【実施例】
【0221】
以下に、参考例、実施例等に基づいて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらによ
って限定されるものではない。
【0222】
参考例1-1〜1-3 エクオール含有大豆胚軸発酵物の製造
表1に示す組成となるように、粉末状大豆胚軸、アルギニン、及び水を混合して、大豆胚軸溶液(原料)を調製した。この大豆胚軸溶液5mlに、ラクトコッカス20-92株(FERM
BP-10036号)を植菌し、嫌気条件下で、37℃で96時間静置培養を行った。培養後、得ら
れた発酵液(培養液)を100℃、1分間の条件で加熱殺菌した後、80℃の条件での乾燥処理し、更にホモゲナイダーにより粉末化処理することにより、粉末状の大豆胚軸発酵物を得た。
【0223】
表1に、培養96時間後の培養液における生菌数及びpH、粉末状の大豆胚軸発酵物の取得量、及び粉末状の大豆胚軸発酵物中のエクオール濃度を示す。この結果から、エクオール産生菌を用いて粉末状大豆胚軸を発酵させることにより、高効率でエクオールが生成されることが確認された。
【0224】
【表1】
【0225】
参考例1-4 エクオール含有大豆胚軸発酵物の製造
粉末状大豆胚軸10重量%及びL-アルギニン0.1重量%を含む大豆胚軸溶液5mlに、ラクトコッカス20-92株(FERM BP-10036号)を植菌し、嫌気条件下で、37℃で96時間静置培養することにより発酵処理を行った。培養後、得られた発酵液(培養液)を100℃、1分間の条件で加熱殺菌した後、80℃の条件での乾燥処理し、更にホモゲナイダーにより粉末化処理することにより、粉末状の大豆胚軸発酵物を得た。
【0226】
原料として使用した粉末状大豆胚軸(表2及び3中、発酵前と表記する)及び得られた粉末状大豆胚軸発酵物(表2及び3中、発酵後と表記する)の含有成分の分析を行った。大豆イソフラボン類の分析結果を表2に、栄養成分の分析結果を表3に示す。この結果からも、ラクトコッカス20-92株によって大豆胚軸を発酵させることにより、高含量のエク
オールを含む大豆胚軸発酵物が製造されることが確認された。また、ラフィノースやスタキオース等のオリゴ糖は、発酵前後でその含量が同程度であり、発酵による影響を殆ど受
けないことが明らかとなった。一方、アルギニンについては、発酵処理によりオルニチンに変換されることが確認された。従って、大豆胚軸にアルギニンを添加してラクトコッカス20-92株で発酵処理することにより、エクオールのみならず、オルニチンをも生成させ
得ることが明らかとなった。
【0227】
【表2】
【0228】
【表3】
【0229】
参考例1-5〜1-11 エクオール含有大豆胚軸発酵物の製造
上記参考例1-3とは異なる7種のロットの粉末状大豆胚軸を使用すること以外は、上記
参考例1-3と同様の条件で、粉末状の大豆胚軸発酵物(参考例1-5〜1-11)を製造した。得
られた大豆胚軸発酵物に含まれるイソフラボンの組成を分析した。結果を表4に示す。この結果からも、参考例1-5〜1-11の大豆胚軸発酵物は、エクオール含量が高く、従来技術
では実現できていない組成のイソフラボンを含んでいることが確認された。
【0230】
【表4】
【0231】
参考試験例1 アレルゲンの確認試験
大豆胚軸には、Gym4、Gm30K、Gm28K、7Sグロブリンmix(β−コングリシン)、オレオ
シン、トリプシンインヒビター等のアレルゲンが含まれていることが分かっている。そこで、上記参考例1-1で製造したエクオール含有大豆胚軸発酵物中にアレルゲンの存否を以
下の試験により判定した。
【0232】
先ず、参考例1-1で得られたエクオール含有大豆胚軸発酵物の適当量を、抽出バッファ
ー(Tris HCl pH 7.5、1M EDTA含有、タンパク質分解酵素阻害剤の適量含有)に添加し、十分に撹拌して、水溶性成分を抽出した。次いで、濾過により、固形分を除去し、抽出液を得た。斯くして得られた抽出液に含まれる総タンパク質を、バイオラッド社製のプロテインアッセイシステムを用いて検出した。更に、得られた抽出液に含まれる主要アレルゲン(Gym4、Gm30K、Gm28K、7Sグロブリンmix、オレオシン、トリプシンインヒビター)に
ついても、ウエスタンブロッティング法により検出した。また、比較として、大豆胚軸発酵物の代わりに、大豆の子葉の粉末、及び大豆胚軸の粉末を用いて、同様の方法により総タンパク質及びアレルゲンの検出を行った。
【0233】
結果を
図1〜3に示す。
図1には、総タンパク質の検出結果を;
図2には、Gym4、Gm30K、及びGm28Kの検出結果を;
図3には、7Sグロブリンmix、オレオシン、及びトリプシン
インヒビターの検出結果を、それぞれ示す。
【0234】
この結果から、エクオール含有大豆胚軸発酵物には、大豆又は大豆胚軸に含まれる主要
アレルゲンが低減していることが確認された。
【0235】
実施例1:エクオール含有抽出物の製造
実施例1-1 第I法によるエクオール含有抽出物の製造
参考例1-3と同条件で製造した粉末状のエクオール含有大豆胚軸発酵物1gを表5に示
す抽出溶媒20mlに添加して、室温にて120分間、振盪した。その後、遠心分離にて残渣
(以下、残渣1と表記する)を除去して、抽出液(以下、抽出液1-1と表記する)を回収
した。次いで、得られた抽出液1-1をエバポレーターを用いて乾固した後に、5mlのエタ
ノールを添加して、室温にて10分間、振盪した。その後、遠心分離にて残渣(以下、残渣2と表記する)を除去して、抽出液(以下、抽出液1-2と表記する)を回収した。得られ
た抽出液1-2をエバポレーターを用いて乾固し、固形状の抽出物を得た。
【0236】
また、残渣1に対して、再度、同組成の抽出溶媒20mlを添加して、室温にて120分間
、振盪した。その後、遠心分離にて残渣を除去して、抽出液(以下、抽出液2-1と表記す
る)を回収した。得られた抽出液2-1をエバポレーターを用いて乾固した後に、5mlのエタノールを添加して、室温にて10分間、振盪した。その後、遠心分離にて残渣を除去して、抽出液(以下、抽出液2-2と表記する)を回収した。得られた抽出液2-2をエバポレーターを用いて乾固し、固形状の抽出物を得た。
【0237】
【表5】
【0238】
抽出液1-1及び1-2、抽出液2-1及び2-2、並びに残渣2を、薄層クロマトグラフィー(TLC)分析(移動相として、エクオール検出にはヘキサン:クロロホルム:酢酸エチル=1:
1:1(容量比)、またサポニン検出には酢酸エチル:プロパノール:クロロホルム:メタ
ノール:0.9%KCl=25:25:25:10:9(容量比)を使用)に供して、サポニン含量とエクオー
ル含量を測定した。また、抽出液1-2から得られた固形状の抽出物の重量及びこれに含ま
れるエクオール濃度を測定した。結果を
図4〜7及び表6に示す。
図4には、抽出液1-2
及び2-2中のエクオール含量をTLC分析した結果;
図5には、抽出液1-2及び2-2中のサポニン含量をTLC分析した結果;
図6には、抽出液1-2及び残渣2中のエクオール含量をTLC分
析した結果;
図7には、抽出液1-2及び残渣2中のサポニン含量をTLC分析した結果を示す。
【0239】
この結果、エクオール含有大豆胚軸発酵物をエタノールで抽出すると、多量の油分が含まれ、更にエクオールの回収率が低くなることが分かった。一方、エクオール含有大豆胚軸発酵物をエタノール水溶液で抽出すると、油分の混入を抑制し、高い回収率でエクオールが得られることが確認された。特に、エタノール濃度が75容量%であるエタノール水溶液によれば、エクオールの回収率が顕著に向上することも明らかとなった。また75容量%エタノール抽出では脂肪分の抽出を最小限に抑えることができることが分かった。
【0240】
また、残渣2中に高濃度のサポニンが検出されたことから、抽出液1-1の溶媒除去物を
エタノールによる抽出処理に供することにより、エクオール量を減じることなく、サポニンの除去が可能になることが確認された。
【0241】
【表6】
【0242】
実施例1-2 第I法によるエクオール含有抽出物の製造
上記参考例1-3とは異なるロットの粉末状大豆胚軸を使用すること以外は、上記参考例1-3と同様の条件で、粉末状のエクオール含有大豆胚軸発酵物を製造した。
【0243】
この粉末状のエクオール含有大豆胚軸発酵物30gを、70容量%エタノール水溶液(水30mlにエタノールを加えて100mlとした)又は90容量%エタノール水溶液(水10mlに
エタノールを加えて100mlとした)150mlに添加して、室温にて8時間、撹拌した。そ
の後、濾過にて残渣を除去した後、更に残渣を抽出溶媒と同組成のエタノール水溶液約20mlで洗浄し、ろ液及び洗浄液を回収して抽出液を得た。
【0244】
次いで、得られた抽出液を減圧濃縮し固形状の抽出物を得た。
【0245】
得られた固形状の抽出物の重量及びこれに含まれるエクオール、ダイゼイン、ジヒドロダイゼイン、ゲニステイン、ジヒドロゲニステイン、グリステイン、ジヒドログリステインの濃度を測定した。結果を表7及び8に示す。
【0246】
【表7】
【0247】
【表8】
【0248】
この結果から、エクオール含有大豆胚軸発酵物をエタノール水溶液で抽出すると、エクオールが高い回収率で得られると共に、グリステインも得られることが分かった。一方、他のイソフラボンについては抽出物中では非常に低濃度であった。
【0249】
実施例1-3 第I法によるエクオール含有抽出物の製造
上記参考例1-3とは異なるロットの粉末状大豆胚軸を使用すること以外は、上記参考例1-3と同様の条件で、粉末状のエクオール含有大豆胚軸発酵物を製造した。
【0250】
この粉末状のエクオール含有大豆胚軸発酵物50gに精製水7mlを加えて混合した後、
更にn−ヘキサン250mlを加えて室温にて7時間撹拌した。不溶物を濾過にて回収し、さらに60℃で7時間乾燥を行って、エクオール含有大豆胚軸発酵物の脱脂粉末46.6gを得た
。
【0251】
上記脱脂粉末20gを、80容量%エタノール水溶液(水20mlにエタノールを加えて100
mlとした)、又は90容量%エタノール水溶液(水10mlにエタノールを加えて100ml
とした)100mlに添加して、室温にて14時間、撹拌した。その後、濾過にて残渣を除去
した後、更に残渣を抽出溶媒と同組成のエタノール水溶液約10mlで洗浄し、ろ液及び洗浄液を回収して抽出液を得た。
【0252】
次いで、得られた抽出液を60℃で6時間乾燥させて、固形状の抽出物を得た。
【0253】
得られた固形状の抽出物の重量及びこれに含まれるエクオール、ダイゼイン、ジヒドロダイゼイン、ゲニステイン、ジヒドロゲニステイン、グリステイン、ジヒドログリステインの濃度を測定した。結果を表9及び10に示す。
【0254】
【表9】
【0255】
【表10】
【0256】
この結果から、エクオール含有大豆胚軸発酵物を予め脱脂処理しても、上記実施例1-2
と同様、エクオールが高い回収率で得られることが分かった。
【0257】
実施例1-4 第II法によるエクオール含有抽出物の製造
上記参考例1-3とは異なるロットの粉末状大豆胚軸を使用すること以外は、上記参考例1-3と同様の条件で、粉末状のエクオール含有大豆胚軸発酵物(エクオール濃度:6.2 mg/g)を製造した。このエクオール含有大豆胚軸発酵物80gを、水900mlに懸濁させ攪拌しな
がら酢酸約5mlを加え、pHが約4.0調整した後、室温にて24時間静置した。その後、遠
心分離にて不溶物を回収し、これを乾燥させて、不溶物50.33gを得た。
【0258】
次いで、上記不溶物50.33gにエタノール水溶液(エタノール濃度75容量%)250mlを添加し、室温で2日間攪拌を行った。その後、減圧濾過にて残渣を除去して、ろ液を回収し
た。次いで、得られたろ液をエバポレーターを用いて乾固して、エクオール含有粉末7.53gを得た。
【0259】
斯くして得られたエクオール含有粉末には、出発原料であるエクオール含有大豆胚軸発酵物が6.2 mg/gのエクオール含有量であったのに対して約10倍量のエクオールが60.0mg/gの濃度で含まれており、エクオールの回収率は91%であった。
【0260】
実施例2:エクオールの精製
実施例2-1:第1法によるエクオールの精製
上記参考例1-3とは異なるロットの粉末状大豆胚軸を使用すること以外は、上記参考例1-3と同様の条件で、粉末状のエクオール含有大豆胚軸発酵物(エクオール濃度:6.2 mg/g)を製造した。このエクオール含有大豆胚軸発酵物10gを、50容量%エタノール水溶液50mlに添加して、室温にて2時間振盪した。その後、遠心分離(2500rpm、25分間)にて残渣(以下、残渣1と表記する)を除去して、抽出液(以下、抽出液A-1と表記する)を回
収した。次いで、残渣1に対して50容量%エタノール水溶液50mlに添加して、室温にて1時間振盪した。その後、遠心分離(2500rpm、25分間)にて残渣を除去して、抽出液(以
下、抽出液A-2と表記する)を回収した。次いで、抽出液A-1と抽出液A-2を混合し、これ
をエバポレーターを用いて乾固して、残留物(以下、残留物1と表記する)を得た。
【0261】
上記で得られた残留物1に約50mlのエタノールを添加して、室温に超音波処理を行いながら振盪した。その後、遠心分離(1000rpm、10分間)にて残渣を除去して、抽出液(以
下、抽出液Bと表記する)を回収した。得られた抽出液Bをエバポレーターを用いて乾固し、残留物(以下、残留物2と表記する)約1gを得た。
【0262】
次いで、残留物2の1gにヘキサンを10ml添加して、室温にて30分間振盪した。その後、遠心分離(1000rpm、10分間)にて抽出液を除去して、不溶物0.3gを回収した。
【0263】
得られた不溶物0.3gに、ヘキサンとジエチルエーテルの混合液(ヘキサン:ジエチル
エーテル=2:3;容量比)2mlを添加して、室温にて30分間振盪した。その後、遠心
分離(1000rpm、10分間)にて残渣を除去して、抽出液を回収した。得られた抽出液を下
記条件下でシリカゲルクロマトグラフィーに供した。
カラム:内径2cmのカラムにシリカゲルを充填した。
移動層:
ヘキサンとジエチルエーテルの混合液(ヘキサン:ジエチルエーテル=40:60;容量比)200mL、
ヘキサンとジエチルエーテルの混合液(ヘキサン:ジエチルエーテル=30:70;容量比)200mL、
ヘキサンとジエチルエーテルの混合液(ヘキサン:ジエチルエーテル=25:75;容量比)200mL、
ヘキサンとジエチルエーテルの混合液(ヘキサン:ジエチルエーテル=20:80;容量比)200mL、及び
ヘキサン200mLを順次流した。
【0264】
カラムから溶出される溶液を50mL毎に回収した。ヘキサンとジエチルエーテルの混合液(ヘキサン:ジエチルエーテル=30:70;容量比)とヘキサンとジエチルエーテルの混合液(ヘキサン:ジエチルエーテル=25:75;容量比)によって溶出される画分には、合計で約40mgのエクオール(回収率80%)が含まれており、その乾燥固形分当たりのエクオールの純度は99.9%であった。また、本シリカゲルクロマトグラフィーにより溶出された画分を、TLCにて分析した結果を
図8に示す。
図8に示されるように、ヘキサン
とジエチルエーテルの混合液(ヘキサン:ジエチルエーテル=30:70;容量比)とヘキサンとジエチルエーテルの混合液(ヘキサン:ジエチルエーテル=25:75;容量比)によって溶出される画分にエクオールが含まれており、その精製度が高いことも確認された。なお、
図8中の各レーンに供した試料は、表11に示す通りである。
【0265】
【表11】
【0266】
実施例2-2:第2法によるエクオールの精製
上記参考例1-3とは異なるロットの粉末状大豆胚軸を使用すること以外は、上記参考例1-3と同様の条件で、粉末状のエクオール含有大豆胚軸発酵物(エクオール濃度:6.2 mg/g)を製造した。このエクオール含有大豆胚軸発酵物100gを、95容量%酢酸エチル水溶液500mlに添加して、室温にて4時間攪拌した。その後、不溶物をろ別し、更にこの不溶物を80mlの酢酸エチルで洗浄した。得られた洗浄液をロ液と合わせて減圧濃縮し12gの油状物
を回収した。得られた油状物12gを下記条件下でシリカゲルクロマトグラフィーに供した
。
カラム:内径2cmのカラムに、シリカゲル70gをヘキサンを使用して充填した。
移動層:ヘキサン500mlを流した後、酢酸エチルとヘキサンの混合液(酢酸エチル:ヘキ
サン=1:5(容量比))を流した。
【0267】
斯くして回収したエクオール含有溶出液から溶媒を留去することにより、黄色結晶状の固形物630mgを得た。
【0268】
得られた黄色結晶状の固形物を、酢酸エチル2mlに添加して約80℃に加熱し溶解させ、
更にヘキサン8mlを添加して混合した後、氷冷下で30分間攪拌を行い、エクオールの結晶
を析出させた。析出したエクオールの結晶は、濾過にて回収し、これをヘキサンで洗浄を行った後に、乾燥してエクオール含有固形分530mg(淡黄結晶)を得た。
【0269】
更に、上記淡黄結晶530mgをの4mlのエタノール水溶液(エタノール濃度62.5容量%)に加えて約80℃に加熱溶解させ、10℃で12時間静置することにより、エクオールの再結晶化を行い、ろ過及び乾燥を行って、白色針状のエクオール結晶390mgが得られた。
【0270】
得られたエクオールの結晶はエタノール25℃の旋光度[α]
D25は-21.6°、融点は188-190℃であり、ほぼ100%に近い純度のエクオールが精製されたことが確認された。
【0271】
実施例3:エクオール含有大豆胚軸発酵物又はその抽出物を含む食品素材及びこれを含む食品
実施例3-1 エクオール含有大豆胚軸発酵物とカカオマスを含む食品素材の製造
カカオマスを加熱溶融させた状態で、参考例1-3と同条件で製造されたエクオール含有
大豆胚軸発酵物と、カカオマスとを1:3(重量比)の比率で混合した後に、冷却するこ
とによって、エクオール含有大豆胚軸発酵物がカカオマスに分散された食品素材を製造した。
【0272】
斯くして製造された食品素材の呈味について、10人のパネラーにより評価したところ、全てのパネラーにおいて、エクオール含有大豆胚軸発酵物に由来する苦味が抑制され、風味が良好であると評価された。
【0273】
実施例3-2 エクオール含有大豆胚軸発酵物の抽出物を含む食品素材
カカオマスを加熱溶融させた状態で、実施例1-1において75Etを用いて得られた抽出液2-1を乾固した固形状の抽出物(以下、75Et抽出物と表記する)と、カカオマスと1:24(重量比)の比率で混合した後に、冷却することによって、75Et抽出物がカカオマスに分散された食品素材を製造した。
【0274】
斯くして製造された食品素材の呈味について、10人のパネラーにより評価したところ、全てのパネラーにおいて、75Et抽出物に由来する苦味が抑制され、風味が良好であると評価された。
【0275】
実施例3-3 焼き菓子
表12に示す原料を混合し、得られた混合原料を成型機により、直方形(約1.5cm×1.5cm×10cm)に成形し、オーブンで180℃で焼成して、焼き菓子を製造した。
【0276】
得られた焼き菓子の呈味について、10人のパネラーにより評価したところ、全てのパネラーにおいて、エクオール含有大豆胚軸発酵物に由来する苦味が抑制され、良好なチョコレートの風味が感じられ、焼き菓子本来の良好な呈味が感じられると評価された。
【0277】
【表12】
【0278】
比較例3-1 焼き菓子
チップ状の実施例3-1で得られた食品素材の代わりに、チョコレートチップ5gと実施
例1-3と同条件で製造されたエクオール含有大豆胚軸発酵物1gをそれぞれで添加するこ
と以外は、上記実施例3-3と同条件で焼き菓子を製造した。
【0279】
得られた焼き菓子の呈味について、10人のパネラーにより評価したところ、全てのパネラーにおいて、呈味が損なわれ、エクオール含有大豆胚軸発酵物に由来する苦味が全体に広がっていると評価された。
【0280】
実施例3-4 焼き菓子
チップ状の実施例3-1で得られた食品素材の代わりに、同量のチップ状の実施例3-2で得られた食品素材を添加すること以外は、上記実施例3-3と同条件で焼き菓子を製造した。
【0281】
得られた焼き菓子の呈味について、10人のパネラーにより評価したところ、75Et抽出物に由来する苦味が抑制され、良好なチョコレートの風味が感じられ、焼き菓子本来の良好な呈味が感じられると評価された。
【0282】
実施例4:エクオール含有大豆胚軸発酵物又はその抽出物を含む各種食品
実施例4-A 飲料
以下、本発明の飲料の製造例について具体例を挙げる。
実施例4-A-1 スパークリングウォーター
下記組成のミント風味シロップ液を調製し、このミント風味シロップ液と炭酸水を3:1の容量比で混合することにより、スパークリングウォーターを得た。
【0283】
ミント風味シロップ液の組成
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.27 (Kg)
砂糖 0.60
クエン酸(結晶) 0.01
食塩 0.012
塩化カリウム 0.005
乳酸カルシウム 0.008
ペパーミントエキストラクト 0.03
ペパーミントフレーバー 0.20
水 残部
合計 100.00 L
【0284】
実施例4-A-2 スパークリングウォーター
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.034Kg配合してミント風味シロップ液を
調製すること以外は、上記実施例4-A-1と同条件でスパークリングウォーターを製造した
。
【0285】
実施例4-A-3 無果汁オレンジ炭酸飲料
下記組成のオレンジ風味シロップ液を調製し、このオレンジ風味シロップ液と炭酸水を9:11の容量比で混合することにより、無果汁オレンジ炭酸飲料を得た。
【0286】
オレンジ風味シロップ液の組成
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.20 (Kg)
砂糖 10.00
クエン酸(結晶) 0.03
DL−リンゴ酸 0.07
着色料 0.05
香料 0.10
水 残部
合計 45.00 L
【0287】
実施例4-A-4 無果汁オレンジ炭酸飲料
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.025Kg配合してオレンジ風味シロップ液
を調製すること以外は、上記実施例4-A-3と同条件で無果汁オレンジ炭酸飲料を製造した
。
【0288】
実施例4-A-5 低カロリーコーラ
下記組成のコーラシロップ液を調製し、このコーラシロップ液と炭酸水を8:12の容量比で混合することにより、シュガーレスコーラを得た。
【0289】
コーラシロップ液の組成
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-2) 0.20 (Kg)
スクラロース 0.02
リン酸 0.05
クエン酸(結晶) 0.07
カフェイン 0.10
カラメル色素 0.20
香料(コーラフレーバー) 0.10
水 残部
合計 40.00 L
【0290】
実施例4-A-6 低カロリーコーラ
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.03Kg配合してコーラシロップ液を調製す
ること以外は、上記実施例4-A-5と同条件で低カロリーコーラを製造した。
【0291】
実施例4-A-7 アップル炭酸飲料
下記組成のアップル風味シロップ液を調製し、このアップル風味シロップ液と炭酸水を13:7の容量比で混合することにより、アップル炭酸飲料を得た。
【0292】
アップル風味シロップ液の組成
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-2) 0.20 (Kg)
5倍濃縮リンゴ果汁 11.00
果糖ブドウ糖液 5.00
クエン酸(結晶) 0.10
着色料 0.05
香料 0.10
水 残部
合計 65.00 L
【0293】
実施例4-A-8 アップル炭酸飲料
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.03Kg配合してアップル風味シロップ液を
調製すること以外は、上記実施例4-A-7と同条件でアップル炭酸飲料を製造した。
【0294】
実施例4-A-9 グレープ炭酸飲料
下記組成のグレープ風味シロップ液を調製し、このグレープ風味シロップ液と炭酸水を9:11の容量比で混合することにより、グレープ炭酸飲料を得た。
【0295】
グレープ風味シロップ液の組成
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-1) 0.20 (Kg)
5倍濃縮グレープ透明果汁 4.40
クエン酸(結晶) 0.25
着色料 0.05
香料 0.20
水 残部
合計 45.00 L
【0296】
実施例4-A-10 グレープ炭酸飲料
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.03Kg配合してグレープ風味シロップ液を
調製すること以外は、上記実施例4-A-9と同条件でグレープ炭酸飲料を製造した。
【0297】
実施例4-A-11 アップル果汁飲料
下記組成のアップル果汁飲料を製造した。
【0298】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (Kg)
5倍濃縮アップル果汁 22.00
香料 0.05
水 残部
合計 100.00 L
【0299】
実施例4-A-12 アップル果汁飲料
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-A-11と同条件でアップル果汁飲料を製造した。
【0300】
実施例4-A-13 オレンジ果汁飲料
下記組成のオレンジ果汁飲料を製造した。
【0301】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (Kg)
濃縮バレシアオレンジ果汁(ブリックス55°) 4.40
砂糖 5.00
クエン酸(結晶) 0.16
ネイティブジェランガム 0.025
ビタミンC 0.03
ペクチン 0.0025
オレンジ香料 0.25
水 残部
合計 100.00 L
【0302】
実施例4-A-14 オレンジ果汁飲料
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-A
-13と同条件でオレンジ果汁飲料を製造した。
【0303】
実施例4-A-15 低カロリー果汁飲料
下記組成の低カロリー果汁飲料を製造した。
【0304】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-1) 0.40 (Kg)
5倍濃縮柑橘果汁 4.40
スクラロース 0.009
クエン酸(結晶) 0.18
L−アスコルビン酸 0.03
ジェランガム 0.024
香料 0.10
水 残部
合計 100.00 L
【0305】
実施例4-A-16 低カロリー果汁飲料
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-A-15と同条件で低カロリー果汁飲料を製造した。
実施例4-A-17 シュガーレスニアウォーター
下記組成のシュガーレスニアウォーターを製造した。
【0306】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (Kg)
スクラロース 0.008
ポリデキストロース 2.20
5倍濃縮グレープフルーツ濃縮果汁 0.44
クエン酸(結晶) 0.53
乳酸カルシウム 0.06
塩化カリウム 0.01
L−アスコルビン酸 0.03
ジベンゾイルチアミン塩酸塩 0.0002
ピリドキシン塩酸塩 0.00015
ニコチン酸アミド 0.0015
香料 0.10
水 残部
合計 100.00 L
【0307】
実施例4-A-18 シュガーレスニアウォーター
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-A-17と同条件でシュガーレスニアウォーターを製造した。
【0308】
実施例4-A-19 スポーツ飲料
下記組成のスポーツ飲料を製造した。
【0309】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-2) 0.40 (Kg)
レモン透明果汁 0.50
スクラロース 0.02
乳性ミネラル 1.00
ビタミンミックス 0.25
L−アスコルビン酸ナトリウム 0.05
クエン酸 0.125
水 残部
合計 100.00 L
【0310】
実施例4-A-20 スポーツ飲料
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-A-19と同条件でスポーツ飲料を製造した。
【0311】
実施例4-A-21 抹茶乳飲料
下記組成の抹茶乳飲料を製造した。
【0312】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-2) 0.40 (Kg)
牛乳 10.00
脱脂粉乳 3.50
抹茶((株)伊藤園製RS-20) 0.50
砂糖 7.00
乳化剤 0.70
着色料 0.03
香料 0.20
炭酸水素ナトリウム pH6.8に調整
水 残部
合計 100.00 L
【0313】
実施例4-A-22 抹茶乳飲料
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-A-21と同条件で抹茶乳飲料を製造した。
【0314】
実施例4-A-23 無糖ドリンクヨーグルト
下記組成の無糖ドリンクヨーグルトを製造した。
【0315】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (Kg)
発酵乳(SNF20%) 40.00
水溶性大豆多糖類 0.20
ペクチン 0.20
香料 0.20
乳酸 pH4.2に調整
水 残部
合計 100.00 L
【0316】
実施例4-A-24 無糖ドリンクヨーグルト
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-A-23と同条件で無糖ドリンクヨーグルトを製造した。
【0317】
実施例4-A-25 殺菌乳酸菌飲料
下記組成の殺菌乳酸菌飲料を製造した。
【0318】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (Kg)
発酵乳(SNF20%) 15.00
水溶性大豆多糖類 0.40
砂糖 8.00
香料 0.10
乳酸 pH3.8に調整
水 残部
合計 100.00 L
【0319】
実施例4-A-26 殺菌乳酸菌飲料
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-A-25と同条件で殺菌乳酸菌飲料を製造した。
【0320】
実施例4-A-27 低カロリー酸乳飲料
下記組成の低カロリー酸乳飲料を製造した。
【0321】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (Kg)
脱脂粉乳 3.50
水溶性大豆多糖類 0.40
砂糖 5.00
スクラロース 0.0006
果糖ブドウ糖液(75%) 5.00
クエン酸(結晶) 0.45
香料 0.10
乳酸 pH3.8に調整
水 残部
合計 100.00 L
【0322】
実施例4-A-28 低カロリー酸乳飲料
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-A-27と同条件で低カロリー酸乳飲料を製造した。
【0323】
実施例4-A-29 ストロベリー乳飲料
下記組成のストロベリー乳飲料を製造した。
【0324】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (Kg)
脱脂粉乳 2.80
全脂粉乳 3.00
砂糖 12.00
乳化剤 0.06
着色料 0.05
香料(ストロベリーフレーバー) 0.10
水 残部
合計 100.00 L
【0325】
実施例4-A-30 ストロベリー乳飲料
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-A
-29と同条件でストロベリー乳飲料を製造した。
【0326】
実施例4-A-31 ノンファット加工乳
下記組成のノンファット加工乳を製造した。
【0327】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-1) 0.40 (Kg)
脱脂粉乳 12.00
卵カルシウム 1.00
乳化剤 0.06
香料 0.10
水 残部
合計 100.00 L
【0328】
実施例4-A-32 ノンファット加工乳
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-A-31と同条件でノンファット加工乳を製造した。
【0329】
実施例4-A-33 クリームソーダ
下記組成のクリームソーダを製造した。
【0330】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-1) 0.20 (Kg)
脱脂加糖練乳 3.00
クエン酸(結晶) 0.04
砂糖 15.00
着色料 0.60
香料 0.10
水 残部
合計 40.00 L
【0331】
実施例4-A-34 クリームソーダ
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.025Kg配合すること以外は、上記実施例4-A-33と同条件でクリームソーダを製造した。
【0332】
実施例4-A-35 抹茶乳飲料
下記組成の抹茶乳飲料を製造した。
【0333】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-2) 0.40 (Kg)
脱脂粉乳 3.50
牛乳 10.00
乳化剤 0.70
砂糖 6.00
水 残部
合計 100.00 L
【0334】
実施例4-A-36 抹茶乳飲料
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-A-35と同条件で抹茶乳飲料を製造した。
【0335】
実施例4-A-37 ストレートティー
下記組成のストレートティーを製造した。
【0336】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-2) 0.40 (Kg)
ダージリン紅茶40倍抽出液 20.00
砂糖 5.00
香料 0.05
水 残部
合計 100.00 L
【0337】
実施例4-A-38 ストレートティー
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-A-37と同条件でストレートティーを製造した。
【0338】
実施例4-A-39 アップル果汁飲料
下記組成のアップル果汁飲料を製造した。
【0339】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (Kg)
5倍濃縮アップル透明果汁 2.20
オリゴ糖 1.00
還元麦芽糖水飴 1.50
ビタミンC 0.05
クエン酸 0.10
水溶性食物繊維 8.00
水 残部
合計 100.00 L
【0340】
実施例4-A-40 アップル果汁飲料
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-A-39と同条件でアップル果汁飲料を製造した。
【0341】
実施例4-A-41 清涼飲料
下記組成の清涼飲料を製造した。
【0342】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (Kg)
果糖 3.70
果糖ブドウ糖液 8.00
砂糖 0.30
DL−リンゴ酸 0.07
クエン酸ナトリウム 0.03
乳化剤 0.052
香料 0.22
水 残部
合計 100.00 L
【0343】
実施例4-A-42 清涼飲料
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-A-41と同条件で清涼飲料を製造した。
【0344】
実施例4-A-43 オレンジ果汁飲料
下記組成のオレンジ果汁飲料を製造した。
【0345】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (Kg)
果糖ブドウ糖液 2.50
ビートオリゴ糖 0.026
砂糖 4.00
オレンジ濃縮果汁 4.40
クエン酸 0.026
クエン酸ナトリウム 0.003
L−アスコルビン酸 0.01
香料 0.10
水 残部
合計 100.00 L
【0346】
実施例4-A-44 オレンジ果汁飲料
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-A-43と同条件でオレンジ果汁飲料を製造した。
【0347】
実施例4-A-45 アップル果汁飲料
下記組成のアップル果汁飲料を製造した。
【0348】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (Kg)
アップル濃縮果汁 4.40
砂糖 8.00
クエン酸 0.15
香料 0.12
水 残部
合計 100.00 L
【0349】
実施例4-A-46 アップル果汁飲料
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-A-45と同条件でアップル果汁飲料を製造した。
【0350】
実施例4-A-47-1 野菜ジュース
下記組成の野菜ジュースを製造した。
【0351】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-2) 0.40 (Kg)
野菜果汁 20.00
水 残部
合計 100.00 L
【0352】
実施例4-A-47-2 野菜ジュース
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-A
-47-1と同条件で野菜ジュースを製造した。
【0353】
実施例4-A-48-1 スポーツ飲料
下記組成のスポーツ飲料を製造した。
【0354】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-2) 0.40 (Kg)
乳性ミネラル 1.00
ビタミンミックス 0.25
クエン酸 0.125
L−アスコルビン酸ナトリウム 0.05
レモン果汁 0.50
砂糖 12.00
水 残部
合計 100.00 L
【0355】
実施例4-A-48-2 スポーツ飲料
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-A-48-1と同条件でスポーツ飲料を製造した。
【0356】
実施例4-A-49 ウーロン茶
下記組成のウーロン茶を製造した。
【0357】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (Kg)
ウーロン茶エキス 3.00
L−アスコルビン酸ナトリウム 0.01
香料 0.20
水 残部
合計 100.00 L
【0358】
実施例4-A-50 ウーロン茶
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-A-49と同条件でウーロン茶を製造した。
【0359】
実施例4-A-51 レモンティー
下記組成のレモンティーを製造した。
【0360】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (Kg)
ブラックティーエキス 6.00
粉末還元麦芽糖水飴 3.00
砂糖 3.00
レモン果汁 0.50
L−アスコルビン酸 0.02
香料 0.10
水 残部
合計 100.00 L
【0361】
実施例4-A-52 レモンティー
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-A-51と同条件でレモンティーを製造した。
【0362】
実施例4-A-53 ミルクティー
下記組成のミルクティーを製造した。
【0363】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (Kg)
牛乳 7.00
全脂粉乳 0.25
砂糖 4.00
紅茶エキス 35.00
乳化剤 0.05
香料 0.10
水 残部
合計 100.00 L
【0364】
実施例4-A-54 ミルクティー
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-A-53と同条件でミルクティーを製造した。
【0365】
実施例4-A-55 コーヒー飲料
下記組成のコーヒー飲料を製造した。
【0366】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-1) 0.40 (Kg)
コーヒーエキス 30.00
牛乳 25.00
乳化剤 0.10
重曹 0.12
ステビア 0.01
砂糖 3.00
L−ラムノース 0.01
香料 0.05
水 残部
合計 100.00 L
【0367】
実施例4-A-56 コーヒー飲料
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-A-55と同条件でコーヒー飲料を製造した。
【0368】
実施例4-A-57 ココア乳飲料
下記組成のココア乳飲料を製造した。
【0369】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-1) 0.40 (Kg)
牛乳 10.00
脱脂粉乳 3.50
果糖 5.50
砂糖 0.40
ココアパウダー 1.00
乳化剤 0.45
香料 0.08
水 残部
合計 100.00 L
【0370】
実施例4-A-58 ココア乳飲料
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-A-57と同条件でココア乳飲料を製造した。
【0371】
実施例4-A-59 抹茶乳飲料
下記組成の抹茶乳飲料を製造した。
【0372】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-1) 0.40 (Kg)
牛乳 10.00
脱脂粉乳 3.50
果糖 5.80
砂糖 0.40
抹茶 0.90
乳化剤 0.48
香料 0.27
着色料 0.03
水 残部
合計 100.00 L
【0373】
実施例4-A-60 抹茶乳飲料
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-A-59と同条件で抹茶乳飲料を製造した。
【0374】
実施例4-A-61 酸乳飲料
下記組成の酸乳飲料を製造した。
【0375】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (Kg)
脱脂粉乳 1.50
果糖 2.50
砂糖 0.50
イチゴ濃縮果汁 0.22
クエン酸ナトリウム 0.32
乳化剤 0.40
香料 0.12
水 残部
合計 100.00 L
【0376】
実施例4-A-62 酸乳飲料
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-A-61と同条件で酸乳飲料を製造した。
【0377】
実施例4-A-63 ビタミン入り飲料
下記組成のビタミン入り飲料を製造した。
【0378】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (Kg)
砂糖 24.00
クエン酸 0.20
L−アスコルビン酸 0.30
ビタミンミックス 0.06
香料 0.10
炭酸水 残部
合計 100.00 L
【0379】
実施例4-A-64 ビタミン入り飲料
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-A-63と同条件でビタミン入り飲料を製造した。
【0380】
実施例4-A-65 しるこ
下記組成のしるこを製造した。
【0381】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (Kg)
生あん 10.00
糖アルコール 6.50
砂糖 24.00
食塩 0.10
乳化剤 0.60
香料 0.10
水 残部
合計 100.00 L
【0382】
実施例4-A-66 しるこ
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-A-65と同条件でしるこを製造した。
【0383】
実施例4-A-67 緑茶
下記組成の緑茶を製造した。
【0384】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-1) 0.40 (Kg)
緑茶エキス 3.00
L−アスコルビン酸ナトリウム 0.01
香料 0.20
水 残部
合計 100.00 L
【0385】
実施例4-A-68 緑茶
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-A-67と同条件で緑茶を製造した。
【0386】
実施例4-A-69 オレンジ果汁粉末飲料
下記組成のオレンジ果汁粉末飲料を製造した。
【0387】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-2) 0.40 (Kg)
果糖ブドウ糖液糖 2.50
ビートオリゴ糖 0.026
砂糖 4.00
オレンジ粉末果汁 2.00
クエン酸 0.026
クエン酸ナトリウム 0.003
L−アスコルビン酸 0.01
香料 0.10
水 残部
合計 100.00 L
【0388】
実施例4-A-70 オレンジ果汁粉末飲料
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-A-69と同条件でオレンジ果汁粉末飲料を製造した。
【0389】
実施例4-A-71 アミノ酸飲料
下記組成のアミノ酸飲料を製造した。
【0390】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (Kg)
砂糖 15.00
果糖 15.00
クエン酸 4.00
クエン酸ナトリウム 1.00
L−バリン 2.00
L−ロイシン 4.00
L−イソロイシン 2.00
L−アルギニン 2.00
香料 0.10
水 残部
合計 100.00 L
【0391】
実施例4-A-72 アミノ酸飲料
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-A-71と同条件でアミノ酸飲料を製造した。
【0392】
実施例4-A-73 豆乳飲料
下記組成の豆乳飲料を製造した。
【0393】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (重量部)
豆乳 100.00
【0394】
実施例4-A-74 豆乳飲料
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05重量部配合すること以外は、上記実施例4-A-73と同条件で豆乳飲料を製造した。
【0395】
実施例4-A-75 栄養ドリンク
下記組成の栄養ドリンクを製造した。
【0396】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (Kg)
タウリン 1.00
ニコチン酸アミド 0.02
ビタミンB1 0.005
ビタミンB2 0.005
ビタミンB6 0.005
カフェイン 0.05
砂糖 15.00
果糖 15.00
クエン酸 0.10
香料 0.10
水 残部
合計 100.00 L
【0397】
実施例4-A-76 アミノ酸飲料
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-A-71と同条件で栄養ドリンクを製造した。
【0398】
実施例4-B サプリメント
以下、本発明のサプリメントの製造例について具体例を挙げる。
【0399】
実施例4-B-1 ソフトゲル
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3)、ゼラチン、グリセリン、クエン酸、大
豆油、ミツロウ、レシチン、βカロチン及び水を用いて、常法に従ってソフトゲルを製造した。
【0400】
実施例4-B-2 ソフトゲル
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を配合すること以外は、上記実施例4-B-1と同条件でソフトゲルを製造した。
【0401】
実施例4-C クリーム状食品
以下、本発明のクリーム状食品の製造例について具体例を挙げる。
【0402】
実施例4-C-1 ホイップクリーム
下記組成のホイップクリームを製造した。
【0403】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (g)
ヤシ油(mp 35℃) 27.00
グリセリン脂肪酸エステル 0.10
脱脂粉乳 3.30
スクラロース 0.012
還元澱粉糖化物 25.00
レシチン 0.15
乳化剤 0.70
メタリン酸ナトリウム 0.10
水 残部
合計 100.00 g
【0404】
実施例4-C-2 ホイップクリーム
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05g配合すること以外は、上記実施例4-C-1と同条件でホイップクリームを製造した。
【0405】
実施例4-C-3 コーヒーホワイトナー
下記組成のコーヒーホワイトナーを製造した。
【0406】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (g)
精製ヤシ油 36.00
カゼインナトリウム 4.50
脱脂粉乳 5.00
レシチン 0.05
クエン酸三ナトリウム 0.20
ショ糖脂肪酸エステル 0.40
ミルクフレーバー 0.10
水 残部
合計 100.00 g
【0407】
実施例4-C-4 コーヒーホワイトナー
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05g配合すること以外は、上記実施例4-C-3と同条件でコーヒーホワイトナーを製造した。
【0408】
実施例4-C-5 カスタードクリーム
下記組成のカスタードクリームを製造した。
【0409】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (Kg)
マーガリン 20.00
水飴 5.00
全卵 3.00
コーンスターチ 4.00
加工澱粉 6.00
乳性蛋白 2.00
砂糖 30.00
水 残部
合計 100.00 Kg
実施例4-C-6 カスタードクリーム
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-C-5と同条件でカスタードクリームを製造した。
【0410】
実施例4-C-7 カスタードクリーム
下記組成のカスタードクリームを製造した。
【0411】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (Kg)
カラギーナン 0.40
ゼラチン 0.50
コーンスターチ 4.00
粉飴 3.00
グラニュー糖 10.00
ブドウ糖 7.00
脱脂粉乳 4.00
全卵 3.50
異性化糖 7.00
脱脂加糖練乳 3.00
無縁バター 6.50
水 50.00
【0412】
実施例4-C-8 カスタードクリーム
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-C-7と同条件でカスタードクリームを製造した。
【0413】
実施例4-D デザート
以下、本発明のデザートの製造例について具体例を挙げる。
【0414】
実施例4-D-1 ハードヨーグルト
下記組成の原料を均質化した後、スターターヨーグルトを添加して発酵させハードヨーグルトを製造した。
【0415】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (Kg)
脱脂粉乳 9.00
無塩バター 5.00
砂糖 6.50
ゲル化剤 0.60
水 残部
合計 100.00 Kg
【0416】
実施例4-D-2 ハードヨーグルト
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-D-1と同条件でハードヨーグルトを製造した。
【0417】
実施例4-D-3 ソフトヨーグルト
下記組成の原料を均質化した後、スターターヨーグルトを添加して発酵させソフトヨーグルを製造した。
【0418】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (Kg)
脱脂粉乳 9.00
バター 5.25
砂糖 6.50
ローカストビーンガム 0.30
水 残部
合計 100.00 Kg
【0419】
実施例4-D-4 ソフトヨーグルト
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-D-3と同条件でソフトヨーグルトを製造した。
【0420】
実施例4-D-5 白桃ゼリー
下記の成分を原料として用いて、ゼリーの一般的な製造方法に従って、白桃ゼリーを製造した。
【0421】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (重量部)
砂糖 14.40
κ−カラギーナン 0.60
白桃ピューレ 20.00
水 残部
合計 100.00 重量部
【0422】
実施例4-D-6 白桃ゼリー
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05重量部配合すること以外は、上記実施例4-D-5と同条件で白桃ゼリーを製造した。
【0423】
実施例4-D-7 グレープフルーツゼリー
下記の成分を原料として用いて、ゼリーの一般的な製造方法に従って、グレープフルーツゼリーを製造した。
【0424】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-2) 0.40 (重量部)
砂糖 18.00
ジェランガム 0.25
グレープフルーツ果汁 20.00
乳酸カルシウム 0.10
クエン酸 0.20
香料 0.10
水 残部
合計 100.00 重量部
【0425】
実施例4-D-8 グレープフルーツゼリー
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05重量部配合すること以外は、上記実施例4-D-7と同条件でグレープフルーツゼリーを製造した。
【0426】
実施例4-D-9 コーヒーゼリー
下記の成分を原料として用いて、ゼリーの一般的な製造方法に従って、コーヒーゼリーを製造した。
【0427】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-2) 0.40 (重量部)
還元水飴 10.00
キシリトール 5.00
κ−カラギーナン 0.50
寒天 0.20
ローカストビーンガム 0.20
砂糖 3.00
香料 0.15
水 残部
合計 100.00 重量部
【0428】
実施例4-D-10 コーヒーゼリー
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05重量部配合すること以外は、上記実施例4-D-9と同条件でコーヒーゼリーを製造した。
【0429】
実施例4-D-11 イチゴミルクゼリー
下記の成分を原料として用いて、ゼリーの一般的な製造方法に従って、イチゴミルクゼリーを製造した。
【0430】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-2) 0.40 (重量部)
精製ヤシ油 30.00
乳化剤 0.25
脱脂粉乳 3.30
砂糖 3.50
還元水飴 20.00
ラクチトール 8.00
安定化剤 0.70
キシリトール 5.00
ゼラチン 0.90
イチゴピューレ 5.00
イチゴ濃縮果汁 5.00
クエン酸 0.10
水 残部
合計 100.00 重量部
【0431】
実施例4-D-12 イチゴミルクゼリー
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05重量部配合すること以外は、上記実施例4-D-11と同条件でイチゴミルクゼリーを製造した。
【0432】
実施例4-E 菓子
以下、本発明の菓子の製造例について具体例を挙げる。
【0433】
実施例4-E-1 ハードキャンディー
下記の成分を原料として用いて、ハードキャンディーの一般的な製造方法に従って、ハードキャンディーを製造した。
【0434】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 4.00 (g)
砂糖 70.00
水飴 40.00
水 20.00
【0435】
実施例4-E-2 ハードキャンディー
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.5g配合すること以外は、上記実施例4-E-1と
同条件でハードキャンディーを製造した。
【0436】
実施例4-E-3 生姜飴
下記の成分を原料として用いて、飴の一般的な製造方法に従って、生姜飴を製造した。
【0437】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-1) 4.00 (g)
生姜ペースト 1.50
還元乳糖 60.00
還元麦芽糖水飴 56.00
スクラロース 0.03
香料 0.075
水 30.00
【0438】
実施例4-E-4 生姜飴
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.5g使用すること以外は、上記実施例4-E-3と同条件で生姜飴を製造した。
【0439】
実施例4-E-5 ハーブのど飴
下記の成分を原料として用いて、飴の一般的な製造方法に従って、ハーブのど飴を製造した。
【0440】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-2) 4.00 (g)
ミックスハーブエキス 0.60
砂糖 40.00
還元麦芽糖水飴 56.00
ペパーミント香料 0.20
カラメル色素 0.20
水 20.00
【0441】
実施例4-E-6 ハーブのど飴
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.5g使用すること以外は、上記実施例4-E-5と同条件でハーブのど飴を製造した。
【0442】
実施例4-E-7 レモングミキャンディー
下記の成分を原料として用いて、グミキャンディーの一般的な製造方法に従って、レモングミキャンディーを製造した。
【0443】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-2) 4.00 (g)
酸性ゼラチン(250ブルーム) 7.00
還元水飴 100.00
4倍濃縮レモン果汁 1.25
クエン酸(結晶) 1.00
スクラロース 0.02
着色料 0.02
香料 0.02
水 12.00
【0444】
実施例4-E-8 レモングミキャンディー
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.5g使用すること以外は、上記実施例4-E-7と同条件でレモングミキャンディーを製造した。
【0445】
実施例4-E-9 キャラメル
下記の成分を原料として用いて、キャラメルの一般的な製造方法に従って、キャラメルを製造した。
【0446】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-1) 4.00 (g)
加糖練乳 45.00
水飴 45.00
植物油脂 3.50
レシチン 0.20
フォンダン 5.00
香料(キャラメルフレーバー) 0.10
【0447】
実施例4-E-10 キャラメル
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.5g使用すること以外は、上記実施例4-E-9と同条件でキャラメルを製造した。
【0448】
実施例4-E-11 ブレッツェル
下記の成分を混合して生地を調製し、これをオーブンで焼成することによってブレッツェルを製造した。
【0449】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-1) 4.00 (g)
強力粉 100.00
ベーキングパウダー 1.35
無塩バター 25.00
食塩 2.00
砂糖 17.50
大豆食物繊維 0.80
ショ糖脂肪酸エステル 0.30
香料 0.20
水 40.00
【0450】
実施例4-E-12 ブレッツェル
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.5g使用すること以外は、上記実施例4-E-11
と同条件でブレッツェルを製造した。
【0451】
実施例4-E-13 ミントタブレット
下記の成分を原料として用いて、タブレットの一般的な製造方法に従って、ミントタブレットを製造した。
【0452】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 4.00 (g)
ソルビトール 90.00
スクラロース 0.15
ペパーミントフレーバー 5.00
ショ糖脂肪酸エステル 1.00
【0453】
実施例4-E-14 ミントタブレットル
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.5g使用すること以外は、上記実施例4-E-13
と同条件でミントタブレットを製造した。
【0454】
実施例4-E-15 ヨーグルトタブレット
下記の成分を原料として用いて、タブレットの一般的な製造方法に従って、ヨーグルトタブレットを製造した。
【0455】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-2) 4.00 (g)
トレハロース(造粒) 88.60
スクラロース 0.08
粉末発酵乳 5.00
無水クエン酸 1.00
ヨーグルトフレーバー 0.20
ショ糖脂肪酸エステル 1.50
【0456】
実施例4-E-16 ヨーグルトタブレット
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.5g使用すること以外は、上記実施例4-E-15
と同条件でヨーグルトタブレットを製造した。
【0457】
実施例4-E-17 レモンタブレット
下記の成分を原料として用いて、タブレットの一般的な製造方法に従って、レモンタブレットを製造した。
【0458】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-1) 4.00 (g)
砂糖(造粒) 89.50
粉末レモン果汁 2.00
L−アスコルビン酸 3.00
無水クエン酸 1.00
ショ糖脂肪酸エステル 1.00
【0459】
実施例4-E-18 レモンタブレット
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.5g使用すること以外は、上記実施例4-E-17
と同条件でレモンタブレットを製造した。
【0460】
実施例4-E-19 ミントガム
下記の成分を原料として用いて、ガムの一般的な製造方法に従って、ミントガムを製造した。
【0461】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-1) 4.00 (g)
ガムベース 25.00
ラクチトール 63.20
糖アルコール 5.00
スクラロース 0.13
グリセリン 0.50
ペパーミントオイル 1.50
ミント香料 0.50
着色料 0.20
【0462】
実施例4-E-20 ミントガム
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.5g使用すること以外は、上記実施例4-E-19
と同条件でミントガムを製造した。
【0463】
実施例4-E-21 アップル風船ガム
下記の成分を原料として用いて、ガムの一般的な製造方法に従ってアップル風船ガムを製造した。
【0464】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-1) 4.00 (g)
ガムベース 30.00
パラチニット 70.00
スクラロース 0.084
グリセリン 0.50
クエン酸(結晶) 1.00
アップルフレーバー 0.80
【0465】
実施例4-E-22 アップル風船ガム
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.5g使用すること以外は、上記実施例4-E-21
と同条件でアップル風船ガムを製造した。
【0466】
実施例4-E-23 ストロベリーガム
下記の成分を原料として用いて、ガムの一般的な製造方法に従ってストロベリーガムを製造した。
【0467】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 4.00 (g)
ガムベース 23.00
粉糖 62.00
水飴 5.00
スクラロース 0.001
クエン酸(結晶) 1.20
赤キャベツ色素 0.20
ストロベリーフレーバー 0.20
【0468】
実施例4-E-24 ストロベリーガム
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.5g使用すること以外は、上記実施例4-E-23
と同条件でストロベリーガムを製造した。
【0469】
実施例4-E-25 チョコレート
下記の成分を原料として用いて、チョコレートの一般的な製造方法に従ってチョコレートを製造した。
【0470】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 4.00 (g)
カカオマス 40.00
ココアバター 25.00
還元粉糖 50.00
スクラロース 0.03
レシチン 0.40
バニリン 0.05
【0471】
実施例4-E-26 チョコレート
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.5g使用すること以外は、上記実施例4-E-25
と同条件でチョコレートを製造した。
【0472】
実施例4-E-27 ストロベリー風味チョコレート
下記の成分を原料として用いて、チョコレートの一般的な製造方法に従ってストロベリー風味チョコレートを製造した。
【0473】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 4.00 (g)
ココアバター 25.00
ハードバター 7.00
全脂粉乳 27.00
砂糖 41.00
ストロベリーフレーバー 0.20
ビートレット 0.50
スクラロース 0.001
レシチン 0.30
バニリン 0.02
【0474】
実施例4-E-28 ストロベリー風味チョコレート
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.5g使用すること以外は、上記実施例4-E-27
と同条件でストロベリー風味チョコレートを製造した。
【0475】
実施例4-E-29 クッキー
下記の成分を混合して生地を調製し、これをオーブンで焼成することによってクッキーを製造した。
【0476】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (重量部)
薄力粉 48.50
ベーキングパウダー 0.30
無塩マーガリン 24.00
食塩 0.20
砂糖 12.00
卵黄 4.70
トレハロース 22.00
香料 0.20
水 40.00
【0477】
実施例4-E-30 クッキー
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05重量部使用すること以外は、上記実施例4-E-29と同条件でクッキーを製造した。
【0478】
実施例4-E-31 餡饅の皮
下記の成分を用いて、餡饅の皮の一般的な製造方法に従って、餡饅の皮を製造した。
【0479】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-2) 4.00 (重量部)
薄力粉 500.00
ベーキングパウダー 2.50
キサンタンガム 1.00
食塩 6.00
砂糖 30.00
トレハロース 30.00
ドライイースト 7.50
ラード 15.00
水 200.00
【0480】
実施例4-E-32 餡饅の皮
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.5重量部使用すること以外は、上記実施例4-E-31と同条件で餡饅の皮を製造した。
【0481】
実施例4-E-33 アップルパイフィリング
下記の成分を用いて、アップルパイフィリングを製造した。
【0482】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-1) 0.40 (重量部)
リンゴ 200.00
麦芽糖 150.00
スクラロース 0.10
レモン果汁 10.00
クルミ 60.00
レーズン 60.00
アップル香料 0.20
【0483】
実施例4-E-34 アップルパイフィリング
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05重量部使用すること以外は、上記実施例4-E-33と同条件でアップルパイフィリングを製造した。
【0484】
実施例4-E-35 パウンドケーキ
下記の成分を混合して生地を調製し、これをオーブンで焼成することによってパウンドケーキを製造した。
【0485】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-1) 0.40 (重量部)
バター 100.00
還元麦芽水飴 100.00
スクラロース 0.03
ステビア 0.03
全卵 100.00
香料 0.22
薄力粉 120.00
膨張剤 1.50
【0486】
実施例4-E-36 パウンドケーキ
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05重量部使用すること以外は、上記実施例4-E-35と同条件でパウンドケーキを製造した。
【0487】
実施例4-E-37 わらび餅
下記の成分を用いて、わらび餅を製造した。
【0488】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-1) 0.40 (重量部)
米澱粉 20.00
甘藷澱粉 40.00
砂糖 6.00
水 残部
合計 100.00 重量部
【0489】
実施例4-E-38 わらび餅
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05重量部使用すること以外は、上記実施例4-E-37と同条件でわらび餅を製造した。
【0490】
実施例4-E-39 豆菓子
下記の成分を用いて、豆菓子を製造した。
【0491】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 6.00 (重量部)
寒梅粉 7.00
砂糖 53.00
きなこ 34.00
膨張剤 適量
香料 適量
甘味料 適量
合計 100.00 重量部
【0492】
実施例4-E-40 豆菓子
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.75重量部使用すること以外は、上記実施例4-E-39と同条件で豆菓子を製造した。
【0493】
実施例4-E-41 豆菓子
下記の成分を用いて、豆菓子を製造した。
【0494】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-2) 12.00 (重量部)
もち粉 13.00
砂糖 45.00
きなこ 15.00
抹茶 15.00
膨張剤 適量
香料 適量
甘味料 適量
合計 100.00 重量部
【0495】
実施例4-E-42 豆菓子
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を1.5重量部使用すること以外は、上記実施例4-E-41と同条件で豆菓子を製造した。
【0496】
実施例4-E-43 豆菓子
下記の成分を用いて、豆菓子を製造した。
【0497】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-1) 18.00 (重量部)
寒梅粉 15.00
砂糖 52.00
きなこ 15.00
抹茶 12.00
膨張剤 適量
香料 適量
甘味料 適量
合計 100.00 重量部
【0498】
実施例4-E-44 豆菓子
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を2.25重量部使用すること以外は、上記実施例4-E-43と同条件で豆菓子を製造した。
【0499】
実施例4-E-45 豆菓子
下記の成分を用いて、豆菓子を製造した。
【0500】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 6.00 (重量部)
澱粉 20.00
砂糖 32.00
きなこ 10.00
黒ごま 20.00
膨張剤 適量
香料 適量
甘味料 適量
合計 100.00 重量部
【0501】
実施例4-E-46 豆菓子
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.75重量部使用すること以外は、上記実施例4-E-45と同条件で豆菓子を製造した。
【0502】
実施例4-E-47 生麩菓子
下記の成分を用いて、生麩菓子を製造した。
【0503】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 10.00 (重量部)
グルテン 20.00
もち粉 15.00
きなこ 適量
乳化剤 適量
蜂蜜 適量
ソルビトール 20.00
チョコレート 30.00
実施例4-E-48 生麩菓子
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を1.25重量部使用すること以外は、上記実施例4-E-47と同条件で生麩菓子を製造した。
【0504】
実施例4-E-49 ウエハース(濃厚タイプ)
下記の成分を用いて、ウエハースの一般的な製造方法に従って、ウエハース(濃厚タイプ)を製造した。
【0505】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (重量部)
小麦粉 100.00
砂糖 2.00
油脂 3.00
全卵 3.00
脱脂粉乳 2.00
重曹 0.30
牛乳 50.00
水 100.00
【0506】
実施例4-E-50 ウエハース(濃厚タイプ)
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05重量部使用すること以外は、上記実施例4-E-49と同条件でウエハース(濃厚タイプ)を製造した。
【0507】
実施例4-E-51 ウエハース(プレーン)
下記の成分を用いて、ウエハースの一般的な製造方法に従って、ウエハース(プレーン)を製造した。
【0508】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (重量部)
小麦粉 100.00
油脂 2.50
全卵 0.30
炭酸アンモニウム 0.40
重曹 0.30
レシチン 0.05
水 150.00
【0509】
実施例4-E-52 ウエハース(プレーン)
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05重量部使用すること以外は、上記実施例4-E-51と同条件でウエハース(プレーン)を製造した。
【0510】
実施例4-E-53 チーズクラッカー
下記の成分を用いて、一般的な製造方法に従って、チーズクラッカーを製造した。
【0511】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (重量部)
小麦粉 100.00
油脂 9.00
麦芽エキス 1.30
重曹 0.60
スパイス 0.10
チーズパウダー 13.00
砂糖 80.00
食塩 0.90
炭酸アンモニウム 0.60
レシチン 0.05
水 33.00
【0512】
実施例4-E-54 チーズクラッカー
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05重量部使用すること以外は、上記実施例4-E-53と同条件でチーズクラッカーを製造した。
【0513】
実施例4-E-55 ようかん
下記の成分を用いて、一般的な製造方法に従って、ようかんを製造した。
【0514】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 4.00 (重量部)
寒天 7.50
グラニュー糖 320.00
あん 620.00
水飴 50.00
水 300.00
【0515】
実施例4-E-56 ようかん
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.5重量部使用すること以外は、上記実施例4-E-55と同条件でようかんを製造した。
【0516】
実施例4-E-57 ソフトクッキー
下記の成分を用いて、一般的な製造方法に従って、ソフトクッキーを製造した。
【0517】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 4.00 (重量部)
小麦粉 200.00
バター 150.00
砂糖 80.00
全卵 150.00
【0518】
実施例4-E-58 ソフトクッキー
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.5重量部使用すること以外は、上記実施例4-E-57と同条件でソフトクッキーを製造した。
【0519】
実施例4-E-59 せんべい
下記の成分を用いて、一般的な製造方法に従って、せんべいを製造した。
【0520】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (重量部)
うるち米 100.00
湯 適量
【0521】
実施例4-E-60 せんべい
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.5重量部使用すること以外は、上記実施例4-E-59と同条件でせんべいを製造した。
【0522】
実施例4-E-61 すはま
下記の成分を用いて、一般的な製造方法に従って、すはまを製造した。
【0523】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 4.00 (重量部)
上白糖 600.00
きな粉 400.00
水飴 130.00
水 180.00
【0524】
実施例4-E-62 すはま
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.5重量部使用すること以外は、上記実施例4-E-61と同条件ですはまを製造した。
【0525】
実施例4-E-63 千菓子
下記の成分を用いて、一般的な製造方法に従って、千菓子を製造した。
【0526】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 4.00 (重量部)
和三盆糖 500.00
しとり 25.00
寒梅粉 75.00
【0527】
実施例4-E-64 千菓子
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.5重量部使用すること以外は、上記実施例4-E-63と同条件で千菓子を製造した。
【0528】
実施例4-E-65 フルーツグミ
下記の成分を用いて、一般的な製造方法に従って、フルーツグミを製造した。
【0529】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 4.00 (重量部)
砂糖 30.00
水飴 50.00
ゼラチン 7.00
フルーツ果汁 5.00
クエン酸 1.50
香料 0.20
【0530】
実施例4-E-66 フルーツグミ
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.5重量部使用すること以外は、上記実施例4-E-65と同条件でフルーツグミを製造した。
【0531】
実施例4-E-67 大豆粉含有焼き菓子
1.25重量%のエクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3)及び25重量%の大豆粉と共
に、レーズン、バター、砂糖、卵、オレンジピール、パイナップル、難消化性デキストリン、カカオマス、アーモンドスライス、ココアパウダー、食塩、膨張剤、及び香料を適量混合し、得られた混合原料(100重量%)を成型機により、直方形(約1.5cm×1.5cm×10cm)に成形し、オーブンで180℃で焼成して、大豆粉含有焼き菓子を製造した。
【0532】
実施例4-E-68 大豆粉含有焼き菓子
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.25重量%となるように配合した混合原料を使用
すること以外は、上記実施例4-E-67と同条件で大豆粉含有焼き菓子を製造した。
【0533】
実施例4-F 調味料
以下、本発明の調味料の製造例について具体例を挙げる。
【0534】
実施例4-F-1 焼き肉のたれ
下記組成の焼き肉のたれを製造した。
【0535】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 4.00 (Kg)
還元水飴 20.00
トレハロース 0.50
みりん 4.00
濃口醤油 24.00
アップルピューレ 19.00
ガーリックペースト 4.50
ジンジャーペースト 4.50
ごま油 0.10
キサンタンガム 0.50
レッドペッパー末 0.10
ブラックペッパー末 0.05
クエン酸(結晶) 0.20
煎りゴマ 0.40
水 残部
合計 100.00 Kg
【0536】
実施例4-F-2 焼き肉のたれ
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.5Kg配合すること以外は、上記実施例4-F-1と同条件で焼き肉のたれを製造した。
【0537】
実施例4-F-3 トマトケチャップ
下記組成のトマトケチャップを製造した。
【0538】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-2) 4.00 (Kg)
トマトペースト 40.00
ワインビネガー 18.00
果糖ブドウ糖液糖 5.00
濃口醤油 24.00
食塩 2.50
ガーリックパウダー 0.07
オニオンパウダー 0.10
シナモンパウダー 0.02
クローブパウダー 0.01
水 残部
合計 100.00 Kg
【0539】
実施例4-F-4 トマトケチャップ
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.5Kg配合すること以外は、上記実施例4-F-3と同条件でトマトケチャップを製造した。
【0540】
実施例4-F-5 つゆ
下記組成のつゆ(天ぷらのつゆ)を製造した。
【0541】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-2) 4.00 (Kg)
砂糖 7.00
濃口醤油 26.00
薄口醤油 10.00
魚醤 5.00
みりん 10.00
L−グルタミン酸ナトリウム 3.00
食塩 0.60
水 残部
合計 100.00 Kg
【0542】
実施例4-F-6 つゆ
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.5Kg配合すること以外は、上記実施例4-F-5と同条件でつゆを製造した。
【0543】
実施例4-F-7 ドレッシング
下記組成の水相と油相を7:3の重量比で混合して、ドレッシング(セパレートタイプ)を製造した。
【0544】
水相組成
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 4.00 (Kg)
砂糖 6.00
濃口醤油 20.00
醸造酢(酸度10%) 8.50
魚醤 3.00
レモン果汁 2.00
食塩 2.00
L−グルタミン酸ナトリウム 0.20
レッドペッパー末 0.05
煎りゴマ 0.30
キサンタンガム 0.10
水 残部
合計 100.00 Kg
油相組成
ごま油 20.00 (Kg)
コーンサラダ油 79.00
調味香料 1.00
合計 100.00 Kg
【0545】
実施例4-F-8 ドレッシング
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.5Kg配合すること以外は、上記実施例4-F-7と同条件でドレッシング(セパレートタイプ)を製造した。
【0546】
実施例4-F-9 しゃぶしゃぶのごまだれ
下記組成のしゃぶしゃぶのごまだれを製造した。
【0547】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-2) 0.40 (Kg)
薄口醤油 12.00
醸造酢 11.00
ガーリックパウダー 0.10
ジンジャーパウダー 0.10
ホワイトペッパー 0.10
チキンエキス 3.00
酵母エキス 3.00
ごま油 1.00
果糖ブドウ糖液糖 8.00
みりん 15.00
白みそ 10.00
増粘剤 3.50
砂糖 8.00
食塩 10.00
香料 0.15
水 残部
合計 100.00 Kg
実施例4-F-10 しゃぶしゃぶのごまだれ
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-F-9と同条件でしゃぶしゃぶのごまだれを製造した。
【0548】
実施例4-F-11 焼き肉のたれ(味噌味)
下記組成の焼き肉のたれ(味噌味)を製造した。
【0549】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 4.00 (Kg)
濃口醤油 25.00
味噌 14.00
D−ソルビトール 12.00
食塩 3.20
ガーリックパウダー 3.30
ガーリックペースト 2.00
ビーフエキス 1.00
煎りゴマ 0.50
L−グルタミン酸ナトリウム 0.50
生姜ペースト 0.40
アミノ酸調味料 0.01
増粘剤 3.50
砂糖 10.00
水 残部
合計 100.00 Kg
【0550】
実施例4-F-12 焼き肉のたれ(味噌味)
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-F-11と同条件で焼き肉のたれ(味噌味)を製造した。
【0551】
実施例4-F-13 スナックシーズニング
下記組成のスナックシーズニングを製造した。
【0552】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (重量部)
食塩 14.00
リン酸三カルシウム 3.00
コハク酸二ナトリウム 0.20
L−グルタミン酸ナトリウム 7.00
粉末醤油 3.00
酵母エキス 1.50
オニオンパウダー 1.50
パプリカパウダー 1.50
ガーリックパウダー 6.00
唐辛子粉末 0.50
チキンコンソメ 21.00
ビーフコンソメ 4.00
ステビア 0.60
ブドウ糖 13.00
スパイス 0.01
コーンスターチ 23.00
砂糖 2.00
【0553】
実施例4-F-14 スナックシーズニング
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05重量部配合すること以外は、上記実施例4-F-13と同条件でスナックシーズニングを製造した。
【0554】
実施例4-F-15 乳化醤油
下記組成の乳化醤油を製造した。
【0555】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-2) 0.40 (重量部)
サラダ油 34.00
濃口醤油 53.00
アラビアガム 1.00
砂糖 12.00
【0556】
実施例4-F-16 乳化醤油
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05重量部配合すること以外は、上記実施例4-F-15と同条件で乳化醤油を製造した。
【0557】
実施例4-F-17 ドレッシング
下記組成のドレッシング(乳化タイプ)を製造した。
【0558】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-2) 0.40 (重量部)
サラダ油 35.00
食酢 10.00
砂糖 11.00
食塩 4.00
キサンタンガム 0.30
水 残部
合計 100.00 重量部
【0559】
実施例4-F-18 ドレッシング
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05重量部配合すること以外は、上記実施例4-F-17と同条件でドレッシング(乳化タイプ)を製造した。
【0560】
実施例4-F-19 蒲焼のたれ
下記組成の蒲焼のたれを製造した。
【0561】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (重量部)
D−ソルビット 10.00
増粘剤 0.30
濃口醤油 38.00
みりん 20.00
旨味エキス 2.00
食塩 1.80
L−グルタミン酸ナトリウム 1.45
イノシン酸ナトリウム 0.025
グアニル酸ナトリウム 0.025
トレハロース 15.00
砂糖 6.00
カラメル色素 0.50
タマネギ色素 0.10
香料 0.50
水 残部
合計 100.00 重量部
【0562】
実施例4-F-20 蒲焼のたれ
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05重量部配合すること以外は、上記実施例4-F-19と同条件で蒲焼のたれを製造した。
【0563】
実施例4-F-21 イカ珍味の調味料
下記組成のイカ珍味の調味料を製造した。
【0564】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-2) 0.40 (重量部)
濃口醤油 20.00
薄口醤油 10.00
魚醤 5.00
みりん 10.00
醸造酢 2.00
砂糖 38.00
食塩 1.00
L−グルタミン酸ナトリウム 2.00
旨味エキス 1.40
コハク酸二ナトリウム 0.20
ガーリックパウダー 0.05
水 残部
合計 100.00 重量部
【0565】
実施例4-F-22 イカ珍味の調味料
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05重量部配合すること以外は、上記実施例4-F-21と同条件でイカ珍味の調味料を製造した。
【0566】
実施例4-G レトルト食品
以下、本発明のレトルト食品の製造例について具体例を挙げる。
【0567】
実施例4-G-1 レトルトカレー
下記組成のレトルトカレーを常法に従って製造した。
【0568】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (Kg)
カレー粉 1.80
玉葱 7.00
無塩バター 4.50
ガーリックペースト 0.60
ジンジャーペースト 0.50
小麦粉 4.50
フルーツチャツネ 3.00
トマトペースト 0.50
食塩 0.55
L−グルタミン酸ナトリウム 0.48
核酸調味料 0.015
デミグラス風味調味料 1.00
ポークエキス調味料 0.50
ブイヨンベース調味料 1.00
ジャガイモ 7.00
ニンジン 5.00
牛肉 10.00
水 残部
合計 100.00 Kg
【0569】
実施例4-G-2 レトルトカレー
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-G-1と同条件でレトルトカレーを製造した。
【0570】
実施例4-G-3 レトルト中華丼の素
下記組成のレトルト中華丼の素を常法に従って製造した。
【0571】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (Kg)
薄口醤油 72.00
酒 46.00
食塩 4.00
L−グルタミン酸ナトリウム 1.30
核酸調味料 0.07
チキンエキスパウダー 1.00
砂糖 7.00
水 209.00
豚肉 200.00
いか 120.00
えび 80.00
しいたけ 70.00
茹でタケノコ 160.00
ニンジン 60.00
玉葱 240.00
【0572】
実施例4-G-4 レトルト中華丼の素
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-G-3と同条件でレトルト中華丼の素を製造した。
【0573】
実施例4-H 食肉加工食品
以下、本発明の食肉加工食品の製造例について具体例を挙げる。
【0574】
実施例4-H-1 ソーセージ
下記組成の原料を用いて、ソーセージの一般的な製造方法に従ってソーセージを製造した
肉部
ブタ腕肉5mmミンチ 70.00 (Kg)
ブタ脂5mmミンチ 10.00
氷水 20.00
合計 100.00 Kg
副原料
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (Kg)
食塩 1.70
亜硝酸ナトリウム 0.012
重合リン酸塩 0.30
L−アスコルビン酸ナトリウム 1.00
カゼインナトリウム 0.50
ホワイトペッパー末 0.10
ソルビン酸カリウム 0.20
アミノ酸調味料 0.30
スパイスミックス 0.50
【0575】
実施例4-H-2 ソーセージ
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-H-1と同条件でソーセージを製造した。
【0576】
実施例4-H-3 スモークソーセージ
下記組成の肉部と調味料を16:1の割合で混合し、スモークソーセージの一般的な製造方法に従ってスモークソーセージを製造した
肉部
ブタ腕肉ミンチ 85.00 (Kg)
全卵 4.00
牛乳 3.00
氷水 7.00
調味料
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (Kg)
食塩 24.00
アミノ酸調味料 3.20
スパイス 8.65
玉葱ミンチ 16.00
砂糖 48.00
【0577】
実施例4-H-4 スモークソーセージ
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-H-3と同条件でスモークソーセージを製造した。
【0578】
実施例4-H-5 ハンバーグ
下記組成のハンバーグを常法に従って製造した。
【0579】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (重量部)
合い挽き肉 45.00
豚肉 9.00
玉葱 12.00
全卵 5.00
粒状大豆蛋白 9.00
カゼインナトリウム 5.00
カラギーナン 1.50
ローカストビーンガム 0.50
スパイス 0.30
酵母エキス 0.20
食塩 1.00
砂糖 1.20
水溶性食物繊維 1.00
水 残部
合計 100.00 重量部
【0580】
実施例4-H-6 ハンバーグ
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05重量部配合すること以外は、上記実施例4-H-5と同条件でハンバーグを製造した。
【0581】
実施例4-I 練り食品
以下、本発明の練り食品の製造例について具体例を挙げる。
【0582】
実施例4-I-1 揚げ蒲鉾
下記組成の原料を用いて、揚げ蒲鉾の一般的な製造方法に従って、揚げ蒲鉾を製造した。
【0583】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (Kg)
すり身 50.00
食塩 1.50
アミノ酸調味料 0.30
グリシン 0.50
無水酢酸ナトリウム 0.30
馬鈴薯澱粉 8.00
みりん 1.00
氷水 残部
合計 100.00 Kg
【0584】
実施例4-I-2 揚げ蒲鉾
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-I-1と同条件で揚げ蒲鉾を製造した。
【0585】
実施例4-J 玉子加工食品
以下、本発明の玉子加工食品の製造例について具体例を挙げる。
【0586】
実施例4-J-1 厚焼き玉子
下記組成の原料を用いて、厚焼き玉子の一般的な製造方法に従って、揚げ蒲鉾を製造した。
【0587】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (重量部)
全卵 70.00
食塩 0.40
澱粉 2.00
だし 2.00
砂糖 1.20
酢酸ナトリウム 1.00
水 残部
合計 100.00 重量部
【0588】
実施例4-J-2 厚焼き玉子
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05重量部配合すること以外は、上記実施例4-J-1と同条件で厚焼き玉子を製造した。
【0589】
実施例4-K 缶詰又は缶入り食品
以下、本発明の缶詰又は缶入り食品の製造例について具体例を挙げる。
【0590】
実施例4-K-1 みかんの缶詰
下記組成のシロップと、みかん果肉を缶に詰めることにより、みかんの缶詰を製造した。
【0591】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (重量部)
砂糖 10.00
果糖ブドウ糖液糖 10.00
クエン酸 0.25
クエン酸三ナトリウム 0.10
水 残部
合計 100.00 重量部
【0592】
実施例4-K-2 みかんの缶詰
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05重量部配合すること以外は、上記実施例4-K-1と同条件でみかんの缶詰を製造した。
【0593】
実施例4-L パン
以下、本発明のパンの製造例について具体例を挙げる。
【0594】
実施例4-L-1 食パン
下記組成の生地を用いて、食パンを製造した。
【0595】
中種
強力粉 70.00 (Kg)
イーストフード 0.10
生イースト 2.00
水 40.00
本捏
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (Kg)
強力粉 30.00
砂糖 3.00
食塩 2.00
脱脂粉乳 2.00
ショートニング 5.00
水 25.00
【0596】
実施例4-L-2 食パン
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05Kg配合すること以外は、上記実施例4-L-1と同条件で食パンを製造した。
【0597】
実施例4-M 冷菓
以下、本発明の冷菓の製造例について具体例を挙げる。
【0598】
実施例4-M-1 アイスクリーム
下記組成のアイスクリームを製造した。
【0599】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (重量部)
生クリーム 8.80
バター 5.00
水飴 16.00
脱脂粉乳 6.50
トレハロース 7.00
砂糖 5.00
安定化剤 0.20
香料 0.15
水 残部
合計 100.00 重量部
実施例4-M-2 アイスクリーム
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05重量部配合すること以外は、上記実施例4-M-1と同条件でアイスクリームを製造した。
【0600】
実施例4-N 大豆加工食品
以下、本発明の大豆加工食品の製造例について具体例を挙げる。
【0601】
実施例4-N-1 納豆
蒸大豆99.6重量部とエクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3)0.4重量部を
混合し、これに納豆菌を接種して発酵を行い、納豆を製造した。
【0602】
実施例4-N-2 納豆
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05重量部使用すること以外は、上記実施例4-N-1と同条件で納豆を製造した。
【0603】
実施例4-N-3 豆腐
下記組成の豆腐を製造した。
【0604】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (重量部)
豆乳 99.30
塩化マグネシウム 0.20
ソルビン酸カリウム 0.10
合計 100.00 重量部
【0605】
実施例4-N-4 豆腐
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られ
た抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05重量部使用すること以外は、上記実施
例4-N-3と同条件で豆腐を製造した。
【0606】
実施例4-O 米飯食品
以下、本発明の米飯食品の製造例について具体例を挙げる。
【0607】
実施例4-O-1 おかゆ
下記組成の原料を用いて、おかゆの一般的な製造方法に従って、おかゆを製造した。
【0608】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (重量部)
米 160.00
食塩 1.00
水 900.00
【0609】
実施例4-O-2 おかゆ
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05重量部配合すること以外は、上記実施例4-O-1と同条件でおかゆを製造した。
【0610】
実施例4-O-3 栗おこわ
下記組成の原料を用いて、一般的な製造方法に従って、栗おこわを製造した。
【0611】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 4.00 (重量部)
もち米 1000.00
むき栗 300.00
だし汁 230.00
黒ごま 30.00
食塩水 6.00
【0612】
実施例4-O-4 栗おこわ
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.5重量部配合すること以外は、上記実施例4-O-3と同条件で栗おこわを製造した。
【0613】
実施例4-P スープ
以下、本発明のスープの製造例について具体例を挙げる。
【0614】
実施例4-P-1 コーンクリーム
下記組成の原料を用いて、スープの一般的な製造方法に従って、コーンクリームを製造した。
【0615】
エクオール含有大豆胚軸発酵物(参考例1-3) 0.40 (重量部)
牛乳 180.00
コーン 190.00
コンソメ 20.00
サラダ油 15.00
食塩 適量
こしょう 適量
水 360.00
【0616】
実施例4-P-2 コーンクリーム
エクオール含有大豆胚軸発酵物の代わりに、実施例1-1において75Etを用いて得られた
抽出液1-2を乾固した固形状の抽出物を0.05重量部配合すること以外は、上記実施例4-P-1と同条件でコーンクリームを製造した。