特許第6883566号(P6883566)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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特許6883566ダウンリンクデータの重複伝送方法及び装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6883566
(24)【登録日】2021年5月12日
(45)【発行日】2021年6月9日
(54)【発明の名称】ダウンリンクデータの重複伝送方法及び装置
(51)【国際特許分類】
   H04L 27/26 20060101AFI20210531BHJP
【FI】
   H04L27/26 113
   H04L27/26 114
【請求項の数】38
【全頁数】92
(21)【出願番号】特願2018-509956(P2018-509956)
(86)(22)【出願日】2016年4月1日
(65)【公表番号】特表2018-516029(P2018-516029A)
(43)【公表日】2018年6月14日
(86)【国際出願番号】CN2016078321
(87)【国際公開番号】WO2016180097
(87)【国際公開日】20161117
【審査請求日】2017年11月8日
【審判番号】不服2019-16473(P2019-16473/J1)
【審判請求日】2019年12月5日
(31)【優先権主張番号】201510233136.1
(32)【優先日】2015年5月8日
(33)【優先権主張国】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】511134469
【氏名又は名称】チャイナ アカデミー オブ テレコミュニケーションズ テクノロジー
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】高 雪娟
(72)【発明者】
【氏名】林 ▲亜▼男
【合議体】
【審判長】 佐藤 智康
【審判官】 吉田 隆之
【審判官】 谷岡 佳彦
(56)【参考文献】
【文献】 国際公開第2014/166447(WO,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2015/0049685(US,A1)
【文献】 米国特許出願公開第2014/0204807(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04L
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
物理ダウンリンクチャネルの重複伝送のためのサブフレーム集合を決定するステップと、
決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングするステップであって、前記決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームにおいて、同様な開始シンボル位置からマッピングし始める前記マッピングするステップと、
前記物理ダウンリンクチャネルを送信するステップとを備えることを特徴とするダウンリンクデータの重複伝送方法。
【請求項2】
前記特定の開始シンボル位置は、上位層シグナリングにより予め設定されるか、または、ダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズにより得られたものであり、前記DCI領域サイズは、制御フォーマット指示子(CFI)により得られたものであることを特徴とする請求項1に記載のダウンリンクデータの重複伝送方法。
【請求項3】
前記方法は、手法1と、手法2と、手法3と、手法4とのうちの1つを含み、また、前記手法1は、A1とA2とうちの1つを含み、手法2は、B1と、B2とのうちの1つを含み、前記手法3はC1と、C2とのうちの1つを含み、前記手法4はD1と、D2とのうちの1つを含み、
手法1
A1:前記サブフレーム集合が複数のサブフレームグループを含み、前記サブフレームグループを単位として実行し、前記サブフレームグループが、マルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成され、かつ、前記サブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングするとき、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始めるステップは、
MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域に占有された第1シンボル数及び非MBSFNサブフレームのDCI領域に占有された第2シンボル数に基づき、前記サブフレームグループにおける各々サブフレームのDCI領域に占有された第3シンボル数を決定し、前記第3シンボル数に基づいて前記サブフレームグループにおける各々サブフレームの特定の開始シンボル位置を決定し、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、サブフレームグループ内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし、
A2:前記サブフレーム集合を単位として実行し、前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングするとき、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始めるステップは、
MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域に占有された第1シンボル数及び非MBSFNサブフレームのDCI領域に占有された第2シンボル数に基づき、前記サブフレーム集合における各々サブフレームのDCI領域に占有された第3シンボル数を決定し、前記第3シンボル数に基づいて前記サブフレーム集合における各々サブフレームの特定の開始シンボル位置を決定し、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし、
手法2
B1:前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングするとき、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングするステップは、
前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、サブフレームグループ内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号(DMRS)に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングし、
また、
前記サブフレームグループ中の非MBSFNサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、共通リファレンス信号(CRS)リソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または0にするか、または、前記リソース上で伝送するCRSよりオーバーライトし、
B2:前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングするとき、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングするステップは、
前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号(DMRS)に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングし、
また、
前記サブフレーム集合中の非MBSFNサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、共通リファレンス信号(CRS)リソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または0にするか、または、前記リソース上で伝送するCRSよりオーバーライトし、
手法3
C1:前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループに非マルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみが含まれば、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングするステップは、
前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、非MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、共通リファレンス信号(CRS)の以外か、または、共通リファレンス信号(CRS)及び復調リファレンス信号(DMRS)に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングし、
C2:前記サブフレーム集合に非MBSFNサブフレームのみが含まれば、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングするステップは、
前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、非MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、共通リファレンス信号(CRS)の以外か、または、共通リファレンス信号(CRS)及び復調リファレンス信号(DMRS)に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングし、
手法4
D1:前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみ含まれば、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングするステップは、
前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号(DMRS)に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングし、
D2:前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみが含まれば、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングするステップは、
前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号(DMRS)に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングすることを特徴とする請求項1に記載のダウンリンクデータの重複伝送方法。
【請求項4】
A1及びA2において、前記第3シンボル数を、前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最小値または最大値として決定することを特徴とする請求項3に記載のダウンリンクデータの重複伝送方法。
【請求項5】
前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングするステップは、
前記第3シンボル数が前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最小値であれば、DCI領域の実のシンボル数が前記第3シンボル数より大きいサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載されている、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにマッピングされた、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からの先頭のA個のシンボル上の情報を、放棄してマッピングしないか、または、0とするか、または、前記A個のシンボル上で伝送するDCIによりオーバーライトし、前記A個シンボル数は、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームのDCI領域の実のシンボル数と前記第3シンボル数の差であり、
または、
前記第3シンボル数が前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最大値であれば、DCI領域の実のシンボル数が前記第3シンボル数より小さいサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される情報中の一部情報を、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置の前のB個シンボルに重複マッピングし、前記B個シンボル数は、前記第3シンボル数と決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームのDCI領域の実のシンボル数の差であることを特徴とする請求項4に記載のダウンリンクデータの重複伝送方法。
【請求項6】
前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記方法は、
同一の前記サブフレームグループに属する前記MBSFNサブフレーム及び前記非MBSFNサブフレームに対し、同様な伝送方式で伝送するステップをさらに備え、
前記伝送方式は、復調用のリファレンス信号、伝送ポート・ポート数及びプリエンコーディング方式のうちのいずれかの1つまたはこれらの任意の組み合わせを含み、
または、
前記サブフレーム集合にMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記方法は、
前記サブフレーム集合中の前記MBSFNサブフレーム及び前記非MBSFNサブフレームに対し、同様な伝送方式で伝送するステップをさらに備え、
前記伝送方式は、復調用のリファレンス信号、伝送ポート・ポート数及びプリエンコーディング方式のうちのいずれかの1つまたはこれらの任意の組み合わせを含むことを特徴とする請求項1に記載のダウンリンクデータの重複伝送方法。
【請求項7】
同様な伝送方式で伝送するステップは、
前記サブフレーム集合または前記サブフレームグループ中の特定サブフレームに対応する伝送方式で伝送するか、
または、
予め設定した伝送方式で伝送することを特徴とする請求項6に記載のダウンリンクデータの重複伝送方法。
【請求項8】
前記サブフレーム集合または前記サブフレームグループ中の特定サブフレームに対応する伝送方式で伝送するステップは、
前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループ中の第1サブフレームに対応する伝送方式で伝送するか、
または、
前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループにおけるMBSFNサブフレームに対応する伝送方式で伝送することを特徴とする請求項7に記載のダウンリンクデータの重複伝送方法。
【請求項9】
前記サブフレーム集合中の、チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)リソースが設定されたサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、
前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、非0電力NZP CSI−RSリソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または、0とするか、または、前記リソース上で伝送するCSI−RSによりオーバーライトし、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、0電力ZP CSI−RSリソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または0とすることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のダウンリンクデータの重複伝送方法。
【請求項10】
物理ダウンリンクチャネルの重複伝送のためのサブフレーム集合を決定するステップと、
決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルがリソースにマッピングされ、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングされ始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされたことを確認するステップであって、前記決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームにおいて、同様な開始シンボル位置からマッピングされ始める前記確認するステップと、
前記物理ダウンリンクチャネルを受信するステップとを備えることを特徴とするダウンリンクデータの重複受信方法。
【請求項11】
前記特定の開始シンボル位置は、上位層シグナリングにより予め設定するか、または、ダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズにより得られたものであり、前記DCI領域サイズは、制御フォーマット指示子(CFI)により得られたものであることを特徴とする請求項10に記載のダウンリンクデータの重複受信方法。
【請求項12】
前記方法は、手法1と、手法2と、手法3と、手法4とのうちの1つを含み、また、前記手法1は、A1とA2とのうちの1つを含み、手法2は、B1と、B2とのうちの1つを含み、前記手法3はC1と、C2とのうちの1つを含み、前記手法4はD1と、D2とのうちの1つを含み、
手法1
A1:前記サブフレーム集合は、複数のサブフレームグループを含み、前記サブフレームグループを単位として実行し、前記サブフレームグループは、マルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成され、かつ、前記サブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記物理ダウンリンクチャネルがリソースにマッピングされ、サブフレームグループ内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングされ始めることを確認するステップは、
MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域に占有された第1シンボル数及び非MBSFNサブフレームのDCI領域に占有された第2シンボル数に基づき、前記サブフレームグループにおける各々サブフレームのDCI領域に占有された第3シンボル数が決定され、前記第3シンボル数に基づいて前記サブフレームグループにおける各々サブフレームの特定の開始シンボル位置が決定され、前記物理ダウンリンクチャネルがリソースにマッピングされ、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングされたことを確認し、
A2:前記サブフレーム集合を単位として実行し、前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、物理ダウンリンクチャネルがリソースにマッピングされ、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングされ始めることを確認するステップは、
MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域に占有された第1シンボル数及び非MBSFNサブフレームのDCI領域に占有された第2シンボル数に基づき、前記サブフレーム集合における各々サブフレームのDCI領域に占有された第3シンボル数が決定され、前記第3シンボル数に基づいて前記サブフレーム集合における各々サブフレームの特定の開始シンボル位置が決定され、前記物理ダウンリンクチャネルがリソースにマッピングされ、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングされたことを確認し、
手法2、
B1:前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記物理ダウンリンクチャネルがリソースにマッピングされ、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングされ始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされたことを確認ステップは、
前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルがリソースにマッピングされ、サブフレームグループ内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングされ始め、復調リファレンス信号(DMRS)に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされたことを確認し、
また、
前記サブフレームグループ中の非MBSFNサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルがリソースにマッピングされる場合に前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、共通リファレンス信号(CRS)リソースにマッピングした情報が、放棄されてマッピングされないか、または0にするか、または、前記リソース上で伝送するCRSよりオーバーライトされたことを確認し、
B2:前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記物理ダウンリンクチャネルがリソースにマッピングされ、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングされ始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされたことを確認するステップは、
前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルがリソースにマッピングされ、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングされ始め、復調リファレンス信号(DMRS)に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされたことを確認し、
また、
前記サブフレーム集合中の非MBSFNサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルがリソースにマッピングされる場合に前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、共通リファレンス信号(CRS)リソースにマッピングした情報が、放棄されてマッピングされないか、または0にするか、または、前記リソース上で伝送するCRSよりオーバーライトされたことを確認し、
手法3
C1:前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループに非マルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみが含まれば、前記物理ダウンリンクチャネルがリソースにマッピングされ、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングされ始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされたことを確認するステップは、
前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルがリソースにマッピングされ、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、非MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングされ始め、共通リファレンス信号(CRS)の以外か、または、共通リファレンス信号(CRS)及び復調リファレンス信号(DMRS)に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされたことを確認し、
C2:前記サブフレーム集合に非マルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみが含まれば、前記物理ダウンリンクチャネルがリソースにマッピングされ、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングされ始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされたことを確認するステップは、
前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルがリソースにマッピングされ、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、非MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングされ始め、共通リファレンス信号(CRS)の以外か、または、共通リファレンス信号(CRS)及び復調リファレンス信号(DMRS)に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされたことを確認し、
手法4
D1:前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみ含まれば、前記物理ダウンリンクチャネルがリソースにマッピングされ、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングされ始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされたことを確認するステップは、
前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルがリソースにマッピングされ、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングされ始め、復調リファレンス信号(DMRS)に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされたことを確認し、
D2:前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみが含まれば、前記物理ダウンリンクチャネルがリソースにマッピングされ、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングされ始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされたことを確認するステップは、
前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルがリソースにマッピングされ、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングされ始め、復調リファレンス信号(DMRS)に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされたことを確認することを特徴とする請求項10に記載のダウンリンクデータの重複受信方法。
【請求項13】
A1及びA2において、前記第3シンボル数が、前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最小値または最大値であることを確認することを特徴とする請求項12に記載のダウンリンクデータの重複受信方法。
【請求項14】
前記物理ダウンリンクチャネルがリソースにマッピングされ、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングされたことを確認するステップは、
前記第3シンボル数が前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最小値であれば、DCI領域の実のシンボル数が前記第3シンボル数より大きいサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルがリソースにマッピングされ、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載されている、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにマッピングされた、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からの先頭のA個のシンボル上の情報が、放棄されてマッピングされないか、または、0とするか、または、前記A個のシンボル上で伝送するDCIによりオーバーライトされ、前記A個シンボル数は、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームのDCI領域の実のシンボル数と前記第3シンボル数の差であることを確認し、
または、
前記第3シンボル数が前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最大値であれば、DCI領域の実のシンボル数が前記第3シンボル数より小さいサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルがリソースにマッピングされ、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングされ、かつ、前記物理ダウンリンクチャネルがリソースにマッピングされる場合に、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される情報中の一部情報が、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置の前のB個シンボルに重複マッピングされたことを確認し、前記B個シンボル数は、前記第3シンボル数と決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームのDCI領域の実のシンボル数の差であることを特徴とする請求項13に記載のダウンリンクデータの重複受信方法。
【請求項15】
前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記方法は、
同一の前記サブフレームグループに属する前記MBSFNサブフレーム及び前記非MBSFNサブフレームに対し、同様な受信方式で受信するステップをさらに備え、
前記伝送方式は、復調用のリファレンス信号、伝送ポート・ポート数及びプリエンコーディング方式のうちのいずれかの1つまたはこれらの任意の組み合わせを含み、
または、
前記サブフレーム集合にMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記方法は、
前記サブフレーム集合中の前記MBSFNサブフレーム及び前記非MBSFNサブフレームに対し、同様な受信方式で受信するステップをさらに備え、
前記伝送方式は、復調用のリファレンス信号、伝送ポート・ポート数及びプリエンコーディング方式のうちのいずれかの1つまたはこれらの任意の組み合わせを含むことを特徴とする請求項10に記載のダウンリンクデータの重複受信方法。
【請求項16】
同様な受信方式で受信するステップは、
前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループ中の特定サブフレームに対応する受信方式で受信するか、
または、
予め設定した受信方式で受信することを特徴とする請求項15に記載のダウンリンクデータの重複受信方法。
【請求項17】
前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループ中の特定サブフレームに対応する受信方式で受信するステップは、
前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループ中の第1サブフレームに対応する受信方式で受信するか、
前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループにおけるMBSFNサブフレームに対応する受信方式で受信することを特徴とする請求項16に記載のダウンリンクデータの重複受信方法。
【請求項18】
前記サブフレーム集合中の、チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)リソースが設定されたサブフレームにおいて、
前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合に前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、非0電力NZP CSI−RSリソースにマッピングした情報が、放棄されてマッピングされないか、または、0とするか、または、前記リソース上で伝送するCSI−RSによりオーバーライトされ、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、0電力ZP CSI−RSリソースにマッピングした情報が、放棄されてマッピングされないか、または0としたことを確認するステップをさらに備え、
前記物理ダウンリンクチャネルを受信するステップは、
前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合に放棄してマッピングしないか、または0とするか、または他の信号によりオーバーレイトされたリソース上の情報を、受信する際に0または特定値とすることを特徴とする請求項10ないし請求項17のいずれかに記載のダウンリンクデータの重複受信方法。
【請求項19】
前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにおける各々サブフレームにおいて受信した情報を統合する場合、0または特定値とするリソース位置上の情報を統合しないことを決定し、
または、前記サブフレーム集合における各々サブフレームにおいて受信した情報を統合する場合、0または特定値とするリソース位置上の情報を統合しないことを決定することを特徴とする請求項18に記載のダウンリンクデータの重複受信方法。
【請求項20】
物理ダウンリンクチャネルの重複伝送のためのサブフレーム集合を決定する決定モジュールと、
決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングするリソースマッピングモジュールであって、前記決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームにおいて、同様な開始シンボル位置からマッピングし始める前記マッピングモジュールと、
前記物理ダウンリンクチャネルを送信する送信モジュールとを備えることを特徴とする送信端装置。
【請求項21】
前記特定の開始シンボル位置は、上位層シグナリングにより予め設定するか、または、前記特定の開始シンボル位置は、ダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズにより得られたものである、前記DCI領域サイズは、制御フォーマット指示子(CFI)により得られたものであることを特徴とする請求項20に記載の送信端装置。
【請求項22】
前記リソースマッピングモジュールは、手法1と、手法2と、手法3と、手法4とのうちの1つを実行し、また、前記手法1は、A1とA2とのうちの1つを含み、手法2は、B1と、B2とのうちの1つを含み、前記手法3はC1と、C2とのうちの1つを含み、前記手法4はD1と、D2とのうちの1つを含み、
手法1
A1:前記サブフレーム集合が複数のサブフレームグループを含み、前記サブフレームグループを単位として実行し、前記サブフレームグループがマルチサブフレームチャネル推定に参与する所定数のサブフレームにより形成され、かつ、前記サブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域に占有された第1シンボル数及び非MBSFNサブフレームのDCI領域に占有された第2シンボル数に基づき、前記サブフレームグループにおける各々サブフレームのDCI領域に占有された第3シンボル数を決定し、前記第3シンボル数に基づいて前記サブフレームグループにおける各々サブフレームの特定の開始シンボル位置を決定し、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、サブフレームグループ内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし、
A2:前記サブフレーム集合を単位として実行し、前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域に占有された第1シンボル数及び非MBSFNサブフレームのDCI領域に占有された第2シンボル数に基づき、前記サブフレーム集合における各々サブフレームのDCI領域に占有された第3シンボル数を決定し、前記第3シンボル数に基づいて前記サブフレーム集合における各々サブフレームの特定の開始シンボル位置を決定し、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし、
手法2
B1:前記リソースマッピングモジュールは、
前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、サブフレームグループ内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号(DMRS)に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングし、また、
前記サブフレームグループ中の非MBSFNサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、共通リファレンス信号(CRS)リソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または0にするか、または、前記リソース上で伝送するCRSよりオーバーライトし、
B2:前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号(DMRS)に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングし、また、
前記サブフレーム集合中の非MBSFNサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、共通リファレンス信号(CRS)リソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または0にするか、または、前記リソース上で伝送するCRSよりオーバーライトし、
手法3
C1:前記リソースマッピングモジュールは、
前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループに非マルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみが含まれば、前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、非MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、共通リファレンス信号(CRS)の以外か、または、共通リファレンス信号(CRS)及び復調リファレンス信号(DMRS)に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングし、
C2:前記サブフレーム集合に非MBSFNサブフレームのみが含まれば、前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、非MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、共通リファレンス信号(CRS)の以外か、または、共通リファレンス信号(CRS)及び復調リファレンス信号(DMRS)に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングし、
手法4
D1:前記リソースマッピングモジュールは、
前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみ含まれば、前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号(DMRS)に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングし、
D2:前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみが含まれば、前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号(DMRS)に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングすることを特徴とする請求項20に記載の送信端装置。
【請求項23】
A1及びA2において、前記リソースマッピングモジュールは、
前記第3シンボル数を、前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最小値または最大値として決定することを特徴とする請求項22に記載の送信端装置。
【請求項24】
前記リソースマッピングモジュールは、
前記第3シンボル数が前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最小値であれば、DCI領域の実のシンボル数が前記第3シンボル数より大きいサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載されている、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにマッピングされた、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からの先頭のA個のシンボル上の情報を、放棄してマッピングしないか、または、0とするか、または、前記A個のシンボル上で伝送するDCIによりオーバーライトし、前記A個シンボル数は、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームのDCI領域の実のシンボル数と前記第3シンボル数の差であり、 または、
前記第3シンボル数が前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最大値であれば、DCI領域の実のシンボル数が前記第3シンボル数より小さいサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される情報中の一部情報を、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置前のB個シンボルに重複マッピングし、前記B個シンボル数は、前記第3シンボル数と決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームのDCI領域の実のシンボル数の差であることを特徴とする請求項23に記載の送信端装置。
【請求項25】
前記送信モジュールは、
前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、同一の前記サブフレームグループに属する前記MBSFNサブフレーム及び前記非MBSFNサブフレームに対し、同様な伝送方式で伝送し、
前記伝送方式は、復調用のリファレンス信号、伝送ポート・ポート数及びプリエンコーディング方式のうちのいずれかの1つまたはこれらの任意の組み合わせを含み、
または、
前記サブフレーム集合にMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記サブフレーム集合中の前記MBSFNサブフレーム及び前記非MBSFNサブフレームに対し、同様な伝送方式で伝送し、
前記伝送方式は、復調用のリファレンス信号、伝送ポート・ポート数及びプリエンコーディング方式のうちのいずれかの1つまたはこれらの任意の組み合わせを含むことを特徴とする請求項20に記載の送信端装置。
【請求項26】
前記送信モジュールは、
前記サブフレーム集合または前記サブフレームグループ中の特定サブフレームに対応する伝送方式で伝送し、
または、
予め設定した伝送方式で伝送することを特徴とする請求項2に記載の送信端装置。
【請求項27】
前記送信モジュールは、
前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループ中の第1サブフレームに対応する伝送方式で伝送し、
または、
前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループにおけるMBSFNサブフレームに対応する伝送方式で伝送することを特徴とする請求項26に記載の送信端装置。
【請求項28】
前記リソースマッピングモジュールは、
前記サブフレーム集合中の、チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)リソースが設定されたサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、非0電力NZP CSI−RSリソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または、0とするか、または、前記リソース上で伝送するCSI−RSによりオーバーライトし、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、0電力ZP CSI−RSリソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または0とすることを特徴とする請求項20ないし請求項27のいずれかに記載の送信端装置。
【請求項29】
物理ダウンリンクチャネルの重複伝送のためのサブフレーム集合を決定する第1決定モジュールと、
決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルがリソースにマッピングされ、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングされ、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされると決定する第2決定モジュールであって、前記決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームにおいて、同様な開始シンボル位置からマッピングされたことを確認る前記第2決定モジュールと、
前記物理ダウンリンクチャネルを受信する受信モジュールとを備えることを特徴とする受信端装置。
【請求項30】
前記特定の開始シンボル位置は、上位層シグナリングにより予め設定するか、または、前記特定の開始シンボル位置は、ダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズにより得られたものである、前記DCI領域サイズは、制御フォーマット指示子(CFI)により得られたものであることを特徴とする請求項29に記載の受信端装置。
【請求項31】
前記第2決定モジュールは、手法1と、手法2と、手法3と、手法4とのうちの1つを実行し、また、前記手法1は、A1とA2とのうちの1つを含み、手法2は、B1と、B2とのうちの1つを含み、前記手法3はC1と、C2とのうちの1つを含み、前記手法4はD1と、D2とのうちの1つを含み、
手法1
A1:
前記サブフレーム集合は、複数のサブフレームグループを含み、前記サブフレームグループを単位として実行し、前記サブフレームグループは、マルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成され、かつ、前記サブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域に占有された第1シンボル数及び非MBSFNサブフレームのDCI領域に占有された第2シンボル数に基づき、前記サブフレームグループにおける各々サブフレームのDCI領域に占有された第3シンボル数が決定され、前記第3シンボル数に基づいて前記サブフレームグループにおける各々サブフレームの特定の開始シンボル位置が決定され、前記物理ダウンリンクチャネルがリソースにマッピングされ、サブフレームグループ内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングされたことを確認し、
A2:前記サブフレーム集合を単位として実行し、前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域に占有された第1シンボル数及び非MBSFNサブフレームのDCI領域に占有された第2シンボル数に基づき、前記サブフレーム集合における各々サブフレームのDCI領域に占有された第3シンボル数が決定され、前記第3シンボル数に基づいて前記サブフレーム集合における各々サブフレームの特定の開始シンボル位置が決定され、前記物理ダウンリンクチャネルがリソースにマッピングされ、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングされたことを確認し、
手法2
B1:前記第2決定モジュールは、
前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルがリソースにマッピングされ、サブフレームグループ内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングされ始め、復調リファレンス信号(DMRS)に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされたことを確認し、また、
前記サブフレームグループ中の非MBSFNサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合に前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、共通リファレンス信号(CRS)リソースにマッピングした情報が、放棄されてマッピングされないか、または0にするか、または、前記リソース上で伝送するCRSよりオーバーライトされたことを確認し、
B21:前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルがリソースにマッピングされ、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングされ始め、復調リファレンス信号(DMRS)に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされたことを確認し、また、
前記サブフレーム集合中の非MBSFNサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルがリソースにマッピングされる場合に前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、共通リファレンス信号(CRS)リソースにマッピングした情報が、放棄されてマッピングされないか、または0にするか、または、前記リソース上で伝送するCRSよりオーバーライトされたことを確認し、
手法3
前記第2決定モジュールは、
C1:前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループに非マルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみが含まれば、前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルがリソースにマッピングされ、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、非MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングされ始め、共通リファレンス信号(CRS)の以外か、または、共通リファレンス信号(CRS)及び復調リファレンス信号(DMRS)に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされたことを確認し、
C2:前記サブフレーム集合に非マルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみが含まれば、前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルがリソースにマッピングされ、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、非MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングされ始め、共通リファレンス信号(CRS)の以外か、または、共通リファレンス信号(CRS)及び復調リファレンス信号(DMRS)に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされたことを確認し、
手法4前記第2決定モジュールは、
D1:前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみ含まれば、前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルがリソースにマッピングされ、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングされ始め、復調リファレンス信号(DMRS)に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされたことを確認し、
D2:前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみが含まれば、前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルがリソースにマッピングされ、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングされ始め、復調リファレンス信号(DMRS)に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされたことを確認することを特徴とする請求項29に記載の受信端装置。
【請求項32】
A1及びA2において、前記第2決定モジュールは、
前記第3シンボル数が、前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最小値または最大値であることを確認することを特徴とする請求項31に記載の受信端装置。
【請求項33】
前記第2決定モジュールは、
前記第3シンボル数が前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最小値であれば、DCI領域の実のシンボル数が前記第3シンボル数より大きいサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルがリソースにマッピングされ、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載されている、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにマッピングされた、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からの先頭のA個のシンボル上の情報が、放棄されてマッピングされないか、または、0とするか、または、前記A個のシンボル上で伝送するDCIによりオーバーライトされたことを確認し、前記A個シンボル数は、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームのDCI領域の実のシンボル数と前記第3シンボル数の差であり、または、
前記第3シンボル数が前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最大値であれば、DCI領域の実のシンボル数が前記第3シンボル数より小さいサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルがリソースにマッピングされ、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングされ、かつ、前記物理ダウンリンクチャネルがリソースにマッピングされる場合に、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される情報中の一部情報が、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置の前のB個シンボルに重複マッピングされたことを確認し、前記B個シンボル数は、前記第3シンボル数と決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームのDCI領域の実のシンボル数の差であることを特徴とする請求項30に記載の受信端装置。
【請求項34】
前記受信モジュールは、
前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、同一の前記サブフレームグループに属する前記MBSFNサブフレーム及び前記非MBSFNサブフレームにおいて、同様な受信方式で受信し、前記受信方式は、復調用のリファレンス信号、伝送ポート・ポート数及びプリエンコーディング方式のうちのいずれかの1つまたはこれらの任意の組み合わせを含み、
または
前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記サブフレーム集合中の前記MBSFNサブフレーム及び前記非MBSFNサブフレームにおいて、同様な受信方式で受信し、前記受信方式は、復調用のリファレンス信号、伝送ポート・ポート数及びプリエンコーディング方式のうちのいずれかの1つまたはこれらの任意の組み合わせを含むことを特徴とする請求項29に記載の受信端装置。
【請求項35】
前記受信モジュールは、
前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループ中の特定サブフレームに対応する受信方式で受信し、
または、
予め設定した受信方式で受信することを特徴とする請求項3に記載の受信端装置。
【請求項36】
前記受信モジュールは、
前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループ中の第1サブフレームに対応する受信方式で受信し、
または、
前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループにおけるMBSFNサブフレームに対応する受信方式で受信することを特徴とする請求項35に記載の受信端装置。
【請求項37】
前記第2決定モジュールは、
前記サブフレーム集合中の、チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)リソースが設定されたサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合に前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、非0電力NZP CSI−RSリソースにマッピングした情報が、放棄されてマッピングされないか、または、0とするか、または、前記リソース上で伝送するCSI−RSによりオーバーライトされ、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、0電力ZP CSI−RSリソースにマッピングした情報が、放棄されてマッピングされないか、または0とすることを確認し、
及び/または、
前記受信モジュールは、前記リソースのマッピング方式で前記物理ダウンリンクチャネルを受信する場合、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合に放棄してマッピングしないか、または0とするか、または他の信号によりオーバーレイトされたリソース上の情報を、受信する際に0または特定値とすることを特徴とする請求項29ないし請求項36のいずれかに記載の受信端装置。
【請求項38】
前記受信モジュールは、
前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにおける各々サブフレームにおいて受信した情報を統合する場合、0または特定値とするリソース位置上の情報を統合しないことを決定し、
または、
前記サブフレーム集合における各々サブフレームにおいて受信した情報を統合する場合、0または特定値とするリソース位置上の情報を統合しないことを決定することを特徴とする請求項37に記載の受信端装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は通信技術分野に関し、特にダウンリンクデータの重複伝送方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0002】
1)MTC
モノのインターネット(internet of things)の出現とともない、LTE(Long Term Evolution)システムにおいてMTC(Machine Type Communication)をサポートすることはますます重要視されていく。
【0003】
3GPP Release 13には、MTCの物理層強化に対するプロジェクトを立案した。一台のMTC装置(またはMTC端末とも称される)は、多様なM2M(Machine to Machine)通信特性のうちの一部の特性、例えば、低モビリティ、小伝送データ量、通信遅延への鈍感、極低消費電力などを有する。ここで、MTC UEのコストを低減するため、新たしいUEタイプを定義しようとし、当該タイプの場合、そのアップリンクとダウンリンクにおいて、1.4メガヘルツ(MHz)無線周波数帯域幅のみをサポートする。
【0004】
従来ネットワークにおけるあるシナリオでの端末、例えば地下室、百貨店または建物の隅に位置する端末は、無線信号のひどい遮断により、信号が減衰されてしまい、ネットワークと通信できなくなる。このようなシナリオでネットワークのカバレッジはネットワークのネット立てコストを大幅に向上する。テストにより、従来のカバレッジを強化してネットワーク通信を実現する必要があると認識している。カバレッジ強化のための実施可能の方法としては、従来のチャネルに対して重複伝送または類に技術を利用し、理論上で従来の物理チャネルに対して、数十回ないし指数百回の重複伝送行うことにより、ある程度のカバレッジ範囲が増大できる方法である。
【0005】
2)CSI−RS
LTEシステムにおいて、チャネル状態情報リファレンス信号(Channel State information Reference Signals, CSI−RS)は、1,2,4,または8個のアンテナポートにおいて送信され、れぞれアンテナポート
【数1】
に対応する。CSI−RSは、サブキャリア間隔
【数2】
の場合のみ定義される。
【0006】
1つの特定のセルに複数のCSI−RSが設定されることができる。具体的には、端末は、0または1つの非0電力CSI−RS、0または複数の0電力(Zero Power,ZP)CSI−RSを有すると仮定する。上位層シグナリングにより設定されたZP CSI−RSの16ビットのうちのあるビットが1であれば、端末が対応の4個のポートCSI−RS位置が0電力であると仮定するが、ただし、これらのリソース・エレメントが上位層シグナリングにより設定された非0電力(Non−Zero Power, NZP)のCSI−RSと重なり合う場合を除く。ここで、ビット順位は4個ポートのCSI−RSの設定番号と1対1対応しており、第1のビットは、CSI−RSの最小インデックス番号と対応する。
【0007】
CSI−RSは、単にダウンリンク・スロットにおいて発生され、ノーマルCP(Cyclic Prefix,CP)は表1に示す全部の条件を満たし、拡張CPは表2に示す全部の条件を満たし、CSI−RSのサブフレーム設定周期
【数3】
及びサブフレームオフセット
【数4】
により決定されたダウンリンク・サブフレームにおいて伝送され、表3に挙げられた例のとおりである。即ちちCSI−RSを含むサブフレームは、下記の数式を満たす。
【数5】
ここで、“mod”はモジュラー演算を示し、
【数6】
は無線フレーム番号を示し、
【数7】
はスロット番号を示す。NZP CSI−RS及びZP CSI−RSそれぞれは、表3における設定インデックスパラメータ
【数8】
に設定されることができる。
【0008】
端末は下記の場合CSI−RSの不発送を仮定する。タイプ2サブフレーム構成の特定サブフレームの場合、CSI−RSが同期信号、物理ブロードキャストチャネル(Physical Broadcast Channel,PBCH)及びシステム情ブロック1(System Information BlocK Type1,SIB−1)と衝突するサブフレームの場合、ページング(paging)情報が設定されるサブフレームの場合。
【0009】
【表1】
【0010】
【表2】
【0011】
【表3】
【0012】
3)MBSFNサブフレーム
LTEシステムにおいて、マルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワーク(Multimedia Broadcast multicast service Single FreQuency NetworK,MBSFN)サブフレームが定義されている。1つの無線フレームにおいて、サブフレーム0及びサブフレーム5の以外の他のサブフレームは、原則として、MBSFNサブフレームに設定されることができる。MBSFNサブフレームは、MBSFN領域及び非MBSFN領域との2つの領域を含む。MBSFN領域において、セル特定リファレンス信号(Cell−specific reference signals,CRS,共通リファレンス信号Common reference signalとも呼ばれる)がないが、非MBSFN領域においてCRSがある。物理マルチメディア放送チャネル(Physical Multicast Channel, PMCH)は、MBSFNサブフレームのMBSFN領域のみにおいて、拡張CPを用いて伝送されるが、ここで、MBSFNサブフレームにおける非MBSFN領域の長さ(サイズ)は、上位層シグナリングにより予めに設定される。MBSFNサブフレームにおける非MBSFN領域、即ちち、制御領域において、物理ダウンリンク制御チャネル(Physical DownlinK Control Channel, PDCCH)が伝送されることができ、サブフレーム0と一致するCPタイプで伝送され、物理アップリンク共有チャネル(Physical UplinK Shared Channel,PUSCH)または物理ダウンリンク共有チャネル(Physical DownlinK Shared Channel,PDSCH)の伝送もできる。MBSFNサブフレームにおける非MBSFN領域長さは0、1、2に設定されることができ、PMCHのみを伝送すうMBSFNサブフレームの場合0に設定され、PDSCH伝送をサポートするMBSFNサブフレームの場合、1または2に設定され、具体的な設定は、システムCRSのポート数により決定される。CRSが4個アンテナポートに対応する場合、MBSFNサブフレームにおける非MBSFN領域長さは2に設定され、即ち、PDCCH伝送のためのOFDMシンボル2個を留保することができる。非MBSFNサブフレームの場合、制御領域のサイズは1、2、3とすることができ、表4に示すとおりである。MBSFNサブフレームにおける非MBSFN領域にて伝送する制御フォーマット指示子(Control Format Indicator,CFI)情報により示されたダウンリンク制御情報(DownlinK Control Information,DCI)領域のサイズは、上位層シグナリングにより予め設定した非MBSFN領域のサイズと同様である。
【0013】
【表4】
【0014】
ここで、表における
【数9】
は、ダウンリンクシステム帯域幅含まれるRB数である。
【0015】
PDSCHは、下記のようなMBSFNサブフレーム以外のMBSFNサブフレームにて伝送されることができる。
【0016】
1)上位層によりPMCHを受信すべきMBSFNサブフレームを通知する。
2)ポジショニングリファレンス信号(positioning reference signals,PRS)の伝送のためのものとして設定され、かつ、PRSがMBSFNサブフレームのみにて伝送されるように設定され、サブフレーム0にノーマルCPが利用される。ここで、MBSFNサブフレームにおけるPDSCH伝送は、現在、DMRS伝送に基づく伝送モード9及びモード10のみをサポートし、表5に示すとおりである。
【0017】
【表5】
【0018】
重複回数をなるべく低減するため、多くの研究を行った結果より、インターサブフレームチャネル推定(ジョイントチャネル推定)は1つの有効手段であることがわかった。所謂インターサブフレームチャネル推定とは、複数のサブフレームにおけるリファレンス信号を用いて、ジョイントチャネル推定を行うことである。典型的な方式としては、複数のサブフレームチャネル推定の結果に対し、ウェイトを用いて平均値を計算する。これに応じて、複数のサブフレームのデータ部分も統合する必要がある(シンボルレベルまたはビットレベル)。当該統合の前提としては、統合するための複数のサブフレームにおける送信信号の長さが同様であることである。
【0019】
しかしながら、従来技術のCSI−RSは、設定された周期に従って、特定リソースエレメント(RE,Resource Element)において伝送され、異なるダウンリンク・サブフレームに含まれるCSI−RSもそれぞれとなるため、データ伝送のための物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングするときの利用可能のRE数がことなり、また、MBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームがリファレンス信号、制御領域サイズなどの方面における差異の原因で、データ伝送のための物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングするときの利用可能のRE数が異なりになる。上述の状況は、データチャネルエンコーディング及びレートマッチングのターゲットエンコーディングビット数の異なりと繋がり、即ち、データがマルチサブフレームにおいて重複伝送される場合、サブフレーム間の統合が無理である。
【0020】
よって、マルチサブフレームチャネル推定を採用する場合のデータ統合をサポートするために、ダウンリンクデータの重複伝送方法を提供する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0021】
本発明に係る実施例は、ダウンリンクデータの重複伝送方法及び装置を提供し、伝送データを異なるサブフレームにおいてリソースにマッピングする場合の利用可能のRE数が別々であるため、データがマルチサブフレームにおいて重複伝送される場合のサブフレーム間の統合ができない問題点を解決する。
【課題を解決するための手段】
【0022】
本発明に係る実施例が提供する具体的な技術案は以下とおりである。
第1態様によれば、ダウンリンクデータの重複伝送方法が提供され、当該方法は、
物理ダウンリンクチャネルの重複伝送のためのサブフレーム集合を決定するステップと、
決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングするステップと、
前記リソースのマッピング方式で前記物理ダウンリンクチャネルを送信するステップとを備える。
【0023】
実施の際、前記特定の開始シンボル位置は上位層シグナリングにより予め設定するか、または、前記特定の開始シンボル位置は、ダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズにより得られたものであり、前記DCI領域サイズは、制御フォーマット指示子(CFI)により得られたものである。
【0024】
実施の際、前記サブフレーム集合は、複数のサブフレームグループを含み、前記サブフレームグループを単位として実行し、前記サブフレームグループは、マルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成され、かつ、前記サブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングするとき、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始めるステップは、
MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域に占有された第1シンボル数及び非MBSFNサブフレームのDCI領域に占有された第2シンボル数に基づき、前記サブフレームグループにおける各々サブフレームのDCI領域に占有された第3シンボル数を決定し、前記第3シンボル数に基づいて前記サブフレームグループにおける各々サブフレームの特定の開始シンボル位置を決定し、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、サブフレームグループ内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし、
または、前記サブフレーム集合を単位として実行し、前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングするとき、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始めるステップは、
MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域に占有された第1シンボル数及び非MBSFNサブフレームのDCI領域に占有された第2シンボル数に基づき、前記サブフレーム集合における各々サブフレームのDCI領域に占有された第3シンボル数を決定し、前記第3シンボル数に基づいて前記サブフレーム集合における各々サブフレームの特定の開始シンボル位置を決定し、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングする。
【0025】
具体的に、前記第3シンボル数を、前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最小値または最大値として決定する。
【0026】
具体的に、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングするステップは、
前記第3シンボル数が前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最小値であれば、DCI領域の実のシンボル数が前記第3シンボル数より大きいサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載されている、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにマッピングされた、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からの先頭のA個のシンボル上の情報を、放棄してマッピングしないか、または、0とするか、または、前記A個のシンボル上で伝送するDCIによりオーバーライトし、前記A個シンボル数は、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームのDCI領域の実のシンボル数と前記第3シンボル数の差であり、 または、
前記第3シンボル数が前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最大値であれば、DCI領域の実のシンボル数が前記第3シンボル数より小さいサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される情報中の一部情報を、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置の前のB個シンボルに重複マッピングし、前記B個シンボル数は、前記第3シンボル数と決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームのDCI領域の実のシンボル数の差である。
【0027】
実施の際、前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングするとき、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングするステップは、
前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、サブフレームグループ内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングし、また、
前記サブフレームグループ中の非MBSFNサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、共通リファレンス信号(CRS)リソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または0にするか、または、前記リソース上で伝送するCRSよりオーバーライトし、
または、前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングするとき、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングするステップは、
場合、前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングし、また、
前記サブフレーム集合中の非MBSFNサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、共通リファレンス信号(CRS)リソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または0にするか、または、前記リソース上で伝送するCRSよりオーバーライトする。
【0028】
実施の際、前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記方法は、
同一の前記サブフレームグループに属する前記MBSFNサブフレーム及び前記非MBSFNサブフレームに対し、同様な伝送方式で伝送し、前記伝送方式は、復調用のリファレンス信号、伝送ポート・ポート数及びプリエンコーディング方式のうちのいずれの1つまたはこれらの任意の組み合わせを含み、
または、前記サブフレーム集合にMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記方法は、
前記サブフレーム集合中の前記MBSFNサブフレーム及び前記非MBSFNサブフレームに対し、同様な伝送方式で伝送し、前記伝送方式は、復調用のリファレンス信号、伝送ポート・ポート数及びプリエンコーディング方式のうちのいずれの1つまたはこれらの任意の組み合わせを含む。
【0029】
具体的に、同様な伝送方式で伝送することは、
前記サブフレーム集合または前記サブフレームグループ中の特定サブフレームに対応する伝送方式で伝送し、
または、
予め設定した伝送方式で伝送する。
【0030】
具体的に、前記サブフレーム集合または前記サブフレームグループ中の特定サブフレームに対応する伝送方式で伝送することは、
前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループ中の第1サブフレームに対応する伝送方式で伝送し、
または、
前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループにおけるMBSFNサブフレームに対応する伝送方式で伝送する。
【0031】
実施の際、前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループに非マルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみが含まれば、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングすることは、
前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、非MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、共通リファレンス信号(CRS)の以外か、または、共通リファレンス信号(CRS)及び復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングし、
または、前記サブフレーム集合に非MBSFNサブフレームのみが含まれば、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングすることは、
前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、非MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、共通リファレンス信号(CRS)の以外か、または、共通リファレンス信号(CRS)及び復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0032】
実施の際、前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみ含まれば、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングすることは、
前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングし、
または、前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみが含まれば、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングすることは、
前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0033】
実施の際、前記サブフレーム集合中の、チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)リソースが設定されたサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、
前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、非0電力NZP CSI−RSリソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または、0とするか、または、前記リソース上で伝送するCSI−RSによりオーバーライトし、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、0電力ZP CSI−RSリソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または0とする。
【0034】
第2態様によれば、本発明はダウンリンクデータの重複受信方法と提供し、前記方法は、
物理ダウンリンクチャネルの重複伝送のためのサブフレーム集合を決定するステップと、
決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルリソースにマッピングされ決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングされ始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされたことを確認するステップと、
前記リソースのマッピング方式で前記物理ダウンリンクチャネルを受信するステップとを備える。
【0035】
実施の際、前記特定の開始シンボル位置は上位層シグナリングにより予め設定するか、または、前記特定の開始シンボル位置は、ダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズにより得られたものである、前記DCI領域サイズは、制御フォーマット指示子(CFI)により得られたものである。
【0036】
実施の際、前記サブフレーム集合は、複数のサブフレームグループを含み、前記サブフレームグループを単位として実行し、前記サブフレームグループは、マルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成され、かつ、前記サブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記物理ダウンリンクチャネルリソースにマッピングされ決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングされ始めることを確認することは、
MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域に占有された第1シンボル数及び非MBSFNサブフレームのDCI領域に占有された第2シンボル数に基づき、前記サブフレームグループにおける各々サブフレームのDCI領域に占有された第3シンボル数決定され、前記第3シンボル数に基づいて前記サブフレームグループにおける各々サブフレームの特定の開始シンボル位置決定され、前記物理ダウンリンクチャネルリソースにマッピングされサブフレームグループ内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングされることを確認し、
または、前記サブフレーム集合を単位として実行し、前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、物理ダウンリンクチャネルリソースにマッピングされ決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングされ始めることを確認することは、
MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域に占有された第1シンボル数及び非MBSFNサブフレームのDCI領域に占有された第2シンボル数に基づき、前記サブフレーム集合における各々サブフレームのDCI領域に占有された第3シンボル数決定され、前記第3シンボル数に基づいて前記サブフレーム集合における各々サブフレームの特定の開始シンボル位置決定され、前記物理ダウンリンクチャネルリソースにマッピングされ決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングされたことを確認する
【0037】
具体的に、前記第3シンボル数、前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最小値または最大値であるされことを確認する
【0038】
具体的に、前記物理ダウンリンクチャネルリソースにマッピングされ決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングされことを確認することは、
前記第3シンボル数が前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最小値であれば、DCI領域の実のシンボル数が前記第3シンボル数より大きいサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルリソースにマッピングされたことを確認する場合、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載されている、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにマッピングされた、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からの先頭のA個のシンボル上の情報、放棄されてマッピングされないか、または、0とするか、または、前記A個のシンボル上で伝送するDCIによりオーバーライトされ、前記A個シンボル数は、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームのDCI領域の実のシンボル数と前記第3シンボル数の差であることを確認し、または、
前記第3シンボル数が前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最大値であれば、DCI領域の実のシンボル数が前記第3シンボル数より小さいサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルリソースにマッピングされ決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングされ、かつ、前記物理ダウンリンクチャネルリソースにマッピングされる場合に、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される情報中の一部情報決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置の前のB個シンボルに重複マッピングされたことを確認し、前記B個シンボル数は、前記第3シンボル数と決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームのDCI領域の実のシンボル数の差である。
【0039】
実施の際、前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記物理ダウンリンクチャネルリソースにマッピングされ決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングされ始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされたことを確認することは、
前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングされサブフレームグループ内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングされ始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされたことを確認し、また、
前記サブフレームグループ中の非MBSFNサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルリソースにマッピングされる場合に前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、共通リファレンス信号(CRS)リソースにマッピングした情報、放棄されてマッピングされないか、または0にするか、または、前記リソース上で伝送するCRSよりオーバーライトされたことを確認し
または、前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記物理ダウンリンクチャネルリソースにマッピングされ決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングされ始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされたことを確認することは、
前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルリソースにマッピングされ決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングされ始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされたことを確認し、また、
前記サブフレーム集合中の非MBSFNサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルリソースにマッピングされる場合に前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、共通リファレンス信号(CRS)リソースにマッピングした情報が、放棄してマッピングされないか、または0にするか、または、前記リソース上で伝送するCRSよりオーバーライトされたことを確認する。
【0040】
実施の際、前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記方法は、
同一の前記サブフレームグループに属する前記MBSFNサブフレーム及び前記非MBSFNサブフレームにおいて、同様な受信方式で受信し、前記受信方式は、復調用のリファレンス信号、伝送ポート・ポート数及びプリエンコーディング方式のうちのいずれの1つまたはこれらの任意の組み合わせを含み、
または、前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記方法は、
前記サブフレーム集合中の前記MBSFNサブフレーム及び前記非MBSFNサブフレームにおいて、同様な受信方式で受信し、前記受信方式は、復調用のリファレンス信号、伝送ポート・ポート数及びプリエンコーディング方式のうちのいずれの1つまたはこれらの任意の組み合わせを含む。
【0041】
具体的に、同様な受信方式で受信することは、
前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループ中の特定サブフレームに対応する受信方式で受信するか、
または、
予め設定した受信方式で受信する。
【0042】
具体的に、前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループ中の特定サブフレームに対応する受信方式で受信することは、
前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループ中の第1サブフレームに対応する受信方式で受信するか、
または、
前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループにおけるMBSFNサブフレームに対応する受信方式で受信する。
【0043】
実施の際、前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループに非マルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみが含まれば、前記物理ダウンリンクチャネルリソースにマッピングされ決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングされ始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされたことを確認することは、
前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルリソースにマッピングされ決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、非MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングされ始め、共通リファレンス信号(CRS)の以外か、または、共通リファレンス信号(CRS)及び復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされたことを確認し
または、前記サブフレーム集合に非マルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみが含まれば、前記物理ダウンリンクチャネルリソースにマッピングされ決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングされ始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされたことを確認することは、
前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルリソースにマッピングされ決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、非MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングされ始め、共通リファレンス信号(CRS)の以外か、または、共通リファレンス信号(CRS)及び特定復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされたことを確認する
【0044】
実施の際、前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみ含まれば、前記物理ダウンリンクチャネルリソースにマッピングされ決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングされ始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされたことを確認することは、
前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルリソースにマッピングされ決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングされ始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされたことを確認し
または、前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみが含まれば、前記物理ダウンリンクチャネルリソースにマッピングされ決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングされ始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされたことを確認することは、
前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルリソースにマッピングされ決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングされ始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされたことを確認する
【0045】
実施の際、前記サブフレーム集合中の、チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)リソースが設定されたサブフレームにおいて、
前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合に前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、非0電力NZP CSI−RSリソースにマッピングした情報、放棄されてマッピングされないか、または、0とするか、または、前記リソース上で伝送するCSI−RSによりオーバーライトし、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、0電力ZP CSI−RSリソースにマッピングした情報、放棄されてマッピングされないか、または0とすることを確認する。
【0046】
実施の際、前記リソースのマッピング方式で前記物理ダウンリンクチャネルを受信する場合、
前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合に放棄してマッピングしないか、または0とするか、または他の信号によりオーバーレイされたリソース上の情報を、受信する際に0または特定値とする。
【0047】
具体的に、前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにおける各々サブフレームにおいて受信した情報を統合する場合、0または特定値とするリソース位置上の情報を統合しないことを決定し、
または、前記サブフレーム集合における各々サブフレームにおいて受信した情報を統合する場合、0または特定値とするリソース位置上の情報を統合しないことを決定する。
【0048】
第3態様によれば、本発明は送信端装置を提供し、当該装置は、
物理ダウンリンクチャネルの重複伝送のためのサブフレーム集合を決定する決定モジュールと、
決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチ
ャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングするリソースマッピングモジュールと、
前記リソースのマッピング方式で前記物理ダウンリンクチャネルを送信する送信モジュールとを備える。
【0049】
実施の際、前記特定の開始シンボル位置は上位層シグナリングにより予め設定するか、または、前記特定の開始シンボル位置は、ダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズにより得られたものである、前記DCI領域サイズは、制御フォーマット指示子(CFI)により得られたものである。
【0050】
実施の際、前記リソースマッピングモジュールは、
前記サブフレーム集合が複数のサブフレームグループを含み、前記サブフレームグループを単位として実行し、前記サブフレームグループがマルチサブフレームチャネル推定に参与する所定数のサブフレームにより形成され、かつ、前記サブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域に占有された第1シンボル数及び非MBSFNサブフレームのDCI領域に占有された第2シンボル数に基づき、前記サブフレームグループにおける各々サブフレームのDCI領域に占有された第3シンボル数を決定し、前記第3シンボル数に基づいて前記サブフレームグループにおける各々サブフレームの特定の開始シンボル位置を決定し、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、サブフレームグループ内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし、
または、前記サブフレーム集合を単位として実行し、前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域に占有された第1シンボル数及び非MBSFNサブフレームのDCI領域に占有された第2シンボル数に基づき、前記サブフレーム集合における各々サブフレームのDCI領域に占有された第3シンボル数を決定し、前記第3シンボル数に基づいて前記サブフレーム集合における各々サブフレームの特定の開始シンボル位置を決定し、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングする。
【0051】
具体的に、前記リソースマッピングモジュールは、前記第3シンボル数を、前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最小値または最大値として決定する。
【0052】
具体的に、前記リソースマッピングモジュールは、
前記第3シンボル数が前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最小値であれば、DCI領域の実のシンボル数が前記第3シンボル数より大きいサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載されている、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにマッピングされた、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からの先頭のA個のシンボル上の情報を、放棄してマッピングしないか、または、0とするか、または、前記A個のシンボル上で伝送するDCIによりオーバーライトし、前記A個シンボル数は、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームのDCI領域の実のシンボル数と前記第3シンボル数の差であり、または、
前記第3シンボル数が前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最大値であれば、DCI領域の実のシンボル数が前記第3シンボル数より小さいサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置から
マッピングし、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される情報中の一部情報を、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置の前のB個シンボルに重複マッピングし、前記B個シンボル数は、前記第3シンボル数と決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームのDCI領域の実のシンボル数の差である。
【0053】
実施の際、前記リソースマッピングモジュールは、
前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、サブフレームグループ内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号(DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングし、また、
前記サブフレームグループ中の非MBSFNサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、共通リファレンス信号(CRS)リソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または0にするか、または、前記リソース上で伝送するCRSよりオーバーライトし、
または、前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングし、また、
前記サブフレーム集合中の非MBSFNサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、共通リファレンス信号(CRS)リソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または0にするか、または、前記リソース上で伝送するCRSよりオーバーライトする。
【0054】
実施の際、前記送信モジュールは、
前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、同一の前記サブフレームグループに属する前記MBSFNサブフレーム及び前記非MBSFNサブフレームに対し、同様な伝送方式で伝送し、前記伝送方式は、復調用のリファレンス信号、伝送ポート・ポート数及びプリエンコーディング方式のうちのいずれの1つまたはこれらの任意の組み合わせを含み、
または、前記サブフレーム集合にMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記サブフレーム集合中の前記MBSFNサブフレーム及び前記非MBSFNサブフレームに対し、同様な伝送方式で伝送し、前記伝送方式は、復調用のリファレンス信号、伝送ポート・ポート数及びプリエンコーディング方式のうちのいずれの1つまたはこれらの任意の組み合わせを含む。
【0055】
具体的に、前記送信モジュールは、
前記サブフレーム集合または前記サブフレームグループ中の特定サブフレームに対応する伝送方式で伝送し、
または、
予め設定した伝送方式で伝送する。
【0056】
具体的に、前記送信モジュールは、
前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループ中の第1サブフレームに対応する伝送方式で伝送し、
または、
前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループにおけるMBSFNサブフレームに対応する伝送方式で伝送する。
【0057】
実施の際、前記リソースマッピングモジュールは、
前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループに非マルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみが含まれば、前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、非MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、共通リファレンス信号(CRS)の以外か、または、共通リファレンス信号(CRS)及び復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングし、
または、前記サブフレーム集合に非MBSFNサブフレームのみが含まれば、前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、非MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、共通リファレンス信号(CRS)の以外か、または、共通リファレンス信号(CRS)及び復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0058】
実施の際、前記リソースマッピングモジュールは、
前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみ含まれば、前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングし、
または、前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみが含まれば、前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0059】
実施の際、前記リソースマッピングモジュールは、
前記サブフレーム集合中の、チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)リソースが設定されたサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、非0電力NZP CSI−RSリソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または、0とするか、または、前記リソース上で伝送するCSI−RSによりオーバーライトし、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、0電力ZP CSI−RSリソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または0とする。
【0060】
第4態様によれば、本発明は受信端装置を提供し、前記装置は、
物理ダウンリンクチャネルの重複伝送のためのサブフレーム集合を決定する第1決定モジュールと、
決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルリソースにマッピングされ決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングされ始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされたことを確認する第2決定モジュールと、
前記リソースのマッピング方式で前記物理ダウンリンクチャネルを受信する受信モジュールとを備える。
【0061】
実施の際、前記特定の開始シンボル位置は上位層シグナリングにより予め設定するか、または、前記特定の開始シンボル位置は、ダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズにより得られたものである、前記DCI領域サイズは、制御フォーマット指示子(CFI)により得られたものである。
【0062】
実施の際、前記第2決定モジュールは、送信端で行った以下のことを確認する:
前記サブフレーム集合が複数のサブフレームグループを含み、前記サブフレームグループを単位として実行し、前記サブフレームグループは、マルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成され、かつ、前記サブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域に占有された第1シンボル数及び非MBSFNサブフレームのDCI領域に占有された第2シンボル数に基づき、前記サブフレームグループにおける各々サブフレームのDCI領域に占有された第3シンボル数を決定し、前記第3シンボル数に基づいて前記サブフレームグループにおける各々サブフレームの特定の開始シンボル位置を決定し、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、サブフレームグループ内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし、
または、前記サブフレーム集合を単位として実行し、前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域に占有された第1シンボル数及び非MBSFNサブフレームのDCI領域に占有された第2シンボル数に基づき、前記サブフレーム集合における各々サブフレームのDCI領域に占有された第3シンボル数を決定し、前記第3シンボル数に基づいて前記サブフレーム集合における各々サブフレームの特定の開始シンボル位置を決定し、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングする。
【0063】
具体的に、前記第2決定モジュールは、前記第3シンボル数、前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最小値または最大値であることを確認する。
【0064】
具体的に、前記第2決定モジュールは、送信端で行った以下のことを確認する:
前記第3シンボル数が前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最小値であれば、DCI領域の実のシンボル数が前記第3シンボル数より大きいサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルリソースにマッピングされ、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載されている、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにマッピングされた、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からの先頭のA個のシンボル上の情報を、放棄してマッピングしないか、または、0とするか、または、前記A個のシンボル上で伝送するDCIによりオーバーライトし、前記A個シンボル数は、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームのDCI領域の実のシンボル数と前記第3シンボル数の差であり、または、
前記第3シンボル数が前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最大値であれば、DCI領域の実のシンボル数が前記第3シンボル数より小さいサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし、かつ、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合に、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される情報中の一部情報を、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置の前のB個シンボルに重複マッピングすることを決定し、前記B個シンボル数は、前記第3シンボル数と決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームのDCI領域の実のシンボル数の差である。
【0065】
実施の際、前記第2決定モジュールは、送信端で行った以下のことを確認する:
前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、サブフレームグループ内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングし、また、
前記サブフレームグループ中の非MBSFNサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合に前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、共通リファレンス信号(CRS)リソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または0にするか、または、前記リソース上で伝送するCRSよりオーバーライトすることを決定し、
または、前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングし、また、
前記サブフレーム集合中の非MBSFNサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合に前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、共通リファレンス信号(CRS)リソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または0にするか、または、前記リソース上で伝送するCRSよりオーバーライトすることを決定する。
【0066】
実施の際、前記受信モジュールは、
前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、同一の前記サブフレームグループに属する前記MBSFNサブフレーム及び前記非MBSFNサブフレームにおいて、同様な受信方式で受信し、前記受信方式は、復調用のリファレンス信号、伝送ポート・ポート数及びプリエンコーディング方式のうちのいずれの1つまたはこれらの任意の組み合わせを含み、
または、前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記サブフレーム集合中の前記MBSFNサブフレーム及び前記非MBSFNサブフレームにおいて、同様な受信方式で受信し、前記受信方式は、復調用のリファレンス信号、伝送ポート・ポート数及びプリエンコーディング方式のうちのいずれの1つまたはこれらの任意の組み合わせを含む。
【0067】
具体的に、前記受信モジュールは、
前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループ中の特定サブフレームに対応する受信方式で受信し、
または、
予め設定した受信方式で受信する。
【0068】
具体的に、前記受信モジュールは、
前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループ中の第1サブフレームに対応する受信方式で受信し、
または、
前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループにおけるMBSFNサブフレームに対応する伝送方式で受信する。
【0069】
実施の際、前記第2決定モジュールは、送信端で行った以下のことを確認する:
前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループに非マルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみが含まれば、前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、非MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、共通リファレンス信号(CRS)の以外か、または、共通リファレンス信号(CRS)及び復調リファレンス信号DMRS)に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングし、
または、前記サブフレーム集合に非マルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみが含まれば、前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、非MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、共通リファレンス信号(CRS)の以外か、または、共通リファレンス信号(CRS)及び復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0070】
実施の際、前記第2決定モジュールは、送信端で行った以下のことを確認する:
前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみ含まれば、前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングし、
または、前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみが含まれば、前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピン
グし始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0071】
実施の際、前記第2決定モジュールは、送信端で行った以下のことを確認する:
前記サブフレーム集合中の、チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)リソースが設定されたサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合に前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、非0電力NZP CSI−RSリソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または、0とするか、または、前記リソース上で伝送するCSI−RSによりオーバーライトし、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、0電力ZP CSI−RSリソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または0とする。
【0072】
実施の際、前記受信モジュールは、
前記リソースのマッピング方式で前記物理ダウンリンクチャネルを受信する場合、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合に放棄してマッピングしないか、または0とするか、または他の信号によりオーバーレイされたリソース上の情報を、受信する際に0または特定値とする。
【0073】
具体的に、前記受信モジュールは、
前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにおける各々サブフレームにおいて受信した情報を統合する場合、0または特定値とするリソース位置上の情報を統合しないことを決定し、
または、前記サブフレーム集合における各々サブフレームにおいて受信した情報を統合する場合、0または特定値とするリソース位置上の情報を統合しないことを決定する。
【発明の効果】
【0074】
上述の技術案によれば、本発明に係る実施例において、ダウンリンクデータの重複伝送の場合、物理ダウンリンクチャネルの重複伝送のためのサブフレーム集合を決定し,前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、物理チャネルに対してリソースをマッピングするとき、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングし,前記リソースのマッピング方式で物理ダウンリンクチャネルを送信し、こうして、異なるサブフレームにおいて伝送データをリソースにマッピングする場合の利用可能のRE数が同様であることを確保でき、データがマルチサブフレームにおいて重複伝送される場合、サブフレーム間の統合を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0075】
図1】本発明に係る実施例における送信端がダウンリンクデータを重複伝送する方法のフローチャートである。
図2】本発明に係る実施例における受信端がダウンリンクデータを重複受信する方法のフローチャートである。
図3】本発明に係る実施例においてCSI−RSがない非MBSFNサブフレームにおけるRE占有状況を示す図である。
図4】本発明に係る実施例においてCSI−RSがある非MBSFNサブフレームにおけるRE占有状況を示す図である。
図5】本発明に係る実施例においてCSI−RSがないMBSFNサブフレームにおけるRE占有状況を示す図である。
図6】本発明に係る実施例においてCSI−RSがあるMBSFNサブフレームにおけるRE占有状況を示す図である。
図7】本発明に係る実施例におけるPDSCHリソースの割り当てを示す図である。
図8】本発明に係る実施例においてCSI−RSがない非MBSFNサブフレームにおけるデータRE状況1を示す図である。
図9】本発明に係る実施例においてCSI−RSがないMBSFNサブフレーム中のデータRE状況1を示す図である。
図10】本発明に係る実施例においてCSI−RSがない非MBSFNサブフレームにおけるデータRE状況2を示す図である。
図11】本発明に係る実施例においてCSI−RSがある非MBSFNサブフレームにおけるデータRE状況1を示す図である。
図12】本発明に係る実施例においてCSI−RSがあるMBSFNサブフレームにおけるデータRE状況1を示す図である。
図13】本発明に係る実施例においてCSI−RSがあるMBSFNサブフレームにおけるデータRE状況2を示す図である。
図14】本発明に係る実施例においてCSI−RSがある非MBSFNサブフレームにおけるデータRE状況2を示す図である。
図15】本発明に係る実施例においてCSI−RSがある非MBSFNサブフレームにおけるデータRE状況3を示す図である。
図16】本発明に係る実施例における送信端装置の構造図である。
図17】本発明に係る実施例における他の送信端装置の構造図である。
図18】本発明に係る実施例における受信端装置の構造図である。
図19】本発明に係る実施例における他の受信端装置の構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0076】
以下に本発明に係る実施形態において図面を結合して本発明の実施形態における技術方案について詳細に、完全に説明するが、次に陳述する実施形態は単に本発明のいくつかの実施形態であり、その全てではない。本分野の一般の技術者にとって、創造性的労働をしなくても、これらの実施形態に基づいてその他の実施形態を容易に獲得することができ、全て本発明の保護範囲に属することは明白である。
【0077】
本発明に係る実施例において、図1に示すように、送信端がダウンリンクデータを重複伝送する詳細な方法フローチャートは以下とおりである。
【0078】
ステップ101:物理ダウンリンクチャネルの重複伝送のためのサブフレーム集合を決定する。
【0079】
ステップ102:決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0080】
具体的に、前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、当該物理チャネルに積載された伝送ブロック(Transport Block,TB)においてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行う場合、復調用のリファレンス信号及び制御領域に対応するリソースを留保し、即ち、上述の仮定したリソースのマッピング方式で前記サブフレーム中の、伝送前記物理ダウンリンクチャネルに伝送に用いられるリソースを決定し、決定されたリソース数及び変調方式に基づいて、物理ダウンリンクチャネルがエンコーディングされた後のビット数を取得し、前記物理ダウンリンクチャネルに積載された伝送ブロックにおいて、前記エンコーディングされた後のビット数に基づき、チャネルエンコーディング及びレートマッチングを行って、エンコーディングした後のビット前記物理ダウンリンクチャネルに積載された伝送ブロックにおいて、前記エンコーディングされた後シーケンスを変調する以外、他の対応の処理(例えば、スクランブリング、プリエンコーディングなど)も行う。取得した複数のシンボルを、前記リソースのマッピング方式で、前記サブフレーム中の対応のリソースにマッピングする。
【0081】
本発明に係る実施例において、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロット中の特定の開始シンボル位置からマッピングすることにより、物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、復調用のリファレンス信号及び制御領域に対応するリソースのみを留保し、即ち、留保されたリソースは前記物理ダウンリンクチャネルのデータ伝送に用いられず、他のリソースは、前記物理ダウンリンクチャネルのデータ伝送に用いられると仮定する。
【0082】
具体的に、特定の開始シンボル位置の決定方式は、以下の方式を含むが、これらに限られない。
【0083】
方式1
前記特定の開始シンボル位置は上位層シグナリング予め設定される。
【0084】
方式2
前記特定の開始シンボル位位置は、ダウンリンク制御情報(Downlink Control Information,DCI)領域サイズにより得られたものであり、前記DCI領域サイズは、制御フォーマット指示子(Control Format Indication,CFI)により得られたものである。
【0085】
本発明に係る実施例におけるDCI領域サイズは制御領域サイズである。MBSFNサブフレームにおいて、制御領域サイズは、非MBSFN領域のサイズである。
【0086】
特定の開始シンボル位置の決定方式1において、サブフレーム集合中のサブフレームがインターキャリアスケジューリング方式を採用したかどうかと関係ず、上位層シグナリングにより設定された開始シンボル位置において物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングするとき、MBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームにおいて、前記上位層シグナリングにより設定された開始シンボル位置を利用する。好ましくは、サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、または、サブフレーム集合にMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、ネットワークにおいて、当該開始シンボル位置を設定する場合、MBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームの制御領域に関する要求を考慮して、一括的に設定する必要がある。例えば、MBSFNサブフレームの場合2個のシンボル制御領域サイズが必要とし、非MBSFNサブフレームの場合3個のシンボル制御領域サイズが必要とする。MBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレーム制御領域最大値にする原則であれば、上位層シグナリングによりUEに、4番目のシンボルからデータ情報を伝送するように通知する。MBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレーム制御領域最小値にする原則であれば、上位層シグナリングにより、UEに、3番目のシンボルからデータ情報を伝送するように通知する必要である。
【0087】
本発明に係る実施例において、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングし、即ち、復調用のリファレンス信号及び制御領域に対応するリソースのみを留保し、留保されたリソースは前記物理ダウンリンクチャネルのデータ伝送に用いられず、他のリソースは、前記物理ダウンリンクチャネルのデータ伝送に用いられると仮定する。場合によって以下のような異なる実施方式を含むが、これらに限られない。
【0088】
第1実施方式:
<実行方式a>
サブフレーム集合を複数のサブフレームグループに分割し、サブフレームグループを単位として実行し、即ち、前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれる場合、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域に占有された第1シンボル数及び非MBSFNサブフレームのDCI領域に占有された第2シンボル数に基づき、前記サブフレームグループにおける各々サブフレームのDCI領域に占有された第3シンボル数を決定し、前記第3シンボル数に基づいて前記サブフレームグループにおける各々サブフレームの特定の開始シンボル位置を決定し、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングする。
【0089】
<実行方式b>
前記サブフレーム集合を直ちに実行対象とする。即ち、前記サブフレーム集合にMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域に占有された第1シンボル数及び非MBSFNサブフレームのDCI領域に占有された第2シンボル数に基づき、前記サブフレーム集合における各々サブフレームのDCI領域に占有された第3シンボル数を決定し、前記第3シンボル数に基づいて前記サブフレーム集合における各々サブフレームの特定の開始シンボル位置を決定し、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングする。
【0090】
具体的に、第1実施方式における<実行方式a>及び<実行方式b>において、第1シンボル数は、システムにより設定したMBSFNサブフレームの制御領域シンボル数(即ち非MBSFN領域サイズ)であり、第2シンボル数は、システムにより設定した非MBSFNサブフレームの制御領域シンボル数であり、第3シンボル数は、前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最小値または最大値である。
【0091】
実施の際、前記第3シンボル数が前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最小値であれば、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの制御領域の実のシンボル数が第3シンボル数より大きい場合に物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングするとき、制御領域におけるA個シンボルのRE位置に対応するデータ情報をパンクし(puncturing)、即ち、前記物理ダウンリンクチャネルに積載されたTBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行う場合、第3シンボル数に対応する制御領域サイズによりデータへの利用可能のRE数を決定して、レートマッチングのターゲットビット値を算出すると仮定する。即ち、異なるサブフレームの実の制御領域サイズが同一ではないようにするが、統一制御領域サイズにより利用可能のRE数を算出することにより、同様なレートマッチングのターゲットビット値を得る。しかし、実際の物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングするとき野場合、実の制御領域のシンボル数が第3シンボル数より大きいシンボルのサブフレームに対し、レートマッチング後のデータが第3シンボル数に対応する制御領域サイズで物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングするときを行うと仮定する場合、実のデータ情報は、制御領域中のA個シンボルにマッピングされる。当該A個シンボルにはDCI伝送が存在し、DCIへの影響を避けるため、当該A個シンボル上のデータをパンクする必要があり、具体的には、DCI領域の実のシンボル数が前記第3シンボル数より大きいサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載されている、現サ
ブフレームの第1スロットにマッピングされた、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からの先頭のA個のシンボル上の情報を、放棄してマッピングしないか、または、0とするか、または、前記A個のシンボル上で伝送するDCIによりオーバーライトする。というのは、当該A個シンボルは、もともとDCIを伝送するリソース位置であり、もとのDCI伝送へ影響を与えないため、当該A個シンボルにて伝送するDCI情報は、当該A個シンボルにマッピングしたデータ情報をオーバーする。即ち、前記A個シンボル上のデータ情報へのパンク(puncturing)を実現する。前記A個シンボル数は、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームのDCI領域の実のシンボル数と前記第3シンボル数の差である。
【0092】
実施の際、前記第3シンボル数が前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最大値であれば、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの制御領域の実のシンボル数が第3シンボル数より小さい場合に物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングするとき、前記決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの番号が♯Pであるシンボルからリソースのマッピングをし始める。さらに、レートマッチング結果のうちの一部の結果を、前記サブフレーム中の番号が♯P−1であるシンボルに重複マッピングする。ここで、1つのサブフレーム中のシンボル番号が0からはじめるとすれば、P=第3シンボル数である。即ち、前記物理ダウンリンクチャネルに積載されたTBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行う場合、第3シンボル数に対応する制御領域サイズによりデータに利用可能のRE数を決定して、レートマッチングのターゲットビット値を得ると仮定する。即ち、異なるサブフレームの実の制御領域サイズをそれぞれにするが、統一制御領域サイズで利用可能のRE数を算出することによりレートマッチングされた後に同様なターゲットビット値を取得する。実際の物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、制御領域の実のシンボル数が第3シンボル数より小さいシンボルのサブフレームに対し、第3シンボル数に対応する位置からマッピングし始め、これは、B個シンボルがデータ伝送に用いられていないこととなり、また、当該B個シンボルは前記サブフレームの実の制御領域に属しない。リソースの利用率を向上するため、レートマッチング後のデータ中の一部のデータを、当該B個シンボルに重複マッピングすることができるようにし、こうしてダイバーシティゲインを取得する。具体的には、DCI領域の実のシンボル数が前記第3シンボル数より小さいサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される情報中の一部情報を、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置の前のB個シンボルに重複マッピングし、前記B個シンボル数は、前記第3シンボル数と決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームのDCI領域の実のシンボル数の差である。
【0093】
<第2実施方式>
サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、または、サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、復調用のリファレンス信号は特定復調リファレンス信号(DMRS)であり、即ち、制御領域及びDMRSにおいて伝送を行う各々アンテナポートに対応するREリソースのみを留保し、他のリソースが物理ダウンリンクチャネルにおけるデータ伝送に用いられると仮定してもよい。即ち、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、サブフレームグループ内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループ中の非MBSFNサブフレームにおいて、または、サブフレーム集合中の非MBSFNサブフレームにおいて、物理ダウンリンクチャネルに積載された伝送ブロック上でチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行う場合に、CRS REがない、かつ、前記サブフレームにおいて前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングするとき、CRS REにマッピングされたデータ情報をパンクすると仮定する。即ち、物理ダウンリンクチャネルに積載されたTBにおいて、チャネルエンコーディング及びレートマッチングを行う場合、制御領域及びDMRSに対応するリソースのみを留保して、データに利用可能のRE数を決定すると仮定する。即ち、制御領域及びDMRSリソース以外の全部のリソースは前記物理ダウンリンクチャネル伝送に用いられると仮定し、前記物理ダウンリンクチャネル伝送に利用可能のRE数を得る。こうして、レートマッチングした後のターゲットビット値を算出する。MBSFNサブフレーム中の制御領域の以外にCRSがない、非MBSFNサブフレーム中の制御領域の以外にCRSがあるとしても、非MBSFNサブフレームにCRSがないと仮定すれば、即ち、非MBSFNサブフレーム中のCRSリソースも前記物理ダウンリンクチャネル伝送に利用可能のRE数として数えられ、こうして、MBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームにおいて、同様な、レートマッチングした後のターゲットビット値を得ることができる。実際の物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、非MBSFNサブフレーム中のデータを伝送する一部のリソースにCRS伝送が存在し、CRSへの影響を避けるため、CRSに対応するREにマッピングされたデータをパンクする必要がある。具体的には以下のような2種の実行方式がある。
【0094】
<実行方式a>
サブフレーム集合を複数のサブフレームグループに分割し、サブフレームグループを単位として実行する。即ち、前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、サブフレームグループ内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。サブフレームグループ内の各々サブフレームは、MBSFNサブフレームであってもよく、または、非MBSFNサブフレームであってもよい。また、前記サブフレームグループ中の非MBSFNサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、CRSリソースがないと仮定し、サブフレームグループ内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。また、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、共通リファレンス信号(CRS)リソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または0にするか、または、前記リソース上で伝送するCRSよりオーバーライトする。これは、当該リソースがもともとCRSを伝送するためのリソースであり、もとのCRSの伝送に影響を与えないため、当該リソースにおいて伝送するCRSでリソースにマッピングしたデータ情報をオーバーライトし、即ち当該リソース位置上のデータ情報をパンクすることを実施する。
【0095】
<実行方式b>
前記サブフレーム集合を直ちに実行対象とする。即ち、前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングし、また、前記サブフレーム集合中の非MBSFNサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、CRSリソースがないと仮定し、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第
1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。また、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、共通リファレンス信号(CRS)リソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または0にするか、または、前記リソース上で伝送するCRSよりオーバーライトする。これは、当該リソースがもともとCRSを伝送するリソースであり、もとのCRSの伝送に影響を与えないため、当該リソースにおいて伝送するCRSでリソースにマッピングしたデータ情報をオーバーライトする。即ち、当該リソース位置上のデータ情報をパンクすることを実施する。
【0096】
<第3実施方式>
前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループまたはサブフレーム集合に非MBSFNサブフレームのみが含まれる場合、サブフレームグループまたはサブフレーム集合における各々サブフレーム中の制御領域のシンボル数は、非MBSFNサブフレームにおいて設定した制御領域シンボル数である。即ち、物理ダウンリンクチャネルに積載された伝送ブロックにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行う場合、非MBSFNサブフレームにおいて設定された制御領域に対応するREを留保する必要がある。また、各々サブフレーム中の復調用のリファレンス信号がCRSである。または、物理ダウンリンクチャネルにおいてDMRSに基づく伝送案が採用されれば、各々サブフレーム中の復調用のリファレンス信号にCRS及びDMRSがともに含まれる。即ち、物理ダウンリンクチャネルに積載された伝送ブロックにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行う場合、CRSの伝送が行われる各々アンテナポートに対応するREを留保する必要がある。DMRS(例えば、伝送モード9及び伝送モード10を採用する)があれば、前記物理ダウンリンクチャネルに積載された伝送ブロックにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行う場合、DMRSの伝送が行われる各々アンテナポートに対応するREも留保する必要がある。この際、ともに非MBSFNサブフレームであり、各々サブフレームにCRS伝送があり、かつ、制御領域サイズがともに非MBSFNサブフレームにおいて設定された制御領域サイズであるため、上述の仮定したリソースのマッピング方式で得られた前記物理ダウンリンクチャネルの伝送に利用可能のRE数は、各々サブフレームにおいて同様であり、物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングするとき、自身にCRSリソースを留保し、かつ、留保した制御領域サイズが前記サブフレームの実の制御領域サイズであるため、物理ダウンリンクチャネルに積載されたデータをパンクする必要がない。
【0097】
具体的には以下のような2種の実行方式がある。
【0098】
<実行方式a>
サブフレーム集合を複数のサブフレームグループに分割し、サブフレームグループを単位として実行する。即ち、前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループに非MBSFNサブフレームのみが含まれば、前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、非MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、共通リファレンス信号(CRS)以外か、または、共通リファレンス信号(CRS)及び復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0099】
<実行方式b>
前記サブフレーム集合を直ちに実行対象とする。即ち、前記サブフレーム集合に非MBSFNサブフレームのみが含まれば、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピ
ングする場合、前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、非MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、共通リファレンス信号(CRS)の以外か、または、共通リファレンス信号(CRS)及び復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0100】
<第4実施方式>
前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループまたはサブフレーム集合にMBSFNサブフレームのみが含まれる場合、サブフレーム集合またはサブフレームグループにおける各々サブフレームにおいて、制御領域のシンボル数は、MBSFNサブフレームにおいて設定された制御領域シンボル数である。即ち、前記物理ダウンリンクチャネルに積載された伝送ブロックにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行う場合、MBSFNサブフレームにおいて設定された制御領域に対応するREを留保する必要がある。また、各々サブフレーム中の復調用のリファレンス信号はDMRSである。即ち、前記物理ダウンリンクチャネルに積載された伝送ブロックにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行う場合、DMRSの伝送が行われる各々アンテナポートに対応するREを留保する。この際、ともにMBSFNサブフレームであるため、各々サブフレームにおいてCRS伝送がない、かつ、制御領域サイズ全部がMBSFNサブフレームにおいて設定された制御領域サイズであり、DMRSにより復調され、よって、上述の仮定したリソースのマッピング方式で得られた前記物理ダウンリンクチャネルの伝送に利用可能のRE数は、各々サブフレームにおいて同様である。物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングするとき、自身にDMRSリソースを留保し、留保した制御領域サイズが前記サブフレームの実の制御領域サイズであるため、物理ダウンリンクチャネルに積載されたデータをパンクする必要がない。
【0101】
具体的には以下のような2種の実行方式がある。
【0102】
<実行方式a>
サブフレーム集合を複数のサブフレームグループに分割し、サブフレームグループを単位として実行する。即ち、前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにMBSFNサブフレームのみが含まれば、前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0103】
<実行方式b>
前記サブフレーム集合を直ちに実行対象とする。即ち、前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみが含まれば、前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0104】
上述の第1〜第4実施方式を組み合わせて利用することもでき、例えば、第1及び第2実施方式をともに利用する。
【0105】
第1〜第4実施方式のうちのいずれの実施方式、または、上述の第1〜第4実施方式の組み合わせ実施方式において、CSI−RS リソースが設定されたサブフレームの場合、前記物理チャネルに積載された伝送ブロックにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行う場合、CSI−RS リソースエレメントREがない、かつ、前記サブフレームにおいて、前記物理チャネルをリソースにマッピングするとき、CSI−RS RE位置と対応するデータ情報をパンクする。即ち、物理ダウンリンクチャネルに積載されたTBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行う場合、物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングするとき、制御領域及び復調用のリファレンス信号(CRS、DMRSのうちの1種または多種である)に対応するリソースのみを留保して、データに利用可能のRE数を決定すると仮定する。即ち、制御領域及び復調用のリファレンス信号のリソース以外の全部のリソースは前記物理ダウンリンクチャネル伝送に用いられる。即ち、CSI−RSのリソースも前記物理ダウンリンクチャネル伝送に利用可能のRE数として数えされ、前記物理ダウンリンクチャネル伝送に利用可能のRE数を得る。こうして、レートマッチングした後のターゲットビット値を取得し、CSI−RSが含まれるサブフレーム、及びCSI−RSが含まれないサブフレームにおいて、同様なレートマッチングした後のターゲットビット値を得、実際の物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、CSI−RSが含まれるサブフレーム中のデータを伝送する一部のリソースにおいてCSI−RS伝送が存在せず、CSI−RSへの影響を避けるため、CSI−RSに対応するREにマッピングしたデータをパンクする必要がある。具体的には、CSI−RSリソースが設定されたサブフレームにおいて、前記CSI−RSリソースは、ZP CSI−RSリソース及びNZP CSI−RSリソースのうちの少なくとも1つを含み、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、CSI−RSリソースがないと仮定する。決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングしかつ、前記物理ダウンリンクチャネルに積載された、NZP CSI−RSリソース上にマッピングした情報を放棄してマッピングしないか、または、0とするか、または、前記リソース上で伝送するCSI−RSによりオーバーライトする。即ち、当該リソースは、もともとSI−RSを伝送するためのリソースであり、もとのCSI−RS伝送へ影響をあたえないため、当該リソースにて伝送するCSI−RS情報で当該リソースにマッピングしたデータ情報をオーバーレイする。即ち、当該物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングするときの位置上のデータ情報をパンクし、および、前記物理ダウンリンクチャネルに積載された、ZP CSI−RSリソースにマッピングした情報を放棄してマッピングしないか、または0とする。即ち、当該リソースは、もともと現UEによりいずれの情報も伝送しないアイドルリソースであり、他のUEが当該リソースにてCSI−RSを送信するために留保したものであり、こうして、UE間の相互干渉を避けることができる。他のUEの CSI−RSへの干渉を避けるため、当該位置上の情報を放棄してマッピングしないか、または、0にする。即ち、当該物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする位置上のデータ情報をパンクすることを実現する。
【0106】
ステップ103:前記リソースのマッピング方式で前記物理ダウンリンクチャネルを送信する。
【0107】
実施の際、MBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームにおいて同様な伝送により伝送する。例えば、同様なリファレンス信号により復調し(例えば、DMRSにより復調)、伝送ポート及びポート数は同様であり、同様なプリエンコーディング方式を採用する。具体的に、同一アンテナポート上のシングルポートで伝送するが、または、同様なC個アンテナポートにより、ダイバーシティ伝送を行うか、または、同様なC個アンテナポートにより、RBF(Random Beam Forming)伝送を行うか、また
は、同様なポート及びポート数(層数)の空間多重伝送を行う。
【0108】
<実施方式1>
サブフレーム集合を複数のサブフレームグループに分割し、サブフレームグループを単位として実行する。即ち、前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれる場合、同一の前記サブフレームグループに属する前記MBSFNサブフレーム及び前記非MBSFNサブフレームに対し、同様な伝送方式で伝送する。ここで、前記伝送方式は、復調用のリファレンス信号、伝送ポート・ポート数及びプリエンコーディング方式のうちのいずれの1つまたはこれらの任意の組み合わせを含む。
【0109】
<実施方式2>
前記サブフレーム集合を直ちに実行対象とする。即ち、前記サブフレーム集合にMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記サブフレーム集合中の前記MBSFNサブフレーム及び前記非MBSFNサブフレームに対し、同様な伝送方式で伝送する。ここで、前記伝送方式は、復調用のリファレンス信号、伝送ポート・ポート数及びプリエンコーディング方式のうちのいずれの1つまたはこれらの任意の組み合わせを含む。
【0110】
実施方式1及び方式2において、MBSFNサブフレーム及び前記非MBSFNサブフレームにおいて採用する伝送方式の決定方式は以下の2種を含むが、これらに限定しない。
【0111】
<方式1>
前記サブフレーム集合または前記サブフレームグループ中の特定サブフレームに対応する伝送方式で伝送する。
【0112】
具体的に、前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループ中の第1サブフレームに対応する伝送方式で伝送する。
【0113】
例えば、サブフレーム集合中の第1サブフレームにいて、伝送モード9を採用するようにスケジューリングし、DCフォーマット 1Aを採用するようにシグナリングによりスケジューリングし、前記サブフレームが非MBSFNサブフレームの場合、前記サブフレーム集合中の全部のサブフレームにおいて、伝送モード9、DCIフォーマット 1Aを採用して、非MBSFNサブフレーム中の伝送方式をスケジューリングして伝送する。即ち、CRSにより、PBCHのアンテナポート数が1であれば、単一アンテナポートで伝送し、さもなければ、送信ダイバーシティを利用して伝送する。
【0114】
また、例えば、サブフレーム集合中の第1サブフレームにいて、伝送モード9を採用するようにスケジューリングし、DCIフォーマット 1Aを採用するようにシグナリングによりスケジューリングし、前記サブフレームがMBSFNサブフレームであれば、前記サブフレーム集合中の全部のサブフレームにおいて、伝送モード9、DCIフォーマット1Aを採用し、MBSFNサブフレーム中の伝送方式をスケジューリングして伝送する。即ち、DMRSにより、アンテナポート7で単一アンテナポートにより伝送する。
【0115】
また、例えば、サブフレーム集合中の第1サブフレームにいて、伝送モード9を採用するようにスケジューリングし、DCIフォーマット 2Cをシグナリングによりスケジューリングすれば、前記サブフレーム集合中の全部のサブフレームにおいて、伝送モード9、DCI フォーマット 2C、スケジューリングシグナリングにより通知されたアンテ
ナポート数で伝送する。即ち、DMRSにより、アンテナポート7〜14のうちの一部または全部のポートで、最大8層の空間多重伝送を行う。
【0116】
具体的に、前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループにおけるMBSFNサブフレームに対応する伝送方式で伝送する。
【0117】
例えば、DMRSに基づく単一アンテナポート7または8で伝送する。または、DMRSにより、アンテナポート7〜14のうちの一部または全部のポートを利用して、最大8層の空間多重伝送を行う。
【0118】
<方式2>
予め設定した伝送方式で伝送する。
【0119】
例えば、予め設定した伝送方式として、DMRSに基づく単一アンテナポート7または8を利用して伝送する。好ましくは、DCI フォーマット 1Aを採用して1個の伝送ブロックをスケジューリングして伝送する。または、DMRSに基づくD個のアンテナポートのRBF方式で伝送する。好ましくは、DCI フォーマット 1Aで1個の伝送ブロックをスケジューリングして伝送する。または、スケジューリングシグナリングにより指示したDMRSアンテナポート数を採用して、アンテナポート7〜14のうちの一部または全部のポートで最大8層の空間多重伝送を行う。好ましくは、DCI フォーマット2C/2Dで1または2個の伝送ブロックをスケジューリングして伝送する。
【0120】
同様な発明思想に従い、本発明に係る実施例において、図2に示すように、受信端によりダウンリンクデータを重複受信する詳細な方法流れは以下で説明する。
【0121】
ステップ201:物理ダウンリンクチャネルの重複受信のためのサブフレーム集合を決定する。
【0122】
ステップ202:決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルリソースにマッピングされ決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングされ始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされたことを確認する
【0123】
具体的に、前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、送信端が前記物理チャネルに積載された伝送ブロック(Transport Block,TB)においてチャネルエンコーディング及びレートマッチング行う場合、復調用のリファレンス信号及び制御領域に対応するリソースを留保することを決定する。即ち、上述の仮定したリソースのマッピング方式で前記サブフレームにおける前記物理ダウンリンクチャネルの受信に利用可能なリソースを決定し、これらのリソース位置においてデータ情報を取得し、復調及び対応の処理(例えば、デスクランブル、デプリエンコーディング等)を行う。また、決定されたリソース数及び変調方式に基づいて、物理ダウンリンクチャネルがエンコーディングされた後のビット数を取得し、前記物理ダウンリンクチャネルに積載された伝送ブロックにおいて、前記エンコーディングした後のビット数によりデレートマッチング(de−rate−matching)及びチャネルデコーディングを行い、オリジナル伝送ブロックを取得する。
【0124】
具体的に、前記特定の開始シンボル位置は上位層シグナリングにより予め設定するか、または、前記特定の開始シンボル位置はDCI領域サイズにより得られ、前記DCI領域サイズは、CFIにより得られる。詳しくは、送信端に関する説明を参照されたく、ここで繰り返して説明しない。
【0125】
本発明に係る実施例において、受信端では、送信端で行った以下のことを確認する:前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピング決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、即ち復調用のリファレンス信号及び制御領域に対応するリソースのみを留保し、留保されたリソースは前記物理ダウンリンクチャネルのデータ伝送に用いられず、他のリソースは、前記物理ダウンリンクチャネルのデータ伝送に用いられると仮定する。
具体的な状況に応じて、以下のいくつかの異なる実施方式があるが、これらに限定していない。
【0126】
<第1実施方式>
<実行方式a>
受信端では、送信端で行った以下のことを確認する:
サブフレーム集合を複数のサブフレームグループに分割し、サブフレームグループを単位として実行する。即ち、前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれる場合、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピング、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域に占有された第1シンボル数及び非MBSFNサブフレームのDCI領域に占有された第2シンボル数に基づき、前記サブフレームグループにおける各々サブフレームのDCI領域に占有された第3シンボル数を決定し、前記第3シンボル数に基づいて前記サブフレームグループにおける各々サブフレームの特定の開始シンボル位置を決定する。前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピング決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングする。
【0127】
<実行方式b>
受信端では、送信端で行った以下のことを確認する:
前記サブフレーム集合を直ちに実行対象とする。即ち、前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピング、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域に占有された第1シンボル数及び非MBSFNサブフレームのDCI領域に占有された第2シンボル数に基づき、前記サブフレーム集合における各々サブフレームのDCI領域に占有された第3シンボル数を決定し、前記第3シンボル数に基づいて前記サブフレーム集合における各々サブフレームの特定の開始シンボル位置を決定し、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピング決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングする。
【0128】
第1実施方式中の<実行方式a>及び<実行方式b>において、受信端では、送信端で行った以下のことを確認する:第1シンボル数は、システムにより設定したMBSFNサブフレームの制御領域シンボル数(即ち、非MBSFN領域サイズ)であり、第2シンボル数は、システムにより設定した非MBSFNサブフレームの制御領域シンボル数である。前記第3シンボル数を、前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最小値または最大値とする。
【0129】
実施の際、受信端では、送信端で行った以下のことを確認する:
前記第3シンボル数が前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最小値であれば、制御領域の実のシンボル数が第3シンボル数より大きいサブフレームにおいて、物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピング、制御領域におけるA個シンボルのRE位置に対応するデータ情報をパンクすることを決定する。即ち、前記物理ダウンリンクチャネルに積載されたTBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行うと決定する場合、第3シンボル数に対応する制御領域サイズによりデータに利用可能のRE数を決定すると仮定し、これらの利用可能のREにおいてデータを受信し、レートマッチングした後のターゲットビット値を算出する。即ち、異なるサブフレームの実の制御領域サイズをそれぞれにするが、同一の制御領域サイズで利用可能のRE数を算出することによりレートマッチングされた後に同様なターゲットビット値を取得する。実際の物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、実の制御領域のシンボル数が第3シンボル数より大きいサブフレームにおいて、レートマッチング後のデータを第3シンボル数に対応する制御領域サイズに基づいてリソースにマッピングするとき、実のデータ情報は、制御領域中のA個シンボルにマッピングされる。しかし、当該A個シンボルにDCI伝送があり、DCIへの影響を避けるため、当該A個シンボル上のデータをパンクする必要がある。具体的に、DCI領域の実のシンボル数が前記第3シンボル数より大きいサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピング、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載されている、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにマッピングされた、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からの先頭のA個のシンボル上の情報を、放棄してマッピングしないか、または、0とするか、または、前記A個のシンボル上で伝送するDCIによりオーバーライトする。即ち、前記A個シンボルは、もともとDCIを伝送するリソース位置であり、もとのDCI伝送へ影響を与えないため、前記A個シンボルにて伝送するDCI情報で前記A個シンボルにマッピングしたデータ情報をオーバーライトする。即ち、前記A個シンボル上のデータ情報をパンクする。前記A個シンボル数は、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームのDCI領域の実のシンボル数と前記第3シンボル数の差である。
【0130】
実施の際、受信端では、送信端で行った以下のことを確認する:前記第3シンボル数が前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最大値であれば、制御領域の実のシンボル数が第3シンボル数より小さいサブフレームにおいて、物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすると決定する場合、前記決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの番号が♯Pであるシンボルからリソースへのマッピングをし始め、さらに、レートマッチング結果のうちの一部の結果を前記サブフレーム中の番号が♯P−1であるシンボルに重複マッピングすることを決定する。ここで、1個のサブフレーム中のシンボル番号が0から始まると仮定すれば、P=第3シンボル数である。即ち、前記物理ダウンリンクチャネルに積載されたTBにおいて、チャネルエンコーディング及びレートマッチングを行うと決定する場合、第3シンボル数に対応する制御領域サイズに基づいてデータに利用可能のRE数を決定すると仮定すれば、これらの利用可能のREにおいてデータを受信し、レートマッチングした後のターゲットビット値を算出する。即ち、異なるサブフレームの実の制御領域サイズをそれぞれにするが、同一の制御領域サイズで利用可能のRE数を算出することによりレートマッチングされた後に同様なターゲットビット値を取得する。実際の物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、制御領域の実のシンボル数が第3シンボル数より小さいシンボルのサブフレームにおいて、第3シンボル数に対応する位置からマッピングし始め、これは、B個シンボルがデータ伝送に用いられていないこととなり、また、当該B個シンボルは前記サブフレームの実の制御領域に属しない。リソースの利用率を向上するため、レートマッチング後のデータ中の一部のデータを、当該B個シンボルに重複マッピングすることができ、こうしてダイバーシティゲインを取得する。具体的には、DCI領域の実のシンボル数が前記第3シンボル数より小さいサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし、かつ、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合に、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される情報中の一部情報を、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置の前のB個シンボルに重複マッピングすることを決定し、前記B個シンボル数は、前記第3シンボル数と決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームのDCI領域の実のシンボル数の差である。
【0131】
<第2実施方式>
受信端では、送信端で行った以下のことを確認する:
サブフレーム集合またはサブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれる場合、サブフレーム集合またはサブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、復調用のリファレンス信号がDMRSであることを決定する。即ち、送信端がリソースをマッピングすると決定する場合、制御領域及びDMRSにおいて伝送する場合の各々アンテナポートに対応するREリソースのみを留保し、他のリソースは、物理ダウンリンクチャネルにてデータを伝送することに用いられると仮定する。即ち、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすると決定する場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。送信端が前記物理ダウンリンクチャネルに積載された伝送ブロックに対しチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行う場合CRS REが存在しないと決定し、かつ、送信端が前記サブフレームにおいて前記物理チャネルに対し物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングするときを行う場合、CRS RE位置に対応するデータ情報をパンクすることを決定する。即ち、送信端が物理ダウンリンクチャネルに積載されたTBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行う場合、制御領域及びDMRSに対応するリソースのみを留保してデータに利用可能のRE数を決定するように仮定する。即ち、制御領域及びDMRSリソース以外の全部リソースが、前記物理ダウンリンクチャネルの伝送用いられると仮定し、前記物理ダウンリンクチャネル伝送に利用可能のRE数を得る。これらの利用可能のREにおいてデータを受信し、レートマッチングした後のターゲットビット値を計算し得る。即ち、MBSFNサブフレーム中の制御領域の以外CRSが存在せず、非MBSFNサブフレーム中の制御領域の以外CRSが存在するとしても、もし非MBSFNサブフレームにCRSがなければ、即ち、非MBSFNサブフレームにおけるCRSリソースも前記物理ダウンリンクチャネル伝送に利用可能のRE数として数えされて、MBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームにおいて同様なレートマッチングした後のターゲットビット値を得られるようにする。実際に物理ダウリングチャネルをリソースにマッピングする場合、非MBSFNサブフレームにおいてデータを伝送する一部のリソースにCRS伝送が存在し、CRSへの影響を避けるため、CRSに対応するREにマッピングするデータをパンクする必要がある。
【0132】
具体的に以下のような2種の実行方式がある。
【0133】
<実行方式a>
受信端では、送信端で行った以下のことを確認する:
サブフレーム集合を複数のサブフレームグループに分割し、サブフレームグループを単位として実行する。即ち、前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれる場合、前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームは、MBSFNサブフレーム、または、非MBSFNサブフレームであってもよい。
【0134】
また、前記サブフレームグループ中の非MBSFNサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、CRSリソースがないとすれば、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。かつ、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合に前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、共通リファレンス信号(CRS)リソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または0にするか、または、前記リソース上で伝送するCRSよりオーバーライトすることを決定する。
【0135】
<実行方式b>
受信端では、送信端で行った以下のことを確認する:
前記サブフレーム集合を直ちに実行対象とする。即ち、前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0136】
また、前記サブフレーム集合中の非MBSFNサブフレームにおいて、物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合に、CRSリソースがないとすれば、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングすることを決定する。かつ、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合に、前記物理ダウンリンクチャネルに積載された、CRSリソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または0にするか、または、前記リソース上で伝送するCRSよりオーバーライトする。
【0137】
第3実施方式:
受信端では、送信端で行った以下のことを確認する:
前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループまたはサブフレーム集合に非MBSFNサブフレームのみが含まれる場合、サブフレームグループまたはサブフレーム集合における各々サブフレーム中の制御領域のシンボル数は、非MBSFNサブフレームにおいて設定した制御領域シンボル数である。即ち、送信端が前記物理ダウンリンクチャネルに積載された伝送ブロックにおいて、チャネルエンコーディング及びレートマッチングを行うと決定する場合、非MBSFNサブフレームにおいて設定した制御領域に対応するREを留保する。また、各々サブフレーム中の復調用のリファレンス信号はCRSである。または、物理ダウンリンクチャネルにおいてDMRSに基づく伝送案が採用されれば、各々サブフレーム中の復調用のリファレンス信号には、CRS及びDMRSがともに含まれる。即ち、送信端が前記物理ダウンリンクチャネルに積載された伝送ブロックにおいて、チャネルエンコーディング及びレートマッチングを行うと決定する場合、CRSの伝送に利用される各々アンテナポートに対応するREが留保される。DMRSがあれば(例えば、伝送モード9及び伝送モード10を利用する)、送信端が前記物理チャネルに積載された伝送ブロックにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行うと決定する場合、DMRSの伝送に利用される各々アンテナポートに対応するREもさらに留保される。この際、ともに非MBSFNサブフレームであるため、各々サブフレームにおいてCRS伝送が存在し、かつ、制御領域サイズは、非MBSFNサブフレームにおいて設定された制御領域サイズであり、よって、リソースのマッピング方式により得られた伝送前記物理ダウンリンクチャネルの利用可能のRE数が各々サブフレームにおいて同様であると上述の仮定によれば、物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、自身にCRSリソースを留保し、また、留保する制御領域サイズは前記サブフレームの実の制御領域サイズである。よって、物理ダウンリンクチャネルに積載されたデータをパンクする必要がある。
【0138】
具体的には以下のような2種の実行方式がある。
【0139】
<実行方式a>
受信端では、送信端で行った以下のことを確認する:
サブフレーム集合を複数のサブフレームグループに分割し、サブフレームグループを単位として実行する。即ち、前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループに非マルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみが含まれば、前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、非MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、共通リファレンス信号(CRS)の以外か、または、共通リファレンス信号(CRS)及び復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0140】
<実行方式b>
受信端では、送信端で行った以下のことを確認する:
前記サブフレーム集合を直ちに実行対象とする。即ち、前記サブフレーム集合に非マルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみが含まれば、前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、非MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、共通リファレンス信号(CRS)の以外か、または、共通リファレンス信号(CRS)及び復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0141】
第4実施方式
受信端では、送信端で行った以下のことを確認する:
前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループまたはサブフレーム集合にMBSFNサブフレームのみが含まれる場合、サブフレーム集合またはサブフレームグループにおける各々サブフレームにおいて、制御領域のシンボル数は、MBSFNサブフレームにおいて設定された制御領域シンボル数である。即ち、送信端が前記物理ダウンリンクチャネルに積載された伝送ブロックにおいて、チャネルエンコーディング及びレートマッチングを行うと決定するとき、MBSFNサブフレームにおいて設定された制御領域に対応するREを留保した。また、各々サブフレーム中の復調用のリファレンス信号はDMRSである。即ち、送信端が前記物理ダウンリンクチャネルに積載された伝送ブロックにおいて、チャネルエンコーディング及びレートマッチングを行うと決定するとき、DMRSの伝送に用いられた各々アンテナポートに対応するREも留保した。この際、ともにMBSFNサブフレームであるため、いずれかのサブフレームにもCRS伝送がない、また、制御領域サイズがともにMBSFNサブフレームにおいて設定された制御領域サイズであり、DMRSに基づいて復調されるため、上述のリソースのマッピング方式で得られた前記物理ダウンリンクチャネルの伝送に利用可能のRE数は、各々サブフレームにおいで同様である。物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、自身にDMRSリソースを留保し、かつ、留保した制御領域サイズが前記サブフレームの実の制御領域サイズであるため、物理ダウンリンクチャネルに積載されたデータをパンクする必要がない。
【0142】
具体的には以下のような2種の実行方式がある。
【0143】
<実行方式a>
受信端では、送信端で行った以下のことを確認する:
サブフレーム集合を複数のサブフレームグループに分割し、サブフレームグループを単位として実行する。即ち、前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにMBSFNサブフレームのみが含まれば、前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0144】
<実行方式b>
受信端では、送信端で行った以下のことを確認する:
前記サブフレーム集合を直ちに実行対象とする。即ち、前記サブフレーム集合にMBSFNサブフレームのみがふくまれば、前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0145】
上述の第1〜第4実施方式を組み合わせて採用することもでき、例えば、第1及び第2実施方式はともに採用することができる。
【0146】
第1〜第4実施方式のうちのいずれかの実施方式、または、上述第1〜第4実施方式の組み合わせ実施方式の場合、CSI−RS リソースが設定されたサブフレームにおいて、送信端が前記物理チャネルに積載された伝送ブロックにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行うと決定する際に、CSI−RS リソースエレメントREがない、かつ、前記サブフレームにおいて前記物理チャネルをリソースにマッピングすると仮定すれば、CSI−RS RE位置に対応するデータ情報をパンクする。即ち、送信端が物理ダウンリンクチャネルに積載されたTBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行うと決定する場合、物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングするときに、制御領域及び復調用のリファレンス信号(CRS、DMRS中の1種また多種である)に対応するリソースのみを留保してデータに利用可能のRE数を決定すれば、即ち、制御領域及び復調用のリファレンス信号のリソース以外の全部のリソースは前記物理ダウンリンクチャネル伝送に用いられる。即ち、CSI−RSのリソースも前記物理ダウンリンクチャネル伝送に利用可能のRE数として数えされ、前記物理ダウンリンクチャネル伝送に利用可能のRE数を得る。受信端では、これらの利用可能のREにおいてデータを受信し、レートマッチングした後のターゲットビット値を計算し得る。こうして、CSI−RSが含まれるサブフレーム、及びCSI−RSが含まれないサブフレームにおいて、同様なレートマッチングした後のターゲットビット値を得、実際の物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、CSI−RSが含まれるサブフレーム中のデータを伝送する一部のリソースにおいてCSI−RS伝送が存在せず、CSI−RSへの影響を避けるため、CSI−RSに対応するREにマッピングしたデータをパンクする必要がある。具体的には、チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)リソースが設定されたサブフレームにおいて、CSI−RSはNZP CSI−RS及びZP CSI−RSのうちの少なくとも1つを含み、送信端が前記物理ダウンリンクチャネルに積載された伝送ブロックにおいて、チャネルエンコーディング及びレートマッチングを行うと決定するとき、CSI−RS REがないとし、かつ、送信端が前記サブフレームにおいて前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすると決定する場合、CSI−RS RE位置に対応するデータ情報をパンクする。
具体的には、受信端では、送信端で行った以下のことを確認する:前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、前記物理ダウンリンクチャネルに積載され、NZP CSI−RSリソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または、0とするか、または、前記リソース上で伝送するCSI−RSによりオーバーライトする。前記物理ダウンリンクチャネルに積載された、ZP CSI−RSリソースにマッピングした情報を放棄してマッピングしないか、または0とする。
【0147】
ステップ203:前記リソースのマッピング方式で前記物理ダウンリンクチャネルを受信する。
【0148】
第1実施方式において、サブフレーム集合を複数のサブフレームグループに分割し、サブフレームグループを単位として実行する。即ち、前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれる場合、同一の前記サブフレームグループに属する前記MBSFNサブフレーム及び前記非MBSFNサブフレームにおいて、同様な受信方式で受信する。ここで、前記伝送方式は、復調用のリファレンス信号、伝送ポート・ポート数及びプリエンコーディング方式のうちのいずれの1つまたはこれらの任意の組み合わせを含む。
【0149】
第2実施方式において、前記サブフレーム集合を直ちに実行対象とする。即ち、前記サブフレーム集合にMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記サブフレーム集合中の前記MBSFNサブフレーム及び前記非MBSFNサブフレームにおいて、同様な受信方式で受信する。ここで、前記受信方式は、復調用のリファレンス信号、伝送ポート・ポート数及びプリエンコーディング方式のうちのいずれの1つまたはこれらの任意の組み合わせを含む。
【0150】
第1及び第2実施方式において、前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループ中の特定サブフレームに対応する受信方式で受信するか、または、予め設定した受信方式で受信する。
【0151】
具体的に、前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループ中の特定サブフレームに対応する受信方式で受信するが、下記の2種の実施方式は含まれていない。
【0152】
方式1
前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループ中の第1サブフレームに対応する受信方式で受信する。
【0153】
方式2
前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループにおけるMBSFNサブフレームに対応する受信方式で受信する。
【0154】
本発明に係る実施例において、前記リソースのマッピング方式で前記物理ダウンリンクチャネルを受信する場合、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合に放棄してマッピングしないか、または0とするか、または他の信号によりオーバーされたリソース上の情報を、受信する際に0または特定値とする。即ち、0または特定値であるリソースはパンクされたリソースである。というのは、これらの値は、送信端によりマッピング処理を行う場合、放棄されるか、または、0に設定されたか、または、これらの位置においての信号(例えば、CRS、制御情報、CSI−RSなど)が発送された。よって、これらの位置において取得した情報がデータ情報ではないが、デレートマッチング(de−rate−matching)及びチャネルデコーディングを正確に行うため、上述の仮定したリソースマッピング方式で得られたデータに利用可能のRE数に対応するエンコーディングした後のターゲットビット数サイズの受信情報を取得する必要がある。よって、これらのパンク(puncturing)位置上のデータ情報を0または特定値に設定し、前記エンコーディングされた後シーケンスを受信するための関連位置に留保して、プレースホルダとする。
【0155】
具体的に、前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにおける各々サブフレームにおいて受信した情報を統合する場合、パンクするリソース位置上のデータ情報が統合に参与しないと決定する。即ち、0または特定値とするリソース位置上の情報を統合しないことを決定する。または、前記サブフレーム集合における各々サブフレームにおいて受信した情報を統合する場合、パンクするリソース位置上のデータ情報が統合に参与しないと決定する。即ち、0または特定値とするリソース位置上の情報を統合しないことを決定する。
【0156】
以下、1つの具体的な実施例により、本発明に係る実施例により提供されるダウンリンクデータの重複伝送の流れを詳細に説明する。
【0157】
当該具体的な実施例において、伝送ブロックを積載するPDSCHの例を挙げる。N=100個のサブフレームにおいて当該PDSCHを重複伝送することを仮定する。各々サブフレームにおいて、6個物理リソースブロック(Physical Resource Block,PRB)を占有して伝送する。MBSFNサブフレームの制御領域を2個OFDMシンボルとし、図3及び図4に示すように、非MBSFNサブフレームの制御領域は3個OFDMシンボルであり、図5及び図6に示すとおりである。4つのポートのCRSがあり、そのRE位置は図3〜6に示すとおりである。MBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームにおいて、ともに単一アンテナポート7または8に基づくDMRS伝送を行うことを約定するか、または、ポート7及び/または8のDMRSに基づくRBF伝送を行うことを約定する。DMRS REは図3〜6に示すとおりである。CSIフレームを1個ポートを有する0(即ち、表1のCSIフレームを0とし、伝送ポートをCSI−RSポート15とする)に設定し、CSIパイロットのサブフレームの場合、周期
【数10】
およびサブフレームオフセット
【数11】
と設定する。即ち、各々無線フレーム中のサブフレーム#4、9にCSI−RS REがあり、図4及び図6に示すように、他のサブフレームにCSI−RS REがない。
【0158】
FDD(Frequency Division Duplex)の例において、無線フレーム#Mスロット#0(即ちサブフレーム#0)から始まる連続の100個サブフレームのリソースが同一のTBの数回伝送に用いられると仮定する。各々無線フレーム中のサブフレーム#1、2、3、8、9はMBSFNサブフレームであり、他のサブフレームは非MBSFNサブフレームであり、図7に示すとおりである。X=4個のサブフレームを1グループとしてマルチサブフレームチャネル推定及びデータのコヒーレントな統合を行うと仮定する。
【0159】
方法1:サブフレームグループを単位として実行する。
【0160】
第1実施において:
第1グループのサブフレームは、無線フレーム#MM中のサブフレーム#0〜サブフレーム#3であり、MBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームをともに含み、また、いずれかにもCSI−RSがないため、CSI−RSリソースがどのように仮定されているのかを考慮する必要がないが、MBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームの相違点を考慮する必要がある。
【0161】
ここで、サブフレーム#0は非MBSFNサブフレームであり、そのREの占有状況は図3に示すとおりである。サブフレーム#1〜3がMBSFNサブフレームであり、そのREの占有状況は図5に示すとおりである。具体的には、以下の2種の実施方式がある。
【0162】
第1実施における第1種実施方式:
PDSCHに積載されたTBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行う場合、前記グループのサブフレームにおける各々サブフレームの制御領域サイズをMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレーム制御領域シンボル数の最大値とすると仮定する。即ち、本実施例において3である。この場合、送信端及び受信端の側面からそれぞれ説明する。
【0163】
送信端の側面から説明する。
【0164】
サブフレーム#0において、PDSCHに積載されているTBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行う場合、無CRS REかつDMRS及び3個シンボルの制御領域のみに対しリソースを留保すると仮定する。即ち、TBチャネルエンコーディング及びレートマッチング後のターゲットビット数に対応するRE数を計算する場合、DMRS及び3個OFDMシンボルの制御領域以外の全部のRE(データ領域中のCRS REを含む)がデータ伝送に用いられると仮定し、図8に示すように(1個のPRB内の状況)、6個のPRB中のデータRE数が6*120=720であると算出し、そして、変調方式(QPSK(QPSK Quadrature Phase Shift Keying)と仮定する)でTBチャネルエンコーディング及びレートマッチングした後のターゲットビット数K=720*2=1440であることを算出する。TBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行い、Kビットのエンコーディングされた後のシーケンスを得、変調及び他の処理を行った後Q=1440/2=720個の変調シンボルを得、Q個の変調シンボルを所定方式で対応のREにマッピングして伝送する場合、DMRS及び3個OFDMシンボルに制御領域に対応するREを予備REとし、CRSに対応するREの場合、自身にCRS伝送があり、CRS伝送に影響させないため、データを当該RE位置にマッピングしない。即ち、当該RE位置において伝送するデータ情報は放棄され(即ち、データ情報をパンクし、以後も同様である)、図8に示すとおりである。
【0165】
サブフレーム#1〜3において、PDSCHに積載されているTBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行う場合、DMRS及び3個シンボルの制御領域のためにリソースを留保する(自身にCRSがないため、無CRSの仮定は不要)。即ち、TBチャネルエンコーディング及びレートマッチング後のターゲットビット数に対応するRE数を計算する場合、DMRS及び3個OFDMシンボルの制御領域以外の全部のREが全部データ伝送に用いられると仮定し、図9に示すように(1個のPRB内の状況)、同様に、6個のPRB内のデータRE数が6*120=720であることを得、そして、変調方式(QPSKであると仮定する)でTBチャネルエンコーディング及びレートマッチングした後のターゲットビット数K=720*2=1440を算出し、TBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行い、Kビットのエンコーディングされた後のシーケンスを得、変調及び他の処理を行った後にQ=1140/2=720個の変調シンボルを算出し得て、引き続きQ個の変調シンボルを所定方式で対応のREにマッピングして伝送する場合、サブフレーム#1〜3中のデータ領域自身にCRS伝送がないため、データのマッピング場合にパンクしないが、非MBSFNサブフレーム#0中の制御領域サイズと一致するため、1個のMBSFNサブフレームにおいて設定された制御領域以外のOFDMシンボルにデータをマッピングしない(即ち、制御領域が3個のOFDMシンボルを占有すると仮定する)、そして、DMRS REも余す。よって、データをリソースにマッピングするときの1個PRB中の実のREは、図9に示すチャネルエンコーディング及びレートマッチングに対応するデータREと同様である。また、余したOFDMシンボルを活用するため、上述の処理で得られたエンコーディングされた後のシーケンスまたは変調シンボル中の一部のコンテンツを前記利用されていないOFDMシンボルに重複マッピングして伝送し、こうしてダイバーシティゲインを取得する。
【0166】
受信端の側面から説明する。
【0167】
送信端と同様な方式でTBをチャネルエンコーディング及びレートマッチングした後のターゲットビット数K及び変調シンボル数Qを決定する。データを受信する場合、サブフレーム#0において、CRSに対応するREで抽出したデータシンボルを0または1つの設定値であると仮定することができる。即ち、当該位置に実にデータ伝送がないが、データ情報にはプレースホルダが必要とする。こうして、Q個の受信した変調シンボルを得て、各々サブフレーム中のデータ変調シンボル数とエンコーディングした後のビット数が一致することを確保できる。サブフレーム#1〜3において、4番目のOFDMシンボルからデータを受信始める。即ち、先頭の3個のシンボルにデータ伝送がないと仮定する。当該4個のサブフレームにおける各々サブフレームにおいで受信したQ個の変調シンボルをサブフレームの間で統合する。例えば、4個のサブフレームのデータを加算した後に4で割る。ここで、サブフレーム#0中のCRS REに対応する変調シンボルを統合しない。即ち、当該位置において、サブフレーム#1、2、3中のデータのみを統合する。即ち、当該位置において、3個のサブフレーム中のデータを加算した後に3で割り、統合後のデータに対して後続処理(例えば、チャネル補償,復調,デレートマッチング(de−rate−matching)、以下も同様)を行う。また、サブフレーム#1〜3において、送信端がエンコーディングされた後シーケンスまたは変調シンボル中の一部のコンテンツを前記利用されていないOFDMシンボルにすれば、即ち、3番目のOFDMシンボルに重複マッピングして伝送すれば、受信端は、サブフレーム#1〜3において、前記のサブフレームの間の統合の前、3番目のOFDMシンボルにおいてデータを受信し、前記サブフレーム中の重複する対応の情報を統合して、Q個の変調シンボルを得る必要がある。
【0168】
第1実施の第2種実施方式:
PDSCHに積載されたTBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行う場合、1グループのサブフレームにおける各々サブフレームの制御領域サイズがMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレーム制御領域シンボル数の最小値であると仮定し、即ち、本実施例中に、2である。以下、送信端及び受信端それぞれの側面から説明する。
【0169】
送信端の側面から説明する。
【0170】
サブフレーム#0において、PDSCHに積載されているTBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行う場合、無CRS RE、かつ、DMRS及び2個のシンボルの制御領域のためにリソースを留保すると仮定する。即ち、TBチャネルエンコーディング及びレートマッチング後のターゲットビット数に対応するRE数を計算する場合、DMRS及び2個のOFDMシンボルの制御領域以外の全部のRE(データ領域中のCRS RE及び前記サブフレーム制御領域中の最後のOFDMシンボル(即ち、サブフレーム中の3番目のOFDMシンボル、以下も同様)上のREが含まれる)がデータ伝送に用いられると仮定し、図10に示す1個のPRB内の状況のように、6個の6個のPRB内のデータRE数が6*132=792であることを得て、変調方式(QPSKと仮定し、以下も同様)でTBチャネルエンコーディング及びレートマッチングした後のターゲットビット数K=792*2=1584を算出し、TBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行い、Kビットのエンコーディングされた後のシーケンスを得、変調及びの処理された後にQ=1584/2=792個の変調シンボルを取得し、さらに、Q個の変調シンボルを所定方式で対応のREにマッピングして伝送する場合、DMRS及び2個OFDMシンボルの制御領域に対応するREを余し、CRSに対応するREの場合、自身にCRS伝送があり、CRS伝送に影響させないため、データを当該RE位置にマッピングしない。即ち、当該RE位置に伝送するデータ情報を放棄(即ち、パンクする)し、制御領域における最後のOFDMシンボルの場合、自身に制御情報の伝送があり、制御情報の伝送に影響しないようにするため、データを当該RE位置にマッピングしない。即ち、当該RE位置において伝送するデータ情報は放棄され、図10に示すとおりである。
【0171】
サブフレーム#1〜3において、PDSCHに積載されているTBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行う場合、DMRS及び2個のシンボルの制御領域のみのためにリソースを(自身にCRSがないため、無CRSを仮定する必要がない)を留保し、即ち、TBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行った後のタケットビット数に対応するRE数を計算する場合、DMRS及び2個のOFDMシンボルの制御領域以外の全部のREがデータ伝送に用いられると仮定する。MBSFNサブフレームちゅう制御の領域サイズ自身が2シンボルであり、かつ、データ領域自身にCRSがないため、チャネルエンコーディング及びレートマッチングに対応するデータREが図5の空白位置RE(1個のPRB内の状況)に示すように、同様に、6個のPRB内のデータRE数が6*132=792であることを算出し、そして、変調方式でTBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行った後のタケットビット数K=792*2=1584であることを算出し、TBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行い、Kビットのエンコーディング後のシーケンスを取得し、変調及び他の処理を行った後、Q=1584/2=792個の変調シンボルを取得して、Q個の変調シンボルを所定方式で対応のREにマッピングして伝送する場合、チャネルエンコーディング及びレートマッチングでREを計算するとき他の情報により占有されたREを利用していないため、データをマッピングする場合にパンクせず、DMRS及び2個の制御領域OFDMシンボルに対応するREを余せばよい。よって、データをリソースにマッピングする際の実のREは、図5の空白位置RE同様である。
【0172】
受信端側面から説明する。
【0173】
送信端と同様な方式でTBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行った後のタケットビット数K及び変調シンボル数Qを決定する。データを受信する場合、サブフレーム#0において、CRS及び制御領域における最後のOFDMシンボルに対応するREから抽出したデータシンボルが0または1つの設定値であると仮定する。即ち、当該位置に実にデータ伝送がないが、データ情報にはプレースホルダが必要とする。こうして、受信したQ個の変調シンボルを取得して、サブフレームごとに、データ変調シンボル数及びエンコーディングした後のビット数の一致さを確保できる。サブフレーム#1〜3において、通常は、データ領域においてデータを受信する。当該4個のサブフレーム中の各々サブフレームにおいて受信したQ個の変調シンボルを、サブフレームの間で統合する。例えば、4つのサブフレームのデータを加算して4で割る。ここで、サブフレーム#0中のCRS及び制御領域における最後のシンボル上のREに対応する変調シンボルの場合、統合しない。即ち、当該位置において、サブフレーム#1、2、3中のデータのみを統合する。即ち、当該位置において、3個のサブフレーム中のデータを加算して3で割る。そして、統合後のデータを引き続き処理する。
【0174】
第2実施において
第2グループのサブフレームは無線フレーム#Mにおけるサブフレーム#4〜サブフレーム#7であり、非MBSFNサブフレームのみを含み、かつサブフレーム#4にCSI−RSがあるため、MBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームの相違点を考慮する必要がない。サブフレームごとにCRSがあり、かつ、制御領域のサイズがともに3個のシンボルである。即ち、CRS及び制御領域は、当該サブフレーム中のいずれサブフレームのおいても同様であり、仮定する必要があにが、CSI−RSリソースの仮定を考慮すべきである。ここで、サブフレーム#4のRE占有状況は図4に示すとおりであり、サブフレーム#5〜7のRE占有状況は図3に示すとおりである。
【0175】
送信端側面から説明する。
【0176】
サブフレーム#4において、PDSCHに積載されているTBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行う場合、CSI−RS REがない、CRS、DMRS及び3個のOFDMシンボルの制御領域のためにリソースを留保すると仮定する。即ち、TBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行った後のタケットビット数に対応するRE数を計算する場合、CRS、DMRS及び3個のOFDMシンボルの制御領域以外の全部のRE(データ領域中のCSI−RS REを含む)がデータ伝送に用いられると仮定し、図11に示すように(1個のPRB内の状況)、6個のPRB内のデータRE数6*104=624を取得し、そして、変調方式でTBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行った後のタケットビット数K=624*2=1248を取得する。TBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行い、Kビットのエンコーディング後のシーケンスを取得し、変調及び他の処理を行った後、Q=1248/2=624個の変調シンボルを取得して、Q個の変調シンボルを所定方式で対応のREにマッピングして伝送場合、CRS、DMRS及び3個のシンボル制御領域に対応するREを余す。自身にCSI−RS伝送があり、CSI−RS伝送へ影響を与えないようにするため、データをCSI−RS RE位置にマッピングしない。即ち、CSI−RS RE位置において伝送するデータ情報は放棄され(即ちパンクする)、図11に示すとおりである。
【0177】
サブフレーム#5〜7において、PDSCHに積載されているTBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行う場合、CRS、DMRS及び3個のシンボルの制御領域のためにリソースを留保する。即ち、TBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行った後のタケットビット数に対応するRE数を計算する場合、CRS、DMRS及び3個のOFDMシンボルの制御領域以外の全部のREがデータ伝送に用いられると仮定する。即ち、図3に示す空白RE位置(1個のPRB内の状況)のように、同様に6個のPRB内のデータRE数6*104=624を取得して、変調方式でTBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行った後のタケットビット数K=624*2=1248を取得する。TBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行い、Kビットのエンコーディング後のシーケンスを取得し、変調及び他の処理を行った後、Q=1248/2=624個の変調シンボルを取得して、Q個の変調シンボルを所定方式でデータ伝送領域中のREにマッピングして伝送する場合、サブフレーム#5〜7中のデータがチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行う場合他の信号リソースを占有していないため、データをマッピングする際にパンクする必要がなく、通常の方式でCRS、DMRS及び3個のシンボルの制御領域に対応するREをあましておけばよい。よって、データをリソースにマッピングする場合の1個のPRB中の実のREは、図3の空白RE位置と同一である。
【0178】
受信端側面から説明する。
【0179】
送信端と同様な方式でTBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行った後のタケットビット数K及び変調シンボル数Qを決定する。データを受信する場合、サブフレーム#4において、CSI−RSに対応するREから抽出したデータシンボルを0または1つの設定値に仮定する。即ち、当該位置に実にデータ伝送がない、データ情報にはプレースホルダが必要であると認識する。こうして、Q個の受信した変調シンボルを取得し、サブフレームにデータ変調シンボル数がエンコーディングした後のビット数と一致することを確保できる。サブフレーム#5〜7において、通常方式で受信すればよい。当該4個のサブフレーム中のサブフレームごとに受信したQ個の変調シンボルに対し、サブフレーム間の統合を行う。例えば、4個のサブフレームのデータを加算して4で割る。ここで、サブフレーム#4中のCSI−RS REに対応する変調シンボルは統合しない。即ち、CSI−RS RE位置において、サブフレーム#5、6、7中のデータのみを統合し、つまり、当該位置において、3個のサブフレーム中のデータを加算して3で割る。そして、統合後のデータを引き続き処理する。
【0180】
第3実施において、
第3グループのサブフレームは無線フレーム#M中のサブフレーム#8、9及び無線フレーム#M+1中のサブフレーム#0、1であり、非MBSFNサブフレーム及びMBSFNサブフレームをともに含み、かつ、サブフレーム#9にCSI−RSがあり、よって、MBSFNサブフレームと非MBSFNサブフレームの相違点及びCSI−RSリソースへの仮定のみを考慮すればよい。ここで、サブフレーム#8及びサブフレーム#1はMBSFNサブフレームであり、ここでのRE占有状況は図5に示すとおりである。サブフレーム#9はMBSFNサブフレームであり、CSI−RSを含み、RE占有状況は図6に示すとおりである。サブフレーム#0は非MBSFNサブフレームであり、RE占有状況は図3に示すとおりである。
【0181】
第3実施における第1種実施方式:
PDSCHに積載されているTBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行う場合、当該グループのサブフレーム中の各々サブフレームの制御領域サイズがMBSFNサブフレームと非MBSFNサブフレーム制御領域シンボル数の最大値であると仮定する。即ち、本実施例の場合、3である。送信端及び受信端それぞれ側面から説明する。
【0182】
送信端側面から説明する。
【0183】
無線フレーム#M+1中のサブフレーム#0において、処理方式は第1実施における第1種実施方式の第1グループのサブフレーム中のサブフレーム#0と同様であり、ここで、繰り返して説明しない。無線フレーム#M中のサブフレーム#8及び無線フレーム#M+1中のサブフレーム#1において、処理方式は、第1実施における第1種実施方式を採用する場合の第1グループのサブフレーム中のサブフレーム#1〜3と同様であり、ここで、繰り返して説明しない。
【0184】
無線フレーム#M中のサブフレーム#9において、PDSCHに積載されているTBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行う場合、CSI−RS REがない、DMRS及び3個のシンボルの制御領域のためにリソースを留保すると仮定する。即ち、TBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行った後のタケットビット数に対応するRE数を計算する場合、DMRS及び3個のOFDMシンボルの制御領域以外の全部のRE(データ領域中のCSI−RS REを含む)がデータ伝送に用いられると仮定し、図12(1個のPRB内の状況)に示すとおり、同様に、6個のPRB内のデータRE数6*120=720を取得し、変調方式でTBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行った後のタケットビット数K=720*2=1440を算出し、TBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行い、Kビットのエンコーディング後のシーケンスを取得し、変調及び他の処理を行った後、Q=1140/2=720個の変調シンボルを取得する。そして、Q個の変調シンボルを所定方式
で対応するREにマッピングして伝送する場合、DMRS REを余し、非MBSFNサブフレーム#0中の制御領域サイズと一致するため、1個のMBSFNサブフレームに設定した制御領域以外のOFDMシンボルを余してデータマッピングしないようにする(即ち、制御領域が3個の OFDMシンボルを占有すると仮定する)。CSI−RS REの場合、自身にCSI−RS伝送があり、CSI−RS伝送へ影響を与えないようにするため、データをCSI−RS RE位置にマッピングしない。即ち、CSI−RS RE位置に伝送するデータ情報は放棄され(即ち、パンクする)、図12に示すとおりである。また、余したOFDMシンボルをさらに利用するため、上述処理により得られたエンコーディングしたシーケンスまたは変調シンボル中の一部のコンテンツを、当該余したOFDMシンボルに重複マッピングして伝送し、こうして、ダイバーシティゲインを得る。
【0185】
受信端の側面から説明する。
【0186】
送信端と同様な方式でTBチャネルエンコーディング及びレートマッチングした後のターゲットビット数K及び変調シンボル数Qを決定する。データを受信する場合、無線フレーム#M+1中のサブフレーム#0に対する処理は、第1実施における第1種実施方式を採用する場合の第1グループのサブフレーム中のサブフレーム#0と同様である。無線フレーム#M中のサブフレーム#8及び無線フレーム#M+1中のサブフレーム#1野処理は、第1実施における第1種実施方式を採用する場合の第1グループのサブフレーム中のサブフレーム#1〜3と同様である。無線フレーム#M中のサブフレーム#9において、CSI−RSに対応するREから抽出したデータシンボルを0または1つの設定値すると仮定する。即ち、当該位置に実にデータ伝送がないが、データ情報にプレースホルダが必要となり、こうして、Q個の受信した変調シンボルを得て、各々サブフレーム中のデータ変調シンボル数とエンコーディングした後のビット数が一致することを確保できる。その後、当該4個のサブフレームにおける各々サブフレームにおいて受信したQ個の変調シンボルに対し、サブフレーム間の統合を行い、例えば、4個のサブフレームのデータを加算して4で割る。ここで、サブフレーム#0中のCRS REに対応する変調シンボルを統合しない。即ち、CRS REに対応する位置において、サブフレーム#8、9、1中のデータのみを統合する。つまり、CRS REに対応する位置の場合、個サブフレーム中のデータを加算して3で割る。サブフレーム#9中のCSI−RS REに対応する変調シンボルを統合しない。即ち、CSI−RS REに対応する位置において、サブフレーム#8、0、1中のデータのみを統合する。即ち、CSI−RS REに対応する位置の場合、3個サブフレーム中のデータを加算して3で割る。そして、統合後のデータを引き続き処理する。また、サブフレーム#8、9及び1において、送信端がエンコーディングされた後シーケンスまたは変調シンボル中の一部のコンテンツを前記利用されていないOFDMシンボル(即ち3番目のOFDMシンボル)に重複マッピングして伝送すれば、サブフレーム#8、9及び1においてサブフレーム間の統合を行う前、3番目のOFDMシンボルにおいてデータを受信し、前記サブフレームにおける重複の情報を統合して、Q個の変調シンボルを取得する。
【0187】
第3実施における第2種実施方式:
PDSCHに積載されたTBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行う場合、1グループのサブフレームにおける各々サブフレームの制御領域サイズがMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレーム制御領域シンボル数の最小値であると仮定し、即ち、本実施例において、2である。以下、送信端及び受信端の側面から説明する。
【0188】
送信端の側面から説明する。
【0189】
無線フレーム#M+1中のサブフレーム#0において、実行方式は、第1実施における第2種実施方式を採用する場合の第1グループのサブフレーム中のサブフレーム#0と同様であり、この以上説明しない。無線フレーム#M中のサブフレーム#8及び無線フレーム#M+1中のサブフレーム#1において、実行方式は、第1実施における第2種実施方式を採用する場合の第1グループのサブフレーム中のサブフレーム#1〜3と同様であり、この以上説明しない。
【0190】
無線フレーム#M中のサブフレーム#9において、PDSCHに積載されているTBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行う場合、CSI−RS REがない、DMRS及び2個シンボルの制御領域のみのためにリソースを留保すると仮定する。即ち、TBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチング後のターゲットビット数に対応するRE数を計算する場合、DMRS及び2個のOFDMシンボルの制御領域以外の全部のRE(データ領域中のCSI−RS REを含む)がデータ伝送に用いられると仮定し、図13に示すとおり(1個のPRB内の状況)、同様に、6個のPRB内のデータRE数が6*132=792であることを得、そして、変調方式でTBチャネルエンコーディング及びレートマッチングした後のターゲットビット数K=792*2=1584を算出し、TBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行い、Kビットのエンコーディングされた後のシーケンスを得、変調及び他の処理を行った後Q=1584/2=792個の変調シンボルを得、Q個の変調シンボルを所定方式で対応のREにマッピングして伝送する場合、DMRS及び個OFDMシンボルに制御領域に対応するREを余しておけばよい。CRSに対応するREの場合、自身にCRS伝送があり、CRS伝送に影響させないため、データを当該RE位置にマッピングしない。即ち、当該RE位置において伝送するデータ情報は放棄され(即ち、パンクする)、CSI−RSに対応するREの場合、自身にCSI−RS伝送があり、CSI−RS伝送へ影響しないようにするため、データを当該RE位置にマッピングしない。即ち、CSI−RSのRE位置で送信された対応するデータ情報は放棄され(即ち、パンクする)、図13に示すとおりである。
受信端の側面から説明する。
送信端と同様な方式でTBチャネルエンコーディング及びレートマッチングした後のターゲットビット数K及び変調シンボル数Qを決定する。データを受信する場合、無線フレーム#M+1中のサブフレーム#0に対する処理は、第1実施における第2種実施方式を採用する場合の第1グループのサブフレーム中のサブフレーム#0と同様である。無線フレーム#M中のサブフレーム#8及び無線フレーム#M+1中のサブフレーム#1の処理は、第1実施における第2種実施を採用する場合の第1グループサブフレーム中のサブフレーム#1〜3と同様である。無線フレーム#M中のサブフレーム#9において、CSI−RSに対応するREから抽出したデータシンボルを0または1つの設定値にすると仮定する。即ち、当該位置に実にデータ伝送がないが、データ情報にプレースホルダが必要となり、こうして、Q個の受信した変調シンボルを得て、各々サブフレーム中のデータ変調シンボル数とエンコーディングした後のビット数が一致することを確保できる。その後、当該4個のサブフレームにおける各々サブフレームにおいて受信したQ個の変調シンボルに対し、サブフレーム間の統合を行い、例えば、4個のサブフレームのデータを加算して4で割る。ここで、サブフレーム#0中のCRS REに対応する変調シンボルを統合しない。即ち、CRS REに対応する位置において、サブフレーム#8、9、1中のデータのみを統合する。つまり、当該CRS REに対応する位置の場合、3個のサブフレーム中のデータを加算して3で割る。サブフレーム#9中のCSI−RS REに対応する変調シンボルを統合しない。即ち、CSI−RS REに対応する位置において、サブフレーム#8、0、1中のデータのみを統合する。即ち、CSI−RS REに対応する位置の場合、3個サブフレーム中のデータを加算して3で割る。そして、統合後のデータを引き続き処理する。
第4実施において、
第4グループのサブフレームは無線フレーム#M+1中のサブフレーム#2〜5であり、非MBSFNサブフレーム及びMBSFNサブフレームをともに含み、かつ、サブフレーム#4にCSI−RSがあり、よって、MBSFNサブフレームと非MBSFNサブフレームの相違点及びCSI−RSリソースへの仮定のみを考慮すればよい。ここで、サブフレーム#2、3はMBSFNサブフレームであり、ここでのRE占有状況は図5に示すとおりである。サブフレーム#4は非MBSFNサブフレームであり、CSI−RSを含み、RE占有状況は図4に示すとおりである。サブフレーム#5は非MBSFNサブフレームであり、RE占有状況は図3に示すとおりである。
第4実施における第1種実施方式:
PDSCHに積載されたTBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行う場合、当該グループのサブフレームにおける各々サブフレームの制御領域サイズがMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレーム制御領域シンボル数の最大値であると仮定し、即ち、本実施例において、3である。以下、送信端及び受信端の側面から説明する。
送信端の側面から説明する。
無線フレーム#M+1中のサブフレーム#2、3において、実行方式は、第1実施における第1種実施方式を採用する場合の第1グループサブフレーム中のサブフレーム#1〜3と同様であり、これ以上説明しない。
無線フレーム#M+1中のサブフレーム#4において、PDSCHに積載されているTBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行う場合、CRS REもないしCSI−RS REもなく、DMRS及び3個OFDMシンボルの制御領域のみのためにリソースを留保すると仮定する。即ち、TBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチング後のターゲットビット数に対応するRE数を計算する場合、DMRS及び2個のOFDMシンボルの制御領域以外の全部のRE(データ領域中のCRSおよびCSI−RSを含む)がデータ伝送に用いられると仮定する。図14に示すとおり(1個のPRB内の状況)、6個のPRB内のデータRE数が6*120=720であることを得て、変調方式でTBチャネルエンコーディング及びレートマッチングした後のターゲットビット数K=720*2=1440を算出し、TBにおいて地ャネルエンコーディング及びレートマッチングを行い、Kビットのエンコーディングされた後のシーケンスを得、変調及び他の処理された後にQ=1440/2=720個の変調シンボルを取得し、Q個の変調シンボルを所定方式で対応のREにマッピングして伝送する場合、DMRS及び3個OFDMシンボルの制御領域に対応するREを余し、CRSに対応するREの場合、自身にCRS伝送があり、CRS伝送に影響させないため、データを当該RE位置にマッピングしない。即ち、当該RE位置に伝送するデータ情報は放棄され(即ち、パンクする)、CSI−RSに対応するREの場合、自身にCSI−RS伝送があり、CRS伝送に影響させないため、データを当該RE位置にマッピングしない。即ち、当該RE位置に伝送するデータ情報は放棄され(即ち、パンクする)、図14に示すとおりである。
【0191】
無線フレーム#M+1中のサブフレーム#5において、実行方式は、第1実施における第1種実施方式を採用する場合の第1グループのサブフレーム中のサブフレーム#0と同様であり、この以上説明しない。
【0192】
受信端の側面から説明する。
【0193】
送信端と同様な方式でTBチャネルエンコーディング及びレートマッチングした後のターゲットビット数K及び変調シンボル数Qを決定する,データを受信する場合、無線フレーム#M+1中のサブフレーム#2、3への処理は、第1実施における第1種実施方式を採用する場合の第1グループのサブフレーム中のサブフレーム#1〜3と同様である。無線フレーム#M+1中のサブフレーム#5への処理は、第1実施における第1種実施方式を採用する場合の第1グループのサブフレーム中のサブフレーム#0と同様である。無線フレーム#M+1中のサブフレーム#4において、CRS及びCSI−RSに対応するREから抽出したデータシンボルを0または1つの設定値にすると仮定する。即ち、当該CRS及びCSI−RS RE位置に実にデータ伝送がないが、データ情報にはプレースホルダが必要となり、こうして、Q個の受信した変調シンボルを得て、各々サブフレーム中のデータ変調シンボル数とエンコーディングした後のビット数が一致することを確保できる。そして、当該4個のサブフレームにおける各々サブフレームにおいて受信したQ個の変調シンボルに対し、サブフレーム間の統合を行い、例えば、4個のサブフレームのデータを加算して4で割る。ここで、サブフレーム#4、5中のCRS REに対応する変調シンボルを統合しない。即ち、当該CRS RE位置において、サブフレーム#2、3中のデータのみを統合し、つまり、当該CRS RE位置の場合、2個サブフレーム中のデータを加算して2で割る。サブフレーム#4中のCSI−RS REに対応する変調シンボルを統合しない。即ち、前記CSI−RS RE位置において、サブフレーム#2、3、5中のデータのみを統合し、即ち、前記CSI−RS RE位置の場合、3個サブフレーム中のデータを加算して3で割る。そして、統合後のデータを引き続き処理する。また、サブフレーム#2、3において、送信端がエンコーディングされた後シーケンスまたは変調シンボル中の一部のコンテンツを、前記利用されていないOFDMシンボル(即ち3番目のOFDMシンボル)に重複マッピングして伝送すれば、サブフレーム#2、3において上述のサブフレーム間の統合を行う前、3番目のOFDMシンボルにおいてデータを受信して、サブフレーム#2、3中の重複の情報を統合し、Q個の変調シンボルを取得する。
【0194】
第4実施における第2種実施方式:
PDSCHに積載されたTBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行う場合、1グループのサブフレームにおける各々サブフレームの制御領域サイズがMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレーム制御領域シンボル数の最小値であると仮定し、即ち、本実施例中の2である。
【0195】
送信端の側面から説明する。
【0196】
無線フレーム#M+1中のサブフレーム#2、3において、実行方式は、第1実施における第2種実施方式を採用する場合の第1グループのサブフレーム中のサブフレーム#1〜3と同様であり、この以上説明しない。
【0197】
無線フレーム#M+1中のサブフレーム#4において、PDSCHに積載されているTBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行う場合、CRS REもないしCSI−RS REもなく、DMRS及び2個OFDMシンボルの制御領のみのためにリソースを留保すると仮定する。即ち、TBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチング後のターゲットビット数に対応するRE数を計算する場合、DMRS及び2個のOFDMシンボルの制御領域以外の全部のRE(データ領域中のCRS、CSI−RS及び最後の制御領域OFDMシンボルに占有されたREを含む)がデータ伝送に用いられると仮定する。図15に示すとおり(1個のPRB内の状況)、6個の6個のPRB内のデータRE数が6*132=792であることを得て、変調方式でTBチャネルエンコーディング及びレートマッチングした後のターゲットビット数K=792*2=1584を算出し、TBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行い、Kビットのエンコーディングされた後のシーケンスを得、変調及びの処理された後にQ=1584/2=792個の変調シンボルを取得し、Q個の変調シンボルを所定方式で対応のREにマッピングして伝送する場合、DMRS及び2個OFDMシンボルの制御領域に対応するREを余し、CRSに対応するREの場合、自身にCRS伝送があり、CRS伝送に影響させないため、データを当該CRS RE位置にマッピングしない。即ち、CRS RE位置に伝送するデータ情報は放棄され(即ち、パンクする)、CSI−RSに対応するREの場合、自身にCSI−RS伝送があり、CSI−RS伝送へ影響を与えないようにするため、データを前記CSI−RS RE位置にマッピングしない。即ち、CSI−RS RE位置において伝送するデータ情報は放棄され(即ちパンクする(puncturing))る。制御領域における最後のOFDMシンボルに対応するREの場合、自身に制御情報伝送があり、制御情報伝送へ影響を与えないようにするため、データを当該RE位置にマッピングしない。即ち、制御領域における最後のOFDMシンボルに対応するRE位置において伝送するデータ情報は放棄され(即ちパンクする)、図15に示すとおりである。
【0198】
無線フレーム#M+1中のサブフレーム#5において、実行方式は第1実施における第2種実施方式を採用する場合の第1グループのサブフレーム中のサブフレーム#0と同様であり、この以上説明しない。
【0199】
受信端の側面から説明する。
【0200】
送信端と同様な方式でTBチャネルエンコーディング及びレートマッチングした後のターゲットビット数K及び変調シンボル数Qを決定する。データを受信する場合、無線フレーム#M+1中のサブフレーム#2、3に対する処理は、第1実施における第2種実施方式を採用する場合の第1グループのサブフレーム中のサブフレーム#1〜3と同様である。無線フレーム#M+1中のサブフレーム#5に対する処理は、第1実施における第2種実施方式を採用する場合の第1グループのサブフレーム中のサブフレーム#0と同様である。無線フレーム#M+1中のサブフレーム#4において、CRS、CSI−RS及び制御領域における最後のOFDMシンボルに対応するREから抽出したデータシンボルを0または1つの設定値とすると仮定する。即ち、当該位置に実にデータ伝送がないが、データ情報にはプレースホルダが必要であるというように認識することができる。こうして、Q個の受信した変調シンボルを得て、各々サブフレーム中のデータ変調シンボル数とエンコーディングした後のビット数が一致することを確保できる。そして、当該4個のサブフレームにおける各々サブフレームにおいて受信したQ個の変調シンボルに対し、サブフレーム間の統合を行い、例えば、4個のサブフレームのデータを加算して4で割る。ここで、サブフレーム#4、5中のCRS及び制御領域における最後のOFDMシンボルのREに対応する変調シンボルを統合しない。即ち、前記サブフレーム#4、5中のCRS及び制御領域における最後のOFDMシンボルのRE位置において、サブフレーム#2、3中のデータのみを統合する。即ち、当該位置の場合、2個サブフレーム中のデータを加算して2で割る。サブフレーム#4中のCSI−RS REに対応する変調シンボルを統合しない。即ち、前記CSI−RS RE位置において、サブフレーム#2、3、5中のデータのみを統合する。即ち、前記CSI−RS RE位置の場合、3個サブフレーム中のデータを加算して3で割る。そして、統合後のデータを引き続き処理する。
【0201】
各々グループのサブフレームにおいて、その後の処理流れは、上述の具体的な実施例のうちの第1〜第4実施において説明した流れを参照されたい。CSI−RS REの有無、MBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームがともに含まれるか否かを判断して、この判断結果に応じて処理すればよいため、繰り返して説明しない。
【0202】
方法2:サブフレーム集合全体を単位として処理するn
当該100個のサブフレームの集合にMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームがともに含まれるため、以下のような2種の実施方式がある。
【0203】
<第1実施方式>
PDSCHに積載されたTBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行う場合、前記グループのサブフレームにおける各々サブフレームの制御領域サイズがMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレーム制御領域シンボル数の最大値であると仮定する。即ち、本実施例には、3である。以下、送信端及び受信端の側面から説明する。
【0204】
送信端の側面から説明する。
【0205】
当該100サブフレーム中の全部のCSI−RSが含まれない非MBSFNサブフレームの場合、例えば、本実施例中の1個の無線フレーム中のサブフレーム#0、5、6、7の場合、具体的な実行方式は、方法1中の第1種実施方式を採用する場合のサブフレーム#0と同様であり、繰り返して説明しない。
【0206】
当該100サブフレーム中の全部のCSI−RSが含まれる非MBSFNサブフレームの場合、例えば、本実施例中の1個の無線フレーム中のサブフレーム#4の場合、具体的な実行方式は、方法中の第1種実施方式を採用する倍あの第4グループのサブフレーム中のサブフレーム#4(即ち無線フレーム#M+1中のサブフレーム#4)と同様であり、繰り返して説明しない。
【0207】
当該100サブフレーム中の全部のCSI−RSが含まれないMBSFNサブフレームの場合、例えば、本実施例中の1個の無線フレーム中のサブフレーム#1、2、3、8の場合、具体的な実行方式は、方法1中の第1種実施方式を採用する場合のサブフレーム#1〜3と同様であり、繰り返して説明しない。
【0208】
当該100サブフレーム中の全部のCSI−RSが含まれるMBSFNサブフレームの場合、例えば、本実施例中の1個の無線フレーム中のサブフレーム#の場合、具体的な実行方式は、方法1中の第1種実施方式を採用する場合のサブフレーム#9と同様であり、繰り返して説明しない。
【0209】
受信端の側面から説明する。
【0210】
サブフレームにおける受信処理は、上述のサブフレームが参考した送信方式に対応する受信方式と同様である。マルチサブフレーム間の統合を行う場合、非MBSFNサブフレームにおけるCRS位置から抽出したデータを0または1つの設定値とし、CSI−RSが含まれるMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームにおけるCSI−RS 位置から抽出したデータを0または1つの設定値とする。即ち、当該位置に実にデータ伝送がないが、データ情報にはプレースホルダが必要であるというように認識する。こうして、Q個の受信した変調シンボルを得て、各々サブフレーム中のデータ変調シンボル数がエンコーディングした後のビット数と一致することを確保することができる。MBSFNサブフレームにおいて、4番目のシンボルからデータを受信し始める。そして、4個のサブフレームを1グループとし、前記グループにおける各々サブフレームにおいて受信したQ個の変調シンボルに対し、サブフレーム間の統合を行う(例えば、4個のサブフレームのデータを加算して4で割る)。ここで、非MBSFNサブフレーム中のCRS REに対応する変調シンボルを統合しない。即ち、当該CRS RE位置において、他のサブフレーム中の対応のデータのみを統合する。つまり、当該位置の場合、他のサブフレーム中の対応の位置におけるデータの平均値である。MBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレーム中のCSI−RS REに対応する変調シンボルを統合しない。即ち、前記CSI−RS RE位置において、他のサブフレーム中の対応のデータのみを統合する。即ち、前記CSI−RS RE位置の場合、他のサブフレーム中の対応の位置におけるデータの平均値である。そして、統合後のデータを引き続き処理する。特に、送信端がMBSFNサブフレームにおいて、エンコーディング及びレートマッチング後の結果中の一部情報を余した1個のOFDMシンボルに重複マッピングする。即ち、3番目のOFDMシンボルに重複マッピングする場合、サブフレーム間の統合を行う前、余した1個のOFDMシンボルに重複マッピングサブフレームにおける重複する部分のデータを統合する必要がある。
【0211】
<第2実施方式>
PDSCHに積載されたTBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行う場合、1グループのサブフレームにおける各々サブフレームの制御領域サイズがMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレーム制御領域シンボル数の最小値であると仮定し、即ち、本実施例には、2である。以下、送信端及び受信端の側面から説明する。
【0212】
送信端の側面から説明する。
【0213】
当該100個サブフレーム中の全部のCSI−RSが含まれない非MBSFNサブフレームの場合、例えば、本実施例における1個無線フレーム中のサブフレーム#0、5、6、7の場合、具体的な実行方式は、方法1中の第2種実施方式を採用する場合のサブフレーム#0と同様であり、繰り返して説明しない。
【0214】
当該100個サブフレーム中の全部のCSI−RSが含まれる非MBSFNサブフレームの場合、例えば、本実施例における1個無線フレーム中のサブフレーム#4の場合、具体的な実行方式は、方法1中の第2種実施方式を採用する場合の第4グループのサブフレーム中のサブフレーム#4(即ち無線フレーム#M+1中のサブフレーム#4)と同様であり、繰り返して説明しない。
【0215】
当該100個サブフレーム中の全部のCSI−RSが含まれないMBSFNサブフレームの場合、例えば、本実施例における1個無線フレーム中のサブフレーム#1、2、3、8の場合、具体的な実行方式は、方法1中の第2種実施方式を採用する場合のサブフレーム#1〜3と同様であり、繰り返して説明しない。
【0216】
当該100個サブフレーム中の全部のCSI−RSが含まれるMBSFNサブフレームの場合、例えば、本実施例における1個無線フレーム中のサブフレーム#9の場合、具体的な実行方式は、方法1中の第2種実施方式を採用する場合のサブフレーム#9と同様であり、繰り返して説明しない。
【0217】
受信端の側面から説明する。
【0218】
上述のサブフレームにおける受信処理は、上述のサブフレームが参考した送信方式に対応する受信方式と同様である。マルチサブフレーム間の統合を行う場合、非MBSFNサブフレームにおけるCRS位置及び制御領域の最後のシンボルから抽出したデータを0または1つの設定値とし、CSI−RSが含まれるMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームにおけるCSI−RS 位置から抽出したデータを0または1つの設定値とする。即ち、当該位置に実にデータ伝送がないが、データ情報にはプレースホルダが必要であるというように認識する。こうして、Q個の受信した変調シンボルを得て、各々サブフレーム中のデータ変調シンボル数がエンコーディングした後のビット数と一致することを確保することができる。CSI−RSが含まれないMBSFNサブフレームにおいて、ノーマル方式でデータを受信する。そして、4個のサブフレームを1グループとし、前記グループにおける各々サブフレームにおいて受信したQ個の変調シンボルに対してサブフレーム間の統合を行う(例えば、4個のサブフレームのデータを加算して4で割る)。ここで、非MBSFNサブフレーム中のCRS RE及び制御領域の最後のシンボルに対応する変調シンボルを統合しない。即ち、当該CRS RE位置において、他のサブフレーム中の対応のデータのみを統合し(即ち、当該CRS RE位置の場合、他のサブフレーム中の対応の位置におけるデータの平均値)、MBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレーム中のCSI−RS REに対応する変調シンボルを統合しない。即ち、前記CSI−RS RE位置において、他のサブフレーム中の対応のデータのみを統合する(即ち、前記CSI−RS RE位置の場合、他のサブフレーム中の対応の位置におけるデータの平均値)。そして、統合後のデータを引き続き処理する。
【0219】
説明したいのは、当該具体的な実施例には、4ポートCRS、1ポートDMRS及び2、3個の制御領域シンボルの状況例のみを挙げた。さらに、実際のCRSポート数の変更に応じて、CRS RE数も変更される。例えば、CSRポート数が1であれば、CRS REは、図面中のポート0に対応するREのみに対応する。CRSポート数が2であれば、CRS REは、図面中のポート0及び1に対応するREのみに対応する。さらに、実
際のDMRSポート数の変更に応じて、DMRS RE数も変更される。例えば、DMRSポート数が3または4であれば、図面にDMRSポート9、10に対応するREを追加する必要があり、即ち、図面中のDMRSポート7/8に対応するREの下方のREを追加する。DMRSポート数が4〜8であれば、REリソース位置はポート7〜10と同様である。さらに、制御領域のサイズは、0〜4個シンボルであることができる。当該方法は、サブフレームグループ含まれるサブフレーム数がいずれの値であるマルチサブフレームチャネル推定及びいずれ数のサブフレームにおけるデータの統合に適用できる。
【0220】
また、当該具体的な実施例には、全部のサブフレームにおいてDMRS基づいて復調すると仮定する。実際に、方法1中の非MBSFNサブフレームのみが含まれるサブフレームグループの場合、例えば、第2サブフレームグループを、CRS復調に基づくように約定することができる。この際、DMRS REがない、即ち、対応の図面に示しているDMRS REは実にデータ伝送に利用可能なREであり、TBにおいてチャネルエンコーディング及びレートマッチングを行う場合、DMRS REを計算する必要があり、かつ、リソースにマッピングするときに、DMRS REにデータをマッピングする必要もある。
【0221】
同様な発明思想に基づき、本発明に係る実施例は送信端装置をさらに提供する。当該送信端装置の具体的な実施は、上述の実施例中の送信端のダウンリンクデータの重複伝送に関する説明を参考されたく、繰り返して説明しない。図16に示すように、当該装置は、決定モジュール1601と、リソースマッピングモジュール1602と、送信モジュール1603とを備える。
【0222】
前記決定モジュール1601は、物理ダウンリンクチャネルの重複伝送のためのサブフレーム集合を決定する。
【0223】
前記リソースマッピングモジュール1602は、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0224】
前記送信モジュール1603は、前記リソースのマッピング方式で前記物理ダウンリンクチャネルを送信する。
【0225】
具体的に、前記特定の開始シンボル位置は、上位層シグナリングにより予め設定されるか、または、前記特定の開始シンボル位置は、DCI領域サイズに基づいて得られたものである。前記DCI領域サイズはCFIにより得られたものである。
【0226】
本発明に係る実施例において、リソースマッピングモジュール1602は、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングし,即ち復調用のリファレンス信号及び制御領域に対応するリソースのみを留保し、留保されたリソースは前記物理ダウンリンクチャネルのデータ伝送に用いられず、具体的には、以下のいくつかの異なる実施方式を含むが、これらに限定しない。
【0227】
<第1実施方式>
前記リソースマッピングモジュールは、前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域に占有された第1シンボル数及び非MBSFNサブフレームのDCI領域に占有された第2シンボル数に基づき、前記所定数のサブフレームにより形成されたサブフレームグループにおける各々サブフレームのDCI領域に占有された第3シンボル数を決定し、前記第3シンボル数に基づいて前記所定数のサブフレームにより形成されたサブフレームグループにおける各々サブフレームの特定の開始シンボル位置を決定し、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングする。
【0228】
または、前記リソースマッピングモジュールは、前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域に占有された第1シンボル数及び非MBSFNサブフレームのDCI領域に占有された第2シンボル数に基づき、前記サブフレーム集合における各々サブフレームのDCI領域に占有された第3シンボル数を決定し、前記第3シンボル数に基づいて前記サブフレーム集合における各々サブフレームの特定の開始シンボル位置を決定し、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングする。
【0229】
具体的に、前記リソースマッピングモジュールは、前記第3シンボル数を、前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最小値または最大値として決定する。
【0230】
前記リソースマッピングモジュールは、前記第3シンボル数が前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最小値であれば、DCI領域の実のシンボル数が前記第3シンボル数より大きいサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載されている、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにマッピングされた、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からの先頭のA個のシンボル上の情報を、放棄してマッピングしないか、または、0とするか、または、前記A個のシンボル上で伝送するDCIによりオーバーライトする。前記A個シンボル数は、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームのDCI領域の実のシンボル数と前記第3シンボル数の差である。 または、
または、前記リソースマッピングモジュールは、前記第3シンボル数が前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最大値であれば、DCI領域の実のシンボル数が前記第3シンボル数より小さいサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される情報中の一部情報を、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置の前のB個シンボルに重複マッピングする。前記B個シンボル数は、前記第3シンボル数と決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームのDCI領域の実のシンボル数の差である。
【0231】
<第2実施方式>
前記リソースマッピングモジュールは、前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、サブフレームグループ内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。また、前記サブフレームグループ中の非MBSFNサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、共通リファレンス信号(CRS)リソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または0にするか、または、前記リソース上で伝送するCRSよりオーバーライトする。
【0232】
または、前記リソースマッピングモジュールは、前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。また、前記サブフレーム集合中の非MBSFNサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、共通リファレンス信号(CRS)リソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または0にするか、または、前記リソース上で伝送するCRSよりオーバーライトする。
【0233】
<第3実施方式>
前記リソースマッピングモジュールは、前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループに非マルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみが含まれば、前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、非MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、共通リファレンス信号(CRS)の以外か、または、共通リファレンス信号(CRS)及び復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0234】
または、前記リソースマッピングモジュールは、前記サブフレーム集合に非MBSFNサブフレームのみが含まれば、前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、非MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、共通リファレンス信号(CRS)の以外か、または、共通リファレンス信号(CRS)及び復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0235】
<第4実施方式>
前記リソースマッピングモジュールは、前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみ含まれば、前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0236】
または、前記リソースマッピングモジュールは、前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみが含まれば、前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0237】
第1〜第4実施方式のうちのいずれの実施方式において、前記リソースマッピングモジュールは、前記サブフレーム集合中の、チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)リソースが設定されたサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、非0電力NZP CSI−RSリソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または、0とするか、または、前記リソース上で伝送するCSI−RSによりオーバーライトし、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、0電力ZP CSI−RSリソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または0とする。
【0238】
実施の際、送信モジュールは、前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、同一の前記サブフレームグループに属する前記MBSFNサブフレーム及び前記非MBSFNサブフレームに対し、同様な伝送方式で伝送する。ここで、前記伝送方式は、復調用のリファレンス信号、伝送ポート・ポート数及びプリエンコーディング方式のうちのいずれの1つまたはこれらの任意の組み合わせを含む。
【0239】
または、送信モジュールは、前記サブフレーム集合にMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記サブフレーム集合中の前記MBSFNサブフレーム及び前記非MBSFNサブフレームに対し、同様な伝送方式で伝送する。前記伝送方式は、復調用のリファレンス信号、伝送ポート・ポート数及びプリエンコーディング方式のうちのいずれの1つまたはこれらの任意の組み合わせを含む。
【0240】
また、前記送信モジュールは、前記サブフレーム集合または前記サブフレームグループ中の特定サブフレームに対応する伝送方式で伝送するか、または、予め設定した伝送方式で伝送する。
【0241】
具体的に、前記送信モジュールは、前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループ中の第1サブフレームに対応する伝送方式で伝送する。または、前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループにおけるMBSFNサブフレームに対応する伝送方式で伝送する。
【0242】
同様な発明思想に基づき、本発明に係る実施例は送信端装置をさらに提供する。当該送信端装置の具体的な実施は、上述の実施例中の送信端のダウンリンクデータの重複伝送に関する説明を参考されたく、ここで、繰り返して説明しない。図17に示すように、当該装置は、プロセッサ1701と、メモリ1702と、送受信機1703とを備える。ここで、メモリ1702に予め設定したプログラムが格納されており、プロセッサ1701は、メモリ1702に予め設定したプログラムを読み出して、当該プログラムにしたがって、以下通りに実行する。
【0243】
物理ダウンリンクチャネルの重複伝送のためのサブフレーム集合を決定し、
決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングし、
前記リソースのマッピング方式で送受信機1703により前記物理ダウンリンクチャネルを送信する。
【0244】
具体的に、前記特定の開始シンボル位置は上位層シグナリングにより予め設定するか、または、前記特定の開始シンボル位置は、DCI領域サイズに基づいて得られたものである。前記DCI領域サイズはCFIにより得られたものである。
【0245】
本発明に係る実施例において、プロセッサ1701は、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングし,即ち復調用のリファレンス信号及び制御領域に対応するリソースのみを留保し、留保されたリソースは前記物理ダウンリンクチャネルのデータ伝送に用いられず、具体的には、以下のいくつかの異なる実施方式を含むが、これらに限定しない。
【0246】
<第1実施方式>
プロセッサ1701は、前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域に占有された第1シンボル数及び非MBSFNサブフレームのDCI領域に占有された第2シンボル数に基づき、前記所定数のサブフレームにより形成されたサブフレームグループにおける各々サブフレームのDCI領域に占有された第3シンボル数を決定し、前記第3シンボル数に基づいて前記所定数のサブフレームにより形成されたサブフレームグループにおける各々サブフレームの特定の開始シンボル位置を決定し、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、サブフレームグループ内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングする。
【0247】
または、プロセッサ1701は、前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域に占有された第1シンボル数及び非MBSFNサブフレームのDCI領域に占有された第2シンボル数に基づき、前記サブフレーム集合における各々サブフレームのDCI領域に占有された第3シンボル数を決定し、前記第3シンボル数に基づいて前記サブフレーム集合における各々サブフレームの特定の開始シンボル位置を決定し、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングする
【0248】
具体的に、プロセッサ1701前記第3シンボル数を、前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最小値または最大値として決定する。
【0249】
ここで、プロセッサ1701は、前記第3シンボル数が前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最小値であれば、DCI領域の実のシンボル数が前記第3シンボル数より大きいサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載されている、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにマッピングされた、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からの先頭のA個のシンボル上の情報を、放棄してマッピングしないか、または、0とするか、または、前記A個のシンボル上で伝送するDCIによりオーバーライトする。前記A個シンボル数は、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームのDCI領域の実のシンボル数と前記第3シンボル数の差である。
【0250】
または、プロセッサ1701は、前記第3シンボル数が前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最大値であれば、DCI領域の実のシンボル数が前記第3シンボル数より小さいサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される情報中の一部情報を、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置の前のB個シンボルに重複マッピングする。前記B個シンボル数は、前記第3シンボル数と決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームのDCI領域の実のシンボル数の差である。
【0251】
<第2実施方式>
プロセッサ1701は、前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、サブフレームグループ内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0252】
また、プロセッサ1701は、前記サブフレームグループ中の非MBSFNサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、共通リファレンス信号(CRS)リソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または0にするか、または、前記リソース上で伝送するCRSよりオーバーライトする。
【0253】
または、プロセッサ1701は、前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0254】
また、前記サブフレーム集合中の非MBSFNサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、共通リファレンス信号(CRS)リソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または0にするか、または、前記リソース上で伝送するCRSよりオーバーライトする。
【0255】
<第3実施方式>
プロセッサ1701は、前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループに非マルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみが含まれば、前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、非MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、共通リファレンス信号(CRS)の以外か、または、共通リファレンス信号(CRS)及び復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0256】
または、前記サブフレーム集合に非MBSFNサブフレームのみが含まれば、前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、非MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、共通リファレンス信号(CRS)の以外か、または、共通リファレンス信号(CRS)及び復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0257】
<第4実施方式>
プロセッサ1701は、前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみ含まれば、前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0258】
または、前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみが含まれば、前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0259】
第1〜第4実施方式のうちのいずれの実施方式において、プロセッサ1701は、前記サブフレーム集合中の、チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)リソースが設定されたサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、非0電力NZP CSI−RSリソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または、0とするか、または、前記リソース上で伝送するCSI−RSによりオーバーライトし、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、0電力ZP CSI−RSリソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または0とする。
【0260】
実施の際、プロセッサ1701は、前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、同一の前記サブフレームグループに属する前記MBSFNサブフレーム及び前記非MBSFNサブフレームの場合、同様な伝送方式で伝送用に送受信機に指示する。ここで、前記伝送方式は、復調用のリファレンス信号、伝送ポート・ポート数及びプリエンコーディング方式のうちのいずれの1つまたはこれらの任意の組み合わせを含む。
【0261】
または、前記サブフレーム集合にMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記サブフレーム集合中の前記MBSFNサブフレーム及び前記非MBSFNサブフレームの場合、同様な伝送方式で伝送用に送受信機に指示する。ここで、前記伝送方式は、復調用のリファレンス信号、伝送ポート・ポート数及びプリエンコーディング方式のうちのいずれの1つまたはこれらの任意の組み合わせを含む。
【0262】
プロセッサ1701は、前記サブフレーム集合または前記サブフレームグループ中の特定サブフレームに対応する伝送方式で伝送するか、または、予め設定した伝送方式で伝送するように、送受信機1703に指示する。
【0263】
具体的に、プロセッサ1701は、前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループ中の第1サブフレームに対応する伝送方式で伝送するか、または、前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループにおけるMBSFNサブフレームに対応する伝送方式で伝送するように、送受信機1703に指示する。
【0264】
同様な発明思想に基づき、本発明に係る実施例は受信端装置をさらに提供し、当該受信端装置の具体的な実施は、上述の実施例中の受信端のダウンリンクデータの重複伝送に関する説明を参考されたく、ここで、繰り返して説明しない。図18に示すように、当該受信端装置は、第1決定モジュール1801と、第2決定モジュール1802と、受信モジュール1803とを備える。
【0265】
前記第1決定モジュール1801は、物理ダウンリンクチャネルの重複伝送のためのサブフレーム集合を決定する。
【0266】
前記第2決定モジュール1802は、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルリソースにマッピングされ決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングされ始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされたことを確認する
【0267】
前記受信モジュール1803は、前記リソースのマッピング方式で前記物理ダウンリンクチャネルを受信する。
【0268】
具体的に、前記特定の開始シンボル位置は上位層シグナリングにより予め設定するか、または、前記特定の開始シンボル位置は、ダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズにより得られたものである、前記DCI領域サイズは、制御フォーマット指示子(CFI)により得られたものである。
【0269】
本発明に係る実施例において、第2決定モジュールは、前記物理ダウンリンクチャネルリソースにマッピングされ決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングされ始めたことを確認する。即ち復調用のリファレンス信号及び制御領域に対応するリソースのみ留保され、留保されたリソースは前記物理ダウンリンクチャネルのデータ受信に用いられず、具体的には、以下のいくつかの異なる実施方式を含むが、これらに限定しない。
【0270】
<第1実施方式>
前記第2決定モジュールは、送信端で行った以下のことを確認する:
前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域に占有された第1シンボル数及び非MBSFNサブフレームのDCI領域に占有された第2シンボル数に基づき、前記所定数のサブフレームにより形成されたサブフレームグループにおける各々サブフレームのDCI領域に占有された第3シンボル数を決定し、前記第3シンボル数に基づいて前記所定数のサブフレームにより形成されたサブフレームグループにおける各々サブフレームの特定の開始シンボル位置を決定し、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、サブフレームグループ内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングする。
【0271】
または、前記第2決定モジュールは、送信端で行った以下のことを確認する:
前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域に占有された第1シンボル数及び非MBSFNサブフレームのDCI領域に占有された第2シンボル数に基づき、前記サブフレーム集合における各々サブフレームのDCI領域に占有された第3シンボル数を決定し、前記第3シンボル数に基づいて前記サブフレーム集合における各々サブフレームの特定の開始シンボル位置を決定し、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングする。
【0272】
ここで、前記第2決定モジュールは、前記第3シンボル数を、前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最小値または最大値として決定する。
【0273】
実施の際、前記第2決定モジュールは、送信端で行った以下のことを確認する:
前記第3シンボル数が前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最小値であれば、DCI領域の実のシンボル数が前記第3シンボル数より大きいサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載されている、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにマッピングされた、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からの先頭のA個のシンボル上の情報を、放棄してマッピングしないか、または、0とするか、または、前記A個のシンボル上で伝送するDCIによりオーバーライトする。前記A個シンボル数は、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームのDCI領域の実のシンボル数と前記第3シンボル数の差である。
【0274】
または、前記第2決定モジュールは、送信端で行った以下のことを確認する:
前記第3シンボル数が前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最大値であれば、DCI領域の実のシンボル数が前記第3シンボル数より小さいサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし、かつ、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合に、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される情報中の一部情報を、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置の前のB個シンボルに重複マッピングすることを決定する。前記B個シンボル数は、前記第3シンボル数と決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームのDCI領域の実のシンボル数の差である。
【0275】
<第2実施方式>
前記第2決定モジュールは、送信端で行った以下のことを確認する:
前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、サブフレームグループ内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0276】
また、前記サブフレームグループ中の非MBSFNサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合に前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、共通リファレンス信号(CRS)リソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または0にするか、または、前記リソース上で伝送するCRSよりオーバーライトすることを決定する。
【0277】
または、前記第2決定モジュールは、送信端で行った以下のことを確認する:
前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0278】
また、前記サブフレーム集合中の非MBSFNサブフレームにおいて、物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合に、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合に前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、共通リファレンス信号(CRS)リソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または0にするか、または、前記リソース上で伝送するCRSよりオーバーライトすることを決定する。
【0279】
<第3実施方式>
前記第2決定モジュールは、送信端で行った以下のことを確認する:
前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループに非マルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみが含まれば、前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、非MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、共通リファレンス信号(CRS)の以外か、または、共通リファレンス信号(CRS)及び復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0280】
または、前記第2決定モジュールは、送信端で行った以下のことを確認する:
前記サブフレーム集合に非マルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみが含まれば、前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、非MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、共通リファレンス信号(CRS)の以外か、または、共通リファレンス信号(CRS)及び復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0281】
<第4実施方式>
前記第2決定モジュールは、送信端で行った以下のことを確認する:
前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみ含まれば、前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0282】
または、前記第2決定モジュールは、送信端で行った以下のことを確認する:
前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみが含まれば、前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0283】
第1〜第4実施方式のうちのいずれの実施方式において、前記第2決定モジュールは、送信端で行った以下のことを確認する:
前記サブフレーム集合中の、チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)リソースが設定されたサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合に前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、非0電力NZP CSI−RSリソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または、0とするか、または、前記リソース上で伝送するCSI−RSによりオーバーライトし、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、0電力ZP CSI−RSリソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または0とすることを決定する。
【0284】
具体的に、前記受信モジュールは、前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、同一の前記サブフレームグループに属する前記MBSFNサブフレーム及び前記非MBSFNサブフレームにおいて、同様な受信方式で受信する。前記伝送方式は、復調用のリファレンス信号、伝送ポート・ポート数及びプリエンコーディング方式のうちのいずれの1つまたはこれらの任意の組み合わせを含む。
【0285】
または、前記受信モジュールは、前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記サブフレーム集合中の前記MBSFNサブフレーム及び前記非MBSFNサブフレームにおいて、同様な受信方式で受信する。ここで、前記伝送方式は、復調用のリファレンス信号、伝送ポート・ポート数及びプリエンコーディング方式のうちのいずれの1つまたはこれらの任意の組み合わせを含む。
【0286】
前記受信モジュールは、前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループ中の特定サブフレームに対応する伝送方式で受信する、または、予め設定した受信方式で受信する。
【0287】
具体的に、受信モジュールは、前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループ中の第1サブフレームに対応する受信方式で受信するか、または、前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループにおけるMBSFNサブフレームに対応する伝送方式で受信する。
【0288】
実施の際、前記受信モジュールは、前記リソースのマッピング方式で前記物理ダウンリンクチャネルを受信する場合、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合に放棄してマッピングしないか、または0とするか、または他の信号によりオーバーレイされたリソース上の情報を、受信する際に0または特定値とする。
【0289】
また、実施の際、前記受信モジュールは、前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにおける各々サブフレームにおいて受信した情報を統合する場合、0または特定値とするリソース位置上の情報を統合しないことを決定する、または、前記サブフレーム集合における各々サブフレームにおいて受信した情報を統合する場合、0または特定値とするリソース位置上の情報を統合しないことを決定する。
【0290】
同様な発明思想に基づき、本発明に係る実施例は受信端装置をさらに提供 し、当該受信端装置の具体的な実施は、上述の実施例中の受信端のダウンリンクデータの重複伝送に関する説明を参考されたく、ここで、繰り返して説明しない。図19に示すように、当該受信端装置は、プロセッサ1901と、メモリ1902と、送受信機1903とを備える。ここで、メモリに予め設定したプログラムが格納されており、プロセッサは、メモリに予め設定したプログラムを読み出して、当該プログラムにしたがって、以下のとおりに動作する。
【0291】
物理ダウンリンクチャネルの重複伝送のためのサブフレーム集合を決定、
決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルリソースにマッピングされ決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングされ始め、復調用のリファレンス信号に対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングされたことを確認し
前記リソースのマッピング方式で前記物理ダウンリンクチャネルを受信するように送受信機に指示する。
【0292】
具体的に、前記特定の開始シンボル位置は上位層シグナリングにより予め設定するか、または、前記特定の開始シンボル位置は、ダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズにより得られたものである、前記DCI領域サイズは、制御フォーマット指示子(CFI)により得られたものである。
【0293】
本発明に係る実施例において、プロセッサ前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、即ち復調用のリファレンス信号及び制御領域に対応するリソースのみを留保し、留保されたリソースは前記物理ダウンリンクチャネルのデータ伝送に用いられず、具体的には、以下のいくつかの異なる実施方式を含むが、これらに限定しない。
【0294】
<第1実施方式>
プロセッサは、送信端で行った以下のことを確認する:
前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域に占有された第1シンボル数及び非MBSFNサブフレームのDCI領域に占有された第2シンボル数に基づき、前記所定数のサブフレームにより形成されたサブフレームグループにおける各々サブフレームのDCI領域に占有された第3シンボル数を決定し、前記第3シンボル数に基づいて前記所定数のサブフレームにより形成されたサブフレームグループにおける各々サブフレームの特定の開始シンボル位置を決定し、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、サブフレームグループ内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングする。
【0295】
または、プロセッサは、送信端で行った以下のことを確認する:
前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域に占有された第1シンボル数及び非MBSFNサブフレームのDCI領域に占有された第2シンボル数に基づき、前記サブフレーム集合における各々サブフレームのDCI領域に占有された第3シンボル数を決定し、前記第3シンボル数に基づいて前記サブフレーム集合における各々サブフレームの特定の開始シンボル位置を決定し、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングする。
【0296】
ここで、プロセッサは、前記第3シンボル数を、前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最小値または最大値として決定する。
【0297】
プロセッサは、送信端で行った以下のことを確認する:
実施の際、前記第3シンボル数が前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最小値であれば、プロセッサDCI領域の実のシンボル数が前記第3シンボル数より大きいサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載されている、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにマッピングされた、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からの先頭のA個のシンボル上の情報を、放棄してマッピングしないか、または、0とするか、または、前記A個のシンボル上で伝送するDCIによりオーバーライトする。前記A個シンボル数は、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームのDCI領域の実のシンボル数と前記第3シンボル数の差である。
【0298】
または、プロセッサは、送信端で行った以下のことを確認する:
前記第3シンボル数が前記第1シンボル数及び前記第2シンボル数のうちの最大値であれば、プロセッサDCI領域の実のシンボル数が前記第3シンボル数より小さいサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし、かつ、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合に、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される情報中の一部情報を、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、前記第3シンボル数に基づいて決定された開始シンボル位置の前のB個シンボルに重複マッピングすることを決定する。前記B個シンボル数は、前記第3シンボル数と決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームのDCI領域の実のシンボル数の差である。
【0299】
<第2実施方式>
プロセッサは、送信端で行った以下のことを確認する:
前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、プロセッサ前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、サブフレームグループ内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0300】
また、プロセッサは、送信端で行った以下のことを確認する:
前記サブフレームグループ中の非MBSFNサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合に前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、共通リファレンス信号(CRS)リソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または0にするか、または、前記リソース上で伝送するCRSよりオーバーライトすることを決定する。
【0301】
または、プロセッサは、送信端で行った以下のことを確認する:
前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、プロセッサ場合、前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける特定の開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0302】
また、プロセッサは、送信端で行った以下のことを確認する:
前記サブフレーム集合中の非MBSFNサブフレームにおいて、物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合に、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合に前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、共通リファレンス信号(CRS)リソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または0にするか、または、前記リソース上で伝送するCRSよりオーバーライトすることを決定する。
【0303】
<第3実施方式>
プロセッサは、送信端で行った以下のことを確認する:
前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループに非マルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみが含まれば、プロセッサ前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、非MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、共通リファレンス信号(CRS)の以外か、または、共通リファレンス信号(CRS)及び復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0304】
または、プロセッサは、送信端で行った以下のことを確認する:
前記サブフレーム集合に非マルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみが含まれば、プロセッサ場合、前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、非MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、共通リファレンス信号(CRS)の以外か、または、共通リファレンス信号(CRS)及び復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0305】
<第4実施方式>
プロセッサは、送信端で行った以下のことを確認する:
前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみ含まれば、プロセッサ前記サブフレームグループ中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0306】
または、プロセッサは、送信端で行った以下のことを確認する:
前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレームのみが含まれば、プロセッサ場合、前記サブフレーム集合中の各々サブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、決定されたサブフレーム集合内の各々サブフレームの第1スロットにおける、MBSFNサブフレームのダウンリンク制御情報(DCI)領域サイズに基づいて決定された開始シンボル位置からマッピングし始め、復調リファレンス信号DMRSに対応するリソース以外の全部のリソースにマッピングする。
【0307】
第1〜第4実施方式のうちのいずれの実施方式において、プロセッサは、送信端で行った以下のことを確認する:
前記サブフレーム集合中の、チャネル状態情報リファレンス信号(CSI−RS)リソースが設定されたサブフレームにおいて、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングすることを決定する場合、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合に前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、非0電力NZP CSI−RSリソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または、0とするか、または、
前記リソース上で伝送するCSI−RSによりオーバーライトし、前記物理ダウンリンクチャネルにより積載される、0電力ZP CSI−RSリソースにマッピングした情報を、放棄してマッピングしないか、または0とすることを決定する。
【0308】
具体的に、プロセッサは、前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、同一の前記サブフレームグループに属する前記MBSFNサブフレーム及び前記非MBSFNサブフレームにおいて、同様な受信方式で受信するように送受信機に指示する。前記伝送方式は、復調用のリファレンス信号、伝送ポート・ポート数及びプリエンコーディング方式のうちのいずれの1つまたはこれらの任意の組み合わせを含む。
【0309】
または、プロセッサ前記サブフレーム集合にマルチメディア放送/マルチキャスト単一周波数ネットワークMBSFNサブフレーム及び非MBSFNサブフレームが含まれば、前記サブフレーム集合中の前記MBSFNサブフレーム及び前記非MBSFNサブフレームにおいて、同様な伝送方式で受信するように送受信機に指示する。ここで、前記受信方式は、復調用のリファレンス信号、伝送ポート・ポート数及びプリエンコーディング方式のうちのいずれの1つまたはこれらの任意の組み合わせを含む。
【0310】
ここで、プロセッサは、前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループ中の特定サブフレームに対応する受信方式で受信するか、または、予め設定した受信方式で受信するように送受信機に指示する。
【0311】
具体的に、プロセッサは、前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループ中の第1サブフレームに対応する受信方式で受信するように送受信機に指示する。
【0312】
または、前記サブフレーム集合、または、前記サブフレームグループにおけるMBSFNサブフレームに対応する受信方式で受信するように送受信機に指示する。
【0313】
実施の際、プロセッサは、前記リソースのマッピング方式で前記物理ダウンリンクチャネルを受信するように 送受信機に指示する場合、前記物理ダウンリンクチャネルをリソースにマッピングする場合に放棄してマッピングしないか、または0とするか、または他の信号によりオーバーレイされたリソース上の情報を、受信する際に0または特定値とする。
【0314】
実施の際、プロセッサは、前記サブフレーム集合中のマルチサブフレームチャネル推定に参与する一定数のサブフレームにより形成したサブフレームグループにおける各々サブフレームにおいて受信した情報を統合する場合、0または特定値とするリソース位置上の情報を統合しないことを決定するか、または、前記サブフレーム集合における各々サブフレームにおいて受信した情報を統合する場合、0または特定値とするリソース位置上の情報を統合しないことを決定するように、送受信機に指示する。
【0315】
本分野の技術者として、本発明の実施形態が、方法、システム或いはコンピュータプログラム製品を提供できるため、本発明は完全なハードウェア実施形態、完全なソフトウェア実施形態、またはソフトウェアとハードウェアの両方を結合した実施形態を採用できることがかわるはずである。さらに、本発明は、一つ或いは複数のコンピュータプログラム製品の形式を採用できる。当該製品はコンピュータ使用可能なプログラムコードを含むコンピュータ使用可能な記憶媒体(ディスク記憶装置、CD−ROM及び光学記憶装置等を含むがそれとは限らない)において実施する。
【0316】
本発明は本発明の実施形態の方法、装置(システム)、およびコンピュータプログラム製品のフロー図および/またはブロック図によって、本発明を記述した。理解すべきことは、コンピュータプログラム指令によって、フロー図および/またはブロック図における各フローおよび/またはブロックと、フロー図および/またはブロック図におけるフローおよび/またはブロックの結合を実現できる。プロセッサはこれらのコンピュータプログラム指令を、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、組込み式処理装置、或いは他のプログラム可能なデータ処理装置設備の処理装置器に提供でき、コンピュータ或いは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサは、これらのコンピュータプログラム指令を実行し、フロー図における一つ或いは複数のフローおよび/またはブロック図における一つ或いは複数のブロックに指定する機能を実現する。
これらのコンピュータプログラム指令は又、コンピュータ或いは他のプログラム可能なデータ処理装置を特定方式で動作させるコンピュータ読取記憶装置に記憶できる。これによって、指令を含む装置は当該コンピュータ読取記憶装置内の指令を実行でき、フロー図における一つ或いは複数のフローおよび/またはブロック図における一つ或いは複数のブロックに指定する機能を実現する。
【0317】
これらコンピュータプログラム指令はさらに、コンピュータ或いは他のプログラム可能なデータ処理装置設備に実装もできる。コンピュータプログラム指令が実装されたコンピュータ或いは他のプログラム可能設備は、一連の操作ステップを実行することによって、関連の処理を実現し、コンピュータ或いは他のプログラム可能な設備において実行される指令によって、フロー図における一つ或いは複数のフローおよび/またはブロック図における一つ或いは複数のブロックに指定する機能を実現する。
上述した実施形態に記述された技術的な解決で段を改造し、或いはその中の一部の技術要素を置換することもできる。そのような、改造と置換は本発明の各実施形態の技術の範囲から逸脱するとは見なされない。
【0318】
無論、当業者によって、上述した実施形態に記述された技術的な解決で段を改造し、或いはその中の一部の技術要素を置換することもできる。そのような、改造と置換は本発明の各実施形態の技術の範囲から逸脱するとは見なされない。そのような改造と置換は、すべて本発明の請求の範囲に属する。
【0319】
本出願は、2015年5月8日に中国特許局に提出し、出願番号が201510233136.1であり、発明名称が「ダウンリンクデータの重複伝送方法及び装置」との中国特許出願を基礎とする優先権を主張し、その開示の総てをここに取り込む。
【符号の説明】
【0320】
1601 決定モジュール
1602 リソースマッピングモジュール
1603 送信モジュール
1701 プロセッサ
1702 メモリ
1703 送受信機
1801 決定モジュール
1802 決定モジュール
1803 受信モジュール
1901 プロセッサ
1902 メモリ
1903 送受信機
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