特許第6883109号(P6883109)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6883109
(24)【登録日】2021年5月11日
(45)【発行日】2021年6月9日
(54)【発明の名称】通信データモデリング方法
(51)【国際特許分類】
   G06F 13/00 20060101AFI20210531BHJP
   H04L 12/24 20060101ALI20210531BHJP
【FI】
   G06F13/00 351B
   H04L12/24
【請求項の数】8
【全頁数】17
(21)【出願番号】特願2019-536565(P2019-536565)
(86)(22)【出願日】2017年7月31日
(65)【公表番号】特表2020-504391(P2020-504391A)
(43)【公表日】2020年2月6日
(86)【国際出願番号】KR2017008230
(87)【国際公開番号】WO2018151384
(87)【国際公開日】20180823
【審査請求日】2019年7月4日
(31)【優先権主張番号】10-2017-0020220
(32)【優先日】2017年2月14日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】593121379
【氏名又は名称】エルエス、エレクトリック、カンパニー、リミテッド
【氏名又は名称原語表記】LS ELECTRIC CO., LTD.
(74)【代理人】
【識別番号】100091982
【弁理士】
【氏名又は名称】永井 浩之
(74)【代理人】
【識別番号】100091487
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 行孝
(74)【代理人】
【識別番号】100105153
【弁理士】
【氏名又は名称】朝倉 悟
(74)【代理人】
【識別番号】100107582
【弁理士】
【氏名又は名称】関根 毅
(74)【代理人】
【識別番号】100217940
【弁理士】
【氏名又は名称】三並 大悟
(72)【発明者】
【氏名】パク、フン
(72)【発明者】
【氏名】ユ、ヨン−ギュ
(72)【発明者】
【氏名】ユン、ジェ−シク
(72)【発明者】
【氏名】リー、ソン−ジュン
【審査官】 大石 博見
(56)【参考文献】
【文献】 特開2014−182746(JP,A)
【文献】 特開2006−236314(JP,A)
【文献】 特開2004−193816(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 13/00
H04L 12/24
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子装置のサービスリストを識別するステップ;
前記電子装置の通信プロトコル標準に対する第1の通信データシートを生成するステップ;
前記電子装置に係る製品に対する第2の通信データシートを生成するステップ;
前記第1の通信データシート及び前記第2の通信データシートを総合して最終の通信データシートを生成するステップ;及び、
前記最終の通信データシートに基づいて通信データモデルを生成するステップ、とを含む、
通信データモデリング方法。
【請求項2】
前記電子装置のサービスリストを識別するステップにおいて、
前記電子装置に係る通信プロトコル標準がある場合、前記電子装置のサービスリストを導き出すための代表通信プロトコル標準を選定し、
前記電子装置に係る通信プロトコル標準がない場合、前記電子装置のサービスリストを導き出すための代表製品を選定する、
請求項1に記載の通信データモデリング方法。
【請求項3】
前記代表通信プロトコル標準を選定する場合、
前記選定された代表通信プロトコル標準に基づいて前記電子装置のサービスリストを識別した後、前記識別されたサービスリストの詳細事項を入力し、
前記電子装置のサービスリストのうち前記識別されたサービスリストを除いたサービスリストを前記電子装置の製品別に識別した後、前記識別された製品別サービスリストの詳細事項を入力する、
請求項2に記載の通信データモデリング方法。
【請求項4】
前記代表製品を選定する場合、
前記選定された代表製品に基づいて前記電子装置のサービスリストを識別した後、前記識別されたサービスリストの詳細事項を入力する、
請求項2に記載の通信データモデリング方法。
【請求項5】
前記第1の通信データシートを生成するステップは、
前記電子装置の通信プロトコル標準を識別するステップと、
前記電子装置の通信プロトコル標準を識別した結果に基づいて前記通信プロトコル標準に対応するサービスリストを識別するステップと、
前記識別されたサービスリストに基づいて前記通信プロトコル標準に係る第1のデータ項目を識別するステップと、
前記識別された第1のデータ項目の詳細事項を入力するステップ、とを含む、
請求項1に記載の通信データモデリング方法。
【請求項6】
前記第2の通信データシートを生成するステップは、
前記電子装置に係る製品の既存の通信データ資料を識別するステップと、
前記電子装置に係る製品の既存の通信データ資料を識別した結果に基づいて前記製品に対応するサービスリストを識別するステップと、
前記識別されたサービスリストに基づいて前記製品に係る第2のデータ項目を識別するステップと、
前記識別された第2のデータ項目の詳細事項を入力するステップ、とを含む、
請求項5に記載の通信データモデリング方法。
【請求項7】
前記最終の通信データシートを生成するステップは、
前記第1のデータ項目及び前記第2のデータ項目を整列するステップと、
前記第1のデータ項目及び前記第2のデータ項目のうち、互いに対応するデータ項目に対する共通名称を導き出して総合データ項目を生成し、前記第1のデータ項目の詳細事項及び前記第2のデータ項目の詳細事項に基づいて前記総合データ項目の詳細事項を入力するステップと、
前記総合データ項目のデータモデルを区分するステップと、
前記電子装置の通信プロトコル標準を選定するステップと、
前記第2のデータ項目に基づいて、前記選定された通信プロトコル標準に対応させる製品をサービスリスト別に選定するステップと、
前記選定された製品に係る詳細事項を前記サービスリスト別に前記通信プロトコル標準の詳細事項に入力するステップ、とを含む、
請求項6に記載の通信データモデリング方法。
【請求項8】
前記電子装置の通信プロトコル標準は、複数本であり、
前記電子装置に係る製品は、複数本である、
請求項1に記載の通信データモデリング方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信データモデリング方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来にはシステムエンジニアリング(System Engineering)技法を用いて通信情報モデルを設計していた。
【0003】
図1は、システムエンジニアリング技法を用いた通信データモデリング方法を説明する概略図である。
【0004】
図1を参照すれば、従来には通信システムの要求事項に応じてユースケース(use case)を分析し、分析結果に基づいて各階層別モデル(例えば、機能階層(Functional Layer)には機能分析モデル、物理インフラ構造階層(Physical Infrastructure Layer)には物理インフラ構造モデル、通信インフラ構造階層(Communication Infrastructure Layer)には通信インフラ構造モデル)を生成していた(これを、通信システムアーキテクチャモデリングと言う。)。機器間の通信要求事項が何であるかを把握することができる通信インフラ構造モデルが完成されると、これに基づいて通信情報モデル(標準データ階層(standard Data Layer)のモデル)が完成された。かかる通信情報モデルの生成方法をシステムエンジニアリング技法と言う。
【0005】
また、製品開発者たちは、上記のような過程を経て生成した通信情報モデルに基づいて、特定のデータ階層(Specific Data Layer)に位置する通信プロトコルを作業製品階層(Work Product Layer)に位置する製品にそれぞれマッピング(mapping)させることで、製品別通信データモデルを完成した(これを通信データモデリングと言う)。
【0006】
前述した通信データモデルの生成方法は、新規な製品を開発する際に有用な方法であるものの、既存に存在する複数本の製品に基づいて標準化された通信データモデルを生成するための過程としては不都合であるという問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、電子装置に係る製品及び通信プロトコル標準を総合して標準化された通信データモデルを生成する通信データモデリング方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明の通信データモデリング方法は、電子装置のサービスリストを識別するステップ、電子装置の通信プロトコル標準に対する第1の通信データシートを生成するステップ、電子装置に係る製品に対する第2の通信データシートを生成するステップ、第1の通信データシート及び第2の通信データシートを総合して最終の通信データシートを生成するステップ、及び最終の通信データシートに基づいて通信データモデルを生成するステップ、とを含む。
【0009】
前記電子装置のサービスリストを識別するステップにおいて、電子装置に係る通信プロトコル標準がある場合、電子装置のサービスリストを導き出すための代表通信プロトコル標準を選定し、電子装置に係る通信プロトコル標準がない場合、電子装置のサービスリストを導き出すための代表製品を選定する。
【0010】
前記代表通信プロトコル標準を選定する場合、選定された代表通信プロトコル標準に基づいて電子装置のサービスリストを識別した後、識別されたサービスリストの詳細事項を入力し、電子装置のサービスリストのうち識別されたサービスリストを除いたサービスリストを電子装置の製品別に識別した後、識別された製品別サービスリストの詳細事項を入力する。
【0011】
前記代表製品を選定する場合、選定された代表製品に基づいて電子装置のサービスリストを識別した後、識別されたサービスリストの詳細事項を入力する。
【0012】
前記第1の通信データシートを生成するステップは、電子装置の通信プロトコル標準を分析するステップと、分析結果に基づいて通信プロトコル標準に対応するサービスリストを識別するステップと、識別されたサービスリストに基づいて通信プロトコル標準に係る第1のデータ項目を識別するステップと、識別された第1のデータ項目の詳細事項を入力するステップ、とを含む。
【0013】
前記第2の通信データシートを生成するステップは、電子装置に係る製品の既存の通信データ資料を分析するステップと、分析結果に基づいて製品に対応するサービスリストを識別するステップと、識別されたサービスリストに基づいて製品に係る第2のデータ項目を識別するステップと、識別された第2のデータ項目の詳細事項を入力するステップ、とを含む。
【0014】
前記最終の通信データシートを生成するステップは、第1のデータ項目及び第2のデータ項目を整列するステップと、第1のデータ項目及び第2のデータ項目のうち、互いに対応するデータ項目に対する共通名称を導き出して総合データ項目を生成し、第1のデータ項目の詳細事項及び第2のデータ項目の詳細事項に基づいて総合データ項目の詳細事項を入力するステップと、総合データ項目のデータモデルを区分するステップと、電子装置の通信プロトコル標準を選定するステップと、第2のデータ項目に基づいて選定された通信プロトコル標準に対応させる製品をサービスリスト別に選定するステップと、選定された製品に係る詳細事項をサービスリスト別に通信プロトコル標準の詳細事項に入力するステップ、とを含む。
【0015】
前記電子装置の通信プロトコル標準は、複数本であり、電子装置に係る製品は、複数本である。
【発明の効果】
【0016】
前述したように、本発明による通信データモデリング方法を介して標準化された通信データモデルを生成することができ、製品開発者たちは、標準化された通信データモデルに基づいて容易に製品開発をすることができる。
【0017】
上述した効果かつ、本発明の具体的な効果は、以下の発明を実施するための具体的な事項を説明しながら併せて記述する。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】システムエンジニアリング技法を用いた通信データモデリング方法を説明する概略図。
図2】本発明の一実施形態による通信データモデル生成システムを説明するブロック図。
図3図2の通信データモデル生成システムの通信データモデリング方法を説明する手順図。
図4図3のS100を説明する手順図。
図5図3のS200を説明する手順図。
図6図3のS300を説明する手順図。
図7図3のS400を説明する手順図。
【発明を実施するための形態】
【0019】
前述した目的、特徴及び長所は、添付の図面を参照して詳細に後述され、これによって、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明の技術的思想を容易に実施することができる。本発明を説明するにおいて、本発明に係る公知技術に対する具体的な説明が本発明の要旨を曖昧にすると判断される場合には詳細な説明を省略する。以下では、添付の図面を参照して、本発明による好ましい実施形態を詳説する。図面における同じ参照符号は、同一又は類似の構成要素を示すために使用される。
【0020】
以下では、図2を参照して、本発明の一実施形態による通信データモデル生成システム100を説明する。
【0021】
図2は、本発明の一実施形態による通信データモデル生成システムを説明するブロック図である。
【0022】
図2を参照すれば、本発明の一実施形態による通信データモデル生成システム100は、識別ユニット110、第1の通信データシート生成ユニット120、第2の通信データシート生成ユニット130、最終の通信データシート生成ユニット140、通信データモデル生成ユニット150、入力ユニット160、とを含んでいてもよい。
【0023】
識別ユニット110は、電子装置(未図示)のサービスリストを識別することができる。
【0024】
具体的には、識別ユニット110は、電子装置に係る通信プロトコル標準の有無を判別し、判別結果に基づいてサービスリストを識別することができる。
【0025】
参考までに、電子装置は例えば、インバータ(inverter)、PLC(Power Line Communication)装置、HMI(Human Machine Interface)装置、DCS(Distributed Control System)等であってもよい。
【0026】
また、電子装置は、複数本であってもよく、識別ユニット110は、複数本の電子装置それぞれのサービスリストを識別することができる。
【0027】
ただし、説明の便宜のため本発明では、一つの電子装置に対する識別ユニット110の識別作業を例に挙げて説明する。
【0028】
サービスは例えば、電子装置が自己と連動した外部装備又はユーザに提供しなければならないサービスを意味する。
【0029】
従って、電子装置が提供するサービスは、電子装置と外部装備(又はユーザ)との相互作用(すなわち、通信)を介して可能である。
【0030】
また、電子装置は、このようなサービスを介して外部装備又はユーザに機能を提供するところ、該サービスを実現するために電子装置は、様々なデータ及び機能を含んでいてもよい。
【0031】
識別ユニット110は、電子装置のサービスリストを識別するとき、電子装置に係る通信プロトコル標準がある場合、電子装置のサービスリストを導き出すための代表通信プロトコル標準を選定し、電子装置に係る通信プロトコル標準がない場合、電子装置のサービスリストを導き出すための代表製品を選定することができる。
【0032】
ここで、電子装置に係る通信プロトコル標準が存在し、代表通信プロトコル標準が選定された場合、識別ユニット110は、選定された代表通信プロトコル標準に基づいて電子装置のサービスリストを識別することができ、入力ユニット160は、識別されたサービスリストの詳細事項を入力することができる。
【0033】
また、識別ユニット110は、電子装置のサービスリストのうち識別されたサービスリストを除いたサービスリストを電子装置の製品別に識別することができ、入力ユニット160は、識別された製品別サービスリストの詳細事項を入力することができる。
【0034】
一方、電子装置に係る通信プロトコル標準が存在しておらず、代表製品が選定される場合、識別ユニット110は、選定された代表製品に基づいて電子装置のサービスリストを識別することができ、入力ユニット160は、識別されたサービスリストの詳細事項を入力することができる。
【0035】
第1の通信データシート生成ユニット120は、電子装置の通信プロトコル標準に対する第1の通信データシートを生成することができる。
【0036】
具体的には、第1の通信データシート生成ユニット120は、電子装置の通信プロトコル標準を分析し、分析結果に基づいて通信プロトコル標準に対応するサービスリストを識別することができる。その後、識別されたサービスリストに基づいて通信プロトコル標準に係る第1のデータ項目を識別することができる。
【0037】
かかる過程を経て、第1の通信データシート生成ユニット120は、第1の通信データシート(すなわち、通信プロトコル標準別の通信データシート)を生成することができ、入力ユニット160は、識別された第1のデータ項目の詳細事項を入力することができる。
【0038】
参考までに、電子装置の通信プロトコル標準は、複数本であってもよく、第1の通信データシート生成ユニット120は、複数本の通信プロトコル標準を分析し、それぞれに対する分析結果に基づいて各通信プロトコル標準に対応するサービスリストを識別することができる。ただし、説明の便宜のため本発明では、一つの通信プロトコル標準に対する第1の通信データシート生成ユニット120の作業を例に挙げて説明する。
【0039】
第2の通信データシート生成ユニット130は、電子装置に係る製品に対する第2の通信データシートを生成することができる。
【0040】
具体的には、第2の通信データシート生成ユニット130は、電子装置に係る製品の既存の通信データ資料を分析し、分析結果に基づいて製品に対応するサービスリストを識別することができる。その後、識別されたサービスリストに基づいて製品に係る第2のデータ項目を識別することができる。
【0041】
かかる過程を経て、第2の通信データシート生成ユニット130は、第2の通信データシート(すなわち、製品別通信データシート)を生成することができ、入力ユニット160は、識別された第2のデータ項目の詳細事項を入力することができる。
【0042】
参考までに、電子装置に係る製品は、複数本であってもよく、第2の通信データシート生成ユニット130は、複数本の製品の既存の通信データ資料を分析し、それぞれに対する分析結果に基づいて各製品に対応するサービスリストを識別することができる。ただし、説明の便宜のため本発明では、一つの製品に対する第2の通信データシート生成ユニット130の作業を例に挙げて説明する。
【0043】
最終の通信データシート生成ユニット140は、第1の通信データシート及び第2の通信データシートを総合して最終の通信データシートを生成することができる。
【0044】
具体的には、最終の通信データシート生成ユニット140は、第1のデータ項目及び第2のデータ項目を整列し、第1のデータ項目及び第2のデータ項目のうち、互いに対応するデータ項目に対する共通名称を導き出して総合データ項目を生成することができる。ここで、入力ユニット160は、第1のデータ項目の詳細事項及び第2のデータ項目の詳細事項に基づいて総合データ項目の詳細事項を入力することができる。
【0045】
次いで、最終の通信データシート生成ユニット140は、総合データ項目のデータモデルを区分し、電子装置の通信プロトコル標準を選定することができる。また、最終の通信データシート生成ユニット140は、第2のデータ項目に基づいて前記選定された通信プロトコル標準に対応させる製品をサービスリスト別に選定することができる。
【0046】
かかる過程を経て、最終の通信データシート生成ユニット140は、最終の通信データシート(通信プロトコル標準別の通信データシート及び製品別通信データシートが総合した通信データシート)を生成することができ、入力ユニット160は、選定された製品に係る詳細事項をサービスリスト別に通信プロトコル標準の詳細事項に入力することができる。
【0047】
通信データモデル生成ユニット150は、最終の通信データシートに基づいて通信データモデル(すなわち、標準化された通信データモデル)を生成することができる。
【0048】
入力ユニット160は、前述したように、サービスリストの詳細事項、第1又は第2のデータ項目の詳細事項、総合データ項目の詳細事項、通信プロトコル標準の詳細事項等を入力することができる。
【0049】
具体的には、入力ユニット160は、ユーザ又は外部装置から入力を提供され、前述した前記詳細事項を入力することができる。
【0050】
以下では、図3図7を参照して、図2の通信データモデル生成システムの通信データモデリング方法を説明する。
【0051】
図3は、図2の通信データモデル生成システムの通信データモデリング方法を説明する手順図である。図4は、図3のS100を説明する手順図である。図5は、図3のS200を説明する手順図である。図6は、図3のS300を説明する手順図である。図7は、図3のS400を説明する手順図である。
【0052】
図2図4を参照すれば、先ず、電子装置のサービスリストを識別する(S100)。参考までに、S100ステップは、識別ユニット110によって行われてもよい。
【0053】
具体的には、電子装置のサービスリストを識別するステップ(S100)において、先ず、通信プロトコル標準があるか否かを判別することができる(S110)。
【0054】
ここで、電子装置に係る通信プロトコル標準がある場合、電子装置のサービスリストを導き出すための代表通信プロトコル標準を選定することができる(S120)。
【0055】
すなわち、識別ユニット110は、「基本通信データ資料収集リスト」に貯蔵された通信プロトコル標準リストの中で代表通信プロトコル標準を選定することができる。
【0056】
参考までに、「基本通信データ資料収集リスト」は、メモリ(未図示)に貯蔵されてもよく、メモリは、通信データモデル生成システム(図2の100)に含まれるか外部システムに含まれてもよい。
【0057】
また、代表通信プロトコル標準が選定されると(S120)、選定された代表通信プロトコル標準に基づいて電子装置のサービスリストを識別した後、識別されたサービスリストの詳細事項を入力することができる(S130)。
【0058】
ここで、サービスリストは例えば、大分類、中分類、連動する外部装備/組織/ユーザ、標準名、章節、説明等のように様々な項目を含んでいてもよい。
【0059】
参考までに、大分類には「サービス」に対する分類値、中分類には「サービス」の名称、連動する外部装備/組織/ユーザには該サービスと互いに連動(すなわち、通信)する電子装置の外部装備/組織/ユーザが各々入力されてもよい。すなわち、連動する外部装備/組織/ユーザは、ユースケースダイヤグラムモデリングの際にアクター(actor)としてモデリングされてもよい。
【0060】
また、標準名には該サービスの出処になる通信プロトコル標準名、基準製品には該サービスの出処になる製品名、説明には該サービス機能の定義又は説明が各々入力されてもよい。
【0061】
入力ユニット160は、識別されたサービス名称を「サービスリスト」の「中分類」項目に入力し、入力されたサービス名称に基づいて「大分類」項目を入力することができる。また、入力ユニット160は、「中分類」項目に入力されたサービス別に詳細事項(例えば、連動する外部装備/組織/ユーザ、標準名、章節、説明等)を入力することができる。
【0062】
S130が完了されると、電子装置のサービスリストのうち識別されたサービスリストを除いたサービスリストを電子装置の製品別に識別した後、識別された製品別サービスリストの詳細事項を入力することができる(S140)。
【0063】
すなわち、S140は、代表通信プロトコルに基づいて識別されたサービスのほか、さらなる製品別サービスリストを識別するステップであって、入力ユニット160は、S140で識別されたサービス名を「サービスリスト」の「中分類」項目に入力し、入力されたサービス名に基づいて「大分類」項目を入力することができる。また、入力ユニット160は、「中分類」項目に入力されたサービス別に詳細事項(例えば、連動する外部装備/組織/ユーザ、標準名、章節、説明等)を入力することができる。
【0064】
一方、電子装置に係る通信プロトコル標準がない場合、電子装置のサービスリストを導き出すための代表製品を選定することができる(S150)。
【0065】
すなわち、識別ユニット110は、「基本通信データ資料収集リスト」に貯蔵された製品リストの中で代表製品を選定することができる。
【0066】
また、代表製品が選定されると(S150)、選定された代表製品に基づいて電子装置のサービスリストを識別した後、識別されたサービスリストの詳細事項を入力することができる(S160)。
【0067】
入力ユニット160は、識別されたサービス名称を「サービスリスト」の「中分類」項目に入力し、入力されたサービス名称に基づいて「大分類」項目を入力することができる。また、入力ユニット160は、「中分類」項目に入力されたサービス別に詳細事項(例えば、連動する外部装備/組織/ユーザ、標準名、章節、説明等)を入力することができる。
【0068】
図2、3、5を参照すれば、S100の後、電子装置の通信プロトコル標準に対する第1の通信データシートを生成する(S200)。
【0069】
具体的には、第1の通信データシートを生成するステップ(S200)は、電子装置の通信プロトコル標準を分析するステップ(S210)と、分析結果に基づいて通信プロトコル標準に対応するサービスリストを識別するステップ(S220)と、識別されたサービスリストに基づいて通信プロトコル標準に係る第1のデータ項目を識別するステップ(S230)と、識別された第1のデータ項目の詳細事項を入力するステップ(S240)、とを含んでいてもよい。
【0070】
ここで、第1の通信データシート生成ユニット120は、電子装置の通信プロトコル標準を分析する際(S210)、該電子装置の通信プロトコル標準が複数本である場合、それぞれの通信プロトコル標準を分析することができる。
【0071】
例えば、電子装置がインバータである場合、これに係る複数本の通信プロトコル標準(例えば、Sunspec、IEC−61850、CiA−402、CIP AC Drive等)が各々分析されてもよい。
【0072】
通信プロトコル標準分析が完了されると(S210)、第1の通信データシート生成ユニット120は、分析結果に基づいて通信プロトコル標準に対応するサービスリストを識別することができる(S220)。
【0073】
ここで、識別されたサービスリスト等は、同じサービス別に集まって整列され、サービスリストは例えば、大分類、中分類、通信プロトコル標準別の第1のデータ項目を含んでいてもよい。
【0074】
すなわち、第1の通信データシート生成ユニット120がサービスリストを識別すれば、入力ユニット160は、識別されたサービス名称を「サービスリスト」の「中分類」項目に入力し、入力されたサービス名称に基づいて「大分類」項目を入力することができる。
【0075】
その後、第1の通信データシート生成ユニット120は、識別されたサービスリストに基づいて通信プロトコル標準に係る第1のデータ項目を識別することができる(S230)。
【0076】
ここで、第1のデータ項目は例えば、ID(又はラベル)、データ類型、単位、読み取り/書き取りの可否、必須/選択の可否、説明等のように様々な項目を含んでいてもよい。
【0077】
参考までに、IDには同じサービス間の分別のために存在する識別子(すなわち、空白のない略語又はコード値)、データ類型には第1のデータ項目に入力されるデータ類型(例えば、unit16、int16、unit32、int32、float、double、string等)、単位には第1のデータ項目のデータ単位タイプ(例えば、W、A、V等)、読み取り/書き取りの可否には第1のデータ項目のデータ読み取り/書き取りの可否(例えば、R(Read−Only)、W(Write−Only)、RW(Read/Write))、必須/選択の可否には第1のデータ項目のデータが必須であるか選択であるかの可否(例えば、M(Mandatory)、O(Optional)、C(Conditional))、説明には第1のデータ項目のデータに対する詳細説明が各々入力されてもよい。
【0078】
ラベルの場合、IDのフルネームであってもよく、放ち書きが適用されてもよい。
【0079】
参考までに、通信プロトコル標準が複数本である場合、各通信プロトコル標準別に第1のデータ項目が存在してもよい。
【0080】
第1のデータ項目が識別されると(S230)、識別された第1のデータ項目の詳細事項を入力することができる(S240)。
【0081】
すなわち、入力ユニット160は、識別された第1のデータ項目の詳細事項(例えば、データ類型、単位、読み取り/書き取りの可否、必須/選択の可否、説明等)を入力することができる。
【0082】
図2、3、6を参照すれば、S200の後、電子装置に係る製品に対する第2の通信データシートを生成する(S300)。
【0083】
参考までに、S200とS300は、同時に行われてもよく、S300がS200より先に行われてもよい。ただし、説明の便宜のため本発明では、S200の次にS300が行われることを例に挙げて説明する。
【0084】
具体的には、第2の通信データシートを生成するステップ(S300)は、電子装置に係る製品の既存の通信データ資料を分析するステップ(S310)と、分析結果に基づいて製品に対応するサービスリストを識別するステップ(S320)と、識別されたサービスリストに基づいて製品に係る第2のデータ項目を識別するステップ(S330)と、識別された第2のデータ項目の詳細事項を入力するステップ(S340)、とを含んでいてもよい。
【0085】
ここで、第2の通信データシート生成ユニット130は、電子装置に係る製品の既存の通信データ資料を分析する際(S310)、該電子装置に係る製品が複数本である場合、各々の製品の既存の通信データ資料を分析することができる。
【0086】
例えば、電子装置がインバータである場合、これに係る製品(例えば、LSP−S003L(KR)、LSP−S004L(JP)/LSP−S006L(JP)、LSP−T030LT、LSP−T250L/LSP−T500L(JP)等)が各々分析されてもよい。
【0087】
製品の既存の通信データ資料に対する分析が完了されると(S310)、第2の通信データシート生成ユニット130は、分析結果に基づいて製品に対応するサービスリストを識別することができる(S320)。
【0088】
ここで、識別されたサービスリスト等は、同じサービス別に集まって整列され、サービスリストは例えば、大分類、中分類、通信プロトコル標準別の第2のデータ項目を含んでいてもよい。
【0089】
サービスリストは例えば、大分類、中分類、製品別の第2のデータ項目を含んでいてもよい。
【0090】
すなわち、第2の通信データシート生成ユニット130がサービスリストを識別すれば、入力ユニット160は、識別されたサービス名称を「サービスリスト」の「中分類」項目に入力し、入力されたサービス名称に基づいて「大分類」項目を入力することができる。
【0091】
その後、第2の通信データシート生成ユニット130は、識別されたサービスリストに基づいて製品に係る第2のデータ項目を識別することができる(S330)。
【0092】
ここで、第2のデータ項目は例えば、共通項目とその他項目(又はModbus項目)を含んでいてもよく、共通項目は例えば、ID/ラベル、データ類型、単位を含んでいてもよく、その他項目は、住所、大きさを含んでいてもよい。
【0093】
参考までに、ID/ラベルには同じサービス間の分別のために存在する識別子(すなわち、空白のない略語又はコード値)、データ類型には第2のデータ項目に入力されるデータ類型(例えば、unit16、int16、unit32、int32、float、double、string等)、単位には第2のデータ項目のデータ単位タイプ(例えば、W、A、V等)、住所には第2のデータ項目の通信メモリ住所又はオフセット(offset)値、大きさには第2のデータ項目のデータ大きさ(例えば、Byte単位の大きさ)が各々入力されてもよい。
【0094】
参考までに、製品が複数本である場合、各製品別に第2のデータ項目が存在してもよい。
【0095】
第2のデータ項目が識別されると(S330)、識別された第2のデータ項目の詳細事項を入力することができる(S340)。
【0096】
すなわち、入力ユニット160は、識別された第2のデータ項目の詳細事項(例えば、ID/ラベル、データ類型、単位、住所、大きさ等)を入力することができる。
【0097】
図2、3、7を参照すれば、S300の後、第1の通信データシート及び第2の通信データシートを総合して最終の通信データシートを生成する(S400)。
【0098】
具体的には、最終の通信データシートを生成するステップ(S400)は、第1のデータ項目及び第2のデータ項目を整列するステップ(S410)と、第1のデータ項目及び第2のデータ項目のうち、互いに対応するデータ項目に対する共通名称を導き出して総合データ項目を生成し、第1のデータ項目の詳細事項及び第2のデータ項目の詳細事項に基づいて総合データ項目の詳細事項を入力するステップ(S420)と、総合データ項目のデータモデルを区分するステップ(S430)と、電子装置の通信プロトコル標準を選定するステップ(S440)と、第2のデータ項目に基づいて選定された通信プロトコル標準に対応させる製品をサービスリスト別に選定するステップ(S450)と、選定された製品に係る詳細事項をサービスリスト別に通信プロトコル標準の詳細事項に入力するステップ(S460)、とを含んでいてもよい。
【0099】
ここで、最終の通信データシート生成ユニット140は、第1のデータ項目及び第2のデータ項目を整列する際(S410)、第1のデータ項目と第2のデータ項目のうち、互いに対応するデータ項目(すなわち、同じデータ項目)を選定し、選定されたデータ項目を同一の行に整列させてもよい。
【0100】
このとき、対応するデータ項目としてID項目が選定される場合、ID項目を基準として第1のデータ項目と第2のデータ項目が同一の行に整列されてもよい。
【0101】
参考までに、第1のデータ項目には存在するものの、第2のデータ項目には存在しないデータ項目の場合、第2のデータ項目の部分を空欄で処理してもよい。
【0102】
もちろん、第2のデータ項目に存在するものの、第1のデータ項目には存在しないデータ項目の場合、第1のデータ項目の部分を空欄で処理してもよい。
【0103】
整列の過程が完了されると(S410)、最終の通信データシート生成ユニット140は、第1のデータ項目及び第2のデータ項目のうち、互いに対応するデータ項目に対する共通名称を導き出して総合データ項目を生成し、入力ユニット160は、第1のデータ項目の詳細事項及び第2のデータ項目の詳細事項に基づいて総合データ項目の詳細事項を入力することができる。
【0104】
例えば、最終の通信データシート生成ユニット140は、ID又はラベルに対して共通名称を導き出し、導き出された共通名称に基づいて総合データ項目を生成することができる。
【0105】
共通名称を導き出す方法には、次のような規則が適用され得る。
【0106】
1)「ID」文字列は、{大文字、小文字、数字、「_」}のみから構成
【0107】
2)「ID」の初字は、大文字で開始
【0108】
3)「ラベル」が長い場合、ラベルを構成する単語を縮約して表記(ただし、各単語縮約の際、単語の初字は、大文字で表記)
【0109】
4)単語の区分は、「_」を使うか、単語の初字で「大文字」を表記することで区分
【0110】
5)同じサービス(中分類)内では、重複する「ID」値が存在してはならない
【0111】
参考までに、第1のデータ項目にはなく、第2のデータ項目にだけ存在するデータ項目の場合、次のような基準として総合データ項目にID及びラベルが入力されてもよい。
【0112】
1)総合データ項目にID及びラベルを入力しなければならない場合−全体製品リストのうち、半分以上に該データ項目が入力されている場合
【0113】
2)総合データ項目にID及びラベルを入力しなくてもよい場合−全体製品リストのうち、半分以下に該データ項目が入力されている場合(このときは、専門家の判断に応じて記載の有無を決定可能)
【0114】
ここで、総合データ項目は例えば、サービスリスト(大分類、中分類)、モデル区分、ID、ラベル、説明、データ類型、単位、初期値、読み取り/書き取りの可否、必須/選択の可否、備考等のように様々な項目を含んでいてもよい。
【0115】
参考までに、サービスリストには大分類と中分類、モデル区分にはデータ領域の特性を分類した区分値、IDには共通名称ID、ラベルには共通名称ラベル、データ類型には総合データ項目に入力されるデータ類型(例えば、unit16、int16、unit32、int32、float、double、string等)、単位には総合データ項目のデータ単位タイプ(例えば、W、A、V等)、読み取り/書き取りの可否には総合データ項目のデータ読み取り/書き取りの可否(例えば、R(Read−Only)、W(Write−Only)、RW(Read/Write))、必須/選択の可否には総合データ項目のデータが必須であるか選択であるかの可否(例えば、M(Mandatory)、O(Optional)、C(Conditional))、備考にはその他内容が各々入力されてもよい。
【0116】
上記のように、総合データ項目は、第1のデータ項目及び第2のデータ項目に基づいて構成されるところ、入力ユニット160は、第1のデータ項目の詳細事項及び第2のデータ項目の詳細事項に基づいて総合データ項目の詳細事項を入力することができる。
【0117】
総合データ項目の詳細事項が入力されると(S420)、総合データ項目のデータモデルを区分することができる(S430)。
【0118】
例えば、最終の通信データシート生成ユニット140は、総合データ項目のデータモデルを次のように区分することができる。
【0119】
1)該データ項目が通信プロトコル標準に対応して識別されたサービスに定義された項目である場合−モデル区分に「Base」入力
【0120】
2)該データ項目が通信プロトコル標準ではない製品に対応して識別されたサービスに定義された項目である場合− モデル区分に「SPG」入力
【0121】
3)該データ項目が特定の国/市場による派生項目である場合−モデル区分に「Extended」入力
【0122】
データモデル区分が完了されると(S430)、電子装置の通信プロトコル標準を選定することができる(S440)。
【0123】
具体的には、最終の通信データシート生成ユニット140は例えば、第1の通信データシートに入力された通信プロトコル標準のうちいずれかの通信プロトコル標準を選定することができる。
【0124】
通信プロトコル標準が選定されると(S440)、第2のデータ項目に基づいて、前記選定された通信プロトコル標準に対応させる製品をサービスリスト別に選定することができる(S450)。
【0125】
具体的には、最終の通信データシート生成ユニット140は、例えば、第2の通信データシートに入力された製品別詳細事項(すなわち、第2のデータ項目)に基づいてサービスリスト別に代表製品を選定することができる。
【0126】
例えば、電子装置がインバータであって、インバータに関連する製品が複数本であり、通信プロトコル標準でModbusが選定された場合、サービス別にModbusに対応させるインバータ関連の製品を選定することができる。
【0127】
製品の選定が完了されると(S450)、入力ユニット160は、選定された製品に係る詳細事項(例えば、住所、大きさ)を該サービスリスト別に前記選定された通信プロトコル標準の詳細事項(例えば、住所、大きさ)に入力することができる(S460)。
【0128】
前述した過程を介して最終の通信データシートが生成されると(S400)、通信データモデル生成ユニット150は、最終の通信データシートに基づいて製品と通信プロトコル標準が総合した通信データモデルを生成することができる。
【0129】
前述したように、本発明による通信データモデリング方法を介して標準化された通信データモデルを生成することができ、製品開発者たちは、標準化された通信データモデルに基ついて容易に製品開発をすることができる。
【0130】
参考までに、前述した本発明の通信データモデリング方法は、多様な手段を介して具現することができる。例えば、本発明の通信データモデリング方法は、ハードウェア、ファームウエア(Firmware)、ソフトウェア、又はそれらの結合等によって具現することができる。
【0131】
ハードウェアによる具現の場合、本発明の通信データモデリング方法は、一つ又はその以上のASICs(Application Specific Integrated Circuits)、DSPs(Digital Signal Processors)、DSPDs(Digital Signal Processing Devices)、PLDs(Programmable Logic Devices)、FPGAs(Field Programmable Gate Arrarys)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ及びマイクロプロセッサ等によって具現することができる。
【0132】
ファームウエアやソフトウェアによる具現の場合、本発明の通信データモデリング方法は、以上で説明された機能又は動作を行うモジュール、手続き又は関数等の形態に具現されてもよい。ソフトウェアコードは、メモリユニットに貯蔵されてプロセッサによって駆動することができる。前記メモリユニットは、前記プロセッサの内部又は外部に位置し、既に公知された多様な手段によって前記プロセッサとデータを取り交わすことができる。
【0133】
前述した本発明は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者にとって本発明の技術的思想を脱しない範囲内で様々な置換、変形及び変更が可能であるため、前述した実施形態及び添付の図面によって限定されるものではない。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7