特許第6882289号(P6882289)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6882289二環式BETブロモドメイン阻害剤及びその使用
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6882289
(24)【登録日】2021年5月10日
(45)【発行日】2021年6月2日
(54)【発明の名称】二環式BETブロモドメイン阻害剤及びその使用
(51)【国際特許分類】
   C07D 413/14 20060101AFI20210524BHJP
   A61P 43/00 20060101ALI20210524BHJP
   A61P 35/00 20060101ALI20210524BHJP
   A61P 35/02 20060101ALI20210524BHJP
   A61P 19/02 20060101ALI20210524BHJP
   A61P 29/00 20060101ALI20210524BHJP
   A61P 25/28 20060101ALI20210524BHJP
   A61K 31/5377 20060101ALI20210524BHJP
【FI】
   C07D413/14CSP
   A61P43/00 111
   A61P35/00
   A61P35/02
   A61P19/02
   A61P29/00 101
   A61P25/28
   A61K31/5377
【請求項の数】6
【全頁数】275
(21)【出願番号】特願2018-527799(P2018-527799)
(86)(22)【出願日】2016年11月23日
(65)【公表番号】特表2019-501140(P2019-501140A)
(43)【公表日】2019年1月17日
(86)【国際出願番号】US2016063485
(87)【国際公開番号】WO2017091661
(87)【国際公開日】20170601
【審査請求日】2019年11月22日
(31)【優先権主張番号】62/259,894
(32)【優先日】2015年11月25日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】515254758
【氏名又は名称】コンバージーン・リミテッド・ライアビリティ・カンパニー
【氏名又は名称原語表記】CONVERGENE LLC
(73)【特許権者】
【識別番号】515037612
【氏名又は名称】ザ・ユナイテッド・ステイツ・オブ・アメリカ・アズ・リプリゼンテッド・バイ・ザ・セクレタリー・デパートメント・オブ・ヘルス・アンド・ヒューマン・サービシーズ
【氏名又は名称原語表記】The United States of America,as represented by the Secretary,Department of Health and Human Services
(74)【代理人】
【識別番号】100145403
【弁理士】
【氏名又は名称】山尾 憲人
(74)【代理人】
【識別番号】100150500
【弁理士】
【氏名又は名称】森本 靖
(74)【代理人】
【識別番号】100176474
【弁理士】
【氏名又は名称】秋山 信彦
(72)【発明者】
【氏名】ジェフリー・ウィリアム・ストローベル
(72)【発明者】
【氏名】マコト・ヨシオカ
(72)【発明者】
【氏名】デイビッド・ジェイ・マロニー
(72)【発明者】
【氏名】シー・ミン・ヤン
(72)【発明者】
【氏名】アジト・ジャダブ
(72)【発明者】
【氏名】ダニエル・ジェイソン・アーバン
【審査官】 高橋 直子
(56)【参考文献】
【文献】 国際公開第2015/004533(WO,A1)
【文献】 特表2013−516428(JP,A)
【文献】 国際公開第2008/089307(WO,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2013/0281397(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C07D 413/14
A61K 31/5377
A61P 19/02
A61P 25/28
A61P 29/00
A61P 35/00
A61P 35/02
A61P 43/00
CAplus/REGISTRY(STN)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
(S)−1−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オールである化合物、またはその薬学的に許容可能な塩。
【請求項2】
請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩を含む、ブロモドメイン含有タンパク質の活性を阻害するための医薬組成物。
【請求項3】
請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩を含む、アセチル化タンパク質に結合することを阻害することによりブロモドメイン含有タンパク質の活性を阻害するための医薬組成物。
【請求項4】
前記アセチル化タンパク質が、遺伝子発現の調節または異常調節に関与するアセチル化ヒストンである、請求項3に記載の医薬組成物
【請求項5】
請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩を含む、ヒトNUT正中線癌、多発性骨髄腫、バーキットリンパ腫、骨髄性白血病、NPM1c変異白血病、T細胞リンパ芽球性白血病、肝細胞がん腫、膠芽細胞腫、神経芽細胞腫、肉腫、乳がん、大腸がん、肺がん、膵臓がん、卵巣がん、脊索腫、神経内分泌腫瘍、メルケル細胞がん腫、前立腺がん、変形性関節症、関節リウマチ、アルツハイマー病、及びHIV感染からなる群から選択される疾患または状態の治療または予防のための医薬組成物。
【請求項6】
請求項1に記載の化合物、またはその薬学的に許容可能な塩を含む、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫、急性骨髄性白血病、慢性骨髄性白血病、及び急性リンパ性白血病からなる群から選択される疾患または状態の治療または予防のための医薬組成物。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2015年11月25日に出願された米国出願第62/259,894号の利益を主張するものであり、当該開示は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
【0002】
連邦政府支援の研究または開発に関する声明
本発明は、米国衛生研究所(NIH)、米国保健社会福祉省との共同研究開発契約の履行により作成された。米国政府は、本発明の特定の権利を有する。
【0003】
共同研究契約のある当事者
本発明は、ConverGene、LLCと、米国衛生研究所(NIH)、米国保健社会福祉省との共同研究契約の対象である。
【0004】
本発明は、ブロモドメイン含有タンパク質がアセチル化タンパク質に結合することを阻害する化合物、これらの化合物を調製するためのプロセス、これらの化合物を含有する医薬組成物、及び広範な医学的状態、疾患または障害を処置するためにこれらの化合物を使用する方法に関する。
【背景技術】
【0005】
エピジェネティックなクロマチン再構成は、遺伝子発現の調節のための中心的メカニズムである。エピジェネティック変化の薬理的調節は、がん及び炎症のための治療的介入の新規の形態を表す。新たな証拠は、かかるエピジェネティック調節が、肥満、並びに代謝、心血管、神経変性、精神及び感染性疾患の処置のための治療的手段を提供する場合もあることを示唆している。
【0006】
真核生物のゲノムは、H2A、H2B、H3、及びH4タンパク質のそれぞれの2のサブユニットからなるヒストンオクタマーの周囲に巻き付いた約147塩基対の二本鎖DNAヘリックスから構成されるヌクレオソームと呼ばれる塩基パッケージングユニットに組織化される。ヌクレオソームは、比較的緩いユークロマチン状態または密にパッキングされたヘテロクロマチン構造で存在することができるクロマチン構造にさらにパッケージングされる。ヘテロクロマチンからユークロマチンへの転移は、遺伝子の転写を可能にするが、ユークロマチン構造における遺伝子の全てが転写されるわけではない。ヘテロクロマチンからユークロマチンへのこの転移は、H3/H4タンパク質におけるリジン残基のアセチル化を含めた、ヒストンタンパク質の翻訳後修飾によって制御される。ヒストンアセチル化は、ヒストンアセチルトランスフェラーゼ(HAT)によって触媒され、結果として、腫瘍抑制遺伝子を含む遺伝子の転写を可能にする開いたユークロマチン構造を生じさせる。反対に、ヒストン脱アセチル化は、かかる遺伝子の抑制につながり、この活性は、ヒストンデアセチラーゼ(HDAC)によって触媒される。ヒストンデアセチラーゼの阻害は、がん処置の1つの形態であり、ヒストンデアセチラーゼ阻害剤であるボリノスタット(Zolinza(登録商標))は、ヒトにおける皮膚T細胞リンパ腫に有効な薬物であることが示されている。
【0007】
ヒストンアセチル化もまた、ブロモドメイン含有タンパク質によって調節される。ブロモドメインは、アセチル化タンパク質のアセチルリジン残基に結合する、4のα―ヘリックスの約110アミノ酸長の進化的に保存された束である。これらのドメインは、HATを含めた多くのクロマチン関連タンパク質に存在する。ブロモドメインは、最初、ショウジョウバエのホメオティック遺伝子の調節因子であるbrahmaタンパク質における新規の構造モチーフとして同定されたが、単一コピーまたは継続的に繰り返されるドメインのいずれかとしてヒト及び酵母中のタンパク質においても見出され、ヒストンコードとして知られているエピジェネティック修飾の複合体パターンに対する特異性を付与すると考えられる(Cell.1992 Feb 7;68(3):561−72;J.Biomol.Screen.2011 Dec;16(10):1170−85)。ヒトゲノムは、約50のブロモドメイン含有タンパク質をコードし(Bioinformatics.2004 Jun 12;20(9):1416−27)、これらのいくつかが、がん、炎症、肥満、代謝、心血管、神経変性、精神及び感染性疾患の原因に関与する場合がある(Med.Chem.Commun.2012 Jan 4 3(2):123−134;Curr.Opin.Drug Discov.Devel.2009 Sep;12(5):659−65;Discov.Med.2010 Dec;10(55):489−99;FEBS Lett.2010 Aug 4;584(15):3260−8;J.Virol.2006 Sep;80(18):8909−19;J Virol.2005 Jul;79(14):8920−32;Curr.Opin.Pharmacol.2008 Feb;8(1):57−64)。このように、ブロモドメイン含有タンパク質の阻害及び/または調節は、かかる疾患のための薬理的介入の新規の形態を提示し得る。
【0008】
ヒトゲノムによってコードされる約50のブロモドメイン含有タンパク質のうち、BETタンパク質は、BRD2、BRD3、BRD4、及びBRDTを含む小さなタンパク質ファミリーを表す。BETタンパク質は、2のタンデムブロモドメイン、続いて、カルボキシ−末端領域におけるタンパク質−タンパク質相互作用のためのエキストラ末端(ET)ドメインを含有する(J.Biol Chem.2007 May 4;282(18):13141−5)。BETタンパク質は、アセチル化ヌクレオソームに結合していて、クロマチン構造を開くことによって及び/または転写開始を容易にすることによって機能すると考えられる(Front.Biosci.2001 Aug 1;6:D1008−18)。
【0009】
以前に、BRD4−特異的RNAiによってまたは小分子BET阻害剤(JQ1)によってのいずれかでのBRD4の阻害が、MYCがん遺伝子の抑制を誘発すると明らかに示されていた(Nature.2011 Aug 3;478(7370):524−8)。BRD4阻害の二次的効果としてのMYC遺伝子発現のこの非直接的な抑制は、BET阻害剤によって発揮される作用の中心的メカニズムを含む。
【0010】
BETタンパク質の阻害は、MYC遺伝子(Nature.2010 Dec 23;468(7327):1067−73;Cell.2011 Sep 16;146(6):904−1;Proc.Nat.l Acad.Sci.USA.2011 Oct 4;108(40):16669−74)、並びにMYCN遺伝子(Cancer Discov.2013 Mar:3(3)308−23)の発現を抑制することによってヒトNUT正中線癌、多発性骨髄腫、バーキットリンパ腫及び急性骨髄性白血病のげっ歯類モデルにおいて有効な介入形態であることが示された。MYC及び相同遺伝子は、ヒトのがんにおいて最も過剰発現される遺伝子のいくつかであるが、しかしながら、有効な薬物結合部位の欠失に部分的に起因して、これまで、MYC遺伝子及び相同遺伝子によってコードされるタンパク質の活性を直接アンタゴナイズする医薬化合物は存在しなかった。そのため、種々のがんを含めた種々の疾患、障害または医学的状態に有効な処置形態を提供するBETタンパク質のブロモドメインを阻害することによってMYC及び相同遺伝子の発現を非直接的に抑制する手段に対する必要性が存在する。
【発明の概要】
【0011】
本発明は、ブロモドメイン含有タンパク質に結合し、ブロモドメイン含有タンパク質へのアセチル化タンパク質の結合を続いて調節する化合物を含む。一態様において、本発明は、式I:
式I
式中、R、R、R、R、L、X、Y、及びZの各々は、本明細書における実施形態において定義及び記載されている通りであり、式Iの化合物並びにその薬学的に許容可能な塩、溶媒和物、多形体、異性体、及びプロドラッグを提供する。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明の一態様によれば、その薬学的に許容可能な塩、多形体、及び異性体を含む、式Iの化合物であって、
式I
式中、
Xは、CHまたはNであり;
Zは、CHまたはNであり;但し、XがCHである場合、Zは、CHでもなく;
Yは、水素(H)、Cl、C1〜6アルキル、C3〜10シクロアルキル、4〜10員のヘテロシクロアルキル、OR、NR、−C(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)NR1112、C6〜10アリール、及び5〜10員のヘテロアリールからなる群から選択され、前記4〜10員のヘテロシクロアルキル及び5〜10員のヘテロアリールは、1つ以上の窒素(N)、酸素(O)または硫黄(S)原子を含み;前記C1〜6アルキル、C3〜10シクロアルキル、4〜10員のヘテロシクロアルキル、C6〜10アリール、及び5〜10員のヘテロアリールは、各々、1つ以上のRによって場合により置換されていてもよく;
は、−(CR10−、C(O)、またはS(O)であり;
nは、0、1、2、または3であり;
は、C6〜10アリール、及び5〜10員のヘテロアリールからなる群から選択され、前記5〜10員のヘテロアリールは、1つ以上のN、O、またはS原子を含み;前記C6〜10アリール及び5〜10員のヘテロアリールの各々は、1つ以上のRによって場合により置換されていてもよく;
は、H、C1〜6アルキル、−C(O)R11、−CHC(O)OR11、−C(O)NR1112、S(O)NR1112、または−C(O)OR11であり、前記C1〜6アルキルは、1つ以上のRによって場合により置換されており;
または場合により、R及びRは、含まれている窒素原子及びLと一緒になって、4、5、6または7員の複素環またはヘテロアリール環系を形成していてもよく、前記複素環またはヘテロアリール環系は、1つ以上のさらなるN、O、またはS原子を含んでいてもよく;前記複素環またはヘテロアリール環系は、1つ以上のRによって場合により置換されていてもよく;
及びRは、H、C1〜6アルキル、−OR11、ハロゲン、−CN、−CF、−NO、−C(O)OR11、−OC(O)NR1112、−C(O)NR1112、−NR1112、−NR11C(O)R12、−NR11C(O)OR12、−NR11S(O)12、−NR11C(O)NR1213、S(O)NR1112、C6〜10アリール、5〜10員のヘテロアリール、C3〜10シクロアルキル、及び4〜10員のヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され、前記4〜10員のヘテロシクロアルキル及び5〜10員のヘテロアリールの各々は、1つ以上のN、O、またはS原子を含み;前記C1〜6アルキル、C6〜10アリール、5〜10員のヘテロアリール、C3〜10シクロアルキルまたは4〜10員のヘテロシクロアルキルは、各々、1つ以上のRによって場合により置換されており;
は、C1〜6アルキル、C3〜10シクロアルキル、4〜10員のヘテロシクロアルキル、C6〜10アリール、または5〜10員のヘテロアリールであり、前記C1〜6アルキル、C3〜10シクロアルキル、4〜10員のヘテロシクロアルキル、C6〜10アリール、または5〜10員のヘテロアリールの各々は、1つ以上のRによって場合により置換されており;
及びRは、H、C1〜6アルキル、C6〜10アリール、5〜10員のヘテロアリール、C3〜10シクロアルキル、及び4〜10員のヘテロシクロアルキルからなる群から出現ごとに独立して選択され、前記4〜10員のヘテロシクロアルキルまたは5〜10員のヘテロアリールは、1つ以上のN、O、またはS原子を含み;前記C1〜6アルキル、C6〜10アリール、5〜10員のヘテロアリール、C3〜10シクロアルキル、及び4〜10員のヘテロシクロアルキルの各々は、1つ以上のRによって場合により置換されていてもよく;
または場合により、R及びRは、含まれている窒素と一緒になって、4、5、6または7員の複素環またはヘテロアリール環系を形成していてもよく、前記複素環またはヘテロアリール環系は、N、O、及びSから選択されるさらなる1〜4個のヘテロ原子を場合により有する単または二環式環であり;前記複素環またはヘテロアリール環系は、1つ以上のRによって場合により置換されていてもよく;
は、H、OH、SH、ハロゲン、−CN、−CF、−NO、−OR11、−SR11、−C(O)R11、−C(O)OR11、−OC(O)NR1112、−C(O)NR1112、−NR1112、−NR11C(O)R12、−NR11C(O)OR12、−NR11S(O)12、−NR11C(O)NR1213、−(CH−R16、−(CH−R17、−S(O)R11、−S(O)11、C1〜6アルキル、C6〜10アリール、5〜10員のヘテロアリール、C3〜10シクロアルキル、及び4〜10員のヘテロシクロアルキルからなる群から出現ごとに独立して選択され、前記C1〜6アルキル、C6〜10アリール、5〜10員のヘテロアリール、C3〜10シクロアルキル、及び4〜10員のヘテロシクロアルキルは、1つ以上のR14によって場合により置換されており;
mは、1、2、3、または4であり;
qは、2、3、または4であり;
及びR10は、HまたはC1〜6アルキルから出現ごとに独立して選択され、前記C1〜6アルキルは、1つ以上のRによって場合により置換されていてもよく;
または場合により、R及びR10は、含まれている炭素と一緒になって、3、4、5、または6員の炭素環系を形成していてもよく;
11、R12、及びR13は、H、C1〜6アルキル、C3〜10シクロアルキル、4〜10員のヘテロシクロアルキル、C6〜10アリール、及び5〜10員のヘテロアリールからなる群から出現ごとに独立して選択され、前記C1〜6アルキル、C3〜10シクロアルキル、4〜10員のヘテロシクロアルキル、C6〜10アリール、及び5〜10員のヘテロアリールの各々は、1つ以上のR14によって場合により置換されていてもよく;
または場合により、R11、及びR12、またはR12、及びR13は、含まれている窒素と一緒になって、4、5、6または7員の複素環またはヘテロアリール環系を形成していてもよく、前記複素環またはヘテロアリール環系は、N、O、及びSから選択されるさらなる1〜4個のヘテロ原子を場合により有する単または二環式環であり;前記複素環またはヘテロアリール環系は、1つ以上のRによって場合により置換されていてもよく;
14は、H、OH、OR18、SH、SR18、ハロゲン、CN、CF、NO、C(O)R18、C(O)OR18、OC(O)NR1819、C(O)NR1819、NR1819、NR1C(O)R19、NR18C(O)OR19、NR18S(O)19、NR18C(O)NR1920、S(O)R18、S(O)18、C1〜6アルキル、C3〜10シクロアルキル、4〜10員のヘテロシクロアルキル、C6〜10アリール、及び5〜10員のヘテロアリールからなる群から出現ごとに独立して選択され、前記C1〜6アルキル、C3〜10シクロアルキル、4〜10員のヘテロシクロアルキル、C6〜10アリール、及び5〜10員のヘテロアリール基は、1つ以上のR15によって場合により置換されていてもよく;
15は、H、−CH、−CHCH、n−プロピル、イソプロピル、−OCH、ハロゲン、−CN、−CF、−NH、−N(CH、−COH、−C(O)NH、−C(O)NH(CH)、及び−C(O)N(CHからなる群から出現ごとに独立して選択され;
各R16は独立して、−COHまたは−C(O)NRであり;
各R17は独立して、−OHまたは−NRであり;及び
各R18、R19、及びR20は、H、C1〜6アルキル、C3〜10シクロアルキル、4〜10員のヘテロシクロアルキル、C6〜10アリール、及び5〜10員のヘテロアリールからなる群から出現ごとに独立して選択される、化合物である。
【0013】
いくつかの実施形態では、
Xは、CHまたはNであり;
Zは、CHまたはNであり;但し、XがCHである場合、Zは、CHでもなく;
Yは、水素(H)、Cl、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、OR、NR、アリール、及びヘテロアリールからなる群から選択され、前記ヘテロシクロアルキル及びヘテロアリールは、1つ以上の窒素(N)、酸素(O)または硫黄(S)原子を含み;前記アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールは、各々、1つ以上のRによって場合により置換されていてもよく;
は、−(CR10−、C(O)、またはS(O)であり;
nは、0、1、2、または3であり;
は、アリール及びヘテロアリールからなる群から選択され、前記ヘテロアリールは、1つ以上のN、O、またはS原子を含み;前記アリール及びヘテロアリールの各々は、1つ以上のRによって場合により置換されていてもよく;
は、H、アルキル、−C(O)R11、−CHC(O)OR11、−C(O)NR1112、S(O)NR1112、または−C(O)OR11であり、前記アルキルは、1つ以上のRによって場合により置換されており;
場合により、R及びRは、含まれている窒素原子及びLと一緒になって、4、5、6、または7員の複素環式環系を形成していてもよく、前記複素環式環系は、1つ以上のさらなるN、O、またはS原子を含んでいてもよく;前記複素環式環系は、1つ以上のRによって場合により置換されていてもよく;
及びRは、H、アルキル、−OR11、ハロゲン、−CN、−CF、−NO、−C(O)OR11、−OC(O)NR1112、−C(O)NR1112、−NR1112、−NR11C(O)R12、−NR11C(O)OR12、−NR11S(O)12、−NR11C(O)NR1213、S(O)NR1112、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、及びヘテロシクロアルキルからなる群から出現ごとに独立して選択され、前記ヘテロシクロアルキル及びヘテロアリールの各々は、1つ以上のN、O、またはS原子を含み;前記アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルまたはヘテロシクロアルキルは、各々、1つ以上のRによって場合により置換されており;
は、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、前記アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、またはヘテロアリールの各々は、1つ以上のRによって場合により置換されており;
及びRは、H、アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、及びヘテロシクロアルキルからなる群から出現ごとに独立して選択され、前記ヘテロシクロアルキルまたはヘテロアリールは、1つ以上のN、O、またはS原子を含み;前記アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、及びヘテロシクロアルキルの各々は、1つ以上のRによって場合により置換されていてもよく;
場合により、R及びRは、含まれている窒素と一緒になって、4、5、6、または7員の複素環式環系を形成していてもよく、前記複素環式環系は、N、O、及びSから選択されるさらなる1〜4個のヘテロ原子を場合により有する単または二環式環であり;前記環式環系は、1つ以上のRによって場合により置換されていてもよく;
は、H、OH、SH、ハロゲン、−CN、−CF、−NO、−OR11、−SR11、−C(O)OR11、−OC(O)NR1112、−C(O)NR1112、−NR1112、−NR11C(O)R12、−NR11C(O)OR12、−NR11S(O)12、−NR11C(O)NR1213、−(CH−R16、−(CH−R17、アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、及びヘテロシクロアルキルからなる群から出現ごとに独立して選択され、前記アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、及びヘテロシクロアルキルは、1つ以上のR14によって場合により置換されており;
mは、1、2、3、または4であり;
qは、2、3、または4であり;
及びR10は、Hまたはアルキルから出現ごとに独立して選択され、前記アルキルは、1つ以上のRによって場合により置換されていてもよく;
場合により、R及びR10は、含まれている炭素と一緒になって、3、4、5、または6員の炭素環系を形成していてもよく;
11、R12、及びR13は、H、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールからなる群から出現ごとに独立して選択され、前記アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールの各々は、1つ以上のR14によって場合により置換されていてもよく;
場合により、R11及びR12、またはR12及びR13は、含まれている窒素と一緒になって、4、5、6、または7員の複素環式環系を形成していてもよく、前記複素環式環系は、N、O、及びSから選択されるさらなる1〜4個のヘテロ原子を場合により有する単または二環式環であり;前記環式環系は、1つ以上のR14によって場合により置換されていてもよく;
14は、H、OH、OR18、SH、SR18、ハロゲン、CN、CF、NO、C(O)R18、C(O)OR18、OC(O)NR1819、C(O)NR1819、NR1819、NR18C(O)R19、NR18C(O)OR19、NR18S(O)19、NR18C(O)NR1920、S(O)R18、S(O)18、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールからなる群から出現ごとに独立して選択され、前記アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリール基は、1つ以上のR15によって場合によりさらに置換されていてもよく;
15は、H、−CH、−CHCH、n−プロピル、イソプロピル、−OCH、ハロゲン、−CN、−CF、−NH、−N(CH、−COH、−C(O)NH、−C(O)NH(CH)、及び−C(O)N(CHからなる群から出現ごとに独立して選択され;
各R16は独立して、−COHまたは−C(O)NRであり;
各R17は独立して、−OHまたは−NRであり;及び
各R18、R19、及びR20は、H、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールからなる群から出現ごとに独立して選択される。
【0014】
いくつかの実施形態では、
Xは、CHまたはNであり;
Zは、CHまたはNであり、但し、XがCHである場合、Zは、CHでもなく;
Yは、水素(H)、Cl、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、OR、NR、アリール、及びヘテロアリールからなる群から選択され、前記ヘテロシクロアルキル及びヘテロアリールは、1つ以上の窒素(N)、酸素(O)または硫黄(S)原子を含み;前記アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールは、各々、1つ以上のRによって場合により置換されていてもよく;
は、−(CR10−、C(O)、またはS(O)であり;
nは、0、1、2、または3であり;
は、アリール及びヘテロアリールからなる群から選択され、前記ヘテロアリールは、1つ以上のN、O、またはS原子を含み;前記アリール及びヘテロアリールの各々は、1つ以上のRによって場合により置換されていてもよく;
は、H、アルキル、−C(O)R11、−CHC(O)OR11、−C(O)NR1112、S(O)NR1112、または−C(O)OR11であり、前記アルキルは、1つ以上のRによって場合により置換されており;
場合により、R及びRは、含まれている窒素原子及びLと一緒になって、4、5、6、または7員の複素環式環系を形成していてもよく、前記複素環式環系は、1つ以上のさらなるN、O、またはS原子を含んでいてもよく;及び前記複素環式環系は、1つ以上のRによって場合により置換されていてもよく;
及びRは、H、アルキル、−OR11、ハロゲン、−CN、−CF、−NO、−C(O)OR11、−OC(O)NR1112、−C(O)NR1112、−NR1112、−NR11C(O)R12、−NR11C(O)OR12、−NR11S(O)12、−NR11C(O)NR1213、S(O)NR1112、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、及びヘテロシクロアルキルからなる群から出現ごとに独立して選択され、前記ヘテロシクロアルキル及びヘテロアリールの各々は、1つ以上のN、O、またはS原子を含み;前記アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキルまたはヘテロシクロアルキルは、各々、1つ以上のRによって場合により置換されており;
は、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、前記アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、またはヘテロアリールの各々は、1つ以上のRによって場合により置換されており;
及びRは、H、アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、及びヘテロシクロアルキルからなる群から出現ごとに独立して選択され、前記ヘテロシクロアルキルまたはヘテロアリールは、1つ以上のN、O、またはS原子を含み;前記アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、及びヘテロシクロアルキルの各々は、1つ以上のRによって場合により置換されていてもよく;
場合により、R及びRは、含まれている窒素と一緒になって、4、5、6、または7員の複素環式環系を形成していてもよく、前記複素環式環系は、N、O、及びSから選択されるさらなる1〜4個のヘテロ原子を場合により有する単または二環式環であり;前記環式環系は、1つ以上のRによって場合により置換されていてもよく;
は、H、OH、SH、ハロゲン、−CN、−CF、−NO、−OR11、−SR11、−C(O)OR11、−OC(O)NR1112、−C(O)NR1112、−NR1112、−NR11C(O)R12、−NR11C(O)OR12、−NR11S(O)12、−NR11C(O)NR1213、−(CH−R16、−(CH−R17、アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、及びヘテロシクロアルキルからなる群から出現ごとに独立して選択され、前記アルキル、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、及びヘテロシクロアルキルは、1つ以上のR14によって場合により置換されており;
mは、1、2、3、または4であり;
qは、2、3、または4であり;
及びR10は、Hまたはアルキルから出現ごとに独立して選択され、前記アルキルは、1つ以上のRによって場合により置換されていてもよく;
場合により、R及びR10は、含まれている炭素と一緒になって、3、4、5、または6員の炭素環系を形成していてもよく;
11、R12、及びR13は、H、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールからなる群から出現ごとに独立して選択され、前記アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールの各々は、1つ以上のR14によって場合により置換されていてもよく;
場合により、R11及びR12、またはR12及びR13は、含まれている原子と一緒になって、4、5、6、または7員の複素環式環系を形成していてもよく、前記複素環式環系は、N、O、及びSから選択されるさらなる1〜4個のヘテロ原子を場合により有する単または二環式環であり;前記環式環系は、1つ以上のRによって場合により置換されていてもよく;
14は、H、OH、OR11、SH、SR11、ハロゲン、CN、CF、NO、C(O)OR11、OC(O)NR1112、C(O)NR1112、NR1112、NR11C(O)R12、NR11C(O)OR12、NR11S(O)12、NR11C(O)NR1213、アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールからなる群から出現ごとに独立して選択され、前記アルキル、シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリール基は、1つ以上のR15によって場合によりさらに置換されていてもよく;
15は、H、−CH、−CHCH、n−プロピル、イソプロピル、−OCH、ハロゲン、−CN、−CF、−NH、−N(CH、−COH、−C(O)NH、−C(O)NH(CH)、及び−C(O)N(CHからなる群から出現ごとに独立して選択され;
16は、−COHまたは−C(O)NRであり;及び
17は、−OHまたは−NRである。
【0015】
いくつかの実施形態では、Rは、H、OH、SH、ハロゲン、−CN、−CF、−NO、−OR11、−SR11、−C(O)R11、−C(O)OR11、−OC(O)NR1112、−C(O)NR1112、−NR1112、−NR11C(O)R12、−NR11C(O)OR12、−NR11S(O)12、−NR11C(O)NR1213、−(CH−R16、−(CH−R17、−S(O)R11、−S(O)11、C1〜6アルキル、C6〜10アリール、5〜10員のヘテロアリール、C3〜10シクロアルキル、及び4〜10員のヘテロシクロアルキルからなる群から出現ごとに独立して選択され、前記C1〜6アルキル、C6〜10アリール、5〜10員のヘテロアリール、C3〜10シクロアルキル、及び4〜10員のヘテロシクロアルキルは、1つ以上のR14によって場合により置換されており;
但し、Rが窒素原子(例えば、含まれている窒素原子及びLと一緒になって、R、R、またはR及びRによって形成されたヘテロシクロアルキル基の窒素原子)に結合している場合、Rは、R21から選択され、式中、R21は、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜7員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、フェニル、−C(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)NR1112、または−S(O)11であり、前記C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜7員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、及びフェニルは、各々、1つ以上のR14によって場合により置換されている。
【0016】
いくつかの実施形態では、R21のC1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜7員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、及びフェニルは、各々、1つ、2つ、または3つの独立して選択されたR14によって場合により置換されている。
【0017】
いくつかの実施形態では、R21は、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、−C(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)NR1112、または−S(O)11であり、前記C1〜6アルキルは、NR1112によって場合により置換されていてもよい。
【0018】
いくつかの実施形態では、R21は、C1〜6アルキル、−C(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)NR1112、または−S(O)11であり、前記C1〜6アルキルは、NR1112によって場合により置換されていてもよい。
【0019】
いくつかの実施形態では、R21は、C(O)CH、S(O)CH、CHCHN(CH、またはC(O)NH(シクロプロピル)である。
【0020】
いくつかの実施形態では、R21は、C(O)CHまたはS(O)CHである。
【0021】
いくつかの実施形態では、Rは、H、OH、SH、ハロゲン、−CN、−CF、−NO、−OR11、−SR11、−C(O)R11、−C(O)OR11、−OC(O)NR1112、−C(O)NR1112、−NR1112、−NR11C(O)R12、−NR11C(O)OR12、−NR11S(O)12、−NR11C(O)NR1213、−(CH−R16、−(CH−R17、−S(O)R11、−S(O)11、C1〜6アルキル、C6〜10アリール、5〜10員のヘテロアリール、C3〜10シクロアルキル、及び4〜10員のヘテロシクロアルキルからなる群から出現ごとに独立して選択され、前記C1〜6アルキル、C6〜10アリール、5〜10員のヘテロアリール、C3〜10シクロアルキル、及び4〜10員のヘテロシクロアルキルは、1つ以上のR14によって場合により置換されており;
但し、Rが炭素原子(例えば、含まれている窒素原子及びLと一緒になって、R、R、またはR及びRによって形成されたヘテロシクロアルキル基の炭素原子)に結合している場合、Rは、R8aから選択され、式中、R8aは、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、フェニル、または5〜6員のヘテロアリールであり、前記C1〜6アルキル、フェニル、及びヘテロアリールは、1つ、2つ、または3つの独立して選択されたR14によって場合により置換されていてもよい。
【0022】
いくつかの実施形態では、R8aは、ベンジル、フェニル、または5〜6員のヘテロアリールであり、前記フェニル及びヘテロアリールは、1つ、2つ、または3つの独立して選択されたR14によって場合により置換されていてもよい。
【0023】
いくつかの実施形態では、R8aは、フェニルまたは5〜6員のヘテロアリールであり、前記フェニル及びヘテロアリールは、1つ、2つ、または3つの独立して選択されたR14によって場合により置換されていてもよい。
【0024】
いくつかの実施形態では、R8aは、フェニルまたはチエニルであり、前記フェニルは、F、Cl、Br、Me、Et、シクロプロピル、OMe、OEt、CF、CN、NH、−NHC(O)−C1〜4アルキル、及び−NHC(O)−C1〜4アルケニルからなる群から独立して選択される1つ、2つ、または3つの置換基によって場合により置換されていてもよく;前記チエニルは、F、Cl、Br、Me、Et、シクロプロピル、OMe、OEt、CF、CN、NH、−NHC(O)−C1〜4アルキル、及び−NHC(O)−C1〜4アルケニルからなる群から独立して選択される1つまたは2つの置換基によって場合により置換されていてもよい。
【0025】
いくつかの実施形態では、化合物は、式Iの化合物、またはその薬学的に許容可能な塩である。
【0026】
いくつかの実施形態では、Lは、−(CH)−、−(CH(CH))−、−(C(CH)−、−CH(CHOH)−、または
である。
【0027】
いくつかの実施形態では、Lは、−(CH)−、−(CH(CH))−、−(C(CH)−、または
である。
【0028】
いくつかの実施形態では、Lは、−(CH)−または−(CH(CH))−である。
【0029】
いくつかの実施形態では、Lは、−(CH)−である。
【0030】
いくつかの実施形態では、Rは、アリールまたはヘテロアリールであり、前記アリールまたはヘテロアリールは、1つ以上のRによって場合により置換されている。
【0031】
いくつかの実施形態では、Rは、C6〜10アリールまたは5〜10員のヘテロアリールであり、前記C6〜10アリールまたは5〜10員のヘテロアリールは、1つ以上のRによって場合により置換されている。
【0032】
いくつかの実施形態では、Rは、アリールまたはヘテロアリールであり、前記アリールまたはヘテロアリールは、各々、F、Cl、Br、CH、及び−OCHからなる群から選択される1つまたは2つの置換基によって場合により置換されていてもよい。
【0033】
いくつかの実施形態では、Rは、C6〜10アリールまたは5〜6員のヘテロアリールであり、前記C6〜10アリールまたは5〜10員のヘテロアリールは、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたRによって場合により置換されている。
【0034】
いくつかの実施形態では、Rは、フェニルまたは5〜6員のヘテロアリールであり、前記フェニルまたは5〜6員のヘテロアリールは、各々、F、Cl、Br、CH、及び−OCHからなる群から選択される1つまたは2つの置換基によって場合により置換されていてもよい。
【0035】
いくつかの実施形態では、Rは、フェニル、チエニル、またはピリジルであり、前記フェニル、チエニル、またはピリジルは、各々、F、Cl、Br、CH、及び−OCHからなる群から選択される1つまたは2つの置換基によって場合により置換されていてもよい。
【0036】
いくつかの実施形態では、Rは、フェニルであり、前記フェニルは、F、Cl、Br、CH、及び−OCHからなる群から選択される1つまたは2つの置換基によって場合により置換されている。
【0037】
いくつかの実施形態では、Lは、CH−フェニルであり、前記フェニルは、F、Cl、Br、CH、及び−OCHからなる群から選択される1つまたは2つの置換基によって場合により置換されている。
【0038】
いくつかの実施形態では、Lは、CH−ピリジルであり、前記ピリジルは、F、Cl、Br、CH、及び−OCHからなる群から選択される1つまたは2つの置換基によって場合により置換されている。
【0039】
いくつかの実施形態では、Lは、CH−チエニルであり、前記チエニルは、F、Cl、Br、及びCHからなる群から選択される1つまたは2つの置換基によって場合により置換されている。
【0040】
いくつかの実施形態では、Lは、CH−CH−フェニルであり、前記フェニルは、F、Cl、Br、CH、及び−OCHからなる群から選択される1つまたは2つの置換基によって場合により置換されている。
【0041】
いくつかの実施形態では、Lは、−1,1−シクロプロピル−フェニルであり、前記フェニルは、F、Cl、Br、CH、及び−OCHからなる群から選択される1つまたは2つの置換基によって場合により置換されている。
【0042】
いくつかの実施形態では、Rは、H、CH、またはシクロプロピルである。
【0043】
いくつかの実施形態では、Rは、HまたはCHである。
【0044】
いくつかの実施形態では、Rは、Hである。
【0045】
いくつかの実施形態では、R及びRは、含まれている窒素原子及びLと一緒になって、窒素及び酸素から独立して選択される1つまたは2つのヘテロ原子を有する4〜6員のヘテロシクロアルキル基を形成しており、前記ヘテロシクロアルキル基は、1つまたは2つの独立して選択されたR基によって場合により置換されている。
【0046】
いくつかの実施形態では、R及びRは、含まれている窒素原子及びLと一緒になって、アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、またはモルホリニル環を形成しており、前記アゼチジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、またはモルホリニル環は、1つまたは2つの独立して選択されたR基によって場合により置換されている。
【0047】
いくつかの実施形態では、R及びRは、含まれている窒素原子及びLと一緒になって、
からなる群から選択されるヘテロシクロアルキル基を形成しており、
式中、R21は、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜7員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、フェニル、−C(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)NR1112、または−S(O)11であり、前記C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜7員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、及びフェニルは、各々、1つ、2つ、または3つの独立して選択されたR14によって場合により置換されている。
【0048】
いくつかの実施形態では、R21は、C1〜6アルキル、−C(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)NR1112、または−S(O)11であり、前記C1〜6アルキルは、NR1112によって場合により置換されていてもよい。
【0049】
いくつかの実施形態では、R21は、C(O)CH、S(O)CH、CHCHN(CH、またはC(O)NH(シクロプロピル)である。
【0050】
いくつかの実施形態では、R21は、C(O)CHまたはS(O)CHである。
【0051】
いくつかの実施形態では、R及びRは、含まれている窒素原子及びLと一緒になって、
からなる群から選択されるヘテロシクロアルキル基を形成しており、
式中、R21は、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜7員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、フェニル、−C(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)NR1112、または−S(O)11であり、前記C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜7員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、及びフェニルは、各々、1つ、2つ、または3つの独立して選択されたR14によって場合により置換されている。
【0052】
いくつかの実施形態では、R及びRは、含まれている窒素原子及びLと一緒になって、
からなる群から選択されるヘテロシクロアルキル基を形成しており、
式中、R21は、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜7員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、フェニル、−C(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)NR1112、または−S(O)11であり、前記C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜7員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、及びフェニルは、各々、1つ、2つ、または3つの独立して選択されたR14によって場合により置換されている。
【0053】
いくつかの実施形態では、R及びRは、含まれている窒素原子及びLと一緒になって、
からなる群から選択されるヘテロシクロアルキル基を形成しており、
式中、R21は、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜7員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、フェニル、−C(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)NR1112、または−S(O)11であり、前記C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜7員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、及びフェニルは、各々、1つ、2つ、または3つの独立して選択されたR14によって場合により置換されている。
【0054】
いくつかの実施形態では、R21は、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、−C(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)NR1112、または−S(O)11であり、前記C1〜6アルキルは、NR1112によって場合により置換されていてもよい。
【0055】
いくつかの実施形態では、R21は、C(O)CH、S(O)CH、CHCHN(CH、またはC(O)NH(シクロプロピル)である。
【0056】
いくつかの実施形態では、R21は、C(O)CHまたはS(O)CHである。
【0057】
いくつかの実施形態では、R及びRは、含まれている窒素原子及びLと一緒になって、
からなる群から選択されるヘテロシクロアルキル基を形成しており、
式中、Rは、フェニルであり;
式中、R21は、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜7員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、フェニル、−C(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)NR1112、または−S(O)11であり、前記C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜7員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、及びフェニルは、各々、1つ、2つ、または3つの独立して選択されたR14によって場合により置換されている。
【0058】
いくつかの実施形態では、R及びRは、含まれている窒素原子及びLと一緒になって、
からなる群から選択されるヘテロシクロアルキル基を形成しており、
式中、Rは、フェニルであり;
式中、R21は、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜7員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、フェニル、−C(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)NR1112、または−S(O)11であり、前記C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜7員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、及びフェニルは、各々、1つ、2つ、または3つの独立して選択されたR14によって場合により置換されている。
【0059】
いくつかの実施形態では、R及びRは、含まれている窒素原子及びLと一緒になって、
からなる群から選択されるヘテロシクロアルキル基を形成しており、
式中、Rは、フェニルであり;
式中、R21は、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜7員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、フェニル、−C(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)NR1112、または−S(O)11であり、前記C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜7員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、及びフェニルは、各々、1つ、2つ、または3つの独立して選択されたR14によって場合により置換されている。
【0060】
いくつかの実施形態では、R21は、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、−C(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)NR1112、または−S(O)11であり、前記C1〜6アルキルは、NR1112によって場合により置換されていてもよい。
【0061】
いくつかの実施形態では、R21は、C(O)CH、S(O)CH、CHCHN(CH、またはC(O)NH(シクロプロピル)である。
【0062】
いくつかの実施形態では、R21は、C(O)CHまたはS(O)CHである。
【0063】
いくつかの実施形態では、R及びRは、含まれている窒素原子及びLと一緒になって、
からなる群から選択されるヘテロシクロアルキル基を形成している。
【0064】
いくつかの実施形態では、R及びRは、含まれている窒素原子及びLと一緒になって、
からなる群から選択されるヘテロシクロアルキル基を形成している。
【0065】
いくつかの実施形態では、R及びRは、含まれている窒素原子及びLと一緒になって、
からなる群から選択されるヘテロシクロアルキル基を形成している。
【0066】
いくつかの実施形態では、R及びRは、含まれている窒素原子及びLと一緒になって、
からなる群から選択されるヘテロシクロアルキル基を形成している。
【0067】
いくつかの実施形態では、R及びRは、含まれている窒素原子及びLと一緒になって、
からなる群から選択されるヘテロシクロアルキル基を形成している。
【0068】
いくつかの実施形態では、R及びRは、含まれている窒素原子及びLと一緒になって、
からなる群から選択されるヘテロシクロアルキル基を形成している。
【0069】
いくつかの実施形態では、R及びRは、アリール及びヘテロアリールからなる群から出現ごとに独立して選択され、前記アリール及びヘテロアリールは、各々、1つ以上のRによって場合により置換されていてもよい。
【0070】
いくつかの実施形態では、R及びRは、各々、C6〜10アリール及び5〜10員のヘテロアリールからなる群から独立して選択され、前記C6〜10アリール及び5〜10員のヘテロアリールは、各々、1つ以上のRによって場合により置換されていてもよい。
【0071】
いくつかの実施形態では、R及びRは、各々、C6〜10アリール及び5〜10員のヘテロアリールからなる群から独立して選択され、前記C6〜10アリール及び5〜10員のヘテロアリールは、各々、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたRによって場合により置換されていてもよい。
【0072】
いくつかの実施形態では、R及びRは、各々、フェニル及び5〜6員のヘテロアリールからなる群から独立して選択され、前記フェニル及び5〜6員のヘテロアリールは、各々、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたRによって場合により置換されていてもよい。
【0073】
いくつかの実施形態では、Rは、イソキサゾリル、ピラゾリル、2−オキソピリジニル、2−ヒドロキシピリジニルであり、それらの各々は、1つまたは2つのメチル基によって場合により置換されている。
【0074】
いくつかの実施形態では、R及びRは、各々、H、
、及び
からなる群から独立して選択される。
【0075】
いくつかの実施形態では、Rは、
及び
からなる群から選択され;Rは、Hである。
【0076】
いくつかの実施形態では、Xは、CHである。
【0077】
いくつかの実施形態では、Xは、Nである。
【0078】
いくつかの実施形態では、Zは、CHである。
【0079】
いくつかの実施形態では、Zは、Nである。
【0080】
いくつかの実施形態では、Xは、CHであり、Zは、Nである。
【0081】
いくつかの実施形態では、X及びZの両方は、Nである。
【0082】
いくつかの実施形態では、Xは、Nであり;Zは、CHである。
【0083】
いくつかの実施形態では、Yは、NR、−C(O)R11、−C(O)NR1112、ヘテロシクロアルキル、及びヘテロアリールからなる群から選択され、前記ヘテロシクロアルキル及びヘテロアリールは、1つ以上のRによって場合により置換されている。
【0084】
いくつかの実施形態では、Yは、NR、−C(O)R11、−C(O)NR1112、4〜10員のヘテロシクロアルキル、及び5〜10員のヘテロアリールからなる群から選択され、前記ヘテロシクロアルキル及びヘテロアリールは、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたRによって場合により置換されている。
【0085】
いくつかの実施形態では、Yは、NRである。
【0086】
いくつかの実施形態では、Yは、−C(O)R11である。
【0087】
いくつかの実施形態では、Yは、−C(O)NR1112である。
【0088】
いくつかの実施形態では、Yは、4〜6員のヘテロシクロアルキルであり、前記4〜6員のヘテロシクロアルキルは、1つ以上のRによって場合により置換されていてもよい。
【0089】
いくつかの実施形態では、Yは、4〜6員のヘテロシクロアルキルであり、前記4〜6員のヘテロシクロアルキルは、C1〜6アルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、フェニル、OR11、−C(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)NR1112、S(O)11からなる群から独立して選択される1つまたは2つのR基によって場合により置換されていてもよく、前記C1〜6アルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、及びフェニルは、各々、1つまたは2つの独立して選択されたR14基によって場合により置換されており;
OR11、−C(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)NR1112、S(O)11の各R11は、H、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4−6員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリールからなる群から独立して選択され、前記C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜6員のヘテロシクロアルキル、及び5〜6員のヘテロアリールは、1つまたは2つの独立して選択されたR14によって場合により置換されていてもよく;
−C(O)NR1112の各R12は、H及びC1〜6アルキルからなる群から独立して選択され;及び
またはR11に結合した各R14は、ハロゲン、C1〜6アルキル、フェニル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、OR18、NR1819、C(O)R18、C(O)NR1819、及びS(O)18からなる群から独立して選択され、前記フェニル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、及び5〜6員のヘテロアリールは、1つまたは2つのメチル基によって場合により置換されていてもよい。
【0090】
いくつかの実施形態では、Yは、4〜6員のヘテロシクロアルキルであり、前記4〜6員のヘテロシクロアルキルは、C1−3アルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、フェニル、−C(O)R11、−C(O)NHR11、S(O)CHからなる群から独立して選択される1つまたは2つのR基によって場合により置換されていてもよく、前記C1〜6アルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、及びフェニルは、各々、1つまたは2つの独立して選択されたR14によって場合により置換されており;
−C(O)R11及び−C(O)NHR11の各R11は、H、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4−6員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリールからなる群から独立して選択され、前記C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜6員のヘテロシクロアルキル、及び5〜6員のヘテロアリールは、1つまたは2つの独立して選択されたR14によって場合により置換されていてもよく;
またはR11に結合した各R14は、クロロ、メチル、OH、N(CH、C(O)CH、C(O)NH、C(O)NHCH、1−メチル−1H−イミダゾリル、1,3−ジメチル−1H−ピラゾリル、及び1−メチルアゼチジニルからなる群から独立して選択される。
【0091】
いくつかの実施形態では、Yは、5〜6員のヘテロアリールであり、前記5〜6員のヘテロアリールは、1つ以上のRによって場合により置換されていてもよい。
【0092】
いくつかの実施形態では、Yは、5〜6員のヘテロアリールであり、前記5〜6員のヘテロアリールは、C1〜6アルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、フェニル、OR11、−C(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)NR1112、S(O)11からなる群から独立して選択される1つまたは2つの独立して選択されたR基によって場合により置換されていてもよく、前記C1〜6アルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、及びフェニルは、各々、1つまたは2つの独立して選択されたR14基によって場合により置換されており;
OR11、−C(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)NR1112、S(O)11の各R11は、H、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4−6員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリールからなる群から独立して選択され、前記C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜6員のヘテロシクロアルキル、及び5〜6員のヘテロアリールは、1つまたは2つの独立して選択されたR14によって場合により置換されていてもよく;
−C(O)NR1112の各R12は、H及びC1〜6アルキルからなる群から独立して選択され;及び
またはR11に結合した各R14は、ハロゲン、C1〜6アルキル、フェニル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、OR18、NR1819、C(O)R18、C(O)NR1819、及びS(O)18からなる群から独立して選択され、前記フェニル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、及び5〜6員のヘテロアリールは、1つまたは2つのメチル基によって場合により置換されていてもよい。
【0093】
いくつかの実施形態では、Yは、5〜6員のヘテロアリールであり、前記5〜6員のヘテロアリールは、C1−3アルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、フェニル、−C(O)R11、−C(O)NHR11、S(O)CHからなる群から独立して選択される1つ以上のR基によって場合により置換されていてもよく、前記C1〜6アルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、及びフェニルは、各々、1つまたは2つの独立して選択されたR14によって場合により置換されており;
−C(O)R11、及び−C(O)NHR11の各R11は、H、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜6員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリールからなる群から独立して選択され、前記C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜6員のヘテロシクロアルキル、及び5〜6員のヘテロアリールは、1つまたは2つの独立して選択されたR14によって場合により置換されていてもよく;
またはR11に結合した各R14は、クロロ、メチル、OH、N(CH、C(O)CH、C(O)NH、C(O)NHCH、1−メチル−1H−イミダゾリル、1,3−ジメチル−1H−ピラゾリル、及び1−メチルアゼチジニルからなる群から独立して選択される。
【0094】
いくつかの実施形態では、Yは、H、クロロ、メチル、メトキシ、NHR、−C(O)R11、−C(O)NHR11、ピリジニル、ピペラジニル、ピラゾリル、ピペリジニル、チエニル、イソキサゾリル、1,2,3,6−テトラヒドロピリジニル、ジアゼパニル、1,1−ジオキシドチオモルホリニル、4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリジニル、7−アザスピロ[3.5]ノナニル、1,8−ジアザスピロ[4.5]デカン−2−オンイル、及び4,5,6,7−テトラヒドロイミダゾ[4,5−c]ピリジニルであり、前記ピリジニル、ピペラジニル、ピラゾリル、ピペリジニル、チエニル、イソキサゾリル、1,2,3,6−テトラヒドロピリジニル、ジアゼパニル、1,1−ジオキシドチオモルホリニル、4,5,6,7−テトラヒドロピラゾロ[4,3−c]ピリジニル、7−アザスピロ[3.5]ノナニル、1,8−ジアザスピロ[4.5]デカン−2−オンイル、4,5,6,7−テトラヒドロイミダゾ[4,5−c]ピリジニルは、C1−3アルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、フェニル、−C(O)R11、−C(O)NHR11、及びS(O)CHからなる群から独立して選択される1つまたは2つのR基によって場合により置換されていてもよく、前記C1〜6アルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、及びフェニルは、各々、1つまたは2つの独立して選択されたR14によって場合により置換されており;
−C(O)R11及び−C(O)NHR11の各R11は、H、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜6員のヘテロシクロアルキル、及び5〜6員のヘテロアリールからなる群から独立して選択され、前記C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜6員のヘテロシクロアルキル、及び5〜6員のヘテロアリールは、1つまたは2つの独立して選択されたR14によって場合により置換されていてもよく;
またはR11に結合した各R14は、クロロ、メチル、OH、N(CH、C(O)CH、C(O)NH、C(O)NHCH、1−メチル−1H−イミダゾリル、1,3−ジメチル−1H−ピラゾリル、及び1−メチルアゼチジニルからなる群から独立して選択される。
【0095】
いくつかの実施形態では、Yは、H、−C(O)R11、−C(O)NHR11、ピペラジニル、ピラゾリル、ピペリジニル、またはチエニルであり、前記ピペラジニル、ピラゾリル、ピペリジニル、チエニルは、C1−3アルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、フェニル、−C(O)R11、−C(O)NHR11、及びS(O)CHからなる群から独立して選択される1つまたは2つの独立して選択されたR基によって場合により置換されていてもよく、前記C1〜6アルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、及びフェニルは、各々、1つまたは2つの独立して選択されたR14によって場合により置換されており;
−C(O)R11及び−C(O)NHR11の各R11は、H、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜6員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリールからなる群から独立して選択され、前記C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜6員のヘテロシクロアルキル、及び5〜6員のヘテロアリールは、1つまたは2つの独立して選択されたR14によって場合により置換されていてもよく;
またはR11に結合した各R14は、クロロ、メチル、OH、N(CH、C(O)CH、C(O)NH、C(O)NHCH、1−メチル−1H−イミダゾリル、1,3−ジメチル−1H−ピラゾリル、及び1−メチルアゼチジニルからなる群から独立して選択される。
【0096】
いくつかの実施形態では、Yは、
からなる群から選択される。
【0097】
いくつかの実施形態では、本発明は、式Iの化合物を提供し、式中、
Xは、CHまたはNであり;
Zは、CHまたはNであり、但し、XがCHである場合、Zは、CHでもなく;
Yは、ヘテロシクロアルキル、ヘテロアリール、またはNRから選択され、前記ヘテロシクロアルキルまたはヘテロアリールは、1つ以上のRによって場合により置換されており;
は、−CH−または−CH(CH)−であり;
は、アリールまたはヘテロアリールであり、前記アリールまたはヘテロアリールは、各々、F、Cl、Br、CH、及び−OCHからなる群から選択される1つまたは2つの置換基によって場合により置換されていてもよく;
は、HまたはCHであり;
及びRは、H、アリール、またはヘテロアリールから出現ごとに独立して選択され、前記アリールまたはヘテロアリールは各々、1つ以上のRによって場合により置換されていてもよい。
【0098】
いくつかの実施形態では、本発明は、式Iの化合物を提供し、式中、
Xは、CHまたはNであり;
Zは、CHまたはNであり、但し、XがCHである場合、Zは、CHでもなく;
Yは、−C(O)NR1112、4〜7員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリールまたはNRであり、前記4〜7員のヘテロシクロアルキル、及び5〜6員のヘテロアリールは、各々、1つまたは2つの独立して選択されたRによって場合により置換されており;
は、−CH−または−CH(CH)−であり;
は、フェニルまたは5〜6員のヘテロアリールであり、前記フェニルまたは5〜6員のヘテロアリールは、各々、F、Cl、Br、CH、及び−OCHからなる群から選択される1つまたは2つの置換基によって場合により置換されていてもよく;
は、HまたはCHであり;
は、1つまたは2つのメチル基によって置換されている5〜6員のヘテロアリールであり;
は、Hである。
【0099】
いくつかの実施形態では、本発明は、式Iの化合物を提供し、式中、
Xは、CHまたはNであり;
Zは、CHまたはNであり、但し、XがCHである場合、Zは、CHではなく;
Yは、−C(O)NR1112、または
から選択されるヘテロシクロアルキルまたはヘテロアリールであり;
式中、
nは、1または2であり;
pは、0、1、または2であり;
は、H、C−Cアルキル、または−(CH−R16、または−(CH−R17であり;
mは、1、2、3、または4であり;
qは、2、3、または4であり;
16は、−COHまたは−C(O)NRであり;
17は、OHまたはNRである。
【0100】
いくつかの実施形態では、本発明は、式Iの化合物を提供し、式中、
Xは、CHまたはNであり;
Zは、CHまたはNであり、但し、XがCHである場合、Zは、CHではなく;
Yは、以下のもの:
から選択されるヘテロシクロアルキルまたはヘテロアリールであり;
式中、
nは、1または2であり;
pは、0、1、または2であり;
は、H、C−Cアルキル、または−(CH−R16、または−(CH−R17であり;
mは、1、2、3、または4であり;
qは、2、3、または4であり;
16は、−COHまたは−C(O)NRであり;及び
17は、OHまたはNRである。
【0101】
いくつかの実施形態では、本発明は、式Iの化合物を提供し、式中、
Xは、CHまたはNであり;
Zは、CHまたはNであり、但し、XがCHである場合、Zは、CHでもなく;
は、−CH−または−CH(CH)−であり;
Yは、−C(O)NR1112、または
から選択されるヘテロシクロアルキルまたはヘテロアリールであり;
式中、
nは、1または2であり;
pは、0、1、または2であり;
は、H、C−Cアルキル、または−(CH−R16、または−(CH−R17であり;
mは、1、2、3、または4であり;
qは、2、3、または4であり;
16は、−COHまたは−C(O)NRであり;
17は、OHまたはNRである。
は、C6〜10アリールまたは5〜10員のヘテロアリールであり、前記C6〜10アリールまたは5〜10員のヘテロアリールは、各々、F、Cl、Br、CH、及び−OCHからなる群から選択される1つまたは2つの置換基によって場合により置換されていてもよく;
が、HまたはCHであり;
及びRが、H、C6〜10アリールまたは5〜10員のヘテロアリールから出現ごとに独立して選択され、前記C6〜10アリールまたは5〜10員のヘテロアリールは、各々、1つ以上のRによって場合により置換されていてもよい。
【0102】
いくつかの実施形態では、本発明は、式Iの化合物を提供し、式中、
Xは、CHまたはNであり;
Zは、CHまたはNであり、但し、XがCHである場合、Zは、CHでもなく;
は、−CH−または−CH(CH)−であり;
Yは、
から選択されるヘテロシクロアルキルまたはヘテロアリールであり;
式中、
nは、1または2であり;
pは、0、1、または2であり;
は、H、C−Cアルキル、または−(CH−R16、または−(CH−R17であり;
mは、1、2、3、または4であり;
qは、2、3、または4であり;
16は、−COHまたは−C(O)NRであり;
17は、OHまたはNRであり、
は、アリールまたはヘテロアリールであり、前記アリールまたはヘテロアリールは、各々、F、Cl、Br、CH、及び−OCHからなる群から選択される1つまたは2つの置換基によって場合により置換されていてもよく;
は、HまたはCHであり;及び
及びRは、H、アリール、またはヘテロアリールから出現ごとに独立して選択され、前記アリールまたはヘテロアリールは、各々、1つ以上のRによって場合により置換されていてもよい。
【0103】
いくつかの実施形態では、本発明は、式Iの化合物を提供し、式中、
Xは、Nであり;
Zは、Nであり;
は、−CH−または−CH(CH)−であり;
Yは、−C(O)NR1112、または
から選択されるヘテロシクロアルキルまたはヘテロアリールであり;
式中、
nは、1または2であり;
pは、0、1、または2であり;
は、H、C−Cアルキル、−(CH−R16、または−(CH−R17であり;
mは、1、2、3、または4であり;
qは、2、3、または4であり;
16は、−COHまたは−C(O)NRであり;
17は、OHまたはNRであり;
は、C6〜10アリールまたは5〜10員のヘテロアリールであり、前記C6〜10アリールまたは5〜10員のヘテロアリールは、各々、F、Cl、Br、CH、及び−OCHからなる群から選択される1つまたは2つの置換基によって場合により置換されていてもよく;
は、HまたはCHであり;及び
及びRは、H、C6〜10アリール、または5〜10員のヘテロアリールから出現ごとに独立して選択され、前記C6〜10アリールまたは5〜10員のヘテロアリールは、各々、1つ以上のRによって場合により置換されていてもよい。
【0104】
いくつかの実施形態では、本発明は、式Iの化合物を提供し、式中、
Xは、Nであり;
Zは、Nであり;
は、−CH−または−CH(CH)−であり;
Yは、
から選択されるヘテロシクロアルキルまたはヘテロアリールであり;
式中、
nは、1または2であり;
pは、0、1、または2であり;
は、H、C−Cアルキル、−(CH−R16、または−(CH−R17であり;
mは、1、2、3、または4であり;
qは、2、3、または4であり;
16は、−COHまたは−C(O)NRであり;
17は、OHまたはNRであり;
は、アリールまたはヘテロアリールであり、前記アリールまたはヘテロアリールは、各々、F、Cl、Br、CH、及び−OCHからなる群から選択される1つまたは2つの置換基によって場合により置換されていてもよく;
は、HまたはCHであり;及び
及びRは、H、アリール、またはヘテロアリールから出現ごとに独立して選択され、前記アリールまたはヘテロアリールは、各々、1つ以上のRによって場合により置換されていてもよい。
【0105】
いくつかの実施形態では、
Xは、CHまたはNであり;
Zは、CHまたはNであり;但し、XがCHである場合、Zは、CHでもなく;
Yは、H、Cl、C1〜6アルキル、OR、NR、−C(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)NR1112、C3〜10シクロアルキル、4〜10員のヘテロシクロアルキル、C6〜10アリール、及び5〜10員のヘテロアリールからなる群から選択され、前記C3〜10シクロアルキル、4〜10員のヘテロシクロアルキル、C6〜10アリール、及び5〜10員のヘテロアリールは、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたRによって場合により置換されていてもよく;
及びRは、含まれている窒素原子及びLと一緒になって、1つまたは2つの独立して選択されたRによって場合により置換されている4、5、6または7員のヘテロシクロアルキル基を形成しており;
は、H、5〜6員のヘテロシクロアルキル、及び5〜6員のヘテロアリールからなる群から選択され、前記5〜6員のヘテロシクロアルキル及び5〜6員のヘテロアリールは、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたRによって場合により置換されていてもよく;
は、H及び5〜6員のヘテロアリールからなる群から選択され、前記5〜6員のヘテロアリールは、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたRによって場合により置換されていてもよく;
は、C1〜6アルキル及びフェニルからなる群から選択され、前記フェニルは、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたRによって場合により置換されていてもよく;
各Rは、H及びC1〜6アルキルからなる群から独立して選択され;
各Rは、H、C1〜6アルキル、及び4〜10員のヘテロシクロアルキルからなる群から独立して選択され、前記C1〜6アルキル、及び4〜10員のヘテロシクロアルキルは、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたRによって場合により置換されていてもよく;
各Rは、ハロゲン、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜10員のヘテロシクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、フェニル、CN、OR11、−C(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)NR1112、NR1112、及びS(O)11からなる群から独立して選択され、前記C1〜6アルキル、4〜10員のヘテロシクロアルキル、及び5〜10員のヘテロアリールは、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたR14によって場合により置換されていてもよく;
各R11は、H、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜10員のヘテロシクロアルキル、及び5〜10員のヘテロアリールからなる群から独立して選択され、前記C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜10員のヘテロシクロアルキル、及び5〜10員のヘテロアリールは、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたR14によって場合により置換されていてもよく;
各R12は、H及びC1〜6アルキルからなる群から独立して選択され;
各R14は、H、ハロゲン、C1〜6アルキル、CN、OR18、NR1819、C(O)R18、C(O)OR18、C(O)NR1819、S(O)18、C3〜6シクロアルキル、4〜10員のヘテロシクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、及びフェニルからなる群から独立して選択され、前記C3〜6シクロアルキル、4〜10員のヘテロシクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、及びフェニルは、1、2、3、または5つの 独立して選択されたR15によって場合により置換されていてもよく;
各R15は、−CH、ハロゲン、及びCNからなる群から独立して選択され;
各R18は、H及びC1〜6アルキルからなる群から独立して選択され;
各R19は、H及びC1〜6アルキルからなる群から独立して選択される。
【0106】
いくつかの実施形態では、
Xは、CHまたはNであり;
Zは、CHまたはNであり;但し、XがCHである場合、Zは、CHでもなく;
Yは、H、Cl、C1〜6アルキル、NR、−C(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)NR1112、4〜10員のヘテロシクロアルキル、フェニル、及び5〜10員のヘテロアリールからなる群から選択され、前記シクロアルキル、ヘテロシクロアルキル、アリール、及びヘテロアリールは、1つ以上のRによって場合により置換されていてもよく;
及びRは、含まれている窒素原子及びLと一緒になって、1つ以上のRによって場合により置換されている4、5、6または7員のヘテロシクロアルキル基を形成しており;
は、H、5〜6員のヘテロシクロアルキル、及び5〜6員のヘテロアリールからなる群から選択され、前記5〜6員のヘテロシクロアルキル及び5〜6員のヘテロアリールは、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたRによって場合により置換されていてもよく;
は、Hであり;
各Rは、H及びC1〜6アルキルからなる群から独立して選択され;
各Rは、独立して選択されたC1〜6アルキル基であり、それらの各々は、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたRによって場合により置換されていてもよく;
各Rは、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜10員のヘテロシクロアルキル、フェニル、OR11、−C(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)NR1112、S(O)11からなる群から独立して選択され、前記C1〜6アルキル、4〜10員のヘテロシクロアルキル、フェニルは、各々、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたR14によって場合により置換されており;
各R11は、H、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜10員のヘテロシクロアルキル、及び5〜10員のヘテロアリールからなる群から独立して選択され、前記C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜10員のヘテロシクロアルキル、5〜10員のヘテロアリールは、1つ以上のR14によって場合により置換されていてもよく;
各R12は、H及びC1〜6アルキルからなる群から独立して選択され;
各R14は、ハロゲン、C1〜6アルキル、フェニル、4〜10員のヘテロシクロアルキル、5〜10員のヘテロアリール、OR18、NR1819、C(O)R18、C(O)NR1819、及びS(O)18からなる群から独立して選択され、前記フェニル、4〜10員のヘテロシクロアルキル、5〜10員のヘテロアリールは、1つ以上のR15によって場合により置換されていてもよく;
各R15は、CHまたはCNであり;
各R18は、H及びC1〜6アルキルからなる群から独立して選択され;
各R19は、H及びC1〜6アルキルからなる群から独立して選択される。
【0107】
いくつかの実施形態では、
Xは、CHまたはNであり;
Zは、CHまたはNであり;但し、XがCHである場合、Zは、CHでもなく;
Yは、H、Cl、NR、−C(O)R11、−C(O)NR1112、4〜10員のヘテロシクロアルキル、及び5〜10員のヘテロアリールからなる群から選択され、前記4〜10員のヘテロシクロアルキル、及び5〜10員のヘテロアリールは、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたRによって場合により置換されていてもよく;
及びRは、含まれている窒素原子及びLと一緒になって、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたRによって場合により置換されている4、5、6または7員のヘテロシクロアルキル基を形成しており;
は、H、5〜6員のヘテロシクロアルキル、及び5〜6員のヘテロアリールからなる群から選択され、前記5〜6員のヘテロシクロアルキル及び5〜6員のヘテロアリールは、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたRによって場合により置換されていてもよく;
は、Hであり;
各Rは、H及びC1〜6アルキルからなる群から独立して選択され;
各Rは、独立して選択されたC1〜6アルキル基であり、それらの各々は、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたRによって場合により置換されていてもよく;
各Rは、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜6員のヘテロシクロアルキル、フェニル、OR11、−C(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)NR1112、S(O)11からなる群から独立して選択され、前記C1〜6アルキル、4〜6員のヘテロシクロアルキル、及びフェニルは、各々、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたR14によって場合により置換されており;
各R11は、H、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜10員のヘテロシクロアルキル、及び5〜10員のヘテロアリールからなる群から独立して選択され、前記C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜10員のヘテロシクロアルキル、及び5〜10員のヘテロアリールは、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたR14によって場合により置換されていてもよく;
各R12は、H及びC1〜6アルキルからなる群から独立して選択され;
各R14は、ハロゲン、C1〜6アルキル、フェニル、4〜6員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、OR18、NR1819、C(O)R18、C(O)NR1819、及びS(O)18からなる群から独立して選択され、前記フェニル、4〜6員のヘテロシクロアルキル、及び5〜6員のヘテロアリールは、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたR15によって場合により置換されていてもよく;
各R15は、CHまたはCNであり;
各R18は、H及びC1〜6アルキルからなる群から独立して選択され;
各R19は、H及びC1〜6アルキルからなる群から独立して選択される。
【0108】
いくつかの実施形態では、
Xは、CHまたはNであり;
Zは、CHまたはNであり;但し、XがCHである場合、Zは、CHでもなく;
Yは、H、NR、−C(O)R11、−C(O)NR1112、4〜10員のヘテロシクロアルキル、及び5〜10員のヘテロアリールからなる群から選択され、前記4〜10員のヘテロシクロアルキル、及び5〜6員のヘテロアリールが、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたRによって場合により置換されていてもよく;
及びRは、含まれている窒素原子及びLと一緒になって、
からなる群から選択されるヘテロシクロアルキル基を形成しており;
は、H、5〜6員のヘテロシクロアルキル、及び5〜6員のヘテロアリールからなる群から選択され、前記5〜6員のヘテロシクロアルキル及び5〜6員のヘテロアリールは、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたRによって場合により置換されていてもよく;
は、Hであり;
各Rは、H及びC1〜6アルキルからなる群から独立して選択され;
各Rは、独立して選択されたC1〜6アルキル基であり、それらの各々は、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたRによって場合により置換されていてもよく;
各Rは、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、フェニル、OR11、−C(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)NR1112、S(O)11からなる群から独立して選択され、前記C1〜6アルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、及びフェニルは、各々、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたR14によって場合により置換されており;
各R11は、H、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜6員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリールからなる群から独立して選択され、前記C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜6員のヘテロシクロアルキル、及び5〜6員のヘテロアリールは、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたR14によって場合により置換されていてもよく;
各R12は、H及びC1〜6アルキルからなる群から独立して選択され;
各R14は、ハロゲン、C1〜6アルキル、フェニル、4〜6員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、OR18、NR1819、C(O)R18、C(O)NR1819、及びS(O)18からなる群から独立して選択され、前記フェニル、4〜6員のヘテロシクロアルキル、及び5〜6員のヘテロアリールは、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたR15によって場合により置換されていてもよく;
各R15は、CHまたはCNであり;
各R18は、H及びC1〜6アルキルからなる群から独立して選択され;
各R19は、H及びC1〜6アルキルからなる群から独立して選択され;
式中、R21は、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜7員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、フェニル、−C(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)NR1112、または−S(O)11であり、前記C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜7員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、及びフェニルは、各々、1つ、2つ、または3つの独立して選択されたR14によって場合により置換されている。
【0109】
いくつかの実施形態では、
Xは、CHまたはNであり;
Zは、CHまたはNであり;但し、XがCHである場合、Zは、CHでもなく;
Yは、H、NR、−C(O)R11、−C(O)NR1112、4〜10員のヘテロシクロアルキル、及び5〜10員のヘテロアリールからなる群から選択され、前記ヘテロシクロアルキル及びヘテロアリールが、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたRによって場合により置換されていてもよく;
及びRは、含まれている窒素原子及びLと一緒になって、
からなる群から選択されるヘテロシクロアルキル基を形成しており;
は、H、5〜6員のヘテロシクロアルキル、及び5〜6員のヘテロアリールからなる群から選択され、前記5〜6員のヘテロシクロアルキル及び5〜6員のヘテロアリールは、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたRによって場合により置換されていてもよく;
は、Hであり;
各Rは、H及びC1〜6アルキルからなる群から独立して選択され;
各Rは、独立して選択されたC1〜6アルキル基であり、それらの各々は、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたRによって場合により置換されていてもよく;
各Rは、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、フェニル、OR11、−C(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)NR1112、S(O)11からなる群から独立して選択され、前記C1〜6アルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、及びフェニルは、各々、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたR14によって場合により置換されており;
各R11は、H、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜6員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリールからなる群から独立して選択され、前記C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜6員のヘテロシクロアルキル、及び5〜6員のヘテロアリールは、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたR14によって場合により置換されていてもよく;
各R12は、H及びC1〜6アルキルからなる群から独立して選択され;
各R14は、ハロゲン、C1〜6アルキル、フェニル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、OR18、NR1819、C(O)R18、C(O)NR1819、及びS(O)18からなる群から独立して選択され、前記フェニル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、及び5〜6員のヘテロアリールは、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたR15によって場合により置換されていてもよく;
各R15は、CHまたはCNであり;
各R18は、H及びC1〜6アルキルからなる群から独立して選択され;
各R19は、H及びC1〜6アルキルからなる群から独立して選択され;
21は、C(O)CH、S(O)CH、CHCHN(CH、及びC(O)NH(シクロプロピル)からなる群から選択される。
【0110】
いくつかの実施形態では、
Xは、CHまたはNであり;
Zは、CHまたはNであり;但し、XがCHである場合、Zは、CHでもなく;
Yは、H、NR、−C(O)R11、−C(O)NR1112、4〜10員のヘテロシクロアルキル、及び5〜10員のヘテロアリールからなる群から選択され、前記4〜10員のヘテロシクロアルキル及び5〜10員のヘテロアリールが、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたRによって場合により置換されていてもよく;
及びRは、含まれている窒素原子及びLと一緒になって、
からなる群から選択されるヘテロシクロアルキル基を形成しており;
は、H、5〜6員のヘテロシクロアルキル、及び5〜6員のヘテロアリールからなる群から選択され、前記5〜6員のヘテロシクロアルキル及び5〜6員のヘテロアリールは、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたRによって場合により置換されていてもよく;
は、Hであり;
各Rは、H及びC1〜6アルキルからなる群から独立して選択され;
各Rが、独立して選択されたC1〜6アルキル基であり、それらの各々は、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたRによって場合により置換されていてもよく;
各Rは、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、フェニル、OR11、−C(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)NR1112、S(O)11からなる群から独立して選択され、前記C1〜6アルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、及びフェニルは、各々、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたR14によって場合により置換されており;
各R11は、H、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜6員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリールからなる群から独立して選択され、前記C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜6員のヘテロシクロアルキル、及び5〜6員のヘテロアリールは、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたR14によって場合により置換されていてもよく;
各R12は、H及びC1〜6アルキルからなる群から独立して選択され;
各R14は、ハロゲン、C1〜6アルキル、フェニル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、OR18、NR1819、C(O)R18、C(O)NR1819、及びS(O)18からなる群から独立して選択され、前記フェニル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、及び5〜6員のヘテロアリールは、1つ、2つ、3つ、または4つの独立して選択されたR15によって場合により置換されていてもよく;
各R15は、CHまたはCNであり;
各R18は、H及びC1〜6アルキルからなる群から独立して選択され;
各R19は、H及びC1〜6アルキルからなる群から独立して選択される。
【0111】
いくつかの実施形態では、
Xは、CHまたはNであり;
Zは、CHまたはNであり;但し、XがCHである場合、Zは、CHでもなく;
Yは、H、NHR、−C(O)R11、−C(O)NHR11、ピペラジニル、ピラゾリル、ピペリジニル、及びチエニルからなる群から選択され、前記ピペラジニル、ピラゾリル、ピペリジニル、及びチエニルは、1つまたは2つの独立して選択されたRによって場合により置換されていてもよく;
及びRは、含まれている窒素原子及びLと一緒になって、
からなる群から選択されるヘテロシクロアルキル基を形成しており;
は、イソキサゾリル、ピラゾリル、2−オキソピリジニル、2−ヒドロキシピリジニルであり、それらの各々は、1つまたは2つのメチル基によって場合により置換されており;
は、Hであり;
各Rは、H及びC1〜6アルキルからなる群から独立して選択され;
各Rが、独立して選択されたC1〜6アルキル基であり、それらの各々は、1つまたは2つの独立して選択されたRによって場合により置換されていてもよく;
各Rは、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、フェニル、OR11、−C(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)NR1112、S(O)11からなる群から独立して選択され、前記C1〜6アルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、及びフェニルは、各々、1つまたは2つの独立して選択されたR14によって場合により置換されており;
各R11は、H、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜6員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリールからなる群から独立して選択され、前記C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜6員のヘテロシクロアルキル、及び5〜6員のヘテロアリールは、1つまたは2つの独立して選択されたR14によって場合により置換されていてもよく;
各R12は、H及びC1〜6アルキルからなる群から独立して選択され;
各R14は、ハロゲン、C1〜6アルキル、フェニル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、OR18、NR1819、C(O)R18、C(O)NR1819、及びS(O)18からなる群から独立して選択され、前記フェニル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、及び5〜6員のヘテロアリールは、1つまたは2つの独立して選択されたR15によって場合により置換されていてもよく;
各R15は、CHまたはCNであり;
各R18は、H及びC1〜6アルキルからなる群から独立して選択され;
各R19は、H及びC1〜6アルキルからなる群から独立して選択される。
【0112】
いくつかの実施形態では、
Xは、CHまたはNであり;
Zは、CHまたはNであり;但し、XがCHである場合、Zは、CHでもなく;
Yは、H、NHR、−C(O)R11、−C(O)NHR11、ピペラジニル、ピラゾリル、ピペリジニル、及びチエニルからなる群から選択され、前記ピペラジニル、ピラゾリル、ピペリジニル、及びチエニルは、1つまたは2つの独立して選択されたRによって場合により置換されていてもよく;
及びRは、含まれている窒素原子及びLと一緒になって、
からなる群から選択されるヘテロシクロアルキル基を形成しており;
は、イソキサゾリル、ピラゾリル、2−オキソピリジニル、2−ヒドロキシピリジニルであり、それらの各々は、1つまたは2つのメチル基によって場合により置換されており;
は、Hであり;
各Rは、H及びC1〜3アルキルからなる群から独立して選択され;
各Rは、独立して選択されたC1〜3アルキル基、それらの各々は、1つまたは2つの独立して選択されたRによって場合により置換されていてもよく;
各Rは、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、フェニル、−C(O)R11、−C(O)NHR11、S(O)CHからなる群から独立して選択され、前記C1〜6アルキル、5〜6員のヘテロシクロアルキル、及びフェニルは、各々、1つまたは2つの独立して選択されたR14によって場合により置換されており;
各R11は、H、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜6員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリールからなる群から独立して選択され、前記C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜6員のヘテロシクロアルキル、及び5〜6員のヘテロアリールは、1つまたは2つの独立して選択されたR14によって場合により置換されていてもよく;
各R14は、クロロ、メチル、OH、N(CH、C(O)CH、C(O)NH、C(O)NHCH、1−メチル−1H−イミダゾリル、1,3−ジメチル−1H−ピラゾリル、及び1−メチルアゼチジニルからなる群から独立して選択される。
【0113】
いくつかの実施形態では、R及びRは、含まれている窒素原子及びLと一緒になって、
からなる群から選択されるヘテロシクロアルキル基を形成している。
【0114】
いくつかの実施形態では、R及びRは、含まれている窒素原子及びLと一緒になって、
からなる群から選択されるヘテロシクロアルキル基を形成している。
【0115】
いくつかの実施形態では、本発明は、式Iの化合物を提供し、式中、R及びRは、
からなる群から出現ごとに独立して選択される。
【0116】
いくつかの実施形態では、化合物は、式IIの化合物:
式II
またはその薬学的に許容可能な塩である。
【0117】
いくつかの実施形態では、Rは、
または
である。
【0118】
いくつかの実施形態では、化合物は、式IIIの化合物:
式III
またはその薬学的に許容可能な塩であり、式中、pは、0〜4の整数であり、Qは、CHまたはNである。
【0119】
いくつかの実施形態では、Rは、
または
である。
【0120】
いくつかの実施形態では、pは、0〜2の整数である。
【0121】
いくつかの実施形態では、pは、0である。
【0122】
いくつかの実施形態では、pは、1である。
【0123】
いくつかの実施形態では、pは、2である。
【0124】
いくつかの実施形態では、化合物は、式IVの化合物:
式IV
またはその薬学的に許容可能な塩であり、式中、R21は、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜7員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、フェニル、−C(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)NR1112、または−S(O)11であり、前記C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜7員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、及びフェニルは、各々、1つ、2つ、または3つの独立して選択されたR14によって場合により置換されている。
【0125】
いくつかの実施形態では、R21は、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、−C(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)NR1112、または−S(O)11であり、前記C1〜6アルキルは、NR1112によって場合により置換されていてもよい。
【0126】
いくつかの実施形態では、R21は、C(O)CH、S(O)CH、CHCHN(CH、またはC(O)NH(シクロプロピル)である。
【0127】
いくつかの実施形態では、R21は、C(O)CHまたはS(O)CHである。
【0128】
いくつかの実施形態では、Rは、
または
である。
【0129】
いくつかの実施形態では、化合物は、式Vの化合物:
式V
またはその薬学的に許容可能な塩であり、式中、R21は、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜7員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、フェニル、−C(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)NR1112、または−S(O)11であり、前記C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、4〜7員のヘテロシクロアルキル、5〜6員のヘテロアリール、及びフェニルは、各々、1つ、2つ、または3つの独立して選択されたR14によって場合により置換されており;
8aは、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、フェニルまたは5〜6員のヘテロアリールであり、前記C1〜6アルキル、フェニル、及びヘテロアリールは、1つ、2つ、または3つの独立して選択されたR14によって場合により置換されていてもよい。
【0130】
いくつかの実施形態では、R8aは、ベンジル、フェニル、または5〜6員のヘテロアリールであり、前記フェニル及びヘテロアリールは、1つ、2つ、または3つの独立して選択されたR14によって場合により置換されていてもよい。
【0131】
いくつかの実施形態では、R8aは、フェニルまたは5〜6員のヘテロアリールであり、前記フェニル及びヘテロアリールは、1つ、2つ、または3つの独立して選択されたR14によって場合により置換されていてもよい。
【0132】
いくつかの実施形態では、R8aは、フェニルまたはチエニルであり、前記フェニルは、F、Cl、Br、Me、Et、シクロプロピル、OMe、OEt、CF、CN、NH、−NHC(O)−C1〜4アルキル、及び−NHC(O)−C1〜4アルケニルからなる群から独立して選択される1つ、2つ、または3つの置換基によって場合により置換されていてもよく;前記チエニルは、F、Cl、Br、Me、Et、シクロプロピル、OMe、OEt、CF、CN、NH、−NHC(O)−C1〜4アルキル、及び−NHC(O)−C1〜4アルケニルからなる群から独立して選択される1つまたは2つの置換基によって場合により置換されていてもよい。
【0133】
いくつかの実施形態では、R21は、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、−C(O)R11、−C(O)OR11、−C(O)NR1112、または−S(O)11であり、前記C1〜6アルキルは、NR1112によって場合により置換されていてもよい。
【0134】
いくつかの実施形態では、R21は、C(O)CH、S(O)CH、CHCHN(CH、またはC(O)NH(シクロプロピル)である。
【0135】
いくつかの実施形態では、R21は、C(O)CHまたはS(O)CHである。
【0136】
いくつかの実施形態では、Rは、
または
である。
【0137】
いくつかの実施形態では、式Vの化合物、またはその薬学的に許容可能な塩は、式Vaの化合物:
式Va
またはその薬学的に許容可能な塩である。
【0138】
いくつかの実施形態では、式Vの化合物、またはその薬学的に許容可能な塩は、式Vbの化合物:
式Vb
またはその薬学的に許容可能な塩である。
【0139】
いくつかの実施形態では、化合物は、式VIの化合物:
式VI
またはその薬学的に許容可能な塩であり、式中、R8aは、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、フェニルまたは5〜6員のヘテロアリールであり、前記C1〜6アルキル、フェニル、及びヘテロアリールは、1つ、2つ、または3つの独立して選択されたR14によって場合により置換されていてもよい。
【0140】
いくつかの実施形態では、R8aは、ベンジル、フェニル、または5〜6員のヘテロアリールであり、前記フェニル及びヘテロアリールは、1つ、2つ、または3つの独立して選択されたR14によって場合により置換されていてもよい。
【0141】
いくつかの実施形態では、R8aは、フェニルまたは5〜6員のヘテロアリールであり、前記フェニル及びヘテロアリールは、1つ、2つ、または3つの独立して選択されたR14によって場合により置換されていてもよい。
【0142】
いくつかの実施形態では、R8aは、フェニルまたはチエニルであり、前記フェニルは、F、Cl、Br、Me、Et、シクロプロピル、OMe、OEt、CF、CN、NH、−NHC(O)−C1〜4アルキル、及び−NHC(O)−C1〜4アルケニルからなる群から独立して選択される1つ、2つ、または3つの置換基によって場合により置換されていてもよく;前記チエニルは、F、Cl、Br、Me、Et、シクロプロピル、OMe、OEt、CF、CN、NH、−NHC(O)−C1〜4アルキル、及び−NHC(O)−C1〜4アルケニルからなる群から独立して選択される1つまたは2つの置換基によって場合により置換されていてもよい。
【0143】
いくつかの実施形態では、Rは、
または
である。
【0144】
いくつかの実施形態では、式VIの化合物、またはその薬学的に許容可能な塩は、式VIaの化合物:
式VIa
またはその薬学的に許容可能な塩である。
【0145】
いくつかの実施形態では、式VIの化合物、またはその薬学的に許容可能な塩は、式VIbの化合物:
式VIb
またはその薬学的に許容可能な塩である。
【0146】
いくつかの実施形態では、化合物は、式VIIの化合物:
式VII
またはその薬学的に許容可能な塩である。
【0147】
いくつかの実施形態では、R及びRによって形成されたピペリジニル環に結合したR基は、含まれている窒素原子及びLと一緒になって、R8aであり、式中、R8aは、フェニルまたは5〜6員のヘテロアリールであり、前記フェニル及びヘテロアリールは、1つ、2つ、または3つの独立して選択されたR14によって場合により置換されていてもよい。
【0148】
いくつかの実施形態では、R8aは、フェニルまたはチエニルであり、前記フェニルは、F、Cl、Br、Me、Et、シクロプロピル、OMe、OEt、CF、CN、NH、−NHC(O)−C1〜4アルキル、及び−NHC(O)−C1〜4アルケニルからなる群から独立して選択される1つ、2つ、または3つの置換基によって場合により置換されていてもよく;前記チエニルは、F、Cl、Br、Me、Et、シクロプロピル、OMe、OEt、CF、CN、NH、−NHC(O)−C1〜4アルキル、及び−NHC(O)−C1〜4アルケニルからなる群から独立して選択される1つまたは2つの置換基によって場合により置換されていてもよい。
【0149】
いくつかの実施形態では、Rは、
または
である。
【0150】
いくつかの実施形態では、化合物は、式VIIIの化合物:
式VIII
またはその薬学的に許容可能な塩であり、式中、R8aは、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、フェニル、または5〜6員のヘテロアリールであり、前記フェニル及びヘテロアリールは、1つ、2つ、または3つの独立して選択されたR14によって場合により置換されていてもよい。
【0151】
いくつかの実施形態では、R8aは、フェニルまたはチエニルであり、前記フェニルは、F、Cl、Br、Me、Et、シクロプロピル、OMe、OEt、CF、CN、NH、−NHC(O)−C1〜4アルキル、及び−NHC(O)−C1〜4アルケニルからなる群から独立して選択される1つ、2つ、または3つの置換基によって場合により置換されていてもよく;前記チエニルは、F、Cl、Br、Me、Et、シクロプロピル、OMe、OEt、CF、CN、NH、−NHC(O)−C1〜4アルキル、及び−NHC(O)−C1〜4アルケニルからなる群から独立して選択される1つまたは2つの置換基によって場合により置換されていてもよい。
【0152】
いくつかの実施形態では、Rは、
または
である。
【0153】
いくつかの実施形態では、式VIIIの化合物、またはその薬学的に許容可能な塩は、式VIIIaの化合物:
式VIIIa
またはその薬学的に許容可能な塩である。
【0154】
いくつかの実施形態では、式VIIIの化合物、またはその薬学的に許容可能な塩は、式VIIIbの化合物:
式VIIIb
またはその薬学的に許容可能な塩である。
【0155】
いくつかの実施形態では、化合物は、
2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン;
N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン;
N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キノリン−4−アミン;
N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−メチルキノリン−4−アミン;
N4−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N2−メチルキナゾリン−2,4−ジアミン;
N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(4−メチルピペラジン−1−イル)キナゾリン−4−アミン;
N4−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N2−(1−メチルピペリジン−4−イル)キナゾリン−2,4−ジアミン;
N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−メトキシキナゾリン−4−アミン;
N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−メチルキナゾリン−4−アミン;
N4−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N2−(2−モルホリノエチル)キナゾリン−2,4−ジアミン;
N4−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N2−(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル)キナゾリン−2,4−ジアミン;
N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン;
3−((4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)アミノ)プロパン−1−オール;
N−(3−クロロベンジル)−2,6−ビス(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キノリン−4−アミン;
6−ブロモ−N−(3−クロロベンジル)−2−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キノリン−4−アミン;
N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(3−(ジメチルアミノ)プロピル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン;
(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)(シクロプロピル)メタノン;
(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタノン;
6−ブロモ−N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−4−アミン;
2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エタノール;
N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(4−イソペンチルピペラジン−1−イル)キナゾリン−4−アミン;
N4−(3−クロロベンジル)−N2−(2−(ジメチルアミノ)エチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N2−メチルキナゾリン−2,4−ジアミン;
(1−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペリジン−4−イル)メタノール;
(1−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペリジン−3−イル)メタノール;
(1−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペリジン−2−イル)メタノール;
N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キノリン−4−アミン
N−(3−クロロベンジル)−4−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キノリン−2−アミン;
N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−(2−モルホリノエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン;
(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)(ピリジン−4−イル)メタノン;
2−(1−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペリジン−4−イル)エタノール;
N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)キナゾリン−4−アミン;
N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)−1,4−ジアゼパン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン;
2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1,4−ジアゼパン−1−イル)エタノール;
N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペリジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン;
(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)(ピリジン−3−イル)メタノン;
1−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−2−ヒドロキシエタノン;
1−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−2−(ジメチルアミノ)エタノン;
2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−7−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン;
N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−7−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン;
2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−7−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エタノール;
N−(3−クロロベンジル)−2−(4−((ジメチルアミノ)メチル)ピペリジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン;
2−(1−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)エタノール;
N−(3−クロロベンジル)−3−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−7−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)イソキノリン−1−アミン;
2−(4−(1−((3−クロロベンジル)アミノ)−7−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)イソキノリン−3−イル)ピペラジン−1−イル)エタノール;
1−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロパン−2−オール;
(R)−1−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロパン−2−オール;
(S)−1−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロパン−2−オール;
2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール;
N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン;
2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミド;
2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−7−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミド;
2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチルアセトアミド;
2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N−メチルアセトアミド;
2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド;
2−アミノ−1−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エタノン;
1−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール;
3−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)プロパンニトリル;
N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−(2−メトキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン;
2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アセトニトリル;
N−(3−クロロベンジル)−2−(1−(2−(ジメチルアミノ)エチル)−1H−ピラゾール−4−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン;
N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−(オキセタン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン;
2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−1−オール;
(5−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピリジン−2−イル)メタノール;
N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン;
N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−4−アミン;
5−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン;
5−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)ピリジン−2−オール;
2,6−ビス(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)キナゾリン−4−アミン;
N−(3−クロロベンジル)−2,6−ビス(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン;
2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)キナゾリン−4−アミン;
2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(2−メトキシベンジル)キナゾリン−4−アミン;
2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(3−メトキシベンジル)キナゾリン−4−アミン;
N−(2−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン;
N−(3−ブロモベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン;
2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(2−フルオロベンジル)キナゾリン−4−アミン;
2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(3−フルオロベンジル)キナゾリン−4−アミン;
N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(5−メチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン;
2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(フラン−2−イルメチル)キナゾリン−4−アミン;
2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(ピリジン−3−イルメチル)キナゾリン−4−アミン;
N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン;
N−((4−クロロピリジン−2−イル)メチル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン;
2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((5−フルオロピリジン−3−イル)メチル)キナゾリン−4−アミン;
2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((4−メチルピリジン−3−イル)メチル)キナゾリン−4−アミン;
N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−メチルキナゾリン−4−アミン;
5−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−3−フルオロピリジン−2−オール;
2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((4−メチルチオフェン−2−イル)メチル)キナゾリン−4−アミン;
2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((5−メチルチオフェン−2−イル)メチル)キナゾリン−4−アミン;
2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1−(チオフェン−2−イル)エチル)キナゾリン−4−アミン;
N−(1−(3−クロロフェニル)エチル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン;
5−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−3−メチルピリジン−2−オール;
N−ベンジル−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン;
N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3−メチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン;
N−((5−クロロチオフェン−2−イル)メチル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン;
N−(4−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン;
4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)ピリジン−2−オール;
2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−N−メチルアセトアミド;
2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−N,N−ジメチルアセトアミド;
2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(4−フルオロベンジル)キナゾリン−4−アミン;
5−(2−クロロ−4−((3−クロロベンジル)アミノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン;
2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミド;
2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−N−メチルアセトアミド;
5−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−2−(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン;
3−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)プロパンニトリル;
5−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−2−(1−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン;
5−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−2−(4−(2−ヒドロキシアセチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン;
5−(2−(4−(2−アミノアセチル)ピペラジン−1−イル)−4−((3−クロロベンジル)アミノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン;
2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド;
2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N−メチルアセトアミド;
2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチルアセトアミド;
(S)−5−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−2−(4−(2−ヒドロキシプロピル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン;
2−クロロ−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン;
5−(2−クロロ−4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン;
5−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−2−(1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン;
2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((5−メチルピリジン−3−イル)メチル)キナゾリン−4−アミン;
4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン;
2−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド;
2−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N−メチルアセトアミド;
2−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチルアセトアミド;
2−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エタノール;
5−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−2−(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン;
5−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−2−(4−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボニル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン;
5−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−2−(4−(3−(ジメチルアミノ)プロピル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン;
5−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン;
5−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−2−(4−(3−(ジメチルアミノ)プロピル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン;
5−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−2−(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン;
2−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド;
2−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N−メチルアセトアミド;
2−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチルアセトアミド;
N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−2−(4−(3−(ジメチルアミノ)プロピル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン;
2−アミノ−1−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エタノン;
1−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−2−ヒドロキシエタノン;及び
5−(2−(4−(2−アミノアセチル)ピペラジン−1−イル)−4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン;
5−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−2−(4−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン;
5−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−2−(4−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン;
1−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール;
1−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール;
2−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−1−オール;
1−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール;
2−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−N,N−ジメチルアセトアミド;
2−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−N−メチルアセトアミド;
2−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミド;
5−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−2−(1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン;
2−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール;
2−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミド;
2−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−N,N−ジメチルアセトアミド;
2−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−N−メチルアセトアミド;
5−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−2−(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン;
5−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−2−(1−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン;
2−(4−(4−((4−クロロフェニル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール;
6−ブロモ−2−クロロ−N−(4−クロロフェニル)キナゾリン−4−アミン;
N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−4−アミン;
N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル)キナゾリン−4−アミン;
N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル)キナゾリン−4−アミン;
N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−4−アミン;
1−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−4−メチルピペリジン−4−カルボニトリル;
1−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−4−メチルピペリジン−4−カルボニトリル;
N−(4−クロロフェニル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン;
5−(4−((4−クロロフェニル)アミノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン;
N−(4−クロロフェネチル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン;
2−(4−(4−(3−ベンジルアゼチジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチルエタンアミン;
N−(4−クロロフェニル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸;
2−(4−(4−((1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール;
(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)メタノン;
2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)酢酸;
N4−(3−クロロベンジル)−N2−(4−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2,4−ジアミン;
N−(4−クロロベンジル)−4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
N−(3−クロロベンジル)−2−(4−クロロフェノキシ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン;
N−(1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(ピリジン−4−イルメチル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1−メチルピペリジン−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
(S)−2−((2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)アミノ)−2−フェニルエタノール;
2−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(2−フェニルピロリジン−1−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチルエタンアミン;
2−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(2−フェニルピペリジン−1−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチルエタンアミン;
2−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチルエタンアミン;
N−((1H−イミダゾール−2−イル)メチル)−4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
N2−((1H−イミダゾール−2−イル)メチル)−N4−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2,4−ジアミン;
2−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(2−フェニルアゼチジン−1−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチルエタンアミン;
N−(1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−4−アミン;
2−(4−(4−((1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−N−メチルアセトアミド;
1−(4−(4−((1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
1−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エタノン;
1−(4−(4−((1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エタノン;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((4−メチルピリジン−3−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−N−((4−クロロピリジン−2−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(ピリジン−3−イルメチル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−N−((1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((5−フルオロピリジン−3−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((5−メチルピリジン−3−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
1−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エタノン;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((2−メチルチアゾール−4−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((6−メチルピリジン−3−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1−メチルアゼチジン−3−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
N−(1−アセチルピペリジン−4−イル)−4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((1−メチルアゼチジン−3−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1−(メチルスルホニル)ピペリジン−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−N−((2−クロロピリジン−4−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−N−((6−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−N−((1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−N−((2−クロロピリジン−4−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(ピリジン−4−イルメチル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−N−((3−クロロピリジン−4−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1−メチルピペリジン−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)キナゾリン−4−アミン;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−メチル−N−(1−メチルピペリジン−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((2−メチルチアゾール−5−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((5−メチルチアゾール−2−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((4−メチルチアゾール−2−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((3−フルオロピリジン−4−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((5−メチルオキサゾール−2−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((3−メチルピリジン−4−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(2−メチルピリジン−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(6−メチルピリジン−3−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(4−メチルピリジン−3−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(5−フルオロピリジン−3−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−N−(6−クロロピリジン−3−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(3−フルオロピリジン−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(2,6−ジメチルピリジン−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)−N−(1−メチルピペリジン−4−イル)キノリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1−メチルピペリジン−4−イル)キノリン−2−カルボキサミド;
4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−N−((1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キノリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((1−メチルアゼチジン−3−イル)メチル)キノリン−2−カルボキサミド;
4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((1−メチルアゼチジン−3−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1−メチルアゼチジン−3−イル)キノリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)キノリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)キノリン−2−カルボキサミド;
4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1−メチルアゼチジン−3−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−N−((1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((1−メチルアゼチジン−3−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)チオモルホリン 1,1−ジオキシド;
4−((1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1−メチルアゼチジン−3−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)チオモルホリン 1,1−ジオキシド;
4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−N,N−ジメチルピペラジン−1−カルボキサミド;
4−((1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−N−((1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−N,N−ジメチルピペラジン−1−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((2−メチルピリジン−4−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((トランス)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−N−(4,4−ジフルオロシクロヘキシル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((トランス)−3−ヒドロキシシクロブチル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
1−(2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)ピペリジン−4−カルボン酸;
1−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)ピペリジン−4−カルボン酸;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−N−((3,3−ジフルオロシクロブチル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−N−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((4−メチルチアゾール−5−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((2,4−ジメチルチアゾール−5−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
1−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)ピペリジン−4−カルボン酸;
(S)−1−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール;
(R)−1−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール;
4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン;
(S)−2−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチルエタンアミン;
(R)−2−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチルエタンアミン;
1−(2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−N−メチルピペリジン−4−カルボキサミド;
(R)−4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン;
(S)−4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン;
1−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−N−メチルピペリジン−4−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1,1−ジオキシドチエタン−3−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド;
(S)−2−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−N−メチルアセトアミド;
6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((トランス)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−4−((S)−3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボキサミド;
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((トランス)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)キノリン−2−カルボキサミド;
(S)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボキサミド;
(S)−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)(1−メチル−1,4,6,7−テトラヒドロ−5H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル)メタノン;
(S)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1−メチルアゼチジン−3−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボキサミド;
N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−メチル−1,4,6,7−テトラヒドロ−5H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル)キナゾリン−4−アミン;
(S)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)メチル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボキサミド;
(S)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1−メチルピペリジン−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボキサミド;
(S)−N−((1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボキサミド;
(S)−4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1,4,6,7−テトラヒドロ−5H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン;
(S)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((1−メチルアゼチジン−3−イル)メチル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボキサミド;
(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)(1,4,6,7−テトラヒドロ−5H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル)メタノン;
(S)−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)(1,4,6,7−テトラヒドロ−5H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル)メタノン;
(4−((1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)(1,4,6,7−テトラヒドロ−5H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル)メタノン;
(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)(1,4,6,7−テトラヒドロ−5H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル)メタノン;
(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キノリン−2−イル)(1,4,6,7−テトラヒドロ−5H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル)メタノン;
(S)−4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−メチル−1,4,6,7−テトラヒドロ−5H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン;
N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1,4,6,7−テトラヒドロ−5H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル)キナゾリン−4−アミン;
(S)−1−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(2−フェニルピペラジン−1−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール;
(S)−5−(2−(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン;
(S)−4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(4−メチルピペラジン−1−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン;
(S)−1−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エタン−1−オン;
(S)−1−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール;
(S)−1−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−N−メチルピペリジン−4−カルボキサミド;
(S)−2−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミド;
(S)−1−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−N−メチルピペリジン−4−カルボキサミド;
(S)−4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−N−エチルピペラジン−1−カルボキサミド;
(S)−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタノン;
(S)−2−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−N,N−ジメチルアセトアミド;
(S)−4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−((メチルスルホニル)メチル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン;
(S)−2−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチルアセトアミド;
(S)−2−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−1−オール;
(S)−1−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−2−ヒドロキシエタン−1−オン;
(S)−2−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタン−1−オール;
(S)−2−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド;
(S)−1−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−((S)−3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロパン−2−オール;
(S)−1−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルピペラジン−1−イル)エタン−1−オン;
(S)−1−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(4−(メチルスルホニル)−2−フェニルピペラジン−1−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール;
(S)−4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(3−メチル−3,4,6,7−テトラヒドロ−5H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−5−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン;
1−(4−(4−((3−クロロベンジル)(シクロプロピル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール;
(S)−7−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−7−アザスピロ[3.5]ノナン−2−オール;
(S)−8−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1,8−ジアザスピロ[4.5]デカン−2−オン;
(S)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1,1−ジオキシドチエタン−3−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボキサミド;
(S)−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)(2−ヒドロキシ−7−アザスピロ[3.5]ノナン−7−イル)メタノン;
(S)−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)(1−メチル−1,4,5,7−テトラヒドロ−6H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−6−イル)メタノン;
(S)−4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−メチル−1,4,5,7−テトラヒドロ−6H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−6−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン;
(S)−4−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル;
(S)−8−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−2−メチル−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン−1−オン;
(S)−(5−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)ピリジン−2−イル)メタノール;
(S)−N−シクロプロピル−4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルピペラジン−1−カルボキサミド;
(S)−(5−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)チオフェン−2−イル)メタノール;
(S)−1−(3−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アゼチジン−1−イル)エタン−1−オン;
(S)−4−(2−(1−(アゼチジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン;
(S)−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)チオフェン−2−イル)メタノール;
(S)−1−(4−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル)エタン−1−オン;
(S)−4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−メチル−1,4,6,7−テトラヒドロ−5H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−5−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン;
(S)−8−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン−1−オン;
(S)−8−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1−メチル−1,8−ジアザスピロ[4.5]デカン−2−オン;
(S)−N−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボキサミド;
1−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−N−メチルピペリジン−4−カルボキサミド;
(S)−4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン;
(S)−4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン;
(S)−3−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)プロパンニトリル;
(S)−8−(4−(4−アセチル−2−フェニルピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1−メチル−1,8−ジアザスピロ[4.5]デカン−2−オン;
(S)−8−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(4−(メチルスルホニル)−2−フェニルピペラジン−1−イル)キナゾリン−2−イル)−1−メチル−1,8−ジアザスピロ[4.5]デカン−2−オン;
(S)−5−(2−(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)−4−(2−フェニルピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン;
1−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−モルホリノキナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール;
(S)−5−(4−(4−アセチル−2−フェニルピペラジン−1−イル)−2−(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン;
またはその薬学的に許容可能な塩からなる群から選択される。
【0156】
いくつかの実施形態では、化合物は、表1に提供される化合物、またはその薬学的に許容可能な塩からなる群から選択される。いくつかの実施形態では、本明細書において提供される化合物(例えば、式Iの化合物)の薬学的に許容可能な塩は、トリフルオロ酢酸塩である。
【0157】
本明細書に記載されている化合物のうちある特定のものは、1つ以上のキラル中心(例えば、化学名がほかに指定されていない限り、実施例の化合物種を含む)を含有し、または、他の場合には、複数の立体異性体として存在することが可能であってよい。本開示の範囲は、立体異性体の混合物、並びに、精製されたエナンチオマー、またはエナンチオマー及び/またはジアステレオマー濃縮した混合物を含む。いくつかの実施形態では、本明細書において提供される化合物は、(S)-エナンチオマーとして存在している。いくつかの実施形態では、本明細書において提供される化合物は、(R)-エナンチオマーとして存在している。本開示の範囲内にはまた、式Iによって表される化合物の個々の立体異性体、並びにこれらのあらゆる完全または部分平衡化混合物も含まれる。本開示はまた、上記式によって表される化合物の個々の立体異性体も、1つ以上のキラル中心が反転されたその異性体との混合物として含む。
【0158】
いくつかの実施形態では、本発明の化合物は、本明細書に記載の化合物の非毒性塩を含む薬学的に許容可能な塩として提供される。好適な薬学的に許容可能な塩の例としては、無機酸付加塩、例えば、塩化物、臭化物、硫酸塩、リン酸塩、及び硝酸塩;有機酸付加塩、例えば、酢酸塩、ガラクタル酸塩、プロピオン酸塩、コハク酸塩、乳酸塩、グリコール酸塩、リンゴ酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、メタンスルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、及びアスコルビン酸塩;酸性アミノ酸との塩、例えば、アスパラギン酸塩及びグルタミン酸塩;アルカリ金属塩、例えば、ナトリウム塩及びカリウム塩;アルカリ土類金属塩、例えば、マグネシウム塩及びカルシウム塩;アンモニウム塩;有機塩基性塩、例えば、トリメチルアミン塩、トリエチルアミン塩、ピリジン塩、ピコリン塩、ジシクロヘキシルアミン塩、及びN,N’−ジベンジルエチレンジアミン塩;並びに塩基性アミノ酸との塩、例えば、リジン塩及びアルギニン塩が挙げられる。
【0159】
提供される塩は、いくつかの場合において、水和物または溶媒和物であってよい。本発明は、本明細書に記載されている化合物の塩または溶媒和物を、これらの組み合わせ、例えば塩の溶媒和物を含めて含む。本開示の化合物は、溶媒和されて、例えば、水和されて、またはエタノール複合体化されて、並びに非溶媒和形態で存在していてよく、本発明は、全てのかかる形態を包含する。本開示の塩は、薬学的に許容可能な塩であり得る。
【0160】
本明細書において提供される化合物またはその薬学的に許容可能な塩は、1を超える形態で結晶化していてよく、多形として知られている特徴、及びかかる多形相(「多形体」)は、本発明の範囲内である。多形は、温度、圧力、または両方の変化に対する応答として生じ得る。多形はまた、結晶化プロセスにおける変動の結果として得ることもできる。多形体は、x線回折パターン、溶解度、及び融点などの当該技術分野において知られている種々の物性によって区別され得る。
【0161】
本開示の化合物をバルク活性化学物質の形態で投与することが可能であるが、該化合物を医薬組成物または製剤の形態で投与することが好ましい。このように、式Iの1つ以上の化合物及び/またはその薬学的に許容可能な塩並びに1つ以上の薬学的に許容可能な担体、希釈剤、または賦形剤を含む医薬組成物が提供される。
【0162】
本発明のさらなる実施形態は、医薬組成物の調製のためのプロセスであって、式Iの1つ以上の化合物及び/またはその薬学的に許容可能な塩を、1つ以上の薬学的に許容可能な担体、希釈剤または賦形剤と混合することを含む、上記プロセスを提供する。
【0163】
いくつかの実施形態では、ブロモドメイン含有タンパク質に結合し、そうでなければブロモドメイン含有タンパク質に結合するアセチル化タンパク質を調節する化合物が提供される。かかる化合物として、本明細書において提供される式Iから選択される少なくとも1つの化合物が挙げられる。例示的な化合物としては、限定されないが、名前だけは先に記載されているそれらの化合物が挙げられる。
【0164】
いくつかの実施形態では、ブロモドメイン含有タンパク質がアセチル化タンパク質に結合することを阻害することによって媒介される疾患または状態の処置または防止における使用のための化合物が提供される。いくつかの実施形態では、ブロモドメイン含有タンパク質がアセチル化タンパク質に結合することを阻害することによって媒介される疾患または状態の処置における使用のための化合物が提供される。
【0165】
いくつかの実施形態では、アセチル化タンパク質がブロモドメイン含有タンパク質に結合することを阻害することによって媒介される疾患または状態の処置または防止における使用のための化合物が提供される。いくつかの実施形態では、アセチル化タンパク質がブロモドメイン含有タンパク質に結合することを阻害することによって媒介される疾患または状態の処置における使用のための化合物が提供される。
【0166】
いくつかの実施形態では、疾患の処置または防止のための方法であって、本明細書において提供される化合物を投与して、ブロモドメイン含有タンパク質の活性を阻害するステップを含む、上記方法が提供される。
【0167】
いくつかの実施形態では、疾患の処置または防止のための方法であって、本明細書において提供される化合物を投与して、アセチル化タンパク質に結合することを阻害することによりブロモドメイン含有タンパク質の活性を阻害するステップを含む、上記方法が提供される。いくつかの実施形態では、本方法は、本明細書において提供される化合物を投与して、アセチル化タンパク質に結合することを阻害することによりブロモドメイン含有タンパク質の活性を阻害するステップを含む、疾患の処置のための方法である。
【0168】
いくつかの実施形態では、アセチル化タンパク質に結合することを阻害することによりブロモドメイン含有タンパク質を阻害することによって媒介される疾患または状態の処置または防止のための医薬組成物の調製のための、化合物またはその塩の使用が提供される。いくつかの実施形態では、アセチル化タンパク質に結合することを阻害することによりブロモドメイン含有タンパク質を阻害することによって媒介される疾患または状態の処置のための医薬組成物の調製のための、化合物またはその塩の使用が提供される。いくつかの実施形態では、アセチル化タンパク質は、アセチル化ヒストンである。
【0169】
いくつかの実施形態では、アセチル化タンパク質は、遺伝子発現の調節または異常調節に関与するアセチル化ヒストンである。
【0170】
本発明の化合物、これらの薬学的に許容可能な塩、及びこれらの医薬組成物は、広範な状態または障害を処置または防止するのに使用され得る。いくつかの実施形態では、本発明の化合物、これらの薬学的に許容可能な塩、及びこれらの医薬組成物は、広範な状態または障害を処置するのに使用され得る。
【0171】
いくつかの実施形態では、防止または処置の対象となる疾患または状態としては、ヒトNUT正中線癌、多発性骨髄腫、バーキットリンパ腫、骨髄性白血病、NPM1c変異白血病、T細胞リンパ芽球性白血病、肝細胞がん腫、膠芽細胞腫、神経芽細胞腫、肉腫、乳がん、大腸がん、肺がん、膵臓がん、神経内分泌腫瘍、メルケル細胞がん腫、前立腺がん、卵巣がん、脊索腫、変形性関節症、関節リウマチ(例えば、若年性関節リウマチ)、アルツハイマー病、及びHIV感染が挙げられる。いくつかの実施形態では、処置の対象となる疾患または状態としては、ヒトNUT正中線癌、多発性骨髄腫、バーキットリンパ腫、骨髄性白血病、NPM1c変異白血病、T細胞リンパ芽球性白血病、肝細胞がん腫、膠芽細胞腫、神経芽細胞腫、肉腫、乳がん、大腸がん、肺がん、膵臓がん、神経内分泌腫瘍、メルケル細胞がん腫、前立腺がん、卵巣がん、脊索腫、変形性関節症、関節リウマチ(例えば、若年性関節リウマチ)、アルツハイマー病、及びHIV感染が挙げられる。
【0172】
いくつかの実施形態では、防止または処置の対象となる疾患または状態としては、ヒトNUT正中線癌、多発性骨髄腫、バーキットリンパ腫、骨髄性白血病、NPM1c変異白血病、T細胞リンパ芽球性白血病、肝細胞がん腫、膠芽細胞腫、神経芽細胞腫、肉腫、乳がん、大腸がん、肺がん、膵臓がん、神経内分泌腫瘍、メルケル細胞がん腫、前立腺がん、変形性関節症、関節リウマチ(例えば、若年性関節リウマチ)、アルツハイマー病、及びHIV感染が挙げられる。いくつかの実施形態では、処置の対象となる疾患または状態としては、ヒトNUT正中線癌、多発性骨髄腫、バーキットリンパ腫、骨髄性白血病、NPM1c変異白血病、T細胞リンパ芽球性白血病、肝細胞がん腫、膠芽細胞腫、神経芽細胞腫、肉腫、乳がん、大腸がん、肺がん、膵臓がん、神経内分泌腫瘍、メルケル細胞がん腫、前立腺がん、変形性関節症、関節リウマチ(例えば、若年性関節リウマチ)、アルツハイマー病、及びHIV感染が挙げられる。
【0173】
いくつかの実施形態では、防止または処置の対象となる疾患または状態としては、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫、急性骨髄性白血病、慢性骨髄性白血病、及び急性リンパ性白血病が挙げられる。いくつかの実施形態では、治療される疾患は、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫、急性骨髄性白血病、慢性骨髄性白血病、及び急性リンパ性白血病から選択される。
【0174】
いくつかの実施形態では、ブロモドメイン含有タンパク質によって媒介される疾患または状態の処置または防止のための方法が提供され、該方法は、本明細書において提供される化合物を投与するステップを含む。いくつかの実施形態では、ブロモドメイン含有タンパク質によって媒介される疾患または状態の処置のための方法が提供され、該方法は、本明細書において提供される化合物を投与するステップを含む。本明細書において提供される方法または使用のいずれもが、治療有効量の、その塩もしくは多形体を含めた本明細書において提供される化合物、またはかかる化合物、塩、または多形体を含む医薬組成物を、対象に投与することを含んでいてもよい。
【0175】
本明細書に記載の化合物またはそれらの医薬組成物が投与され得る方式は、変動し得る。いくつかの実施形態では、化合物は、経口投与され得る。好ましい医薬組成物は、錠剤、カプセル、カプレット、シロップ、液剤、及び懸濁液の形態で経口投与用に製剤化されてもよい。かかる経口製剤は、放出調節剤形、例えば、徐放性錠剤、及びカプセル製剤で提供され得る。医薬組成物はまた、注入を介して、すなわち、静脈内、筋肉内、皮下、腹腔内、動脈内、髄腔内、及び側脳室内に投与することもできる。静脈内投与が、好ましい注入方法である。注入に好適な担体は、当業者に周知されており、5%デキストロース溶液、生理食塩水、及びリン酸塩緩衝生理食塩水が挙げられる。
【0176】
医薬組成物はまた、他の手段、例えば、直腸投与を使用して投与されてもよい。直腸投与に有用な製剤、例えば、坐剤は、当業者に周知されている。化合物はまた、吸入によって、例えば、エアロゾルの形態で;局所的に、例えば、ローション形態で;経皮的に、例えば、経皮パッチを使用して(例えば、Novartis及びAlza Corporationから市販されている技術を使用することによって);粉体注入によって;または口腔、舌下、もしくは経鼻吸収によって投与することもできる。医薬組成物はまた、単位剤形で、または複数もしくはサブユニット剤形で製剤化されてもよい。
【0177】
本明細書に記載されている医薬組成物の投与は、断続的であり得、または漸次、連続、一定もしくは制御された速度であり得る。医薬組成物は、温血動物、例えば、哺乳動物、例えばヒトに投与されてよい。また、医薬組成物が投与される日の時間及び1日当たりの回数は、変動し得る。
【0178】
本明細書において提供される化合物はまた、アセチル化タンパク質に結合して正常な遺伝子発現を変更するブロモドメイン含有タンパク質を特徴とする疾患または状態の処置または防止のための薬剤の調製に使用されてもよい。いくつかの実施形態では、本明細書において提供される化合物はまた、アセチル化タンパク質に結合して正常な遺伝子発現を変更するブロモドメイン含有タンパク質を特徴とする疾患または状態の処置のための薬剤の調製に使用されてもよい。処置を必要とする哺乳動物において、遺伝子発現の調節または異常調節に関与するアセチル化タンパク質によって媒介される障害の発生を処置、防止、遅延させる、または該障害の進行を減速させるための方法も提供される。本方法は、対象に、治療有効量の、その塩を含めた本明細書において提供される化合物、またはかかる化合物を含む医薬組成物を投与することを含む。
【0179】
いくつかの実施形態では、処置を必要とする哺乳動物において、遺伝子発現の調節または異常調節に関与するアセチル化タンパク質によって媒介される障害を処置し、防止し、その発生を遅延させ、またはその進行を減速させるための方法は、限定されないが、式Iによって提供される化合物を含む少なくとも1つの本明細書において提供される化合物の投与を含む。
【0180】
単独または本明細書において提供される医薬組成物中の化合物は、種々の障害及び状態の処置において使用されてよく、こうして、これらの障害または状態の処置または予防に有用な種々の他の好適な治療剤と併用されてもよい。このように、いくつかの実施形態では、本開示は、他の治療化合物と組み合わせた本開示の化合物の投与を含む。薬学的に活性な剤のかかる組み合わせは、一緒にまたは別々に投与されてよく、別々に投与される場合、投与は、同時または逐次的に、いずれの順序でなされてもよい。化合物または剤の量及び投与の相対的なタイミングは、所望の治療効果を得るために選択される。本開示の化合物と他の処置剤とを組み合わせた投与は:(1)2つ以上の化合物を含む単一の医薬組成物;または(2)該化合物の一方をそれぞれ含む別々の医薬組成物と併用した投与によって組み合わされてよい。代替的には、組み合わせは、一方の処置剤が最初に投与され、他方が次に投与される逐次的な方式で別々に投与されてよい。かかる逐次投与は、時間内が近接していても、時間内が離れていてもよい。
【0181】
いくつかの実施形態では、本開示は、対象に治療または予防有効量の本開示の化合物を投与することと、化学療法、放射線治療、遺伝子治療、または免疫療法を含む1つ以上の他の治療とを含む併用療法を含む。
【0182】
本開示の化合物は、ブロモドメイン含有タンパク質がアセチル化タンパク質に結合することを阻害することによって媒介される種々の状態または障害の防止または処置を媒介するのに使用され得る。いくつかの実施形態では、本開示の化合物は、ブロモドメイン含有タンパク質がアセチル化タンパク質に結合することを阻害することによって媒介される種々の状態または障害の処置を媒介するのに使用され得る。化合物またはこれらの医薬組成物は、種々のタイプのがん、炎症、肥満、代謝、心血管、神経変性、精神及び感染性疾患の処置または防止に特に有用である。いくつかの実施形態では、化合物またはこれらの医薬組成物は、種々のタイプのがん、炎症、肥満、代謝、心血管、神経変性、精神及び感染性疾患の処置に特に有用である。
【0183】
いくつかの実施形態では、化合物またはこれらの医薬組成物は、全身または組織の炎症、感染または低酸素症に対する炎症反応、細胞の活性化及び増殖、脂質代謝、線維症、及びウイルス感染の処置または防止に特に有用である。いくつかの実施形態では、化合物またはこれらの医薬組成物は、全身または組織の炎症、感染または低酸素症に対する炎症反応、細胞の活性化及び増殖、脂質代謝、線維症、及びウイルス感染の処置に特に有用である。
【0184】
いくつかの実施形態では、化合物またはこれらの医薬組成物は、種々の慢性自己免疫及び炎症状態、例えば、バセドウ眼症、バセドウ病、ギラン・バレー症候群、関節リウマチ(例えば、若年性関節リウマチ)、変形性関節症、急性痛風、乾癬、全身性エリテマトーデス、多発性硬化症、炎症性腸疾患(クローン病及び潰瘍性大腸炎)、ぜんそく、慢性閉塞性気道疾患、肺炎、心筋炎、心膜炎、筋炎、湿疹、皮膚炎、脱毛症、白斑、水疱性皮膚疾患、腎炎、血管炎、アテローム性動脈硬化症、鬱病、網膜炎、ブドウ膜炎、強膜炎、肝炎、膵炎、原発性胆汁性肝硬変症、硬化性胆管炎、アジソン病、下垂体炎、甲状腺炎、I型糖尿病、及び移植臓器の急性拒絶の処置または防止に特に有用である。いくつかの実施形態では、化合物またはこれらの医薬組成物は、本明細書において提供される種々の慢性自己免疫及び炎症状態の処置に特に有用である。いくつかの実施形態では、化合物またはこれらの医薬組成物は、広範な急性炎症状態、例えば、急性痛風、巨細胞性動脈炎、ループス腎炎を含む腎炎、糸球体腎炎などの臓器病変による血管炎、巨細胞性動脈炎を含む血管炎、ウェゲナー肉芽腫症、結節性多発動脈炎、ベーチェット病、川崎病、高安動脈炎、臓器病変による血管炎、及び移植臓器の急性拒絶の処置または防止に特に有用である。いくつかの実施形態では、化合物またはこれらの医薬組成物は、本明細書において提供される広範な急性炎症状態の処置に特に有用である。
【0185】
いくつかの実施形態では、化合物またはこれらの医薬組成物は、細菌、ウイルス、菌類、寄生虫もしくはこれらの毒素による感染、例えば、敗血症、敗血症症候群、敗血症性ショック、内毒素血症、全身性炎症反応症候群(SIRS)、多臓器機能不全症候群、毒素性ショック症候群、急性肺損傷、ARDS(成人呼吸窮迫症候群)、急性腎不全、劇症肝炎、火傷、急性膵炎、手術後症候群、サルコイドーシス、ヘルクスハイマー反応、脳炎、脊髄炎、髄膜炎、マラリア、並びにインフルエンザ、帯状疱疹、単純ヘルペス及びコロナウイルスなどのウイルス感染によるSIRSに対する炎症反応を含む疾患または状態の処置または防止に特に有用である。いくつかの実施形態では、化合物またはこれらの医薬組成物は、本明細書において提供される、細菌、ウイルス、菌類、寄生虫もしくはこれらの毒素による感染に対する炎症反応を含む疾患または状態の処置に特に有用である。
【0186】
いくつかの実施形態では、化合物またはこれらの医薬組成物は、虚血再灌流傷害、例えば、心筋梗塞、脳血管虚血(脳卒中)、急性冠不全症候群、腎臓の再灌流傷害、臓器移植、冠動脈バイパス術、心肺バイパス手法、肺、腎、肝、胃腸または末梢肢塞栓症に関連する状態の処置または防止に特に有用である。いくつかの実施形態では、化合物またはこれらの医薬組成物は、本明細書において提供される虚血再灌流傷害に関連する状態の処置に特に有用である。
【0187】
いくつかの実施形態では、化合物またはこれらの医薬組成物は、APO−A1の調節を介した脂質代謝の障害、例えば、高コレステロール血症、アテローム性動脈硬化症及びアルツハイマー病などの処置または防止に特に有用である。いくつかの実施形態では、化合物またはこれらの医薬組成物は、APO−A1の調節を介した、本明細書において提供される脂質代謝の障害の処置に特に有用である。
【0188】
いくつかの実施形態では、化合物またはこれらの医薬組成物は、特発性肺線維症、腎線維症、術後狭窄、ケロイド形成、強皮症、心筋線維症、嚢胞性線維症の肺炎症、及び肝線維症などの線維性状態の処置または防止に特に有用である。いくつかの実施形態では、化合物またはこれらの医薬組成物は、特発性肺線維症、腎線維症、術後狭窄、ケロイド形成、強皮症、及び心筋線維症などの線維性状態の処置または防止に特に有用である。いくつかの実施形態では、化合物またはこれらの医薬組成物は、嚢胞性線維症の肺炎症、特発性肺線維症、及び肝線維症などの線維性状態の処置または防止に特に有用である。いくつかの実施形態では、化合物またはこれらの医薬組成物は、本明細書において提供される線維性状態の処置に特に有用である。
【0189】
いくつかの実施形態では、化合物またはこれらの医薬組成物は、ルビンシュタイン・テイビ症候群の処置または防止に特に有用である。いくつかの実施形態では、化合物またはこれらの医薬組成物は、ルビンシュタイン・テイビ症候群の処置に特に有用である。
【0190】
いくつかの実施形態では、化合物またはこれらの医薬組成物は、若年性関節リウマチ、嚢胞性線維症の肺炎症、特発性肺線維症、肝線維症、ギラン・バレー症候群、及びルビンシュタイン・テイビ症候群から選択される疾患の処置または防止に特に有用である。いくつかの実施形態では、化合物またはこれらの医薬組成物は、若年性関節リウマチ、嚢胞性線維症の肺炎症、特発性肺線維症、肝線維症、ギラン・バレー症候群、及びルビンシュタイン・テイビ症候群から選択される疾患の処置に特に有用である。
【0191】
いくつかの実施形態では、化合物またはこれらの医薬組成物は、ヘルペスウイルス、ヒトパピローマウイルス、アデノウイルス、及びポックスウイルス、並びに他のDNAウイルスなどのウイルス感染の処置または防止に特に有用である。いくつかの実施形態では、化合物またはこれらの医薬組成物は、本明細書において提供されるウイルス感染の処置に特に有用である。
【0192】
いくつかの実施形態では、化合物またはこれらの医薬組成物は、敗血症、火傷、膵炎、大外傷、出血、及び局所貧血を含めた全身性炎症反応症候群に関連する疾患の処置または防止に特に有用である。いくつかの実施形態では、化合物またはこれらの医薬組成物は、本明細書において提供される全身性炎症反応症候群に関連する疾患の処置に特に有用である。
【0193】
いくつかの実施形態では、化合物またはこれらの医薬組成物は、急性肺損傷、ARDS、急性腎、肝、心臓、及び胃腸傷害の発生、並びに死亡を含めた、SIRS、ショックの発生、多臓器機能不全症候群の処置または防止に特に有用である。いくつかの実施形態では、化合物またはこれらの医薬組成物は、SIRS、ショックの発生、及び多臓器機能不全症候群の処置に特に有用である。
【0194】
いくつかの実施形態では、化合物またはこれらの医薬組成物は、敗血症、敗血症症候群、敗血症性ショック及び内毒素血症、急性または慢性膵炎、単純ヘルペス感染及び再活性化、ヘルペス、帯状疱疹感染及び再活性化、水痘、帯状疱疹、ヒトパピローマウイルス、子宮頸部新生物、急性呼吸器疾患を含むアデノウイルス感染、牛痘及び天然痘並びにアフリカブタコレラウイルスなどのポックスウイルス感染の処置または防止に、並びに、皮膚または子宮頸部上皮のヒトパピローマウイルス感染の処置に特に有用である。いくつかの実施形態では、化合物またはこれらの医薬組成物は、敗血症、敗血症症候群、敗血症性ショック及び内毒素血症、急性または慢性膵炎、単純ヘルペス感染及び再活性化、ヘルペス、帯状疱疹感染及び再活性化、水痘、帯状疱疹、ヒトパピローマウイルス、子宮頸部新生物、急性呼吸器疾患を含むアデノウイルス感染、牛痘及び天然痘並びにアフリカブタコレラウイルスなどのポックスウイルス感染の処置に、並びに、皮膚または子宮頸部上皮のヒトパピローマウイルス感染の処置に特に有用である。
【0195】
いくつかの実施形態では、化合物またはこれらの医薬組成物は、急性骨髄性白血病、NPM1c変異白血病、バーキットリンパ腫、多発性骨髄腫、T細胞リンパ芽球性白血病、及び混合系統白血病遺伝子(MLL)の転座が関与する他の血液がんを含めた種々の形態のがん、白血病及びリンパ腫;固形腫瘍、例えば、肝細胞がん腫、膠芽細胞腫、髄芽腫、神経芽細胞腫、NUT正中線癌、肉腫、乳がん、大腸がん、肺がん、膵臓がん、卵巣がん、脊索腫、膵臓及び胸腺(PanNETS及びNET)が関与するものを含めた神経内分泌腫瘍、並びにメルケル細胞がん腫(MCC)及び前立腺がん;変形性関節症及び関節リウマチ(例えば、若年性関節リウマチ);アルツハイマー病;並びにHIV感染の処置または防止に特に有用である。いくつかの実施形態では、化合物またはこれらの医薬組成物は、急性骨髄性白血病、NPM1c変異白血病、バーキットリンパ腫、多発性骨髄腫、T細胞リンパ芽球性白血病、及び混合系統白血病遺伝子(MLL)の転座が関与する他の血液がんを含めた種々の形態のがん、白血病及びリンパ腫;固形腫瘍、例えば、肝細胞がん腫、膠芽細胞腫、髄芽腫、神経芽細胞腫、NUT正中線癌、肉腫、乳がん、大腸がん、肺がん、膵臓がん、卵巣がん、脊索腫、膵臓及び胸腺(PanNETS及びNET)が関与するものを含めた神経内分泌腫瘍、並びにメルケル細胞がん腫(MCC)及び前立腺がん;変形性関節症及び関節リウマチ(例えば、若年性関節リウマチ);アルツハイマー病;並びにHIV感染の処置に特に有用である。いくつかの実施形態では、疾患は、ヒトNUT正中線癌、多発性骨髄腫、バーキットリンパ腫、骨髄性白血病、NPM1c変異白血病、T細胞リンパ芽球性白血病、肝細胞がん腫、膠芽細胞腫、神経芽細胞腫、肉腫、乳がん、大腸がん、肺がん、膵臓がん、卵巣がん、脊索腫、神経内分泌腫瘍、メルケル細胞がん腫、前立腺がん、変形性関節症、関節リウマチ、アルツハイマー病、及びHIV感染から選択される。いくつかの実施形態では、疾患は、ヒトNUT正中線癌、多発性骨髄腫、バーキットリンパ腫、骨髄性白血病、NPM1c変異白血病、T細胞リンパ芽球性白血病、肝細胞がん腫、膠芽細胞腫、神経芽細胞腫、肉腫、乳がん、大腸がん、肺がん、膵臓がん、神経内分泌腫瘍、メルケル細胞がん腫、前立腺がん、変形性関節症、関節リウマチ、アルツハイマー病、及びHIV感染から選択される。
【0196】
上記に記載されているいずれの特徴も、上記に記載されているいずれの他の特徴とも組み合わされ得ることが企図されており、したがって、本発明の範囲内である。
【0197】
否定の条件が付加されて、いずれかの化合物を排除するまたはいずれかの特徴を除去することができることも企図されており、したがって、本発明の範囲内である。
【0198】
定義
以下の定義は、限定しないが、定義された用語を明確にすることを意図している。本明細書で使用される特定の用語が具体的に定義されていない場合、かかる用語は、限定されていないとみなされるべきではない。むしろ、これらの用語は、その許容される意味の範囲内で使用される。
【0199】
本明細書を通じて使用される場合、原子、例えば、炭素原子の好ましい数は、本明細書で定義される場合、特定された数の炭素原子を含有するアルキル基を称する、例えば、句「C〜Cアルキル」によって表されている。同様の専門用語が、他の好ましい用語及び範囲にも同様に適用される。このように、例えば、C1〜6アルキルは、1〜6個の炭素原子を含有する直鎖または分岐鎖の炭化水素を表す。追加の例としては、C1〜4、C1〜3などが挙げられる。
【0200】
本明細書で使用される場合、用語「アルキル」は、複数の置換度が可能である、場合により置換されていてもよい直鎖または分岐鎖炭化水素を称する。「アルキル」の例としては、本明細書で使用される場合、限定されないが、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、イソブチル、n−ブチル、tert−ブチル、イソペンチル、及びn−ペンチルが挙げられる。いくつかの実施形態では、アルキル基は、1〜6個の炭素原子、1〜4個の炭素原子、1〜3個の炭素原子、または1〜2個の炭素原子を含有する。
【0201】
本明細書で使用される場合、用語「アルケン」は、1つ以上の炭素−炭素二重結合を含む不飽和炭化水素を称する。用語「低級アルケン」は、5〜20個の炭素原子、例えば、2〜10個の炭素原子を含むアルケンを称するが、用語「高アルケン」は、20個を超える炭素原子、例えば、21〜100個の炭素原子を含むアルケンを称する。用語「置換アルケン」は、1つ以上の置換基、例えば、ハロゲンによって置き換えられた1つ以上のその水素原子を有するアルケンを称する。いくつかの実施形態では、アルケン基は、2〜6、2〜4、または2〜3個の炭素原子を含有する。
【0202】
本明細書で使用される場合、用語「アルキン」」は、1つ以上の炭素−炭素三重結合を含む不飽和炭化水素を称する。用語「低級アルキン」は、5〜20個の炭素原子、例えば、2〜10個の炭素原子を含むアルキンを称するが、用語「高アルキン」は、20個を超える炭素原子、例えば、21〜100個の炭素原子を含むアルキンを称する。用語「置換アルキン」は、1つ以上の置換基、例えば、ハロゲンによって置き換えられた1つ以上のその水素原子を有するアルキンを称する。いくつかの実施形態では、アルキニル部分は、2〜6、2〜4、または2〜3個の炭素原子を含有する。
【0203】
本明細書で使用される場合、用語「シクロアルキル」は、複数の置換度が可能である、完全飽和の場合により置換された単環式、二環式、スピロ環式、または有橋炭化水素環を称する。好ましくは、環は、3〜12員、より好ましくは、5〜6員である。例示的な「シクロアルキル」基としては、本明細書で使用される場合、限定されないが、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、及びシクロヘプチルが挙げられる。シクロアルキル基の環形成炭素原子は、オキソまたはスルフィド(例えば、C(O)またはC(S))によって場合により置換され得る。いくつかの実施形態では、シクロアルキルは、C3〜10単環式または二環式シクロアルキルである。いくつかの実施形態では、シクロアルキルは、C3〜10単環式シクロアルキルである。
【0204】
本明細書で使用される場合、用語「アルコキシ」は、基−ORを称し、Rは、本明細書で定義される「アルキル」である。例示的なアルコキシ基としては、メトキシ、エトキシ、プロポキシ(例えば、n−プロポキシ、及びイソプロポキシ)、tert−ブトキシなどが挙げられる。いくつかの実施形態では、アルコキシ基は、1〜6、1〜4、または1〜3個の炭素原子を有する。
【0205】
本明細書で使用される場合、用語「ヘテロシクロアルキル」または「ヘテロ環」または「ヘテロシクリル」は、1つ以上の不飽和度を場合により含有し、1つ以上のヘテロ原子も含有し、複数の置換度が可能でありつつ場合により置換されていてもよい、場合により置換された単または多環式環系を称する。例示的なヘテロ原子としては、N−酸化物、硫黄酸化物、及び二酸化物を含めた、窒素、酸素、または硫黄原子が挙げられる。好ましくは、環は、3〜12員、好ましくは5または6員であり、完全飽和であるか、または1つ以上の不飽和度を有するかのいずれかである。かかる環は、別の複素環式環(複数可)またはシクロアルキル環(複数可)の1つ以上と場合により縮合していてもよい。「複素環式」基の例としては、本明細書で使用される場合、限定されないが、テトラヒドロフラン、ピラン、テトラヒドロピラン、1,4−ジオキサン、1,3−ジオキサン、ピペリジン、ピロリジン、モルホリン、テトラヒドロチオピラン、及びテトラヒドロチオフェンが挙げられる。いくつかの実施形態では、ヘテロシクロアルキルは、4〜10環員を有するスピロ環式であってもよい単または二環式環系であり、単環式環系の1つまたは2つの環員、または二環式環系の1、2、3、または4環員は、窒素、酸素、及び硫黄から独立して選択される。
【0206】
本明細書で使用される場合、用語「アリール」は、複数の置換度が可能である、場合により置換されていてもよい単一のベンゼン環または縮合ベンゼン環系を称する。「アリール」基の例としては、使用される場合、限定されないが、フェニル、ベンジル、2−ナフチル、1−ナフチル、アントラセン、及びフェナントレンが挙げられる。好ましいアリール環は、5〜10員を有する。用語「アリール」は、縮合ベンゼン環系を含む。すなわち、ここで、環式炭化水素またはヘテロ環(例えば、シクロヘキサンもしくはジオキサン環)またはヘテロアリール(例えば、ピリジン)は、芳香族環(アリール、例えば、ベンゼン環)と縮合している。いくつかの実施形態では、アリール基は、6〜10個の炭素原子を有する。
【0207】
本明細書で使用される場合、用語「ヘテロアリール」は、単環式5〜7員芳香族環、複数の置換度が可能である、場合により置換されていてよい、かかる芳香族環のうちの2つを含む縮合二環式芳香族環系を称する、または、縮合二環式環系:すなわち、ここで、シクロアルキルもしくはヘテロ環(例えば、シクロヘキサンもしくはジオキサン環)は、ヘテロアリール環と縮合している;を称する。好ましくは、ヘテロアリール環は、5〜10員を含有する。これらのヘテロアリール環は、1つ以上の窒素、硫黄、及び/または酸素原子を含有する。ある特定の実施形態では、ヘテロアリール環は、1〜3個の窒素、1〜3個の酸素、または1もしくは2個の硫黄原子を含有する。N−酸化物、硫黄酸化物、及び二酸化物は、許容されるヘテロ原子置換体である。「ヘテロアリール」基の例としては、本明細書で使用される場合、限定されないが、フラン、チオフェン、ピロール、イミダゾール、ピラゾール、トリアゾール、テトラゾール、チアゾール、オキサゾール、イソキサゾール、オキサジアゾール、チアジアゾール、イソチアゾール、ピリジン、ピリダジン、ピラジン、ピリミジン、キノリン、イソキノリン、キノキサリン、ベンゾフラン、ベンゾオキサゾール、ベンゾチオフェン、インドール、インダゾール、ベンズイミダゾール、イミダゾピリジン、ピラゾロピリジン、及びピラゾロピリミジンが挙げられる。いくつかの実施形態では、ヘテロアリールは、5〜10環員を有する単または二環式環系であり、単環式環系の1、2、または3環員、または二環式環系の1、2、3、または4環員は、窒素、酸素、及び硫黄から独立して選択される。
【0208】
本明細書で使用される場合、用語「ハロゲン」は、フッ素、塩素、臭素、またはヨウ素を称する。
【0209】
本明細書で使用される場合、用語「ハロアルキル」は、本明細書で定義される場合、少なくとも1つのハロゲンによって置換されている置換または非置換アルキル基を称する。分岐鎖または直鎖状の「ハロアルキル」基の例としては、本明細書で使用される場合、限定されないが、1つ以上のハロゲン、例えば、フルオロ、クロロ、ブロモ、及びヨードによって独立して置換されているメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、及びt−ブチルが挙げられる。用語「ハロアルキル」は、ペルフルオロアルキル基のような置換基、例えば、−CFを含むと解釈されるべきである。いくつかの実施形態では、ハロアルキル基は、1〜6、1〜4、または1〜3個の炭素原子を有する。
【0210】
本明細書で使用される場合、用語「スルフヒドリル」は、−SH基を称する。
【0211】
本明細書で使用される場合、用語「チオアルコキシ」は、本明細書で定義される場合Rが「アルキル」である、基−SRを称する。いくつかの実施形態では、チオアルコキシ基は、1〜6、1〜4、または1〜3個の炭素原子を有する。
【0212】
本明細書で使用される場合、用語「カルボキシアミド」は、Wが水素または非置換もしくは置換アルキル、アルケン、アルキン、シクロアルキル、アリール、もしくはヘテロ環基である−NH−C(O)−Wを称する。
【0213】
本明細書で使用される場合、用語「アミン」は、その通常の意味が与えられ、第1級(例えば、−NH)、第2級(例えば、−NHR)、及び第3級アミン(例えば、−NRR)を含む。
【0214】
本明細書で使用される場合、用語「アミド」は、式中、R’及びR’’は、置換もしくは非置換アルキル、シクロアルキルもしくはヘテロ環であり、またはR’及びR’’は、シクロアルキルもしくはヘテロ環を形成することができる式−C(O)NR’R’’の基を称する。
【0215】
本明細書で使用される場合、用語「スルフアミド」は、式中、
R’及びR’’が「アミド」の定義において定義されている基−SONR’R’’を称する。
【0216】
本明細書で使用される場合、「場合により置換されている」基は、置換されていても置換されていなくてもよい。置換(または置換体)基としては、限定されることなく、以下の群またはそれらの表記されたサブセット:低級(C〜C)アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、低級アリール、ヘテロアリール、脂環式、複素環式、アリールアルキル、ヘテロアリールアルキル、低級アルコキシ、低級アリールオキシ、アミノ、アルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ジアリールアルキルアミノ、アルキルチオ、アリールチオ、ヘテロアリールチオ、オキソ、オキサ、カルボニル(−C(O))、カルボキシエステル(−C(O)OR)、カルボキサミド(−C(O)NH)、カルボキシ、アシルオキシ、−H、ハロ、−CN、−NO、−N、−SH、−OH、−C(O)CH、パーハロアルキル、パーハロアルコキシ、パーハロアシル、グアニジン、ピリジニル、チオフェン、フラニル、インドール、インダゾール、エステル、アミド、ホスホネート、ホスホン酸、ホスフェート、ホスホルアミド、スルホネート、スルホン、サルフェート、スルホンアミド、カルバメート、ウレア、チオウレア、及びチオアミド、チオアルキルから独立して選択される1つ以上の置換基を含み得る。場合により置換された基は、非置換(例えば、−CHCH)、完全置換(例えば、−CFCF)、モノ置換(例えば、−CHCHF)、または完全置換とモノ置換(例えば、−CHCF)との間にあるいずれかのレベルでの置換であってよい。いくつかの実施形態では、基は、1つ、2つ、3つ、4つ、または5つの独立して選択された基によって場合により置換されていてもよい(例えば、Rのアリール及びヘテロアリール基は、1つ、2つ、3つ、4つ、または5つの独立して選択されたR基によって場合により置換されていてもよい)。いくつかの実施形態では、基は、1つ、2つ、3つの独立して選択された基によって場合により置換されていてもよい(例えば、Rのアリール及びヘテロアリール基は、1つ、2つ、または3つの独立して選択されたR基によって場合により置換されていてもよい)。いくつかの実施形態では、基は、1つまたは2つの独立して選択された基によって場合により置換されていてもよい(例えば、Rのアリール及びヘテロアリール基は、1つまたは2つの独立して選択されたR基によって場合により置換されていてもよい)。いくつかの実施形態では、基は、1つの基によって場合により置換されていてもよい(例えば、Rのアリール及びヘテロアリール基は、1つのR基によって場合により置換されていてもよい)。
【0217】
本明細書で使用される場合、用語「薬学的に許容可能な」は、医薬組成物の製剤の他の成分と相溶性である、本発明の化合物の担体(複数可)、希釈剤(複数可)、賦形剤(複数可)、または塩形態を称する。
【0218】
本明細書で使用される場合、用語「医薬組成物」は、1つ以上の薬学的に許容可能な担体、希釈剤、または賦形剤と場合により混合された本発明の化合物を称する。医薬組成物は、それらを製造及び商業的目的に好適にするような安定度を環境条件に対して示すのが好ましい。
【0219】
本明細書で使用される場合、用語「有効量」、「治療量」、及び「有効用量」は、所望の薬理または治療効果を引き出すことにより、結果として障害の有効な防止または処置をもたらすのに十分な、本発明の化合物の量を称する。障害の処置は、障害の発生または進行を遅延または防止すること、並びに障害と関連する症状の発生または進行を遅延または防止することによって明白にされ得る。障害の処置はまた、症状の減少または排除、障害の進行の反転、並びに患者の満足できる生活状態に対するあらゆる他の寄与によっても明白にされ得る。有効用量は、患者の状態、障害の症状の重篤度、及び医薬組成物が投与される方式などの因子に応じて変動し得る。
【0220】
用語「プロドラッグ」は、本明細書で使用される場合、代謝的に不安定な部分が、利用可能なNH、C(O)H、COOH、C(O)NH、OH、またはSH官能基を介して本発明の化合物に結合している、本発明の前記化合物のアナログのクラスを包含することが意図される。プロドラッグ形成部分は、遊離NH、C(O)H、COOH、C(O)NH、OH、またはSH基を有する活性化合物をインビボで代謝処理及び放出することによって除去される。プロドラッグは、溶解性及び/または疎水性、胃腸管における吸収、バイオアベイラビリティ、組織浸透性、及びクリアランス速度のような化合物の薬物動態特性を調整するのに有用である。種々の形態のプロドラッグの設計及び調製は、当業者に公知であり、例えば:
a)The Practice of Medicinal Chemistry,Camille G.Wermuth et al.,Ch.31(Academic Press,1996).
b)Design of Prodrugs,edited by H.Bundgaard、(Elsevier、1985);33.
c)A Textbook of Drug Design and Development,P.Krogsgaard−Larson and H.Bundgaard,eds.Ch.5,pp.113−191(Harwood Academic Publishers,1991);及び
d)Hydrolysis in Drug and Prodrug Metabolism,Bernard Testa and Joachim M.Mayer(Wiley−VCH,2003)
に記載されている。前記参照文献は、プロドラッグを説明するために参照により本明細書に組み込まれる。
【0221】
化合物の調製のための一般的方法
本発明は、本開示の化合物の合成のための方法も提供する。本発明は、本開示の化合物の調製における中間体として有用な化合物の合成のための方法をさらに提供する。化合物は、容易に入手可能な出発物質及び試薬を使用して以下に記載の方法に従って調製され得る。これらの反応において、それら自体は当業者に知られているがここでは詳細に記載していない変形例が用いられてもよい。有機合成の当業者は、本開示の化合物を生成する複数の手段が存在することを認識する。表2に記されている具体的な選択された化合物を対象とするものを含めた例示的な合成法を本明細書に記載する。
【0222】
典型的または好ましいプロセス条件(すなわち、反応温度、時間、反応体のモル比、溶媒、圧力など)が付与されており、別途記されていない限り、他のプロセス条件を使用することもできることが認識される。最適な反応条件は、使用される具体的な反応体または溶媒によって変動してよいが、かかる条件は、常套的な最適化手順によって当業者によって決定され得る。
【0223】
有機合成の当業者は、C(O)OH、C(O)及びC(O)H、NH、C(O)NH、OH並びにSH部分などの攻撃されやすい部分が、必要に応じて保護及び脱保護されてよいことを理解する。C(O)OH部分のための保護基としては、限定されないが、アリル、ベンゾイルメチル、ベンジル、ベンジルオキシメチル、tert−ブチル、エチル、メチル、2,2,2−トリクロロエチルなどが挙げられる。C(O)及びC(O)H部分のための保護基としては、限定されないが、1,3−ジオキシルケタール、ジエチルケタール、ジメチルケタール、1,3−ジチアニルケタール、O−メチルオキシム、O−フェニルオキシムなどが挙げられる。NH部分のための保護基としては、限定されないが、アセチル、ベンゾイル、ベンジル(フェニルメチル)、ベンジリデン、ベンジルオキシカルボニル(Cbz)、tert−ブトキシカルボニル(Boc)、3,4−ジメトキシベンジルオキシカルボニル、ジフェニルメチル、ジフェニルホスホリル、ホルミル、メタンスルホニル、パラ−メトキシベンジルオキシカルボニル、フェニルアセチル、フタロイル、スクシニル、トリクロロエトキシカルボニル、トリエチルシリル、トリフルオロアセチル、トリメチルシリル、トリフェニルメチル、トリフェニルシリル、パラ−トルエンスルホニルなどが挙げられる。
【0224】
OH及びSH部分のための保護基としては、限定されないが、アセチル、アリル、アリルオキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニル(Cbz)、ベンゾイル、ベンジル、tert−ブチル、tert−ブチルジメチルシリル、tert−ブチルジフェニルシリル、3,4−ジメトキシベンジル、3,4−ジメトキシベンジルオキシカルボニル、1,1−ジメチル−2−プロペニル、ジフェニルメチル、メタンスルホニル、メトキシアセチル、4−メトキシベンジルオキシカルボニル、パラ−メトキシベンジル、メトキシカルボニル、メチル、パラ−トルエンスルホニル、2,2,2−トリクロロエトキシカルボニル、2,2,2−トリクロロエチル、トリエチルシリル、トリフルオロアセチル、2−(トリメチルシリル)エトキシカルボニル、2−トリメチルシリルエチル、トリフェニルメチル、2−(トリフェニルホスホニオ)エトキシカルボニルなどが挙げられる。
【0225】
保護基の議論は、T.H.Greene and P.G.M.Wuts,Protective Groups in Organic Synthesis,3rd Ed.,John Wiley & Sons、New York(1999)において提供されている。
【実施例】
【0226】
一般的な合成プロトコル
本発明を以下の例示的な実施例を参照してここでさらに説明する。別途記述しない限り:(i)空気または水分に感受性の反応は全て、乾燥器で乾燥したガラス器具により、窒素陽圧下で実施した;(ii)化学試薬及び無水溶媒は、商業的供給元から入手し、そのまま使用した;(iii)温度をセ氏温度(℃)で与える;操作を室温(RT)または周囲温度、すなわち、18〜25℃の範囲で実施する;(iv)有機溶液を、別途記述しない限り、無水硫酸ナトリウムまたは無水硫酸マグネシウム上で乾燥させた;有機溶媒の蒸発を、減圧下、ロータリーエバポレーターを使用して行った;(v)カラムクロマトグラフィーは、シリカゲル上でのフラッシュクロマトグラフィーを意味する;薄層クロマトグラフィー(TLC)をシリカゲルプレートにおいて行った;(vi)一般に、反応の過程をTLCまたは液体クロマトグラフィー/質量分析(LC/MS)によって追跡し、反応時間を実例のためのみ与える;(vii)分取的精製は、Waters半分取HPLCで実施した;流速45mL/分で用いたカラムは、Phenomenex Luna C18(5マイクロメートル、30×75mm)であった;移動相は、アセトニトリル及び水(それぞれ0.1%トリフルオロ酢酸を含有する)からなっていた;精製中、8分間で10%〜50%アセトニトリルの勾配を用いた;分取は、UV検出(220nm)により起動した;(viii)純度の分析的分析は、最終QC法1及び2として示す2つの異なる方法で測定した;方法1:分析をAgilent 1290 Infinity Series HPLCで実施した;4.5分間のうちの3分間の実行時間でUHPLC Long Gradient Equivalent 4%〜100%アセトニトリル(0.05%トリフルオロ酢酸)/水、流速0.8mL/分;Phenomenex Luna C18カラム(3ミクロン、3×75mm)を50℃の温度で用いた;方法2:分析をAgilent 1260により、8分間の実行時間のうち7分間の4%〜100%アセトニトリル(0.025%トリフルオロ酢酸を含有する)/水(0.05%トリフルオロ酢酸を含有する)の勾配、流速1mL/分で実施した;Phenomenex Luna C18カラム(3ミクロン、3×75mm)を50℃の温度で用いた;純度測定は、方法1及び方法2共にAgilent Diode Array Detectorを用いて行った;質量測定は、Agilent 6130質量分析計及びポジティブモードのエレクトロスプレーイオン化を用いて行った;アッセイ法のための類似体は全て、両方の分析法に基づいて、95%よりも高い純度を有する;(ix)高分解能質量分析は、Agilent 6210 Time−of−Flight LC/MSシステムで記録した;(x)最終生成物は、満足のいくプロトン核磁気共鳴(NMR)スペクトル及び/または質量スペクトルデータを有する;(xi)NMRデータは、与えられている場合、主な診断プロトンについてデルタ値の形態であり、内部標準としてのテトラメチルシラン(TMS)に対して百万分の1(ppm)で部分的に与えられ、示した溶媒中でバリアン400(100)及び600MHz質量分析計で得られた;(xii)化学記号は通常の意味を有する;(xiii)所与の化合物に割り当てられた命名が、本明細書において表示されている化合物構造に該当しない事象においては、該構造が優先する;(xiv)溶媒比を体積:体積(v/v)換算で与える;(xv)収率を実例目的のみで与え、必ずしも、熱心なプロセス開発によって得ることができるものである必要はない;さらなる物質が必要である場合、調製を繰り返した。
【0227】
代表的な合成スキーム
スキーム1
式I(式中、Yは、NR、アリール、またはヘテロアリールである)の化合物は、スキーム1に従って調製することができる。二塩化物1をエタノール溶液中のアミン、R−L−NH−Rと反応させて、中間化合物2を生じることができる。2のカップリングは、パラジウム触媒の存在下でボロン酸またはボロン酸エステルによって行い、化合物3を生じることができる。エタノール溶液中のアミンRNHによる3の処理によって式I(式中、Yは、NRである)のアミンを生じる一方、3のカップリングは、パラジウム触媒の存在下でアリールまたはヘテロアリールボロン酸またはボロン酸エステルによって行い、式I(式中、Yは、アリールまたはヘテロアリールである)の化合物を生じることができる。
【0228】
スキーム2
別の方法では、式I(式中、X及びZは、Nであり、Yは、NRである)の化合物は、スキーム2に従って調製することができる。二塩化物1をtert−ブトキシドカリウムと反応させて、t−ブチルエーテル4を生じることができる。4のカップリングは、パラジウム触媒の存在下でボロン酸またはボロン酸エステルによって行い、化合物5を生じることができる。エタノール溶液中のアミンによる5の処理後、トリフルオロ酢酸の存在下における脱保護によってアミン6を生じ、アミン6を適当な活性化剤、例えば、PyBrOPの存在下でアミン、R−L−NH−Rとカップリングさせて、式Iの化合物を生じることができる。
【0229】
スキーム1またはスキーム2に従って調製された本発明の化合物を表1に提示し、それらの調製物のさらなる詳細を以下の合成手順においてその後に提供する。
【0230】
表1
【0231】
【0232】
【0233】
【0234】
【0235】
【0236】
【0237】
【0238】
【0239】
【0240】
【0241】
【0242】
【0243】
【0244】
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【0246】
【0247】
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【0250】
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【0289】
【0290】
【0291】
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【0293】
【0294】
【0295】
【0296】
【0297】
【0298】
【0299】
詳細な合成手順
実施例1.2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン。
ステップ1:6−ブロモ−2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)キナゾリン−4−アミン。
THF(2ml)中の6−ブロモ−2,4−ジクロロキナゾリン(278mg、1.0mmol)、及び(3−クロロフェニル)メタンアミン(142mg、1.0mmol)の混合物に、EtN(0.209ml、1.5mmol)を添加した。混合物を室温で1時間撹拌した。混合物をEtOAc/HO(5mL/5mL)に注いだ。水層をEtOAc(3mL×2)で抽出した。組み合わせた有機層を乾燥させて(NaSO)、濾過した。溶媒の除去後、生成物をヘキサンですりつぶした後、乾燥させて、6−ブロモ−2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)キナゾリン−4−アミン(360mg、0.94mmol、94%収率)を白色固体として得た。MS(M+H)=384。
【0300】
ステップ2:2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン。
2つ口フラスコに、6−ブロモ−2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)キナゾリン−4−アミン(345mg、0.9mmol)、(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)ボロン酸(127mg、0.9mmol)、PdCl(dppf)(65.9mg、0.09mmol)、及びKCO(311mg、2.250mmol)を入れた。空気を除去し、Nを(2〜3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(3ml)と水(1ml)の混合物を添加し、(予熱した)95℃で2時間撹拌した。有機層を分離し、水層をEtOAc(5mL×2)で抽出した。組み合わせた有機層を乾燥させて(NaSO)、濾過した。溶媒の除去後、生成物を50%のCHCl/ヘキサンですりつぶした後、48mgの純粋な固体生成物を得た。濾液を濃縮し、20〜40%のEtOAc/ヘキサンを溶離液として用いて、シリカゲルクロマトグラフィーによって精製した後、5%のCHCl/ヘキサンで生成物をすりつぶし、170mgの純粋な固体生成物を得た。合計で218mgの2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(218mg、0.546mmol、60.7%収率)を得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.30(t、J=5.9Hz、1H)、8.26(d、J=1.9Hz、1H)、7.83(dd、J=8.5、1.7Hz、1H)、7.72(d、J=8.6Hz、1H)、7.44(d、J=1.6Hz、1H)、7.40−7.28(m、3H)、4.77(d、J=5.7Hz、2H)、2.44(s、3H)、2.27(s、3H);MS(M+H)=400。
【0301】
実施例2.N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン。
ステップ1:6−ブロモ−N−(3−クロロベンジル)キナゾリン−4−アミン。
THF(2ml)中の6−ブロモ−4−クロロキナゾリン(243mg、1.0mmol)、及び(3−クロロフェニル)メタンアミン(142mg、1.0mmol)の混合物に、EtN(0.21ml、1.5mmol)を添加した。混合物を室温で3時間撹拌した。混合物をEtOAc/HO(5mL/5mL)に注いだ。水層をEtOAc(3mL×2)で抽出した。組み合わせた有機層を乾燥させて(NaSO)、濾過した。溶媒の除去後、生成物をヘキサンですりつぶした後、乾燥させて、6−ブロモ−N−(3−クロロベンジル)キナゾリン−4−アミン(342mg、0.98mmol、98%収率)を白色固体として得た。MS(M+H)=350。
【0302】
ステップ2:N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン。
2つ口フラスコに、6−ブロモ−N−(3−クロロベンジル)キナゾリン−4−アミン(69.7mg、0.2mmol)、(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)ボロン酸(42.3mg、0.3mmol)、PdCl(dppf)(14.6mg、0.02mmol)、及びKCO(83mg、0.6mmol)を入れた。空気を除去し、Nを(2〜3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(1.5ml)と水(0.5ml)の混合物を添加し、(予熱した)95℃で2時間撹拌した。有機層を分離し、水層をEtOAc(5mL×2)で抽出した。組み合わせた有機層を乾燥させて(NaSO)、濾過した。溶媒の除去後、20〜40%のEtOAc/ヘキサンを溶離液として用いて、シリカゲルクロマトグラフィーによって生成物を精製した後、N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(61.5mg、0.169mmol、84%収率)を得た。H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δ 8.70(s、1H)、7.95(d、J=8.6Hz、1H)、7.77−7.68(m、1H)、7.65−7.58(m、1H)、7.41(d、J=1.3Hz、1H)、7.34−7.29(m、1H)、7.28−7.22(m、2H)、6.82(s、1H)、4.92(d、J=5.5Hz、2H)、2.44−2.34(m、3H)、2.21(d、J=0.6Hz、3H);MS(M+H)=365。
【0303】
実施例3.N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キノリン−4−アミン。
ステップ1:6−ブロモ−N−(3−クロロベンジル)キノリン−4−アミン。
マイクロ波管に、6−ブロモ−4−クロロキノリン(242mg、1mmol)、(3−クロロフェニル)メタンアミン(283mg、2.0mmol)、DMSO(1ml)、及びヒューニッヒ塩基(0.349ml、2.0mmol)を入れた。管を密封し、マイクロ波照射下で、150℃で1時間加熱した。混合物をEtOAc/HO(30mL/30mL)に注いだ。有機層をHO(30mL)で洗浄し、乾燥させて(NaSO)、濾過した。溶媒の除去後、生成物を2%のCHCl/ヘキサンですりつぶした後、乾燥させて、6−ブロモ−N−(3−クロロベンジル)キノリン−4−アミン(238mg、0.685mmol、68.5%収率)を得た。MS(M+H)=349。
【0304】
ステップ2:N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キノリン−4−アミン。
2つ口フラスコに、6−ブロモ−N−(3−クロロベンジル)キノリン−4−アミン(87mg、0.25mmol)、(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)ボロン酸(70.5mg、0.5mmol)、PdCl(dppf)(18.29mg、0.025mmol)、及びKCO(138mg、1.0mmol)を入れた。空気を除去し、Nを(2〜3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(1.5ml)と水(0.5ml)の混合物を添加し、(予熱した)95℃で2時間撹拌した。有機層を分離し、水層をEtOAc(5mL×2)で抽出した。組み合わせた有機層を乾燥させて(NaSO)、濾過した。溶媒の除去後、0〜5%のMeOH/EtOAcを溶離液として用いて、シリカゲルクロマトグラフィーによって生成物を精製した後、N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キノリン−4−アミン(88.5mg、0.243mmol、97%収率)を得た。H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δ 8.51(dd、J=5.5、1.9Hz、1H)、8.09(dd、J=8.6、2.0Hz、1H)、7.76(s、1H)、7.52(dt、J=8.7、2.0Hz、1H)、7.39(d、J=1.9Hz、1H)、7.33−7.23(m、3H)、6.44(dd、J=5.5、2.0Hz、1H)、6.01(s、1H)、4.60(dd、J=5.6、1.9Hz、2H)、2.42(d、J=2.0Hz、3H)、2.26(d、J=1.9Hz、3H);MS(M+H)=364。
【0305】
実施例4.N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−メチルキノリン−4−アミン。
ステップ1:6−ブロモ−N−(3−クロロベンジル)−2−メチルキノリン−4−アミン。
マイクロ波管に、6−ブロモ−4−クロロ−2−メチルキノリン(257mg、1mmol)、(3−クロロフェニル)メタンアミン(283mg、2.0mmol)、DMSO(1ml)、及びヒューニッヒ塩基(0.349ml、2.0mmol)を入れた。管を密封し、マイクロ波照射下で、150℃で1時間加熱した。混合物をEtOAc/HO(30mL/30mL)に注いだ。有機層をHO(30mL)で洗浄し、乾燥させて(NaSO)、濾過した。溶媒の除去後、生成物を2%のCHCl/ヘキサンですりつぶした後、乾燥させて、6−ブロモ−N−(3−クロロベンジル)−2−メチルキノリン−4−アミン(211mg、0.583mmol、58.3%収率)を得た。MS(M+H)=363。
【0306】
ステップ2:N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−メチルキノリン−4−アミン。
2つ口フラスコに、6−ブロモ−N−(3−クロロベンジル)−2−メチルキノリン−4−アミン(90mg、0.25mmol)、(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)ボロン酸(70.5mg、0.5mmol)、PdCl(dppf)(18.29mg、0.025mmol)、及びKCO(138mg、1.0mmol)を入れた。空気を除去し、Nを(2〜3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(1.5ml)と水(0.5ml)の混合物を添加し、(予熱した)95℃で2時間撹拌した。有機層を分離し、水層をEtOAc(5mL×2)で抽出した。組み合わせた有機層を乾燥させて(NaSO)、濾過した。溶媒の除去後、0〜5%のMeOH/EtOAcを溶離液として用いて、シリカゲルクロマトグラフィーによって生成物を精製した後、N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−メチルキノリン−4−アミン(88.4mg、0.234mmol、94%収率)を得た。MS(M+H)=378。
【0307】
実施例5.N4−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N2−メチルキナゾリン−2,4−ジアミン。
EtOH(1ml)中の2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、39.9mg、0.1mmol)の懸濁液に、メタンアミン(1.0ml、2.0mmol)(THF中で2M)を添加した。管を密封し、75℃で16時間加熱した。室温に冷却後、混合物を濃縮し、残渣をDMSOに再溶解し、フィルターを通して濾過し、精製に供して、N4−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N2−メチルキナゾリン−2,4−ジアミン、2TFA(15.9mg、0.026mmol、25.6%収率)を得た。MS(M+H)=394。
【0308】
実施例6.N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(4−メチルピペラジン−1yl)キナゾリン−4−アミン。
2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、33.9mg、0.085mmol)、及び1−メチルピペラジン(102mg、1.02mmol)の混合物に、EtOH(1ml)を添加した。管を密封し、75℃で6時間加熱した。室温に冷却後、混合物を濃縮し、残渣をDMSOに再溶解し、フィルターを通して濾過し、精製に供して、N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(4−メチルピペラジン−1−イル)キナゾリン−4−アミン、2TFA(23.1mg、0.033mmol、39.3%収率)を得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.14(s、2H)、8.22(s、1H)、7.86−7.23(m、6H)、4.76(m、4H)、4.20−2.95(m、6H)、2.797(s、3H)、2.43(s、3H)、2.26(s、3H)(1塩NHを含む);MS(M+H)=463。
【0309】
実施例7.N4−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N2−(1−メチルピペリジン−4−イル)キナゾリン−2,4−ジアミン。
2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、33.9mg、0.085mmol)、及び1−メチルピペリジン−4−アミン(116mg、1.02mmol)の混合物に、EtOH(1ml)を添加した。管を密封し、85℃で16時間加熱した。室温に冷却後、混合物を濃縮し、残渣をDMSOに再溶解し、フィルターを通して濾過し、精製に供して、N4−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N2−(1−メチルピペリジン−4−イル)キナゾリン−2,4−ジアミン、2TFA(17mg、0.024mmol、28.4%収率)を得た。MS(M+H)=477。
【0310】
実施例8.N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−メトキシキナゾリン−4−アミン。
2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、33.9mg、0.085mmol)に、ナトリウムメトキシド(1405mg、6.5mmol)(MeOH中で25重量%、約6.5M)を添加した。管を密封し、75℃で3時間加熱した。室温に冷却後、混合物を濃縮した後、HO(6mL)を添加した。白色固体を収集し、水(2mL×2)とヘキサン(2mL)ですりつぶした後、乾燥させて、N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−メトキシキナゾリン−4−アミン(29mg、0.073mmol、86%収率)を得た。H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δ 7.77(d、J=8.8Hz、1H)、7.53(dt、J=7.5、1.6Hz、2H)、7.39(s、1H)、7.29−7.26(m、3H)、6.24(br s、1H、NH)、4.88(d、J=5.5Hz、2H)、4.07(s、3H)、2.39(s、3H)、2.23(s、3H);MS(M+H)=395。
【0311】
実施例9.N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−メチルキナゾリン−4−アミン)。
ステップ1:6−ブロモ−N−(3−クロロベンジル)−2−メチルキナゾリン−4−アミン。
下で6−ブロモ−2−メチルキナゾリン−4−オール(120mg、0.5mmol)、及びブロモトリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(583mg、1.25mmol)の混合物に、1,4−ジオキサン(4ml)、その後、トリエチルアミン(253mg、2.5mmol)を添加した。混合物を室温で1時間撹拌し、(3−クロロフェニル)メタンアミン(142mg、1.0mmol)を添加した。混合物を室温で24時間撹拌した。混合物に、HO(5mL)を添加し、水層をEtOAc(5mL×3)で抽出した。組み合わせた有機層を乾燥させて(NaSO)、濾過した。溶媒の除去後、20〜40%のEtOAc/ヘキサンを溶離液として用いて、シリカゲルクロマトグラフィーによって生成物を精製した後、6−ブロモ−N−(3−クロロベンジル)−2−メチルキナゾリン−4−アミン(66mg、0.182mmol、36.4%収率)を得た。MS(M+H)=364。
【0312】
ステップ2:N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−メチルキナゾリン−4−アミン。
2つ口フラスコに、6−ブロモ−N−(3−クロロベンジル)−2−メチルキナゾリン−4−アミン(60mg、0.165mmol)、(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)ボロン酸(30.3mg、0.215mmol)、PdCl(dppf)(12.11mg、0.017mmol)、及びKCO(68.6mg、0.496mmol)を入れた。空気を除去し、Nを(2〜3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(1ml)と水(0.3ml)の混合物を添加し、(予熱した)95℃で2時間撹拌した。有機層を分離し、水層をEtOAc(5mL×2)で抽出した。組み合わせた有機層を乾燥させて(NaSO)、濾過した。溶媒の除去後、35〜60%のEtOAc/ヘキサンを溶離液として用いて、シリカゲルクロマトグラフィーによって生成物を精製し、N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−メチルキナゾリン−4−アミン(52.4mg、0.138mmol、84%収率)を得た。H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δ 7.85(d、J=8.6Hz、1H)、7.57(dd、J=8.6、1.8Hz、1H)、7.50(d、J=1.9Hz、1H)、7.42(q、J=1.4Hz、1H)、7.29(qd、J=4.1、2.0Hz、3H)、6.00(s、1H)、4.90(d、J=5.6Hz、2H)、2.67(s、3H)、2.40(s、3H)、2.24(s、3H);MS(M+H)=379。
【0313】
実施例10.N4−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N2−(2−モルホリノエチル)キナゾリン−2,4−ジアミン。
2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、39.9mg、0.1mmol)、及び2−モルホリノエタンアミン(130mg、1.0mmol)の混合物に、EtOH(1ml)を添加した。管を密封し、90℃で16時間加熱した。室温に冷却後、フィルターを通して混合物を濾過し、精製に供して、N4−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N2−(2−モルホリノエチル)キナゾリン−2,4−ジアミン、2TFA(23.1mg、0.032mmol、32.0%収率)を得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 13.00(s、1H)、10.10(s、1H)、9.77(s、1H)、8.38(s、1H)、8.26(s、1H)、7.84(d、J=8.7Hz、1H)、7.56(d、J=8.5Hz、1H)、7.46(s、1H)、7.42−7.29(m、3H)、4.87(s、2H)、3.46(m、12H)、2.42(s、3H)、2.24(s、3H)。(2塩NHを含む);MS(M+H)=493。
【0314】
実施例11.N4−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N2−(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル)キナゾリン−2,4−ジアミン。
2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、39.9mg、0.1mmol)、及び2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エタンアミン(143mg、1.0mmol)の混合物に、EtOH(1ml)を添加した。管を密封し、90℃で16時間加熱した。室温に冷却後、フィルターを通して混合物を濾過し、精製に供して、N4−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N2−(2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エチル)キナゾリン−2,4−ジアミン、2TFA(28.6mg、0.039mmol、39.0%収率)を得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 12.81(s、1H)、10.07(s、1H)、9.62(d、J=141.1Hz、1H)、8.23(d、J=1.8Hz、1H)、7.82(dd、J=8.4、1.7Hz、1H)、7.52(d、J=8.5Hz、1H)、7.46(t、J=1.9Hz、1H)、7.42−7.27(m、3H)、4.83(d、J=5.7Hz、2H)、4.43−2.67(m、15H)、2.42(s、3H)、2.25(d、J=1.4Hz、3H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=506。
【0315】
実施例12.N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン。
2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、39.9mg、0.1mmol)、及びN,N−ジメチル−2−(ピペラジン−1−イル)エタンアミン(157mg、1.0mmol)の混合物に、EtOH(1ml)を添加した。管を密封し、90℃で16時間加熱した。室温に冷却後、フィルターを通して混合物を濾過し、精製に供して、N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン、2TFA(21mg、0.028mmol、28.1%収率)を得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.92(s、1H)、10.05(s、1H)、9.00(s、1H)、8.22(s、1H)、7.82(s、1H)、7.72(s、1H)、7.47(t、J=1.7Hz、1H)、7.37−7.29(m、3H)、4.80(d、J=5.7Hz、2H)、3.82(m、6H)、3.22(d、J=6.1Hz、2H)、2.80(s、6H)、2.72−2.50(m、4H)、2.42(s、3H)、2.25(s、3H)。(2塩NHを含む);MS(M+H)=520。
【0316】
実施例13.3−((4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)アミノ)プロパン−1−オール。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、39.9mg、0.1mmol)、及び3−アミノプロパン−1−オール(75mg、1.0mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 12.33(s、1H)、10.01(s、1H)、8.20(s、1H)、8.05(s、1H)、7.80(d、J=8.2Hz、1H)、7.51(d、J=8.5Hz、1H)、7.48−7.44(m、1H)、7.38−7.29(m、3H)、4.81(d、J=5.7Hz、2H)、4.56(s、1H)、3.44(d、J=6.5Hz、4H)、2.41(s、3H)、2.24(s、3H)、1.69(d、J=58.0Hz、2H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=438。
【0317】
実施例14.N−(3−クロロベンジル)−2,6−ビス(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キノリン−4−アミン。
4,4’−(4−クロロキノリン−2,6−ジイル)ビス(3,5−ジメチルイソキサゾール)(53.1mg、0.15mmol)、及び(3−クロロフェニル)メタンアミン(212mg、1.5mmol)の混合物に、DMSO(1ml)を添加した。管を密封し、マイクロ波照射下で、160℃で1時間加熱した。その後、フィルターを通して混合物を濾過し、精製に供して、N−(3−クロロベンジル)−2,6−ビス(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キノリン−4−アミン、2TFA(17.9mg、0.026mmol、17.37%収率)を得た。MS(M+H)=459。
【0318】
実施例15.6−ブロモ−N−(3−クロロベンジル)−2−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キノリン−4−アミン。
4−(6−ブロモ−4−クロロキノリン−2−イル)−3,5−ジメチルイソキサゾール(50.6mg、0.15mmol)、及び(3−クロロフェニル)メタンアミン(212mg、1.5mmol)の混合物に、DMSO(容量:1ml)を添加した。管を密封し、マイクロ波照射下で、160℃で1時間加熱した。その後、フィルターを通して混合物を濾過し、精製に供して、6−ブロモ−N−(3−クロロベンジル)−2−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キノリン−4−アミン、2TFA(15.9mg、0.024mmol、15.80%収率)を得た。MS(M+H)=442、444。
【0319】
実施例16.N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(3−(ジメチルアミノ)プロピル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、及びN,N−ジメチル−3−(ピペラジン−1−イル)プロパン−1−アミン(42.8mg、0.25mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.67(s、1H)、8.19(s、1H)、7.72(m、4H)、7.47(s、1H)、7.42−7.26(m、3H)、4.79(s、2H)、3.70(m、8H)、3.06(m、4H)、2.82−2.73(m、6H)、2.42(s、3H)、2.25(s、3H)、1.98(bs、2H)。(2塩NHを含む);MS(M+H)=534。
【0320】
実施例17.(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)(シクロプロピル)メタノン。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、シクロプロピル(ピペラジン−1−イル)メタノン、HCl(47.7mg、0.25mmol)、及びヒューニッヒ塩基(0.044ml、0.250mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.95(s、1H)、10.10(s、1H)、8.23(s、1H)、7.79(m、2H)、7.50(d、J=1.6Hz、1H)、7.43−7.28(m、3H)、4.81(d、J=5.6Hz、2H)、4.01−3.34(m、8H)、2.43(s、3H)、2.26(s、3H)、2.05−1.93(m、1H)、0.80−0.66(m、4H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=517。
【0321】
実施例18.(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタノン。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)(ピペラジン−1−イル)メタノン、HCl(57.7mg、0.25mmol)、及びヒューニッヒ塩基(0.044ml、0.25mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.99(s、1H)、10.10(s、1H)、8.23(s、1H)、8.10(s、1H)、7.84(s、1H)、7.75(s、1H)、7.70(d、J=0.7Hz、1H)、7.50(s、1H)、7.44−7.28(m、3H)、4.81(d、J=5.6Hz、2H)、3.89(s、4H)、3.85(s、3H)、3.73(s、4H)、2.43(s、3H)、2.26(s、3H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=557。
【0322】
実施例19.6−ブロモ−N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−4−アミン。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、6−ブロモ−2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)キナゾリン−4−アミン(19.15mg、0.05mmol)、及びN,N−ジメチル−2−(ピペラジン−1−イル)エタンアミン(39.3mg、0.25mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.96(s、1H)、10.07(s、1H)、9.08(s、1H)、8.52(s、1H)、7.93(s、1H)、7.54(s、1H)、7.47(d、J=2.1Hz、1H)、7.37−7.29(m、3H)、4.75(d、J=5.6Hz、2H)、3.80(br s、4H)、3.23(s、2H)、2.79(s、6H)、2.71−2.50(m、6H)。(2塩NHを含む);MS(M+H)=505。
【0323】
実施例20.2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エタノール。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、及び2−(ピペラジン−1−イル)エタノール(32.5mg、0.25mmol)から調製した。MS(M+H)=493。
【0324】
実施例21.N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(4−イソペンチルピペラジン−1−イル)キナゾリン−4−アミン。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、及び1−イソペンチルピペラジン(39.1mg、0.25mmol)から調製した。MS(M+H)=519。
【0325】
実施例22.N4−(3−クロロベンジル)−N2−(2−(ジメチルアミノ)エチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N2−メチルキナゾリン−2,4−ジアミン。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、及びN1,N1,N2−トリメチルエタン−1,2−ジアミン(25.5mg、0.25mmol)から調製した。MS(M+H)=465。
【0326】
実施例23.(1−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペリジン−4−イル)メタノール。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、及びピペリジン−4−イルメタノール(28.8mg、0.250mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.72(s、1H)、9.99(s、1H)、8.20(s、1H)、7.82(d、J=8.7Hz、1H)、7.72(d、J=8.7Hz、1H)、7.47(d、J=2.0Hz、1H)、7.37−7.29(m、3H)、4.78(d、J=5.6Hz、2H)、4.50(br s、3H)、3.23(d、J=5.7Hz、2H)、3.11(m、2H)、2.42(s、3H)、2.25(s、3H)、1.76(d、J=13.3Hz、3H)、1.10(d、J=12.5Hz、2H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=478。
【0327】
実施例24.(1−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペリジン−3−イル)メタノール。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、及びピペリジン−3−イルメタノール(28.8mg、0.250mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.74(s、1H)、9.98(s、1H)、8.20(s、1H)、7.82(d、J=8.5Hz、1H)、7.73(d、J=8.7Hz、1H)、7.47(s、1H)、7.39−7.27(m、3H)、4.78(d、J=5.7Hz、2H)、4.51(m、4H)、3.07(m、3H)、2.42(s、3H)、2.25(s、3H)、1.80−1.22(m、5H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=478。
【0328】
実施例25.(1−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペリジン−2−イル)メタノール。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、及びピペリジン−2−イルメタノール(28.8mg、0.250mmol)から調製した。MS(M+H)=478。
【0329】
実施例26.N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キノリン−4−アミン。
2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キノリン−4−アミン(59.7mg、0.15mmol)、及びN,N−ジメチル−2−(ピペラジン−1−イル)エタンアミン(236mg、1.5mmol)の混合物に、DMF(1ml)を添加した。管を密封し、マイクロ波照射下で、180℃で1.5時間加熱した。室温に冷却後、フィルターを通して混合物を濾過し、精製に供して、N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キノリン−4−アミン、2TFA(21.6mg、0.029mmol、19.27%収率)を得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.72(s、1H)、8.94(s、1H)、8.22(d、J=1.8Hz、1H)、7.89(d、J=8.6Hz、1H)、7.76(dd、J=8.7、1.7Hz、1H)、7.51(s、1H)、7.40−7.29(m、3H)、6.02(s、1H)、4.75(d、J=5.9Hz、2H)、3.67(t、J=4.8Hz、4H)、3.23(t、J=6.0Hz、2H)、2.79(s、6H)、2.61(m、6H)、2.43(s、3H)、2.26(s、3H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=519。
【0330】
実施例27.N−(3−クロロベンジル)−4−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キノリン−2−アミン。
4−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キノリン−2−アミン(59.7mg、0.15mmol)、及びN,N−ジメチル−2−(ピペラジン−1−イル)エタンアミン(236mg、1.500mmol)の混合物に、DMF(1ml)を添加した。管を密封し、マイクロ波照射下で、180℃で1.5時間加熱した。室温に冷却後、フィルターを通して混合物を濾過し、精製に供して、N−(3−クロロベンジル)−4−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キノリン−2−アミン、2TFA(22.8mg、0.031mmol、20.34%収率)を得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 12.61(s、1H)、9.40(s、1H)、7.88(s、1H)、7.77(d、J=8.6Hz、1H)、7.71(d、J=1.8Hz、1H)、7.51(s、1H)、7.46−7.35(m、3H)、6.44(s、1H)、4.76(d、J=5.7Hz、2H)、3.30(d、J=37.4Hz、6H)、2.79(m、12H)、2.44(s、3H)、2.25(s、3H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=519。
【0331】
実施例28.N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−(2−モルホリノエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン。
2つ口フラスコに、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、39.9mg、0.1mmol)、4−(2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エチル)モルホリン(61.4mg、0.2mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(8.17mg、10.00μmol)、及びKCO(69.1mg、0.5mmol)を入れた。空気を除去し、Nを(2〜3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(1.5ml)と水(0.5ml)の混合物を添加し、(予熱した)95℃で1時間撹拌した。有機層を分離し、水層をEtOAc(5mL×2)で抽出した。組み合わせた有機層を乾燥させて(NaSO)、濾過した。溶媒の除去後、生成物をDMF中に溶解させて、フィルターを通して濾過し、精製に供して、N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−(2−モルホリノエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン、2TFA(15.2mg、0.02mmol、19.69%収率)を得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.98(s、2H)、8.73(s、1H)、8.33(s、2H)、7.90(m、2H)、7.55(s、1H)、7.47−7.26(m、3H)、4.99(s、2H)、4.62(s、2H)、3.62(m、10H)、2.45(s、3H)、2.28(s、3H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=544。
【0332】
実施例29.(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)(ピリジン−4−イル)メタノン。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、ピペラジン−1−イル(ピリジン−4−イル)メタノン、2HCl(66.0mg、0.25mmol)、及びヒューニッヒ塩基(0.175ml、1.0mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 12.02(s、1H)、10.09(s、1H)、8.84−8.49(m、2H)、8.23(s、1H)、7.84(d、J=8.7Hz、1H)、7.73(d、J=8.6Hz、1H)、7.48(s、1H)、7.46−7.41(m、2H)、7.38−7.24(m、3H)、4.78(d、J=5.6Hz、2H)、4.01−3.70(m、6H)、3.38(s、2H)、2.42(s、3H)、2.25(s、3H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=554。
【0333】
実施例30.2−(1−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペリジン−4−イル)エタノール,
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、及び2−(ピペリジン−4−イル)エタノール(32.3mg、0.25mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.89−11.54(m、1H)、10.00(s、1H)、8.20(s、1H)、7.82(d、J=8.7Hz、1H)、7.72(d、J=8.6Hz、1H)、7.48(d、J=2.1Hz、1H)、7.41−7.26(m、3H)、4.77(d、J=5.7Hz、2H)、4.46(m、3H)、3.53−2.92(m、4H)、2.42(s、3H)、2.25(s、3H)、1.75(m、3H)、1.33(m、2H)、1.16−0.96(m、2H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=492。
【0334】
実施例31.N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)キナゾリン−4−アミン。
ステップ1:4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル。
2つ口フラスコに、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、399mg、1mmol)、4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル(464mg、1.5mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(82mg、0.1mmol)、及びKCO(622mg、4.5mmol)を入れた。空気を除去し、Nを(2〜3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(6ml)と水(3ml)の混合物を添加し、(予熱した)95℃で2時間撹拌した。有機層を分離し、水層をEtOAc(5mL×2)で抽出した。組み合わせた有機層を乾燥させて(NaSO)、濾過した。溶媒の除去後、20〜40〜50%のEtOAc/ヘキサンを溶離液として用いて、シリカゲルクロマトグラフィーによって生成物を精製し、4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル(403mg、0.738mmol、73.8%収率)を得た。MS(M+H)=546。
【0335】
ステップ2:N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)キナゾリン−4−アミン。
1,4−ジオキサン(2ml)中の4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル(403mg、0.738mmol)の溶液に、HCl(ジオキサン中で4M、2mL)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。その後、ヘキサン(20mL)を添加し、溶媒を注意深く除去した(3回繰り返す)。その後、固体を真空中で乾燥させて、N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)キナゾリン−4−アミン、2HCl(390mg、0.752mmol、102%粗収率)を得た。物質をさらに精製することなく次のステップで使用した。25mgに精製に供して、N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)キナゾリン−4−アミン、2TFA(TFA塩として)を得て、スクリーニングした。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.08(s、1H)、8.77(s、2H)、8.25(s、1H)、7.79(s、2H)、7.45(s、1H)、7.36−7.25(m、3H)、7.12(s、1H)、4.83(d、J=5.7Hz、2H)、3.83(br s、2H)、3.30(br s、2H)、2.79(br s、2H)、2.45(s、3H)、2.28(s、3H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=446。
【0336】
実施例32.N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)−1,4−ジアゼパン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、及び2−(1,4−ジアゼパン−1−イル)−N,N−ジメチルエタンアミン(42.8mg、0.25mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.79(s、1H)、10.08(s、1H)、8.23(s、1H)、7.83(s、2H)、7.46(s、1H)、7.34(m、3H)、4.78(d、J=5.6Hz、2H)、3.95−2.81(m、12H)、2.75(s、6H)、2.43(s、3H)、2.25(s、3H)、2.02(br s、1H)、1.69(br s、1H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=534。
【0337】
実施例33.2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1,4−ジアゼパン−1−イル)エタノール。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、及び2−(1,4−ジアゼパン−1−イル)エタノール(36.1mg、0.25mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.98(s、1H)、10.15(s、1H)、9.45(s、1H)、8.26(s、1H)、7.83(s、2H)、7.47(s、1H)、7.34(d、J=10.8Hz、3H)、5.39(s、1H)、4.79(d、J=19.6Hz、3H)、4.35(s、1H)、3.53(m、9H)、2.42(s、3H)、2.25(s、3H)、2.06(m、2H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=507。
【0338】
実施例34.N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペリジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、及びN,N−ジメチル−2−(ピペリジン−4−イル)エタンアミン(39.1mg、0.25mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.82(s、1H)、10.05(s、1H)、9.37(s、1H)、8.21(s、1H)、7.82(s、1H)、7.74(s、1H)、7.47(s、1H)、7.40−7.29(m、3H)、4.87−4.67(m、2H)、4.49(s、2H)、3.56−2.93(m、4H)、2.74(d、J=4.6Hz、6H)、2.42(s、3H)、2.25(s、3H)、1.82−1.42(m、5H)、1.16(m、2H)。(2塩NHを含む);MS(M+H)=519。
【0339】
実施例35.(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)(ピリジン−3−イル)メタノン。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、及びピペラジン−1−イル(ピリジン−3−イル)メタノン(47.8mg、0.25mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.99(s、1H)、10.09(s、1H)、8.78−8.49(m、2H)、8.23(s、1H)、7.86(dd、J=14.7、8.2Hz、2H)、7.73(d、J=8.6Hz、1H)、7.55−7.44(m、2H)、7.41−7.26(m、3H)、4.79(d、J=5.6Hz、2H)、3.71(m、8H)、2.42(s、3H)、2.25(s、3H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=554。
【0340】
実施例36.(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)(ピリジン−3−イル)メタノン。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、及び2−ヒドロキシ−1−(ピペラジン−1−イル)エタノン(36.0mg、0.25mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.93(s、1H)、10.08(s、1H)、8.22(s、1H)、7.83(s、1H)、7.73(s、1H)、7.49(s、1H)、7.40−7.15(m、3H)、4.80(d、J=5.2Hz、2H)、4.12(s、2H)、3.84(s、4H)、3.52(m、4H)、2.96(s、1H)、2.42(s、3H)、2.25(s、3H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=507。
【0341】
実施例37.1−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−2−(ジメチルアミノ)エタノン。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、2−(ジメチルアミノ)−1−(ピペラジン−1−イル)エタノン、2HCl(61.0mg、0.25mmol)、及びヒューニッヒ塩基(0.175ml、1.0mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 12.04(s、1H)、10.14(s、1H)、9.54(s、1H)、8.22(s、1H)、7.75(s、2H)、7.48(s、1H)、7.35(t、J=7.7Hz、3H)、4.79(s、2H)、4.28(d、J=4.4Hz、2H)、3.85−3.60(m、8H)、2.80(d、J=4.1Hz、6H)、2.42(s、3H)、2.25(s、3H)。(includine 2塩 NH);MS(M+H)=534。
【0342】
実施例38.2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−7−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン。
2つ口フラスコに、7−ブロモ−2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)キナゾリン−4−アミン(383mg、1mmol)、3,5−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)イソキサゾール(223mg、1.000mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(82mg、0.1mmol)、及びKCO(415mg、3.0mmol)を入れた。空気を除去し、Nを(2〜3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(3ml)と水(1.5ml)の混合物を添加し、(予熱した)95℃で2時間撹拌した。有機層を分離し、水層をEtOAc(5mL×2)で抽出した。組み合わせた有機層を乾燥させて(NaSO)、濾過した。溶媒の除去後、25〜60%のEtOAc/ヘキサンを溶離液として用いて、シリカゲルクロマトグラフィーによって生成物を精製し、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−7−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(370mg、0.927mmol、93%収率)を得た。25mgの物質にHPLC精製に供して、TFA塩を得て、スクリーニングした。MS(M+H)=399。
【0343】
実施例39.N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−7−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−7−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(19.96mg、0.05mmol)、及びN,N−ジメチル−2−(ピペラジン−1−イル)エタンアミン(39.3mg、0.25mmol)から調製した。MS(M+H)=520。
【0344】
実施例40.2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−7−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エタノール。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−7−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(19.96mg、0.05mmol)、及び2−(ピペラジン−1−イル)エタノール(32.5mg、0.250mmol)から調製した。MS(M+H)=493。
【0345】
実施例41.N−(3−クロロベンジル)−2−(4−((ジメチルアミノ)メチル)ピペリジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、及びN,N−ジメチル−1−(ピペリジン−4−イル)メタンアミン(35.6mg、0.25mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.88(s、1H)、10.07(s、1H)、9.33(s、1H)、8.38−8.10(m、1H)、7.79(m、2H)、7.47(s、1H)、7.33(m、3H)、4.78(s、2H)、4.50(s、2H)、3.15(s、2H)、2.95(t、J=6.3Hz、2H)、2.79(s、3H)、2.77(s、3H)、2.42(s、3H)、2.25(s、3H)、2.12(s、1H)、1.79(s、2H)、1.18(m、2H)。(2塩NHを含む);MS(M+H)=505。
【0346】
実施例42.2−(1−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)エタノール。
2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、2−(1H−ピラゾール−4−イル)エタノール(28.0mg、0.250mmol)、及びKCO(34.6mg、0.25mmol)の混合物に、DMF(容量:1ml)を添加した。管を密封し、マイクロ波照射下で、150℃で1.5時間加熱した。室温に冷却後、フィルターを通して混合物を濾過し、精製に供して、2−(1−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)エタノール、2TFA(0.6mg、0.854μmol、1.707%収率)を得た。MS(M+H)=475。
【0347】
実施例43.N−(3−クロロベンジル)−3−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−7−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)イソキノリン−1−アミン。
3−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−7−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)イソキノリン−1−アミン(0.02g、0.05mmol)、及びN,N−ジメチル−2−(ピペラジン−1−イル)エタンアミン(0.157g、1.0mmol)の混合物に、DMF(1ml)を添加した。管を密封し、マイクロ波照射下で、200℃で2時間加熱した。室温に冷却後、フィルターを通して混合物を濾過し、精製に供して、N−(3−クロロベンジル)−3−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−7−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)イソキノリン−1−アミン、2TFAを得た。MS(M+H)=519。
【0348】
実施例44.2−(4−(1−((3−クロロベンジル)アミノ)−7−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)イソキノリン−3−イル)ピペラジン−1−イル)エタノール。
3−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−7−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)イソキノリン−1−アミン(0.02g、0.05mmol)、及び2−(ピペラジン−1−イル)エタノール(0.13g、1.0mmol)の混合物に、DMF(1ml)を添加した。管を密封し、マイクロ波照射下で、200℃で2時間加熱した。室温に冷却後、フィルターを通して混合物を濾過し、精製に供して、2−(4−(1−((3−クロロベンジル)アミノ)−7−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)イソキノリン−3−イル)ピペラジン−1−イル)エタノール、2TFAを得た。MS(M+H)=492。
【0349】
実施例45.1−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロパン−2−オール。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、及び1−(ピペラジン−1−イル)プロパン−2−オール(36.1mg、0.25mmol)から調製した。MS(M+H)=507。
【0350】
実施例46.(R)−1−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロパン−2−オール。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、及び(R)−1−(ピペラジン−1−イル)プロパン−2−オール(36.1mg、0.250mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.65(s、1H)、8.16(s、1H)、7.74(s、1H)、7.59(s、1H)、7.47(s、1H)、7.40−7.20(m、3H)、5.51(s、1H)、4.77(s、2H)、4.63(s、2H)、4.06(s、1H)、3.29(m、8H)、2.42(s、3H)、2.25(s、3H)、1.10(d、J=6.1Hz、3H)。;MS(M+H)=507。
【0351】
実施例47.(S)−1−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロパン−2−オール。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、及び(S)−1−(ピペラジン−1−イル)プロパン−2−オール(36.1mg、0.250mmol)から調製した。MS(M+H)=507。
【0352】
実施例48.2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール。
表題化合物は、実施例28に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール(23.81mg、0.10mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(8.17mg、10.0μmol)、及びKCO(41.5mg、0.30mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.42(s、1H)、8.70(s、1H)、8.36(s、2H)、7.97(s、1H)、7.87(d、J=8.5Hz、1H)、7.56(d、J=2.0Hz、1H)、7.48−7.40(m、1H)、7.40−7.25(m、2H)、5.01(s、3H、1OHを含む)、4.26(t、J=5.3Hz、2H)、3.77(t、J=5.3Hz、2H)、2.46(s、3H)、2.28(s、3H)。;MS(M+H)=475。
【0353】
実施例49.N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン。
表題化合物は、実施例28に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、1−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(20.81mg、0.10mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(8.17mg、10.0μmol)、及びKCO(41.5mg、0.30mmol)から調製した。MS(M+H)=445。
【0354】
実施例50.2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミド。
表題化合物は、実施例28に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミド(25.1mg、0.10mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(8.17mg、10.0μmol)、及びKCO(41.5mg、0.30mmol)から調製した。MS(M+H)=488。
【0355】
実施例51.2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−7−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミド。
表題化合物は、実施例28に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−7−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(19.96mg、0.05mmol)、2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミド(25.1mg、0.100mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(8.17mg、10.0μmol)、及びKCO(34.6mg、0.250mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.48(s、1H)、8.70(s、1H)、8.46(s、1H)、8.31(s、1H)、7.70(m、3H)、7.55(d、J=1.9Hz、1H)、7.44(dt、J=7.5、1.6Hz、1H)、7.40−7.20(m、3H)、5.01(s、2H)、4.91(s、2H)、2.51(m、3H)、2.31(s、3H)。;MS(M+H)=488。
【0356】
実施例52.2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチルアセトアミド。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、及びN,N−ジメチル−2−(ピペラジン−1−イル)アセトアミド(42.8mg、0.250mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.05(s、1H)、8.18(s、1H)、7.75(s、1H)、7.62(s、1H)、7.47(s、1H)、7.40−7.22(m、3H)、4.77(s、2H)、4.58(s、2H)、4.23(s、2H)、3.30(m、6H)、2.91(s、3H)、2.90(s、3H)、2.42(s、3H)、2.25(s、3H)。;MS(M+H)=534。
【0357】
実施例53.2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N−メチルアセトアミド。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、N−メチル−2−(ピペラジン−1−イル)アセトアミド、HCl(48.4mg、0.25mmol)、及びヒューニッヒ塩基(0.175ml、1.0mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.10(s、1H)、8.26(m、2H)、7.75(s、2H)、7.47(s、1H)、7.39−7.23(m、3H)、4.76(s、2H)、3.48(m、10H)、2.65(d、J=4.6Hz、3H)、2.42(s、3H)、2.25(s、3H)。;MS(M+H)=520。
【0358】
実施例54.2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、2−(ピペラジン−1−イル)アセトアミド、HCl(44.9mg、0.25mmol)、及びヒューニッヒ塩基(0.175ml、1.0mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.07(s、1H)、8.18(s、1H)、8.01−7.52(m、4H)、7.47(s、1H)、7.41−7.25(m、3H)、4.76(s、2H)、4.14−2.86(m、10H)、2.42(s、3H)、2.25(s、3H)。;MS(M+H)=506。
【0359】
実施例55.2−アミノ−1−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エタノン。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、2−アミノ−1−(ピペラジン−1−イル)エタノン、HCl(44.9mg、0.25mmol)、及びヒューニッヒ塩基(0.175ml、1.0mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 12.06(s、1H)、10.15(s、1H)、8.23(s、1H)、8.03(s、3H)、7.78(s、2H)、7.48(s、1H)、7.39−7.26(m、3H)、4.79(s、2H)、3.98−3.72(m、6H)、3.37(s、4H)、2.42(s、3H)、2.25(s、3H)。(2塩NHを含む);MS(M+H)=506。
【0360】
実施例56.1−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール。
表題化合物は、実施例28に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、2−メチル−1−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)プロパン−2−オール(26.6mg、0.10mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(8.17mg、10.0μmol)、及びKCO(41.5mg、0.30mmol)から調製した。MS(M+H)=503。
【0361】
実施例57.3−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)プロパンニトリル。
表題化合物は、実施例28に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、3−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)プロパンニトリル(24.71mg、0.10mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(8.17mg、10.0μmol)、及びKCO(41.5mg、0.30mmol)から調製した。MS(M+H)=484。
【0362】
実施例58.N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−(2−メトキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン。
表題化合物は、実施例28に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、1−(2−メトキシエチル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(25.2mg、0.10mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(8.17mg、10.0μmol)、及びKCO(41.5mg、0.30mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.45(s、1H)、8.69(s、1H)、8.36(s、2H)、7.96(s、1H)、7.91−7.81(m、1H)、7.56(s、1H)、7.44(dd、J=7.5、1.7Hz、1H)、7.40−7.26(m、3H)、5.01(s、2H)、4.39(s、2H)、3.72(t、J=5.1Hz、2H)、3.23(s、3H)、2.46(s、3H)、2.28(s、3H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=489。
【0363】
実施例59.2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アセトニトリル。
表題化合物は、実施例28に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アセトニトリル(23.31mg、0.10mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(8.17mg、10.0μmol)、及びKCO(41.5mg、0.30mmol)から調製した。MS(M+H)=470。
【0364】
実施例60.N−(3−クロロベンジル)−2−(1−(2−(ジメチルアミノ)エチル)−1H−ピラゾール−4−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン。
表題化合物は、実施例28に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、N,N−ジメチル−2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタンアミン(0.027g、0.10mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(8.17mg、10.0μmol)、及びKCO(41.5mg、0.30mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.47(s、1H)、8.71(s、2H)、8.32(s、1H)、7.88(s、2H)、7.54(s、1H)、7.46−7.39(m、1H)、7.38−7.31(m、2H)、4.98(br s、2H)、4.63(br s、2H)、3.62(br s、2H)、2.82(s、6H)、2.45(s、3H)、2.28(s、3H)。;MS(M+H)=502。
【0365】
実施例61.N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−(オキセタン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン。
表題化合物は、実施例28に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、1−(オキセタン−3−イル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(25.01mg、0.10mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(8.17mg、10.0μmol)、及びKCO(41.5mg、0.30mmol)から調製した。MS(M+H)=487。
【0366】
実施例62.2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−1−オール。
表題化合物は、実施例28に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、39.9mg、0.1mmol)、2−メチル−2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)プロパン−1−オール(53.2mg、0.20mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(8.17mg、10.0μmol)、及びKCO(83mg、0.60mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 8.85(s、1H)、8.19(s、2H)、8.01(s、1H)、7.72(s、2H)、7.52(s、1H)、7.41(dt、J=7.6、1.4Hz、1H)、7.34(t、J=7.7Hz、1H)、7.27(d、J=7.9Hz、1H)、5.03(s、1H)、4.83(s、2H)、3.60(d、J=5.3Hz、2H)、2.45(s、3H)、2.28(s、3H)、1.49(s、6H)。;MS(M+H)=503。
【0367】
実施例63.(5−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピリジン−2−イル)メタノール。
表題化合物は、実施例28に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、(6−(ヒドロキシメチル)ピリジン−3−イル)ボロン酸(15.29mg、0.10mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(8.17mg、10.0μmol)、及びKCO(41.5mg、0.30mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.45(br s、1H)、9.38(dd、J=2.2、0.8Hz、1H)、8.78(d、J=8.2Hz、1H)、8.33(s、1H)、7.96−7.81(m、2H)、7.69(d、J=8.3Hz、1H)、7.53(t、J=1.9Hz、1H)、7.42(dt、J=7.6、1.4Hz、1H)、7.35(t、J=7.7Hz、1H)、7.29(ddd、J=7.9、2.1、1.3Hz、1H)、4.95(d、J=5.7Hz、2H)、4.68(s、2H)、2.96(s、1H)、2.30(s、3H)。(1本のMeピークは、DMSOと重複する);MS(M+H)=472。
【0368】
実施例64.N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン。
ステップ1:6−ブロモ−N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−4−アミン。
EtOH(6ml)中の6−ブロモ−2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)キナゾリン−4−アミン(575mg、1.5mmol)の懸濁液に、N,N−ジメチル−2−(ピペラジン−1−イル)エタンアミン(314mg、1.995mmol)、次いで、ヒューニッヒ塩基(0.348ml、1.995mmol)を添加した。管を密封し、90℃で5時間加熱した。室温に冷却後、混合物をEtOAc/HO(50mL/50mL)に注いだ。水層をEtOAc(50mL)で抽出した。組み合わせた有機層を乾燥させて(NaSO)、濾過した。溶媒の除去後、生成物を真空中で乾燥させて、6−ブロモ−N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−4−アミン(760mg、1.508mmol、101%収率)を得た。これをさらに精製することなく次のステップで使用した。MS(M+H)=505。
【0369】
ステップ2:N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン。
2つ口フラスコに、6−ブロモ−N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−4−アミン(0.025g、0.05mmol)、4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−カルボン酸tert−ブチル(0.029g、0.10mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(4.08mg、5.0μmol)、及びKCO(0.041g、0.30mmol)を入れた。空気を除去し、Nを(2〜3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(1ml)と水(0.5ml)の混合物を添加し、(予熱した)95℃で1時間撹拌した。有機層を分離し、水層をEtOAc(5mL×2)で抽出した。組み合わせた有機層を乾燥させて(NaSO)、濾過した。溶媒の除去後、生成物をPL−チオ−樹脂を通じて濾過し、EtOAcで溶出し、乾燥させて、DMF中に溶解し、塩基性条件を用いて精製に供して、N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン、2TFAを得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 13.05(br s、1H)、11.78(s、1H)、9.99(s、1H)、8.50(s、1H)、8.07(br s、3H)、7.63(d、J=8.8Hz、1H)、7.48(s、1H)、7.41−7.28(m、3H)、4.82(s、2H)、3.80(s、4H)、3.21(s、2H)、2.79(s、6H)、2.68−2.59(m、2H)、2.54(br s、4H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=491。
【0370】
実施例65.N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−4−アミン。
2つ口フラスコに、6−ブロモ−N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−4−アミン(25.2mg、0.05mmol)、3,5−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−カルボン酸tert−ブチル(32.2mg、0.10mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(4.08mg、5.0μmol)、及びKCO(41.5mg、0.30mmol)を入れた。空気を除去し、Nを(2〜3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(1ml)と水(0.5ml)の混合物を添加し、(予熱した)95℃で一晩撹拌した。有機層を分離し、水層をEtOAc(5mL×2)で抽出した。組み合わせた有機層を乾燥させて(NaSO)、濾過した。溶媒の除去後、生成物をPL−チオ−樹脂を通じて濾過し、EtOAcで溶出し、乾燥させて。その後、TFA(0.5mL)を添加し、10分間撹拌して、完全な脱保護を助けた。その後、混合物を濃縮し、ほとんどのTFAを除去し、DMF中に溶解し、塩基性条件を用いて精製に供して、N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−4−アミン、2TFA(3mg、4.02μmol、8.03%収率)を得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.83(s、1H)、10.01(s、1H)、8.13(s、1H)、7.75(d、J=8.7Hz、1H)、7.68(d、J=8.5Hz、1H)、7.46(d、J=2.0Hz、1H)、7.40−7.27(m、3H)、4.79(d、J=5.7Hz、2H)、3.81(br s、4H)、3.22(t、J=6.1Hz、2H)、2.79(s、6H)、2.69−2.60(m、2H)、2.55(br s、4H)、2.20(s、6H);MS(M+H)=519。
【0371】
実施例66.5−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン。
表題化合物は、実施例65に記載された同様の手順に従って、6−ブロモ−N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−4−アミン(25.2mg、0.05mmol)、1−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2(1H)−オン(23.51mg、0.10mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(4.08mg、5.0μmol)、及びKCO(41.5mg、0.30mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.88(s、1H)、10.08(s、1H)、8.44(s、1H)、8.21(d、J=2.7Hz、1H)、8.05(s、1H)、7.90(dd、J=9.5、2.7Hz、1H)、7.66(s、1H)、7.49(s、1H)、7.40−7.28(m、3H)、6.56(d、J=9.5Hz、1H)、4.81(d、J=5.6Hz、2H)、3.81(s、4H)、3.51(s、3H)、3.22(br s、2H)、2.79(s、6H)、2.64(br s、2H)、2.55(s、4H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=532。
【0372】
実施例67.5−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)ピリジン−2−オール。
表題化合物は、実施例65に記載された同様の手順に従って、6−ブロモ−N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−4−アミン(25.2mg、0.05mmol)、5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2−オール(22.11mg、0.100mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(4.08mg、5.0μmol)、及びKCO(41.5mg、0.30mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 12.03(s、1H)、11.83(s、1H)、10.06(s、1H)、8.44(s、1H)、8.06(s、1H)、7.92(dd、J=9.6、2.8Hz、1H)、7.82(s、1H)、7.64(s、1H)、7.48(s、1H)、7.41−7.28(m、3H)、6.50(d、J=9.6Hz、1H)、4.81(d、J=5.6Hz、2H)、3.81(s、4H)、3.22(s、2H)、2.79(s、6H)、2.68−2.60(m、2H)、2.55(s、4H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=518。
【0373】
実施例68.2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール。
ステップ1:6−ブロモ−4−(tert−ブトキシ)−2−クロロキナゾリン。
THF(12ml)中の6−ブロモ−2,4−ジクロロキナゾリン(3.47g、12.5mmol)の0℃の部分懸濁液に、KOtBu(13.75ml、13.75mmol)(THF中の1M溶液)を添加した。混合物を0℃で1.5時間撹拌した。混合物をHO/NHClaq(25mL/25mL)に注ぎ、EtOAc(50mL×2)で抽出した。組み合わせた有機層を乾燥させて(NaSO)、濾過した。溶媒の除去後、0〜5〜10%のEtOAc/ヘキサンを溶離液として用いて、シリカゲルクロマトグラフィーによって生成物を精製し、6−ブロモ−4−(tert−ブトキシ)−2−クロロキナゾリン(3.91g、12.39mmol、99%粗収率)を得た。この物質をさらに精製することなく次のステップで使用した。
【0374】
ステップ2:4−(4−(tert−ブトキシ)−2−クロロキナゾリン−6−イル)−3,5−ジメチルイソキサゾール。
2つ口フラスコに、6−ブロモ−4−(tert−ブトキシ)−2−クロロキナゾリン(1515mg、4.8mmol)、3,5−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)イソキサゾール(1178mg、5.28mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(392mg、0.48mmol)、及びKCO(2189mg、15.84mmol)を入れた。空気を除去し、Nを(2〜3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(12ml)と水(6ml)の混合物を添加し、(予熱した)95℃で1.5時間撹拌した。有機層を分離し、水層をEtOAc(5mL×3)で抽出した。組み合わせた有機層を乾燥させて(NaSO)、濾過した。溶媒の除去後、生成物を真空中で乾燥させて、4−(4−(tert−ブトキシ)−2−クロロキナゾリン−6−イル)−3,5−ジメチルイソキサゾール(890mg、2.68mmol、55.9%収率)(H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δ 7.92(dd、J=2.1、0.6Hz、1H)、7.87(dd、J=8.6、0.6Hz、1H)、7.67(dd、J=8.6、2.0Hz、1H)、2.44(s、3H)、2.29(s、3H)、1.75(s、9H)、及び4,4’−(4−(tert−ブトキシ)キナゾリン−2,6−ジイル)ビス(3,5−ジメチルイソキサゾール)(158mg、0.403mmol、8.39%収率)(H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δ 7.96(dd、J=2.1、0.7Hz、1H)、7.90(dd、J=8.6、0.7Hz、1H)、7.65(dd、J=8.6、2.0Hz、1H)、2.84(s、3H)、2.67(s、3H)、2.46(s、3H)、2.31(s、3H)、1.77(s、9H)を得た。
【0375】
ステップ3:2−(4−(4−(tert−ブトキシ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチルエタンアミン。
EtOH(6ml)中の4−(4−(tert−ブトキシ)−2−クロロキナゾリン−6−イル)−3,5−ジメチルイソキサゾール(890mg、2.68mmol)の懸濁液に、N,N−ジメチル−2−(ピペラジン−1−イル)エタンアミン(464mg、2.95mmol)、次いで、ヒューニッヒ塩基(0.703ml、4.02mmol)を添加した。管を密封し、90℃で5時間加熱した。室温に冷却後、混合物を濃縮し、ほとんどのEtOHを除去した後、EtOAc/HO/NaCO(aq)(50mL/30mL/20mL)に注いだ。水層をEtOAc(50mL)で抽出した。組み合わせた有機層を乾燥させて(NaSO)、濾過した。溶媒の除去後、0〜10〜20%のMeOH/EtOAcを溶離液として用いて、シリカゲルクロマトグラフィーによって生成物を精製し、2−(4−(4−(tert−ブトキシ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチルエタンアミン(1030mg、2.276mmol、85%収率)を得た。H NMR(400MHz、クロロホルム−d)δ 7.72(dd、J=2.0、0.6Hz、1H)、7.50(d、J=8.8Hz、1H)、7.42(dd、J=8.6、2.1Hz、1H)、3.95(t、J=5.1Hz、4H)、3.03(s、2H)、2.89(d、J=6.4Hz、2H)、2.78(s、6H)、2.64(t、J=5.0Hz、4H)、2.40(s、3H)、2.26(s、3H)、1.68(s、9H)。MS(M+H)=453。
【0376】
ステップ4:2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、2HCl。
CHCl(6ml)中の2−(4−(4−(tert−ブトキシ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチルエタンアミン(1240mg、2.74mmol)の溶液に、HCl(ジオキサン中で4M、12mL)を添加した。懸濁液を室温で5時間激しく撹拌した。混合物に、ヘキサン(40mL)を添加した。固体を濾過し、ヘキサン(5mL×3)で洗浄した。その後、生成物をバイアル(吸湿性)に移し、真空中で乾燥させて、2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、2HClをオフ白色固体として得た。物質をさらに精製することなく次のステップで使用した。MS(M+H)=397。
【0377】
実施例69.2,6−ビス(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)キナゾリン−4−アミン。
ステップ1:2,6−ビス(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、HCl。
CHCl(2ml)中の4,4’−(4−(tert−ブトキシ)キナゾリン−2,6−ジイル)ビス(3,5−ジメチルイソキサゾール)(500mg、1.274mmol)の溶液に、HCl(ジオキサン中で4M、6mL)を添加した。懸濁液を室温で3時間撹拌した。混合物に、ヘキサン(20mL)を添加した。固体を濾過し、ヘキサン(3mL×3)で洗浄した。その後、生成物をバイアルに移して、真空中で乾燥させて、2,6−ビス(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、HCl(395mg、1.060mmol、83%収率)をオフ白色固体として得た。MS(M+H)=337。
【0378】
ステップ2:2,6−ビス(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)キナゾリン−4−アミン。
1,4−ジオキサン(1ml)中の2,6−ビス(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、HCl(37.3mg、0.1mmol)、及びブロモトリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(93mg、0.20mmol)の懸濁液に、EtN(0.139ml、1.0mmol)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌した後、チオフェン−2−イルメタンアミン(22.64mg、0.20mmol)を添加した。混合物を50℃でさらに5時間撹拌した。混合物を濃縮し、DMF中に溶解し(2mL)、フィルターを通じて濾過し、精製に供して、2,6−ビス(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)キナゾリン−4−アミン、2TFA(14.1mg、0.021mmol、21.38%収率)を得た。MS(M+H)=432。
【0379】
実施例70.N−(3−クロロベンジル)−2,6−ビス(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン。
1,4−ジオキサン(1ml)中の2,6−ビス(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、HCl(37.3mg、0.1mmol)、及びブロモトリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(93mg、0.200mmol)の懸濁液に、EtN(0.139ml、1.0mmol)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌した後、(3−クロロフェニル)メタンアミン(28.3mg、0.20mmol)を添加した。混合物を50℃でさらに5時間撹拌した。混合物を濃縮し、DMF中に溶解し(2mL)、フィルターを通じて濾過し、精製に供して、N−(3−クロロベンジル)−2,6−ビス(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン、2TFA(15.4mg、0.022mmol、22.38%収率)を得た。MS(M+H)=460。
【0380】
実施例71.2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)キナゾリン−4−アミン。
1,4−ジオキサン(1ml)中の2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、2HCl(実施例68、23.47mg、0.05mmol)、及びブロモトリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(46.6mg、0.100mmol)の懸濁液に、EtN(0.139ml、1.0mmol)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌した後、チオフェン−2−イルメタンアミン(11.32mg、0.10mmol)を添加した。混合物を50℃でさらに5時間撹拌した。混合物を濃縮し、DMF中に溶解し(2mL)、フィルターを通して濾過し、精製に供して、2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(チオフェン−2−イルメチル)キナゾリン−4−アミン、2TFA(11.6mg、0.016mmol、32.2%収率)を得た。MS(M+H)=492。
【0381】
実施例72.2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(2−メトキシベンジル)キナゾリン−4−アミン。
表題化合物は、実施例71に記載された同様の手順に従って、2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、2HCl(実施例68、23.47mg、0.05mmol)、ブロモトリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(46.6mg、0.10mmol)、及び(2−メトキシフェニル)メタンアミン(13.72mg、0.10mmol)から調製した。MS(M+H)=516。
【0382】
実施例73.2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(3−メトキシベンジル)キナゾリン−4−アミン。
表題化合物は、実施例71に記載された同様の手順に従って、2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、2HCl(実施例68、23.47mg、0.05mmol)、ブロモトリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(46.6mg、0.10mmol)、及び(3−メトキシフェニル)メタンアミン(13.72mg、0.10mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.88(s、1H)、10.05(s、1H)、8.24(s、1H)、7.83(s、1H)、7.73(s、1H)、7.23(t、J=8.0Hz、1H)、6.99−6.89(m、2H)、6.88−6.76(m、1H)、4.76(d、J=5.3Hz、2H)、3.83(s、4H)、3.70(s、3H)、3.22(s、2H)、2.79(s、6H)、2.68−2.59(m、2H)、2.54(s、4H)、2.42(s、3H)、2.25(s、3H)。(imcluding 1塩 NH);MS(M+H)=516。
【0383】
実施例74.N−(2−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン。
表題化合物は、実施例71に記載された同様の手順に従って、2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、2HCl(実施例68、23.47mg、0.05mmol)、ブロモトリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(46.6mg、0.10mmol)、及び(2−クロロフェニル)メタンアミン(14.16mg、0.10mmol)から調製した。MS(M+H)=520。
【0384】
実施例75.N−(3−ブロモベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン。
表題化合物は、実施例71に記載された同様の手順に従って、2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、2HCl(実施例68、23.47mg、0.05mmol)、ブロモトリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(46.6mg、0.10mmol)、及び(3−ブロモフェニル)メタンアミン(18.60mg、0.100mmol)から調製した。MS(M+H)=566。
【0385】
実施例76.2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(2−フルオロベンジル)キナゾリン−4−アミン。
表題化合物は、実施例71に記載された同様の手順に従って、2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、2HCl(実施例68、23.47mg、0.05mmol)、ブロモトリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(46.6mg、0.10mmol)、及び(2−フルオロフェニル)メタンアミン(12.51mg、0.100mmol)から調製した。MS(M+H)=504。
【0386】
実施例77.2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(3−フルオロベンジル)キナゾリン−4−アミン。
表題化合物は、実施例71に記載された同様の手順に従って、2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、2HCl(実施例68、23.47mg、0.05mmol)、ブロモトリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(46.6mg、0.10mmol)、及び(3−フルオロフェニル)メタンアミン(12.51mg、0.100mmol)から調製した。MS(M+H)=504。
【0387】
実施例78.N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(5−メチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン。
表題化合物は、実施例65に記載された同様の手順に従って、6−ブロモ−N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−4−アミン(25.2mg、0.05mmol)、5−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)イソキサゾール(20.9mg、0.10mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(4.08mg、5.0μmol)、及びKCO(41.5mg、0.30mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.90(s、1H)、10.08(s、1H)、8.85(s、1H)、8.36(s、1H)、7.96(s、1H)、7.72(s、1H)、7.47(s、1H)、7.34(q、J=4.8Hz、3H)、4.81(s、2H)、3.81(br s、4H)、3.22(br s、2H)、2.79(s、6H)、2.68−2.60(m、5H)、2.54(br s、4H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=506。
【0388】
実施例79.2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(フラン−2−イルメチル)キナゾリン−4−アミン。
表題化合物は、実施例71に記載された同様の手順に従って、2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、2HCl(実施例68、23.47mg、0.05mmol)、ブロモトリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(46.6mg、0.10mmol)、及びフラン−2−イルメタンアミン(9.71mg、0.10mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.91(s、1H)、9.98(s、1H)、8.22(s、1H)、7.82(s、1H)、7.73(s、1H)、7.60(dd、J=1.8、0.9Hz、1H)、6.47−6.33(m、2H)、4.79(d、J=5.4Hz、2H)、3.89(br s、4H)、3.24(br s、2H)、2.81(s、6H)、2.72−2.54(m、6H)、2.41(s、3H)、2.24(s、3H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=476。
【0389】
実施例80.2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(ピリジン−3−イルメチル)キナゾリン−4−アミン。
表題化合物は、実施例71に記載された同様の手順に従って、2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、2HCl(実施例68、23.47mg、0.05mmol)、ブロモトリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(46.6mg、0.10mmol)、及びピリジン−3−イルメタンアミン(10.81mg、0.10mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.89(s、1H)、10.08(s、1H)、8.64(s、1H)、8.48(d、J=4.9Hz、1H)、8.21(s、1H)、7.77(d、J=37.0Hz、3H)、7.42−7.32(m、1H)、4.83(d、J=5.5Hz、2H)、3.81(br s、4H)、3.22(br s、2H)、2.79(s、6H)、2.71−2.60(m、2H)、2.56(br s、4H)、2.42(s、3H)、2.25(s、3H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=487。
【0390】
実施例81.N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン。
表題化合物は、実施例71に記載された同様の手順に従って、2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、2HCl(実施例68、23.47mg、0.05mmol)、ブロモトリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(46.6mg、0.10mmol)、及び(5−クロロピリジン−3−イル)メタンアミン(14.26mg、0.10mmol)から一晩で調製した。MS(M+H)=521。
【0391】
実施例82.N−((4−クロロピリジン−2−イル)メチル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン。
表題化合物は、実施例71に記載された同様の手順に従って、2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、2HCl(実施例68、23.47mg、0.05mmol)、ブロモトリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(46.6mg、0.10mmol)、及び(4−クロロピリジン−2−イル)メタンアミン(14.26mg、0.10mmol)から一晩で調製した。MS(M+H)=521。
【0392】
実施例83.2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((5−フルオロピリジン−3−イル)メチル)キナゾリン−4−アミン。
表題化合物は、実施例71に記載された同様の手順に従って、2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、2HCl(実施例68、23.47mg、0.05mmol)、ブロモトリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(46.6mg、0.10mmol)、及び(5−フルオロピリジン−3−イル)メタンアミン(12.61mg、0.10mmol)から一晩で調製した。MS(M+H)=505。
【0393】
実施例84.2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((4−メチルピリジン−3−イル)メチル)キナゾリン−4−アミン。
表題化合物は、実施例71に記載された同様の手順に従って、2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、2HCl(実施例68、23.47mg、0.05mmol)、ブロモトリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(46.6mg、0.10mmol)、及び(4−メチルピリジン−3−イル)メタンアミン(12.22mg、0.10mmol)から一晩で調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.95(s、1H)、9.86(s、1H)、8.56(s、1H)、8.45(s、1H)、8.25(s、1H)、7.82(s、1H)、7.73(s、1H)、7.40(s、1H)、4.87(d、J=4.9Hz、2H)、3.82(br s、4H)、3.23(t、J=6.0Hz、2H)、2.80(s、6H)、2.73−2.52(m、6H)、2.41(br s、6H)、2.24(s、3H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=501。
【0394】
実施例85.N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−メチルキナゾリン−4−アミン。
表題化合物は、実施例71に記載された同様の手順に従って、2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、2HCl(実施例68、23.47mg、0.05mmol)、ブロモトリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(46.6mg、0.10mmol)、及び1−(3−クロロフェニル)−N−メチルメタンアミン(15.56mg、0.100mmol)から一晩で調製した。MS(M+H)=534。
【0395】
実施例86.5−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−3−フルオロピリジン−2−オール。
表題化合物は、実施例65に記載された同様の手順に従って、6−ブロモ−N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−4−アミン(25.2mg、0.05mmol)、3−フルオロ−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2−オール(0.024g、0.10mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(4.08mg、5.0μmol)、及びKCO(41.5mg、0.30mmol)から調製した。MS(M+H)=536。
【0396】
実施例87.2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((4−メチルチオフェン−2−イル)メチル)キナゾリン−4−アミン。
表題化合物は、実施例71に記載された同様の手順に従って、2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、2HCl(実施例68、23.47mg、0.05mmol)、ブロモトリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(46.6mg、0.10mmol)、及び(4−メチルチオフェン−2−イル)メタンアミン(12.72mg、0.10mmol)から調製した。MS(M+H)=506。
【0397】
実施例88.2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((5−メチルチオフェン−2−イル)メチル)キナゾリン−4−アミン。
表題化合物は、実施例71に記載された同様の手順に従って、2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、2HCl(実施例68、23.47mg、0.05mmol)、ブロモトリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(46.6mg、0.10mmol)、及び(5−メチルチオフェン−2−イル)メタンアミン、HCl(16.37mg、0.10mmol)から調製した。MS(M+H)=506。
【0398】
実施例89.2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1−(チオフェン−2−イル)エチル)キナゾリン−4−アミン。
表題化合物は、実施例71に記載された同様の手順に従って、2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、2HCl(実施例68、23.47mg、0.05mmol)、ブロモトリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(46.6mg、0.10mmol)、及び1−(チオフェン−2−イル)エタンアミン(12.72mg、0.10mmol)から調製した。MS(M+H)=506。
【0399】
実施例90.N−(1−(3−クロロフェニル)エチル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン。
表題化合物は、実施例71に記載された同様の手順に従って、2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、2HCl(実施例68、23.47mg、0.05mmol)、ブロモトリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(46.6mg、0.10mmol)、及び1−(3−クロロフェニル)エタンアミン(15.56mg、0.10mmol)から調製した。MS(M+H)=534。
【0400】
実施例91.5−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−3−メチルピリジン−2−オール。
表題化合物は、実施例65に記載された同様の手順に従って、6−ブロモ−N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−4−アミン(25.2mg、0.05mmol)、(6−ヒドロキシ−5−メチルピリジン−3−イル)ボロン酸(15.29mg、0.100mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(4.08mg、5.0μmol)、及びKCO(41.5mg、0.30mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.93(s、2H)、10.07(s、1H)、8.43(s、1H)、8.05(s、1H)、7.82(dd、J=2.8、1.3Hz、1H)、7.73−7.60(m、2H)、7.48(s、1H)、7.39−7.29(m、3H)、4.81(d、J=5.7Hz、2H)、3.81(br s、4H)、3.22(br s、2H)、2.79(s、6H)、2.70−2.51(m、6H)、2.06(s、3H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=532。
【0401】
実施例92.N−ベンジル−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン。
表題化合物は、実施例71に記載された同様の手順に従って、2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、2HCl(実施例68、23.47mg、0.05mmol)、ブロモトリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(46.6mg、0.10mmol)、及びフェニルメタンアミン(10.72mg、0.10mmol)から一晩で調製した。MS(M+H)=486。
【0402】
実施例93.N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3−メチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン。
表題化合物は、実施例65に記載された同様の手順に従って、6−ブロモ−N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−4−アミン(25.2mg、0.05mmol)、3−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)イソキサゾール(20.90mg、0.10mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(4.08mg、5.0μmol)、及びKCO(41.5mg、0.30mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.93(s、1H)、10.09(s、1H)、9.13(s、1H)、8.33(s、1H)、7.93(s、1H)、7.71(s、1H)、7.47(s、1H)、7.39−7.26(m、3H)、4.80(s、2H)、3.81(br s、4H)、3.22(br s、2H)、2.79(s、6H)、2.70−2.50(m、6H)、2.42(s、3H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=506。
【0403】
実施例94.N−((5−クロロチオフェン−2−イル)メチル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン。
表題化合物は、実施例71に記載された同様の手順に従って、2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、2HCl(実施例68、23.47mg、0.05mmol)、ブロモトリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(46.6mg、0.10mmol)、及び(5−クロロチオフェン−2−イル)メタンアミン、HCl(18.41mg、0.10mmol)から調製した。MS(M+H)=526。
【0404】
実施例95.N−(4−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン。
表題化合物は、実施例71に記載された同様の手順に従って、2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、2HCl(実施例68、23.47mg、0.05mmol)、ブロモトリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(46.6mg、0.10mmol)、及び(4−クロロフェニル)メタンアミン(0.014g、0.10mmol)から調製した。MS(M+H)=520。
【0405】
実施例96.4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)ピリジン−2−オール。
表題化合物は、実施例65に記載された同様の手順に従って、6−ブロモ−N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−4−アミン(25.2mg、0.05mmol)、4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2−オール(22.11mg、0.10mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(4.08mg、5.0μmol)、及びKCO(41.5mg、0.30mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.95(s、1H)、11.67(s、1H)、10.18(s、1H)、8.66(s、1H)、8.16(s、1H)、7.71(s、1H)、7.49(s、2H)、7.41−7.26(m、3H)、6.77(s、1H)、6.61(d、J=7.0Hz、1H)、4.80 br(s、2H)、3.82(br s、4H)、3.22(br s、2H)、2.79(s、6H)、2.71−2.51(m、6H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=518。
【0406】
実施例97.2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−N−メチルアセトアミド。
表題化合物は、実施例28に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、N−メチル−2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミド(26.5mg、0.10mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(8.17mg、10.0μmol)、及びKCO(41.5mg、0.30mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.42(s、1H)、8.68(s、1H)、8.26(d、J=71.6Hz、3H)、7.91(d、J=36.9Hz、2H)、7.55(s、1H)、7.46−7.40(m、1H)、7.37(t、J=7.7Hz、1H)、7.34−7.28(m、1H)、5.01(s、2H)、4.91(s、2H)、2.62(d、J=4.6Hz、3H)、2.46(s、3H)、2.28(s、3H);MS(M+H)=502。
【0407】
実施例98.2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−N,N−ジメチルアセトアミド。
表題化合物は、実施例28に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、19.96mg、0.05mmol)、N,N−ジメチル−2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミド(27.9mg、0.100mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(8.17mg、10.0μmol)、及びKCO(41.5mg、0.30mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.39(s、1H)、8.63(s、1H)、8.35(br s、2H)、7.91(m、2H)、7.55(s、1H)、7.46−7.40(m、1H)、7.37(t、J=7.7Hz、1H)、7.32(d、J=8.0Hz、1H)、5.26(s、2H)、5.01(s、2H)、3.04(s、3H)、2.85(s、3H)、2.46(s、3H)、2.28(s、3H);MS(M+H)=516。
【0408】
実施例99.2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(4−フルオロベンジル)キナゾリン−4−アミン。
表題化合物は、実施例71に記載された同様の手順に従って、2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、2HCl(実施例68、23.47mg、0.05mmol)、ブロモトリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(46.6mg、0.10mmol)、及び(4−フルオロフェニル)メタンアミン(12.51mg、0.10mmol)から調製した。MS(M+H)=504。
【0409】
実施例100.5−(2−クロロ−4−((3−クロロベンジル)アミノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン。
2つ口フラスコに、6−ブロモ−2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)キナゾリン−4−アミン(766mg、2mmol)、1−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2(1H)−オン(517mg、2.200mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(163mg、0.20mmol)、及びKCO(912mg、6.6mmol)を入れた。空気を除去し、Nを(2〜3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(6ml)と水(3ml)の混合物を添加し、(予熱した)95℃で2時間撹拌した。室温に冷却後、HO(20mL)を添加し、固体を濾過し、HO(3mL×2)で洗浄した後、乾燥させた。乾燥させた固体を5%のEtOAc/ヘキサン(30mL)中に置き、30分間激しく撹拌した後、濾過し、5−(2−クロロ−4−((3−クロロベンジル)アミノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(741mg、1.441mmol、72.1%粗収率)を黄色固体として得た。約80%純度の物質をさらに精製することなく使用した。20mgの粗物質を精製に供して、スクリーニングした。MS(M+H)=411。
【0410】
実施例101.2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミド。
表題化合物は、実施例28に記載された同様の手順に従って、5−(2−クロロ−4−((3−クロロベンジル)アミノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(実施例100、0.039g、0.075mmol)、2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミド(0.038g、0.150mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(12mg、15μmol)、及びKCO(62mg、0.45mmol)から調製した。MS(M+H)=500
【0411】
実施例102.2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−N−メチルアセトアミド。
表題化合物は、実施例28に記載された同様の手順に従って、5−(2−クロロ−4−((3−クロロベンジル)アミノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(実施例100、0.039g、0.075mmol)、N−メチル−2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミド(39.8mg、0.15mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(12mg、15μmol)、及びKCO(62mg、0.45mmol)から調製した。MS(M+H)=514。
【0412】
実施例103.5−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−2−(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン。
表題化合物は、実施例28に記載された同様の手順に従って、5−(2−クロロ−4−((3−クロロベンジル)アミノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(実施例100、0.039g、0.075mmol)、2−メチル−1−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)プロパン−2−オール(39.9mg、0.150mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(12mg、15μmol)、及びKCO(62mg、0.45mmol)から調製した。MS(M+H)=515。
【0413】
実施例104.3−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)プロパンニトリル。
表題化合物は、実施例28に記載された同様の手順に従って、5−(2−クロロ−4−((3−クロロベンジル)アミノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(実施例100、0.039g、0.075mmol)、3−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)プロパンニトリル(37.1mg、0.15mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(12mg、15μmol)、及びKCO(62mg、0.45mmol)から調製した。MS(M+H)=496。
【0414】
実施例105.5−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−2−(1−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン。
表題化合物は、実施例28に記載された同様の手順に従って、5−(2−クロロ−4−((3−クロロベンジル)アミノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(実施例100、0.039g、0.075mmol)、2−メチル−2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)プロパン−1−オール(39.9mg、0.150mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(12mg、15μmol)、及びKCO(62mg、0.45mmol)から調製した。MS(M+H)=515。
【0415】
実施例106.5−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−2−(4−(2−ヒドロキシアセチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、5−(2−クロロ−4−((3−クロロベンジル)アミノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(実施例100、38.6mg、0.075mmol)、及び2−ヒドロキシ−1−(ピペラジン−1−イル)エタノン(54.1mg、0.375mmol)から調製した。MS(M+H)=519。
【0416】
実施例107.5−(2−(4−(2−アミノアセチル)ピペラジン−1−イル)−4−((3−クロロベンジル)アミノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、5−(2−クロロ−4−((3−クロロベンジル)アミノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(実施例100、38.6mg、0.075mmol)、2−アミノ−1−(ピペラジン−1−イル)エタノン、2HCl(0.081g、0.375mmol)、及びヒューニッヒ塩基(0.131ml、0.75mmol)から調製した。MS(M+H)=518。
【0417】
実施例108.2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、5−(2−クロロ−4−((3−クロロベンジル)アミノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(実施例100、38.6mg、0.075mmol)、2−(ピペラジン−1−イル)アセトアミド、HCl(67.4mg、0.375mmol)、及びヒューニッヒ塩基(0.131ml、0.75mmol)から調製した。MS(M+H)=518。
【0418】
実施例109.2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N−メチルアセトアミド。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、5−(2−クロロ−4−((3−クロロベンジル)アミノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(実施例100、38.6mg、0.075mmol)、N−メチル−2−(ピペラジン−1−イル)アセトアミド、HCl(72.6mg、0.375mmol)、及びヒューニッヒ塩基(0.131ml、0.75mmol)から調製した。MS(M+H)=532。
【0419】
実施例110.2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチルアセトアミド。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、5−(2−クロロ−4−((3−クロロベンジル)アミノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(実施例100、38.6mg、0.075mmol)、N,N−ジメチル−2−(ピペラジン−1−イル)アセトアミド(64.2mg、0.375mmol)、及びヒューニッヒ塩基(0.131ml、0.75mmol)から調製した。MS(M+H)=546。
【0420】
実施例111.(S)−5−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−2−(4−(2−ヒドロキシプロピル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、5−(2−クロロ−4−((3−クロロベンジル)アミノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(実施例100、38.6mg、0.075mmol)、(S)−1−(ピペラジン−1−イル)プロパン−2−オール、HCl(0.068g、0.375mmol)、及びヒューニッヒ塩基(0.131ml、0.75mmol)から調製した。MS(M+H)=519。
【0421】
実施例112.2−クロロ−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン。
ステップ1:6−ブロモ−2−クロロ−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)キナゾリン−4−アミン。
THF(容量:20ml)中の6−ブロモ−2,4−ジクロロキナゾリン(1.946g、7mmol)の混合物に、(5−クロロピリジン−3−イル)メタンアミン(0.998g、7.0mmol)、その後、EtN(1.463ml、10.50mmol)を室温で添加した。混合物を0℃で15分間撹拌した後、室温に1.5時間温めた(TLCによって完了)。混合物をEtOAc/HO(50mL/50mL)に注いだ。水層をEtOAc(50mL×2)で抽出した。組み合わせた有機層を乾燥させて(NaSO)、濾過した。溶媒の除去後、生成物とある程度のEtOAc(5〜10mL)を超音波処理した後、ヘキサン(200mL)をゆっくり添加した。固体を濾過し、ヘキサンですりつぶした後、乾燥させて、6−ブロモ−2−クロロ−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)キナゾリン−4−アミン(2.31g、6.01mmol、86%収率)を固体として得た。
【0422】
ステップ2:2−クロロ−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン。
2つ口フラスコに、6−ブロモ−2−クロロ−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)キナゾリン−4−アミン(0.960g、2.5mmol)、3,5−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)イソキサゾール(0.613g、2.75mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(0.204g、0.25mmol)、及びKCO(1.140g、8.25mmol)を入れた。空気を除去し、Nを(2〜3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(9ml)と水(4.5ml)の混合物を添加し、(予熱した)95℃で1.5時間撹拌した。室温に冷却後、有機層を分離し、水層をEtOAc(5mL×3)で抽出した。組み合わせた有機層を乾燥させて(NaSO)、濾過した。生成物を10%のEtOAc/ヘキサンですりつぶした後、乾燥させて、粗の2−クロロ−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(1.5g、2.249mmol、90%粗収率)を得た。ある程度の不純物を含有する粗物質をさらに精製することなく使用した。40mgの物質を精製に供して、スクリーニングした。MS(M+H)=400。
【0423】
実施例113.5−(2−クロロ−4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン。
2つ口フラスコに、6−ブロモ−2−クロロ−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)キナゾリン−4−アミン(1.152g、3mmol)、1−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2(1H)−オン(0.776g、3.30mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(0.245g、0.300mmol)、及びKCO(1.368g、9.90mmol)を入れた。空気を除去し、Nを(2〜3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(10ml)と水(5ml)の混合物を添加し、(予熱した)95℃で1.5時間撹拌した。室温に冷却後、HO(20mL)を添加し、固体を濾過し、HO(5mL×2)で洗浄した後、乾燥させた。その後、生成物を10%のEtOAc/ヘキサンですりつぶした後、乾燥させて、粗の5−(2−クロロ−4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(1.52g、2.77mmol、92%収率)を得た。ある程度の不純物を含有する粗物質をさらに精製することなく使用した。40mgの物質を精製に供して、スクリーニングした。MS(M+H)=412。
【0424】
実施例114.5−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−2−(1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン。
表題化合物は、実施例28に記載された同様の手順に従って、5−(2−クロロ−4−((3−クロロベンジル)アミノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(実施例100、0.039g、0.075mmol)、2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール(35.7mg、0.150mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(12mg、15μmol)、及びKCO(62mg、0.45mmol)から調製した。MS(M+H)=487。
【0425】
実施例115.2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((5−メチルピリジン−3−イル)メチル)キナゾリン−4−アミン。
表題化合物は、実施例71に記載された同様の手順に従って、2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、2HCl(実施例68、46.9mg、0.1mmol)、ブロモトリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(93mg、0.2mmol)、及び(5−メチルピリジン−3−イル)メタンアミン(24.43mg、0.20mmol)から調製した。MS(M+H)=501。
【0426】
実施例116.4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン。
表題化合物は、実施例65に記載された同様の手順に従って、6−ブロモ−N−(3−クロロベンジル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−4−アミン(25.2mg、0.05mmol)、1−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2(1H)−オン(0.024g、0.10mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(4.08mg、5.0μmol)、及びKCO(41.5mg、0.30mmol)から調製した。MS(M+H)=532。
【0427】
実施例117.2−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例112、46.2mg、0.075mmol)、2−(ピペラジン−1−イル)アセトアミド、HCl(67.4mg、0.375mmol)、及びヒューニッヒ塩基(0.131ml、0.75mmol)から調製した。MS(M+H)=507。
【0428】
実施例118.2−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N−メチルアセトアミド。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例112、46.2mg、0.075mmol)、N−メチル−2−(ピペラジン−1−イル)アセトアミド、HCl(72.6mg、0.375mmol)、及びヒューニッヒ塩基(0.131ml、0.75mmol)から調製した。MS(M+H)=521。
【0429】
実施例119.2−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチルアセトアミド。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例112、46.2mg、0.075mmol)、N,N−ジメチル−2−(ピペラジン−1−イル)アセトアミド(64.2mg、0.375mmol)、及びヒューニッヒ塩基(0.131ml、0.75mmol)から調製した。MS(M+H)=535。
【0430】
実施例120.2−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エタノール。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例112、46.2mg、0.075mmol)、2−(ピペラジン−1−イル)エタノール(48.8mg、0.375mmol)、及びヒューニッヒ塩基(0.131ml、0.75mmol)から調製した。MS(M+H)=494。
【0431】
実施例121.5−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−2−(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、5−(2−クロロ−4−((3−クロロベンジル)アミノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(実施例100、38.6mg、0.075mmol)、2−(ピペラジン−1−イル)エタノール(48.8mg、0.375mmol)、及びヒューニッヒ塩基(0.131ml、0.75mmol)から調製した。MS(M+H)=505。
【0432】
実施例122.5−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−2−(4−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボニル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、5−(2−クロロ−4−((3−クロロベンジル)アミノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(実施例100、38.6mg、0.075mmol)、(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)(ピペラジン−1−イル)メタノン、HCl(87mg、0.375mmol)、及びヒューニッヒ塩基(0.131ml、0.75mmol)から調製した。MS(M+H)=569。
【0433】
実施例123.5−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−2−(4−(3−(ジメチルアミノ)プロピル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、5−(2−クロロ−4−((3−クロロベンジル)アミノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(実施例100、38.6mg、0.075mmol)、N,N−ジメチル−3−(ピペラジン−1−イル)プロパン−1−アミン(0.064g、0.375mmol)、及びヒューニッヒ塩基(0.131ml、0.75mmol)から調製した。MS(M+H)=546。
【0434】
実施例124.5−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例112、46.2mg、0.075mmol)、N,N−ジメチル−2−(ピペラジン−1−イル)エタンアミン(0.059g、0.375mmol)、及びヒューニッヒ塩基(0.131ml、0.75mmol)から調製した。MS(M+H)=533。
【0435】
実施例125.5−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−2−(4−(3−(ジメチルアミノ)プロピル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例112、46.2mg、0.075mmol)、N,N−ジメチル−3−(ピペラジン−1−イル)プロパン−1−アミン(0.064g、0.375mmol)、及びヒューニッヒ塩基(0.131ml、0.75mmol)から調製した。MS(M+H)=547。
【0436】
実施例126.5−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−2−(4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例112、46.2mg、0.075mmol)、2−(ピペラジン−1−イル)エタノール(0.049g、0.375mmol)、及びヒューニッヒ塩基(0.131ml、0.75mmol)から調製した。MS(M+H)=506。
【0437】
実施例127.2−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例112、46.2mg、0.075mmol)、2−(ピペラジン−1−イル)アセトアミド、HCl(0.067g、0.375mmol)、及びヒューニッヒ塩基(0.131ml、0.75mmol)から調製した。MS(M+H)=519。
【0438】
実施例128.2−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N−メチルアセトアミド。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例112、46.2mg、0.075mmol)、N−メチル−2−(ピペラジン−1−イル)アセトアミド、HCl(0.073g、0.375mmol)、及びヒューニッヒ塩基(0.131ml、0.75mmol)から調製した。MS(M+H)=533。
【0439】
実施例129.2−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチルアセトアミド。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例112、46.2mg、0.075mmol)、N,N−ジメチル−2−(ピペラジン−1−イル)アセトアミド(0.064g、0.375mmol)、及びヒューニッヒ塩基(0.131ml、0.75mmol)から調製した。MS(M+H)=547。
【0440】
実施例130.N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−2−(4−(3−(ジメチルアミノ)プロピル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例112、46.2mg、0.075mmol)、N,N−ジメチル−3−(ピペラジン−1−イル)プロパン−1−アミン(64.2mg、0.375mmol)、及びヒューニッヒ塩基(0.131ml、0.75mmol)から調製した。MS(M+H)=535。
【0441】
実施例131.2−アミノ−1−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エタノン。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例112、46.2mg、0.075mmol)、2−アミノ−1−(ピペラジン−1−イル)エタノン、2HCl(0.081g、0.375mmol)、及びヒューニッヒ塩基(0.131ml、0.75mmol)から調製した。MS(M+H)=507。
【0442】
実施例132.1−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−2−ヒドロキシエタノン。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例112、46.2mg、0.075mmol)、2−ヒドロキシ−1−(ピペラジン−1−イル)エタノン(54.1mg、0.375mmol)、及びヒューニッヒ塩基(0.131ml、0.75mmol)から調製した。MS(M+H)=508。
【0443】
実施例133.5−(2−(4−(2−アミノアセチル)ピペラジン−1−イル)−4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例112、46.2mg、0.075mmol)、2−アミノ−1−(ピペラジン−1−イル)エタノン、2HCl(81mg、0.375mmol)、及びヒューニッヒ塩基(0.131ml、0.75mmol)から調製した。MS(M+H)=519。
【0444】
実施例134.5−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−2−(4−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン、2TFA。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、5−(2−クロロ−4−((3−クロロベンジル)アミノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(実施例100、30.8mg、0.075mmol)、及び2−メチル−1−(ピペラジン−1−イル)プロパン−2−オール、2HCl(52.0mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.30(s、1H)、8.40(s、1H)、8.20(d、J=2.6Hz、1H)、8.01(s、1H)、7.91(dd、J=9.5、2.7Hz、1H)、7.57−7.49(m、3H)、7.41−7.28(m、2H)、6.55(d、J=9.4Hz、1H)、5.28(s、1H)、4.81(s、2H)、4.68−2.78(m、10H)、3.51(s、3H)、1.24(s、6H);MS(M+H)=533。
【0445】
実施例135.5−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−2−(4−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン、2TFA。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、5−(2−クロロ−4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(実施例113、30.9mg、0.075mmol)、及び2−メチル−1−(ピペラジン−1−イル)プロパン−2−オール、2HCl(52.0mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.27(s、1H)、8.62(d、J=1.8Hz、1H)、8.53(d、J=2.3Hz、1H)、8.37(s、1H)、8.20(d、J=2.7Hz、1H)、8.06−7.93(m、2H)、7.90(dd、J=9.5、2.8Hz、1H)、7.57(s、1H)、6.55(d、J=9.5Hz、1H)、5.28(s、1H)、4.84(s、2H)、4.66−2.85(m、10H)、3.51(s、3H)、1.24(s、6H);MS(M+H)=534。
【0446】
実施例136.1−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール、2TFA。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例112、30.0mg、0.075mmol)、及び2−メチル−1−(ピペラジン−1−イル)プロパン−2−オール、2HCl(52.0mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.27(s、1H)、8.60(d、J=1.8Hz、1H)、8.52(d、J=2.4Hz、1H)、8.16(s、1H)、7.95(t、J=2.2Hz、1H)、7.76(s、1H)、7.62(s、1H)、5.27(s、1H)、4.82(d、J=5.6Hz、2H)、4.70−2.82(m、10H)、2.42(s、3H)、2.25(s、3H)、1.24(s、6H);MS(M+H)=522。
【0447】
実施例137.1−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール、2TFA。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、0.03g、0.075mmol)、及び2−メチル−1−(ピペラジン−1−イル)プロパン−2−オール、2HCl(0.052g、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.36(s、1H)、8.19(s、1H)、7.76(s、1H)、7.63(s、1H)、7.47(d、J=1.5Hz、1H)、7.41−7.22(m、3H)、5.26(s、1H)、4.79(d、J=5.6Hz、2H)、4.67−2.76(m、10H)、2.42(s、3H)、2.25(s、3H)、1.24(s、6H);MS(M+H)=521。
【0448】
実施例138.2−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−1−オール、2TFA。
表題化合物は、実施例28に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例112、46.2mg、0.075mmol)、2−メチル−2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)プロパン−1−オール(39.9mg、0.15mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(12.25mg、0.015mmol)、及びKCO(62.2mg、0.45mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.38(s、1H)、8.69(d、J=1.9Hz、2H)、8.53(d、J=2.4Hz、1H)、8.34(s、2H)、8.05(t、J=2.2Hz、1H)、7.99(d、J=8.9Hz、1H)、7.87(d、J=8.5Hz、1H)、5.05(d、J=5.5Hz、2H)、3.62(s、2H)、2.46(s、3H)、2.28(s、3H)、1.53(s、6H)。(OHは不図示);MS(M+H)=504。
【0449】
実施例139.1−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール、2TFA。
表題化合物は、実施例28に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例112、46.2mg、0.075mmol)、2−メチル−1−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)プロパン−2−オール(39.9mg、0.15mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(12.25mg、0.015mmol)、及びKCO(62.2mg、0.45mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.35(s、1H)、8.69−8.68(m、2H)、8.53(d、J=2.4Hz、1H)、8.33(s、2H)、8.04(t、J=2.1Hz、1H)、7.97(s、1H)、7.87(d、J=8.5Hz、1H)、5.04(s、2H)、4.13(s、2H)、2.46(s、3H)、2.28(s、3H)、1.10(s、6H)。(OHは不図示);MS(M+H)=504。
【0450】
実施例140.2−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−N,N−ジメチルアセトアミド、2TFA。
表題化合物は、実施例28に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例112、46.2mg、0.075mmol)、N,N−ジメチル−2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミド(41.9mg、0.15mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(12.25mg、0.015mmol)、及びKCO(62.2mg、0.45mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.42(s、1H)、8.68(d、J=1.9Hz、1H)、8.65(s、1H)、8.53(d、J=2.4Hz、1H)、8.33(s、2H)、8.04(t、J=2.1Hz、1H)、7.97(s、1H)、7.87(d、J=8.6Hz、1H)、5.27(s、2H)、5.06(s、2H)、3.04(s、3H)、2.85(s、3H)、2.46(s、3H)、2.28(s、3H);MS(M+H)=517。
【0451】
実施例141.2−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−N−メチルアセトアミド、2TFA。
表題化合物は、実施例28に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例112、46.2mg、0.075mmol)、N−メチル−2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミド(39.8mg、0.15mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(12.25mg、0.015mmol)、及びKCO(62.2mg、0.45mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.39(s、1H)、8.72(s、1H)、8.68(d、J=1.9Hz、1H)、8.53(d、J=2.3Hz、1H)、8.33(s、2H)、8.19(s、1H)、8.04(t、J=2.1Hz、1H)、7.98(s、1H)、7.87(d、J=8.3Hz、1H)、5.05(s、2H)、4.92(s、2H)、2.63(d、J=4.6Hz、3H)、2.46(s、3H)、2.28(s、3H);MS(M+H)=503。
【0452】
実施例142.2−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミド、2TFA。
表題化合物は、実施例28に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例112、46.2mg、0.075mmol)、2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミド(37.7mg、0.15mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(12.25mg、0.015mmol)、及びKCO(62.2mg、0.45mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.35(s、1H)、8.72(s、1H)、8.68(d、J=1.8Hz、1H)、8.53(d、J=2.4Hz、1H)、8.33(s、2H)、8.04(t、J=2.1Hz、1H)、7.98(s、1H)、7.88(d、J=8.5Hz、1H)、7.68(s、1H)、7.35(s、1H)、5.06(d、J=5.6Hz、2H)、4.92(s、2H)、2.46(s、3H)、2.28(s、3H);MS(M+H)=489。
【0453】
実施例143.5−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−2−(1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン、2TFA。
表題化合物は、実施例28に記載された同様の手順に従って、5−(2−クロロ−4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(実施例113、30.9mg、0.075mmol)、2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール(35.7mg、0.15mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(12.25mg、0.015mmol)、及びKCO(62.2mg、0.45mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.34(s、1H)、8.70(d、J=1.8Hz、2H)、8.54(d、J=2.4Hz、1H)、8.51(s、1H)、8.34(s、1H)、8.29(d、J=2.7Hz、1H)、8.18(s、1H)、8.06(t、J=2.1Hz、1H)、7.95(dd、J=9.5、2.8Hz、1H)、7.80(d、J=9.0Hz、1H)、6.58(d、J=9.5Hz、1H)、5.05(br s、3H)、4.26(t、J=5.3Hz、2H)、3.77(t、J=5.4Hz、2H)、3.53(s、3H);MS(M+H)=488。
【0454】
実施例144.2−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール、2TFA。
表題化合物は、実施例28に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例112、46.2mg、0.075mmol)、2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール(35.7mg、0.15mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(12.25mg、0.015mmol)、及びKCO(62.2mg、0.45mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.34(s、1H)、8.72(s、1H)、8.69(d、J=1.8Hz、1H)、8.53(d、J=2.3Hz、1H)、8.36(s、1H)、8.34−8.27(m、1H)、8.05(t、J=2.1Hz、1H)、7.99(d、J=9.0Hz、1H)、7.87(d、J=8.6Hz、1H)、5.06(d、J=5.3Hz、2H)、4.27(t、J=5.3Hz、2H)、3.78(t、J=5.3Hz、2H)、2.45(s、3H)、2.28(s、3H)。(OHは不図示);MS(M+H)=476。
【0455】
実施例145.2−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミド、2TFA。
表題化合物は、実施例28に記載された同様の手順に従って、5−(2−クロロ−4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(実施例113、30.9mg、0.075mmol)、2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミド(37.7mg、0.15mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(12.25mg、0.015mmol)、及びKCO(62.2mg、0.45mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.39(s、1H)、8.70(d、J=1.8Hz、2H)、8.53(d、J=2.4Hz、1H)、8.51(s、1H)、8.29(d、J=2.7Hz、2H)、8.18(s、1H)、8.06(d、J=2.2Hz、1H)、7.95(dd、J=9.5、2.8Hz、1H)、7.80(d、J=8.5Hz、1H)、7.65(s、1H)、7.34(d、J=10.5Hz、1H)、6.58(d、J=9.4Hz、1H)、5.04(s、2H)、4.91(s、2H)、3.53(s、3H);MS(M+H)=501。
【0456】
実施例146.2−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−N,N−ジメチルアセトアミド、2TFA。
表題化合物は、実施例28に記載された同様の手順に従って、5−(2−クロロ−4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(実施例113、30.9mg、0.075mmol)、N,N−ジメチル−2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミド(41.9mg、0.15mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(12.25mg、0.015mmol)、及びKCO(62.2mg、0.45mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.38(s、1H)、8.70(d、J=1.9Hz、1H)、8.65(s、1H)、8.57−8.50(m、2H)、8.33(d、J=9.7Hz、1H)、8.30(d、J=2.7Hz、1H)、8.20(d、J=8.8Hz、1H)、8.06(t、J=2.2Hz、1H)、7.95(dd、J=9.5、2.8Hz、1H)、7.82(d、J=8.8Hz、1H)、6.59(d、J=9.5Hz、1H)、5.28(s、2H)、5.07(d、J=5.8Hz、2H)、3.53(s、3H)、3.04(s、3H)、2.85(s、3H);MS(M+H)=529。
【0457】
実施例147.2−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−N−メチルアセトアミド、2TFA。
表題化合物は、実施例28に記載された同様の手順に従って、5−(2−クロロ−4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(実施例113、30.9mg、0.075mmol)、N−メチル−2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミド(39.8mg、0.15mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(12.25mg、0.015mmol)、及びKCO(62.2mg、0.45mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.36(s、1H)、8.70(d、J=1.8Hz、2H)、8.54(d、J=2.4Hz、1H)、8.51(s、1H)、8.29(d、J=2.7Hz、2H)、8.14(d、J=30.2Hz、2H)、8.08−8.02(m、1H)、7.95(dd、J=9.5、2.8Hz、1H)、7.80(d、J=8.7Hz、1H)、6.58(d、J=9.5Hz、1H)、5.06(s、2H)、4.91(s、2H)、3.53(s、3H)、2.62(dd、J=4.5、2.8Hz、3H);MS(M+H)=515。
【0458】
実施例148.5−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−2−(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン、2TFA。
表題化合物は、実施例28に記載された同様の手順に従って、5−(2−クロロ−4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(実施例113、30.9mg、0.075mmol)、2−メチル−1−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)プロパン−2−オール(39.9mg、0.15mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(12.25mg、0.015mmol)、及びKCO(62.2mg、0.45mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.37(s、1H)、8.70(d、J=1.9Hz、1H)、8.65(s、1H)、8.54(d、J=2.4Hz、1H)、8.52(s、1H)、8.32(s、1H)、8.29(d、J=2.7Hz、1H)、8.18(s、1H)、8.06(t、J=2.1Hz、1H)、7.95(dd、J=9.5、2.8Hz、1H)、7.80(d、J=8.7Hz、1H)、6.58(d、J=9.5Hz、1H)、5.05(s、2H)、4.83(s、1H)、4.13(s、2H)、3.53(s、3H)、1.09(s、6H);MS(M+H)=516。
【0459】
実施例149.5−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−2−(1−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン、2TFA。
表題化合物は、実施例28に記載された同様の手順に従って、5−(2−クロロ−4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(実施例113、30.9mg、0.075mmol)、2−メチル−2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)プロパン−1−オール(39.9mg、0.15mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(12.25mg、0.015mmol)、及びKCO(62.2mg、0.45mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.35(s、1H)、8.71(d、J=1.8Hz、1H)、8.67(s、1H)、8.53(d、J=2.4Hz、2H)、8.34(s、1H)、8.29(d、J=2.7Hz、1H)、8.19(s、1H)、8.07(t、J=2.2Hz、1H)、7.95(dd、J=9.5、2.8Hz、1H)、7.80(d、J=8.7Hz、1H)、6.59(d、J=9.5Hz、1H)、5.05(s、3H)、3.62(s、2H)、3.53(s、3H)、1.53(s、6H);MS(M+H)=516。
【0460】
実施例150〜151.2−(4−(4−((4−クロロフェニル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール、2TFA(実施例150)、及び6−ブロモ−2−クロロ−N−(4−クロロフェニル)キナゾリン−4−アミン(実施例151)。
ステップ1:6−ブロモ−2−クロロ−N−(4−クロロフェニル)キナゾリン−4−アミン。
THF(10ml)中の6−ブロモ−2,4−ジクロロキナゾリン(1.112g、4mmol)、及び4−クロロアニリン(0.765g、6.0mmol)の0℃の混合物に、カリウムt−ブトキシド(5.0mL、5.0mmol)をゆっくり添加した。混合物を0℃で1時間撹拌した。混合物をEtOAc/HO(50mL/50mL)に注いだ。有機層をNaSOで乾燥させて、濾過した。溶媒の除去後、生成物を10%のCHCl/ヘキサンですりつぶした後、乾燥させて、1.25gの粗生成物を得た。これをさらに精製することなく使用した。濾液を濃縮し、0〜20%のEtOAc/ヘキサンを溶離液として用いて、シリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、さらに100mgの粗生成物を得た。合計で、〜1.35gの粗の6−ブロモ−2−クロロ−N−(4−クロロフェニル)キナゾリン−4−アミン(1.35g、2.93mmol、73.2%収率)を得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.28(s、1H)、8.84(d、J=2.1Hz、1H)、8.00(dd、J=8.9、2.1Hz、1H)、7.85−7.76(m、2H)、7.65(d、J=8.9Hz、1H)、7.55−7.44(m、2H);MS(M+H)=369。
【0461】
ステップ2:6−ブロモ−2−クロロ−N−(4−クロロフェニル)キナゾリン−4−アミン(実施例151)。
2つ口フラスコに、6−ブロモ−2−クロロ−N−(4−クロロフェニル)キナゾリン−4−アミン(738mg、2mmol)、3,5−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)イソキサゾール(491mg、2.2mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(163mg、0.2mmol)、及びKCO(912mg、6.6mmol)を入れた。空気を除去し、Nを(2〜3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(7ml)と水(3.5ml)の混合物を添加し、(予熱した)95℃で1.5時間撹拌した。室温に冷却後、有機層を分離し、水層をEtOAc(5mL×3)で抽出した。組み合わせた有機層をNaSOで乾燥させて、濾過した。生成物を70%のEtOAc/ヘキサンですりつぶした後、乾燥させて、280mgの粗生成物を得た。これをさらに精製することなく使用した。濾液を濃縮し、10〜20%のEtOAc/CHClを溶出として用いて、シリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、さらに165mgの粗生成物を得た。合計で445mgの2−クロロ−N−(4−クロロフェニル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(1.16mmol、57.8%収率)を得た。20mgを精製し、TFA塩を得て、スクリーニングした。MS(M+H)=386。
【0462】
ステップ3:2−(4−(4−((4−クロロフェニル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール、2TFA。
表題化合物は、実施例28に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(4−クロロフェニル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(48.2mg、0.1mmol)、2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール(47.6mg、0.20mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(16.33mg、0.02mmol)、及びKCO(83mg、0.60mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.67(s、1H)、8.56(s、1H)、8.46(s、1H)、8.18(s、1H)、7.96(d、J=8.6Hz、1H)、7.90(d、J=8.6Hz、3H)、7.60−7.52(m、2H)、4.26(t、J=5.4Hz、2H)、3.77(t、J=5.4Hz、2H)、2.47(s、3H)、2.29(s、3H)。(OHは不図示);MS(M+H)=461。
【0463】
実施例152.N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−4−アミン、2TFA。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例112、61.6mg、0.1mmol)、及び1−(メチルスルホニル)ピペラジン(49.3mg、0.30mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 12.05(s、1H)、10.09(s、1H)、8.60(d、J=1.8Hz、1H)、8.53(d、J=2.3Hz、1H)、8.19(s、1H)、7.97(s、1H)、7.82−7.71(m、2H)、4.83(s、2H)、3.92(s、4H)、3.19(s、4H)、2.87(s、3H)、2.42(s、3H)、2.25(s、3H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=529。
【0464】
実施例153.N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル)キナゾリン−4−アミン、2TFA。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、39.9mg、0.1mmol)、及び4−(メチルスルホニル)ピペリジン(49.0mg、0.30mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.90(s、1H)、10.08(s、1H)、8.22(s、1H)、7.82(s、1H)、7.73(s、1H)、7.48(s、1H)、7.40−7.28(m、3H)、4.79(s、2H)、4.65(br s、1H)、3.46(br s、2H)、3.19(br s、2H)、2.92(s、3H)、2.42(s、3H)、2.25(s、3H)、2.11(d、J=12.7Hz、2H)、1.59(br s、2H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=527。
【0465】
実施例154.N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(4−(メチルスルホニル)ピペリジン−1−イル)キナゾリン−4−アミン、2TFA。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例112、61.6mg、0.1mmol)、及び4−(メチルスルホニル)ピペリジン(49.0mg、0.30mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.92(s、1H)、10.06(s、1H)、8.60(d、J=1.8Hz、1H)、8.52(d、J=2.4Hz、1H)、8.19(s、1H)、7.98(d、J=2.2Hz、1H)、7.82(s、1H)、7.72(s、1H)、4.83(d、J=5.4Hz、2H)、4.63(s、1H)、3.44(m、2H)、3.16(m、2H)、2.91(s、3H)、2.42(s、3H)、2.25(s、3H)、2.10(m、2H)、1.58(s、2H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=528。
【0466】
実施例155.N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−4−アミン、2TFA。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、39.9mg、0.1mmol)、及び1−(メチルスルホニル)ピペラジン(49.3mg、0.30mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 12.02(s、1H)、10.11(s、1H)、8.22(s、1H)、7.82−7.72(m、2H)、7.48(s、1H)、7.41−7.27(m、3H)、4.79(s、2H)、3.92(s、4H)、3.19(s、4H)、2.87(s、3H)、2.42(s、3H)、2.25(s、3H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=528。
【0467】
実施例156.1−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−4−メチルピペリジン−4−カルボニトリル、2TFA。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、39.9mg、0.1mmol)、及び4−メチルピペリジン−4−カルボニトリル、HCl(48.2mg、0.30mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.92(s、1H)、10.08(s、1H)、8.22(s、1H)、7.91−7.77(m、1H)、7.72(s、1H)、7.48(s、1H)、7.39−7.28(m、3H)、4.78(d、J=5.6Hz、2H)、4.50(s、2H)、3.27(s、2H)、2.42(s、3H)、2.25(s、3H)、1.98(d、J=13.6Hz、2H)、1.56(s、2H)、1.34(s、3H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=487。
【0468】
実施例157.1−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−4−メチルピペリジン−4−カルボニトリル、2TFA。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例112、61.6mg、0.1mmol)、及び4−メチルピペリジン−4−カルボニトリル、HCl(48.2mg、0.30mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.94(s、1H)、10.08(s、1H)、8.60(d、J=1.9Hz、1H)、8.53(d、J=2.3Hz、1H)、8.20(s、1H)、7.97(t、J=2.2Hz、1H)、7.82(s、1H)、7.73(s、1H)、4.84(d、J=5.6Hz、2H)、4.48(s、2H)、3.28(s、2H)、2.42(s、3H)、2.24(s、3H)、1.97(d、J=13.7Hz、2H)、1.56(s、2H)、1.34(s、3H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=488。
【0469】
実施例158.N−(4−クロロフェニル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン、2TFA。
ステップ1.6−ブロモ−N−(4−クロロフェニル)キナゾリン−4−アミン
6−ブロモ−N−(4−クロロフェニル)キナゾリン−4−アミンは、実施例1、ステップ1に記載された同様の手順に従って、6−ブロモ−2,4−ジクロロキナゾリン、及び(3−クロロフェニル)メタンアミンから調製した。
【0470】
ステップ2.N−(4−クロロフェニル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン、2TFA。
表題化合物は、実施例151に記載された同様の手順に従って、6−ブロモ−N−(4−クロロフェニル)キナゾリン−4−アミン(50.2mg、0.15mmol)、3,5−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)イソキサゾール(66.9mg、0.30mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(12.25mg、0.015mmol)、及びKCO(124mg、0.90mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.71(s、1H)、8.81(s、1H)、8.58(d、J=1.8Hz、1H)、8.01(dd、J=8.6、1.7Hz、1H)、7.91(d、J=8.6Hz、1H)、7.83−7.74(m、2H)、7.56−7.47(m、2H)、2.46(s、3H)、2.29(s、3H);MS(M+H)=351。
【0471】
実施例159.5−(4−((4−クロロフェニル)アミノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン、TFA。
表題化合物は、実施例151に記載された同様の手順に従って、6−ブロモ−N−(4−クロロフェニル)キナゾリン−4−アミン(実施例158、ステップ1、50.2mg、0.15mmol)、1−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2(1H)−オン(35.3mg、0.15mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(12.25mg、0.015mmol)、及びKCO(124mg、0.90mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.74(s、1H)、8.80−8.71(m、2H)、8.35(d、J=2.7Hz、1H)、8.24(dd、J=8.8、1.9Hz、1H)、8.04(dd、J=9.5、2.8Hz、1H)、7.89−7.76(m、3H)、7.57−7.48(m、2H)、6.60(dd、J=9.4、0.5Hz、1H)、3.54(s、3H);MS(M+H)=363。
【0472】
実施例160.N−(4−クロロフェネチル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン、2TFA。
表題化合物は、実施例71に記載された同様の手順に従って、2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、2HCl(実施例68、94mg、0.2mmol)、ブロモトリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(186mg、0.40mmol)、及び2−(4−クロロフェニル)エタンアミン(62.2mg、0.40mmol)から一晩で調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.75(s、1H)、9.54(s、1H)、8.88(s、1H)、8.13(s、1H)、7.83(d、J=8.6Hz、1H)、7.71(d、J=8.7Hz、1H)、7.32(d、J=7.9Hz、2H)、7.25(d、J=8.2Hz、2H)、3.94−2.88(m、10H)、2.81(s、6H)、2.72−2.53(m、6H)、2.41(s、3H)、2.23(s、3H)。(2塩NHを含む);MS(M+H)=535。
【0473】
実施例161.2−(4−(4−(3−ベンジルアゼチジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチルエタンアミン、2TFA。
表題化合物は、実施例71に記載された同様の手順に従って、2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、2HCl(実施例68、94mg、0.2mmol)、ブロモトリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(186mg、0.40mmol)、及び3−ベンジルアゼチジン、HCl(73.5mg、0.40mmol)から一晩で調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.89−11.51(m、1H)、8.94(s、1H)、7.85(d、J=8.7Hz、1H)、7.72(d、J=6.2Hz、2H)、7.32−7.17(m、5H)、5.01(s、1H)、4.69(s、1H)、4.41(d、J=10.1Hz、1H)、4.06(s、1H)、3.82(s、4H)、3.23(d、J=6.0Hz、2H)、3.13(q、J=6.8Hz、1H)、3.05−2.52(m、4H)、2.80(s、6H)、2.41(s、3H)、2.23(s、3H)、1.71(q、J=4.0Hz、4H)。(2塩NHを含む);MS(M+H)=526。
【0474】
実施例162.N−(4−クロロフェニル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン、2TFA。
表題化合物は、実施例71に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(4−クロロフェニル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例151、72.2mg、0.15mmol)、及びN,N−ジメチル−2−(ピペラジン−1−イル)エタンアミン、2HCl(173mg、0.75mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.05(s、1H)、8.37(s、1H)、7.97−7.55(m、4H)、7.49(d、J=8.4Hz、2H)、3.93−2.51(m、12H)、2.79(s、6H)、2.43(s、3H)、2.26(s、3H);MS(M+H)=507。
【0475】
実施例163.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸、TFA。
ステップ1:6−ブロモ−4−((3−クロロベンジル)アミノ)キナゾリン−2−カルボン酸エチル。
1,4−ジオキサン(12ml)中の6−ブロモ−4−ヒドロキシキナゾリン−2−カルボン酸エチル(0.891g、3mmol)、及びブロモトリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(2.10g、4.50mmol)の懸濁液に、EtN(1.254ml、9.0mmol)を添加した。混合物を室温3時間で撹拌した後、(3−クロロフェニル)メタンアミン(0.85g、6.0mmol)を添加した。混合物を室温でさらに5時間撹拌した。混合物をヘキサン/HO(10mL/10mL)に注いだ。固体を濾過し、3%のEtOAc/ヘキサンですりつぶした後、乾燥させて、6−ブロモ−4−((3−クロロベンジル)アミノ)キナゾリン−2−カルボン酸エチル(1.2g、2.85mmol、95%収率)を得た。物質をさらに精製することなく使用した。MS(M+H)=421。
【0476】
ステップ2:4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸エチル。
2つ口フラスコに、6−ブロモ−4−((3−クロロベンジル)アミノ)キナゾリン−2−カルボン酸エチル(1.69g、4mmol)、3,5−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)イソキサゾール(1.34g、6.0mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(0.33g、0.40mmol)、及びKCO(2.49g、18.0mmol)を入れた。空気を除去し、Nを(2〜3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(16mL)と水(8mL)の混合物を添加し、(予熱した)85℃で1.5時間撹拌した。室温に冷却後、有機層を分離し、EtOAc(10mL×3)で抽出した。組み合わせた有機層をNaSOで乾燥させて、濾過した。溶媒の除去後、50〜75〜90%のEtOAc/ヘキサンを溶離液として用いて、シリカゲルクロマトグラフィーによって生成物を精製し、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸エチル(1.7g、3.89mmol、97%収率)を得た。MS(M+H)=437。
【0477】
ステップ3:4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸.
THF(11mL)とMeOH(1mL)中の4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸エチル(1.7g、3.89mmol)の溶液に、1N NaOH(aq)(11.7mL、11.7mmol、3当量)を添加した。その後、混合物を50℃で2時間撹拌した。室温に冷却後、水層のpHが約4になるまで1N HCl(aq)を添加した。生成物は、フラスコの表面上に粘着性のガムとなり、生成物を溶媒から注意深く分離した。水層をEtOAc(30mL×3)で抽出した。組み合わせた有機層をNaSOで乾燥させて、濾過し、濃縮した。残渣を粘着性のガムと一緒に真空中で1時間乾燥させた。粗生成物に、CHCl(20mL)を添加し、混合物を超音波処理した後、ヘキサン(40mL)を添加した。固体を濾過し、2%のCHCl/ヘキサン(3mL×3)ですりつぶした後、乾燥させて、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(1.11g、2.72mmol、69.8%収率)を得た。物質を精製し、TFA塩を得て、スクリーニングした。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.47(s、1H)、8.32(s、1H)、7.94(q、J=8.6Hz、2H)、7.50(s、1H)、7.41−7.27(m、3H)、4.90(d、J=5.7Hz、2H)、2.45(s、3H)、2.28(s、3H)。(酸性OHは不図示);MS(M+H)=409。
【0478】
実施例164.2−(4−(4−((1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール、2TFA。
ステップ1.2−クロロ−N−(1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン
2−クロロ−N−(1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミンは、実施例1に記載された同様の手順に従って、6−ブロモ−2,4−ジクロロキナゾリン、及び1−(3−クロロフェニル)シクロプロパン−1−アミンから調製した。
【0479】
ステップ2.2−(4−(4−((1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール、2TFA。
表題化合物は、実施例28に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(63.8mg、0.15mmol)、2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール(71.4mg、0.30mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(12.25mg、0.015mmol)、及びKCO(124mg、0.90mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.53(s、1H)、8.51(s、1H)、8.40(s、1H)、8.12(s、1H)、7.97(s、1H)、7.86(d、J=8.6Hz、1H)、7.46(d、J=2.0Hz、1H)、7.38(d、J=7.9Hz、1H)、7.30(t、J=7.8Hz、1H)、7.22(d、J=8.0Hz、1H)、4.99(s、1H)、4.26(d、J=5.3Hz、2H)、3.75(t、J=5.3Hz、2H)、2.50(s、3H)、2.30(s、3H)、1.59(s、2H)、1.44(s、2H);MS(M+H)=501。
【0480】
実施例165.(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)メタノン、2TFA。
4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、136mg、0.15mmol、約45%純度)とHATU(114mg、0.30mmol)の混合物に、DMF(1ml)中のN,N−ジメチル−2−(ピペラジン−1−イル)エタンアミン(47.2mg、0.30mmol)の溶液を添加した後、ヒューニッヒ塩基(0.105ml、0.60mmol)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。フィルターを通して混合物を濾過し、精製し、(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)メタノン、2TFA(15.8mg、0.02mmol、13.57%収率)を得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.25(s、1H)、8.97(s、1H)、8.29(s、1H)、7.85(d、J=8.5Hz、1H)、7.79(d、J=8.6Hz、1H)、7.41(s、1H)、7.37−7.26(m、3H)、4.78(d、J=5.8Hz、2H)、3.62(s、2H)、3.19(s、4H)、2.77(s、6H)、2.70−2.50(m、6H)、2.45(s、3H)、2.28(s、3H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=548。
【0481】
実施例166.2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)酢酸、TFA。
2つ口フラスコに、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、80mg、0.2mmol)、2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)酢酸エチル(112mg、0.40mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(32.7mg、0.04mmol)、及びKCO(166mg、1.20mmol)を入れた。空気を除去し、Nを(2〜3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(1mL)と水(0.5ml)の混合物を添加し、(予熱した)95℃で1時間撹拌した。有機層を分離し、水層をEtOAc(5mL×2)で抽出した。組み合わせた有機層をNaSOで乾燥させて、濾過した。溶媒の除去後、生成物をTHF/MeOH(1mL/0.3mL)中に溶解した後、1N NaOH(aq)(1mL、1mmol)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。混合物をpH約4〜5に中和させた後、空気を吹き込むことによって溶媒を除去し、粗生成物を得た。生成物をMeOH中に溶解し、PL−チオールMP樹脂を通じて濾過し、MeOHで溶出した。濾液を濃縮し、残渣をDMF中に溶解させて、濾過し、精製し、2−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)酢酸、TFA(27.2mg、0.045mmol、22.6%収率)を得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 13.32−13.25(m、1H)、10.36(s、1H)、8.69(s、1H)、8.34(br s、2H)、7.94(s、1H)、7.85(d、J=8.5Hz、1H)、7.55(s、1H)、7.44(d、J=7.6Hz、1H)、7.37(t、J=7.7Hz、1H)、7.32(d、J=8.0Hz、1H)、5.11(s、2H)、5.03−4.96(m、2H)、2.46(d、J=2.0Hz、3H)、2.28(s、3H);MS(M+H)=489。
【0482】
実施例167.N4−(3−クロロベンジル)−N2−(4−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2,4−ジアミン、2TFA。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、39.9mg、0.1mmol)、及び(4−クロロフェニル)メタンアミン(42.5mg、0.30mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 12.59(s、1H)、10.00(s、1H)、8.59(s、1H)、8.20(s、1H)、7.81(d、J=8.5Hz、1H)、7.56(d、J=8.2Hz、1H)、7.38−7.03(m、8H)、4.89−4.70(m、2H)、4.59(d、J=5.8Hz、2H)、2.40(s、3H)、2.23(s、3H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=505。
【0483】
実施例168.N−(4−クロロベンジル)−4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、136mg、0.15mmol)、(4−クロロフェニル)メタンアミン(42.5mg、0.300mmol)、HATU(114mg、0.30mmol)、及びヒューニッヒ塩基(0.105ml、0.60mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.88(br s、1H)、9.62(s、1H)、8.36(s、1H)、8.06(d、J=8.5Hz、1H)、7.98(d、J=8.8Hz、1H)、7.52(s、1H)、7.35−7.32(m、7H)、5.09(d、J=5.6Hz、2H)、4.52(d、J=6.6Hz、2H)、2.45(s、3H)、2.28(s、3H);MS(M+H)=533。
【0484】
実施例169.N−(3−クロロベンジル)−2−(4−クロロフェノキシ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン、2TFA。
マイクロ波管に、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、0.04g、0.1mmol)、4−クロロフェノール(0.026g、0.20mmol)、及びKCO(0.028g、0.20mmol)を入れた。その後、DMF(1ml)を添加し、管を密封し、マイクロ波照射下で、160℃で1時間加熱した。フィルターを通して混合物を濾過し、精製し、N−(3−クロロベンジル)−2−(4−クロロフェノキシ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン、2TFA を得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.38(s、1H)、8.21(d、J=2.3Hz、1H)、7.74(d、J=8.6Hz、1H)、7.55(d、J=8.6Hz、1H)、7.48−7.37(m、2H)、7.32−7.26(m、2H)、7.26−7.18(m、3H)、7.13(d、J=6.2Hz、1H)、4.60(d、J=5.6Hz、2H)、2.42(d、J=1.9Hz、3H)、2.25(d、J=1.8Hz、3H);MS(M+H)=492。
【0485】
実施例170.N−(1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)−2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン、2TFA。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例164、ステップ1、0.064g、0.15mmol)、及びN,N−ジメチル−2−(ピペラジン−1−イル)エタンアミン、2HCl(0.173g、0.75mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 12.00(s、1H)、10.14(s、1H)、8.94(s、1H)、8.26(s、1H)、7.83(s、1H)、7.71(s、1H)、7.30−7.22(m、4H)、3.64(d、J=73.6Hz、8H)、3.19(d、J=6.2Hz、2H)、2.78(s、6H)、2.67−2.54(m、2H)、2.43(s、3H)、2.26(s、3H)、1.47(s、2H)、1.40(s、2H)。(2塩NHを含む);MS(M+H)=546。
【0486】
実施例171.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(ピリジン−4−イルメチル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、136mg、0.15mmol)、HATU(114mg、0.30mmol)、ピリジン−4−イルメタンアミン(16.22mg、0.15mmol)、及びヒューニッヒ塩基(0.105ml、0.60mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.93(s、1H)、9.76(s、1H)、8.65(d、J=5.3Hz、2H)、8.38(s、1H)、8.07(d、J=8.8Hz、1H)、7.99(d、J=8.7Hz、1H)、7.60(d、J=5.3Hz、2H)、7.54(s、1H)、7.41(d、J=7.3Hz、1H)、7.38−7.29(m、2H)、5.11(d、J=5.6Hz、2H)、4.68(d、J=6.3Hz、2H)、2.45(s、3H)、2.28(s、3H);MS(M+H)=499。
【0487】
実施例172.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1−メチルピペリジン−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、136mg、0.15mmol)、HATU(114mg、0.30mmol)、1−メチルピペリジン−4−アミン(17.13mg、0.15mmol)、及びヒューニッヒ塩基(0.105ml、0.60mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.57(s、1H)、9.29(s、1H)、8.75(d、J=8.6Hz、1H)、8.33(s、1H)、8.05−7.88(m、2H)、7.51(s、1H)、7.44−7.26(m、3H)、4.98(s、2H)、4.06−3.93(m、1H)、3.47(d、J=12.3Hz、2H)、3.15−3.06(m、2H)、2.76(d、J=4.4Hz、3H)、2.50(s、3H)、2.28(s、3H)、2.08−2.00(m、2H)、1.92−1.82(m、2H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=505。
【0488】
実施例173.(S)−2−((2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)アミノ)−2−フェニルエタノール、2TFA。
表題化合物は、実施例71に記載された同様の手順に従って、2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、2HCl(実施例68、94mg、0.2mmol)、ブロモトリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(186mg、0.40mmol)、及び(S)−2−アミノ−2−フェニルエタノール(54.9mg、0.40mmol)から一晩で調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.92(s、1H)、9.63(s、1H)、8.47(s、1H)、7.81(d、J=8.1Hz、1H)、7.70(d、J=8.6Hz、1H)、7.46−7.37(m、2H)、7.35−7.28(m、2H)、7.28−7.21(m、1H)、5.37(q、J=7.3Hz、1H)、3.94−3.67(m、6H)、3.22(t、J=6.0Hz、2H)、3.11(s、1H)、2.80(s、6H)、2.71−2.49(m、6H)、2.42(s、3H)、2.25(s、3H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=516。
【0489】
実施例174.2−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(2−フェニルピロリジン−1−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチルエタンアミン、2TFA。
表題化合物は、実施例71に記載された同様の手順に従って、2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、2HCl(実施例68、94mg、0.2mmol)、ブロモトリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(186mg、0.40mmol)、及び2−フェニルピロリジン(58.9mg、0.40mmol)から一晩で調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.92(s、1H)、9.10(s、1H)、8.22(s、1H)、7.83(s、1H)、7.71(d、J=8.4Hz、1H)、7.45−7.07(m、5H)、5.41(s、1H)、4.63(s、1H)、4.30(s、1H)、3.57(s、3H)、3.20(s、2H)、2.78(s、6H)、2.68−1.50(m、17H)。(2塩NHを含む);MS(M+H)=526。
【0490】
実施例175.2−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(2−フェニルピペリジン−1−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチルエタンアミン、2TFA。
表題化合物は、実施例71に記載された同様の手順に従って、2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、2HCl(実施例68、94mg、0.2mmol)、ブロモトリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(186mg、0.40mmol)、及び2−フェニルピペリジン(64.5mg、0.40mmol)から一晩で調製した。MS(M+H)=540。
【0491】
実施例176.2−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチルエタンアミン、2TFA。
表題化合物は、実施例71に記載された同様の手順に従って、2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、2HCl(実施例68、94mg、0.2mmol)、ブロモトリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(186mg、0.40mmol)、及び3−フェニルモルホリン(65.3mg、0.40mmol)から一晩で調製した。MS(M+H)=542。
【0492】
実施例177.N−((1H−イミダゾール−2−イル)メチル)−4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、136mg、0.15mmol)、HATU(114mg、0.30mmol)、及び(1H−イミダゾール−2−イル)メタンアミン、2HCl(25.5mg、0.15mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.51(s、1H)、9.32(s、1H)、8.33(s、1H)、7.95(d、J=8.6Hz、1H)、7.91(d、J=8.7Hz、1H)、7.58(s、2H)、7.52−7.46(m、1H)、7.38(dt、J=7.4、1.7Hz、1H)、7.36−7.32(m、1H)、7.30(dt、J=7.8、1.8Hz、1H)、4.99(d、J=5.7Hz、2H)、4.78(d、J=5.8Hz、2H)、2.45(s、3H)、2.28(s、3H)。(1NHは不図示);MS(M+H)=488。
【0493】
実施例178.N2−((1H−イミダゾール−2−イル)メチル)−N4−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2,4−ジアミン、2TFA。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、39.9mg、0.1mmol)、及び(1H−イミダゾール−2−イル)メタンアミン、2HCl(51.0mg、0.30mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.09(s、1H)、8.72(s、1H)、8.23(s、1H)、7.85(s、1H)、7.61(s、1H)、7.44(s、2H)、7.36−7.21(m、3H)、7.17(s、1H)、4.92(s、2H)、4.71(d、J=5.7Hz、2H)、2.41(s、3H)、2.23(s、3H)。(1NHは不図示);MS(M+H)=460。
【0494】
実施例179.2−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(2−フェニルアゼチジン−1−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチルエタンアミン、2TFA。
表題化合物は、実施例71に記載された同様の手順に従って、2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、2HCl(実施例68、94mg、0.2mmol)、ブロモトリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(186mg、0.40mmol)、及び2−フェニルアゼチジン(0.053g、0.40mmol)から一晩で調製した。MS(M+H)=512。
【0495】
実施例180.N−(1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−4−アミン、2TFA。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例164、ステップ1、63.8mg、0.15mmol)、及び1−(メチルスルホニル)ピペラジン、2HCl(178mg、0.75mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 12.13(s、1H)、10.20(s、1H)、8.27(s、1H)、7.83(s、1H)、7.70(s、1H)、7.36(t、J=1.9Hz、1H)、7.34−7.20(m、3H)、3.86(t、J=4.8Hz、4H)、3.13(d、J=6.0Hz、4H)、2.84(s、3H)、2.43(s、3H)、2.26(s、3H)、1.51(s、2H)、1.38(s、2H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=553。
【0496】
実施例181.2−(4−(4−((1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−N−メチルアセトアミド、2TFA。
表題化合物は、実施例28に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例164、ステップ1、42.5mg、0.1mmol)、N−メチル−2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミド(53.0mg、0.20mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(8.17mg、10.0μmol)、及びKCO(83mg、0.60mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.47(s、1H)、8.53(s、1H)、8.41(s、1H)、8.17(s、1H)、8.11(s、1H)、7.97(s、1H)、7.86(d、J=8.6Hz、1H)、7.45(t、J=1.9Hz、1H)、7.38(dt、J=7.8、1.5Hz、1H)、7.31(t、J=7.8Hz、1H)、7.23(dt、J=8.0、1.4Hz、1H)、4.92(s、2H)、2.62(d、J=4.6Hz、3H)、2.47(s、3H)、2.30(s、3H)、1.59(s、2H)、1.45(s、2H);MS(M+H)=528。
【0497】
実施例182.1−(4−(4−((1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール、2TFA。
表題化合物は、実施例28に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例164、ステップ1、42.5mg、0.1mmol)、2−メチル−1−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)プロパン−2−オール(53.2mg、0.20mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(8.17mg、10.0μmol)、及びKCO(83mg、0.60mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.51(s、1H)、8.51(s、1H)、8.41(s、1H)、8.11(s、1H)、7.98(d、J=8.6Hz、1H)、7.86(d、J=8.6Hz、1H)、7.47(t、J=1.9Hz、1H)、7.39(dt、J=7.8、1.4Hz、1H)、7.31(t、J=7.8Hz、1H)、7.23(dt、J=8.0、1.4Hz、1H)、4.84(s、1H)、4.12(s、2H)、2.47(s、3H)、2.30(s、3H)、1.58(d、J=5.7Hz、2H)、1.45(d、J=5.4Hz、2H)、1.09(s、6H);MS(M+H)=529。
【0498】
実施例183.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、91mg、0.1mmol、約45%純度)、HATU(114mg、0.30mmol)、及び(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)メタンアミン(22.23mg、0.20mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.59(s、1H)、9.43(d、J=6.6Hz、1H)、9.00(dd、J=1.6、0.7Hz、1H)、8.34(d、J=1.8Hz、1H)、7.98(d、J=8.6Hz、1H)、7.93(dd、J=8.6、1.7Hz、1H)、7.55(d、J=1.5Hz、1H)、7.52−7.49(m、1H)、7.38(dt、J=7.2、1.7Hz、1H)、7.36−7.26(m、2H)、5.01(d、J=5.8Hz、2H)、4.60(d、J=5.9Hz、2H)、3.85(s、3H)、2.45(s、3H)、2.28(s、3H);MS(M+H)=502。
【0499】
実施例184.1−(4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エタノン、2TFA。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、39.9mg、0.1mmol)、及び1−(ピペラジン−1−イル)エタノン、2HCl(101mg、0.50mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.97(s、1H)、10.07(s、1H)、8.23(s、1H)、7.84(d、J=8.6Hz、1H)、7.73(d、J=8.6Hz、1H)、7.54−7.44(m、1H)、7.43−7.26(m、3H)、4.81(d、J=5.6Hz、2H)、3.87(t、J=5.1Hz、2H)、3.80(t、J=5.3Hz、2H)、3.55(s、4H)、2.43(s、3H)、2.25(s、3H)、2.04(s、3H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=491。
【0500】
実施例185.1−(4−(4−((1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エタノン、2TFA。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例164、ステップ1、42.5mg、0.1mmol)、及び1−(ピペラジン−1−イル)エタノン、2HCl(101mg、0.50mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 12.02(s、1H)、10.16(s、1H)、8.27(s、1H)、7.82(s、1H)、7.71(s、1H)、7.42−7.14(m、4H)、3.78(d、J=5.8Hz、2H)、3.71(d、J=5.8Hz、2H)、3.48(s、4H)、2.43(s、3H)、2.26(s、3H)、2.02(s、3H)、1.50(d、J=5.6Hz、2H)、1.38(s、2H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=517。
【0501】
実施例186.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、91mg、0.1mmol)、HATU(114mg、0.30mmol)、及び(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミン(22.23mg、0.20mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.10(s、1H)、9.49(s、1H)、8.38(d、J=1.8Hz、1H)、8.12(d、J=8.7Hz、1H)、8.02(d、J=8.5Hz、1H)、7.59(s、1H)、7.52(q、J=1.2Hz、1H)、7.43−7.27(m、4H)、5.19−5.08(m、2H)、4.35(d、J=6.2Hz、2H)、3.76(s、3H)、2.45(s、3H)、2.28(s、3H);MS(M+H)=502。
【0502】
実施例187.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((4−メチルピリジン−3−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、91mg、0.1mmol)、HATU(114mg、0.30mmol)、及び(4−メチルピリジン−3−イル)メタンアミン(24.43mg、0.20mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.83(s、1H)、9.58(s、1H)、8.60(s、1H)、8.56(d、J=5.5Hz、1H)、8.37(d、J=1.8Hz、1H)、8.04(d、J=8.6Hz、1H)、7.97(dd、J=8.6、1.7Hz、1H)、7.63(d、J=5.5Hz、1H)、7.51(d、J=2.0Hz、1H)、7.43−7.37(m、1H)、7.37−7.26(m、2H)、5.07(d、J=5.8Hz、2H)、4.63(d、J=6.0Hz、2H)、2.51(s、3H)、2.45(s、3H)、2.28(s、3H);MS(M+H)=513。
【0503】
実施例188.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−N−((4−クロロピリジン−2−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、91mg、0.1mmol)、HATU(114mg、0.30mmol)、及び(4−クロロピリジン−2−イル)メタンアミン(28.5mg、0.20mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.18(s、1H)、9.81(s、1H)、8.50(dd、J=5.3、0.6Hz、1H)、8.41(d、J=1.8Hz、1H)、8.14(d、J=8.7Hz、1H)、8.04(dd、J=8.6、1.7Hz、1H)、7.55(d、J=2.0Hz、1H)、7.48(d、J=2.0Hz、1H)、7.46−7.40(m、2H)、7.39−7.29(m、2H)、5.17(d、J=5.8Hz、2H)、4.67(d、J=6.2Hz、2H)、2.46(s、3H)、2.29(s、3H);MS(M+H)=534。
【0504】
実施例189.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(ピリジン−3−イルメチル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、91mg、0.1mmol)、HATU(114mg、0.30mmol)、及びピリジン−3−イルメタンアミン(21.63mg、0.20mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.95(s、1H)、9.71(s、1H)、8.70−8.60(m、1H)、8.58−8.49(m、1H)、8.37(d、J=1.8Hz、1H)、8.08(d、J=8.7Hz、1H)、8.00(dd、J=8.6、1.7Hz、1H)、7.88(d、J=7.9Hz、1H)、7.53(d、J=2.0Hz、1H)、7.48(dd、J=7.9、4.9Hz、1H)、7.41(dt、J=6.8、2.0Hz、1H)、7.38−7.26(m、2H)、5.11(d、J=5.8Hz、2H)、4.60(d、J=6.3Hz、2H)、2.45(s、3H)、2.28(s、3H);MS(M+H)=499。
【0505】
実施例190.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−N−((1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、91mg、0.1mmol)、HATU(114mg、0.30mmol)、及び(1,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミン(25.03mg、0.20mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.22(s、1H)、9.45(s、1H)、8.39(d、J=1.8Hz、1H)、8.13(d、J=8.7Hz、1H)、8.03(dd、J=8.7、1.7Hz、1H)、7.52(q、J=1.4Hz、1H)、7.43−7.31(m、3H)、7.30(s、1H)、5.15(d、J=5.8Hz、2H)、4.30(d、J=6.1Hz、2H)、3.66(s、3H)、2.45(s、3H)、2.27(s、3H)、2.25(s、3H);MS(M+H)=516。
【0506】
実施例191.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、91mg、0.1mmol)、HATU(114mg、0.30mmol)、及び(5−クロロピリジン−3−イル)メタンアミン(28.5mg、0.20mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.12(s、1H)、9.76(s、1H)、8.55(d、J=1.8Hz、1H)、8.53(d、J=2.4Hz、1H)、8.39(d、J=1.8Hz、1H)、8.11(d、J=8.7Hz、1H)、8.02(dd、J=8.6、1.7Hz、1H)、7.87(t、J=2.1Hz、1H)、7.54(d、J=2.1Hz、1H)、7.42(dt、J=6.8、2.0Hz、1H)、7.38−7.28(m、2H)、5.15(d、J=5.7Hz、2H)、4.60(d、J=6.3Hz、2H)、2.45(s、3H)、2.28(s、3H);MS(M+H)=534。
【0507】
実施例192.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((5−フルオロピリジン−3−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、91mg、0.1mmol)、HATU(114mg、0.30mmol)、及び(5−フルオロピリジン−3−イル)メタンアミン(25.2mg、0.20mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.19(s、1H)、9.80(s、1H)、8.48(d、J=2.6Hz、2H)、8.40(d、J=1.8Hz、1H)、8.13(d、J=8.7Hz、1H)、8.04(dd、J=8.7、1.7Hz、1H)、7.72−7.61(m、1H)、7.55(d、J=2.1Hz、1H)、7.42(dt、J=6.6、2.3Hz、1H)、7.38−7.29(m、2H)、5.16(d、J=5.7Hz、2H)、4.63(d、J=6.3Hz、2H)、2.45(s、3H)、2.28(s、3H);MS(M+H)=517。
【0508】
実施例193.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((5−メチルピリジン−3−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、91mg、0.1mmol)、HATU(114mg、0.30mmol)、及び(5−メチルピリジン−3−イル)メタンアミン(24.43mg、0.20mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.96(s、1H)、9.71(s、1H)、8.51(d、J=2.0Hz、1H)、8.45(s、1H)、8.38(d、J=1.8Hz、1H)、8.08(d、J=8.7Hz、1H)、8.00(dd、J=8.7、1.7Hz、1H)、7.85(s、1H)、7.53(d、J=2.1Hz、1H)、7.41(dt、J=6.8、2.2Hz、1H)、7.38−7.28(m、2H)、5.12(d、J=5.8Hz、2H)、4.60(d、J=6.2Hz、2H)、2.45(s、3H)、2.33(s、3H)、2.28(s、3H);MS(M+H)=513。
【0509】
実施例194.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、91mg、0.1mmol)、HATU(114mg、0.30mmol)、及び(1,3,5−トリメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミン(27.8mg、0.20mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.07(t、J=6.0Hz、1H)、8.55(t、J=5.8Hz、1H)、8.27(d、J=1.7Hz、1H)、7.88(d、J=8.6Hz、1H)、7.84(dd、J=8.6、1.7Hz、1H)、7.43(q、J=1.3Hz、1H)、7.34−7.24(m、3H)、4.87(d、J=5.8Hz、2H)、4.20(d、J=5.8Hz、2H)、3.58(s、3H)、2.45(s、3H)、2.28(s、3H)、2.18(s、3H)、2.07(s、3H);MS(M+H)=530。
【0510】
実施例195.1−(4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エタノン、2TFA。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例112、66.7mg、0.1mmol)、及び1−(ピペラジン−1−イル)エタノン、2HCl(101mg、0.50mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.93(s、1H)、10.05(s、1H)、8.61(d、J=1.9Hz、1H)、8.54(d、J=2.3Hz、1H)、8.20(s、1H)、7.98(t、J=2.2Hz、1H)、7.84(d、J=8.7Hz、1H)、7.73(d、J=8.6Hz、1H)、4.86(d、J=5.5Hz、2H)、3.86(s、2H)、3.79(d、J=6.0Hz、2H)、3.55(s、4H)、2.43(s、3H)、2.25(s、3H)、2.04(s、3H)。(including one 塩 NH);MS(M+H)=492。
【0511】
実施例196.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((2−メチルチアゾール−4−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、(2−メチルチアゾール−4−イル)メタンアミン(19.23mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.19(s、1H)、9.67(s、1H)、8.41(d、J=1.8Hz、1H)、8.13(d、J=8.7Hz、1H)、8.03(dd、J=8.7、1.7Hz、1H)、7.53(q、J=1.4Hz、1H)、7.41(dt、J=6.6、2.2Hz、1H)、7.37−7.30(m、2H)、7.21(d、J=1.0Hz、1H)、5.16(d、J=5.8Hz、2H)、4.63−4.53(m、2H)、2.61(s、3H)、2.46(s、3H)、2.28(s、3H);MS(M+H)=519。
【0512】
実施例197.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((6−メチルピリジン−3−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、(6−メチルピリジン−3−イル)メタンアミン(18.33mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.95(s、1H)、9.71(s、1H)、8.63(s、1H)、8.38(d、J=1.9Hz、1H)、8.07(d、J=8.6Hz、2H)、7.99(d、J=8.3Hz、1H)、7.60(d、J=8.1Hz、1H)、7.53(d、J=2.0Hz、1H)、7.43−7.27(m、3H)、5.10(d、J=5.7Hz、2H)、4.61(d、J=6.2Hz、2H)、2.57(s、3H)、2.45(s、3H)、2.28(s、3H);MS(M+H)=513。
【0513】
実施例198.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1−メチルアゼチジン−3−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、1−メチルアゼチジン−3−アミン(12.92mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.62(s、1H)、9.37(d、J=7.2Hz、1H)、9.31(s、1H)、8.33(d、J=1.9Hz、1H)、7.95(d、J=8.6Hz、1H)、7.90(dd、J=8.6、1.7Hz、1H)、7.51(d、J=1.7Hz、1H)、7.43−7.27(m、3H)、4.96(t、J=6.8Hz、2H)、4.91−4.68(m、1H)、4.50−4.41(m、2H)、4.24−4.12(m、2H)、2.90(d、J=5.0Hz、3H)、2.46(s、3H)、2.29(s、3H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=477。
【0514】
実施例199.N−(1−アセチルピペリジン−4−イル)−4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、1−(4−アミノピペリジン−1−イル)エタノン(21.33mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.16(s、1H)、8.75(d、J=8.3Hz、1H)、8.39(d、J=1.8Hz、1H)、8.11(d、J=8.7Hz、1H)、8.02(dd、J=8.7、1.7Hz、1H)、7.56(d、J=1.9Hz、1H)、7.46−7.29(m、3H)、5.10(d、J=5.7Hz、2H)、4.37(d、J=13.3Hz、1H)、4.15−4.02(m、1H)、3.83(d、J=14.0Hz、1H)、3.22−3.08(m、1H)、2.67(td、J=11.9、10.4、3.0Hz、1H)、2.46(s、3H)、2.28(s、3H)、2.00(s、3H)、1.87−1.45(m、4H);MS(M+H)=533。
【0515】
実施例200.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((1−メチルアゼチジン−3−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、(1−メチルアゼチジン−3−イル)メタンアミン(15.02mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.64(br s、2H)、9.14(s、1H)、8.34(t、J=2.3Hz、1H)、7.99(d、J=8.3Hz、1H)、7.93(d、J=8.6Hz、1H)、7.52(t、J=1.7Hz、1H)、7.45−7.25(m、3H)、5.03(d、J=6.0Hz、2H)、4.18(ddd、J=11.2、8.7、6.3Hz、1H)、4.09(dt、J=12.2、6.4Hz、1H)、3.92(td、J=11.2、10.1、5.0Hz、1H)、3.78(ddd、J=11.0、8.8、6.6Hz、1H)、3.57(t、J=6.5Hz、1H)、3.51(t、J=6.1Hz、1H)、3.12−2.92(m、1H)、2.81(d、J=5.2Hz、1.5H)、2.72(d、J=5.1Hz、1.5H)、2.45(s、3H)、2.28(s、3H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=491。
【0516】
実施例201.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1−(メチルスルホニル)ピペリジン−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、1−(メチルスルホニル)ピペリジン−4−アミン(26.7mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.87(s、1H)、8.72(s、1H)、8.37(d、J=1.8Hz、1H)、8.05(d、J=8.4Hz、1H)、7.97(d、J=8.7Hz、1H)、7.55(d、J=1.8Hz、1H)、7.41(dt、J=7.5、1.6Hz、1H)、7.36(t、J=7.6Hz、1H)、7.32(dt、J=7.8、1.9Hz、1H)、5.05(s、2H)、4.01−3.87(m、1H)、3.59(d、J=11.7Hz、2H)、2.90−2.83(m、5H)、2.46(s、3H)、2.29(s、3H)、1.93−1.67(m、4H);MS(M+H)=569。
【0517】
実施例202.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−N−((2−クロロピリジン−4−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、(2−クロロピリジン−4−イル)メタンアミン(21.39mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.01(d、J=16.4Hz、1H)、9.71(s、1H)、8.39(d、J=1.8Hz、1H)、8.34(dd、J=5.1、0.6Hz、1H)、8.09(d、J=8.7Hz、1H)、8.00(dd、J=8.6、1.7Hz、1H)、7.54(d、J=2.0Hz、1H)、7.45−7.28(m、5H)、5.12(d、J=5.8Hz、2H)、4.59(d、J=6.3Hz、2H)、2.46(s、3H)、2.28(s、3H);MS(M+H)=534。
【0518】
実施例203.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−N−((6−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、(6−クロロピリジン−3−イル)メタンアミン(21.39mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.85(s、1H)、9.64(s、1H)、8.40(dd、J=2.5、0.7Hz、1H)、8.37(d、J=1.8Hz、1H)、8.05(d、J=8.7Hz、1H)、8.01−7.92(m、1H)、7.80(dd、J=8.2、2.5Hz、1H)、7.53(d、J=2.0Hz、1H)、7.48(dd、J=8.2、0.7Hz、1H)、7.43−7.27(m、3H)、5.08(d、J=5.7Hz、2H)、4.55(d、J=6.3Hz、2H)、2.45(s、3H)、2.28(s、3H);MS(M+H)=534。
【0519】
実施例204.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、4−アミノテトラヒドロ−2H−チオピラン 1,1−ジオキシド(22.38mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.05(s、1H)、8.93(d、J=8.5Hz、1H)、8.38(d、J=1.8Hz、1H)、8.09(d、J=8.7Hz、1H)、8.00(dd、J=8.7、1.8Hz、1H)、7.56(t、J=1.8Hz、1H)、7.42(dt、J=7.4、1.6Hz、1H)、7.37(t、J=7.6Hz、1H)、7.33(dt、J=7.9、1.8Hz、1H)、5.18−4.96(m、2H)、4.32−4.18(m、1H)、3.39(td、J=13.6、3.5Hz、2H)、3.14−3.03(m、2H)、2.46(s、3H)、2.32−2.23(m、5H)、2.08(d、J=12.5Hz、2H);MS(M+H)=540。
【0520】
実施例205.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−N−((1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、HATU(86mg、0.225mmol)、及び(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミン(18.78mg、0.15mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.20(s、1H)、9.40(s、1H)、8.39(d、J=1.8Hz、1H)、8.13(d、J=8.7Hz、1H)、8.03(dd、J=8.6、1.8Hz、1H)、7.52(q、J=1.4Hz、1H)、7.47(s、1H)、7.42−7.30(m、3H)、5.14(d、J=5.8Hz、2H)、4.31(d、J=6.0Hz、2H)、3.68(s、3H)、2.45(s、3H)、2.28(s、3H)、2.13(s、3H);MS(M+H)=516。
【0521】
実施例206.4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−N−((2−クロロピリジン−4−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
ステップ1.4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸
4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸は、実施例163に記載された同様の手順に従って、6−ブロモ−4−ヒドロキシキナゾリン−2−カルボン酸エチル、及び(5−クロロピリジン−3−イル)メチルアミンから調製した。
【0522】
ステップ2.4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−N−((2−クロロピリジン−4−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(30.7mg、0.075mmol)、(2−クロロピリジン−4−イル)メタンアミン(21.39mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.03(d、J=8.5Hz、1H)、9.74(s、1H)、8.66(d、J=1.9Hz、1H)、8.53(d、J=2.4Hz、1H)、8.38−8.33(m、2H)、8.10(d、J=8.6Hz、1H)、8.06−7.97(m、2H)、7.47−7.40(m、1H)、7.34(dt、J=5.1、1.2Hz、1H)、5.15(d、J=5.7Hz、2H)、4.60(d、J=6.3Hz、2H)、2.45(s、3H)、2.28(s、3H);MS(M+H)=535。
【0523】
実施例207.4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(ピリジン−4−イルメチル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例206、ステップ1、30.7mg、0.075mmol)、ピリジン−4−イルメタンアミン(16.22mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.97(s、1H)、9.79(s、1H)、8.72−8.67(m、2H)、8.66(d、J=1.9Hz、1H)、8.54(d、J=2.4Hz、1H)、8.36(d、J=1.9Hz、1H)、8.08(d、J=8.7Hz、1H)、8.04(t、J=2.1Hz、1H)、8.00(dd、J=8.6、1.7Hz、1H)、7.67(d、J=5.6Hz、2H)、5.13(d、J=5.8Hz、2H)、4.71(d、J=6.3Hz、2H)、2.46(s、3H)、2.28(s、3H);MS(M+H)=500。
【0524】
実施例208.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−N−((3−クロロピリジン−4−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、(3−クロロピリジン−4−イル)メタンアミン、2HCl(32.3mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.09(s、1H)、9.73(s、1H)、8.62(s、1H)、8.46(d、J=5.0Hz、1H)、8.41(d、J=1.8Hz、1H)、8.11(d、J=8.6Hz、1H)、8.02(dd、J=8.6、1.7Hz、1H)、7.55(d、J=2.0Hz、1H)、7.42(dt、J=7.0、1.8Hz、1H)、7.39−7.30(m、3H)、5.14(d、J=5.8Hz、2H)、4.63(d、J=6.2Hz、2H)、2.46(s、3H)、2.29(s、3H);MS(M+H)=534。
【0525】
実施例209.4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1−メチルピペリジン−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例206、ステップ1、30.7mg、0.075mmol)、1−メチルピペリジン−4−アミン(17.13mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.55(s、1H)、9.28(s、1H)、8.75(d、J=8.0Hz、1H)、8.65(d、J=1.8Hz、1H)、8.51(d、J=2.4Hz、1H)、8.30(d、J=1.8Hz、1H)、8.02(t、J=2.1Hz、1H)、7.98(d、J=8.6Hz、1H)、7.92(dd、J=8.7、1.7Hz、1H)、4.98、及び4.94(2組のd、J=5.6Hz、2H)、4.07−3.53(m、1H)、3.49−3.30(m、2H)、3.22−3.02(m、2H)、2.83、及び2.77(2組のd、J=4.8Hz、3H)、2.45(s、3H)、2.28(s、3H)、2.15−1.77(m、4H)。(2個の回転異性体、1塩NHを含む);MS(M+H)=506。
【0526】
実施例210.N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)キナゾリン−4−アミン、2TFA。
CHCl(3mL)中のN−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)キナゾリン−4−アミン、HCl(実施例31、48.2mg、0.1mmol)の懸濁液に、EtN(0.139mL、1.0mmol)、その後、メタンスルホニルクロリド(34.4mg、0.30mmol)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。混合物をEtOAc/HO/NaCO(aq)(10mL/5mL/5mL)に注いだ。有機層をNaSOで乾燥させて、濾過し、濃縮した。残渣をDMF中に溶解させて、濾過し、精製し、N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−(メチルスルホニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)キナゾリン−4−アミン、2TFA(9.3mg、0.012mmol、12.4%収率)を得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 8.32(s、1H)、7.91(s、2H)、7.52−7.48(m、1H)、7.40−7.27(m、3H)、7.23(s、1H)、4.90(d、J=4.4Hz、2H)、4.05−3.96(m、2H)、3.37(t、J=5.7Hz、2H)、2.94(s、3H)、2.72(d、J=6.9Hz、2H)、2.45(s、3H)、2.28(s、3H)。(NHは、約9.80ppmで非常に広域);MS(M+H)=524。
【0527】
実施例211.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−メチル−N−(1−メチルピペリジン−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、N,1−ジメチルピペリジン−4−アミン(19.23mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。MS(M+H)=519。
【0528】
実施例212.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((2−メチルチアゾール−5−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、(2−メチルチアゾール−5−イル)メタンアミン(19.23mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.21(s、1H)、9.79(s、1H)、8.40(d、J=1.8Hz、1H)、8.13(d、J=8.7Hz、1H)、8.03(dd、J=8.6、1.7Hz、1H)、7.57−7.49(m、2H)、7.45−7.28(m、3H)、5.15(d、J=5.8Hz、2H)、4.66(d、J=6.2Hz、2H)、2.58(s、3H)、2.45(s、3H)、2.27(s、3H);MS(M+H)=519。
【0529】
実施例213.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((5−メチルチアゾール−2−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、(5−メチルチアゾール−2−イル)メタンアミン(19.23mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.02(s、1H)、9.89(s、1H)、8.39(d、J=1.8Hz、1H)、8.10(d、J=8.7Hz、1H)、8.01(dd、J=8.6、1.7Hz、1H)、7.53(d、J=2.0Hz、1H)、7.45−7.27(m、4H)、5.14(d、J=5.8Hz、2H)、4.73(d、J=6.3Hz、2H)、2.46(s、3H)、2.38(d、J=1.3Hz、3H)、2.28(s、3H);MS(M+H)=519。
【0530】
実施例214.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((4−メチルチアゾール−2−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、(4−メチルチアゾール−2−イル)メタンアミン(19.23mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.04(s、1H)、9.92(s、1H)、8.39(d、J=1.8Hz、1H)、8.10(d、J=8.7Hz、1H)、8.01(dd、J=8.7、1.7Hz、1H)、7.53(q、J=1.4、0.8Hz、1H)、7.42(dt、J=7.1、1.8Hz、1H)、7.39−7.28(m、2H)、7.17(q、J=1.0Hz、1H)、5.15(d、J=5.8Hz、2H)、4.77(d、J=6.3Hz、2H)、2.45(s、3H)、2.32(d、J=1.0Hz、3H)、2.28(s、3H);MS(M+H)=519。
【0531】
実施例215.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((3−フルオロピリジン−4−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、(3−フルオロピリジン−4−イル)メタンアミン(18.92mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.20(s、1H)、9.77(s、1H)、8.54(d、J=1.7Hz、1H)、8.41(d、J=1.8Hz、1H)、8.37(dd、J=4.9、1.1Hz、1H)、8.13(d、J=8.7Hz、1H)、8.04(dd、J=8.7、1.7Hz、1H)、7.55(d、J=2.0Hz、1H)、7.45−7.29(m、4H)、5.17(d、J=5.8Hz、2H)、4.65(d、J=6.2Hz、2H)、2.46(s、3H)、2.28(s、3H);MS(M+H)=517。
【0532】
実施例216.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((5−メチルオキサゾール−2−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、(5−メチルオキサゾール−2−イル)メタンアミン(16.82mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.98(s、1H)、9.67(s、1H)、8.39(d、J=1.8Hz、1H)、8.09(d、J=8.6Hz、1H)、8.00(dd、J=8.6、1.7Hz、1H)、7.53(d、J=2.0Hz、1H)、7.42(dt、J=7.1、1.7Hz、1H)、7.39−7.22(m、2H)、6.76(q、J=1.2Hz、1H)、5.13(d、J=5.7Hz、2H)、4.58(d、J=6.1Hz、2H)、2.45(s、3H)、2.28(s、3H)、2.24(d、J=1.3Hz、3H);MS(M+H)=503。
【0533】
実施例217.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((3−メチルピリジン−4−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、(3−メチルピリジン−4−イル)メタンアミン(18.33mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.85(s、1H)、9.68(s、1H)、8.61(s、1H)、8.55(d、J=5.7Hz、1H)、8.39(d、J=1.8Hz、1H)、8.06(d、J=8.6Hz、1H)、7.99(dd、J=8.6、1.7Hz、1H)、7.59−7.47(m、2H)、7.41(dt、J=7.2、1.7Hz、1H)、7.39−7.28(m、2H)、5.10(d、J=5.8Hz、2H)、4.66(d、J=6.1Hz、2H)、2.46(s、3H)、2.43(s、3H)、2.29(s、3H);MS(M+H)=513。
【0534】
実施例218.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(2−メチルピリジン−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、2−メチルピリジン−4−アミン(16.22mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.51(s、1H)、9.32(t、J=5.9Hz、1H)、8.66(d、J=6.7Hz、1H)、8.37(d、J=1.8Hz、1H)、8.27(d、J=2.2Hz、1H)、8.22(dd、J=6.8、2.3Hz、1H)、8.01(d、J=8.6Hz、1H)、7.94(dd、J=8.6、1.8Hz、1H)、7.53(t、J=1.9Hz、1H)、7.41(dt、J=7.5、1.5Hz、1H)、7.34(t、J=7.7Hz、1H)、7.29(dt、J=7.9、1.7Hz、1H)、4.96(d、J=5.7Hz、2H)、2.66(s、3H)、2.47(s、3H)、2.31(s、3H);MS(M+H)=499。
【0535】
実施例219.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(6−メチルピリジン−3−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、6−メチルピリジン−3−アミン(16.22mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.90(s、1H)、9.55(s、1H)、9.03(d、J=2.5Hz、1H)、8.38(d、J=1.9Hz、2H)、8.04(d、J=8.6Hz、1H)、7.96(dd、J=8.6、1.8Hz、1H)、7.60−7.53(m、2H)、7.42(dt、J=7.5、1.5Hz、1H)、7.35(t、J=7.7Hz、1H)、7.30(ddd、J=7.9、2.1、1.4Hz、1H)、5.05(d、J=5.7Hz、2H)、2.55(s、3H)、2.47(s、3H)、2.30(s、3H);MS(M+H)=499。
【0536】
実施例220.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(4−メチルピリジン−3−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、4−メチルピリジン−3−アミン(16.22mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.62(s、1H)、9.77(s、1H)、8.95(s、1H)、8.47(d、J=5.3Hz、1H)、8.41(d、J=1.9Hz、1H)、8.08(d、J=8.6Hz、1H)、7.99(dd、J=8.6、1.8Hz、1H)、7.61(d、J=5.3Hz、1H)、7.54(d、J=1.8Hz、1H)、7.41(dt、J=7.4、1.6Hz、1H)、7.36(t、J=7.5Hz、1H)、7.32(dt、J=7.8、1.8Hz、1H)、5.10(d、J=5.8Hz、2H)、2.47(s、3H)、2.33(s、3H)、2.31(s、3H);MS(M+H)=499。
【0537】
実施例221.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(5−フルオロピリジン−3−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、5−フルオロピリジン−3−アミン(16.82mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.80(s、1H)、9.58(s、1H)、8.65(dd、J=2.9、1.3Hz、1H)、8.44−8.35(m、2H)、8.05(d、J=8.6Hz、1H)、7.96(dd、J=8.6、1.8Hz、1H)、7.56(t、J=1.9Hz、1H)、7.43(dt、J=7.5、1.5Hz、1H)、7.36(t、J=7.7Hz、1H)、7.30(ddd、J=7.9、2.1、1.4Hz、1H)、7.25(dd、J=8.8、3.2Hz、1H)、5.07(d、J=5.7Hz、2H)、2.47(s、3H)、2.30(s、3H);MS(M+H)=503。
【0538】
実施例222.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−N−(6−クロロピリジン−3−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、6−クロロピリジン−3−アミン(19.28mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.80(s、1H)、9.38(s、1H)、8.94−8.76(m、1H)、8.36(d、J=1.8Hz、1H)、8.34(dd、J=8.7、2.8Hz、1H)、8.01(d、J=8.6Hz、1H)、7.93(dd、J=8.6、1.8Hz、1H)、7.58−7.52(m、2H)、7.42(dt、J=7.6、1.5Hz、1H)、7.35(t、J=7.7Hz、1H)、7.29(ddd、J=7.9、2.1、1.3Hz、1H)、5.01(d、J=5.7Hz、2H)、2.47(s、3H)、2.30(s、3H);MS(M+H)=520。
【0539】
実施例223.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(3−フルオロピリジン−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、3−フルオロピリジン−4−アミン(16.82mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。MS(M+H)=503。
【0540】
実施例224.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(2,6−ジメチルピリジン−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、0.031g、0.075mmol)、2,6−ジメチルピリジン−4−アミン(0.018g、0.15mmol)、及びHATU(0.086g、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.43(s、1H)、9.32(t、J=5.9Hz、1H)、8.36(d、J=1.8Hz、1H)、8.09(s、2H)、8.00(d、J=8.6Hz、1H)、7.94(dd、J=8.6、1.8Hz、1H)、7.53(t、J=1.9Hz、1H)、7.41(dt、J=7.5、1.5Hz、1H)、7.37−7.26(m、2H)、4.95(d、J=5.7Hz、2H)、2.64(s、6H)、2.47(s、3H)、2.30(s、3H);MS(M+H)=513。
【0541】
実施例225.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、1−メチル−1H−ピラゾール−4−アミン(14.57mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.84(s、1H)、9.94(s、1H)、8.40(d、J=1.8Hz、1H)、8.12−8.10(m、2H)、8.00(dd、J=8.6、1.7Hz、1H)、7.72(d、J=0.7Hz、1H)、7.56(t、J=1.9Hz、1H)、7.43(dt、J=7.5、1.5Hz、1H)、7.37(t、J=7.6Hz、1H)、7.32(dt、J=8.0、1.6Hz、1H)、5.17(d、J=5.7Hz、2H)、3.84(s、3H)、2.46(s、3H)、2.29(s、3H);MS(M+H)=488。
【0542】
実施例226.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミン(15.17mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.01(s、1H)、8.70(s、1H)、8.38(d、J=1.8Hz、1H)、8.08(d、J=8.7Hz、1H)、7.99(dd、J=8.6、1.7Hz、1H)、7.55(t、J=1.8Hz、1H)、7.41(dt、J=7.4、1.6Hz、1H)、7.36(t、J=7.5Hz、1H)、7.32(dt、J=7.8、1.8Hz、1H)、5.07(d、J=5.6Hz、2H)、4.03(q、J=7.5Hz、1H)、3.88(dt、J=11.6、3.4Hz、2H)、3.40(ddd、J=14.1、8.1、4.3Hz、2H)、2.46(s、3H)、2.29(s、3H)、1.73(td、J=10.5、9.3、3.8Hz、4H);MS(M+H)=492。
【0543】
実施例227.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)−N−(1−メチルピペリジン−4−イル)キノリン−2−カルボキサミド、2TFA。
ステップ1:6−ブロモ−4−クロロ−N−(1−メチルピペリジン−4−イル)キノリン−2−カルボキサミド。
6−ブロモ−4−クロロキノリン−2−カルボン酸(573mg、2mmol)とHATU(1141mg、3.0mmol)の混合物に、DMF(6mL)中の1−メチルピペリジン−4−アミン(343mg、3.0mmol)を添加した後、ヒューニッヒ塩基(0.524mL、3.0mmol)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。混合物を、撹拌したHO(150mL)中に落とした。得られた固体を濾過し、HO(2×5mL)で洗浄した後、乾燥させて、6−ブロモ−4−クロロ−N−(1−メチルピペリジン−4−イル)キノリン−2−カルボキサミド(587mg、1.534mmol、77%収率)を得た。MS(M+H)=383。
【0544】
ステップ2:6−ブロモ−4−((3−クロロベンジル)アミノ)−N−(1−メチルピペリジン−4−イル)キノリン−2−カルボキサミド。
DMF(1mL)中の6−ブロモ−4−クロロ−N−(1−メチルピペリジン−4−イル)キノリン−2−カルボキサミド(153mg、0.4mmol)の溶液に、(3−クロロフェニル)メタンアミン(283mg、2.0mmol)を添加した。管を密封し、マイクロ波照射下で、165℃で1時間加熱した。混合物をEtOAc/HO(50mL/50mL)に注いだ。水層をHO(50mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させて、濾過した。溶媒の除去後、10〜40%のMeOH/EtOAcを溶離液として用いて、シリカゲルクロマトグラフィーによって生成物を精製し、6−ブロモ−4−((3−クロロベンジル)アミノ)−N−(1−メチルピペリジン−4−イル)キノリン−2−カルボキサミド(〜50%純度)を得た。物質をさらに精製することなく使用した。
【0545】
ステップ3:4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)−N−(1−メチルピペリジン−4−イル)キノリン−2−カルボキサミド、2TFA。
2つ口フラスコに、6−ブロモ−4−((3−クロロベンジル)アミノ)−N−(1−メチルピペリジン−4−イル)キノリン−2−カルボキサミド(146mg、0.15mmol〜50%純度)、1−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2(1H)−オン(70.5mg、0.30mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(12.25mg、0.015mmol)、及びKCO(124mg、0.90mmol)を入れた。空気を除去し、Nを(2〜3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(1.5mL)と水(0.5mL)の混合物を添加し、(予熱した)85℃で1.5時間撹拌した。室温に冷却後、有機層を分離し、EtOAc(2×2mL)で抽出した。組み合わせた有機層をNaSOで乾燥させて、濾過した。溶媒の除去後、PL−チオールMP樹脂を通じて生成物を濾過し、MeOHで溶出した。濾液を濃縮し、DMF中に再溶解し、濾過した後、精製し、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)−N−(1−メチルピペリジン−4−イル)キノリン−2−カルボキサミド、2TFA(26.7mg、0.036mmol、23.92%収率)を得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.41(s、1H)、9.00(s、1H)、8.58(s、1H)、8.34(d、J=2.7Hz、1H)、8.19−8.00(m、3H)、7.50(s、1H)、7.40−7.31(m、3H)、7.20(s、1H)、6.59(d、J=9.5Hz、1H)、4.79(s、2H)、4.08−3.94(m、1H)、3.54(s、3H)、3.47(d、J=12.2Hz、2H)、3.10(q、J=11.2Hz、2H)、2.76(d、J=4.6Hz、3H)、2.08−1.75(m、4H);MS(M+H)=516。
【0546】
実施例228.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1−メチルピペリジン−4−イル)キノリン−2−カルボキサミド、2TFA。
ステップ1:6−ブロモ−4−((3−クロロベンジル)アミノ)キノリン−2−カルボン酸メチル。
1,4−ジオキサン(25ml)中の6−ブロモ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキノリン−2−カルボン酸メチル(846mg、3mmol)、及びブロモトリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(2098mg、4.50mmol)の懸濁液に、EtN(1.254ml、9.0mmol)を添加した。混合物を室温で3時間撹拌した後、(3−クロロフェニル)メタンアミン(850mg、6.0mmol)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。その後、反応物を60〜65℃に一晩加熱した。その後、反応物を95〜100℃にさらに24時間加熱した。混合物をEtOAc/HO(50mL/50mL)に注いだ。有機層をHO(30mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させて、濾過した。溶媒の除去後、20〜70%のEtOAc/ヘキサンを溶離液として用いて、シリカゲルクロマトグラフィーによって生成物を精製し、生成物を得た。生成物を5%のEtOAc/ヘキサンですりつぶした後、乾燥させて、6−ブロモ−4−((3−クロロベンジル)アミノ)キノリン−2−カルボン酸メチル(571mg、1.408mmol、46.9%収率)を得た。MS(M+H)=406。
【0547】
ステップ2:4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キノリン−2−カルボン酸メチル。
2つ口フラスコに、6−ブロモ−4−((3−クロロベンジル)アミノ)キノリン−2−カルボン酸メチル(0.487g、1.2mmol)、3,5−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)イソキサゾール(0.402g、1.80mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(0.098g、0.12mmol)、及びKCO(0.746g、5.40mmol)を入れた。空気を除去し、フラスコにN(2回)を再充填した。その後、1,4−ジオキサン(6ml)と水(2ml)の混合物を添加し、(予熱した)80℃で1.5時間撹拌した。室温に冷却後、層を分離し、水層をEtOAc(3×5mL)で抽出した。組み合わせた有機層をNaSOで乾燥させて、PL−チオールMP樹脂を通じて濾過し、EtOAcで溶出した。濾液を濃縮し、粗の4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キノリン−2−カルボン酸メチルを得た。物質をさらに精製することなく次のステップで使用した。MS(M+H)=422。
【0548】
ステップ3:4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キノリン−2−カルボン酸。
THF(5mL)とMeOH(1mL)中の4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キノリン−2−カルボン酸メチル(506mg、1.2mmol)(ステップ2からの粗)の懸濁液に、1N NaOH(aq)(4.8mL、4.8mmol、4当量)を添加した。混合物を50℃で2時間加熱した。室温に冷却後、水層のpHが〜3になるまで、1N HCl(aq)をゆっくり添加した。その後、ヘキサン(30mL)をゆっくり添加した。溶媒を除去し、生成物を真空中で1時間乾燥させた。固体を5%のEtOAc/ヘキサン中で30分間撹拌し、濾過した。生成物を乾燥させて、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キノリン−2−カルボン酸(470mg、1.152mmol、96%収率)を黄褐色の固体として得た。MS(M+H)=408。
【0549】
ステップ4:4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1−メチルピペリジン−4−イル)キノリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キノリン−2−カルボン酸(30.6mg、0.075mmol)、1−メチルピペリジン−4−アミン(17.13mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.31(s、1H)、8.93(s、1H)、8.37(s、1H)、8.13(s、1H)、7.83(s、1H)、7.46(s、1H)、7.42−7.28(m、3H)、7.16(s、1H)、4.73(s、2H)、4.00(d、J=7.7Hz、1H)、3.46(d、J=12.3Hz、2H)、3.16−3.01(m、2H)、2.76(d、J=4.6Hz、3H)、2.47(s、3H)、2.30(s、3H)、2.07−1.76(m、4H);MS(M+H)=504。
【0550】
実施例229.4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例206、ステップ1、30.7mg、0.075mmol)、テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミン(7.59mg、0.075mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.07(s、1H)、8.75(d、J=8.3Hz、1H)、8.66(d、J=1.8Hz、1H)、8.53(d、J=2.4Hz、1H)、8.35(d、J=1.8Hz、1H)、8.10(d、J=8.7Hz、1H)、8.04(t、J=2.1Hz、1H)、8.00(dd、J=8.6、1.7Hz、1H)、5.11(d、J=5.7Hz、2H)、4.04(quint、J=7.7Hz、1H)、3.89(dt、J=11.5、3.4Hz、2H)、3.41(ddd、J=11.6、7.6、5.5Hz、2H)、2.46(s、3H)、2.28(s、3H)、1.77−1.71(m、4H);MS(M+H)=493。
【0551】
実施例230.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−N−((1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キノリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例228に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キノリン−2−カルボン酸(実施例228、ステップ3、30.6mg、0.075mmol)、(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミン(18.78mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.90−9.20(br s、2H)、8.44(s、1H)、8.29(s、1H)、7.97(s、1H)、7.51(d、J=14.8Hz、2H)、7.37(tt、J=5.2、3.1Hz、4H)、4.85(s、2H)、4.33(d、J=5.4Hz、2H)、3.69(s、3H)、2.46(s、3H)、2.29(s、3H)、2.11(s、3H);MS(M+H)=515。
【0552】
実施例231.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((1−メチルアゼチジン−3−イル)メチル)キノリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例228に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キノリン−2−カルボン酸(実施例228、ステップ3、30.6mg、0.075mmol)、(1−メチルアゼチジン−3−イル)メタンアミン(7.51mg、0.075mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.60(s、1H)、9.26(s、1H)、8.38(s、1H)、8.13(s、1H)、7.85(s、1H)、7.47(s、1H)、7.42−7.28(m、3H)、7.19(s、1H)、4.75(s、2H)、4.18(ddd、J=10.9、8.5、6.2Hz、1H)、4.06(dt、J=12.3、6.4Hz、1H)、3.92(td、J=10.0、5.0Hz、1H)、3.78(dt、J=11.0、8.6Hz、1H)、3.56(t、J=6.4Hz、1H)、3.52(t、J=6.1Hz、1H)、3.10−2.91(m、1H)、2.80、及び2.75(2組のd、J=5.2Hz、3H、アゼチジンの立体構造に起因する)、2.47(s、3H)、2.30(s、3H);MS(M+H)=490。
【0553】
実施例232.4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例206、ステップ1、30.7mg、0.075mmol)、(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)メタンアミン(16.67mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.64(s、1H)、9.47(s、1H)、9.01(d、J=1.7Hz、1H)、8.64(d、J=1.8Hz、1H)、8.51(d、J=2.4Hz、1H)、8.31(d、J=1.8Hz、1H)、8.04−7.91(m、3H)、7.55(d、J=1.5Hz、1H)、5.03(d、J=5.7Hz、2H)、4.61(d、J=5.9Hz、2H)、3.85(s、3H)、2.45(s、3H)、2.28(s、3H);MS(M+H)=503。
【0554】
実施例233.4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((1−メチルアゼチジン−3−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例206、ステップ1、30.7mg、0.075mmol)、(1−メチルアゼチジン−3−イル)メタンアミン(7.51mg、0.075mmol)、HATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.65(s、1H)、9.24(s、1H)、8.66(t、J=1.4Hz、1H)、8.56−8.52(m、1H)、8.33(dd、J=3.6、1.8Hz、1H)、8.09−7.85(m、3H)、5.07(t、J=7.0Hz、2H)、4.19(ddd、J=11.1、8.6、6.2Hz、1H)、4.10(dt、J=12.2、6.4Hz、1H)、3.94(td、J=11.3、10.2、5.0Hz、1H)、3.84−3.73(m、1H)、3.59(t、J=6.5Hz、1H)、3.53(t、J=6.2Hz、1H)、3.13−2.95(m、1H)、2.82、及び2.74(2組のd、J=5.1Hz、3H、アゼチジンの立体構造に起因する)、2.45(s、3H)、2.28(s、3H)(小さな組の回転異性体は、報告されなかった);MS(M+H)=492。
【0555】
実施例234.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1−メチルアゼチジン−3−イル)キノリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例228に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キノリン−2−カルボン酸(実施例228、ステップ3、30.6mg、0.075mmol)、1−メチルアゼチジン−3−アミン(6.46mg、0.075mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.54(s、2H)、8.39−8.31(m、1H)、8.07(d、J=8.7Hz、1H)、7.80(d、J=8.6Hz、1H)、7.44(d、J=2.1Hz、1H)、7.40−7.26(m、3H)、7.09(s、1H)、4.81(tt、J=16.4、8.1Hz、1H)、4.69(s、2H)、4.42(dq、J=16.1、8.3、7.5Hz、2H)、4.23−4.10(m、2H)、2.89(d、J=4.8Hz、3H)、2.48(s、3H)、2.31(s、3H);MS(M+H)=476。
【0556】
実施例235.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)キノリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例228に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キノリン−2−カルボン酸(実施例228、ステップ3、30.6mg、0.075mmol)、4−アミノテトラヒドロ−2H−チオピラン 1,1−ジオキシド(11.19mg、0.075mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.00−9.50(br s、1H)、9.08(s、1H)、8.43(s、1H)、8.24(s、1H)、7.94(s、1H)、7.51(s、1H)、7.44−7.33(m、3H)、7.30(s、1H)、4.83(s、2H)、4.24(q、J=7.6Hz、1H)、3.37(dt、J=14.5、8.2Hz、2H)、3.18−3.03(m、2H)、2.47(s、3H)、2.29(s、3H)、2.15(td、J=8.5、3.1Hz、4H);MS(M+H)=539。
【0557】
実施例236.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)キノリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例228に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キノリン−2−カルボン酸(実施例228、ステップ3、30.6mg、0.075mmol)、テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミン(7.59mg、0.075mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.00−9.46(br s、2H)、8.97(s、1H)、8.42(s、1H)、8.24(s、1H)、7.93(s、1H)、7.51(s、1H)、7.45−7.15(m、4H)、4.84(s、2H)、4.03(d、J=6.3Hz、1H)、3.94−3.83(m、2H)、3.40(td、J=11.8、2.1Hz、2H)、2.47(s、3H)、2.30(s、3H)、1.86−1.75(m、2H)、1.70−1.53(m、2H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=491。
【0558】
実施例237.4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1−メチルアゼチジン−3−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例206、ステップ1、30.7mg、0.075mmol)、1−メチルアゼチジン−3−アミン(6.46mg、0.075mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.62(s、1H)、9.40(d、J=7.6Hz、2H)、8.66(d、J=1.8Hz、1H)、8.52(d、J=2.4Hz、1H)、8.29(q、J=2.4Hz、1H)、8.04(q、J=2.3Hz、1H)、7.99−7.87(m、2H)、4.97(dd、J=12.1、5.6Hz、2H)、4.78(q、J=8.1Hz、1H)、4.51 −4.42(m、2H)、4.24−4.12(m、2H)、2.91(d、J=5.0Hz、3H)、2.45(s、3H)、2.28(s、3H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=478。
【0559】
実施例238.4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−N−((1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例206、ステップ1、30.7mg、0.075mmol)、(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミン(18.78mg、0.15mmol)、HATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.32(s、1H)、9.51(s、1H)、8.65(d、J=1.8Hz、1H)、8.55(d、J=2.4Hz、1H)、8.37(d、J=1.8Hz、1H)、8.15(d、J=8.7Hz、1H)、8.05(dd、J=8.6、1.7Hz、1H)、8.01(t、J=2.2Hz、1H)、7.47(s、1H)、5.20(d、J=5.8Hz、2H)、4.32(d、J=6.1Hz、2H)、3.68(s、3H)、2.45(s、3H)、2.27(s、3H)、2.13(s、3H);MS(M+H)=517。
【0560】
実施例239.4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例206、ステップ1、30.7mg、0.075mmol)、4−アミノテトラヒドロ−2H−チオピラン 1,1−ジオキシド(11.19mg、0.075mmol)、HATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.11(s、1H)、8.96(d、J=8.6Hz、1H)、8.67(d、J=1.8Hz、1H)、8.53(d、J=2.4Hz、1H)、8.35(d、J=1.9Hz、1H)、8.11(d、J=8.7Hz、1H)、8.05(t、J=2.1Hz、1H)、8.01(dd、J=8.7、1.7Hz、1H)、5.14(d、J=5.7Hz、2H)、4.31−4.20(m、1H)、3.39(td、J=13.7、3.6Hz、2H)、3.17−2.99(m、2H)、2.45(s、3H)、2.36−2.21(m、2H)、2.28(s、3H)、2.10−2.06(m、2H);MS(M+H)=541。
【0561】
実施例240.4−((1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((1−メチルアゼチジン−3−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
ステップ1.4−((1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸
4−((1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸は、実施例163に記載された同様の手順に従って、6−ブロモ−4−ヒドロキシキナゾリン−2−カルボン酸エチル、及び1−(3−クロロフェニル)シクロプロパン−1−アミンから調製した。
【0562】
ステップ2.4−((1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((1−メチルアゼチジン−3−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(32.6mg、0.075mmol)、(1−メチルアゼチジン−3−イル)メタンアミン(7.51mg、0.075mmol)、HATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.54(s、1H)、9.45(d、J=11.1Hz、1H)、8.56−8.44(m、1H)、8.36(dd、J=3.8、1.7Hz、1H)、7.90(dtt、J=8.6、4.3、1.9Hz、2H)、7.43(dt、J=8.4、1.9Hz、1H)、7.39−7.25(m、2H)、7.22(dq、J=7.6、1.7Hz、1H)、4.14(ddd、J=11.1、8.6、6.1Hz、1H)、4.01(dt、J=12.3、6.4Hz、1H)、3.89(td、J=11.2、10.1、5.0Hz、1H)、3.75−3.40(m、3H)、3.05−2.88(m、1H)、2.81、及び2.70(2組のd、J=5.1Hz、3H)、2.47(s、3H)、2.30(s、3H)、1.58−1.33(m、4H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=517。
【0563】
実施例241.4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)チオモルホリン 1,1−ジオキシド、2TFA。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例112、20.01mg、0.05mmol)、及びチオモルホリン 1,1−ジオキシド、2HCl(52.0mg、0.25mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 12.16(s、1H)、10.15(s、1H)、8.59(d、J=1.8Hz、1H)、8.54(d、J=2.3Hz、1H)、8.19(s、1H)、7.96(d、J=2.2Hz、1H)、7.80(s、1H)、7.75−7.55(m、1H)、4.83(s、2H)、4.22(d、J=5.6Hz、4H)、3.18(s、4H)、2.42(s、3H)、2.25(s、3H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=499。
【0564】
実施例242.4−((1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1−メチルアゼチジン−3−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例240、ステップ1、32.6mg、0.075mmol)、1−メチルアゼチジン−3−アミン(6.46mg、0.075mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.58、及び9.51(2組のbr s、1H)、9.32(d、J=4.4Hz、1H)、9.13(dd、J=19.8、7.2Hz、1H)、8.35(t、J=2.1Hz、1H)、7.96−7.84(m、2H)、7.45(dt、J=4.4、1.9Hz、1H)、7.35(ddt、J=6.9、3.9、1.4Hz、1H)、7.27(td、J=7.8、1.3Hz、1H)、7.20(ddd、J=7.8、2.1、1.1Hz、1H)、4.75(q、J=8.2Hz、1H)、4.42−4.40(m、2H)、4.21−4.08(m、2H)、2.89−2.86(m、3H)、2.47(s、3H)、2.30(s、3H)、1.48−1.32(m、4H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=503。
【0565】
実施例243.4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)チオモルホリン 1,1−ジオキシド、2TFA。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、39.9mg、0.1mmol)、及びチオモルホリン 1,1−ジオキシド、2HCl(104mg、0.500mmol)からマイクロ波照射下で調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 12.15(br s、1H)、10.15(br s、1H)、8.21(s、1H)、7.84(d、J=29.6Hz、1H)、7.66(s、1H)、7.46(s、1H)、7.42−7.28(m、3H)、4.77(s、2H)、4.21(br s、4H)、3.18(s、4H)、2.42(s、3H)、2.25(s、3H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=498。
【0566】
実施例244.4−(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−N,N−ジメチルピペラジン−1−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、39.9mg、0.1mmol)、及びN,N−ジメチルピペラジン−1−カルボキサミド、2HCl(115mg、0.50mmol)からマイクロ波照射下で調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.91(s、1H)、10.06(s、1H)、8.22(s、1H)、7.82(s、1H)、7.73(s、1H)、7.49(q、J=1.3Hz、1H)、7.38−7.28(m、3H)、4.80(d、J=5.6Hz、2H)、3.82(br s、4H)、3.22(br s、4H)、2.76(s、6H)、2.43(s、3H)、2.25(s、3H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=520。
【0567】
実施例245.4−((1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−N−((1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例240、ステップ1、32.6mg、0.075mmol)、(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミン(18.78mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.93(s、1H)、8.41(d、J=1.8Hz、1H)、8.18(t、J=5.9Hz、1H)、8.03(d、J=8.7Hz、1H)、7.97(dd、J=8.6、1.7Hz、1H)、7.40(s、1H)、7.32−7.31(m、1H)、7.19(d、J=1.4Hz、3H)、4.24(d、J=5.8Hz、2H)、3.70(s、3H)、2.47(s、3H)、2.30(s、3H)、2.03(s、3H)、1.53−1.36(m、4H);MS(M+H)=542。
【0568】
実施例246.4−((1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例240、ステップ1、32.6mg、0.075mmol)、4−アミノテトラヒドロ−2H−チオピラン 1,1−ジオキシド(11.19mg、0.075mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.67(s、1H)、8.38(d、J=1.8Hz、1H)、8.03(d、J=8.0Hz、1H)、7.98(d、J=8.6Hz、1H)、7.92(dd、J=8.6、1.8Hz、1H)、7.39(t、J=1.9Hz、1H)、7.36−7.26(m、2H)、7.22(dt、J=6.9、2.1Hz、1H)、4.13−4.00(m、1H)、3.39−3.24(m、2H)、3.09−2.92(m、2H)、2.47(s、3H)、2.30(s、3H)、2.12−1.88(m、4H)、1.58−1.47(m、2H)、1.40(d、J=5.7Hz、2H);MS(M+H)=566。
【0569】
実施例247.4−((1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例240、ステップ1、32.6mg、0.075mmol)、テトラヒドロ−2H−ピラン−4−アミン(7.59mg、0.075mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.72(s、1H)、8.40(d、J=1.8Hz、1H)、8.00(d、J=8.6Hz、1H)、7.97−7.86(m、2H)、7.36(dt、J=2.0、0.9Hz、1H)、7.34−7.26(m、2H)、7.23(ddd、J=5.9、2.9、2.0Hz、1H)、3.95−3.81(m、1H)、3.74(dt、J=11.7、3.9Hz、2H)、3.47−3.31(m、2H)、2.47(s、3H)、2.31(s、3H)、1.72(dd、J=13.2、3.8Hz、2H)、1.53(q、J=5.0、4.3Hz、2H)、1.45−1.15(m、4H);MS(M+H)=518。
【0570】
実施例248.4−(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−N,N−ジメチルピペラジン−1−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例112、20.01mg、0.05mmol)、及びN,N−ジメチルピペラジン−1−カルボキサミド、2HCl(57.5mg、0.25mmol)からマイクロ波照射下で調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.95(s、1H)、10.06(s、1H)、8.60(d、J=1.9Hz、1H)、8.54(d、J=2.4Hz、1H)、8.20(s、1H)、7.99(t、J=2.1Hz、1H)、7.83(d、J=8.6Hz、1H)、7.73(d、J=8.5Hz、1H)、4.85(d、J=5.6Hz、2H)、3.83(t、J=5.1Hz、4H)、3.33−3.19(m、4H)、2.76(s、6H)、2.43(s、3H)、2.25(s、3H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=521。
【0571】
実施例249.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((2−メチルピリジン−4−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、(2−メチルピリジン−4−イル)メタンアミン(18.33mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.72(s、2H)、8.63(d、J=5.9Hz、1H)、8.38(d、J=1.8Hz、1H)、8.05(d、J=8.7Hz、1H)、7.98(dd、J=8.5、1.8Hz、1H)、7.70−7.57(m、2H)、7.54(d、J=2.0Hz、1H)、7.45−7.23(m、3H)、5.09(d、J=5.7Hz、2H)、4.70(d、J=6.2Hz、2H)、2.61(s、3H)、2.46(s、3H)、2.29(s、3H);MS(M+H)=513。
【0572】
実施例250.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((トランス)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、(トランス)−4−アミノシクロヘキサンol(17.28mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.09(s、1H)、8.56(s、1H)、8.38(d、J=1.8Hz、1H)、8.09(d、J=8.7Hz、1H)、8.00(dd、J=8.6、1.7Hz、1H)、7.55(d、J=1.9Hz、1H)、7.45−7.25(m、3H)、5.14−4.96(m、2H)、3.80−3.64(m、1H)、3.41(td、J=10.5、5.2Hz、1H)、2.46(s、3H)、2.28(s、3H)、1.95−1.71(m、4H)、1.60−1.39(m、2H)、1.39−1.13(m、2H)。(OHは不図示);MS(M+H)=506。
【0573】
実施例251.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、(1−メチル−1H−イミダゾール−2−イル)メタンアミン(16.67mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.54(s、1H)、9.34(s、1H)、8.33(d、J=1.6Hz、1H)、7.94(d、J=8.6Hz、1H)、7.91(dd、J=8.6、1.7Hz、1H)、7.63(d、J=2.0Hz、1H)、7.58(d、J=2.0Hz、1H)、7.50(d、J=2.0Hz、1H)、7.39(dt、J=7.3、1.7Hz、1H)、7.37−7.26(m、2H)、4.99(d、J=5.7Hz、2H)、4.79(d、J=5.7Hz、2H)、3.82(s、3H)、2.46(s、3H)、2.28(s、3H);MS(M+H)=502。
【0574】
実施例252.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−N−(4,4−ジフルオロシクロヘキシル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、4,4−ジフルオロシクロヘキサンアミン(20.27mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.98(s、1H)、8.72(s、1H)、8.37(d、J=1.8Hz、1H)、8.08(d、J=8.7Hz、1H)、7.99(dd、J=8.7、1.7Hz、1H)、7.55(t、J=1.8Hz、1H)、7.44−7.28(m、3H)、5.07(d、J=5.6Hz、2H)、4.01(d、J=9.5Hz、1H)、2.46(s、3H)、2.29(s、3H)、2.10−1.68(m、8H);MS(M+H)=526。
【0575】
実施例253.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((トランス)−3−ヒドロキシシクロブチル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、(トランス)−3−アミノシクロブタノール(13.07mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.05(s、1H)、8.99(s、1H)、8.38(d、J=1.8Hz、1H)、8.09(d、J=8.7Hz、1H)、8.00(d、J=8.8Hz、1H)、7.55(d、J=1.7Hz、1H)、7.44−7.30(m、3H)、5.10(s、2H)、4.52(p、J=7.3Hz、1H)、4.37−4.23(m、1H)、3.14(s、1H)、2.46(s、3H)、2.42−2.36(m、2H)、2.28(s、3H)、2.22−2.15(m、2H);MS(M+H)=478。
【0576】
実施例254.1−(2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)ピペリジン−4−カルボン酸、2TFA。
ステップ1.1−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)ピペリジン−4−ルボン酸メチル
1−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)ピペリジン−4−ルボン酸メチルは、実施例1に記載された同様の手順に従って、6−ブロモ−2,4−ジクロロキナゾリン、及びピペリジン−4−ルボン酸メチルから調製した。
【0577】
ステップ2.1−(2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)ピペリジン−4−カルボン酸、2TFA。
1−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)ピペリジン−4−カルボン酸メチル(40.1mg、0.1mmol)、及びN,N−ジメチル−2−(ピペラジン−1−イル)エタンアミン、2HCl(115mg、0.50mmol)の混合物に、MeOH(2mL)、及びヒューニッヒ塩基(0.087mL、0.50mmol)を添加した。管を密封し、90℃で3時間加熱した。残りが〜0.5mLになるまで、空気を吹き込むことによって溶媒を除去した。その後、THF(1mL)、及び1N NaOH(aq)(0.5mL)を添加し、室温で2時間撹拌した。水層のpHが〜7になるまで、1N HCl(aq)を滴下した。空気を吹き込むことによって溶媒を除去した。残渣をDMF中に溶解させて、フィルターを通して濾過した後、精製し、1−(2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)ピペリジン−4−カルボン酸、2TFA(19.4mg、0.026mmol、26.4%収率)を得た。MS(M+H)=508
【0578】
実施例255.1−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)ピペリジン−4−カルボン酸、2TFA。
2つ口フラスコに、1−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)ピペリジン−4−カルボン酸メチル(実施例254、ステップ1、40.1mg、0.1mmol)、2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタノール(47.6mg、0.20mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(8.17mg、10.0μmol)、及びKCO(83mg、0.60mmol)を入れた。空気を除去し、Nを(2〜3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(1mL)と水(0.5mL)の混合物を添加し、(予熱した)95℃で1.5時間撹拌した。有機層を分離し、NaSOを有するPL−チオールMP樹脂を通じて濾過した後、EtOAc及びMeOHで溶出した。溶媒の除去後、粗生成物をTHF/MeOH(1mL/0.5mL)中に溶解し、1N NaOH(aq)(0.5mL)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。水層のpHが約7になるまで、1N HCl(aq)を滴下した。空気を吹き込むことによって溶媒を除去した。残渣をDMF中に溶解させて、フィルターを通して濾過した後、精製し、1−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−(2−ヒドロキシエチル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)ピペリジン−4−カルボン酸、2TFA(2.2mg、3.19μmol、3.19%収率)を得た。MS(M+H)=463
【0579】
実施例256.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−N−((3,3−ジフルオロシクロブチル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、(3,3−ジフルオロシクロブチル)メタンアミン、HCl(23.64mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.08(s、1H)、9.27(s、1H)、8.38(d、J=1.8Hz、1H)、8.10(d、J=8.7Hz、1H)、8.01(dd、J=9.0、1.7Hz、1H)、7.57−7.52(m、1H)、7.42(dt、J=7.1、1.8Hz、1H)、7.39−7.31(m、2H)、5.13(d、J=5.8Hz、2H)、3.47(t、J=6.3Hz、2H)、2.68−2.55(m、1H)、2.45(s、3H)、2.50−2.34(m、4H)、2.28(s、3H);MS(M+H)=512。
【0580】
実施例257.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−N−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミン(18.78mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.30(s、1H)、9.39(s、1H)、8.39(d、J=1.8Hz、1H)、8.20−7.90(m、2H)、7.50−7.49(m、1H)、7.41−7.26(m、3H)、5.15(d、J=5.8Hz、2H)、4.29(d、J=5.9Hz、2H)、2.75(s、3H)、2.45(s、3H)、2.27(s、3H)、2.19(s、3H)。(2つの回転異性体と主要な異性体が報告された。ピラゾールのNHは、不図示);MS(M+H)=516。
【0581】
実施例258.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((4−メチルチアゾール−5−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、(4−メチルチアゾール−5−イル)メタンアミン(19.23mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.17(s、1H)、9.77(s、1H)、8.86(s、1H)、8.39(d、J=1.8Hz、1H)、8.11(d、J=8.7Hz、1H)、8.02(dd、J=8.7、1.7Hz、1H)、7.53(q、J=1.4Hz、1H)、7.41(ddd、J=6.5、2.6、1.6Hz、1H)、7.38−7.29(m、2H)、5.15(d、J=5.8Hz、2H)、4.66(d、J=6.2Hz、2H)、2.45(s、3H)、2.44(s、3H)、2.27(s、3H);MS(M+H)=519。
【0582】
実施例259.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)メタンアミン(18.92mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.08(s、1H)、9.47(s、1H)、8.38(d、J=1.8Hz、1H)、8.08(d、J=8.7Hz、1H)、8.00(dd、J=8.7、1.7Hz、1H)、7.50(q、J=1.1Hz、1H)、7.43−7.27(m、3H)、5.12(d、J=5.8Hz、2H)、4.27(d、J=5.9Hz、2H)、2.45(s、3H)、2.39(s、3H)、2.27(s、3H)、2.19(s、3H);MS(M+H)=517。
【0583】
実施例260.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((2,4−ジメチルチアゾール−5−イル)メチル)キナゾリン−2−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、(2,4−ジメチルチアゾール−5−イル)メタンアミン(21.33mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.11(s、1H)、9.68(s、1H)、8.38(d、J=1.8Hz、1H)、8.09(d、J=8.7Hz、1H)、8.01(dd、J=8.6、1.7Hz、1H)、7.53(q、J=1.5Hz、1H)、7.41(ddd、J=6.2、3.0、1.6Hz、1H)、7.37−7.30(m、2H)、5.13(d、J=5.8Hz、2H)、4.57(d、J=6.2Hz、2H)、2.51(s、3H)、2.45(s、3H)、2.35(s、3H)、2.28(s、3H);MS(M+H)=533。
【0584】
実施例261.1−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)ピペリジン−4−カルボン酸。
ステップ1.1−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)ピペリジン−4−カルボン酸メチル
1−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)ピペリジン−4−カルボン酸メチルは、実施例1に記載された同様の手順に従って、6−ブロモ−4−クロロキナゾリン、及びピペリジン−4−カルボン酸メチルから調製した。
【0585】
ステップ2.1−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)ピペリジン−4−カルボン酸。
THF(3mL)/MeOH(1mL)中の1−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)ピペリジン−4−カルボン酸メチル(105mg、0.287mmol)の溶液に、1N NaOH(aq)(1.5mL、1.5mmol、約5当量)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。水層のpHが約6〜7になるまで、1N HCl(aq)をゆっくり添加した。ヘキサン(20mL)を添加した。固体を濾過し、HO(2×3mL)及びヘキサン(2×3mL)で洗浄した後、乾燥させた。固体を家庭真空下で、60℃で一晩さらに乾燥させて、1−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)ピペリジン−4−カルボン酸(87mg、0.247mmol、86%収率)を得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 12.29(s、1H)、8.61(s、1H)、7.95−7.73(m、3H)、4.18(dt、J=13.4、3.8Hz、2H)、3.37−3.21(m、2H)、2.60(tt、J=10.7、4.0Hz、1H)、2.46(s、3H)、2.27(s、3H)、1.96(dd、J=13.1、3.7Hz、2H)、1.77(qd、J=10.9、5.6Hz、2H);MS(M+H)=353。
【0586】
実施例262.(S)−1−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール。
ステップ1:(S)−4−(6−ブロモ−2−クロロキナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン。
THF(25ml)中の6−ブロモ−2,4−ジクロロキナゾリン(4169mg、15mmol)と(S)−3−フェニルモルホリン(2571mg、15.75mmol)の混合物に、トリエチルアミン(2277mg、22.50mmol)を室温で添加した。混合物を室温で3時間撹拌した。混合物をEtOAc/HO(60mL/60mL)に注いだ。有機層をNaSOで乾燥させて、濾過した。溶媒の除去後、30〜70%のEtOAc/ヘキサンを溶離液として用いて、シリカゲルクロマトグラフィーによって生成物を精製し、(S)−4−(6−ブロモ−2−クロロキナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(5611mg、13.86mmol、92%収率)を得た。MS(M+H)=405。
【0587】
ステップ2:(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン。
2つ口フラスコに、(S)−4−(6−ブロモ−2−クロロキナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(2428mg、6mmol)、3,5−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)イソキサゾール(1472mg、6.60mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(490mg、0.60mmol)、及び炭酸カリウム(2736mg、19.80mmol)を入れた。空気を除去し、Nで(3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(20mL)/水(10mL)を添加し、75〜80℃で1.5時間加熱した。室温に冷却後、層を分離し、水層をEtOAc(5mL×2)で抽出した。組み合わせた有機層をNaSOで乾燥させて、濾過した。溶媒の除去後、20〜70%のEtOAc/ヘキサンを溶離液として用いて、シリカゲルクロマトグラフィーによって生成物を精製し、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(2414mg、4.88mmol、81%収率)を得た(約85%純度で、約15%のジカップリング生成物(MW:481)を有する)。物質をさらに精製することなく使用した。MS(M+H)=421。
【0588】
ステップ3:(S)−1−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール。
2つ口フラスコに、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(210mg、0.5mmol)、2−メチル−1−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)プロパン−2−オール(200mg、0.75mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(40.8mg、0.05mmol)、及び炭酸カリウム(311mg、2.25mmol)を入れた。空気を除去し、Nで(3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(4.5mL)/水(1.5mL)を添加し、90℃で1.5時間加熱した。室温に冷却後、層を分離し、水層をEtOAc(5mL×3)で抽出した。組み合わせた有機層をPL−チオールMP樹脂を通じて濾過した後、MeOHで溶出した。濾液を濃縮した後、40〜100%のEtOAc/ヘキサンを溶離液として用いて、シリカゲルクロマトグラフィーによって精製し、(S)−1−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール(201mg、0.383mmol、77%収率)を淡黄色固体として得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 8.25(d、J=0.7Hz、1H)、7.97(d、J=0.6Hz、1H)、7.87(d、J=1.8Hz、1H)、7.83(dd、J=8.6、0.6Hz、1H)、7.79(dd、J=8.6、1.8Hz、1H)、7.56−7.48(m、2H)、7.29(dd、J=8.4、7.0Hz、2H)、7.23−7.15(m、1H)、5.33(t、J=4.6Hz、1H)、4.74(s、1H)、4.06(s、2H)、4.14−3.64(m、6H)、2.35(s、3H)、2.17(s、3H)、1.08(s、6H);MS(M+H)=525。粗生成物の一部を半分取HPLCによって精製し、(S)−1−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール、2TFAを得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 8.56(s、1H)、8.25(s、1H)、7.94−7.89(m、3H)、7.63−7.54(m、2H)、7.47−7.24(m、3H)、5.80(s、1H)、4.39(s、1H)、4.12(s、2H)、4.00−3.23(m、6H)、2.30(s、3H)、2.13(s、3H)、1.09(s、6H)。
【0589】
実施例263.(R)−1−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール、2TFA。
ステップ1.(R)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン
(R)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリンは、実施例262、ステップ1〜2に記載された同様の手順に従って、6−ブロモ−2,4−ジクロロキナゾリン、及び(R)−3−フェニルモルホリンから調製した。
【0590】
ステップ2.(R)−1−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール、2TFA。
表題化合物は、実施例262に記載された同様の手順に従って、(R)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(42.1mg、0.1mmol)、2−メチル−1−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)プロパン−2−オール(53.2mg、0.20mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(8.17mg、10.0μmol)、及びKCO(83mg、0.60mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ8.57(s、1H)、8.25(s、1H)、7.96−7.90(m、3H)、7.65−7.54(m、2H)、7.45−7.24(m、3H)、5.88(s、1H)、4.39(s、1H)、4.12(s、2H)、4.05−3.26(m、6H)、2.28(s、3H)、2.12(s、3H)、1.09(s、6H);MS(M+H)=525。
【0591】
実施例264.4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン、2TFA。
ステップ1:4−(6−ブロモキナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン。
THF(6mL)中の6−ブロモ−4−クロロキナゾリン(365mg、1.5mmol)の混合物に、3−フェニルモルホリン(318mg、1.95mmol)、その後、EtN(0.418ml、3.0mmol)を70℃で添加した。混合物を室温で1時間撹拌した後、70℃で一晩加熱した。混合物をEtOAc/HO(40mL/40mL)に注いだ。有機層をNaSOで乾燥させて、濾過した。溶媒の除去後、30〜70%のEtOAc/ヘキサンを溶離液として用いて、シリカゲルクロマトグラフィーによって生成物を精製し、4−(6−ブロモキナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(230mg、0.621mmol、41.4%収率)を得た。MS(M+H)=525。
【0592】
ステップ2:4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン、2TFA。
2つ口フラスコに、4−(6−ブロモキナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(37.0mg、0.1mmol)、3,5−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)イソキサゾール(44.6mg、0.20mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(8.17mg、10.0μmol)、及びKCO(83mg、0.60mmol)を入れた。空気を除去し、Nを(2〜3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(1.5mL)と水(0.5mL)の混合物を添加し、(予熱した)85℃で1.5時間撹拌した。室温に冷却後、有機層を分離し、EtOAc(10mL×3)で抽出した。組み合わせた有機層をNaSOを有するPL−チオールMP樹脂を通じて濾過し、MeOHで溶出した。濾液を濃縮し、DMF中に再溶解し、濾過した後、半分取HPLCによって精製し、4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン、2TFA(14.6mg、0.024mmol、23.76%収率)を得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 8.85(s、1H)、7.99(dd、J=8.7、1.7Hz、1H)、7.92(d、J=8.7Hz、1H)、7.88(s、1H)、7.55(dd、J=8.0、1.5Hz、2H)、7.44−7.36(m、2H)、7.36−7.29(m、1H)、5.87(s、1H)、4.50−4.36(m、2H)、3.98−3.89(m、2H)、3.84−3.68(m、2H)、2.27(s、3H)、2.10(s、3H);MS(M+H)=387。
【0593】
実施例265.(S)−2−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチルエタンアミン、2TFA。
(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2、63.1mg、0.15mmol)、及びN,N−ジメチル−2−(ピペラジン−1−イル)エタンアミン(118mg、0.75mmol)の混合物に、DMF(1mL)を添加した。管を密封し、90℃で3時間加熱した。室温に冷却後、フィルターを通して混合物を濾過し、半分取HPLCによって精製し、(S)−2−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチルエタンアミン、2TFA(37.8mg、0.049mmol、32.7%収率)を得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 7.76−7.69(m、3H)、7.49(d、J=7.6Hz、2H)、7.42−7.19(m、3H)、5.55(br s、1H)、4.62−2.51(m、18H)、2.80(s、6H)、2.29(s、3H)、2.11(s、3H);MS(M+H)=542。
【0594】
実施例266.(R)−2−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチルエタンアミン、2TFA。
表題化合物は、実施例265に記載された同様の手順に従って、(R)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例263、ステップ1、63.1mg、0.15mmol)、及びN,N−ジメチル−2−(ピペラジン−1−イル)エタンアミン(118mg、0.75mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 7.76 −7.69(m、3H)、7.49(d、J=7.6Hz、2H)、7.41−7.23(m、3H)、5.56(s、1H)、4.40−2.51(m、18H)、2.80(s、6H)、2.28(s、3H)、2.11(s、3H)。;MS(M+H)=542。
【0595】
実施例267.1−(2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−N−メチルピペリジン−4−カルボキサミド、2TFA。
ステップ1.1−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−N−メチルピペリジン−4−カルボキサミド
1−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−N−メチルピペリジン−4−カルボキサミドは、実施例1に記載された同様の手順に従って、6−ブロモ−2,4−ジクロロキナゾリン、及びN−メチルピペリジン−4−カルボキサミドから調製した。
【0596】
ステップ2.1−(2−(4−(2−(ジメチルアミノ)エチル)ピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−N−メチルピペリジン−4−カルボキサミド、2TFA。
表題化合物は、実施例265に記載された同様の手順に従って、1−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−N−メチルピペリジン−4−カルボキサミド(80mg、0.1mmol、約50%純度)、及びN,N−ジメチル−2−(ピペラジン−1−イル)エタンアミン(79mg、0.50mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 12.06(s、1H)、8.91(s、1H)、7.92−7.61(m、3H)、4.61−2.58(m、17H)、2.80(d、J=2.2Hz、6H)、2.55(d、J=4.5Hz、3H)、2.42(s、3H)、2.24(s、3H)、1.92−1.63(m、4H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=521。
【0597】
実施例268.(R)−4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン、2TFA。
表題化合物は、実施例265に記載された同様の手順に従って、(R)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例263、ステップ1、42.1mg、0.1mmol)、及び1−(メチルスルホニル)ピペラジン(82mg、0.50mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 7.77−7.69(m、3H)、7.50(d、J=7.7Hz、2H)、7.45−7.22(m、3H)、5.58(s、1H)、4.38−2.99(m、14H)、2.87(s、3H)、2.28(s、3H)、2.10(s、3H);MS(M+H)=549。
【0598】
実施例269.(S)−4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン、2TFA。
表題化合物は、実施例265に記載された同様の手順に従って、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2、42.1mg、0.1mmol)、及び1−(メチルスルホニル)ピペラジン(82mg、0.50mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 7.84−7.77(m、3H)、7.50(d、J=7.7Hz、2H)、7.37−7.29(m、3H)、5.52(s、1H)、4.55−2.99(m、14H)、2.87(s、3H)、2.28(s、3H)、2.11(s、3H)。;MS(M+H)=549。
【0599】
実施例270.1−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−N−メチルピペリジン−4−カルボキサミド、2TFA。
ステップ1.1−(6−ブロモキナゾリン−4−イル)−N−メチルピペリジン−4−カルボキサミド
1−(6−ブロモキナゾリン−4−イル)−N−メチルピペリジン−4−カルボキサミドは、実施例1、ステップ1に記載された同様の手順に従って、6−ブロモ−4−ジクロロキナゾリン、及びN−メチルピペリジン−4−カルボキサミドから調製した。
【0600】
ステップ2.1−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−N−メチルピペリジン−4−カルボキサミド、2TFA。
2つ口フラスコに、1−(6−ブロモキナゾリン−4−イル)−N−メチルピペリジン−4−カルボキサミド(69.8mg、0.2mmol)、3,5−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)イソキサゾール(89mg、0.40mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(16.33mg、0.02mmol)、及びKCO(166mg、1.20mmol)を入れた。空気を除去し、Nを(2〜3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(1.5mL)と水(0.5mL)の混合物を添加し、(予熱した)85℃で1.5時間撹拌した。室温に冷却後、有機層を分離し、水層をEtOAc(10mL×3)で抽出した。組み合わせた有機層をNaSOを有するPL−チオールMP樹脂を通じて濾過し、MeOHで溶出した。濾液を濃縮し、DMF中に再溶解し、濾過した後、精製し、1−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−N−メチルピペリジン−4−カルボキサミド、2TFA(54.7mg、0.092mmol、46.1%収率)を得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 8.81(s、1H)、8.02(dd、J=8.6、1.8Hz、1H)、7.99(d、J=1.8Hz、1H)、7.87(d、J=8.6Hz、1H)、7.82(q、J=4.5Hz、1H)、4.64(d、J=13.1Hz、2H)、3.62(t、J=12.2Hz、2H)、2.62−2.52(m、1H)、2.56(d、J=4.6Hz、3H)、2.45(s、3H)、2.27(s、3H)、1.97−1.70(m、4H);(M+H)=366。
【0601】
実施例271.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1,1−ジオキシドチエタン−3−イル)キナゾリン−2−カルボキサミド、TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、30.7mg、0.075mmol)、3−アミノチエタン 1,1−ジオキシド(18.17mg、0.15mmol)、及びHATU(86mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.70(s、1H)、9.40(s、1H)、8.36(d、J=2.0Hz、1H)、8.03(dd、J=9.3、3.0Hz、1H)、8.00−7.92(m、1H)、7.53(d、J=1.8Hz、1H)、7.42(dt、J=7.5、1.6Hz、1H)、7.36(t、J=7.6Hz、1H)、7.32(dt、J=7.9、1.8Hz、1H)、5.05(d、J=5.1Hz、2H)、4.65(dt、J=13.8、7.0Hz、1H)、4.60−4.52(m、2H)、4.50−4.41(m、2H)、2.46(s、3H)、2.28(s、3H);MS(M+H)=512。
【0602】
実施例272.(S)−2−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−N−メチルアセトアミド。
表題化合物は、実施例262に記載された同様の手順に従って、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2、63.1mg、0.15mmol)、N−メチル−2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミド(80mg、0.30mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(12.25mg、0.015mmol)、及び炭酸カリウム(124mg、0.90mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 8.33(d、J=0.8Hz、1H)、8.03(q、J=4.3Hz、1H)、7.99(d、J=0.7Hz、1H)、7.86(d、J=1.8Hz、1H)、7.83(dd、J=8.6、0.6Hz、1H)、7.80(dd、J=8.7、1.8Hz、1H)、7.53(dd、J=8.0、1.3Hz、2H)、7.34−7.26(m、2H)、7.24−7.17(m、1H)、5.38(t、J=4.4Hz、1H)、4.82(s、2H)、4.12(dd、J=12.0、5.2Hz、1H)、4.02−3.79(m、4H)、3.71(dd、J=11.3、6.4Hz、1H)、2.62(d、J=4.6Hz、3H)、2.34(s、3H)、2.17(s、3H);MS(M+H)=524。
【0603】
実施例273.6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((トランス)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−4−((S)−3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボキサミド、TFA。
ステップ1:(S)−6−ブロモ−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボン酸エチル。
6−ブロモ−4−オキソ−3,4−ジヒドロキナゾリン−2−カルボン酸エチル(891mg、3mmol)、及びブロモトリ(ピロリジン−1−イル)ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(V)(2098mg、4.50mmol)の混合物に、1,4−ジオキサン(12mL)、その後、トリエチルアミン(1366mg、13.50mmol)を添加した。混合物を室温で2〜3時間撹拌し、(S)−3−フェニルモルホリン(588mg、3.60mmol)を添加した。その後、混合物を70℃で6時間加熱した。室温に冷却後、混合物をEtOAc/HO(15mL/15mL)に注いだ。水層をEtOAc(15mL)で抽出した。組み合わせた有機層をNaSOで乾燥させて、濾過した。溶媒の除去後、30〜70%のEtOAc/ヘキサンを溶離液として用いて、シリカゲルクロマトグラフィーによって生成物を精製し、(S)−6−ブロモ−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボン酸エチル(1190mg、2.69mmol、90%収率)を得た。MS(M+H)=443。
【0604】
ステップ2:(S)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボン酸エチル。
マイクロ波管に、(S)−6−ブロモ−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボン酸エチル(1190mg、2.69mmol)、3,5−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)イソキサゾール(900mg、4.04mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(220mg、0.269mmol)、及びKCO(1673mg、12.11mmol)を入れた。空気を除去し、Nで(3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(10mL)/水(5mL)を添加し、90℃で1.5時間加熱した。室温に冷却後、層を分離し、水層をEtOAc(5mL×2)で抽出した。組み合わせた有機層をNaSOで乾燥させて、濾過した。溶媒の除去後、50〜100%のEtOAc/ヘキサンを溶離液として用いて、シリカゲルクロマトグラフィーによって生成物を精製し、(S)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボン酸エチル(1225mg、2.67mmol、99%収率)を得た。MS(M+H)=459。
【0605】
ステップ3:(S)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボン酸。
THF(10mL)中の(S)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボン酸エチル(1225mg、2.67mmol)の溶液に、LiOH(aq)(1.5N、7.13mL、10.69mmol、4当量)を添加した。その後、混合物を室温で1.5時間撹拌した。水層のpHが約5になるまで、HCl(aq)(1N)をゆっくり添加した。空気を吹き込むことによってある程度の有機溶媒を除去した、その後、ヘキサン(30mL)を添加した。混合物を15分間撹拌した。固体を濾過し、HO(3mL×2)及びヘキサン(5mL×2)で洗浄した後、乾燥させて、(S)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボン酸(980mg、2.277mmol、85%収率)を得た。MS(M+H)=431。
【0606】
ステップ4:6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((トランス)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−4−((S)−3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボキサミド、TFA。
(S)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボン酸(32.3mg、0.075mmol)、(トランス)−4−アミノシクロヘキサン−1−オール(25.9mg、0.225mmol)、及びHATU(114mg、0.30mmol)の混合物に、DMF(1mL)、次いで、ヒューニッヒ塩基(0.131mL、0.75mmol)を添加した。混合物を室温で3時間撹拌した。マイクロフィルターを通じて混合物を濾過し、半分取HPLCによって精製し、6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((トランス)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)−4−((S)−3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボキサミド、TFA(5.9mg、9.20μmol、12.26%収率)を得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 8.29(s、1H)、8.09(d、J=8.7Hz、1H)、7.97(dd、J=8.7、1.8Hz、1H)、7.92(s、1H)、7.58−7.50(m、2H)、7.36(dd、J=8.4、6.8Hz、2H)、7.28(t、J=7.3Hz、1H)、5.75(s、1H)、4.37−4.21(m、2H)、3.94(td、J=12.1、11.0、4.1Hz、2H)、3.86−3.30(m、4H)、2.32(s、3H)、2.15(s、3H)、1.92−1.68(m、4H)、1.57−1.34(m、2H)、1.25(dtd、J=13.1、9.7、3.2Hz、2H)。(OHは不図示);MS(M+H)=528。
【0607】
実施例274.4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((トランス)−4−ヒドロキシシクロヘキシル)キノリン−2−カルボキサミド、TFA。
表題化合物は、実施例228に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キノリン−2−カルボン酸(実施例228、ステップ3、30.6mg、0.075mmol)、(トランス)−4−アミノシクロヘキサン−1−オール(25.9mg、0.225mmol)、及び及びHATU(114mg、0.30mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.65(s、1H)、8.80(s、1H)、8.41(s、1H)、8.22(s、1H)、7.92(s、1H)、7.50(s、1H)、7.37(p、J=7.2Hz、4H)、4.82(s、2H)、3.84−3.18(m、2H)、2.47(s、4H)、2.29(s、3H)、1.85(d、J=11.4Hz、4H)、1.43(q、J=12.1Hz、2H)、1.25(q、J=11.1Hz、2H)。(OHは不図示);MS(M+H)=506。
【0608】
実施例275.(S)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1,1−ジオキシドテトラヒドロ−2H−チオピラン−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボキサミド、TFA。
表題化合物は、実施例273に記載された同様の手順に従って、(S)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例273、ステップ3、32.3mg、0.075mmol)、4−アミノテトラヒドロ−2H−チオピラン 1,1−ジオキシド(33.6mg、0.225mmol)、及びHATU(114mg、0.30mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 8.63(d、J=8.4Hz、1H)、8.08(d、J=8.7Hz、1H)、7.96(dd、J=8.7、1.8Hz、1H)、7.91(s、1H)、7.55(d、J=7.4Hz、2H)、7.41−7.32(m、2H)、7.27(t、J=7.3Hz、1H)、5.78(s、1H)、4.35−4.26(m、2H)、4.25−4.13(m、1H)、3.97 −3.90(m、2H)、3.78(d、J=8.9Hz、2H)、3.41−3.29(m、2H)、3.13−3.01(m、2H)、2.32(s、3H)、2.28−1.96(m、4H)、2.14(s、3H);MS(M+H)=562。
【0609】
実施例276.(S)−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)(1−メチル−1,4,6,7−テトラヒドロ−5H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル)メタノン、TFA。
表題化合物は、実施例273に記載された同様の手順に従って、(S)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例273、ステップ3、32.3mg、0.075mmol)、1−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン、HCl(26.0mg、0.15mmol)、及びHATU(114mg、0.30mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 7.96−7.82(m、3H)、7.55−7.43(m、3H)、7.41−7.19(m、3H)、5.60、及び5.49(2組のbr s、1H)、4.72−3.57(m、8H)、3.75、及び3.70(2組のs、3H)、3.37−3.31(m、1H)、2.72−2.61(m、1H)、2.55−2.48(m、2H)、2.31、及び2.29(2組のs、3H)、2.14、及び2.12(2組のs、3H)。(2組のrotamers);(M+H)=550.
【0610】
実施例277.(S)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1−メチルアゼチジン−3−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボキサミド、TFA。
表題化合物は、実施例273に記載された同様の手順に従って、(S)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例273、ステップ3、32.3mg、0.075mmol)、1−メチルアゼチジン−3−アミン(19.38mg、0.225mmol)、及びHATU(114mg、0.30mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.57(s、1H)、9.32(dd、J=11.7、7.1Hz、1H)、8.02(dd、J=8.7、1.6Hz、1H)、7.93(dd、J=8.6、1.8Hz、1H)、7.86(d、J=1.9Hz、1H)、7.59−7.50(m、2H)、7.38(td、J=7.6、1.9Hz、2H)、7.29(t、J=7.3Hz、1H)、5.75(s、1H)、4.91−4.71(m、1H)、4.53−4.26(m、4H)、4.18(d、J=7.4Hz、2H)、3.96−3.85(m、2H)、3.73(q、J=9.9、9.2Hz、2H)、2.91(four set of s、3H)、2.29(s、3H)、2.11(s、3H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=499。
【0611】
実施例278.N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−メチル−1,4,6,7−テトラヒドロ−5H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル)キナゾリン−4−アミン、TFA。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、29.9mg、0.075mmol)、及び1−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン、HCl(26.0mg、0.15mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.94(s、1H)、10.06(s、1H)、8.23(s、1H)、7.84(d、J=8.6Hz、1H)、7.76(d、J=8.6Hz、1H)、7.55(s、1H)、7.52−7.49(m、1H)、7.42−7.27(m、3H)、4.93−4.71(m、4H)、4.07(t、J=5.7Hz、2H)、3.76(s、3H)、2.69(s、2H)、2.43(s、3H)、2.26(s、3H)。(1塩NHを含む);TFA;MS(M+H)=501。
【0612】
実施例279.(S)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)メチル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボキサミド、TFA。
表題化合物は、実施例273に記載された同様の手順に従って、(S)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例273、ステップ3、32.3mg、0.075mmol)、(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)メタンアミン(0.025g、0.225mmol)、及びHATU(114mg、0.30mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.24(t、J=6.0Hz、1H)、8.99(d、J=1.6Hz、1H)、8.01(d、J=8.7Hz、1H)、7.93(dd、J=8.6、1.8Hz、1H)、7.86(d、J=1.9Hz、1H)、7.59−7.49(m、3H)、7.41−7.31(m、2H)、7.31−7.22(m、1H)、5.75(s、1H)、4.66−4.50(m、2H)、4.34(dd、J=12.0、3.2Hz、2H)、3.93−3.87(m、2H)、3.85(s、3H)、3.80−3.65(m、2H)、2.29(s、3H)、2.12(s、3H);MS(M+H)=524。
【0613】
実施例280.(S)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1−メチルピペリジン−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボキサミド、TFA。
表題化合物は、実施例273に記載された同様の手順に従って、(S)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例273、ステップ3、32.3mg、0.075mmol)、1−メチルピペリジン−4−アミン(25.7mg、0.225mmol)、及びHATU(114mg、0.30mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.25(s、1H)、8.49(t、J=6.9Hz、1H)、8.03(d、J=8.7Hz、1H)、7.98−7.85(m、2H)、7.57−7.46(m、2H)、7.36(dd、J=8.4、6.9Hz、2H)、7.27(dtd、J=8.7、6.5、5.6、2.4Hz、1H)、5.63(s、1H)、4.37−2.99(m、11H)、2.77(d、J=4.7Hz、3H)、2.32(s、3H)、2.15(s、3H)、2.11−1.68(m、4H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=527。
【0614】
実施例281.(S)−N−((1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボキサミド、TFA。
表題化合物は、実施例273に記載された同様の手順に従って、(S)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例273、ステップ3、32.3mg、0.075mmol)、(1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミン(28.2mg、0.225mmol)、及びHATU(114mg、0.30mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.10(s、1H)、8.11(d、J=8.7Hz、1H)、7.99(dd、J=8.7、1.8Hz、1H)、7.88(s、1H)、7.53(d、J=7.3Hz、2H)、7.47(s、1H)、7.36(dd、J=8.3、6.5Hz、2H)、7.29(t、J=7.2Hz、1H)、5.94(s、1H)、4.40(d、J=12.6Hz、1H)、4.34−4.22(m、2H)、3.97−3.87(m、2H)、3.81−3.70(m、3H)、3.69(s、3H)、2.29(s、3H)、2.13(s、3H)、2.11(s、3H);MS(M+H)=538。
【0615】
実施例282.(S)−4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1,4,6,7−テトラヒドロ−5H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン、TFA。
表題化合物は、実施例265に記載された同様の手順に従って、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2、31.6mg、0.075mmol)、及び4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン、2HCl(73.5mg、0.375mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 12.22(s、1H)、7.80(br s、3H)、7.53(t、J=7.7Hz、3H)、7.39(s、2H)、7.31(d、J=5.3Hz、1H)、5.73( br s、1H)、4.88(d、J=15.1Hz、1H)、4.77(s、1H)、4.36(s、1H)、4.13−4.07(m、1H)、3.99−3.88(m、2H)、3.85−3.70(m、2H)、2.78(s、2H)、2.26(s、3H)、2.09(s、3H)。(2つのプロトンは広域であり、割り当てられていない);MS(M+H)=508。
【0616】
実施例283.(S)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−((1−メチルアゼチジン−3−イル)メチル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボキサミド、TFA。
表題化合物は、実施例273に記載された同様の手順に従って、(S)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例273、ステップ3、32.3mg、0.075mmol)、(1−メチルアゼチジン−3−イル)メタンアミン(0.023g、0.225mmol)、及びHATU(114mg、0.30mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.57(s、1H)、8.96(t、J=6.2Hz、1H)、8.02(d、J=8.6Hz、1H)、7.93(dd、J=8.6、1.8Hz、1H)、7.87(s、1H)、7.59−7.49(m、2H)、7.38(dd、J=8.4、6.9Hz、2H)、7.29(t、J=7.3Hz、1H)、5.77(s、1H)、4.35(d、J=11.5Hz、2H)、4.24−4.02(m、2H)、3.96−3.86(m、3H)、3.84−3.42(m、5H)、3.12−2.92(m、1H)、2.82、及び2.76(2組のd、J=5.2Hz、3H)、2.29(s、3H)、2.12(s、3H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=513。
【0617】
実施例284.(4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)(1,4,6,7−テトラヒドロ−5H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル)メタノン、TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−(((5−クロロピリジン−3−イル)メチル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例206、ステップ1、30.7mg、0.075mmol)、4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン、2HCl(44.1mg、0.225mmol)、及びHATU(114mg、0.30mmol)から調製した。MS(M+H)=515。
【0618】
実施例285.(S)−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)(1,4,6,7−テトラヒドロ−5H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル)メタノン、TFA。
表題化合物は、実施例273に記載された同様の手順に従って、(S)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例273、ステップ3、0.032g、0.075mmol)、4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン、2HCl(0.044g、0.225mmol)、及びHATU(0.114g、0.30mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 7.94−7.82(m、3H)、7.54−7.44(m、3H)、7.41−7.14(m、3H)、5.60、及び5.50(2組のs、1H)、4.74−2.51(m、12H)、2.31、及び2.29(2組のs、3H)、2.13、及び2.12(2組のs、3H)。(2つの回転異性体;ピラゾールのNHは不図示);MS(M+H)=536。
【0619】
実施例286.(4−((1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)(1,4,6,7−テトラヒドロ−5H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル)メタノン、TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((1−(3−クロロフェニル)シクロプロピル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例240、ステップ1、32.6mg、0.075mmol)、4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン、2HCl(44.1mg、0.225mmol)、及びHATU(114mg、0.30mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.51、及び9.59(2組のs、1H)、8.40−8.38(m、1H)、7.94−7.78(m、2H)、7.52−7.02(m、5H)、4.58(s、1H)、4.01(s、1H)、3.82(t、J=5.8Hz、1H)、3.34(t、J=5.7Hz、1H)、2.69(t、J=5.8Hz、1H)、2.31−2.28(m、4H)、1.48−1.40(m、4H)。(ピラゾールのNHは不図示;1つのCHは、DMSOと重複する);MS(M+H)=540。
【0620】
実施例287.(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)(1,4,6,7−テトラヒドロ−5H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル)メタノン、TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例163、0.031g、0.075mmol)、4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン、2HCl(0.044g、0.225mmol)、及びHATU(0.114g、0.30mmol)から調製した。MS(M+H)=514。
【0621】
実施例288.(4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キノリン−2−イル)(1,4,6,7−テトラヒドロ−5H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル)メタノン、TFA。
表題化合物は、実施例228に記載された同様の手順に従って、4−((3−クロロベンジル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キノリン−2−カルボン酸(実施例228、ステップ3、0.031g、0.075mmol)、4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン、2HCl(0.044g、0.225mmol)、及びHATU(0.114g、0.30mmol)から調製した。MS(M+H)=513。
【0622】
実施例289.(S)−4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−メチル−1,4,6,7−テトラヒドロ−5H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン、TFA。
表題化合物は、実施例165に記載された同様の手順に従って、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2、31.6mg、0.075mmol)、及び1−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン、HCl(26.0mg、0.15mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 12.16(s、1H)、8.00−7.05(m、9H)、5.73(br s、1H)、4.95−3.17(m、11H)、3.75(s、3H)、2.86−2.60(m、1H)、2.26(br s、3H)、2.09(br s、3H)(1塩NHを含む);MS(M+H)=522。
【0623】
実施例290.N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1,4,6,7−テトラヒドロ−5H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン−5−イル)キナゾリン−4−アミン、TFA。
表題化合物は、実施例12に記載された同様の手順に従って、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(実施例1、29.9mg、0.075mmol)、及び4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[4,3−c]ピリジン、2HCl(29.4mg、0.15mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.96(s、1H)、10.06(s、1H)、8.23(s、1H)、7.84(d、J=8.9Hz、1H)、7.76(d、J=8.6Hz、1H)、7.52(dd、J=2.5、1.3Hz、2H)、7.41−7.28(m、3H)、4.83(t、J=3.0Hz、4H)、4.09(t、J=5.8Hz、2H)、2.75(s、2H)、2.43(s、3H)、2.26(s、3H);MS(M+H)=486。
【0624】
実施例291.(S)−1−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(2−フェニルピペラジン−1−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール、TFA。
ステップ1:(S)−4−(6−ブロモ−2−クロロキナゾリン−4−イル)−3−フェニルピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル。
THF(6mL)中の6−ブロモ−2,4−ジクロロキナゾリン(834mg、3mmol)、及び(S)−3−フェニルピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル(866mg、3.30mmol)の混合物に、トリエチルアミン(455mg、4.50mmol)を室温で添加した。混合物を室温で一晩撹拌した。混合物をEtOAc/HO(40mL/40mL)に注いだ。有機層をNaSOで乾燥させて、濾過した。溶媒の除去後、10〜50%のEtOAc/ヘキサンを溶離液として用いて、シリカゲルクロマトグラフィーによって生成物を精製し、(S)−4−(6−ブロモ−2−クロロキナゾリン−4−イル)−3−フェニルピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1151mg、2.285mmol、76%収率)を得た。MS(M+H)=504。
【0625】
ステップ2:(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル。
マイクロ波管に、(S)−4−(6−ブロモ−2−クロロキナゾリン−4−イル)−3−フェニルピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1151mg、2.285mmol)、3,5−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)イソキサゾール(561mg、2.51mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(187mg、0.228mmol)、及び炭酸カリウム(1042mg、7.54mmol)を入れた。空気を除去し、N(3回)で再充填した。その後、1,4−ジオキサン(8mL)/水(4mL)を添加し、75〜80℃で1.5時間加熱した。室温に冷却後、層を分離し、水層をEtOAc(5mL×2)で抽出した。組み合わせた有機層をNaSOで乾燥させて、濾過した。溶媒の除去後、20〜50%のEtOAc/ヘキサンを溶離液として用いて、シリカゲルクロマトグラフィーによって生成物を精製し、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル(975mg、1.312mmol、57.4%収率、約70%純度)を得た。MS(M+H)=520。
【0626】
ステップ3:(S)−4−(2−クロロ−4−(2−フェニルピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−3,5−ジメチルイソキサゾール、2HCl。
1,4−ジオキサン(4mL)中の(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル(975mg、1.31mmol)の溶液に、HCl(ジオキサン中で4M、3mL、12mmol)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。その後、ヘキサン(15mL)を添加し、30分間激しく撹拌した。溶媒をピペットで除去した後、ヘキサンを添加した(15mL)。このプロセスを3回繰り返した。固体残渣を真空中で乾燥させて、(S)−4−(2−クロロ−4−(2−フェニルピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−3,5−ジメチルイソキサゾール、2HCl(756mg、1.273mmol、97%収率、〜83%純度)を得た。これをさらに精製することなく次のステップで使用した。MS(M+H)=420。
【0627】
ステップ4:(S)−1−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(2−フェニルピペラジン−1−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール、TFA。
マイクロ波管に、(S)−4−(2−クロロ−4−(2−フェニルピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−3,5−ジメチルイソキサゾール、2HCl(59.4mg、0.1mmol、〜83%純度)、2−メチル−1−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)プロパン−2−オール(53.2mg、0.20mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(8.17mg、10.0μmol)、及び炭酸カリウム(83mg、0.60mmol)を入れた。空気を除去し、Nで(3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(1.5mL)/水(0.5mL)を添加し、90℃で1.5時間加熱した。室温に冷却後、層を分離し、水層をEtOAc(3mL×2)で抽出した。組み合わせた有機層をPL−チオールMP樹脂を通じて濾過した後、MeOHで溶出した。溶媒の除去後、粗生成物をDMF中に溶解し、濾過し、半分取HPLCによって精製し、(S)−1−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(2−フェニルピペラジン−1−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール、TFA(11.1mg、0.017mmol、17.41%収率)を得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 8.94(s、2H)、8.32(s、1H)、8.03(s、1H)、7.89(s、1H)、7.87(s、2H)、7.62−7.55(m、2H)、7.35(t、J=7.5Hz、2H)、7.27(d、J=7.4Hz、1H)、5.46(s、1H)、4.75(s、1H)、4.08(s、2H)、4.05−3.30(m、6H)、2.34(s、3H)、2.17(s、3H)、1.09(d、J=1.5Hz、6H)(1塩NHを含む);MS(M+H)=524。
【0628】
実施例292.(S)−5−(2−(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン、TFA。
ステップ1:(S)−5−(2−クロロ−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン。
マイクロ波管に、(S)−4−(6−ブロモ−2−クロロキナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(809mg、2mmol)、1−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2(1H)−オン(517mg、2.20mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(163mg、0.20mmol)、及び炭酸カリウム(912mg、6.60mmol)を入れた。空気を除去し、Nで(3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(6mL)/水(3mL)を添加し、75〜80℃で1.5時間加熱した。室温に冷却後、層を分離し、水層をEtOAc(5mL×2)で抽出した。組み合わせた有機層をNaSOで乾燥させて、濾過した。溶媒の除去後、0〜10%のMeOH/EtOAcを溶離液として用いて、シリカゲルクロマトグラフィーによって生成物を精製し、(S)−5−(2−クロロ−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(636mg、1.469mmol、73.5%収率)を得た。MS(M+H)=433。
【0629】
ステップ2:(S)−5−(2−(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン、TFA。
マイクロ波管に、(S)−5−(2−クロロ−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン(43.3mg、0.1mmol)、2−メチル−1−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)プロパン−2−オール(53.2mg、0.20mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(8.17mg、10.0μmol)、及び炭酸カリウム(83mg、0.60mmol)を入れた。空気を除去し、Nで(3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(1.5mL)/水(0.5mL)を添加し、90℃で1.5時間加熱した。室温に冷却後、層を分離し、水層をEtOAc(3mL×2)で抽出した。組み合わせた有機層をPL−チオールMP樹脂を通じて濾過した後、MeOHで溶出した。溶媒の除去後、粗生成物をDMF中に溶解し、濾過し、半分取HPLCによって精製し、(S)−5−(2−(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン、TFA(13mg、0.020mmol、19.98%収率)を得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 8.54(s、1H)、8.36−7.88(m、5H)、7.84(d、J=8.7Hz、1H)、7.61(d、J=7.6Hz、2H)、7.35(d、J=38.1Hz、3H)、6.41(s、1H)、5.73(s、1H)、5.02−4.56(m、1H)、4.34(s、1H)、4.11(s、2H)、4.06−3.94(m、2H)、3.81(d、J=9.9Hz、1H)、3.46(s、3H)、1.09(s、6H)(1つのCHピークは、水ピークとの重複により不図示である);MS(M+H)=537。
【0630】
実施例293.(S)−4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(4−メチルピペラジン−1−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン、TFA。
表題化合物は、実施例265に記載された同様の手順に従って、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2、31.6mg、0.075mmol)、及び1−メチルピペラジン(22.54mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.69(s、1H)、7.76(s、1H)、7.71−7.64(m、1H)、7.55(d、J=8.7Hz、1H)、7.46(d、J=7.4Hz、2H)、7.31(t、J=7.5Hz、2H)、7.23(dd、J=8.3、6.2Hz、1H)、5.24(s、1H)、4.71−4.61(m、2H)、4.16−2.91(m、12H)、2.78(s、3H)、2.36−2.26(m、3H)、2.14(s、3H)(1塩NHを含む);MS(M+H)=485。
【0631】
実施例294.(S)−1−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)エタン−1−オン、TFA。
表題化合物は、実施例265に記載された同様の手順に従って、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2、31.6mg、0.075mmol)、及び1−(ピペラジン−1−イル)エタン−1−オン(28.8mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 7.76(br s、3H)、7.50(d、J=7.5Hz、2H)、7.37−7.30(m、3H)、5.73(br s、1H)、4.47−3.18(m、14H)、2.25(s、3H)、2.11(s、3H)、2.03(s、3H);MS(M+H)=513。
【0632】
実施例295.(S)−1−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール、TFA。
表題化合物は、実施例265に記載された同様の手順に従って、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2、31.6mg、0.075mmol)、及び2−メチル−1−(ピペラジン−1−イル)プロパン−2−オール、2HCl(52.0mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.14(s、1H)、7.76(s、1H)、7.68(d、J=8.8Hz、1H)、7.55(d、J=8.6Hz、1H)、7.49−7.42(m、2H)、7.32(t、J=7.5Hz、2H)、7.24(t、J=7.3Hz、1H)、5.26(s、2H)、4.43(d、J=18.1Hz、2H)、4.15−3.22(m、10H)、3.10(s、3H)、2.95(s、1H)、2.35−2.25(m、3H)、2.14(s、3H)、1.24(s、6H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=543。
【0633】
実施例296.(S)−1−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−N−メチルピペリジン−4−カルボキサミド、TFA。
表題化合物は、実施例265に記載された同様の手順に従って、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2、31.6mg、0.075mmol)、及びN−メチルピペリジン−4−カルボキサミド(32.0mg、0.225mmol)から調製した。MS(M+H)=527。
【0634】
実施例297.(S)−2−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミド、TFA。
表題化合物は、実施例262に記載された同様の手順に従って、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2、31.6mg、0.075mmol)、2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミド(37.7mg、0.15mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(6.12mg、7.50μmol)、及び炭酸カリウム(62.2mg、0.45mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 8.59(s、1H)、8.23(s、1H)、7.92(d、J=5.9Hz、3H)、7.63(s、1H)、7.58(d、J=7.6Hz、2H)、7.47−7.21(m、4H)、5.73(s、1H)、4.88(s、2H)、4.52−3.19(m、6H)、2.30(s、3H)、2.13(s、3H);MS(M+H)=510。
【0635】
実施例298.(S)−1−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−N−メチルピペリジン−4−カルボキサミド、TFA。
表題化合物は、実施例265に記載された同様の手順に従って、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2、31.6mg、0.075mmol)、及びN−メチル−2−(ピペラジン−1−イル)アセトアミド、HCl(43.6mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.13(s、1H)、8.40(s、1H)、7.76(s、1H)、7.68(d、J=8.8Hz、1H)、7.55(d、J=8.8Hz、1H)、7.46(d、J=7.6Hz、2H)、7.31(t、J=7.5Hz、2H)、7.22(t、J=7.4Hz、1H)、5.23(s、1H)、4.58(s、2H)、4.27−2.93(m、14H)、2.66(d、J=4.6Hz、3H)、2.31(s、3H)、2.14(s、3H)(1塩NHを含む);MS(M+H)=542。
【0636】
実施例299.(S)−4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−N−エチルピペラジン−1−カルボキサミド、TFA。
表題化合物は、実施例265に記載された同様の手順に従って、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2、31.6mg、0.075mmol)、及びN−エチルピペラジン−1−カルボキサミド、HCl(43.6mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.99(s、1H)、7.77(s、3H)、7.50(d、J=7.4Hz、2H)、7.38−7.30(m、3H)、6.56(s、1H)、6.08−5.40(m、1H)、4.54−3.13(m、14H)、3.11−2.97(m、2H)、2.30(s、3H)、2.10(s、3H)、1.00(t、J=7.1Hz、3H)(1塩NHを含む);MS(M+H)=542。
【0637】
実施例300.(S)−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタノン、TFA。
表題化合物は、実施例265に記載された同様の手順に従って、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2、31.6mg、0.075mmol)、及び(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)(ピペラジン−1−イル)メタノン、2HCl(60.1mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 8.09(s、1H)、7.75(br s、3H)、7.69(s、1H)、7.51(d、J=7.6Hz、2H)、7.33(m、3H)、5.73(s、1H)、3.85(s、3H)、4.55−3.17(m、14H)、2.27(s、3H)、2.10(s、3H);MS(M+H)=579。
【0638】
実施例301.(S)−2−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−N,N−ジメチルアセトアミド、TFA。
表題化合物は、実施例262に記載された同様の手順に従って、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2、31.6mg、0.075mmol)、N,N−ジメチル−2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アセトアミド(41.9mg、0.15mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(6.12mg、7.50μmol)、及び炭酸カリウム(62.2mg、0.45mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 8.56(s、1H)、8.24(s、1H)、8.01−7.71(m、3H)、7.58(d、J=7.6Hz、2H)、7.46−7.24(m、3H)、5.73(s、1H)、5.24(s、2H)、4.56−3.35(m、6H)、3.04(s、3H)、2.85(s、3H)、2.36−2.20(m、3H)、2.12(s、3H);MS(M+H)=538。
【0639】
実施例302.(S)−4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−((メチルスルホニル)メチル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン、TFA。
表題化合物は、実施例262に記載された同様の手順に従って、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2、31.6mg、0.075mmol)、1−((メチルスルホニル)メチル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(42.9mg、0.15mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(6.12mg、7.50μmol)、及び炭酸カリウム(62.2mg、0.45mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 8.66(s、1H)、8.33(s、1H)、7.90(br s、3H)、7.57(d、J=7.6Hz、2H)、7.36(t、J=7.6Hz、2H)、7.26(t、J=7.4Hz、1H)、5.87(s、2H)、5.72(br s、1H)、4.42−3.40(m、6H)、3.07(s、3H)、2.31(s、3H)、2.14(s、3H);MS(M+H)=545。
【0640】
実施例303.(S)−2−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−N,N−ジメチルアセトアミド、TFA。
表題化合物は、実施例265に記載された同様の手順に従って、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2、31.6mg、0.075mmol)、及びN,N−ジメチル−2−(ピペラジン−1−イル)アセトアミド、2HCl(54.9mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.97(s、1H)、7.76(s、1H)、7.68(d、J=8.7Hz、1H)、7.54(d、J=8.7Hz、1H)、7.49−7.42(m、2H)、7.31(t、J=7.5Hz、2H)、7.22(t、J=7.3Hz、1H)、5.21(s、1H)、4.55(s、2H)、4.24(s、2H)、4.11−2.96(m、12H)、2.90(s、6H)、2.32(s、3H)、2.15(s、3H)(1塩NHを含む);MS(M+H)=556。
【0641】
実施例304.(S)−2−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−1−オール、TFA。
表題化合物は、実施例262に記載された同様の手順に従って、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2、31.6mg、0.075mmol)、2−メチル−2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)プロパン−1−オール(39.9mg、0.15mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(6.12mg、7.50μmol)、及び炭酸カリウム(62.2mg、0.45mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 8.49(br s、1H)、8.20(br s、1H)、7.95 −7.88(m、3H)、7.56(d、J=7.6Hz、2H)、7.33(d、J=28.8Hz、3H)、5.09(s、1H)、4.47−3.02(m、7H)、3.61(s、2H)、2.34(br s、3H)、2.17(br s、3H)、1.51(s、6H);MS(M+H)=525。
【0642】
実施例305.(S)−1−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)−2−ヒドロキシエタン−1−オン、TFA。
表題化合物は、実施例265に記載された同様の手順に従って、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2、31.6mg、0.075mmol)、及び2−ヒドロキシ−1−(ピペラジン−1−イル)エタン−1−オン(32.4mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 7.75(s、3H)、7.50(d、J=7.5Hz、2H)、7.36−7.29(m、3H)、6.09−5.20(m、1H)、4.12(s、2H)、4.03−3.16(m、15H)、2.30(s、3H)、2.11(s、3H);MS(M+H)=529。
【0643】
実施例306.(S)−2−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタン−1−オール、TFA。
表題化合物は、実施例262に記載された同様の手順に従って、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2、31.6mg、0.075mmol)、2−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)エタン−1−オール(35.7mg、0.15mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(6.12mg、7.50μmol)、及び炭酸カリウム(62.2mg、0.45mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 8.57(s、1H)、8.23(s、1H)、7.91(s、3H)、7.57(d、J=7.6Hz、2H)、7.33(d、J=35.3Hz、3H)、5.97−5.33(m、1H)、4.96(s、1H)、4.36(s、1H)、4.23(t、J=5.4Hz、2H)、4.02−3.89(m、2H)、3.77(t、J=5.4Hz、3H)、2.40−2.21(m、3H)、2.13(s、3H)(1組のCHは、水ピークとの重複により不図示である);MS(M+H)=497。
【0644】
実施例307.(S)−2−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)アセトアミド、TFA。
表題化合物は、実施例265に記載された同様の手順に従って、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2、31.6mg、0.075mmol)、及び2−(ピペラジン−1−イル)アセトアミド、HCl(40.4mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 10.00(s、1H)、7.91(s、1H)、7.76(s、1H)、7.69− 7.67(m、2H)、7.54(d、J=8.7Hz、1H)、7.46(d、J=7.3Hz、2H)、7.31(t、J=7.5Hz、2H)、7.22(t、J=7.3Hz、1H)、5.22(s、1H)、4.61(s、2H)、4.20−2.96(m、14H)、2.31(d、J=5.4Hz、3H)、2.14(s、3H)(1塩NHを含む);MS(M+H)=528。
【0645】
実施例308.(S)−1−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−((S)−3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)ピペラジン−1−イル)プロパン−2−オール、TFA。
表題化合物は、実施例265に記載された同様の手順に従って、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2、31.6mg、0.075mmol)、及び(S)−1−(ピペラジン−1−イル)プロパン−2−オール(32.4mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.54(s、1H)、7.75(s、1H)、7.72−7.63(m、1H)、7.55(d、J=8.7Hz、1H)、7.46(d、J=7.3Hz、2H)、7.32(t、J=7.5Hz、2H)、7.23(t、J=7.3Hz、1H)、5.49(s、1H)、5.26(s、1H)、4.59(d、J=14.3Hz、2H)、4.29−2.68(m、15H)、2.31(s、3H)、2.14(s、3H)、1.10(d、J=6.1Hz、3H)(1塩NHを含む);MS(M+H)=529。
【0646】
実施例309.(S)−1−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルピペラジン−1−イル)エタン−1−オン、TFA。
ステップ1:(S)−1−(4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルピペラジン−1−イル)エタン−1−オン。
CHCl(3ml)中の(S)−4−(2−クロロ−4−(2−フェニルピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−3,5−ジメチルイソキサゾール、2HCl(実施例291、ステップ3、178mg、0.3mmol)の溶液に、EtN(0.418ml、3.00mmol)、その後、塩化アセチル(70.6mg、0.90mmol)をゆっくり添加した。混合物を室温で30分間撹拌した。混合物をCHCl/HO(10mL/10mL)に注いだ。有機層をHO(10mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させて、濾過した。溶媒の除去後、生成物を真空中で乾燥させて、(S)−1−(4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルピペラジン−1−イル)エタン−1−オン(172mg、0.309mmol、103%収率)を得た。これをさらに精製することなく次のステップで使用した。MS(M+H)=462。
【0647】
ステップ2:(S)−1−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルピペラジン−1−イル)エタン−1−オン、TFA。
マイクロ波管に、(S)−1−(4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルピペラジン−1−イル)エタン−1−オン(85mg、0.15mmol)、2−メチル−1−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)プロパン−2−オール(80mg、0.30mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(12.25mg、0.015mmol)、及び炭酸カリウム(124mg、0.90mmol)を入れた。空気を除去し、Nで(3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(1.5ml)/水(0.5ml)を添加し、90℃で1.5時間加熱した。室温に冷却後、層を分離し、水層をEtOAc(3mL×2)で抽出した。組み合わせた有機層をPL−チオールMP樹脂を通じて濾過した後、MeOHで溶出した。溶媒の除去後、粗生成物をDMF中に溶解し、濾過し、半分取HPLCによって精製し、(S)−1−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルピペラジン−1−イル)エタン−1−オン、TFA(23mg、0.034mmol、22.56%収率)を得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 8.48(s、1H)、8.12(s、1H)、8.00−7.83(m、3H)、7.61(d、J=7.7Hz、1H)、7.55(d、J=7.6Hz、1H)、7.31(dd、J=33.6、6.5Hz、3H)、5.89(d、J=35.1Hz、1H)、5.05−3.17(m、9H)、2.33(br s、3H)、2.16(br s、3H)、1.94(d、J=12.4Hz、3H)、1.08(s、6H);MS(M+H)=566。
【0648】
実施例310.(S)−1−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(4−(メチルスルホニル)−2−フェニルピペラジン−1−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール、TFA。
ステップ1:(S)−4−(2−クロロ−4−(4−(メチルスルホニル)−2−フェニルピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−3,5−ジメチルイソキサゾール。
CHCl(3mL)中の(S)−4−(2−クロロ−4−(2−フェニルピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−3,5−ジメチルイソキサゾール、2HCl(実施例291、ステップ3、178mg、0.3mmol)の溶液に、EtN(0.418ml、3.00mmol)、その後、メタンスルホニルクロリド(103mg、0.90mmol)をゆっくり添加した。混合物を室温で30分間撹拌した。混合物をCHCl/HO(10mL/10mL)に注いだ。有機層をHO(10mL)で洗浄し、NaSOで乾燥させて、濾過した。溶媒の除去後、生成物を真空中で乾燥させて、(S)−4−(2−クロロ−4−(4−(メチルスルホニル)−2−フェニルピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−3,5−ジメチルイソキサゾール(177mg、0.291mmol、97%収率)を得た。これをさらに精製することなく次のステップで使用した。MS(M+H)=498。
【0649】
ステップ2:(S)−1−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(4−(メチルスルホニル)−2−フェニルピペラジン−1−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール、TFA。
マイクロ波管に、(S)−4−(2−クロロ−4−(4−(メチルスルホニル)−2−フェニルピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−3,5−ジメチルイソキサゾール(74.7mg、0.15mmol)、2−メチル−1−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)プロパン−2−オール(80mg、0.30mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(12.25mg、0.015mmol)、及び炭酸カリウム(124mg、0.90mmol)を入れた。空気を除去し、Nで(3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(1.5mL)/水(0.5mL)を添加し、90℃で1.5時間加熱した。室温に冷却後、層を分離し、水層をEtOAc(3mL×2)で抽出した。組み合わせた有機層をPL−チオールMP樹脂を通じて濾過した後、MeOHで溶出した。溶媒の除去後、粗生成物をDMF中に溶解し、濾過し、半分取HPLCによって精製し、(S)−1−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(4−(メチルスルホニル)−2−フェニルピペラジン−1−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール、TFA(18.9mg、0.026mmol、17.60%収率)を得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 8.50(s、1H)、8.19(s、1H)、7.93(s、3H)、7.56(d、J=7.7Hz、2H)、7.39(t、J=7.5Hz、2H)、7.30(t、J=7.4Hz、1H)、5.94(s、1H)、4.97−3.16(m、9H)、2.88(s、3H)、2.31(s、3H)、2.14(s、3H)、1.09(s、6H);MS(M+H)=602。
【0650】
実施例311.(S)−4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(3−メチル−3,4,6,7−テトラヒドロ−5H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−5−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン、TFA。
表題化合物は、実施例265に記載された同様の手順に従って、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2、31.6mg、0.075mmol)、及び3−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−3H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン、2HCl(47.3mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 8.90(s、1H)、7.78(s、1H)、7.70(d、J=8.8Hz、1H)、7.60(s、1H)、7.48(d、J=7.7Hz、2H)、7.31(t、J=7.5Hz、2H)、7.22(t、J=7.4Hz、1H)、5.27(s、1H)、4.97(d、J=16.3Hz、1H)、4.68(s、1H)、4.23−3.37(m、9H)、3.82(s、3H)、2.72(d、J=14.7Hz、1H)、2.32(s、3H)、2.15(s、3H);MS(M+H)=522。
【0651】
実施例312.1−(4−(4−((3−クロロベンジル)(シクロプロピル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール、TFA。
ステップ1:6−ブロモ−2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−N−シクロプロピルキナゾリン−4−アミン。
THF(25mL)中の6−ブロモ−2,4−ジクロロキナゾリン(2223mg、8mmol)、及びN−(3−クロロベンジル)シクロプロパンアミン、HCl(1832mg、8.40mmol)の混合物に、トリエチルアミン(1214mg、12.0mmol)を室温で添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。混合物をEtOAc/HO(60mL/60mL)に注いだ。有機層をNaSOで乾燥させて、濾過した。溶媒の除去後、0〜40%のEtOAc/ヘキサンを溶離液として用いて、シリカゲルクロマトグラフィーによって生成物を精製し、6−ブロモ−2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−N−シクロプロピルキナゾリン−4−アミン(2927mg、6.92mmol、86%収率)を得た。MS(M+H)=424。
【0652】
ステップ2:2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−N−シクロプロピル−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン。
2つ口フラスコに、6−ブロモ−2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−N−シクロプロピルキナゾリン−4−アミン(1058mg、2.5mmol)、3,5−ジメチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)イソキサゾール(613mg、2.75mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(204mg、0.25mmol)、及び炭酸カリウム(1140mg、8.25mmol)を入れた。空気を除去し、Nで(3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(10mL)/水(4mL)を添加し、75〜80℃で1.5時間加熱した。室温に冷却後、層を分離し、水層をEtOAc(5mL×2)で抽出した。組み合わせた有機層をNaSOで乾燥させて、濾過した。溶媒の除去後、20〜70%のEtOAc/ヘキサンを溶離液として用いて、シリカゲルクロマトグラフィーによって生成物を精製し、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−N−シクロプロピル−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(1013mg、2.306mmol、92%収率)を得た。MS(M+H)=440。
【0653】
ステップ3:1−(4−(4−((3−クロロベンジル)(シクロプロピル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール、TFA。
マイクロ波管に、2−クロロ−N−(3−クロロベンジル)−N−シクロプロピル−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−アミン(65.9mg、0.15mmol)、2−メチル−1−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)プロパン−2−オール(80mg、0.30mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(12.25mg、0.015mmol)、及び炭酸カリウム(124mg、0.90mmol)を入れた。空気を除去し、Nで(3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(1.5ml)/水(0.5mL)を添加し、90℃で1.5時間加熱した。室温に冷却後、層を分離し、水層をEtOAc(3mL×2)で抽出した。組み合わせた有機層をPL−チオールMP樹脂を通じて濾過した後、MeOHで溶出した。溶媒の除去後、粗生成物をDMF中に溶解し、濾過し、半分取HPLCによって精製し、1−(4−(4−((3−クロロベンジル)(シクロプロピル)アミノ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール、TFA(23.6mg、0.036mmol、23.94%収率)を得た。MS(M+H)=543。
【0654】
実施例313.(S)−7−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−7−アザスピロ[3.5]ノナン−2−オール、TFA。
表題化合物は、実施例265に記載された同様の手順に従って、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2、31.6mg、0.075mmol)、及び7−アザスピロ[3.5]ノナン−2−オール、HCl(40.0mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 11.98(s、1H)、7.85−7.60(m、3H)、7.51(d、J=7.7Hz、2H)、7.44−7.25(m、3H)、5.73(s、1H)、5.00−2.96(m、12H)、2.35−1.83(m、8H)、1.71−1.31(m、6H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=526。
【0655】
実施例314.(S)−8−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1,8−ジアザスピロ[4.5]デカン−2−オン、TFA。
表題化合物は、実施例265に記載された同様の手順に従って、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2、31.6mg、0.075mmol)、及び1,8−ジアザスピロ[4.5]デカン−2−オン、HCl(42.9mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 12.06(s、1H)、8.13(s、1H)、7.79(s、2H)、7.51(d、J=7.3Hz、2H)、7.44−7.21(m、3H)、5.73(s、1H)、4.77−2.99(m、10H)、2.35−2.16(m、5H)、2.09(s、3H)、1.87(t、J=7.8Hz、2H)、1.62(s、4H);MS(M+H)=539。
【0656】
実施例315.(S)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−N−(1,1−ジオキシドチエタン−3−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボキサミド、TFA。
表題化合物は、実施例273に記載された同様の手順に従って、(S)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例273、ステップ3、32.3mg、0.075mmol)、3−アミノチエタン 1,1−ジオキシド(27.3mg、0.225mmol)、及びHATU(114mg、0.30mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.26(d、J=6.1Hz、1H)、8.05(d、J=8.7Hz、1H)、7.95(dd、J=8.7、1.7Hz、1H)、7.87(s、1H)、7.55(d、J=7.6Hz、2H)、7.38(t、J=7.5Hz、2H)、7.28(t、J=7.4Hz、1H)、5.78(s、1H)、4.76−3.72(m、11H)、2.29(s、3H)、2.12(s、3H);MS(M+H)=534。
【0657】
実施例316.(S)−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)(2−ヒドロキシ−7−アザスピロ[3.5]ノナン−7−イル)メタノン、TFA。
表題化合物は、実施例273に記載された同様の手順に従って、(S)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例273、ステップ3、32.3mg、0.075mmol)、7−アザスピロ[3.5]ノナン−2−オール、HCl(40.0mg、0.225mmol)、及びHATU(114mg、0.30mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 7.93 −7.86(m、3H)、7.48(d、J=8.1Hz、2H)、7.39−7.31(m、2H)、7.31−7.23(m、1H)、5.51(d、J=4.0Hz、1H)、4.26(dt、J=12.4、3.8Hz、1H)、4.16−3.32(m、9H)、2.91(t、J=5.6Hz、1H)、2.83(t、J=5.8Hz、1H)、2.30(s、3H)、2.17 −2.08(m、5H)、1.64−1.14(m、6H);MS(M+H)=554。
【0658】
実施例317.(S)−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)(1−メチル−1,4,5,7−テトラヒドロ−6H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−6−イル)メタノン、TFA。
表題化合物は、実施例273に記載された同様の手順に従って、(S)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例273、ステップ3、32.3mg、0.075mmol)、1−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン、HCl(39.1mg、0.225mmol)、及びHATU(114mg、0.30mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 7.97−7.81(m、3H)、7.52−7.47(m、2H)、7.41−7.20(m、3H)、7.28、及び7.02(2組のs、1H)、5.60、及び5.49(2組のbr s、1H)、4.37−3.67(m、10H)、3.66、及び3.64(2組のs、3H)、3.38−3.36(m、1H)、2.81−2.49(m、1H)、2.30、及び2.29(2組のs、3H)、2.13、及び2.12(2組のs、3H)(2つの回転異性体);MS(M+H)=550。
【0659】
実施例318.(S)−4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−メチル−1,4,5,7−テトラヒドロ−6H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン−6−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン、TFA。
表題化合物は、実施例265に記載された同様の手順に従って、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2、31.6mg、0.075mmol)、及び1−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピラゾロ[3,4−c]ピリジン、2HCl(47.3mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 7.92−7.62(m、3H)、7.52(d、J=7.5Hz、2H)、7.45−7.23(m、4H)、5.80(br s、1H)、4.82(d、J=14.9Hz、1H)、4.69(s、1H)、4.52−3.17(m、12H)、2.78(br s、1H)、2.26(s、3H)、2.09(s、3H);MS(M+H)=522。
【0660】
実施例319.(S)−4−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル。
ステップ1:(S)−4−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル。
2つ口フラスコに、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2、168mg、0.4mmol)、4−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(226mg、0.60mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(32.7mg、0.04mmol)、及び炭酸カリウム(249mg、1.80mmol)を入れた。空気を除去し、Nで(3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(3mL)/水(1mL)を添加し、90℃で1.5時間加熱した。室温に冷却後、層を分離し、水層をEtOAc(5mL×2)で抽出した。組み合わせた有機層をNaSOで乾燥させて、濾過した。溶媒の除去後、40〜100%のEtOAc/ヘキサンを溶離液として用いて、シリカゲルクロマトグラフィーによって生成物を精製し、(S)−4−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(221mg、0.348mmol、87%収率)を得た。MS(M+H)=636。
【0661】
ステップ2:(S)−4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−(ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン、HCl。
CHCl(2mL)中の(S)−4−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(221mg、0.348mmol)の溶液に、HCl(1,4−ジオキサン中で4M、2.78mmol、0.7mL、8当量)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。その後、ヘキサン(15mL)を添加し、15分間撹拌した。その後、溶媒をピペットで除去した。追加のヘキサン(15mL)を添加し、3回除去した。残りの固体を乾燥させて、(S)−4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−(ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン、HCl(195mg、0.341mmol、98%収率)を得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.36−8.75(m、4H)、8.62(s、1H)、8.37(s、1H)、8.01(d、J=8.7Hz、1H)、7.60(d、J=7.7Hz、2H)、7.42−7.33(m、3H)、5.73(br s、1H)、4.72−4.35(m、2H)、3.98−3.95(m、2H)、3.78−3.73(m、1H)、3.42−3.33(m、3H)、3.12−3.03(m、3H)、2.42−1.90(m、10H)(1塩NHを含む);MS(M+H)=536。
【0662】
実施例320.(S)−8−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−2−メチル−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン−1−オン、TFA。
表題化合物は、実施例265に記載された同様の手順に従って、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2、31.6mg、0.075mmol)、及び2−メチル−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン−1−オン、HCl(46.1mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 12.00(s、1H)、7.85−7.65(m、3H)、7.51(d、J=7.4Hz、2H)、7.43−7.25(m、3H)、5.76(br s、1H)、4.58−3.11(m、12H)、2.71(s、3H)、2.25(s、3H)、2.08(s、3H)、1.98(t、J=6.9Hz、2H)、1.69−1.47(m、4H)(1塩NHを含む);MS(M+H)=553。
【0663】
実施例321.(S)−(5−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)ピリジン−2−イル)メタノール、TFA。
表題化合物は、実施例262に記載された同様の手順に従って、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2、42.1mg、0.1mmol)、(6−(ヒドロキシメチル)ピリジン−3−イル)ボロン酸(30.6mg、0.20mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(8.17mg、10.0μmol)、及び炭酸カリウム(83mg、0.60mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.36(d、J=2.4Hz、1H)、8.73(dd、J=8.2、2.2Hz、1H)、7.99(d、J=8.6Hz、1H)、7.93(d、J=1.8Hz、1H)、7.90(dd、J=8.6、1.9Hz、1H)、7.65(d、J=8.3Hz、1H)、7.59−7.52(m、2H)、7.33(dd、J=8.4、7.0Hz、2H)、7.26−7.19(m、1H)、5.54(s、1H)、4.66(s、2H)、4.19(dd、J=12.0、4.7Hz、1H)、4.11(d、J=12.9Hz、1H)、4.04−3.72(m、5H)、2.34(s、3H)、2.16(s、3H);MS(M+H)=494。
【0664】
実施例322.(S)−N−シクロプロピル−4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルピペラジン−1−カルボキサミド、TFA。
ステップ1:(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−N−シクロプロピル−3−フェニルピペラジン−1−カルボキサミド。
CHCl(3ml)中の(S)−4−(2−クロロ−4−(2−フェニルピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−3,5−ジメチルイソキサゾール、2HCl(実施例291、ステップ3、0.178g、0.3mmol)の溶液に、EtN(0.418ml、3.0mmol)、その後、イソシアナトシクロプロパン(0.075g、0.90mmol)をゆっくり添加した。混合物を室温で30分間撹拌した。混合物を濃縮し、EtOAc/HO(5mL/5mL)を添加した。水層をEtOAc(5mL×2)で抽出した。組み合わせた有機層をNaSOで乾燥させて、濾過した。溶媒の除去後、生成物を真空中で乾燥させて、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−N−シクロプロピル−3−フェニルピペラジン−1−カルボキサミドを得た。これをさらに精製することなく次のステップで使用した。MS(M+H)=503。
【0665】
ステップ2:(S)−N−シクロプロピル−4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルピペラジン−1−カルボキサミド、TFA。
マイクロ波管に、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−N−シクロプロピル−3−フェニルピペラジン−1−カルボキサミド(92mg、0.15mmol)、2−メチル−1−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)プロパン−2−オール(80mg、0.30mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(12.25mg、0.015mmol)、及び炭酸カリウム(124mg、0.90mmol)を入れた。空気を除去し、Nで(3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(1.5mL)/水(0.5mL)を添加し、90℃で1.5時間加熱した。室温に冷却後、層を分離し、水層をEtOAc(3mL×2)で抽出した。組み合わせた有機層をPL−チオールMP樹脂を通じて濾過した後、MeOHで溶出した。溶媒の除去後、粗生成物をDMF中に溶解させて、濾過し、半分取HPLCによって精製し、(S)−N−シクロプロピル−4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルピペラジン−1−カルボキサミド、TFA(8.9mg、0.012mmol、8.23%収率)を得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 8.48(s、1H)、8.09(s、1H)、7.92−7.87(m、3H)、7.57−7.48(m、2H)、7.33−7.24(m、3H)、6.58(d、J=2.7Hz、1H)、5.78(br s、1H)、4.09(s、2H)、5.02−2.91(m、7H)、2.50−2.00(m、7H)、1.08(s、6H)、0.55−0.38(m、2H)、0.38−0.17(m、2H);MS(M+H)=607。
【0666】
実施例323.(S)−(5−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)チオフェン−2−イル)メタノール、TFA。
表題化合物は、実施例262に記載された同様の手順に従って、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2、42.1mg、0.1mmol)、(5−(ヒドロキシメチル)チオフェン−2−イル)ボロン酸(31.6mg、0.20mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(8.17mg、10.0μmol)、及び炭酸カリウム(83mg、0.60mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 7.89−7.78(m、4H)、7.59−7.50(m、2H)、7.34(t、J=7.6Hz、2H)、7.24(dd、J=8.3、6.4Hz、1H)、7.02(d、J=3.7Hz、1H)、5.55(s、1H)、4.68−4.60(m、2H)、4.30−3.63(m、7H)、2.30(s、3H)、2.13(s、3H);MS(M+H)=499。
【0667】
実施例324及び326.(S)−1−(3−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アゼチジン−1−イル)エタン−1−オン、TFA(実施例324)、及び(S)−4−(2−(1−(アゼチジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン、TFA(実施例326)。
ステップ1:(S)−3−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル。
2つ口フラスコに、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2、168mg、0.4mmol)、3−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(210mg、0.60mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(32.7mg、0.04mmol)、及び炭酸カリウム(249mg、1.80mmol)を入れた。空気を除去し、Nで(3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(3mL)/水(1mL)を添加し、90℃で1.5時間加熱した。室温に冷却後、層を分離し、水層をEtOAc(5mL×2)で抽出した。組み合わせた有機層をNaSOで乾燥させて、濾過した。溶媒の除去後、40〜100%のEtOAc/ヘキサンを溶離液として用いて、シリカゲルクロマトグラフィーによって生成物を精製し、(S)−3−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(220mg、0.362mmol、91%収率)を得た。MS(M+H)=608。
【0668】
ステップ2:(S)−4−(2−(1−(アゼチジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン、TFA(実施例326)。
CHCl(2mL)中の(S)−3−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アゼチジン−1−カルボン酸tert−ブチル(220mg、0.362mmol)の溶液に、HCl(1,4−ジオキサン中で4M、2.89mmol、0.72mL、8当量)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌した。その後、ヘキサン(15mL)を添加し、撹拌した15分間。溶媒をピペットで除去した。追加のヘキサン(15mL)を添加し、3回除去した。残りの固体を乾燥させて、191mgのHCl塩(〜97%)を得た。約40mgの生成物をDMF中に溶解させて、半分取HPLCによって精製し、(S)−4−(2−(1−(アゼチジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン、TFA(2mg、3.22μmol、0.889%収率)を得た。残りの物質をさらに精製することなく次のステップで使用した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.05(s、1H)、8.83(s、1H)、8.58(s、1H)、8.27(s、1H)、7.85(s、3H)、7.59−7.48(m、2H)、7.33(t、J=7.5Hz、2H)、7.23(t、J=7.3Hz、1H)、5.66−5.35(m、2H)、4.49−3.43(m、10H)、2.32(s、3H)、2.14(s、3H)。(1塩NHを含む);MS(M+H)=508。
【0669】
ステップ3:(S)−1−(3−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アゼチジン−1−イル)エタン−1−オン、TFA(Cpd。324)。
CHCl(1mL)中の(S)−4−(2−(1−(アゼチジン−3−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン、HCl(40.8mg、0.075mmol)の溶液に、EtN(0.063mL、0.45mmol)、その後、塩化アセチル(0.016mL、0.225mmol)を添加した。混合物を室温で30分間撹拌した。混合物を濃縮した後、EtOAc/HO/NaCO(aq)(3mL/2/mL/2mL)を添加した。水層(塩基性)をEtOAc(3mL×2)で抽出した。組み合わせた有機層をNaSOで乾燥させて、濾過した。溶媒の除去後、粗生成物をDMF中に溶解させて、濾過し、半分取HPLCによって精製し、(S)−1−(3−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)アゼチジン−1−イル)エタン−1−オン、TFA(4.7mg、7.08μmol、9.44%収率)を得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 8.73(s、1H)、8.33(s、1H)、7.91− 7.86(m、3H)、7.56(d、J=7.6Hz、2H)、7.37(t、J=7.6Hz、2H)、7.27(t、J=7.4Hz、1H)、5.75(br s、1H)、5.35(ddd、J=10.3、8.1、5.2Hz、1H)、4.59(t、J=8.5Hz、1H)、4.42(dt、J=9.4、4.9Hz、1H)、4.37−4.25(m、1H)、4.13(dt、J=10.0、5.0Hz、1H)、4.04−3.58(m、6H)、2.30(s、3H)、2.12(s、3H)、1.81(s、3H);MS(M+H)=550。
【0670】
実施例325.(S)−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)チオフェン−2−イル)メタノール、TFA。
表題化合物は、実施例262に記載された同様の手順に従って、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2、42.1mg、0.1mmol)、(5−(ヒドロキシメチル)チオフェン−3−イル)ボロン酸(31.6mg、0.20mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(8.17mg、10.0μmol)、及び炭酸カリウム(83mg、0.60mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 8.39(s、1H)、8.00−7.83(m、3H)、7.70(s、1H)、7.56(d、J=7.7Hz、2H)、7.35(t、J=7.4Hz、2H)、7.26(q、J=6.6Hz、1H)、5.69(br s、1H)、4.67(d、J=1.1Hz、2H)、4.38−3.45(m、7H)、2.31(s、3H)、2.14(s、3H);MS(M+H)=499。
【0671】
実施例327.(S)−1−(4−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル)エタン−1−オン、TFA。
CHCl(1mL)中の(S)−4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−(ピペリジン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン、HCl(実施例319、42.9mg、0.075mmol)の溶液に、EtN(0.063mL、0.45mmol)、その後、塩化アセチル(0.016mL、0.225mmol)を添加した。混合物を室温で30分間撹拌した。混合物を濃縮した後、EtOAc/HO/NaCO(aq)(3mL/2/mL/2mL)を添加した。塩基性水層をEtOAc(3mL×2)で抽出した。組み合わせた有機層をNaSOで乾燥させて、濾過した。溶媒の除去後、粗生成物をDMF中に溶解させて、濾過し、半分取HPLCによって精製し、(S)−1−(4−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)ピペリジン−1−イル)エタン−1−オン、TFA(6.3mg、9.11 μmol、12.14%収率)を得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ8.66(s、1H)、8.27(s、1H)、7.92−7.82(m、3H)、7.57(d、J=7.6Hz、2H)、7.38(t、J=6.2Hz、2H)、7.29(d、J=6.0Hz、1H)、5.78(br s、1H)、4.60−4.26(m、3H)、4.02−3.71(m、6H)、3.20(t、J=12.0Hz、1H)、2.78−2.65(m、1H)、2.30(s、3H)、2.11(s、3H)、2.06(br s、2H)、2.03(s、3H)、1.91(qd、J=11.2、10.5、4.0Hz、1H)、1.84−1.70(m、1H);MS(M+H)=578。
【0672】
実施例328.(S)−4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−メチル−1,4,6,7−テトラヒドロ−5H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン−5−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン、TFA。
表題化合物は、実施例265に記載された同様の手順に従って、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2、31.6mg、0.075mmol)、及び1−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ−1H−イミダゾ[4,5−c]ピリジン(30.9mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 8.83(s、1H)、7.76(s、1H)、7.68(d、J=8.7Hz、1H)、7.56(s、1H)、7.47(d、J=7.6Hz、2H)、7.31(t、J=7.6Hz、2H)、7.22(t、J=7.4Hz、1H)、5.24(s、1H)、4.95(d、J=16.5Hz、1H)、4.74(d、J=16.4Hz、1H)、4.19−3.49(m、9H)、3.68(s、3H)、2.69(br s、1H)、2.30(s、3H)、2.13(s、3H);MS(M+H)=522。
【0673】
実施例329.(S)−8−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン−1−オン、TFA。
表題化合物は、実施例265に記載された同様の手順に従って、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2、31.6mg、0.075mmol)、及び2,8−ジアザスピロ[4.5]デカン−1−オン、HCl(42.9mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 12.02(s、1H)、7.90−7.67(m、3H)、7.62(s、1H)、7.51(d、J=6.5Hz、2H)、7.42−7.22(m、3H)、5.78(br s、1H)、4.57−3.02(m、12H)、2.26(s、3H)、2.09(s、3H)、2.01(dd、J=8.0、5.2Hz、2H)、1.68−1.47(m、4H)(1塩NHを含む);MS(M+H)=539。
【0674】
実施例330.(S)−8−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1−メチル−1,8−ジアザスピロ[4.5]デカン−2−オン、TFA。
表題化合物は、実施例265に記載された同様の手順に従って、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2、31.6mg、0.075mmol)、及び1−メチル−1,8−ジアザスピロ[4.5]デカン−2−オン、2HCl(54.3mg、0.225mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 12.32−11.75(m、1H)、7.90−7.63(m、3H)、7.56−7.44(m、2H)、7.40−7.29(m、3H)、5.78(br s、1H)、4.73−2.91(m、13H)、2.52(br s、2H)、2.34−2.20(m、5H)、2.10(s、3H)、2.03−1.26(m、4H);(1塩NHを含む)MS(M+H)=553。
【0675】
実施例331.(S)−N−((3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メチル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボキサミド。
表題化合物は、実施例273に記載された同様の手順に従って、(S)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−カルボン酸(実施例273、ステップ3、0.032g、0.075mmol)、(3,5−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)メタンアミン、HCl(0.036g、0.225mmol)、及びHATU(0.114g、0.30mmol)から調製した。MS(M+H)=538。
【0676】
実施例332.1−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−N−メチルピペリジン−4−カルボキサミド。
表題化合物は、実施例262に記載された同様の手順に従って、1−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−N−メチルピペリジン−4−カルボキサミド(実施例267、ステップ1、0.08g、0.1mmol)、2−メチル−1−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)プロパン−2−オール(0.053g、0.20mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(8.17mg、10.0μmol)、及び炭酸カリウム(0.083g、0.60mmol)から調製した。MS(M+H)=504。
【0677】
実施例333.(S)−4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン、TFA。
表題化合物は、実施例262に記載された同様の手順に従って、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2、0.032g、0.075mmol)、1−(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イル)−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(0.042g、0.15mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(6.12mg、7.50μmol)、及び炭酸カリウム(0.062g、0.45mmol)から調製した。MS(M+H)=537。
【0678】
実施例334.(S)−4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−メチル−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン、TFA。
表題化合物は、実施例262に記載された同様の手順に従って、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2,63.1mg、0.15mmol)、1−メチル−4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール(62.4mg、0.30mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(12.25mg、0.015mmol)、及び炭酸カリウム(124mg、0.90mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 8.57(s、1H)、8.21(s、1H)、7.95−7.80(m、3H)、7.57(d、J=7.6Hz、2H)、7.37(t、J=7.5Hz、2H)、7.29(d、J=7.3Hz、1H)、6.10−5.50(br s、1H)、4.35(br s、2H)、3.97−3.95(m、2H)、3.92(s、3H)、3.85−3.71(m、2H)、2.38−2.21(s、3H)、2.12(s、3H);MS(M+H)=467。
【0679】
実施例335.(S)−3−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(3−フェニルモルホリノ)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)プロパンニトリル、TFA。
表題化合物は、実施例262に記載された同様の手順に従って、(S)−4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルモルホリン(実施例262、ステップ2,63.1mg、0.15mmol)、3−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)プロパンニトリル(74.1mg、0.30mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(12.25mg、0.015mmol)、及び炭酸カリウム(124mg、0.90mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 8.66(s、1H)、8.26(s、1H)、7.90(s、3H)、7.57(d、J=7.4Hz、2H)、7.36(t、J=7.6Hz、2H)、7.27(t、J=7.5Hz、1H)、6.00−5.50(br s、1H)、4.49(t、J=6.3Hz、2H)、4.41−3.71(m、6H)、3.17−3.09(m、2H)、2.30(s、3H)、2.12(s、3H);MS(M+H)=506。
【0680】
実施例336.(S)−8−(4−(4−アセチル−2−フェニルピペラジン−1−イル)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1−メチル−1,8−ジアザスピロ[4.5]デカン−2−オン、TFA。
表題化合物は、実施例265に記載された同様の手順に従って、(S)−1−(4−(2−クロロ−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルピペラジン−1−イル)エタン−1−オン(実施例309、ステップ1、83mg、0.15mmol)、及び1−メチル−1,8−ジアザスピロ[4.5]デカン−2−オン、2HCl(109mg、0.450mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 12.01(s、1H)、7.90−7.60(m、3H)、7.52−7.45(m、2H)、7.33−7.26(m、3H)、5.69(m、1H)、4.81−2.83(m、10H)、2.60−1.04(m、20H)。(1塩NHを含む。いくつかのピークは、広域すぎて割り当てられない。);MS(M+H)=594。
【0681】
実施例337.(S)−8−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−(4−(メチルスルホニル)−2−フェニルピペラジン−1−イル)キナゾリン−2−イル)−1−メチル−1,8−ジアザスピロ[4.5]デカン−2−オン、TFA。
表題化合物は、実施例265に記載された同様の手順に従って、(S)−4−(2−クロロ−4−(4−(メチルスルホニル)−2−フェニルピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−3,5−ジメチルイソキサゾール(実施例310、ステップ1、49.8mg、0.1mmol)、及び1−メチル−1,8−ジアザスピロ[4.5]デカン−2−オン、2HCl(72.3mg、0.30mmol)から調製した。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 12.10(s、1H)、7.90−7.65(m、3H)、7.45−7.25(d、J=7.6Hz、2H)、7.33(m、3H)、5.76(d、J=31.5Hz、1H)、3.27(d、J=108.3Hz、10H)、2.87(s、3H)、2.57−1.26(m、17H)。(1塩NHを含む。広域すぎて割り当てられない。);MS(M+H)=630。
【0682】
実施例338.(S)−5−(2−(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)−4−(2−フェニルピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン、HCl。
ステップ1:(S)−4−(2−クロロ−6−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル。
マイクロ波管に、(S)−4−(6−ブロモ−2−クロロキナゾリン−4−イル)−3−フェニルピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル(実施例291、ステップ1、756mg、1.5mmol)、1−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン−2(1H)−オン(388mg、1.65mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(122mg、0.15mmol)、及び炭酸カリウム(684mg、4.95mmol)を入れた。空気を除去し、Nで(3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(6mL)/水(3mL)を添加し、75℃で1時間加熱した。室温に冷却後、HO(6mL)及びヘキサン(6mL)を添加した。固体を濾過し、HO(3mL×3)及びヘキサン(5mL×3)で洗浄した後、乾燥させて、(S)−4−(2−クロロ−6−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル(768mg、1.443mmol、96%収率)を得た。物質は、ある程度の不純物を含有し、さらに精製することなく次のステップで使用した。MS(M+H)=532。
【0683】
ステップ2:(S)−4−(2−(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)−6−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル
2つ口フラスコに、(S)−4−(2−クロロ−6−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル(399mg、0.75mmol)、2−メチル−1−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)プロパン−2−オール(299mg、1.125mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(61.2mg、0.075mmol)、及び炭酸カリウム(466mg、3.38mmol)を入れた。空気を除去し、フラスコにNを(3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(3mL)/水(1mL)を添加し、90℃で1.5時間加熱した。室温に冷却後、層を分離し、水層をEtOAc(5mL×2)で抽出した。組み合わせた有機層をPL−チオールMP樹脂を通じて濾過した後、MeOHで溶出した。溶媒の除去後、0〜15%のMeOH/EtOAcを溶離液として用いて、シリカゲルクロマトグラフィーによって生成物を精製し、(S)−4−(2−(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)−6−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル(460mg、0.724mmol、96%収率)を得た。MS(M+H)=636。
【0684】
ステップ3:(S)−5−(2−(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)−4−(2−フェニルピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン、HCl。
CHCl(5ml)中の(S)−4−(2−(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)−6−(1−メチル−6−オキソ−1,6−ジヒドロピリジン−3−イル)キナゾリン−4−イル)−3−フェニルピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル(460mg、0.724mmol)の溶液に、HCl(ジオキサン中で4M、1.45mL、5.79mmol)を添加した。混合物を室温で3時間撹拌した。その後、ヘキサン(15mL)を添加し、混合物を30分間激しく撹拌した。溶媒をピペットで注意深く除去した後、ヘキサン(15mL)を添加した。このプロセスを3回繰り返した。固体残渣を真空中で乾燥させて、(S)−5−(2−(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)−4−(2−フェニルピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン、HCl(350mg、0.612mmol、85%収率)を得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 9.95(s、1H)、9.34(s、1H)、8.87(s、1H)、8.55(s、1H)、8.35−7.85(m、3H)、7.68(d、J=7.8Hz、2H)、7.57−7.24(m、3H)、6.44−6.16(m、1H)、5.99(s、1H)、4.13(s、2H)、5.13−3.22(m、10H)、1.09(s、6H)。(いくつかのピークは広域であり、NHは不図示);MS(M+H)=536。
【0685】
実施例339.1−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−モルホリノキナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール。
ステップ1:1−(4−(4−(tert−ブトキシ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール。
2つ口フラスコに、4−(4−(tert−ブトキシ)−2−クロロキナゾリン−6−イル)−3,5−ジメチルイソキサゾール(実施例68、ステップ2、1.27g、3.83mmol)、2−メチル−1−(4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)プロパン−2−オール(1.222g、4.59mmol)、PdCl(dppf)−CHCl付加物(0.313g、0.383mmol)、及び炭酸カリウム(1.904g、13.78mmol)を入れた。空気を除去し、フラスコにNを(3回)再充填した。その後、1,4−ジオキサン(10mL)/水(5mL)を添加し、90℃で1.5時間加熱した。室温に冷却後、層を分離し、水層をEtOAc(5mL×3)で抽出した。組み合わせた有機層を乾燥させて(NaSO)、濾過した。溶媒の除去後、30〜80%のEtOAc/ヘキサンを溶離液として用いて、シリカゲルクロマトグラフィーによって生成物を精製し、1−(4−(4−(tert−ブトキシ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール(1.28g、2.94mmol、77%収率)を得た。MS(M+H)=436。
【0686】
ステップ2:6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、HCl。
CHCl(8mL)中の1−(4−(4−(tert−ブトキシ)−6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)キナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール(1.28g、2.94mmol)の溶液に、HCl(ジオキサン中で4M、23.5mmol、5.88mL、8当量)を室温で添加した。混合物を室温で1時間撹拌し、ヘキサン(20mL)を添加した。混合物を10分間撹拌し、固体を濾過し、ヘキサンですりつぶした後(3mL×3)、乾燥させて、6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、HCl(1.21g、2.91mmol、99%収率)を固体として得た。化合物をさらに精製することなく使用した。MS(M+H)=380。
【0687】
ステップ3:1−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−モルホリノキナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール。
1,4−ジオキサン(2mL)中の6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−2−(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−4−オール、HCl(83mg、0.2mmol)、及びブロモ−トリス−ピロリジノ−ホスホニウムヘキサフルオロホスファート(186mg、0.400mmol)の懸濁液に、EtN(0.195mL、1.40mmol)を添加した。混合物を室温で2時間撹拌し、モルホリン(34.8mg、0.40mmol)を添加した。混合物を室温でさらに3時間撹拌した。混合物をEtOAc/HO(5mL/5mL)に分画した。水層をEtOAc(5mL×2)で抽出した。組み合わせた有機層を乾燥させて(NaSO)、濾過した。溶媒の除去後、0〜10%のMeOH/EtOAcを溶離液として用いて、シリカゲルクロマトグラフィーによって生成物を精製し、1−(4−(6−(3,5−ジメチルイソキサゾール−4−イル)−4−モルホリノキナゾリン−2−イル)−1H−ピラゾール−1−イル)−2−メチルプロパン−2−オール(85mg、0.19mmol、95%収率)を得た。H NMR(400MHz、DMSO−d)δ 8.31(s、1H)、8.05(s、1H)、7.89−7.71(m、3H)、4.74(s、1H)、4.07(s、2H)、3.88−3.66(m、6H)、3.29(s、2H)、2.44(s、3H)、2.26(s、3H)、1.07(s、6H);MS(M+H)=449。
【0688】
実施例340.(S)−5−(4−(4−アセチル−2−フェニルピペラジン−1−イル)−2−(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン、TFA。
CHCl(3ml)中の(S)−5−(2−(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)−4−(2−フェニルピペラジン−1−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン、HCl(実施例338、0.086g、0.15mmol)の溶液に、EtN(0.209ml、1.50mmol)、その後、塩化アセチル(0.035g、0.45mmol)をゆっくり添加した。混合物を室温で30分間撹拌した。混合物を濃縮し、残渣をDMF中に溶解させて、フィルターを通して濾過し、半分取HPLCによって精製に供し、(S)−5−(4−(4−アセチル−2−フェニルピペラジン−1−イル)−2−(1−(2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル)−1H−ピラゾール−4−イル)キナゾリン−6−イル)−1−メチルピリジン−2(1H)−オン、TFAを得た。MS(M+H)=578。
【0689】
生物学的アッセイ
以下のインビトロアッセイは、ブロモドメインと相互作用する本発明の化合物の活性を決定するのに使用されてもよい。ブロモドメインアッセイに関する代表的なデータを表2に要約し、これにより、本発明の化合物の利用可能性に関するサポートを提供する。
【0690】
ブロモドメインアッセイを行って、ある特定の化合物とブロモドメインとの間の相互作用を測定した。BRD4に対する化合物の直接活性度を測定するために、本発明のブロモドメイン阻害剤の解離定数(Ki値)を、生物物理的結合アッセイ、BROMOscanSM(DiscoveRx、サンディエゴ、カリフォルニア州)、キナーゼ用に元来開発された変異ファージ−表示システム(Nat Biotechnol.2005 Mar;23(3):329−36)を使用して得た。
【0691】
上記アッセイをDiscover RxからのBROMOscanプロトコルに従って行った。簡潔には、T7ファージの融合カプシドタンパク質として発現されるBRD4ブロモドメインを固相におけるアセチル化ペプチドリガンドに結合させ、競合結合を実施した。ブロモドメインを表示するT7ファージ株をBL21株由来のE.coli宿主において24ウエルブロック中で平行して成長させた。E.coliを対数期まで増殖させ、凍結されたストックからT7ファージに感染させ(感染多重度=0.4)、溶解まで32℃で振とうしながらインキュベートした(90〜150分)。溶解物を遠心分離し(5,000×g)、濾過して(0.2μm)、細胞破片を除去した。ストレプトアビジン被覆磁気ビーズを、室温で30分間、ビオチン化小分子またはアセチル化ペプチドリガンドで処理して、ブロモドメインアッセイのための親和性樹脂を生じさせた。リガンド付ビーズを過剰のビオチンで遮断し、ブロッキング緩衝液(SeaBlock(Pierce)、1%BSA、0.05%Tween20、1mM DTT)で洗浄して、未結合のリガンドを除去し、非特異的ファージ結合を減少させた。ブロモドメイン、リガンド付親和性ビーズ、及び試験化合物を、1×結合緩衝液(17%SeaBlock、0.33×PBS、0.04%Tween20、0.02%BSA、0.004%ナトリウムアジド、7.4mM DTT)において組み合わせることによって、結合反応を組み立てた。試験化合物を1000×ストックとして100%DMSO中で調製し、その後、モノエチレングリコール(MEG)において1:10に希釈して、スクリーニング濃度の100×でストックを作り出した(得られたストック溶液は、10%DMSO/90%MEGである)。化合物を、次いで、DMSO及びMEGの最終濃度がそれぞれ0.1%及び0.9%であるようにアッセイ中で直接希釈した。全ての反応を、ポリスチレン96ウエルプレートにおいて0.135mlの最終容量で実施した。アッセイプレートを1時間振とうしながら室温でインキュベートし、親和性ビーズを洗浄緩衝液(1×PBS、0.05%Tween20)で洗浄した。次いで、ビーズを溶出緩衝液(1×PBS、0.05%Tween20、2μM非ビオチン化親和性リガンド)中に再懸濁させ、室温で振とうしながら30分間インキュベートした。溶出液中のブロモドメイン濃度をqPCRによって測定した。データを、0〜10μMの範囲の11の化合物濃度で収集した。次いで、Kd値をヒルの式(ヒルの傾きを−1に設定した)を用いて作成した標準用量−応答曲線から誘導し、非線形最小二乗をLevenberg−Marquardtアルゴリズムと適合させた。
応答=バックグラウンド+シグナル−バックグラウンド/1+(Kdヒルの傾き/用量ヒルの傾き)
【0692】
データを相対活性として表2において報告する。ここで、0.5μM未満のKdを(+++)によって表し、0.5μM〜5μMとの間のKdを(++)によって表し、5μM超のKdを(+)によって表す。
【0693】
表2
【0694】
【0695】
【0696】
【0697】
【0698】
観察された具体的な薬理応答は、選択される特定の活性化合物、または薬学的担体が存在するか否か、並びに製剤のタイプ及び用いた投与形態に従って、かつ、これに応じて変動し得、結果におけるかかる予測される変動または差は、本開示の実施によって予期される。
【0699】
本開示の具体的な実施形態を本明細書において示して詳細に記載しているが、本発明は、これに限定されない。上記の詳細な説明は、本開示の例示として提供されており、本発明のいずれの限定をも構成するものとして解釈されるべきではない。変更が当業者に明らかであり、本発明の精神から逸脱しない全ての変更が、添付の特許請求の範囲に含まれることが意図される。