(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6883642
(24)【登録日】2021年5月12日
(45)【発行日】2021年6月9日
(54)【発明の名称】タッチ表示装置
(51)【国際特許分類】
G06F 3/041 20060101AFI20210531BHJP
G06F 3/044 20060101ALI20210531BHJP
G09F 9/00 20060101ALI20210531BHJP
G09F 9/30 20060101ALI20210531BHJP
H01L 27/32 20060101ALI20210531BHJP
H01L 51/50 20060101ALI20210531BHJP
H05B 33/12 20060101ALI20210531BHJP
H05B 33/22 20060101ALI20210531BHJP
H05B 33/26 20060101ALI20210531BHJP
H05B 33/28 20060101ALI20210531BHJP
H05B 33/04 20060101ALI20210531BHJP
【FI】
G06F3/041 410
G06F3/044 122
G06F3/041 512
G06F3/041 422
G09F9/00 366A
G09F9/30 365
G09F9/30 309
G09F9/30 338
H01L27/32
H05B33/14 A
H05B33/12 B
H05B33/22 Z
H05B33/26 Z
H05B33/28
H05B33/04
【請求項の数】17
【全頁数】16
(21)【出願番号】特願2019-227453(P2019-227453)
(22)【出願日】2019年12月17日
(65)【公開番号】特開2020-109634(P2020-109634A)
(43)【公開日】2020年7月16日
【審査請求日】2019年12月18日
(31)【優先権主張番号】10-2018-0172867
(32)【優先日】2018年12月28日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】501426046
【氏名又は名称】エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110002077
【氏名又は名称】園田・小林特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】キム, チョルセ
(72)【発明者】
【氏名】キム, ジュハン
【審査官】
木内 康裕
(56)【参考文献】
【文献】
米国特許出願公開第2016/0349899(US,A1)
【文献】
米国特許出願公開第2018/0211998(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/03
G06F 3/041 − 3/047
G09F 9/00 − 9/46
H01L 27/32
H05B 33/00 −33/28
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板と、
前記基板上に配置される平坦化膜と、
前記平坦化膜上に配置されるアノード電極およびタッチメタルと、
前記アノード電極と前記タッチメタル上に配置され、かつ第1キャビティと第2キャビティを含み、前記第1キャビティに対応して前記アノード電極が露出し、前記第2キャビティに対応して前記タッチメタルが露出するようにするバンクと、
前記第1キャビティ内に配置され、前記アノード電極上に配置される有機発光層と、
前記有機発光層と前記バンク上に配置されるカソード電極であって、前記カソード電極は互いに分離されている少なくとも第1カソード電極と第2カソード電極を含み、前記第1カソード電極は前記第2キャビティ内に一部が配置されて前記タッチメタルと連結される、カソード電極と
を含むタッチ表示装置であって、
前記タッチ表示装置はさらに複数のピクセルを含み、各ピクセルは、
データ信号に対応して第1電流を生成する第1トランジスタと、
ゲート信号に対応して前記データ信号を前記第1トランジスタに伝達する第2トランジスタと、
前記第1トランジスタに伝達された前記データ信号を維持するストレージキャパシタと、
前記第1トランジスタから前記第1電流の供給を受けて発光する有機発光ダイオードとを含み、
第1期間にはデータラインとゲートラインに前記データ信号と前記ゲート信号が伝達され、
第2期間には前記有機発光ダイオードのカソード電極にタッチ駆動信号が伝達され、かつ前記データライン、前記ゲートライン、及び電源ラインに前記タッチ駆動信号と同期するロード低減駆動信号が伝達されて、前記カソード電極に第2電流が流れる、タッチ表示装置。
【請求項2】
前記バンク上で前記第1カソード電極と前記第2カソード電極との間に所定の高さを有するスペーサーが配置されるタッチセンサーを含む、請求項1に記載のタッチ表示装置。
【請求項3】
前記スペーサーの断面は前記バンクに近づくほど狭くなる形状を有する、請求項2に記載のタッチ表示装置。
【請求項4】
前記スペーサーは、前記第2キャビティと重畳するように配置される第1スペーサーを含む、請求項2または3に記載のタッチ表示装置。
【請求項5】
前記バンク上に所定の幅を有し、前記第2キャビティと離隔して配置される第2スペーサーをさらに含み、かつ前記第2スペーサーにより前記第1カソード電極と電気的に分離された第3カソード電極が前記バンク上にさらに配置される、請求項2または3に記載のタッチ表示装置。
【請求項6】
前記カソード電極の上部に封入層が配置される、請求項1から5のいずれか一項に記載のタッチ表示装置。
【請求項7】
前記第1カソード電極と前記第2カソード電極は互いに異なるタッチ電極で構成される、請求項1から6のいずれか一項に記載のタッチ表示装置。
【請求項8】
前記第1カソード電極と前記第2カソード電極は複数の分割されたカソード電極を含み、前記第1カソード電極と前記第2カソード電極のうちの少なくとも1つは、タッチ電極に使用される、請求項1から7のいずれか一項に記載のタッチ表示装置。
【請求項9】
前記複数の分割されたカソード電極は、少なくとも1つのピクセルに対応する、請求項8に記載のタッチ表示装置。
【請求項10】
前記複数の分割されたカソード電極のうちの一部は、前記複数の分割されたカソード電極のうちの他の一部と連結電極を介して連結され、前記連結電極は前記第1カソード電極及び前記第2カソード電極と同一の物質から作られている、請求項8に記載のタッチ表示装置。
【請求項11】
前記複数のピクセルは第1ピクセルと第2ピクセルを含み、
前記第1ピクセルのカソード電極に前記タッチ駆動信号が伝達される時、前記第2ピクセルのカソード電極には前記ロード低減駆動信号が伝達される、請求項1に記載のタッチ表示装置。
【請求項12】
前記カソード電極と連結されるタッチセンサー部をさらに含み、前記タッチセンサー部は前記第2電流の大きさに対応してタッチを感知する、請求項1または11に記載のタッチ表示装置。
【請求項13】
1フレーム期間内に複数のLHB時間が配置され、前記第2期間は前記LHB時間に対応する、請求項1から12のいずれか一項に記載のタッチ表示装置。
【請求項14】
タッチにより形成されるタッチキャパシタをさらに含み、前記タッチキャパシタは前記カソード電極に連結され、
前記ロード低減駆動信号は前記タッチキャパシタに印加される、請求項1に記載のタッチ表示装置。
【請求項15】
基板と、
前記基板上に配置される平坦化膜と、
前記平坦化膜上に配置されるアノード電極およびタッチメタルと、
前記アノード電極と前記タッチメタル上に配置され、かつ第1キャビティと第2キャビティを含み、前記第1キャビティに対応して前記アノード電極が露出し、前記第2キャビティに対応して前記タッチメタルが露出するようにするバンクと、
前記第1キャビティ内に配置され、前記アノード電極上に配置される有機発光層と、
前記有機発光層と前記バンク上に配置されるカソード電極と
を含むタッチ表示装置であって、
前記カソード電極は互いに分離されている複数のカソード電極を含み、前記互いに分離されている複数のカソード電極のうち、少なくとも1つの一部は、前記第2キャビティ内に配置され、前記第2キャビティ内で各々のタッチメタルに連結され、
前記タッチ表示装置はさらに複数のピクセルを含み、各ピクセルは、
データ信号に対応して第1電流を生成する第1トランジスタと、
ゲート信号に対応して前記データ信号を前記第1トランジスタに伝達する第2トランジスタと、
前記第1トランジスタに伝達された前記データ信号を維持するストレージキャパシタと、
前記第1トランジスタから前記第1電流の供給を受けて発光する有機発光ダイオードとを含み、
第1期間にはデータラインとゲートラインに前記データ信号と前記ゲート信号が伝達され、
第2期間には前記有機発光ダイオードのカソード電極にタッチ駆動信号が伝達され、かつ前記データライン、前記ゲートライン、及び電源ラインに前記タッチ駆動信号と同期するロード低減駆動信号が伝達されて、前記カソード電極に第2電流が流れる、タッチ表示装置。
【請求項16】
前記複数のカソード電極は少なくとも第1カソード電極と第2カソード電極を含み、
前記タッチ表示装置は、前記バンク上で前記第1カソード電極と前記第2カソード電極との間に所定の高さを有するスペーサーが配置されるタッチセンサーをさらに含む、請求項15に記載のタッチ表示装置。
【請求項17】
前記互いに分離されている複数のカソード電極はタッチ電極に使われる、請求項15または16に記載のタッチ表示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、タッチ表示装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
情報化社会が発展するにつれて、画像を表示するための表示装置に対する要求が多様な形態に増加しており、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display Device)、プラズマ表示装置、有機発光表示装置(OLED:Organic Light Emitting Display Device)などのいろいろなタイプの表示装置が活用されている。
【0003】
このような表示装置はボタン、キーボード、マウスなどの通常的な入力方式から脱皮して、ユーザが容易に情報あるいは命令を直観的で、かつ便利に入力することができるようにしてくれるタッチ基盤の入力方式を提供する。タッチ基盤の入力方式を提供するためには、ユーザのタッチ有無を把握し、タッチ座標を正確に検出できなければならない。表示装置の表示パネル上に多数のタッチ電極(例:横方向電極、縦方向電極)を形成し、タッチ電極間の静電容量またはタッチ電極と指などのポインタとの間の静電容量の変化に基づいてタッチ有無及びタッチ座標などを検出するキャパシタンスタッチ方式がたくさん採用されている。
【0004】
タッチ基盤の入力方式を提供する表示装置をタッチ表示装置と称することができる。タッチ表示装置は、タッチパネルを表示パネルに対応する位置に配置してタッチされる位置を直観的に把握し、その位置によって表示装置が動作できるようにする。しかしながら、タッチパネルを表示パネル上に配置するようになれば、表示装置の厚さが厚くなり、表示パネル上にタッチパネルを配置する工程が必要であるという問題点がある。また、タッチパネルを使用することによって表示装置の消費電力が増加する問題点がある。
【発明の概要】
【0005】
本発明の実施形態の目的は、タッチを感知し、薄く具現できるタッチ表示装置を提供することにある。
【0006】
また、本発明の実施形態の他の目的は、消費電力が低減できるタッチ表示装置を提供することにある。
【0007】
一態様において、本発明の実施形態は、基板、基板上に配置される平坦化膜、第1絶縁膜上に配置されるアノード電極とタッチメタル、アノード電極とタッチメタル上に配置され、かつ第1キャビティと第2キャビティを含み、第1キャビティに対応してアノード電極が露出し、第2キャビティに対応して前記タッチメタルが露出するようにするバンク、第1キャビティ内に配置され、アノード電極上に配置される有機発光層、及び有機発光層とバンク上に配置されるカソード電極を含み、かつカソード電極は分離されている少なくとも第1カソード電極と第2カソード電極を含み、第1カソード電極は第2キャビティ内に一部が配置されてタッチメタルと連結されるタッチ表示装置を提供することができる。
【0008】
他の一態様において、本発明の実施形態は、複数のピクセルを含み、各ピクセルは、データ信号に対応して第1電流を生成する第1トランジスタ、ゲート信号に対応してデータ信号を第1トランジスタに伝達する第2トランジスタ、第1トランジスタに伝達されたデータ信号を維持するストレージキャパシタ及び第1トランジスタから第1電流の供給を受けて発光する有機発光ダイオードを含み、かつ第1期間にはデータラインとゲートラインにデータ信号とゲート信号が伝達され、第2期間には有機発光ダイオードのカソード電極にタッチ駆動信号が伝達され、かつデータライン、ゲートライン、及び電源ラインにタッチ駆動信号と同期するロード低減駆動信号(Load free driving)が伝達され、カソード電極に第2電流が流れるタッチ表示装置を提供することができる。
【0009】
本発明の実施形態によれば、タッチを感知し、薄く具現できるタッチ表示装置を提供することができる。
【0010】
本発明の実施形態によれば、消費電力が低減できるタッチ表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】本発明に従うタッチ表示装置の一実施形態を示す構造図である。
【
図2】
図1に図示された表示パネルの一実施形態を示す断面図である。
【
図3】
図1に図示されたタッチ表示装置に採用されたタッチセンサーの一実施形態を示す平面図である。
【
図4a】
図3に図示されたタッチ電極の一実施形態を示す平面図である。
【
図4b】
図3に図示されたタッチ電極の他の一実施形態を示す平面図である。
【
図5】
図1に図示された表示パネルに採用されたサブピクセルの一実施形態を示す回路図である。
【
図6】
図1に図示された表示パネルを駆動する方法の第1実施形態を示すタイミング図である。
【
図7】
図1に図示された表示パネルを駆動する方法の第2実施形態を示すタイミング図である。
【
図8】
図5に図示されたタッチ回路とタッチ電極の連結関係の一実施形態を示す回路図である。
【
図9】
図8に図示されたタッチ回路とタッチ電極に印加される信号波形を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本実施形態の利点及び特徴、そしてそれらを達成する方法は、添付する図面と共に詳細に後述されている実施形態を参照すれば明確になる。しかしながら、本発明は以下に開示される実施形態に限定されるものでなく、互いに異なる多様な形状に具現され、但し本実施形態は本発明の開示が完全になるようにし、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものであり、本発明は請求項の範疇により定義されるだけである。
【0013】
また、本発明の実施形態を説明するための図面に開示された形状、サイズ、比率、角度、個数などは例示的なものであるので、本発明が図示された事項に限定されるのではない。明細書の全体に亘って同一参照符号は同一構成要素を称する。また、本発明を説明するに当たって、関連した公知技術に対する具体的な説明が本発明の要旨を曖昧にすることがあると判断される場合、その詳細な説明は省略する。本明細書上で言及された‘含む’、‘有する’、‘なされる’などが使われる場合、‘〜のみ’が使われない以上、他の部分が追加できる。構成要素を単数で表現した場合に特別に明示的な記載事項がない限り、複数を含む場合を含むことができる。
【0014】
また、本発明の実施形態での構成要素を解釈するに当たって、別途の明示的な記載がなくても誤差範囲を含むものとして解釈されるべきである。
【0015】
また、本発明の構成要素を説明するに当たって、第1、第2、A、B、(a)、(b)などの用語を使用することができる。このような用語はその構成要素を他の構成要素と区別するためのものであり、その用語により該当構成要素の本質、順番、順序、または個数などが限定されない。ある構成要素が他の構成要素に“連結”、“結合”、または“接続”されると記載された場合、その構成要素は該他の構成要素に直接的に連結または接続できるが、各構成要素の間に他の構成要素が“介在”されるか、各構成要素が他の構成要素を通じて“連結”、“結合”、または“接続”されることもできると理解されるべきである。ある構成要素が他の構成要素の‘上に’位置するか、または形成されると記載された場合、‘〜上部に’、‘〜下部に’、‘〜横に’などで2部分の位置関係が説明される場合、‘直ぐ’または‘直接’が使われない以上、2部分の間に1つ以上の他の部分が位置することもできる。
【0016】
また、本発明の実施形態での構成要素はこれら用語により制限されない。これら用語は単に1つの構成要素を他の構成要素と区別するために使用するだけである。したがって、以下に言及される第1構成要素は本発明の技術的思想内で第2構成要素でありうる。
【0017】
また、本発明の実施形態での特徴(構成)が部分的にまたは全体的に互いに結合または組合せまたは分離可能であり、技術的に多様な連動及び駆動が可能であり、各実施形態は互いに対して独立的に実施可能であり、また連関関係で共に実施可能でありうる。
【0018】
以下、本発明の実施形態を添付した図面を参照して詳細に説明する。
【0019】
図1は、本発明に従うタッチ表示装置の一実施形態を示す構造図である。
【0020】
図1を参照すると、表示パネル110、データドライバ130、ゲートドライバ140、タッチセンサー150、及びコントローラ160を含むことができる。
【0021】
表示パネル110は交差する複数のゲートライン(GL1,...,GLn)と複数のデータライン(DL1,...,DLm)を含むことができる。表示パネル110は、複数のゲートライン(GL1,...,GLn)と複数のデータライン(DL1,...,DLm)が交差する領域に対応して形成される複数のサブピクセル101を含むことができる。複数のピクセル101は、赤色、緑色、青色、または白色の光を各々発光する複数のサブピクセルを含むことができる。しかしながら、サブピクセルが発光する光の色がこれに限定されるのではない。
【0022】
複数のサブピクセルは、有機発光ダイオード(図示せず)と、有機発光ダイオードに第1電流を供給するピクセル回路(図示せず)を含むことができる。ピクセル回路は、ゲートライン(GL1,...,GLn)とデータライン(DL1,...,DLm)に連結され、有機発光ダイオードに第1電流を供給することができる。表示パネル110に配置される配線は、複数のゲートライン(GL1,...,GLn)と複数のデータライン(DL1,...,DLm)に限定されるのではない。
【0023】
データドライバ130は、データ信号を複数のデータライン(DL1,...,DLm)に印加することができる。データ信号は階調に対応することができ、対応する階調によってデータ信号の電圧レベルが決定できる。データ信号の電圧をデータ電圧と称することができる。
【0024】
ここで、データドライバ130の数は1つのものとして図示されているが、これに限定されるのではなく、表示パネル110のサイズ、解像度に対応して2つ以上でありうる。また、データドライバ130は集積回路で具現できる。
【0025】
ゲートドライバ140は、ゲート信号を複数のゲートライン(GL1,...,GLn)に印加することができる。ゲート信号が印加された複数のゲートライン(GL1,...,GLn)に対応するピクセル101は、データ信号の伝達を受けることができる。また、ゲートドライバ140はセンシング信号をピクセル101に伝達することができる。ゲートドライバ140から出力されたセンシング信号の伝達を受けたピクセル101は、データドライバ130から出力されたデータ電圧の伝達を受けることができる。ここで、ゲートドライバ140の数は1つのものとして図示されているが、これに限定されるのではなく、少なくとも2つでありうる。また、ゲートドライバ140は表示パネル110の両側に配置され、1つのゲートドライバ140は複数のゲートライン(GL1,...,GLn)のうち、奇数番目のゲートラインに連結され、他の1つのゲートドライバ140は複数のゲートライン(GL1,...,GLn)のうち、偶数番目のゲートラインに連結できる。しかしながら、これに限定されるのではない。
【0026】
ゲートドライバ140は、集積回路で具現できる。また、ゲートドライバ140はゲート信号生成回路とゲート信号生成回路に信号及び/又は電圧を印加するレベルシフタを含むことができる。そして、ゲート信号生成回路は表示パネル110上に配置できる。
【0027】
タッチセンサー150は、表示パネル110のタッチに対応してタッチセンシング信号を出力することができる。ここで、タッチは、指、ペンのようなタッチ客体が表示パネル110を直接的にタッチすることと、タッチ客体が表示パネル110上に一定の距離に接近することを含むことができる。タッチセンサー150は、複数のタッチ電極と、タッチ電極のタッチ信号を処理するタッチ回路を含むことができる。タッチ信号は、タッチ駆動信号とタッチセンシング信号でありうる。また、タッチ回路はタッチ電極に印加されるタッチ駆動信号に対応してタッチセンシング信号を受信してタッチセンシング信号に対応する電圧または電流を出力することができる。
【0028】
また、タッチセンサー150はタッチ電極とタッチ回路を連結するタッチラインを含むことができる。タッチセンサー150のタッチ電極に充電された電圧の変化を感知し、充電された電圧に対応する信号を出力することができる。タッチセンサー150は、タッチ電極がタッチ駆動信号の伝達を受けて所定の電圧を充電し、充電された電圧に対応してタッチセンシング信号を出力することができる。タッチ回路は、集積回路で具現できる。
【0029】
コントローラ160は、タッチセンサー150を制御することができる。コントローラ160は、タッチセンサー150にタッチ駆動信号を供給し、供給されたタッチ駆動信号に対応するタッチセンシング信号に対応してタッチ地点の位置を把握することができる。また、コントローラ160はデータドライバ130とゲートドライバ140を制御することができる。また、コントローラ160はデータ信号に対応する映像信号をデータドライバ130に伝達することができる。映像信号はデジタル信号でありうる。コントローラ160は、映像信号を補正してデータドライバ130に伝達することができる。コントローラ160の動作はこれに限定されるのではない。コントローラ160は、タッチ回路を含むことができる。また、コントローラ160はタイミングコントローラを含むことができる。タッチ回路はタッチセンサーを制御し、タイミングコントローラはデータドライバ130とゲートドライバ140を制御することができる。しかしながら、コントローラ160の構成がこれに限定されるのではない。また、コントローラ160は集積回路で具現できる。
【0030】
図2は、
図1に図示された表示パネルの一実施形態を示す断面図である。
【0031】
図2を参照すると、表示パネル110は、基板111、基板111上に配置される平坦化膜120、平坦化膜120上に配置されるアノード電極121aとタッチメタル121b、アノード電極121aとタッチメタル121b上に配置されるバンク122、アノード電極121a上に配置される有機発光層124、有機発光層124とバンク122上に配置されるカソード電極125を含むことができる。
【0032】
基板111は、ポリアミド及び/又はPET(Polyethylene Terephthalate)を含むことができる。また、基板111はガラスを含むことができる。しかしながら、これに限定されるのではない。基板111上にはバッファ層112が配置できる。バッファ層112上にアクティブ層113を配置することができる。アクティブ層113は、低温ポリシリコンでありうる。また、アクティブ層113は酸化物半導体でありうる。しかしながら、これに限定されるのではない。アクティブ層113が配置されている基板111上にゲート絶縁膜114を配置することができる。そして、ゲート絶縁膜114上にゲートメタルを蒸着し、パターニングして第1ゲート電極115aと第2ゲート電極115bを形成することができる。第1ゲート電極115aはアクティブ層113と重畳するようにゲート絶縁膜114上に配置できる。第1ゲート電極115aと第2ゲート電極115bが配置されているゲート絶縁膜114の上部に第1層間絶縁膜116を配置することができる。
【0033】
そして、第1層間絶縁膜116の上部に導電層118をパターニングして配置することができる。導電層118は、第2ゲート電極115bと重畳するように配置できる。導電層118と第2ゲート電極115bにより基板111上にキャパシタが配置できる。そして、第1層間絶縁膜116の上部に第2層間絶縁膜117を配置し、第1層間絶縁膜116と第2層間絶縁膜117にコンタクトホールを形成することができる。コンタクトホールによりアクティブ層113が露出できる。そして、第2層間絶縁膜117上にソースドレインメタルを蒸着し、パターニングしてソース電極119aとドレイン電極119bを配置することができる。この際、ソース電極119aとドレイン電極119bは各々コンタクトホールを介してアクティブ層113に接触するようになることができる。ソース電極119aとドレイン電極119bが配置されている第2層間絶縁膜117の上部に平坦化膜120を配置することができる。また、平坦化膜120にコンタクトホールを形成することができる。コンタクトホールによりドレイン電極119bが露出できる。
【0034】
平坦化膜120上にアノードメタルを蒸着し、パターニングすることができる。パターニングされたアノードメタルにより平坦化膜120上にアノード電極121aとタッチメタル121bが配置できる。アノード電極121aは、コンタクトホールを介してドレイン電極119bと接触することができる。アノード電極121aとタッチメタル121bが配置されている平坦化膜120上にバンク122を配置することができる。バンク122に第1キャビティCA1と第2キャビティCA2が配置されることができ、第1キャビティCA1を介してアノード電極121aが露出し、第2キャビティCA2を介してタッチメタル121bが露出できる。そして、バンク122上に所定の高さを有するスペーサー123a、123bが配置できる。スペーサー123a、123bの断面はバンク122に近づくほど狭くなる形状を有することができる。しかしながら、スペーサー123a、123bの形状はこれに限定されるのではない。
【0035】
また、スペーサー123a、123bは第1スペーサー123aと第2スペーサー123bを含むことができる。第1スペーサー123aは第2キャビティCA2に隣接するように配置されているスペーサーであり、第2スペーサー123bは第2キャビティCA2と離隔するように配置されているスペーサーでありうる。アノード電極121a上に有機発光層124を配置することができる。ここで、有機発光層124は積層した複数の層を含むことができる。有機発光層124の複数の層のうちの一部の層のみアノード電極121a上のみに配置できる。また、有機発光層124が全てアノード電極121a上に配置できる。しかしながら、これに限定されるのではない。そして、有機発光層124上にカソード電極125を配置することができる。
【0036】
スペーサー123a、123bは上部が一定の幅を有しているので、スペーサー123a、123bの上部に有機発光層124とカソード電極125が配置できる。一方、スペーサー123a、123bが配置されている領域には有機発光層124とカソード電極125が配置できないことがある。また、スペーサー123a、123bは一定の高さを有しているので、バンク122上に配置されている有機発光層124とカソード電極125はスペーサー123a、123bの上部に配置されている有機発光層124とカソード電極125に連結できなくなることがある。そして、カソード電極125は複数のカソード電極125a、125b、125cに分離されて配置できる。したがって、カソード電極125はバンク122上に互いに離隔した第1カソード電極125a、第2カソード電極125b、第3カソード電極125cに区分できる。
【0037】
第1カソード電極125aは第2キャビティCA2内でタッチメタル121bと連結できる。また、第2カソード電極125bは図示していない第2キャビティで他のタッチメタルと連結できる。したがって、第1カソード電極125aと第2カソード電極125bは互いに異なるタッチメタルからタッチ信号の供給を受けることができる。また、第3カソード電極125cは図示していない他の第2キャビティで更に他のタッチメタルと連結できる。したがって、第1カソード電極125aと第3カソード電極125cは互いに異なるタッチメタルからタッチ信号の供給を受けることができる。また、タッチメタル121bは
図3に図示されたタッチ信号が伝達されるタッチ電極ラインTELに含まれることができる。
【0038】
そして、カソード電極125上に封入層126が配置できる。しかしながら、これに限定されるのではなく、封入層126は基板111の側部にも配置されて基板111上に配置されている素子と電極を封入することができる。封入層126は、有機膜層126aと無機膜層126bを含むことができる。また、基板111上の一部分は封入層126が配置されないことがある。基板111上で封入層126が配置されない領域には信号及び/又は電圧を伝達するパッドが配置できる。
【0039】
カソード電極125がタッチメタルに使われて基板111上に別途のタッチを感知するための層が必要でないので、表示パネル110の幅が厚くなることを防止することができる。また、表示パネル110を形成する工程中にタッチメタルとタッチ電極を形成するので、アライン工程が必要でなくなって、表示パネル110にタッチ電極を配置しても工程が複雑でなくなる。
【0040】
図3は、
図1に図示されたタッチ表示装置に採用されたタッチ電極の一実施形態を示す平面図である。
【0041】
図3を参照すると、表示パネル110の間に複数のタッチ電極TEと、各々のタッチ電極TEに連結されるタッチ電極ラインTELが配置できる。複数のタッチ電極TEは互いに離隔するように配置できる。ここで、複数のタッチ電極TEは16個のタッチ電極が4×4のマトリックス形態に配置されているものとして図示されているが、配置タッチ電極の数と配置はこれに限定されるのではない。複数のタッチ電極ラインTELは、各々第1方向に延在できる。第1タッチ電極TE1は
図2に図示された第1カソード電極125aに対応し、第1タッチタッチ電極TE1と離隔している他の第3タッチ電極TE3は
図2に図示されている第3カソード電極125cに対応することができる。各々のタッチ電極TEは互いに異なるタッチ電極ラインTELと連結できる。ここでは1つのタッチ電極ラインTELが1つのタッチ電極TEと2つの地点ct1、ct2で接触しているものとして図示しているが、これに限定されるのではなく、1つのタッチ電極ラインTELが1つのタッチ電極TEと1つの地点ct1で連結されるか、または2つ以上の地点で連結できる。2つの地点ct1、ct2は
図2に図示されたタッチメタル121bがタッチ電極TEと連結される地点でありうる。タッチ電極TEとタッチ電極TEとの間には
図2に図示された第1スペーサー123aが配置できる。即ち、第1スペーサー123aはタッチ電極TEが配置されない領域SAに配置できる。したがって、タッチ電極TEが配置されない領域SAはタッチ電極TEの間で第1方向と第2方向に延在できる。そして、1つのタッチ電極TEには複数のピクセル101が対応できる。即ち、1つのタッチ電極TEの下部には複数の有機発光ダイオードが配置できる。
【0042】
図4aは
図3に図示されたタッチ電極の一実施形態を示す平面図であり、
図4bは
図3に図示されたタッチ電極の他の一実施形態を示す平面図である。
【0043】
図4aを参照すると、第1カソード電極125aは1つの第1タッチ電極TE1に配置できる。即ち、第1カソード電極125aは
図2に図示された第1タッチ電極TE1に対応することができる。また、第1カソード電極TE1の内部に点線で表示された複数の四角形401はピクセル101に各々対応することができる。したがって、第1カソード電極125aには複数のピクセル101が対応できる。また、第1カソード電極125aは一体形成された1つの電極で形成されて、複数のピクセル101に対応してカソード電極の役割及びタッチ電極の役割を遂行することができる。
【0044】
図4bを参照すると、第1タッチ電極TE1はピクセル領域に配置された複数の分割されたカソード電極410〜490を含むことができる。ピクセル領域に配置された複数の分割されたカソード電極410〜490は
図2に図示された第1カソード電極125aに対応することができる。この際、分割されたカソード電極のうちの1つのカソード電極410はタッチメタル121bと直接的に連結できる。そして、ピクセル領域に配置された複数の分割されたカソード電極410〜490のうちの1つのカソード電極の一部は他の1つのカソード電極一部と連結電極ARを介して連結できる。この際、連結電極ARはカソード電極と同一な物質で形成できる。そして、ピクセル領域に配置された複数の分割されたカソード電極410〜490の各々は1つのピクセル101に対応することができる。しかしながら、これに限定されるのではない。したがって、ピクセル領域に配置された複数の分割されたカソード電極410〜490の各々には複数のピクセルが対応できる。そして、1つのタッチ電極TEがピクセル領域に配置された複数の分割されたカソード電極410〜490の間に更に他のスペーサーが配置できる。そして、ピクセル領域に配置された複数の分割されたカソード電極410〜490を互いに連結する連結電極ARが配置された領域にはスペーサーが配置されないことがある。
【0045】
そして、ピクセル領域に配置された複数の分割されたカソード電極410〜490は透明電極でありうる。また、ピクセル領域に配置された複数の分割されたカソード電極410〜490はメッシュ形態でありうる。
【0046】
図5は、
図1に図示された表示パネルに採用されたサブピクセルの一実施形態を示す回路図である。
【0047】
図5を参照すると、サブピクセル101は、データ信号(Vdata)に対応して第1電流を生成する第1トランジスタM1、ゲート信号に対応してデータ信号(Vdata)を第1トランジスタM1に伝達する第2トランジスタM2、第1トランジスタM1に伝達されたデータ信号(Vdata)を維持するストレージキャパシタCst、及び第1トランジスタM1から第1電流の供給を受けて発光する有機発光ダイオードOLEDを含むことができる。
【0048】
第1トランジスタM1は、ゲート電極が第1ノードN1に連結され、第1電極が第1電源EVDDを供給する第1電源線VL1に連結され、第2電極が第2ノードN2に連結できる。第1電極は
図2に図示されたソース電極であり、第2電極は
図2に図示されたドレイン電極でありうる。しかしながら、これに限定されるのではない。第1電流の大きさは第1トランジスタM1のゲート電極と第2電極の電圧差に対応して決定できる。
【0049】
第2トランジスタM2はゲート電極がゲートラインGLに連結され、第1電極がデータラインDLに連結され、第2電極が第1ノードN1に連結できる。したがって、ゲートラインGLを介して伝達されるゲート信号に対応してデータラインDLに流れるデータ信号(Vdata)を第1ノードN1に伝達することができる。
【0050】
ストレージキャパシタCstは第1電極が第1ノードN1に連結され、第1電極が第2ノードN2に連結できる。そして、ストレージキャパシタCstは第1ノードN1と第2ノードN2の電圧を維持することができる。したがって、第1トランジスタM1のゲート電極と第2電極の電圧差を一定時間維持させて第1電流が一定に流れるようにすることができる。
【0051】
有機発光ダイオードOLEDは、第2ノードN2に供給される電流に対応して光を発光することができる。そして、有機発光ダイオードOLEDのカソード電極は、
図2に図示されたカソード電極125a、125b、125cに対応することができる。
【0052】
有機発光ダイオードOLEDのカソード電極にタッチ回路145が連結できる。タッチ回路145は、有機発光ダイオードのカソード電極で第2電源EVSSの間に連結された抵抗Rの大きさに対応して流れる電流の大きさを用いてタッチ有無を感知することができる。
【0053】
図6は
図1に図示された表示パネルを駆動する方法の第1実施形態を示すタイミング図であり、
図7は
図1に図示された表示パネルを駆動する方法の第2実施形態を示すタイミング図である。
【0054】
同期信号(Tsync)はハイ状態とロー状態を繰り返すことができる。同期信号(Tsync)がロー状態で表示パネル110はディスプレイ期間として動作し、同期信号(Tsync)がハイ状態で表示パネル110はタッチ期間として動作することができる。
【0055】
図6を参照すると、1フレーム期間は同期信号(Tsync)はロー状態である第1期間T1aと同期信号(Tsync)はハイ状態である第2期間T2aに区分できる。しかしながら、これに限定されるのではない。第1期間T1aと第2期間T2aは同一な長さを有するものとして図示されているが、これに限定されるのではない。また、第2期間T2aは垂直ブランク期間に対応することができる。垂直ブランク期間は垂直同期信号が入力される期間でありえ、1フレームと次のフレームとの間の期間でありうる。
【0056】
第1期間T1aでデータラインDLとゲートラインGLに各々データ信号とゲート信号が伝達できる。したがって、
図5に図示されたサブピクセル101はデータ信号に対応して第1電流を有機発光ダイオードOLEDに供給し、有機発光ダイオードOLEDは第1電流に対応して光を発光することができる。第1期間T1aで第1電源EVDDと第2電源EVSSは所定の直流電圧で供給できる。第1電源EVDDの電圧レベルが第2電源EVSSの電圧レベルより高いことがある。例えば、第1電源EVDDの電圧レベルは24Vであり、第2電源EVSSの電圧レベルは0Vでありうる。しかしながら、これに限定されるのではない。
【0057】
そして、第2期間T2aで有機発光ダイオードOLEDのカソード電極にタッチ駆動信号TDSに対応する電圧が伝達できる。タッチ駆動信号TDSは複数のパルスを含むことができる。また、第1電源EVDDにはタッチ駆動信号TDSと同期するロード低減駆動信号(Load free driving)が伝達できる。また、ゲートラインGLとデータラインDLにロード低減駆動信号が伝達できる。ロード低減駆動信号が伝達されない場合、タッチ駆動信号TDSが伝達されるカソード電極の電圧レベルは第1電源ラインVL、ゲートラインGLとデータラインDLに充電された電圧の電圧レベルと差があるので、カソード電極と第1電源ラインVL、ゲートラインGLとデータラインDLの間に静電容量が発生することがある。これによって、タッチ表示装置100の消費電力が増加することがある。しかしながら、タッチ駆動信号TDSと同期するロード低減駆動信号を第1電源ラインVL、ゲートラインGLとデータラインDLに印加するようになれば、前記のような静電容量が発生しないので、タッチ表示装置100の消費電力を減らすことができる。表示パネル110でロード低減駆動信号が印加されるラインは、第1電源ラインVL、ゲートラインGLとデータラインDLに限定されるのではない。
【0058】
そして、
図7を参照すると、1フレーム期間は第1期間乃至第4期間(T1b〜T4b)に区分され、第1期間T1bと第3期間T3bで同期信号(Tsync)はロー状態となり、第2期間T2bと第4期間T4bで同期信号(Tsync)はハイ状態となることができる。しかしながら、これに限定されるのではない。ここで、第1期間乃至第4期間(T1b〜T4b)が全て同一な長さを有するものとして図示されているが、これに限定されるのではなく、第1期間乃至第4期間(T1b〜T4b)が互いに異なる長さを有することができる。また、第2期間T2bと第4期間T4bは水平ブランク期間に対応することができる。水平ブランク期間は水平同期信号が入力される期間でありえ、1フレームの複数の行のうちの1つの行と、その次の行の間の期間でありうる。また、第2期間T2bと第4期間T4bはLHB(long horizontal blank)に対応することができる。LHBは1フレーム期間に16個が配置できる。しかしながら、これに限定されるのではない。
【0059】
第1期間T1bと第3期間T3bで、データラインDLとゲートラインGLに各々データ信号とゲート信号が伝達できる。したがって、
図5に図示されたサブピクセル101はデータ信号に対応して第1電流を有機発光ダイオードOLEDに供給し、有機発光ダイオードOLEDは第1電流に対応して光を発光することができる。第1期間T1bで第1電源EVDDと第2電源EVSSは所定の直流電圧で供給できる。第1電源EVDDの電圧レベルが第2電源EVSSの電圧レベルより高いことがある。例えば、第1電源EVDDの電圧レベルは24Vであり、第2電源EVSSの電圧レベルは0Vでありうる。しかしながら、これに限定されるのではない。
【0060】
そして、第2期間T2bと第4期間T4bで有機発光ダイオードOLEDの電気的に分離された複数のカソード電極の各々に対応するタッチ電極ラインTELを介して順次にタッチ駆動信号を印加してタッチ発生をセンシングすることができる。この際、センシングしないカソード電極にはロード低減駆動信号(Load free driving)が印加できる。ロード低減駆動信号及びタッチ駆動信号は互いに同期された信号であり、同一な振幅で構成できる。また、第1電源EVDDにはタッチ駆動信号TDSと同期されたロード低減駆動信号が伝達できる。また、ゲートラインGLとデータラインDLにもロード低減駆動信号が伝達できる。表示パネル110でロード低減駆動信号が伝達されるラインはこれに限定されるのではない。
【0061】
図8は
図5に図示されたタッチ回路とタッチ電極の連結関係の一実施形態を示す回路図であり、
図9は
図8に図示されたタッチ回路とタッチ電極に印加される信号波形を示すグラフである。
【0062】
図8及び
図9を参照すると、タッチ回路145は積分器146とバッファ147を含むことができる。積分器146は電気的に分離されたカソード電極125a、125b、125cに充電された電圧により流れる電流に対応する電圧と既設定された電圧に対応して各々のカソード電極に充電された電圧の大きさを算出することができる。そして、バッファ147は積分器146から出力される電圧の特性を向上させることができる。バッファ147は、第1インバータ147aと第2インバータ147bを含むことができる。しかしながら、これに限定されるのではない。
【0063】
そして、タッチ回路145は第2電源EVSSと連結される電源ラインと連結できる。また、タッチ回路145はタッチラインTELを介して有機発光ダイオードOLEDのカソード電極と連結できる。有機発光ダイオードOLEDは、第1電流を生成するピクセル回路1011と連結できる。ここで、R_Tr(drv)は、
図5に図示した第1トランジスタに対応する抵抗を示す。カソード電極にはタッチによって発生するタッチキャパシタCfが連結できる。また、カソード電極にはロード低減駆動信号に対応する電圧を印加する信号印加部148が配置できる。
【0064】
ここで、第1電源EVDDを供給する第1電源ラインVL1、データラインDL、ゲートラインGLにロード低減駆動信号を印加せず、また、カソード電極にタッチ駆動信号TDSを供給する代わり、信号印加部148でロード低減駆動信号がタッチキャパシタCfに印加されるようにした。タッチキャパシタCfの容量の大きさは1pFまたは0.5pFの場合に区分した。即ち、タッチキャパシタCfの容量の大きさに対応してタッチ回路の出力電圧の大きさが変わることが分かる。したがって、タッチによる静電容量変化を用いてタッチを感知できることが分かる。
【0065】
以上の説明及び添付の図面は本発明の技術思想を例示的に示すことに過ぎないものであって、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲で構成の結合、分離、置換、及び変更などの多様な修正及び変形が可能である。したがって、本発明に開示された実施形態は本発明の技術思想を限定するためのものでなく、説明するためのものであり、このような実施形態によって本発明の技術思想の範囲が限定されるものではない。本発明の保護範囲は請求範囲によって解釈されなければならず、それと均等な範囲内にある全ての技術思想は本発明の権利範囲に含まれるものと解釈されるべきである。
【符号の説明】
【0066】
100 タッチ表示装置
110 表示パネル
130 データドライバ
140 ゲートドライバ
150 タッチセンサー
160 コントローラ