【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明に係る実施例は、以下の技術的な解決策を提供する。
【0012】
第1の態様によれば、本発明の実施例に係るネットワーク設定方法は、
UEがネットワークにアクセスするときに、前記UEの属性を決定するステップと、
前記UEの属性に基づき、前記UEに対応する設定パラメータを決定するステップと、
前記設定パラメータに基づき、UEに指示するかまたは設定し、および/またはネットワーク側の関連するネットワーク機能エンティティまたはノードに指示するかまたは設定するステップと、を備える。
【0013】
可能な実施形態において、前記UEの属性は、
UEの能力と、
UEのモビリティ属性と、
UEのセッション属性と、
UEのモビリティ状態の集合とのうちの任意の1つまたは複数を含む。
【0014】
可能な実施形態において、前記UEのモビリティ属性は、モビリティ制限と、モビリティモデルと、到達可能性との要件の一部または全部を含み、前記UEのセッション属性は、セッションのタイプおよび/またはセッション継続モードを含む。
【0015】
可能な実施形態において、前記UEの能力は、
前記UEによってサポートされる動作モードと、
前記UEによってサポートされるアクセス技術と、
前記UEによってサポートされるモビリティ状態とのうちの任意の1つまたは複数を示すパラメータである。
【0016】
可能な実施形態において、前記設定パラメータは、前記UEに許可されたモビリティ状態と、前記ネットワーク側のモビリティ状態と、前記ネットワーク側の伝送トンネルタイプとのうちの任意の1つまたは複数を含む。
【0017】
可能な実施形態において、前記UEの属性に基づき、前記UEに対応する設定パラメータを決定する場合、
前記モビリティ制限と、前記モビリティモデルと、前記到達可能性要件と、前記UEの能力とのうちの一部または全部に基づき、前記UEに許可されたモビリティ状態を決定する。
【0018】
可能な実施形態において、前記UEに許可されたモビリティ状態を決定する場合、
前記モビリティ制限がフリーモビリティ制限であり、前記到達可能性要件が位置追跡のサポートであれば、前記UEがアイドル状態に入ることを許可されていること及び状態遷移条件を決定し、前記状態遷移条件はそれぞれアイドル状態に入ることおよびアイドル状態から出ることに対応する。
【0019】
可能な実施形態において、前記UEに許可されたモビリティ状態を決定する場合、
前記モビリティ制限が不動または制限付きモビリティ制限であり、前記到達可能性要件が位置追跡のサポートまたは省電力モードのサポートであれば、前記UEが無線リソース制御(RRC)層_接続_非アクティブ状態に入ることが許可されていると決定する。
【0020】
可能な実施形態において、前記UEの属性に基づき、前記UEに対応する設定パラメータを決定する場合、
前記モビリティ制限と、前記モビリティモデルと、前記到達可能性要件と、前記UEの能力とのうちの一部または全部に基づき、前記UEに対応するコアネットワーク側のモビリティ状態の集合を決定し、及び、
前記モビリティ制限と、前記モビリティモデルと、前記到達可能性要件と、前記UEの能力とのうちの一部または全部に基づき、前記UEに対応するアクセスネットワーク側の利用可能なモビリティ状態を決定する。
【0021】
可能な実施形態において、前記UEに対応するコアネットワーク側のモビリティ状態の集合を決定する場合、
前記モビリティ制限がフリーモビリティ制限であり、前記到達可能性要件が位置追跡のサポートであれば、前記コアネットワーク側の前記モビリティ状態の集合にアイドル状態が含まれること及び状態遷移条件を決定し、前記状態遷移条件がそれぞれアイドル状態に入ることおよびアイドル状態から出ることに対応する。
【0022】
可能な実施形態において、前記UEに対応するアクセスネットワーク側の利用可能なモビリティ状態を決定する場合、
前記モビリティ制限が不動または制限付きモビリティ制限であり、前記到達可能性要件が位置追跡のサポートまたは省電力モードのサポートであれば、前記アクセスネットワーク側の前記モビリティ状態に無線リソース制御(RRC)層_接続_非アクティブ状態が含まれると決定する。
【0023】
可能な実施形態において、前記UEの属性に基づき、前記UEに対応する設定パラメータを決定する場合、
前記UEのモビリティ状態の集合を取得し、
前記モビリティ制限と、前記モビリティモデルと、前記到達可能性要件と、前記UEの能力とのうちの一部または全部に基づき、取得された前記UEのモビリティ状態の集合が適切であるかどうかを決定し、
取得された前記UEのモビリティ状態の集合が適切であると決定したときに、前記ネットワーク側のNASモビリティ状態の集合を決定する。
【0024】
可能な実施形態において、前記ネットワーク側のNASモビリティ状態を決定した後、
前記UEのモビリティ状態の集合と、モビリティ制限と、モビリティモデルとのうちの一部または全部に基づき、RRC層モビリティ状態を生成するかまたはモビリティ状態のパラメータを決定する際にアクセスネットワークノードを支援する。
【0025】
可能な実施形態において、前記UEの属性に基づき、前記UEに対応する設定パラメータを決定する場合、
前記モビリティ制限と、前記モビリティモデルと、前記セッションのタイプと、前記セッション継続モードとのうちの一部または全部に基づき、前記ネットワーク側の伝送トンネルタイプを決定する。
【0026】
可能な実施形態において、前記モビリティ制限と、前記モビリティモデルと、前記セッションのタイプと、前記セッション継続モードとのうちの一部または全部に基づき、前記ネットワーク側の伝送トンネルタイプを決定する場合、
前記モビリティ制限が何らかの制限であり、前記セッションのタイプが非IPデータ送信であるとき、前記伝送トンネルタイプを単純トンネルタイプとして決定し、または、
前記モビリティ制限がフリーモビリティであり、前記セッションのタイプが通常のIPデータ送信であるとき、前記伝送トンネルタイプを単純トンネルタイプまたは非トンネルタイプとして決定し、または、
前記モビリティ制限が制限付きモビリティ制限であり、前記セッションのタイプが通常のIPデータ送信および/または前記セッション継続モードが継続性を必要としないとき、前記伝送トンネルタイプを単純トンネルタイプまたは非トンネルタイプとして決定し、または、
前記モビリティ制限がフリーモビリティ制限であり、前記セッションのタイプが通常のIPデータ送信であるとき、前記伝送トンネルモデルをUEごとおよびセッションごとのトンネルタイプとして決定し、または、
前記モビリティ制限がフリーモビリティ制限であり、前記セッションのタイプが優先順位の高いIPデータ送信であるとき、前記伝送トンネルモデルを、UEごと、セッションごと、およびサービス品質ごとのトンネルタイプとして決定する。
【0027】
可能な実施形態において、前記設定パラメータに基づき、UEに指示するかまたは設定し、および/またはネットワーク側の関連するネットワーク機能エンティティまたはノードに指示するかまたは設定する場合、
前記コアネットワークにおいて、前記モビリティ状態の集合および/または前記状態遷移条件を設定し、および/または、
関連するアクセスノードに、モビリティ状態、および/またはモビリティ状態を決定するためのパラメータを示す。
【0028】
可能な実施形態において、前記設定パラメータに基づき、UEに指示するかまたは設定し、および/またはネットワーク側の関連するネットワーク機能エンティティまたはノードに指示するかまたは設定する場合、
前記伝送トンネルタイプに基づき、前記ネットワーク側のユーザプレーン機能モジュールを設定する。
【0029】
可能な実施形態において、前記設定パラメータに基づき、UEに指示するかまたは設定し、および/またはネットワーク側の関連するネットワーク機能エンティティまたはノードに指示するかまたは設定する場合、
前記UEに、前記UEに許可されたモビリティ状態および/または前記状態遷移条件を示す。
【0030】
第2の態様によれば、本発明の実施例に係るネットワーク装置は、
UEがネットワークにアクセスするときに、前記UEの属性を決定する第1決定モジュールと、
前記UEの属性に基づき、前記UEに対応する設定パラメータを決定する第2決定モジュールと、
前記設定パラメータに基づき、UEに指示するかまたは設定し、および/またはネットワーク側の関連するネットワーク機能エンティティまたはノードに指示するかまたは設定する処理モジュールと、を備える。
【0031】
可能な実施形態において、前記UEの属性は、
UEの能力と、
UEのモビリティ属性と、
UEのセッション属性と、
UEのモビリティ状態の集合とのうちの任意の1つまたは複数を含む。
【0032】
可能な実施形態において、前記UEのモビリティ属性は、モビリティ制限と、モビリティモデルと、到達可能性との要件の一部または全部を含み、前記UEのセッション属性は、セッションのタイプおよび/またはセッション継続モードを含む。
【0033】
可能な実施形態において、前記UEの能力は、
前記UEによってサポートされる動作モードと、
前記UEによってサポートされるアクセス技術と、
前記UEによってサポートされるモビリティ状態とのうちの任意の1つまたは複数を示すパラメータである。
【0034】
可能な実施形態において、前記設定パラメータは、前記UEに許可されたモビリティ状態と、前記ネットワーク側のモビリティ状態と、前記ネットワーク側の伝送トンネルタイプとのうちの任意の1つまたは複数を含む。
【0035】
可能な実施形態において、前記第2決定モジュールは、前記モビリティ制限と、前記モビリティモデルと、前記到達可能性要件と、前記UEの能力とのうちの一部または全部に基づき、前記UEに許可されたモビリティ状態を決定する。
【0036】
可能な実施形態において、前記第2決定モジュールは、
前記モビリティ制限がフリーモビリティ制限であり、前記到達可能性要件が位置追跡のサポートであれば、前記UEがアイドル状態に入ることを許可されていること及び状態遷移条件を決定し、前記状態遷移条件はそれぞれアイドル状態に入ることおよびアイドル状態から出ることに対応する。
【0037】
可能な実施形態において、前記第2決定モジュールは、
前記モビリティ制限が不動または制限付きモビリティ制限であり、前記到達可能性要件が位置追跡のサポートまたは省電力モードのサポートであれば、前記UEが無線リソース制御(RRC)層_接続_非アクティブ状態に入ることが許可されていると決定する。
【0038】
可能な実施形態において、前記第2決定モジュールは、
前記モビリティ制限と、前記モビリティモデルと、前記到達可能性要件と、前記UEの能力とのうちの一部または全部に基づき、前記UEに対応するコアネットワーク側のモビリティ状態の集合を決定し、および、
前記モビリティ制限と、前記モビリティモデルと、前記到達可能性要件と、前記UEの能力とのうちの一部または全部に基づき、前記UEに対応するアクセスネットワーク側の利用可能なモビリティ状態を決定する。
【0039】
可能な実施形態において、前記第2決定モジュールは、
前記モビリティ制限がフリーモビリティ制限であり、前記到達可能性要件が位置追跡のサポートであれば、前記コアネットワーク側の前記モビリティ状態の集合にアイドル状態が含まれること及び状態遷移条件を決定し、前記状態遷移条件がそれぞれアイドル状態に入ることおよびアイドル状態から出ることに対応する。
【0040】
可能な実施形態において、前記第2決定モジュールは、
前記モビリティ制限が不動または制限付きモビリティ制限であり、前記到達可能性要件が位置追跡のサポートまたは省電力モードのサポートであれば、前記アクセスネットワーク側の前記モビリティ状態に無線リソース制御(RRC)層_接続_非アクティブ状態が含まれると決定する。
【0041】
可能な実施形態において、前記第2決定モジュールは、
前記UEのモビリティ状態の集合を取得し、
前記モビリティ制限と、前記モビリティモデルと、前記到達可能性要件と、前記UEの能力とのうちの一部または全部に基づき、取得された前記UEのモビリティ状態の集合が適切であるかどうかを決定し、
取得された前記UEのモビリティ状態の集合が適切であると決定したときに、前記ネットワーク側のNASモビリティ状態の集合を決定する。
【0042】
可能な実施形態において、前記第2決定モジュールは、
前記UEのモビリティ状態の集合と、モビリティ制限と、モビリティモデルとのうちの一部または全部に基づき、RRC層モビリティ状態を生成するかまたはモビリティ状態のパラメータを決定する際にアクセスネットワークノードを支援する。
【0043】
可能な実施形態において、前記第2決定モジュールは、
前記モビリティ制限と、前記モビリティモデルと、前記セッションのタイプと、前記セッション継続モードとのうちの一部または全部に基づき、前記ネットワーク側の伝送トンネルタイプを決定する。
【0044】
可能な実施形態において、前記第2決定モジュールは、
前記モビリティ制限が何らかの制限であり、前記セッションのタイプが非IPデータ送信であるとき、前記伝送トンネルタイプを単純トンネルタイプとして決定し、または、
前記モビリティ制限がフリーモビリティであり、前記セッションのタイプが通常のIPデータ送信であるとき、前記伝送トンネルタイプを単純トンネルタイプまたは非トンネルタイプとして決定し、または、
前記モビリティ制限が制限付きモビリティ制限であり、前記セッションのタイプが通常のIPデータ送信および/または前記セッション継続モードが継続性を必要としないとき、前記伝送トンネルタイプを単純トンネルタイプまたは非トンネルタイプとして決定し、または、
前記モビリティ制限がフリーモビリティ制限であり、前記セッションのタイプが通常のIPデータ送信であるとき、前記伝送トンネルモデルをUEごとおよびセッションごとのトンネルタイプとして決定し、または、
前記モビリティ制限がフリーモビリティ制限であり、前記セッションのタイプが優先順位の高いIPデータ送信であるとき、前記伝送トンネルモデルを、UEごと、セッションごと、およびサービス品質ごとのトンネルタイプとして決定する。
【0045】
可能な実施形態において、前記処理モジュールは、
前記コアネットワークにおいて、前記モビリティ状態の集合および/または前記状態遷移条件を設定し、および/または、
関連するアクセスノードに、モビリティ状態、および/またはモビリティ状態を決定するためのパラメータを示す。
【0046】
可能な実施形態において、前記処理モジュールは、
前記伝送トンネルタイプに基づき、前記ネットワーク側のユーザプレーン機能モジュールを設定する。
【0047】
可能な実施形態において、前記処理モジュールは、
前記UEに、前記UEに許可されたモビリティ状態および/または前記状態遷移条件を示す。
【0048】
第3の態様によれば、本発明の実施例に係るネットワークサーバは、プロセッサと、メモリと、送受信機とを備え、前記送受信機は、プロセッサの制御によりデータを送受信し、メモリにプログラムが格納されており、プロセッサは、メモリに格納されたプログラムを読み出して、UEがネットワークにアクセスするときに、プロセッサは、前記UEの属性を決定し、
プロセッサは、前記UEの属性に基づき、前記UEに対応する設定パラメータを決定し、
プロセッサは、前記設定パラメータに基づき、UEに指示するかまたは設定し、および/またはネットワーク側の関連するネットワーク機能エンティティまたはノードに指示するかまたは設定する。
【0049】
可能な実施形態において、前記UEの属性は、
UEの能力と、
UEのモビリティ属性と、
UEのセッション属性と、
UEのモビリティ状態の集合とのうちの任意の1つまたは複数を含む。
【0050】
可能な実施形態において、前記UEのモビリティ属性は、モビリティ制限と、モビリティモデルと、到達可能性との要件の一部または全部を含み、前記UEのセッション属性は、セッションのタイプおよび/またはセッション継続モードを含む。
【0051】
可能な実施形態において、前記UEの能力は、
前記UEによってサポートされる動作モードと、
前記UEによってサポートされるアクセス技術と、
前記UEによってサポートされるモビリティ状態と、のうちの任意の1つまたは複数を示すパラメータである。
【0052】
可能な実施形態において、前記設定パラメータは、前記UEに許可されたモビリティ状態と、前記ネットワーク側のモビリティ状態と、前記ネットワーク側の伝送トンネルタイプと、のうちの任意の1つまたは複数を含む。
【0053】
可能な実施形態において、プロセッサは、前記モビリティ制限と、前記モビリティモデルと、前記到達可能性要件と、前記UEの能力とのうちの一部または全部に基づき、前記UEに許可されたモビリティ状態を決定する。
【0054】
可能な実施形態において、前記モビリティ制限がフリーモビリティ制限であり、前記到達可能性要件が位置追跡のサポートであれば、プロセッサは、前記UEがアイドル状態に入ることを許可されていること及び状態遷移条件を決定し、前記状態遷移条件はそれぞれアイドル状態に入ることおよびアイドル状態から出ることに対応する。
【0055】
可能な実施形態において、前記モビリティ制限が不動または制限付きモビリティ制限であり、前記到達可能性要件が位置追跡のサポートまたは省電力モードのサポートであれば、プロセッサは、前記UEが無線リソース制御(RRC)層_接続_非アクティブ状態に入ることが許可されていると決定する。
【0056】
可能な実施形態において、プロセッサは、前記モビリティ制限と、前記モビリティモデルと、前記到達可能性要件と、前記UEの能力とのうちの一部または全部に基づき、前記UEに対応するコアネットワーク側のモビリティ状態の集合を決定し、及び、
プロセッサは、前記モビリティ制限と、前記モビリティモデルと、前記到達可能性要件と、前記UEの能力とのうちの一部または全部に基づき、前記UEに対応するアクセスネットワーク側の利用可能なモビリティ状態を決定する。
【0057】
可能な実施形態において、前記モビリティ制限がフリーモビリティ制限であり、前記到達可能性要件が位置追跡のサポートであれば、プロセッサは、前記コアネットワーク側の前記モビリティ状態の集合にアイドル状態が含まれること及び状態遷移条件を決定し、前記状態遷移条件がそれぞれアイドル状態に入ることおよびアイドル状態から出ることに対応する。
【0058】
可能な実施形態において、前記モビリティ制限が不動または制限付きモビリティ制限であり、前記到達可能性要件が位置追跡のサポートまたは省電力モードのサポートであれば、プロセッサは、前記アクセスネットワーク側の前記モビリティ状態に無線リソース制御(RRC)層_接続_非アクティブ状態が含まれると決定する。
【0059】
可能な実施形態において、プロセッサは、前記UEのモビリティ状態の集合を取得し、
プロセッサは、前記モビリティ制限と、前記モビリティモデルと、前記到達可能性要件と、前記UEの能力とのうちの一部または全部に基づき、取得された前記UEのモビリティ状態の集合が適切であるかどうかを決定し、
取得された前記UEのモビリティ状態の集合が適切であると決定したときに、プロセッサは、前記ネットワーク側のNASモビリティ状態の集合を決定する。
【0060】
可能な実施形態において、プロセッサは、前記UEのモビリティ状態の集合と、モビリティ制限と、モビリティモデルとのうちの一部または全部に基づき、RRC層モビリティ状態を生成するかまたはモビリティ状態のパラメータを決定する際にアクセスネットワークノードを支援する。
【0061】
可能な実施形態において、プロセッサは、前記モビリティ制限と、前記モビリティモデルと、前記セッションのタイプと、前記セッション継続モードとのうちの一部または全部に基づき、前記ネットワーク側の伝送トンネルタイプを決定する。
【0062】
可能な実施形態において、前記モビリティ制限が何らかの制限であり、前記セッションのタイプが非IPデータ送信であるとき、プロセッサは、前記伝送トンネルタイプを単純トンネルタイプとして決定し、または、
前記モビリティ制限がフリーモビリティであり、前記セッションのタイプが通常のIPデータ送信であるとき、プロセッサは、前記伝送トンネルタイプを単純トンネルタイプまたは非トンネルタイプとして決定し、または、
前記モビリティ制限が制限付きモビリティ制限であり、前記セッションのタイプが通常のIPデータ送信および/または前記セッション継続モードが継続性を必要としないとき、プロセッサは、前記伝送トンネルタイプを単純トンネルタイプまたは非トンネルタイプとして決定し、または、
前記モビリティ制限がフリーモビリティ制限であり、前記セッションのタイプが通常のIPデータ送信であるとき、プロセッサは、前記伝送トンネルモデルをUEごとおよびセッションごとのトンネルタイプとして決定し、または、
前記モビリティ制限がフリーモビリティ制限であり、前記セッションのタイプが優先順位の高いIPデータ送信であるとき、プロセッサは、前記伝送トンネルモデルを、UEごと、セッションごと、およびサービス品質ごとのトンネルタイプとして決定する。
【0063】
可能な実施形態において、プロセッサは、前記コアネットワークにおいて、前記モビリティ状態の集合および/または前記状態遷移条件を設定し、および/または、
プロセッサは、関連するアクセスノードに、モビリティ状態、および/またはモビリティ状態を決定するためのパラメータを示す。
【0064】
可能な実施形態において、プロセッサは、前記伝送トンネルタイプに基づき、前記ネットワーク側のユーザプレーン機能モジュールを設定する。
【0065】
可能な実施形態において、プロセッサは、前記UEに、前記UEに許可されたモビリティ状態および/または前記状態遷移条件を示す。