【課題を解決するための手段】
【0004】
この目的は、希釈液、特に、水の流入部分、希釈液と飲料基体または食品基体とが混合される混合チャンバ、ならびに、流出部分を有するカートリッジ受入れ部品であって、希釈液の流れの方向に関して、流れ断面が最初に拡張され、次いで、再び、縮小されるカートリッジ受入れ部品によって達成される。
【0005】
本発明の主題は、本発明の他の主題に等しく当てはまり、逆もまた同様である。
【0006】
本発明は、可逆的または不可逆的にカートリッジを部分的に受け入れるカートリッジ受入れ部品に関する。
カートリッジは、飲料または食品製造前に飲料基体または食品基体が配置され、気密式に密封されるキャビティを有している。
飲料または食品を製造するために、カートリッジは、次に開封され、穿刺され、飲料基体または食品基体は、カートリッジ受入れ部品の混合チャンバに入りまたは流れ込み、カートリッジ受入れ部品は、溶媒、特に、水の流入部分も有し、溶媒、特に、水の流入部分は、出来上がった飲料または食品を製造するために飲料基体または食品基体と混合され、出来上がった飲料または食品は、カートリッジ受入れ部品に設けられた流出部分を介して混合チャンバから出る。
溶媒の体積流量は、飲料基体または食品基体の体積流量よりも一般にはるかに多い。
【0007】
本発明によれば、流れ断面、すなわち、液体の流れのために、特に、溶媒の流れまたは溶媒および飲料基体または食品基体の混合物のために取ることができる断面は、溶媒の流れの方向に関して、流速が最初に低減され、その後、再び加速されるように設けられている。
流れ断面の狭窄によって達成される加速は、溶媒および飲料基体または食品基体がブレンドされた後、可能な限り発生する。
【0008】
拡張された流れ断面の領域と、狭窄した流れ断面の領域との間の特定の移行部は、混合チャンバの壁の輪郭によって画定される。
このため、この壁は、湾曲したまたは段付きの、あるいは、角度の付いた輪郭を移行部領域に有し得る。
【0009】
本発明によれば、混合チャンバは、突出部を有する。
【0010】
本発明の主題は、本発明の他の主題に等しく当てはまり、逆もまた同様である。
【0011】
この突出部は、カートリッジ受入れ部品の2つの端部側の間に延在する周囲、特に、横方向周囲から突出する。
突出部は、混合チャンバの一部である。
混合チャンバの周囲は、円形の形状を有し、突出部は、この円形の形状から突出する。
出来上がった飲料または食品の流出部分は、突出部の中に設けられている。
【0012】
カートリッジ受入れ部品は、固定リングまたは固着リングを有している。
この固定リングまたは固着リングは、カートリッジを受け入れ、カートリッジは、カートリッジ受入れ部品に固定される。
固定リングまたは固着リングには、混合チャンバに所定の変形点または破断点が設けられる。
飲料または食品の製造前に、この点は、変形または破壊され、不可逆的に変形される。
これは、例えば、カートリッジおよびカートリッジ受入れ部品が互いに移動されることによって生じることができる。
変形または破壊の結果として、カートリッジ受入れ部品は、一度だけ使用でき、または、カートリッジ受入れ部品とカートリッジとの間の相互接続は、解除できない。
【0013】
少なくとも1つの混合要素が、混合チャンバに設けられ、混合要素は、溶媒または溶媒と飲料基体または食品基体の混合物が渦巻かせられることを保証する。
混合要素は、底部に突出部として設けられる。
混合要素は、溶媒中に溶解される炭酸が抜けないようにまたはわずかしか抜けないように設計される。
混合要素は、わずかな圧力低下だけを示すように設計される。
【0014】
カートリッジ受入れ部品は、膜に穴を開ける穿刺手段を有している。
この穿刺手段は、混合チャンバの底部から突出するスパイクとして設計される。
穿刺手段は、その外周に少なくとも1つの、好ましくは、複数の窪みまたは突出部を有し、これが飲料基体または食品基体の流出部分として働く。
窪みまたは突出部の量およびサイズは、飲料基体または食品基体の粘度に依存する。
穿刺手段は、先端部でまたは先端部の領域で終端するチャネルを有している。
飲料基体または食品基体の調製を加速するためにまたは計量するために、このチャネルを介して、ガス、特に、空気またはCO2をカートリッジに吹き込むことが可能である。
【0015】
カートリッジ受入れ部品は、スパイク案内部分を有し、穿刺手段は、スパイク案内部分内に変位可能に取り付けられ、穿刺手段は、膜から離れた後退位置と、カートリッジの膜を貫きカートリッジ内に突出する伸長位置との間で変位可能である。
膜が穿刺手段によって穿刺されると、飲料基体または食品基体を混合チャンバの方向に流すための少なくとも1つの横方向の流出チャネルが、穿刺手段の外壁に導入される。
さらに、圧縮空気ラインが、穿刺手段に一体化され、圧縮空気源に接続するための圧縮空気接続部が、カートリッジから離れた穿刺手段の側に形成され、前記圧縮空気接続部は、カートリッジ受入れ部品の外側からアクセス可能であり、圧縮空気をカートリッジに吹き込むための圧縮空気ラインの圧縮空気出口が、カートリッジに面する穿刺手段の側に形成されている。
【0016】
流入部分および流出部分は、カートリッジ受入れ部品の両端に設けられている。
穿刺手段は、流入部分および流出部分と整列された態様で設けられる。
【0017】
本発明によれば、出口は、移動可能な方法で、回動可能な方法で混合チャンバに設けられるか、または、出口を配向することができる、特に、出来上がった飲料または食品を受ける容器の側壁の方向に方向付けることができる手段を有している。
この実施形態は、泡立つ傾向のある飲料または食品の場合に有利である。
出口は、手動でまたはモータによって移動させることができる。
カートリッジが識別子を有する場合、ディスペンサがカートリッジを認識した後で自動的に回動が生じることができる。
【0018】
本発明は、カートリッジ受入れ部品、または、本発明によるカートリッジ受入れ部品を有するシステムであり、カートリッジ受入れ部品にカートリッジが提供され、このカートリッジは、壁領域を有し、その一方の端部は、膜によって閉鎖された接続領域に隣接され、その反対側の端部に任意選択的に底部領域が提供され、壁領域および任意選択的に底部領域は、飲料基体または食品基体を収容するキャビティを画成する。
【0019】
本発明は、本発明の他の主題に等しく当てはまり、逆もまた同様である。
【0020】
カートリッジは、プラスチックから成形または吹込み成形プロセスによって製造されている。
カートリッジは、例えば、円形、長方形、正方形、円錐形または楕円形の断面を有する側壁を有している。
底部は、側壁の一方の端部に一体部品として設けられている。
側壁および任意選択的に底部領域は、液体の形態の飲料基体または食品基体が提供されるキャビティを画成する。
壁領域の他方の端部に提供されるのは、接続領域であり、これによって、カートリッジは、カートリッジ受入れ部品に接続される。
このカートリッジ受入れ部品は、ディスペンサの一部またはディスペンサと別個の構成要素であることができる。
【0021】
接続領域は、フランジを有するように設けられる。
フランジは、接続領域から突出し、壁領域からある角度で、好ましくは、直角に突き出る。
飲料または食品を製造するために、フランジは、水平に配向されている。
フランジは、固体材料から作られ、すなわち、中空に作製されない。
【0022】
さらに、フランジには、位置決め手段または被覆手段が設けられている。
位置決め手段は、カートリッジが特定の位置でのみ、特に特定の回転角度でカートリッジの長手方向中心軸に対して、ディスペンサ上にまたはカートリッジ受入れ部品上に配置されることを保証する。
被覆手段は、ある領域を、出来上がった飲料または食品が通り抜けて流出する領域を被覆する。
位置決め手段および被覆手段は、同一のものである。
【0023】
位置決め手段または被覆手段は、窪みまたはフランジの周囲から突出する突出部である。
位置決め手段または被覆手段は、フランジと一体の部材として設けられている。
例えば、位置決め手段または被覆手段は、フランジの周囲の一点で一体的に形成される突起として構成されている。
位置決め手段または被覆手段の厚さは、実質的にフランジの厚さに一致する。
【0024】
首部が、壁領域と接続領域との間に設けられている。
この首部は、例えば、丸い断面を有することができる。
首部は、接続領域と壁領域との間を示す。
フランジは、直角に首部に隣接する。
【0025】
カートリッジを使用前に閉鎖する、特に、気密式に密封する膜が、フランジの端面に密封式に設けられる。
このため、フランジの端面は、密封の間、この密封器具と協働するビード、特に、円形リングのようなビードを有することができる。
膜の外周は、フランジの外周よりも短い。
【0026】
固定手段が、壁領域または首部の領域に設けられている。
この固定手段を介して、カートリッジをディスペンサに接続することができる。
固定手段は、例えば、ディスペンサ上の固定手段と係合する溝であることができる。
【0027】
カートリッジ受入れ部品は、カートリッジに固定式に接続されるか、または、カートリッジの使用後にカートリッジから取り外され、新しいカートリッジに接続される交換部品であることができる。
カートリッジ受入れ部品は、射出成形によってプラスチックから作られている。
カートリッジ受入れ部品は、ディスペンサに接続される。
【0028】
被覆手段は、カートリッジのフランジに設けられ、カートリッジ受入れ部品の流出部分を被覆する。
【0029】
カートリッジの周囲のフランジは、カートリッジ受入れ部品と密封式に協働する。
このため、フランジの周囲は、例えば、カートリッジ受入れ部品の溝に係合することができる。
このフランジまたは溝接続は、圧力嵌めとして作用することもでき、それにより、飲料または食品製造の間、カートリッジ受入れ部品に対してカートリッジが移動することを防止し、また、カートリッジとカートリッジ受入れ部品との間の接続が、その密着性を喪失することを防止する。
【0030】
カートリッジおよびカートリッジ受入れ部品は、膜が穿刺される前、長手方向に互いに変位可能であるように提供される。
この長手方向の変位の結果として、穿刺手段は、膜と係合され、膜を穿刺することができる。
【0031】
カートリッジおよびカートリッジ受入れ部品は、一体回転できるように固定された方法で相互に接続される。
【0032】
穿刺手段は、チャネルを有している。
このチャネルを介してガスをカートリッジに押し込むことができ、ガスは、飲料基体または食品基体をカートリッジから押し出し、カートリッジ受入れ部品の混合スペースに押し込む。
【0033】
以下、本発明を
図1〜
図15を参照して説明する。
これらの説明は、本発明による一般概念を制限しない。
説明は、本発明によるカートリッジおよびシステムに等しくあてはまる。