特許第6878079号(P6878079)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許6878079-減圧吸収ボトル 図000002
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6878079
(24)【登録日】2021年5月6日
(45)【発行日】2021年5月26日
(54)【発明の名称】減圧吸収ボトル
(51)【国際特許分類】
   B65D 1/02 20060101AFI20210517BHJP
【FI】
   B65D1/02 250
   B65D1/02 232
【請求項の数】2
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2017-60399(P2017-60399)
(22)【出願日】2017年3月27日
(65)【公開番号】特開2018-162087(P2018-162087A)
(43)【公開日】2018年10月18日
【審査請求日】2019年10月4日
(73)【特許権者】
【識別番号】000006909
【氏名又は名称】株式会社吉野工業所
(74)【代理人】
【識別番号】100106909
【弁理士】
【氏名又は名称】棚井 澄雄
(74)【代理人】
【識別番号】100094400
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 三義
(74)【代理人】
【識別番号】100140718
【弁理士】
【氏名又は名称】仁内 宏紀
(74)【代理人】
【識別番号】100064908
【弁理士】
【氏名又は名称】志賀 正武
(72)【発明者】
【氏名】宇佐美 哲郎
(72)【発明者】
【氏名】浅岡 精一
(72)【発明者】
【氏名】春名 孝浩
【審査官】 吉澤 秀明
(56)【参考文献】
【文献】 特開2008−024314(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2012/0037645(US,A1)
【文献】 特開2012−051588(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 1/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
合成樹脂材料で形成された有底筒状の減圧吸収ボトルであって、
底部の底壁部が、
外周縁部に位置する接地部と、
前記接地部にボトル径方向の内側から連なり上方に向けて延びる立ち上がり周壁部と、
前記立ち上がり周壁部の上端部からボトル径方向の内側に向けて延びる環状の可動壁部と、
前記可動壁部のボトル径方向の内端部に連なる中央壁部と、を備え、
前記可動壁部は、前記立ち上がり周壁部との接続部分を中心に前記中央壁部とともに上下方向に回動自在に配設されるとともに、下方に向けて突の曲面状をなす湾曲部を備え、
前記湾曲部は、前記中央壁部におけるボトル径方向の外端部に連なり、
この湾曲部のうち最も下方に位置する最下部は、前記湾曲部においてボトル径方向の中央位置よりボトル径方向の外側に位置する部分に配置されていることを特徴とする減圧吸収ボトル。
【請求項2】
前記中央壁部は、前記可動壁部におけるボトル径方向の内端部から上方に向けて延びていることを特徴とする請求項1に記載の減圧吸収ボトル。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、減圧吸収ボトルに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、合成樹脂材料で有底筒状に形成された減圧吸収ボトルとして、例えば下記特許文献1に示されるように、底部の底壁部が、外周縁部に位置する接地部と、接地部にボトル径方向の内側から連なり上方に向けて延びる立ち上がり周壁部と、立ち上がり周壁部の上端部からボトル径方向の内側に向けて延びる環状の可動壁部と、可動壁部のボトル径方向の内端部に連なる中央壁部と、を備え、可動壁部が、立ち上がり周壁部との接続部分を中心に中央壁部とともに上方に向けて回動することにより、ボトル内の減圧を吸収する構成が知られている。
この種の減圧吸収ボトルでは、内容物の充填後の減圧吸収容量を確保するために、内容物の充填時に底壁部を変形させて中央壁部を下方に変位させた状態で密封されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2013−23278号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前記従来の減圧吸収ボトルでは、密封後の負圧時に、可動壁部が全周にわたって均等に上方に向けて回動しにくくなるおそれがあった。
この場合、減圧吸収ボトルの見映えの悪化を招くだけでなく、同じ量の内容物が充填されているにもかかわらず、減圧吸収ボトルごとで液面の高さ位置が異なってしまう等の問題がある。
【0005】
そこで、本発明は、密封後の負圧時に、可動壁部を全周にわたって均等に上方に向けて回動させることができる減圧吸収ボトルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記課題を解決するために以下のような手段を採用した。すなわち、本発明の減圧吸収ボトルは、合成樹脂材料で形成された有底筒状の減圧吸収ボトルであって、底部の底壁部が、外周縁部に位置する接地部と、前記接地部にボトル径方向の内側から連なり上方に向けて延びる立ち上がり周壁部と、前記立ち上がり周壁部の上端部からボトル径方向の内側に向けて延びる環状の可動壁部と、前記可動壁部のボトル径方向の内端部に連なる中央壁部と、を備え、前記可動壁部は、前記立ち上がり周壁部との接続部分を中心に前記中央壁部とともに上下方向に回動自在に配設されるとともに、下方に向けて突の曲面状をなす湾曲部を備え、前記湾曲部は、前記中央壁部におけるボトル径方向の外端部に連なり、この湾曲部のうち最も下方に位置する最下部は、前記湾曲部においてボトル径方向の中央位置よりボトル径方向の外側に位置する部分に配置されていることを特徴とする。
【0007】
本発明では、中央壁部におけるボトル径方向の外端部に連なる湾曲部において、前記最下部が、ボトル径方向の中央位置よりボトル径方向の外側に位置する部分に配置されているので、前記最下部と中央壁部におけるボトル径方向の外端部とのボトル径方向の距離が長く確保されることとなる。したがって、湾曲部のうち、中央壁部に連なる内周部分の曲率半径が大きくなることと相俟って、内容物の充填に伴う中央壁部の下方に向けた変位時に、湾曲部の最下部が下方に向けて尖るように変形するのを抑えることが可能になり、密封後の負圧時に、可動壁部を全周にわたって均等に上方に向けて回動させることができる。
【0008】
ここで、前記中央壁部は、前記可動壁部におけるボトル径方向の内端部から上方に向けて延びてもよい。
この場合、中央壁部が、可動壁部におけるボトル径方向の内端部から上方に向けて延びていて、内容物の充填に伴う中央壁部の下方に向けた変位時に、可動壁部におけるボトル径方向の内端部が変形しやすくなっているので、前述の作用効果が有効に奏功される。
【発明の効果】
【0009】
この発明によれば、密封後の負圧時に、可動壁部を全周にわたって均等に上方に向けて回動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明に係る一実施形態として示した減圧吸収ボトルの一部断面側面図である。
図2図1に示す減圧吸収ボトルの底部の半縦断面図である。
図3】本発明に係る他の実施形態として示した減圧吸収ボトルの底部の半縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態に係る減圧吸収ボトルを説明する。
本実施形態に係る減圧吸収ボトル1は、図1に示されるように、口部11、肩部12、胴部13および底部14を備え、これら11〜14が、それぞれの中心軸線を共通軸上に位置させた状態で、この順に連設された概略構成となっている。
【0012】
以下、前記共通軸をボトル軸Oといい、ボトル軸O方向に沿って口部11側を上側、底部14側を下側といい、ボトル軸Oに沿う方向を上下方向といい、また、上下方向から見てボトル軸Oに直交する方向をボトル径方向といい、ボトル軸O回りに周回する方向をボトル周方向という。
なお、減圧吸収ボトル1は、射出成形により有底筒状に形成されたプリフォームが、ブロー成形されて形成され、合成樹脂材料で一体に形成されている。口部11には、図示しないキャップが装着される。口部11、肩部12、胴部13および底部14はそれぞれ、ボトル軸Oに直交する横断面視形状が円形状となっている。
【0013】
胴部13は筒状に形成され、上端部と下端部との間の中間部分は、上端部および下端部より小径に形成されている。
肩部12と胴部13との接続部分には、全周にわたって連続して延びる第1環状凹溝16が形成されている。胴部13には、全周にわたって連続して延びる第2環状凹溝15が上下方向に間隔をあけて複数形成されている。胴部13と底部14との接続部分には、全周にわたって連続して延びる第3環状凹溝20が形成されている。
底部14は、上端開口部が胴部13の下端開口部に接続された筒状のヒール部17と、ヒール部17の下端開口部を閉塞し、かつ外周縁部が接地部18とされた底壁部19と、を備えるカップ状に形成されている。ヒール部17には、第4環状凹溝31が全周にわたって連続して形成されている。
【0014】
底壁部19は、図2に示すように、接地部18にボトル径方向の内側から連なり上方に向けて延びる立ち上がり周壁部21と、立ち上がり周壁部21の上端部からボトル径方向の内側に向けて延びる環状の可動壁部22と、可動壁部22のボトル径方向の内端部に連なる中央壁部23と、を備えている。
【0015】
立ち上がり周壁部21は、上下方向に沿ってほぼ真っ直ぐ延びている。立ち上がり周壁部21は、ボトル軸Oと平行に延びてもよいし、金型に対する離型性を考慮して、下方から上方に向かうに従い漸次、ボトル径方向の内側に向けて延びるように、上下方向に対して5°以下、好ましくは2°以下傾斜させてもよい。図示の例では、立ち上がり周壁部21のこの傾斜角度は例えば約1.5°となっている。
中央壁部23は、可動壁部22におけるボトル径方向の内端部から上方に向けて延びている。中央壁部23は、ボトル軸Oと同軸に配設されるとともに、上方から下方に向かうに従い漸次、拡径した筒状に形成されている。中央壁部23の上端部には、ボトル軸Oと同軸に配置された円板状の頂壁24が接続されており、中央壁部23および頂壁24の全体で有頂筒状をなしている。中央壁部23は、横断面視円形状に形成されている。中央壁部23は、頂壁24の外周縁部から下方に向けて延びるとともに、ボトル径方向の内側に向けて突の曲面状に形成された上壁部23aと、可動壁部22のボトル径方向の内端部から上方に向かうに従い漸次縮径した下壁部23cと、上壁部23aの下端部と下壁部23cの上端部とを接続し、ボトル径方向の外側に向けて窪む凹曲面状に形成された屈曲部23bと、を備えている。
【0016】
可動壁部22は、環状に形成されるとともにボトル軸Oと同軸に配設されている。可動壁部22のうち、ボトル径方向の外端部が、立ち上がり周壁部21の上端部に接続され、ボトル径方向の内端部が、中央壁部23のボトル径方向の外端部に接続されている。可動壁部22のボトル径方向の外端部と、立ち上がり周壁部21の上端部と、はボトル径方向の外側に向けて窪む第1曲面部25を介して互いに接続されている。可動壁部22は、中央壁部23を上下方向に移動させるように、第1曲面部(立ち上がり周壁部21との接続部分)25を中心に回動自在となっている。
【0017】
可動壁部22におけるボトル径方向の外端部は、立ち上がり周壁部21の上端部からボトル径方向の内側に向かうに従い漸次、上方に向けて延びる傾斜部26となっている。傾斜部26の上下方向に対する傾斜角度θ1は、立ち上がり周壁部21の上下方向に対する傾斜角度より大きくなっている。上下方向に沿う縦断面視において、傾斜部26の長さは、立ち上がり周壁部21の長さと比べて同じか、わずかに短くなっている。なおこれに限らず、前記縦断面視において、傾斜部26の長さを、立ち上がり周壁部21の長さ以上としてもよい。
【0018】
可動壁部22は、中央壁部23におけるボトル径方向の外端部に連なり、下方に向けて突の曲面状をなす湾曲部27を備える。湾曲部27は、傾斜部26に傾斜部26のボトル径方向の内側から連なっている。なお、湾曲部27と傾斜部26との間に、例えば平坦部等を配設してもよい。
湾曲部27におけるボトル径方向の外端部の上下方向に対する傾斜角度θ2は、傾斜部26の上下方向に対する傾斜角度θ1と比べて同じか、わずかに小さくなっている。なおこれに限らず、前記傾斜角度θ2を前記傾斜角度θ1以上としてもよい。湾曲部27におけるボトル径方向の外端部が曲面の場合、前記傾斜角度θ2は、前記縦断面視で、この曲面に外接する接線の上下方向に対する傾斜角度となる。
湾曲部27におけるボトル径方向の内端部の上下方向に対する傾斜角度θ3は、前記傾斜角度θ1より大きくなっている。なおこれに限らず、前記傾斜角度θ3を、前記傾斜角度θ1以下としてもよいし、前記傾斜角度θ2以下としてもよい。湾曲部27におけるボトル径方向の内端部が曲面の場合、前記傾斜角度θ3は、前記縦断面視で、この曲面に外接する接線の上下方向に対する傾斜角度となる。
湾曲部27と傾斜部26とは、上方に向けて窪む第2曲面部28を介して互いに連結されている。
【0019】
前記縦断面視において、傾斜部26と立ち上がり周壁部21の上端部とを接続する第1曲面部25の曲率半径は、湾曲部27と傾斜部26とを接続する第2曲面部28の曲率半径より大きくなっている。なおこれに限らず、前記縦断面視において、第1曲面部25の曲率半径を第2曲面部28の曲率半径以下としてもよい。
また、前記縦断面視で、湾曲部27の長さが傾斜部26の長さより長くなっている。図示の例では、ボトル径方向に沿った長さも、湾曲部27が傾斜部26より長くなっている。なおこれに限らず、前記縦断面視で、湾曲部27の長さを傾斜部26の長さ以下としてもよく、また、湾曲部27のボトル径方向に沿った長さを、傾斜部26のボトル径方向に沿った長さ以下としてもよい。
【0020】
そして、本実施形態では、湾曲部27のうち最も下方に位置する最下部27aは、湾曲部27においてボトル径方向の中央位置27bよりボトル径方向の外側に位置する部分に配置されている。なお、湾曲部27は、最下部27aからボトル径方向に離れるに従い漸次、上方に向けて延びている。この減圧吸収ボトル1に内容物が充填される前の空の状態で、湾曲部27の最下部27aが、湾曲部27においてボトル径方向の中央位置27bよりボトル径方向の外側に位置する部分に配置されている。
最下部27aおよび第1曲面部25それぞれの上下方向の位置は互いに同等になっている。前記縦断面視において、湾曲部27のうち、最下部27aが位置する部分における曲率半径は、第1曲面部25の曲率半径より大きくなっている。前記縦断面視において、湾曲部27のうち、最下部27aよりボトル径方向の内側に位置する部分の曲率半径が、最下部27aよりボトル径方向の外側に位置する部分の曲率半径より大きくなっている。
【0021】
最下部27aは、可動壁部22においてボトル径方向の中央位置よりボトル径方向の外側に位置する部分に配置されている。なお、最下部27aは、可動壁部22におけるボトル径方向の中央位置に配置されてもよいし、可動壁部22においてボトル径方向の中央位置よりボトル径方向の内側に位置する部分に配置されてもよい。
【0022】
以上のように構成された減圧吸収ボトル1には、高温(例えば約40℃〜95℃)の内容物が充填され、この際、底壁部19が変形して可動壁部22が下方に向けて変位する。この状態で密封することで、その後の冷却に伴う減圧吸収ボトル1内の減圧時に、底壁部19が変形して可動壁部22が上方に向けて変位し、この減圧が吸収される。
【0023】
以上説明したように、本実施形態による減圧吸収ボトル1によれば、中央壁部23におけるボトル径方向の外端部に連なる湾曲部27において、最下部27aが、ボトル径方向の中央位置27bよりボトル径方向の外側に位置する部分に配置されているので、最下部27aと中央壁部23におけるボトル径方向の外端部とのボトル径方向の距離が長く確保されることとなる。したがって、湾曲部27のうち、中央壁部23に連なる内周部分の曲率半径が大きくなることと相俟って、内容物の充填に伴う中央壁部23の下方に向けた変位時に、湾曲部27の最下部27aが下方に向けて尖るように変形するのを抑えることが可能になり、密封後の負圧時に、可動壁部22を全周にわたって均等に上方に向けて回動させることができる。
【0024】
また、中央壁部23が、可動壁部22におけるボトル径方向の内端部から上方に向けて延びていて、内容物の充填に伴う中央壁部23の下方に向けた変位時に、可動壁部22におけるボトル径方向の内端部が変形しやすくなっているので、前述の作用効果が有効に奏功される。
【0025】
なお、本発明の技術範囲は、前述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
【0026】
例えば、中央壁部23は、前記実施形態に限らず、上下方向に沿って真っ直ぐ延在させたり、あるいは平板状に形成したりする等、適宜変更してもよい。
また、例えば図3に示されるように、可動壁部122が、傾斜部26および第2曲面部28を有さず湾曲部27のみを備え、かつ可動壁部122と立ち上がり周壁部121とを接続する第1曲面部125が、上方に向けて窪む減圧吸収ボトル100を採用してもよい。
また、底壁部19として頂壁24を有しない構成を採用してもよい。
また、減圧吸収ボトル1、100を形成する合成樹脂材料は、例えばポリエチレンテレフタレートや、ポリエチレンナフタレート、非晶性ポリエステル等、またはこれらのブレンド材料等、適宜変更してもよい。
さらに、減圧吸収ボトル1、100は、単層構造体に限らず中間層を有する積層構造体としてもよい。この中間層としては、例えばガスバリア性を有する樹脂材料からなる層、再生材からなる層、若しくは酸素吸収性を有する樹脂材料からなる層等が挙げられる。
また、前記実施形態では、口部11、肩部12、胴部13および底部14のそれぞれのボトル軸Oに直交する横断面視形状を円形状としたが、これに限らず例えば、角形状にする等適宜変更してもよい。
【0027】
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記変形例を適宜組み合わせてもよい。
【符号の説明】
【0028】
1、100 減圧吸収ボトル
14 底部
18 接地部
19 底壁部
21、121 立ち上がり周壁部
22、122 可動壁部
23 中央壁部
25、125 第1曲面部
27 湾曲部
27a 最下部
27b 湾曲部のボトル径方向の中央位置
28 第2曲面部
図1
図2
図3