特許第6878093号(P6878093)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6878093
(24)【登録日】2021年5月6日
(45)【発行日】2021年5月26日
(54)【発明の名称】添付書類の検出装置及び検出方法
(51)【国際特許分類】
   G01V 8/10 20060101AFI20210517BHJP
   B65B 61/26 20060101ALI20210517BHJP
【FI】
   G01V8/10 U
   B65B61/26
   G01V8/10 S
【請求項の数】6
【全頁数】13
(21)【出願番号】特願2017-70643(P2017-70643)
(22)【出願日】2017年3月31日
(65)【公開番号】特開2018-173317(P2018-173317A)
(43)【公開日】2018年11月8日
【審査請求日】2019年12月26日
(73)【特許権者】
【識別番号】513141418
【氏名又は名称】エイワイファーマ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100094569
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 伸一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100088694
【弁理士】
【氏名又は名称】弟子丸 健
(74)【代理人】
【識別番号】100103610
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼田 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100095898
【弁理士】
【氏名又は名称】松下 満
(74)【代理人】
【識別番号】100098475
【弁理士】
【氏名又は名称】倉澤 伊知郎
(74)【代理人】
【識別番号】100130937
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 泰史
(74)【代理人】
【識別番号】100162824
【弁理士】
【氏名又は名称】石崎 亮
(72)【発明者】
【氏名】川畑 健
(72)【発明者】
【氏名】稲津 信幸
【審査官】 佐野 浩樹
(56)【参考文献】
【文献】 特開2010−185845(JP,A)
【文献】 特開平04−295790(JP,A)
【文献】 特開平10−038541(JP,A)
【文献】 特開2004−233272(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2002/0080354(US,A1)
【文献】 特開平08−240529(JP,A)
【文献】 特開平07−260944(JP,A)
【文献】 特開平07−287071(JP,A)
【文献】 特開2002−062364(JP,A)
【文献】 特開2002−062363(JP,A)
【文献】 特開平11−108860(JP,A)
【文献】 特開昭54−056591(JP,A)
【文献】 中国特許出願公開第1523342(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65B59/00 −65/08 、
G01N21/62 −21/74 、
G01V 1/00 −99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
収容物が収容された収容箱内において当該収容物上に載置された状態で添付される添付書類の検出装置であって、
前記収容箱に向けて紫外線を照射する紫外線照射源と、
前記紫外線照射源により紫外線が照射されたときに、前記収容箱において前記添付書類が添付される部分を含む範囲を撮像する撮像装置と、
前記撮像装置による撮像画像に基づいて、前記添付書類が前記収容箱内に存在するか否かを判定する処理装置と、を有し、
前記収容物は前記添付書類と同系色の外表面を有するか、或いは前記収容物は透明フィルムから成る外表面を有し、
前記添付書類は、蛍光剤を含み、それにより、紫外線が照射されたときに蛍光発光して所定範囲内の波長を有する光を発する一方で、前記収容物は、紫外線が照射されたときに前記所定範囲内の波長を有する光を発せず、
前記処理装置は、前記撮像画像に基づき前記所定範囲内の波長を有する光の部分を特定して、前記添付書類が前記収容箱内に存在するか否かを判定
前記収容物及び前記添付書類の一部分は、前記収容箱が有するフラップによって覆われており、
前記処理装置は、前記撮像画像において、前記収容箱のフラップによって覆われていない前記添付書類の部分が含まれる領域を抽出し、この領域の画像に基づき、前記添付書類が前記収容箱内に存在するか否かを判定すると共に、前記撮像画像において、前記収容箱のフラップによって覆われた前記添付書類の部分が含まれる領域を抽出し、この領域の画像に基づき、前記添付書類が前記収容箱のフラップ上にはみ出していないか否かを更に判定する、
ことを特徴とする検出装置。
【請求項2】
前記処理装置は、
前記撮像画像のデータを階調処理し、この後、前記所定範囲の波長に対応する範囲内の階調を第1の値に設定し、且つ、この範囲外の階調を第2の値に設定する2値化処理を行い、
前記2値化処理が行われた前記撮像画像において前記第1の値を有する部分の面積が所定の閾値以上である場合に、前記添付書類が前記収容箱内に存在すると判定する、
請求項1に記載の検出装置。
【請求項3】
前記撮像装置に取り付けられ、且つ、前記所定範囲に対応する範囲の波長を有する光のみを透過させて、この光を前記撮像装置に入射させるフィルタを更に有する、請求項1又は2に記載の検出装置。
【請求項4】
前記同系色は白色である、請求項1乃至のいずれか一項に記載の検出装置。
【請求項5】
前記収容物は外包材を有し、この外包材は、紫外線に反応して蛍光発光する蛍光剤を実質的に含まない、請求項1乃至のいずれか一項に記載の検出装置。
【請求項6】
収容物が収容された収容箱内において当該収容物上に載置された状態で添付される添付書類の検出方法であって、
前記収容箱に向けて紫外線を照射する工程と、
前記紫外線が照射されたときに、前記収容箱において前記添付書類が添付される部分を含む範囲を撮像する工程と、
前記撮像により得られた撮像画像に基づいて、前記添付書類が前記収容箱内に存在するか否かを判定する工程と、を有し、
前記収容物は前記添付書類と同系色の外表面を有するか、或いは前記収容物は透明フィルムから成る外表面を有し、
前記添付書類は、蛍光剤を含み、それにより、紫外線が照射されたときに蛍光発光して所定範囲内の波長を有する光を発する一方で、前記収容物は、紫外線が照射されたときに前記所定範囲内の波長を有する光を発せず、
前記判定する工程は、前記撮像画像に基づき前記所定範囲の波長を有する光の部分を特定して、前記添付書類が前記収容箱内に存在するか否かを判定
前記収容物及び前記添付書類の一部分は、前記収容箱が有するフラップによって覆われており、
前記判定する工程は、前記撮像画像において、前記収容箱のフラップによって覆われていない前記添付書類の部分が含まれる領域を抽出し、この領域の画像に基づき、前記添付書類が前記収容箱内に存在するか否かを判定すると共に、前記撮像画像において、前記収容箱のフラップによって覆われた前記添付書類の部分が含まれる領域を抽出し、この領域の画像に基づき、前記添付書類が前記収容箱のフラップ上にはみ出していないか否かを更に判定する、
ことを特徴とする検出方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、収容物が収容された収容箱内において当該収容物上に載置された状態で添付される添付書類の検出装置及び検出方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、医薬品などの収容物を収容箱に収容する際に、この収容物の上に、医薬品の説明などが記載された添付書類(添付文書)を別途添付することが行われている。そのような添付書類を添付しないと、医薬品とは認められず薬事法違反となる場合があるからである。そのため、従来から、収容物を収容箱に収容した状態において、収容箱に添付書類が適切に添付されているか否かを検出装置によって判定している。典型的には、この検出装置は、収容物を収容した収容箱を照明(例えば白色LED照明)で照射した状態においてカメラによって撮像し、この撮像画像に基づき添付書類の有無を判定している。
【0003】
上記のような検出装置に関連する技術が、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1には、包装不良の検査装置が開示されている。具体的には、この検査装置は、包装の検査対象部分に紫外線を照射し、当該検査対象部分からの散乱紫外線の撮像データに基づき包装不良を判定している。特に、この検査装置は、包装フィルムの折目やヒートシール部を検査対象部分として適用し、しわや折ズレを検査している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第45383361号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上記のような添付書類の検出装置においては、例えば収容物の外包材と添付書類とが同系色である場合に、添付書類の有無を精度良く判定するのが困難であった。具体的には、アルミ蒸着外包装フィルムを外包材として適用した場合、或いは透明フィルムである酸化珪素蒸着フィルムや酸化アルミ蒸着フィルムを外包材として適用した場合、添付書類と外包材とがカメラによる撮像画像において区別しづらくなり、撮像画像から添付書類を直接検出するのが困難となる。
より具体的には、アルミ蒸着フィルムを外包装に使用した場合、その表面は金属色を呈し、収容物が立体的な形態であると、外包装表面は部分的に乱反射し、均質な撮像情報を得ることができない。なお、一般的に、アルミ蒸着フィルムは、その表面に印刷表示する場合、フィルム表面の全面もしくは部分的に白色インキ(酸化チタンを含有する場合が多い)で白色に印刷したうえで、製品名やその他のデザインを印刷する。この場合、添付書類と外包材とが白色で同系色となる。
また、透明な蒸着フィルムの場合も、アルミ蒸着フィルム同様に、その表面に光を照射すると部分的に乱反射したり、収容物が写りこんだりして、添付書類と区別しづらくなる。
【0006】
そのため、従来技術では、例えば、外包材における所定の特徴部分(一例では外包材の赤色印刷部分)を撮像画像から抽出し、この特徴部分の面積に基づき添付書類を検出していた。具体的には、外包材の特徴部分の面積が閾値未満である場合には、外包材の上に添付書類が載置されているので、添付書類が収容箱内に存在すると判定し(良品判定)、外包材の特徴部分の面積が閾値以上である場合には、外包材の上に添付書類が載置されていないので、添付書類が収容箱内に存在しないと判定していた(不良品判定)。しかしながら、この従来の検出方法では、外包材に対する添付書類の位置によって、撮像画像における外包材の特徴部分の面積が変化するため、添付書類の検出精度を適切に確保できなかった。
【0007】
なお、上記した「同系色」とは、外包材及び添付書類のそれぞれの撮像画像を処理した画像データの値が近いために、外包材と添付書類とを画像上で区別するのが困難となるような色を意味する。また、この「同系色」は、外包材及び添付書類の地(ベース)の色、つまり印字された文字などを除いた部分の色により規定される。
【0008】
本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、収容箱内に添付書類が存在するか否かを精度良く判定することができる添付書類の検出装置及び検出方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の目的を達成するために、本発明は、収容物が収容された収容箱内において当該収容物上に載置された状態で添付される添付書類の検出装置であって、収容箱に向けて紫外線を照射する紫外線照射源と、紫外線照射源により紫外線が照射されたときに、収容箱において添付書類が添付される部分を含む範囲を撮像する撮像装置と、撮像装置による撮像画像に基づいて、添付書類が収容箱内に存在するか否かを判定する処理装置と、を有し、収容物は添付書類と同系色の外表面を有するか、或いは収容物は透明フィルムから成る外表面を有し、添付書類は、蛍光剤を含み、それにより、紫外線が照射されたときに蛍光発光して所定範囲内の波長を有する光を発する一方で、収容物は、紫外線が照射されたときに所定範囲内の波長を有する光を発せず、処理装置は、撮像画像に基づき所定範囲内の波長を有する光の部分を特定して、添付書類が収容箱内に存在するか否かを判定収容物及び添付書類の一部分は、収容箱が有するフラップによって覆われており、処理装置は、撮像画像において、収容箱のフラップによって覆われていない添付書類の部分が含まれる領域を抽出し、この領域の画像に基づき、添付書類が収容箱内に存在するか否かを判定すると共に、撮像画像において、収容箱のフラップによって覆われた添付書類の部分が含まれる領域を抽出し、この領域の画像に基づき、添付書類が収容箱のフラップ上にはみ出していないか否かを更に判定する、ことを特徴とする。
【0010】
このように構成された本発明によれば、蛍光剤を含む添付書類に紫外線を照射したときの撮像画像に基づき、添付書類が収容箱内に存在するか否かを判定する。この場合、紫外線を照射したときに、蛍光剤を含む添付書類は比較的短い波長を有する光(典型的には可視光)を発する一方で、収容物はそのような波長とは異なる波長の光を発する。よって、紫外線を照射したときに添付書類と収容物とで反射光の波長(光のエネルギーに相当する)が異なるため、収容物が添付書類と同系色であったり透明フィルムであったりしても、撮像画像中の収容物と添付書類とを明確に区別することができる。したがって、本発明によれば、添付書類が収容箱内に存在するか否かを精度良く判定することができる。
また、本発明によれば、撮像画像から抽出した、収容箱のフラップによって覆われていない添付書類の部分が含まれる領域を用いることで、収容箱内の添付書類の有無をより精度良く判定することができると共に、添付書類が収容箱内の適切な位置に添付されている否かも精度良く判定することができる。また、本発明によれば、撮像画像から抽出した、収容箱のフラップによって覆われた添付書類の部分が含まれる領域を用いることで、添付書類が収容箱のフラップ上にはみ出していないか否か、言い換えると添付書類がフラップによって適切に覆われているか否かを精度良く判定することができる。
【0011】
本発明において、好ましくは、処理装置は、撮像画像のデータを階調処理し、この後、所定範囲の波長に対応する範囲内の階調を第1の値に設定し、且つ、この範囲外の階調を第2の値に設定する2値化処理を行い、2値化処理が行われた撮像画像において第1の値を有する部分の面積が所定の閾値以上である場合に、添付書類が収容箱内に存在すると判定する。
このように構成された本発明によれば、2値化処理後の撮像画像において第1の値を有する部分、つまり所定範囲の波長に対応する範囲内の階調を有する部分の面積を用いることで、収容箱内の添付書類の有無をより精度良く判定することができると共に、添付書類が収容箱内の適切な位置に添付されている否かも精度良く判定することができる。
【0014】
本発明において、好ましくは、撮像装置に取り付けられ、且つ、所定範囲に対応する範囲の波長を有する光のみを透過させて、この光を撮像装置に入射させるフィルタを更に有する。
このように構成された本発明によれば、光学フィルタによって、紫外線を照射したときの添付書類からの反射光(蛍光発光された光)を、撮像装置に効果的に入射させられるようになる。よって、収容箱内の添付書類の有無をより精度良く判定することができる。
【0015】
本発明において、好ましくは、同系色は白色である。
【0016】
本発明において、好ましくは、収容物は外包材を有し、この外包材は、紫外線に反応して蛍光発光する蛍光剤を実質的に含まない。
【0017】
別の観点では、本発明は、収容物が収容された収容箱内において当該収容物上に載置された状態で添付される添付書類の検出装置によって実行される検出方法であって、収容箱に向けて紫外線を照射する工程と、紫外線が照射されたときに、収容箱において添付書類が添付される部分を含む範囲を撮像する工程と、撮像により得られた撮像画像に基づいて、添付書類が収容箱内に存在するか否かを判定する工程と、を有し、収容物は添付書類と同系色の外表面を有するか、或いは収容物は透明フィルムから成る外表面を有し、添付書類は、蛍光剤を含み、それにより、紫外線が照射されたときに蛍光発光して所定範囲内の波長を有する光を発する一方で、収容物は、紫外線が照射されたときに所定範囲内の波長を有する光を発せず、判定する工程は、撮像画像に基づき所定範囲の波長を有する光の部分を特定して、添付書類が収容箱内に存在するか否かを判定収容物及び添付書類の一部分は、収容箱が有するフラップによって覆われており、判定する工程は、撮像画像において、収容箱のフラップによって覆われていない添付書類の部分が含まれる領域を抽出し、この領域の画像に基づき、添付書類が収容箱内に存在するか否かを判定すると共に、撮像画像において、収容箱のフラップによって覆われた添付書類の部分が含まれる領域を抽出し、この領域の画像に基づき、添付書類が収容箱のフラップ上にはみ出していないか否かを更に判定する、ことを特徴とする。
このように構成された本発明によっても、収容物が添付書類と同系色であったり透明フィルムであったりしても、収容箱内に添付書類が存在するか否かを精度良く判定することができる。また、本発明によれば、撮像画像から抽出した、収容箱のフラップによって覆われていない添付書類の部分が含まれる領域を用いることで、収容箱内の添付書類の有無をより精度良く判定することができると共に、添付書類が収容箱内の適切な位置に添付されている否かも精度良く判定することができる。また、本発明によれば、撮像画像から抽出した、収容箱のフラップによって覆われた添付書類の部分が含まれる領域を用いることで、添付書類が収容箱のフラップ上にはみ出していないか否か、言い換えると添付書類がフラップによって適切に覆われているか否かを精度良く判定することができる。
【発明の効果】
【0018】
本発明による添付書類の検出装置及び検出方法によれば、収容箱内に添付書類が存在するか否かを精度良く判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】本発明の実施形態による添付書類の検出装置の概略構成図である。
図2】本発明の実施形態による検出装置が用いる検出エリアについての説明図である。
図3】本発明の実施形態による検出エリアを用いた添付書類の検出方法についての説明図である。
図4】本発明の実施形態による添付書類の検出処理を示すフローチャートである。
図5】本発明の実施形態による2値化処理後の撮像画像例である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態による添付書類の検出装置及び検出方法について説明する。
【0021】
まず、図1を参照して、本発明の実施形態による添付書類の検出装置の構成について説明する。図1は、本発明の実施形態による添付書類の検出装置の概略構成図である。
【0022】
図1に示すように、検出装置1は、収容箱9内において収容物13上に載置された状態で添付される添付書類11を検出する装置である。収容箱9は、図示しないコンベアなどの搬送装置によって搬送され(図1中の白抜き矢印参照)、検出装置1は、そのように搬送された複数の収容箱9に対して、上方から添付書類11の検出を順次行っていく。例えば、収容箱9は、外部からの光が遮断された暗室(不図示)内に搬送され、検出装置1は、そのような暗室内で添付書類11の検出を行う。
【0023】
収容箱9は、例えば段ボール箱であり、二組のフラップ9a、9bを有し、そのうちの一組のフラップ9aによって収容物13及び添付書類11を覆った状態で検出装置1による検出が行われる。収容物13は、外包材で覆われた医薬品などであり、添付書類11は、医薬品の説明などが印刷された、一般的な白色の紙の印刷物である。収容箱9内の収容物13において表面に現れている部分が外包材であるため、以下では、収容物13のことを適宜「外包材13」と表記する。
なお、添付書類(添付文書)11は、医薬品や医療機器などの警告や使用上の注意や品目仕様などを記載した使用者や医師や薬剤師向けの書面であり、薬事法により添付することが義務付けられている。
【0024】
外包材13は、白色にその表面が印刷されたアルミ蒸着外包装であり、添付書類11と同系色になっている。添付書類11は、紫外線に反応して蛍光発光する蛍光剤(蛍光増白剤)を含む一方で、外包材13は、そのような蛍光剤を実質的に含まない。具体的には、添付書類11は、蛍光剤が全体に渡って均質に分散している。なお、一般に流通している白色の紙には、上記のような蛍光剤が含まれていることが多い。
【0025】
また、図1に示すように、検出装置1は、破線矢印Aに示すように紫外線を照射する紫外線照射源(紫外線照明)2と、撮像装置としてのカメラ3と、カメラ3の先端部に取り付けられるレンズフィルタ5と、紫外線照射源2及びカメラ3を制御すると共にカメラ3の撮像画像を処理する処理装置7と、を有する。
【0026】
紫外線照射源2は、例えば365nmの波長を有する紫外線を収容箱9に向けて照射する。具体的には、紫外線照射源2は、収容箱9に対して斜め上方から紫外線を照射し、且つ収容箱9の上面のほぼ全体に渡って紫外線を照射する。このような紫外線照射源2からの紫外線が収容箱9内の添付書類11に照射されたときに、添付書類11内の蛍光剤が紫外線に反応して蛍光発光する。よって、紫外線照射源2からの紫外線は、添付書類11を蛍光発光させる励起エネルギーとなる。添付書類11は、紫外線が照射されたとき、比較的短い波長を有する可視光を反射する。具体的には、添付書類11は、青色光(例えば450nm付近の範囲内の波長)を発する。一方で、蛍光剤を実質的に含まない外包材13は、紫外線が照射されたときに、そのような青色光を発しない。
【0027】
カメラ3は、紫外線照射源2により紫外線が照射されたときに、収容箱9において添付書類11が添付される部分を少なくとも含む範囲を撮像する。この場合、カメラ3の先端部に取り付けられたレンズフィルタ5が、例えば300〜450nmの波長を有する光のみを透過させて、低UV領域の光及び所定波長以上の可視光を遮断し、カメラ3には、そのようなレンズフィルタ5を介した光が入射される。これにより、紫外線を照射したときの添付書類11からの反射光(蛍光発光された光、具体的には青色光)を選択的且つ効果的にカメラ3に入射できるようになる。
【0028】
処理装置7は、プログラムを解釈実行するCPU、プログラムやデータを記憶するためのROMやRAMなどのメモリ、ユーザからの入力を受け付ける入力装置(操作装置)、及び表示装置などを有する。典型的には、処理装置7は、コンピュータにより構成される。
【0029】
本実施形態では、処理装置7は、紫外線照射源2を瞬間的にパルス発光させるように、紫外線照射源2にトリガー信号を供給し、また、そのように紫外線照射源2がパルス発光したときにカメラ3が撮像を行うように、カメラ3を制御する(例えばシャッター速度などを制御する)。更に、処理装置7は、カメラ3による撮像画像に基づいて、添付書類11が収容箱9内に存在するか否かを判定する。特に、本実施形態では、処理装置7は、カメラ3による撮像画像を処理することで、紫外線照射により添付書類11から発せられた青色光部分を特定して、添付書類11が収容箱9内に存在するか否かを判定する。
【0030】
上述したように、紫外線照射源2から紫外線を照射させたときに、蛍光剤を含む添付書類11から青色光が発せられ、一方で、蛍光剤を実質的に含まない外包材13からは青色光が発せられない。そのため、処理装置7は、紫外線を照射したときの撮像画像中の外包材13と添付書類11とを明確に区別して、収容箱9内の添付書類11の有無を精度良く判定できるようになる。
【0031】
次に、図2を参照して、本発明の実施形態における検出装置1による検出エリアについて説明する。図2は、添付書類11及び収容物13(外包材13)を含む収容箱9を上方から見た平面図である。
【0032】
図2に示すように、本実施形態では、検出装置1のカメラ3が、収容箱9において添付書類11が添付される部分を含む、比較的広い範囲A0を撮像する。この撮像範囲A0は、添付書類11の全体を少なくとも含み、且つ、収容箱9の一組のフラップ9aのそれぞれを部分的に含む範囲である。そして、検出装置1の処理装置7は、このようなカメラ3の撮像範囲A0からエリアA1、A2及びA3内の画像を抽出して添付書類11の検出を行う。以下では、エリアA1、A2及びA3のそれぞれを「第1検出エリアA1」、「第2検出エリアA2」及び「第3検出エリアA3」と表記する。
【0033】
第1検出エリアA1は、符号9cで示すような一組のフラップ9aの間の範囲、具体的には一組のフラップ9aによって覆われていない添付書類11及び外包材13の部分を含む矩形範囲に設定される。この第1検出エリアA1は、添付書類11が収容箱9内に存在するか否かを判定するために用いられる。これに加えて、第1検出エリアA1は、添付書類11が収容箱9内の適切な位置に添付されているか否かを判定するためにも用いられる。
【0034】
一方、第2及び第3検出エリアA2、A3は、それぞれ、フラップ9aによって覆われた添付書類11の部分を含む矩形範囲に設定される。この第2及び第3検出エリアA2、A3は、添付書類11が収容箱9のフラップ9a上にはみ出していないか否かを判定するために用いられる。言い換えると、第2及び第3検出エリアA2、A3は、添付書類11がフラップ9aによって適切に覆われているか否かを判定するために用いられる。
【0035】
次に、図3を参照して、上記した第1乃至第3検出エリアA1〜A3を用いた添付書類11の検出方法について説明する。図3(a)〜(d)は、それぞれ、図2に示したものと同様の撮像範囲A0及び第1乃至第3検出エリアA1〜A3を示している。
【0036】
図3(a)は、添付書類11が収容箱9内に存在し、且つ添付書類11が収容箱9内の適切な位置に添付されている場合を示す図である。この場合、第1検出エリアA1の全体が添付書類11によって占められ、且つ第2及び第3検出エリアA2、A3には添付書類11が存在しない。よって、検出装置1の処理装置7は、カメラ3の撮像画像における第1乃至第3検出エリアA1〜A3内のデータに基づき、添付書類11が収容箱9内に存在し、且つ添付書類11が収容箱9内の適切な位置に添付されていることを適切に判定することができる。このとき、処理装置7は良品判定を下す。
【0037】
図3(b)は、添付書類11が収容箱9内に存在しない場合を示す図である。この場合、第1検出エリアA1の全体が外包材13によって占められている。よって、検出装置1の処理装置7は、カメラ3の撮像画像における第1検出エリアA1内のデータに基づき、添付書類11が収容箱9内に存在しないことを適切に判定することができる。このとき、処理装置7は不良品判定を下す。
【0038】
図3(c)は、添付書類11が収容箱9内に存在するが、添付書類11が収容箱9内の適切な位置に添付されていない場合を示す図である。この場合、第1検出エリアA1の大部分が外包材13によって占められ、第1検出エリアA1の僅かな部分しか添付書類11が存在しない。よって、検出装置1の処理装置7は、カメラ3の撮像画像における第1検出エリアA1内のデータに基づき、添付書類11が収容箱9内の適切な位置に添付されていないことを適切に判定することができる。このとき、処理装置7は不良品判定を下す。
【0039】
図3(d)は、添付書類11が収容箱9内に存在するが、添付書類11が収容箱9のフラップ9a上にはみ出している場合を示す図である。この場合、第1検出エリアA1の全体が添付書類11によって占められているが、第2検出エリアA2に添付書類11が存在する。よって、検出装置1の処理装置7は、カメラ3の撮像画像における第1検出エリアA1及び第2検出エリアA2内のデータに基づき、添付書類11が収容箱9内に存在するが、添付書類11が収容箱9のフラップ9a上にはみ出していることを適切に判定することができる。このとき、処理装置7は不良品判定を下す。
【0040】
次に、図4を参照して、本発明の実施形態において検出装置1の処理装置7が行う具体的な処理について説明する。図4は、本発明の実施形態による添付書類11の検出処理を示すフローチャートである。このフローは、処理装置7によって繰り返し実行される。
【0041】
まず、ステップS1において、処理装置7は、紫外線照射源2から紫外線を照射させるよう制御する。具体的には、処理装置7は、検出対象となる収容箱9が所定位置に搬送されたときに、紫外線照射源2にトリガー信号を供給し、紫外線照射源2を瞬間的にパルス発光させる。
【0042】
次いで、ステップS2において、処理装置7は、紫外線照射源2が紫外線を照射したときに、カメラ3が撮像を行うよう制御する。このとき、処理装置7は、例えばカメラ3のシャッター速度などを制御する。
【0043】
次いで、ステップS3において、処理装置7は、まず、カメラ3による撮像画像を階調処理し、この後、所定範囲内の階調を1に設定し、且つ所定範囲外の階調を0に設定する2値化処理を行う。具体的には、処理装置7は、階調処理として、撮像画像のデータをグレー処理方式にて濃淡を256階調に分割する。これにより、撮像画像のデータが0〜255の値を有するデータとなる。
【0044】
この階調処理の後、処理装置7は、撮像画像の第1検出エリアA1内のデータについて、階調が例えば38〜75の範囲のデータを1(白)に設定し、階調が当該範囲外のデータを0(黒)に設定する2値化処理を行う。このような2値化処理に適用される階調の範囲には、紫外線照射による添付書類11の反射光(つまり蛍光発光された光、具体的には青色光)に対応する撮像画像の階調が含まれ、且つ、外包材13に対応する撮像画像の階調が含まれないような範囲が用いられる。特に、添付書類11が存在しない場合において、紫外線照射によって外包材13から散乱紫外線が生じた場合にも、2値化処理後の撮像画像のデータが0(黒)となるような階調の範囲を用いるのがよい。
【0045】
更に、処理装置7は、撮像画像の第2及び第3検出エリアA2、A3内のデータについて、階調が例えば36〜255の範囲のデータを1(白)に設定し、階調が当該範囲外のデータを0(黒)に設定する2値化処理を行う。このような2値化処理に適用される階調の範囲には、紫外線照射による添付書類11の反射光(つまり蛍光発光された光、具体的には青色光)に対応する撮像画像の階調が含まれ、且つ、収容箱9のフラップ9aに対応する撮像画像の階調が含まれないような範囲が用いられる。
【0046】
次いで、ステップS4において、処理装置7は、第1検出エリアA1内において2値化処理により1に設定された部分の面積、つまり白色部分の面積が、第1閾値以上であるか否かを判定する。このステップS4では、処理装置7は、第1検出エリアA1内の白色部分の面積の大きさに基づき、添付書類11が収容箱9内に存在するか否か、及び添付書類11が収容箱9内の適切な位置に添付されているか否かを判定する。例えば、上記の第1閾値には17000が適用される。
【0047】
ステップS4の判定の結果、第1検出エリアA1内の白色部分の面積が第1閾値以上である場合(ステップS4:Yes)、処理装置7は、添付書類11が収容箱9内に存在し、且つ添付書類11が収容箱9内の適切な位置に添付されていると判定する。そして、処理装置7はステップS5に進む。他方で、第1検出エリアA1内の白色部分の面積が第1閾値未満である場合(ステップS4:No)、処理装置7は、添付書類11が収容箱9内に存在しないか、或いは、添付書類11が収容箱9内に存在しても、添付書類11が収容箱9内の適切な位置に添付されていないと判定する。この場合、処理装置7は、ステップS7に進み、不良品判定を下す。
【0048】
次いで、ステップS5において、処理装置7は、第2及び第3検出エリアA2、A3内において2値化処理により1に設定された部分の面積、つまり白色部分の面積が、第2閾値未満であるか否かを判定する。このステップS5では、処理装置7は、第2及び第3検出エリアA2、A3内の白色部分の面積の大きさに基づき、添付書類11が収容箱9のフラップ9a上にはみ出していないか否かを判定する。例えば、上記の第2閾値には1000が適用される。
【0049】
ステップS5の判定の結果、第2検出エリアA2及び第3検出エリアA3内の白色部分の面積が両方とも第2閾値未満である場合(ステップS5:Yes)、処理装置7は、添付書類11が収容箱9のフラップ9a上にはみ出していないと判定する。この場合、処理装置7は、ステップS6に進み、良品判定を下す。他方で、第2検出エリアA2及び第3検出エリアA3内の白色部分の面積の少なくともいずれかが第2閾値以上である場合(ステップS5:No)、処理装置7は、添付書類11が収容箱9のフラップ9a上にはみ出していると判定する。この場合、処理装置7は、ステップS7に進み、不良品判定を下す。
【0050】
なお、図4に示したフローでは、ステップS4の判定とステップS5の判定とを別々に行っていたが、ステップS4の判定とステップS5の判定とを一緒に行ってもよい。つまり、第1検出エリアA1の白色部分の面積が第1閾値以上であるか否かの判定と、第2及び第3検出エリアA2、A3内の白色部分の面積が第2閾値未満であるか否かの判定とを、同時に行ってもよい。その場合、第1検出エリアA1の白色部分の面積が第1閾値以上で且つ第2及び第3検出エリアA2、A3内の白色部分の面積が第2閾値未満である場合に、処理装置7は良品判定を下す。他方で、第1検出エリアA1の白色部分の面積が第1閾値未満である場合、又は第2及び第3検出エリアA2、A3内の白色部分の面積が第2閾値以上である場合に、処理装置7は不良品判定を下す。
【0051】
次に、図5を参照して、上記した2値化処理を行った後の撮像画像の例について説明する。図5(a)〜(d)は、それぞれ、第1乃至第3検出エリアA1〜A3を含む範囲における2値化処理後の撮像画像を示している。なお、図5(a)〜(d)では、説明の便宜上、第1乃至第3検出エリアA1〜A3の範囲を白枠で表している。
【0052】
図5(a)に示す2値化処理後の撮像画像では、第1検出エリアA1の大部分が白色となっており、第2及び第3検出エリアA2、A3のほぼ全体が黒色となっている。この場合、処理装置7は、第1検出エリアA1内の白色部分の面積が第1閾値以上であるため、添付書類11が収容箱9内に存在し、且つ添付書類11が収容箱9内の適切な位置に添付されていると判定する。加えて、処理装置7は、第2検出エリアA2及び第3検出エリアA3内の白色部分の面積が両方とも第2閾値未満であるため、添付書類11が収容箱9のフラップ9a上にはみ出していないと判定する。よって、処理装置7は良品判定を下す。
なお、図5(a)に示す2値化処理後の撮像画像において、第1検出エリアA1内の黒色部分は添付書類11に印字された文字に相当する。
【0053】
図5(b)に示す2値化処理後の撮像画像では、第1検出エリアA1の全体が黒色となっている。この場合、処理装置7は、第1検出エリアA1内の白色部分の面積が第1閾値未満であるため、添付書類11が収容箱9内に存在しないと判定する。よって、処理装置7は不良品判定を下す。
【0054】
図5(c)に示す2値化処理後の撮像画像では、第1検出エリアA1の大部分が黒色となっており、第1検出エリアA1の僅かな部分しか白色となっていない。この場合、処理装置7は、第1検出エリアA1内の白色部分の面積が第1閾値未満であるため、添付書類11が収容箱9内の適切な位置に添付されていないと判定する。よって、処理装置7は不良品判定を下す。
【0055】
図5(d)に示す2値化処理後の撮像画像では、第1検出エリアA1の大部分が白色となっているが、第2検出エリアA2のほぼ全体が白色となっている。この場合、処理装置7は、第2検出エリアA2内の白色部分の面積が第2閾値以上であるため、添付書類11が収容箱9のフラップ9a上にはみ出していると判定する。よって、処理装置7は不良品判定を下す。
【0056】
以上述べたように、本発明の実施形態による検出装置1では、蛍光剤を含む添付書類11に紫外線を照射したときの撮像画像に基づき、添付書類11が収容箱9内に存在するか否かを判定する。この場合、紫外線を照射したときに、蛍光剤を含む添付書類11は比較的短い波長を有する光(青色光)を発する一方で、外包材13はそのような波長とは異なる波長の光を発する。よって、紫外線を照射したときに添付書類11と外包材13とで反射光の波長(光のエネルギーに相当する)が異なるため、添付書類11と外包材13とが同系色であっても、撮像画像中の外包材13と添付書類11とを明確に区別することができる。したがって、本実施形態によれば、添付書類11が収容箱9内に存在するか否かを精度良く判定することができる。
【0057】
また、本発明の実施形態による検出装置1では、撮像画像のデータに対して、所定範囲内の階調を1に設定し且つ所定範囲外の階調を0に設定する2値化処理を行って、この2値化処理後の撮像画像において1に設定された部分の面積を用いる。これにより、当該面積の大きさに基づき、収容箱9内の添付書類11の有無をより精度良く判定することができると共に、添付書類11が収容箱9内の適切な位置に添付されている否かも精度良く判定することができる。
【0058】
また、本発明の実施形態による検出装置1では、撮像画像において、収容箱9のフラップ9aによって覆われていない添付書類11の部分が含まれる第1検出エリアA1を用いる。これにより、収容箱9内の添付書類11の有無をより精度良く判定することができると共に、添付書類11が収容箱9内の適切な位置に添付されている否かも精度良く判定することができる。
【0059】
また、本発明の実施形態による検出装置1では、撮像画像において、収容箱9のフラップ9aによって覆われた添付書類11の部分が含まれる第2及び第3検出エリアA2、A3を用いる。これにより、添付書類11が収容箱9のフラップ9a上にはみ出していないか否かを精度良く判定することができる。
【0060】
また、本発明の実施形態による検出装置1によれば、所定範囲の波長を有する光のみを透過させて、この光をカメラ3に入射させるレンズフィルタ5を用いるので、紫外線を照射したときの添付書類11からの反射光(蛍光発光された光、具体的には青色光)を、カメラ3に効果的に入射させられるようになる。よって、収容箱9内の添付書類11の有無をより精度良く判定することができる。
【0061】
なお、上記した実施形態では、アルミ蒸着フィルム(アルミ蒸着外包装)を含み且つ添付書類11と同系色である外包材13を示したが、本発明は、そのような外包材13への適用に限定はされない。他の例では、本発明は、酸化珪素蒸着フィルムや酸化アルミ蒸着フィルムなどの透明フィルムを用いた外包材にも適用可能である。そのような外包材を用いた場合にも、本発明によれば、添付書類11が収容箱9内に存在するか否かを精度良く判定することができる。
【符号の説明】
【0062】
1 検出装置
2 紫外線照射源
3 カメラ(撮像装置)
5 レンズフィルタ
7 処理装置
9 収容箱
11 添付書類
13 収容物(外包材)
図1
図2
図3
図4
図5