(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0030】
以上の本発明の目的、他の目的、特徴、及び長所は、添付された図面に関連された以下の望ましい実施形態を通じて容易に理解できる。しかし、本発明は、ここで、説明される実施形態に限定されるものではなく、他の形態に具体化されてもよい。むしろ、ここで紹介される実施形態は、通常の技術者に本発明の思想が十分に伝達され得るようにするために提供される。
【0031】
各図面の説明においては、類似の参照符号を類似の構成要素に対して使用した。添付された図面において、構造物の寸法は、本発明を明確に説明するために実際より拡大して示している。第1、第2等の用語は、多様な構成要素を説明するために使用されるが、構成要素は、これらの用語によって限定されない。これらの用語は、1つの構成要素を他の構成要素から区別する目的のみに使用される。例えば、本発明の権利範囲を逸脱しない範囲で、第1構成要素を第2構成要素と称することができ、同様に第2構成要素も第1構成要素と称されてもよい。単数の表現は、文脈上明確に複数でないと規定されていない限り、複数の表現を含む。
【0032】
本出願で、“含む”又は“有する”等の用語は、明細書上に記載された特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品又はこれらを組合したことが存在することを指定しようとするものであり、1つ又はそれの以上の異なる特徴や数字、段階、動作、構成要素、部分品又はこれらを組合したことの存在又は付加の可能性を予め排除しないこととして理解しなければならない。また、層、膜、領域、板等の部分が他の部分“上に”あるとする場合、これは、他の部分の“直ちに上に”ある場合のみではなく、その中間に他の部分がある場合も含む。反対に層、膜、領域、板等の部分が他の部分“下に”あるとする場合、これは、他の部分の“直ちに下に”ある場合のみではなく、その中間に他の部分がある場合も含む。
【0033】
以下では、本発明の一実施形態による運送手段用表示装置に対して説明する。
【0034】
図1は、本発明の一実施形態による運送手段用表示装置10を概略的に示したブロック図である。
【0035】
図1を参照すると、本発明の一実施形態による運送手段用表示装置10は、運送手段に設けられる。例えば、運送手段用表示装置10は、自転車、バイク、自動車、船、飛行機等に設けることができる。運送手段用表示装置10は、運送手段の少なくとも1つの構成要素の上に形成されるか、或いは運送手段の少なくとも1つの構成要素と締結されて固定され得る。以下では、運送手段用表示装置10が自動車に設けられることを例として説明する。
【0036】
運送手段用表示装置10は、運送手段用フレーム100、及びベンディング制御部200を含む。運送手段用フレーム100は、ベンディングされた状態で運送手段に設けられる。運送手段用フレーム100は、複数の座席の間に設けられる。例えば、運送手段用フレーム100は、運転席及び助手席の間に配置される。但し、これに限定されるものではなく、運送手段用フレーム100は、座席の間であれば、多様な位置に配置される。
【0037】
運送手段用フレーム100は、フレキシブル表示装置110(
図2A)及び非表示フレーム150(
図2A)を含む。運送手段用フレーム100に対しては、より具体的に後述する。
【0038】
ベンディング制御部200は、運送手段用フレーム100のベンディングを制御する。ベンディング制御部200は、フレキシブル表示装置110(
図2A)のベンディングを制御する。
【0039】
ベンディング制御部200は、運送手段用フレーム100にベンディング制御信号SBSを提供して、運送手段用フレーム100のベンディングを開くことができる。運送手段用フレーム100は、ベンディングが開かれてベンディング制御部200に完了信号CBSを送る。
【0040】
ベンディング制御部200は、開かれた運送手段用フレーム100にベンディング制御信号SBSを制御して再び、ベンディングさせることができる。運送手段用フレーム100は、ベンディングされて、ベンディング制御部200に完了信号CBSを送る。
【0041】
図2Aは、本発明の一実施形態による運送手段用表示装置を概略的に示した斜視図である。
【0042】
図2B及び
図2Cの各々は、
図2AのI−I’線に対応する概略的な断面図である。
【0043】
図2D、
図2E、
図2F、及び
図2Gは、本発明の一実施形態による運送手段用表示装置を概略的に示した斜視図である。
【0044】
図2A〜
図2Gを参照すると、先に言及したように、運送手段用フレーム100は、フレキシブル表示装置110及び非表示フレーム150を含む。非表示フレーム150は、ベンディングされた状態で設けられ、映像を表示しない。非表示フレーム150は、例えば、フレキシブル表示装置110を囲むものである。非表示フレーム150は、少なくとも一部が透明である。
【0045】
運送手段用フレーム100は、座席の間に設けられる収納部をカバーする。例えば、収納部は、コンソールボックス、座席の間のアームレスト型の収納部等であってもよい。運送手段用フレーム100は、収納部の蓋であってもよく、収納部の蓋の上に形成されてもよい。
【0046】
フレキシブル表示装置110は、フレキシブル表示パネル111及びタッチスクリーンパネル113を含む。フレキシブル表示パネル111は、通常使用されるものであれば、特別に限定しないが、例えば、有機発光表示パネル(organic light emitting display panel)、液晶表示パネル(liquid crystal display panel)、電氣泳動表示パネル(electrophoretic display panel)、及びエレクトロ・ウェッティング表示パネル(electrowetting display panel)からなる群から選択することができる。フレキシブル表示パネル111は、2次元の表示パネル又は3次元の表示パネルである。
【0047】
フレキシブル表示パネル111は、フレキシブル表示パネル111の上部又は下部に配置される物体を見ることができるように透明に構成される。即ち、フレキシブル表示パネル111は、透明なフレキシブル表示パネルであってもよく、例えば、透明な有機発光表示パネル又は透明な液晶表示パネル等であってもよい。フレキシブル表示パネル111は、透明であるので、収納部に収納された物体を確認することができる。但し、これに限定されるものではなく、フレキシブル表示パネル111は、透明でなくてもよい。
【0048】
タッチスクリーンパネル113は、フレキシブル表示パネル111の上に設けられる。タッチスクリーンパネル113は、使用者のタッチ、使用者の近接タッチ、物体のタッチ又は物体の近接タッチを認識することができる。近接タッチという意味は、使用者又は物体がタッチスクリーンパネル113と直接的に接触しなくても、タッチスクリーンパネル113が使用者又は物体がタッチすることとして認識できる距離にあり、タッチスクリーンパネル113がタッチを認識することを意味する。
【0049】
非表示フレーム150は、フレキシブル表示装置110を囲む。
図2Bを参照すると、非表示フレーム150は、ホールIHを含み、フレキシブル表示装置110は、非表示フレーム150のホールIHに配置される。
【0050】
図示しなかったが、非表示フレーム150は、フレキシブル表示装置110を囲む第1非表示フレーム、及び運送手段の一つの構成要素と連結されて固定される第2非表示フレームを含んでもよい。例えば、第2非表示フレームは、第1非表示フレームの少なくとも1つの側面と接触する。例えば、第2非表示フレームは、第1非表示フレームを囲む。フレキシブル表示装置110のベンディングが開かれる時、第1非表示フレームのベンディングも開くことができる。
【0051】
非表示フレーム150の厚さは、フレキシブル表示装置110の厚さと同一である。但し、これに限定されるものではなく、非表示フレーム150の厚さは、フレキシブル表示装置110の厚さと異なってもよい。
【0052】
図2Cを参照すると、非表示フレーム150は、溝IGを含み、フレキシブル表示装置110は、非表示フレーム150の溝IGに挿入されて提供される。
図2Cでは、フレキシブル表示装置110が溝IGに完全に挿入されるものを例として図示したが、これに限定されるものではなく、フレキシブル表示装置110の一部のみが溝IGに挿入され得る。
【0053】
また、
図2B及び
図2Cでは、フレキシブル表示パネル111の厚さ及びタッチスクリーンパネル113の厚さが同一であるものを例として図示したが、これに限定されるものではなく、フレキシブル表示パネル111の厚さとタッチスクリーンパネル113の厚さとは、互いに異なってもよい。
【0054】
図2A、
図2D、及び
図2Eを参照すると、フレキシブル表示装置110のベンディングが開かれる時、非表示フレーム150のベンディングは、開かず、固定される。
図2A、
図2D、及び
図2Gを参照すると、フレキシブル表示装置110のベンディングが開かれる時、非表示フレーム150のベンディングも開かれる。
【0055】
図2A、
図2D、
図2E、
図2F、及び
図2Gを参照すると、フレキシブル表示装置110は、ベンディング軸BXを基準にしてベンディングされた状態、及びベンディング軸BXを基準にしてベンディングが開いた状態のうち少なくとも1つの状態で映像IMG_1、IMG_2を表示する。
図2Dを参照すると、フレキシブル表示装置110は、ベンディング軸BXを基準にしてベンディングされた時、第1映像IMG_1を表示する。第1映像IMG_1は、運送手段の時速、内部温度等の多様な運送手段の情報、運送手段の外部の温度、湿度等の運送手段の外部の情報、ナビゲーション情報、走行情報、運行情報、音楽、ゲーム、TV、映画等のマルチメディア情報等であってもよい。
【0056】
図2A、
図2E、
図2F、及び
図2Gを参照すると、フレキシブル表示装置110は、ベンディング軸BXを基準にしてベンディングが開いた時、第2映像IMG_2を表示する。フレキシブル表示装置110は、ベンディングが開かれている間にも映像を表示することができる。第2映像IMG_2は、運送手段の時速、内部温度等の多様な運送手段の情報、運送手段の外部の温度、湿度等の運送手段の外部の情報、ナビゲーション情報、走行情報、運行情報、音楽、ゲーム、TV、映画等のマルチメディア情報等であってもよい。第2映像IMG_2は、第1映像IMG_1と互いに同一であってもよく、互いに異なってもよい。
【0057】
図2A及び
図2Dを参照すると、ベンディングされた時のフレキシブル表示装置110の両端は、非表示フレーム150と接触する。
図2E及び
図2Fを参照すると、フレキシブル表示装置110のベンディングが開かれれば、フレキシブル表示装置110の一端は、非表示フレーム150と接触し、フレキシブル表示装置110の他端は、ベンディング軸BX(
図2A)を基準にしてベンディングが開かれて、非表示フレーム150から離隔される。
図2C及び
図2Dでは、フレキシブル表示装置110のベンディングが座席の間でベンディングされた状態から完全に開かれてフラットなことを例として図示したが、これに限定されるものではなく、フレキシブル表示装置110のベンディングは、座席の間でベンディングされた状態から一部のみが開かれ得る。
【0058】
図2E及び
図2Fを参照すると、使用者又は物体がフレキシブル表示装置110をタッチするか、或いは近接タッチすれば、フレキシブル表示装置110に表示される映像を制御できる制御ユニット映像CIが表示される。但し、これに限定されるものではなく、制御ユニット映像CIは、タッチ又は近接タッチに関わらず、表示されてもよい。
【0059】
制御ユニット映像CIは、第1映像IMG_1(
図2D)又は第2映像IMG_2とオーバーラップするように表示され得る。制御ユニット映像CIが第1映像IMG_1(
図2D)又は第2映像IMG_2とオーバーラップするように表示される時、例えば、第1映像IMG_1(
図2D)のうち制御ユニット映像CIとオーバーラップする部分、第2映像IMG_2のうち制御ユニット映像CIとオーバーラップする部分の明るさは、ぼやけることができる。
【0060】
使用者は、直接又は物体を通じて制御ユニット映像CIを操作して、フレキシブル表示装置110に表示される映像の音、画面の寸法、明暗等、フレキシブル表示装置110のベンディング等を調節することができる。制御ユニット映像CIは、フレキシブル表示装置110に表示される映像のみではなく、運送手段の構成要素、例えば、サンバイザ、窓、バックミラー等を操作することができる。
【0061】
制御ユニット映像CIは、複数であってもよい。制御ユニット映像CIが複数である場合、制御ユニット映像CIの各々は、互いに異なる強さの震動を発生させる。
【0062】
図2Fでは、制御ユニット映像CIがフレキシブル表示装置110に表示されるものを例として図示したが、これに限定されるものではなく、制御ユニット映像CIではなく、同一の機能を有する制御ユニットとして非表示フレーム150等に設けられてもよい。
【0063】
図3Aは、本発明の一実施形態による運送手段用表示装置を概略的に示した斜視図である。
【0064】
図3B及び
図3Cの各々は、
図3AのII−II’線に対応する概略的な断面図である。
【0065】
図3A、
図3B、及び
図3Cを参照すると、フレキシブル表示装置110は、第1フレキシブル表示装置120及び第2フレキシブル表示装置130を含む。第1フレキシブル表示装置120は、ベンディングされた状態で設けられる。
【0066】
第1フレキシブル表示装置120は、第1フレキシブル表示パネル121、及び第1タッチスクリーンパネル123を含む。第1フレキシブル表示パネル121は、第1フレキシブル表示パネル121の上部又は下部に配置される物体を見ることができるように透明に構成される。但し、これに限定されるものではなく、第1フレキシブル表示パネル121は、透明でなくてもよい。
【0067】
第1タッチスクリーンパネル123は、第1フレキシブル表示パネル121の上に設けられる。第1タッチスクリーンパネル123は、使用者のタッチ、使用者の近接タッチ、物体のタッチ又は物体の近接タッチを認識することができる。
【0068】
第2フレキシブル表示装置130は、第2フレキシブル表示パネル131及び第2タッチスクリーンパネル133を含む。第2フレキシブル表示パネル131は、第2フレキシブル表示パネル131の上部又は下部に配置される物体を見ることができるように透明に構成される。但し、これに限定されるものではなく、第2フレキシブル表示パネル131は、透明でなくてもよい。
【0069】
第2タッチスクリーンパネル133は、第2フレキシブル表示パネル131の上に設けられる。第2タッチスクリーンパネル133は、使用者のタッチ、使用者の近接タッチ、物体のタッチ又は物体の近接タッチを認識することができる。
【0070】
図3B及び
図3Cでは、第1フレキシブル表示装置120が第1タッチスクリーンパネル123を含み、第2フレキシブル表示装置130が第2タッチスクリーンパネル133を含むことを例として説明したが、これに限定されるものではなく、第1フレキシブル表示装置120は、第1タッチスクリーンパネル123を含まなくでもよく、第2フレキシブル表示装置130も第2タッチスクリーンパネル133を含まなくともよい。
【0071】
非表示フレーム150は、第1フレキシブル表示装置120及び第2フレキシブル表示装置130を囲む。以下では、非表示フレーム150が一体形に形成されて、第1フレキシブル表示装置120及び第2フレキシブル表示装置130を囲むことを例として説明したが、これに限定されるものではなく、非表示フレーム150は、複数のサブ非表示フレームを含み、1つのサブ非表示フレームが第1フレキシブル表示装置120を囲み、他の1つのサブ非表示フレームが第2フレキシブル表示装置130を囲んでもよい。複数のサブ非表示フレームは、互いに連結されてもよく、互いに離隔されて配置されてもよい。第1フレキシブル表示装置120のベンディング及び第2フレキシブル表示装置130のベンディングのうち少なくとも1つのベンディングが開かれる時、サブ非表示フレームのうち少なくとも一部のベンディングが開かれる。
【0072】
図3Bを参照すると、非表示フレーム150は、第1ホールIH1及び第2ホールIH2を含み、第1フレキシブル表示装置120は、第1ホールIH1に配置され、第2フレキシブル表示装置130は、第2ホールIH2に配置される。
【0073】
非表示フレーム150の厚さ、第1フレキシブル表示装置120の厚さ、及び第2フレキシブル表示装置130の厚さは、互いに同一である。但し、これに限定されるものではなく、非表示フレーム150の厚さ、第1フレキシブル表示装置120の厚さ、及び第2フレキシブル表示装置130の厚さのうち少なくとも1つは、異なるものとすることができる。
【0074】
図3Cを参照すると、非表示フレーム150は、第1溝IG1及び第2溝IG2を含む。第1フレキシブル表示装置120は、第1溝IG1に挿入されて提供され、第2フレキシブル表示装置130は、第2溝IG2に挿入されて提供される。
図3Cでは、第1フレキシブル表示装置120が第1溝IG1に完全に挿入され、第2フレキシブル表示装置130が第2溝IG2に完全に挿入されるものを例として図示したが、これに限定されるものではなく、第1フレキシブル表示装置120の一部のみが第1溝IG1に挿入されてもよく、第2フレキシブル表示装置130の一部のみが第2溝IG2に挿入されてもよい。
【0075】
図3B及び
図3Cを参照すると、第1フレキシブル表示装置120及び第2フレキシブル表示装置130は、
図3B及び
図3Cに示した配置関係の以外にも、多様に配置され得る。例えば、第1フレキシブル表示装置120は、第1ホールIH1に配置され、第2フレキシブル表示装置130は、第2溝IG2に挿入され得る。また、第1フレキシブル表示装置120は、第1溝IG1に挿入され、第2フレキシブル表示装置130は、第2ホールIH2に配置されてもよい。
【0076】
図3D、
図3E、及び
図3Fは、本発明の一実施形態による運送手段用表示装置を概略的に示した斜視図である。
【0077】
図3A、
図3D、
図3E、及び
図3Fに図示されたエアコン、ヒータ等の吹き出し口、ギヤ調節のスティック等の運送手段の多様な構成要素は、運送手段用表示装置と結合されて一体形に形成され得るとともに、運送手段用表示装置と別個に形成され、運送手段用表示装置に含まれる締結ホール等によって締結され得る。
【0078】
図3A、
図3D、
図3E、及び
図3Fを参照すると、第1フレキシブル表示装置120は、第1ベンディング軸BX1を基準にしてベンディングされた状態で設けられる。第1フレキシブル表示装置120がベンディングされた状態で設けられる時、第1フレキシブル表示装置120は、第1曲率半径R1を有する。
【0079】
第1フレキシブル表示装置120は、第1表示映像IMG1_1、IMG1_2を表示する。第1表示映像IMG1_1、IMG1_2は、運送手段の時速、内部温度等の多様な運送手段の情報、運送手段の外部の温度、湿度等の運送手段の外部の情報、ナビゲーション情報、走行情報、運行情報、音楽、ゲーム、TV、映画等のマルチメディア情報等であってもよい。
【0080】
第1フレキシブル表示装置120は、第1ベンディング軸BX1を基準にしてベンディングされた状態、及び第1ベンディング軸BX1を基準にしてベンディングが開いた状態のうち少なくとも1つの状態で第1表示映像IMG1_1、IMG1_2を表示する。第1表示映像IMG1_1、IMG1_2は、第1サブ映像IMG1_1及び第2サブ映像IMG1_2を含む。
【0081】
図3Dを参照すると、第1フレキシブル表示装置120は、第1ベンディング軸BX1(
図3A)を基準にしてベンディングされた時、第1サブ映像IMG1_1を表示する。第1サブ映像IMG1_1は、運送手段の時速、内部温度等の多様な運送手段の情報、運送手段の外部の温度、湿度等の運送手段の外部の情報、ナビゲーション情報、走行情報、運行情報、音楽、ゲーム、TV、映画等のマルチメディア情報等であってもよい。
【0082】
図3E及び
図3Fを参照すると、第1フレキシブル表示装置120は、第1ベンディング軸BX1(
図3A)を基準にしてベンディングが開いた時、第2サブ映像IMG1_2を表示する。第1フレキシブル表示装置120は、ベンディングが開かれている間にも第1表示映像IMG1_1、IMG1_2(
図3D)を表示することができる。第2サブ映像IMG1_2は、運送手段の時速、内部温度等の多様な運送手段の情報、運送手段の外部の温度、湿度等の運送手段の外部の情報、ナビゲーション情報、走行情報、運行情報、音楽、ゲーム、TV、映画等のマルチメディア情報等であってもよい。第2サブ映像IMG1_2は、第1サブ映像IMG1_1(
図3D)と互いに同一であってもよく、互いに異なってもよい。
【0083】
図3A及び
図3Dを参照すると、ベンディングされた時の第1フレキシブル表示装置120の両端は、非表示フレーム150と接触する。
図3E及び
図3Fを参照すると、第1フレキシブル表示装置120のベンディングが開かれれば、第1フレキシブル表示装置120の一端は、非表示フレーム150と接触し、第1フレキシブル表示装置120の他端は、第1ベンディング軸BX1(
図3A)を基準にしてベンディングが開かれて、非表示フレーム150から離隔される。
図3E及び
図3Fでは、第1フレキシブル表示装置120のベンディングが、座席の間でベンディングされた状態から完全に開かれてフラットなことを例として図示したが、これに限定されるものではなく、第1フレキシブル表示装置120のベンディングは、座席の間でベンディングされた状態から一部のみが開かれ得る。
【0084】
図3A、
図3D、
図3E、及び
図3Fを参照すると、第1フレキシブル表示装置120は、第1離隔領域122及び第1固定領域124を含む。第1離隔領域122は、第1ベンディング軸BX1を基準にして第1フレキシブル表示装置120のベンディングが開かれる時、非表示フレーム150から離隔される。第1離隔領域122は、第1表示映像IMG1_1、IMG1_2を表示する。
【0085】
第1固定領域124は、第1離隔領域122の一側面に配置される。第1固定領域124は、第1ベンディング軸BX1を基準にして第1フレキシブル表示装置120のベンディングが開かれる時、非表示フレーム150と接触する。第1固定領域124は、第1表示映像IMG1_1、IMG1_2及び第1表示映像IMG1_1、IMG1_2を制御する第1制御ユニット映像CI1のうち少なくとも1つを表示する。例えば、使用者又は物体が第1フレキシブル表示装置120をタッチするか、或いは近接タッチすれば、第1フレキシブル表示装置120に表示される第1表示映像IMG1_1、IMG1_2を制御できる第1制御ユニット映像CI1が表示される。但し、これに限定されるものではなく、第1制御ユニット映像CI1は、タッチ又は近接タッチに関わらず、表示され得る。
【0086】
第1制御ユニット映像CI1は、第1表示映像IMG1_1、IMG1_2とオーバーラップするように表示される。第1制御ユニット映像CI1が第1表示映像IMG1_1、IMG1_2とオーバーラップするように表示される時、例えば、第1表示映像IMG1_1、IMG1_2のうち第1制御ユニット映像CI1とオーバーラップする部分の明るさは、ぼやけることができる。
【0087】
使用者は、直接又は物体を通じて第1制御ユニット映像CI1を操作して第1フレキシブル表示装置120に表示される第1表示映像IMG1_1、IMG1_2の音、画面の寸法、明暗等、第1フレキシブル表示装置120のベンディング等を調節することができる。第1制御ユニット映像CI1は、第1表示映像IMG1_1、IMG1_2のみではなく、運送手段の構成要素、例えば、サンバイザ、窓、バックミラー等を操作することができる。
【0088】
第1制御ユニット映像CI1は、複数であってもよい。第1制御ユニット映像CI1が複数である場合、第1制御ユニット映像CI1の各々は、互いに異なる強さの震動を発生させる。
【0089】
図3A、
図3B、
図3C、
図3D、
図3E、及び
図3Fを参照すると、第2フレキシブル表示装置130は、第1フレキシブル表示装置120と離隔され、ベンディングされた状態で設けられる。第2フレキシブル表示装置130は、ベンディングが開かず、固定されてもよい。第2フレキシブル表示装置130がベンディングされた状態で設けられる時、第2フレキシブル表示装置130は、第2曲率半径R2を有する。第2曲率半径R2は、第1曲率半径R1と異なる。但し、これに限定されるものではなく、第2曲率半径R2は、第1曲率半径R1と同一であってもよい。
【0090】
第2フレキシブル表示装置130は、第2表示映像IMG2を表示する。第2表示映像IMG2は、運送手段の時速、内部温度等の多様な運送手段の情報、運送手段の外部の温度、湿度等の運送手段の外部の情報、ナビゲーション情報、走行情報、運行情報、音楽、ゲーム、TV、映画等のマルチメディア情報等であってもよい。第2表示映像IMG2は、第1表示映像IMG1_1、IMG1_2と異なってもよく、同一であってもよい。
【0091】
図示しなかったが、使用者又は物体が第2フレキシブル表示装置130をタッチするか、或いは近接タッチすれば、第2フレキシブル表示装置130に表示される第2表示映像IMG2を制御できる第2制御ユニット映像が表示される。但し、これに限定されるものではなく、第2制御ユニット映像は、タッチ又は近接タッチに関わらず、表示され得る。
【0092】
第2制御ユニット映像は、第2表示映像IMG2とオーバーラップするように表示される。第2制御ユニット映像が第2表示映像IMG2とオーバーラップするように表示される時、例えば、第2表示映像IMG2のうち第2制御ユニット映像とオーバーラップする部分の明るさは、ぼやけることができる。
【0093】
使用者は、直接又は物体を通じて第2制御ユニット映像を操作して第2フレキシブル表示装置130に表示される第2表示映像IMG2の音、画面の寸法、明暗等、第2フレキシブル表示装置130のベンディング等を調節することができる。第2制御ユニット映像は、第2表示映像IMG2のみではなく、運送手段の構成要素、例えば、サンバイザ、窓、バックミラー等を操作することができる。
【0094】
第2制御ユニット映像は、複数であってもよい。第2制御ユニット映像が複数である場合、第2制御ユニット映像の各々は、互いに異なる強さの震動を発生させる。
【0095】
図4Aは、本発明の一実施形態による運送手段用表示装置を概略的に示した斜視図である。
【0096】
図4B及び
図4Cの各々は、
図4AのIII−III’線に対応する概略的な断面図である。
【0097】
図4D、
図4E、及び
図4Fは、本発明の一実施形態による運送手段用表示装置を概略的に示した斜視図である。
【0098】
図4A、
図4D、
図4E、及び
図4Fに図示されたエアコン、ヒータ等の吹き出し口、ギヤ調節のスティック等の運送手段の多様な構成要素は、運送手段用表示装置と結合されて一体形に形成され得るとともに、運送手段用表示装置と別個に形成され、運送手段用表示装置に含まれる締結ホール等によって締結され得る。
【0099】
図4A、
図4B、
図4C、
図4D、
図4E、及び
図4Fを参照すると、フレキシブル表示装置110は、第1フレキシブル表示装置120、第2フレキシブル表示装置130及び第3フレキシブル表示装置140を含む。第1フレキシブル表示装置120、第2フレキシブル表示装置130,及び第3フレキシブル表示装置140のうち少なくとも1つは、ベンディングが開かず、固定されている。
【0100】
第1フレキシブル表示装置120及び第2フレキシブル表示装置130は、先に
図3A、
図3B、
図3C、
図3D、
図3E、及び
図3Fを参照して説明したように同一であり、以下では差異点を中心に具体的に説明する。
【0101】
第1フレキシブル表示装置120は、第1ベンディング軸BX1を基準にしてベンディングされた状態で設けられる。第1フレキシブル表示装置120がベンディングされた状態で設けられる時、第1フレキシブル表示装置120は、第1曲率半径R1を有する。
【0102】
第1フレキシブル表示装置120は、第1表示映像IMG1_1、IMG1_2を表示する。第1フレキシブル表示装置120は、第1離隔領域122及び第1固定領域124を含む。第1離隔領域122は、第1ベンディング軸BX1を基準にして第1フレキシブル表示装置120のベンディングが開かれる時、非表示フレーム150から離隔される。第1離隔領域122は、第1表示映像IMG1_1、IMG1_2を表示する。
【0103】
第1固定領域124は、第1離隔領域122の一側面に配置される。第1固定領域124は、第1ベンディング軸BX1を基準にして第1フレキシブル表示装置120のベンディングが開かれる時、非表示フレーム150と接触する。第1固定領域124は、第1表示映像IMG1_1、IMG1_2及び第1表示映像IMG1_1、IMG1_2を制御する第1制御ユニット映像CI1のうち少なくとも1つを表示する。
【0104】
第2フレキシブル表示装置130は、第1フレキシブル表示装置120と離隔され、ベンディングされた状態で設けられる。第2フレキシブル表示装置130は、ベンディングが開かず、固定されている。第2フレキシブル表示装置130がベンディングされた状態で設けられる時、第2フレキシブル表示装置130は、第2曲率半径R2を有する。第2フレキシブル表示装置130は、第2表示映像IMG2を表示する。
【0105】
第3フレキシブル表示装置140は、第1フレキシブル表示装置120及び第2フレキシブル表示装置130の各々と離隔されて設けられる。第3フレキシブル表示装置140は、ベンディングされて、固定されている。第3フレキシブル表示装置140は、フラットで、固定されている。
【0106】
図4B及び
図4Cを参照すると、第3フレキシブル表示装置140は、第3フレキシブル表示パネル141及び第3タッチスクリーンパネル143を含む。第3フレキシブル表示パネル141は、第3フレキシブル表示パネル141の上部又は下部に配置される物体を見ることができるように透明に構成される。但し、これに限定されるものではなく、第3フレキシブル表示パネル141は、透明でなくてもよい。
【0107】
第3タッチスクリーンパネル143は、第3フレキシブル表示パネル141の上に設けられる。第3タッチスクリーンパネル143は、使用者のタッチ、使用者の近接タッチ、物体のタッチ又は物体の近接タッチを認識することができる。
【0108】
図4B及び
図4Cでは、第3フレキシブル表示装置140が第3タッチスクリーンパネル143を含むことを例として図示したが、これに限定されるものではなく、第3フレキシブル表示装置140は、第3タッチスクリーンパネル143を含まない場合もある。
【0109】
非表示フレーム150は、第1フレキシブル表示装置120、第2フレキシブル表示装置130及び第3フレキシブル表示装置140を囲む。以下では、非表示フレーム150が一体形に形成されて、第1フレキシブル表示装置120、第2フレキシブル表示装置130及び第3フレキシブル表示装置140を囲むことを例として説明したが、これに限定されるものではなく、非表示フレーム150は、複数のサブ非表示フレームを含み、1つのサブ非表示フレームが第1フレキシブル表示装置120を囲み、他の1つのサブ非表示フレームが第2フレキシブル表示装置130を囲み、その他の1つのサブ非表示フレームが第3フレキシブル表示装置140を囲む。また、1つのサブ非表示フレームが第1フレキシブル表示装置120を囲み、他の1つのサブ非表示フレームが第2フレキシブル表示装置130及び第3フレキシブル表示装置140を囲む。複数のサブ非表示フレームは、互いに連結されてもよく、或いは互いに離隔されて配置されてもよい。
【0110】
第1フレキシブル表示装置120のベンディング、第2フレキシブル表示装置130のベンディング及び第3フレキシブル表示装置140のベンディングのうち少なくとも1つのベンディングが開かれる時、サブ非表示フレームのうち少なくとも一部のベンディングは、開かれ得る。
【0111】
図4Bを参照すると、非表示フレーム150は、第1ホールIH1、第2ホールIH2、及び第3ホールIH3を含む。第1フレキシブル表示装置120は、第1ホールIH1に配置され、第2フレキシブル表示装置130は、第2ホールIH2に配置され、第3フレキシブル表示パネル141は、第3ホールIH3に配置される。
【0112】
非表示フレーム150の厚さ、第1フレキシブル表示装置120の厚さ、第2フレキシブル表示装置130の厚さ及び第3フレキシブル表示装置140の厚さは、互いに同一である。但し、これに限定されるものではなく、非表示フレーム150の厚さ、第1フレキシブル表示装置120の厚さ、第2フレキシブル表示装置130の厚さ及び第3フレキシブル表示装置140の厚さのうち少なくとも1つは、異なるものとすることができる。
【0113】
図4Cを参照すると、非表示フレーム150は、第1溝IG1、第2溝IG2、及び第3溝IG3を含む。第1フレキシブル表示装置120は、第1溝IG1に挿入されて提供され、第2フレキシブル表示装置130は、第2溝IG2に挿入されて提供され、第3フレキシブル表示装置140は、第3溝IG3に挿入されて提供される。
図4Cでは、第1フレキシブル表示装置120が第1溝IG1に完全に挿入され、第2フレキシブル表示装置130が第2溝IG2に完全に挿入され、第3フレキシブル表示装置140が第3溝IG3に完全に挿入されるものを例として図示したが、これに限定されるものではなく、第1フレキシブル表示装置120の一部のみが第1溝IG1に挿入されてもよく、第2フレキシブル表示装置130の一部のみが第2溝IG2に挿入されてもよく、第3フレキシブル表示装置140の一部のみが第3溝IG3に挿入されてもよい。
【0114】
図4B及び
図4Cを参照すると、第1フレキシブル表示装置120、第2フレキシブル表示装置130及び第3フレキシブル表示装置140は、
図4B及び
図4Cに示した配置関係の以外にも、多様な形態に配置され得る。例えば、第1フレキシブル表示装置120は、第1ホールIH1に配置され、第2フレキシブル表示装置130は、第2溝IG2に挿入され、第3フレキシブル表示装置140は、第3ホールIH3に配置される。また、第1フレキシブル表示装置120は、第1溝IG1に挿入され、第2フレキシブル表示装置130は、第1ホールIH1に配置され、第3フレキシブル表示装置140は、第3ホールIH3に配置される。
【0115】
再び、
図4A、
図4B、
図4C、
図4D、
図4E、及び
図4Fを参照すると、第3フレキシブル表示装置140は、第3表示映像IMG3を表示する。第3表示映像IMG3は、運送手段の時速、内部温度等の多様な運送手段の情報、運送手段の外部の温度、湿度等の運送手段の外部の情報、ナビゲーション情報、走行情報、運行情報、音楽、ゲーム、TV、映画等のマルチメディア情報等であってもよい。
【0116】
図示しなかったが、使用者又は物体が第3フレキシブル表示装置140をタッチするか、或いは近接タッチすれば、第3フレキシブル表示装置140に表示される第3表示映像IMG3を制御できる第3表示の制御ユニット映像が表示され得る。但し、これに限定されるものではなく、第3表示の制御ユニット映像は、タッチ又は近接タッチに関わらず、表示され得る。
【0117】
第3表示の制御ユニット映像は、第3表示映像IMG3とオーバーラップするように表示される。第3表示の制御ユニット映像が第3表示映像IMG3とオーバーラップするように表示される時、例えば、第3表示映像IMG3のうち第3表示の制御ユニット映像とオーバーラップする部分の明るさは、ぼやけることができる。
【0118】
使用者は、直接又は物体を通じて第3表示の制御ユニット映像を操作して第3フレキシブル表示装置140に表示される第3表示映像IMG3の音、画面の寸法、明暗等、第3フレキシブル表示装置140のベンディング等を調節することができる。第3表示の制御ユニット映像は、第3表示映像IMG3のみではなく、運送手段の構成要素、例えば、サンバイザ、窓、バックミラー等を操作することができる。
【0119】
第3表示の制御ユニット映像は、複数であってもよい。第3表示の制御ユニット映像が複数である場合、第3表示の制御ユニット映像の各々は、互いに異なる強さの震動を発生させる。
【0120】
図5A、
図5B、
図5C、及び
図5Dは、本発明の一実施形態による運送手段用表示装置を概略的に示した斜視図である。
【0121】
以下では、第1フレキシブル表示装置120、第2フレキシブル表示装置130及び第3フレキシブル表示装置140と関連して、
図5A、
図5B、
図5C、及び
図5Dを参照して説明する。
図4A、
図4B、
図4C、
図4D、
図4E、及び
図4Fを参照して説明した第1フレキシブル表示装置120、第2フレキシブル表示装置130及び第3フレキシブル表示装置140との差異点を中心に具体的に説明する。
【0122】
図5A、
図5B、
図5C、及び
図5Dでは、図示せずが、エアコン、ヒータ等の吹き出し口、ギヤ調節のスティック等の運送手段の多様な構成要素は、運送手段用表示装置と結合されて一体形に形成され得るとともに、運送手段用表示装置と別個に形成され、運送手段用表示装置に含まれる締結ホール等によって締結され得る。
【0123】
図5A、
図5B、
図5C、及び
図5Dを参照すると、第1フレキシブル表示装置120は、第1ベンディング軸BX1を基準にしてベンディングされた状態で設けられる。第1フレキシブル表示装置120がベンディングされた状態で設けられる時、第1フレキシブル表示装置120は、第1曲率半径R1を有する。
【0124】
第1フレキシブル表示装置120は、第1表示映像IMG1_1、IMG1_2を表示する。第1フレキシブル表示装置120は、第1離隔領域122及び第1固定領域124を含む。第1離隔領域122は、第1ベンディング軸BX1を基準にして第1フレキシブル表示装置120のベンディングが開かれる時、非表示フレーム150から離隔される。第1離隔領域122は、第1表示映像IMG1_1、IMG1_2を表示する。
【0125】
第1固定領域124は、第1離隔領域122の一側面に配置される。第1固定領域124は、第1ベンディング軸BX1を基準にして第1フレキシブル表示装置120のベンディングが開かれる時、非表示フレーム150と接触する。第1固定領域124は、第1表示映像IMG1_1、IMG1_2及び第1表示映像IMG1_1、IMG1_2を制御する第1制御ユニット映像CI1のうち少なくとも1つを表示する。
【0126】
第2フレキシブル表示装置130は、第1フレキシブル表示装置120と離隔され、ベンディングされた状態で設けられる。第2フレキシブル表示装置130は、ベンディングが開かず、固定されている。第2フレキシブル表示装置130がベンディングされた状態で設けられる時、第2フレキシブル表示装置130は、第2曲率半径R2を有する。第2フレキシブル表示装置130は、第2表示映像IMG2を表示する。
【0127】
図5A、
図5B、
図5C、及び
図5Dを参照すると、第3フレキシブル表示装置140は、第2ベンディング軸BX2を基準にしてベンディングされた状態で設けられる。第2ベンディング軸BX2は、第1ベンディング軸BX1と平行であってもよい。第3フレキシブル表示装置140がベンディングされた状態で設けられる時、第3フレキシブル表示装置140は、第3曲率半径R3を有する。第3曲率半径R3は、第1曲率半径R1及び第2曲率半径R2の各々と異なる。但し、これに限定されるものではなく、第3曲率半径R3は、第1曲率半径R1及び第2曲率半径R2のうち少なくとも1つと同一であることができる。
【0128】
第3フレキシブル表示装置140は、第3映像IMG3_1、IMG3_2を表示する。第3映像IMG3_1、IMG3_2は、運送手段の時速、内部温度等の多様な運送手段の情報、運送手段の外部の温度、湿度等の運送手段の外部の情報、ナビゲーション情報、走行情報、運行情報、音楽、ゲーム、TV、映画等のマルチメディア情報等であってもよい。
【0129】
図5A、
図5B、
図5C、及び
図5Dを参照すると、第3フレキシブル表示装置140は、第2ベンディング軸BX2を基準にしてベンディングされた状態、及び第2ベンディング軸BX2を基準にしてベンディングが開いた状態のうち少なくとも1つの状態で第3映像IMG3_1、IMG3_2を表示する。第3映像IMG3_1、IMG3_2は、第3サブ映像IMG3_1及び第4サブ映像IMG3_2を含む。
【0130】
図5Bを参照すると、第3フレキシブル表示装置140は、第2ベンディング軸BX2(
図5A)を基準にしてベンディングされた時、第3サブ映像IMG3_1を表示する。第3サブ映像IMG3_1は、運送手段の時速、内部温度等の多様な運送手段の情報、運送手段の外部の温度、湿度等の運送手段の外部の情報、ナビゲーション情報、走行情報、運行情報、音楽、ゲーム、TV、映画等のマルチメディア情報等であってもよい。
【0131】
図5C及び
図5Dを参照すると、第3フレキシブル表示装置140は、第2ベンディング軸BX2(
図5A)を基準にしてベンディングが開いた時、第4サブ映像IMG3_2を表示する。第3フレキシブル表示装置140は、ベンディングが開かれている間にも第3映像IMG3_1、IMG3_2(
図5B)を表示することができる。第4サブ映像IMG3_2は、運送手段の時速、内部温度等の多様な運送手段の情報、運送手段の外部の温度、湿度等の運送手段の外部の情報、ナビゲーション情報、走行情報、運行情報、音楽、ゲーム、TV、映画等のマルチメディア情報等であってもよい。第4サブ映像IMG3_2は、第3サブ映像IMG3_1(
図5B)と互いに同一であってもよく、互いに異なってもよい。
【0132】
図5A及び
図5Bを参照すると、ベンディングされた状態で設けられる時の第3フレキシブル表示装置140の両端は、非表示フレーム150と接触する。
図5C及び
図5Dを参照すると、第3フレキシブル表示装置140のベンディングが開かれれば、第3フレキシブル表示装置140の一端は、非表示フレーム150と接触し、第3フレキシブル表示装置140の他端は、第2ベンディング軸BX2を基準にしてベンディングが開かれて、非表示フレーム150から離隔される。
図5C及び
図5Dでは、第3フレキシブル表示装置140のベンディングが、座席の間でベンディングされた状態から完全に開かれてフラットなことを例として図示したが、これに限定されるものではなく、第3フレキシブル表示装置140のベンディングは、座席の間でベンディングされた状態から一部のみが開かれ得る。
【0133】
図5A、
図5B、
図5C、及び
図5Dを参照すると、第3フレキシブル表示装置140は、第2離隔領域142及び第2固定領域144を含む。第2離隔領域142は、第2ベンディング軸BX2を基準にして第3フレキシブル表示装置140のベンディングが開かれる時、非表示フレーム150から離隔される。第2離隔領域142は、第3映像IMG3_1、IMG3_2(
図5B)を表示する。
【0134】
第2固定領域144は、第2離隔領域142の一側面に配置される。第2固定領域144は、第2ベンディング軸BX2を基準にして第3フレキシブル表示装置140のベンディングが開かれる時、非表示フレーム150と接触する。第2固定領域144は、第3映像IMG3_1、IMG3_2及び第3映像IMG3_1、IMG3_2を制御する第3制御ユニット映像CI2のうち少なくとも1つを表示する。例えば、使用者又は物体が第3フレキシブル表示装置140をタッチするか、或いは近接タッチすれば、第3フレキシブル表示装置140に表示される第3映像IMG3_1、IMG3_2を制御できる第3制御ユニット映像CI2が表示され得る。但し、これに限定されるものではなく、第3制御ユニット映像CI2は、タッチ又は近接タッチに関わらず、表示され得る。
【0135】
第3制御ユニット映像CI2は、第3映像IMG3_1、IMG3_2とオーバーラップするように表示される。第3制御ユニット映像CI2が第3映像IMG3_1、IMG3_2とオーバーラップするように表示される時、例えば、第3映像IMG3_1、IMG3_2のうち第3制御ユニット映像CI2とオーバーラップする部分の明るさは、ぼやけることができる。
【0136】
使用者は、直接又は物体を通じて第3制御ユニット映像CI2を操作して第3フレキシブル表示装置140に表示される第3映像IMG3_1、IMG3_2の音、画面の寸法、明暗等、第3フレキシブル表示装置140のベンディング等を調節することができる。第3制御ユニット映像CI2は、第3映像IMG3_1、IMG3_2のみではなく、運送手段の構成要素、例えば、サンバイザ、窓、バックミラー等を操作することができる。
【0137】
第3制御ユニット映像CI2は、複数であってもよい。第3制御ユニット映像CI2が複数である場合、第3制御ユニット映像CI2の各々は、互いに異なる強さの震動を発生させる。
【0138】
本発明の一実施形態による運送手段用表示装置は、運送手段に配置されて、搭乗者の便宜に合わせてベンディングされた状態又はベンディングが開かれた状態で多様な映像を表示することができる。したがって搭乗者は、運送手段を利用しながら、多様な映像情報を得ることができる。
【0139】
以上、添付された図面を参照して本発明の実施形態を説明したが、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者であれば、技術的思想や必須の特徴を変更せずに本発明を他の具体的な形態に適用することができることを理解することができる。したがって、上述した実施形態は、すべての面で例示的なものであり、限定的なものではないと理解しなければならない。