特許第6886185号(P6886185)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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  • 特許6886185-柑橘系果実の加工方法 図000002
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6886185
(24)【登録日】2021年5月18日
(45)【発行日】2021年6月16日
(54)【発明の名称】柑橘系果実の加工方法
(51)【国際特許分類】
   A23L 19/00 20160101AFI20210603BHJP
【FI】
   A23L19/00 Z
   A23L19/00 A
【請求項の数】2
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2018-71979(P2018-71979)
(22)【出願日】2018年4月4日
(65)【公開番号】特開2019-180261(P2019-180261A)
(43)【公開日】2019年10月24日
【審査請求日】2019年4月8日
(73)【特許権者】
【識別番号】591124927
【氏名又は名称】川口精機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100092680
【弁理士】
【氏名又は名称】入江 一郎
(72)【発明者】
【氏名】大 澤 宏 典
(72)【発明者】
【氏名】鈴 木 敬 司
【審査官】 茅根 文子
(56)【参考文献】
【文献】 特開昭51−133443(JP,A)
【文献】 特開昭57−029264(JP,A)
【文献】 特開昭54−135286(JP,A)
【文献】 特表2002−523075(JP,A)
【文献】 特開2005−304345(JP,A)
【文献】 特開2014−214276(JP,A)
【文献】 特開昭63−230059(JP,A)
【文献】 日本食品保蔵科学会誌,2009年,Vol. 35, No. 1,pp. 3-9
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A23L
A23N
B09B
C11B
JSTPlus/JMEDPlus/JST7580(JDreamIII)
CAplus/WPIDS/MEDLINE/EMBASE/BIOSIS(STN)
FSTA/AGRICOLA(STN)
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
柑橘系の果実丸ごと又は皮と実を破砕するに際し、破砕の前、後、あるいは途上で、前記果実丸ごと又は皮と実の重量の0.2〜5倍量の水を加え、
破砕後、固液分離するものであり、
前記固液分離は、周壁がスクリーンで構成され、内部の軸周りにスパイラル状のスクリュー羽根が設けられた円筒体を、軸が水平方向となるように設置し、
前記円筒体の軸方向の一端部に、水を含む破砕後の前記柑橘系の果実丸ごと又は皮と実を投入し、前記スクリュー羽根によって前記円筒体内を他端部に移行する間に、されるものである
ことを特徴とする柑橘系果実の加工方法。
【請求項2】
柑橘系の果実丸ごと又は皮と実を破砕するに際し、破砕の前、後、あるいは途上で、水を加え、
破砕後、固液分離するものであり、
前記固液分離は、周壁がスクリーンで構成され、内部の軸周りにスパイラル状のスクリュー羽根が設けられた円筒体を、軸が水平方向となるように設置し、
前記円筒体の軸方向の一端部に、水を含む破砕後の前記柑橘系の果実丸ごと又は皮と実を投入し、前記スクリュー羽根によって前記円筒体内を他端部に移行する間に、されるものである
ことを特徴とする柑橘系果実の加工方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、柑橘系果実の加工方法に関し、特に、柑橘系の果実の全体を無駄なく有効使用するための加工方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一般に、ミカン類、オレンジ類、柚子類等の柑橘系の果実は、皮と実に分け、実は缶詰やジュース、あるいはドレッシング類の材料として使用され、皮は磨り潰したり、乾燥させたりして、調味料の材料(例えば、柚子の皮は柚子胡椒の材料、ミカンの皮は陳皮として七味や漢方薬の材料)として使用される。
【0003】
一方、親木から落下したり、実が小さ過ぎたり大き過ぎる柑橘系の果実は、僅かに家畜の飼料として利用されるものの、通常は、廃棄処分されるか、そのまま畑の肥料として土に鋤き込まれてしまい、いわゆる無駄となってしまっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このように、従来の柑橘系果実の加工方法では、煩雑で多数の工程を要するか、無駄なものとして処分されている。特に、柑橘系の果実の種類によっては、皮部分に大量の油分を含み、従来の加工技術では、この油分の処理が厄介であり、皮部分の廃棄が余儀なくされる場合がある。この皮部分に含まれる油分は、言い換えれば極めて有益かつ高い栄養価を有しており、皮部分の廃棄は、柑橘系の果実の無駄を助長する要因となる。
【0005】
本発明は、このような事情を考慮し、柑橘系の果実を実はもとより、皮部分までをも、極めて簡単な工程で加工する方法を提供することを課題とする。特に、皮部分に大量の油分を含む柑橘系の果実を、簡単な操作で加工し、有益かつ高栄養価部分をも有効利用することができる方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の柑橘系果実の加工方法は、柑橘系の果実を破砕するに際し、破砕の前、後、あるいは途上で、前記果実の重量の0.2〜5倍量の水を加え、破砕後、固液分離することを特徴とする。
【0007】
本発明における柑橘系の果実は、皮、実、あるいは皮と実であってよい。また、本発明においては、周壁がスクリーン(多孔体や網状体等)で構成され、軸周りにスパイラル状のスクリュー羽根が設けられた円筒体を、軸が水平方向となるように設置し、前記円筒体の軸方向の一端部に、水を含む破砕後の柑橘系の果実を投入し、前記スクリュー羽根によって円筒体内を他端部に移行する間に、固液分離されてよい。
【発明の効果】
【0008】
本発明の加工方法によれば、柑橘系の果実を、皮のみ、実のみ、あるいは丸ごと(すなわち、皮と実、種が含まれていてもよい)を破砕するに際して、若しくは後述するように固液分離した後の固体分を再度破砕するに際して、破砕の前、後、あるいは途上で、水を加えることにより、柑橘系の果実が大量の油分を含んでいても、固液分離し易い状態にすることができる。
【0009】
この破砕した柑橘系の果実を含む液を固液分離し、液分はジュースとしてそのまま、あるいはドレッシングや調味料、化粧料等の材料として利用することができ、固形分もそのまま、調味料や化粧料等の材料として、あるいは家畜の飼料、農作物や草花の肥料等として利用できる他、乾燥させたり発酵させれば、より一層付加価値のサプリメントや化粧料等として更なる用途が拡大する。なお、本発明の加工方法では、大部分が液分として回収され、固形分の量は極めて少なく、液分も固形分も処理が容易となる。
【0010】
また本発明の加工方法によれば、周壁が多孔板または網状板等のスクリーンで構成され、内部の軸周りにスパイラル状のスクリュー羽根が設けられ、前記軸が水平方向となるように設置された円筒体の、軸方向の一端部に、水を含む破砕後の柑橘系の果実を投入し、前記スクリュー羽根によって円筒体内を他端部に移行する間に固液分離され、液分は、周壁の多孔板または網状板等のスクリーンから円筒体外に漏出して、適宜の液受部により受液され、固形分は、スクリュー羽根上を他端部側に移行するか円筒体底部に落下し、他端部側と底部から取り出されるため、上記の固液分離は極めてスムースに行うことができる。しかも、本発明の方法で加工した後の、加工装置の洗浄は、スクリュー羽根もスクリーンも水洗のみで美麗となり、次の加工に容易に移行することができる。
【0011】
上記のように、本発明の加工方法によれば、油分を大量に含み、従来の加工方法では不可能であった、柑橘系の果実を皮と実に分離することなく丸ごと、簡単な操作で容易に加工することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明の加工方法の一実施態様例を示す図であり、破砕した柑橘系の果実を含む液を固液分離する際の一手法を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の加工方法では、先ず、柑橘系の果実を破砕してペースト状にするが、破砕の前または後、あるいは破砕途上で水を加える。水の量は、柑橘系の果実の重量の0.2〜5倍量(好ましくは、1〜2倍量)とする。水を加えることによって、柑橘系の果実が油分を大量に含んでいても、固液分離し易い状態になる。
【0014】
柑橘系の果実は、種類(品種)により、あるいは生育場所の地中の状態(肥料の良否、肥料の多少、水の多少、地温の高低、微生物の種類や量等)、大気中の状態(湿度の高低、気温の高低、微生物や夾雑物の種類や量等)、日照の条件(長短、強弱)により、含まれる油分の量が種々異なってくる。油分が適量か少量であれば、水の添加量は少なく(場合により水の添加は不要)、良好な固液分離も容易となる。一方、油分が多すぎても、水を添加して、固液分離し易い状態にすることができる。
【0015】
従って、皮の油分含有量が多いと判断される場合には、水の添加量を多くする。そうすると、破砕した後の柑橘系の果実が固液分離し易い状態になり、良好に固液分離することができる。
逆に、皮の油分含有量が少ないと判断される場合、水の添加量は少なく(場合により水の添加は不要)、破砕した柑橘系の果実を含む液の固液分離も容易となる。
【0016】
本発明における水の添加量は、柑橘系の果実の重量の0.2〜5倍量、好ましくは0.5〜5倍量、より好ましくは1〜2倍量である。これより多くても破砕工程では問題ないが、破砕後の固液分離工程での処理量が多くなりすぎたり、液分に水が大量に入り込み、例えばそのままジュースとして、あるいは調味料やの化粧料の材料として使用するのに適さなくなるからである。
【0017】
また、上記水は、水道水、蒸留水、イオン交換水の他に、酢や炭酸等を含む水であってもよい。
【0018】
本発明における柑橘系の果実は、皮と実を分離して、皮のみを加工してもよいし、実のみを加工してもよい。もちろん、丸ごと、すなわち皮付きの実であって、種を含んでいてもよい。柑橘系の果実の種類は問わず、例えば、柚子類、カボス類、スダチ類、ミカン類、デコポン類、檸檬類、オレンジ類、ネーブル類、グレープフルーツ類、ブンタン類、タンゴール類、タンゼロ類、キンカン類、その他の柑橘系の果実の何れか1種、あるいは2種以上が混合されたものであってもよい。
【0019】
本発明の加工方法は、破砕した柑橘系の果実と添加した水(水は、柑橘系の果実を破砕する前、又は、柑橘系の果実を破砕する途中、又は、柑橘系の果実を破砕した後に添加する。)を固液分離する。
先ず、図示しない破砕機により柑橘系の果実(皮のみ、実のみ、あるいは丸ごと(種を含む)の意、以下同じ)を、破砕し、皮の油分含有量が多い(例えば、柚)場合、ペースト状にし、水を添加する。水の添加は、柑橘系の果実を破砕する前、又は、柑橘系の果実を破砕する途中でも良い。
なお、皮の油分含有量が少ないと判断される場合、破砕し、水の添加量は少なく(場合により水の添加は不要)て良い。
【0020】
図示しない破砕機は、複数枚の刃が上下方向に移動するか回転するなどして柑橘系の果実(例えば、柚)を破断したり、あるいは縦または横方向に配置された複数個のロールが回転して摩砕してもよい。このような破砕機内の破砕により、柑橘系の果実はペースト状となる。ペースト状のままでは、個液分離が困難であるため、水を添加し、撹拌する。
【0021】
上記のようにして破砕した柑橘系の果実と添加した水を含む液体は、固液分離機1に送られて固液分離される。この固液分離機1は、周壁がスクリーン11で構成され、内部の軸15周りにスパイラル状のスクリュー羽根12が設けられた円筒体16を、軸15が水平方向となるように設置したものであって、円筒体16の軸15方向の一端部に供給口14′が、他端部に排出口14が設けられている。上記の水を含む破砕後の柑橘系の果実は、供給口14′から円筒体16内に供給され、スクリュー羽根12によって円筒体16内を排出口14に移行する間に、固液分離される
【0022】
固液分離された液分は、スクリーン11から円筒体16外に漏出して、液受部17により受液され、液分貯留槽18内に貯留される。一方、固形分は、上記の排出口14から排出され、固形物受部からスクリューコンベア19に移送され、適宜の処理に付される。
【0023】
なお、図1に示す態様の固液分離機1では、軸15の排出口14側端の軸15に抵抗体13が外嵌されている。この抵抗体13は、軸15と抵抗体13とスクリュー羽根12との間の圧縮により、固液分離後の固形分から更に分離される液分が、固形分に再度移行するのを防ぎ、液受部17に導く作用をなす。
【実施例】
【0024】
〔実施例1〕
2016年12月下旬に静岡県で収穫された柚子を、図1に示す装置を用い、次の態様で加工した。
【0025】
10kgの柚子を図示しない破砕機で破砕したペースト状の柚子10kgに対して水10kgとなるように添加した。
【0026】
これを撹拌して液状とし、固液分離機1に注入し、スパイラル状のスクリュー羽根12の作動により、注入側端から他側端に移行させた。この移行の間に固液分離が行われ、液分はスクリーン11から漏出して液受部17で受液され、固形分はスクリュー羽根12の他側端の固形物受部を介してスクリューコンベア19に移行し、所定の処理に付した。なお、液分の収量は約19kg、固形分の収量は約0.8kgであった。
【0027】
〔実施例2〕
実施例1と同様にして繰り返し実施して得た固形分を集合して10kgとし、これを実施例1と同様にして破砕、固液分離を行った。
【0028】
図示しない破砕機からは、滑らかで良好なペースト状で排出されており、これに水10kg加えて固液分離機1に注入し注入側端から他側端に移行させたところ、良好な固液分離が行われた。液分の収量は約19.9kg、固形分の収量は約0.09kgであった。
【0029】
〔実施例3〕
2017年1月中旬に神奈川県で収穫された柚子を、水の添加については次のようにする以外は、実施例1と同様にして加工した。
【0030】
図示しない破砕機からのペースト状の柚子10kgに対して水10kgとなるように添加し、撹拌しつつ、破砕途上で更に水10kgを追加添加した。ペースト状の柚子に対して水を添加し、撹拌した液の状態を目視観察したところ、実施例1と同様の状態を呈していた。得られた液分の量は、実施例1より約8.5kg程度多かったが、固液分離機1での操作は、実施例1とほぼ同様であった。固形分の収量は約1.4kgであった。
【0031】
〔実施例4〕
実施例3と同様にして繰り返し実施して得た固形分を集合して10kgとし、これを実施例3と同様にして破砕、固液分離を行った。
【0032】
図示しない破砕機からは、滑らかで良好なペースト状で排出されており、これに水を加え撹拌した後、固液分離機1に注入し注入側端から他側端に移行させたところ、良好な固液分離が行われた。液分の収量は約19.7kg、固形分の収量は約0.15kgであった。
【0033】
〔実施例5〕
2017年10月下旬に静岡県および神奈川県で収穫されたミカンそれぞれを皮と実に分け、両県産のミカンの皮を5kgづつ取分けて混合し、水を添加しない以外は、実施例1と同様にして加工した。図示しない破砕機から出て来るミカンの皮の状態を目視観察したところ、実施例1と同様に滑らかで良好な液状を呈しており、水の添加は不要であった。
なお、液分の収量は約9.8kg、固形分の収量は約0.1kgであった。
【0034】
〔実施例6〕
実施例5と同様にして繰り返し実施して得た固形分を集合して10kgとし、これを実施例5と同様にして破砕、固液分離を行った。
【0035】
実施例2と同様に、図示しない破砕機からは、滑らかで良好なペースト状で排出されており、これに水を加え、撹拌した後、固液分離機1に注入し注入側端から他側端に移行させたところ、良好な固液分離が行われた。液分の収量は約9.6kg、固形分の収量は約0.25kgであった。
【0036】
〔実施例7〕
実施例3で残しておいたミカンの皮を1か月後に、やや乾燥状態にあったものを5kgづつ取分けて混合し、実施例3と同様の加工を行ったところ、図示しない破砕機での破砕が良好に行われなかったため、破砕を行いつつ、図示しない破砕機に水を5kg添加した。結果は、実施例3と同様、破砕機から出て来るミカンの皮は、実施例3と同様に滑らかで良好な液状となっていた。
【0037】
〔実施例8〕
実施例7と同様にして繰り返し実施して得た固形分を集合して10kgとし、これを実施例7と同様にして破砕、固液分離を行った。
【0038】
図示しない破砕機からは、滑らかで良好な液状で排出されており、これを固液分離機1に注入し注入側端から他側端に移行させたところ、良好な固液分離が行われた。
【0039】
〔実施例9〕
2017年1月中旬に神奈川県で収穫された檸檬を、水の添加については次のようにする以外は、実施例1と同様にして加工した。
【0040】
図示しない破砕機で破砕した檸檬10kgに対して水10kgとなるように添加し、更に水10kgを追加添加し、撹拌した。図示しない破砕機から出て来る檸檬の状態を目視観察したところ、実施例1と同様な液状を呈していた。得られた液分の量は約28.8kg、固形分は約0.15kgであり、固液分離機1での操作は、実施例1とほぼ同様であった。
【0041】
〔実施例10〕
実施例9と同様にして繰り返し実施して得た固形分を集合して10kgとし、これを実施例9と同様にして破砕、水を添加し、固液分離を行った。
【0042】
図示しない破砕機からは、滑らかで良好なペースト状で排出されており、これに水を加え、固液分離機1に注入し注入側端から他側端に移行させたところ、良好な固液分離が行われた。
【0043】
〔実施例11〕
2017年1月中旬に神奈川県で収穫された檸檬を、水の添加については次のようにする以外は、実施例1と同様にして加工した。
【0044】
図示しない破砕機で破砕した檸檬10kgに対して水15kgとなるように添加し、更に水15kgを追加添加し、撹拌した。破砕した檸檬と水の混合状態を目視観察したところ、実施例1と同様な液状を呈していた。得られた液分の量は約38.8kg、固形分は約0.1kgであり、固液分離機1での操作は、実施例1とほぼ同様であった。
【0045】
〔実施例12〕
実施例11と同様にして繰り返し実施して得た固形分を集合して10kgとし、これを実施例11と同様にして破砕、固液分離を行った。
【0046】
図示しない破砕機からは、滑らかで良好なペースト状で排出されており、これに水を加え、固液分離機1に注入し注入側端から他側端に移行させたところ、良好な固液分離が行われた。
【符号の説明】
【0047】
1 固液分離機
11 スクリーン
12 スクリュー羽根
13 抵抗体
14′ 供給口
14 排出口
15 軸
16 円筒体
17 液受部
18 液分貯留槽
19 スクリューコンベア
図1