(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記重み係数が、対応するタイプのユーザデータの人気度の値に基づいて決定され、前記人気度の値が、所定の時間期間に生成された前記対応するタイプのユーザデータの量に基づいて決定される、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
前記重み係数が、対応するタイプのユーザデータの手動介入値に基づいて決定され、前記手動介入値が、バックエンド管理者によって設定され、前記手動介入値が、前記対応するタイプのユーザデータの情報の値に基づいて決定される、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
前記複数のタイプのユーザデータがフロントエンドユーザデータとバックエンドユーザデータを含み、前記フロントエンドユーザデータが、ブラウジングデータ、ソーシャルメディアインタラクションデータ、または検索データのうちの少なくとも1つを含み、前記バックエンドユーザデータが、トランザクションデータを含む、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
特定のデータキューに関連する対応するタイプのユーザデータがより高い情報値を有する場合、前記特定のデータキューの所定の最大がより大きい、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
前記重み係数が、対応するタイプのユーザデータの人気度の値に基づいて決定され、前記人気度の値が、所定の時間期間に生成された前記対応するタイプのユーザデータの量に基づいて決定される、請求項1に記載のコンピュータ実装方法。
前記重み係数が、対応するタイプのユーザデータの手動介入値に基づいて決定され、前記手動介入値が、バックエンド管理者によって設定され、前記手動介入値が、前記対応するタイプのユーザデータの情報の値に基づいて決定される、請求項7に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
前記複数のタイプのユーザデータがフロントエンドユーザデータとバックエンドユーザデータを含み、前記フロントエンドユーザデータが、ブラウジングデータ、ソーシャルメディアインタラクションデータ、または検索データのうちの少なくとも1つを含み、前記バックエンドユーザデータが、トランザクションデータを含む、請求項7に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
特定のデータキューに関連する対応するタイプのユーザデータがより高い情報値を有する場合、前記特定のデータキューの所定の最大がより大きい、請求項7に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
前記重み係数が、対応するタイプのユーザデータの人気度の値に基づいて決定され、前記人気度の値が、所定の時間期間に生成された前記対応するタイプのユーザデータの量に基づいて決定される、請求項13に記載のコンピュータ実装システム。
ュータ可読記憶媒体。
前記複数のタイプのユーザデータがフロントエンドユーザデータとバックエンドユーザデータを含み、前記フロントエンドユーザデータが、ブラウジングデータ、ソーシャルメディアインタラクションデータ、または検索データのうちの少なくとも1つを含み、前記バックエンドユーザデータが、トランザクションデータを含む、請求項13に記載のコンピュータ実装システム。
特定のデータキューに関連する対応するタイプのユーザデータがより高い情報値を有する場合、前記特定のデータキューの所定の最大がより大きい、請求項13に記載のコンピュータ実装システム。
【発明を実施するための形態】
【0031】
本願の実施を以下に詳細に説明し、実施の例を添付図面に示す。同一又は類似の参照符号は、同一又は類似のモジュール又は同一又は類似の機能を有するモジュールを表す。添付図面を参照して以下に説明される実施は例示的なものであり、本願を説明することのみを意図しており、本願を限定するものとして解釈されるべきではない。それどころか、本願のこの実施は、添付の特許請求の範囲の精神及び範囲を逸脱することのない、変更、修正及び均等物を包含するものである。
【0032】
図1は、本願の一実施に係る、情報処理方法を示す概略フローチャートである。
【0033】
図1を参照すると、この実施の方法は、以下のステップを含む。
【0034】
S11:更新が必要な情報カテゴリを特定する。
【0035】
S12:特定したカテゴリの情報をキャッシュに書き込む。
【0036】
受信した後、カテゴリの情報は、情報カテゴリに基づいたカテゴリに対応する格納スペースに格納(記憶)される。
【0037】
いくつかの実施では、
図2に示すように、この方法は、S11の前に、以下のステップをさらに含むことができる。
【0038】
S21:情報ジェネレータから送信された情報を受信する。
【0039】
この実施における実行主体は処理モジュールと呼ばれ、処理モジュールと情報ジェネレータとの間に統一モジュールが配置され得ると仮定する。統一モジュールは、情報ジェネレータによって生成された情報を受け取り、情報を処理モジュールに送る。
【0040】
したがって、本ステップは、統一モジュールを使用して情報ジェネレータによって送信された情報を受信することができる。
【0041】
統一モジュールの数は1つに限定されない。異なる情報カテゴリに基づいて、異なる統一モジュールを使用することができる。例えば、フロントエンド(ページ等)によって生成された情報は、1つの統一モジュールを使用して処理モジュールに送られ、バックエンド(取引サーバ等)によって生成された情報は、他の統一モジュールを使用して処理モジュールに送られる。
【0042】
情報を生成した後、各情報ジェネレータは、生成された情報を同一の統一モジュールに送信し、依存関係を有する情報ジェネレータ間の直接の依存を回避し、それにより拡張を容易にする。例えば、情報ジェネレータAと情報ジェネレータBとの間に依存関係があり、統一モジュールがない場合には、情報ジェネレータAと情報ジェネレータBとを直接接続する必要があり、制約が生じる。しかし、情報ジェネレータAと情報ジェネレータBの両方が統一モジュールに接続されていれば、そのような制約を回避することができる。
【0043】
いくつかの実施では、受信された情報は、この実施で提供される処理を所定のカテゴリの情報に対して実行するため、所定のカテゴリの情報とすることができる。
【0044】
あるいは、いくつかの実施では、S21で情報を受信した後、この情報が所定のカテゴリの情報である場合にS22以降のステップを実行するべく、所定のカテゴリの情報であるか否かを特定する。
【0045】
また、前記所定のカテゴリの情報は、動的情報であってよく、この動的情報は、時間の経過と共に動的に変化する情報である。動的情報は、閲覧情報、社会情報、取引情報等、異なるカテゴリにさらに分類することができる。あるプロジェクトの動的情報を例として使用する。例えば、閲覧情報は、ユーザAがプロジェクトを閲覧することを示し、社会情報は、ユーザAがプロジェクトに対するコメントを作成する、あるいはユーザAがプロジェクトについての「いいね」アイコンをクリックすることを示し、取引情報は、ユーザAがプロジェクトにどれだけの金額を投資するかを示す。
【0047】
S23:カテゴリに対応する格納スペースに情報を格納する。
【0048】
図3を参照すると、処理モジュールはローカルにキューを作成することができる。このキューは、最初は空に設定することができる。情報を受信した後、処理モジュールは、作成されたキューに情報を格納することができる。具体的には、情報カテゴリに基づいて、異なるカテゴリの情報を異なるキューに格納することができる(S31)。
【0049】
例えば、情報は、閲覧情報、社会情報、及び取引情報に分類することができる。閲覧キュー、社会キュー、取引キューの3つのキューが作成できる。情報が受信された後、情報は対応するカテゴリのキューに格納される。例えば、閲覧情報を受信した場合は、この閲覧情報は閲覧キューに格納され、社会情報を受信した場合は、この社会情報は社会キューに格納され、取引情報を受信した場合は、この取引情報が取引キューに格納される。
【0050】
さらに、各キューの最大長を設定することができる。
【0051】
異なるキューの最大長は、同じであっても異なっていてもよい。
【0052】
例えば、キューの最大長は、キューに格納されている情報に関連付けることができる。具体的には、キューの最大長は、格納された情報の値に対し正の相関を有することができる。例えば、キューに格納されている情報の値が大きいほど、キューの最大長が長いことを示す。各タイプの情報の値は、実際の必要性に基づいて特定することができる。
【0053】
例えば、閲覧キュー、社会キュー、及び取引キューの最大長はそれぞれ1、5及び10であり、情報を1つのキューに格納し、現在のキューの長さが最大長(キューが満杯)に達すると、最も長い期間格納された情報を削除し、最新の情報をキューに格納する。
【0054】
現在のキューの長さは、キューの現在の状態を検出することによって取得できる。例えば、処理モジュール内にカウンタを配置することができ、カウンタは、現在のキューの長さを得るために、各キューに格納された情報量の統計を収集するように構成される。例えば、閲覧キューに現在1つの閲覧情報が格納されている場合、その閲覧キューの現在のキューの長さは1であると特定される。
【0055】
さらに、
図2を参照すると、S11の前に、この方法は、以下のステップをさらに含むことができる。
【0056】
S24:キャッシュを更新する予定時刻に現在の時刻が到達しているか否かを特定する。YesであればS11以降のステップを実行し、それ以外の場合はS24以降のステップを繰り返す。
【0057】
キャッシュは定期的に更新するよう設定することができる。現在の時刻が予め設定された更新の時刻に達すると、対応するカテゴリを特定することができ、特定されたカテゴリの情報をキャッシュに書き込むことができる。
【0058】
図3に示すように、更新が必要な情報カテゴリを特定するステップは、以下のステップを含むことができる。
【0059】
S32:各キューの重み係数と現在のキューの長さを取得する。
【0060】
重み係数は、人気度の値及び/又は手動介入値を含むことができる。
【0061】
人気度の値は、キューに格納された情報の人気度の統計を収集することによって取得することができる。例えば、閲覧キューの人気度の値は閲覧情報の人気度の値であり、社会キューの人気度の値は社会情報の人気度の値等である。1つの情報カテゴリの人気度の値は、それが観測時間ウィンドウに現れる総回数とすることができる。したがって、情報カテゴリがより頻繁に出現する場合、情報カテゴリ及び対応するキューの人気度の値はより大きい。
【0062】
手動介入値は手動で設定される。各キューの手動介入値は、要求に基づいて設定することができる。例えば、あるカテゴリの情報がより価値がある場合、情報カテゴリ及び対応するキューの手動介入値はより大きく設定される。例えば、社会情報は閲覧情報よりも価値があるため、社会キューの手動介入値を閲覧キューの手動介入値よりも大きくなるように設定することができる。
【0063】
現在のキューの長さは、配置されたカウンタを使用して各キューの長さをカウントすることによって取得できる。
【0064】
S33:重み係数と現在のキューの長さに基づいて、複数のキューから1つのキューを特定する。
【0065】
各キューについて、重み係数(人気度の値及び手動介入値等)と現在のキューの長さとの積が計算され、最大の積値を有するキューが選択される。
【0066】
さらに、最大の積値を有するキューが1つである場合には、この最大の積値を有するキューが選択されたキューとして特定される。
【0067】
あるいは、最大の積値を有するキューが複数存在する場合、所定のアルゴリズムに基づいて最大の積値を有する複数のキューから1つのキューがさらに選択される。例えば、所定のアルゴリズムは、手動介入値に基づいて選択を行うものである。最大の積値を持つキューとして、キューAとキューBが含まれているものとする。キューAの手動介入値がキューBの手動介入値より大きい場合、選択されたキューはキューAであると特定される。
【0068】
手動で設定する際、キューごとに異なる手動介入値を設定する必要があることが理解できる。
【0069】
キューが選択されると、情報をキューから読み取ってキャッシュに書き込むことができる。
【0070】
図3に示すように、キューから情報を読み出し、キャッシュに情報を書き込むステップは、以下のステップを含むことができる。
【0071】
S34:キャッシュ内に、特定されたキューに現在存在し且つ最も長い時間格納されている1つの情報を書き込む。
【0072】
キューから情報が読み取られると、ファーストイン・ファーストアウト(FIFO)ルールが実行される。
【0073】
さらに、情報がキャッシュに書き込まれるとき、キャッシュはいくつかの最新情報のみを格納することができる。
【0074】
この実施では、更新が必要な情報カテゴリが特定され、特定されたカテゴリの情報がキャッシュに書き込まれるため、特に価値のある情報を選択してキャッシュに書き込むことができる。キャッシュから情報を読み取り、情報を表示するとき、ユーザインタフェースは、この特に価値のある情報を表示することができる。さらに、情報が生成されたときに直接キャッシュに情報を書き込む代わりに、キャッシュが更新される必要がある場合にのみ情報がキャッシュに読み書きされるため、書き込み時間を短縮することができ、キャッシュの書き込み圧力を低減し、キャッシュ性能を向上させることができる。さらに、情報ジェネレータによって送信された情報が格納されるので、情報の沈殿(precipitation)を実現し、関連する手順のためのデータのサポートを提供することができる。
【0075】
前述した情報をキャッシュする方法を金融プロジェクトの動的情報を処理するシナリオに適用する場合、本発明は以下のような実施をさらに提供することができる。
【0076】
図4は、本願のさらに他の実施に係る、情報処理方法を示す概略フローチャートである。
図5は、
図4に対応する処理システムの概略構成図である。
【0077】
図5に示すように、前述した処理システムは、フロントエンドインタフェース51と、収集モジュール52と、動的情報キャッシングモジュール53と、マーケットバックエンドサービスモジュール54と、人気度モデル55と、手動介入モジュール56と、メッセージモジュール57と、取引サービスモジュール58と、データベース59とを含む。
【0078】
図5に示すように、フロントエンドインタフェースはクライアントソフトウェアに配置され、他のモジュールはサーバに配置される。
図5では、収集モジュールがサーバ内に配置されているが、収集モジュールは代替的にクライアントソフトウェア内に配置されてもよいことは、留意すべき事項である。
【0079】
各モジュールの説明は以下のとおりである。
【0080】
フロントエンドインタフェースは、システムに入った後にユーザが見るインタフェースであり、ユーザの操作はこのフロントエンドインタフェースを用いて実現され、フロントエンドインタフェースはユーザインタフェースと呼ばれることがある。
【0081】
収集モジュールは、フロントエンドインタフェース上のユーザのオペレーション動作(例えば、クリック動作や検索動作)を検出するように構成され、マーケットバックエンドサービスモジュール及び人気度モデルにこのオペレーション動作を送信する。
【0082】
動的情報キャッシングモジュールは、各キャッシュプロジェクト(略してプロジェクト)ごとにキャッシュリストを設定するように構成されており、各キャッシュリストには、プロジェクトに表示する必要がある動的情報が格納される。
【0083】
マーケットバックエンドサービスモジュールは、収集モジュール及びメッセージモジュールによって送信された情報を処理し、人気度モデル及び手動介入モジュールと組み合わせて重み計算を実行し、キャッシュ内の動的情報を更新するように構成される。
【0084】
人気度モデルは、ユーザに人気の選択及び検索情報を分析し、各情報カテゴリの人気度の値を提供するために使用される。
【0085】
手動介入モジュールは、バックエンド管理者が各情報カテゴリの手動介入値を設定するために使用される。
【0086】
メッセージモジュールは、取引サービスモジュールの取引メッセージの配信を担当する。
【0087】
データベースは、情報を格納するために使用される。例えば、収集モジュールによって送信された情報を受信した後、人気度モデルは情報をデータベースに格納することができ、また、人気度モデルが人気度の値を計算する必要がある場合、人気度モデルはデータベースから情報を取得し、人気度の値を計算する。
【0088】
図4を参照すると、前述のモジュール間のインタラクション(対話)の手順は、以下のステップを含む。
【0089】
S401:フロントエンドインタフェースは、プロジェクト上のユーザのユーザオペレーション動作を検出し、そのユーザオペレーション動作を収集モジュールに送信する。
【0090】
ユーザがプロジェクトのページを開いた後、ユーザは、閲覧、「いいね」アイコンのクリック、コメント、共有、取引の作成、プロジェクトの検索等の操作(オペレーション)を行うことができる。これに対応して、フロントエンドインタフェースは、例えば、閲覧動作(検出されたプロジェクト上でのクリック)、社会動作(「いいね」アイコンをクリックする、コメントする、共有する等を含む)、及び検索動作といった対応する特定のユーザオペレーション動作を検出することができる。
【0091】
S402:収集モジュールは、フロントエンドインタフェースによって送信されたユーザオペレーション動作に基づいて、バックエンドサービスとは独立した閲覧情報や社会情報等の動的情報を取得する。
【0092】
動的情報は、バックエンドサービスに依存する情報と、バックエンドサービスとは独立した情報とに分類することができる。例えば、バックエンドサービスに依存する情報には、取引情報が含まれる。例えば、バックエンドサービスとは独立した情報には、閲覧情報及び社会情報が含まれる。
【0093】
本実施では、バックエンドサービスに依存する情報は取引情報であり、バックエンドサービスとは独立した情報は閲覧情報及び社会情報である。
【0094】
したがって、ユーザオペレーション動作が閲覧動作又は社会動作である場合には、対応する閲覧情報及び社会情報を取得することができる。
【0095】
S403:収集モジュールは、閲覧情報及び社会情報をマーケットバックエンドサービスモジュールに送信する。
【0096】
例えば、閲覧情報は、ユーザAが閲覧を行ったこと、及びユーザBが閲覧を行ったことを示す。
【0097】
例えば、社会情報は、ユーザAが何を言っているのか、及びユーザBが何を言っているのかを示し、及び/又は、ユーザAが「いいね」アイコンをクリックしたこと、及びユーザBが「いいね」アイコンをクリックしたこと等を示す。
【0098】
S404:収集モジュールは、ユーザオペレーション動作の人気度モデルを通知する。
【0099】
例えば、ユーザがフロントエンドインタフェース上で閲覧動作を1回実行すると、収集モジュールは、その閲覧動作が現在1回実行されているという通知メッセージを人気度モデルに送信する。
【0100】
S405:人気度モデルは、通知メッセージに基づいて各情報カテゴリの人気度の値の統計を収集する。
【0101】
例えば、人気度モデルにカウンタを配置し、カウンタの初期値を0とし、1つの動作の通知メッセージを1つ受信すると、その動作に対応する情報の人気度の値を1増加させる。
【0102】
例えば、人気度モデルは、ユーザが閲覧動作を実行する度に、閲覧情報の人気度の値を1ずつ増加させる。人気度モデルは、ユーザが社会動作を実行する度に、社会情報の人気度の値を1ずつ増加させる。人気度モデルは、ユーザが取引動作を実行する度に、取引情報の人気度の値を1ずつ増加させる。
【0103】
前述の統計収集を実行するときには、それに応じて、各プロジェクトのユーザに対する統計収集が人気度モデルによって行われることが理解できる。例えば、プロジェクトAの閲覧情報の人気度の値は、プロジェクトAを閲覧したユーザに対して生成された人気度の値である。
【0104】
さらに、前述の閲覧には、同じプロジェクトの閲覧ページを含むことができる。社会動作には、主に、これらの社会ブロックのアイコンをクリックし、これらの社会ブロックにコメントし、これらの社会ブロックを共有するときに生成される動作が含まれる。取引には、主に進行中の取引とユーザの取引行為とを含む。
【0105】
また、本実施では、閲覧、社会動作及び取引を例として用い、また、検索をさらに含むことができる。
【0106】
さらに、検索は、直接検索及び間接検索を含むことができる。例えば、システムにおいて、プロジェクト名が「ゼロカーボンテクノロジー」であり、ユーザが検索ボックス内に「ゼロカーボンテクノロジー」を直接検索することは、このプロジェクトを直接検索することである。
【0107】
S406:取引サービスモジュールは、取引情報をメッセージモジュールに送信する。
【0108】
S407:メッセージモジュールは、取引情報をマーケットバックエンドサービスモジュールに送信する。
【0109】
S408:マーケットバックエンドサービスモジュールは、受信した情報を対応するカテゴリのキューに格納する。
【0110】
例えば、閲覧情報は閲覧キューに格納され、社会情報は社会キューに格納され、取引情報は取引キューに格納される。
【0111】
前述の手順では、情報ジェネレータは、収集モジュール又はメッセージモジュールを使用して、マーケットバックエンドサービスモジュールに情報を送信することができる。
【0112】
マーケットバックエンドサービスモジュールは、情報の沈殿を実施するために情報をキューに格納する。さらに、情報は、特に価値のある情報を選択するために、情報カテゴリに基づいて異なるキューに格納することができる。
【0113】
現在の時刻がキャッシュを更新する各予定時刻に到達する、例えば1秒に1回更新するとすれば、S409〜S413は1秒ごとに周期的に実行される。
【0114】
S409:マーケットバックエンドサービスモジュールは、人気度モデルから人気度の値を取得する。
【0115】
S410:マーケットバックエンドサービスモジュールは、手動介入モジュールから手動介入値を取得する。
【0116】
S411:マーケットバックエンドサービスモジュールは、各キューの現在のキューの長さをカウンタから取得する。
【0117】
S412:マーケットバックエンドサービスモジュールは、人気度の値、手動介入値、及び各キューの現在のキューの長さの積を計算し、最大の積値を有するキューを選択する。
【0118】
S413:選択したキューから1つの情報を動的情報キャッシングモジュールに読み出す。
【0119】
さらに、フロントエンドインタフェースが情報を表示する必要がある場合、フロントエンドインタフェースは、キャッシュから情報を読み取り、情報を表示することができる。
【0120】
フロントエンドインタフェースは、予定時刻に更新を実行することにより情報を表示することができ、S414及びS415は、現在の時刻が更新表示を行う予定時刻に到達したときに周期的に実行されてもよいし、ユーザによる更新指示をトリガする操作が受信されたときに実行されてもよい。
【0121】
S414:フロントエンドインタフェースは、キャッシュから情報を読み取る。
【0122】
S415:フロントエンドインタフェースには、読み取られた情報が表示される。
【0123】
本実施でカバーされていない部分については、前述の実施における関連する説明を参照することができることが理解できる。ここでは、説明を簡単にするために詳細は省略している。
【0124】
本実施では、キャッシュを更新する時刻に現在の時刻が到達したときに、その情報はキャッシュに書き込まれるので、キャッシュの書き込み圧力を低減することができる。キューは、人気度の値、手動介入値及び現在のキューの長さの積に基づいて選択され、選択されたキューから情報が読み取られるため、特に価値のある情報をキャッシュに書き込んでこの特に価値のある情報を表示することができ、閲覧情報により社会情報及び取引情報が埋没することを回避することができる。動的情報はキューに格納されるので、情報の沈殿を実現し、別の手順でデータをサポートすることができる。メッセージモジュールを使用して取引メッセージを転送すると、異なるサービス間の依存関係によって生じる制限を回避することができる。
【0125】
図6は、本願の一実施に係る、情報処理装置(デバイス)を示す概略構成図である。
【0126】
図6を参照すると、本実施の装置60は、特定モジュール61と書き込みモジュール62とを含む。
【0127】
特定モジュール61は、更新が必要な情報カテゴリを特定するように構成される。
【0128】
書き込みモジュール62は、特定されたカテゴリの情報をキャッシュに書き込むように構成される。
【0129】
受信した後、カテゴリの情報は、情報カテゴリに基づいたカテゴリに対応する格納スペースに格納される。
【0130】
いくつかの実施では、
図7に示すように、装置60は、現在の時刻が予定時刻に到達したときに処理を実行するために特定モジュールをトリガするように、キャッシュを更新するための予定時刻に現在の時刻が到達しているか否かを特定するように構成されたトリガモジュール63をさらに含むことができる。
【0131】
いくつかの実施では、
図7に示すように、装置60は、情報ジェネレータによって送信された情報を受信するように構成された受信モジュール64と、情報カテゴリを特定し、そのカテゴリに対応する格納スペースに情報を格納するように構成された格納モジュール65とを含むことができる。
【0132】
いくつかの実施では、
図7に示すように、装置60は、情報が所定のカテゴリの情報である場合に処理を実行するために格納モジュールをトリガするように、情報が所定のカテゴリの情報であるか否かを特定する特定モジュール66をさらに含むことができる。
【0133】
いくつかの実施では、格納モジュール65は、異なるキューに異なるカテゴリの情報を格納するように構成される。
【0134】
いくつかの実施では、特定モジュール61は、各キューの重み係数及び現在のキューの長さを取得し、この重み係数及び現在のキューの長さに基づいて、複数のキューから1つのキューを特定するように構成される。
【0135】
いくつかの実施では、重み係数は、人気度の値及び/又は手動介入値を含み、人気度の値はキューに格納された情報の人気度の値であり、情報の人気度の値は、ユーザによるものであって且つ情報に対応するオペレーション動作の人気度の統計が収集された後に、取得される。
【0136】
いくつかの実施では、異なるキューの最大長は格納された情報に関連付けられる。
【0137】
いくつかの実施では、前記重み係数及び現在のキューの長さに基づいて複数のキューから1つのキューを特定することは、重み係数及び現在のキューの長さの積を計算し、複数のキューから最大の積値を有する1つのキューを選択することを含み、最大の積値を有する1つのキューが存在する場合には、この最大の積値を有するキューを特定されたキューとして用い、又は最大の積値を有するキューが複数存在する場合には、所定のアルゴリズムに基づいて最大の積値を有する複数のキューから1つのキューを特定する。
【0138】
いくつかの実施では、書き込みモジュール62は、現在存在し且つ特定されたカテゴリに最も長い時間格納された1つの情報を、キャッシュに書き込むように構成される。
【0139】
いくつかの実施では、受信モジュール64は、統一モジュールを使用して情報ジェネレータによって送信された情報を受信するように構成され、複数の情報ジェネレータによって同じカテゴリの情報が生成された場合には、複数の情報ジェネレータが統一モジュールに接続される。
【0140】
いくつかの実施では、所定のカテゴリの情報は動的情報である。
【0141】
本実施における装置は、前述の方法の実施に対応することが理解されよう。詳細については、前述の関連する説明を参照することができる。ここでは、説明を簡単にするために詳細は省略している。
【0142】
本実施では、カテゴリが選択され、選択されたカテゴリから情報が読み出されてキャッシュに書き込まれるため、特に価値のある情報を選択してキャッシュに書き込むことができる。キャッシュから情報を読み取り、情報を表示するときには、ユーザインタフェースは、この特に価値のある情報を表示することができる。さらに、情報が生成されたときに直接情報をキャッシュに書き込むことに代えて、キャッシュを更新するための予定時刻に現在の時刻が到達したときにのみ、情報がキャッシュに読み書きされるため、書き込み時間を短縮することができ、キャッシュの書き込み圧力を低減し、キャッシュ性能を向上させることができる。
【0143】
図8は、本願の一実施に係る、動的情報を表示する方法を示す概略フローチャートである。
【0144】
図8を参照すると、本実施における手順は、以下のステップを含む。
【0145】
S81:サーバのキャッシュから動的情報を取得する。
【0147】
動的情報は情報カテゴリに関連付けられる。
【0148】
動的情報が生成された直後に動的情報がキャッシュに書き込まれるという、関連技術における解決策を用いる場合、動的情報は生成時刻に関連付けられるため、表示される動的情報は最新の動的情報である。
【0149】
この実施では、前述した動的情報は情報カテゴリに関連付けられるため、表示される動的情報は必要なカテゴリの情報に属する。例えば、ユーザは取引情報を見ることを好み、さらに表示される動的情報は取引情報である。
【0150】
具体的には、動的情報と情報カテゴリとを関連付けるために、動的情報は、前述の実施における関連するコンテンツを使用することによってキャッシュに書き込むことができる。
【0151】
具体的には、動的情報及びサーバによる動的情報の処理手順については、前述の実施を参照することができる。ここでは、説明を簡単にするために詳細は省略している。
【0152】
いくつかの実施では、本方法は、サーバのデータベースから静的情報を取得するステップをさらに含むことができる。
【0153】
例えば、静的情報には、特定の金融プロジェクトの特定の名前、写真、関連する記述情報等、ウェブページの固定のコンテンツに対応する情報が含まれる。
【0154】
いくつかの実施では、本方法は、生成された動的情報をサーバに送信することをさらに含むことができる。
【0155】
例えば、クライアントソフトウェアは、閲覧情報及び社会情報などの動的情報をさらに生成することができる。このような情報を生成した後、クライアントソフトウェアは、この情報をサーバに送信することができる。これに対応して、動的情報を受信した後、サーバは、格納のために動的情報を分類することができる。
【0156】
本実施の詳細については、前述の実施における関連する説明を参照することができることが理解されよう。ここでは、説明を簡単にするために詳細は省略している。
【0157】
図9は、本願の一実施に係る、動的情報を表示するための装置を示す概略構造図である。
【0158】
図9を参照すると、本実施における装置90は、第1の取得モジュール91及び表示モジュール92を含む。
【0159】
第1取得モジュール91は、サーバのキャッシュから動的情報を取得するように構成される。
【0160】
表示モジュール92は、動的情報を表示するように構成される。
【0161】
動的情報は情報カテゴリに関連付けられている。
【0162】
いくつかの実施では、
図10を参照すると、装置90は、サーバのデータベースから静的情報を取得するように構成された第2の取得モジュール93をさらに含む。
【0163】
いくつかの実施では、
図10を参照すると、装置90は、生成された動的情報をサーバに送信するように構成された送信モジュール94をさらに含む。
【0164】
本実施における装置は、前述の方法の実施に対応することが理解されよう。詳細については、前述の関連する説明を参照することができる。ここでは、説明を簡単にするために詳細は省略している。
【0165】
本実施では、動的情報が表示され、動的情報が情報カテゴリに関連付けられるので、特に価値のある情報を表示することができる。
【0166】
本願はさらに、情報処理装置を提供する。この装置は、プロセッサとメモリとを含む。メモリは、プロセッサによって実行可能な命令を格納するように構成される。プロセッサは、更新が必要な情報カテゴリを特定し、特定されたカテゴリの情報をキャッシュに書き込み、受信された後、カテゴリの情報は、情報カテゴリに基づいたカテゴリに対応する格納スペースに格納されるように構成されている。
【0167】
いくつかの実施では、プロセッサはさらに、現在の時刻が予定時刻に到達したときに、更新が必要な情報カテゴリを特定することを実行するべく、キャッシュを更新するための予定時刻に現在の時刻が到達しているか否かを特定するよう構成されている。
【0168】
いくつかの実施では、プロセッサはさらに、情報ジェネレータによって送信された情報を受信し、情報カテゴリを特定し、カテゴリに対応する格納スペースに情報を格納するよう構成されている。
【0169】
いくつかの実施では、情報ジェネレータによって送信された情報を受信した後に、本方法はさらに、情報が所定のカテゴリの情報である場合に、情報カテゴリを特定するステップを実行するために、その情報が所定のカテゴリの情報であるか否かを特定するステップを含む。
【0170】
いくつかの実施では、カテゴリに対応する格納スペースに情報を格納するステップは、異なるカテゴリの情報を異なるキューに格納することを含む。
【0171】
いくつかの実施では、更新が必要な情報カテゴリを特定するステップは、各キューの重み係数及び現在のキューの長さを取得するステップと、重み係数及び現在のキューの長さに基づいて、複数のキューから1つのキューを特定するステップとを含む。
【0172】
いくつかの実施では、重み係数は、人気度の値及び/又は手動介入値を含む。人気度の値は、キューに格納されている情報の人気度の値である。情報の人気度の値は、ユーザによるものであり且つ情報に対応するオペレーション動作の人気度の統計が収集された後に、取得される。
【0173】
いくつかの実施では、異なるキューの最大長は格納された情報に関連付けられる。
【0174】
いくつかの実施では、重み係数及び現在のキューの長さに基づいて複数のキューから1つのキューを特定するステップは、重み係数と現在のキューの長さとの積を計算するステップと、複数のキューから最大の積値を有する1つのキューを選択するステップと、最大の積値を有する1つのキューが存在する場合に、この最大の積値を有するキューを特定されたキューとして用いるステップ、又は、最大の積値を有するキューが複数存在する場合に、所定のアルゴリズムに基づいて最大の積値を有する複数のキューの中から1つのキューを特定するステップ、を含む。
【0175】
いくつかの実施では、特定されたカテゴリの情報をキャッシュに書き込むステップは、現在存在し且つ特定されたカテゴリに最も長い時間格納されている1つの情報を、キャッシュに書き込むステップを含む。
【0176】
いくつかの実施では、情報ジェネレータによって送信された情報を受信するステップは、統一モジュールを用いて情報ジェネレータによって送信された情報を受信するステップであって、複数の情報ジェネレータにより同一カテゴリの情報が生成される場合には、前記複数の情報ジェネレータが前記統一モジュールに接続される、ステップを含む。
【0177】
いくつかの実施では、所定のカテゴリの情報は動的情報である。
【0178】
本実施は、前述した情報処理方法の実施に対応するものであることが理解できる。詳細については、前述の実施の関連する説明を参照することができる。ここでは、説明を簡単にするために詳細は省略している。
【0179】
本願は、動的情報を表示するための装置をさらに提供する。この装置は、プロセッサとメモリとを含む。メモリは、プロセッサによって実行可能な命令を格納するように構成される。プロセッサは、サーバのキャッシュから動的情報を取得し、動的情報を表示するように構成され、動的情報は情報カテゴリに関連付けられる。
【0180】
いくつかの実施では、プロセッサはさらに、生成された動的情報をサーバに送信するように構成される。
【0181】
いくつかの実施では、プロセッサは、サーバのデータベースから静的情報を取得するようにさらに構成される。
【0182】
本実施は、前述の動的情報を表示するための方法の実施に対応することが理解されよう。詳細については、前述の実施の関連する説明を参照することができる。ここでは、説明を簡単にするために詳細は省略している。
【0183】
本願はさらに、情報処理システムを提供し、このシステムは、フロントエンドインタフェースによって生成された動的情報を受信するように構成された収集デバイスと、バックエンドサーバによって生成された動的情報を受信するように構成されたメッセージデバイスと、収集デバイスによって送信された動的情報及びメッセージデバイスによって送信された動的情報を受信し、動的情報を含むカテゴリに基づいたカテゴリに対応する格納スペースに動的情報を格納し、キャッシュを更新する必要がある場合に、特定されたカテゴリの前記動的情報を前記キャッシュに書き込むように構成された、サービスデバイスと、サービスデバイスによって書き込まれた動的情報を受信するように構成されたキャッシングデバイスと、を含む。
【0184】
いくつかの実施では、このシステムはさらに、生成された動的情報を収集デバイスに送信するように構成され、動的情報を表示する必要がある場合には、表示のためにキャッシングデバイスから動的情報を取得する、フロントエンドインタフェースデバイスを含む。
【0185】
いくつかの実施では、サービスデバイスは、異なるカテゴリの動的情報を異なるキューに格納し、キャッシュを更新する必要がある場合に、各キューの重み係数及び現在のキューの長さを求め、重み係数及び現在のキューの長さに基づいて複数のキューから1つのキューを特定し、現在存在し且つ特定されたキューに最も長い時間格納されている1つの情報を、キャッシュに書き込むように構成される。
【0186】
いくつかの実施では、重み係数は、人気度の値及び手動介入値を含み、このシステムはさらに、人気度の値を算出するように構成された人気度モデルデバイスと、手動介入値を設定するように構成された手動介入デバイスとをさらに含む。
【0187】
本実施の収集デバイス、メッセージデバイス、サービスデバイス、キャッシングデバイス、フロントエンドインタフェースデバイス、人気モデルデバイス及び手動介入デバイスは、前述の実施の、収集モジュール、メッセージモジュール、マーケットバックエンドサービスモジュール、動的情報キャッシングモジュール、フロントエンドインタフェースモジュール、人気度モデル及び手動介入モジュールにそれぞれ対応することが理解できよう。本実施におけるバックエンドサーバは、前述の実施における取引サービスモジュールに対応する。詳細については、前述の実施の関連する説明を参照することができる。ここでは、説明を簡単にするために詳細は省略している。
【0188】
本願の説明において、「第1」及び「第2」という用語は単に説明のために使用されており、相対的な重要性を示唆あるいは包含するものとして理解されるものではないことは特に留意すべき事項である。なお、本明細書の記載において、「複数」とは、特に断らない限り「少なくとも2つ」を意味する用語である。
【0189】
フローチャート又は他の方法に記載されている手順又は方法についての説明は、1つ又は複数のモジュール、セグメント、又は特定の論理機能又は手順ステップを実現するために使用される実行可能な命令のコードの一部が含まれ、本願の好ましい実施の範囲は他の実施を含み、そして機能は、基本的に同時の方法又は関連する機能に基づく逆の順序を含む、図示又は議論された順序以外の順序で実施することができると理解することができる。
【0190】
本願の部品は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はそれらの組み合わせを使用することによって実現することができることを理解されたい。前述の実施では、メモリに格納され、適切な命令実行システムによって実行されるソフトウェア又はファームウェアを使用することによって、複数のステップ又は方法を実施することができる。例えば、ハードウェアが他の実施と同様に実施に使用される場合、当該技術分野における以下の周知の技術、すなわち、データ信号のための論理関数を実現するように構成された論理ゲート回路を有する離散論理回路、適切な組み合わせ論理ゲート回路を有する特定用途向け集積回路、プログラマブルゲートアレイ(PGA)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)等のいずれか1つ又は組み合わせを実施に際し使用することができる。
【0191】
当業者であれば、前述の実施における方法のステップの一部又は全部を、関連するハードウェアを指示するプログラムによって実現できることを理解することができる。このプログラムは、コンピュータ読取可能な記憶媒体に格納することができる。このプログラムが実行されると、方法の実施のステップの1つ又は組合せが実行される。
【0192】
本願の実施における機能的ユニットは、1つの処理モジュールに統合されてもよく、又は各ユニットが物理的に存在してもよいし、2つ以上のユニットが1つのモジュールに統合されてもよい。統合モジュールは、ハードウェアの形態又はソフトウェアの機能モジュールの形態で実施することができる。統合モジュールがソフトウェアの機能モジュールの形態で実施され、独立した製品として販売又は使用される場合には、統合モジュールはコンピュータ読取可能な記憶媒体に格納することもできる。
【0193】
上述した記憶媒体は、リードオンリーメモリ、磁気ディスク、光ディスク等であってもよい。
【0194】
本明細書の記載において、「一実施」、「いくつかの実施」、「例」、「特定の例」及び「いくつかの例」などの参照用語は、実施又は実施例を参照して説明された特定の特徴、構造、材料又は特性が本願の少なくとも1つの実施又は実施例に含まれることを意味する。本明細書では、用語の例示的な表現は、必ずしも同じ実施又は実施例を示すものではない。さらに、記載された特定の特徴、構造、材料又は特性は、実施又は実施例のいずれか1つ又は複数において適切な方法で組み合わせることができる。
【0195】
以上、本発明の実施について図示し説明したが、前述の実施は例示であり、本発明を限定するものではない。当業者は、本願の範囲内で、前述した実施の変更、修正、置換、及び変形を行うことができる。
以下、本発明の実施の態様の例を列挙する。
[第1の局面]
情報処理方法であって:
更新が必要な情報カテゴリを特定するステップと;
前記特定されたカテゴリの情報をキャッシュに書き込むステップと;を備え、
受信した後、前記カテゴリの情報は、前記情報カテゴリに基づいたカテゴリに対応する格納スペースに格納される、
情報処理方法。
[第2の局面]
現在の時刻が予定時刻に到達したときに、更新が必要な前記情報カテゴリを特定するステップを実行するために、前記キャッシュを更新する前記予定時刻に前記現在の時刻が到達したか否かを特定するステップをさらに備える、
第1の局面に記載の情報処理方法。
[第3の局面]
情報ジェネレータによって送信された情報を受信するステップと;
前記情報カテゴリを特定するステップと;
前記カテゴリに対応する格納スペースに前記情報を格納するステップと;をさらに備える、
第1の局面に記載の情報処理方法。
[第4の局面]
前記情報ジェネレータによって送信された情報を受信する前記ステップの後に、
前記情報が所定のカテゴリの情報であるか否かを特定するステップであって、前記情報が前記所定のカテゴリの情報である場合には前記情報カテゴリを特定する、ステップをさらに備える、
第3の局面に記載の情報処理方法。
[第5の局面]
前記カテゴリに対応する格納スペースに前記情報を格納する前記ステップは、
異なるカテゴリの情報を異なるキューに格納する、
第3の局面に記載の情報処理方法。
[第6の局面]
更新が必要な情報カテゴリを特定する前記ステップは:
各キューの重み係数及び現在のキューの長さを取得するステップと;
前記重み係数及び前記現在のキューの長さに基づき、複数の前記キューから1つのキューを特定するステップと;を備える、
第5の局面に記載の情報処理方法。
[第7の局面]
重み係数は人気度の値及び/又は手動介入値を備え、前記人気度の値は、前記キューに格納された情報の人気度の値であり、前記情報の人気度の値は、ユーザによるものであって且つ前記情報に対応するオペレーション動作の人気度の統計が収集された後に取得される、
第6の局面に記載の情報処理方法。
[第8の局面]
前記異なるキューの最大長は、格納された情報に関連付けられる、
第5の局面に記載の情報処理方法。
[第9の局面]
前記重み係数及び前記現在のキューの長さに基づき、複数の前記キューから1つのキューを特定する前記ステップは:
前記重み係数と前記現在のキューの長さとの積を計算し、複数の前記キューから最大の積値を有する1つのキューを選択するステップと;
最大の積値を有する1つのキューが存在する場合に、前記最大の積値を有する前記キューを特定されたキューとして用いるステップ;又は
最大の積値を有するキューが複数存在する場合に、所定のアルゴリズムに基づいて最大の積値を有する複数のキューから1つのキューを特定するステップ;を備える、
第6の局面に記載の情報処理方法。
[第10の局面]
前記特定されたカテゴリの情報をキャッシュに書き込む前記ステップは:
現在存在し且つ前記特定されたカテゴリに最も長い時間格納されている1つの情報を、前記キャッシュに書き込むステップを備える、
第1の局面に記載の情報処理方法。
[第11の局面]
情報ジェネレータによって送信された情報を受信する前記ステップは:
統一モジュールを用いて情報ジェネレータによって送信された情報を受信するステップであって、複数の情報ジェネレータにより同一カテゴリの情報が生成される場合には、前記複数の情報ジェネレータが前記統一モジュールに接続される、ステップを備える、
第3の局面に記載の情報処理方法。
[第12の局面]
前記所定のカテゴリの情報は動的情報である、
第4の局面に記載の情報処理方法。
[第13の局面]
動的情報を表示する方法であって:
前記動的情報をサーバのキャッシュから取得するステップと;
前記動的情報を表示するステップと;を備え、
前記動的情報は情報カテゴリに関連付けられる、
動的情報を表示する方法。
[第14の局面]
前記サーバのデータベースから静的情報を取得するステップをさらに備える、
第13の局面に記載の方法。
[第15の局面]
前記生成された動的情報を前記サーバに送信するステップをさらに備える、
第13の局面に記載の方法。
[第16の局面]
情報処理装置であって:
プロセッサと;
前記プロセッサによって実行可能な命令を格納するように構成されたメモリと;を備え、
前記プロセッサは:
更新が必要な情報カテゴリを特定し;
前記特定されたカテゴリの情報をキャッシュに書き込むように構成され、
受信した後、前記カテゴリの情報は、前記情報カテゴリに基づいたカテゴリに対応する格納スペースに格納される、
情報処理装置。
[第17の局面]
前記プロセッサはさらに:
現在の時刻が予定時刻に到達したときに、更新が必要な前記情報カテゴリの特定を実行するために、前記キャッシュを更新する前記予定時刻に前記現在の時刻が到達したか否かを特定するように構成される、
第16の局面に記載の情報処理装置。
[第18の局面]
前記プロセッサはさらに:
情報ジェネレータによって送信された情報を受信し;
前記情報カテゴリを特定し;
前記カテゴリに対応する格納スペースに前記情報を格納するように構成される、
第16の局面に記載の情報処理装置。
[第19の局面]
動的情報を表示する装置であって:
プロセッサと;
前記プロセッサによって実行可能な命令を格納するように構成されたメモリと;を備え、
前記プロセッサは:
動的情報をサーバのキャッシュから取得し;
前記動的情報を表示するように構成され、
前記動的情報は情報カテゴリに関連付けられる、
動的情報を表示する装置。
[第20の局面]
前記プロセッサはさらに:
生成された前記動的情報を前記サーバに送信するように構成される、
第19の局面に記載の装置。
[第21の局面]
情報処理システムであって:
フロントエンドインタフェースによって生成された動的情報を受信するように構成された収集デバイスと;
バックエンドサーバによって生成された動的情報を受信するように構成されたメッセージデバイスと;
サービスデバイスであって、前記収集デバイスによって送信された前記動的情報及び前記メッセージデバイスによって送信された前記動的情報を受信し、前記動的情報を含むカテゴリに基づいたカテゴリに対応する格納スペースに前記動的情報を格納し、前記キャッシュを更新する必要がある場合に、前記特定されたカテゴリの前記動的情報を前記キャッシュに書き込むように構成された、前記サービスデバイスと;
前記サービスデバイスによって書き込まれた前記動的情報を受信するように構成されたキャッシングデバイスと;を備える、
情報処理システム。
[第22の局面]
生成された前記動的情報を前記収集デバイスに送信するように構成され、前記動的情報を表示する必要がある場合には、表示のために前記キャッシングデバイスから動的情報を取得する、フロントエンドインタフェースデバイスをさらに備える、
第21の局面に記載の情報処理システム。
[第23の局面]
前記サービスデバイスは:
異なるカテゴリの前記動的情報を異なるキューに格納し;
前記キャッシュを更新する必要がある場合に、各キューの重み係数及び現在のキューの長さを求め、重み係数及び現在のキューの長さに基づいて複数の前記キューから1つのキューを特定し;
現在存在し且つ前記特定されたキューに最も長い時間格納されている1つの情報を、前記キャッシュに書き込む;ように構成される、
第21の局面に記載の情報処理システム。
[第24の局面]
前記重み係数は、人気度の値及び手動介入値を備え、
前記人気度の値を算出するように構成された人気度モデルデバイスと;
前記手動介入値を設定するように構成された手動介入デバイスと;をさらに備える、
第23の局面に記載の情報処理システム。