特許第6877372号(P6877372)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6877372
(24)【登録日】2021年4月30日
(45)【発行日】2021年5月26日
(54)【発明の名称】車両からの排ガス排出装置
(51)【国際特許分類】
   F24F 7/06 20060101AFI20210517BHJP
   F24F 13/08 20060101ALI20210517BHJP
   F24F 13/02 20060101ALI20210517BHJP
【FI】
   F24F7/06 101Z
   F24F13/08 B
   F24F13/02 D
【請求項の数】5
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2018-20073(P2018-20073)
(22)【出願日】2018年2月7日
(65)【公開番号】特開2019-138502(P2019-138502A)
(43)【公開日】2019年8月22日
【審査請求日】2020年10月20日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】395011746
【氏名又は名称】日本整備株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100102749
【弁理士】
【氏名又は名称】澤木 紀一
(74)【代理人】
【識別番号】100081787
【弁理士】
【氏名又は名称】小山 輝晃
(72)【発明者】
【氏名】有本 好勝
(72)【発明者】
【氏名】竹盛 忍
【審査官】 柳本 幸雄
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許第07104881(US,B1)
【文献】 特開2009−167667(JP,A)
【文献】 英国特許出願公告第01222345(GB,A)
【文献】 国際公開第92/002311(WO,A1)
【文献】 国際公開第2017/026854(WO,A1)
【文献】 特開2008−008510(JP,A)
【文献】 実開昭59−045218(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F24F 7/06
F24F 13/02
F24F 13/08
B08B 15/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両から排出される排ガスを通す、所望の長さの排気ホースと、
該排気ホースの先端に設けられた、車両から排出された排ガスを捕集できる、筒状に形成された吸引ノズルと、
該排気ホースの基部に設けられた、該排気ホース内を吸引する排気装置と、
前記筒状の吸引ノズル内の中心部に設けられたバッフルとよりなり、
該バッフルは、前記吸引ノズルの前面開口部から、前面から後面に向かう方向において、所望の距離離間した位置に設けられ、
該所望の距離は、前記バッフルに当接し、前記吸引ノズルの内周面まで迂回した排ガスが、前記吸引ノズルの前面開口部の外側周辺部の空気を前記ノズル内に巻き込むことができる距離であることを特徴とする車両からの排ガス排出装置。
【請求項2】
前記バッフルは、板状であることを特徴とする請求項1に記載の車両からの排ガス排出装置。
【請求項3】
前記バッフルは、前記車両の排気管の開口部の大きさよりも大きい形状であることを特徴とする請求項1または2に記載の車両からの排ガス排出装置。
【請求項4】
前記バッフルの前側の表面、又は後側の表面、又は前側及び後側の表面に、複数の凸部又は凹部が設けられていることを特徴とする請求項1、2または3記載の車両からの排ガス排出装置。
【請求項5】
前記凸部又は凹部は、直線状に形成され、それぞれ離間して、複数設けられていることを特徴とする請求項4に記載の車両からの排ガス排出装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は車両からの排ガス排出装置、特に、車両から排出される排ガスを捕集して、所望の場所に排出するための装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
整備工場などの室内で車両の車検や整備を行う際、該車両のエンジン(内燃機関)から排出された排ガスが室内に充満するのを防止するために、該車両の排気管から出る排ガスを直接、捕集して、室外に排出する排ガス排出装置を設ける場合がある。
【0003】
図6は、従来の車両からの排ガス排出装置1を示し、該排ガス排出装置1は、排ガスを通す、所望の長さの排気ホース2と、該排気ホース2の先端開口部2aに接続された、車両3の排気管3aからの排ガスを直接、捕集できる筒状の吸引ノズル4と、前記排気ホース2の基部開口部2bに、温度センサーとチャッキ弁(チャッキダンパー)とを有する安全装置2cを介して接続された、該基部開口部2bから前記排気ホース2内を吸引し、前記吸引ノズル4により捕集された排ガスを、室6外に排出するための排気装置5とよりなる。
【0004】
なお、2dは、前記排気ホース2内にゴミが流入するのを防止するためのフィルターであり、該フィルター2dは、例えば、前記排気ホース2の先端開口部2aに設けられる。
【0005】
前記排気ホース2は、例えば、樹脂製で、湾曲可能に形成され、例えば、使用しない時には、前記室6内の天井に設けられた巻き取りリール7に巻き取られて収納され、使用時には、前記リール7から、引き延ばされて、前記排気ホース2に接続された吸引ノズル4が、前記車両3の排気管3a付近まで位置されるようになる。
【0006】
前記筒状の吸引ノズル4は、図7に示すように、例えば、ステンレス製の、後面4aから前面4bに向かって、徐々に径が広がる、断面が円形状の円錐台状に形成され、該筒状の吸引ノズル4の前面4bは開口し、例えば、前記車両3の排気管3aの排気口の大きさより大きく形成され、該排気管3aからの排ガスを直接、捕集可能に形成され、また、後面4aは、後板により塞がれると共に、該後板の中央部に設けられた開口部に、前記排気ホース2の先端開口部2aに連結され、前記捕集された排ガスが前記排気ホース2に吸引可能に形成されている。
【0007】
また、前記吸引ノズル4は、該吸引ノズル4を所望の高さに移動可能な支持台8により、地面に支持され、該吸引ノズル4は、前記支持台8により、前記車両3の排気管3aからの排ガスを、直接捕集できる所望の高さに位置され支持されるようになる。
【0008】
前記排気装置5は、前記排気ホース2内を基部側から吸引し、該吸引した空気(排ガス)を排出管5aを介して室外に排気するように構成され、該排気装置5には、例えば、吸気ファンが設けられる。
【0009】
前記従来の車両からの排ガス排出装置1においては、前記排気ホース2を前記リール7から引き延ばして、前記吸引ノズル4の前面開口部を、該車両の排気管から排出された排ガスを直接、捕集できるように、車両3の排気管3aの開口部の近傍に設置させて、そして、前記排気装置5の吸引ファンを駆動して、前記排気ホース2内を吸引するようにする。
【0010】
これにより、車両3の排気管3aから排出された排ガスは、該吸引ノズル4により捕集され、前記排気ホース2を介して、室6外に排出されるようになる。
【0011】
なお、排ガス排出装置1を使用中に、前記安全装置2cの温度センサーが、予め定めた設定温度に達したと判断した場合には、前記安全装置2cに接続した制御盤によりブザーとパトライト(登録商標)で警報を出すようする。
【0012】
また、前記安全装置2cが、排気ガスの流入量が所望の量より少ないと判断した場合には、前記チャッキ弁を開いて、前記排気ホース2外の新しい空気を前記排気装置5内に流入するようにする。
【0013】
例えば、前記従来の車両からの排ガス排気装置としては、例えば、特許文献1がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0014】
【特許文献1】特開2008−8510号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0015】
ディーゼルエンジン車には、排ガスに含まれる粒子状物質を捕集するためのフィルターが設けられ、さらに、該フィルターには、フィルターに捕集された粒子状物質を燃やし、該フィルターの目詰まりを防止するようにした、ディーゼルパティキュレートフィルター(DPF)が設けられている場合がある。
【0016】
該DPFは、エンジンの駆動中に定期的に作動し、該DPFが作動している場合には、通常の排ガスの温度(200度以下)よりも、非常に高い温度の排ガスが、車両の排気管から排出され、その温度は、300度を超える場合もある。
【0017】
従って、車検や整備中において、前記排ガス排気装置を使用している際に、DPFが作動した場合に、前記樹脂製の排気ホースが高温に耐えられず、破損する場合があった。
【0018】
本発明は、単純な構成で、車両の排気管からの排ガスの温度を下げ、該排ガスを室外に排出できる排ガス排気装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0019】
本発明の車両からの排ガス排出装置は、車両から排出される排ガスを通す、所望の長さの排気ホースと、該排気ホースの先端に設けられた、車両から排出された排ガスを捕集できる、筒状に形成された吸引ノズルと、該排気ホースの基部に設けられた、該排気ホース内を吸引する排気装置と、前記筒状の吸引ノズル内の中心部に設けられたバッフルとよりなり、該バッフルは、前記吸引ノズルの前面開口部から、前面から後面に向かう方向において、所望の距離離間した位置に設けられ、該所望の距離は、前記バッフルに当接し、前記吸引ノズルの内周面まで迂回した排ガスが、前記吸引ノズルの前面開口部の外側周辺部の空気を前記ノズル内に巻き込むことができる距離であることを特徴とする。
【0020】
また、前記バッフルは、板状であることを特徴とする。
【0021】
また、前記バッフルは、前記車両の排気管の開口部の大きさよりも大きい形状であることを特徴とする。
【0022】
また、前記バッフルの前側の表面、又は後側の表面、又は前側及び後側の表面に、複数の凸部又は凹部が設けられていることを特徴とする。
【0023】
また、前記凸部又は凹部は、直線状に形成され、それぞれ離間して、複数設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0024】
本発明によれば、単純な構成で、車両の排気管からの排ガスの温度を下げ、該排ガスを室外に排出できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
図1】本発明の車両からの排ガス排出装置の説明用の一部縦断側面図を示す。
図2】本発明の車両からの排ガス排出装置の説明用の正面図である。
図3】本発明の車両からの排ガス排出装置のバッフルの他の実施例の斜視図を示す。
図4】本発明の車両からの排ガス排出装置の他の実施例の説明用の一部縦断側面図を示す。
図5】本発明の車両からの排ガス排出装置の更に他の実施例の説明用の一部縦断側面図を示す。
図6】従来の車両からの排ガス排出装置の説明図である。
図7】従来の車両からの排ガス排出装置の吸気ノズルの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下、図1図5によって本発明の実施例を説明する。なお、前記従来の排ガス排出装置と同一の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
【実施例1】
【0027】
本発明においては、前記従来の車両からの排ガス排出管装置1において、前記吸引ノズル4を用いる代わりに、バッフル9を有する筒状の吸引ノズル10を用いる。
【0028】
前記吸引ノズル10は、例えば、ステンレス製の、後面10aから前面10bに向かって、徐々に開口部が大きくなる、断面が矩形状の四角錐台状に形成され、該筒状の吸引ノズル10の前面10bは開口し、例えば、前記車両3の排気管3aの排気口の大きさより大きく形成され、該排気管3aからの排ガスを直接、捕集可能に形成され、また、後面10aは、後板により塞がれると共に、該後板の中央部に設けられた開口部に、前記排気ホース2の先端開口部2aに連結され、前記捕集された排ガスが前記排気ホース2に吸引可能に形成されている。
【0029】
なお、前記吸引ノズル10の前面開口部の大きさは、例えば、縦400mm、横600mm、後側開口部の大きさは、例えば、縦300mm、横300mm、奥行きが300mmであり、また、前記後板に形成された、前記排気ホースが連結される開口部は、例えば、前記後板の中心に円形に形成され、直径150mmである。
【0030】
また、前記バッフル9は、前記吸引ノズル10内の、該吸引ノズル10の前面開口部から、軸方向(前面から後面に向かう方向)において、所望の距離離間した位置に設けられると共に、前記吸引ノズル内の中央部(前記軸に対する垂直面内における中央)に設け、該バッフル9により、前記吸引ノズルの中央部を塞ぐように設けられる。
【0031】
前記バッフル9は、例えば、矩形の板状に形成され、該板状の面が、該吸引ノズル10の軸に対して直交するように配置されると共に、該バッフル9の上下左右の各縁部は、それぞれ前記吸引ノズル10の上下左右の内周面から所望の距離離間して配置され、該縁部と前記内周面との間に排ガスと空気が通る隙間が設けられるように形成される。
【0032】
なお、前記バッフルの大きさは、例えば、縦350mm、横450mm、前記前面開口部からの距離を100mmとし、前記吸引ノズルの中央部に設けるようにする。
【0033】
前記バッフル9により、前記吸引ノズル10により捕集された前記車両3の排気管3aから排出された排ガスが、該バッフル9に当接して、該バッフル上を沿って前記吸引ノズルの内周面側に向かって流れ、そして、前記隙間を通して、前記排気ホース2に流れるようになり、また、この前記吸引ノズル10の内周面まで迂回した前記排ガスの流れが、前記吸引ノズル10の前面開口部の外側周辺部の空気を巻き込んで、該空気が隙間を通じて、前記排気ホース2に流れるようになり、前記排ガスと、前記空気が混合したガスが、前記排気ホース2内に吸引されるようになる。
【0034】
なお、前記バッフル9は、ステー等の固定手段により、前記吸引ノズル10内の中央部に固定されるようになる
【0035】
なお、前記バッフル9の縁部と、前記吸引ノズル10の内周面との間の隙間は、前記吸引ノズル10の前面開口部から捕集した排ガスや空気を前記排気ホース2側に吸引できる大きさであればよい。
【0036】
また、前記バッフル9の縁部と、前記吸引ノズル10の内周面との間に、排ガス等を流す隙間が形成されていれば良いので、前記バッフル9の縁部の一部と、前記吸引ノズル10の内周面の一部とが連結されていてもよい。
【0037】
また、前記バッフル9の形状は、前記車両3から排出された排ガスを、前記吸引ノズルの内周面まで迂回できる大きさであれば良く、特に、前記車両3の排気管3から排出され、前記吸引ノズル10により捕集された排ガスの略全てを遮り迂回させる大きさであることが望ましく、例えば、少なくとも、車両3の排気管3aの開口部の大きさよりも大きい形状であることが望ましい。
【0038】
また、前記吸引ノズル10の前面開口部から所望の距離離れた位置とは、前記車両3の排気管3aから排出される排ガスが前記バッフル9に当接し迂回した排ガスが、前記前面開口部外に漏れずに、前記隙間を通して前記排気ホース2に吸引されると共に、前記迂回した排ガスにより、前記吸引ノズル10の前面開口部の外側周辺部の空気を前記吸引ノズル10内に巻き込むことができる距離であることが好ましい。
【0039】
次に本発明の車両からの排ガス排出装置の使用方法と効果について説明する。
【0040】
本発明においては、まず、前記排気ホース2を前記リール7から引き延ばして、前記吸引ノズル10の前面開口部を、該車両3の排気管3aから排出された排ガスを直接、捕集すると共に、該排出された排ガスの略全てが、前記バッフル9に当たるように、車両3の排気管3aの開口部の近傍に設置させて(例えば、前記吸気ノズル10の前面開口部と前記車両3との距離を50mmとする)、そして、前記排気装置5の吸引ファンを駆動して、前記排気ホース2内を吸引するようにする。
【0041】
これにより、車両3の排気管3aから排出された排ガスは、該吸引ノズル10の前面開口部から筒内に吸引され、そして、前記バッフル9に当接して、該バッフル9上を沿って前記吸引ノズルの内周面側に向かって流れ、そして、前記バッフル9の縁部と前記吸引ノズル10の内周面との間の隙間を通じて、前記排気ホース2内に吸引されるようになる。
【0042】
また、前記吸引ノズル10の内周面付近を通過した排ガスが、前記吸引ノズル10の前面開口部外の周辺部の空気を巻き込んで、該空気が隙間を通じて、前記排気ホース2に流れるようになり、前記排ガスと、前記空気が混合したガスが、前記排気ホース2内に吸引されるようになり、この際、前記排ガスが、前記巻き込んだ空気により冷却されて、排気ホース2内に吸引されるようになる。
【0043】
この排ガスと外部空気との混合により、該排ガスの温度が下がり、前記吸引ホース2を痛めないようになる。
【0044】
なお、前記バッフル9の前側の表面(排ガスが当たる面)に、複数の凸部(又は凹部)を設け、排ガスとの接触面積を増やして冷却効果を上げるようにしてもよい。
【0045】
また、更に、図3及び図4に示すように、前記凸部(又は凹部)を、例えば、左右方向(水平方向)に直線状に延びるように形成し、該凸部(又は凹部)11を上下方向に、所望の距離離間して、複数設け、該バッフル9に当接した排ガスを左右方向の縁部に流すようにして、該排ガスを整流するようにしてもよい。
【0046】
該整流により、空気の流れを早くでき、より外部空気を巻き込めるようになり、排ガスの冷却効果を上げることができるようになる。
【0047】
なお、左右方向に直線状に延びる凸部を設けた場合には、該バッフル9の上下の縁部と、前記吸気ノズル10の内周面とを連結するようにしてもよいなど、凸部の方向に直交する側の縁部を、前記吸気ノズル10の内周面と連結するようにしてもよい。
【0048】
なお、前記バッフル9の後側の表面(排ガスが当たらない面)にも、更に、凸部(又は凹部)を設けてもよい。また、例えば、図5に示すように、後側の表面に、凸部(又は凹部)12を、前記凸部(又は凹部)11と同様に、直線状に複数設けるようにしてもよい。
【0049】
また、前記バッフル9の前側の表面には、前記凸部(又は凹部)を設けずに、後側の表面にのみ、前記凸部(又は凹部)を設けるようにしてもよい。
【0050】
なお、本発明は、DPFを有しないディーゼル車やガソリンエンジン車専用の排ガス排気装置としても使用でき、かかる場合、耐用温度が低い排気ホースを用いることができので、経済性を良くでき、また、装置の耐久性を伸ばすことができるようになる。
【産業上の利用可能性】
【0051】
本発明の車両からの排ガス排出装置は、内燃機関を有する乗用車その他の自動車、二輪車などの車両の製造工程又は車検整備を行なう車両整備工場等で有用である。
【符号の説明】
【0052】
1 排ガス排出装置
2 排気ホース
2a 先端開口部
2b 基部開口部
2c 安全装置
2d フィルター
3 車両
3a 排気管
4 吸引ノズル
4a 後面
4b 前面
5 排気装置
5a 排出管
6 室
7 巻き取りリール
8 支持台
9 バッフル
10 吸引ノズル
10a 後面
10b 前面
11 凸部(又は凹部)
12 凸部(又は凹部)
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7