形状または複数の形状の組み合わせをとりうる。1つ以上の実施形態では、ヒンジ付きのコネクターは矩形をとりうる。さらに、ヒンジ付きのコネクターは、任意の適切な寸法を有しうる。ヒンジ付きのコネクターは、容器の長手方向軸に横断する方向において測定されるような平均的な横軸方向幅を含む。1つ以上の実施形態では、ヒンジ付きのコネクターの平均的な横軸方向幅は、ボックスの後部壁の平均的な横軸方向幅と同様である。ヒンジ付きのコネクターは、ボックスの後部壁の平均的な横軸方向幅の約40%〜約90%である平均的な横軸方向幅を含むことが好ましい。ヒンジ付きのコネクターは、ボックスの後部壁の平均的な横軸方向幅の約60%〜約80%である平均的な横軸方向幅を含むことがより好ましい。さらに、ヒンジ付きのコネクターは、容器の長手方向軸に対する平行な方向において測定されるような第一のヒンジ線と第二のヒンジ線との間に延びる任意の適切な平均的な長手方向の長さを有しうる。ヒンジ付きのコネクターは、約3mm〜約30mmの平均的な長手方向の長さを有することが好ましい。ヒンジ付きのコネクターは、約4mm〜約10mmの平均的な長手方向の長さを有することがより好ましい。ヒンジ付きのコネクターは、約5mm〜約15mmの平均的な長手方向の長さを有することがさらにより好ましい。
【0026】
ヒンジ付きのコネクターは、第一の長手方向の端および第二の長手方向の端を含むことができる。1つ以上の実施形態では、第一および第二の長手方向の端のうち一方または両方は、第一のヒンジ線と第二のヒンジ線との間の長手方向に延びる。第一および第二の長手方向の端は、ボックスの後部壁上の、またはボックスの後部壁内の任意の適切な位置に配置されうる。1つ以上の実施形態では、第一の長手方向の端および第二の長手方向の端は、ボックスの後部壁の第一および第二の長手方向の端に沿ってそれぞれ配置されうる。1つ以上の実施形態では、ヒンジ付きのコネクターの第一の長手方向の端は、後部壁の第一の長手方向の端から第一の距離において配置されてもよく、ヒンジ付きのコネクターの第二の長手方向の端は、後部壁の第二の長手方向の端から第二の距離において配置されてもよい。1つ以上の実施形態では、第一の距離および第二の距離は等しい。そのような実施形態では、ヒンジ付きのコネクターは、容器の長手方向軸を中心として対称であることができる。さらに、1つ以上の実施形態では、第一の距離は、第二の距離より大きくても、または第二の距離より小さくてもよい。
【0027】
実施形態では、ヒンジ付きのコネクターがボックスの後部壁の一部を形成する場合、ヒンジ付きのコネクターの第一および第二の長手方向の端は、任意の適切な技法または複数の技法の組み合わせ、例えばレーザー切断または機械的切断(例えば、ダイ切断、キス切断)を使用して形成されてもよい。そのような実施形態では、ヒンジ付きのコネクターは、リッドが閉位置と開位置との間を移動することができるように、第一および第二の長手方向の端に沿って分離されうる。
【0028】
ヒンジ付きのコネクターがボックスの後部壁の一部を形成する実施形態では、ヒンジ付きのコネクターの第一および第二の長手方向の端は、ヒンジ付きのコネクターが後部壁から分離される前に、ボックスの後部壁に横断する方向において任意の適切な深さを含むことができる。第一および第二の長手方向の端のうち一方または両方は、ボックスの後部壁の合計の厚さの少なくとも約90%である深さを有しうることが好ましい。第一および第二の長手方向の端のうち一方または両方は、第一の層の合計の厚さの約100%である深さを有しうることがより好ましい。端が形成された後で、任意の適切な割合の材料がヒンジ付きのコネクターの第一および第二の長手方向の端に沿って残りうる。端が形成された後で、約5%〜約25%のボックスの後部壁の材料が、第一および第二の長手方向の端に沿って残ることが好ましい。
【0029】
1つ以上の実施形態では、ヒンジ付きのコネクターがボックスの後部壁の少なくとも一部を形成する場合、1つ以上の虚弱線が、ボックスの後部壁に配置されてもよく、それはヒンジ付きのコネクターを後部壁から分離することを容易にする。1つ以上の実施形態では、第一の虚弱線は、後部壁の第一の長手方向の端とヒンジ付きのコネクターの第一の長手方向の端との間の横断方向において後部壁に配置されうる。第一の虚弱線は、第一のヒンジ線と同一線上にある第一のヒンジ線軸に沿って延びることができる。さらに、第一の虚弱線は、ヒンジ付きのコネクターの第一の長手方向の端に交差しうる。1つ以上の実施形態では、第二の虚弱線は、後部壁の第二の長手方向の端とヒンジ付きのコネクターの第二の長手方向の端との間の横断方向において後部壁に配置されうる。第二の虚弱線は、第一のヒンジ線軸に沿って延びることができる。さらに、第二の虚弱線は、ヒンジ付きのコネクターの第二の長手方向の端に交差しうる。1つ以上の実施形態では、後部壁に配置された第一および第二の虚弱線は、リッドが閉位置と開位置との間を移動することができるように、リッドおよびヒンジ付きのコネクターをボックスの後部壁から分離することを容易にすることができる。
【0030】
ヒンジ付きのコネクターをリッドおよびボックスの後部壁に接続する第一および第二のヒンジ線は、リッドおよびボックスに対する任意の適切な位置に配置されうる。1つ以上の実施形態では、第一のヒンジ線は、容器の長手方向軸に沿って測定されるようなボックスの後部壁の上部端から約0mm〜約15mmの平均的な長手方向の距離に配置されうる。1つ以上の実施形態では、第一のヒンジ線は、後部壁の上部端から約2mm〜約15mmの平均的な長手方向の距離に配置されうる。1つ以上の実施形態では、第一のヒンジ線は、ボックスの上部端から約3mm〜約12mmの平均的な長手方向の距離に配置されうる。さらに、1つ以上の実施形態では、第一のヒンジ線は、ボックスの後部壁の上部端から約4mm〜約8mmの平均的な長手方向の距離に配置されうる。
【0031】
1つ以上の実施形態では、リッドは、第一のヒンジ線を中心に回転することができ、したがって、リッドは、閉位置と開位置との間を移動することができる。さらに、1つ以上の実施形態では、ヒンジ付きのコネクターは、第二のヒンジ線を中心に回転することができ、したがって、リッドは、閉位置と開位置との間を移動することができる。1つ以上の実施形態では、リッドは、第一のヒンジ線を中心に回転することができ、またヒンジ付きのコネクターは、第二のヒンジ線を中心に回転することができ、したがって、リッドが閉位置と開位置との間を移動する。
【0032】
リッドは、閉位置と開位置との間で移動可能である。リッドが閉位置にある時、内側パッケージは、リッドおよびボックスによって覆われる。さらに、リッドが開位置にある時、内側パッケージは少なくとも部分的に覆われない。1つ以上の実施形態では、容器のボックスを越えて延びる内側パッケージの上部部分は、リッドが開位置にある時に完全に覆われない。
【0033】
ハウジング内には、消費財を含む内側パッケージが配置される。内側パッケージは、消費財を収容するための内部容積を少なくとも部分的に画定する。内側パッケージは、第一の層および第一の層に取り付けられた第二の層を含む材料で形成されることが好ましい。内側パッケージは、上部壁、底部壁、前部壁、後部壁および側壁を含むことができる。
【0034】
第一の層は内側表面および外側表面を有してもよい。第一の層は、内側パッケージのフラップを画定する。1つ以上の実施形態では、第一の層は、第二の層に取り付けられた接着ラベルであることができる。さらに、1つ以上の実施形態では、第一の層はまた、第一の層中に形成された、内側パッケージのフラップを画定する第一の虚弱線を含んでもよい。第一の虚弱線は、任意の適切な形状または複数の形状の組み合わせをとりうる。第一の虚弱線は、フラップを第一の層から分離する3つの側面と、フラップと第一の層との間にヒンジ線を形成する第四の側面とを有するフラップを画定することが好ましい。1つ以上の実施形態では、フラップは、ボックスのリッドの内側表面に取り付けられて、リッドを開いたときに、フラップが第一の虚弱線に沿って内側パッケージから分離されるようにしてもよい。そのような実施形態では、リッドが開位置にある時、フラップは、任意の適切な形状(例えば、S字形状)をとりうる。フラップは、適切な任意の形状または複数の形状の組み合わせをとり、かつ適切な任意の寸法を持ちうる。さらに、フラップは、適切な任意の形状または複数の形状の組み合わせをとり、かつ適切な任意の寸法を持ちうる。
【0035】
第一の虚弱線は、連続的であっても非連続的(例えば、穿孔された)であってもよい。さらに、第一の虚弱線は、任意の適切な技法または複数の技法の組み合わせ、例えばレーザー切断または機械的切断(例えば、ダイ切断、キス切断)を使用して形成されてもよい。第一の虚弱線は、第一の層の内側表面と外側表面に横断する方向に任意の適切な深さを含んでもよい。第一の虚弱線は、第一の層の合計の厚さの少なくとも約90%の深さを持つことが好ましい。第一の虚弱線は、第一の層の合計の厚さの約100%の深さを持つことがより好ましい。ラインが形成された後で、適切な任意の割合の材料が第一の虚弱線に沿って残りうる。ラインが形成された後で、約5%〜約25%の第一の層の材料が第一の虚弱線に沿って残ることが好ましい。
【0036】
第二の層は内側表面および外側表面を有してもよい。第二の層は、消費財をそこから取り出すことができるアクセス開口部を画定してもよい。アクセス開口部は、内側パッケージ上の任意の適切な位置に配置しうる。1つ以上の実施形態において、アクセス開口部は、内側パッケージの前部壁の一部に配置される。1つ以上の実施形態において、アクセス開口部は、内側パッケージの上部壁の一部に配置される。1つ以上の実施形態において、アクセス開口部は、内側パッケージの後部壁の一部に配置される。1つ以上の実施形態において、アクセス開口部は、内側パッケージの前部壁、上部壁および後部壁のうちの1つ以上の一部に配置される。アクセス開口部は、上部壁および後部壁の一部に配置されることが好ましい。さらに、1つ以上の実施形態において、アクセス開口部は、内側パッケージの前部壁、上部壁および後部壁のそれぞれの一部に配置される。
【0037】
1つ以上の実施形態では、第二の層は、第二の層に形成された、アクセス開口部を画定する第二の虚弱線を含むことができる。アクセス開口部は、フラップが閉位置にある時に、第一の層によって画定されるフラップによって覆われる。1つ以上の実施形態では、フラップがリッドの内側表面に取り付けられる場合、アクセス開口部は、リッドが閉位置にある時にフラップによって覆われる。さらに、アクセス開口部は、第一の層のフラップおよびリッドが開位置にある時には、少なくとも部分的に覆われない。1つ以上の実施形態では、フラップおよびリッドが開位置にある時に、アクセス開口部は完全に覆われない。フラップおよびリッドが開位置にある時、フラップに取り付けられた第二の層の一部は、第二の虚弱線に沿って内側パッケージから分離され、アクセス開口部が明らかになる。
【0038】
第二の虚弱線は、任意の適切な形状または複数の形状の組み合わせをとり、アクセス開口部を画定することができる。第二の虚弱線は、連続的であっても非連続的(例えば、穿孔された)であってもよい。さらに、第二の虚弱線は、任意の適切な技法または複数の技法の組み合わせ、例えばレーザー切断または機械的切断(例えば、ダイ切断、キス切断)を使用して形成されてもよい。第二の虚弱線は、第二の層の内側表面と外側表面に横断する方向に任意の適切な深さを含んでもよい。第二の虚弱線は、第二の層の合計の厚さの約90%の深さを持つことが好ましい。第二の虚弱線は、第二の層の合計の厚さの約100%の深さを持つことがより好ましい。ラインが形成された後で、適切な任意の割合の材料が第二の虚弱線に沿って残りうる。ラインが形成された後で、約5%〜約25%の第二の層の材料が第二の虚弱線に沿って残ることが好ましい。
【0039】
内側パッケージは、容器を初めて開くまでは、第一および第二の虚弱線に沿ってより確実に封じられうる。これによって、容器内に含まれている消費財の貯蔵寿命を延長しうる。
【0040】
第二の層は、任意の適切な技術または複数の技術の組み合わせを使用して第一の層の内側表面に取り付けられてもよい。好ましくは、第二の層は接着剤を使用して第一の層の内側表面に取り付けられる。任意の適切な接着剤または複数の接着剤の組み合わせを利用してもよい。接着剤は剥離可能な接着剤であることが好ましい。例えば、感圧型接着剤など、適切な任意の剥離可能な接着剤が利用されうる。
【0041】
第一および第二の層は、適切な任意の材料または材料の組み合わせを含みうる。第一の層は、第二の層と同一の材料を含んでもよく、第二の層とは異なる材料を含んでもよい。第一および第二の層のうち少なくとも1つは、金属箔または金属化紙で形成されることが好ましい。第一および第二の層のうち少なくとも1つは、金属化ポリエチレンフィルムとライナー材料のラミネートとして形成されうる。第一および第二の層のうち少なくとも1つは、約10ミクロン〜約50ミクロンの厚さを持ちうる。加えて、第一および第二の層には、印刷受容性の上部被覆が提供されうる。
【0042】
任意の適切な技術または複数の技術の組み合わせを利用して、第一の層および第二の層が形成されうる。1つ以上の実施形態では、第一の層および第二の層のうちの少なくとも1つは、押出成形されうる。1つ以上の実施形態では、第一および第二の層は共押出成形されうる。1つ以上の実施形態では、第一および第二の層のうち一方または両方は、長手方向および横断寸法のうち一方または両方に方向付けられうる。1つ以上の実施形態では、第一の層および第二の層のうちの少なくとも1つは、鋳造され、かつ硬化されうる。
【0043】
第二の層は、第一の層に対して任意の適切な寸法を有しうる。1つ以上の実施形態では、第二の層は第一の層と同延し、別の言い方をすると、第二の層は第一の層の外部周囲に延びる。1つ以上の実施形態では、第二の層が、第一の層の表面積よりも小さい表面積を有してもよい。例えば、第二の層は第一の層に取り付けられる接着ラベルであってもよく、この場合には、第二の層は第一の層と同延ではない。さらに、例えば、第一の層は第二の層に取り付けられる接着ラベルであってもよく、この場合には、第一の層は第二の層と同延ではない。
【0044】
第一の層の外側表面の少なくとも一部は、ボックスの後部壁の内側表面の対応部分に恒久的に貼り付けられてもよい。第一の層の外側表面のこの部分をボックスの後部壁に貼り付けるために、任意の適切な技術または複数の技術の組合せが利用されうる。恒久的な接着剤を利用して、第一の層の外側表面の一部をボックスの後部壁に取り付けることが好ましい。さらに、第一の層の外側表面の少なくとも一部は、ボックスの前部壁の内側表面の対応部分に恒久的に貼り付けられてもよい。ここでも、任意の適切な技術または複数の技術の組み合わせを利用して、例えば、第一の層の外側表面を恒久的な接着剤でボックスの前部壁に付着させることで、第一の層の外側表面のこの部分をボックスの前部壁の内側表面に取り付けてもよい。
【0045】
第一の層によって画定される内側パッケージのフラップは、ハウジングのリッドの内側表面に取り付けられてもよい。例えば、機械的留め具、接着剤、熱接着または超音波接着、およびその組み合わせである、任意の適切な技法または複数の技法の組み合わせを利用して、フラップをリッドの内表面に取り付けてもよい。フラップは接着剤を使用してリッドの内表面に取り付けられることが好ましい。接着剤は任意の適切な接着剤または複数の接着剤の組み合わせとしうる。第二の接着剤は永久接着剤であることが好ましい。フラップの任意の適切な部分をリッドの内表面に取り付けてもよい。1つ以上の実施形態では、フラップを画定する第一の層の外側表面の一部がリッドの内側表面に取り付けられる。1つ以上の実施形態では、フラップを画定する第一の層の内側表面の一部がリッドに取り付けられる。
【0046】
フラップは、フラップが閉位置にあるときに第二の層に再び取り付けられるよう適合される。第二の層を第一の層に取り付けるのに使用されるのと同一の接着剤を、フラップと第二の層との間に配置して、フラップが閉位置にあるときにフラップを第二の層に再び取り付けてもよい。1つ以上の実施形態では、別のまたは追加の接着剤または複数の接着剤を、第二の層に形成されたアクセス開口部の周囲に沿って、第二の層の少なくとも一部に沿って配置して、閉位置にあるときにフラップを第二の層に取り付けることができるようにしてもよい。アクセス開口部の周囲に沿った第二の層のこの部分は、第二の層の封止領域を画定する。封止領域の少なくとも一部は、フラップが閉位置にある時に、フラップと部分的に重なる。フラップと第二の層との間に配置された接着剤は、フラップの繰り返しの開閉を許容して、フラップが開位置にある時には内側パッケージ内に配置された消費財を出し入れ可能とし、フラップが閉位置にある時には消費財が内側パッケージ内に封じられたままとなるようにする。フラップと第二の層との間に配置された接着剤は、パッケージが空になるまで消費者が内側パッケージを開いたり再び封じることができるよう、少なくとも内側パッケージ内に消費財がある回数だけフラップを再び取り付けるための十分な付着性を提供することが好ましい。
【0047】
好ましくは、フラップが、内側パッケージの第二の層によって画定されたアクセス開口部の面積よりも大きい面積を有して、フラップが閉位置にあるときにアクセス開口部がフラップによって覆われるようにしてもよい。1つ以上の実施形態では、フラップを画定する第一の虚弱線は、第二の層の封止領域を露出させる。封止領域は、任意の適切な寸法または複数の寸法を有してもよい。例えば、1つ以上の実施形態では、封止領域が、アクセス開口部の周囲から第一の虚弱線に延びる一定の幅を有してもよい。1つ以上の実施形態で、封止領域は、アクセス開口部の周囲に沿って変動する幅を有してもよい。封止領域の平均的な幅は、2〜5mmであることが好ましい。封止領域の表面積は、アクセス開口部の面積の約25%〜約300%であることが好ましい。封止領域の表面積は、アクセス開口部の面積の約25%〜約65%であることがより好ましい。
【0048】
容器はまた、ボックス内に配置された1つ以上の内側フレームを含んでもよい。内側フレームは、内側パッケージとボックスの前部壁との間に配置されるか、内側パッケージ内に配置されてもよい。1つ以上の実施形態では、第一の内側フレームは、内側パッケージとボックスの前部壁との間に配置されてもよく、第二の内側フレームは、内側パッケージ内に配置されてもよい。内側パッケージ内に配置される時、内側フレームは、内側パッケージの前部壁が内側フレームとボックスの前部壁との間となるよう位置付けられる。内側フレームは、前部壁および一対の対向する側壁を含む。内側フレームはU字形状であることが好ましい。本明細書で使用される「U字形状」という用語は、少なくとも3つの部分を含む形状を意味し、ここで、第一の部分および第三の部分は相互に平行であり、第二の部分と直角を成す同一の方向に延びる。
【0049】
内側フレームの前部壁は、内側パッケージの前部壁が内側フレームの前部壁とボックスの前部壁との間にあるように配置されることが好ましい。有利なことに、内側パッケージの前部壁に隣接して提供される大きな表面積を有する内側フレームは、容器の構造的強度を増大する。内側フレームによって提供される増大した構造強度により、フラップのより確実な閉鎖が許容される。これは、その後の容器が完全に充填されていない時に閉じる作業において、特に有利である。
【0050】
内側フレームは前部壁の上部に切り抜きを含むことが好ましい。切り抜きはアクセス開口部に実質的に対応することが好ましく、また内側パッケージ内の消費財の出し入れをより容易に行えるように提供される。内側フレームが切り抜きを含む場合、内側フレームの高さは内側フレームの下部から切り抜きまでの距離として画定される。
【0051】
内側フレームは1つ以上の補強要素を含んでもよい。1つ以上の補強要素に接着剤が含まれ、この接着剤が内側フレームと内側パッケージを補強することが好ましい。別の方法として、1つ以上の補強要素は、内側フレームに貼り付けられる少なくとも1つの材料の層(例えば、内側フレームの製造に利用される厚紙と類似の厚紙など)を含みうる。この別の方法において、少なくとも1つの追加の材料の層は、内側フレームに恒久的に貼り付けられる。少なくとも1つの追加の層は細長いことが好ましい。内側フレームがU字形状である場合、少なくとも1つの材料の層は、内側フレームの前部壁の外表面に貼り付けられることが好ましい。少なくとも1つの層は、内側フレームの上部に隣接して貼り付けられることが好ましい。
【0052】
容器は、内側パッケージを形成する材料の第一の層によって画定されたフラップにわたって配置される接着ラベルをさらに含みうることが好ましい。接着ラベルは、それがフラップを覆って、追加的な封止を提供することができるように、第一の層に取り付けられてもよく、その結果、フラップとラベルの両方がアクセス開口部を封止する。1つ以上の実施形態では、接着ラベルは、リッドの内側表面に取り付けられうる。1つ以上の実施形態では、フラップと接着ラベルの両方は、リッドの内側表面に取り付けられうる。
【0053】
1つ以上の実施形態では、内側パッケージは、内側パッケージの第一の層の外側表面上に、またはボックスまたはリッドの1つ以上の壁上に配置される装飾的な接着ラベルまたは情報を提供する接着ラベルを含むことができる。接着ラベルは、適切な任意の材料(複数可)を含んでもよく、また適切な任意の寸法を有してもよい。さらに、接着ラベルは、第一の層の外側表面上の任意の適切な位置に配置しうる。1つ以上の実施形態では、接着ラベルは、ラベルの外側表面上に配置されるしるしを含むことができ、ラベルは、消費者がラベルを見ることができるように、第一の層の外側表面上の位置に配置されうる。
【0054】
上述のいくつかの特徴を持つ容器を含むカートンが提供される。リッドおよび少なくとも1つの側壁を含むカートンは、本明細書に記述される複数の容器を収容することができる。
【0055】
容器または内側パッケージの構成要素の相対的位置を描写するために使用される「前部」、「後部」、「上方」、「下方」、「側面」、「上部」、「底部」という用語およびその他の用語は、リッドが上部端にあり、消費財が上方端から出し入れ可能な、直立位置にある容器または内側パッケージについて言及するものである。「左」および「右」という用語は、容器および内側パッケージをその直立位置で前部から見たときの容器または内側パッケージの側壁に言及して使用されうる。
【0056】
「内側表面」という用語は、本明細書において、容器が閉位置にある時に、その容器の内部に面する(例えば、消費財に面する)組立済み容器の構成要素の表面を意味するために使用される。
【0057】
「長手方向軸」という用語は、本明細書において、容器の上部壁と底部壁との間に延びる容器の軸を説明するために使用される。
【0058】
「外側表面」という用語は、本明細書において、その容器の外側に面する容器の構成要素の表面を意味するために使用される。例えば、1つ以上の実施形態において、容器は、容器の外側ハウジングに面する外表面と、容器の内部パッケージに面する内表面を含む内側部分とを含む内側フレームを含む。
【0059】
本明細書で使用されるすべての科学的および技術的な用語は、別途指定のない限り、当業界で一般に使用される意味を持つ。本明細書で提供した定義は、本明細書で頻繁に使用される特定の用語の理解を容易にするために提供されている。
ここで本発明の一部の態様が図示されている図面を参照する。
【図面の簡単な説明】
【0060】
図1図1は、容器がハウジングと、ハウジング内に配置された内側パッケージとを含む、容器のリッドが開位置の状態にある容器の概略斜視図である。
図2図2は、図1の容器の概略上面斜視図である。
図3図3は、図1の容器の概略側面断面図である。
図4図4は、リッドが閉位置にある図1の容器の概略斜視図である。
図5図5は、図1の内側パッケージの一部の概略断面図である。
図6図6は、図1の容器の後部壁の概略背面図である。
図7図7は、別の実施形態の容器の後部壁の概略背面図である。
図8図8は、別の実施形態の容器の概略後方斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0061】
図1を参照すると、消費財用の容器10の一実施形態の概略斜視図が図示される。容器は、ボックス14とリッド20を含むハウジング12を含む。ボックス14は前部壁16と後部壁18を含む。内側パッケージ30は、ハウジング12の中に配置される。内側パッケージ30は、消費財を収容するための内部容積を少なくとも部分的に画定する。1つ以上の実施形態では、内側パッケージ30は、容器を初めて開くまで消費財を密封封止するためのバリア材料(複数可)からなる。バリア材料は、金属箔またはプラスチックと金属の積層体からなってもよい。
【0062】
内側パッケージ30は、前部壁32と後部壁34を含む(図2)。また、内側パッケージ30は、第一の層40と第一の層40の内側表面46(図5)に取り付けられた第二の層50も含む。第一の層40は、フラップ44を画定する第一の虚弱線42(図5)を含む。さらに、第二の層50は、消費財13(図2)をそこから取り出すことができるアクセス開口部54を画定する第二の虚弱線52(図5)を含む。明瞭のために、消費財13は図1に示されていない。アクセス開口部54は、フラップおよびリッド20が閉位置にあるときは、フラップ44によって覆われる(図4)。さらに、アクセス開口部54は、フラップ44およびリッド20が開位置にあるときは、少なくとも部分的に覆われない(図1)。フラップ44は、ヒンジ線49に沿って第一の層40に取り付けられる(図3)。ヒンジ線49は、内側パッケージ30の後部壁34に配置される。リッドを開放する際に、フラップおよびフラップに取り付けられた第二の層50の部分55(図5)が内側パッケージ30から第一の虚弱線42および第二の虚弱線52に沿ってそれぞれ分離され、アクセス開口部54が露出するように、フラップ44はまた、リッド20の内側表面22(図3)に取り付けられる。
【0063】
容器10は、内側パッケージ30内に配置された内側フレーム70も含む。内側フレーム70は、内側フレームとボックス14の前部壁16の内側表面17(図3)との間に配置された補強要素72を含んでもよい。
【0064】
図2を参照すると、図1の容器10の概略上面斜視図が、開位置におけるリッド20とフラップ44とともに図示される。ヒンジ付きのコネクター80は、リッド20をボックス14の後部壁18に接続する。ヒンジ付きのコネクター80は、第一のヒンジ線82においてリッド20に接続され、第二のヒンジ線84においてボックス14の後部壁18に接続される。図1図6に示す実施形態では、ヒンジ付きのコネクター80は、リッド20およびボックス14の後部壁18の一部を形成する。1つ以上の実施形態では、ヒンジ付きのコネクター80は、任意の適切な技術または複数の技術の組み合わせを使用してリッド20およびボックス14に取り付けられる別個の要素であることができる。
【0065】
内側パッケージ30はハウジング12内に配置され、またハウジング消費財13のための内部容積を少なくとも部分的に画定する。内側パッケージ30は、フラップ44を画定する第一の層40と、第一の層の内側表面に少なくとも部分的に取り付けられる第二の層50と、を含む。第二の層50は、消費財13をそこから取り出すことができるアクセス開口部54を画定する。アクセス開口部54は、内側パッケージ30の前部壁32、上部壁36および後部壁34の一部に配置される。
【0066】
リッド20は、閉位置(図4)と開位置(図1図3)との間で移動可能である。内側パッケージ30は、リッドが閉位置にある時にはリッド20およびボックス14によって覆われ、リッドが開位置にある時には少なくとも部分的に覆われない。図1に示すように、リッド20は、リッドが第一のヒンジ線82を中心に回転することによって閉位置から開位置へと移動する。図1において示されないが、リッド20は、ヒンジ付きのコネクター80(図示せず)が第二のヒンジ線84を中心に回転することによって(図2に示すように)、またリッドが第一のヒンジ線82を中心に回転し、かつヒンジ付きのコネクターが第二のヒンジ線84を中心に回転することによって、開位置へと移動することができる。
【0067】
フラップ44は、リッドが閉位置から開位置へと移動する時に、フラップが内側パッケージ30から分離してアクセス開口部54を少なくとも部分的に露出させるようにリッド20の内側表面22に取り付けられる。さらに、フラップ44は、リッド20が閉位置にあるときは、アクセス開口部54を覆う。
【0068】
図3を参照すると、図1の容器10の概略断面図が、開位置におけるリッド20とフラップ44とともに図示される。内側パッケージ30は、ハウジング12のボックス14内に配置されて図示され、内側フレーム70は内側パッケージ内に配置される。フラップ44はリッド20の内側表面22に取り付けられる。開位置では、フラップ44はS字形状を形成する。容器10の幾何学的形状は、フラップ(およびリッド20)が閉位置に戻るときにフラップ44が自動的に内側パッケージ30に再密封されるようにされる。
【0069】
内側パッケージ30の第一の層40の外側表面48の少なくとも一部は、ボックス14の後部壁18の内側表面19の対応部分に恒久的に貼り付けられ、これによって、第一の領域24のボックスの後部壁の内側表面に内側パッケージを貼り付ける。さらに、内側パッケージ30の第一の層40の外側表面48の少なくとも一部は、ボックス14の前部壁16の内側表面17の対応部分に恒久的に貼り付けられ、これによって、第二の領域26のボックスの前部壁の内側表面に内側パッケージを貼り付ける。内部パッケージ30の少なくとも一部をボックス14の前部壁16と後部壁18の一方または両方に恒久的に貼り付けることで、内側パッケージの構造的弾性がさらに向上されうる。内側パッケージ30は、例えばホットメルト接着剤、溶剤型接着剤、水性接着剤、無溶剤接着剤、感圧接着剤、導電型シーリング、および誘導型シーリングを用いて、恒久的に貼り付けられてもよい。好ましい実施形態において、内側パッケージ30は、ホットメルト接着剤を用いてボックス14に恒久的に取り付けられる。
【0070】
図3に示すように、ヒンジ付きのコネクター80は、第一のヒンジ線82においてリッド20に接続される。さらに、ヒンジ付きのコネクター80は、第二のヒンジ線84においてボックス14の後部壁18に接続される。リッド20は、リッドが第一のヒンジ線82を中心に回転することによって閉位置と開位置との間で移動することができる。1つ以上の実施形態では、リッド20は、ヒンジ付きのコネクター80が第二のヒンジ線84を中心に回転することによって閉位置と開位置との間で移動することができる。さらに、1つ以上の実施形態では、リッド20は、リッド20が第一のヒンジ線82を中心に回転し、またヒンジ付きのコネクター80が第二のヒンジ線84を中心に回転することによって、閉位置と開位置との間で移動することができる。
【0071】
図4を参照すると、図1の容器10の概略斜視図が図示される。容器10のリッド20および内側パッケージ30のフラップ44は、閉位置にある。フラップ44は、フラップが閉位置にあるときは、第二の層50(図5)に取り付けられる。
【0072】
図5を参照すると、図1の内側パッケージ30の一部の概略断面図が図示されている。内側パッケージ30を形成する材料は、同延の第一の層40と第二の層50を含むように図示されているが、1つ以上の実施形態では、第一の層40は、第二の層50に取り付けられる接着ラベルを含むことができ、ここにおいて、接着ラベルは、フラップ44を画定する。第一の層40は、フラップ44を画定する第一の虚弱線42を含む。第二の層50は、接着剤60によって第一の層40の内側表面44に取り付けられる。第二の層50は、アクセス開口部54を画定する第二の虚弱線52を含む。図5に図示するように、アクセス開口部54は、フラップが閉位置にあるときは、フラップ44によって覆われる。フラップ44は、フラップが閉位置にあるときは、第二の層50に取り付けられるよう適合される。
【0073】
封止領域62は、第一の虚弱線42と第二の虚弱線52の間に形成される。フラップ44は、アクセス開口部54を封止領域62内に重ね合わせて、フラップが閉位置にあるときに封止領域内でフラップが第二の層50に取り付けられるように適合される。1つ以上の実施形態では、封止領域62は、アクセス開口部54の周囲に沿って、一定の幅を有する。1つ以上の実施形態では、封止領域62は、アクセス開口部54の周囲に沿って、変動する幅を有する。
【0074】
内側パッケージ30はまた、フラップが閉位置から開位置に移動した時に、フラップ44に取り付けられたままである第二の層50の部分55を含む。言い換えれば、リッド20を開けると(図1図3)、フラップ44およびフラップに取り付けられた第二の層50の部分55は、それぞれ第一および第二の虚弱線42、52に沿って内側パッケージ30から分離され、アクセス開口部54が露出する。
【0075】
図6を参照すると、容器12のボックス14の後部壁18の概略平面図が示される。図6に示すように、ヒンジ付きのコネクター80は、リッド20およびボックス14の後部壁18の一部を形成する。ヒンジ付きのコネクター80は、ボックス14の後部壁18に配置される第一の長手方向の端86および第二の長手方向の端88によって画定される。長手方向の端86、88は、ボックス14の後部壁18の長手方向の端90、92に沿って配置される。ヒンジ付きのコネクター80は、第一のヒンジ線82においてリッド20に接続され、第二のヒンジ線84においてボックス14の後部壁18に接続される。ヒンジ付きのコネクター80は、容器10の長手方向軸2に対する平行な方向において測定されるような第一のヒンジ線82と第二のヒンジ線84との間の任意の適切な平均的な長手方向の長さ4を有しうる。
【0076】
ヒンジ付きのコネクター80の第一のヒンジ線82は、ボックス14の後部壁18の上部端15より上に、またはより下にある任意の適切な長手方向の距離6に配置されうる。1つ以上の実施形態では、第一のヒンジ線82は、ボックス14の後部壁18の上部端15から約0mm〜約15mmの長手方向の距離に配置される。
【0077】
図7を参照すると、容器100の別の実施形態の概略平面図が示される。図1図6の容器10に関連する設計上の考慮事項や可能性のすべては、図7の容器100に等しく適用される。図7に示すように、容器100はボックス114とリッド120を含むハウジング112を含む。ヒンジ付きのコネクター180は、リッド120をボックス114の後部壁118に接続する。ヒンジ付きのコネクター180は、第一のヒンジ線182においてリッド120に接続され、第二のヒンジ線184においてボックス114の後部壁に接続される。ヒンジ付きのコネクター180は、ボックス114の後部壁118に配置される第一の長手方向の端186および第二の長手方向の端188によって画定される。長手方向の端186、188は、容器110の長手方向軸102に対して実質的に平行な方向に沿って延びる。ヒンジ付きのコネクター180は、リッド120およびボックス114の後部壁118の一部を形成する。
【0078】
1つ以上の実施形態では、容器100は、ボックス114の後部壁118上の任意の適切な位置に配置される第一の虚弱線187および第二の虚弱線189を含むことができる。虚弱線187、189は、適切な任意の形状をとり、かつ適切な任意の寸法をもちうる。第一の虚弱線187は、後部壁の第一の長手方向の端190とヒンジ付きのコネクター180の第一の長手方向の端186との間の横断方向において後部壁118に配置されうる。第一の虚弱線187は、第一のヒンジ線182と同一線上にある第一のヒンジ線軸183に沿って延びる。さらに、第一の虚弱線187は、ヒンジ付きのコネクター180の第一の長手方向の端186に交差する。第二の虚弱線189は、後部壁の第二の長手方向の端192とヒンジ付きのコネクター180の第二の長手方向の端188との間の横断方向において後部壁118に配置されうる。第二の虚弱線189は、第一のヒンジ線軸183に沿って延びる。さらに、第二の虚弱線189は、ヒンジ付きのコネクター180の第二の長手方向の端188に交差する。1つ以上の実施形態では、後部壁118に配置された第一および第二の虚弱線187、189は、ヒンジ付きのコネクターが第二のヒンジ線184を中心に回転することができるように、リッド120およびヒンジ付きのコネクター180をボックス114の後部壁から分離することを容易にすることができる。
【0079】
ヒンジ付きのコネクター180の第一および第二の長手方向の端186、188は、ボックス114の後部壁118の長手方向の端190、192から任意の適切な距離に配置されうる。図7に示すように、ヒンジ付きのコネクター180の第一の長手方向の端186は、後部壁118の第一の長手方向の端190から第一の距離104に配置される。さらに、ヒンジ付きのコネクター180の第二の長手方向の端188は、後部壁118の第二の長手方向の端192から第二の距離106に配置される。第一の距離104および第二の距離106は等しくてもよい。1つ以上の実施形態では、第一の距離104は、第二の距離106より小さくても大きくてもよい。
【0080】
長手方向の端186、188は、それらが容器110の長手方向軸102を中心として対称であるように、後部壁114に配置されうる。ヒンジ付きのコネクター180は、長手方向軸102に横断する方向において測定されるような横軸方向幅108をもちうる。横軸方向幅108は、ボックス114の後部壁118の合計の横軸方向幅109の任意の適切な割合であることができる。
【0081】
図8を参照すると、容器200の別の実施形態の概略斜視図が示される。図1図6の容器10および図7の容器100に関連する設計上の考慮事項や可能性のすべては、図8の容器200に等しく適用される。容器200はボックス214とリッド220を含むハウジング212を含む。ヒンジ付きのコネクター280は、リッド220をボックス214の後部壁218に接続する。ヒンジ付きのコネクター280は、第一のヒンジ線282においてリッド220に接続され、第二のヒンジ線284においてボックス214の後部壁218に接続される。容器200はまた、ハウジング212内に配置された内側パッケージ230を含む。内側パッケージ230は、フラップ244を画定する第一の層240と、第一の層240の内側表面に少なくとも部分的に取り付けられ、消費財213をそこから取り出すことができる軸開口部254を画定する第二の層250と、を含む。
【0082】
フラップ244は、リッドが閉位置から開位置へと移動する時に、フラップが内側パッケージ230から分離してアクセス開口部254を少なくとも部分的に露出させるようにリッド220の内側表面222に取り付けられる。さらに、フラップ244は、リッド220が閉位置にあるときは、アクセス開口部254を覆う。
【0083】
図8の容器200と図1図6の容器10との1つの違いは、アクセス開口部254が、内側パッケージ230の後部壁234の一部および内側パッケージの上部壁236の一部に配置されることである。1つ以上の実施形態において、アクセス開口部254はまた、内側パッケージ230の前部壁(図示せず)の一部に配置されうる。アクセス開口部254は、容器200の後部側および上部側からの消費財213へのアクセスを提供する。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8