特許第6885945号(P6885945)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ キッセイ薬品工業株式会社の特許一覧

<>
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6885945
(24)【登録日】2021年5月17日
(45)【発行日】2021年6月16日
(54)【発明の名称】ピロリジン誘導体
(51)【国際特許分類】
   C07D 401/14 20060101AFI20210603BHJP
   C07D 403/12 20060101ALI20210603BHJP
   C07D 403/14 20060101ALI20210603BHJP
   C07D 405/14 20060101ALI20210603BHJP
   A61K 31/501 20060101ALI20210603BHJP
   A61K 31/506 20060101ALI20210603BHJP
   A61P 9/00 20060101ALI20210603BHJP
   A61P 25/06 20060101ALI20210603BHJP
   A61P 43/00 20060101ALI20210603BHJP
【FI】
   C07D401/14
   C07D403/12CSP
   C07D403/14
   C07D405/14
   A61K31/501
   A61K31/506
   A61P9/00
   A61P25/06
   A61P43/00 111
【請求項の数】15
【全頁数】175
(21)【出願番号】特願2018-528845(P2018-528845)
(86)(22)【出願日】2017年7月20日
(86)【国際出願番号】JP2017026169
(87)【国際公開番号】WO2018016547
(87)【国際公開日】20180125
【審査請求日】2020年6月8日
(31)【優先権主張番号】特願2016-144693(P2016-144693)
(32)【優先日】2016年7月22日
(33)【優先権主張国】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】000104560
【氏名又は名称】キッセイ薬品工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100151231
【弁理士】
【氏名又は名称】柳 伸子
(74)【代理人】
【識別番号】100196807
【弁理士】
【氏名又は名称】飯塚 雅人
(72)【発明者】
【氏名】近藤 敦志
(72)【発明者】
【氏名】森田 直英
(72)【発明者】
【氏名】石川 健宏
(72)【発明者】
【氏名】吉田 正子
(72)【発明者】
【氏名】森山 彰博
(72)【発明者】
【氏名】和南城 勲
【審査官】 神谷 昌克
(56)【参考文献】
【文献】 国際公開第2015/161011(WO,A1)
【文献】 特表2007−519729(JP,A)
【文献】 特表2010−529119(JP,A)
【文献】 特表2009−544709(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2011/0098269(US,A1)
【文献】 特表2002−506878(JP,A)
【文献】 国際公開第2012/058645(WO,A1)
【文献】 LUO, Guanglin et al.,Calcitonin gene-related peptide (CGRP) receptor antagonists: Novel aspartates and succinates,Bioorganic & Medicinal Chemistry Letters,2012年,Vol.22, No.8,pp.2912-2916,ISSN:0960-894X, DOI:10.1016/j.bmcl.2012.02.066
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C07D
A61K
CAplus/REGISTRY(STN)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(I)で表される化合物:
【化1】
〔式中、
環Wは、以下の(a)〜(d)からなる群から選択される基:
(a)C3−6シクロアルキル、
(b)置換基群Aから選択される任意の基を有していてもよいフェニル、
(c)置換基群Aから選択される任意の基を有していてもよい6員環芳香族複素環、及び
(d)置換基群Aから選択される任意の基を有していてもよい5員環芳香族複素環;
Xは、以下の(a)〜(g)からなる群から選択される基:
(a)置換基群Bから選択される任意の基を有していてもよい炭素原子、
(b)置換基群Cから選択される任意の基を有していてもよい窒素原子、
(c)酸素原子、
(d)−(C=O)−、
(e)硫黄原子、
(f)−SO−、及び
(g)−SO−;
、Y2、Y3及びY4は、それぞれ独立して、=CH−、=CR−、又は窒素原子であり;
は、ハロゲン原子、C1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ハロC1−6アルコキシ、C1−6アルキルスルファニル、C1−6アルキルスルフィニル、C1−6アルキルスルホニル、C3−6シクロアルキル、ヒドロキシ、シアノ、−NR、−CONR、又は−COであり;
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、C1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、又はヒドロキシC1−6アルキルであり;
は、水素原子、又はC1−6アルキルであり;
は、以下の(a)〜(j)からなる群から選択される基:
【化2】
及び(j)シアノ;
(式中、
*を付された結合は、式(I)のピロリジン環との結合部位であり;
は、以下の(a)〜(e)からなる群から選択される基:
(a)置換基群Cから選択される任意の基を有していてもよい窒素原子、
(b)酸素原子、
(c)硫黄原子、
(d)−SO−、及び
(e)−SO−;
1a及びR1bは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、C1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシ、又はハロC1−6アルコキシであり;
1cは、以下の(a)〜(r)からなる群から選択される基:
(a)置換基群Dから選択される任意の基を有していてもよいC1−6アルキル、
(b)置換基群Eから選択される任意の基を有していてもよいフェニル、
(c)置換基群Eから選択される任意の基を有していてもよい6員環芳香族複素環、
(d)置換基群Eから選択される任意の基を有していてもよい5員環芳香族複素環、
(e)水素原子、
(f)ハロゲン原子、
(g)C1−6アルコキシ、
(h)ハロC1−6アルコキシ、
(i)C1−6アルキルスルファニル、
(j)C1−6アルキルスルフィニル、
(k)C1−6アルキルスルホニル、
(l)C3−6シクロアルキル、
(m)ヒドロキシ、
(n)シアノ、
(o)C2−7アシル、
(p)C2−6アルケニル、
(q)C2−6アルキニル、及び
(r)−NR
1dは、C1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ハロC1−6アルコキシ、C3−6シクロアルキル、−NR、又は置換基群Eから選択される任意の基を有していてもよいフェニルであり;
1eは、水素原子、C1−6アルキル、又はハロC1−6アルキルであり;
mは、1〜4の整数であり;
n及びpは、それぞれ独立して、1〜3の整数である。);
2、R3a、R3b、R4a、R4b、及びR5は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、C1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ハロC1−6アルコキシ、C3−6シクロアルキル、ヒドロキシ、シアノ、又は−NRであり;
は、水素原子、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、ハロC1−6アルキル、又はヒドロキシC1−6アルキルであり;
は、水素原子、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、又はハロC1−6アルキルであり;
置換基群Aは、ハロゲン原子、C1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ハロC1−6アルコキシ、C1−6アルキルスルファニル、C1−6アルキルスルフィニル、C1−6アルキルスルホニル、C3−6シクロアルキル、ヒドロキシ、シアノ、−NR、−CONR、及び−COからなる群であり;
置換基群Bは、ハロゲン原子、C1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ハロC1−6アルコキシ、C3−6シクロアルキル、及びヒドロキシからなる群であり;
置換基群Cは、C1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、及びC3−6シクロアルキルからなる群であり;
置換基群Dは、ハロゲン原子、C1−6アルコキシ、ハロC1−6アルコキシ、C1−6アルキルスルファニル、C1−6アルキルスルフィニル、C1−6アルキルスルホニル、C3−6シクロアルキル、ヒドロキシ、シアノ、及び−NRからなる群であり;
置換基群Eは、ハロゲン原子、C1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ハロC1−6アルコキシ、C3−6シクロアルキル、ヒドロキシ、及びシアノからなる群である。〕
又はその薬理学的に許容される塩。
【請求項2】
5が、水素原子である請求項1に記載の化合物又はその薬理学的に許容される塩。
【請求項3】
3a、R3b、R4a、及びR4bが、水素原子である請求項2に記載の化合物又はその薬理学的に許容される塩。
【請求項4】
請求項3に記載の化合物であって:
環Wが、C3−6シクロアルキル、又は置換基群Aから選択される任意の基を有していてもよいフェニルであり;
置換基群Aが、請求項1と同じ意味である化合物;
又はその薬理学的に許容される塩。
【請求項5】
Xが、以下の(a)〜(c)からなる群から選択される基である請求項4に記載の化合物:
(a)置換基群Bから選択される任意の基を有していてもよい炭素原子、
(b)置換基群Cから選択される任意の基を有していてもよい窒素原子、及び
(c)酸素原子;
置換基群B及び置換基群Cが、請求項1と同じ意味である;
又はその薬理学的に許容される塩。
【請求項6】
が、水素原子である請求項5に記載の化合物又はその薬理学的に許容される塩。
【請求項7】
が、以下の(a)〜(d)及び(g)からなる群から選択される基である請求項1に記載の化合物:
【化3】
及び
【化4】
(式中、
*、X、R1a、R1b、R1c、R1d、R1e、m、n及びpは、請求項1とそれぞれ同じ意味である);
又はその薬理学的に許容される塩。
【請求項8】
請求項1に記載の化合物であって、式:
【化5】
で表される基が、以下の(a)〜(f)からなる群から選択される基である化合物:
【化6】
及び
【化7】
(式中、
8aは、水素原子、ハロゲン原子、C1−6アルキル、又はハロC1−6アルキル、であり;
8bは、水素原子、ハロゲン原子、C1−6アルキル、又はC1−6アルコキシであり;
**を付された結合はXとの結合部位であり、***を付された結合は式(I)のカルボニルとの結合部位である。);
又はその薬理学的に許容される塩。
【請求項9】
請求項1に記載の化合物であって:
が、酸素原子であり;
1a及びR1bが、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、C1−6アルキル、又はハロC1−6アルキルであり;
1cが、以下の(a)〜(l)からなる群から選択される基:
(a)置換基群Dから選択される任意の基を有していてもよいC1−6アルキル、
(b)オキサゾリル、
(c)水素原子、
(d)ハロゲン原子、
(e)C1−6アルコキシ、
(f)C1−6アルキルスルファニル、
(g)C1−6アルキルスルホニル、
(h)ヒドロキシ、
(i)シアノ、
(j)C2−7アシル、
(k)C2−6アルケニル、及び
(l)−NRaabb
1dが、C1−6アルキル、又はフェニルであり;
1eが、水素原子、又はC1−6アルキルであり;
置換基群Dが、ハロゲン原子、及びヒドロキシからなる群であり;
aa、及びRbbが、それぞれ独立して、水素原子、又はC1−6アルキルである化合物;
又はその薬理学的に許容される塩。
【請求項10】
が、水素原子、メチル、エチル、イソプロピル、ヒドロキシメチル、又はモノフルオロメチルである請求項1に記載の化合物又はその薬理学的に許容される塩。
【請求項11】
が、水素原子、又はメチルである請求項1に記載の化合物又はその薬理学的に許容される塩。
【請求項12】
式(IA)で表される、請求項1に記載の化合物:
【化8】
〔式中、
及びR10は、それぞれ独立して、水素原子、フッ素原子、又は塩素原子であり;
は、−CH−、又は−O−であり;
式:
【化9】
で表される基が、以下の(a)〜(h)からなる群から選択される基:
【化10】
及び
【化11】
(式中、**を付された結合はXとの結合部位であり、***を付された結合は式(IA)のカルボニルとの結合部位である。);
1fは、以下の(a)〜(g)からなる群から選択される基:
【化12】
及び
【化13】
(式中、*を付された結合は、式(IA)のピロリジン環との結合部位である。);
6aは、水素原子、メチル、又はエチルである。〕
又はその薬理学的に許容される塩。
【請求項13】
以下の式で表される化合物:
【化14】
又はその薬理学的に許容される塩。
【請求項14】
請求項1〜13の何れか一項に記載の化合物又はその薬理学的に許容される塩、及び医薬品添加物を含む医薬組成物。
【請求項15】
片頭痛の治療用医薬組成物である、請求項14に記載の医薬組成物。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、医薬品として有用なピロリジン誘導体に関する。
【0002】
さらに詳しく述べれば、本発明は、カルシトニン遺伝子関連ペプチド(CGRP)受容体拮抗作用を有し、CGRP受容体が介在する種々の疾患の治療薬として有用なピロリジン誘導体又はその薬理学的に許容される塩に関する。
【背景技術】
【0003】
CGRPは、37アミノ酸よりなる神経ペプチドで、血管拡張作用等がある。その受容体として、カルシトニン受容体様受容体(CLR)及び受容体活性調節タンパク質1(RAMP1)からなるヘテロダイマー(CGRP受容体)が知られている。CGRP受容体は、三叉神経脊髄路核尾側亜核、三叉神経節、脳幹部の血管周囲に存在している。CGRPの増加は、アロディニアを引き起こすといわれている(非特許文献1)。
【0004】
近年、CGRP受容体拮抗薬(例えば、Olcegepant、Telcagepant等)は、片頭痛の急性期の治療薬として開発されている(非特許文献2)。また、CGRP受容体拮抗薬(例えば、Telcagepant、LY2951742等)は、片頭痛の予防(片頭痛発作の発症抑制)効果も報告されている(非特許文献3及び4)。そのため、CGRP受容体は、片頭痛の急性期の治療薬、及び片頭痛の予防薬のターゲットとして注目されている。
【0005】
しかしながら、上記CGRP受容体拮抗薬は、開発が中止された薬剤もある。したがって、有効性及び安全性がある新規なCGRP受容体拮抗薬は、今でも求められている。
【0006】
ピロリジン環を含む化合物が特許文献1、及び非特許文献5に記載されている。また、CGRP受容体拮抗薬に関する文献として特許文献2及び3が挙げられ、当該文献にピロリジン環を含む化合物が記載れている。一方、チロシンキナーゼ阻害剤であるヘテロ環化合物が特許文献4に記載されている。
【0007】
しかしながら、上記文献には、本願発明のピロリジン誘導体は、記載も示唆もされていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】米国特許第6,531,474号明細書
【特許文献2】米国特許出願公開第2010/0179166号明細書
【特許文献3】米国特許出願公開第2011/0105549号明細書
【特許文献4】米国特許出願公開第2013/0345192号明細書
【非特許文献】
【0009】
【非特許文献1】永田、「日本頭痛学会誌」、2012年、第39巻、p.16-20
【非特許文献2】Edvinssonら、「Neurotherapeutics」、2010年、第7巻、第2号、p.164-175
【非特許文献3】Tonyら、「Neurology」、2014年、第83巻、p.958-966
【非特許文献4】Dodickら、「Lancet Neurol」、2014年、第13巻、p.885-892
【非特許文献5】Roman S. Erdmannら、「Bioorganic & Medicinal Chemistry」、2013年、第21巻、p.3565-3568
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、CGRP受容体拮抗作用を有し、CGRP受容体が介在する種々の疾患の治療に有用な新規化合物を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明は、下記式(I)で表される化合物又はその薬理学的に許容される塩に関する。
【0012】
すなわち、本発明は、下記の〔1〕〜〔15〕等に関する。
〔1〕式(I)で表される化合物:
【化1】
〔式中、
環Wは、以下の(a)〜(d)からなる群から選択される基:
(a)C3−6シクロアルキル、
(b)置換基群Aから選択される任意の基を有していてもよいフェニル、
(c)置換基群Aから選択される任意の基を有していてもよい6員環芳香族複素環、及び
(d)置換基群Aから選択される任意の基を有していてもよい5員環芳香族複素環;
Xは、以下の(a)〜(g)からなる群から選択される基:
(a)置換基群Bから選択される任意の基を有していてもよい炭素原子、
(b)置換基群Cから選択される任意の基を有していてもよい窒素原子、
(c)酸素原子、
(d)−(C=O)−、
(e)硫黄原子、
(f)−SO−、及び
(g)−SO−;
、Y2、Y3及びY4は、それぞれ独立して、=CH−、=CR−、又は窒素原子であり;
は、ハロゲン原子、C1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ハロC1−6アルコキシ、C1−6アルキルスルファニル、C1−6アルキルスルフィニル、C1−6アルキルスルホニル、C3−6シクロアルキル、ヒドロキシ、シアノ、−NR、−CONR、又は−COであり;
およびRは、それぞれ独立して、水素原子、C1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、又はヒドロキシC1−6アルキルであり;
は、水素原子、又はC1−6アルキルであり;
は、以下の(a)〜(j)からなる群から選択される基:
【化2】
及び(j)シアノ;
(式中、
*を付された結合は、式(I)のピロリジン環との結合部位であり;
は、以下の(a)〜(e)からなる群から選択される基:
(a)置換基群Cから選択される任意の基を有していてもよい窒素原子、
(b)酸素原子、
(c)硫黄原子、
(d)−SO−、及び
(e)−SO−;
1a及びR1bは、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、C1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシ、又はハロC1−6アルコキシであり;
1cは、以下の(a)〜(r)からなる群から選択される基:
(a)置換基群Dから選択される任意の基を有していてもよいC1−6アルキル、
(b)置換基群Eから選択される任意の基を有していてもよいフェニル、
(c)置換基群Eから選択される任意の基を有していてもよい6員環芳香族複素環、
(d)置換基群Eから選択される任意の基を有していてもよい5員環芳香族複素環、
(e)水素原子、
(f)ハロゲン原子、
(g)C1−6アルコキシ、
(h)ハロC1−6アルコキシ、
(i)C1−6アルキルスルファニル、
(j)C1−6アルキルスルフィニル、
(k)C1−6アルキルスルホニル、
(l)C3−6シクロアルキル、
(m)ヒドロキシ、
(n)シアノ、
(o)C2−7アシル、
(p)C2−6アルケニル、
(q)C2−6アルキニル、及び
(r)−NR
1dは、C1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ハロC1−6アルコキシ、C3−6シクロアルキル、−NR、又は置換基群Eから選択される任意の基を有していてもよいフェニルであり;
1eは、水素原子、C1−6アルキル、又はハロC1−6アルキルであり;
mは、1〜4の整数であり;
n及びpは、それぞれ独立して、1〜3の整数である。);
2、R3a、R3b、R4a、R4b、及びR5は、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、C1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ハロC1−6アルコキシ、C3−6シクロアルキル、ヒドロキシ、シアノ、又は−NRであり;
は、水素原子、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、ハロC1−6アルキル、又はヒドロキシC1−6アルキルであり;
は、水素原子、C1−6アルキル、C3−6シクロアルキル、又はハロC1−6アルキルであり;
置換基群Aは、ハロゲン原子、C1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ハロC1−6アルコキシ、C1−6アルキルスルファニル、C1−6アルキルスルフィニル、C1−6アルキルスルホニル、C3−6シクロアルキル、ヒドロキシ、シアノ、−NR、−CONR、及び−COからなる群であり;
置換基群Bは、ハロゲン原子、C1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ハロC1−6アルコキシ、C3−6シクロアルキル、及びヒドロキシからなる群であり;
置換基群Cは、C1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、及びC3−6シクロアルキルからなる群であり;
置換基群Dは、ハロゲン原子、C1−6アルコキシ、ハロC1−6アルコキシ、C1−6アルキルスルファニル、C1−6アルキルスルフィニル、C1−6アルキルスルホニル、C3−6シクロアルキル、ヒドロキシ、シアノ、及び−NRからなる群であり;
置換基群Eは、ハロゲン原子、C1−6アルキル、ハロC1−6アルキル、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルコキシ、ハロC1−6アルコキシ、C3−6シクロアルキル、ヒドロキシ、及びシアノからなる群である。〕
又はその薬理学的に許容される塩。
〔2〕R5が、水素原子である前記〔1〕に記載の化合物又はその薬理学的に許容される塩。
〔3〕R3a、R3b、R4a、及びR4bが、水素原子である前記〔1〕又は〔2〕に記載の化合物又はその薬理学的に許容される塩。
〔4〕前記〔1〕〜〔3〕の何れかに記載の化合物であって:
環Wが、C3−6シクロアルキル、又は置換基群Aから選択される任意の基を有していてもよいフェニルであり;
置換基群Aが、前記〔1〕と同じ意味である化合物;
又はその薬理学的に許容される塩。
〔5〕Xが、以下の(a)〜(c)からなる群から選択される基である前記〔1〕〜〔4〕の何れかに記載の化合物:
(a)置換基群Bから選択される任意の基を有していてもよい炭素原子、
(b)置換基群Cから選択される任意の基を有していてもよい窒素原子、及び
(c)酸素原子;
置換基群B及び置換基群Cが、前記〔1〕と同じ意味である;
又はその薬理学的に許容される塩。
〔6〕Rが、水素原子である前記〔1〕〜〔5〕の何れかに記載の化合物又はその薬理学的に許容される塩。
〔7〕Rが、以下の(a)〜(d)及び(g)からなる群から選択される基である前記〔1〕〜〔6〕の何れかに記載の化合物:
【化3】
及び
【化4】
(式中、
*、X、R1a、R1b、R1c、R1d、R1e、m、n及びpは、前記〔1〕とそれぞれ同じ意味である);
又はその薬理学的に許容される塩。
〔8〕前記〔1〕〜〔7〕の何れかに記載の化合物であって、式:
【化5】
で表される基が、以下の(a)〜(f)からなる群から選択される基である化合物:
【化6】
及び
【化7】
(式中、
8aは、水素原子、ハロゲン原子、C1−6アルキル、又はハロC1−6アルキル、であり;
8bは、水素原子、ハロゲン原子、C1−6アルキル、又はC1−6アルコキシであり;
**を付された結合はXとの結合部位であり、***を付された結合は式(I)のカルボニルとの結合部位である。);
又はその薬理学的に許容される塩。
〔9〕前記〔1〕〜〔8〕の何れかに記載の化合物であって:
が、酸素原子であり;
1a及びR1bが、それぞれ独立して、水素原子、ハロゲン原子、C1−6アルキル、又はハロC1−6アルキルであり;
1cが、以下の(a)〜(l)からなる群から選択される基:
(a)置換基群Dから選択される任意の基を有していてもよいC1−6アルキル、
(b)オキサゾリル、
(c)水素原子、
(d)ハロゲン原子、
(e)C1−6アルコキシ、
(f)C1−6アルキルスルファニル、
(g)C1−6アルキルスルホニル、
(h)ヒドロキシ、
(i)シアノ、
(j)C2−7アシル、
(k)C2−6アルケニル、及び
(l)−NRaabb
1dが、C1−6アルキル、又はフェニルであり;
1eが、水素原子、又はC1−6アルキルであり;
置換基群Dが、ハロゲン原子、及びヒドロキシからなる群であり;
aa、及びRbbが、それぞれ独立して、水素原子、又はC1−6アルキルである化合物;
又はその薬理学的に許容される塩。
〔10〕Rが、水素原子、メチル、エチル、イソプロピル、ヒドロキシメチル、又はモノフルオロメチルである前記〔1〕〜〔9〕の何れかに記載の化合物又はその薬理学的に許容される塩。
〔11〕Rが、水素原子、又はメチルである前記〔1〕〜〔10〕の何れかに記載の化合物又はその薬理学的に許容される塩。
〔12〕式(IA)で表される、前記〔1〕に記載の化合物:
【化8】
〔式中、
及びR10は、それぞれ独立して、水素原子、フッ素原子、又は塩素原子であり;
は、−CH−、又は−O−であり;
式:
【化9】
で表される基が、以下の(a)〜(h)からなる群から選択される基:
【化10】
及び
【化11】
(式中、**を付された結合はXとの結合部位であり、***を付された結合は式(IA)のカルボニルとの結合部位である。);
1fは、以下の(a)〜(g)からなる群から選択される基:
【化12】
及び
【化13】
(式中、*を付された結合は、式(IA)のピロリジン環との結合部位である。);
6aは、水素原子、メチル、又はエチルである。〕
又はその薬理学的に許容される塩。
〔13〕以下の式で表される化合物:
【化14】
又はその薬理学的に許容される塩。
〔14〕前記〔1〕〜〔13〕の何れかに記載の化合物又はその薬理学的に許容される塩、及び医薬品添加物を含む医薬組成物。
〔15〕片頭痛の治療用医薬組成物である、前記〔14〕に記載の医薬組成物。
【0013】
また一つの実施態様として、本発明は、前記〔14〕に記載の医薬組成物を患者に必要量を投与することを含む、片頭痛の治療方法に関する。
【0014】
また一つの実施態様として、本発明は、片頭痛の治療用の医薬組成物を製造するための、前記〔1〕〜〔13〕の何れかに記載の化合物又はその薬理学的に許容される塩の使用に関する。
【発明の効果】
【0015】
本発明の化合物は、優れたCGRP受容体拮抗作用を有する。したがって、本発明の化合物又はその薬理学的に許容される塩は、CGRP受容体が介在する種々の疾患の治療薬として有用である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の実施の形態についてより詳細に説明する。
【0017】
本発明において、各用語は、特に断らない限り、以下の意味を有する。
【0018】
「ハロゲン原子」とは、フッ素原子、塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子を意味する。
「C1−6アルキル」とは、炭素数1〜6の直鎖状又は分岐状のアルキル基を意味する。例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル等が挙げられる。
「C2−6アルケニル」とは、炭素数2〜6の直鎖状又は分岐状のアルケニル基を意味する。例えば、ビニル、アリル、1−プロペニル、イソプロペニル等が挙げられる。
「C2−6アルキニル」とは、炭素数2〜6の直鎖状又は分岐状のアルキニル基を意味する。例えば、エチニル、2−プロピニル等が挙げられる。
「C2−7アシル」とは、炭素数2〜7の直鎖状又は分岐状のアシル基を意味する。例えば、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル、ピバロイル等が挙げられる。
「C1−6アルコキシ」とは、炭素数1〜6の直鎖状又は分岐状のアルコキシ基を意味する。例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ等が挙げられる。
「C1−6アルキルスルファニル」とは、(C1−6アルキル)−S−で表される基を意味する。例えば、メチルスルファニル、エチルスルファニル、プロピルスルファニル、ブチルスルファニル、ペンチルスルファニル、ヘキシルスルファニル等が挙げられる。
「C1−6アルキルスルフィニル」とは、(C1−6アルキル)−SO−で表される基を意味する。例えば、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、プロピルスルフィニル、ブチルスルフィニル、ペンチルスルフィニル、ヘキシルスルフィニル等が挙げられる。
「C1−6アルキルスルホニル」とは、(C1−6アルキル)−SO−で表される基を意味する。例えば、メチルスルホニル、エチルスルホニル、プロピルスルホニル、ブチルスルホニル、ペンチルスルホニル、ヘキシルスルホニル等が挙げられる。
【0019】
「ヒドロキシC1−6アルキル」とは、1〜3個の水酸基で置換されたC1−6アルキルを意味する。例えば、ヒドロキシメチル、1−ヒドロキシエチル、1−ヒドロキシ−1,1−ジメチルメチル、2−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシ−2−メチルプロピル、3−ヒドロキシプロピル等が挙げられる。
「ハロC1−6アルキル」とは、1〜3個の同種又は異種のハロゲン原子で置換されたC1−6アルキルを意味する。例えば、フルオロメチル、2−フルオロエチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、2,2,2−トリフルオロエチル、3,3,3−トリフルオロプロピル、4,4,4−トリフルオロブチル等が挙げられる。
「ハロC1−6アルコキシ」とは、1〜3個の同種又は異種のハロゲン原子で置換されたC1−6アルコキシを意味する。例えば、モノフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ等が挙げられる。
【0020】
「C3−6シクロアルキル」とは、炭素数3〜6個の飽和脂環炭化水素基を意味する。例えば、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等が挙げられる。
「5員環芳香族複素環」とは、酸素原子、窒素原子および硫黄原子から選択される1〜4個のヘテロ原子を環内に含む5員環の芳香族複素環基を意味する。例えば、フリル、ピロリル、チエニル、イミダゾリル、ピラゾリル、1,2,4−トリアゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、1,3,4−オキサジアゾリル、1,2,4−オキサジアゾリル等が挙げられる。
「6員環芳香族複素環」とは、1〜4個の窒素原子を環内に含む6員環の芳香族複素環基を意味する。例えば、ピリジル、ピリミジニル、ピラジニル、ピリダジニル等が挙げられる。
【0021】
「置換基群Aから選択される任意の基を有していてもよいフェニル」とは、置換基群Aから選択される同一又は異なる基を1〜5個有していてもよいフェニルを意味する。無置換のフェニル、又は前記基を1個若しくは2個有するフェニルが好ましい。
「置換基群Aから選択される任意の基を有していてもよい6員環芳香族複素環」とは、置換基群Aから選択される同一又は異なる基を1〜4個有していてもよい6員環芳香族複素環を意味する。無置換の6員環芳香族複素環、又は前記基を1個若しくは2個有する6員環芳香族複素環が好ましい。
「置換基群Aから選択される任意の基を有していてもよい5員環芳香族複素環」とは、置換基群Aから選択される同一又は異なる基を1〜3個有していてもよい5員環芳香族複素環を意味する。無置換の5員環芳香族複素環、又は前記基を1個若しくは2個有する5員環芳香族複素環が好ましい。
「置換基群Bから選択される任意の基を有していてもよい炭素原子」とは、置換基群Bから選択される同一又は異なる基を1又は2個有していてもよい炭素原子を意味する。−CH−、又は前記基を1個有する炭素原子が好ましい。
「置換基群Cから選択される任意の基を有していてもよい窒素原子」とは置換基群Cから選択される基を1個有していてもよい窒素原子を意味する。−NH−、又は前記基を1個有する窒素原子が好ましい。
「置換基群Dから選択される任意の基を有していてもよいC1−6アルキル」とは、置換基群Dから選択される同一又は異なる基を1〜6個有していてもよいC1−6アルキルを意味する。無置換のC1−6アルキル、又は前記基を1個若しくは2個有するC1−6アルキルが好ましい。
「置換基群Eから選択される任意の基を有していてもよいフェニル」とは、置換基群Eから選択される同一又は異なる基を1〜5個有していてもよいフェニルを意味する。無置換のフェニル、又は前記基を1個若しくは2個有するフェニルが好ましい。
「置換基群Eから選択される任意の基を有していてもよい6員環芳香族複素環」とは、置換基群Eから選択される同一又は異なる基を1〜4個有していてもよい6員環芳香族複素環を意味する。無置換の6員環芳香族複素環、又は前記基を1個若しくは2個有する6員環芳香族複素環が好ましい。
「置換基群Eから選択される任意の基を有していてもよい5員環芳香族複素環」とは、置換基群Eから選択される同一又は異なる基を1〜3個有していてもよい5員環芳香族複素環を意味する。無置換の5員環芳香族複素環、又は前記基を1個若しくは2個有する5員環芳香族複素環が好ましい。
【0022】
「置換基群Dから選択される任意の基を有していてもよいC1−6アルキル」とは、置換基群Dから選択される同一又は異なる基を1〜6個有していてもよいC1−6アルキルを意味する。無置換のC1−6アルキル、又は前記基を1個若しくは2個有するC1−6アルキルが好ましい。
【0023】
以下の本文中及び表中の略語は、それぞれ以下の意味である。
CAN:硝酸アンモニウムセリウム(IV)
DIPEA:N,N−ジイソプロピルエチルアミン
DMA:N,N−ジメチルアセトアミド
DMAP:4−ジメチルアミノピリジン
DMF:N,N-ジメチルホルムアミド
DMSO:ジメチルスルホキシド
EDC・HCl:1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩
HOBT:1-ヒドロキシベンゾトリアゾール
LAH :水素化リチウムアルミニウム
LDA :リチウムジイソプロピルアミド
NMP :1−メチル−2−ピロリジノン
TBME:tert−ブチルメチルエーテル
TEMPO:2,2,6,6−テトラメチルピペリジン1−オキシル フリーラジカル
THF:テトラヒドロフラン
T3P(登録商標):プロピルホスホン酸無水物 (環状トリマー)
DMP:デス−マーチンペルヨージナン
DME:1,2−ジメトキシエタン
CDI:1,1’−カルボニルジイミダゾール
TBAF:テトラブチルアンモニウムフルオリド
NBS:N−ブロモスクシンイミド
HMPA:ヘキサメチルりん酸トリアミド
アミノシリカゲル:アミノプロピル化シリカゲル
ODSカラムクロマトグラフィー:オクタデシルシリル化シリカゲルカラムクロマトグラフィー
Ref.No.:参考例番号
Ex.No.:実施例番号
Str.:化学構造式
Physical data:物性値
rac:ラセミ体(なお、表中、「racemate」は、相対立体配置が特定されたラセミ体を意味する。)
Ki:平衡解離定数
IC50:50%阻害濃度
H−NMR:水素核磁気共鳴スペクトル
DMSO−d6:ジメチルスルホキシド−d6
CDCl:クロロホルム−d1
MS:質量分析
HRMS:高分解能質量分析
ESI:エレクトロスプレーイオン化法
ESI_APCI:エレクトロスプレーイオン化法−大気圧化学イオン化法のマルチイオン化法
calcd for:計算値
Found:実測値
EDTA:エチレンジアミン四酢酸
HEPES:2−[4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジニル]エタンスルホン酸
MEM:最少必須培地
DMEM:ダルベッコ変法イーグル培地
【0024】
式(I)で表される化合物において、1つ又はそれ以上の不斉炭素原子が存在する場合、本発明は、各々の不斉炭素原子がR配置の化合物、S配置の化合物及びそれらの任意の組み合わせの化合物も含む。また、それらのラセミ化合物、ラセミ混合物、単一のエナンチオマー及びジアステレオマー混合物も本発明の範囲に含まれる。
【0025】
式(I)で表される化合物において、シス−トランス異性体が存在する場合、本発明は、そのシス−トランス異性体の何れも含む。
【0026】
式(I)で表される化合物において、互変異性体が存在する場合、本発明は、その互変異性体の何れも含む。例えば、以下の式(II)で表される式(I)の互変異性体が挙げられる。
【化15】
【0027】
本発明において、立体化学の決定は、当技術分野で周知の方法で行うこともできる。
【0028】
式(I)で表される化合物は、必要に応じて常法に従い、その薬理学的に許容される塩にすることもできる。このような塩としては、酸付加塩又は塩基との塩を挙げることができる。
【0029】
酸付加塩としては、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硫酸、硝酸、リン酸等の鉱酸との酸付加塩、ギ酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、メタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、p−トルエンスルホン酸、プロピオン酸、クエン酸、コハク酸、酒石酸、フマル酸、酪酸、シュウ酸、マロン酸、マレイン酸、乳酸、リンゴ酸、炭酸、安息香酸、グルタミン酸、アスパラギン酸等の有機酸との酸付加塩を挙げることができる。
【0030】
塩基との塩としては、リチウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム等の無機塩基との塩、N−メチル−D−グルカミン、N,N’−ジベンジルエチレンジアミン、トリエチルアミン、ピペリジン、モルホリン、ピロリジン、アルギニン、リジン、コリン等の有機塩基との塩を挙げることができる。
【0031】
式(I)で表される化合物又はその薬理学的に許容される塩が、例えば、結晶として存在する場合、本発明は、何れの結晶形も含む。例えば、薬理学的に許容される塩には、水又はエタノール等の医薬品として許容される溶媒との溶媒和物、適当な共結晶形成剤(Coformer)との共結晶等も含まれる。
【0032】
一つの実施態様として、式(I)及び(IA)で表される化合物において、例えば、以下の式(I-I)及び(IA-I)で表される化合物が好ましい。
【化16】
式中の記号は、上記〔1〕又は〔12〕の記載とそれぞれ同じ意味を持つ。
【0033】
一つの実施態様として、上記式(IA-I)で表される化合物において、例えば、以下の式(IA-I-I)又は(IA-I-II)で表される化合物がより好ましい。
【化17】
式中の記号は、上記〔12〕の記載とそれぞれ同じ意味を持つ。
【0034】
また一つの実施態様として、本発明は、以下の化合物からなる群から選択される化合物又はその薬理学的に許容される塩に関する。
【化18】
【0035】
また一つの実施態様として、本発明は、以下の化合物からなる群から選択される化合物又はその薬理学的に許容される塩に関する。
【化19】
【0036】
式(I)で表される化合物は、例えばスキーム1〜9(Scheme 1〜9)に示す方法若しくはそれに準じた方法、又は文献記載の方法若しくはそれに準じた方法に従い製造することができる。
【0037】
式(I)で表される化合物は例えば、Scheme1に記載のProcess 1−1又はProcess 1−2の方法に従い、製造することができる。
【0038】
【化20】
式中の環W、X、Y、Y、Y、Y、R、R、R3a、R3b、R4a、R4b、R、R、及びRは前記と同じ意味を持つ。
【0039】
工程1−1(Process 1−1)
化合物(1−1)を、不活性溶媒中、縮合剤及び塩基存在下、化合物(1−2)と反応させることにより、化合物(I)を製造することもできる。不活性溶媒としては、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、DMF、THF、アセトニトリル、これらの混合溶媒などが挙げられる。縮合剤としては、EDC・HCl、T3Pなどが挙げられる。塩基としては、トリエチルアミン、DIPEAなどが挙げられる。なお、必要に応じてHOBT、DMAPなどの添加剤を用いてもよい。反応温度は通常0℃から還流温度である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜3日間である。反応は、マイクロウェーブ反応装置(Biotage)を用いて行うこともできる。
【0040】
工程1−2(Process 1−2)
化合物(1−3)を、工程1−1と同様にして、化合物(1−4)と反応させることにより、化合物(I)を製造することもできる。
【0041】
化合物(1−3)は、例えば、Scheme 2に記載のProcess 2−1〜2−4の方法に従い、製造することができる。
【0042】
【化21】
式中の環W、R、R、R3a、R3b、R4a、R4b、R、及びRは前記と同じ意味を持つ。
【0043】
工程2−1(Process 2−1)
化合物(2−1)を、水中、塩基存在下、化合物(2−2)と反応させることにより、化合物(2−3)を製造することもできる。塩基としては、トリエチルアミンなどが挙げられる。反応温度は通常0℃から還流温度である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜3日間である。
また、化合物(2−3)は日本国特許公報第2514855号明細書に記載の方法に従って製造することもできる。
【0044】
工程2−2(Process 2−2)
化合物(2−3)を、不活性溶媒中又は無溶媒下、オキサリルクロリド又は塩化チオニルと反応させることにより、化合物(2−4)を製造することもできる。不活性溶媒としては、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタンなどが挙げられる。なお、必要に応じてDMFなどの添加剤を用いてもよい。反応温度は通常0℃から還流温度である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜1日間である。
【0045】
工程2−3(Process 2−3)
化合物(1−1)を、不活性溶媒中、塩基存在下、化合物(2−4)と反応させることにより、化合物(2−5)を製造することもできる。不活性溶媒としては、ジクロロメタン、THF、これらの混合溶媒などが挙げられる。塩基としては、トリエチルアミン、DIPEA、2,6−ルチジンなどが挙げられる。反応温度は通常−20℃から還流温度である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜3日間である。
【0046】
工程2−4(Process 2−4)
化合物(2−5)を、不活性溶媒中、ヒドラジン一水和物と反応させることにより、化合物(1−3)を製造することもできる。不活性溶媒としては、エタノール、THF、アセトニトリル、これらの混合溶媒などが挙げられる。反応温度は通常0℃から還流温度である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜3日間である。
【0047】
化合物(1−2)は、例えば、Scheme 3に記載のProcess 3−1〜 3−2の方法に従い、製造することができる。
【0048】
【化22】
式中のX、Y、Y、Y、Y、R、及びRは前記と同じ意味を持つ。PGは保護基である。
【0049】
工程3−1(Process 3−1)
化合物(1−4)を、不活性溶媒中、縮合剤及び塩基存在下、化合物(3−1)と反応させることにより、化合物(3−2)を製造することもできる。不活性溶媒としては、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン、DMF、THF、アセトニトリル、これらの混合溶媒などが挙げられる。縮合剤としては、EDC・HCl、T3Pなどが挙げられる。塩基としては、トリエチルアミン、DIPEAなどが挙げられる。なお、必要に応じてHOBT、DMAPなどの添加剤を用いてもよい。反応温度は通常0℃から還流温度である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜3日間である。
【0050】
工程3−2(Process 3−2)
化合物(3−2)を、不活性溶媒中、アルカリ加水分解を行うことにより、化合物(1−2)を製造することもできる。不活性溶媒としては、水、メタノール、エタノール、THF、アセトニトリル、これらの混合溶媒などが挙げられる。塩基としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウムなどが挙げられる。反応温度は通常0℃から還流温度である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜3日間である。なお、アルカリ加水分解に変えて、酸加水分解、又は加水素分解により化合物(1−2)を製造することもできる。
【0051】
化合物(4−7)は、例えば、Scheme 4に記載のProcess 4−1〜4−6の方法に従い、製造することができる。
【0052】
【化23】
式中の環Wは前記と同じ意味を持つ。X1Pは、塩素原子、臭素原子又はヨウ素原子である。R1Pは、C1−6アルキルである。
【0053】
工程4−1(Process 4−1)
化合物(4−1)を、不活性溶媒中、グリニャール試薬(4−8)と反応させることにより、化合物(4−2)を製造することもできる。不活性溶媒としては、THF、ジエチルエーテル、これらの混合溶媒などが挙げられる。反応温度は通常−78℃から室温である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜1日間である。
【0054】
工程4−2(Process 4−2)
化合物(4−2)を、不活性溶媒中、酸存在下、閉環反応を行うことにより、化合物(4−3)を製造することもできる。不活性溶媒としては、酢酸エチル、1,4−ジオキサン、これらの混合溶媒などが挙げられる。酸としては、塩化水素などが挙げられる。反応温度は通常0℃から還流温度である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜3日間である。
【0055】
工程4−3(Process 4−3)
化合物(4−3)を、水素雰囲気下、不活性溶媒中、触媒存在下、接触還元を行うことにより、化合物(4−4)を製造することもできる。不活性溶媒としては、メタノール、エタノール、酢酸エチル、THF、これらの混合溶媒などが挙げられる。触媒としては、パラジウム炭素粉末、白金炭素粉末などが挙げられる。反応温度は通常0℃から還流温度である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜3日間である。
【0056】
工程4−4(Process 4−4)
化合物(4−4)を、不活性溶媒中、塩基存在下、二炭酸ジ−tert−ブチルと反応させることにより、化合物(4−5)を製造することもできる。不活性溶媒としては、THF、ジエチルエーテル、ジクロロメタン、これらの混合溶媒などが挙げられる。塩基としては、トリエチルアミン、DIPEAなどが挙げられる。反応温度は通常0℃から還流温度である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜3日間である。
【0057】
工程4−5(Process 4−5)
化合物(4−5)を、不活性溶媒中、グリニャール試薬(4−9)と反応させることにより、化合物(4−6)を製造することもできる。不活性溶媒としては、THF、ジエチルエーテル、これらの混合溶媒などが挙げられる。反応温度は通常−78℃から室温である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜1日間である。
【0058】
工程4−6(Process 4−6)
化合物(4−6)を、不活性溶媒中、酸性条件下に反応を行うことにより、化合物(4−7)を製造することもできる。不活性溶媒としては、酢酸エチル、1,4−ジオキサン、ジクロロメタン、THF、これらの混合溶媒などが挙げられる。酸としては、塩化水素、トリフルオロ酢酸などが挙げられる。反応温度は通常0℃から還流温度である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜3日間である。
【0059】
化合物(5−5)は、例えば、Scheme 5に記載のProcess 5−1〜5−5の方法に従い、製造することができる。
【0060】
【化24】
式中の環W、X1Pは前記と同じ意味を持つ。R2Pは、C1−6アルキルである。
【0061】
工程5−1(Process 5−1)
化合物(4−5)を、不活性溶媒中、塩基存在下、N,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩と反応させることにより、化合物(5−1)を製造することもできる。不活性溶媒としては、THF、ジエチルエーテル、これらの混合溶媒などが挙げられる。塩基としては、イソプロピルマグネシウムクロリドなどが挙げられる。反応温度は通常−78℃から室温である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜1日間である。
【0062】
工程5−2(Process 5−2)
化合物(5−1)を、不活性溶媒中、グリニャール試薬(5−6)と反応させることにより、化合物(5−2)を製造することもできる。不活性溶媒としては、THF、ジエチルエーテル、これらの混合溶媒などが挙げられる。反応温度は通常−20℃から還流温度である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜3日間である。
【0063】
工程5−3(Process 5−3)
化合物(5−2)を、不活性溶媒中、リンイリドとウィッティヒ反応を行うことにより、化合物(5−3)を製造することもできる。不活性溶媒としては、THF、ジエチルエーテル、これらの混合溶媒などが挙げられる。反応温度は通常−20℃から還流温度である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜3日間である。トリフェニルホスホニウム塩を、不活性溶媒中、塩基と反応させることにより、リンイリドを製造することもできる。トリフェニルホスホニウム塩としては、メチルトリフェニルホスホニウムブロミドなどが挙げられる。不活性溶媒としては、THF、ジエチルエーテル、これらの混合溶媒などが挙げられる。塩基としては、カリウムビス(トリメチルシリル)アミド、ブチルリチウムなどが挙げられる。反応温度は通常−20℃から還流温度である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜1日間である。
【0064】
工程5−4(Process 5−4)
化合物(5−3)を、不活性溶媒中、コバルト触媒及びフェニルシラン存在下、p−トルエンスルホニルシアニドと反応させることにより、化合物(5−4)を製造することもできる。不活性溶媒としては、エタノールなどが挙げられる。コバルト触媒としては、1,1,2,2−テトラメチル−1,2−エタンジアミノ−N,N’−ビス(3,5−ジ−tert−ブチルサリチリデン)−コバルト(II)などが挙げられる。反応温度は通常0℃から還流温度である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜3日間である。
【0065】
工程5−5(Process 5−5)
化合物(5−4)を、不活性溶媒中、酸性条件下に反応を行うことにより、化合物(5−5)を製造することもできる。不活性溶媒としては、酢酸エチル、1,4−ジオキサン、ジクロロメタン、THF、これらの混合溶媒などが挙げられる。酸としては、塩化水素、トリフルオロ酢酸などが挙げられる。反応温度は通常0℃から還流温度である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜3日間である。
【0066】
化合物(6−7)は、例えば、Scheme 6に記載のProcess 6−1〜6−6の方法に従い、製造することができる。
【0067】
【化25】
式中の環Wは、前記と同じ意味を持つ。R3P、及びR4Pは、それぞれ独立して、水素原子又はC1−6アルキルであり、R3P及びR4Pが結合して、隣接する炭素原子とともに環を形成してもよい。
【0068】
工程6−1(Process 6−1)
化合物(6−1)を、不活性溶媒中、酸触媒存在下、エチレングリコールと反応させることにより、カルボン酸誘導体を製造することもできる。不活性溶媒としては、ベンゼン、トルエンなどが挙げられる。酸触媒としては、p−トルエンスルホン酸などが挙げられる。反応温度は通常室温から還流温度である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜3日間である。カルボン酸誘導体を、不活性溶媒中、還元剤存在下、還元反応を行うことにより、化合物(6−2)を製造することもできる。不活性溶媒としては、THF、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、メタノール、エタノール、これらの混合溶媒などが挙げられる。還元剤としては、水素化リチウムアルミニウム、水素化ホウ素リチウム、水素化ホウ素ナトリウムなどが挙げられる。反応温度は通常−20℃から還流温度である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜3日間である。
【0069】
工程6−2(Process 6−2)
化合物(6−2)を、不活性溶媒中、ニトロキシルラジカル酸化触媒及び再酸化剤存在下、酸化反応を行うことにより、化合物(6−3)を製造することもできる。不活性溶媒としては、ジクロロメタン、炭酸水素ナトリウム水溶液、これらの混合溶媒などが挙げられる。ニトロキシルラジカル酸化触媒としては、TEMPO、2−アザアダマンタン−N−オキシルなどが挙げられる。再酸化剤としては、次亜塩素酸ナトリウム五水和物、ヨードベンゼンジアセタートなどが挙げられる。なお、必要に応じて、テトラブチルアンモニウム硫酸水素塩や臭化カリウムなどの添加剤を用いてもよい。反応温度は通常0℃から還流温度である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜3日間である。
【0070】
工程6−3(Process 6−3)
化合物(6−3)を、不活性溶媒中、チタン(IV)エトキシド又は脱水剤存在下、(S)−(−)−2−メチル−2−プロパンスルフィンアミドと反応させることにより、化合物(6−4)を製造することもできる。不活性溶媒としては、THF、トルエン、これらの混合溶媒などが挙げられる。脱水剤としては、硫酸銅(II)、硫酸マグネシウムなどが挙げられる。反応温度は通常0℃から還流温度である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜7日間である。
【0071】
工程6−4(Process 6−4)
化合物(6−8)を、不活性溶媒中、強塩基を用いて脱プロトン化後、化合物(6−4)と反応させることにより、化合物(6−5)を製造することもできる。不活性溶媒としては、THF、ジエチルエーテル、これらの混合溶媒などが挙げられる。強塩基としては、LDA、リチウムビス(トリメチルシリル)アミドなどが挙げられる。なお、必要に応じて、ヘキサメチルリン酸トリアミドなどの添加剤を用いてもよい。反応温度は通常−78℃から室温である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜1日間である。
【0072】
工程6−5(Process 6−5)
化合物(6−5)を、不活性溶媒中、酸存在下、閉環反応を行うことにより、化合物(6−6)を製造することもできる。不活性溶媒としては、THF、酢酸エチル、1,4−ジオキサン、メタノール、水、これらの混合溶媒などが挙げられる。酸としては、塩化水素などが挙げられる。反応温度は通常0℃から還流温度である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜3日間である。
【0073】
工程6−6(Process 6−6)
化合物(6−6)を、水素雰囲気下、不活性溶媒中、触媒存在下、接触還元を行うことにより、化合物(6−7)を製造することもできる。不活性溶媒としては、メタノール、エタノール、酢酸エチル、THF、これらの混合溶媒などが挙げられる。触媒としては、パラジウム炭素粉末、白金炭素粉末などが挙げられる。反応温度は通常0℃から還流温度である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜3日間である。また、化合物(6−6)を、不活性溶媒中、還元剤存在下、還元反応を行うことにより、化合物(6−7)を製造することもできる。不活性溶媒としては、THF、酢酸、メタノール、エタノール、これらの混合溶媒などが挙げられる。還元剤としては、ナトリウムトリアセトキシボロヒドリド、水素化ホウ素ナトリウムなどが挙げられる。反応温度は通常−20℃から還流温度である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜3日間である。
【0074】
化合物(7−3)は、例えば、Scheme 7に記載のProcess 7−1の方法に従い、製造することができる。
【0075】
【化26】
式中のY、Y、Y、Y及びRは前記と同じ意味を持つ。R5Pは、水素原子又はC1−6アルキルである。
【0076】
工程7−1(Process 7−1)
化合物(7−1)を、不活性溶媒中、塩基存在下、化合物(7−2)と反応させることにより、化合物(7−3)を製造することもできる。不活性溶媒としては、エタノールなどが挙げられる。塩基としては、水酸化カリウムなどが挙げられる。反応温度は通常0℃から還流温度である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜3日間である。
【0077】
化合物(8−6)は、例えば、Scheme 8に記載のProcess 8−1〜8−5の方法に従い、製造することができる。
【0078】
【化27】
式中のY、Y、Y、Y及びRは前記と同じ意味を持つ。PGは保護基である。
【0079】
工程8−1(Process 8−1)
化合物(8−1)を、不活性溶媒中、塩基存在下、4-メトキシベンジルクロリドと反応させることにより、化合物(8−2)を製造することもできる。不活性溶媒としては、DMF、DMAなどが挙げられる。塩基としては、炭酸カリウムなどが挙げられる。反応温度は通常0℃から還流温度である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜3日間である。
【0080】
工程8−2(Process 8−2)
化合物(8−2)を、不活性溶媒中、塩基存在下、化合物(8−3)と反応させることにより、化合物(8−4)を製造することもできる。不活性溶媒としては、DMF、DMAなどが挙げられる。塩基としては、炭酸カリウムなどが挙げられる。反応温度は通常0℃から還流温度である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜3日間である。反応は、マイクロウェーブ反応装置(Biotage)を用いて行うこともできる。
【0081】
工程8−3(Process 8−3)
化合物(8−4)を、不活性溶媒中、CANと反応させることにより、化合物(8−5)を製造することもできる。不活性溶媒としては、アセトニトリル、水、これらの混合溶媒などが挙げられる。反応温度は通常0℃から還流温度である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜3日間である。
【0082】
工程8−4(Process 8−4)
化合物(8−5)を、不活性溶媒中、アルカリ加水分解を行うことにより、化合物(8−6)を製造することもできる。不活性溶媒としては、水、メタノール、エタノール、THF、アセトニトリル、これらの混合溶媒などが挙げられる。塩基としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化リチウムなどが挙げられる。反応温度は通常0℃から還流温度である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜3日間である。なお、アルカリ加水分解に変えて、酸加水分解、又は加水素分解により化合物(8−6)を製造することもできる。
【0083】
工程8−5(Process 8−5)
化合物(8−4)を、不活性溶媒中、酸性条件下に反応を行うことにより、化合物(8−6)を製造することもできる。不活性溶媒としては、水、酢酸、これらの混合溶媒などが挙げられる。酸としては、塩化水素、臭化水素が挙げられる。反応温度は通常0℃から還流温度である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜3日間である。
【0084】
化合物(8−4)及び化合物(8−6)は、例えば、Scheme 9に記載のProcess 9−1〜9−5の方法に従い、製造することもできる。
【0085】
【化28】
式中のY、Y、Y、Y、R及びPGは、前記と同じ意味を持つ。X2Pは塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子又はトリフルオロメタンスルホニルオキシ基である。
【0086】
工程9−1(Process 9−1)
化合物(8−2)を、不活性溶媒中、塩基存在下、化合物(9−1)と反応させることにより、化合物(9−2)を製造することもできる。不活性溶媒としては、DMF、DMAなどが挙げられる。塩基としては、炭酸カリウムなどが挙げられる。反応温度は通常0℃から還流温度である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜3日間である。反応は、マイクロウェーブ反応装置(Biotage)を用いて行うこともできる。
【0087】
工程9−2(Process 9−2)
化合物(9−2)を、不活性溶媒中、パラジウム触媒存在下又は非存在下、無機シアン化物とカップリング反応を行うことにより、化合物(9−3)を製造することもできる。不活性溶媒としては、DMF、DMA、NMP、THF、1,4−ジオキサン、トルエン、これらの混合溶媒などが挙げられる。パラジウム触媒としては、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)などが挙げられる。無機シアン化物としては、シアン化亜鉛、シアン化銅などが挙げられる。反応温度は通常0℃から還流温度である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜3日間である。反応は、マイクロウェーブ反応装置(Biotage)を用いて行うこともできる。
【0088】
工程9−3(Process 9−3)
化合物(9−2)を、一酸化炭素雰囲気下、不活性溶媒中、アルコール、塩基及びパラジウム触媒存在下、カップリング反応を行うことにより、化合物(8−4)を製造することもできる。不活性溶媒としては、DMF、DMA、NMP、THF、1,4−ジオキサン、トルエン、これらの混合溶媒などが挙げられる。アルコールとしては、メタノール、エタノールなどが挙げられる。塩基としては、トリエチルアミン、DIPEAなどが挙げられる。パラジウム触媒としては、[1,1−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)などが挙げられる。なお、必要に応じて、1,1'−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン、DMAPなどの添加剤を用いてもよい。反応温度は通常0℃から還流温度である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜3日間である。
【0089】
工程9−4(Process 9−4)
化合物(9−3)を、不活性溶媒中、CANと反応させることにより、化合物(9−4)を製造することもできる。不活性溶媒としては、アセトニトリル、水、これらの混合溶媒などが挙げられる。反応温度は通常0℃から還流温度である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜3日間である。
【0090】
工程9−5(Process 9−5)
化合物(9−4)を、不活性溶媒中、酸加水分解を行うことにより、化合物(8−6)を製造することもできる。不活性溶媒としては、水、メタノール、エタノール、これらの混合溶媒などが挙げられる。酸としては、塩化水素などが挙げられる。反応温度は通常0℃から還流温度である。反応時間は使用する原料物質や溶媒、反応温度などにより異なるが、通常30分〜7日間である。なお、酸加水分解に変えて、アルカリ加水分解により化合物(8−6)を製造することもできる。
【0091】
上記に示したスキームは、式(I)で表される化合物又はその製造中間体を製造する為の方法の例示である。上記スキームは、当業者の容易に理解され得るようなスキームへの様々な改変が可能である。
【0092】
上記に示したスキームにおいて、官能基の種類により保護基が必要な場合は、常法に従い適宜導入及び除去の操作を組み合わせて実施をすることもできる。保護基の種類、保護、及び脱保護に関しては、例えば、Theodra W. Greene & Peter G. M. Wuts著編、「Greene’s Protective Groups in Organic Synthesis」、fourth edition、Wiley-Interscience、2006年に記載の方法を挙げることができる。
【0093】
上記に示したスキームにおいて、マイクロウェーブ反応装置を用いて反応を行う場合、使用する原料物質、溶媒、及び機種などにより異なるが、圧力範囲:1〜30bar、出力領域:1〜400W、反応温度:室温〜300℃、反応時間:1分〜1日間の条件下で反応を行うことができる。
【0094】
式(I)で表される化合物及びその製造中間体は、必要に応じて、当該技術分野の当業者にとって周知の単離及び精製手段である、溶媒抽出、晶析、再結晶、クロマトグラフィー、分取高速液体クロマトグラフィー等により、単離及び精製することもできる。
【0095】
本発明の化合物は、優れたCGRP受容体拮抗作用を有するので、CGRP受容体が介在する種々の疾患の予防又は治療薬として使用できる。本発明の化合物は、例えば、「一次性頭痛」(片頭痛、緊張型頭痛(TTH)、三叉神経・自律神経性頭痛(TACs)、及びその他の一次性頭痛疾患)の治療薬として使用できる。また、本発明の化合物は、例えば、「二次性頭痛」(頭頸部外傷・傷害による頭痛;頭頸部血管障害による頭痛;非血管性頭蓋内疾患による頭痛;物質又はその離脱による頭痛;感染症による頭痛;ホメオスターシス障害による頭痛;頭蓋骨、頸、眼、耳、鼻、副鼻腔、歯、口又はその他の顔面・頸部の構成組織の障害による頭痛あるいは顔面痛;及び精神疾患による頭痛)、「有痛性脳神経ニューロパチー、及び他の顔面痛」、「その他頭痛性疾患」等の治療薬とし使用することもできる。前記頭痛等は、例えば、国際頭痛分類 第3版beta版(ICHD-3β)により分類することもできる。
【0096】
一つの実施態様として、本発明の化合物は、片頭痛の急性期治療薬としても使用できる。急性期治療薬として使用する場合、頭痛発生時に本発明の化合物を投与することができる。効果が不十分な場合には、本発明の化合物を追加投与することもできる。
【0097】
本発明において、片頭痛の治療には、片頭痛の急性期の治療に加えて、片頭痛の予防療法(片頭痛発作の発症抑制)も含まれる。予防療法薬として使用する場合、片頭痛の発作を抑制する目的で、片頭痛患者に本発明の化合物を投与することができる。
【0098】
一つの実施態様として、本発明の化合物は、特に片頭痛の急性期治療薬及び予防療法薬として有用である。また、本発明の化合物は、群発頭痛又は薬剤の使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛)(MOH)の治療薬としての有用性も期待される。
【0099】
一つの実施態様として、本発明の化合物は、優れたCGRP受容体拮抗作用により、羞明及び光嫌悪症(特表2014-515375参照);神経因性疼痛及びアロディニア(特表2014-517699参照);膀胱痛及び間質性膀胱炎(特開2011-046710参照);過敏性腸症候群(IBS)(特表2014-517699参照);過活動膀胱(特表2014-517699参照);下痢(特表2014-517845参照);又は変形性関節症(OA)(特表2013-532143参照)の治療薬としても用いることができる。
【0100】
本発明の化合物のCGRP受容体拮抗作用は、当該技術分野において知られた方法に従い確認することができる。例えば、CGRP受容体結合親和性アッセイ、CGRP受容体機能的アッセイ(cAMP activity assay)、マーモセット等の顔面血流に対する評価等を挙げることができる。また、本発明の化合物の薬効持続性(持続的な拮抗作用)は、当該技術分野において知られたin vivo試験におけるPD解析手法等により評価することもできる。
【0101】
本発明の医薬組成物は、用法に応じ種々の剤型のものが使用される。このような剤型としては、例えば、散剤、顆粒剤、細粒剤、ドライシロップ剤、錠剤、カプセル剤、注射剤、液剤、軟膏剤、坐剤、貼付剤を挙げることができ、経口又は非経口的に投与される。
【0102】
本発明の医薬組成物は、式(I)で表される化合物又はその薬理学的に許容される塩を有効成分として含む。
【0103】
本発明の医薬組成物は、式(I)で表される化合物又はその薬理学的に許容される塩、及び少なくとも1つの医薬品添加物を用いて調製される。本発明の医薬組成物は、その剤型に応じ製剤学的に公知の手法により、適切な賦形剤、崩壊剤、結合剤、滑沢剤、希釈剤、緩衝剤、等張化剤、防腐剤、湿潤剤、乳化剤、分散剤、安定化剤、溶解補助剤等の医薬品添加物と適宜混合、希釈又は溶解することにより調製することもできる。
【0104】
本発明の医薬組成物を治療に用いる場合、その有効成分である式(I)で表される化合物又はその薬理学的に許容される塩の投与量は、患者の年齢、性別、体重、疾患及び治療の程度等により適宜決定される。成人に対する投与量は、経口投与の場合、例えば、0.1〜1000mg/日、0.01〜100mg/日、0.1〜100mg/日、又は1〜100 mg/日の範囲で定めることもでき、1日投与量を1回、2回、3回又は4回に分けて投与してもよい。また、非経口投与の場合、例えば、0.1〜1000mg/日、0.01〜100mg/日、0.1〜100mg/日、又は0.1〜10mg/日の範囲で定めることもでき、1日投与量を1回、2回、3回又は4回に分けて投与してもよい。
【0105】
一つの実施態様として、式(I)で表される化合物又はその薬理学的に許容される塩は、CGRP受容体拮抗薬以外の他の薬剤と組み合わせて使用することもできる。片頭痛の急性期治療において組み合わせて使用することができる他の薬剤としては、例えば、アセトアミノフェン、非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)、エルゴタミン製剤、トリプタン系薬剤、制吐剤、鎮静麻酔薬、副腎皮質ステロイド等が挙げられる。また、片頭痛の予防療法において組み合わせて使用することができる他の薬剤として、例えば、抗てんかん薬、抗うつ薬、β遮断薬、カルシウム拮抗薬、アンジオテンシン受容体拮抗薬(ARB)/アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACE)等が挙げられる。
【0106】
式(I)で表される化合物又はその薬理学的に許容される塩と他の薬剤とを組み合わせて使用する場合、これらの有効成分を一緒に含有する製剤、又はこれらの有効成分の個々を別々に製剤化した製剤として投与することができる。別々に製剤化した場合、それらの製剤を別々に、又は同時に投与することができる。また、式(I)で表される化合物又はその薬理学的に許容される塩の投与量は、組み合わせて使用する他の薬剤の投与量に応じて、適宜減量してもよい。
【0107】
式(I)で表される化合物は、適宜プロドラッグに変換して使用してもよい。例えば、式(I)で表される化合物のプロドラッグは、相当するハロゲン化物等のプロドラッグ化試薬を用いて、常法により、式(I)のヒドロキシ、又はアミノから選択される1以上の任意の基に、常法に従い適宜プロドラッグを構成する基を導入した後、所望に応じ、適宜常法に従い単離精製することにより製造することもできる。プロドラッグを構成する基としては、例えば、「医薬品の開発」(廣川書店、1990年)第7巻 p.163−198に記載の基が挙げられる。
【実施例】
【0108】
以下に、本発明を実施例にもとづいてさらに詳細に説明するが、本発明はその内容に限定されるものではない。
【0109】
参考例1−1−A
(2R)−2−{[(tert−ブトキシ)カルボニル]アミノ}−5−(3−フルオロフェニル)−5−オキソペンタン酸エチル
アルゴン雰囲気下、(R)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−5−オキソピロリジン−2−カルボン酸エチル(12.86g)のTHF(260mL)溶液に、−40℃で3−フルオロフェニルマグネシウムブロミド(1.0mol/L,THF溶液)(100mL)を滴下し、その混合物を同温度で1時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液及び水を加えた。室温で2時間撹拌した後、その混合物を酢酸エチルで抽出した。水層を酢酸エチルで抽出し、抽出物を前記有機層と合わせた。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=90/10〜60/40)で精製し、表題化合物(16.76g)を得た。
【0110】
参考例1−1−B
(2R,5S)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−カルボン酸エチル
参考例1−1−A(16.76g)の酢酸エチル(80mL)溶液に、室温で4mol/L塩化水素−酢酸エチル溶液(80mL)を加え、その混合物を1.5時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣を酢酸エチルで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び水を加えた。有機層を分離した。水層を酢酸エチルで2回抽出し、抽出物を前記有機層と合わせた。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮して粗(2R)−5−(3−フルオロフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピロール−2−カルボン酸エチル(11.47g)を得た。得られた化合物のエタノール(140mL)溶液に、氷冷下で5%白金−炭素(1.10g)を加えた。その混合物を水素雰囲気下、室温で13時間撹拌した。反応混合物をセライト(登録商標)ろ過し、ろ液を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=53/47〜32/68)で精製し、表題化合物(8.86g)を得た。
【0111】
参考例1−1−C
(2R,5S)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−カルボン酸エチル
参考例1−1−B(8.86g)及びトリエチルアミン(7.81mL)のTHF(110mL)溶液に、二炭酸ジ-tert-ブチル(8.97g)のTHF(10mL)溶液を加え、その混合物を室温で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=90/10〜50/50)で精製し、表題化合物(12.63g)を得た。
【0112】
参考例1−1−D
2−[(2R,5S)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]プロパン−2−オール塩酸塩
アルゴン雰囲気下、参考例1−1−C(2.0g)のTHF(40mL)溶液に、氷冷下でメチルマグネシウムブロミド(3.0mol/L,ジエチルエーテル溶液)(10mL)を加え、その混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液及び水を加えた。その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮して粗(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(2.33g)を得た。得られた化合物の酢酸エチル(10mL)溶液に、4mol/L塩化水素−酢酸エチル溶液(20mL)を加え、その混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮し、粗表題化合物(1.66g)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):224(M+H)
【0113】
参考例1−2−A
(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−[メトキシ(メチル)カルバモイル]ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
アルゴン雰囲気下、参考例1−1−C(600mg)及びN,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(347mg)のTHF(10mL)懸濁液に、−15℃でイソプロピルマグネシウムクロリド(2.0mol/L,THF溶液)(3.56mL)を加え、その混合物を同温度で40分間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液及び水を加えた。その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮して粗表題化合物(542mg)を得た。
【0114】
参考例1−2−B
(2R,5S)−2−アセチル−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
アルゴン雰囲気下、参考例1−2−A(542mg)のTHF(8mL)溶液に、氷冷下でメチルマグネシウムブロミド(3.0mol/L,ジエチルエーテル溶液)(1.02mL)を加え、その混合物を室温で1.5時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液及び水を加えた。その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮して粗表題化合物(497mg)を得た。
【0115】
参考例1−2−C
(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(プロパ−1−エン−2−イル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
メチルトリフェニルホスホニウムブロミド(4.07g)のTHF(22mL)懸濁液に、室温でカリウムビス(トリメチルシリル)アミド(1.0mol/L,THF溶液)(10.9mL)を滴下し、その混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物に、氷冷下で参考例1−2−B(1.40g)のTHF(5mL)溶液を滴下した。その混合物を氷冷下で1時間、室温で2時間撹拌した。反応混合物に、氷冷下で飽和塩化アンモニウム水溶液及び水を加えた。その混合物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜85/15)で精製し、表題化合物(1.25g)を得た。
【0116】
参考例1−2−D
(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(プロパン−2−イル)ピロリジン
参考例1−2−C(40.0mg)のメタノール(0.6mL)及びTHF(0.6mL)溶液に、氷冷下で5%白金−炭素(4.0mg)を加えた。その混合物を水素雰囲気下、室温で4時間撹拌した。反応混合物をセライトろ過した。ろ液を減圧下濃縮し、粗(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(プロパン−2−イル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(40.4mg)を得た。得られた化合物及び4mol/L塩化水素−1,4−ジオキサン溶液(0.8mL)の混合物を、室温で1.5時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、その混合物をジクロロメタンで抽出した。有機層を減圧下濃縮し、粗表題化合物(27.0mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):208(M+H)
【0117】
参考例1−3−A
1,1,2,2−テトラメチル−1,2−エタンジアミノ−N,N’−ビス(3,5−ジ−tert−ブチルサリチリデン)−コバルト(II)
アルゴン雰囲気下、N,N'−ビス(3,5−ジ−tert−ブチルサリチリデン)−1,1,2,2−テトラメチルエチレンジアミン(500mg)のエタノール(20mL)懸濁液を、10分間還流した。酢酸コバルト(II)(161mg)を加えた後、その混合物を2時間還流した。室温まで冷ました後、析出物をろ取した。得られた固体をエタノールで洗浄した後、減圧下乾燥し、表題化合物(303mg)を得た。参考文献:Gaspar, Boris;Carreira, Erick M.,Angew.Chem.Int.Ed.2007,46,4519-4522.
【0118】
参考例1−3−B
(2R,5S)−2−(1−シアノ−1−メチルエチル)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例1−3−A(0.179g)のエタノール(20mL)溶液に、参考例1−2−C(3.0g)のエタノール(80mL)溶液及びp−トルエンスルホニルシアニド(5.34g)を加えた。アルゴン雰囲気下、その混合物に、フェニルシラン(1.57mL)を加えた。室温で4時間撹拌した後、反応混合物に、氷冷下で飽和塩化アンモニウム水溶液及び水を加えた。室温で40分間撹拌した後、その混合物をセライトろ過し、ろ液を減圧下濃縮した。残渣を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜80/20)で精製し、表題化合物(2.20g)を得た。
【0119】
参考例1−3−C
2−[(2R,5S)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
参考例1−3−B(2.85g)のジクロロメタン(15mL)溶液に、トリフルオロ酢酸(15mL)を加え、その混合物を3時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣をジクロロメタン及び水で希釈した。その混合物に炭酸カリウムを加え、水層を塩基性とした。有機層を分離した。水層をジクロロメタンで抽出し、抽出物を前記有機層と合わせた。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=90/10〜70/30)で精製し、表題化合物(1.54g)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):233(M+H)
【0120】
参考例1−4−A
(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−[2−(メチルスルファニル)プロパン−2−イル]ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
アルゴン雰囲気下、参考例1−3−A(3.1mg)のエタノール(0.5mL)溶液に、参考例1−2−C(50mg)、4−メチルベンゼンスルホノチオ酸S−メチル(105mg)及びフェニルシラン(0.028mL)を順次加え、その混合物を2時間撹拌した。反応混合物に飽和食塩水を加え、その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜85/15)で精製し、表題化合物(46.2mg)を得た。
【0121】
参考例1−4−B
(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−[2−(メチルスルファニル)プロパン−2−イル]ピロリジン
参考例1−4−A(44.0mg)及び4mol/L塩化水素−1,4−ジオキサン溶液(0.5mL)の混合物を、室温で1.5時間撹拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、その混合物をジクロロメタンで抽出した。有機層を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜80/20)で精製し、表題化合物(14.6mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):254(M+H)
【0122】
参考例1−5−A
(2R)−2−{[(tert−ブトキシ)カルボニル]アミノ}−5−(3−クロロフェニル)−5−オキソペンタン酸エチル
アルゴン雰囲気下、1−クロロ−3−ヨードベンゼン(2.89mL)のTHF(60mL)溶液に、−40℃でイソプロピルマグネシウムクロリド(2.0mol/L,THF溶液)(11.6mL)を滴下し、その混合物を同温度で15分間撹拌した。反応混合物に、−40℃で(R)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−5−オキソピロリジン−2−カルボン酸エチル(3.0g)のTHF(20mL)溶液を滴下し、その混合物を同温度で1時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液及び水を加えた。室温で3時間撹拌した後、その混合物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=90/10〜60/40)で精製し、表題化合物(3.97g)を得た。
【0123】
参考例1−5−B
(2R,5S)−5−(3−クロロフェニル)ピロリジン−2−カルボン酸エチル
参考例1−1−Aの代わりに参考例1−5−Aを用い、参考例1−1−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0124】
参考例1−5−C
(2R,5S)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−5−(3−クロロフェニル)ピロリジン−2−カルボン酸エチル
参考例1−1−Bの代わりに参考例1−5−Bを用い、参考例1−1−Cと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0125】
参考例1−5−D
2−[(2R,5S)−5−(3−クロロフェニル)ピロリジン−2−イル]プロパン−2−オール塩酸塩
アルゴン雰囲気下、参考例1−5−C(200mg)のTHF(3mL)溶液に、氷冷下でメチルマグネシウムブロミド(3.0mol/L,ジエチルエーテル溶液)(0.376mL)を加えた。その混合物を氷冷下で30分間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮して粗(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(220mg)を得た。得られた化合物(156mg)及び4mol/L塩化水素−1,4−ジオキサン溶液(1mL)の混合物を、室温で1時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮し、粗表題化合物(125mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):240(M+H)
【0126】
参考例1−6−A
(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−[メトキシ(メチル)カルバモイル]ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例1−1−Cの代わりに参考例1−5−Cを用い、参考例1−2−Aと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0127】
参考例1−6−B
(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−エテニルピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
アルゴン雰囲気下、参考例1−6−A(300mg)のTHF(6mL)溶液に、氷冷下でLAH(37.0mg)を加え、その混合物を氷冷下で1時間撹拌した。反応混合物に、氷冷下でTHF(6mL)及び硫酸ナトリウム十水和物(3.0g)を順次加えた。室温で1時間撹拌した後、その混合物をろ過し、ろ液を減圧下濃縮して粗(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−ホルミルピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(288mg)を得た。メチルトリフェニルホスホニウムブロミド(639mg)のTH
F(6.4mL)懸濁液に、氷冷下でn−ブチルリチウム(1.63mol/L,n−ヘキサン溶液)(1.0mL)を加えた。氷冷下で15分間撹拌した後、その混合物に、前記得られた粗(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−ホルミルピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルのTHF(1.6mL)溶液を加えた。その混合物を氷冷下で10分間、室温で40分間撹拌した。反応混合物に水を加え、その混合物をジクロロメタンで抽出した。有機層を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=95/5〜80/20)で精製し、表題化合物(99.1mg)を得た。
【0128】
参考例1−6−C
(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(1−シアノエチル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
アルゴン雰囲気下、参考例1−6−B(99mg)のエタノール(2mL)溶液に、p−トルエンスルホニルシアニド(185mg)、フェニルシラン(0.051mL)及び参考例1−3−A(5.9mg)を順次加え、その混合物を室温で4時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=95/5〜65/35)で精製し、表題化合物(89.7mg、ジアステレオマー混合物)を得た。
【0129】
参考例1−6−D
2−[(2R,5S)−5−(3−クロロフェニル)ピロリジン−2−イル]プロパンニトリル
参考例1−6−C(89.7mg)及び4mol/L塩化水素−1,4−ジオキサン溶液(2mL)の混合物を、室温で1時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び水を加えた。その混合物をジクロロメタンで抽出した。有機層を減圧下濃縮し、粗表題化合物(55.6mg、ジアステレオマー混合物)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):235(M+H)
【0130】
参考例1−7−A
(2R,5S)−2−アセチル−5−(3−クロロフェニル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例1−2−Aの代わりに参考例1−6−Aを用い、参考例1−2−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0131】
参考例1−7−B
(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(プロパ−1−エン−2−イル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例1−2−Bの代わりに参考例1−7−Aを用い、参考例1−2−Cと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0132】
参考例1−7−C
(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例1−7−B(1.58g)のエタノール(50mL)溶液に、参考例1−3−A(0.089g)及びp−トルエンスルホニルシアニド(2.67g)を加えた。アルゴン雰囲気下、その混合物に、フェニルシラン(0.79mL)を加えた。室温で2時間撹拌した後、反応混合物に、飽和塩化アンモニウム水溶液及び水を加えた。室温で20分間撹拌した後、その混合物をセライトろ過し、ろ液を減圧下濃縮した。残渣を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜80/20)で精製し、表題化合物(1.39g)を得た。
【0133】
参考例1−7−D
2−[(2R,5S)−5−(3−クロロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
参考例1−7−C(1.39g)のジクロロメタン(8mL)溶液に、トリフルオロ酢酸(8mL)を加え、その混合物を1時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣をジクロロメタン及び水で希釈した。その混合物に炭酸カリウムを加え、水層を塩基性とした。有機層を分離した。水層をジクロロメタンで抽出し、抽出物を前記有機層と合わせた。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=90/10〜70/30)で精製し、表題化合物(0.758g)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):249(M+H)
【0134】
参考例1−8−A
3−[2−(3−クロロフェニル)−1,3−ジオキソラン−2−イル]プロパン−1−オール
4−(3−クロロフェニル)−4−オキソブタン酸(500mg)、エチレングリコール(1.30mL)及びp−トルエンスルホン酸一水和物(44.7mg)のトルエン(10mL)溶液を、ディーンスターク装置を用いて、80分間還流した。室温まで冷ました後、反応混合物に、飽和塩化アンモニウム水溶液及び水を加えた。その混合物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をTHF(10mL)に溶解した。その混合物に、氷冷下でLAH(179mg)を少量ずつ加え、その混合物を氷冷下で20分間撹拌した。反応混合物をTHF(10mL)で希釈し、氷冷下で硫酸ナトリウム十水和物(1.0g)を少量ずつ加えた。室温で30分間撹拌した後、その混合物をろ過し、ろ液を減圧下濃縮した。残渣に水を加え、その混合物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮して粗表題化合物(549mg)を得た。
【0135】
参考例1−8−B
(S)−N−{3−[2−(3−クロロフェニル)−1,3−ジオキソラン−2−イル]プロピリデン}−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド
アルゴン雰囲気下、参考例1−8−A(549mg)、TEMPO(7.1mg)及びテトラブチルアンモニウム硫酸水素塩(15.4mg)のジクロロメタン(5.5mL)溶液に、氷冷下で次亜塩素酸ナトリウム五水和物(410mg)を加え、その混合物を氷冷下で1時間撹拌した。反応混合物に、氷冷下で1mol/Lチオ硫酸ナトリウム水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び水を加えた。数分間撹拌した後、その混合物をジクロロメタンで2回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮して粗3−[2−(3−クロロフェニル)−1,3−ジオキソラン−2−イル]プロパナール(580mg)を得た。アルゴン雰囲気下、得られた化合物、(S)−(−)−2−メチル−2−プロパンスルフィンアミド(329mg)及びチタン(IV)エトキシド(0.725mL)のTHF(11mL)溶液を、室温で3時間撹拌した。反応混合物に、飽和食塩水(1.1mL)及び酢酸エチル(11mL)を加えた。5分間撹拌した後、その混合物をセライトろ過し、ろ液を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=80/20〜50/50)で精製し、表題化合物(532mg)を得た。
【0136】
参考例1−8−C
(S)−N−[(1R)−3−[2−(3−クロロフェニル)−1,3−ジオキソラン−2−イル]−1−(1−シアノシクロプロピル)プロピル]−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド
アルゴン雰囲気下、リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(1.0mol/L,THF溶液)(2.0mL)のジエチルエーテル(6mL)溶液に、氷冷下でシクロプロパンカルボニトリル(0.152mL)のTHF(1.2mL)溶液を加え、その混合物を氷冷下で10分間撹拌した。反応混合物に、氷冷下で参考例1−8−B(200mg)のTHF(1.2mL)溶液を加えた。氷冷下で1時間撹拌した後、反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液、水及びジクロロメタンを加え、その混合物を撹拌した。有機層を分離し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=60/40〜0/100)で精製し、表題化合物(100mg)を得た。
【0137】
参考例1−8−D
1−[(2R,5S)−5−(3−クロロフェニル)ピロリジン−2−イル]シクロプロパン−1−カルボニトリル
参考例1−8−C(100mg)のTHF(1mL)及び濃塩酸(1mL)溶液を、室温で30分間撹拌した。反応混合物に、氷冷下で5mol/L水酸化ナトリウム水溶液(2.5mL)及びジクロロメタンを加え、その混合物を撹拌した。有機層を分離し、減圧下濃縮して粗1−[(2R)−5−(3−クロロフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピロール−2−イル]シクロプロパン−1−カルボニトリル(53.7mg)を得た。アルゴン雰囲気下、得られた化合物のエタノール(2mL)溶液に、氷冷下で5%白金−炭素(54.0mg)を加えた。その混合物を水素雰囲気下、室温で4時間撹拌した。反応混合物をセライトろ過し、ろ液を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=90/10〜60/40)で精製し、表題化合物(29.6mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):247(M+H)
【0138】
参考例1−9−A
(S)−N−[(1R)−3−[2−(3−クロロフェニル)−1,3−ジオキソラン−2−イル]−1−(1−シアノシクロブチル)プロピル]−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド
シクロプロパンカルボニトリルの代わりにシクロブタンカルボニトリルを用い、参考例1−8−Cと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0139】
参考例1−9−B
1−[(2R,5S)−5−(3−クロロフェニル)ピロリジン−2−イル]シクロブタン−1−カルボニトリル
参考例1−8−Cの代わりに参考例1−9−Aを用い、参考例1−8−Dと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):261(M+H)
【0140】
参考例1−10−A
(2R)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピロール−2−カルボン酸エチル
アルゴン雰囲気下、3,5−ジフルオロヨードベンゼン(1.12g)のTHF(8mL)溶液に、氷塩浴下でイソプロピルマグネシウムクロリド(2.0mol/L,THF溶液)(2.1mL)を加え、その混合物を氷塩浴下で30分間撹拌した。反応混合物に、−40℃で(R)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−5−オキソピロリジン−2−カルボン酸エチル(0.546g)のTHF(13mL)溶液を滴下し、その混合物を同温度で1.5時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、その混合物を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮して粗(2R)−2−{[(tert−ブトキシ)カルボニル]アミノ}−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−5−オキソペンタン酸エチル(0.911g)を得た。得られた化合物の酢酸エチル(21mL)溶液に、4mol/L塩化水素−酢酸エチル溶液(10.6mL)を加え、その混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物に、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液をゆっくりと加え、その混合物を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=95/5〜70/30)で精製し、表題化合物(0.505g)を得た。
【0141】
参考例1−10−B
(2R,5S)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)ピロリジン−2−カルボン酸エチル
参考例1−10−A(505mg)、10%白金−炭素(50.0mg,wet)及びエタノール(7mL)の混合物を、水素雰囲気下、室温で3時間撹拌した。反応混合物をセライトろ過し、ろ液を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜65/35)で精製し、表題化合物(390mg)を得た。
【0142】
参考例1−10−C
(2R,5S)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)ピロリジン−2−カルボン酸エチル
参考例1−1−Bの代わりに参考例1−10−Bを用い、参考例1−1−Cと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0143】
参考例1−10−D
(2S,5R)−2−(3,5−ジフルオロフェニル)−5−[メトキシ(メチル)カルバモイル]ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例1−1−Cの代わりに参考例1−10−Cを用い、参考例1−2−Aと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0144】
参考例1−10−E
(2R,5S)−2−アセチル−5−(3,5−ジフルオロフェニル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
アルゴン雰囲気下、参考例1−10−D(531mg)のTHF(7mL)溶液に、氷冷下でメチルマグネシウムブロミド(3.0mol/L,ジエチルエーテル溶液)(1.43mL)を加え、その混合物を室温で30分間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、その混合物を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜65/35)で精製し、表題化合物(444mg)を得た。
【0145】
参考例1−10−F
(2S,5R)−2−(3,5−ジフルオロフェニル)−5−(プロパ−1−エン−2−イル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例1−2−Bの代わりに参考例1−10−Eを用い、参考例1−2−Cと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0146】
参考例1−10−G
(2R,5S)−2−(1−シアノ−1−メチルエチル)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例1−7−Bの代わりに参考例1−10−Fを用い、参考例1−7−Cと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0147】
参考例1−10−H
2−[(2R,5S)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
参考例1−10−G(278mg)、4mol/L塩化水素−酢酸エチル溶液(4mL)及び酢酸エチル(4mL)の混合物を、室温で5時間撹拌した。反応混合物に、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、その混合物を酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜70/30)で精製し、表題化合物(131mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):251(M+H)
【0148】
参考例2−1−A
3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]安息香酸
4,5−ジヒドロ−6−メチル−3(2H)ピリダジノン(8.35g)、4−ホルミル−3−メチル安息香酸メチル(13.27g)及び水酸化カリウム(12.54g)のエタノール(446mL)溶液の混合物を、70℃で1時間撹拌した。反応混合物に、氷冷下で1mol/L塩酸を加え、その混合物を酸性とした。氷冷下で30分間撹拌した後、析出した固体をろ取し、表題化合物(6.98g)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):259(M+H)
【0149】
参考例2−2−A
4−ブロモ−2−[(4−メトキシフェニル)メチル]−6−メチル−2,3−ジヒドロピリダジン−3−オン
4−ブロモ−6−メチル−2H−ピリダジン−3−オン(31.12g)のDMF(150mL)溶液に、炭酸カリウム(34.13g)及び4−メトキシベンジルクロリド(24.66mL)を加え、その混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物に、氷冷下で水(310mL)を加えた。氷冷下で1時間撹拌した後、析出した固体をろ取した。得られた固体を水で洗浄した後、40℃で減圧下乾燥し、表題化合物(44.95g)を得た。
【0150】
参考例2−2−B
3−フルオロ−4−({2−[(4−メトキシフェニル)メチル]−6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル}オキシ)安息香酸メチル
参考例2−2−A(3.02g)、3−フルオロ−4−ヒドロキシ安息香酸メチル(6.65g)、炭酸カリウム(8.10g)及びDMF(78mL)の混合物を、マイクロ波照射下、150℃で30分間撹拌した。反応混合物に水を加え、その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=70/30〜40/60)で精製し、表題化合物(2.25g)を得た。
【0151】
参考例2−2−C
3−フルオロ−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]安息香酸
参考例2−2−B(2.25g)、濃塩酸(18mL)及び酢酸(15mL)の混合物を、100℃で1時間撹拌した。反応混合物にジクロロメタンおよび水を加えた。氷冷下で1時間撹拌した後、析出した固体をろ取した。得られた固体を水で洗浄した後、40℃で減圧下乾燥し、表題化合物(0.942g)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):265(M+H)
【0152】
参考例2−3−A
4−({2−[(4−メトキシフェニル)メチル]−6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル}オキシ)−3−メチル安息香酸メチル
参考例2−2−A(2.70g)、4−ヒドロキシ−3−メチル安息香酸メチル(2.18g)、炭酸カリウム(2.41g)及びDMF(70mL)の混合物を、150℃で30分間撹拌した。反応混合物に水を加え、その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=70/30〜40/60)で精製し、表題化合物(2.53g)を得た。
【0153】
参考例2−3−B
3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]安息香酸
参考例2−3−A(2.53g)、濃塩酸(22mL)及び酢酸(18mL)の混合物を、100℃で1時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物に、ジクロロメタン及び水を加えた。氷冷下で1時間撹拌した後、有機層を分離し、減圧下濃縮した。残渣をジエチルエーテルで洗浄し、表題化合物(1.42g)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):261(M+H)
【0154】
参考例2−4−A
3−クロロ−4−({2−[(4−メトキシフェニル)メチル]−6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル}オキシ)安息香酸エチル
参考例2−2−A(200mg)、3−クロロ−4−ヒドロキシ安息香酸エチル(156mg)、炭酸カリウム(215mg)及びDMF(4mL)の混合物を、マイクロ波照射下、150℃で1時間、160℃で1時間撹拌した。反応混合物に水及び飽和食塩水を加えた。その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=90/10〜50/50)で精製し、表題化合物(140mg)を得た。
【0155】
参考例2−4−B
3−クロロ−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]安息香酸エチル
参考例2−4−A(139mg)のアセトニトリル(8mL)及び水(1.6mL)溶液に、CAN(533mg)を加え、その混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物に水を加え、その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=70/30〜20/80)で精製し、表題化合物(78.9mg)を得た。
【0156】
参考例2−4−C
3−クロロ−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]安息香酸
参考例2−4−B(78.9mg)のTHF(2mL)、メタノール(1mL)及び水(0.115mL)溶液に、2mol/L水酸化ナトリウム水溶液(0.385mL)を加え、その混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物に、2mol/L塩酸(0.450mL)を加えた。室温で10分間撹拌した後、その混合物を減圧下濃縮した。残渣に水(4mL)を加え、懸濁液をろ過した。得られた固体を水で洗浄した後、60℃で減圧下乾燥し、表題化合物(51.2mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):281(M+H)
【0157】
参考例2−5−A
4−[(6−ブロモ−2−メチルピリジン−3−イル)オキシ]−2−[(4−メトキシフェニル)メチル]−6−メチル−2,3−ジヒドロピリダジン−3−オン
参考例2−2−A(2.0g)、6−ブロモ−2−メチルピリジン−3−オール(1.28g)、炭酸カリウム(1.79g)及びDMF(20mL)の混合物を、150℃で1時間撹拌した。反応混合物に水を加え、その混合物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を水で2回及び飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=70/30〜40/60)で精製し、表題化合物(2.42g)を得た。
【0158】
参考例2−5−B
5−({2−[(4−メトキシフェニル)メチル]−6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル}オキシ)−6−メチルピリジン−2−カルボニトリル
アルゴン雰囲気下、参考例2−5−A(2.42g)、シアン化亜鉛(2.05g)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.671g)及びDMF(30mL)の混合物を、120℃で1時間撹拌した。反応混合物に水及び酢酸エチルを加えた。その混合物をセライトろ過した。ろ液に水を加え、その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水で2回及び飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=60/40〜30/70)で精製し、表題化合物(1.83g)を得た。
【0159】
参考例2−5−C
6−メチル−5−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ピリジン−2−カルボニトリル
参考例2−5−B(1.83g)のアセトニトリル(25mL)溶液に、CAN(13.84g)の水(25mL)溶液を加え、その混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物に水を加え、その混合物をジクロロメタンで3回抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄した。水層に1mol/Lチオ硫酸ナトリウム水溶液を加え、その混合物をジクロロメタンで抽出した。抽出物を飽和食塩水で洗浄した後、前記有機層と合わせた。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣にエタノールを加え、その混合物をトリチュレートした。得られた固体をろ取し、エタノールで洗浄した後、減圧下乾燥し、表題化合物(0.743g)を得た。
【0160】
参考例2−5−D
6−メチル−5−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ピリジン−2−カルボン酸
参考例2−5−C(1.0g)及び濃塩酸(15mL)の混合物を100℃で3時間撹拌した。室温まで冷ました後、不溶物をろ去した。ろ液を減圧下濃縮した。残渣に水(25mL)及び2mol/L水酸化ナトリウム水溶液(10mL)を加え、その混合物を室温で1.5時間撹拌した。析出物をろ取し、水で洗浄した後、減圧下乾燥し、表題化合物(618mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):262(M+H)
【0161】
参考例2−6−A
4−[(6−ブロモ−4−メチルピリジン−3−イル)オキシ]−2−[(4−メトキシフェニル)メチル]−6−メチル−2,3−ジヒドロピリダジン−3−オン
3−フルオロ−4−ヒドロキシ安息香酸メチルの代わりに6−ブロモ−4−メチルピリジン−3−オールを用い、参考例2−2−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0162】
参考例2−6−B
5−({2−[(4−メトキシフェニル)メチル]−6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル}オキシ)−4−メチルピリジン−2−カルボン酸エチル
参考例2−6−A(1.24g)、[1,1−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン付加物(0.244g)、1,1'−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン(0.331g)、トリエチルアミン(1.25mL)、DMAP(0.109g)及びエタノール(12.5mL)のNMP(12.5mL)溶液を、一酸化炭素雰囲気下、110℃で終夜撹拌した。反応混合物に、[1,1−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン付加物(0.244g)、1,1'−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン(0.331g)、トリエチルアミン(1.25mL)及びDMAP(0.109g)を加え、その混合物を一酸化炭素雰囲気下、110℃で4時間撹拌した。反応混合物に水及び飽和食塩水を加えた。その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=50/50〜10/90)で精製し、表題化合物(0.719g)を得た。
【0163】
参考例2−6−C
4−メチル−5−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ピリジン−2−カルボン酸エチル
参考例2−6−B(0.719g)のアセトニトリル(36mL)及び水(7.2mL)溶液に、CAN(2.89g)を加え、その混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物に水及び飽和塩化アンモニウム水溶液を加えた。その混合物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜90/10)で精製し、表題化合物(0.433g)を得た。
【0164】
参考例2−6−D
4−メチル−5−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ピリジン−2−カルボン酸
参考例2−6−C(433mg)の水(4.3mL)懸濁液に、2mol/L水酸化ナトリウム水溶液(2.25mL)を加え、その混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物に、2mol/L塩酸(2.30mL)を加えた。その混合物を減圧下濃縮した。残渣に水(6mL)を加え、懸濁液をろ過した。得られた固体を水で洗浄した後、減圧下乾燥し、表題化合物(282mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):262(M+H)
【0165】
参考例2−7−A
6−フルオロ−5−メチルピリジン−3−カルボン酸tert−ブチル
アルゴン雰囲気下、2−フルオロ−3−メチルピリジン−5−カルボン酸(400mg)のトルエン(6mL)及びtert−ブチルアルコール(3mL)溶液に、100℃でN,N−ジメチルホルムアミドジ−tert−ブチルアセタール(1.90mL)を加え、その混合物を同温度で3時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物に水及び飽和食塩水を加えた。その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=90/10〜70/30)で精製し、表題化合物(318mg)を得た。
【0166】
参考例2−7−B
4−(ベンジルオキシ)−2−[(4−メトキシフェニル)メチル]−6−メチル−2,3−ジヒドロピリダジン−3−オン
4−ヒドロキシ−3−メチル安息香酸メチルの代わりにベンジルアルコールを用い、参考例2−3−Aと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0167】
参考例2−7−C
4−ヒドロキシ−2−[(4−メトキシフェニル)メチル]−6−メチル−2,3−ジヒドロピリダジン−3−オン
参考例2−7−B(771mg)の酢酸エチル(35mL)懸濁液に、10%パラジウム−炭素(300mg,wet)を加えた。その混合物を水素雰囲気下、室温で2時間撹拌した。反応混合物をセライトろ過した。ろ液を減圧下濃縮し、粗表題化合物(538mg)を得た。
【0168】
参考例2−7−D
6−({2−[(4−メトキシフェニル)メチル]−6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル}オキシ)−5−メチルピリジン−3−カルボン酸tert−ブチル
参考例2−7−A(145mg)、参考例2−7−C(154mg)、炭酸カリウム(139mg)及びDMF(3mL)の混合物を、マイクロ波照射下、80℃で30分間、120℃で30分間、150℃で1時間撹拌した。反応混合物に水及び飽和食塩水を加えた。その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=90/10〜70/30)で精製し、表題化合物(172mg)を得た。
【0169】
参考例2−7−E
5−メチル−6−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ピリジン−3−カルボン酸tert−ブチル
参考例2−4−Aの代わりに参考例2−7−Dを用い、参考例2−4−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0170】
参考例2−7−F
5−メチル−6−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ピリジン−3−カルボン酸塩酸塩
参考例2−7−E(96.6mg)及び4mol/L塩化水素−1,4−ジオキサン溶液(3mL)の混合物を、室温で5.5時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮し、粗表題化合物(87.9mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):262(M+H)
【0171】
参考例2−8−A
4−(4−ブロモ−2−フルオロ−6−メチルフェノキシ)−2−[(4−メトキシフェニル)メチル]−6−メチル−2,3−ジヒドロピリダジン−3−オン
参考例2−2−A(754mg)、4−ブロモ−2−フルオロ−6−メチルフェノール(500mg)、炭酸カリウム(675mg)及びDMA(9mL)の混合物を、マイクロ波照射下、150℃で1時間撹拌した。反応混合物に水を加え、その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣に酢酸エチル(4mL)を加え、懸濁液をろ過した。得られた固体を酢酸エチルで洗浄した後、減圧下乾燥し、表題化合物(613mg)を得た。
【0172】
参考例2−8−B
3−フルオロ−4−({2−[(4−メトキシフェニル)メチル]−6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル}オキシ)−5−メチル安息香酸エチル
参考例2−8−A(600mg)、[1,1−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン付加物(113mg)、1,1'−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン(154mg)、トリエチルアミン(0.585mL)、DMAP(50.5mg)及びエタノール(5mL)のNMP(5mL)溶液を、一酸化炭素雰囲気下、110℃で4時間撹拌した。室温まで冷ました後、その混合物を終夜撹拌した。反応混合物に水を加え、その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=75/25〜50/50)で精製し、表題化合物(342mg)を得た。
【0173】
参考例2−8−C
3−フルオロ−5−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]安息香酸エチル
参考例2−8−B(0.345g)のアセトニトリル(17mL)及び水(3.4mL)溶液に、CAN(1.33g)を加え、その混合物を室温で5時間撹拌した。反応混合物に水及び飽和塩化アンモニウム水溶液を加えた。その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣にTHF(2mL)を加え、懸濁液をろ過した。得られた固体をTHFで洗浄した後、減圧下乾燥し、表題化合物(0.115g)を得た。
【0174】
参考例2−8−D
3−フルオロ−5−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]安息香酸
参考例2−8−C(115mg)のTHF(2mL)、メタノール(1mL)及び水(0.54mL)溶液に、2mol/L水酸化ナトリウム水溶液(0.560mL)を加え、その混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物に、2mol/L塩酸(0.650mL)を加えた。室温で10分間撹拌した後、その混合物を減圧下濃縮した。残渣に水(2mL)を加え、懸濁液をろ過した。得られた固体を水で洗浄した後、50℃で減圧下乾燥し、表題化合物(96.8mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):279(M+H)
【0175】
参考例2−9−A
3−ホルミル−4−ヒドロキシ−5−メトキシ安息香酸メチル
4−ヒドロキシ−3−メトキシ安息香酸メチル(500mg)、ヘキサメチレンテトラミン(193mg)及びトリフルオロ酢酸(5mL)の混合物を8時間還流した。室温まで冷ました後、反応混合物を減圧下濃縮した。残渣に水を加え、その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=80/20〜0/100)で精製し、表題化合物(179mg)を得た。
【0176】
参考例2−9−B
4−ヒドロキシ−5−メトキシ−3−メチル安息香酸メチル
参考例2−9−A(175mg)及び濃塩酸(1滴)のメタノール(10mL)溶液に、氷冷下で10%パラジウム−炭素(90.0mg,wet)を加えた。その混合物を水素雰囲気下、室温で1時間撹拌した。反応混合物をセライトろ過した。ろ液を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=90/10〜70/30)で精製し、表題化合物(135mg)を得た。
【0177】
参考例2−9−C
3−メトキシ−4−({2−[(4−メトキシフェニル)メチル]−6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル}オキシ)−5−メチル安息香酸メチル
6−ブロモ−2−メチルピリジン−3−オールの代わりに参考例2−9−Bを用い、参考例2−5−Aと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0178】
参考例2−9−D
5−メトキシ−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]安息香酸メチル
参考例2−9−C(0.170g)のアセトニトリル(4mL)懸濁液に、CAN(1.10g)の水(2mL)溶液を加え、その混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物に水及び1mol/Lチオ硫酸ナトリウム水溶液を加えた。その混合物をジクロロメタンで2回抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜85/15)で精製し、表題化合物(0.020g)を得た。
【0179】
参考例2−9−E
3−メトキシ−5−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]安息香酸
参考例2−9−D(19.0mg)のメタノール(1mL)溶液に、室温で2mol/L水酸化ナトリウム水溶液(0.10mL)を加え、その混合物を60℃で3時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣に水(2mL)及び2mol/L塩酸(0.150mL)を加えた。室温で10分間撹拌した後、析出物をろ取した。得られた固体を水で洗浄した後、減圧下乾燥し、表題化合物(15.0mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):291(M+H)
【0180】
参考例3−1−A
2−{2−[(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−1,3−ジオン
アルゴン雰囲気下、N−フタロイルグリシン(1.18g)のジクロロメタン(22mL)溶液に、氷冷下でオキサリルクロリド(0.670mL)及びDMF(0.050mL)を順次加え、その混合物を室温で40分間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。得られた化合物及び参考例1−1−D(1.0g)のTHF(26mL)懸濁液に、氷冷下でDIPEA(2.0mL)を加え、その混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物に、飽和塩化アンモニウム水溶液及び水を加えた。その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=80/20〜30/70)で精製し、表題化合物(1.51g)を得た。
【0181】
参考例3−1−B
2−アミノ−1−[(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)ピロリジン−1−イル]エタン−1−オン
参考例3−1−A(1.51g)のエタノール(60mL)溶液に、ヒドラジン一水和物(約80%)(2.30mL)を加え、その混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物をろ過し、ろ液を減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=92/8)で精製し、表題化合物(0.870g)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):281(M+H)
【0182】
参考例3−2−A
2−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−1,3−ジオン
(R)−2−フタルイミドプロピオン酸(50.0mg)の塩化チオニル(2mL)溶液を、2時間還流した。室温まで冷ました後、反応混合物を減圧下濃縮した。残渣にジエチルエーテルを加え、その混合物を減圧下濃縮した。得られた化合物及び参考例1−1−D(30.0mg)のTHF(2mL)懸濁液に、DIPEA(0.20mL)を加え、その混合物を室温で2日間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液、水及びジクロロメタンを加え、その混合物を撹拌した。有機層を分離し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=70/30〜30/70)で精製し、表題化合物(42.0mg)を得た。
【0183】
参考例3−2−B
(2R)−2−アミノ−1−[(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)ピロリジン−1−イル]プロパン−1−オン
参考例3−2−A(42.0mg)のエタノール(4mL)溶液に、ヒドラジン一水和物(約80%)(0.124mL)を加え、その混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=90/10)で精製し、表題化合物(25.6mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):295(M+H)
【0184】
参考例3−3−A
2−[(2R,5S)−1−[(2R)−2−(1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル)プロパノイル]−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
(R)−2−フタルイミドプロピオン酸(283mg)のジクロロメタン(5mL)溶液に、氷冷下でオキサリルクロリド(0.145mL)及びDMF(0.005mL)を順次加え、その混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。参考例1−3−C(150mg)及びDIPEA(0.338mL)のTHF(5mL)溶液に、氷冷下、前記得られた化合物のジクロロメタン(2.5mL)溶液を加え、その混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び水を加えた。その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=70/30〜40/60)で精製し、表題化合物(215mg)を得た。
【0185】
参考例3−3−B
2−[(2R,5S)−1−[(2R)−2−アミノプロパノイル]−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
参考例3−3−A(212mg)のエタノール(10mL)溶液に、ヒドラジン一水和物(約80%)(0.306mL)を加え、その混合物を50℃で4時間撹拌した。反応混合物に、酢酸エチルを加えた。室温で5分間撹拌した後、その混合物をろ過し、ろ液を減圧下濃縮した。残渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び水を加えた。その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮して粗表題化合物(107mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):304(M+H)
【0186】
参考例3−4−A
(S)−N−[(2R)−4−[2−(3−クロロフェニル)−1,3−ジオキソラン−2−イル]−1−シアノ−1,1−ジメチルブタン−2−イル]−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド
4−(3−クロロフェニル)−4−オキソブタン酸(15.0g)、エチレングリコール(39.50mL)及びp−トルエンスルホン酸一水和物(1.34g)のトルエン(150mL)溶液を、ディーンスターク装置を用いて、80分間還流した。室温まで冷ました後、反応混合物に、水を加え、有機層を分離した。水層を酢酸エチルで抽出し、抽出物を前記有機層と合わせた。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。アルゴン雰囲気下、LAH(5.36g)のTHF(255mL)懸濁液を−15℃に冷却した。その混合物に、前記得られた化合物のTHF(53mL)溶液を滴下した。氷冷下で30分間撹拌した後、反応混合物に、氷冷下で水(5.4mL)を滴下した。その混合物に、5mol/L水酸化ナトリウム水溶液(5.4mL)、水(16.2mL)及びセライトを順次加えた。室温で30分間撹拌した後、その混合物をろ過し、酢酸エチルで洗浄した。ろ液に水及び飽和食塩水を加え、有機層を分離した。水層を酢酸エチルで抽出し、抽出物を前記有機層と合わせた。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。アルゴン雰囲気下、得られた化合物、TEMPO(0.220g)、臭化カリウム(0.840g)、ジクロロメタン(68mL)及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(68mL)の混合物に、氷冷下で次亜塩素酸ナトリウム五水和物(12.77g)、水(38.8mL)及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(8.6mL)の混合物を滴下した。その混合物を氷冷下で30分間撹拌した。その混合物に、氷冷下で次亜塩素酸ナトリウム五水和物(2.32g)の水(7mL)溶液を加えた。氷冷下で30分間撹拌した後、反応混合物に、氷冷下で1mol/Lチオ硫酸ナトリウム水溶液(95mL)を加えた。室温で10分間撹拌した後、その混合物をジクロロメタンで抽出した。水層を酢酸エチル−ヘキサン溶液(4:1)で2回抽出し、抽出物を前記有機層と合わせた。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮して粗3−[2−(3−クロロフェニル)−1,3−ジオキソラン−2−イル]プロパナール(15.63g)を得た。得られた化合物(13.63g)及び(S)−(−)−2−メチル−2−プロパンスルフィンアミド(6.86g)のトルエン(136mL)溶液に、硫酸銅(II)(5.42g)を加え、その混合物を60℃で3.5時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物をろ過し、酢酸エチルで洗浄した。ろ液を減圧下濃縮し、残渣をTHFに溶解した。その混合物を減圧下濃縮し、粗(S)−N−{3−[2−(3−クロロフェニル)−1,3−ジオキソラン−2−イル]プロピリデン}−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド(21.42g)を得た。アルゴン雰囲気下、LDA(1.13mol/L,n−ヘキサン−THF溶液)(175mL)のTHF(195mL)溶液に、氷冷下でイソブチロニトリル(17.80mL)を滴下し、その混合物を氷冷下で10分間撹拌した。反応混合物を−75℃に冷却した後、前記得られた(S)−N−{3−[2−(3−クロロフェニル)−1,3−ジオキソラン−2−イル]プロピリデン}−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミドのTHF(44mL)溶液を滴下した。その混合物を同温度で1時間撹拌した。反応混合物に、飽和塩化アンモニウム水溶液及び水を加えた。その混合物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣を40℃でTBME(290mL)に溶解した。その混合物に、40℃でヘプタン(290mL)を加えた。その混合物を同温度で10分間、室温で1.5時間、氷冷下で1.5時間撹拌した。析出した固体をろ取し、TBME−ヘプタン溶液で洗浄した後、40℃で減圧下乾燥し、表題化合物(13.95g)を得た。
【0187】
参考例3−4−B
2−[(2R,5S)−5−(3−クロロフェニル)−1−[(2R)−2−(1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル)プロパノイル]ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
アルゴン雰囲気下、参考例3−4−A(15.94g)のTHF(32mL)懸濁液に、氷冷下で濃塩酸(32mL)を加え、その混合物を室温で50分間撹拌した。反応混合物を−15℃に冷却した後、5mol/L水酸化ナトリウム水溶液(85mL)を加えた。その混合物を酢酸エチルで抽出した。水層を酢酸エチルで抽出し、抽出物を前記有機層と合わせた。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮して粗2−[(2R)−5−(3−クロロフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピロール−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル(9.76g)を得た。得られた化合物及び酢酸(22.60mL)のTHF(49mL)溶液を、35℃に加熱した。その混合物に、ナトリウムトリアセトキシボロヒドリド(12.58g)を少量ずつ加え、その混合物を45℃で2時間撹拌した。反応混合物を酢酸エチル(115mL)で希釈し、氷冷下で5mol/L水酸化ナトリウム水溶液(120mL)を滴下した。有機層を分離した。水層を酢酸エチルで抽出し、抽出物を前記有機層と合わせた。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮し、粗2−[(2R,5S)−5−(3−クロロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル(10.44g)を得た。アルゴン雰囲気下、(R)−2−フタルイミドプロピオン酸(13.0g)のジクロロメタン(130mL)溶液に、氷冷下でオキサリルクロリド(7.65mL)及びDMF(0.130mL)を順次加え、その混合物を室温で1.5時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣にトルエンを加え、その混合物を50℃で減圧下濃縮し、粗(2R)−2−(1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル)プロパノイルクロリド(15.91g)を得た。アルゴン雰囲気下、前記得られた2−[(2R,5S)−5−(3−クロロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル及び2,6−ルチジン(9.20mL)のジクロロメタン(99mL)溶液を−15℃に冷却した。その混合物に、前記得られた(2R)−2−(1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル)プロパノイルクロリドのジクロロメタン(65mL)溶液を滴下した。その混合物を氷冷下で2時間撹拌した。反応混合物に、氷冷下で1mol/L塩酸(158mL)、ジクロロメタン、水及び飽和食塩水を加えた。有機層を分離した。水層をジクロロメタンで抽出し、抽出物を前記有機層と合わせた。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣にエタノール(69mL)を加え、その混合物を60℃で20分間撹拌した。室温まで冷ました後、その混合物を終夜撹拌した。懸濁液をろ過し、得られた固体をエタノールで洗浄した後、60℃で減圧下乾燥し、表題化合物(14.38g)を得た。
【0188】
参考例3−4−C
2−[(2R,5S)−1−[(2R)−2−アミノプロパノイル]−5−(3−クロロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
参考例3−4−B(13.37g)のエタノール(334mL)懸濁液に、ヒドラジン一水和物(約80%)(18.60mL)を加え、その混合物を60℃で5時間撹拌した。30℃まで冷ました後、反応混合物をろ過し、ろ液を減圧下濃縮した。残渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び水を加えた。その混合物を酢酸エチルで抽出した。水層を酢酸エチルで抽出し、抽出物を前記有機層と合わせた。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮して粗表題化合物(9.26g)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):320(M+H)
【0189】
参考例3−5−A
2−[(2R,5S)−1−[2−(1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル)アセチル]−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
(R)−2−フタルイミドプロピオン酸の代わりにN−フタロイルグリシンを用い、参考例3−3−Aと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0190】
参考例3−5−B
2−[(2R,5S)−1−(2−アミノアセチル)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
参考例3−3−Aの代わりに参考例3−5−Aを用い、参考例3−3−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):290(M+H)
【0191】
参考例3−6−A
(2R)−2−(1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル)ブタン酸
N−エトキシカルボニルフタルイミド(5.0g)及び(R)−(−)−2−アミノ酪酸(2.35g)の水(10mL)懸濁液に、氷冷下でトリエチルアミン(3.18mL)をゆっくりと加え、その混合物を室温で3.5時間撹拌した。反応混合物に、氷冷下で濃塩酸(4.0mL)を加えた。その混合物に水と酢酸エチルを加え、有機層を分離した。有機層を水及び飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣を酢酸エチルで希釈し、その混合物に水及び2mol/L塩酸(10mL)を加えた。有機層を分離した。有機層を水で3回及び飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣を酢酸エチルで希釈し、その混合物に水及び2mol/L塩酸(10mL)を加えた。有機層を分離した。有機層を水で6回及び飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮して粗表題化合物(4.14g)を得た。
【0192】
参考例3−6−B
2−[(2R,5S)−1−[(2R)−2−(1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル)ブタノイル]−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
(R)−2−フタルイミドプロピオン酸の代わりに参考例3−6−Aを用い、参考例3−3−Aと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0193】
参考例3−6−C
2−[(2R,5S)−1−[(2R)−2−アミノブタノイル]−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
参考例3−3−Aの代わりに参考例3−6−Bを用い、参考例3−3−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):318(M+H)
【0194】
参考例3−7−A
(2R)−2−アミノ−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)ピロリジン−1−イル]プロパン−1−オン
(R)−2−フタルイミドプロピオン酸(219mg)、DMF(1滴)及びジクロロメタン(7mL)の混合物に、氷冷下でオキサリルクロリド(0.172mL)を加えた。氷冷下で1時間撹拌した後、反応混合物を減圧下濃縮した。得られた化合物、参考例1−5−D(141mg)、トリエチルアミン(0.285mL)及びジクロロメタン(3mL)の混合物を、室温で終夜撹拌した。反応混合物に水を加えた。有機層を分離し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=50/50〜20/80)で精製し、2−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−1,3−ジオンを得た。得られた化合物のエタノール(5mL)溶液に、ヒドラジン一水和物(約80%)(0.230mL)を加え、その混合物を40℃で2時間撹拌した。反応混合物をろ過し、ろ液を減圧下濃縮した。残渣に2mol/L水酸化ナトリウム水溶液を加え、その混合物をジクロロメタンで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜90/10)で精製し、表題化合物(199mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):311(M+H)
【0195】
参考例3−8−A
2−[(2R,5S)−1−[(2R)−2−アミノプロパノイル]−5−(3−クロロフェニル)ピロリジン−2−イル]プロパンニトリル
アルゴン雰囲気下、(R)−2−フタルイミドプロピオン酸(156mg)のジクロロメタン(4mL)溶液に、氷冷下でオキサリルクロリド(0.082mL)及びDMF(0.010mL)を順次加え、その混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。得られた化合物及び参考例1−6−D(55.7mg、ジアステレオマー混合物)のTHF(2mL)懸濁液に、DIPEA(0.250mL)を加え、その混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物に水を加え、その混合物をジクロロメタンで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮して粗2−[(2R,5S)−5−(3−クロロフェニル)−1−[(2R)−2−(1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル)プロパノイル]ピロリジン−2−イル]プロパンニトリルを得た。得られた化合物のエタノール(6mL)溶液に、ヒドラジン一水和物(約80%)(0.190mL)を加え、その混合物を35℃で3時間撹拌した。反応混合物をろ過し、ろ液を減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜90/10)で精製し、表題化合物(76.1mg、ジアステレオマー混合物)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):306(M+H)
【0196】
参考例3−9−A
2−[(2R,5S)−5−(3−クロロフェニル)−1−[2−(1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル)アセチル]ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
(R)−2−フタルイミドプロピオン酸及び参考例1−3−Cの代わりにN−フタロイルグリシン及び参考例1−7−Dを用い、参考例3−3−Aと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0197】
参考例3−9−B
2−[(2R,5S)−1−(2−アミノアセチル)−5−(3−クロロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
参考例3−3−Aの代わりに参考例3−9−Aを用い、参考例3−3−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):306(M+H)
【0198】
参考例3−10−A
1−[(2R,5S)−1−[(2R)−2−アミノプロパノイル]−5−(3−クロロフェニル)ピロリジン−2−イル]シクロプロパン−1−カルボニトリル
アルゴン雰囲気下、(R)−2−フタルイミドプロピオン酸(52.6mg)のジクロロメタン(2mL)溶液に、氷冷下でオキサリルクロリド(0.028mL)及びDMF(0.005mL)を順次加え、その混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。得られた化合物及び参考例1−8−D(29.7mg)のTHF(2mL)懸濁液に、DIPEA(0.084mL)を加え、その混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物に水を加え、その混合物をジクロロメタンで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮して粗1−[(2R,5S)−5−(3−クロロフェニル)−1−[(2R)−2−(1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル)プロパノイル]ピロリジン−2−イル]シクロプロパン−1−カルボニトリルを得た。得られた化合物のエタノール(3mL)溶液に、ヒドラジン一水和物(約80%)(0.100mL)を加え、その混合物を40℃で2時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣に酢酸エチルを加え、その混合物をろ過した。ろ液を減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜90/10)で精製し、表題化合物(35.0mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):318(M+H)
【0199】
参考例3−11−A
1−[(2R,5S)−1−[(2R)−2−アミノプロパノイル]−5−(3−クロロフェニル)ピロリジン−2−イル]シクロブタン−1−カルボニトリル
参考例1−8−Dの代わりに参考例1−9−Bを用い、参考例3−10−Aと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):332(M+H)
【0200】
参考例3−12−A
2−[(2R,5S)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−1−[2−(1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル)アセチル]ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
N−フタロイルグリシン(59.3mg)及びDMF(1滴)のジクロロメタン(1mL)懸濁液に、氷冷下でオキサリルクロリド(0.037mL)を加え、その混合物を氷冷下で1時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。得られた化合物、参考例1−10−H(40.2mg)、トリエチルアミン(0.089mL)及びジクロロメタン(1.6mL)の混合物を、室温で1時間撹拌した。反応混合物に水を加え、その混合物をジクロロメタンで3回抽出した。合わせた有機層を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=80/20〜0/100)で精製し、表題化合物(72.9mg)を得た。
【0201】
参考例3−12−B
2−[(2R,5S)−1−(2−アミノアセチル)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
参考例3−3−Aの代わりに参考例3−12−Aを用い、参考例3−3−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):308(M+H)
【0202】
参考例3−13−A
2−[(2R,5S)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)−1−[(2R)−2−(1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル)プロパノイル]ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
参考例1−3−C代わりに参考例1−10−Hを用い、参考例3−3−Aと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0203】
参考例3−13−B
2−[(2R,5S)−1−[(2R)−2−アミノプロパノイル]−5−(3,5−ジフルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
参考例3−3−Aの代わりに参考例3−13−Aを用い、参考例3−3−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):322(M+H)
【0204】
参考例4−1−A
2−({3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]フェニル}ホルムアミド)酢酸エチル
参考例2−1−A(9.35g)、グリシンエチル塩酸塩(7.58g)、HOBT(5.88g)、トリエチルアミン(20.20mL)及びDMF(120mL)の混合物に、EDC・HCl(10.42g)を加えた。その混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物に水を加え、その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄した後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜40/60)で精製し、表題化合物(5.96g)を得た。
【0205】
参考例4−1−B
2−({3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]フェニル}ホルムアミド)酢酸
参考例4−1−A(5.96g)、THF(30mL)及びメタノール(30mL)の混合物に、2mol/L水酸化ナトリウム水溶液(4.75mL)を加えた。室温で終夜撹拌した後、反応混合物を減圧下濃縮した。残渣に水及び2mol/L塩酸(4.75mL)を加えた。析出した固体をろ取し、表題化合物(5.15g)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):314(M−H)
【0206】
代表的な参考例の化学構造式を以下の表に示す。
【0207】
【表1】
【0208】
【表2】
【0209】
【表3】
【0210】
実施例1A−1
N−{2−[(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(プロパン−2−イル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例1−2−D(26.0mg)、参考例4−1−B(43.5mg)及びDIPEA(0.066mL)の1,2−ジクロロエタン(1.3mL)溶液にT3P(50%酢酸エチル溶液, 約1.7mol/L) (0.147mL)を加え、その混合物を50℃で4.5時間撹拌した。反応混合物に水を加え、その混合物をジクロロメタンで抽出した。有機層を減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜90/10)で精製し、表題化合物(36.2mg)を得た。
HRMS(ESI) calcd for C2934FN(M+H):505.2609,Found:505.2614
【0211】
実施例1A−2
N−{2−[(2R,5S)−2−(1−シアノ−1−メチルエチル)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例1−3−C(67.0mg)、参考例4−1−B(100mg)、T3P (50%酢酸エチル溶液, 約1.7mol/L) (0.339mL)及びDIPEA(0.151mL)の1,2−ジクロロエタン(3mL)溶液をマイクロ波照射下、110℃で1時間、130℃で4時間撹拌した。反応混合物に水を加え、その混合物をジクロロメタンで抽出した。有機層を減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜90/10)、次いでシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜90/10)で精製し、表題化合物(46.0mg)を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3033FN(M+H):530.2562,Found:530.2562
【0212】
実施例1A−3
N−{2−[(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−[2−(メチルスルファニル)プロパン−2−イル]ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例1−3−Cの代わりに 参考例1−4−Bを用い、実施例1A−2と同様の方法により、表題化合物を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3036FNS(M+H):551.2487,Found:551.2480
【0213】
実施例1A−4
N−{2−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例1−7−D(50.0mg)、参考例4−1−B(88.8mg)、T3P (50%酢酸エチル溶液, 約1.7mol/L) (0.24mL)及びDIPEA(0.105mL)の1,2−ジクロロエタン(1mL)溶液をマイクロ波照射下、130℃で4時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液及び水を加えた。その混合物をジクロロメタンで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜94/6)で精製し、表題化合物(44.8mg)を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3033ClN(M+H):546.2266,Found:546.2267
【0214】
実施例2A−1
N−{2−[(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例3−1−B(20.0mg)、参考例2−1−A(22.1mg)、EDC・HCl(27.4mg)、HOBT(19.3mg)及びトリエチルアミン(0.050mL)のアセトニトリル(2mL)溶液を、室温で終夜撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液、水及びジクロロメタンを加え、その混合物を撹拌した。有機層を分離し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜94/6)で精製し、表題化合物(28.0mg)を得た。HRMS(ESI) calcd for C2934FN(M+H):521.2559,Found:521.2560;
【0215】
実施例2A−2
N−{2−[(2R,5S)−2−(1−シアノ−1−メチルエチル)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例3−5−B(30.0mg)、参考例2−3−B(28.5mg)、HOBT(18.1mg)及びトリエチルアミン(0.029mL)のDMF(1mL)懸濁液に、EDC・HCl(29.8mg)を加え、その混合物を室温で13時間撹拌した。反応混合物に水及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた。その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水で2回及び飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜85/15)で精製し、表題化合物(40.0mg)を得た。
HRMS(ESI) calcd for C2931FN(M+H):532.2355,Found:532.2344
【0216】
実施例2A−3
N−{2−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−6−メチル−5−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ピリジン−2−カルボキサミド
参考例3−5−B及び参考例2−3−Bの代わりに参考例3−9−B及び 参考例2−5−Dを用い、実施例2A−2と同様の方法により、表題化合物を得た。
HRMS(ESI) calcd for C2830ClN(M+H):549.2012,Found:549.2006
【0217】
実施例2A−4
N−{2−[(2R,5S)−2−(1−シアノ−1−メチルエチル)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例3−12−B(49.4mg)、参考例2−3−B(45.9mg)、EDC・HCl(46.1mg)、HOBT(26mg)、トリエチルアミン(0.034mL)及びDMF(1mL)の混合物を、50℃で3時間撹拌した。室温付近まで冷ました後、反応混合物に水を加えた。その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水で3回洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜85/15)で精製し、表題化合物(69.0mg)を得た。
HRMS(ESI) calcd for C2930(M+H):550.2260,Found:550.2259
【0218】
実施例2B−1
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例3−4−C(212mg)、参考例2−3−B(225mg)、HOBT(134mg)及びトリエチルアミン(0.183mL)のDMF(4mL)懸濁液に、EDC・HCl(191mg)を加え、その混合物を室温で5時間撹拌した。反応混合物に水及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた。その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水で3回及び飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜90/10)、次いでアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜90/10)で精製し、表題化合物(307mg)を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3033ClN(M+H):562.2216,Found:562.2218
【0219】
実施例2B−2
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−6−メチル−5−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ピリジン−2−カルボキサミド
参考例3−4−C(160mg)、参考例2−5−D(157mg)、HOBT(102mg)及びトリエチルアミン(0.138mL)のDMF(2.5mL)懸濁液に、EDC・HCl(144mg)を加え、その混合物を室温で4時間撹拌した。反応混合物に水及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた。その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水で2回及び飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜85/15)で精製し、表題化合物(220mg)を得た。HRMS(ESI) calcd for C2932ClN(M+H):563.2168,Found:563.2166
【0220】
実施例2B−3
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例2−1−A(39.5mg)、参考例3−2−B (25.0mg)、EDC・HCl(32.5mg)、HOBT(22.9mg)、トリエチルアミン(0.059mL)及びDMF(1mL)の混合物を、室温で終夜撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液、水及びジクロロメタンを加え、その混合物を撹拌した。有機層を分離し、減圧下濃縮した。残渣をODSカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:水/アセトニトリル=70/30〜20/80)で精製し、表題化合物(18.6mg)を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3036FN(M+H):535.2715,Found:535.2690
【0221】
実施例2B−4
N−[(2R)−1−[(2R,5S)−2−(1−シアノ−1−メチルエチル)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−フルオロ−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例3−3−B(30.0mg)、参考例2−2−C(27.6mg)、HOBT(17.3mg)及びトリエチルアミン(0.027mL)のDMF(1mL)懸濁液に、EDC・HCl(28.4mg)を加え、その混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物に水及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた。その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜85/15)で精製し、表題化合物(39.0mg)を得た。HRMS(ESI) calcd for C2930(M+H):550.2260,Found:550.2257
【0222】
実施例2B−5
N−[(2R)−1−[(2R,5S)−2−(1−シアノ−1−メチルエチル)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例3−3−B(11.6mg)、参考例2−3−B(10.0mg)、HOBT(6.70mg)及びトリエチルアミン(0.011mL)のDMF(0.6mL)懸濁液に、EDC・HCl(11.0mg)を加え、その混合物を室温で4時間撹拌した。反応混合物に水及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた。その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜85/15)で精製し、表題化合物(15.9mg)を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3033FN (M+H):546.2511,Found:546.2507
【0223】
実施例2B−6
3−クロロ−N−[(2R)−1−[(2R,5S)−2−(1−シアノ−1−メチルエチル)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例3−3−B(10.8mg)、参考例2−4−C(10.0mg)、HOBT(6.20mg)及びトリエチルアミン(0.010mL)のDMF(0.6mL)懸濁液に、EDC・HCl(10.2mg)を加え、その混合物を室温で4時間撹拌した。反応混合物に水及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた。その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜85/15)で精製し、表題化合物(15.8mg)を得た。
HRMS(ESI) calcd for C2930ClFN(M+H):566.1965,Found:566.1965
【0224】
実施例2B−7
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−フルオロ−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例3−4−C(47.0mg)、参考例2−2−C(40.9mg)、HOBT(25.6mg)及びトリエチルアミン(0.041mL)のDMF(1.5mL)懸濁液に、EDC・HCl(42.4mg)を加え、その混合物を室温で13時間撹拌した。反応混合物に水及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた。その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜85/15)で精製し、表題化合物(59.6mg)を得た。
HRMS(ESI) calcd for C2930ClFN(M+H):566.1965,Found:566.1946
【0225】
実施例2B−8
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−4−メチル−5−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ピリジン−2−カルボキサミド
参考例2−6−D(19.9mg)、参考例3−4−C(22.2mg)、EDC・HCl(26.7mg)、HOBT(18.8mg)、及びトリエチルアミン(0.078mL)のDMF(2mL)溶液を、室温で7時間撹拌した。反応混合物に水を加え、その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をODSカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:水/アセトニトリル=70/30〜20/80)で精製し、表題化合物(20mg)を得た。
HRMS(ESI) calcd for C2932ClN(M+H):563.2168,Found:563.2170
【0226】
実施例2B−9
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例2−3−B(50.2mg)、参考例3−7−A(50.0mg)、EDC・HCl(61.3mg)、HOBT(43.6mg)、及びトリエチルアミン(0.135mL)のDMF(2mL)溶液を、室温で2時間撹拌した。反応混合物に水を加え、その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をODSカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:水/アセトニトリル=70/30〜20/80)で精製し、表題化合物(49.9mg)を得た。
HRMS(ESI) calcd for C2934ClN(M+H):553.2212,Found:553.2204
【0227】
実施例2B−10
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(1−シアノエチル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミドの異性体A(isomerA)及び異性体B(isomerB)
参考例2−3−B(77.7mg)、参考例3−8−A(76.1mg)、EDC・HCl(94.8mg)、HOBT(67.4mg)、及びトリエチルアミン(0.21mL)のDMF(2mL)溶液を、室温で2時間撹拌した。反応混合物に水を加え、その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をODSカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:水/アセトニトリル=70/30〜20/80)で精製し、先に溶出した表題化合物のisomerA(9.4mg)、及び後に溶出した表題化合物のisomerB(44.8mg)をそれぞれ得た。
isomerA:HRMS(ESI) calcd for C2931ClN(M+H):548.2059,Found:548.2048;
isomerB:HRMS(ESI) calcd for C2931ClN(M+H):548.2059,Found:548.2054
【0228】
実施例2B−11
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−5−メチル−6−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ピリジン−3−カルボキサミド
参考例2−7−F(27.9mg)、参考例3−4−C(30.0mg)、EDC・HCl(35.7mg)、HOBT(25.4mg)、及びトリエチルアミン(0.079mL)のDMF(2mL)溶液を、室温で2時間撹拌した。反応混合物に水を加え、その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をODSカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:水/アセトニトリル=70/30〜20/80)で精製し、表題化合物(18.9mg)を得た。
HRMS(ESI) calcd for C2932ClN(M+H):563.2168,Found:563.2182
【0229】
実施例2B−12
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(1−シアノシクロプロピル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例2−3−B(43.0mg)、参考例3−10−A(35.0mg)、EDC・HCl(41.9mg)、HOBT(29.8mg)、及びトリエチルアミン(0.092mL)のDMF(1mL)溶液を、室温で2時間撹拌した。反応混合物に水を加え、その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をODSカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:水/アセトニトリル=70/30〜20/80)で精製し、表題化合物(32.9mg)を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3031ClN(M+H):560.2059,Found:560.2061
【0230】
実施例2B−13
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(1−シアノシクロブチル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−6−メチル−5−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ピリジン−2−カルボキサミド
参考例2−5−D(28.3mg)、参考例3−11−A(30.0mg)、EDC・HCl(26.0mg)、HOBT(18.3mg)、及びトリエチルアミン(0.063mL)のDMF(1mL)溶液を、室温で終夜撹拌した。反応混合物に水を加え、その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をODSカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:水/アセトニトリル=70/30〜20/80)で精製し、表題化合物(29.9mg)を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3032ClN(M+H):575.2168,Found:575.2160
【0231】
実施例2B−14
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−フルオロ−5−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例2−8−D(17.9mg)、参考例3−7−A(20.0mg)、EDC・HCl(24.5mg)、HOBT(17.4mg)、及びトリエチルアミン(0.072mL)のDMF(1mL)溶液を、室温で2時間撹拌した。反応混合物に水を加え、その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をODSカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:水/アセトニトリル=70/30〜20/80)で精製し、表題化合物(20.7mg)を得た。
HRMS(ESI) calcd for C2933ClFN(M+H):571.2118,Found:571.2115
【0232】
実施例2B−15
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−6−メチル−5−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ピリジン−2−カルボキサミド
参考例2−5−D(16.8mg)、参考例3−7−A(20.0mg)、EDC・HCl(24.5mg)、HOBT(17.4mg)、及びトリエチルアミン(0.072mL)のDMF(1mL)溶液を、室温で2時間撹拌した。反応混合物に水を加え、その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をODSカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:水/アセトニトリル=70/30〜20/80)で精製し、表題化合物(17.7mg)を得た。
HRMS(ESI) calcd for C2833ClN(M+H):554.2165,Found:554.2164
【0233】
実施例2B−16
N−[(2R)−1−[(2R,5S)−2−(1−シアノ−1−メチルエチル)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例3−13−B(20.4mg)、参考例2−3−B(18.2mg)、EDC・HCl(15.8mg)、HOBT(11.1mg)、トリエチルアミン(0.013mL)及びDMF(1mL)の混合物を、50℃で2時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物に水を加えた。その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水で3回洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜80/20)、次いでODSカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:水/アセトニトリル=90/10〜10/90)で精製し、表題化合物(17.0mg)を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3032(M+H):564.2417,Found:564.2429
【0234】
実施例2B−17
N−[(2R)−1−[(2R,5S)−2−(1−シアノ−1−メチルエチル)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−フルオロ−5−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例2−8−D(25.0mg)、参考例3−3−B(30.0mg)、EDC・HCl(20.7mg)、HOBT(24.0mg)、及びトリエチルアミン(0.05mL)のDMF(2mL)溶液を、室温で5時間撹拌した。反応混合物に水を加え、その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をODSカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:水/アセトニトリル=70/30〜20/80)で精製し、表題化合物(27.4mg)を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3032(M+H):564.2417,Found:564.2409
【0235】
実施例2B−18
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−メトキシ−5−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例3−4−C(14.4mg)、参考例2−9−E(13.7mg)、HOBT(9.0mg)及びトリエチルアミン(0.012mL)のDMF(0.6mL)懸濁液に、EDC・HCl(12.9mg)を加え、その混合物を室温で5時間撹拌した。反応混合物に水及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた。その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水で2回及び飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜90/10)で精製し、表題化合物(22.1mg)を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3135ClN(M+H):592.2321,Found:592.2314
【0236】
実施例2B−19
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−フルオロ−5−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例3−4−C(26.5mg)、参考例2−8−D(15.4mg)、HOBT(10.5mg)及びトリエチルアミン(0.031mL)のDMF(1mL)溶液に、EDC・HCl(14.8mg)を加え、その混合物を室温で4時間撹拌した。反応混合物に水を加え、その混合物をジクロロメタンで3回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をODSカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:水/アセトニトリル=70/30〜20/80)で精製し、表題化合物(21.3mg)を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3032ClFN(M+H):580.2121,Found:580.2117
【0237】
実施例2C−1
N−[(2R)−1−[(2R,5S)−2−(1−シアノ−1−メチルエチル)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソブタン−2−イル]−3−フルオロ−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例3−6−C(30.0mg)、参考例2−2−C(26.3mg)、HOBT(16.5mg)及びトリエチルアミン(0.026mL)のDMF(1mL)懸濁液に、EDC・HCl(27.3mg)を加え、その混合物を室温で4時間撹拌した。反応混合物に水及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた。その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水で3回及び飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜90/10)で精製し、表題化合物(38.3mg)を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3032(M+H):564.2417,Found:564.2430
【0238】
実施例2C−2
N−[(2R)−1−[(2R,5S)−2−(1−シアノ−1−メチルエチル)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソブタン−2−イル]−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例2−2−Cの代わりに、参考例2−3−Bを用い、実施例2C−1と同様の方法により、表題化合物を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3135FN(M+H):560.2668,Found:560.2671
【0239】
実施例の化学構造式、物性値、及びKi値(試験例1参照)を以下の表に示す。
【0240】
【表4】
【0241】
【表5】
【0242】
【表6】
【0243】
【表7】
【0244】
【表8】
【0245】
参考例5−1−A
(2R,5S)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−5−フェニルピロリジン−2−カルボン酸メチル
(2R,5S)−1−[(tert−ブトキシ)カルボニル]−5−フェニルピロリジン−2−カルボン酸(1.50g)及び炭酸カリウム(1.42g)のDMF(30mL)懸濁液にヨードメタン(0.480mL)を加え、その混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物に水、ヘキサン及びジエチルエーテルを加えた。有機層を分離した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜60/40)で精製し、表題化合物(1.63g)を得た。
【0246】
参考例5−1−B
(2S,5S)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−2−(ヒドロキシメチル)−5−フェニルピロリジン−2−カルボン酸メチル
アルゴン雰囲気下、参考例5−1−A(1.63g)のTHF(28mL)溶液に、−78℃でリチウムビス(トリメチルシリル)アミド(1.0mol/L,THF溶液)(5.90mL)を加え、その混合物を−40℃で40分間撹拌した。その混合物に−78℃でぎ酸エチル(0.865mL)を加えた。−78℃で2時間撹拌した後、反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液、水及び酢酸エチルを加えた。有機層を分離した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮して、粗(2S,5S)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−2−ホルミル−5−フェニルピロリジン−2−カルボン酸メチルを得た。得られた化合物のメタノール(30mL)溶液に、水素化ほう素ナトリウム(0.242g)を加えた。室温で20分間撹拌した後、反応混合物を減圧下濃縮した。残渣に酢酸エチル、飽和塩化アンモニウム水溶液及び水を加えた。有機層を分離した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=90/10〜60/40)で精製し、表題化合物(0.710g)を得た。
【0247】
参考例5−1−C
(2S,5S)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−2−(メトキシメチル)−5−フェニルピロリジン−2−カルボン酸メチル
アルゴン雰囲気下、参考例5−1−B(200mg)及びヨードメタン(0.0450mL)のDMF(3mL)溶液に、氷冷下で水素化ナトリウム(約60%)(29.0mg)を加えた。その混合物を室温まで徐々に昇温し、終夜撹拌した。反応混合物に、酢酸エチル及び水を加えた。有機層を分離した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜70/30)で精製し、表題化合物(229mg)を得た。
【0248】
参考例5−1−D
(2R,5S)−2−(ヒドロキシメチル)−2−(メトキシメチル)−5−フェニルピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
アルゴン雰囲気下、参考例5−1−C(229mg)のTHF(4mL)溶液に、氷冷下でLAH(54.7mg)を加え、その混合物を同温度で1.5時間撹拌した。反応混合物に、氷冷下でTHF(4mL)及び硫酸ナトリウム十水和物(500mg)を順次加えた。室温で1時間撹拌した後、その混合物をろ過し、ろ液を減圧下濃縮して表題化合物(168mg)を得た。
【0249】
参考例5−1−E
(2S,5S)−2−ホルミル−2−(メトキシメチル)−5−フェニルピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例5−1−D(168mg)のジクロロメタン(4mL)溶液に、DMP(311mg)を加え、その混合物を室温で1.5時間撹拌した。反応混合物に、飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液(2mL)及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(2mL)を加えた。室温で1時間撹拌した後、その混合物に酢酸エチル及び飽和食塩水を加えた。有機層を分離した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜80/20)で精製し、表題化合物(163mg)を得た。
【0250】
参考例5−1−F
(2R,5S)−2−エテニル−2−(メトキシメチル)−5−フェニルピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
メチルトリフェニルホスホニウムブロミド(223mg)のTHF(2mL)懸濁液に、氷冷下でn−ブチルリチウム(2.65mol/L,n−ヘキサン溶液)(0.240mL)を加えた。氷冷下で15分間撹拌した後、その混合物に、参考例5−1−E(100mg)のTHF(1mL)溶液を加えた。その混合物を氷冷下で10分間、室温で50分間撹拌した。反応混合物に、酢酸エチル及び水を加えた。有機層を分離した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜80/20)で精製し、表題化合物(99.8mg)を得た。
【0251】
参考例5−1−G
(2R,5S)−2−エテニル−2−(メトキシメチル)−5−フェニルピロリジン塩酸塩
参考例5−1−F(99.8mg)及び4mol/L塩化水素−酢酸エチル溶液(2.0mL)の混合物を、室温で1時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮し、表題化合物(80.8mg)を得た。H−NMRδppm(DMSO−d6):2.05−2.45(4H,m),3.38(3H,s),3.60(2H,s),4.70−4.84(1H,m),5.38−5.52(2H,m),6.11(1H,dd,J=11.0,17,5Hz),7.37−7.54(5H,m),8.70−9.00(1H,br),9.69−9.95(1H,br)
【0252】
参考例5−2−A
(2R,5S)−5−(3−フルオロフェニル)−1−(プロパ−2−エン−1−イル)ピロリジン−2−カルボン酸エチル
参考例1−1−B(111mg)、アリルブロミド(0.079mL)、炭酸カリウム(161mg)及びアセトニトリル(1mL)の混合物を、50℃で2時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物に、酢酸エチル及び水を加えた。有機層を分離し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜60/40)で精製し、表題化合物(131mg)を得た。
【0253】
参考例5−2−B
(2R,5S)−5−(3−フルオロフェニル)−N−メトキシ−N−メチル−1−(プロパ−2−エン−1−イル)ピロリジン−2−カルボキサミド
参考例1−1−Cの代わりに参考例5−2−Aを用い、参考例1−2−Aと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0254】
参考例5−2−C
1−[(2R,5S)−5−(3−フルオロフェニル)−1−(プロパ−2−エン−1−イル)ピロリジン−2−イル]エタン−1−オン
参考例1−10−Dの代わりに参考例5−2−Bを用い、参考例1−10−Eと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0255】
参考例5−2−D
(S)−N−[(1S)−1−[(2R,5S)−5−(3−フルオロフェニル)−1−(プロパ−2−エン−1−イル)ピロリジン−2−イル]エチル]−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド
参考例5−2−C(80.0mg)、(S)−(−)−2−メチル−2−プロパンスルフィンアミド(39.2mg)、チタン(IV)エトキシド(0.135mL)及びTHF(2mL)の混合物を、マイクロ波照射下、130℃で1時間撹拌した。その混合物に水素化ほう素ナトリウム(12.3mg)を加えた。室温で1時間撹拌した後、反応混合物にアセトン(1mL)、メタノール(1mL)及び飽和食塩水(1mL)を順次加えた。その混合物をセライトろ過した。ろ液を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=70/30〜0/100)で精製し、表題化合物(65.8mg)を得た。
【0256】
参考例5−2−E
(S)−N−[(1S)−1−[(2R,5S)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]エチル]−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド
参考例5−2−D(65.0mg)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(10.6mg)、1,3−ジメチルバルビツル酸(86.4mg)及び1,2−ジクロロエタン(5mL)の混合物を、60℃で2時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮して、粗表題化合物(125mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):313(M+H)
【0257】
参考例5−3−A
(2S,5S)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−5−(3−フルオロフェニル)−2−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−2−カルボン酸エチル
参考例5−1−Aの代わりに参考例1−1−Cを用い、参考例5−1−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0258】
参考例5−3−B
(2S,5S)−2−[(ベンジルオキシ)メチル]−1−(tert−ブトキシカルボニル)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−カルボン酸エチル
アルゴン雰囲気下、参考例5−3−A(270mg)、ベンジルブロミド(0.120mL)及びテトラブチルアンモニウムヨージド(380mg)のDMF(6mL)溶液を、室温で5分間撹拌した。その混合物に、氷冷下で水素化ナトリウム(約60%)(45.0mg)を加えた。その混合物を室温まで徐々に昇温し、終夜撹拌した。反応混合物に、酢酸エチル及び水を加えた。有機層を分離した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜80/20)で精製し、表題化合物(267mg)を得た。
【0259】
参考例5−3−C
(2R,5S)−2−[(ベンジルオキシ)メチル]−5−(3−フルオロフェニル)−2−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例5−1−Cの代わりに参考例5−3−Bを用い、参考例5−1−Dと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0260】
参考例5−3−D
(2S,5S)−2−[(ベンジルオキシ)メチル]−5−(3−フルオロフェニル)−2−ホルミルピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例5−1−Dの代わりに参考例5−3−Cを用い、参考例5−1−Eと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0261】
参考例5−3−E
(2R,5S)−2−[(ベンジルオキシ)メチル]−2−エテニル−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例5−1−Eの代わりに参考例5−3−Dを用い、参考例5−1−Fと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0262】
参考例5−3−F
(2R,5S)−2−[(ベンジルオキシ)メチル]−2−エテニル−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン塩酸塩
参考例5−1−Fの代わりに参考例5−3−Eを用い、参考例5−1−Gと同様の方法により、表題化合物を得た。H−NMRδppm(DMSO−d6):2.10−2.35(3H,m),3.68−3.78(2H,m),4.63(2H,s),4.76−4.90(1H,m),5.38−5.52(2H,m),6.15(1H,dd,J=11.0,17.7Hz),7.20−7.55(9H,m),8.86−9.10(1H,br),9.92−10.16(1H,br)
【0263】
参考例5−4−A
(S)−N−[(1S)−1−[(2R,5S)−5−(3−フルオロフェニル)−1−(プロパ−2−エン−1−イル)ピロリジン−2−イル]エチル]−N,2−ジメチルプロパン−2−スルフィンアミド
参考例5−2−D(287mg)及びDMF(4mL)の混合物に、氷冷下で水素化ナトリウム(約60%)(39.0mg)を加えた。室温で30分間撹拌した後、その混合物にヨードメタン(0.0761mL)を加えた。室温で30分間撹拌した後、反応混合物に水及びジエチルエーテルを加えた。有機層を分離した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮して表題化合物(60.5mg)を得た。
【0264】
参考例5−4−B
[(1S)−1−[(2R,5S)−5−(3−フルオロフェニル)−1−(プロパ−2−エン−1−イル)ピロリジン−2−イル]エチル](メチル)アミン
参考例5−4−A(298mg)及びメタノール(3mL)の混合物に、4mol/L塩化水素−1,4−ジオキサン溶液(0.5mL)を加えた。室温で1時間撹拌した後、反応混合物を減圧下濃縮した。残渣に酢酸エチル及び炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた。有機層を分離し、減圧下濃縮して表題化合物(187mg)を得た。
【0265】
参考例5−4−C
N−[(1S)−1−[(2R,5S)−5−(3−フルオロフェニル)−1−(プロパ−2−エン−1−イル)ピロリジン−2−イル]エチル]−N−メチルカルバミン酸tert−ブチル
参考例5−4−B(50.0mg)、二炭酸ジ−tert−ブチル(62.4mg)及びTHF(10mL)の混合物を、50℃で1時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜30/70)で精製し、表題化合物(55.0mg)を得た。
【0266】
参考例5−4−D
N−[(1S)−1−[(2R,5S)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]エチル]−N−メチルカルバミン酸tert−ブチル
参考例5−2−Dの代わりに参考例5−4−Cを用い、参考例5−2−Eと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):323(M+H)
【0267】
参考例5−5−A
N−[(1S)−1−[メトキシ(メチル)カルバモイル]−2−メチルプロピル]カルバミン酸tert−ブチル
N−tert−ブトキシカルボニル−L−バリン(300mg)、N,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(208mg)、T3P(50%酢酸エチル溶液,約1.7mol/L)(1.62mL)、DIPEA(0.960mL)及び1,2−ジクロロエタン(7mL)の混合物を、室温で1時間撹拌した。反応混合物に水及びジクロロメタンを加えた。有機層を分離し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=90/10〜50/50)で精製し、表題化合物(403mg)を得た。
【0268】
参考例5−5−B
N−[(3S)−6−(3−フルオロフェニル)−2−メチル−4−オキソヘキサ−5−イン−3−イル]カルバミン酸tert−ブチル
1−エチニル−3−フルオロベンゼン(663mg)及びTHF(2mL)の混合物に、−78℃でn−ブチルリチウム(2.65mol/L,n−ヘキサン溶液)(1.98mL)を加えた。−78℃で30分間撹拌した後、その混合物に参考例5−5−A(359mg)のTHF(3mL)溶液を加えた。−78℃で1時間、−20℃で1時間撹拌した後、反応混合物に塩化アンモニウム水溶液を加えた。有機層を分離し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜0/100)で精製し、表題化合物(72.0mg)を得た。
【0269】
参考例5−5−C
5−(3−フルオロフェニル)−3−オキソ−2−(プロパン−2−イル)−2,3−ジヒドロ−1H−ピロール−1−カルボン酸tert−ブチル
アルゴン雰囲気下、参考例5−5−B(70.0mg)、塩化(I)金(5.1mg)及びTHF(1.5mL)の混合物を、室温で1時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜0/100)で精製し、表題化合物(66.6mg)を得た。
【0270】
参考例5−5−D
rac−(2S,5S)−5−(3−フルオロフェニル)−2−イソプロピル−3−オキソピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例5−5−C(280mg)のメタノール(5mL)溶液に、氷冷下で10%パラジウム−炭素(112mgwet)を加えた。その混合物を水素雰囲気下、室温で3時間撹拌した。反応混合物をセライトろ過し、ろ液を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜80/20)で精製し、表題化合物(192mg)を得た。
【0271】
参考例5−5−E
rac−(2S,3S,5S)−5−(3−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−2−(プロパン−2−イル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例5−5−D(152mg)のエタノール(5mL)溶液に、氷冷下で水素化ほう素ナトリウム(35.8mg)を加え、その混合物を室温で50分間撹拌した。反応混合物にゆっくりと飽和塩化アンモニウム水溶液を加えた後、水を加えた。その混合物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮して表題化合物(157mg)を得た。
【0272】
参考例5−5−F
rac−(2S,3S,5S)−3−(ベンジルオキシ)−5−(3−フルオロフェニル)−2−(プロパン−2−イル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例5−5−E(33.0mg)及びDMF(2mL)の混合物に、氷冷下で水素化ナトリウム(約60%)(5.0mg)を加えた。室温で30分間撹拌した後、その混合物にベンジルブロミド(0.016mL)を加えた。室温で終夜撹拌した後、その混合物に水素化ナトリウム(約60%)(5.0mg)及びベンジルブロミド(0.0160mL)を加えた。その混合物を50℃で1時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物に水及びジエチルエーテルを加えた。有機層を分離した。有機層を水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜0/100)で精製し、表題化合物(29.0mg)を得た。
【0273】
参考例5−5−G
rac−(2S,3S,5S)−3−(ベンジルオキシ)−5−(3−フルオロフェニル)−2−(プロパン−2−イル)ピロリジン塩酸塩
参考例5−5−F(29.0mg)及びジクロロメタン(2mL)の混合物に、4mol/L塩化水素−1,4−ジオキサン溶液(0.5mL)を加えた。その混合物を室温で1時間、40℃で30分間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮して粗表題化合物(31.0mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):314(M+H)
【0274】
参考例5−6−A
(2S,5S)−2−エチル−5−(3−フルオロフェニル)−2−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例5−3−E(254mg)のエタノール(5mL)溶液に、10%パラジウム−炭素(132mgwet)を加えた。その混合物を水素雰囲気下、室温で1時間撹拌した。反応混合物をセライトろ過し、ろ液を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=85/15〜50/50)で精製し、表題化合物(195mg)を得た。
【0275】
参考例5−6−B
(2S,5S)−2−エチル−5−(3−フルオロフェニル)−2−ホルミルピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例5−1−Dの代わりに参考例5−6−Aを用い、参考例5−1−Eと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0276】
参考例5−6−C
(2S,5S)−2−エチル−5−(3−フルオロフェニル)−2−(1−ヒドロキシエチル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルの異性体A及び異性体B
アルゴン雰囲気下、参考例5−6−B(60.0mg)のTHF(2mL)溶液に、氷冷下でメチルマグネシウムブロミド(3.0mol/L,ジエチルエーテル溶液)(0.200mL)を加え、その混合物を同温度で1時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液、水及び酢酸エチルを加えた。有機層を分離した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=90/10〜60/40)で精製し、先に溶出した表題化合物の異性体A(16.0mg)及び後に溶出した表題化合物の異性体B(43.4mg)をそれぞれ得た。
【0277】
参考例5−6−D
1−[(2S,5S)−2−エチル−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]エタン−1−オール塩酸塩
参考例5−6−Cの異性体B(43.4mg)及び4mol/L塩化水素−酢酸エチル溶液(2mL)の混合物を、室温で1.5時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮して粗表題化合物(40.4mg)を得た。
【0278】
参考例5−7−A
(2R,5S)−2−カルバモイル−5−フェニルピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
(2R,5S)−1−[(tert−ブトキシ)カルボニル]−5−フェニルピロリジン−2−カルボン酸(274mg)、塩化アンモニウム(201mg)、EDC・HCl(360mg)及びHOBT(140mg)のDMF(3mL)懸濁液に、DIPEA(1.35mL)を加え、その混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液、水及び酢酸エチルを加えた。有機層を分離した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=75/25〜30/70)で精製し、表題化合物(254mg)を得た。
【0279】
参考例5−7−B
(2R,5S)−5−フェニルピロリジン−2−カルボキサミド塩酸塩
参考例5−7−A(40.0mg)及び4mol/L塩化水素−酢酸エチル溶液(2mL)の混合物を、室温で1時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮し、表題化合物(30.0mg)を得た。H−NMRδppm(DMSO−d6):1.98−2.24(2H,m),2.29−2.43(2H,m),4.27−4.39(1H,m),4.59−4.71(1H,m),5.76(2H,s),7.37−7.58(5H,m),7.76(1H,brs),8.06(1H,brs)
【0280】
参考例5−8−A
(2R)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(ジメチルアミノ)メチリデン]−5−オキソピロリジン−2−カルボン酸エチル
(R)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−5−オキソピロリジン−2−カルボン酸エチル(2.00g)及びtert−ブトキシビス(ジメチルアミノ)メタン(2.16g)のDME(20mL)溶液を、14時間還流した。室温まで冷ました後、反応混合物を減圧下濃縮した。残渣にn−ヘキサン(20mL)を加え、析出した固体をろ取した。得られた固体をn−ヘキサンで洗浄した後、減圧下乾燥し、表題化合物(2.30g)を得た。
【0281】
参考例5−8−B
(2R,4R)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−メチル−5−オキソピロリジン−2−カルボン酸エチル
参考例5−8−A(2.30g)の2−プロパノール(25mL)及び酢酸エチル(5.0mL)溶液に、氷冷下で10%パラジウム−炭素(0.929gwet)を加えた。その混合物を水素雰囲気下、室温で3日間撹拌した。反応混合物をセライトろ過し、ろ液を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=80/20〜40/60)で精製し、表題化合物(1.81g)を得た。
【0282】
参考例5−8−C
(2R,4S)−4−メチル−5−フェニル−3,4−ジヒドロ−2H−ピロール−2−カルボン酸エチル及び(2R,4R)−4−メチル−5−フェニル−3,4−ジヒドロ−2H−ピロール−2−カルボン酸エチル
アルゴン雰囲気下、参考例5−8−B(1.81g)のTHF(30mL)溶液に、−40℃でフェニルマグネシウムブロミド(1.0mol/L,THF溶液)(13.3mL)を滴下し、その混合物を同温度で2時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液及び水を加え、その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=94/6〜73/27)で精製し、(2R)−2−{[(tert−ブトキシ)カルボニル]アミノ}−4−メチル−5−オキソ−5−フェニルペンタン酸エチル(1.69g)を得た。得られた化合物の酢酸エチル(15mL)溶液に、室温で4mol/L塩化水素−酢酸エチル溶液(15mL)を加え、その混合物を14時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣を酢酸エチルで希釈し、その混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び水を加えた。有機層を分離した。水層を酢酸エチルで抽出し、抽出物を前記有機層と合わせた。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=95/5〜75/25)で精製し、先に溶出した(2R,4S)−4−メチル−5−フェニル−3,4−ジヒドロ−2H−ピロール−2−カルボン酸エチル(400mg)及び後に溶出した(2R,4R)−4−メチル−5−フェニル−3,4−ジヒドロ−2H−ピロール−2−カルボン酸エチル(394mg)をそれぞれ得た。
【0283】
参考例5−8−D
(2R,4S,5S)−4−メチル−5−フェニルピロリジン−2−カルボン酸エチル
(2R,4S)−4−メチル−5−フェニル−3,4−ジヒドロ−2H−ピロール−2−カルボン酸エチル(395mg)のメタノール(10mL)溶液に、氷冷下で5%白金−炭素(40.0mg)を加えた。その混合物を水素雰囲気下、室温で12時間撹拌した。反応混合物をセライトろ過し、ろ液を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=65/35〜34/66)で精製し、表題化合物(256mg)を得た。
【0284】
参考例5−8−E
(2R,4S,5S)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−メチル−5−フェニルピロリジン−2−カルボン酸エチル
参考例1−1−Bの代わりに参考例5−8−Dを用い、参考例1−1−Cと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0285】
参考例5−8−F
(2S,3S,5R)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−3−メチル−2−フェニルピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
アルゴン雰囲気下、参考例5−8−E(340mg)のTHF(5mL)溶液に、氷冷下でメチルマグネシウムブロミド(3.0mol/L,ジエチルエーテル溶液)(1.70mL)を加え、その混合物を室温で40分間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液をゆっくりと加えた後、水を加えた。その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮して粗表題化合物(325mg)を得た。
【0286】
参考例5−8−G
2−[(2R,4S,5S)−4−メチル−5−フェニルピロリジン−2−イル]プロパン−2−オール
参考例5−8−F(320mg)及び4mol/L塩化水素−1,4−ジオキサン溶液(3mL)の混合物を、室温で1時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、その混合物をジクロロメタンで抽出した。有機層を減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜60/40)で精製し、表題化合物(152mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):220(M+H)
【0287】
参考例5−9−A
(2R,4R,5S)−4−メチル−5−フェニルピロリジン−2−カルボン酸エチル
(2R,4S)−4−メチル−5−フェニル−3,4−ジヒドロ−2H−ピロール−2−カルボン酸エチルの代わりに(2R,4R)−4−メチル−5−フェニル−3,4−ジヒドロ−2H−ピロール−2−カルボン酸エチルを用い、参考例5−8−Dと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0288】
参考例5−9−B
(2R,4R,5S)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−メチル−5−フェニルピロリジン−2−カルボン酸エチル
参考例1−1−Bの代わりに参考例5−9−Aを用い、参考例1−1−Cと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0289】
参考例5−9−C
(2S,3R,5R)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−3−メチル−2−フェニルピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例5−8−Eの代わりに参考例5−9−Bを用い、参考例5−8−Fと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0290】
参考例5−9−D
2−[(2R,4R,5S)−4−メチル−5−フェニルピロリジン−2−イル]プロパン−2−オール
参考例5−8−Fの代わりに参考例5−9−Cを用い、参考例5−8−Gと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):220(M+H)
【0291】
参考例5−10−A
2−[(2R,5S)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパン酸エチル
参考例1−3−C(418mg)、濃硫酸(2.89mL)及び水(9mL)の混合物を24時間還流した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣にエタノールを加えた後、その混合物を減圧下濃縮した。同操作を4回繰り返した。残渣にエタノール(15mL)を加え、その混合物を8時間還流した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣を酢酸エチル及び水で希釈した後、炭酸カリウムで中和した。有機層を分離した。水層を酢酸エチルで抽出し、抽出物を前記有機層と合わせた。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮して表題化合物(486mg)を得た。
【0292】
参考例5−10−B
2−[(2R,5S)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパン−1−オール
参考例5−10−A(23.0mg)のTHF(1mL)溶液に、氷冷下でLAH(12.5mg)を加え、その混合物を同温度で40分間撹拌した。反応混合物に、氷冷下でTHF(2mL)及び硫酸ナトリウム十水和物(200mg)を順次加えた。室温で30分間撹拌した後、その混合物をろ過し、ろ液を減圧下濃縮して表題化合物(14.6mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):238(M+H)
【0293】
参考例5−11−A
(2R)−2−{[(tert−ブトキシ)カルボニル]アミノ}−5−オキソ−5−フェニルペンタン酸エチル
3−フルオロフェニルマグネシウムブロミドの代わりにフェニルマグネシウムブロミドを用い、参考例1−1−Aと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0294】
参考例5−11−B
(2R,5S)−5−フェニルピロリジン−2−カルボン酸エチル
参考例5−11−A(33.5g)の酢酸エチル(180mL)溶液に、室温で4mol/L塩化水素−酢酸エチル溶液(200mL)を加え、その混合物を同温度で1時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣に酢酸エチル、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び水を加えた。有機層を分離した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮して(2R)−5−フェニル−3,4−ジヒドロ−2H−ピロール−2−カルボン酸エチル(21.5g)を得た。得られた化合物のエタノール(300mL)溶液に、氷冷下で5%白金−炭素(2.10g)を加えた。その混合物を水素雰囲気下、室温で終夜撹拌した。反応混合物をセライトろ過し、ろ液を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=76/24〜55/45)で精製し、表題化合物(16.1g)を得た。
【0295】
参考例5−11−C
(2R,5S)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−5−フェニルピロリジン−2−カルボン酸エチル
参考例1−1−Bの代わりに参考例5−11−Bを用い、参考例1−1−Cと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0296】
参考例5−11−D
(2R,5S)−2−[メトキシ(メチル)カルバモイル]−5−フェニルピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例1−1−Cの代わりに参考例5−11−Cを用い、参考例1−2−Aと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0297】
参考例5−11−E
(2R,5S)−2−アセチル−5−フェニルピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例1−2−Aの代わりに参考例5−11−Dを用い、参考例1−2−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0298】
参考例5−11−F
(2S,5R)−2−フェニル−5−(プロパ−1−エン−2−イル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
メチルトリフェニルホスホニウムブロミド(1.86g)のTHF(25mL)懸濁液に、氷冷下でn−ブチルリチウム(1.6mol/L,n−ヘキサン溶液)(3.10mL)を加えた。氷冷下で40分間撹拌した後、その混合物に、参考例5−11−E(0.756g)のTHF(8mL)溶液を加えた。その混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物を水中に注ぎ、その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜80/20)で精製し、表題化合物(0.306g)を得た。
【0299】
参考例5−11−G
(2R,5S)−2−(1−シアノ−1−メチルエチル)−5−フェニルピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例1−6−Bの代わりに参考例5−11−Fを用い、参考例1−6−Cと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0300】
参考例5−11−H
2−メチル−2−[(2R,5S)−5−フェニルピロリジン−2−イル]プロパンニトリル
参考例5−11−G(161mg)及び4mol/L塩化水素−1,4−ジオキサン溶液(1.5mL)の混合物を、室温で1時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、その混合物をジクロロメタンで抽出した。有機層を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜75/25)で精製し、表題化合物(64.8mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):215(M+H)
【0301】
参考例5−12−A
(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(2−メトキシプロパン−2−イル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
アルゴン雰囲気下、参考例1−3−A(9.1mg)のメタノール(3mL)溶液に、氷冷下で参考例1−2−C(152mg)のメタノール(1.8mL)溶液、1−フルオロ−2,4,6−トリメチルピリジニウムテトラフルオロボラート(226mg)及び1,1,3,3−テトラメチルジシロキサン(0.176mL)を順次加えた。その混合物を氷冷下で1.5時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜85/15)で精製し、表題化合物(23.1mg)を得た。
【0302】
参考例5−12−B
(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(2−メトキシプロパン−2−イル)ピロリジン
参考例5−12−A(32.6mg)、4mol/L塩化水素−酢酸エチル溶液(1mL)及び酢酸エチル(1mL)の混合物を、室温で2.5時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、その混合物をジクロロメタンで抽出した。有機層を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=50/50〜0/100)で精製し、表題化合物(17.4mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):238(M+H)
【0303】
参考例5−13−A
(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例5−10−A(219mg)及びトリエチルアミン(0.164mL)のTHF(2mL)溶液に、二炭酸ジ−tert−ブチル(222mg)のTHF(2mL)溶液を加えた。その混合物を50℃で13時間撹拌した。反応混合物に水を加え、その混合物をジクロロメタンで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をTHF(1mL)に溶解し、氷冷下でLAH(89.1mg)を加えた。氷冷下で30分間撹拌した後、反応混合物にTHF(4mL)及び硫酸ナトリウム十水和物(1.00g)を順次加えた。室温で1時間撹拌した後、その混合物をろ過し、ろ液を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=90/10〜70/30)で精製し、表題化合物(231mg)を得た。
【0304】
参考例5−13−B
(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(2−メチル−1−オキソプロパン−2−イル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例5−13−A(93.6mg)のジクロロメタン(2mL)溶液に、DMP(152mg)を加え、その混合物を室温で1.5時間撹拌した。反応混合物に、1mol/Lチオ硫酸ナトリウム水溶液(2mL)及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(4mL)を加え、その混合物を室温で10分間撹拌した。その混合物をジクロロメタンで2回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮して粗表題化合物(92.3mg)を得た。
【0305】
参考例5−13−C
(2R,5S)−2−[(3E)−5−エトキシ−2−メチル−5−オキソペンタ−3−エン−2−イル]−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
水素化ナトリウム(約60%)(15.0mg)のTHF(3mL)懸濁液に、氷冷下でホスホノ酢酸トリエチル(0.0830mL)を滴下し、その混合物を同温度で20分間撹拌した。アルゴン雰囲気下、その混合物に氷冷下で参考例5−13−B(93.0mg)のTHF(1mL)溶液を滴下した。室温で2時間撹拌した後、反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液及び水を加え、その混合物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜80/20)で精製し、表題化合物(78.7mg)を得た。
【0306】
参考例5−13−D
(2R,5S)−2−(5−エトキシ−2−メチル−5−オキソペンタン−2−イル)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例5−13−C(76.0mg)のメタノール(0.9mL)及びTHF(0.9mL)溶液に、氷冷下で5%白金−炭素(15.0mg)を加えた。その混合物を水素雰囲気下、室温で1時間撹拌した。反応混合物をセライトろ過し、ろ液を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜80/20)で精製し、表題化合物(59.5mg)を得た。
【0307】
参考例5−13−E
(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(5−ヒドロキシ−2−メチルペンタン−2−イル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例5−13−D(55.9mg)のTHF(1.4mL)溶液に、氷冷下でLAH(15.6mg)を加え、その混合物を同温度で40分間撹拌した。反応混合物に、氷冷下でTHF(1.4mL)及び硫酸ナトリウム十水和物(200mg)を順次加えた。室温で30分間撹拌した後、その混合物をろ過し、ろ液を減圧下濃縮して粗表題化合物(50.1mg)を得た。
【0308】
参考例5−13−F
4−[(2R,5S)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]−4−メチルペンタン−1−オール
参考例5−13−E(49.1mg)及び4mol/L塩化水素−1,4−ジオキサン溶液(1mL)の混合物を、室温で1時間撹拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、その混合物をジクロロメタンで抽出した。有機層を減圧下濃縮して粗表題化合物(35.6mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):266(M+H)
【0309】
参考例5−14−A
(2R,5S)−5−(3−メチルフェニル)ピロリジン−2−カルボン酸エチル
アルゴン雰囲気下、(R)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−5−オキソピロリジン−2−カルボン酸エチル(2.00g)のTHF(40mL)溶液に、−78℃でm−トリルマグネシウムクロリド(1.0mol/L,ジエチルエーテル溶液)(15.6mL)を加えた。その混合物を−40℃で1時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液(16mL)及び水(8.0mL)を加えた。室温で終夜撹拌した後、その混合物に酢酸エチル、飽和塩化アンモニウム水溶液及び水を加えた。有機層を分離した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮して粗(2R)−2−{[(tert−ブトキシ)カルボニル]アミノ}−5−(3−メチルフェニル)−5−オキソペンタン酸エチル(3.22g)を得た。得られた化合物の酢酸エチル(27mL)溶液に、4mol/L塩化水素−酢酸エチル溶液(27mL)を加え、その混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣に酢酸エチル、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び水を加えた。有機層を分離した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮して粗(2R)−5−(3−メチルフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピロール−2−カルボン酸エチル(2.18g)を得た。得られた化合物のエタノール(27mL)溶液に、氷冷下で5%白金−炭素(0.180g)を加えた。その混合物を水素雰囲気下、室温で終夜撹拌した。反応混合物をセライトろ過し、ろ液を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=86/14〜65/35)で精製し、表題化合物(1.45g)を得た。
【0310】
参考例5−14−B
(2R,5S)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−5−(3−メチルフェニル)ピロリジン−2−カルボン酸エチル
参考例1−1−Bの代わりに参考例5−14−Aを用い、参考例1−1−Cと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0311】
参考例5−14−C
(2R,5S)−2−[メトキシ(メチル)カルバモイル]−5−(3−メチルフェニル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例1−1−Cの代わりに参考例5−14−Bを用い、参考例1−2−Aと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0312】
参考例5−14−D
(2R,5S)−2−アセチル−5−(3−メチルフェニル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例1−2−Aの代わりに参考例5−14−Cを用い、参考例1−2−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0313】
参考例5−14−E
(2S,5R)−2−(3−メチルフェニル)−5−(プロパ−1−エン−2−イル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例1−2−Bの代わりに参考例5−14−Dを用い、参考例1−2−Cと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0314】
参考例5−14−F
(2R,5S)−2−(1−シアノ−1−メチルエチル)−5−(3−メチルフェニル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例1−6−Bの代わりに参考例5−14−Eを用い、参考例1−6−Cと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0315】
参考例5−14−G
2−メチル−2−[(2R,5S)−5−(3−メチルフェニル)ピロリジン−2−イル]プロパンニトリル
参考例5−11−Gの代わりに参考例5−14−Fを用い、参考例5−11−Hと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):229(M+H)
【0316】
参考例5−15−A
(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(2−メチルブタ−3−エン−2−イル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
メチルトリフェニルホスホニウムブロミド(232mg)のTHF(2mL)懸濁液に、室温でカリウムビス(トリメチルシリル)アミド(1.0mol/L,THF溶液)(0.626mL)を滴下し、その混合物を1時間撹拌した。反応混合物に、氷冷下で参考例5−13−B(87.5mg)のTHF(1mL)溶液を滴下した。その混合物を氷冷下で1時間、室温で1.5時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液及び水を加え、その混合物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜85/15)で精製し、表題化合物(51.3mg)を得た。
【0317】
参考例5−15−B
(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(2−メチルブタ−3−エン−2−イル)ピロリジン
参考例5−13−Eの代わりに参考例5−15−Aを用い、参考例5−13−Fと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):234(M+H)
【0318】
参考例5−16−A
(2R,5S)−2−(1−エトキシ−2−メチル−1−オキソプロパン−2−イル)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例5−10−A(400mg)、二炭酸ジ−tert−ブチル(375mg)、トリエチルアミン(0.399mL)及びTHF(15mL)の混合物を、50℃で終夜撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜30/70)で精製し、表題化合物(547mg)を得た。
【0319】
参考例5−16−B
2−[(2R,5S)−1−[(tert−ブトキシ)カルボニル]−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパン酸
参考例5−16−A(547mg)、水酸化リチウム一水和物(604mg)、THF(4mL)、メタノール(4mL)及び水(4mL)の混合物を60℃で6時間撹拌した。その混合物に水酸化リチウム一水和物(604mg)を加えた。その混合物を50℃で終夜撹拌した後、室温まで冷ました。反応混合物に2mol/L塩酸(14.5mL)を加えた。その混合物を減圧下濃縮した。残渣に酢酸エチル及び水を加えた。有機層を分離した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮して表題化合物(517mg)を得た。
【0320】
参考例5−16−C
(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(1−メトキシ−2−メチル−1−オキソプロパン−2−イル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例5−16−B(344mg)、ヨードメタン(0.122mL)、炭酸カリウム(202mg)及びDMF(14mL)の混合物を、室温で30分間撹拌した。反応混合物に水及びジエチルエーテルを加えた。有機層を分離した。有機層を水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮して表題化合物(354mg)を得た。
【0321】
参考例5−16−D
2−[(2R,5S)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパン酸メチル
参考例5−16−C(354mg)及び4mol/L塩化水素−1,4−ジオキサン溶液(5mL)の混合物を、室温で2時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣に酢酸エチル及び炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた。有機層を分離した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮して表題化合物(246mg)を得た。
【0322】
参考例5−16−E
(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(1−メトキシ−2−メチル−1−オキソプロパン−2−イル)ピロリジン−1−カルボン酸ベンジル
参考例5−16−D(246mg)、クロロぎ酸ベンジル(0.143mL)、トリエチルアミン(0.194mL)及びTHF(5mL)の混合物を、50℃で1時間撹拌した。反応混合物に酢酸エチル及び1mol/L塩酸を加えた。有機層を分離し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=90/10〜20/80)で精製し、表題化合物(316mg)を得た。
【0323】
参考例5−16−F
2−[(2R,5S)−1−[(ベンジルオキシ)カルボニル]−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパン酸
参考例5−16−Aの代わりに参考例5−16−Eを用い、参考例5−16−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0324】
参考例5−16−G
(2R,5S)−2−{1−[(2,2−ジメトキシエチル)カルバモイル]−1−メチルエチル}−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−カルボン酸ベンジル
参考例5−16−F(50.0mg)、アミノアセトアルデヒドジメチルアセタール(0.0279mL)、HOBT(43.8mg)及びDMF(2mL)の混合物に、EDC・HCl(62.2mg)を加えた。その混合物を室温で1時間、40℃で2時間、60℃で終夜撹拌した。反応混合物に水び酢酸エチルを加えた。有機層を分離し、水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で順次洗浄した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮して表題化合物(55.0mg)を得た。
【0325】
参考例5−16−H
(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−{1−メチル−1−[(2−オキソエチル)カルバモイル]エチル}ピロリジン−1−カルボン酸ベンジル
参考例5−16−G(55.0mg)、水(1.5mL)、濃塩酸(1mL)及びTHF(3mL)の混合物を、室温で1時間撹拌した。反応混合物に水及び酢酸エチルを加えた。有機層を分離した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮して表題化合物(43.2mg)を得た。
【0326】
参考例5−16−I
(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−[2−(1,3−オキサゾール−2−イル)プロパン−2−イル]ピロリジン−1−カルボン酸ベンジル
参考例5−16−H(43.2mg)、トリフェニルホスフィン(39.9mg)、よう素(38.6mg)、トリエチルアミン(0.0424mL)及びジクロロメタン(3mL)の混合物を、室温で2時間撹拌した。反応混合物に亜硫酸ナトリウム水溶液及びジクロロメタンを加えた。有機層を分離し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜50/50)で精製し、表題化合物(25.0mg)を得た。
【0327】
参考例5−16−J
2−{2−[(2R,5S)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]プロパン−2−イル}−1,3−オキサゾール
参考例5−16−I(25.0mg)、5%白金−炭素(30.0mgwet)及びエタノール(5mL)の混合物を水素雰囲気下、室温で2時間撹拌した。反応混合物をろ過し、不溶物をろ去した。ろ液を減圧下濃縮して表題化合物(16.8mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):275(M+H)
【0328】
参考例5−17−A
1−[(2R,5S)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]シクロペンタン−1−オール
アルゴン雰囲気下、マグネシウム(49.7mg)のTHF(3mL)懸濁液に、1,4−ジブロモブタン(0.120mL)及び微量のよう素を加え、その混合物を室温で1時間撹拌した。その混合物に氷冷下で参考例1−1−C(100mg)のTHF(1.6mL)溶液を滴下した。その混合物を室温で30分間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液をゆっくりと加えた。その混合物に水及び酢酸エチルを加えた。有機層を分離した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮して粗(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(1−ヒドロキシシクロペンチル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(134mg)を得た。得られた化合物及び4mol/L塩化水素−1,4−ジオキサン溶液(2mL)の混合物を、室温で1.5時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣に酢酸エチル、炭酸水素ナトリウム水溶液及び水を加えた。有機層を分離した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=90/10〜50/50)で精製し、表題化合物(46.8mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):250(M+H)
【0329】
参考例5−18−A
2−[(2R,5S)−5−メチル−5−フェニルピロリジン−2−イル]プロパン−2−オール
アルゴン雰囲気下、(2R)−5−フェニル−3,4−ジヒドロ−2H−ピロール−2−カルボン酸エチル(492mg)のTHF(10mL)溶液に、−40℃でメチルリチウム(1.13mol/L,ジエチルエーテル溶液)(8.00mL)を加えた。その混合物を−40℃で1時間撹拌した後、氷冷下で2時間撹拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水及び酢酸エチルを加えた。有機層を分離した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=80/20〜10/90)で精製し、表題化合物(128mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):220(M+H)
【0330】
参考例5−19−A
(2R,5S)−5−シクロヘキシルピロリジン−2−カルボン酸エチル
アルゴン雰囲気下、(R)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−5−オキソピロリジン−2−カルボン酸エチル(6.17g)のTHF(120mL)溶液に、−78℃でシクロヘキシルマグネシウムブロミド(1.0mol/L,THF溶液)(48.0mL)を加えた。その混合物を−40℃で1.5時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液(90mL)及び水(45mL)を加え、その混合物を室温で5時間撹拌した。その混合物に酢酸エチル及び水を加えた。有機層を分離した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮して粗(2R)−2−{[(tert−ブトキシ)カルボニル]アミノ}−5−シクロヘキシル−5−オキソペンタン酸エチル(9.13g)を得た。得られた化合物の酢酸エチル(90mL)溶液に、4mol/L塩化水素−酢酸エチル溶液(90mL)を加え、その混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣に酢酸エチル、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び水を加えた。有機層を分離した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮して粗(2R)−5−シクロヘキシル−3,4−ジヒドロ−2H−ピロール−2−カルボン酸エチル(5.29g)を得た。得られた化合物のエタノール(90mL)溶液に、氷冷下で5%白金−炭素(0.530g)を加えた。その混合物を水素雰囲気下、室温で終夜撹拌した。反応混合物をセライトろ過し、ろ液を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=70/30〜20/80)で精製し、表題化合物(2.04g)を得た。
【0331】
参考例5−19−B
(2R,5S)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−5−シクロヘキシルピロリジン−2−カルボン酸エチル
参考例1−1−Bの代わりに参考例5−19−Aを用い、参考例1−1−Cと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0332】
参考例5−19−C
(2S,5R)−2−シクロヘキシル−5−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
アルゴン雰囲気下、参考例5−19−B(0.900g)のTHF(18mL)溶液に、氷冷下でLAH(0.262g)を加え、その混合物を同温度で50分間撹拌した。反応混合物にTHF(18mL)及び硫酸ナトリウム十水和物(2.6g)を順次加えた。室温で30分間撹拌した後、その混合物をろ過し、ろ液を減圧下濃縮して表題化合物(0.958g)を得た。
【0333】
参考例5−19−D
(2S,5R)−2−シクロヘキシル−5−ホルミルピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例5−19−C(0.783g)のジクロロメタン(16mL)溶液に、DMP(1.64g)を加え、その混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物に、飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液(4mL)、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(4mL)、水(4mL)及びジクロロメタンを加えた。10分間撹拌した後、その混合物に水及びジクロロメタンを加えた。有機層を分離した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜80/20)で精製し、表題化合物(0.789g)を得た。
【0334】
参考例5−19−E
(2S,5R)−2−シクロヘキシル−5−(1−ヒドロキシエチル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
アルゴン雰囲気下、参考例5−19−D(0.789g)のTHF(16mL)溶液に、氷冷下でメチルマグネシウムブロミド(3.0mol/L,ジエチルエーテル溶液)(1.90mL)を加え、その混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物に、飽和塩化アンモニウム水溶液をゆっくりと加えた。その混合物に水及び酢酸エチルを加えた。有機層を分離した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮して表題化合物(0.782g)を得た。
【0335】
参考例5−19−F
(2R,5S)−2−アセチル−5−シクロヘキシルピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例5−19−Cの代わりに参考例5−19−Eを用い、参考例5−19−Dと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0336】
参考例5−19−G
(2S,5R)−2−シクロヘキシル−5−(プロパ−1−エン−2−イル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例1−2−Bの代わりに参考例5−19−Fを用い、参考例1−2−Cと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0337】
参考例5−19−H
(2R,5S)−2−(1−シアノ−1−メチルエチル)−5−シクロヘキシルピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例1−6−Bの代わりに参考例5−19−Gを用い、参考例1−6−Cと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0338】
参考例5−19−I
2−[(2R,5S)−5−シクロヘキシルピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル塩酸塩
参考例5−1−Fの代わりに参考例5−19−Hを用い、参考例5−1−Gと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):221(M+H)
【0339】
参考例5−20−A
2−[(2R,5S)−5−(3−フルオロフェニル)−1−(プロパ−2−エン−1−イル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパン酸エチル
参考例5−10−A(100mg)及び炭酸カリウム(297mg)のアセトニトリル(3.5mL)懸濁液に、アリルブロミド(0.137mL)を加え、その混合物を50℃で20時間撹拌した。反応混合物に水を加え、その混合物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜85/15)で精製し、表題化合物(103mg)を得た。
【0340】
参考例5−20−B
2−[(2R,5S)−5−(3−フルオロフェニル)−1−(プロパ−2−エン−1−イル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパン−1−オール
参考例5−10−Aの代わりに参考例5−20−Aを用い、参考例5−10−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0341】
参考例5−20−C
2−[(2R,5S)−5−(3−フルオロフェニル)−1−(プロパ−2−エン−1−イル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパナール
参考例5−13−Aの代わりに参考例5−20−Bを用い、参考例5−13−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0342】
参考例5−20−D
3−[(2R,5S)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]−3−メチルブタン−2−オール
アルゴン雰囲気下、参考例5−20−C(55.0mg)のTHF(2mL)溶液に、氷冷下でメチルマグネシウムブロミド(3.0mol/L,ジエチルエーテル溶液)(0.133mL)を加え、その混合物を同温度で20分間撹拌した。反応混合物に、飽和塩化アンモニウム水溶液をゆっくりと加えた。その混合物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣を1,2−ジクロロエタン(2mL)に溶解した。その混合物に1,3−ジメチルバルビツル酸(93.5mg)及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(23.1mg)を順次加えた。アルゴン雰囲気下、その混合物を50℃で3時間撹拌した。反応混合物に炭酸カリウム水溶液を加えた。数分間撹拌した後、その混合物をジクロロメタンで2回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮して、粗表題化合物(83.8mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):252(M+H)
【0343】
参考例5−21−A
4−(ベンジルオキシ)−N−メトキシ−N−メチルブタンアミド
4−ベンジルオキシ酪酸(3.50g)のジクロロメタン(70mL)溶液に、CDI(3.79g)を加えた。室温で10分間撹拌した後、その混合物にN,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(2.28g)加えた。その混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物に水及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、その混合物をジクロロメタンで2回抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮して、粗表題化合物(4.62g)を得た。
【0344】
参考例5−21−B
4−(ベンジルオキシ)−1−(3−フルオロフェニル)ブタン−1−オン
アルゴン雰囲気下、参考例5−21−A(4.27g)のTHF(90mL)溶液に、−10℃で3−フルオロフェニルマグネシウムブロミド(1.0mol/L,THF溶液)(90mL)を滴下し、その混合物を同温度で70分間撹拌した。反応混合物に−5℃で飽和塩化アンモニウム水溶液及び水を加えた。その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜85/15)で精製し、表題化合物(3.90g)を得た。
【0345】
参考例5−21−C
2−[3−(ベンジルオキシ)プロピル]−2−(3−フルオロフェニル)−1,3−ジオキソラン
参考例5−21−B(2.60g)、エチレングリコール(2.13mL)及びp−トルエンスルホン酸一水和物(0.0908g)のトルエン(50mL)溶液を、ディーンスターク装置を用いて、4時間還流した。室温まで冷ました後、反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び水を加えた。その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮して、粗表題化合物(3.32g)を得た。
【0346】
参考例5−21−D
3−[2−(3−フルオロフェニル)−1,3−ジオキソラン−2−イル]プロパン−1−オール
参考例5−21−C(3.02g)のエタノール(20mL)及びTHF(20mL)溶液に、氷冷下で10%パラジウム−炭素(0.600gwet)を加えた。その混合物を水素雰囲気下、室温で1.5時間撹拌した。反応混合物をセライトろ過し、ろ液を減圧下濃縮して、粗表題化合物(2.12g)を得た。
【0347】
参考例5−21−E
3−[2−(3−フルオロフェニル)−1,3−ジオキソラン−2−イル]プロパナール
参考例5−21−D(1.32g)のジクロロメタン(30mL)溶液に、氷冷下でDMP(2.72g)を加え、その混合物を同温度で1.5時間撹拌した。反応混合物に、1mol/Lチオ硫酸ナトリウム水溶液(20mL)、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(60mL)及び水を加え、その混合物を室温で20分間撹拌した。その混合物をジクロロメタンで2回抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=80/20〜50/50)で精製し、表題化合物(0.869g)を得た。
【0348】
参考例5−21−F
(S)−N−{3−[2−(3−フルオロフェニル)−1,3−ジオキソラン−2−イル]プロピリデン}−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド
参考例5−21−E(150mg)及び(S)−(−)−2−メチル−2−プロパンスルフィンアミド(97.3mg)のTHF(3.4mL)溶液に、チタン(IV)エトキシド(0.196mL)を加え、その混合物を室温で17時間撹拌した。反応混合物に、飽和食塩水(0.196mL)及び酢酸エチル(6.8mL)を順次加えた。数分間撹拌した後、その混合物をセライトろ過し、ろ液を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=80/20〜50/50)で精製し、表題化合物(168mg)を得た。
【0349】
参考例5−21−G
(S)−2−メチル−N−[(2R)−1,1,1−トリフルオロ−4−[2−(3−フルオロフェニル)−1,3−ジオキソラン−2−イル]ブタン−2−イル]プロパン−2−スルフィンアミド
アルゴン雰囲気下、参考例5−21−F(138mg)及びテトラブチルアンモニウムジフルオロトリフェニルシリカート(250mg)のTHF(4.2mL)懸濁液に、−10℃で(トリフルオロメチル)トリメチルシラン(0.075mL)を加えた。その混合物を0℃まで3時間かけてゆっくりと昇温しながら撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液及び水を加え、その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=80/20〜50/50)で精製し、表題化合物(43.6mg)を得た。
【0350】
参考例5−21−H
(2R)−5−(3−フルオロフェニル)−2−(トリフルオロメチル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピロール
参考例5−21−G(40.0mg)のTHF(2mL)及びメタノール(2mL)溶液に、2mol/L塩酸(0.500mL)を加え、その混合物を50℃で16時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び水を加え、その混合物をジクロロメタンで2回抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜80/20)で精製し、表題化合物(15.7mg)を得た。
【0351】
参考例5−21−I
(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピロリジン
参考例5−21−H(15.0mg)のエタノール(1mL)溶液に、氷冷下で5%白金−炭素(6.0mg)を加えた。その混合物を水素雰囲気下、室温で4時間撹拌した。反応混合物をセライトろ過し、ろ液を減圧下濃縮して、表題化合物(14.2mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):234(M+H)
【0352】
参考例5−22−A
rac−(2S,5S)−3,3−ジフルオロ−5−(3−フルオロフェニル)−2−(プロパン−2−イル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例5−5−D(30.0mg)のジクロロメタン(1mL)溶液に、氷冷下でビス(2−メトキシエチル)アミノサルファートリフルオリド(0.038mL)を加え、その混合物を室温で終夜撹拌した。その混合物に、氷冷下でビス(2−メトキシエチル)アミノサルファートリフルオリド(0.038mL)を加え、その混合物を室温で終夜撹拌した。その混合物に、氷冷下でビス(2−メトキシエチル)アミノサルファートリフルオリド(0.038mL)を加え、その混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物に、氷冷下で水をゆっくりと加えた。その混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び炭酸カリウムを加えた。その混合物をジクロロメタンで2回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜80/20)で精製し、表題化合物(12.8mg)を得た。
【0353】
参考例5−22−B
rac−(2S,5S)−3,3−ジフルオロ−5−(3−フルオロフェニル)−2−(プロパン−2−イル)ピロリジン
参考例5−13−Eの代わりに参考例5−22−Aを用い、参考例5−13−Fと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):244(M+H)
【0354】
参考例5−23−A
rac−(2S,3R,5S)−3−(アセチルオキシ)−5−(3−フルオロフェニル)−2−(プロパン−2−イル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例5−5−E(92.4mg)及びトリフェニルホスフィン(97.4mg)のTHF(3mL)溶液に、氷冷下でアゾジカルボン酸ジイソプロピル(約1.9mol/L,トルエン溶液)(0.195mL)を加えた。氷冷下で20分間撹拌した後、その混合物に酢酸(0.021mL)を加えた。室温で2時間撹拌した後、反応混合物を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=50/50〜0/100)で精製し、表題化合物(29.6mg)を得た。
【0355】
参考例5−23−B
rac−(2S,3R,5S)−5−(3−フルオロフェニル)−2−(プロパン−2−イル)ピロリジン−3−イルアセタート
参考例5−13−Eの代わりに参考例5−23−Aを用い、参考例5−13−Fと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):266(M+H)
【0356】
参考例5−24−A
rac−(2S,3S,5S)−5−(3−フルオロフェニル)−3−メトキシ−2−(プロパン−2−イル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例5−5−E(50.0mg)のDMF(1.5mL)溶液に、氷冷下で水素化ナトリウム(約60%)(9.0mg)を加えた。氷冷下で20分間撹拌した後、その混合物にヨードメタン(0.014mL)を加えた。室温で2時間撹拌した後、反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液及び水を加えた。その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜80/20)で精製し、表題化合物(34.8mg)を得た。
【0357】
参考例5−24−B
rac−(2S,3S,5S)−5−(3−フルオロフェニル)−3−メトキシ−2−(プロパン−2−イル)ピロリジン
参考例5−13−Eの代わりに参考例5−24−Aを用い、参考例5−13−Fと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):238(M+H)
【0358】
参考例5−25−A
rac−(2S,3R,5S)−5−(3−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−2−(プロパン−2−イル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例5−23−A(85.0mg)のメタノール(1mL)溶液に、2mol/L水酸化ナトリウム水溶液(0.345mL)を加え、その混合物を40℃で1時間撹拌した。反応混合物に2mol/L塩酸(0.383mL)を加えた。その混合物に水及びジクロロメタンを加えた。有機層を分離した。水層をジクロロメタンで抽出し、抽出物を前記有機層と合わせた。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮して、粗表題化合物(79.8mg)を得た。
【0359】
参考例5−25−B
rac−(2S,3R,5S)−5−(3−フルオロフェニル)−3−メトキシ−2−(プロパン−2−イル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例5−5−Eの代わりに参考例5−25−Aを用い、参考例5−24−Aと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0360】
参考例5−25−C
rac−(2S,3R,5S)−5−(3−フルオロフェニル)−3−メトキシ−2−(プロパン−2−イル)ピロリジン
参考例5−13−Eの代わりに参考例5−25−Bを用い、参考例5−13−Fと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):238(M+H)
【0361】
参考例5−26−A
(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例5−19−Bの代わりに参考例1−1−Cを用い、参考例5−19−Cと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0362】
参考例5−26−B
(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−ホルミルピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例5−19−Cの代わりに参考例5−26−Aを用い、参考例5−19−Dと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0363】
参考例5−26−C
(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(2,2,2−トリフルオロ−1−ヒドロキシエチル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例5−26−B(176mg)及び(トリフルオロメチル)トリメチルシラン(0.107mL)のTHF(2mL)溶液に、TBAF(約1mol/L,THF溶液)(0.018mL)を加え、その混合物を室温で1時間撹拌した。その混合物にTBAF(約1mol/L,THF溶液)(1.20mL)を加えた。室温で終夜撹拌した後、反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水及びジクロロメタンを加えた。有機層を分離し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=85/15〜55/45)で精製し、表題化合物(164mg)を得た。
【0364】
参考例5−26−D
(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例5−26−C(164mg)及びDMAP(110mg)のトルエン(3.3mL)溶液に、クロロチオノぎ酸フェニル(0.086mL)を加え、その混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物をセライトろ過し、ろ液を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜70/30)で精製した。得られた化合物(54.0mg)をトルエン(2mL)に溶解した。その混合物をアルゴン置換した後、80℃に加温した。その混合物に水素化トリブチルすず(0.115mL)及び2,2’−アゾビス(イソブチロニトリル)(17.8mg)のトルエン(1mL)懸濁液を少量ずつ加えた。その混合物を80℃で1時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜80/20)で精製し、表題化合物(19.2mg)を得た。
【0365】
参考例5−26−E
(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピロリジン塩酸塩
参考例5−1−Fの代わりに参考例5−26−Dを用い、参考例5−1−Gと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):248(M+H)
【0366】
参考例5−27−A
N−[(1S)−1−[(2R,5S)−5−(3−フルオロフェニル)−1−(プロパ−2−エン−1−イル)ピロリジン−2−イル]エチル]アセトアミド
参考例5−2−D(200mg)、4mol/L塩化水素−酢酸エチル溶液(2mL)及び酢酸エチル(6mL)の混合物を、室温で13時間撹拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び水を加え、その混合物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をTHF(2mL)に溶解した。その混合物に氷冷下でDIPEA(0.148mL)及びアセチルクロリド(0.052mL)を順次加えた。室温で1時間撹拌した後、反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び水を加え、その混合物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=70/30〜50/50)で精製し、表題化合物(59.0mg)を得た。
【0367】
参考例5−27−B
N−[(1S)−1−[(2R,5S)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]エチル]アセトアミド
アルゴン雰囲気下、参考例5−27−A(58.0mg)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(23.0mg)及び1,3−ジメチルバルビツル酸(93.6mg)の1,2−ジクロロエタン(2mL)溶液を、50℃で1時間撹拌した。反応混合物にジクロロメタン(5mL)を加え、次いで炭酸カリウム(275mg)の水(3mL)溶液を加えた。数分間撹拌した後、有機層を分離し、減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=50/50〜0/100)で精製し、表題化合物(50.0mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):251(M+H)
【0368】
参考例5−28−A
N−[(1S)−1−[(2R,5S)−5−(3−フルオロフェニル)−1−(プロパ−2−エン−1−イル)ピロリジン−2−イル]エチル]−N−メチルアセトアミド
参考例5−27−A(68.0mg)のDMF(1.5mL)溶液に、氷冷下で水素化ナトリウム(約60%)(15.0mg)を加えた。氷冷下で30分間撹拌した後、その混合物にヨードメタン(0.029mL)を加えた。室温で6時間撹拌した後、その混合物に氷冷下で水素化ナトリウム(約60%)(15.0mg)を加えた。氷冷下で30分間撹拌した後、その混合物にヨードメタン(0.029mL)を加えた。室温で14時間撹拌した後、反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加えた。その混合物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を水及び飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=50/50〜0/100)で精製し、表題化合物(65.0mg)を得た。
【0369】
参考例5−28−B
N−[(1S)−1−[(2R,5S)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]エチル]−N−メチルアセトアミド
参考例5−27−Aの代わりに参考例5−28−Aを用い、参考例5−27−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):265(M+H)
【0370】
参考例5−29−A
(2R,5S)−2−(1,1−ジフルオロエチル)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例1−2−B(445mg)のジクロロメタン(15mL)溶液に、氷冷下でビス(2−メトキシエチル)アミノサルファートリフルオリド(2.67mL)を滴下し、その混合物を室温で100時間撹拌した。反応混合物を氷水中に注ぎ、その混合物に炭酸カリウム(10.0g)を加えた。その混合物をしばらくの間撹拌した後、ジクロロメタンで2回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜80/20)で精製し、表題化合物(125mg)を得た。
【0371】
参考例5−29−B
(2R,5S)−2−(1,1−ジフルオロエチル)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン
参考例5−13−Eの代わりに参考例5−29−Aを用い、参考例5−13−Fと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):230(M+H)
【0372】
参考例5−30−A
(S)−N−[(1R)−3−[2−(3−クロロフェニル)−1,3−ジオキソラン−2−イル]−1−(3−シアノオキセタン−3−イル)プロピル]−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド
アルゴン雰囲気下、LDA(1.13mol/L,THF溶液)(0.550mL)のTHF(3mL)溶液に、−78℃でオキセタン−3−カルボニトリル(0.048mL)のTHF(0.6mL)溶液を加えた。同温度で30分間撹拌した後、その混合物に−78℃で参考例1−8−B(100mg)のTHF(0.6mL)溶液を加えた。−78℃で2時間撹拌した後、反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液、水及びジクロロメタンを加え、その混合物を撹拌した。有機層を分離し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=60/40〜0/100)で精製し、表題化合物(29.1mg)を得た。
【0373】
参考例5−30−B
3−[(2R,5S)−5−(3−クロロフェニル)ピロリジン−2−イル]オキセタン−3−カルボニトリル
参考例5−30−A(29.1mg)、THF(1mL)及び濃塩酸(1mL)の混合物を室温で30分間撹拌した。反応混合物に、氷冷下で5mol/L水酸化ナトリウム水溶液(2.5mL)を加え、その混合物を撹拌した。その混合物にジクロロメタン及び水を加えた。有機層を分離し、減圧下濃縮して粗3−[(2R)−5−(3−クロロフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピロール−2−イル]オキセタン−3−カルボニトリル(21.4mg)を得た。アルゴン雰囲気下、得られた化合物のエタノール(3mL)溶液に、氷冷下で5%白金−炭素(40.0mg)を加えた。その混合物を水素雰囲気下、室温で3時間撹拌した。反応混合物をセライトろ過し、ろ液を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=80/20〜50/50)で精製し、表題化合物(10.0mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):263(M+H)
【0374】
参考例5−31−A
(2R,5S)−5−(3−クロロフェニル)−N−メトキシ−N−メチルピロリジン−2−カルボキサミド
参考例5−16−Cの代わりに参考例1−6−Aを用い、参考例5−16−Dと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0375】
参考例5−31−B
(2R,5S)−5−(3−クロロフェニル)−N−メトキシ−N−メチル−1−(プロパ−2−エン−1−イル)ピロリジン−2−カルボキサミド
参考例5−31−A(200mg)、アリルブロミド(0.126mL)、炭酸カリウム(257mg)及びアセトニトリル(3.0mL)の混合物を、50℃で2時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物をろ過し、不溶物をろ去した。ろ液を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜0/100)で精製し、表題化合物(209mg)を得た。
【0376】
参考例5−31−C
1−[(2R,5S)−5−(3−クロロフェニル)−1−(プロパ−2−エン−1−イル)ピロリジン−2−イル]エタン−1−オン
参考例1−10−Dの代わりに参考例5−31−Bを用い、参考例1−10−Eと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0377】
参考例5−31−D
(S)−N−[(1S)−1−[(2R,5S)−5−(3−クロロフェニル)−1−(プロパ−2−エン−1−イル)ピロリジン−2−イル]エチル]−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド
参考例5−2−Cの代わりに参考例5−31−Cを用い、参考例5−2−Dと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0378】
参考例5−31−E
(1S)−1−[(2R,5S)−5−(3−クロロフェニル)−1−(プロパ−2−エン−1−イル)ピロリジン−2−イル]エタン−1−アミン
参考例5−31−D(80.0mg)及び4mol/L塩化水素−1,4−ジオキサン溶液(1mL)の混合物を、室温で2時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣にジクロロメタン及び炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた。有機層を分離し、減圧下濃縮して、表題化合物(51.0mg)を得た。
【0379】
参考例5−31−F
1−[(1S)−1−[(2R,5S)−5−(3−クロロフェニル)−1−(プロパ−2−エン−1−イル)ピロリジン−2−イル]エチル]ピロリジン−2−オン
参考例5−31−E(32.0mg)、トリエチルアミン(0.019mL)及びTHF(1mL)の混合物に、氷冷下で4−クロロブチリルクロリド(0.015mL)を加えた。30分間撹拌した後、反応混合物をろ過し、不溶物をろ去した。ろ液を減圧下濃縮した。残渣及びTHF(1mL)の混合物に、氷冷下でカリウムtert−ブトキシド(67.8mg)を加えた。室温で1時間撹拌した後、反応混合物に酢酸エチル及び水を加えた。有機層を分離した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜0/100)で精製し、表題化合物(20.0mg)を得た。
【0380】
参考例5−31−G
1−[(1S)−1−[(2R,5S)−5−(3−クロロフェニル)ピロリジン−2−イル]エチル]ピロリジン−2−オン
参考例5−2−Dの代わりに参考例5−31−Fを用い、参考例5−2−Eと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):293(M+H)
【0381】
参考例5−32−A
(2S,5R)−2−(3,5−ジフルオロフェニル)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例5−8−Eの代わりに参考例1−10−Cを用い、参考例5−8−Fと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0382】
参考例5−32−B
2−[(2R,5S)−5−(3,5−ジフルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]プロパン−2−オール
参考例5−32−A(528mg)及び4mol/L塩化水素−酢酸エチル溶液(5.0mL)の混合物を、室温で1時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣に酢酸エチル及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた。有機層を分離した。水層を酢酸エチルで抽出し、抽出物を前記有機層と合わせた。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮して、表題化合物(315mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):242(M+H)
【0383】
参考例5−33−A
4−(ベンジルオキシ)−1−(3−フルオロフェニル)−2−ヒドロキシブタン−1−オン
アルゴン雰囲気下、参考例5−21−B(500mg)、NBS(65.4mg)及びDMSO(3.65mL)の混合物を、60℃で24時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物に酢酸エチル、1mol/Lチオ硫酸ナトリウム水溶液及び水を加えた。有機層を分離した。有機層を水及び飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=90/10〜70/30)で精製し、表題化合物(242mg)を得た。
【0384】
参考例5−33−B
3−(ベンジルオキシ)−1−[2−(3−フルオロフェニル)−1,3−ジオキソラン−2−イル]プロパン−1−オール
参考例5−33−A(0.870g)、エチレングリコール(1.70mL)及びp−トルエンスルホン酸一水和物(0.0574g)のトルエン(17.4mL)溶液を、ディーンスターク装置を用いて、2時間還流した。室温まで冷ました後、反応混合物に酢酸エチル、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び水を加えた。有機層を分離した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=75/25〜50/50)で精製し、表題化合物(0.985g)を得た。
【0385】
参考例5−33−C
3−[(tert−ブチルジメチルシリル)オキシ]−1−[2−(3−フルオロフェニル)−1,3−ジオキソラン−2−イル]プロパン−1−オール
アルゴン雰囲気下、参考例5−33−B(0.984g)のエタノール(9.8mL)溶液に、氷冷下で10%パラジウム−炭素(0.246gwet)を加えた。その混合物を水素雰囲気下、室温で1.5時間撹拌した。反応混合物をセライトろ過し、ろ液を減圧下濃縮して、粗1−[2−(3−フルオロフェニル)−1,3−ジオキソラン−2−イル]プロパン−1,3−ジオール(0.882g)を得た。得られた化合物及びtert−ブチルジメチルクロロシラン(0.468g)のDMF(7.2mL)溶液に、イミダゾール(0.241g)を加え、その混合物を室温で4時間撹拌した。反応混合物に酢酸エチル及び水を加えた。有機層を分離した。有機層を水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=80/20〜60/40)で精製し、表題化合物(1.05g)を得た。
【0386】
参考例5−33−D
[3−(ベンジルオキシ)−3−[2−(3−フルオロフェニル)−1,3−ジオキソラン−2−イル]プロポキシ](tert−ブチル)ジメチルシラン
アルゴン雰囲気下、参考例5−33−C(1.05g)、ベンジルブロミド(0.460mL)及びテトラブチルアンモニウムヨージド(1.42g)のDMF(21mL)溶液に、氷冷下で水素化ナトリウム(約60%)(155mg)を加えた。その混合物を室温まで徐々に昇温し、終夜撹拌した。反応混合物に、酢酸エチル及び水を加えた。有機層を分離した。有機層を水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=92/8〜80/20)で精製し、表題化合物(1.06g)を得た。
【0387】
参考例5−33−E
3−(ベンジルオキシ)−3−[2−(3−フルオロフェニル)−1,3−ジオキソラン−2−イル]プロパン−1−オール
アルゴン雰囲気下、参考例5−33−D(1.06g)のTHF(10.5mL)溶液に、TBAF(約1mol/L,THF溶液)(3.60mL)を加え、その混合物を室温で6時間撹拌した。反応混合物に酢酸エチル及び飽和塩化アンモニウム水溶液を加えた。有機層を分離した。水層を酢酸エチルで抽出し、抽出物を前記有機層と合わせた。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=70/30〜50/50)で精製し、表題化合物(0.790g)を得た。
【0388】
参考例5−33−F
3−(ベンジルオキシ)−3−[2−(3−フルオロフェニル)−1,3−ジオキソラン−2−イル]プロパナール
参考例5−21−Dの代わりに参考例5−33−Eを用い、参考例5−21−Eと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0389】
参考例5−33−G
(S)−N−[3−(ベンジルオキシ)−3−[2−(3−フルオロフェニル)−1,3−ジオキソラン−2−イル]プロピリデン]−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド
参考例5−21−Eの代わりに参考例5−33−Fを用い、参考例5−21−Fと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0390】
参考例5−33−H
(S)−N−[(2R)−4−(ベンジルオキシ)−1−シアノ−4−[2−(3−フルオロフェニル)−1,3−ジオキソラン−2−イル]−1,1−ジメチルブタン−2−イル]−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド
アルゴン雰囲気下、イソブチロニトリル(0.290mL)のTHF(14mL)溶液に、−78℃でLDA(1.13mol/L,THF溶液)(3.0mL)を滴下した。−78℃で5分間撹拌した後、その混合物にHMPA(1.10mL)を加えた。−78℃で15分間撹拌した後、その混合物に参考例5−33−G(700mg)のTHF(7mL)溶液を加えた。−78℃で40分間撹拌した後、反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液及び水を加えた。その混合物に酢酸エチル及び水を加えた。有機層を分離した。水層を酢酸エチルで抽出し、抽出物を前記有機層と合わせた。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=70/30〜40/60)で精製し、表題化合物(830mg)を得た。
【0391】
参考例5−33−I
2−[(2R,4R)−4−(ベンジルオキシ)−5−(3−フルオロフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピロール−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
アルゴン雰囲気下、参考例5−33−H(937mg)、THF(4.7mL)、及び濃塩酸(4.7mL)の混合物を、45℃で1.5時間撹拌した。更にその混合物を60℃で4時間、70℃で4時間撹拌した。反応混合物に、氷冷下で5mol/L水酸化ナトリウム水溶液(10mL)を加え、その混合物を撹拌した。その混合物に酢酸エチルを加えた後、有機層を分離した。水層を酢酸エチルで抽出し、抽出物を前記有機層と合わせた。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=85/15〜65/35)で精製し、先に溶出した2−[(2R,4S)−4−(ベンジルオキシ)−5−(3−フルオロフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピロール−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル(115mg)及び後に溶出した表題化合物(273mg)をそれぞれ得た。
【0392】
参考例5−33−J
2−[(2R,4R,5R)−4−(ベンジルオキシ)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
参考例5−33−I(29.9mg)のメタノール(1.2mL)溶液に、デカボラン(8.2mg)を加え、その混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物に酢酸エチル及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた。有機層を分離した。水層を酢酸エチルで抽出し、抽出物を前記有機層と合わせた。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=85/15〜60/40)で精製し、表題化合物(25.6mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):339(M+H)
【0393】
参考例5−34−A
(2R)−2−{[(tert−ブトキシ)カルボニル]アミノ}−5−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−5−オキソペンタン酸エチル
アルゴン雰囲気下、マグネシウム(434mg)及びTHF(2mL)の混合物に微量のよう素を加えた。その混合物を60℃に加温した後、4−ブロモ−2−クロロ−1−フルオロベンゼン(3.58g)のTHF(6.5mL)溶液を滴下した(滴下の間、温度を65℃に保った)。その混合物を60℃で30分間撹拌した後、室温まで冷まして(3−クロロ−4−フルオロフェニル)マグネシウムブロミドを得た。アルゴン雰囲気下、(R)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−5−オキソピロリジン−2−カルボン酸エチル(2.00g)のTHF(25mL)溶液に、−40℃で前記得られた(3−クロロ−4−フルオロフェニル)マグネシウムブロミドを加えた。その混合物を−40℃で1時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液(20mL)及び水(10mL)を加えた。室温で2時間撹拌した後、その混合物に酢酸エチル及び水を加えた。有機層を分離した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=90/10〜60/40)で精製し、表題化合物(2.79g)を得た。
【0394】
参考例5−34−B
(2R,5S)−5−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)ピロリジン−2−カルボン酸エチル
参考例5−34−A(2.79g)の酢酸エチル(16.8mL)溶液に、室温で4mol/L塩化水素−酢酸エチル溶液(16.8mL)を加え、その混合物を同温度で2時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣に酢酸エチル、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び水を加えた。有機層を分離した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮して(2R)−5−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピロール−2−カルボン酸エチル(1.81g)を得た。10%白金−炭素(0.360gwet)のエタノール(18mL)懸濁液に、氷冷下、前記得られた化合物のエタノール(9mL)溶液を加えた。その混合物を水素雰囲気下、室温で3.5時間撹拌した。反応混合物をセライトろ過し、ろ液を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=80/20〜50/50)で精製し、表題化合物(1.20g)を得た。
【0395】
参考例5−34−C
(2R,5S)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−5−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)ピロリジン−2−カルボン酸エチル
参考例1−1−Bの代わりに参考例5−34−Bを用い、参考例1−1−Cと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0396】
参考例5−34−D
(2S,5R)−2−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−5−[メトキシ(メチル)カルバモイル]ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例1−1−Cの代わりに参考例5−34−Cを用い、参考例1−2−Aと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0397】
参考例5−34−E
(2R,5S)−2−アセチル−5−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
アルゴン雰囲気下、参考例5−34−D(1.30g)のTHF(13mL)溶液に、氷冷下でメチルマグネシウムブロミド(3.0mol/L,ジエチルエーテル溶液)(2.20mL)を加え、その混合物を同温度で1時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液及び水を加えた。その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮して粗表題化合物(1.22g)を得た。
【0398】
参考例5−34−F
(2S,5R)−2−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−5−(プロパ−1−エン−2−イル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例1−2−Bの代わりに参考例5−34−Eを用い、参考例1−2−Cと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0399】
参考例5−34−G
(2S,5R)−2−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例1−7−Bの代わりに参考例5−34−Fを用い、参考例1−7−Cと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0400】
参考例5−34−H
2−[(2R,5S)−5−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
参考例5−11−Gの代わりに参考例5−34−Gを用い、参考例5−11−Hと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):267(M+H)
【0401】
参考例5−35−A
(2R)−2−{[(tert−ブトキシ)カルボニル]アミノ}−5−(5−クロロ−2−フルオロフェニル)−5−オキソペンタン酸エチル
4−ブロモ−2−クロロ−1−フルオロベンゼンの代わりに2−ブロモ−4−クロロ−1−フルオロベンゼンを用い、参考例5−34−Aと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0402】
参考例5−35−B
(2R,5S)−5−(5−クロロ−2−フルオロフェニル)ピロリジン−2−カルボン酸エチル
参考例5−34−Aの代わりに参考例5−35−Aを用い、参考例5−34−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0403】
参考例5−35−C
(2R,5S)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−5−(5−クロロ−2−フルオロフェニル)ピロリジン−2−カルボン酸エチル
参考例1−1−Bの代わりに参考例5−35−Bを用い、参考例1−1−Cと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0404】
参考例5−35−D
(2S,5R)−2−(5−クロロ−2−フルオロフェニル)−5−[メトキシ(メチル)カルバモイル]ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例1−1−Cの代わりに参考例5−35−Cを用い、参考例1−2−Aと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0405】
参考例5−35−E
(2R,5S)−2−アセチル−5−(5−クロロ−2−フルオロフェニル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例5−34−Dの代わりに参考例5−35−Dを用い、参考例5−34−Eと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0406】
参考例5−35−F
(2S,5R)−2−(5−クロロ−2−フルオロフェニル)−5−(プロパ−1−エン−2−イル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例1−2−Bの代わりに参考例5−35−Eを用い、参考例1−2−Cと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0407】
参考例5−35−G
(2S,5R)−2−(5−クロロ−2−フルオロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
アルゴン雰囲気下、参考例5−35−F(203mg)、参考例1−3−A(10.8mg)、p−トルエンスルホニルシアニド(325mg)及びエタノール(3.0mL)の混合物に、フェニルシラン(0.095mL)を加えた。アルゴン雰囲気下、その混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物をろ過し、不溶物をろ去した。ろ液を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜80/20)で精製し、表題化合物(159mg)を得た。
【0408】
参考例5−35−H
2−[(2R,5S)−5−(5−クロロ−2−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
参考例1−7−Cの代わりに参考例5−35−Gを用い、参考例1−7−Dと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):267(M+H)
【0409】
参考例5−36−A
(2R)−2−{[(tert−ブトキシ)カルボニル]アミノ}−5−(3−クロロ−5−フルオロフェニル)−5−オキソペンタン酸エチル
3−フルオロフェニルマグネシウムブロミドの代わりに3−クロロ−5−フルオロフェニルマグネシウムブロミドを用い、参考例1−1−Aと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0410】
参考例5−36−B
(2R)−5−(3−クロロ−5−フルオロフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピロール−2−カルボン酸エチル
参考例5−36−A(2.35g)の酢酸エチル(8mL)溶液に、室温で4mol/L塩化水素−酢酸エチル溶液(4.8mL)を加え、その混合物を同温度で3時間撹拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、その混合物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=90/10〜60/40)で精製し、表題化合物(1.44g)を得た。
【0411】
参考例5−36−C
(2R,5S)−5−(3−クロロ−5−フルオロフェニル)ピロリジン−2−カルボン酸エチル
参考例5−36−B(1.14g)、10%白金−炭素(0.114gwet)及びエタノール(11.5mL)の混合物を水素雰囲気下、室温で3時間撹拌した。反応混合物をセライトろ過し、ろ液を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=95/5〜70/30)で精製し、表題化合物(0.710g)を得た。
【0412】
参考例5−36−D
(2R,5S)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−5−(3−クロロ−5−フルオロフェニル)ピロリジン−2−カルボン酸エチル
参考例5−36−C(0.887g)のTHF(8mL)溶液に、室温でトリエチルアミン(0.683mL)及び二炭酸ジ−tert−ブチル(0.783g)を加え、その混合物を1時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=95/5〜70/30)で精製し、表題化合物(1.24g)を得た。
【0413】
参考例5−36−E
(2R,5S)−2−アセチル−5−(3−クロロ−5−フルオロフェニル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
アルゴン雰囲気下、参考例5−36−D(1.21g)のTHF(8.4mL)溶液に、−50℃でN,O−ジメチルヒドロキシルアミン塩酸塩(0.637g)を加えた。その混合物に−50℃でイソプロピルマグネシウムクロリド(2.0mol/L,THF溶液)(6.53mL)を滴下した。その混合物を氷塩浴下で1時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、その混合物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮して粗(2S,5R)−2−(3−クロロ−5−フルオロフェニル)−5−[メトキシ(メチル)カルバモイル]ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.42g)を得た。アルゴン雰囲気下、得られた化合物のTHF(13mL)溶液に、氷冷下でメチルマグネシウムブロミド(3.0mol/L,ジエチルエーテル溶液)(2.18mL)を加えた。氷冷下で1時間撹拌した後、その混合物にメチルマグネシウムブロミド(3.0mol/L,ジエチルエーテル溶液)(0.500mL)を加えた。氷冷下でしばらくの間撹拌した後、反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液及び水を加えた。室温で30分間撹拌した後、その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=90/10〜40/60)で精製し、表題化合物(0.920g)を得た。
【0414】
参考例5−36−F
(2S,5R)−2−(3−クロロ−5−フルオロフェニル)−5−(プロパ−1−エン−2−イル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例1−2−Bの代わりに参考例5−36−Eを用い、参考例1−2−Cと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0415】
参考例5−36−G
(2S,5R)−2−(3−クロロ−5−フルオロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例1−7−Bの代わりに参考例5−36−Fを用い、参考例1−7−Cと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0416】
参考例5−36−H
2−[(2R,5S)−5−(3−クロロ−5−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
参考例1−7−Cの代わりに参考例5−36−Gを用い、参考例1−7−Dと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):267(M+H)
【0417】
参考例5−37−A
[4−(ベンジルオキシ)ブトキシ](tert−ブチル)ジフェニルシラン
4−ベンジルオキシ−1−ブタノール(1.94mL)のジクロロメタン(50mL)溶液に、氷冷下でtert−ブチルジフェニルクロロシラン(3.42mL)、トリエチルアミン(2.31mL)及びDMAP(0.0136g)を加え、その混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物に水を加え、ジクロロメタンで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=95/5〜85/15)で精製し、表題化合物(4.20g)を得た。
【0418】
参考例5−37−B
4−[(tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ]ブタン−1−オール
アルゴン雰囲気下、参考例5−37−A(4.20g)のエタノール(42mL)溶液に、氷冷下で10%パラジウム−炭素(420mgwet)及び酢酸(2.41g)を加えた。その混合物を水素雰囲気下、室温で4時間撹拌した。反応混合物をセライトろ過し、ろ液を減圧下濃縮した。残渣をエタノール(42mL)に溶解した。その混合物に10%パラジウム−炭素(420mgwet)及び酢酸(2.41g)を加えた。その混合物を水素雰囲気下、室温で終夜撹拌した。反応混合物をセライトろ過し、ろ液を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=80/20〜50/50)で精製し、表題化合物(1.39g)を得た。
【0419】
参考例5−37−C
4−[(tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ]ブタナール
アルゴン雰囲気下、参考例5−37−B(1.39g)、TEMPO(0.0133g)、臭化カリウム(0.0507g)、ジクロロメタン(6mL)及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(6mL)の混合物に、氷冷下で次亜塩素酸ナトリウム五水和物(0.771g)の水(4mL)溶液及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(1mL)の混合物を滴下した。その混合物を氷冷下で30分間撹拌した。反応混合物に1mol/Lチオ硫酸ナトリウム水溶液(5mL)を加えた。室温で5分間撹拌した後、その混合物を酢酸エチルで抽出した。水層を酢酸エチルで抽出し、抽出物を前記有機層と合わせた。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮して、表題化合物(1.30g)を得た。
【0420】
参考例5−37−D
(S)−N−{4−[(tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ]ブチリデン}−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド
参考例5−37−C(1.30g)及び(S)−(−)−2−メチル−2−プロパンスルフィンアミド(0.483g)のトルエン(13mL)溶液に、硫酸銅(II)(0.382g)を加え、その混合物を60℃で4時間撹拌した。反応混合物をろ過し、ろ液を減圧下濃縮して、表題化合物(1.69g)を得た。
【0421】
参考例5−37−E
(S)−N−[(2R)−5−[(tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ]−1−シアノ−1,1−ジメチルペンタン−2−イル]−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド
アルゴン雰囲気下、LDA(1.13mol/L,THF溶液)(12.2mL)に、氷冷下でイソブチロニトリル(1.24mL)を加えた。その混合物を氷冷下で10分間撹拌した。−78℃に冷却した後、その混合物に参考例5−37−D(1.69g)のTHF(3.5mL)溶液を滴下した。その混合物を−78℃で1時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液及び水を加え、その混合物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、表題化合物(1.35g)を得た。
【0422】
参考例5−37−F
(3R)−3−アミノ−6−ヒドロキシ−2,2−ジメチルヘキサンニトリル
アルゴン雰囲気下、参考例5−37−E(1.35g)のTHF(2.7mL)懸濁液に、氷冷下で濃塩酸(2.27mL)をゆっくりと加えた。その混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物に氷塩浴下で5mol/L水酸化ナトリウム水溶液(5.4mL)を加えた。その混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び酢酸エチルを加えた。水層を分離した。水層を減圧下濃縮した。残渣にジクロロメタン及び無水硫酸マグネシウムを加えた。20分間撹拌した後、その混合物をろ過し、ろ液を減圧下濃縮して、表題化合物(0.414g)を得た。
【0423】
参考例5−37−G
N−[(2R)−1−シアノ−5−ヒドロキシ−1,1−ジメチルペンタン−2−イル]カルバミン酸tert−ブチル
参考例5−37−F(414mg)のTHF(3mL)溶液に、二炭酸ジ−tert−ブチル(637mg)のTHF(1mL)溶液を加えた。室温で1時間撹拌した後、反応混合物を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=50/50〜30/70)で精製し、表題化合物(357mg)を得た。
【0424】
参考例5−37−H
(2R)−2−(1−シアノ−1−メチルエチル)−5−オキソピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチル
参考例5−37−G(250mg)のジクロロメタン(3mL)溶液に、氷冷下で2−ヒドロキシ−2−アザアダマンタン(15.0mg)及びヨードベンゼンジアセタート(691mg)を加え、その混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物にチオ硫酸ナトリウム水溶液を加え、その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=80/20〜50/50)で精製し、表題化合物(230mg)を得た。
【0425】
参考例5−37−I
2−[(2R)−5−(3−ブロモフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピロール−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
アルゴン雰囲気下、1−ブロモ−3−ヨードベンゼン(0.112mL)のTHF(1.0mL)溶液に、−40℃でイソプロピルマグネシウムクロリド(2.0mol/L,THF溶液)(0.415mL)を滴下した。−40℃で10分間撹拌した後、その混合物に参考例5−37−H(104mg)のTHF(1.0mL)溶液を、ゆっくりと加えた。同温度で20分間撹拌した後、反応混合物に室温で飽和塩化アンモニウム水溶液及び水を加えた。室温で終夜撹拌した後、その混合物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮して、粗N−[(2R)−5−(3−ブロモフェニル)−1−シアノ−1,1−ジメチル−5−オキソペンタン−2−イル]カルバミン酸tert−ブチル(213mg)を得た。得られた化合物及び4mol/L塩化水素−酢酸エチル溶液(2mL)の混合物を、室温で5時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣に酢酸エチル及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた。有機層を分離した。水層を酢酸エチルで抽出し、抽出物を前記有機層と合わせた。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=80/20)で精製し、表題化合物(100mg)を得た。
【0426】
参考例5−37−J
2−[(2R,5S)−5−(3−ブロモフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
参考例5−37−I(100mg)のTHF(1mL)及び酢酸(0.197mL)溶液に、ナトリウムトリアセトキシボロヒドリド(109mg)を加え、その混合物を45℃で1.5時間撹拌した。反応混合物に氷冷下で5mol/L水酸化ナトリウム水溶液(1.0mL)をゆっくりと加えた。その混合物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮して、粗表題化合物(110mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):293(M+H)
【0427】
参考例5−38−A
(S)−N−{[(2R,5S)−5−(3−クロロフェニル)−1−(プロパ−2−エン−1−イル)ピロリジン−2−イル]メチリデン}−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド
アルゴン雰囲気下、参考例5−31−B(1.00g)のTHF(10mL)溶液に、氷冷下でジルコノセンクロリドヒドリド(1.50g)を加えた。室温で1.5時間撹拌した後、その混合物に(S)−(−)−2−メチル−2−プロパンスルフィンアミド(0.784g)を加えた。60℃で3.5時間撹拌した後、反応混合物を酢酸エチルで希釈し、その混合物をセライトろ過した。ろ液を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜80/20)で精製し、表題化合物(0.652g)を得た。
【0428】
参考例5−38−B
(S)−N−{1−[(2R,5S)−5−(3−クロロフェニル)−1−(プロパ−2−エン−1−イル)ピロリジン−2−イル]−2,2,2−トリフルオロエチル}−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド
アルゴン雰囲気下、参考例5−38−A(534mg)及びテトラブチルアンモニウムジフルオロトリフェニルシリカート(899mg)のTHF(10mL)懸濁液に、氷冷下で(トリフルオロメチル)トリメチルシラン(0.269mL)を加え、その混合物を室温で3時間撹拌した。その混合物に氷冷下でテトラブチルアンモニウムジフルオロトリフェニルシリカート(899mg)及び(トリフルオロメチル)トリメチルシラン(0.269mL)を加え、その混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液及び水を加え、その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜80/20)で精製し、表題化合物(425mg)を得た。
【0429】
参考例5−38−C
N−{1−[(2R,5S)−5−(3−クロロフェニル)−1−(プロパ−2−エン−1−イル)ピロリジン−2−イル]−2,2,2−トリフルオロエチル}アセトアミド
参考例5−38−B(425mg)のメタノール(3mL)溶液に、4mol/L塩化水素−1,4−ジオキサン溶液(3mL)を加え、その混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣、ピリジン(0.243mL)及びトリエチルアミン(0.420mL)のジクロロメタン(10mL)溶液に、氷冷下で無水酢酸(0.142mL)を加え、その混合物を室温で5時間撹拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び水を加え、その混合物をジクロロメタンで2回抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜70/30)で精製し、表題化合物(283mg)を得た。
【0430】
参考例5−38−D
N−{1−[(2R,5S)−5−(3−クロロフェニル)−1−(プロパ−2−エン−1−イル)ピロリジン−2−イル]−2,2,2−トリフルオロエチル}−N−メチルアセトアミド
参考例5−38−C(180mg)のDMF(2mL)溶液に、氷冷下で水素化ナトリウム(約60%)(31.0mg)を加えた。同温度で30分間撹拌した後、その混合物にヨードメタン(0.062mL)を加えた。室温で1.5時間撹拌した後、反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液及び水を加えた。その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=80/20〜60/40)で精製し、表題化合物(175mg)を得た。
【0431】
参考例5−38−E
N−{1−[(2R,5S)−5−(3−クロロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2,2,2−トリフルオロエチル}−N−メチルアセトアミド
参考例5−27−Aの代わりに参考例5−38−Dを用い、参考例5−27−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):335(M+H)
【0432】
参考例5−39−A
[(1S)−1−[(2R,5S)−5−(3−クロロフェニル)−1−(プロパ−2−エン−1−イル)ピロリジン−2−イル]エチル](2,2,2−トリフルオロエチル)アミン
参考例5−31−D(200mg)のメタノール(1mL)溶液に、4mol/L塩化水素−1,4−ジオキサン溶液(1mL)を加え、その混合物を室温で2.5時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣にTHF(2mL)及びDMF(1mL)を加えた。その混合物に氷冷下でDIPEA(0.579mL)及びトリフルオロメタンスルホン酸2,2,2−トリフルオロエチル(0.234mL)を加えた。その混合物を室温で19時間撹拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び水を加え、その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜80/20)で精製し、表題化合物(125mg)を得た。
【0433】
参考例5−39−B
N−[(1S)−1−[(2R,5S)−5−(3−クロロフェニル)−1−(プロパ−2−エン−1−イル)ピロリジン−2−イル]エチル]−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)アセトアミド
参考例5−39−A(125mg)、無水酢酸(1mL)及びDMAP(13.2mg)の混合物を、80℃で2時間撹拌した。反応混合物に水及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=70/30〜50/50)で精製し、表題化合物(100mg)を得た。
【0434】
参考例5−39−C
N−[(1S)−1−[(2R,5S)−5−(3−クロロフェニル)ピロリジン−2−イル]エチル]−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)アセトアミド
参考例5−27−Aの代わりに参考例5−39−Bを用い、参考例5−27−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):349(M+H)
【0435】
参考例5−40−A
N−{1−[(2R,5S)−5−(3−クロロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2,2,2−トリフルオロエチル}アセトアミド
参考例5−27−Aの代わりに参考例5−38−Cを用い、参考例5−27−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):321(M+H)
【0436】
参考例5−41−A
(R)−N−[(2S)−4−[2−(3−クロロフェニル)−1,3−ジオキソラン−2−イル]−1−シアノ−1,1−ジメチルブタン−2−イル]−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド
3−[2−(3−クロロフェニル)−1,3−ジオキソラン−2−イル]プロパナール(7.38g)のトルエン(57mL)溶液に、(R)−(+)−2−メチル−2−プロパンスルフィンアミド(3.72g)及び硫酸銅(II)(2.93g)を加えた。その混合物を室温で1.5時間撹拌した後、60℃で3時間撹拌した。反応混合物をセライトろ過し、ろ液を減圧下濃縮して、粗(R)−N−{3−[2−(3−クロロフェニル)−1,3−ジオキソラン−2−イル]プロピリデン}−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミド(11.0g)を得た。アルゴン雰囲気下、LDA(1.08mol/L,THF溶液)(100mL)及びTHF(100mL)の混合物に、氷塩浴下でイソブチロニトリル(9.64mL)を加えた。その混合物を−78℃に冷却した後、前記得られた(R)−N−{3−[2−(3−クロロフェニル)−1,3−ジオキソラン−2−イル]プロピリデン}−2−メチルプロパン−2−スルフィンアミドのTHF(20mL)溶液を加えた。同温度で1時間撹拌した後、反応混合物に塩化アンモニウム水溶液を加えた。室温で10分間撹拌した後、その混合物に酢酸エチルを加えた。有機層を分離した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣にTBME(50mL)を加え、その混合物を減圧下濃縮した。残渣にTBME(70mL)及びヘプタン(35mL)を加えた。その混合物を室温で1時間した後、氷冷下で1時間撹拌した。析出した固体をろ取した後、60℃で減圧下乾燥し、表題化合物(6.63g)を得た。
【0437】
参考例5−41−B
2−[(2S)−5−(3−クロロフェニル)−3,4−ジヒドロ−2H−ピロール−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
参考例5−41−A(6.60g)及びアセトニトリル(16.5mL)の懸濁液に、45℃で6mol/L塩酸(2.72mL)を加え、その混合物を同温度で2時間撹拌した。反応混合物に氷冷下で酢酸イソプロピル及び5mol/L水酸化ナトリウム水溶液(6.21mL)を加えた。その混合物を炭酸水素カリウム水溶液でpH10以上とした。有機層を分離した。有機層を飽和食塩水で2回洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣及びアセトニトリル(16.5mL)の混合物に、6mol/L塩酸(2.72mL)を加えた。45℃で2時間撹拌した後、その混合物に濃塩酸(1.0mL)を加えた。その混合物を45℃で2時間撹拌した。反応混合物に氷冷下で酢酸イソプロピルを加えた。その混合物を2mol/L水酸化ナトリウム水溶液でpH10以上とした。有機層を分離した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮して、粗表題化合物(3.99g)を得た。
【0438】
参考例5−41−C
2−[(2S,5S)−5−(3−クロロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
参考例5−41−B(1.00g)、ボラン−2−メチルピリジンコンプレックス(0.867g)、酢酸(15mL)及びメタノール(15mL)の混合物を、室温で1時間撹拌した。反応混合物に6mol/L塩酸(20mL)を加え、その混合物を30分間撹拌した。その混合物を5mol/L水酸化ナトリウム水溶液で塩基性とした。その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=85/15〜65/35)、次いでODSカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:水/アセトニトリル=70/30〜20/80)で精製し、表題化合物(0.157g)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):249(M+H)
【0439】
参考例6−1−A
6−オキソ−1,4,5,6−テトラヒドロピリダジン−3−カルボン酸
2−オキソグルタル酸(2.00g)のエタノール(10mL)溶液に、ヒドラジン一水和物(約80%)(1.20mL)を加え、その混合物を60℃で2時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物を氷冷した。析出した固体をろ取した。得られた固体をジエチルエーテルで洗浄し、表題化合物(2.04g)を得た。
【0440】
参考例6−1−B
2,3,4,5−テトラヒドロピリダジン−3−オン
参考例6−1−A(2.00g)を220℃で25分間加熱した。室温まで冷ました後、表題化合物(1.19g)を得た。
【0441】
参考例6−1−C
4−[(4−ブロモ−2−メチルフェニル)メチル]−2,3−ジヒドロピリダジン−3−オン
参考例6−1−B(0.963g)、4−ブロモ−2−メチルベンズアルデヒド(1.95g)及び水酸化カリウム(0.5mol/L,エタノール溶液)(60mL)の混合物を、70℃で2時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物を減圧下濃縮した。残渣にジクロロメタン及び2mol/L塩酸(30mL)を加えた。有機層を分離した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=50/50〜0/100)で精製し、表題化合物(0.514g)を得た。
【0442】
参考例6−1−D
3−メチル−4−[(3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]安息香酸エチル
参考例6−1−C(514mg)、[1,1−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン]ジクロロパラジウム(II)ジクロロメタン付加物(150mg)、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセン(204mg)、トリエチルアミン(1.10mL)、DMAP(67.3mg)及びエタノール(8mL)のNMP(8mL)溶液を、一酸化炭素雰囲気下、110℃で終夜撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=70/30〜30/70)で精製し、表題化合物(315mg)を得た。
【0443】
参考例6−1−E
3−メチル−4−[(3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]安息香酸
参考例6−1−D(315mg)のTHF(8mL)、メタノール(4mL)及び水(0.25mL)溶液に、2mol/L水酸化ナトリウム水溶液(1.75mL)を加え、その混合物を50℃で1.5時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物を減圧下濃縮した。残渣に2mol/L塩酸(1.90mL)及び水(8mL)を加え、その混合物を室温で30分間撹拌した。析出した固体をろ取した。得られた固体を水で洗浄した後、40℃で減圧下乾燥し、表題化合物(277mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):243(M−H)
【0444】
参考例6−2−A
3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]安息香酸エチル
参考例2−1−A(200mg)のエタノール(4mL)懸濁液に、濃硫酸(0.100mL)を加え、その混合物を3時間還流した。反応混合物にジクロロメタン及び水を加え、その混合物を撹拌した。有機層を分離した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮して、粗表題化合物(218mg)を得た。
【0445】
参考例6−2−B
3−メチル−4−(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボニル)安息香酸エチル
アルゴン雰囲気下、参考例6−2−A(50.0mg)及び二クロム酸ナトリウム二水和物(208mg)の酢酸(4mL)懸濁液を、125℃で24時間撹拌した。反応混合物に2mol/L塩酸、水及びジクロロメタンを加えた。有機層を分離した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=92/8)で精製し、表題化合物(9.8mg)を得た。
【0446】
参考例6−2−C
3−メチル−4−(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボニル)安息香酸
参考例6−2−B(14.0mg)のTHF(1mL)、メタノール(0.5mL)及び水(0.4mL)溶液に、2mol/L水酸化ナトリウム水溶液(0.100mL)を加え、その混合物を室温で1.5時間撹拌した。反応混合物に2mol/L塩酸(0.200mL)を加えた。その混合物を減圧下濃縮した。残渣を60℃で2時間減圧下乾燥した後、室温で終夜減圧下乾燥して、粗表題化合物(23.0mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):271(M−H)
【0447】
参考例6−3−A
3−メチル−4−[1−(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)エテニル]安息香酸エチル
アルゴン雰囲気下、メチルトリフェニルホスホニウムブロミド(107mg)のTHF(2.0mL)懸濁液に、室温でカリウムビス(トリメチルシリル)アミド(1.0mol/L,THF溶液)(0.270mL)を加え、その混合物を同温度で40分間撹拌した。反応混合物に、氷冷下で参考例6−2−B(20.0mg)を加えた。その混合物を氷冷下で40分間、室温で1時間撹拌した。反応混合物にジクロロメタン、飽和塩化アンモニウム水溶液及び水を加えた。有機層を分離した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=80/20〜30/70)で精製し、表題化合物(15.0mg)を得た。
【0448】
参考例6−3−B
3−メチル−4−[1−(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)エチル]安息香酸エチル
参考例6−3−A(15.0mg)のエタノール(2mL)懸濁液に、10%パラジウム−炭素(30.0mgwet)を加えた。その混合物を水素雰囲気下、室温で1.5時間撹拌した。反応混合物をセライトろ過し、ろ液を減圧下濃縮して、表題化合物(14.0mg)を得た。
【0449】
参考例6−3−C
3−メチル−4−[1−(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)エチル]安息香酸
参考例6−3−B(14.0mg)のTHF(1mL)、メタノール(0.5mL)及び水(0.43mL)溶液に、2mol/L水酸化ナトリウム水溶液(0.070mL)を加えた。室温で終夜撹拌した後、その混合物に2mol/L水酸化ナトリウム水溶液(0.070mL)を加えた。その混合物を45℃で2時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物に2mol/L塩酸(0.200mL)を加えた。室温で30分間撹拌した後、その混合物を減圧下濃縮した。残渣を50℃で4時間減圧下乾燥して、粗表題化合物(27.1mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):271(M−H)
【0450】
参考例6−4−A
4−[ヒドロキシ(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]−3−メチル安息香酸エチル
参考例6−2−B(40.0mg)のエタノール(3mL)溶液に、氷冷下で水素化ほう素ナトリウム(15.1mg)を加え、その混合物を室温で1.5時間撹拌した。反応混合物にジクロロメタン、水、飽和塩化アンモニウム水溶液を加えた。有機層を分離した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=95/5)で精製し、表題化合物(19.5mg)を得た。
【0451】
参考例6−4−B
4−[ヒドロキシ(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]−3−メチル安息香酸
参考例6−3−Bの代わりに参考例6−4−Aを用い、参考例6−3−Cと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):273(M−H)
【0452】
参考例6−5−A
4−({2−[(4−メトキシフェニル)メチル]−6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル}オキシ)安息香酸メチル
3−フルオロ−4−ヒドロキシ安息香酸メチルの代わりに4−ヒドロキシ安息香酸メチルを用い、参考例2−2−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0453】
参考例6−5−B
4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]安息香酸メチル
参考例6−5−A(1.12g)、CAN(4.86g)、アセトニトリル(52mL)及び水(11mL)の混合物を、室温で2時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣に酢酸エチル及び水を加えた。有機層を分離した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣にジエチルエーテルを加え、その混合物をろ過した。ろ液を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=50/50〜0/100)で精製し、表題化合物(0.556g)を得た。
【0454】
参考例6−5−C
4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]安息香酸
参考例6−5−B(551mg)、2mol/L水酸化ナトリウム水溶液(3.20mL)及びメタノール(7mL)の混合物を、マイクロ波照射下、120℃で30分間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣に水、2mol/L塩酸(3.20mL)及びジクロロメタンを加えた。その混合物を減圧下濃縮した。残渣を水で洗浄し、表題化合物(439mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):247(M+H)
【0455】
参考例6−6−A
5−フルオロ−4−メチルピリミジン−2−カルボニトリル
アルゴン雰囲気下、2−クロロ−5−フルオロ−4−メチルピリミジン(0.532g)、シアン化亜鉛(1.27g)、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.419g)及びDMF(10mL)の混合物を、120℃で1.5時間撹拌した。反応混合物に酢酸エチルを加えた後、その混合物をセライトろ過した。ろ液に水を加え、その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水及び飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=100/0〜70/30)で精製し、表題化合物(0.393g)を得た。
【0456】
参考例6−6−B
5−({2−[(4−メトキシフェニル)メチル]−6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル}オキシ)−4−メチルピリミジン−2−カルボニトリル
参考例6−6−A(293mg)、参考例2−7−C(300mg)、炭酸カリウム(253mg)及びDMF(4mL)の混合物を、60℃で18時間撹拌した。反応混合物に水を加え、その混合物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を水で2回及び飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=70/30〜0/100)で精製し、表題化合物(273mg)を得た。
【0457】
参考例6−6−C
4−メチル−5−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ピリミジン−2−カルボニトリル
参考例2−9−Cの代わりに参考例6−6−Bを用い、参考例2−9−Dと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0458】
参考例6−6−D
4−メチル−5−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ピリミジン−2−カルボン酸
参考例6−6−C(148mg)及び2mol/L水酸化ナトリウム水溶液(1.50mL)の混合物を、60℃で1時間撹拌した。反応混合物に2mol/L塩酸(1.50mL)を加えた。その混合物を2mol/L塩酸で酸性にした(pHが2〜3に達するまで)。その混合物を0℃で15分撹拌した後、析出した固体をろ取した。得られた固体を水で洗浄した後、減圧下乾燥して、表題化合物(126mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):261(M−H)
【0459】
参考例6−7−A
5−({2−[(4−メトキシフェニル)メチル]−6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル}オキシ)−6−メチルピラジン−2−カルボン酸メチル
参考例2−7−Aの代わりに5−クロロ−6−メチルピラジン−2−カルボン酸メチルを用い、参考例2−7−Dと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0460】
参考例6−7−B
6−メチル−5−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ピラジン−2−カルボン酸メチル
参考例2−4−Aの代わりに参考例6−7−Aを用い、参考例2−4−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0461】
参考例6−7−C
6−メチル−5−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ピラジン−2−カルボン酸
参考例6−2−Bの代わりに参考例6−7−Bを用い、参考例6−2−Cと同様の方法により、表題化合物を得た。H−NMRδppm(DMSO−d6):2.38(3H,s),2.66(3H,s),7.39(1H,s),8.61(1H,s)
【0462】
参考例6−8−A
2−ベンジル−6−メチル−2,3−ジヒドロピリダジン−3−オン
6−メチル−3(2H)ピリダジノン(2.00g)及び炭酸セシウム(8.87g)のDMF(36mL)懸濁液に、ベンジルブロミド(2.97mL)を加え、その混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物に水を加え、その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水で2回及び飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=50/50〜0/100)で精製し、表題化合物(2.08g)を得た。
【0463】
参考例6−8−B
4−アミノ−2−ベンジル−6−メチル−2,3−ジヒドロピリダジン−3−オン
参考例6−8−A(2.06g)及びヒドラジン一水和物(10mL)の混合物を、マイクロ波照射下、200℃で12時間撹拌した。反応混合物に飽和食塩水を加え、その混合物をジクロロメタンで3回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧した濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=50/50〜0/100)で精製し、表題化合物(1.54g)を得た。
【0464】
参考例6−8−C
4−[(2−ベンジル−6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)アミノ]−3−メチル安息香酸メチル
参考例6−8−B(667mg)、[4−(メトキシカルボニル)−2−メチルフェニル]ボロン酸(721mg)、酢酸銅(II)(506mg)、トリエチルアミン(0.518mL)、モレキュラシーブス4A(800mg)及びジクロロメタン(18mL)の混合物を、室温で13時間撹拌した。反応混合物に氷冷下で水を加えた。その混合物をセライトろ過した。ろ液に水を加え、その混合物をジクロロメタンで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=85/15〜65/35)で精製し、表題化合物(192mg)を得た。
【0465】
参考例6−8−D
3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)アミノ]安息香酸メチル
参考例6−8−C(90.0mg)のトルエン(2.5mL)溶液に、塩化アルミニウム(264mg)を加え、その混合物を90℃で2時間撹拌した。反応混合物をジクロロメタンで希釈した後、0℃で水を加えた。その混合物をジクロロメタンで2回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣にジエチルエーテル(5mL)を加えた後、析出した固体をろ取した。得られた固体をジエチルエーテルで洗浄し、減圧下乾燥して、表題化合物(57.2mg)を得た。
【0466】
参考例6−8−E
3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)アミノ]安息香酸
参考例2−9−Dの代わりに参考例6−8−Dを用い、参考例2−9−Eと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):260(M+H)
【0467】
参考例6−9−A
3−(1,3−ジオキソラン−2−イル)−4−ヒドロキシ安息香酸メチル
アルゴン雰囲気下、3−ホルミル−4−ヒドロキシ安息香酸メチル(200mg)、オルトぎ酸トリエチル(0.190mL)のエチレングリコール(1.0mL)懸濁液に、テトラブチルアンモニウムトリブロミド(5.4mg)を加え、その混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物に酢酸エチル及び飽和塩化アンモウニウム水溶液を加えた。有機層を分離した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=80/20〜50/50)で精製し、表題化合物(196mg)を得た。
【0468】
参考例6−9−B
3−(1,3−ジオキソラン−2−イル)−4−({2−[(4−メトキシフェニル)メチル]−6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル}オキシ)安息香酸メチル
3−フルオロ−4−ヒドロキシ安息香酸メチルの代わりに参考例6−9−Aを用い、参考例2−2−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0469】
参考例6−9−C
3−ホルミル−4−({2−[(4−メトキシフェニル)メチル]−6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル}オキシ)安息香酸メチル
参考例6−9−B(20.0mg)のTHF(1mL)溶液に、2mol/L塩酸(1mL)を加え、その混合物を室温で90分間撹拌した。反応混合物にジクロロメタン及び2mol/L塩酸を加え、その混合物を撹拌した。有機層を分離し、減圧下濃縮して、表題化合物(17.1mg)を得た。
【0470】
参考例6−9−D
3−(ヒドロキシメチル)−4−({2−[(4−メトキシフェニル)メチル]−6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル}オキシ)安息香酸メチル
アルゴン雰囲気下、参考例6−9−C(16.6mg)のメタノール(2mL)懸濁液に、氷冷下で水素化ほう素ナトリウム(3.4mg)を加え、その混合物を同温度で30分間撹拌した。反応混合物にジクロロメタン及び2mol/L塩酸を加え、その混合物を撹拌した。有機層を分離し、減圧下濃縮して、表題化合物(16.5mg)を得た。
【0471】
参考例6−9−E
3−(フルオロメチル)−4−({2−[(4−メトキシフェニル)メチル]−6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル}オキシ)安息香酸メチル
アルゴン雰囲気下、参考例6−9−D(15.5mg)のジクロロメタン(1mL)溶液に、氷塩浴下で(ジエチルアミノ)サルファートリフルオリド(0.007mL)を加え、その混合物を同温度で1時間撹拌した。反応混合物にジクロロメタン及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた。有機層を分離した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮して、表題化合物(14.3mg)を得た。
【0472】
参考例6−9−F
3−(フルオロメチル)−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]安息香酸メチル
参考例6−9−E(14.3mg)のアセトニトリル(1mL)及び水(0.2mL)溶液に、CAN(57.1mg)を加え、その混合物を室温で5時間撹拌した。反応混合物にジクロロメタン及び水を加え、その混合物を撹拌した。有機層を分離し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=40/60〜0/100)で精製し、表題化合物(6.5mg)を得た。
【0473】
参考例6−9−G
3−(フルオロメチル)−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]安息香酸
参考例6−2−Bの代わりに参考例6−9−Fを用い、参考例6−2−Cと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):279(M+H)
【0474】
参考例6−10−A
4−({2−[(4−メトキシフェニル)メチル]−6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル}オキシ)−3,5−ジメチル安息香酸メチル
3−フルオロ−4−ヒドロキシ安息香酸メチルの代わりに4−ヒドロキシ−3,5−ジメチル安息香酸メチルを用い、参考例2−2−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0475】
参考例6−10−B
3,5−ジメチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]安息香酸
参考例6−10−A(308mg)の酢酸(1.5mL)懸濁液を65℃に加熱した後、濃塩酸(1.5mL)を加えた。その混合物を110℃で2時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物に水(7.5mL)を加えた。その混合物を氷冷下で撹拌した後、析出物をろ取して、表題化合物(198mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):275(M+H)
【0476】
参考例6−11−A
4−(4−ブロモ−3−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−2−[(4−メトキシフェニル)メチル]−6−メチル−2,3−ジヒドロピリダジン−3−オン
3−フルオロ−4−ヒドロキシ安息香酸メチルの代わりに4−ブロモ−3−フルオロ−2−メチルフェノールを用い、参考例2−2−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0477】
参考例6−11−B
2−フルオロ−4−({2−[(4−メトキシフェニル)メチル]−6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル}オキシ)−3−メチル安息香酸エチル
参考例2−8−Aの代わりに参考例6−11−Aを用い、参考例2−8−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0478】
参考例6−11−C
2−フルオロ−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]安息香酸
参考例6−10−Aの代わりに参考例6−11−Bを用い、参考例6−10−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。H−NMRδppm(DMSO−d6):2.11(3H,d,J=2.0Hz),2.18(3H,s),6.73(1H,s),6.94(1H,d,J=8.8Hz),7.70−7.78(1H,m),13.02(1H,brs),13.12−13.32(1H,br)
【0479】
参考例6−12−A
3−メトキシ−4−({2−[(4−メトキシフェニル)メチル]−6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル}オキシ)安息香酸メチル
3−フルオロ−4−ヒドロキシ安息香酸メチルの代わりに4−ヒドロキシ−3−メトキシ安息香酸メチルを用い、参考例2−2−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0480】
参考例6−12−B
3−メトキシ−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]安息香酸
参考例6−10−Aの代わりに参考例6−12−Aを用い、参考例6−10−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。H−NMRδppm(DMSO−d6):2.13(3H,s),3.83(3H,s),6.37(1H,s),7.24(1H,d,J=8.3Hz),7.61(1H,dd,J=1.8,8.3Hz),7.67(1H,d,J=1.8Hz),12.91(1H,brs),13.00−13.40(1H,br)
【0481】
参考例6−13−A
4−(4−ブロモ−5−フルオロ−2−メチルフェノキシ)−2−[(4−メトキシフェニル)メチル]−6−メチル−2,3−ジヒドロピリダジン−3−オン
3−フルオロ−4−ヒドロキシ安息香酸メチルの代わりに4−ブロモ−5−フルオロ−2−メチルフェノールを用い、参考例2−2−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0482】
参考例6−13−B
2−フルオロ−4−({2−[(4−メトキシフェニル)メチル]−6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル}オキシ)−5−メチル安息香酸エチル
参考例2−6−Aの代わりに参考例6−13−Aを用い、参考例2−6−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0483】
参考例6−13−C
2−フルオロ−5−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]安息香酸
参考例6−10−Aの代わりに参考例6−13−Bを用い、参考例6−10−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):279(M+H)
【0484】
参考例6−14−A
4−(2,6−ジフルオロ−4−ヨードフェノキシ)−2−[(4−メトキシフェニル)メチル]−6−メチル−2,3−ジヒドロピリダジン−3−オン
3−フルオロ−4−ヒドロキシ安息香酸メチルの代わりに2,6−ジフルオロ−4−ヨードフェノールを用い、参考例2−2−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0485】
参考例6−14−B
3,5−ジフルオロ−4−({2−[(4−メトキシフェニル)メチル]−6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル}オキシ)安息香酸エチル
参考例2−6−Aの代わりに参考例6−14−Aを用い、参考例2−6−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0486】
参考例6−14−C
3,5−ジフルオロ−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]安息香酸
参考例6−10−Aの代わりに参考例6−14−Bを用い、参考例6−10−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):281(M−H)
【0487】
参考例7−1−A
N−[(1S)−1−[(2R,5S)−1−[(2R)−2−(1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル)プロパノイル]−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]エチル]アセトアミド
(R)−2−フタルイミドプロピオン酸(55.5mg)のジクロロメタン(2mL)溶液に、氷冷下でオキサリルクロリド(0.028mL)及びDMF(0.0015mL)を順次加え、その混合物を室温で40分間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。参考例5−27−B(46.7mg)及びDIPEA(0.066mL)のTHF(2mL)溶液に、氷冷下、前記得られた化合物のジクロロメタン(1mL)溶液を加えた。その混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び水を加え、その混合物をジクロロメタンで抽出した。有機層を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜95/5)で精製し、表題化合物(37.6mg)を得た。
【0488】
参考例7−1−B
N−[(1S)−1−[(2R,5S)−1−[(2R)−2−アミノプロパノイル]−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]エチル]アセトアミド
参考例7−1−A(36.0mg)のエタノール(1.6mL)溶液に、ヒドラジン一水和物(約80%)(0.050mL)を加え、その混合物を50℃で3.5時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物に酢酸エチル(5mL)を加えた。室温で5分間撹拌した後、その混合物をろ過し、ろ液を減圧下濃縮して、粗表題化合物(26.3mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):322(M+H)
【0489】
参考例7−2−A
N−[(1S)−1−[(2R,5S)−1−[(2R)−2−(1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル)プロパノイル]−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]エチル]−N−メチルアセトアミド
参考例5−27−Bの代わりに参考例5−28−Bを用い、参考例7−1−Aと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0490】
参考例7−2−B
N−[(1S)−1−[(2R,5S)−1−[(2R)−2−アミノプロパノイル]−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]エチル]−N−メチルアセトアミド
参考例7−1−Aの代わりに参考例7−2−Aを用い、参考例7−1−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):336(M+H)
【0491】
参考例7−3−A
2−[(2R)−1−[(2R,5S)−2−(1,1−ジフルオロエチル)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−1,3−ジオン
(R)−2−フタルイミドプロピオン酸(153mg)のジクロロメタン(3.5mL)溶液に、氷冷下でオキサリルクロリド(0.078mL)及びDMF(0.005mL)を順次加え、その混合物を室温で40分間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。参考例5−29−B(80.0mg)及びDIPEA(0.182mL)のTHF(2mL)溶液に、氷冷下、前記得られた化合物のジクロロメタン(1mL)溶液を加えた。その混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び水を加えた。その混合物をジクロロメタンで抽出した。有機層を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=85/15〜65/35)で精製し、表題化合物(126mg)を得た。
【0492】
参考例7−3−B
(2R)−2−アミノ−1−[(2R,5S)−2−(1,1−ジフルオロエチル)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]プロパン−1−オン
参考例7−1−Aの代わりに参考例7−3−Aを用い、参考例7−1−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):301(M+H)
【0493】
参考例7−4−A
(2R)−3−(ベンジルオキシ)−2−(1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル)プロパン酸
O−ベンジル−N−(tert−ブトキシカルボニル)−D−セリン(1.00g)の酢酸エチル(10mL)溶液に、4mol/L塩化水素−酢酸エチル溶液(20mL)を加え、その混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣及びトリエチルアミン(0.480mL)の水(9.6mL)懸濁液に、N−エトキシカルボニルフタルイミド(717mg)及びトリエチルアミン(0.480mL)を順次加えた。その混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物に酢酸エチル、2mol/L塩酸及び水を加えた。有機層を分離した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮して、粗表題化合物(1.38g)を得た。
【0494】
参考例7−4−B
2−[(2R,5S)−1−[(2R)−2−アミノ−3−(ベンジルオキシ)プロパノイル]−5−(3−クロロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
アルゴン雰囲気下、参考例7−4−A(130mg)のジクロロメタン(3mL)溶液に、氷冷下でオキサリルクロリド(0.046mL)及びDMF(0.005mL)を順次加え、その混合物を室温で2.5時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣及び参考例1−7−D(50.1mg)のTHF(2mL)懸濁液に、DIPEA(0.140mL)を加えた。その混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物にジクロロメタン及び水を加えた。有機層を分離した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧した濃縮して、粗2−[(2R,5S)−1−[(2R)−3−(ベンジルオキシ)−2−(1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル)プロパノイル]−5−(3−クロロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリルを得た。得られた化合物のエタノール(4mL)溶液に、ヒドラジン一水和物(約80%)(0.081mL)を加え、その混合物を室温で終夜撹拌した。反応混合物をろ過し、ろ液を減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜90/10)で精製し、表題化合物(19.3mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):426(M+H)
【0495】
参考例7−5−A
3−[(2R,5S)−1−[(2R)−2−アミノプロパノイル]−5−(3−クロロフェニル)ピロリジン−2−イル]オキセタン−3−カルボニトリル
参考例1−8−Dの代わりに参考例5−30−Bを用い、参考例3−10−Aと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):334(M+H)
【0496】
参考例7−6−A
1−[(1S)−1−[(2R,5S)−1−[(2R)−2−アミノプロパノイル]−5−(3−クロロフェニル)ピロリジン−2−イル]エチル]ピロリジン−2−オン
参考例1−5−Dの代わりに参考例5−31−Gを用い、参考例3−7−Aと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):364(M+H)
【0497】
参考例7−7−A
2−[(2R,5S)−1−[(2R)−3−(ベンジルオキシ)−2−(1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル)プロパノイル]−5−(3−クロロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
アルゴン雰囲気下、参考例7−4−A(392mg)のジクロロメタン(4mL)溶液に、氷冷下でオキサリルクロリド(0.155mL)及びDMF(0.004mL)を順次加え、その混合物を室温で1.5時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。参考例1−7−D(200mg)及びDIPEA(0.315mL)のTHF(2mL)溶液に、氷冷下、前記得られた化合物のTHF(1mL)溶液を加えた。その混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物に水及びジクロロメタンを加え、その混合物を撹拌した。有機層を分離し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=75/25〜40/60)で精製し、表題化合物(220mg)を得た。
【0498】
参考例7−7−B
2−[(2R,5S)−5−(3−クロロフェニル)−1−[(2R)−2−(1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル)−3−ヒドロキシプロパノイル]ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
アルゴン雰囲気下、参考例7−7−A(220mg)のジクロロメタン(4.4mL)溶液にチタニウム(IV)クロリド(0.220mL)を加え、その混合物を室温で3時間撹拌した。反応混合物に2mol/L塩酸、ジクロロメタン及びメタノールを加え、その混合物を撹拌した。有機層を分離し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=60/40〜0/100)で精製し、表題化合物(126mg)を得た。
【0499】
参考例7−7−C
2−[(2R,5S)−5−(3−クロロフェニル)−1−[(2S)−2−(1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル)−3−フルオロプロパノイル]ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
アルゴン雰囲気下、参考例7−7−B(96.6mg)のジクロロメタン(5mL)溶液に、氷塩浴下で(ジエチルアミノ)サルファートリフルオリド(0.054mL)のジクロロメタン(0.5mL)溶液を加え、その混合物を同温度で80分間撹拌した。反応混合物にジクロロメタン及び飽和塩化アンモニウム水溶液を加えた。有機層を分離した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=70/30〜30/70)で精製し、表題化合物(70.6mg)を得た。
【0500】
参考例7−7−D
2−[(2R,5S)−1−[(2S)−2−アミノ−3−フルオロプロパノイル]−5−(3−クロロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
参考例7−7−C(70.6mg)のエタノール(2mL)溶液に、ヒドラジン一水和物(約80%)(0.094mL)を加え、その混合物を45℃で2時間撹拌した。反応混合物に酢酸エチル、水及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた。有機層を分離した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮して、粗表題化合物(56.2mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):338(M+H)
【0501】
参考例7−8−A
2−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3,5−ジフルオロフェニル)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−1,3−ジオン
参考例1−3−Cの代わりに参考例5−32−Bを用い、参考例3−3−Aと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0502】
参考例7−8−B
(2R)−2−アミノ−1−[(2S,5R)−2−(3,5−ジフルオロフェニル)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)ピロリジン−1−イル]プロパン−1−オン
参考例3−3−Aの代わりに参考例7−8−Aを用い、参考例3−3−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):313(M+H)
【0503】
参考例7−9−A
2−[(2R,4R,5R)−4−(ベンジルオキシ)−1−[2−(1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル)アセチル]−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
(R)−2−フタルイミドプロピオン酸及び参考例1−3−Cの代わりにN−フタロイルグリシン及び参考例5−33−Jを用い、参考例3−3−Aと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0504】
参考例7−9−B
2−[(2R,4R,5R)−1−(2−アミノアセチル)−4−(ベンジルオキシ)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
参考例7−9−A(28.0mg)のエタノール(2mL)溶液に、ヒドラジン一水和物(0.052mL)を加え、その混合物を45℃で2時間撹拌した。反応混合物に酢酸エチル、水及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた。有機層を分離した。水層を酢酸エチルで抽出し、抽出物を前記有機層と合わせた。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮して、粗表題化合物(20.2mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):396(M+H)
【0505】
参考例7−10−A
2−[(2R,5S)−5−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−1−[(2R)−2−(1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル)プロパノイル]ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
(R)−2−フタルイミドプロピオン酸(246mg)のジクロロメタン(2.5mL)溶液に、氷冷下でオキサリルクロリド(0.145mL)及びDMF(0.0025mL)を順次加え、その混合物を室温で1.5時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。参考例5−34−H(200mg)及び2,6−ルチジン(0.174mL)のジクロロメタン(2mL)溶液に、氷冷下、前記得られた化合物のジクロロメタン(1mL)溶液を加えた。その混合物を同温度で1時間撹拌した。反応混合物に2mol/L塩酸及びジクロロメタンを加えた。有機層を分離した。水層をジクロロメタンで抽出し、抽出物を前記有機層と合わせた。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=65/35〜25/75)で精製し、表題化合物(338mg)を得た。
【0506】
参考例7−10−B
2−[(2R,5S)−1−[(2R)−2−アミノプロパノイル]−5−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
参考例7−10−A(338mg)のエタノール(13.6mL)懸濁液に、ヒドラジン一水和物(0.355mL)を加え、その混合物を60℃で2時間撹拌した。反応混合物に酢酸エチル、水及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた。有機層を分離した。水層を酢酸エチルで抽出し、抽出物を前記有機層と合わせた。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮して、粗表題化合物(248mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):338(M+H)
【0507】
参考例7−11−A
2−[(2R,5S)−5−(5−クロロ−2−フルオロフェニル)−1−[(2R)−2−(1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル)プロパノイル]ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
参考例5−34−Hの代わりに参考例5−35−Hを用い、参考例7−10−Aと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0508】
参考例7−11−B
2−[(2R,5S)−1−[(2R)−2−アミノプロパノイル]−5−(5−クロロ−2−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
参考例7−1−Aの代わりに参考例7−11−Aを用い、参考例7−1−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):338(M+H)
【0509】
参考例7−12−A
2−[(2R,5S)−5−(3−クロロ−5−フルオロフェニル)−1−[(2R)−2−(1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル)プロパノイル]ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
参考例1−3−Cの代わりに参考例5−36−Hを用い、参考例3−3−Aと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0510】
参考例7−12−B
2−[(2R,5S)−1−[(2R)−2−アミノプロパノイル]−5−(3−クロロ−5−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
参考例7−10−Aの代わりに参考例7−12−Aを用い、参考例7−10−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):338(M+H)
【0511】
参考例7−13−A
2−[(2R,5S)−5−(3−ブロモフェニル)−1−[(2R)−2−(1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル)プロパノイル]ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
参考例1−3−Cの代わりに参考例5−37−Jを用い、参考例3−3−Aと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0512】
参考例7−13−B
2−[(2R,5S)−1−[(2R)−2−アミノプロパノイル]−5−(3−ブロモフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
参考例3−3−Aの代わりに参考例7−13−Aを用い、参考例3−3−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):364(M+H)
【0513】
参考例7−14−A
2−[(2R,4R,5R)−4−(ベンジルオキシ)−1−[(2R)−2−(1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル)プロパノイル]−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
参考例5−34−Hの代わりに参考例5−33−Jを用い、参考例7−10−Aと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0514】
参考例7−14−B
2−[(2R,4R,5R)−1−[(2R)−2−アミノプロパノイル]−4−(ベンジルオキシ)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
参考例7−10−Aの代わりに参考例7−14−Aを用い、参考例7−10−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):410(M+H)
【0515】
参考例7−15−A
2−[(2R,4R,5R)−1−[(2R)−2−(1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル)プロパノイル]−5−(3−フルオロフェニル)−4−ヒドロキシピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
参考例7−14−A(89.8mg)のエタノール(3mL)溶液に、氷冷下で10%パラジウム−炭素(90.0mgwet)を加えた。その混合物を水素雰囲気下、室温で4時間撹拌した後、45℃で4時間撹拌した。反応混合物をセライトろ過し、ろ液を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=50/50〜0/100)で精製し、表題化合物(27.9mg)を得た。
【0516】
参考例7−15−B
2−[(2R,4S,5R)−1−[(2R)−2−アミノプロパノイル]−4−アジド−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
アルゴン雰囲気下、参考例7−15−A(14.4mg)及びトリフェニルホスフィン(25.2mg)のTHF(1mL)溶液に、アゾジカルボン酸ジエチル(40%トルエン溶液)(0.044mL)及びジフェニルホスホリルアジド(0.021mL)を順次加えた。その混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=70/30〜20/80)で精製し、2−[(2R,4S,5R)−4−アジド−1−[(2R)−2−(1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル)プロパノイル]−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリルを得た。得られた化合物のエタノール(2mL)溶液に、ヒドラジン一水和物(0.031mL)を加え、その混合物を45℃で2.5時間撹拌した。反応混合物に酢酸エチル、水及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた。有機層を分離した。水層を酢酸エチルで抽出し、抽出物を前記有機層と合わせた。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮して、粗表題化合物(24.7mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):345(M+H)
【0517】
参考例7−16−A
2−[(2R,4S,5R)−1−[(2R)−2−アミノプロパノイル]−4−フルオロ−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
アルゴン雰囲気下、参考例7−15−A(20.0mg)のジクロロメタン(0.4mL)溶液に、−78℃で(ジエチルアミノ)サルファートリフルオリド(0.018mL)のジクロロメタン(0.2mL)溶液を加えた。その混合物を−78℃で10分間撹拌した後、室温で1時間撹拌した。反応混合物にメタノール(0.2mL)を加えた。10分間撹拌した後、その混合物に酢酸エチル及び水を加えた。有機層を分離した。水層を酢酸エチルで抽出し、抽出物を前記有機層と合わせた。有機層を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=70/30〜30/70)で精製し、2−[(2R,4S,5R)−1−[(2R)−2−(1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル)プロパノイル]−4−フルオロ−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリルを得た。得られた化合物のエタノール(2mL)懸濁液に、ヒドラジン一水和物(0.025mL)を加え、その混合物を45℃で2時間撹拌した。反応混合物に酢酸エチル、水及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた。有機層を分離した。水層を酢酸エチルで抽出し、抽出物を前記有機層と合わせた。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮して、粗表題化合物(16.8mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):322(M+H)
【0518】
参考例7−17−A
N−{1−[(2R,5S)−5−(3−クロロフェニル)−1−[(2R)−2−(1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル)プロパノイル]ピロリジン−2−イル]−2,2,2−トリフルオロエチル}−N−メチルアセトアミド
(R)−2−フタルイミドプロピオン酸(108mg)のジクロロメタン(3mL)溶液に、氷冷下でオキサリルクロリド(0.085mL)及びDMF(0.003mL)を順次加え、その混合物を室温で1.5時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。参考例5−38−E(110mg)及び2,6−ルチジン(0.076mL)のジクロロメタン(2mL)溶液に、−15℃で前記得られた化合物のジクロロメタン(1mL)溶液を加えた。その混合物を氷冷下で5時間撹拌した。反応混合物に2mol/L塩酸及び水を加え、その混合物をジクロロメタンで2回抽出した。合わせた有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=40/60〜0/100)で精製し、表題化合物(141mg)を得た。
【0519】
参考例7−17−B
N−{1−[(2R,5S)−1−[(2R)−2−アミノプロパノイル]−5−(3−クロロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2,2,2−トリフルオロエチル}−N−メチルアセトアミド
参考例7−17−A(140mg)のエタノール(5mL)溶液に、ヒドラジン一水和物(0.131mL)を加えた。その混合物を60℃で2時間撹拌した後、室温で終夜撹拌した。反応混合物に水及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、その混合物を酢酸エチルで4回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮して、粗表題化合物(97.3mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):406(M+H)
【0520】
参考例7−18−A
N−[(1S)−1−[(2R,5S)−5−(3−クロロフェニル)−1−[(2R)−2−(1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル)プロパノイル]ピロリジン−2−イル]エチル]−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)アセトアミド
参考例5−38−Eの代わりに参考例5−39−Cを用い、参考例7−17−Aと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0521】
参考例7−18−B
N−[(1S)−1−[(2R,5S)−1−[(2R)−2−アミノプロパノイル]−5−(3−クロロフェニル)ピロリジン−2−イル]エチル]−N−(2,2,2−トリフルオロエチル)アセトアミド
参考例7−17−Aの代わりに参考例7−18−Aを用い、参考例7−17−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):420(M+H)
【0522】
参考例7−19−A
N−{1−[(2R,5S)−5−(3−クロロフェニル)−1−[(2R)−2−(1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル)プロパノイル]ピロリジン−2−イル]−2,2,2−トリフルオロエチル}アセトアミド
参考例5−38−Eの代わりに参考例5−40−Aを用い、参考例7−17−Aと同様の方法により、表題化合物を得た。
【0523】
参考例7−19−B
N−{1−[(2R,5S)−1−[(2R)−2−アミノプロパノイル]−5−(3−クロロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2,2,2−トリフルオロエチル}アセトアミド
参考例7−17−Aの代わりに参考例7−19−Aを用い、参考例7−17−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):392(M+H)
【0524】
参考例7−20−A
2−[(2S,5S)−5−(3−クロロフェニル)−1−[(2R)−2−(1,3−ジオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル)プロパノイル]ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
(R)−2−フタルイミドプロピオン酸(200mg)、DMF(1滴)及びジクロロメタン(3mL)の混合物に、氷冷下でオキサリルクロリド(0.118mL)を滴下した。室温で1時間撹拌した後、反応混合物を減圧下濃縮した。参考例5−41−C(50.0mg)、2,6−ルチジン(0.047mL)及び酢酸イソプロピル(0.5mL)の混合物に、氷冷下、前記得られた化合物(71.6mg)の酢酸イソプロピル(1mL)溶液を加えた。その混合物を氷冷下で30分間撹拌した後、室温で1時間撹拌した。その混合物にトリエチルアミン(0.050mL)を加えた。1時間撹拌した後、反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた。有機層を分離し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=85/15〜0/100)で精製し、表題化合物(15.0mg)を得た。
【0525】
参考例7−20−B
2−[(2S,5S)−1−[(2R)−2−アミノプロパノイル]−5−(3−クロロフェニル)ピロリジン−2−イル]−2−メチルプロパンニトリル
参考例7−10−Aの代わりに参考例7−20−Aを用い、参考例7−10−Bと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):320(M+H)
【0526】
参考例7−21−A
2−{2−[(2S,5R)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−2−メチル−2−フェニルピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−1,3−ジオン
参考例5−18−A(99.0mg)及び2−(1,3−ジオキソイソインドリン−2−イル)アセチルクロリド(121mg)のTHF(4mL)懸濁液に、DIPEA(0.157mL)を加え、その混合物を室温で2時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液、水及び酢酸エチルを加えた。有機層を分離した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:n−ヘキサン/酢酸エチル=60/40〜20/80)で精製し、表題化合物(87.5mg)を得た。
【0527】
参考例7−21−B
2−アミノ−1−[(2S,5R)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−2−メチル−2−フェニルピロリジン−1−イル]エタン−1−オン
参考例7−21−A(100mg)のエタノール(3mL)溶液に、ヒドラジン一水和物(約80%)(0.155mL)を加えた。その混合物を40℃で1時間撹拌した後、室温で終夜撹拌した。反応混合物をろ過し、ろ液を減圧下濃縮して、粗表題化合物(93.1mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):277(M+H)
【0528】
参考例8−1−A
(2R)−3−メチル−2−({3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]フェニル}ホルムアミド)ブタン酸メチル
参考例2−1−A(75.0mg)、D−バリンメチル塩酸塩(68.2mg)、EDC・HCl(77.9mg)、HOBT(47.1mg)及びトリエチルアミン(0.245mL)のDMF(2mL)溶液を、40℃で終夜撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液、水及びジクロロメタンを加え、その混合物を撹拌した。有機層を分離し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜95/5)で精製し、表題化合物(59.3mg)を得た。
【0529】
参考例8−1−B
(2R)−3−メチル−2−({3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]フェニル}ホルムアミド)ブタン酸
参考例8−1−A(59.3mg)のTHF(2mL)、メタノール(1mL)及び水(0.18mL)溶液に、2mol/L水酸化ナトリウム水溶液(0.320mL)を加え、その混合物を40℃で1.5時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物に2mol/L塩酸(0.640mL)を加えた。10分間撹拌した後、その混合物を減圧下濃縮して、粗表題化合物(102mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):358(M+H)
【0530】
参考例8−2−A
(2R)−2−({3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]フェニル}ホルムアミド)ブタン酸tert−ブチル
参考例2−1−A(75.0mg)、(2R)−2−アミノブタン酸tert−ブチル塩酸塩(79.6mg)、EDC・HCl(77.9mg)、HOBT(47.1mg)及びトリエチルアミン(0.245mL)のDMF(2mL)溶液を、室温で終夜撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液、水及びジクロロメタンを加え、その混合物を撹拌した。有機層を分離し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜95/5)で精製し、表題化合物(79.3mg)を得た。
【0531】
参考例8−2−B
(2R)−2−({3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]フェニル}ホルムアミド)ブタン酸
参考例8−2−A(79.3mg)のジクロロメタン(2mL)溶液に、トリフルオロ酢酸(1mL)を加え、その混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮した。残渣にトルエンを加え、その混合物を減圧下濃縮して、粗表題化合物(83.6mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):344(M+H)
【0532】
参考例9−1−A
N−{2−[(2R,5S)−2−エテニル−2−(メトキシメチル)−5−フェニルピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例5−1−G(40.0mg)、参考例4−1−B(52.2mg)、T3P(50%酢酸エチル溶液,約1.7mol/L)(0.185mL)及びDIPEA(0.124mL)の1,2−ジクロロエタン(1mL)溶液をマイクロ波照射下、130℃で1時間撹拌した。反応混合物に水及びジクロロメタンを加えた。有機層を分離した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜90/10)で精製した。精製後得られた化合物にジエチルエーテル(4mL)を加えた。析出した固体をろ取して、表題化合物(40.6mg)を得た。
【0533】
参考例9−2−A
N−{2−[(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−[(1S)−1−{[(S)−2−メチルプロパン−2−スルフィニル]アミノ}エチル]ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例5−2−E(57.7mg)、参考例4−1−B(58.2mg)、T3P(50%酢酸エチル溶液,約1.7mol/L)(0.210mL)及びDIPEA(0.257mL)の1,2−ジクロロエタン(5mL)溶液を、マイクロ波照射下、130℃で30分間撹拌した。反応混合物に水及びジクロロメタンを加えた。有機層を分離し、減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜30/70)で精製し、表題化合物(26.7mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):610(M+H)
【0534】
参考例9−3−A
N−{2−[(2R,5S)−2−[(ベンジルオキシ)メチル]−2−エテニル−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例5−3−F(35.2mg)、参考例4−1−B(33.5mg)、T3P(50%酢酸エチル溶液,約1.7mol/L)(0.120mL)及びDIPEA(0.079mL)の1,2−ジクロロエタン(2mL)溶液を、マイクロ波照射下、110℃で30分間、140℃で1時間撹拌した。反応混合物に水及びジクロロメタンを加えた。有機層を分離した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜93/7)、次いで分取薄層クロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=95/5)で精製し、表題化合物(16.4mg)を得た。
【0535】
参考例9−4−A
N−[(1S)−1−[(2R,5S)−5−(3−フルオロフェニル)−1−[2−({3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]フェニル}ホルムアミド)アセチル]ピロリジン−2−イル]エチル]−N−メチルカルバミン酸tert−ブチル
参考例5−4−D(49.0mg)、参考例4−1−B(57.2mg)、T3P(50%酢酸エチル溶液,約1.7mol/L)(0.177mL)及びDIPEA(0.140mL)の1,2−ジクロロエタン(3mL)溶液を、60℃で終夜撹拌した。反応混合物に水及びジクロロメタンを加えた。有機層を分離し、減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜30/70)で精製し、表題化合物(22.0mg)を得た。
【0536】
参考例9−4−B
N−{2−[(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−[(1S)−1−(メチルアミノ)エチル]ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド塩酸塩
参考例9−4−A(20.0mg)、4mol/L塩化水素−1,4−ジオキサン溶液(0.5mL)及びメタノール(2mL)の混合物を、室温で1時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮して、粗表題化合物(24.3mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):520(M+H)
【0537】
参考例9−5−A
rac−N−{2−[(2S,3S,5S)−3−(ベンジルオキシ)−5−(3−フルオロフェニル)−2−(プロパン−2−イル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例5−4−Dの代わりに参考例5−5−Gを用い、参考例9−4−Aと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):611(M+H)
【0538】
参考例9−6−A
N−{2−[(2S,5S)−2−エテニル−2−エチル−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例5−6−D(40.4mg)、参考例4−1−B(48.9mg)、T3P(50%酢酸エチル溶液,約1.7mol/L)(0.174mL)及びDIPEA(0.116mL)の1,2−ジクロロエタン(1.5mL)溶液を、マイクロ波照射下、130℃で1時間、150℃で1時間撹拌した。反応混合物に水及びジクロロメタンを加えた。有機層を分離した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜92/8)、次いで分取薄層クロマトグラフィー(溶出溶媒:ジクロロメタン/メタノール=16/1)で精製し、表題化合物(8.0mg)を得た。
【0539】
参考例9−7−A
N−{2−[(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(3−ヒドロキシ−2−メチルブタン−2−イル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例5−20−D(50.1mg)、参考例4−1−B(69.3mg)、T3P(50%酢酸エチル溶液,約1.7mol/L)(0.235mL)及びDIPEA(0.105mL)の1,2−ジクロロベンゼン(1.5mL)溶液をマイクロ波照射下、90℃で2時間撹拌した。反応混合物に水を加え、その混合物をジクロロメタンで2回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜95/5)で精製し、表題化合物(11.8mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):549(M+H)
【0540】
参考例9−8−A
rac−(2S,3R,5S)−5−(3−フルオロフェニル)−1−[2−({3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]フェニル}ホルムアミド)アセチル]−2−(プロパン−2−イル)ピロリジン−3−イル アセタート
参考例5−20−Dの代わりに参考例5−23−Bを用い、参考例9−7−Aと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):563(M+H)
【0541】
参考例9−9−A
N−[(2R)−3−(ベンジルオキシ)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例7−4−B(19.3mg)、参考例2−3−B(24.3mg)、EDC・HCl(17.9mg)、HOBT(12.7mg)及びトリエチルアミン(0.052mL)のDMF(1mL)溶液を、室温で終夜撹拌した。反応混合物に酢酸エチル及び水を加えた。有機層を分離した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜90/10)で精製し、表題化合物(17.5mg)を得た。MS(ESI_APCI,m/z):666(M−H)
【0542】
参考例9−10−A
N−{2−[(2R,3R,5R)−3−(ベンジルオキシ)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例7−4−Bの代わりに参考例7−9−Bを用い、参考例9−9−Aと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):636(M−H)
【0543】
参考例9−11−A
N−[(2R)−1−[(2R,3R,5R)−3−(ベンジルオキシ)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例7−4−Bの代わりに参考例7−14−Bを用い、参考例9−9−Aと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):650(M−H)
【0544】
参考例9−12−A
N−[(2R)−1−[(2R,3S,5R)−3−アジド−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例7−4−Bの代わりに参考例7−15−Bを用い、参考例9−9−Aと同様の方法により、表題化合物を得た。MS(ESI_APCI,m/z):587(M+H)
【0545】
代表的な参考例の化学構造式を以下の表にさらに示す。
【0546】
【表9】
【0547】
【表10】
【0548】
【表11】
【0549】
【表12】
【0550】
【表13】
【0551】
【表14】
【0552】
【表15】
【0553】
【表16】
【0554】
実施例3A−1
N−{2−[(2S,3S,5R)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−3−メチル−2−フェニルピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例5−8−G(65.8mg)、参考例4−1−B(122mg)、T3P(50%酢酸エチル溶液,約1.7mol/L)(0.352mL)及びDIPEA(0.157mL)の1,2−ジクロロエタン(3mL)溶液をマイクロ波照射下、110℃で1時間撹拌した。反応混合物に水を加え、その混合物をジクロロメタンで抽出した。有機層を減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜95/5)で精製し、表題化合物(115mg)を得た。
【0555】
実施例3A−2
N−{2−[(2S,3R,5R)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−3−メチル−2−フェニルピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例5−8−Gの代わりに参考例5−9−Dを用い、実施例3A−1と同様の方法により、表題化合物を得た。
【0556】
実施例3A−3
N−{2−[(2R,5S)−2−シアノ−5−フェニルピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例5−7−B(30.0mg)、参考例4−1−B(45.9mg)、T3P(50%酢酸エチル溶液,約1.7mol/L)(0.275mL)及びDIPEA(0.161mL)の1,2−ジクロロエタン(1.5mL)溶液をマイクロ波照射下、110℃で30分間撹拌した。反応混合物に水を加え、その混合物をジクロロメタンで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:ジクロロメタン/メタノール=100/0〜92/8)で精製し、表題化合物(31.3mg)を得た。
【0557】
実施例3A−4
N−{2−[(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(1−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−2−イル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例5−8−Gの代わりに参考例5−10−Bを用い、実施例3A−1と同様の方法により、表題化合物を得た。
【0558】
実施例3A−5
N−{2−[(2R,5S)−2−(1−シアノ−1−メチルエチル)−5−フェニルピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例1−3−Cの代わりに参考例5−11−Hを用い、実施例1A−2と同様の方法により、表題化合物を得た。
【0559】
実施例3A−6
N−{2−[(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(2−メトキシプロパン−2−イル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例5−8−Gの代わりに参考例5−12−Bを用い、実施例3A−1と同様の方法により、表題化合物を得た。
【0560】
実施例3A−7
N−{2−[(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(5−ヒドロキシ−2−メチルペンタン−2−イル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例5−13−F(35.6mg)、参考例4−1−B(55.0mg)、T3P(50%酢酸エチル溶液,約1.7mol/L)(0.158mL)及びDIPEA(0.070mL)の1,2−ジクロロエタン(1.5mL)溶液をマイクロ波照射下、110℃で1時間撹拌した。反応混合物に水を加え、その混合物をジクロロメタンで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜90/10)で精製し、2−({3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]フェニル}ホルムアミド)酢酸4−[(2R,5S)−5−(3−フルオロフェニル)−1−[2−({3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]フェニル}ホルムアミド)アセチル]ピロリジン−2−イル]−4−メチルペンチル(17.5mg)を得た。得られた化合物(15.7mg)のTHF(0.5mL)及びメタノール(0.5mL)溶液に、2mol/L水酸化ナトリウム水溶液(0.030mL)を加え、その混合物を50℃で2.5時間撹拌した。室温まで冷ました後、反応混合物に2mol/L塩酸(0.060mL)を加えた。その混合物に酢酸エチル、水及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた。有機層を分離した。水層を酢酸エチルで抽出し、抽出物を前記有機層と合わせた。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜85/15)で精製し、表題化合物(5.6mg)を得た。
【0561】
実施例3A−8
N−{2−[(2R,5S)−2−(1−シアノ−1−メチルエチル)−5−(3−メチルフェニル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例1−3−Cの代わりに参考例5−14−Gを用い、実施例1A−2と同様の方法により、表題化合物を得た。
【0562】
実施例3A−9
N−{2−[(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(2−メチルブタ−3−エン−2−イル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例5−15−B(33.0mg)、参考例4−1−B(62.2mg)、T3P(50%酢酸エチル溶液,約1.7mol/L)(0.166mL)及びDIPEA(0.074mL)の1,2−ジクロロベンゼン(1mL)溶液をマイクロ波照射下、130℃で3時間撹拌した。反応混合物に水を加え、その混合物をジクロロメタンで2回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜95/5)で精製し、表題化合物(43.8mg)を得た。
【0563】
実施例3A−10
N−{2−[(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−[2−(1,3−オキサゾール−2−イル)プロパン−2−イル]ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例5−15−Bの代わりに参考例5−16−Jを用い、実施例3A−9と同様の方法により、表題化合物を得た。
【0564】
実施例3A−11
N−{2−[(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(1−ヒドロキシシクロペンチル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例5−17−A(20.0mg)、参考例4−1−B(35.4mg)、T3P(50%酢酸エチル溶液,約1.7mol/L)(0.094mL)及びDIPEA(0.042mL)の1,2−ジクロロベンゼン(1mL)溶液をマイクロ波照射下、90℃で1時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液及び水を加え、その混合物をジクロロメタンで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜94/6)で精製し、表題化合物(33.7mg)を得た。
【0565】
実施例3A−12
N−{2−[(2R,5S)−2−(1−シアノ−1−メチルエチル)−5−シクロヘキシルピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例5−19−I(51.7mg)、参考例4−1−B(88.6mg)、T3P(50%酢酸エチル溶液,約1.7mol/L)(0.235mL)及びDIPEA(0.140mL)の1,2−ジクロロエタン(1.5mL)溶液をマイクロ波照射下、130℃で1.5時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液、水及びジクロロメタンを加えた。有機層を分離した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜94/6)、次いでODSカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:水/アセトニトリル=70/30〜10/90)で精製し、表題化合物(26.2mg)を得た。
【0566】
実施例3A−13
N−{2−[(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(トリフルオロメチル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例5−15−Bの代わりに参考例5−21−Iを用い、実施例3A−9と同様の方法により、表題化合物を得た。
【0567】
実施例3A−14
rac−N−{2−[(2S,5S)−3,3−ジフルオロ−5−(3−フルオロフェニル)−2−(プロパン−2−イル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例5−15−Bの代わりに参考例5−22−Bを用い、実施例3A−9と同様の方法により、表題化合物を得た。
【0568】
実施例3A−15
rac−N−{2−[(2S,3S,5S)−5−(3−フルオロフェニル)−3−メトキシ−2−(プロパン−2−イル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例5−15−Bの代わりに参考例5−24−Bを用い、実施例3A−9と同様の方法により、表題化合物を得た。
【0569】
実施例3A−16
rac−N−{2−[(2S,3R,5S)−5−(3−フルオロフェニル)−3−メトキシ−2−(プロパン−2−イル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例5−15−Bの代わりに参考例5−25−Cを用い、実施例3A−9と同様の方法により、表題化合物を得た。
【0570】
実施例3A−17
N−{2−[(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(2,2,2−トリフルオロエチル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例5−19−Iの代わりに参考例5−26−Eを用い、実施例3A−12と同様の方法により、表題化合物を得た。
【0571】
実施例3B−1
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソブタン−2−イル]−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例1−1−D(61.9mg)、参考例8−2−B(68.1mg)、T3P(50%酢酸エチル溶液,約1.7mol/L)(0.235mL)及びDIPEA(0.345mL)の1,2−ジクロロエタン(1.5mL)溶液をマイクロ波照射下、90℃で1時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液、水及びジクロロメタンを加え、その混合物を撹拌した。有機層を分離し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜90/10)、次いでODSカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:水/アセトニトリル=70/30〜20/80)で精製し、表題化合物(36.0mg)を得た。
【0572】
実施例3C−1
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)ピロリジン−1−イル]−3−メチル−1−オキソブタン−2−イル]−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例8−2−Bの代わりに参考例8−1−Bを用い、実施例3B−1と同様の方法により、表題化合物を得た。
【0573】
実施例4A−1
N−{2−[(2S,5R)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)−2−メチル−2−フェニルピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例7−21−B(68.1mg)、参考例2−1−A(88.9mg)、EDC・HCl(75.5mg)、HOBT(49.9mg)及びトリエチルアミン(0.172mL)のDMF(2mL)溶液を、40℃で1.5時間撹拌した。反応混合物に飽和塩化アンモニウム水溶液及び水を加え、その混合物をジクロロメタンで抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜94/6)、次いでODSカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:水/アセトニトリル=70/30〜10/90)で精製し、表題化合物(43.0mg)を得た。
【0574】
実施例4A−2
N−{2−[(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−カルボニル)ベンズアミド
参考例2−1−A及び参考例3−2−Bの代わりに参考例6−2−C及び参考例3−1−Bを用い、実施例2B−3と同様の方法により、表題化合物を得た。
【0575】
実施例4A−3
N−{2−[(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[1−(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)エチル]ベンズアミド
参考例2−1−A及び参考例3−2−Bの代わりに参考例6−3−C及び参考例3−1−Bを用い、実施例2B−3と同様の方法により、表題化合物を得た。
【0576】
実施例4A−4
N−{2−[(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−4−[ヒドロキシ(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]−3−メチルベンズアミド
参考例2−1−A及び参考例3−2−Bの代わりに参考例6−4−B及び参考例3−1−Bを用い、実施例2B−3と同様の方法により、表題化合物を得た。
【0577】
実施例4A−5
N−{2−[(2R,5S)−2−(1−シアノ−1−メチルエチル)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−フルオロ−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例2−3−Bの代わりに参考例2−2−Cを用い、実施例2A−2と同様の方法により、表題化合物を得た。
【0578】
実施例4A−6
N−{2−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−フルオロ−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例2−3−B及び参考例3−5−Bの代わりに参考例2−2−C及び参考例3−9−Bを用い、実施例2A−2と同様の方法により、表題化合物を得た。
【0579】
実施例4A−7
N−{2−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例3−5−Bの代わりに参考例3−9−Bを用い、実施例2A−2と同様の方法により、表題化合物を得た。
【0580】
実施例4B−1
N−[(2R)−1−[(2R,5S)−2−(1−シアノ−1−メチルエチル)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例3−2−Bの代わりに参考例3−3−Bを用い、実施例2B−3と同様の方法により、表題化合物を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3135FN(M+H): 544.2718, Found: 544.2719
【0581】
実施例4B−2
N−[(2R)−1−[(2R,5S)−2−(1−シアノ−1−メチルエチル)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−メチル−4−[(3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例2−1−A及び参考例3−2−Bの代わりに参考例6−1−E及び参考例3−3−Bを用い、実施例2B−3と同様の方法により、表題化合物を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3033FN(M+H): 530.2562, Found: 530.2565
【0582】
実施例4B−3
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−[(1S)−1−(N−メチルアセトアミド)エチル]ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例2−1−A(61.7mg)、参考例7−2−B(40.0mg)、HOBT(24.1mg)及びトリエチルアミン(0.050mL)のアセトニトリル(1.5mL)懸濁液に、EDC・HCl(45.7mg)を加え、その混合物を室温で6時間撹拌した。反応混合物に水及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた。その混合物を酢酸エチルで2回抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜80/20)で精製し、表題化合物(53.6mg)を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3238FNNaO(M+Na): 598.2800, Found: 598.2800
【0583】
実施例4B−4
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−4−メチル−5−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ピリミジン−2−カルボキサミド
参考例2−5−Dの代わりに参考例6−6−Dを用い、実施例2B−2と同様の方法により、表題化合物を得た。
HRMS(ESI) calcd for C2831ClN(M+H): 564.2121, Found: 564.2120
【0584】
実施例4B−5
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(1−シアノシクロブチル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例2−6−D及び参考例3−4−Cの代わりに参考例2−3−B及び 参考例3−11−Aを用い、実施例2B−8と同様の方法により、表題化合物を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3133ClN(M+H): 574.2216, Found: 574.2215
【0585】
実施例4B−6
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(3−シアノオキセタン−3−イル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例2−6−D及び参考例3−4−Cの代わりに参考例2−3−B及び参考例7−5−Aを用い、実施例2B−8と同様の方法により、表題化合物を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3031ClN(M+H): 576.2008, Found: 576.2007
【0586】
実施例4B−7
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−[(1S)−1−(2−オキソピロリジン−1−イル)エチル]ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例2−3−B(19.5mg)、参考例7−6−A(18.2mg)、HOBT(8.1mg)、トリエチルアミン(0.064mL)及びDMF(2mL)の混合物に、EDC・HCl(14.4mg)を加えた。その混合物を室温で2時間、40℃で3時間、50℃で終夜撹拌した。反応混合物に水を加え、その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄し、減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜30/70)で精製し、表題化合物(9.5mg)を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3236ClNNaO(M+Na): 628.2297, Found: 628.2297
【0587】
実施例4B−8
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−[(1S)−1−(2−オキソピロリジン−1−イル)エチル]ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−6−メチル−5−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ピリジン−2−カルボキサミド
参考例2−3−Bの代わりに参考例2−5−Dを用い、実施例4B−7と同様の方法により、表題化合物を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3136ClN(M+H): 607.2430, Found: 607.2431
【0588】
実施例4B−9
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)アミノ]ベンズアミド
参考例2−5−Dの代わりに参考例6−8−Eを用い、実施例2B−2と同様の方法により、表題化合物を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3034ClN(M+H): 561.2375, Found: 561.2372
【0589】
実施例4B−10
N−[(2R)−1−[(2R,5S)−2−(1−シアノ−1−メチルエチル)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−6−メチル−5−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ピリジン−2−カルボキサミド
参考例3−4−Cの代わりに参考例3−3−Bを用い、実施例2B−2と同様の方法により、表題化合物を得た。
HRMS(ESI) calcd for C2932FN(M+H): 547.2464, Found: 547.2462
【0590】
実施例4B−11
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(3−シアノオキセタン−3−イル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−フルオロ−5−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例2−6−D及び参考例3−4−Cの代わりに参考例2−8−D及び参考例7−5−Aを用い、実施例2B−8と同様の方法により、表題化合物を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3030ClFN(M+H): 594.1914, Found: 594.1912
【0591】
実施例4B−12
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−(フルオロメチル)−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例2−8−D及び参考例3−4−Cの代わりに参考例6−9−G及び参考例3−7−Aを用い、実施例2B−19と同様の方法により、表題化合物を得た。
HRMS(ESI) calcd for C2933ClFN(M+H): 571.2118, Found: 571.2119
【0592】
実施例4B−13
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3,5−ジメチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例2−5−D及び参考例3−4−Cの代わりに参考例6−10−B及び参考例3−7−Aを用い、実施例2B−2と同様の方法により、表題化合物を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3036ClN(M+H): 567.2369, Found: 567.2366
【0593】
実施例4B−14
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−2−フルオロ−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例2−6−Dの代わりに参考例6−11−Cを用い、実施例2B−8と同様の方法により、表題化合物を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3032ClFN(M+H): 580.2121, Found: 580.2122
【0594】
実施例4B−15
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−メトキシ−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例2−6−Dの代わりに参考例6−12−Bを用い、実施例2B−8と同様の方法により、表題化合物を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3033ClN(M+H): 578.2165, Found: 578.2164
【0595】
実施例4B−16
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−2−フルオロ−5−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例2−6−Dの代わりに参考例6−13−Cを用い、実施例2B−8と同様の方法により、表題化合物を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3032ClFN(M+H): 580.2121, Found: 580.2121
【0596】
実施例4B−17
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3,5−ジフルオロ−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例2−6−Dの代わりに参考例6−14−Cを用い、実施例2B−8と同様の方法により、表題化合物を得た。
HRMS(ESI) calcd for C2929ClF(M+H): 584.1871, Found: 584.1871
【0597】
実施例4B−18
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例2−6−D及び参考例3−4−Cの代わりに参考例2−3−B及び参考例3−2−Bを用い、実施例2B−8と同様の方法により、表題化合物を得た。
HRMS(ESI) calcd for C2934FN(M+H): 537.2508, Found: 537.2507
【0598】
実施例4B−19
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−6−メチル−5−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ピリジン−2−カルボキサミド
参考例2−5−D(23.2mg)、参考例7−10−B(25.0mg)、HOBT(13.0mg)、トリエチルアミン(0.052mL)のアセトニトリル(2mL)溶液に、EDC・HCl(18.4mg)を加え、その混合物を室温で6時間撹拌した。反応混合物に水を加え、その混合物をジクロロメタンで2回抽出した。合わせた有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=95/5〜90/10)で精製し、表題化合物(17.7mg)を得た。
HRMS(ESI) calcd for C2931ClFN(M+H): 581.2074, Found: 581.2071
【0599】
実施例4B−20
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−フルオロ−5−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例2−5−Dの代わりに参考例2−8−Dを用い、実施例4B−19と同様の方法により、表題化合物を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3031ClF(M+H): 598.2027, Found: 598.2028
【0600】
実施例4B−21
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(5−クロロ−2−フルオロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−6−メチル−5−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ピリジン−2−カルボキサミド
参考例2−3−B及び参考例7−6−Aの代わりに参考例2−5−D及び参考例7−11−Bを用い、実施例4B−7と同様の方法により、表題化合物を得た。
HRMS(ESI) calcd for C2931ClFN(M+H): 581.2074, Found: 581.2072
【0601】
実施例4B−22
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(5−クロロ−2−フルオロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−フルオロ−5−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例2−3−B及び参考例7−6−Aの代わりに参考例2−8−D及び参考例7−11−Bを用い、実施例4B−7と同様の方法により、表題化合物を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3031ClF(M+H): 598.2027, Found: 598.2028
【0602】
実施例4B−23
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(5−クロロ−2−フルオロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3,5−ジフルオロ−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例2−3−B及び参考例7−6−Aの代わりに参考例6−14−C及び参考例7−11−Bを用い、実施例4B−7と同様の方法により、表題化合物を得た。
HRMS(ESI) calcd for C2928ClF(M+H): 602.1776, Found: 602.1777
【0603】
実施例4B−24
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロ−5−フルオロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例7−12−B(23.2mg)のDMF(1mL)溶液に、参考例2−3−B(19.7mg)、HOBT(12.1mg)及びトリエチルアミン(0.014mL)を室温で順次加えた。その混合物にEDC・HCl(17.1mg)を加えた。室温で4時間撹拌した後、反応混合物に水及び酢酸エチルを加え、その混合物をしばらくの間撹拌した。有機層を分離した。有機層を水で3回洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜80/20)で精製し、表題化合物(29.2mg)を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3032ClFN(M+H): 580.2121, Found: 580.2122
【0604】
実施例4B−25
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロ−5−フルオロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−6−メチル−5−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ピリジン−2−カルボキサミド
参考例2−3−Bの代わりに参考例2−5−Dを用い、実施例4B−24と同様の方法により、表題化合物を得た。
HRMS(ESI) calcd for C2931ClFN(M+H): 581.2074, Found: 581.2071
【0605】
実施例4B−26
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロ−5−フルオロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−フルオロ−5−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例2−3−Bの代わりに参考例2−8−Dを用い、実施例4B−24と同様の方法により、表題化合物を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3031ClF(M+H): 598.2027, Found: 598.2026
【0606】
実施例4B−27
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロ−5−フルオロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3,5−ジフルオロ−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例2−3−Bの代わりに参考例6−14−Cを用い、実施例4B−24と同様の方法により、表題化合物を得た。
HRMS(ESI) calcd for C2928ClF(M+H): 602.1776, Found: 602.1774
【0607】
実施例4B−28
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例2−5−Dの代わりに参考例2−3−Bを用い、実施例4B−19と同様の方法により、表題化合物を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3032ClFN(M+H): 580.2121, Found: 580.2121
【0608】
実施例4B−29
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3,5−ジフルオロ−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例2−5−Dの代わりに参考例6−14−Cを用い、実施例4B−19と同様の方法により、表題化合物を得た。
HRMS(ESI) calcd for C2928ClF(M+H): 602.1776, Found: 602.1775
【0609】
実施例4B−30
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−ブロモフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−フルオロ−5−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例2−6−D及び参考例3−4−Cの代わりに参考例2−8−D及び参考例7−13−Bを用い、実施例2B−8と同様の方法により、表題化合物を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3032BrFN(M+H): 626.1601, Found: 626.1601
【0610】
実施例4B−31
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−[2,2,2−トリフルオロ−1−(N−メチルアセトアミド)エチル]ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例2−6−D及び参考例3−4−Cの代わりに参考例2−3−B及び参考例7−17−Bを用い、実施例2B−8と同様の方法により、表題化合物を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3134ClF
(M+H): 648.2195, Found: 648.2194
【0611】
実施例4B−32
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−[2,2,2−トリフルオロ−1−(N−メチルアセトアミド)エチル]ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−6−メチル−5−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ピリジン−2−カルボキサミド
参考例2−6−D及び参考例3−4−Cの代わりに参考例2−5−D及び参考例7−17−Bを用い、実施例2B−8と同様の方法により、表題化合物を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3033ClF(M+H): 649.2148, Found: 649.2146
【0612】
実施例4B−33
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−[(1S)−1−[N−(2,2,2−トリフルオロエチル)アセトアミド]エチル]ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−6−メチル−5−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ピリジン−2−カルボキサミド
参考例2−6−D及び参考例3−4−Cの代わりに参考例2−5−D及び参考例7−18−Bを用い、実施例2B−8と同様の方法により、表題化合物を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3135ClF(M+H): 663.2304, Found: 663.2301
【0613】
実施例4B−34
N−[(2R)−1−[(2R,5S)−2−[(1S)−1−アセトアミドエチル]−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例7−2−Bの代わりに参考例7−1−Bを用い、実施例4B−3と同様の方法により、表題化合物を得た。
【0614】
実施例4B−35
N−[(2R)−1−[(2R,5S)−2−(1−シアノ−1−メチルエチル)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例2−1−A及び参考例3−2−Bの代わりに参考例6−5−C及び参考例3−3−Bを用い、実施例2B−3と同様の方法により、表題化合物を得た。
【0615】
実施例4B−36
N−[(2R)−1−[(2R,5S)−2−(1,1−ジフルオロエチル)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−フルオロ−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例2−5−D及び参考例3−4−Cの代わりに参考例2−2−C及び参考例7−3−Bを用い、実施例2B−2と同様の方法により、表題化合物を得た。
【0616】
実施例4B−37
N−[(2R)−1−[(2R,5S)−2−(1,1−ジフルオロエチル)−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例2−5−D及び参考例3−4−Cの代わりに参考例2−3−B及び参考例7−3−Bを用い、実施例2B−2と同様の方法により、表題化合物を得た。
【0617】
実施例4B−38
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−6−メチル−5−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ピラジン−2−カルボキサミド
参考例2−6−Dの代わりに参考例6−7−Cを用い、実施例2B−8と同様の方法により、表題化合物を得た。
【0618】
実施例4B−39
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3,5−ジフルオロフェニル)−5−(2−ヒドロキシプロパン−2−イル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例2−6−D及び参考例3−4−Cの代わりに参考例2−3−B及び参考例7−8−Bを用い、実施例2B−8と同様の方法により、表題化合物を得た。
【0619】
実施例4B−40
N−[(2R)−1−[(2R,3S,5R)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)−3−フルオロ−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例2−8−D及び参考例3−4−Cの代わりに参考例2−3−B及び参考例7−16−Aを用い、実施例2B−19と同様の方法により、表題化合物を得た。
【0620】
実施例4B−41
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−[(1S)−1−[N−(2,2,2−トリフルオロエチル)アセトアミド]エチル]ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例2−6−D及び参考例3−4−Cの代わりに参考例2−3−B及び参考例7−18−Bを用い、実施例2B−8と同様の方法により、表題化合物を得た。
【0621】
実施例4B−42
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(1−アセトアミド−2,2,2−トリフルオロエチル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−6−メチル−5−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ピリジン−2−カルボキサミド
参考例2−3−B及び参考例3−4−Cの代わりに参考例2−5−D及び参考例7−19−Bを用い、実施例2B−1と同様の方法により、表題化合物を得た。
【0622】
実施例4B−43
N−[(2R)−1−[(2S,5S)−2−(3−クロロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例2−3−B(6.3mg)、参考例7−20−B(7.0mg)、EDC・HCl(5.0mg)、HOBT一水和物(3.7mg)及びDMF(1mL)の混合物を50℃で2時間撹拌した。反応混合物に水を加え、その混合物を酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄し、減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜30/70)で精製し、表題化合物(11.3mg)を得た。
【0623】
実施例4C−1
N−[(2S)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−イル]−3−フルオロ−1−オキソプロパン−2−イル]−6−メチル−5−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ピリジン−2−カルボキサミド
参考例2−6−D及び参考例3−4−Cの代わりに参考例2−5−D及び参考例7−7−Dを用い、実施例2B−8と同様の方法により、表題化合物を得た。
【0624】
実施例5A−1
N−{2−[(2R,5S)−2−[(1S)−1−アミノエチル]−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド塩酸塩
参考例9−2−A(25.0mg)、4mol/L塩化水素−1,4−ジオキサン溶液(0.030mL)及びメタノール(1mL)の混合物を、室温で1時間撹拌した。反応混合物を減圧下濃縮し、表題化合物(25.1mg)を得た。
【0625】
実施例5A−2
N−{2−[(2R,5S)−2−[(1S)−1−(ジメチルアミノ)エチル]−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
実施例5A−1(14.5mg)、37%ホルマリン(0.012mL)、トリエチルアミン(0.004mL)、酢酸(0.009mL)及びTHF(2mL)の混合物に、ナトリウムトリアセトキシボロヒドリド(22.7mg)を加えた。室温で30分間撹拌した後、反応混合物に炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた。10分間撹拌した後、その混合物にジクロロメタンを加えた。有機層を分離し、減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜70/30)で精製し、表題化合物(6.9mg)を得た。
【0626】
実施例5A−3
N−{2−[(2R,5S)−2−[(1S)−1−アセトアミドエチル]−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
実施例5A−1(14.5mg)、トリエチルアミン(0.013mL)及びTHF(2mL)の混合物に、氷冷下でアセチルクロリド(0.006mL)を加えた。室温で30分間撹拌した後、反応混合物に炭酸水素ナトリウム水溶液及び酢酸エチルを加えた。有機層を分離し、減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜30/70)で精製し、表題化合物(8.3mg)を得た。
【0627】
実施例5A−4
N−{2−[(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−[(1S)−1−(フェニルホルムアミド)エチル]ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
アセチルクロリドの代わりにベンゾイルクロリドを用い、実施例5A−3と同様の方法により、表題化合物を得た。
【0628】
実施例5A−5
N−{2−[(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−[(1S)−1−(N−メチルアセトアミド)エチル]ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
実施例5A−1の代わりに参考例9−4−Bを用い、実施例5A−3と同様の方法により、表題化合物を得た。
【0629】
実施例5A−6
N−{2−[(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(2−メタンスルホニルプロパン−2−イル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
実施例1A−3(9.7mg)のジクロロメタン(0.6mL)溶液に、氷冷下で3−クロロ過安息香酸(約70%)(11.0mg)を加え、その混合物を同温度で1時間撹拌した。反応混合物に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液及び水を加え、その混合物をジクロロメタンで抽出した。有機層を減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜95/5)で精製し、表題化合物(6.1mg)を得た。
【0630】
実施例5A−7
N−{2−[(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(2−メチルブタン−2−イル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
実施例3A−9(33.0mg)のTHF(0.6mL)及びメタノール(0.6mL)溶液に、氷冷下で5%白金−炭素(7.0mg)を加えた。その混合物を水素雰囲気下、室温で1.5時間撹拌した。反応混合物をセライトろ過した。ろ液を減圧下濃縮し、表題化合物(28.1mg)を得た。
【0631】
実施例5A−8
N−{2−[(2S,5S)−2−エチル−5−(3−フルオロフェニル)−2−(ヒドロキシメチル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例9−3−A(14.0mg)のエタノール(2mL)溶液に、10%パラジウム−炭素(4.9mgwet)を加えた。その混合物を水素雰囲気下、室温で1時間撹拌した。反応混合物をセライトろ過し、ろ液を減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜85/15)で精製し、表題化合物(6.7mg)を得た。
【0632】
実施例5A−9
N−{2−[(2S,5S)−2−エチル−2−(メトキシメチル)−5−フェニルピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例9−3−Aの代わりに参考例9−1−Aを用い、実施例5A−8と同様の方法により、表題化合物を得た。
【0633】
実施例5A−10
N−{2−[(5S)−2,2−ジエチル−5−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例9−3−Aの代わりに参考例9−6−Aを用い、実施例5A−8と同様の方法により、表題化合物を得た。
【0634】
実施例5A−11
rac−N−{2−[(2S,3S,5S)−5−(3−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−2−(プロパン−2−イル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例9−3−Aの代わりに参考例9−5−Aを用い、実施例5A−8と同様の方法により、表題化合物を得た。
【0635】
実施例5A−12
rac−N−{2−[(2S,3R,5S)−5−(3−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシ−2−(プロパン−2−イル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例9−8−A(19.0mg)のメタノール(1mL)溶液に、2mol/L水酸化ナトリウム水溶液(0.050mL)を加えた。40℃で2時間撹拌した後、反応混合物に2mol/L塩酸(0.060mL)を加えた。その混合物を減圧下濃縮した。残渣に水を加え、その混合物をジクロロメタンで2回抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残渣をアミノシリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:酢酸エチル/メタノール=100/0〜85/15)で精製し、表題化合物(15.1mg)を得た。
【0636】
実施例5A−13
N−{2−[(2R,3R,5R)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)−2−(3−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例9−10−A(17.0mg)のエタノール(2mL)溶液に、氷冷下で10%パラジウム−炭素(20.0mgwet)を加えた。その混合物を水素雰囲気下、室温で4時間撹拌した。反応混合物をセライトろ過し、ろ液を減圧下濃縮した。残渣をODSカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:水/アセトニトリル=70/30〜20/80)で精製し、表題化合物(7.1mg)を得た。
【0637】
実施例5A−14
N−{2−[(2S,5R)−2−(3−フルオロフェニル)−5−(2−メチル−3−オキソブタン−2−イル)ピロリジン−1−イル]−2−オキソエチル}−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)メチル]ベンズアミド
参考例9−7−A(12.0mg)のジクロロメタン(0.6mL)溶液に、氷冷下でDMP(13.0mg)を加えた。室温で1.5時間撹拌した後、その混合物にDMP(2.8mg)を加えた。室温で1.5時間撹拌した後、反応混合物に1mol/Lチオ硫酸ナトリウム水溶液(0.5mL)、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(1.5mL)及び水を加え、その混合物を室温で10分間撹拌した。その混合物をジクロロメタンで抽出した。有機層を減圧下濃縮した。残渣をODSカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:水/アセトニトリル=90/10〜10/90)で精製し、表題化合物(5.4mg)を得た。
【0638】
実施例5B−1
N−[(2R)−1−[(2R,3R,5R)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)−2−(3−フルオロフェニル)−3−ヒドロキシピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例9−10−Aの代わりに参考例9−11−Aを用い、実施例5A−13と同様の方法により、表題化合物を得た。
HRMS(ESI) calcd for C3033FN(M+H): 562.2460, Found: 562.2463
【0639】
実施例5B−2
N−[(2R)−1−[(2R,3S,5R)−3−アミノ−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)−2−(3−フルオロフェニル)ピロリジン−1−イル]−1−オキソプロパン−2−イル]−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
参考例9−10−Aの代わりに参考例9−12−Aを用い、実施例5A−13と同様の方法により、表題化合物を得た。
【0640】
実施例5C−1
N−[(2R)−1−[(2S,5R)−2−(3−クロロフェニル)−5−(1−シアノ−1−メチルエチル)ピロリジン−1−イル]−3−ヒドロキシ−1−オキソプロパン−2−イル]−3−メチル−4−[(6−メチル−3−オキソ−2,3−ジヒドロピリダジン−4−イル)オキシ]ベンズアミド
アルゴン雰囲気下、参考例9−9−A(17.5mg)のジクロロメタン(2mL)溶液に、氷冷下でチタニウム(IV)クロリド(0.029mL)を加えた。その混合物を氷冷下で100分間、室温で3時間撹拌した。反応混合物にジクロロメタン及び2mol/L塩酸を加え、その混合物を撹拌した。有機層を分離し、減圧下濃縮した。残渣をODSカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒:水/アセトニトリル=70/30〜20/80)で精製し、表題化合物(5.2mg)を得た。
【0641】
実施例の化学構造式、物性値、及びKi値(試験例1参照)を以下の表にさらに示す。
【0642】
【表17】
【0643】
【表18】
【0644】
【表19】
【0645】
【表20】
【0646】
【表21】
【0647】
【表22】
【0648】
【表23】
【0649】
【表24】
【0650】
【表25】
【0651】
【表26】
【0652】
【表27】
【0653】
【表28】
【0654】
【表29】
【0655】
【表30】
【0656】
【表31】
【0657】
試験例1
SK−N−MC細胞膜における放射性リガンドの結合評価によるCGRP受容体への結合親和性の決定
【0658】
ヒトCGRP受容体に対する化合物の結合親和性試験は、ヒト神経芽腫細胞株SK−N−MC細胞膜における放射性標識リガンド[125I] −CGRPの結合の阻害により実施した。
【0659】
放射性同位元素結合評価には、CGRP受容体を内因性に発現しているSK−N−MC細胞(Muff et al., Ann N Y Acad Sci. 1992; 657: 106―116参照)から調製した細胞膜を使用した。放射性リガンド結合試験は96ウェルマイクロプレートを用いて、各ウェルの総容量200μLで行った。ジメチルスルホキシド(DMSO)に溶解させた、段階希釈した化合物2.5μLを、50mMのTris−HCl、5mMのMgCl及び0.1%のウシ血清アルブミンで構成される試験緩衝液(pH7.4)中でSK−N−MC細胞膜(各ウェルの膜タンパク40μg)、[125I]−CGRP(PerkinElmer NEX354、最終濃度150pM)と混合した。評価プレートは室温下で、プレート振とう機上で振とうさせながら90分間インキュベートした。インキュベーションは予め0.3%のポリエチレンイミン(PEI)を浸漬させたGF/Cガラス繊維フィルタープレート(MerckMillipore)を通し、濾過することにより停止させた。フィルターは氷冷した試験緩衝液300μLで4回洗浄した。フィルタープレートを乾燥させた後、各ウェルへ100μLのシンチレーション液(PerkinElmer,MicroScint−20)を添加し、トップカウントNXT(PerkinElmer)にて放射活性を計数した。非特異的な結合活性は1.25μMの非標識ヒトα−CGRP(Bachem)の存在下で決定した。放射活性は下記の式を用いて、特異的結合の百分率へ変換した。
【0660】
【数1】
式中、Yは実測された放射活性であり、Ymaxは総結合活性であり、Yminは非特異的な結合活性である。
【0661】
放射性リガンドの結合を50%阻害するために必要な化合物の濃度(IC50)は、これらのデータからPrism(GraphPad Inc.)を使って決定した。次いでIC50値を下記のCheng−Prusoffの式を用いて平衡解離定数(Ki)へ変換した(Cheng and Prusoff(1973)Biochem.Pharmacol.22、3099−3108参照)。
【0662】
【数2】
式中、[L]は放射性リガンドの濃度であり、Kdは[125I]−CGRPを用いて行った飽和結合試験により同定した放射性リガンドの受容体に対する見掛けの解離定数である。
【0663】
表4から表8、及び表17から表31に示したように、本発明の化合物は、ヒトCGRP受容体に高い結合親和性を示すことが明らかとなった。
【0664】
試験例2
SK−N−MC細胞におけるCGRP誘導性cAMP生成の阻害による機能的受容体拮抗の決定
【0665】
CGRP受容体を内因性に発現しているヒト神経芽腫細胞株SK−N−MC細胞(Muff et al., Ann N Y Acad Sci. 1992; 657: 106―116参照)を、10%FBS、1mMのピルビン酸ナトリウム、非必須アミノ酸、0.5Uのペニシリン及び0.5μgのストレプトマイシンを含有するMEM中で培養した。トリプシン−EDTA処理によりこれらの細胞を採取し、試験緩衝液(0.1%のウシ血清アルブミン、30μMのロリプラム、L-アラニル-L-グルタミン及び25mMのHEPESを含有し、フェノールレッドを含まないDMEM)中の細胞懸濁液を得た。
【0666】
cAMP生成試験は96ウェルマイクロプレート(NUNC)を用いて各ウェル中の総容量100μLで行い、cAMP生成量はHTRF cAMP HiRangeキット(Cisbio)を用いて決定した。簡潔に述べると、15000個の細胞を含む50μLのSK−N−MC細胞懸濁液の各ウェルへの添加後、25μLの試験化合物溶液を添加し、37度で30分間インキュベートした。次いで、25μLのヒトα−CGRP(Bachem、最終濃度3nM)を添加し、さらに37度で15分間インキュベートした。反応は細胞溶解液(Cisbio)と37度で30分間インキュベーションすることにより停止された。得られた細胞溶解液は、製造業者の説明書に従って384ウェル白色マイクロプレート(CORNING)内で処理され、次いでマイクロプレートリーダー(インフィニティM1000、Tecan)を用いて蛍光を測定した。生データは標準曲線を用いて各サンプルのcAMP含量に変換された。データは、対照値の百分率としてPrism(GraphPad Software Inc.)を用いて試験化合物濃度に対してプロットされ、以下に示すIC50値が得られた。
【0667】
【表32】
【0668】
【表33】
【0669】
【表34】
【0670】
上記表に示したように、本発明の化合物は、ヒトCGRP受容体拮抗作用を示すことが明らかとなった。
【産業上の利用可能性】
【0671】
本発明の化合物又はその薬理学的に許容される塩は、優れたCGRP受容体拮抗作用を有するので、CGRP受容体が介在する種々の疾患の治療薬として有用である。