(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6877968
(24)【登録日】2021年5月6日
(45)【発行日】2021年5月26日
(54)【発明の名称】ウインドレギュレータ
(51)【国際特許分類】
E05F 11/48 20060101AFI20210517BHJP
B60J 1/17 20060101ALI20210517BHJP
【FI】
E05F11/48 B
E05F11/48 D
B60J1/17 B
【請求項の数】5
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-229157(P2016-229157)
(22)【出願日】2016年11月25日
(65)【公開番号】特開2018-84114(P2018-84114A)
(43)【公開日】2018年5月31日
【審査請求日】2019年9月20日
(73)【特許権者】
【識別番号】000146434
【氏名又は名称】株式会社城南製作所
(74)【代理人】
【識別番号】110002583
【氏名又は名称】特許業務法人平田国際特許事務所
(74)【代理人】
【識別番号】100071526
【弁理士】
【氏名又は名称】平田 忠雄
(74)【代理人】
【識別番号】100128211
【弁理士】
【氏名又は名称】野見山 孝
(74)【代理人】
【識別番号】100145171
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 浩行
(72)【発明者】
【氏名】清水 裕規
(72)【発明者】
【氏名】竹下 恵祐
【審査官】
加々美 一恵
(56)【参考文献】
【文献】
国際公開第2016/171200(WO,A1)
【文献】
実公平07−008767(JP,Y2)
【文献】
特開2003−232175(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E05F 11/48
B60J 1/17
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両のドアに設けられ、前記ドアの窓ガラスを昇降するウインドレギュレータであって、
前記窓ガラスが連結されたキャリアプレートと、
前記キャリアプレートを前記窓ガラスの昇降方向に沿って移動可能に支持するガイドレールと、
モータの作動によって回転駆動されるドラムと、
一端部が前記キャリアプレートに連結され、他端部が前記ドラムに連結された上昇用ワイヤ及び下降用ワイヤと、
前記ガイドレールの前記昇降方向の上端部に配置され、前記上昇用ワイヤを支持する第1の支持部材と、
前記ガイドレールの前記昇降方向の下端部に配置され、前記下降用ワイヤを支持する第2の支持部材と、を備え、
前記ガイドレールは、前記ガイドレールの長手方向において前記第1の支持部材から前記第2の支持部材までの範囲に亘って延在し且つ車幅方向に突出して前記キャリアプレートと前記第1の支持部材との間に配置された前記上昇用ワイヤに接触すると共に前記キャリアプレートと前記第2の支持部材との間に配置された前記下降用ワイヤに接触する凸部を有する、
ウインドレギュレータ。
【請求項2】
前記ガイドレールは、前記長手方向に沿って延在する平板部と、前記平板部の前記長手方向と直交する方向における両端からそれぞれ立ち上がって形成された第1及び第2側板部と、を有し、
前記凸部が、前記平板部の一部を前記第1及び第2側板部の立ち上がり方向に突出して形成されている、
請求項1に記載のウインドレギュレータ。
【請求項3】
車両のドアに設けられ、前記ドアの窓ガラスを昇降するウインドレギュレータであって、
前記窓ガラスが連結されたキャリアプレートと、
車幅方向における車室外方向に向かって突出するように湾曲し、前記キャリアプレートを前記窓ガラスの昇降方向に沿って移動可能に支持するガイドレールと、
モータの作動によって回転駆動されるドラムと、
一端部が前記キャリアプレートに連結され、他端部が前記ドラムに連結されたワイヤと、
前記ガイドレールの端部に配置され、前記ワイヤを支持する支持部材と、を備え、
前記ガイドレールは、前記ガイドレールの長手方向に沿って延在する平板部と、前記平板部の前記長手方向と直交する方向における両端からそれぞれ前記車室外方向に立ち上がって形成された第1及び第2側板部と、前記平板部の一部を前記第1及び第2側板部の立ち上がり方向に突出して形成され、前記キャリアプレートと前記支持部材との間に配置された前記ワイヤに接触する凸部と、を有する、
ウインドレギュレータ。
【請求項4】
前記凸部は、少なくとも、前記窓ガラスの全閉状態において前記ワイヤと前記ガイドレールとが前記ガイドレールの前記長手方向において最も近づく部位に設けられている、
請求項3に記載のウインドレギュレータ。
【請求項5】
前記凸部は、前記ガイドレールの前記長手方向に沿って延在している、
請求項3又は4に記載のウインドレギュレータ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のドアの窓ガラスを昇降させるウインドレギュレータに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、車両のドアには、モータの駆動力によって窓ガラスを昇降させるウインドレギュレータが用いられている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載のウインドレギュレータは、ガイドレールと、ガイドレールに案内され、窓ガラスに連結されたキャリアプレートと、モータの駆動力によって回転駆動されるドラムと、一端がキャリアプレートに連結され、他端がドラムに連結されるワイヤと、を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2013−96150号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、この種のウインドレギュレータは、一般的にドアパネルの車内側に配置されたインナパネルに取り付けられるが、このインナパネルにはスピーカ等の音響用装置を備えたものがある。この場合、音響用装置から発せられる音が、インナパネルを介してウインドレギュレータに伝達されて、ワイヤが振動することがある。この際、振動したワイヤがガイドレールの表面と干渉して異音が発生するという問題があった。また、トラックや軽自動車等の平坦なドア形状に配置される曲率の小さいガイドレールの場合には、ワイヤとガイドレールとの間に隙間が生じやすいので、上記した異音の発生の問題は特に顕著となる。
【0006】
そこで、本発明では、振動したワイヤがガイドレールと干渉することにより発生する異音を抑制することができるウインドレギュレータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記課題を解決するため、車両のドアに設けられ、前記ドアの窓ガラスを昇降するウインドレギュレータであって、前記窓ガラスが連結されたキャリアプレートと、前記キャリアプレートを前記窓ガラスの昇降方向に沿って移動可能に支持するガイドレールと、モータの作動によって回転駆動されるドラムと、一端部が前記キャリアプレートに連結され、他端部が前記ドラムに連結された
上昇用ワイヤ及び下降用ワイヤと、前記ガイドレールの
前記昇降方向の上端部に配置され、
前記上昇用ワイヤを支持する
第1の支持部材と、
前記ガイドレールの前記昇降方向の下端部に配置され、前記下降用ワイヤを支持する第2の支持部材と、を備え、前記ガイドレールは、
前記ガイドレールの長手方向において前記第1の支持部材から前記第2の支持部材までの範囲に亘って延在し且つ車幅方向に突出して前記キャリアプレートと前記
第1の支持部材との間に配置された
前記上昇用ワイヤに接触する
と共に前記キャリアプレートと前記第2の支持部材との間に配置された前記下降用ワイヤに接触する凸部を有する、ウインドレギュレータを提供する。
【0008】
また、上記課題を解決するため、
車両のドアに設けられ、前記ドアの窓ガラスを昇降するウインドレギュレータであって、前記窓ガラスが連結されたキャリアプレートと、車幅方向における車室外方向に向かって突出するように湾曲し、前記キャリアプレートを前記窓ガラスの昇降方向に沿って移動可能に支持するガイドレールと、モータの作動によって回転駆動されるドラムと、一端部が前記キャリアプレートに連結され、他端部が前記ドラムに連結されたワイヤと、前記ガイドレールの端部に配置され、前記ワイヤを支持する支持部材と、を備え、前記ガイドレールは、前記ガイドレールの長手方向に沿って延在する平板部と、前記平板部の前記長手方向と直交する方向における両端からそれぞれ前記車室外方向に立ち上がって形成された第1及び第2側板部と、前記平板部の一部を前記第1及び第2側板部の立ち上がり方向に突出して形成され、前記キャリアプレートと前記支持部材との間に配置された前記ワイヤに接触する凸部と、を有する、ウインドレギュレータを提供する。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係るウインドレギュレータによれば、振動したワイヤがガイドレールと干渉することにより発生する異音を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】本実施の形態に係るウインドレギュレータの全体を示す平面図である。
【
図3】ガイドレール及びワイヤを示す断面斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
[実施の形態]
本実施の形態に係るウインドレギュレータの構成及び動作について、
図1乃至
図5を参照して説明する。
【0012】
図1は、本実施の形態に係るウインドレギュレータを示す全体図である。
図2は、
図1におけるA−A線断面図である。
【0013】
このウインドレギュレータ100は、車両のドアに設けられ、ドアの窓ガラス9を昇降させる。窓ガラス9は、図略のガラスガイドに案内され、上下方向に移動する。
【0014】
ウインドレギュレータ100は、窓ガラス9が連結されたキャリアプレート2と、キャリアプレート2を窓ガラス9の昇降方向に沿って移動可能に支持するガイドレール3と、モータ41を駆動源としてキャリアプレート2を牽引する駆動力を発生する駆動部4と、駆動部4のドラム42に巻きまわされた上昇用ワイヤ51及び下降用ワイヤ52と、ガイドレール3の上端部に配置されたプーリー61と、ガイドレール3の下端部に配置されたワイヤガイド62と、を備えている。
【0015】
なお、プーリー61及びワイヤガイド62が本発明における支持部材に相当する。
図1に示すウインドレギュレータ100では、窓ガラス9が全閉状態であり、キャリアプレート2がガイドレール3の最上端に位置している。
【0016】
駆動部4は、モータ41と、モータ41によって回転駆動されるドラム42と、モータ41を保持するハウジング43と、を有している。ハウジング43には、ドラム42を収容する円筒状の収容部430が形成されている。ハウジング43は、図略のインナパネルにボルト等によって固定されている。
【0017】
上昇用ワイヤ51は、一端部がドラム42に連結され、他端部がプーリー61を介してキャリプレート2に連結されている。下降用ワイヤ52は、一端部がドラム42に連結され、他端部がワイヤガイド62を介してキャリアプレート2に連結されている。
【0018】
駆動部4のモータ41が回転駆動すると、上昇用ワイヤ51又は下降用ワイヤ52がドラム42に巻き回され又は送り出され、キャリアプレート2が上昇用ワイヤ51又は下降用ワイヤ52に牽引されて、ガイドレール3上を上下方向に摺動する。これにより、窓ガラス9が昇降される。
【0019】
ガイドレール3は、車幅方向における車室外方向に向かって突出するように僅かに湾曲している。また、ガイドレール3は、車幅方向(車室外方向)に突出してキャリアプレート2と、プーリー61並びにワイヤガイド62との間に配置された上昇用ワイヤ51及び下降用ワイヤ52に接触する凸部としてのビード部33を有している。
【0020】
図1及び
図2に示すように、ビード部33は、少なくとも、窓ガラス9の全閉状態において下降用ワイヤ52とガイドレール3とがガイドレール3の長手方向において最も近づく部位に設けられていればよい。ここで、最も近づく部位としては、キャリアプレート2がガイドレール3の最上端に位置しているときに、キャリアプレート2の下端とワイヤガイド62との間における中央部付近である。本実施の形態では、ビード部33がガイドレール3の長手方向において、プーリー61からワイヤガイド62までの範囲に亘って延在して形成されている。
【0021】
図3に示すように、ガイドレール3は、長手方向に沿って延在する平板部30と、平板部30の長手方向と直交する方向における両端からそれぞれ立ち上がって形成された第1及び第2側板部31,32と、を有している。第1側板部31には、その平板部30から遠い端部から第2側板部32から離れる方向に延びた第1延在部310が形成されている。第2側板部32には、その平板部30から遠い端部から第1側板部31から離れる方向に延びた第2延在部320が形成されている。
【0022】
ビード部33は、平板部30の一部を第1及び第2側板部31,32の立ち上がり方向に押し出されるように形成され、例えばプレス加工又はロールフォーミングによって形成することができる。
【0023】
ビード部33は、断面山形状であり、平板部30に対して傾斜した第1及び第2傾斜部331,332と、第1及び第2傾斜部331,332のそれぞれの端部の間を連結して、平板部30と並行な端面330aを有する平坦部330と、を有している。下降用ワイヤ52は、ガイドレール3から近づく方向に向かって押し付けられ、平坦部330の端面330aに接触している。
【0024】
図4に示すように、キャリアプレート2には、下降用ワイヤ52の端部に設けられた図略のワイヤエンドを収容する中空状のワイヤエンド収容部21が形成されている。また、キャリアプレート2には、上昇用ワイヤ51をキャリアプレート2の外部に導出するための導出溝22と、ガイドレール3が摺動する第1及び第2の摺動溝23,24が形成されている。第1の摺動溝23にはガイドレール3における第1延在部310が摺動し、第2の摺動溝24にはガイドレール3における第2延在部320が摺動している。
【0025】
ビード部33は、平板部30のガイドレール3の長手方向と直交する方向(車両前後方向)において、第1側板部31よりも第2側板部32に近い位置に配置され、その平坦部330の端面330aが下降用ワイヤ52と対向する位置に設けられている。
【0026】
なお、
図4においては、上昇用ワイヤ51がガイドレール3のビード部33から所定の間隔を有して配置されているが、これはプーリー61からキャリアプレート2に向かって配策される上昇用ワイヤ51が、車幅方向に対してオフセットされていることに起因する。
【0027】
図5に示すように、下降用ワイヤ52がガイドレール3のビード部33における平坦部330の端面330aに押し付けられている。これにより、例えば
図1及び
図2に示すように窓ガラス9が全閉状態のときに、インナパネル内に配置された音響用装置から発せられる音が、インナパネルを介して下降用ワイヤ52に伝達しても、ガイドレール3の平板部30に対して接近又は後退するような振動を抑制することができる。つまり、振動する下降用ワイヤ52とガイドレール3との干渉により発生する異音の発生を抑制することができる。
【0028】
(実施の形態の作用及び効果)
以上説明した本実施の形態によれば、以下の作用及び効果を得ることができる。
【0029】
(1)ガイドレール3が車幅方向に突出した凸部としてのビード部33を有し、ビード部33が下降用ワイヤ52と接触するので、例えばインナパネル内の音響用装置から発せられる音の振動あるいはドアを閉めた際の衝撃によって、下降用ワイヤ52が振動した場合における下降用ワイヤ52がガイドレール3と接触することにより発生する異音を抑制することができる。
【0030】
(2)ビード部33が、少なくとも、窓ガラス9の全閉状態において下降用ワイヤ52とガイドレール3とがガイドレール3の長手方向において最も近づく部位に設けられているので、下降用ワイヤ52とガイドレール3との干渉に起因して発生する異音を確実に抑制することができる。
【0031】
(3)ビード部33がガイドレール3の長手方向に沿って延在しているので、ビード部33が長手方向の一部にのみ設けられている場合に比較して、下降用ワイヤ52がビード部33と接触する面積を大きくすることができる。つまり、例えばキャリアプレート
2がガイドレール3の長手方向におけるどの位置に配置されていても、上昇用ワイヤ51又は下降用ワイヤ52をビード部33に接触させることができるので、上昇用ワイヤ51又は下降用ワイヤ52が振動してガイドレール3と干渉することにより発生する異音をより確実に抑制することが可能である。
【0032】
(4)ガイドレール3は、平板部30と、第1及び第2側板部31,32と、を有し、ビード部33が平板部30の一部を第1及び第2側板部31,32の立ち上がり方向に突出するように形成されている。つまり、ビード部33がガイドレール3と一体に形成されているので、下降用ワイヤ52の振動に伴う異音を抑制する異音抑制手段として別部品を設ける必要がなく、簡素な構成で当該異音を抑制することが可能である。
【0033】
以上、本発明について実施の形態に基づいて説明したが、上記に記載した実施の形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。また、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変形して実施することが可能である。
【0034】
上記実施の形態では、窓ガラス9が全閉状態にあり、キャリアプレート2がガイドレール3の最上端に位置する場合についてのみ説明したが、これに限定されるものではない。つまり、窓ガラス9が全開状態にあり、キャリアプレート2がガイドレール3のワイヤガイド62側の最下端に位置する場合についても同様の効果を得ることができる。
【0035】
また、上記実施の形態では、下降用ワイヤ52がガイドレール3に干渉することにより発生する異音を抑制する場合についてのみ説明したが、これに限定されるものではなく、上昇用ワイヤ51がガイドレール3に干渉することにより発生する異音を抑制することも可能である。この場合には、ビード部33の端面330aが上昇用ワイヤ51及び下降用ワイヤ52の双方と対向するように、ビード部33を設ければよい。あるいは、ビード部33の端面330aが上昇用ワイヤ51とだけ対向するように、ビード部33を設けてもよい。さらにいえば、また、ビード部33は1カ所でなくてもよく、上昇用ワイヤ51用と下降用ワイヤ52用との2か所に設けてもよい。
【0036】
上記実施の形態では、ビード部33が、第1及び第2傾斜部331,332を有していたが、ビード部33の形状はこれに限定されるものではない。ビード部33の第1及び第2傾斜部331,332は傾斜していなくてもよく、例えば平板部30に対して直角に立ち上がっていてもよい。つまり、ビード部33が断面コの字状であってもよい。あるいは、ビード部33が断面円弧状であってもよい。
【0037】
また、上記実施の形態では、ガイドレール3のビード部33が、ガイドレール3に一体に形成されているが、これに限定されるものではなく、例えばビード部33はガイドレール3に対して別体であってもよい。例えば、ガイドレール3における平板部30の板厚方向に凸状となる部材を、ガイドレール3の平板部30に溶接等で締結しても良い。
【符号の説明】
【0038】
2…キャリアプレート 3…ガイドレール
9…窓ガラス 30…平板部
31…第1側板部 32…第2側板部
33…ビード部(凸部) 41…モータ
42…ドラム 43…ハウジング
51…上昇用ワイヤ 52…下降用ワイヤ
61…プーリー(支持部材) 62…ワイヤガイド(支持部材)
100…ウインドレギュレータ