特許第6877890号(P6877890)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6877890表示パネル駆動装置、これを用いた表示パネル駆動方法、及びこれを含む表示装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6877890
(24)【登録日】2021年5月6日
(45)【発行日】2021年5月26日
(54)【発明の名称】表示パネル駆動装置、これを用いた表示パネル駆動方法、及びこれを含む表示装置
(51)【国際特許分類】
   G09G 3/36 20060101AFI20210517BHJP
   G02F 1/133 20060101ALI20210517BHJP
   G09G 3/20 20060101ALI20210517BHJP
【FI】
   G09G3/36
   G02F1/133 550
   G09G3/20 641E
   G09G3/20 622C
   G09G3/20 623U
【請求項の数】6
【全頁数】20
(21)【出願番号】特願2016-93195(P2016-93195)
(22)【出願日】2016年5月6日
(65)【公開番号】特開2016-224425(P2016-224425A)
(43)【公開日】2016年12月28日
【審査請求日】2018年12月20日
(31)【優先権主張番号】10-2015-0078150
(32)【優先日】2015年6月2日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】512187343
【氏名又は名称】三星ディスプレイ株式會社
【氏名又は名称原語表記】Samsung Display Co.,Ltd.
(74)【代理人】
【識別番号】110002619
【氏名又は名称】特許業務法人PORT
(72)【発明者】
【氏名】黄 仁 載
(72)【発明者】
【氏名】金 玄 俊
【審査官】 橋本 直明
(56)【参考文献】
【文献】 特開昭63−095420(JP,A)
【文献】 特開2012−003251(JP,A)
【文献】 国際公開第2014/174889(WO,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2007/0229429(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2015/0091883(US,A1)
【文献】 特開平05−249499(JP,A)
【文献】 特開2006−235627(JP,A)
【文献】 特表2005−512133(JP,A)
【文献】 特開2003−255306(JP,A)
【文献】 特開平07−121144(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G09G 3/36
G02F 1/133
G09G 3/20
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
映像データをデータ信号に変換して前記データ信号を表示パネルのデータラインに出力するデータ駆動部と、
フレーム期間の第1サブフレーム期間及び前記第1サブフレーム期間の次の第2サブフレーム期間の間互いに異なるゲートオン電圧を有するゲート信号を前記表示パネルのゲートラインに出力するゲート駆動部と、
を含み、
前記ゲート駆動部は、前記第1サブフレーム期間の間第1ゲートオン電圧を有するゲート信号を出力し、前記第2サブフレーム期間の間前記第1ゲートオン電圧より低い第2ゲートオン電圧を有するゲート信号を出力し、
前記データ駆動部が前記第1サブフレーム期間の間前記データラインに出力する前記データ信号のデータ電圧、及び前記データ駆動部が前記第2サブフレーム期間の間前記データラインに出力する前記データ信号のデータ電圧は同一であり、
前記第2サブフレーム期間の間前記表示パネルの画素電極に充電される充電電圧は前記第1サブフレーム期間の間前記画素電極に充電される充電電圧より低いことを特徴とする、液晶表示パネル駆動装置。
【請求項2】
前記フレーム期間は前記第2サブフレーム期間の次の第3サブフレーム期間をさらに含み、
前記ゲート駆動部は前記第1サブフレーム期間の間第1ゲートオン電圧を有するゲート信号を出力し、前記第2サブフレーム期間の間前記第1ゲートオン電圧より低い第2ゲートオン電圧を有するゲート信号を出力し、前記第3サブフレーム期間の間前記第2ゲートオン電圧より低い第3ゲートオン電圧を有するゲート信号を出力することを特徴とする、請求項1に記載の液晶表示パネル駆動装置。
【請求項3】
前記データ駆動部が前記第1サブフレーム期間の間前記データラインに出力する前記データ信号のデータ電圧、前記データ駆動部が前記第2サブフレーム期間の間前記データラインに出力する前記データ信号のデータ電圧、及び前記データ駆動部が前記第3サブフレーム期間の間前記データラインに出力する前記データ信号のデータ電圧は同一であることを特徴とする、請求項2に記載の液晶表示パネル駆動装置。
【請求項4】
前記第2サブフレーム期間の間前記表示パネルの画素電極に充電される充電電圧は前記第1サブフレーム期間の間前記画素電極に充電される充電電圧より低く、前記第3サブフレーム期間の間前記表示パネルの画素電極に充電される充電電圧は前記第2サブフレーム期間の間前記画素電極に充電される前記充電電圧より低いことを特徴とする、請求項3に記載の液晶表示パネル駆動装置。
【請求項5】
前記フレーム期間はN(Nは自然数)個のサブフレーム期間を含み、前記ゲート駆動部は前記N個のサブフレーム期間の間N個の互いに異なるゲートオン電圧を有するゲート信号を出力することを特徴とする、請求項1に記載の液晶表示パネル駆動装置。
【請求項6】
フレーム期間の第1サブフレーム期間の間、データ駆動部がデータ信号を表示パネルのデータラインに出力し、
前記第1サブフレーム期間の間、ゲート駆動部が第1ゲートオン電圧を有するゲート信号を前記表示パネルのゲートラインに出力し、
前記フレーム期間で前記第1サブフレーム期間の次の第2サブフレーム期間の間、前記データ駆動部が前記データ信号を前記表示パネルの前記データラインに出力し、
前記第2サブフレーム期間の間、前記ゲート駆動部が前記第1ゲートオン電圧と異なる第2ゲートオン電圧を有するゲート信号を前記ゲートラインに出力すること、
を含み、
前記第2ゲートオン電圧は前記第1ゲートオン電圧より低く、
前記データ駆動部が前記第1サブフレーム期間の間前記データラインに出力する前記データ信号のデータ電圧、及び前記データ駆動部が前記第2サブフレーム期間の間前記データラインに出力する前記データ信号のデータ電圧は同一であり、
前記第2サブフレーム期間の間前記表示パネルの画素電極に充電される充電電圧は前記第1サブフレーム期間の間前記画素電極に充電される充電電圧より低いことを特徴とする、液晶表示パネル駆動方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示パネル駆動装置、これを用いた表示パネル駆動方法、及びこれを含む表示装置に関し、より詳しくは、垂直配向モードの表示パネルを駆動する表示パネル駆動装置、これを用いた表示パネル駆動方法、及びこれを含む表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
液晶表示装置は、液晶表示パネル及び表示パネル駆動装置を含む。
【0003】
前記液晶表示パネルは、下部基板、上部基板、及び液晶層を含む。前記下部基板は、薄膜トランジスタ及び画素電極を含む。前記上部基板は、共通電極を含む。前記液晶層は前記下部基板及び前記上部基板の間に介され、液晶を含む。前記液晶層に含まれた液晶の配列は、前記画素電極に印加される画素電圧及び前記共通電極に印加される共通電圧により生成された電場により変更される。
【0004】
前記液晶表示装置のうちの垂直配向モードの液晶表示装置では、前記画素電極及び前記共通電極の間に電場が印加されなければ前記液晶が前記下部基板及び前記上部基板に対して垂直方向に配列され、前記画素電極及び前記共通電極の間に電場が印加されれば前記電場の強さによって前記液晶の配列が変更される。
【0005】
前記垂直配向モードの液晶表示装置は側面視認性が低く、これによって、液晶表示装置の表示品質が低下する問題点がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ここに、本発明の技術的課題はこのような点で着目したものであって、本発明の目的は、表示装置の表示品質を向上させることができる表示パネル駆動装置を提供することにある。
【0007】
本発明の更なる目的は、前記表示パネル駆動装置を用いた表示パネル駆動方法を提供することにある。
【0008】
本発明の更なる他の目的は、前記表示パネル駆動装置を含む表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記の本発明の目的を実現するための一実施形態に係る表示パネル駆動装置は、データ駆動部及びゲート駆動部を含む。前記データ駆動部は、映像データをデータ信号に変換して前記データ信号を表示パネルのデータラインに出力する。前記ゲート駆動部は、フレーム期間の第1サブフレーム期間及び前記第1サブフレーム期間の次の第2サブフレーム期間の間互いに異なるゲートオン電圧を有するゲート信号を前記表示パネルのゲートラインに出力する。
【0010】
本発明の一実施形態において、前記ゲート駆動部は前記第1サブフレーム期間の間第1ゲートオン電圧を有するゲート信号を出力し、前記第2サブフレーム期間の間前記第1ゲートオン電圧より低い第2ゲートオン電圧を有するゲート信号を出力することができる。
【0011】
本発明の一実施形態において、前記データ駆動部が前記第1サブフレーム期間の間前記データラインに出力する前記データ信号のデータ電圧及び前記データ駆動部が前記第2サブフレーム期間の間前記データラインに出力する前記データ信号のデータ電圧は同一でありうる。
【0012】
本発明の一実施形態において、前記データ駆動部が前記第1サブフレーム期間の間前記データラインに出力する前記データ信号の前記データ電圧及び前記データ駆動部が前記第2サブフレーム期間の間前記データラインに出力する前記データ信号の前記データ電圧はホワイト階調に相応することができる。
【0013】
本発明の一実施形態において、前記第2サブフレーム期間の間前記表示パネルの画素電極に充電される充電電圧は、前記第1サブフレーム期間の間前記画素電極に充電される充電電圧より低いことがある。
【0014】
本発明の一実施形態において、前記表示パネル駆動装置は前記ゲート駆動部に前記第1ゲートオン電圧及び前記第2ゲートオン電圧を提供する電圧提供部をさらに含むことができる。
【0015】
本発明の一実施形態において、前記ゲート駆動部は前記第1サブフレーム及び前記第2サブフレームを示す選択信号に応答して前記第1ゲートオン電圧及び前記第2ゲートオン電圧のうちの1つを選択する電圧選択部を含むことができる。
【0016】
本発明の一実施形態において、前記フレーム期間は前記第2サブフレーム期間の次の第3サブフレーム期間をさらに含むことができ、前記ゲート駆動部は前記第1サブフレーム期間の間第1ゲートオン電圧を有するゲート信号を出力することができ、前記第2サブフレーム期間の間前記第1ゲートオン電圧より低い第2ゲートオン電圧を有するゲート信号を出力することができ、前記第3サブフレーム期間の間前記第2ゲートオン電圧より低い第3ゲートオン電圧を有するゲート信号を出力することができる。
【0017】
本発明の一実施形態において、前記データ駆動部が前記第1サブフレーム期間の間前記データラインに出力する前記データ信号のデータ電圧、前記データ駆動部が前記第2サブフレーム期間の間前記データラインに出力する前記データ信号のデータ電圧、及び前記データ駆動部が前記第3サブフレーム期間の間前記データラインに出力する前記データ信号のデータ電圧は同一でありうる。
【0018】
本発明の一実施形態において、前記データ駆動部が前記第1サブフレーム期間の間前記データラインに出力する前記データ信号の前記データ電圧、前記データ駆動部が前記第2サブフレーム期間の間前記データラインに出力する前記データ信号の前記データ電圧、及び前記データ駆動部が前記第3サブフレーム期間の間前記データラインに出力する前記データ信号の前記データ電圧はホワイト階調に対応することができる。
【0019】
本発明の一実施形態において、前記第2サブフレーム期間の間前記表示パネルの画素電極に充電される充電電圧は前記第1サブフレーム期間の間前記画素電極に充電される充電電圧より低いことがあり、前記第3サブフレーム期間の間前記表示パネルの画素電極に充電される充電電圧は前記第2サブフレーム期間の間前記画素電極に充電される前記充電電圧より低いことがある。
【0020】
本発明の一実施形態において、前記表示パネル駆動装置は、前記ゲート駆動部に前記第1ゲートオン電圧、前記第2ゲートオン電圧、及び前記第3ゲートオン電圧を提供する電圧提供部をさらに含むことができる。
【0021】
本発明の一実施形態において、前記ゲート駆動部は、前記第1サブフレーム、前記第2サブフレーム、及び前記第3サブフレームを示す選択信号に応答して前記第1ゲートオン電圧、前記第2ゲートオン電圧、及び前記第3ゲートオン電圧のうちの1つを選択する電圧選択部を含むことができる。
【0022】
本発明の一実施形態において、前記フレーム期間はN(Nは自然数)個のサブフレーム期間を含むことができ、前記ゲート駆動部は前記N個のサブフレーム期間の間N個の互いに異なるゲートオン電圧を有するゲート信号を出力することができる。
【0023】
前記した本発明の目的を実現するための他の実施形態に係る表示パネル駆動方法は、フレーム期間の第1サブフレーム期間の間データ信号を表示パネルのデータラインに出力するステップ、前記第1サブフレーム期間の間第1ゲートオン電圧を有するゲート信号を前記表示パネルのゲートラインに出力するステップ、前記フレーム期間で前記第1サブフレームの次の第2サブフレーム期間の間前記データ信号を前記データラインに出力するステップ、及び前記第2サブフレーム期間の間前記第1ゲートオン電圧と異なる第2ゲートオン電圧を有するゲート信号を前記ゲートラインに出力するステップを含む。
【0024】
本発明の一実施形態において、前記第2ゲートオン電圧は前記第1ゲートオン電圧より低いことがあり、前記第2サブフレーム期間の間前記表示パネルの画素電極に充電される充電電圧は前記第1サブフレーム期間の間前記画素電極に充電される充電電圧より低いことがある。
【0025】
本発明の一実施形態において、前記表示パネル駆動方法は、前記フレーム期間で前記第2サブフレームの次の第3サブフレーム期間の間前記データ信号を前記データラインに出力するステップ、及び前記第3サブフレーム期間の間前記第1ゲートオン電圧及び前記第2ゲートオン電圧と異なる第3ゲートオン電圧を有するゲート信号を前記ゲートラインに出力するステップをさらに含むことができる。
【0026】
本発明の一実施形態において、前記第3ゲートオン電圧は前記第2ゲートオン電圧より低いことがあり、前記第3サブフレーム期間の間前記表示パネルの画素電極に充電される充電電圧は前記第2サブフレーム期間の間前記画素電極に充電される前記充電電圧より低いことがある。
【0027】
前記した本発明の目的を実現するための更に他の実施形態に係る装置は、表示パネル及び表示パネル駆動装置を含む。前記表示パネルは映像を表示し、ゲートライン及びデータラインを含む。前記表示パネル駆動装置は、前記映像の映像データをデータ信号に変換して前記データ信号を前記データラインに出力するデータ駆動部、及びフレーム期間の第1サブフレーム期間及び前記第1サブフレーム期間の次の第2サブフレーム期間の間互いに異なるゲートオン電圧を有するゲート信号を前記ゲートラインに出力するゲート駆動部を含む。
【0028】
本発明の一実施形態において、前記フレーム期間はN(Nは自然数)個のサブフレーム期間を含むことができ、前記ゲート駆動部は前記N個のサブフレーム期間の間N個の互いに異なるゲートオン電圧を有するゲート信号を出力することができる。
【0029】
本発明の一実施形態において、表示パネル駆動装置は、映像データをデータ信号に変換し、前記データ信号を表示パネルのデータラインに出力するデータ駆動部を含む。前記表示パネル駆動装置はまた、フレーム期間のN(Nは自然数)個のサブフレーム期間の間、前記表示パネルのゲートラインへN個の異なるゲートオン電圧を含むゲート信号を出力するゲート駆動部を含む。
【0030】
本発明の一実施形態において、連続する各ゲートオン電圧は直前のゲートオン電圧よりも低いことがある。本発明の一実施形態において、フレーム期間のN個の連続する各サブフレーム期間中、前記データ駆動部から前記データラインへ出力される前記データ信号の各前記データ電圧はホワイト階調に対応する。
【0031】
本発明の一実施形態において、各進行するゲートオン電圧は直前のゲートオン電圧よりも高い電圧を有する。本発明の一実施形態において、フレーム期間のN個の連続する各サブフレーム期間中、前記データ駆動部から前記データラインへ出力される前記データ信号の各前記データ電圧はホワイト階調に隣接した階調に相応する。
【発明の効果】
【0032】
このような表示パネル駆動装置、これを用いた表示パネル駆動方法、及びこれを含む表示装置によれば、表示装置の側面視認性を増加させることができ、これによって、前記表示装置の表示品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
図1】本発明の一実施形態に係る表示装置を示すブロック図である。
図2図1の画素を示す平面図である。
図3図1のゲート信号、データ信号、及び図2の画素電極に充電される充電電圧を示すタイミング図である。
図4図2の前記画素電極を示す状態図である。
図5図1の表示パネル駆動装置により遂行される表示パネル駆動方法を示すフローチャートである。
図6】本発明の一実施形態に係る表示装置を示すブロック図である。
図7図6のゲート信号、データ信号、及び図2の前記画素電極に充電される充電電圧を示すタイミング図である。
図8図2の前記画素電極を示す状態図である。
図9図6の表示パネル駆動装置により遂行される表示パネル駆動方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0034】
以下、添付した図面を参照して、本発明の好ましい実施形態をより詳細に説明する。
【0035】
(実施形態1)
図1は、本発明の一実施形態に係る表示装置を示すブロック図である。
【0036】
図1を参照すると、本実施形態に係る前記表示装置100は、表示パネル110、ゲート駆動部130、データ駆動部140、タイミング制御部150、電圧提供部160、及び光源部170を含む。
【0037】
前記表示パネル110は、前記タイミング制御部150から提供される映像データ(DATA)に基づくデータ信号(DS)を受信して映像を表示する。例えば、前記表示パネル110は液晶表示パネルでありうる。したがって、前記表示パネル110は薄膜トランジスタ及び画素電極を含む下部基板、共通電極を含む上部基板、及び前記下部基板及び前記上部基板の間に介され、液晶を含む液晶層を含むことができる。具体的に、前記表示パネル110は前記画素電極及び前記共通電極の間に電場が印加されなければ前記液晶が前記下部基板及び前記上部基板に対して垂直方向に配列される垂直配向モードの液晶表示パネルでありうる。
【0038】
前記表示パネル110は、ゲートライン(GL)、データライン(DL)、及び複数の画素120を含む。前記ゲートライン(GL)は第1方向(D1)に延長し、前記第1方向(D1)に垂直な第2方向(D2)に配列される。前記データライン(DL)は前記第2方向(D2)に延長し、前記第1方向(D1)に配列される。
【0039】
図2は、図1の前記画素120を示す平面図である。
【0040】
図2を参照すると、前記画素120は薄膜トランジスタ121及び画素電極123を含む。前記薄膜トランジスタ121は、前記ゲートライン(GL)に電気的に接続されたゲート電極、前記データライン(DL)に電気的に接続されたソース電極、及び前記画素電極123に電気的に接続されたドレーン電極を含む。前記画素電極123は、前記薄膜トランジスタ121の前記ドレーン電極に電気的に接続される。例えば、前記画素電極123は前記薄膜トランジスタ121の前記ドレーン電極にコンタクトホールを通じて電気的に接続される。
【0041】
また、図1を参照すると、前記ゲート駆動部130、前記データ駆動部140、前記タイミング制御部150、及び前記電圧提供部160は、前記表示パネル110を駆動する表示パネル駆動装置として定義できる。
【0042】
前記ゲート駆動部130は、前記タイミング制御部150から提供されるゲート開始信号(STV)及びゲートクロック信号(CLK1)に応答してゲート信号(GS)を生成し、前記ゲート信号(GS)を前記ゲートライン(GL)に出力する。前記ゲート駆動部130は、前記電圧提供部160から提供される第1ゲートオン電圧(VGON1)、第2ゲートオン電圧(VGON2)、及びゲートオフ電圧(VGOFF)を用いて前記ゲート信号(GS)を生成することができる。
【0043】
具体的に、前記ゲート駆動部130はフレーム期間の第1サブフレーム期間の間、前記第1ゲートオン電圧(VGON1)を有するゲート信号(GS)を前記ゲートライン(GL)に出力し、前記フレーム期間で前記第1サブフレーム期間の次の第2サブフレーム期間の間、前記第2ゲートオン電圧(VGON2)を有するゲート信号(GS)を前記ゲートライン(GL)に出力することができる。ここで、前記第1ゲートオン電圧(VGON1)のレベル及び前記第2ゲートオン電圧(VGON2)のレベルは異なる。例えば、前記第2ゲートオン電圧(VGON2)は前記第1ゲートオン電圧(VGON1)より低いことがある。これとは異なり、前記第2ゲートオン電圧(VGON2)は前記第1ゲートオン電圧(VGON1)より高いことがある。したがって、前記ゲート駆動部130は前記フレーム期間で前記第1サブフレーム期間及び前記第2サブフレーム期間の間互いに異なるゲートオン電圧を有するゲート信号(GS)を前記ゲートライン(GL)に出力することができる。
【0044】
前記ゲート駆動部130は、電圧選択部131を含むことができる。前記電圧選択部131は、前記第1サブフレーム及び前記第2サブフレームを示す選択信号(SEL)に応答して前記第1ゲートオン電圧(VGON1)及び前記第2ゲートオン電圧(VGON2)のうちの1つを選択する。したがって、前記ゲート駆動部130は前記第1ゲートオン電圧(VGON1)及び前記第2ゲートオン電圧(VGON2)のうちから選択された1つを前記ゲート信号(GS)として前記ゲートライン(GL)に出力することができる。
【0045】
前記データ駆動部140は、前記タイミング制御部150から提供される前記映像データ(DATA)を前記データ信号(DS)に変換し、前記タイミング制御部150から提供されるデータ開始信号(STH)及びデータクロック信号(CLK2)に応答して、前記データ信号(DS)を前記データライン(DL)に出力する。
【0046】
前記タイミング制御部150は、外部から前記映像データ(DATA)及び制御信号(CON)を受信する。前記制御信号(CON)は、水平同期信号(Hsync)、垂直同期信号(Vsync)、及びクロック信号(CLK)を含むことができる。前記タイミング制御部150は、前記水平同期信号(Hsync)を用いて前記データ開始信号(STH)を生成した後、前記データ開始信号(STH)を前記データ駆動部140に出力する。また、前記タイミング制御部150は前記垂直同期信号(Vsync)を用いて前記ゲート開始信号(STV)を生成した後、前記ゲート開始信号(STV)を前記ゲート駆動部130に出力する。また、前記タイミング制御部150は前記クロック信号(CLK)を用いて前記ゲートクロック信号(CLK1)及び前記データクロック信号(CLK2)を生成した後、前記ゲートクロック信号(CLK1)を前記ゲート駆動部130に出力し、前記データクロック信号(CLK2)を前記データ駆動部140に出力する。
【0047】
前記電圧提供部160は、前記ゲート駆動部130に前記第1ゲートオン電圧(VGON1)、前記第2ゲートオン電圧(VGON2)、及び前記ゲートオフ電圧(VGOFF)を出力する。
【0048】
前記光源部170は、前記表示パネル110に光(L)を提供する。例えば、前記光源部170は発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)を含むことができる。
【0049】
図3図1の前記ゲート信号(GS)、前記データ信号(DS)、及び図2の前記画素電極123に充電される充電電圧を示すタイミング図であり、図4図2の前記画素電極123を示す状態図である。
【0050】
図1から4を参照すると、前記表示パネル110に前記映像データ(DATA)の前記映像が表示されるフレーム期間(FRAME)は、第1サブフレーム期間(SF1)、及び前記第1サブフレーム期間(SF1)の次の前記第2サブフレーム期間(SF2)を含むことができる。
【0051】
前記ゲート駆動部130は、前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記第1ゲートオン電圧(VGON1)を有するゲート信号(GS)を出力することができる。また、前記ゲート駆動部130は前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記第2ゲートオン電圧(VGON2)を有するゲート信号を出力することができる。したがって、前記ゲート信号(GS)は前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記第1ゲートオン電圧(VGON1)を有することができ、前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記第2ゲートオン電圧(VGON2)を有することができる。ここで、前記第1ゲートオン電圧(VGON1)はハイ電圧(HIGH)に相応することができ、前記第2ゲートオン電圧(VGON2)はロー電圧(LOW)に相応することができる。したがって、前記第2ゲートオン電圧(VGON2)は前記第1ゲートオン電圧(VGON1)より低いことがある。
【0052】
前記データ駆動部140は、前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記データ信号(DS)を出力し、前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記データ信号(DS)を出力する。前記データ駆動部140が前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)のデータ電圧及び前記データ駆動部140が前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)のデータ電圧は同一である。例えば、前記データ駆動部140が前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)の前記データ電圧、及び前記データ駆動部140が前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)の前記データ電圧はホワイト階調に相応することができる。これとは異なり、前記データ駆動部140が前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)の前記データ電圧、及び前記データ駆動部140が前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)の前記データ電圧はホワイト階調に隣接した階調に相応することができる。したがって、前記データ駆動部140が前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)の前記データ電圧、及び前記データ駆動部140が前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)の前記データ電圧はハイ電圧(HIGH)に相応することができる。
【0053】
前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記第1ゲートオン電圧(VGON1)を有する前記ゲート信号(GS)が前記ゲートライン(GL)に印加され、前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記第1ゲートオン電圧(VGON1)より低い前記第2ゲートオン電圧(VGON2)を有する前記ゲート信号(GS)が前記ゲートライン(GL)に印加されるので、前記第1サブフレーム期間(SF1)及び前記第2サブフレーム期間(SF2)の間同一なデータ電圧を有する前記データ信号(DS)が前記デートライン(DL)に印加されても、前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記表示パネル110の前記画素電極123に充電される前記充電電圧(CV)は、前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記画素電極123に充電される前記充電電圧(CV)より低い。したがって、前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記画素電極123に充電される前記充電電圧(CV)は第1ガンマ曲線に従うハイ電圧(HIGH)に相応することができ、前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記画素電極123に充電される前記充電電圧(CV)は第2ガンマ曲線に従うロー電圧(LOW)に相応することができる。
【0054】
図5は、図1の前記表示パネル駆動装置により遂行される表示パネル駆動方法を示すフローチャートである。
【0055】
図1から5を参照すると、前記データ駆動部140は前記フレーム期間(FRAME)の前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記データ信号(DS)を前記表示パネル110の前記データライン(DL)に出力する(S110)。例えば、前記データ駆動部140が前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)の前記データ電圧はホワイト階調に相応することができる。これとは異なり、前記データ駆動部140が前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)の前記データ電圧はホワイト階調に隣接した階調に相応することができる。
【0056】
前記ゲート駆動部130は、前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記第1ゲートオン電圧(VGON1)を有する前記ゲート信号(GS)を前記表示パネル110の前記ゲートライン(GL)に出力する(S120)。具体的に、前記ゲート駆動部130は前記第1サブフレーム期間(SF1)を示す前記選択信号(SEL)に応答して前記電圧提供部160から受信した前記第1ゲートオン電圧(VGON1)及び前記第2ゲートオン電圧(VGON2)のうち、前記第1ゲートオン電圧(VGON1)を選択して前記ゲート信号(GS)として出力する。ここで、前記第1ゲートオン電圧(VGON1)はハイ電圧(HIGH)に相応することができる。
【0057】
前記データ駆動部140は、前記フレーム期間(FRAME)で前記第1サブフレーム期間(SF1)の次の前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記データ信号(DS)を前記表示パネル110の前記データライン(DL)に出力する(S130)。前記データ駆動部140が前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)の前記データ電圧は、前記データ駆動部140が前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)の前記データ電圧と同一である。したがって、前記データ駆動部140が前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)の前記データ電圧はホワイト階調に相応することができる。これとは異なり、前記データ駆動部140が前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)の前記データ電圧はホワイト階調に隣接した階調に相応することができる。
【0058】
前記ゲート駆動部130は、前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記第2ゲートオン電圧(VGON2)を有する前記ゲート信号(GS)を前記表示パネル110の前記ゲートライン(GL)に出力する(S140)。具体的に、前記ゲート駆動部130は前記第2サブフレーム期間(SF2)を示す前記選択信号(SEL)に応答して前記電圧提供部160から受信された前記第1ゲートオン電圧(VGON1)及び前記第2ゲートオン電圧(VGON2)のうち、前記第2ゲートオン電圧(VGON2)を選択して前記ゲート信号(GS)として出力する。ここで、前記第2ゲートオン電圧(VGON2)はロー電圧(LOW)に相応することができる。したがって、前記第2ゲートオン電圧(VGON2)は前記第1ゲートオン電圧(VGON1)より低いことがある。
【0059】
前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記第1ゲートオン電圧(VGON1)を有する前記ゲート信号(GS)が前記ゲートライン(GL)に印加され、前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記第1ゲートオン電圧(VGON1)より低い前記第2ゲートオン電圧(VGON2)を有する前記ゲート信号(GS)が前記ゲートライン(GL)に印加されるので、前記第1サブフレーム期間(SF1)及び前記第2サブフレーム期間(SF2)の間同一なデータ電圧を有する前記データ信号(DS)が前記デートライン(DL)に印加されても前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記表示パネル110の前記画素電極123に充電される前記充電電圧(CV)は前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記画素電極123に充電される前記充電電圧(CV)より低い。したがって、前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記画素電極123に充電される前記充電電圧(CV)は第1ガンマ曲線に従うハイ電圧(HIGH)に相応することができ、前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記画素電極123に充電される前記充電電圧(CV)は第2ガンマ曲線に従うロー電圧(LOW)に相応することができる。
【0060】
本実施形態によれば、前記フレーム期間(FRAME)の前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記画素電極123にハイ電圧(HIGH)に相応する前記充電電圧(CV)が充電され、前記フレーム期間(FRAME)の前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記画素電極123にロー電圧(LOW)に相応する前記充電電圧(CV)が充電されるので、前記フレーム期間(FRAME)の間前記画素電極123にハイ電圧(HIGH)に相応する電圧のみ充電される場合に比べて前記表示装置100の側面視認性を増加させることができる。したがって、前記表示装置100の表示品質を向上させることができる。
【0061】
(実施形態2)
図6は、本発明の一実施形態に係る表示装置を示すブロック図である。
【0062】
図6を参照すると、本実施形態に係る前記表示装置200は、表示パネル210、ゲート駆動部230、データ駆動部240、タイミング制御部250、電圧提供部260、及び光源部270を含む。
【0063】
前記表示パネル210は、前記タイミング制御部250から提供される映像データ(DATA)に基づくデータ信号(DS)を受信して映像を表示する。例えば、前記表示パネル210は液晶表示パネルでありうる。したがって、前記表示パネル210は薄膜トランジスタ及び画素電極を含む下部基板、共通電極を含む上部基板、及び前記下部基板及び前記上部基板の間に介され、液晶を含む液晶層を含むことができる。具体的に、前記表示パネル210は前記画素電極及び前記共通電極の間に電場が印加されなければ前記液晶が前記下部基板及び前記上部基板に対して垂直方向に配列される垂直配向モードの液晶表示パネルでありうる。
【0064】
前記表示パネル210は、ゲートライン(GL)、データライン(DL)、及び複数の画素220を含む。前記ゲートライン(GL)は第1方向(D1)に延長し、前記第1方向(D1)に垂直な第2方向(D2)に配列される。前記データライン(DL)は前記第2方向(D2)に延長し、前記第1方向(D1)に配列される。
【0065】
前記画素220は、図2の前記画素120と実質的に同一である。したがって、前記画素220は前記薄膜トランジスタ121及び前記画素電極123を含む。前記薄膜トランジスタ121は、前記ゲートライン(GL)に電気的に接続された前記ゲート電極、前記データライン(DL)に電気的に接続された前記ソース電極、及び前記画素電極123に電気的に接続された前記ドレーン電極を含む。前記画素電極123は、前記薄膜トランジスタ121の前記ドレーン電極に電気的に接続される。例えば、前記画素電極123は前記薄膜トランジスタ121の前記ドレーン電極に前記コンタクトホールを通じて電気的に接続される。
【0066】
また、図6を参照すると、前記ゲート駆動部230、前記データ駆動部240、前記タイミング制御部250、及び前記電圧提供部260は、前記表示パネル210を駆動する表示パネル駆動装置として定義できる。
【0067】
前記ゲート駆動部230は、前記タイミング制御部250から提供されるゲート開始信号(STV)及びゲートクロック信号(CLK1)に応答してゲート信号(GS)を生成し、前記ゲート信号(GS)を前記ゲートライン(GL)に出力する。前記ゲート駆動部230は、前記電圧提供部260から提供される第1ゲートオン電圧(VGON1)、第2ゲートオン電圧(VGON2)、第3ゲートオン電圧(VGON3)、及びゲートオフ電圧(VGOFF)を用いて前記ゲート信号(GS)を生成することができる。
【0068】
具体的に、前記ゲート駆動部230はフレーム期間の第1サブフレーム期間の間前記第1ゲートオン電圧(VGON1)を有するゲート信号(GS)を前記ゲートライン(GL)に出力し、前記フレーム期間で前記第1サブフレーム期間の次の第2サブフレーム期間の間前記第2ゲートオン電圧(VGON2)を有するゲート信号(GS)を前記ゲートライン(GL)に出力し、前記フレーム期間で前記第2サブフレーム期間の次の第3サブフレーム期間の間前記第3ゲートオン電圧(VGON3)を有するゲート信号(GS)を前記ゲートライン(GL)に出力することができる。ここで、前記第1ゲートオン電圧(VGON1)のレベル、前記第2ゲートオン電圧(VGON2)のレベル、及び前記第3ゲートオン電圧(VGON3)のレベルは異なる。例えば、前記第2ゲートオン電圧(VGON2)は前記第1ゲートオン電圧(VGON1)より低いことがあり、前記第3ゲートオン電圧(VGON3)は前記第2ゲートオン電圧(VGON2)より低いことがある。これとは異なり、前記第2ゲートオン電圧(VGON2)は前記第1ゲートオン電圧(VGON1)より高いことがあり、前記第3ゲートオン電圧(VGON3)は前記第2ゲートオン電圧(VGON2)より高いことがある。したがって、前記ゲート駆動部230は前記フレーム期間で前記第1サブフレーム期間、前記第2サブフレーム期間、及び前記第3サブフレーム期間の間互いに異なるゲートオン電圧を有するゲート信号(GS)を前記ゲートライン(GL)に出力することができる。
【0069】
前記ゲート駆動部230は、電圧選択部231を含むことができる。前記電圧選択部231は、前記第1サブフレーム、前記第2サブフレーム、及び前記第3サブフレームを示す選択信号(SEL)に応答して前記第1ゲートオン電圧(VGON1)、前記第2ゲートオン電圧(VGON2)、及び前記第3ゲートオン電圧(VGON3)のうちの1つを選択する。したがって、前記ゲート駆動部230は前記第1ゲートオン電圧(VGON1)、前記第2ゲートオン電圧(VGON2)、及び前記第3ゲートオン電圧(VGON3)のうちから選択された1つを前記ゲート信号(GS)として前記ゲートライン(GL)に出力することができる。
【0070】
前記データ駆動部240は、前記タイミング制御部250から提供される前記映像データ(DATA)を前記データ信号(DS)に変換し、前記タイミング制御部250から提供されるデータ開始信号(STH)及びデータクロック信号(CLK2)に応答して、前記データ信号(DS)を前記データライン(DL)に出力する。
【0071】
前記タイミング制御部250は、外部から前記映像データ(DATA)及び制御信号(CON)を受信する。前記制御信号(CON)は、水平同期信号(Hsync)、垂直同期信号(Vsync)、及びクロック信号(CLK)を含むことができる。前記タイミング制御部250は、前記水平同期信号(Hsync)を用いて前記データ開始信号(STH)を生成した後、前記データ開始信号(STH)を前記データ駆動部240に出力する。また、前記タイミング制御部250は前記垂直同期信号(Vsync)を用いて前記ゲート開始信号(STV)を生成した後、前記ゲート開始信号(STV)を前記ゲート駆動部230に出力する。また、前記タイミング制御部250は前記クロック信号(CLK)を用いて前記ゲートクロック信号(CLK1)及び前記データクロック信号(CLK2)を生成した後、前記ゲートクロック信号(CLK1)を前記ゲート駆動部230に出力し、前記データクロック信号(CLK2)を前記データ駆動部240に出力する。
【0072】
前記電圧提供部260は、前記ゲート駆動部230に前記第1ゲートオン電圧(VGON1)、前記第2ゲートオン電圧(VGON2)、前記第3ゲートオン電圧(VGON3)、及び前記ゲートオフ電圧(VGOFF)を出力する。
【0073】
前記光源部270は、前記表示パネル210に光(L)を提供する。例えば、前記光源部270は発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)を含むことができる。
【0074】
図7は、図6の前記ゲート信号(GS)、前記データ信号(DS)、及び図2の前記画素電極123に充電される充電電圧を示すタイミング図であり、図8図2の前記画素電極123を示す状態図である。
【0075】
図2、及び図6から図8を参照すると、前記表示パネル210に前記映像データ(DATA)の前記映像が表示されるフレーム期間(FRAME)は、第1サブフレーム期間(SF1)、前記第1サブフレーム期間(SF1)の次の前記第2サブフレーム期間(SF2)、及び前記第2サブフレーム期間(SF2)の次の第3サブフレーム期間(SF3)を含むことができる。
【0076】
前記ゲート駆動部230は、前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記第1ゲートオン電圧(VGON1)を有するゲート信号(GS)を出力することができる。また、前記ゲート駆動部230は前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記第2ゲートオン電圧(VGON2)を有するゲート信号(GS)を出力することができる。また、前記ゲート駆動部230は前記第3サブフレーム期間(SF3)の間前記第3ゲートオン電圧(VGON3)を有するゲート信号(GS)を出力することができる。したがって、前記ゲート信号(GS)は前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記第1ゲートオン電圧(VGON1)を有することができ、前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記第2ゲートオン電圧(VGON2)を有することができ、前記第3サブフレーム期間(SF3)の間前記第3ゲートオン電圧(VGON3)を有することができる。ここで、前記第1ゲートオン電圧(VGON1)はハイ電圧(HIGH)に相応することができ、前記第2ゲートオン電圧(VGON2)はミドル電圧(MIDDLE)に相応することができ、前記第3ゲートオン電圧(LOW)はロー電圧(LOW)に相応することができる。したがって、前記第2ゲートオン電圧(VGON2)は前記第1ゲートオン電圧(VGON1)より低いことがあり、前記第3ゲートオン電圧(VGON3)は前記第2ゲートオン電圧(VGON2)より低いことがある。
【0077】
前記データ駆動部240は、前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記データ信号(DS)を出力し、前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記データ信号(DS)を出力し、前記第3サブフレーム期間(SF3)間前記データ信号(DS)を出力する。前記データ駆動部240が前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)のデータ電圧、前記データ駆動部240が前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)のデータ電圧、及び前記データ駆動部240が前記第3サブフレーム期間(SF3)間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)のデータ電圧は同一である。例えば、前記データ駆動部240が前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)の前記データ電圧、前記データ駆動部240が前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)の前記データ電圧、及び前記データ駆動部240が前記第3サブフレーム期間(SF3)間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)の前記データ電圧はホワイト階調に相応することができる。これとは異なり、前記データ駆動部240が前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)の前記データ電圧、前記データ駆動部240が前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)の前記データ電圧、及び前記データ駆動部240が前記第3サブフレーム期間(SF3)間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)の前記データ電圧はホワイト階調に隣接した階調に相応することができる。したがって、前記データ駆動部240が前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)の前記データ電圧、前記データ駆動部240が前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)の前記データ電圧、及び前記データ駆動部240が前記第3サブフレーム期間(SF3)間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)の前記データ電圧はハイ電圧(HIGH)に相応することができる。
【0078】
前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記第1ゲートオン電圧(VGON1)を有する前記ゲート信号(GS)が前記ゲートライン(GL)に印加され、前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記第1ゲートオン電圧(VGON1)より低い前記第2ゲートオン電圧(VGON2)を有する前記ゲート信号(GS)が前記ゲートライン(GL)に印加され、前記第3サブフレーム期間(SF3)間前記第2ゲートオン電圧(VGON2)より低い前記第3ゲートオン電圧(VGON3)を有する前記ゲート信号(GS)が前記ゲートライン(GL)に印加されるので、前記第1サブフレーム期間(SF1)、前記第2サブフレーム期間(SF2)、及び前記第3サブフレーム期間(SF3)間同一なデータ電圧を有する前記データ信号(DS)が前記デートライン(DL)に印加されても前記第3サブフレーム期間(SF3)間前記表示パネル210の前記画素電極123に充電される前記充電電圧(CV)は前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記画素電極123に充電される前記充電電圧(CV)より低く、前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記表示パネル210の前記画素電極123に充電される前記充電電圧(CV)は前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記画素電極123に充電される前記充電電圧(CV)より低い。したがって、前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記画素電極123に充電される前記充電電圧(CV)は第1ガンマ曲線に従うハイ電圧(HIGH)に相応することができ、前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記画素電極123に充電される前記充電電圧(CV)は第2ガンマ曲線に従うミドル電圧(MIDDLE)に相応することができ、第3サブフレーム期間(SF3)間前記画素電極123に充電される前記充電電圧(CV)は第3ガンマ曲線に従うロー電圧(LOW)に相応することができる。
【0079】
図9は、図6の前記表示パネル駆動装置により遂行される表示パネル駆動方法を示すフローチャートである。
【0080】
図2、及び図6から図9を参照すると、前記データ駆動部240は、前記フレーム期間(FRAME)の前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記データ信号(DS)を前記表示パネル210の前記データライン(DL)に出力する(S210)。例えば、前記データ駆動部240が前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)の前記データ電圧はホワイト階調に相応することができる。これとは異なり、前記データ駆動部240が前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)の前記データ電圧はホワイト階調に隣接した階調に相応することができる。
【0081】
前記ゲート駆動部230は前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記第1ゲートオン電圧(VGON1)を有する前記ゲート信号(GS)を前記表示パネル210の前記ゲートライン(GL)に出力する(S220)。具体的に、前記ゲート駆動部230は前記第1サブフレーム期間(SF1)を示す前記選択信号(SEL)に応答して前記電圧提供部260から受信された前記第1ゲートオン電圧(VGON1)、前記第2ゲートオン電圧(VGON2)、及び前記第3ゲートオン電圧(VGON3)のうち、前記第1ゲートオン電圧(VGON1)を選択して前記ゲート信号(GS)として出力する。ここで、前記第1ゲートオン電圧(VGON1)はハイ電圧(HIGH)に相応することができる。
【0082】
前記データ駆動部240は前記フレーム期間(FRAME)で前記第1サブフレーム期間(SF1)の次の前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記データ信号(DS)を前記表示パネル210の前記データライン(DL)に出力する(S230)。前記データ駆動部240が前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)の前記データ電圧は前記データ駆動部240が前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)の前記データ電圧と同一である。したがって、前記データ駆動部240が前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)の前記データ電圧はホワイト階調に相応することができる。これとは異なり、前記データ駆動部240が前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)の前記データ電圧はホワイト階調に隣接した階調に相応することができる。
【0083】
前記ゲート駆動部230は、前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記第2ゲートオン電圧(VGON2)を有する前記ゲート信号(GS)を前記表示パネル210の前記ゲートライン(GL)に出力する(S240)。具体的に、前記ゲート駆動部230は前記第2サブフレーム期間(SF2)を示す前記選択信号(SEL)に応答して前記電圧提供部260から受信された前記第1ゲートオン電圧(VGON1)、前記第2ゲートオン電圧(VGON2)、及び前記第3ゲートオン電圧(VGON3)のうち、前記第2ゲートオン電圧(VGON2)を選択して前記ゲート信号(GS)として出力する。ここで、前記第2ゲートオン電圧(VGON2)はミドル電圧(MIDDLE)に相応することができる。したがって、前記第2ゲートオン電圧(VGON2)は、前記第1ゲートオン電圧(VGON1)より低いことがある。
【0084】
前記データ駆動部240は前記フレーム期間(FRAME)で前記第2サブフレーム期間(SF2)の次の前記第3サブフレーム期間(SF3)間前記データ信号(DS)を前記表示パネル210の前記データライン(DL)に出力する(S250)。前記データ駆動部240が前記第3サブフレーム期間(SF3)間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)の前記データ電圧は前記データ駆動部240が前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)の前記データ電圧、及び前記データ駆動部240が前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)の前記データ電圧と同一である。したがって、前記データ駆動部240が前記第3サブフレーム期間(SF3)間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)の前記データ電圧はホワイト階調に相応することができる。これとは異なり、前記データ駆動部240が前記第3サブフレーム期間(SF3)間前記データライン(DL)に出力する前記データ信号(DS)の前記データ電圧はホワイト階調に隣接した階調に相応することができる。
【0085】
前記ゲート駆動部230は、前記第3サブフレーム期間(SF3)間前記第3ゲートオン電圧(VGON3)を有する前記ゲート信号(GS)を前記表示パネル210の前記ゲートライン(GL)に出力する(S260)。具体的に、前記ゲート駆動部230は前記第3サブフレーム期間(SF3)を示す前記選択信号(SEL)に応答して前記電圧提供部260から受信された前記第1ゲートオン電圧(VGON1)、前記第2ゲートオン電圧(VGON2)、及び前記第3ゲートオン電圧(VGON3)のうち、前記第3ゲートオン電圧(VGON2)を選択して前記ゲート信号(GS)として出力する。ここで、前記第3ゲートオン電圧(VGON3)はロー電圧(LOW)に相応することができる。したがって、前記第3ゲートオン電圧(VGON3)は前記第2ゲートオン電圧(VGON2)より低いことがある。
【0086】
前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記第1ゲートオン電圧(VGON1)を有する前記ゲート信号(GS)が前記ゲートライン(GL)に印加され、前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記第1ゲートオン電圧(VGON1)より低い前記第2ゲートオン電圧(VGON2)を有する前記ゲート信号(GS)が前記ゲートライン(GL)に印加され、前記第3サブフレーム期間(SF3)間前記第2ゲートオン電圧(VGON2)より低い前記第3ゲートオン電圧(VGON3)を有する前記ゲート信号(GS)が前記ゲートライン(GL)に印加されるので、前記第1サブフレーム期間(SF1)、前記第2サブフレーム期間(SF2)、及び前記第3サブフレーム期間(SF3)間同一なデータ電圧を有する前記データ信号(DS)が前記デートライン(DL)に印加されても、前記第3サブフレーム期間(SF3)間前記表示パネル210の前記画素電極123に充電される前記充電電圧(CV)は前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記画素電極123に充電される前記充電電圧(CV)より低く、前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記表示パネル210の前記画素電極123に充電される前記充電電圧(CV)は前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記画素電極123に充電される前記充電電圧(CV)より低い。したがって、前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記画素電極123に充電される前記充電電圧(CV)は第1ガンマ曲線に従うハイ電圧(HIGH)に相応することができ、前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記画素電極123に充電される前記充電電圧(CV)は第2ガンマ曲線に従うミドル電圧(MIDDLE)に相応することができ、前記第3サブフレーム期間(SF3)間前記画素電極123に充電される前記充電電圧(CV)は第3ガンマ曲線に従うロー電圧(LOW)に相応することができる。
【0087】
本実施形態では、前記フレーム期間(FRAME)が3個の前記第1サブフレーム期間(SF1)、前記第2サブフレーム期間(SF2)、及び前記第3サブフレーム期間(SF3)を含み、前記ゲート駆動部230が3個の前記第1サブフレーム期間(SF1)、前記第2サブフレーム期間(SF2)、及び前記第3サブフレーム期間(SF3)の間、3個の前記第1ゲートオン電圧(VGON1)、前記第2ゲートオン電圧(VGON2)、及び前記第3ゲートオン電圧(VGON3)を含む前記ゲート信号(GS)を前記ゲートライン(GS)に出力するが、これに限定するものではない。例えば、前記フレーム期間(FRAME)はN(Nは自然数)個のサブフレーム期間を含むことができ、前記ゲート駆動部230は前記N個のサブフレーム期間の間N個の互いに異なるゲートオン電圧を有するゲート信号を前記ゲートライン(GS)に出力することができる。
【0088】
本実施形態によれば、前記フレーム期間(FRAME)の前記第1サブフレーム期間(SF1)の間前記画素電極123にハイ電圧(HIGH)に相応する前記充電電圧(CV)が充電され、前記フレーム期間(FRAME)の前記第2サブフレーム期間(SF2)の間前記画素電極123にミドル電圧(MIDDLE)に相応する前記充電電圧(CV)が充電され、前記フレーム期間(FRAME)の前記第3サブフレーム期間(SF3)の間前記画素電極123にロー電圧(LOW)に相応する前記充電電圧(CV)が充電されるので、前記フレーム期間(FRAME)の間前記画素電極123にハイ電圧(HIGH)に相応する電圧のみ充電される場合に比べて前記表示装置200の側面視認性を増加させることができる。したがって、前記表示装置200の表示品質を向上させることができる。
【産業上の利用可能性】
【0089】
以上、説明したように、表示パネル駆動装置、これを用いた表示パネル駆動方法、及びこれを含む表示装置によれば、表示装置の側面視認性を増加させることができ、これによって、前記表示装置の表示品質を向上させることができる。
【0090】
以上、実施形態を参照して説明したが、該当技術分野の熟練した当業者は特許請求範囲に記載された本発明の思想及び領域から逸脱しない範囲内で本発明を多様に修正及び変更させることができることを理解することができる。
【符号の説明】
【0091】
100、200 表示装置
110、210 表示パネル
120、220 画素
130、230 ゲート駆動部
131、231 電圧選択部
140、240 データ駆動部
150、250 タイミング制御部
160、260 電圧提供部
170、270 光源部
図1
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図9