特許第6876567号(P6876567)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6876567
(24)【登録日】2021年4月28日
(45)【発行日】2021年5月26日
(54)【発明の名称】トリムカバー及び乗物用シート
(51)【国際特許分類】
   B60N 2/58 20060101AFI20210517BHJP
   A47C 7/22 20060101ALI20210517BHJP
   B68G 7/052 20060101ALN20210517BHJP
【FI】
   B60N2/58
   A47C7/22
   !B68G7/052 A
【請求項の数】4
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2017-144704(P2017-144704)
(22)【出願日】2017年7月26日
(65)【公開番号】特開2019-25969(P2019-25969A)
(43)【公開日】2019年2月21日
【審査請求日】2019年12月24日
(73)【特許権者】
【識別番号】000133098
【氏名又は名称】株式会社タチエス
(74)【代理人】
【識別番号】110002505
【氏名又は名称】特許業務法人航栄特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】中島 弘登
(72)【発明者】
【氏名】佐々木 克彦
【審査官】 望月 寛
(56)【参考文献】
【文献】 特開平08−196756(JP,A)
【文献】 特開2015−044471(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60N 2/58
A47C 7/22
B68G 7/052
A47C 31/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
乗物用シートのクッションパッドを覆うトリムカバーであって、
互いに縫い合わされている二枚の表皮材と、
前記二枚の表皮材の縫合部に設けられており、前記クッションパッドの吊込溝に挿し込まれる、ワイヤを含む吊込具と、
前記縫合部に設けられており、前記吊込具よりも前記吊込溝の開口側で前記吊込具に重なって配置される、前記ワイヤと前記表皮材の裏面との接触を緩和するための柔軟な保護材と、を備え
前記保護材は、前記二枚の表皮材それぞれの縫い代のうち少なくとも一方の縫い代が延長されて形成されており、
前記吊込具及び前記保護材を前記縫合部から鉛直に垂らした場合に、前記保護材は、前記吊込具よりも下方に延びているトリムカバー。
【請求項2】
乗物用シートのクッションパッドを覆うトリムカバーであって、
互いに縫い合わされている二枚の表皮材と、
前記二枚の表皮材の縫合部に設けられており、前記クッションパッドの吊込溝に挿し込まれる、ワイヤを含む吊込具と、
前記縫合部に設けられており、前記吊込具よりも前記吊込溝の開口側で前記吊込具に重なって配置される、前記ワイヤと前記表皮材の裏面との接触を緩和するための柔軟な保護材と、を備え、
前記保護材は、前記二枚の表皮材とは別体であり、前記縫合部において前記二枚の表皮材と縫い合わされており、
前記吊込具及び前記保護材を前記縫合部から鉛直に垂らした場合に、前記保護材は、前記吊込具よりも下方に延びているトリムカバー。
【請求項3】
請求項1又は2記載のトリムカバーと、
前記トリムカバーによって覆われ、前記トリムカバーの前記吊込具が挿し込まれる吊込溝が設けられているクッションパッドと、
前記吊込溝の底に設けられており、前記吊込溝に挿し込まれた前記吊込具を保持する保持具と、
を備え、
前記トリムカバーの前記保護材は、前記吊込具よりも前記吊込溝の開口側で前記吊込具に重なって配置されている乗物用シート。
【請求項4】
請求項3記載の乗物用シートであって、
前記吊込溝の深さは10mm以上20mm以下である乗物用シート。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、トリムカバー及び乗物用シートに関する。
【背景技術】
【0002】
自動車等の車両に搭載されるシートのクッションパッドを覆うトリムカバーは、一般に、複数の表皮材が縫い合わされて構成されている。そして、縫い合わされている二枚の表皮材の縫合部がクッションパッドに吊り込まれる場合がある。
【0003】
特許文献1に記載されているトリムカバーでは、縫合部に吊込具が設けられており、この吊込具は、縫合部に縫い付けられた袋状の吊込材と、この吊込材に挿通されているワイヤなどの芯材とからなる。吊込具は、クッションパッドの吊込溝に挿し込まれ、吊込溝の底部に設けられているインサートワイヤと、吊込具の芯材と、がホッグリングなどの結着材によって結着されている。これにより、縫合部がクッションパッドに吊り込まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2001−61598号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
乗員が着座した際にクッションパッドは圧縮され、クッションパッドの圧縮に伴い、クッションパッドの吊込溝に挿し込まれている吊込具は、相対的に吊込溝の開口側に浮上する。吊込溝が比較的浅い場合に、浮上した吊込具と表皮材とが接触し、吊込具と表皮材とが繰り返し接触することに起因して表皮材が摩耗する虞があり、場合によっては表皮材が破れる虞がある。
【0006】
本発明は、上述した事情に鑑みなされたものであり、耐久性を高めることができるトリムカバー及び乗物用シートを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様のトリムカバーは、乗物用シートのクッションパッドを覆うトリムカバーであって、互いに縫い合わされている二枚の表皮材と、前記二枚の表皮材の縫合部に設けられており、前記クッションパッドの吊込溝に挿し込まれる、ワイヤを含む吊込具と、前記縫合部に設けられており、前記吊込具よりも前記吊込溝の開口側で前記吊込具に重なって配置される、前記ワイヤと前記表皮材の裏面との接触を緩和するための柔軟な保護材と、を備え、前記保護材は、前記二枚の表皮材それぞれの縫い代のうち少なくとも一方の縫い代が延長されて形成されており、前記吊込具及び前記保護材を前記縫合部から鉛直に垂らした場合に、前記保護材は、前記吊込具よりも下方に延びている
本発明の他の態様のトリムカバーは、乗物用シートのクッションパッドを覆うトリムカバーであって、互いに縫い合わされている二枚の表皮材と、前記二枚の表皮材の縫合部に設けられており、前記クッションパッドの吊込溝に挿し込まれる、ワイヤを含む吊込具と、前記縫合部に設けられており、前記吊込具よりも前記吊込溝の開口側で前記吊込具に重なって配置される、前記ワイヤと前記表皮材の裏面との接触を緩和するための柔軟な保護材と、を備え、前記保護材は、前記二枚の表皮材とは別体であり、前記縫合部において前記二枚の表皮材と縫い合わされており、前記吊込具及び前記保護材を前記縫合部から鉛直に垂らした場合に、前記保護材は、前記吊込具よりも下方に延びている。
【0008】
また、本発明の一態様の乗物用シートは、前記トリムカバーと、前記トリムカバーによって覆われ、前記トリムカバーの前記吊込具が挿し込まれる吊込溝が設けられているクッションパッドと、前記吊込溝の底に設けられており、前記吊込溝に挿し込まれた前記吊込具を保持する保持具と、を備え、前記トリムカバーの前記保護材は、前記吊込具よりも前記吊込溝の開口側で前記吊込具に重なって配置されている。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、耐久性を高めることができるトリムカバー及び乗物用シートを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の実施形態を説明するための、乗物用シートの一例の斜視図である。
図2図1のシートのトリムカバーを構成している二枚の表皮材の縫合部の斜視図である。
図3図2の縫合部がクッションパッドに吊り込まれている状態の断面図である。
図4図2の縫合部がクッションパッドに吊り込まれている状態の断面図であって、乗員がシートに着座している際の断面図である。
図5図2の縫合部の変形例の断面図である。
図6図2の縫合部の他の変形例の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
図1は、本発明の実施形態を説明するための、乗物用シートの一例を示す。
【0012】
図1に示す乗物用シート1は、自動車等の車両に搭載される乗物用シートであって、シート1に着座した乗員の臀部及び大腿部を支持するシートクッション2と、乗員の腰部及び背部を支持するシートバック3と、シートバック3の上端部に設けられており、乗員の頸部及び頭部を支持するヘッドレスト4とを備える。シートクッション2、シートバック3、及びヘッドレスト4は、フレームと、フレームを覆うクッションパッドとを含み、クッションパッドはトリムカバーによって覆われている。
【0013】
シートクッション2のトリムカバー5は、乗員の臀部及び大腿部に接する座面のシート幅方向中央部を覆う第1表皮材11と、座面のシート幅方向両側のサイド部を覆う二枚の第2表皮材12とを含む複数の表皮材が縫い合わされて形成されている。表皮材としては、例えば皮革、織布、不織布等が用いられる。トリムカバー5は、一種の表皮材によって形成されてもよいし、部位に応じて異なる複数種の表皮材によって形成されてもよい。
【0014】
図2は、第1表皮材11と一方の第2表皮材12との縫合部を示す。
【0015】
第1表皮材11と第2表皮材12とは、シート前後方向に延びる縫合ラインLに沿って縫い合わされている。第1表皮材11と第2表皮材12との縫合部13には、縫合部13をシートクッション2のクッションパッドに吊り込むための吊込具14が設けられている。
【0016】
吊込具14は、本例では、筒状に形成されている吊り袋15と、吊り袋15に挿通されたワイヤ16とによって構成されている。縫合部13に形成されている第1表皮材11の縫い代17及び第2表皮材12の縫い代18は互いに重ね合されており、吊り袋15は、重ね合されている縫い代17,18の縫い代18側に配置されて縫い代17,18に重ね合されている。そして、吊り袋15は、第1表皮材11と第2表皮材12とが縫合ラインLに沿って縫い合わされる際に、縫合ラインLに沿って第1表皮材11及び第2表皮材12に縫い付けられている。
【0017】
また、縫合部13には、柔軟な保護材19が設けられており、保護材19は、本例では、第1表皮材11の縫い代17によって構成されている。第1表皮材11の縫い代17は、第2表皮材12の縫い代18よりも幅広に形成されており、縫い代17,18を縫合部13から鉛直に垂らした場合に、縫い代17は、縫い代18よりも下方に延びており、同様に縫合部13から鉛直に垂らした吊込具14よりも下方に延びており、縫い代17によって構成されている保護材19は、吊込具14よりも下方に延びている。
【0018】
なお、第2表皮材12の縫い代18が第1表皮材11の縫い代17よりも幅広に形成され、保護材19が縫い代18によって構成されてもよいが、重ね合されている縫い代17,18の縫い代18側に吊り袋15が配置される場合において、吊り袋15が配置される縫い代18側とは反対側の縫い代17が幅広に形成され、保護材19は縫い代17によって構成されることが好ましい。吊り袋15が縫い代17,18に縫い付けられる際に、縫い代17の上に縫い代18が配置され、縫い代18の上に吊り袋15が重ね置かれるが、相対的に幅狭な縫い代18が相対的に幅広な縫い代17によって覆い隠されず、縫製が容易となる。
【0019】
保護材19は、第1表皮材11及び第2表皮材12の裏面と吊込具14のワイヤ16との接触を緩和し、第1表皮材11及び第2表皮材12の摩耗を抑制するためのものである。吊込具14が、シートクッション2のシート前後方向の略全長に亘って設けられているのに対し、保護材19は、図1に示すように、シートクッション2のシート前後方向の少なくとも中央部、すなわち、着座した乗員の荷重が比較的集中して負荷される部分に設けられている。なお、保護材19は、シートクッション2のシート前後方向の中央部の複数箇所に分散して設けられてもよいし、シートクッション2のシート前後方向の中央部を含む略全長に亘って設けられてもよい。
【0020】
図3及び図4は、第1表皮材11と第2表皮材12との縫合部13がシートクッション2のクッションパッドに吊り込まれている状態を示す。
【0021】
シートクッション2のクッションパッド6には、トリムカバー5の第1表皮材11と第2表皮材12との縫合部13に沿ってシート前後方向に延びる吊込溝7が形成されており、吊込溝7の底には、保持具としてのワイヤ8が設けられている。略C字状のホグリング20が、吊込具14のワイヤ16と、吊込溝7のワイヤ8との外周を回って加締められており、吊込具14は、吊込溝7に挿し込まれた状態で、ホグリング20を介してワイヤ8に係止されている。これにより、吊込具14が設けられている縫合部13は、吊込溝7に吊り込まれている。
【0022】
縫合部13が吊込溝7に吊り込まれている状態で、第1表皮材11の縫い代17によって構成されている保護材19もまた、吊込溝7に挿し込まれており、吊込具14のワイヤ16よりも吊込溝7の開口7a側でワイヤ16に重なって配置されている。上記のとおり、吊込具14及び保護材19を縫合部13から鉛直に垂らした場合に、保護材19は吊込具14よりも下方に延びており、保護材19の縁部19aは、例えば丸められて吊込溝7に詰め込まれている。
【0023】
図4は、乗員がシート1に着座しており、シートクッション2のクッションパッド6が圧縮されている状態を示す。
【0024】
クッションパッド6が圧縮されることにより、吊込溝7の溝深さが小さくなり、吊込具14のワイヤ16が相対的に吊込溝7の開口7a側に浮上する。浮上したワイヤ16は、開口7aを覆っている第1表皮材11及び第2表皮材12の裏面に接近し、圧縮前の吊込溝7の溝深さが比較的小さい場合には、ワイヤ16が第1表皮材11及び第2表皮材12の裏面に達する。
【0025】
ここで、保護材19が、吊込具14のワイヤ16よりも吊込溝7の開口7a側でワイヤ16に重なって配置されている。クッションパッド6の圧縮に伴い、開口7aを覆っている第1表皮材11及び第2表皮材12の裏面にワイヤ16が達したとしても、ワイヤ16と第1表皮材11及び第2表皮材12の裏面との間に保護材19が介在し、ワイヤ16と第1表皮材11及び第2表皮材12の裏面との直接の接触が回避される。これにより、乗員の着座及び離席の繰り返しによっても、第1表皮材11及び第2表皮材12の摩耗や破れを抑制でき、トリムカバー5の耐久性を高めることができる。
【0026】
本例では、吊込具14及び保護材19を縫合部13から鉛直に垂らした場合に、保護材19は吊込具14よりも下方に延びており、保護材19の縁部19aが、例えば丸められて吊込溝7に詰め込まれている。このため、ワイヤ16と第1表皮材11及び第2表皮材12の裏面との間に介在する保護材19の緩衝作用が高まり、第1表皮材11及び第2表皮材12の摩耗や破れを一層抑制できる。
【0027】
なお、図5に示すように、第1表皮材11の縫い代17及び第2表皮材12の縫い代18の双方を吊込具14よりも下方に延ばし、縫い代17,18によって保護材19を構成してもよい。これによっても保護材19の緩衝作用を高めることができ、第1表皮材11及び第2表皮材12の摩耗や破れを一層抑制できる。
【0028】
また、本例では、保護材19が第1表皮材11の縫い代17によって構成されており、別体の保護材を縫合部13に接合する手間を省くことができる。ただし、図6に示すように、保護材19は、第1表皮材11及び第2表皮材12とは別体に構成され、縫い代17,18に縫い付けられてもよい。保護材19が第1表皮材11及び第2表皮材12とは別体に構成される場合に、保護材19に用いられる材料の自由度が高まる。そこで、保護材19の材料として、例えば第1表皮材11及び第2表皮材12よりも耐摩耗性に優れた材料を使用し、トリムカバー5の耐久性をさらに高めることができる。
【0029】
クッションパッド6の圧縮に伴うワイヤ16と第1表皮材11及び第2表皮材12の裏面との接触は、圧縮前の吊込溝7の溝深さが小さいほど生じ易く、保護材19を用いた第1表皮材11及び第2表皮材12の保護は、吊り込溝7の溝深さが20mm以下の場合に特に有用である。なお、ワイヤ8,16の一般的な径を考慮すれば、吊込溝7の溝深さは10mm以上が好適である。
【0030】
ここまで、シートクッション2のトリムカバー5を例に本発明を説明したが、本発明は、図1に示すシートバック3のトリムカバーに適用することもできる。また、本発明は、自動車等の車両に搭載されるシートに限らず、航空機、船舶等の車両以外の乗物用のシートにも応用できる。
【0031】
以上、説明したとおり、本明細書に開示されたトリムカバーは、乗物用シートのクッションパッドを覆うトリムカバーであって、互いに縫い合わされている二枚の表皮材と、前記二枚の表皮材の縫合部に設けられており、前記クッションパッドの吊込溝に挿し込まれる吊込具と、前記縫合部に設けられており、前記吊込具よりも前記吊込溝の開口側で前記吊込具に重なって配置される柔軟な保護材と、を備える。
【0032】
また、本明細書に開示されたトリムカバーは、前記吊込具及び前記保護材を前記縫合部から鉛直に垂らした場合に、前記保護材が、前記吊込具よりも下方に延びている。
【0033】
また、本明細書に開示されたトリムカバーは、前記保護材が、前記二枚の表皮材それぞれの縫い代のうち少なくとも一方の縫い代が延長されて形成されている。
【0034】
また、本明細書に開示されたトリムカバーは、前記保護材が、前記二枚の表皮材とは別体であり、前記縫合部において前記二枚の表皮材と縫い合わされている。
【0035】
また、本明細書に開示された乗物用シートは、前記トリムカバーと、前記トリムカバーによって覆われ、前記トリムカバーの前記吊込具が挿し込まれる吊込溝が設けられているクッションパッドと、前記吊込溝の底に設けられており、前記吊込溝に挿し込まれた前記吊込具を保持する保持具と、を備え、前記トリムカバーの前記保護材は、前記吊込具よりも前記吊込溝の開口側で前記吊込具に重なって配置されている。
【0036】
また、本明細書に開示された乗物用シートは、前記吊込溝の深さが10mm以上20mm以下である。
【符号の説明】
【0037】
1 乗物用シート
2 シートクッション
3 シートバック
4 ヘッドレスト
5 トリムカバー
6 クッションパッド
7 吊込溝
7a 吊込溝の開口
8 ワイヤ(保持具)
11 第1表皮材
12 第2表皮材
13 縫合部
14 吊込具
15 吊り袋
16 ワイヤ
17 縫い代
18 縫い代
19 保護材
19a 保護材の縁部
20 ホグリング
L 縫合ライン
図1
図2
図3
図4
図5
図6