(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記インストール済みアプリケーションに対してライセンスを保有していない場合、前記インストール済みアプリケーションのアップデートの指示操作のメニューのみを表示するよう制御する表示制御手段をさらに備えた
請求項1に記載の情報処理装置。
前記取得した情報により、前記インストール済みアプリケーションソフトウエアのライセンスが他の機器へのインストールを許可するライセンスではない場合には、前記アプリケーションソフトウエアのアップデートの操作の指示メニューのみを表示するよう制御する表示制御手段を、
さらに備えた請求項3に記載の情報処理装置。
前記取得した情報により、前記インストール済みアプリケーションソフトウエアのライセンスが他の機器へのインストールを許可するライセンスである場合には、前記アプリケーションソフトウエアのアップデートおよびアンインストールの操作の指示メニューを表示するよう制御する表示制御手段をさらに備えた、
請求項5に記載の情報処理装置。
当該取得された情報により、前記インストール済みアプリケーションソフトウエアをインストールしたのが前記ユーザでない場合、前記インストール済みアプリケーションソフトウエアのアップデートの指示操作のメニューのみを表示するよう制御する表示制御手段をさらに備えた、
請求項9に記載の情報処理装置。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、ネットワーク経由で接続された機器にインストールされたアプリケーションソフトウエアに対して、当該アプリケーションソフトウエアのライセンスの観点から、ユーザが実施してもよい操作だけを実施させるように制御することができる情報処理装置、情報処理システム及びプログラムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1に係る本発明は、機器及びサーバとネットワークで接続された情報処理装置であって、前記サーバからアプリケーションソフトウエアのライセンスに関する情報を取得するライセンス情報取得手段と、前記機器にインストールされているインストール済みアプリケーションソフトウエアに関する情報を当該機器から取得するインストール済み情報取得手段と、前記取得したインストール済みアプリケーションソフトウエアを表す画像情報を表示するように制御する表示制御手段と、前記表示された画像情報を用いて行われる、前記アプリケーションソフトウエアに関する操作の指示を前記ユーザから受け付け、実行するように制御する実行制御手段と、を備え、前記実行制御手段は、前記インストール済み情報取得手段により取得したライセンス情報に基づいて、前記インストール済みアプリケーションソフトウエアに対してユーザが行える操作を制御する、情報処理装置である。
【0006】
請求項2に係る本発明は、前記ライセンス情報は前記ユーザが前記アプリケーションソフトウエアのライセンスを保有しているかを示す情報を含み、当該取得された情報により、前記インストール済みアプリケーションに対して前記ユーザがライセンスを保有していない場合、前記実行制御手段は、前記インストール済みアプリケーションのアップデートの指示操作のみを前記ユーザから受け付けるよう制御する、請求項1に記載の情報処理装置である。
【0007】
請求項3に係る本発明は、前記ライセンス情報は前記ユーザが前記アプリケーションソフトウエアのライセンスを保有しているかを示す情報を含み、当該取得された情報により、前記インストール済みアプリケーションに対して前記ユーザがライセンスを保有していない場合、前記表示制御手段は、前記インストール済みアプリケーションのアップデートの指示操作のメニューのみを表示するよう制御する、請求項1に記載の情報処理装置である。
【0008】
請求項4に係る本発明は、前記ライセンス情報は、前記インストール済みアプリケーションソフトウエアのライセンスが、他の機器へのインストールを許可するライセンスであるか否かを示す情報を含み、前記実行制御手段は、前記取得した情報により、前記インストール済みアプリケーションソフトウエアのライセンスが他の機器へのインストールを許可するライセンスではない場合には、前記アプリケーションソフトウエアのアップデートの操作のみを前記ユーザから受け付けるよう制御する、請求項1に記載の情報処理装置である。
【0009】
請求項5に係る本発明は、前記ライセンス情報は、前記インストール済みアプリケーションソフトウエアのライセンスが、他の機器へのインストールを許可するライセンスであるか否かを示す情報を含み、前記表示制御手段は、前記取得した情報により、前記インストール済みアプリケーションソフトウエアのライセンスが他の機器へのインストールを許可するライセンスではない場合には、前記アプリケーションソフトウエアのアップデートの操作の指示メニューのみを表示するよう制御する、請求項1に記載の情報処理装置である。
【0010】
請求項6に係る本発明は、前記ライセンス情報は、前記インストール済みアプリケーションソフトウエアのライセンスが、他の機器へのインストールを許可するライセンスであるか否かを示す情報を含み、前記実行制御手段は、前記取得した情報により、前記インストール済みアプリケーションソフトウエアのライセンスが他の機器へのインストールを許可するライセンスである場合には、前記アプリケーションソフトウエアのアップデートおよびアンインストールの操作を前記ユーザから受け付けるよう制御する、請求項1に記載の情報処理装置である。
【0011】
請求項7に係る本発明は、前記ライセンス情報は、前記インストール済みアプリケーションソフトウエアのライセンスが、他の機器へのインストールを許可するライセンスであるか否かを示す情報を含み、前記実行制御手段は、前記取得した情報により、前記インストール済みアプリケーションソフトウエアのライセンスが他の機器へのインストールを許可するライセンスである場合には、前記アプリケーションソフトウエアのアップデートおよびアンインストールの操作の指示メニューを表示するよう制御する、請求項1に記載の情報処理装置である。
【0012】
請求項8に係る本発明は、前記ライセンス情報は、前記インストール済みアプリケーションソフトウエアと連携するクラウドサービスを前記ユーザが契約済みであるか否かを示す情報を含み、前記表示制御手段は、前記取得した情報により、前記インストール済みアプリケーションソフトウエアと連携するクラウドサービスを前記ユーザが契約済みである場合には、前記アプリケーションソフトウエアを表す画像情報を表示するように制御する、請求項1に記載の情報処理装置である。
【0013】
請求項9に係る本発明は、前記ライセンス情報は、前記インストール済みアプリケーションソフトウエアと連携するクラウドサービスを前記ユーザが契約済みであるか否かを示す情報を含み、前記実行制御手段は、前記取得した情報により、前記インストール済みアプリケーションソフトウエアと連携するクラウドサービスを前記ユーザが契約済みである場合には、前記アプリケーションソフトウエアに対するアップデートの指示を受け付けるように制御する、請求項1に記載の情報処理装置である。
【0014】
請求項10に係る本発明は、前記ライセンス情報は前記インストール済みアプリケーションソフトウエアをインストールしたユーザを示す情報を含み、当該取得された情報により、前記インストール済みアプリケーションをインストールしたのが前記ユーザでない場合、前記実行制御手段は、前記インストール済みアプリケーションソフトウエアのアップデートの指示操作のみを前記ユーザから受け付けるよう制御する、請求項1に記載の情報処理装置である。
【0015】
請求項11に係る本発明は、前記ライセンス情報は前記インストール済みアプリケーションソフトウエアをインストールしたユーザを示す情報を含み、当該取得された情報により、前記インストール済みアプリケーションソフトウエアをインストールしたのが前記ユーザでない場合、前記表示制御手段は、前記インストール済みアプリケーションソフトウエアのアップデートの指示操作のメニューのみを表示するよう制御する、請求項1に記載の情報処理装置である。
【0016】
請求項12に係る本発明は、前記ライセンス情報は前記インストール済みアプリケーションソフトウエアのライセンスを保有するユーザを示す情報を含み、当該取得された情報により、前記インストール済みアプリケーションのライセンスを保有するのが前記ユーザでない場合、前記実行制御手段は、前記インストール済みアプリケーションソフトウエアのアップデートの指示操作のみを前記ユーザから受け付けるよう制御する、請求項1に記載の情報処理装置である。
【0017】
請求項13に係る本発明は、前記ライセンス情報は前記インストール済みアプリケーションソフトウエアのライセンスを保有するユーザを示す情報を含み、当該取得された情報により、前記インストール済みアプリケーションのライセンスを保有するのが前記ユーザでない場合、前記表示制御手段は、前記インストール済みアプリケーションソフトウエアのアップデートの指示操作のメニューのみを表示するよう制御する、請求項1に記載の情報処理装置である。
【0018】
請求項14に係る本発明は、機器と、前記機器にネットワークで接続され、前記機器を管理するための情報を処理する情報処理装置と、前記情報処理装置とネットワークで接続され、アプリケーションソフトウエアが格納されたサーバと、を有し、前記情報処理装置は、前記サーバからアプリケーションソフトウエアのライセンスに関する情報を取得するライセンス情報取得手段と、前記機器にインストールされているインストール済みアプリケーションソフトウエアに関する情報を当該機器から取得するインストール済み情報取得手段と、前記取得したインストール済みアプリケーションソフトウエアを表す画像情報を表示するように制御する表示制御手段と、前記表示された画像情報を用いて行われる、前記アプリケーションソフトウエアに関する操作の指示を前記ユーザから受け付け、実行するように制御する実行制御手段と、を備え、前記実行制御手段は、前記インストール済み情報取得手段により取得したライセンス情報に基づいて、前記インストール済みアプリケーションソフトウエアに対してユーザが行える操作を制御する、情報処理システムである。
【0019】
請求項15に係る本発明は、 機器及びサーバとネットワークで接続された情報処理装置に実行させるためのプログラムであって、前記サーバからアプリケーションソフトウエアのライセンスに関する情報を取得するライセンス情報取得ステップと、前記機器にインストールされているインストール済みアプリケーションソフトウエアに関する情報を当該機器から取得するインストール済み情報取得ステップと、前記取得したインストール済みアプリケーションソフトウエアを表す画像情報を表示するように制御する表示制御ステップと、前記表示された画像情報を用いて行われる、前記アプリケーションソフトウエアに関する操作の指示を前記ユーザから受け付け、実行するように制御する実行制御ステップと、を備え、前記実行制御ステップは、前記インストール済み情報取得ステップにより取得したライセンス情報に基づいて、前記インストール済みアプリケーションソフトウエアに対してユーザが行える操作を制御する、プログラムである。
【発明の効果】
【0020】
請求項1、請求項14又は請求項15に係る本発明によれば、ネットワーク経由で接続された機器にインストールされたアプリケーションソフトウエアに対して、当該アプリケーションソフトウエアのライセンスの観点から、ユーザが実施してもよい操作だけを実施させるように制御することができる。
【0021】
請求項2および3に係る本発明によれば、請求項1に係る発明の効果に加えて、インストールされたアプリケーションに対してユーザがライセンスを保有していない場合、アップデートの指示操作のみを実施させるように制御することができる。
【0022】
請求項4および5に係る本発明によれば、インストールされたアプリケーションソフトウエアのライセンスが他の機器へのインストールを許可するライセンスではない場合には、アップデートの操作のみを許可することができる情報処理装置を提供することができる。
【0023】
請求項6および7に係る本発明によれば、インストール済みのアプリケーションソフトウエアのライセンスが他の機器へのインストールを許可するライセンスである場合には、前記アプリケーションソフトウエアのアップデートおよびアンインストールの操作のみを許可することができる情報処理装置を提供することができる。
【0024】
請求項8に係る本発明によれば、インストール済みのアプリケーションソフトウエアと連携するクラウドサービスを前記ユーザが契約済みである場合には、前記アプリケーションソフトウエアを表す画像情報を表示する機ことができる情報処理装置を提供することができる。
【0025】
請求項9および10に係る本発明によれば、前記インストール済みアプリケーションソフトウエアと連携するクラウドサービスを前記ユーザが契約済みである場合には、前記アプリケーションソフトウエアに対するアップデートを許可することができる情報処理装置を提供することができる。
【0026】
請求項11および12に係る本発明によれば、インストール済みアプリケーションソフトウエアをインストールしたのが前記ユーザでない場合、前記インストール済みアプリケーションソフトウエアのアップデートのみを許可することができる情報処理装置を提供することができる。
【0027】
請求項13に係る本発明によれば、インストール済みのアプリケーションのライセンスを保有するのが前記ユーザでない場合、前記インストール済みアプリケーションソフトウエアのアップデートのみを許可することができる情報処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【
図1】本発明の実施形態に係る情報処理装置システムの構成を示すシステム構成図である。
【
図2】本発明の実施形態に係る情報処理のハードウェア構成を示すブロック図である。
【
図3】本発明の実施形態における情報処理システムのログイン時の制御フローを示すシーケンス図である。
【
図4】本発明の実施形態における機器情報更新ステップS20の詳細を示すシーケンス図である。
【
図5】本発明の実施形態における商品情報更新ステップS22の詳細を示すシーケンス図である。
【
図6】本発明の実施形態におけるログイン画面を示す画面図である。
【
図7】本発明の実施形態におけるメイン画面の表示開始を示す画面図である。
【
図8】本発明の実施形態におけるメイン画面を示す画面図である。
【
図9】本発明の実施形態における選択表示部を示す画面図である。
【
図10】本発明の実施形態における選択表示部を設置場所とした場合の画面図である。
【
図11】本発明の実施形態における選択表示部を機種とした場合の画面図である。
【
図12】本発明の実施形態における選択表示部をすべての機器とした場合のインストール済み商品表示部を有する画面図である。
【
図13】本発明の実施形態における選択表示部を設置場所とした場合のインストール済み商品表示部を有する画面図である。
【
図14】本発明の実施形態における選択表示部を機種とした場合のインストール済み商品表示部を有する画面図である。
【
図15】本発明の実施形態における情報処理システムのインストール時の制御フローの前半部分を示すシーケンス図である。
【
図16】本発明の実施形態における情報処理システムのインストール時の制御フローの後半部分を示すシーケンス図である。
【
図17】本発明の実施形態におけるダウンロード時の画面を示す画面図である。
【
図18】本発明の実施形態におけるダウンロード後のメイン画面を示す画面図である。
【
図19】本発明の実施形態におけるインストール操作中の画面を示す画面図である。
【
図20】本発明の実施形態におけるインストール中の画面を示す画面図である。
【
図21】本発明の実施形態における無償のアプリケーションソフトウエアのアイコンを示す画面図である。
【
図22】本発明の実施形態における有償のようなライセンスを持つアプリケーションソフトウエアのアイコンを示す画面図である。
【
図23】本発明の実施形態おける商品購入時の画面を示す画面図である。
【
図24】発明の実施形態における情報処理システムのアンインストール時の制御フローの後半部分を示すシーケンス図である。
【
図25】本発明の実施形態における工具表示をクリックした場合の画面図である。
【
図26】本発明の実施形態におけるアプリケーションソフトウエアのアイコンをクリックした場合の画面図である。
【
図27】本発明の実施形態におけるアンインストールが不可の場合の画面図である。
【
図28】本発明の実施形態において、警告を示す画面図である。
【
図29】本発明の実施形態におけるアンインストール時の画面図である。
【
図30】本発明の実施形態におけるアンインストールが完了したときの画面図である。
【発明を実施するための形態】
【0029】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0030】
図1は本発明の実施形態に係る情報処理装置システムの構成を示すシステム図である。
【0031】
本発明の実施形態に係る情報処理システム10は、例えばパーソナルコンピュータからなる情報処理装置12を有する。この情報処理装置12は、無線又は有線のLAN14を介して機器16a〜16eに接続されている。機器16a〜16eは、例えば画像形成装置であり、コピー、プリント、スキャン、ファクシミリ等の複合的な機能をもっている。
【0032】
機器16a〜16cは機種Aであり、機器名をA−1,A−2,A−3と称する。また、機器16d,16eは機種Bであり、機器名をB−1,B−2と称する。機器16a、16b及び機器16dは場所としてフロア1に配置され、機器16cと機器16eはフロア2に配置されている。
【0033】
LAN14にはルータ20が設けてあり、インターネット22を介して外部サーバ24にネットワークで接続されている。
【0034】
また、情報処理装置12には、ディスプレイ26、キーボード28及びマウス30等が接続されている。
【0035】
図2は、情報処理装置12の制御部分を示すブロック図である。
【0036】
情報処理装置12は、CPU32、メモリ34、表示インターフェイス36、入力インターフェイス38及び通信インターフェイス40を有し、これらが制御バス42を介して接続されている。
【0037】
CPU32は、メモリ34に格納された制御プログラムに基づいて予め定められた処理を実行する。表示インターフェイス36にはディスプレイ26が接続されている。ディスプレイ26がタッチパネルを有する場合はタッチパネルからの操作データを受け付ける。入力インターフェイス36には、キーボード28及びマウス30が接続され、キーボード28及びマウス30からの操作データを受け付ける。通信インターフェイス40には、前述したLANが接続され、LANを介してデータが入出力されるようになっている。
【0038】
図3は、本発明の実施形態に係る情報処理システムにログインする場合のシーケンス図である。
【0039】
情報処理装置にあっては、まずステップS10で本情報処理装置のアプリケーションソフトウエアを起動すると、次のステップS12においてログイン画面を表示する。ログイン画面は、例えば
図6に示すように、ユーザID入力部44とパスワード入力部46とを有する。次のステップS14において、ユーザIDをユーザID入力部44に入力し、パスワードをパスワード入力部46に入力し、さらに
図6に示すログインボタン48を押すと、ユーザ情報とログイン指示情報が外部サーバへ送られる。外部サーバにおいては、ステップS16において、受け付けられたユーザ情報と、ユーザ情報データベース50に予め登録されているユーザ情報とを比較するユーザ認証処理を実行する。その結果、成功となった場合は、情報処理装置にその旨の情報を送り、情報処理装置においては、ステップS18でメイン画面を表示する。
【0040】
メイン画面は、
図7に示すように、メニュー表示部52、機器表示部54及びアプリケーションソフトウエア表示部56と有する。
【0041】
ステップS52においては、メイン画面を形成するために、ステップS20において機器情報を更新し、ステップS22において利用できる商品情報を更新する。
【0042】
図4は、機器情報更新ステップS20の詳細を示す。
ステップS201においては、機器情報の更新処理を開始し、次のステップS202においては、前述したメモリ34内に設けられた機器登録情報格納部58に予め登録されている機器情報を読み出し、読み出した機器情報に基づいて機器状態を確認する。機器情報登録部58には、機器のIPアドレス、機器名、機器の種別、設置場所、管理者名等が登録されている。ステップS202においては、登録機器情報に基づいて、登録済みの機器に対して確認情報を出力する。機器においては、確認情報を受け付けると、ステップS203において、自己が稼働中であるか否かを判定し、稼働中であればその旨の情報を情報処理装置に送る。
【0043】
情報処理装置においては、ステップS204において、機器からの稼働中情報を受けて稼働中機器を特定する。次のステップS205においては、ステップS204において特定した機器に対して機器にインストールされたアプリケーションソフトウエア(以下、Appという)の情報を取得するように指示する。
【0044】
機器においては、ステップS206でインストールされているAppを判定し、情報処理装置に判定結果を送る。情報処理装置においては、ステップS207で機器毎にインストールされているAppの情報を保持する。
【0045】
図5は、商品情報更新ステップS22の詳細を示す。
【0046】
ステップS221においては、利用できる商品情報の更新処理を開始し、次のステップS222においては、利用可能商品の情報を取得するように外部サーバに要求する。外部サーバにおいては、ステップS223において、要求してきたユーザ情報と、ユーザ情報データベース50に登録されているユーザ情報とを比較してユーザ照合を実施する。次のステップS224においては、商品情報データベース60及び所有ライセンス情報データベース62に基づいて利用可能商品を抽出し、抽出された商品情報を情報処理装置に送る。情報処理装置においては、ステップS225において、利用可能商品をライセンス情報と共に表示する。
【0047】
図8は、ステップS20及びステップS22において、機器情報及び利用できる商品情報が更新された場合の一例を示す。
【0048】
機器表示部54には、選択表示部64を有する。また、この選択表示部64の側方には選択ボタン66が表示されている。ここでは、「すべての機器」が選択されているので、機器表示部54には、A−1〜A−3及びB−1,B−2が表示されている。
【0049】
また、アプリケーションソフトウエア表示部56には、利用できる例えば5つのアプリケーションソフトウエアApp1〜App5が表示されている。
【0050】
前述した選択ボタン66をクリックすると、選択表示部64には、
図9に示すように、選択肢として、「すべての機器」、「グループ表示:設置場所」、「グループ表示:機種」及び「グループ表示:管理者」等が選択表示部64に表示され、これらの中から選択できるようになっている。
【0051】
例えば「グループ表示:設置場所」が選択された場合は、設置場所を検索し、
図10に示すように、機器表示部54には、「フロア1(3)」及び「フロア2(2)」が表示される。()内は機器の台数を表示している。また、「グループ表示:機種」が選択された場合は、設置機種を検索し、
図11に示すように、機器表示部54には、「機種A(3)」及び「機種B(2)が表示される。設置場所と同様に()内は機器の台数を表示している。また、「グループ表示:管理者」が選択された場合も同様に管理者に対応するようになっている。
【0052】
また、「すべての機器」が選択されている場合、例えば
図12に示すように、機器A−3をクリックして活性化すると、新たにインストール済み商品表示部68が形成され、ステップS207で保持した機器A−3がすでにインストールされている商品、例えばApp1及びApp5がインストール済み商品表示部68に表示される。
【0053】
また、「グループ表示:設置場所」が選択されている場合、例えば
図13に示すように、フロア2を活性化させると、新たにグループ機器表示部70が形成され、フロア2に属する機器A−3,B−2がこのグループ機器表示部70に表示される。さらにA−3をクリックして活性化すると、新たにインストール済み商品表示部68が形成され、ステップS207で保持した機器A−3がすでにインストールされている商品、例えばApp1及びApp5がインストール済み商品表示部68に表示される。
【0054】
また、「グループ表示:機種」が選択されている場合、例えば
図14に示すように、機種Aを活性化させると、新たにグループ機器表示部70が形成され、機種Aである機器A−1,A−2,A−3がこのグループ機器表示部70に表示される。さらにA−3をクリックして活性化すると、新たにインストール済み商品表示部68が形成され、ステップS207で保持した機器A−3がすでにインストールされている商品、例えばApp1及びApp5がインストール済み商品表示部68に表示される。
【0055】
図15及び
図16は、本発明の実施形態に係る情報処理システムにおいて、Appを機器にインストール又はアップデートする場合のシーケンス図である。
【0056】
まずステップS30において、機器登録情報格納部58に予め登録されている機器情報を読み出し、次のステップS32へ進む。次のステップS32においては、利用可能商品の情報を取得するように外部サーバに要求する。外部サーバにおいては、ステップS34において、要求してきたユーザ情報と、ユーザ情報データベース50に登録されているユーザ情報とを比較してユーザ照合を実施する。次のステップS36においては、商品情報データベース60及び所有ライセンス情報データベース62に基づいて利用可能商品を抽出し、抽出された商品情報を情報処理装置に送る。情報処理装置においては、ステップS38において、
図8に示すように、利用可能商品をライセンス情報と共に表示する。
【0057】
図8において、利用可能商品のアイコン68の側方には、ダウンロード指示を受け付けるダウンロード指示アイコン72、又はアップデート指示を受け付けるアップデート指示アイコン74が表示されている。
【0058】
次のステップS40において、ダウンロード指示アイコン72又はアップデート指示アイコン74をクリックすると、ダウンロード指示又はアップデート指示の情報が外部サーバへ送られる。外部サーバがダウンロード指示又はアップデート指示の情報を受け付けると、外部サーバは、ステップS42において、指示されたインストーラ又はアップデータをインストーラ格納部76から読み出し、読み出したインストーラ又はアップデータを情報処理装置へ送り、ステップS44においてダウンロードする。このダウンロード時には、情報処理装置は、ダウンロードするAppがサポートする機種情報も併せて取得する。取得したサポート情報は、機器登録情報格納部58に機器毎に登録される。また、ダウンロード時には、
図17に示すように、どのAppがダウンロード中であるかを表示する。例えばApp2がダウンロードされると、
図18に示すように、App2のダウンロード指示アイコン70が消えるようになっている。アップデートの場合も同様である。
【0059】
なお、機器表示部54側においても、アップデートできるAppがある場合は、
図11、
図12及び
図13に示すように、アップデートすることができることを表示するアップデート表示78が機器アイコン及びインストール済みアイコンに表示される。
【0060】
次のステップS46においては、機器に対してグループ化されているか否かを判定する。ステップS46において、グループ化されていないと判定された場合(
図8に示すように、すべての機器が選択されている場合)は、ステップS50へ進む。一方、グループされている場合は、ステップS48へ進み、どの属性でグループ化されているかに応じて検索してグループ化を実施し、ステップS50へ進む。ステップ50においては、
図12、
図13、
図14に示すように、グループごとに対象となる機器の一覧を表示する。
【0061】
次のステップS52においては、
図19に示すように、利用可能商品、例えばApp2を選択するようにドラッグする。次のステップS54においては、機器登録情報格納部58に格納されている機器登録情報に基づいてインストール可否の判定を行う。たとえば、サポート情報に基づいてインストール可否を判定する場合は、機器登録情報格納部58に格納されているAppのサポート情報を使って、選択されたAppがどの機種をサポートしているか否かを判定する。この実施形態にあっては、App2は、機種Aをサポートし、機種Bについてはサポートしていない。それ以外にも、既にインストール済みかどうか、試用版かどうか、有償版かどうか、および、すでにインストールされているアプリケーションとインストールしようとしているアプリケーションの関係等の情報に基づいてインストール可否を判定することもある。
【0062】
次のステップS56においては、ステップS84において判定したインストールの可否に基づいて機器状態の表示変更を行う。例えばインストールできない機器は、グレイアウト表示とし、選択できないようにする。この実施形態においては、機器B−1,B−2がグレイアウト表示となって選択できない。
【0063】
また、サポートしている機種がネットワーク上に存在しないと判定された場合は、すべての機器をグレイアウトしてもよいが、アプリケーションソフトウエア表示部56に該当するAppを表示させないようにしてもよいし、Appを選択できないようにしてもよい。また、インストールできない旨のメッセージを表示してもよいし、インストールの指示を機器へ送らないようにしてもよい。さらに選択されたAppがすでにインストールされている場合は、該当機器を選択できないようにしたり、表示させないようにしたり、さらにはドロップでききないようにしてもよい。また、選択されたAppが無償ライセンス対象であり、同じAppの有償版がインストールされている機器にはインストールできないようにしてもよい。
【0064】
次のステップS58においては、インストール先を指定する。インストール先の指定は、ステップS52でドラッグしたAppをグループ又は機器にドロップする。
【0065】
即ち、
図12に示すように、選択表示部64に「すべての機器」が表示されるようにすべての機器を選択した場合は、ドロップ先は機器A−1〜A−3,B−1,B−2となるが、
図13に示すように、選択表示部64に「グループ表示:設置場所」が表示されるように設置場所を選択した場合は、ドロップ先は、フロア1,フロア2であってもよいし、機器A−1〜A−3,B−1,B−2であってもよい。また、
図14に示すように、選択表示部64に「グループ表示:機種」が表示されるように設置場所を選択した場合は、ドロップ先は、機種A,機種Bであってもよいし、機器A−1〜A−3,B−1,B−2であってもよい。
【0066】
機器A−1〜A−3,B−1,B−2を選択した場合は、一つ一つについてインストールの指定がなされる。グループを選択した場合は、グループに属する機器を一括して指定することになる。
【0067】
ステップS58において、インストール先を指定すると、各機器に指定した旨の情報が送られる。機器は自己が指定された場合は、ステップS60において、インストール可能な状態であるか否かを判定し、次のステップS62において、インストール可能な状態であるか否かの状態を情報処理装置に応答する。
【0068】
インストールが可能でない状態とは、機器の電源が入っていない、或は機器が他の処理を優先する場合であり、例えばジョブ実行中であったり、故障中であったりする場合である。
【0069】
情報処理装置が機器から応答を受けると、ステップS64に進み、利用可能ライセンスが有るか否か(不足するか否か)を判定する。利用ライセンスがある場合(足りている場合)や無償商品の場合は、ステップS70へ進む。一方、ステップS64で利用ライセンスが無い(不足している)と判定された場合はステップS66に進む。ステップS66においては、機器選択画面を表示する。
図20は、機器選択画面を示す。ここでは、機器と共にチェックボックス80が表示され、このチェックボックス80をチェックすすることにより選択する。この選択する機器が利用ライセンス内であれば、インストールボタン82をクリックすることにより次のステップ70へ進む。ライセンスの数が足らない場合は、数が足りるようにチェックボックス80にチェックする数を調整する。
なお、インストールの手段として、ドラッグアンドドロップ以外にも、
図20の表示のように、チェックボックス80にチェックし、インストールボタン82をクリックすることにより、チェックした機器にAppをインストールする手段もある。
【0070】
ステップS70においては、Appのインストールを開始するように機器へ指示する。この指示を受けた機器は、ステップS72において、インストールを開始する。次のステップS74においては、インストールが終了した旨の情報を情報処理装置へ送る。情報処理装置は、インストールが終了した旨の情報を受けると、
図20に示す状態表示部84に「インストール済み」を表示する。また、外部サーバの所有ライセンス情報データベース62にインストール済みであることを通知する。この通知を受けて外部サーバにおいては、インストールされた機器の数だけ元のライセンス数から引く。
【0071】
なお、情報処理装置は、機器からインストール可能になった旨の情報を受け、あるいは情報処理装置側から予め定められた時間ごとに機器の情報を得るようにすることで、機器がインストール可能でない状態から可能である状態になったと判定できた場合(例えばジョブが終了した場合)には、再度インストールを指示するようにしてもよい。
【0072】
なお、上記実施形態においては、Appのダウンロードとインストールとを2段階で行うようにしているが、1回の操作で行うようにしてもよい。また、上記実施形態においては、利用できる商品を選んで機器側へドラッグアンドドロップしているが、逆に機器やグループを選んでApp側へドラッグアンドドロップするようにしてもよい。
【0073】
ところで、Appには次のような種類がある。
a.無償1
ダウンロードする場合は無償であり、インストールする機器の台数に制限が無い。使用する期限も無い。
b.無償2
ダウンロードする場合は無償であり、インストールする機器の台数に制限が無い。ただし、使用する期限がある。この無償2に属するAppは例えばお試し版等である。
c.有償1
機器一台に対してシリアル番号を付与し、ライセンスを機器間で移動できない。
d.有償2
機器一台に対してシリアル番号を付与するが、ライセンスを機器間で移動できる。
e.クラウド
契約ユーザが利用可能であり、契約後は機器台数無制限で設置可能である。
【0074】
前述した所有ライセンス情報データベース62は、ユーザが利用できるライセンスが上記のApp種別と共に利用できる数が管理している。
【0075】
アプリケーションソフトウエア表示部56に表示されるAppのアイコンには所有ライセンス情報データベース62で管理されているAppの種別及び利用できる数が表示される。
【0076】
即ち、無償1、2の場合は、
図21に示すように、Appアイコン86に「Free」表示88が表示される。ただし、無償2の場合は、使用できる期限が過ぎると、アプリケーションソフトウエア表示部56から削除される。また、有償1、2の場合は、
図22に示すように、Appアイコンに数表示90が表示される。
【0077】
たとえばAppがクラウド型の場合などでは、App自体は各機器にプレインストールされている場合がある。この場合は、インストール済み表示部68には表示されるが、契約を促す表示がなされ、アプリケーションソフトウエア表示部56には表示されない。一方、使用許諾契約が成立すると、対応するアイコンがアプリケーションソフトウエア表示部56及びインストール済み表示部68にアップデート可能なように表示されるようになる。使用許諾契約が成立する前は、インストール済み表示部68には表示させないようにしてもよい。
【0078】
Appが有償1、2の場合は、ライセンスを追加購入することにより数を増やすことができる。即ち、例えば
図8の状態からメニュー表示部52の「商品」タブをクリックすると、
図23に示す購入画面が表示され、Appを選択することにより追加購入することができる。Appを追加購入する場合は、追加購入ライセンスの数を指定することができる。Appを購入した情報は、前述した所有ライセンス情報データベース62に送られ、アプリケーションソフトウエア表示部56に反映される。
【0079】
このように、所有ライセンス情報データベース62では、ユーザが有するAppの管理情報が格納されているが、例えばユーザ自身が本実施例の機能を使わずに機器にインストールしたり、サービスマンが報告せずにインストールしたりする場合がある。
【0080】
このような場合は、インストール済み表示部68には表示されるが、外部サーバの管理対象となっていないので、アプリケーションソフトウエア表示部56には表示できない。一方、所有ライセンス情報データベース62に登録された場合は、対応するアイコンがアプリケーションソフトウエア表示部56及びインストール済み表示部68にアップデート可能なように表示されるようになる。アップデートのみが可能であり、他の操作はできないようになっている。
【0081】
また、Appが有償2の場合には、アンインストールすることにより、利用できる商品としてのAppライセンスの数を増やすことができる。また、一度アンインストールし、その後他の機器にインストールすることもできる。ただし、Appが有償1の場合は、アンインストールしてもライセンス数は増減しない。
【0082】
図24は、本発明の実施形態に係る情報処理システムにおいて、Appを機器からアンインストールする場合のシーケンス図である。
【0083】
まず、ステップS80において、対象となる機器をクリックする。次のステップS82においては、
図25に示すように、対象となる機器がクリックされたのを受けて、インストール済みAppをインストール済み表示部68に表示する。次のステップS84において、アンインストールの対象となるAppの側方に表示された工具表示92を右クリックするか、又はステップS86において、Appアイコンをクリックする。
【0084】
次のステップS90においては、対象となるAppをアンインストールすることができるか否かを判定する。判定は、外部サーバの所有ランセンス情報データベース62からの情報と、ログイン時に取得した商品情報格納部94に格納された情報とから行う。たとえば、アンインストールは、Appによっては無条件で行うことができたり、過去にインストールした履歴があれば、そのユーザにはアンインストールが可能になるように制御する。
【0085】
次のステップS90においては、ステップS90の判定結果に基づいてアンインストールの表示処理を行う。ステップS88において工具表示92を右クリックした場合は
図25に示すように、また、ステップS86でAppアイコンをクリックした場合は
図26に示すように、それぞれ「アンインストール」ボタン96が表示される。ただし、ステップS88において、アンインストールが不可と判定された場合は、
図27に示すように、「アンインストール」ボタン96がグレイアウトして選択できないようにする。
【0086】
次のステップS92においては、「アンインストール」ボタン96をクリックする。
ここで、アンインストールする対象がダウンロードされていない場合は、次のステップS94において、
図28に示すように、ダウンロードする旨の警告を表示する。なお、このダウンロードはユーザが指示するのではなく、自動的に実行してもよい。
【0087】
次のステップS96においては、
図29に示すように、アンインストール確認画面処理がなされる。次のステップS98において、「アンインストール」ボタン94をクリックし、次のステップS100でアンインストールの処理を実行する。アンインストールの処理は、外部サーバの商品情報データベース60に格納されているアンインストーラを起動し、機器に対してアンインストールを実行するように指示する。機器においては、ステップS102において、アンインストールを実行し、インストール済みAppを格納しているインストール済みApp格納部98から削除し、ステップS104において、削除した旨の情報を情報処理装置に送る。また、ステップS100でのアンインストール処理が終了した場合はステップS106に進み、
図30に示すように、アンインストール処理の結果を表示する。
【0088】
なお、上記実施形態における機器は画像形成装置であったが、本発明は、他の機器、例えばパーソナルコンピュータ、携帯端末、車両等に適用することができる。
【0089】
また、上記実施例の変形例を以下に記載する。
実施できる操作は、Appのライセンスの種類と、各ユーザの所有ライセンス情報データベース62の状況によって異なるようにしてもよい。
【0090】
たとえば、インストール済み表示部68に表示されているアプリの種類が無償1,2の場合、アップデート、アンインストールは誰でも行うことができるように制御するようにしてもよい。
【0091】
有償1の場合、ユーザがライセンスを持つ場合、アップデートは可能であるが、アンインストールは常に不可である。ユーザがライセンスを持っていない(第三者がインストールした等)場合もアンインストールは不可である。
【0092】
有償2の場合、ユーザがライセンスを持っている場合、アップデートだけでなくアンインストールも可能であるが、ユーザがライセンスを持っていない(第三者がインストールした等)場合は、アップデートは可能だがアンインストールはできないように制御する。
【0093】
機器は共有リソースの場合があるため、本発明の情報処理システムは不特定のユーザが利用する場合がある。インストールをした当該ユーザ以外のユーザに対しては、アップデートのみを可能とし、アンインストールを不可にするように制御する。
【0094】
また、クラウド型(たとえば該当のアプリケーションソフトウエアがクラウドサービスを利用したり、連携するようなものであり、かつ、利用するために当該クラウドサービスの契約が必要なアプリケーションソフトウエア)の場合、ユーザが当該クラウドサービスと契約済みであれば、インストール済み表示部68に表示し、アップデート可能となるようにしても良い。であるが、未契約であれば、インストール済み表示部68には表示せずアップデート不可とするようにしても良い。また、クラウド型の場合、契約状況によらずアンインストールは常に不可である。
【0095】
また、インストール済みアプリケーションソフトウエアが、サーバから取得した商品情報を参照した結果、試用版と有償版の2種類が存在すると判明した場合に、すでにインストールされているアプリケーションソフトウエアが有償版の場合は、試用版商品がインストールできないように制御する。
その逆に、すでにインストールされているアプリケーションソフトウエアが試用版の場合は、有償版をインストールする際に一度試用版を自動的にアンインストールしてから有償版を新規インストールするように制御する。
【0096】
上記の変形例において、ユーザが実施できない操作について、指示自体を行えないよう、実施できない操作についてはメニューの表示を行わないよう制御することとしても良い。また、ユーザが実施できない操作については、ユーザが指示しても実行しないよう、制御手段にて制御することとしても良い。