(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記情報処理装置は、前記記憶部において、顔の画像データと、当該画像データに示される顔の肌の状態を評価した評価結果とに基づき生成される学習済みモデルを記憶しており、当該学習済みモデルは、顔の撮影画像を入力とした場合に当該顔の肌の状態の評価結果を出力するものであり、
前記記憶手段は、前記第1ユーザの顔の撮影画像と前記学習済みモデルとに基づき前記第1ユーザの顔の肌の状態を特定し、特定した結果を前記判断データとして前記記憶部に記憶させる、請求項1から3のいずれかに記載の情報処理装置。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら実施の形態について説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本開示の内容を不当に限定するものではない。また本実施形態で説明される構成の全てが、本開示の必須構成要件であるとは限らない。
【0010】
<システム構成>
まず、
図1を用いて製品推薦システムの構成について説明する。
図1は、本実施形態に係る製品推薦システム1の構成例を表すブロック図である。
図1に示される製品推薦システム1は、処理サーバ10、及び通信端末20−1〜20−n(以下、これら複数の通信端末を総称して「通信端末20」と記載することもある)を備える。処理サーバ10と通信端末20−1〜20−nとは、例えば、インターネット、及び/又は通信事業者が提供する通信網等のネットワークを介して接続されている。
【0011】
処理サーバ10は、コンピュータ、及びメインフレーム等により実現される情報処理装置の一例である。処理サーバ10は、通信端末20−1〜20−nの少なくとも何れかから送信された情報に基づき、情報を送信してきた通信端末20へお勧めの製品の情報を送信する。当該製品とは、例えば、化粧品、食品(サプリメントなどの健康食品)など、ユーザーの肌を美しく保つための製品が含まれる。例えば、処理サーバ10は、通信端末20へ、お薦めの化粧品の情報を送信する。本実施形態では、化粧品とは、例えば、基礎化粧品、又はメーキャップ化粧品を表す。基礎化粧品としては、例えば、身体を洗浄するための製品(洗顔、洗髪、ボディウォッシュなど)、肌をケアするための製品(化粧水、美容液、乳液など)などがあり、スキンケア製品、エイジングケア製品などが含まれる。なお、処理サーバ10は、1台のコンピュータにより実現されてもよいし、複数台のコンピュータが組み合わされて実現されてもよい。
【0012】
通信端末20−1〜20−nは、使用者が所持する端末であり、例えば、携帯電話、スマートフォン、PHS、コンピュータ、PDA、腕時計、スマートウォッチ、ヘッドマウントディスプレイ、画像生成装置等の情報処理装置であり、インターネット、LAN(Local Area Network)等のネットワークを介して処理サーバ10に接続可能な装置である。通信端末20−1〜20−nと処理サーバ10との間の接続は、有線でもよいし無線でもよい。
【0013】
また、通信端末20−1〜20−nは、インストールされた専用のアプリケーションソフトウェアによって処理サーバ10にアクセスしてもよい。また、処理サーバ10や、別途サーバ(不図示)が提供する動作環境(API(Application Programing Interface)、プラットフォーム等)を利用して処理サーバ10にアクセスしてもよい。
【0014】
<処理サーバ及び通信端末の構成>
次に、処理サーバ10及び通信端末20−1〜20−nの構成について説明する。
図2は、
図1に示される処理サーバ10の機能構成の例を示すブロック図である。
図2に示される処理サーバ10は、例えば、処理部11、記憶部12、及び通信インタフェース13を備える。処理部11、記憶部12、及び通信インタフェース13は、例えば、バスを介して互いに通信可能に接続されている。
【0015】
処理部11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、CPUが処理を実行する際に用いるメモリを備える。メモリは、いわゆる主記憶装置であり、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等により構成される。CPUは、例えば、記憶部12に記憶されているプログラムをメモリに読み込む。CPUは、メモリに読み込まれたプログラムを実行する。これにより、処理部11は、プログラムに対応する種々の機能を実現する。
【0016】
記憶部12は、種々の情報を記憶するHDD(hard disk drive)、及びSSD(solid state drive)等の不揮発性の記憶回路を備える、いわゆる補助記憶装置である。なお、記憶部12は、CD−ROM、DVD、及びフラッシュメモリ等の可搬性記憶媒体との間で種々の情報を読み書きする駆動装置等であってもよい。
【0017】
記憶部12は、本実施形態に係るプログラム、例えば、製品推薦プログラム121を記憶している。なお、製品推薦プログラム121は、例えば、記憶部12に予め記憶されていてもよい。また、例えば、非一過性の記憶媒体に記憶されて配布され、非一過性の記憶媒体から読み出されて記憶部12にインストールされてもよい。
【0018】
また、記憶部12は、例えば、機械学習により生成された学習済みモデル122を記憶している。学習済みモデル122は、例えば、該当するサービスの提供が開始される前であればいつ記憶部12に記憶されても構わない。
【0019】
学習済みモデル122は、学習用データに基づき、モデル学習プログラムに従って機械学習モデルに機械学習を行わせることにより得られる。本実施形態において、学習済みモデル122は、例えば、入力される顔画像に基づき、使用者の肌の状態を判断するように学習されている。このとき、学習用データは、例えば、使用者の顔を撮像して得られた顔画像を入力データとし、この顔画像に基づいて専門家が判断した肌に関するパラメータ値を正解出力データとする。肌に関するパラメータ値は、例えば、「皺(しわ)」、「肌理(キメ)」、「染み」、「透明感」、「潤い」、及び「毛穴」それぞれについてのパラメータ値、例えば、A〜Eのアルファベットである。Aが最も高い評価であり、Eが最も低い評価である。学習済みモデル122は、これら「皺(しわ)」などについて、上記の「A」〜「E」のように段階的な評価結果を出力する。例えば、「皺(しわ)」などの評価結果として、肌の状態に応じた数値を出力しつつ、数値の範囲ごとに上記のようにカテゴリ分けをすることとしてもよい。なお、肌に関するパラメータは、「皺」、「肌理」、「染み」、「透明感」、「潤い」、及び「毛穴」の一部であってもよいし、その他のパラメータであってもよい。
【0020】
本実施形態に係る機械学習モデルは、例えば、複数の関数が合成されたパラメータ付き合成関数である。パラメータ付き合成関数は、複数の調整可能な関数、及びパラメータの組合せにより定義される。本実施形態に係る機械学習モデルは、上記の要請を満たす如何なるパラメータ付き合成関数であってもよいが、多層のネットワークモデル(以下、多層化ネットワークと呼ぶ)であるとする。多層化ネットワークを用いる学習済みモデル122は、画像を入力する入力層と、肌に関するパラメータ値を出力する出力層と、入力層と出力層との間に設けられる少なくとも1層の中間層あるいは隠れ層とを有する。なお、学習済みモデル122は、人工知能ソフトウェアの一部であるプログラムモジュールとしての利用が想定される。
【0021】
本実施形態に係る多層化ネットワークとしては、例えば、深層学習(Deep Learning)の対象となる多層ニューラルネットワークである深層ニューラルネットワーク(Deep Neural Network:DNN)を用いている。DNNとしては、例えば、画像を対象とする畳み込みニューラルネットワーク(Convolution Neural Network:CNN)を用いてもよい。
【0022】
また、記憶部12には、複数の使用者の個人情報が記憶される個人情報データベース(DB)123が設けられている。個人情報データベース123には、例えば、使用者についての基本的な情報が記憶される基本データ1231、使用者の顔画像に基づいた判断結果が記憶される判断結果データ1232、及び使用者が使用した化粧品についての履歴が記憶される使用履歴データ1233が記憶されている。個人情報データベース123は、使用者からのアクセスに応じ、新たなレコードが追加されていく。
【0023】
また、記憶部12には、製品情報データベース124が設けられている。製品情報データベース124には、例えば、製品名、製造会社名、内容量、参考価格、発売日、製品説明、及び主な効果等の情報が記録されている。
通信インタフェース13は、例えば、ネットワークと接続する回路により実現される。通信インタフェース13は、ネットワークを介し、通信端末20−1〜20−nのうち少なくともいずれかと通信する。通信インタフェース13は、受信手段の一例である。
【0024】
図2に示される処理部11は、記憶部12に記憶されているプログラムを実行することで、当該プログラムに対応する機能を実現する。例えば、処理部11は、製品推薦プログラム121を実行することで、記憶制御部111、判断部112、抽出部113、選択部114、及び表示制御部115の機能を実現する。
【0025】
なお、処理部11は、複数のCPUが組み合わされて形成されていても構わない。すなわち、
図2に示される記憶制御部111、判断部112、抽出部113、選択部114、及び表示制御部115は、例えば、各CPUがプログラムを実行することで実現されても構わない。また、処理部11は、記憶制御部111、判断部112、抽出部113、選択部114、及び表示制御部115の機能をそれぞれ有する専用のハードウェア構成により形成されていても構わない。また、処理部11は、判断部112、抽出部113、選択部114、及び表示制御部115の機能をそれぞれ有する専用のハードウェア回路を組み込んだ特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA)、他の複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、又は単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)により形成されていても構わない。
【0026】
記憶制御部111は、記憶部12へのデータの記憶を制御する。具体的には、例えば、記憶制御部111は、個人情報データベース123へデータを書き込む。また、記憶制御部111は、個人情報データベース123又は製品情報データベース124からデータを読み出す。
【0027】
判断部112は、使用者の顔画像に基づき、使用者の特徴を判断する。例えば、判断部112は、使用者の顔画像に基づいて肌の状態を判断する。具体的には、例えば、判断部112は、使用者の顔の画像データを学習済みモデル122へ入力し、学習済みモデル122から出力される、肌の状態についてのパラメータ値を取得する。また、判断部112は、使用者の顔画像に基づいて顔の特徴を判断する。具体的には、例えば、判断部112は、使用者の顔の画像データを学習済みモデル122へ入力し、学習済みモデル122から出力される、顔の特徴についてのパラメータ値を取得する。顔の特徴についてのパラメータ値については後述する。
【0028】
抽出部113は、判断部112の判断結果に基づき、個人情報データベース123を参照する等により、使用者以外の他の使用者を抽出する。具体的には、例えば、抽出部113は、肌の状態の判断結果に基づき、使用者にとって好ましい他の使用者を抽出する。また、抽出部113は、顔の特徴の判断結果に基づき、使用者と類似する他の使用者を抽出する。
【0029】
選択部114は、使用者に適した製品として、基礎化粧品、又はメーキャップ化粧品を選択する。例えば、選択部114は、判断された肌の状態に基づき、基礎化粧品を選択する。また、選択部114は、抽出された他の使用者が使用している基礎化粧品を選択する。また、選択部114は、判断された顔の特徴に基づき、メーキャップ化粧品を選択する。また、選択部114は、抽出された他の使用者が使用しているメーキャップ化粧品を選択する。
【0030】
表示制御部115は、判断結果に関する画像、又はお勧めする製品に関する画像を通信端末20に表示させる。
【0031】
なお、処理サーバ10は、入力インタフェースを有していてもよい。入力インタフェースは、例えば、マウス、キーボード、及び、操作面へ触れることで指示が入力されるタッチパネル等により実現される。入力インタフェースは、操作者からの入力指示を電気信号へ変換し、電気信号を処理部11へ出力する。なお、入力インタフェースは、マウス、及びキーボード等の物理的な操作デバイスに限定されない。入力インタフェースには、例えば、外部の入力機器から入力される電気信号を受け付ける受信ポートが含まれてもよい。
【0032】
また、処理サーバ10は、出力インタフェースを有していてもよい。出力インタフェースは、例えば、表示機器、及び印刷機器等により実現される。表示機器としては、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、LEDディスプレイ、プラズマディスプレイ、及びCRTディスプレイ等、任意のディスプレイが利用可能である。表示機器は、映像データに基づく映像等を表示する。印刷機器は、例えば、プリンタである。印刷機器は、通信に関する所定の情報を所定用紙に印刷する。なお、出力インタフェースは、表示機器、及び印刷機器等の物理的な出力装置に限定されない。出力インタフェースには、例えば、外部の出力装置へ画像データを送信する送信ポートが含まれてもよい。
【0033】
図3は、
図1に示される通信端末20の機能構成の例を示すブロック図である。
図3に示される通信端末20は、例えば、処理部21、記憶部22、入力インタフェース23、出力インタフェース24、通信インタフェース25、及び撮像部26を備える。なお、通信端末20−1〜20−nの構成はそれぞれ同様であるため、
図3の説明では、通信端末20として説明をする。
【0034】
処理部21は、通信端末20の中枢として機能するプロセッサである。処理部21は、例えば、CPU、及びCPUが処理を実行する際に用いる主記憶装置である、例えば、RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリを備える。CPUは、例えば、記憶部22に記憶されているプログラムをRAMに読み込む。CPUは、RAMに読み込まれたプログラムを実行する。これにより、処理部21は、プログラムに対応する種々の機能を実現する。
【0035】
記憶部22は、NAND型、又はNOR型フラッシュメモリ等の不揮発性の記憶回路を備える、いわゆる補助記憶装置である。なお、記憶部22は、SDカード、及びマイクロSDカード等の可搬性記憶媒体との間で種々の情報を読み書きする駆動装置等であってもよい。記憶部22は、本実施形態に係るプログラム、例えば、製品推薦プログラム221を記憶している。なお、製品推薦プログラム221は、例えば、不図示の所定のサーバからダウンロードされ、記憶部12にインストールされる。
【0036】
撮像部26は、実空間を撮像するデバイスであり、例えば、カメラ等により実現される。撮像部26は、例えば、レンズ及び撮像センサを有し、実空間を撮像することで、映像データを生成する。
【0037】
入力インタフェース23は、例えば、ボタン、操作面へ触れることで指示が入力されるタッチパネル、操作面に触れずとも使用者の身体(手など)の動きを検出するセンサ(赤外線カメラなど)、及び音声を入力するマイク等により実現される。入力インタフェース23は、操作者からの入力指示を電気信号へ変換し、電気信号を処理部21へ出力する。
【0038】
出力インタフェース24は、例えば、表示機器、及びスピーカにより実現される。表示機器としては、例えば、液晶ディスプレイ、及び有機ELディスプレイ等である。表示機器は、データ通信により受信した映像データに基づく映像等を表示する。スピーカは、データ通信により受信した音声データに基づく音声を再生する。
【0039】
通信インタフェース25は、不図示の基地局を介して処理サーバ10と無線接続する回路である。通信インタフェース25は、例えば、アンテナ、及び無線部により実現される。アンテナは、到来してきた無線信号を受信する。また、無線部から出力される無線信号を送信する。無線部は、アンテナにより受信された無線信号を、予め設定される復調方式に則って変換し、変換したデータを処理部21へ出力する。また、無線部は、処理部21で作成されたデータを、予め設定される変調方式に則って無線信号へ変換し、変換した無線信号をアンテナへ出力する。
【0040】
図3に示される処理部21は、記憶部22に記憶されているプログラムを実行することで、当該プログラムに対応する機能を実現する。例えば、処理部21は、製品推薦プログラム221を実行することで、撮影制御部211、表示制御部212、及び通信制御部213の機能を実現する。
【0041】
撮影制御部211は、撮像部26を制御する。具体的には、例えば、撮影制御部211は、所定の撮影条件に設定し、使用者についての顔の正面像の静止画像を取得するように撮像部26を制御する。
【0042】
表示制御部212は、受信する画像データに基づく表示画面を表示するように、出力インタフェース24としてのディスプレイを制御する。
【0043】
通信制御部213は、他の通信端末、又は処理サーバ10との通信を制御する。
【0044】
<個人情報データベース>
次に、本実施形態に係る個人情報データベース123について説明する。
図4は、
図2に示される記憶部12に記憶される個人情報データベース123のデータ構造の一例を表す図である。
【0045】
図4に示されるように、個人情報データベース123には、基本データ1231、判断結果データ1232、及び使用履歴データ1233が記憶されている。個人情報データベース123には、基本データ1231、判断結果データ1232、及び使用履歴データ1233が使用者毎に記憶されている。
図4では、「氏名」:AAAAの基本データ1231、判断結果データ1232、及び使用履歴データ1233を例として表している。
【0046】
基本データ1231には、例えば、使用者の「氏名」、「生年月日」、及び「年齢」が含まれる。また、基本データ1231には、使用者の連絡先情報、例えば、「アドレス」が含まれてもよい。また、基本データ1231には、肌に関係し得る生活習慣に関する情報、例えば、睡眠に関するデータである「睡眠時間」、食事に関するデータである「朝食の頻度」、洗顔に関するデータである「夜の洗顔」等が含まれてもよい。基本データ1231は、例えば、使用者が製品推薦プログラム221をダウンロードし、製品推薦プログラム221を最初に起動させる際に使用者により入力される。なお、使用者の連絡先情報、及び肌に関係し得る生活習慣に関する情報は、最初にプログラムを起動させた後、任意のタイミングで入力されてもよい。なお、基本データ1231に含まれる情報は、上記の一部であってもよいし、その他の情報であってもよい。
【0047】
判断結果データ1232には、処理部11の判断部112が使用者の顔画像に基づいて肌の状態を判断した結果がレコード毎に記憶されている。各レコードには、例えば、「測定日時」、並びに、「皺」、「肌理」、「染み」、「透明感」、「潤い」、及び「毛穴」についてのパラメータ値と、「肌質」、及び「肌年齢」についての判断結果とが記憶されている。処理部11の記憶制御部111は、通信端末20から送信される画像データを受信すると、例えば、画像データに付されるタイムスタンプの日時を「測定日時」とし、この画像データに基づいて判断された結果を各種パラメータ値として、レコードに追加する。なお、「測定日時」は、肌の状態が判断された日時であっても構わない。
【0048】
使用履歴データ1233には、使用者により報告された使用中の基礎化粧品がレコード毎に記憶されている。各レコードには、例えば、「使用開始日」、「カテゴリ」、及び「製品名」が記憶される。例えば、使用者は、使用中の基礎化粧品を登録したい場合、入力インタフェース23を操作し、使用中の基礎化粧品について情報、例えば、「使用開始日」、「製品カテゴリ」、及び「製品名」を処理サーバ10へ送信する。使用中の基礎化粧品についての情報を受信すると、処理部11の記憶制御部111は、受信した情報に含まれる「使用開始日」、「カテゴリ」、及び「製品名」をレコードに追加する。なお、使用履歴データ1233に含まれる情報は、上記の一部であってもよいし、その他の情報であってもよい。
【0049】
<顔の撮影画像に基づく化粧品の推薦動作>
処理サーバ10が、使用者の顔の撮影画像に基づいて化粧品を推薦する場合の処理サーバ10と通信端末20−1〜20−nとの動作について説明する。なお、以下では、通信端末20−1〜20−nのうち、通信端末20−1が処理サーバ10へアクセスする場合を例に説明するが、いずれの通信端末が処理サーバ10へアクセスしても構わない。
【0050】
図5は、
図1に示される製品推薦システム1において、通信端末20−1に対して基礎化粧品が推薦される場合の処理サーバ10と通信端末20−1との動作の例を説明する図である。
【0051】
まず、通信端末20−1の操作者は、通信端末20−1の出力インタフェース24であるディスプレイに表示される製品推薦プログラム221の実行アイコンを押下する。製品推薦プログラム221の実行アイコンが押下されると、通信端末20−1の処理部21は、製品推薦プログラム221を実行する。製品推薦プログラム221が実行されると、使用者である操作者の基本データ、例えば、「氏名」、「生年月日」、及び「年齢」を入力するための入力ウィンドウが通信端末20−1のディスプレイに表示される(ステップS101)。使用者は、入力インタフェース23であるタッチパネルを操作し、入力ウィンドウへ「氏名」、「生年月日」、及び「年齢」を入力する。
【0052】
「氏名」、「生年月日」、及び「年齢」が入力されると、例えば、使用者の連絡先情報を入力するための入力ウィンドウ、及び肌に関係し得る生活習慣についての質問に回答するための入力ウィンドウがディスプレイに表示される。使用者は、タッチパネルを操作し、入力ウィンドウに情報を入力する。入力ウィンドウに情報が入力されると、入力された情報が処理サーバ10へ送信される。なお、基本データ1231として「氏名」、「生年月日」、及び「年齢」がすでに処理サーバ10に記憶されている場合、ステップS101の処理は実行されなくても構わない。また、使用者の連絡先情報、及び肌に関係し得る生活習慣情報については、プログラムを初めて実行する場合に加え、使用者自身のアカウントを登録する際に入力するようにしても構わない。
【0053】
処理サーバ10は、通信端末20−1で入力されたデータを受信すると、処理部11の記憶制御部111により、受信したデータを基本データ1231として個人情報データベース123に記憶させる(ステップS102)。これにより、例えば、
図4に示されるように、個人情報データベース123に「氏名:AAAA」、「生年月日:yy/mm/dd」、「年齢:〇〇歳」、「アドレス:…@….jp」、「睡眠時間:6〜8時間」、「朝食の頻度:週2,3」、及び「夜の洗顔:毎日」等が基本データ1231として記憶される。
【0054】
基本データ1231が個人情報データベース123に記憶されると、通信端末20−1の処理部21は、撮影制御部211により、所定の撮影条件で撮影を開始するように撮像部26を制御する。所定の撮影条件とは、例えば、撮影される画像が所定の明るさとなるような条件を表す。
【0055】
また、処理部21は、表示制御部212により、撮像部26で撮影した撮影画像を表示するようにディスプレイ24を制御する。このとき、表示制御部212は、顔の撮影位置を規定するための略楕円形状をディスプレイに表示させてもよい。また、表示制御部212は、使用者が撮像部26に対して正面を向くように、「正面を向いてください」との指示をディスプレイに表示してもよい。
【0056】
図6は、撮像部26による撮影時のディスプレイ24の表示例を表す模式図である。使用者は、ディスプレイ24の表示を確認しながら、自身の顔の正面像が楕円241に入るように通信端末20−1の向きを調整する。なお、ディスプレイ24には、撮影を中止するためのアイコンが表示されてもよい。
図6によれば、ディスプレイ24の右上に表示されるばつ印242が撮影中止のためのアイコンに相当する。
【0057】
撮影制御部211は、楕円241内で顔の正面像を検出すると、静止画像を取得する(ステップS103)。顔の正面像は、例えば、目、鼻、及び口等のバランスに基づいて検出される。このとき、撮影制御部211は、正面像の撮影が持続されるように姿勢の維持を使用者に指示し、姿勢が維持されている間に、複数枚の静止画像を取得するようにしても構わない。顔の正面像の静止画像は、例えば、撮影日時を表すタイムスタンプが付され、画像データとして処理サーバ10へ送信される。
【0058】
画像データが処理サーバ10へ送信されると、画像データに基づく判断がなされるまで待機状態となる。
図7は、待機状態のディスプレイ24の表示例を表す模式図である。
図7に示される例では、待機状態であることが明確となるように、画面下方に「測定結果を作成中」と表示されている。また、
図7に示されるように、この待機中に、使用者の生活習慣に関する情報を取得するための質問ボックス243が表示されてもよい。質問ボックス243に表示される質問に対する回答は処理サーバ10へ送信され、基本データ1231として個人情報データベース123に記憶される。また、使用者が質問に答えている間にバックグラウンドで複数枚の静止画像を取得するようにしても構わない。
【0059】
処理サーバ10は、通信端末20−1から送信された画像データを受信すると、処理部11の判断部112により、画像データに基づき、使用者の肌の状態を判断する(ステップS104)。具体的には、例えば、判断部112は、記憶部12に記憶されている学習済みモデル122を読み出し、画像データを学習済みモデル122へ入力する。学習済みモデル122からは、入力された画像データに対するパラメータ値が出力される。例えば、「皺」、「肌理」、「染み」、「透明感」、「潤い」、及び「毛穴」それぞれについてのパラメータ値、A〜Eのアルファベットが出力される。また、判断部112は、出力されるパラメータ値のうち少なくとも何れかに基づき、肌質と、肌年齢とを判断する。例えば、各パラメータの評価結果(パラメータ値)と、肌質および肌年齢のパラメータとが予め対応付けられている。
【0060】
通信端末20−1から送信された画像データが複数枚の静止画像である場合、判断部112は、例えば、複数枚の静止画像のうち、学習済みモデル122へ入力するのに適した画像を選択するようにしてもよい。複数枚の静止画像が撮影され、判断に適した画像が選択されるため、肌の状態の判断の精度が向上することになる。例えば、通信端末20−1において、
図6に示す画面において、使用者に対し、撮影画像を得るタイミングを通知しつつ(撮影画像を得るタイミングをカウントダウンする表示を行う等)、バックグラウンドでは、当該タイミングの前後において複数枚の撮影画像を得ることとしてもよい。ここで、通信端末20−1が、所定の規則に基づいて、学習済みモデル122へ入力するのに適した画像を選択し、選択した画像を処理サーバ10へ送信することとしてもよい。例えば、通信端末20−1は、複数枚の撮影画像のうち、各撮影画像における輝度、使用者の顔がカメラに対して向いている方向(正面を向いているか)、使用者の表情の動き(口の形状、目を閉じていないか等)などに基づいて、いずれかまたは複数の撮影画像を選択する。これにより、学習済みモデル122へ入力する撮影画像において、被写体として映る使用者の像を均一化させることが容易となり、学習済みモデル122による評価の信頼性をよりいっそう向上させることができる。また、通信端末20−1で撮影された複数枚の撮影画像を処理サーバ10へ送信し、処理サーバ10が各撮影画像のいずれかを選択することとしてもよい。
【0061】
肌の状態が判断されると、処理部11の記憶制御部111は、判断結果を判断結果データ1232として個人情報データベース123に記憶させる(ステップS105)。これにより、例えば、
図4に示される判断結果データ1232の最下段に、新たに判断されたパラメータ値、「シワ:B」、「キメ:A」、「シミ:B」、「透明感:B」、「うるおい:C」、及び「毛穴:A」、並びに、「肌質:乾燥肌」、及び「肌年齢:○○歳」が追加される。
図4に示される「測定日時」は、測定が実行された日時が記憶され、例えば、画像データに付されているタイムスタンプに基づいて決定される。なお、記憶制御部111は、画像データを個人情報データベース123に記憶させてもよい。
【0062】
肌の状態が判断されると、処理部11の抽出部113は、使用者にとって好ましい他の使用者を抽出する(ステップS106)。ここで、使用者にとって好ましい他の使用者とは、例えば、使用者と年齢及び生活習慣が近く、肌の状態がより好適と判断された他の使用者を表す。つまり、使用者と年齢、生活習慣が近い一方で、肌の状態が好適な他の使用者の情報は、当該使用者にとって参考になる事例となりえる。そのため、当該他の使用者が使用している製品の情報は、使用者にとっての参考になりえる。
【0063】
具体的には、例えば、抽出部113は、個人情報データベース123の基本データ1231及び判断結果データ1232を参照し、「氏名:AAAA」に対し、「年齢:○○歳」、「睡眠時間:6〜8時間」、「朝食の頻度:週2,3」、及び「夜の洗顔:毎日」が近く、直近の測定で「シワ:B」、「キメ:A」、「シミ:B」、「透明感:B」、「うるおい:C」、及び「毛穴:A」よりも結果が良好であった他の使用者を抽出する。なお、使用者にとって好ましい他の使用者は、例えば、使用者と年齢が近く、肌の状態がより好適と判断された他の使用者であってもよいし、肌の状態がより好適と判断された他の使用者であってもよい。
【0064】
他の使用者が抽出されると、処理部11の選択部114は、使用者に合った基礎化粧品を選択する(ステップS107)。具体的には、例えば、選択部114は、個人情報データベース123の使用履歴データ1233を参照し、抽出された他の使用者が使っている、または使用した実績がある基礎化粧品を選択する。このとき、選択部114は、例えば、選択した基礎化粧品に対して優先度を設定してもよい。例えば、選択部114は、他の使用者が長い期間使用している基礎化粧品ほど優先度を高く設定する。また、選択部114は、他の使用者が該当する基礎化粧品を使用してから肌の状態が改善された場合、この基礎化粧品に対する優先度を高く設定する。また、使用者に対して製品を推薦する時期(季節)に応じて、使用者にあった製品を選択することとしてもよい。例えば、冬など乾燥しやすい時期、夏など紫外線量が増加する傾向にある時期において使用者に製品を推薦する場合、使用者にあった製品として、当該時期に使用されることが多い製品の中から、製品を選択することとしてもよい。
【0065】
また、選択部114は、判断された肌状態に基づき、使用者に合う基礎化粧品を選択する。なお、選択部114は、判断された肌状態に加え、年齢、及び生活習慣も加味して基礎化粧品を選択してもよい。また、選択部114は、例えば、選択した基礎化粧品に対して優先度を設定してもよい。
【0066】
基礎化粧品が選択されると、処理部11の表示制御部115は、通信端末20−1に表示させるための表示画像を作成する(ステップS108)。具体的には、例えば、表示制御部115は、個人情報データベース123の判断結果データ1232から、「シワ」、「キメ」、「シミ」、「透明感」、「うるおい」、「毛穴」、「肌質」、「肌年齢」について新たに記憶された情報を読み込む。表示制御部115は、読み込んだ情報を予め設定されたレイアウトに反映させ、表示画像としての測定結果表示画像を作成する。なお、測定結果表示画像は、ステップS104で肌の状態が判断されたときに作成されてもよい。
【0067】
また、表示制御部115は、他の使用者が使っているとして選択された基礎化粧品についての製品情報を製品情報データベース124から読み出す。表示制御部115は、読み出した情報を予め設定されたレイアウトに反映させ、表示画像としての第1お勧め製品表示画像を作成する。このとき、表示制御部115は、基礎化粧品に対して付された優先度に基づき、基礎化粧品を表示する順序を設定してもよい。
【0068】
また、表示制御部115は、肌状態に基づいて選択された基礎化粧品についての製品情報を製品情報データベース124から読み出す。表示制御部115は、読み出した情報を予め設定されたレイアウトに反映させ、表示画像としての第2お勧め製品表示画像を作成する。なお、表示制御部115は、第1お勧め製品表示画像と第2お勧め製品表示画像とを必ずしも別々に作成する必要はない。例えば、肌状態に基づいて選択された基礎化粧品と、他の使用者が使っているとして選択された基礎化粧品とが同一画面で表示されてもよい。このとき、例えば、他の使用者が使っているとして選択された基礎化粧品は、肌状態に基づくものとは識別可能に表示されることが望ましい。
【0069】
表示制御部115で作成された表示画像、例えば、測定結果表示画像、第1お勧め製品表示画像、及び第2お勧め製品表示画像は、画像データとして通信端末20−1へ送信される。
【0070】
通信端末20−1は、表示画像を受信すると、処理部21の表示制御部212により、測定結果表示画像に基づいて測定結果表示画面を表示するようにディスプレイ24を制御する(ステップS109)。
【0071】
図8は、ディスプレイ24に表示される測定結果表示画面の一例を表す模式図である。
図8に示される例では、肌スコアを6角形のレーダーチャート244を用いて表し、それぞれの頂点が「シワ」、「キメ」、「シミ」、「透明感」、「うるおい」、及び「毛穴」に対応している。レーダーチャート244中の破線は、使用者自身のスコアに対応しており、一点鎖線は登録されている自身の年齢と同年齢の使用者の平均スコアに対応している。
【0072】
レーダーチャート244の下方には、「肌質」、及び「肌年齢」が表示されている。また、「肌年齢」の記載領域の下方には、操作アイコン245が表示されている。操作アイコン245には、「肌に合いそうなアイテムをみる」と記載されている。使用者により操作アイコン245が押下されることで、測定結果表示画面から、第1お勧め製品表示画像に基づく第1お勧め製品表示画面へ移行する。
【0073】
なお、
図8に示すように、測定結果表示画面では、画面を遷移させるためのアイコンは、操作アイコン245のみである。つまり、ホーム画面へ遷移するためのアイコン、及び測定結果表示画面の表示を中止するためのアイコンは画面中には表示されていない。このため、使用者は、画面を遷移させるためには操作アイコン245を押下する他に選択肢がない。これにより、使用者を、お勧めのアイテムを表示する画面へ違和感なく誘導することが可能となる。
【0074】
測定結果表示画面において、使用者により操作アイコン245が押下されると、通信端末20−1の表示制御部212は、第1お勧め製品表示画面を表示するようにディスプレイ24を制御する。
【0075】
図9は、ディスプレイ24に表示される第1お勧め製品表示画面の一例を表す模式図である。
図9に示される例では、画面上部の「他ユーザーのおすすめ」に下線が引かれている。これにより、本画面が、他の使用者が使用している基礎化粧品に基づいて勧められる製品を表示する画面であることが明らかとなっている。お勧め製品は、「肌環境の近いユーザーの使用履歴からおすすめするアイテム」として表示され、製品カテゴリ毎に分けて表示されている。例えば、「クレンジング」、「洗顔料」、「化粧水」毎に、それぞれ該当する製品が表示されている。
図9に示される画面では、「クレンジング」、「洗顔料」、「化粧水」が表示されているが、画面を上方へスライドさせることで、他のカテゴリ、例えば、「乳液」、「保湿クリーム」、及び「導入液」等の製品も同一画面中に表示される。
【0076】
製品毎の表示領域には、例えば、製品の画像、製品名、製造メーカー等が記載されている。また、製品毎の表示領域の左上には製品の優先度を表す識別子が付されている。
図9によれば、最も優先度の高い識別子が、「GOLD」であり、「SILVER」、「BRONZE」と優先度が低くなっていく。使用者は、「GOLD」、「SILVER」、及び「BRONZE」の表示を確認するだけで、最もお勧めの製品を識別することが可能となる。製品毎の表示領域を使用者が選択すると、対応する製品の詳細情報が表示される。詳細情報の表示画面では、例えば、使用者がこの製品を使用中か否かの設定をすることができる。
【0077】
また、「他ユーザーのおすすめ」の表示の上方には、操作アイコン246が表示されている。操作アイコン246には、「他ユーザー」と記載されている。使用者により操作アイコン246が押下されると、処理部21の通信制御部213により、他の使用者の情報を要求する旨の要求信号が処理サーバ10へ出力される。処理サーバ10は、要求信号に応じ、個人情報データベース123から、他の使用者の情報を読み出し、通信端末20−1へ返す。これにより、使用者にとって好ましいとして抽出された他の使用者の情報がディスプレイ24に表示される。このため、使用者は、気になるであろう他の使用者と情報をシェアすることが可能となる。このとき開示される情報は、例えば、
図4に示される個人情報データベース123に記憶されている、他の使用者の基本データ1231、判断結果データ1232、及び使用履歴データ1233である。なお、他の使用者が開示する情報の範囲に制限をかけてもよい。また、
図9に示される画面の下端には、「ホーム」、「検索」、「測定」へ遷移可能なアイコンが表示されている。
【0078】
図9において、画面上部の「肌からおすすめ」に下線を合わせると、表示制御部212は、第2お勧め製品表示画面を表示するようにディスプレイ24を制御する。
【0079】
図10は、ディスプレイ24に表示される第2お勧め製品表示画面の一例を表す模式図である。
図10に示される例では、画面上部の「肌からおすすめ」に下線が引かれている。これにより、本画面が、肌状態に基づいて勧められる製品を表示する画面であることが明らかとなっている。お勧め製品は、「肌測定からおすすめするアイテム」として表示され、製品カテゴリ毎に分けて表示されている。例えば、「クレンジング」、「洗顔料」、「化粧水」毎に、それぞれ該当する製品が表示されている。
図10に示される画面では、「クレンジング」、「洗顔料」、「化粧水」が表示されているが、画面を上方へスライドさせることで、他のカテゴリ、例えば、「乳液」、「保湿クリーム」、及び「導入液」等の製品も同一画面中に表示される。また、
図9で示される第1お勧め製品表示画面と同様に、第2お勧め製品表示画面においても製品毎の表示領域に各製品の情報が表示されている。
【0080】
また、肌状態に基づいて選択された基礎化粧品と、他の使用者が使っているとして選択された基礎化粧品とが同一画面で表示される場合、例えば、
図11に示されるように表示される。
図11に示される例では、いくつかの製品の表示領域の上方には、「他ユーザーおすすめ」と表示される識別子が付されている。この識別子により、この識別子が付された製品が他の使用者が使用している基礎化粧品に基づいて勧められる製品であり、その他の製品とは、識別することができるようになっている。また、画面右情報には、「他ユーザー」と記載される操作アイコン246が表示されており、使用者は、自身にとって好ましいとして抽出された他の使用者の情報を閲覧可能となっている。
【0081】
なお、
図5では、処理サーバ10により基礎化粧品が推薦される場合を例に説明しているが、同様のフローで、本実施形態に係る処理サーバ10により、メーキャップ化粧品が推薦されても構わない。
【0082】
このとき、処理サーバ10に記憶されている学習済みモデル122は、例えば、顔画像の入力に基づき、顔の特徴を判断するように学習されている。顔の特徴とは、例えば、顔の形状、並びに、顔の構成要素の形状、色彩、及び位置等である。顔の特徴を判断させるように学習済みモデル122を学習させる場合、学習用データは、例えば、使用者の顔を撮像して得られた顔画像を入力データとし、この顔画像に基づいて専門家が判断した顔の特徴を正解出力データとする。顔の特徴は、例えば、顔の形状、並びに、顔の構成要素の形状、色、及び位置それぞれについてのパラメータ値でもよいし、これらの要素を統合した一つのパラメータ値であってもよい。
【0083】
製品推薦システム1において、通信端末20−1に対してメーキャップ化粧品が推薦される場合、例えば、処理サーバ10と通信端末20−1とは以下のように動作する。
【0084】
例えば、
図5のステップS104において、処理部11の判断部112は、使用者の顔の撮影画像に基づいて顔の特徴を判断する。具体的には、例えば、判断部112は、記憶部12に記憶されている学習済みモデル122を読み出し、画像データを学習済みモデル122へ入力する。学習済みモデル122からは、入力された画像データに対するパラメータ値が出力される。例えば、顔の形状、並びに、顔の構成要素の形状、色彩、及び位置等を勘案した上での1つのパラメータ値が出力される。
【0085】
顔の特徴が判断されると、処理部11の記憶制御部111は、例えば、
図5のステップS105において、判断結果を判断結果データ1232として個人情報データベース123に記憶させる。これにより、例えば、
図4に示される判断結果データ1232の最下段に、新たに判断された顔の特徴が判断された判断結果が追加される。
【0086】
顔の特徴が判断されると、処理部11の抽出部113は、例えば、
図5のステップS106において、使用者と類似する他の使用者を抽出する。ここで、使用者と類似する他の使用者とは、例えば、使用者と年齢、生活習慣、及び顔の特徴が近い他の使用者を表す。具体的には、例えば、抽出部113は、個人情報データベース123の基本データ1231及び判断結果データ1232を参照し、「氏名:AAAA」に対し、年齢、生活習慣、及び顔の特徴が似ている他の使用者を抽出する。なお、使用者と類似の使用者は、例えば、使用者と年齢及び顔の特徴が近いと判断された他の使用者であってもよいし、使用者と顔の特徴が近いと判断された他の使用者であってもよい。
【0087】
他の使用者が抽出されると、処理部11の選択部114は、例えば、
図5のステップS107において、使用者に合ったメーキャップ化粧品を選択する。具体的には、例えば、選択部114は、個人情報データベース123の使用履歴データ1233を参照し、抽出された他の使用者が使っているメーキャップ化粧品を選択する。このとき、選択部114は、例えば、選択したメーキャップ化粧品に対して優先度を設定してもよい。例えば、選択部114は、抽出した他の使用者のうち複数の使用者が使用しているメーキャップ化粧品ほど優先度を高く設定する。
【0088】
また、選択部114は、判断された顔の特徴に基づき、使用者に合うメーキャップ化粧品を選択する。なお、選択部114は、判断された顔の特徴に加え、年齢も加味してメーキャップ化粧品を選択してもよい。また、選択部114は、例えば、選択したメーキャップ化粧品に対して優先度を設定してもよい
【0089】
メーキャップ化粧品が選択されると、処理部11の表示制御部115は、例えば、
図5のステップS108において、通信端末20−1に表示させるための表示画像を作成する。具体的には、例えば、表示制御部115は、個人情報データベース123の判断結果データ1232から、顔の特徴について新たに記憶された情報を読み込む。表示制御部115は、読み込んだ情報を予め設定されたレイアウトに反映させ、表示画像としての測定結果表示画像を作成する。なお、測定結果表示画像は、ステップS104で顔の特徴が判断されたときに作成されてもよい。
【0090】
また、表示制御部115は、他の使用者が使っているとして選択されたメーキャップ化粧品についての製品情報を製品情報データベース124から読み出す。表示制御部115は、読み出した情報を予め設定されたレイアウトに反映させ、表示画像としての第3お勧め製品表示画像を作成する。このとき、表示制御部115は、メーキャップ化粧品に対して付された優先順位に基づき、メーキャップ化粧品を表示する順序を設定してもよい。
【0091】
また、表示制御部115は、顔の特徴に基づいて選択されたメーキャップ化粧品についての製品情報を製品情報データベース124から読み出す。表示制御部115は、読み出した情報を予め設定されたレイアウトに反映させ、表示画像としての第4お勧め製品表示画像を作成する。なお、表示制御部115は、第3お勧め製品表示画像と第4お勧め製品表示画像とを必ずしも別々に作成する必要はない。例えば、顔の特徴に基づいて選択されたメーキャップ化粧品と、他の使用者が使っているとして選択されたメーキャップ化粧品とが同一画面で表示されてもよい。このとき、例えば、他の使用者が使っているとして選択されたメーキャップ化粧品は、顔の特徴に基づくものとは識別可能に表示されることが望ましい。
【0092】
表示制御部115で作成された表示画像、例えば、測定結果表示画像、第3お勧め製品表示画像、及び第4お勧め製品表示画像は、画像データとして通信端末20−1へ送信される。
【0093】
通信端末20−1は、表示画像を受信すると、例えば、
図5のステップS109において、処理部21の表示制御部212により、測定結果表示画像に基づいて測定結果表示画面を表示するようにディスプレイ24を制御する。
【0094】
図12は、ディスプレイ24に表示される測定結果表示画面の一例を表す模式図である。
図12に示される例では、顔の形状、並びに、顔の構成要素の形状、色彩、及び位置等を勘案した上で判断されるパラメータ値としての顔パターンが表示される。例えば、測定結果表示画面の中央には、顔パターンの概略図が表示され、概略図の下方には顔パターンの識別番号等が表示される。識別番号の記載領域の下方には、操作アイコン247が表示されている。操作アイコン247には、「顔パターンに合いそうなアイテムをみる」と記載されている。使用者により操作アイコン247が押下されることで、測定結果表示画面から、第3お勧め製品表示画像に基づく第3お勧め製品表示画面へ移行する。
【0095】
なお、
図8と同様に、測定結果表示画面では、画面を遷移させるためのアイコンは、操作アイコン247のみである。このため、使用者は、画面を遷移させるためには操作アイコン247を押下する他に選択肢がなく、使用者を、お勧めのアイテムを表示する画面へ違和感なく誘導することが可能となる。
【0096】
測定結果表示画面において、操作アイコン247が押下されると、通信端末20−1の表示制御部212は、第3お勧め製品表示画面を表示するようにディスプレイ24を制御する。
【0097】
図13は、ディスプレイ24に表示される第3お勧め製品表示画面の一例を表す模式図である。
図13に示される例では、画面上部の「他ユーザーのおすすめ」に下線が引かれている。これにより、本画面が、他の使用者が使用しているメーキャップ化粧品に基づいて勧められる製品を表示する画面であることが明らかとなっている。お勧め製品は、「顔パターンが似ているユーザーの使用履歴からおすすめするアイテム」として表示され、製品カテゴリ毎に分けて表示されている。例えば、「ファンデーション」、「パレット」、「マスカラ」毎に、それぞれ該当する製品が表示されている。
図13に示される画面では、「ファンデーション」、「パレット」、「マスカラ」が表示されているが、画面を上方へスライドさせることで、他のカテゴリ、例えば、「アイライナー」及び「口紅」等の製品も同一画面中に表示される。
【0098】
また、「他ユーザーのおすすめ」の表示の上方には、操作アイコン248が表示されている。操作アイコン248には、「他ユーザー」と記載されている。使用者により操作アイコン248が押下されると、処理部21の通信制御部213により、他の使用者の情報を要求する旨の要求信号が処理サーバ10へ出力される。処理サーバ10は、要求信号に応じ、個人情報データベース123から、他の使用者の情報を読み出し、通信端末20−1へ返す。これにより、使用者と類似するとして抽出された他の使用者の情報がディスプレイ24に表示される。このため、使用者は、気になるであろう他の使用者と情報をシェアすることが可能となる。このとき開示される情報は、例えば、
図4に示される個人情報データベース123に記憶されている、他の使用者の基本データ1231、判断結果データ1232、及び使用履歴データ1233である。なお、他の使用者が開示する情報の範囲に制限をかけてもよい。製品毎の表示領域及び画面下端の表示については、
図9での説明と同様である。
【0099】
図13において、画面上部の「顔パターンからおすすめ」に下線を合わせると、表示制御部212は、第4お勧め製品表示画面を表示するようにディスプレイ24を制御する。
【0100】
図14は、ディスプレイ24に表示される第4お勧め製品表示画面の一例を表す模式図である。
図14に示される例では、画面上部の「顔パターンからおすすめ」に下線が引かれている。これにより、本画面が、顔の特徴に基づいて勧められる製品を表示する画面であることが明らかとなっている。お勧め製品は、「顔パターンからおすすめするアイテム」として表示され、製品カテゴリ毎に分けて表示されている。例えば、「ファンデーション」、「パレット」、「マスカラ」毎に、それぞれ該当する製品が表示されている。
図14に示される画面では、「ファンデーション」、「パレット」、「マスカラ」が表示されているが、画面を上方へスライドさせることで、他のカテゴリ、例えば、「アイライナー」及び「口紅」等の製品も同一画面中に表示される。製品毎の表示領域及び画面下端の表示については、
図9での説明と同様である。
【0101】
また、顔の特徴に基づいて選択されたメーキャップ化粧品と、他の使用者が使っているとして選択されたメーキャップ化粧品とが同一画面で表示される場合、例えば、
図15に示されるように表示される。
図15に示される例では、いくつかの製品の表示領域の上方には、「他ユーザーおすすめ」と表示される識別子が付されている。この識別子により、この識別子が付された製品が他の使用者が使用しているメーキャップ化粧品に基づいて勧められる製品であり、その他の製品とは、識別することができるようになっている。また、画面右情報には、「他ユーザー」と記載される操作アイコン248が表示されており、使用者は、自身に類似しているとして抽出された他の使用者の情報を閲覧可能となっている。
【0102】
<アドバイザーによる化粧品の推薦>
処理サーバ10が、アドバイザーからのアドバイスに基づいて化粧品を推薦する場合の処理サーバ10と通信端末20−1〜20−nとの動作について説明する。なお、以下では、通信端末20−1〜20−nのうち、通信端末20−2がアドバイザーにより操作され、通信端末20−3がアドバイスを受ける使用者により操作される場合を例に説明するが、いずれの通信端末が誰に操作されても構わない。
【0103】
図16は、
図1に示される製品推薦システム1において、通信端末20−3に対して基礎化粧品が推薦される場合の処理サーバ10と通信端末20−2,20−3との動作の例を説明する図である。
【0104】
まず、美容アドバイザーである通信端末20−2の操作者は、通信端末20−2の出力インタフェース24であるディスプレイに表示される製品推薦プログラム221の実行アイコンを押下する。製品推薦プログラム221の実行アイコンが押下されると、通信端末20−2の処理部21は、製品推薦プログラム221を実行する。製品推薦プログラム221が実行されると、ディスプレイ24にホーム画面が表示される。
図17は、通信端末20−2で表示されるホーム画面の一例を表す模式図である。
図17に示されるホーム画面では、例えば、現在ピックアップされている化粧品が表示されている。
【0105】
また、
図17のホーム画面の下端には、他の使用者と連絡を取り合うための通信モードへ遷移するためのアイコン248が表示されている。美容アドバイザーは、操作アイコン248を押下し(ステップS201)、通信モードを選択する。通信モードが選択されると、通信端末20−2は、他の使用者についての情報を要求する要求信号を処理サーバ10へ送信される。
【0106】
処理サーバ10は、通信端末20−2から送信された要求信号を受信すると、処理部11の表示制御部115により、通信端末20−2に表示させるための表示画像を作成する(ステップS202)。具体的には、例えば、表示制御部115は、個人情報データベース123から複数の使用者についての基本データ1231、判断結果データ1232、及び使用履歴データ1233を読み出す。このとき、例えば、氏名及びアドレス等の個人を識別できる情報は読み出されない。表示制御部115は、読み込んだ情報を予め設定されたレイアウトに反映させ、表示画像としての候補者表示画像を作成する。作成された候補者表示画像は、画像データとして通信端末20−2へ送信される。
【0107】
なお、抽出部113が、個人情報データベース123から読み出された基本データ1231、判断結果データ1232、及び使用履歴データ1233に基づき、美容アドバイザーがアドバイスする可能性の高い使用者を抽出しても構わない。このとき、抽出部113は、例えば、抽出した使用者に対して優先度を設定してもよい。例えば、抽出部113は、美容アドバイザーと年齢、肌状態、製品の使用履歴が近いほど優先度を高く設定する。表示制御部115は、抽出された使用者の情報を予め設定されたレイアウトに反映させ、候補者表示画像を作成する。抽出された使用者に優先度が設定されている場合、表示制御部115は、付された優先度に応じた表示を付してもよい。
【0108】
通信端末20−2は、表示画像を受信すると、処理部21の表示制御部212により、候補者表示画像に基づいて候補者表示画面を表示するようにディスプレイ24を制御する(ステップS203)。
【0109】
図18は、ディスプレイ24に表示される候補者表示画面の一例を表す模式図である。
図18に示される画面では、候補者についての情報を表示するための表示領域が設けられている。表示領域には、例えば、年齢、肌の状態、及び製品の使用履歴等が記載されている。抽出部113により候補者が抽出されている場合には、候補者の表示領域の左上に、候補者の優先度を表す識別子が付されても構わない。候補者毎の表示領域を美容アドバイザーが選択すると、対応する候補者の詳細情報が表示される。また、候補者表示画面の候補者の表示領域の下方には、操作アイコン249が表示されている。操作アイコン249には、「決定」と表示されている。
【0110】
美容アドバイザーは、ディスプレイ24に表示される候補者表示画面から、自身がエビデンスになりそうな候補者を選択する。少なくとも一人の候補者を選択すると、美容アドバイザーは、操作アイコン249を押下する(ステップS204)。操作アイコン249が押下されると、選択した候補者との通信手段の確立を要求する要求信号が処理サーバ10へ送信される。
【0111】
処理サーバ10は、通信端末20−2から送信された要求信号を受信すると、処理部11の記憶制御部111により、個人情報データベース123に記憶されている、使用者の連絡先情報を読み出し(ステップS205)、通信端末20−2へ送信する。
【0112】
通信端末20−2は、連絡先情報を受信すると、表示制御部212により、受信した連絡先情報をディスプレイ24に表示する(ステップS206)。 美容アドバイザーは、ディスプレイ24に表示される連絡先にアクセスし、アクセスした通信端末20−3へアドバイス及びお勧めの基礎化粧品についての情報を提供する(ステップS207)。例えば、通信端末20−2は、美容アドバイザーが使用した実績がある製品の情報を表示して、美容アドバイザーから、候補者に対してお薦めする製品の選択をする操作を受け付ける。これにより、美容アドバイザーが、候補者に対して、お薦めの製品の情報を送信することが容易になる。例えば、
図18の画面例において、美容アドバイザーが候補者を選択するための操作を受け付ける画面において、美容アドバイザーがお勧めする製品のリスト(美容アドバイザーが使用している、または、使用した実績がある製品など)を表示し、候補者を指定する操作と、お薦めする製品を指定する操作とを1画面において受け付けることとしてもよい。また、
図18の画面例において、候補者を指定する操作に応答して、当該候補者に対し美容アドバイザーがお勧めする製品を選択するための画面を表示することとしてもよい。
【0113】
通信端末20−3は、お勧めの基礎化粧品についての情報を受信すると、処理部21の表示制御部212により、お勧め製品表示画面を表示するようにディスプレイ24を制御する(ステップS208)。このとき、表示制御部212は、通信端末20−3を操作する使用者に表示の許諾を求めてもよい。
【0114】
図19は、ディスプレイ24に表示されるお勧め製品表示画面の一例を表す模式図である。
図19に示される例では、画面上部の「美容アドバイザーからのおすすめ」に下線が引かれている。これにより、本画面が、美容アドバイザーから勧められる製品を表示する画面であることが明らかとなっている。お勧め製品は、「美容アドバイザーがおすすめするアイテム」として表示され、製品カテゴリ毎に分けて表示されている。
【0115】
また、「美容アドバイザーからのおすすめ」の表示の隣には、操作アイコン2410が表示されている。操作アイコン2410には、「美容アドバイザー」と記載されている。通信端末20−3を操作する使用者により操作アイコン2410が押下されると、処理部21の通信制御部213により、美容アドバイザーの情報を要求する旨の要求信号が処理サーバ10へ出力される。処理サーバ10は、要求信号に応じ、個人情報データベース123から、美容アドバイザーの情報を読み出し、通信端末20−3へ返す。これにより、美容アドバイザーについての情報が表示される。このため、使用者は、美容アドバイザーと情報をシェアすることが可能となる。このとき開示される情報は、例えば、
図4に示される個人情報データベース123に記憶されている、他の使用者の基本データ1231、判断結果データ1232、及び使用履歴データ1233である。なお、美容アドバイザーが開示する情報の範囲に制限をかけてもよい。
【0116】
通信端末20−3を操作する使用者は、お勧めされた基礎化粧品に興味がある場合、当該基礎化粧品の表示領域を選択する(ステップS209)。表示領域を使用者が選択すると、対応する基礎化粧品の詳細情報が表示される。表示される製品のうちいずれかが使用者に選択されると、選択された旨が処理サーバ10へ通知される。
【0117】
処理サーバ10は、通知を受信すると、処理部11の記憶制御部111により、美容アドバイザーが製品購入に至るきっかけを作ったとして貢献度を計上する(ステップS210)。美容アドバイザーは、貢献度に応じ、所定のインセンティブを得ることが可能である。所定のインセンティブとは、例えば、サービスを利用することへの対価として使用することができるデータ(ポイントなど)、ステータスの向上、又はグッズの提供等である。
【0118】
なお、
図16では、美容アドバイザーにより基礎化粧品が推薦される場合を例に説明しているが、同様のフローで、メーキャップアドバイザーにより、メーキャップ化粧品が推薦されても構わない。このとき、例えば、候補者表示画面では、候補者の年齢、及び顔パターン等が表示され、メーキャップアドバイザーは、候補者表示画面に表示される候補者の中から、自身がエビデンスになりそうな候補者を選択する。
【0119】
以上のように、本実施形態に係る処理サーバ10は、記憶部12に、複数の使用者についての特徴が判断された判断結果データ1232と、複数の使用者が製品を使用した履歴についての使用履歴データ1233とを記憶している。処理サーバ10は、通信端末20から送信される、使用者の顔を撮影した画像データを、通信インタフェース13により受信する。処理サーバ10は、判断部112により、受信した画像データに基づき、使用者の特徴を判断する。処理サーバ10は、抽出部113により、判断部112で判断された判断結果と、記憶部12に記憶される使用者の判断データとに基づき、画像データが送信されてきた使用者と対応する使用者を抽出する。処理サーバ10は、選択部114により、抽出された使用者について、記憶部12に記憶される履歴データに基づき、おすすめ製品を選択する。そして、処理サーバ10は、表示制御部115により、選択されたおすすめ製品を通信端末20に表示させるようにしている。これにより、他の使用者の実績というエビデンスをベースに製品をレコメンドすることが可能となるため、使用者のお勧め製品に対する納得感を高めることが可能となる。
【0120】
また、本実施形態では、記憶部12で記憶される判断結果データ1232は、複数の使用者に対して判断された肌の状態に関するデータである。判断部112は、画像データに基づき、肌の状態を判断する。抽出部113は、判断部112で判断された肌の状態と、記憶部12で記憶される、使用者の肌の状態に関するデータとに基づき、画像データが送信されてきた使用者と対応する使用者を抽出する。そして、選択部114は、抽出された使用者の履歴データに基づき、お勧めの基礎化粧品を選択するようにしている。これにより、他の使用者の実績というエビデンスをベースに基礎化粧品をレコメンドすることが可能となるため、お勧めされる基礎化粧品に対する使用者の納得感を高めることが可能となる。
【0121】
また、本実施形態では、記憶部12は、複数の使用者についての年齢情報をさらに記憶している。通信インタフェース13は、通信端末20から送信される使用者の年齢情報を受信する。そして、抽出部113は、判断部112で判断された肌の状態及び受信された年齢情報と、記憶部12に記憶される肌の状態に関するデータ及び年齢情報とに基づき、画像データが送信されてきた使用者と対応する使用者を抽出するようにしている。これにより、年齢を含めて他の使用者を抽出することが可能となるため、レコメンド性が向上し、勧められる基礎化粧品に対する納得感をさらに高めることが可能となる。
【0122】
また、本実施形態では、記憶部12は、複数の使用者についての生活習慣情報をさらに記憶している。通信インタフェース13は、通信端末20から送信される使用者の生活習慣情報を受信する。そして、抽出部113は、判断部112で判断された肌の状態、受信された年齢情報、及び受信された生活習慣情報と、記憶部12に記憶されている肌の状態に関するデータ、年齢情報、及び生活習慣情報とに基づき、画像データが送信されてきた使用者と対応する使用者を抽出するようにしている。これにより、睡眠、及び食事等の生活習慣を含めて他の使用者を抽出することが可能となるため、レコメンド性が向上し、勧められる基礎化粧品に対する納得感をさらに高めることが可能となる。
【0123】
また、本実施形態では、記憶部12で記憶される判断結果データ1232は、複数の使用者に対して判断された顔の特徴に関するデータである。判断部112は、画像データに基づき、顔の特徴を判断する。抽出部113は、判断部112で判断された顔の特徴と、記憶部12で記憶される、使用者の顔の特徴に関するデータとに基づき、画像データが送信されてきた使用者と対応する使用者を抽出する。そして、選択部114は、抽出された使用者の履歴データに基づき、お勧めのメーキャップ化粧品を選択するようにしている。これにより、他の使用者の実績というエビデンスをベースにメーキャップ化粧品をレコメンドすることが可能となるため、お勧めされるメーキャップ化粧品に対する使用者の納得感を高めることが可能となる。
【0124】
また、本実施形態では、記憶部12は、複数の使用者についての年齢情報をさらに記憶している。通信インタフェース13は、通信端末20から送信される使用者の年齢情報を受信する。そして、抽出部113は、判断部112で判断された顔の特徴及び受信された年齢情報と、記憶部12に記憶される顔の特徴に関するデータ及び年齢情報とに基づき、画像データが送信されてきた使用者と対応する使用者を抽出するようにしている。これにより、年齢を含めて他の使用者を抽出することが可能となるため、レコメンド性が向上し、勧められるメーキャップ化粧品に対する納得感をさらに高めることが可能となる。
【0125】
また、本実施形態では、記憶部12は、複数の使用者についての生活習慣情報をさらに記憶している。通信インタフェース13は、通信端末20から送信される使用者の生活習慣情報を受信する。そして、抽出部113は、判断部112で判断された顔の特徴、受信された年齢情報、及び受信された生活習慣情報と、記憶部12に記憶されている顔の特徴に関するデータ、年齢情報、及び生活習慣情報とに基づき、画像データが送信されてきた使用者と対応する使用者を抽出するようにしている。これにより、睡眠、及び食事等の生活習慣を含めて他の使用者を抽出することが可能となるため、レコメンド性が向上し、勧めされるメーキャップ化粧品に対する納得感をさらに高めることが可能となる。
【0126】
また、本実施形態では、選択部114は、記憶部12に記憶されている使用履歴データ1233に基づき、お勧めの基礎化粧品又はメーキャップ化粧品に対し優先度を設定するようにしている。これにより、使用者のお勧め製品に対する納得感をさらに高めることが可能となる。
【0127】
また、本実施形態では、通信インタフェース13は、アドバイザーから、記憶部12に記憶される判断結果データ1232の要求を受け付ける。表示制御部115は、アドバイザーからの要求に応じ、記憶部12に記憶されている使用者についての判断結果データ1232を、アドバイザーの通信端末20に表示させる。通信インタフェース13は、アドバイザーから、アドバイザーが指定する使用者へのアクセス情報の要求を受け付ける。表示制御部115は、アドバイザーからの要求に応じ、指定された使用者のアクセス情報を、アドバイザーの通信端末20に表示させる。これにより、ユーザーは、他のユーザーとコミュニケーションを取り、情報を共有し合いながら、お勧めの基礎化粧品又はメーキャップ化粧品についての情報を得ることが可能となる。また、美容アドバイザー又はメーキャップアドバイザー等がクライアント候補と接触する可能性を高めることができ、納得感のある製品の推薦をより一層促すことが可能となる。
【0128】
したがって、上記実施形態に係る処理サーバ10、製品推薦プログラム121、製品推薦システム1、及び製品推薦方法によれば、使用者が必要と感じる化粧品を推薦することができる。
【0129】
以上、本開示のいくつかの実施形態を説明したが、これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものとする。
<付記>
以上の各実施形態で説明した事項を以下に付記する。
【0130】
(付記1)
制御部を備える情報処理装置であって、制御部が、
複数の第1ユーザについて、当該第1ユーザの身体の部位のセンシング結果に基づき特定された当該第1ユーザの身体の部位の特徴を示す判断データ、および、複数の第1ユーザが製品を使用した履歴を示す履歴データを記憶部に記憶させる記憶手段、
第2ユーザの身体の部位のセンシング結果に基づき当該第2ユーザの身体の部位の特徴を特定した結果と、第1ユーザの判断データとに基づいて、複数の第1ユーザのうち、第2ユーザに対応する第1ユーザを抽出する抽出手段、
抽出された前記第1ユーザの履歴データに基づいて、複数の製品のうち、第2ユーザに提示する製品を選択する選択手段、
選択された製品を第2ユーザに提示する提示手段、として機能する、情報処理装置。
【0131】
(付記2)
制御部は、さらに、
第2ユーザの身体の部位のセンシング結果を受け付ける受付手段、
受付手段により第2ユーザのセンシング結果を受け付けたことに応答して当該身体の部位の特徴を特定する判断手段、として機能し、
提示手段は、受付手段により第2ユーザのセンシング結果を受け付けたことに応答して判断手段による特定した結果を第2ユーザに表示し、当該第2ユーザに表示される特定画面において、当該特定した結果とともに、選択された製品を表示する、(付記1)に記載の情報処理装置。
【0132】
(付記3)
提示手段は、特定画面において、選択された製品と関連付けて、抽出手段で抽出される第1ユーザの情報を表示する、(付記2)に記載の情報処理装置。
【0133】
(付記4)
記憶手段は、身体の部位のセンシング結果として、第1ユーザの顔のセンシング結果に基づき特定された第1ユーザの顔の特徴を示す判断データを記憶部に記憶させ、
抽出手段は、第2ユーザの身体の部位のセンシング結果として、第2ユーザの顔のセンシング結果に基づき第2ユーザの顔の特徴を特定した結果と、第1ユーザの判断データとに基づいて、第1ユーザを抽出する、(付記1)から(付記3)のいずれかに記載の情報処理装置。
【0134】
(付記5)
記憶手段は、記憶部に、判断データとして、第1ユーザの顔の肌の状態を示す情報を記憶させ、
抽出手段は、第2ユーザの顔の肌の状態を特定した結果に基づき第1ユーザを抽出し、
選択手段は、抽出された第1ユーザが、肌をケアするケア製品を使用した履歴データに基づいて、複数の製品のうち、第2ユーザに提示するケア製品を選択する、(付記4)に記載の情報処理装置。
【0135】
(付記6)
情報処理装置は、記憶部において、顔の画像データと、当該画像データに示される顔の肌の状態を評価した評価結果とに基づき生成される学習済みモデルを記憶しており、当該学習済みモデルは、顔の撮影画像を入力とした場合に当該顔の肌の状態の評価結果を出力するものであり、
記憶手段は、第1ユーザの顔の撮影画像と学習済みモデルとに基づき第1ユーザの顔の肌の状態を特定し、特定した結果を判断データとして記憶部に記憶させる、(付記5)に記載の情報処理装置。
【0136】
(付記7)
記憶手段は、記憶部に、第1ユーザの情報と関連付けて、当該第1ユーザの年齢または生活習慣の少なくともいずれかの情報を記憶させ、
抽出手段は、第2ユーザの年齢または生活習慣の情報の少なくともいずれかを取得することにより、第1ユーザの肌の状態を示す情報と、第2ユーザの肌の状態を示す情報と、第1ユーザの年齢または生活習慣の少なくともいずれかを示す情報と、第2ユーザの年齢または生活習慣の少なくともいずれかを示す情報とに基づいて、第1ユーザを抽出する、(付記5)または(付記6)に記載の情報処理装置。
【0137】
(付記8)
選択手段は、抽出される第1ユーザの履歴データに基づいて、第2ユーザに提示する製品の優先度を設定し、
提示手段は、優先度の設定に基づいて、第2ユーザに選択された製品を提示する、(付記1)から(付記7)のいずれかに記載の情報処理装置。
【0138】
(付記9)
記憶手段は、記憶部に、判断データとして、第1ユーザの顔の形状を示す情報を記憶させ、
抽出手段は、第2ユーザの顔の形状を特定した結果に基づき第1ユーザを抽出し、
選択手段は、抽出された第1ユーザが、メーキャップ製品を使用した履歴データに基づいて、複数の製品のうち、第2ユーザに提示するメーキャップ製品を選択する、(付記4)に記載の情報処理装置。
【0139】
(付記10)
提示手段は、複数の第1ユーザのいずれかである特定ユーザの要求に応答して、第2ユーザの身体の部位の特徴を特定した結果を特定ユーザに提示し、
特定ユーザから、第2ユーザに対し、メッセージの送信を受け付けることにより当該第2ユーザに特定ユーザのメッセージを提示し、
選択手段は、第2ユーザに対し、特定ユーザの履歴データに基づいて、第2ユーザに提示する製品を選択する、(付記1)から(付記9)のいずれかに記載の情報処理装置。
【0140】
(付記11)
方法であって、情報処理装置の制御部が、
複数の第1ユーザについて、当該第1ユーザの身体の部位のセンシング結果に基づき特定された当該第1ユーザの身体の部位の特徴を示す判断データ、および、複数の第1ユーザが製品を使用した履歴を示す履歴データを記憶部に記憶させるステップ、
第2ユーザの身体の部位のセンシング結果に基づき当該第2ユーザの身体の部位の特徴を特定した結果と、第1ユーザの判断データとに基づいて、複数の第1ユーザのうち、第2ユーザに対応する第1ユーザを抽出するステップ、
抽出された第1ユーザの履歴データに基づいて、複数の製品のうち、第2ユーザに提示する製品を選択するステップ、
選択された製品を第2ユーザに提示するステップ、を行う、方法。
【0141】
(付記12)
プロセッサを備えるコンピュータに実行させるプログラムであって、プロセッサに、
複数の第1ユーザについて、当該第1ユーザの身体の部位のセンシング結果に基づき特定された当該第1ユーザの身体の部位の特徴を示す判断データ、および、複数の第1ユーザが製品を使用した履歴を示す履歴データを記憶部に記憶させるステップと、
第2ユーザの身体の部位のセンシング結果に基づき当該第2ユーザの身体の部位の特徴を特定した結果と、第1ユーザの判断データとに基づいて、複数の第1ユーザのうち、第2ユーザに対応する第1ユーザを抽出するステップと、
抽出された第1ユーザの履歴データに基づいて、複数の製品のうち、第2ユーザに提示する製品を選択するステップと、
選択された製品を第2ユーザに提示するステップと、を実行させる、プログラム。
【解決手段】情報処理装置は制御部を備える。制御部は、記憶手段、抽出手段、選択手段、提示手段として機能する。記憶手段は、複数の第1ユーザについて、当該第1ユーザの身体の部位のセンシング結果に基づき特定された当該第1ユーザの身体の部位の特徴を示す判断データ、及び複数の第1ユーザが製品を使用した履歴を示す履歴データを記憶部に記憶させる。抽出手段は、第2ユーザの身体の部位のセンシング結果に基づき当該第2ユーザの身体の部位の特徴を特定した結果と、第1ユーザの判断データとに基づいて、複数の第1ユーザのうち、第2ユーザに対応する第1ユーザを抽出する。選択手段は、抽出された第1ユーザの履歴データに基づいて、複数の製品のうち、第2ユーザに提示する製品を選択する。提示手段は、選択された製品を第2ユーザに提示する。