【課題を解決するための手段】
【0011】
本出願の実施形態は、低遅延および高信頼性の送信を実現し、リソース利用を改善するために、データ送信方法、デバイス、および通信システムを提供する。
【0012】
第1の態様によれば、データ送信方法が提供される。方法は、ネットワークデバイスにより、端末デバイスに第1の構成情報を送信するステップであって、第1の構成情報が第1のキャリア構成情報および第1の時間構成情報を含み、第1のキャリア構成情報が、ハイブリッド自動再送要求HARQを実行するためのベアラまたは論理チャネル用にネットワークデバイスによって構成された少なくとも1つのキャリアを示し、第1の時間構成情報が、少なくとも1つのキャリアの各々に対応する第1の送信時間単位バンドリング数を示す、ステップと、ネットワークデバイスにより、第1のキャリア構成情報および/または第1の時間構成情報に基づいて、ベアラまたは論理チャネルに対応するデータを送受信するステップとを含む。
【0013】
第1の態様を参照して、第1の態様の第1の可能な実装形態では、ベアラまたは論理チャネルに対応するデータを送受信するステップは、ネットワークデバイスにより、第1のキャリア構成情報および/または第1の時間構成情報に基づいて、同じデータの異なる冗長バージョンを送受信するステップを含む。
【0014】
第1の態様または第1の態様の第1の可能な実装形態を参照して、第1の態様の第2の可能な実装形態では、第1の構成情報はGrant Free送信構成をさらに含み、Grant Free送信構成は、Grant Free送信がベアラまたは論理チャネル上で実行されるたびに必要とされる送信時間単位の総数の最小値、および各キャリア上の送信を可能にする送信時間単位のバンドリング数の最大値を含む。
【0015】
いくつかの可能な実装形態では、第1の構成情報は指示情報をさらに含み、指示情報は、Grant Free送信を実行するようにベアラまたは論理チャネルに指示するために使用される。
【0016】
いくつかの可能な実装形態では、第1の構成情報は、Grant Free送信が各キャリア上で実行されるときに使用される変調および符号化方式MCSをさらに含む。
【0017】
本出願のこの実施形態によるデータ送信方法に基づいて、第1の構成情報にGrant Free送信構成を追加することにより、送信信頼性を確保するために、送信時間単位の数の最小値が制限され、送信待ち時間を確保するために、単一のキャリア上の送信を可能にする最大時間間隔バンドリング数が制限される。
【0018】
第1の態様、ならびに第1の態様の第1および第2の可能な実装形態のいずれか1つを参照して、第1の態様の第3の可能な実装形態では、第1の構成情報は、無線リソース制御RRC構成メッセージ、ダウンリンク制御情報DCI、または媒体アクセス制御制御要素MAC CEである。
【0019】
第1の態様または第1の態様の第1の可能な実装形態を参照して、第1の態様の第4の可能な実装形態では、方法は、ネットワークデバイスにより、端末デバイスに第2の構成情報を送信するステップであって、第2の構成情報が第2のキャリア構成情報および/または第2の時間構成情報を含み、第2のキャリア構成情報が、少なくとも1つのキャリアのうちの少なくともいくつかのキャリアを示し、第2の時間構成情報が、少なくともいくつかのキャリアの各々に対応する第2の送信時間単位バンドリング数を示し、第1の送信時間単位バンドリング数が第2の送信時間単位バンドリング数以上である、ステップをさらに含み、ベアラまたは論理チャネルに対応するデータを送受信するステップは、ネットワークデバイスにより、第2のキャリア構成情報および/または第2の時間構成情報に基づいて、ベアラまたは論理チャネルに対応するデータを送受信するステップを含む。
【0020】
本出願のこの実施形態によるデータ送信方法に基づいて、少なくとも1つのキャリアのうちの少なくともいくつかのキャリア、および少なくともいくつかのキャリアの各々に対応する送信時間単位バンドリング数は、第2のキャリア構成情報および第2の時間構成情報を介して示され、ネットワークデバイスは、少なくともいくつかのキャリアに対応する送信時間単位で同じデータを同時に送信し、それにより、低遅延および高信頼性の送信が実現され、リソース利用が改善される。
【0021】
いくつかの可能な実装形態では、第2の構成情報はGrant Free送信構成をさらに含み、Grant Free送信構成は、Grant Free送信がベアラまたは論理チャネル上で実行されるたびに必要とされる送信時間単位の総数の最小値、および各キャリア上の送信を可能にする送信時間単位のバンドリング数の最大値を含む。
【0022】
いくつかの可能な実装形態では、第2の構成情報は指示情報をさらに含み、指示情報は、Grant Free送信を実行するようにベアラまたは論理チャネルに指示するために使用される。
【0023】
いくつかの可能な実装形態では、第2の構成情報は、Grant Free送信が各キャリア上で実行されるときに使用される変調および符号化方式MCSをさらに含む。
【0024】
第1の態様の第4の可能な実装形態を参照して、第1の態様の第5の可能な実装形態では、第2の構成情報は、無線リソース制御RRC構成メッセージ、ダウンリンク制御情報DCI、または媒体アクセス制御制御要素MAC CEである。
【0025】
いくつかの可能な実装形態では、ベアラまたは論理チャネルに対応するデータを送受信するステップは、ネットワークデバイスにより、第1の構成情報に基づいて、少なくとも1つのキャリアに対応する第2の送信時間単位バンドリング数内の送信時間単位でベアラまたは論理チャネルに対応するデータを送受信するステップを含み、第1の送信時間単位バンドリング数は第2の送信時間単位バンドリング数に等しい。
【0026】
第1の態様の第4または第5の可能な実装形態を参照して、第1の態様の第6の可能な実装形態では、第1の構成情報または第2の構成情報は、以下の情報:ネットワークデバイスが少なくとも1つのキャリアの各々の各送信時間単位でベアラもしくは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンを送受信すること、ネットワークデバイスが少なくとも1つのキャリアの各々の第1の送信時間単位でベアラもしくは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンを送受信すること、またはネットワークデバイスが少なくとも1つのキャリアのうちの第1のキャリアの第1の送信時間単位でベアラもしくは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンを送受信することのうちの1つを示すためにさらに使用される。
【0027】
第1の態様の第6の可能な実装形態を参照して、第1の態様の第7の可能な実装形態では、第1の構成情報もしくは第2の構成情報が、ネットワークデバイスが少なくとも1つのキャリアの各々の第1の送信時間単位でベアラもしくは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンを送受信することを示す場合、ネットワークデバイスは、第1の所定の規則に基づいて周期的に少なくとも1つのキャリアの各々の別の送信時間単位でベアラもしくは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンを送受信し、または第1の構成情報もしくは第2の構成情報が、ネットワークデバイスが少なくとも1つのキャリアのうちの第1のキャリアの第1の送信時間単位でベアラもしくは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンを送受信することを示す場合、ネットワークデバイスは、第2の所定の規則に基づいて周期的に少なくとも1つのキャリアのうちの別のキャリアの第1の送信時間単位でベアラもしくは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンを送受信する。
【0028】
本出願のこの実施形態によるデータ送信方法に基づいて、ネットワークデバイスは、複数のキャリアのうちの少なくとも1つおよび各キャリアに対応する送信時間単位バンドリング数を示し、ネットワークデバイスは、少なくとも1つのキャリアおよび各キャリアに対応する送信時間単位で同じデータの冗長バージョンを同時に送信し、それにより、冗長バージョンが短時間で受信され、増分結合の信頼性が改善される。
【0029】
いくつかの可能な実装形態では、ベアラまたは論理チャネルに対応するデータはアップリンクデータであり、ネットワークデバイスがベアラまたは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンを受信した後、方法は、ネットワークデバイスにより、ベアラまたは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンに対して増分結合を実行するステップをさらに含む。
【0030】
いくつかの可能な実装形態では、方法は、ネットワークデバイスにより、冗長バージョンに対して増分結合を実行した結果に基づいて、端末デバイスにフィードバック情報を送信するステップをさらに含む。
【0031】
いくつかの可能な実装形態では、ベアラまたは論理チャネルに対応するデータはダウンリンクデータであり、ネットワークデバイスがベアラまたは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンを送信した後、方法は、ネットワークデバイスにより、端末デバイスによって送信されたフィードバック情報を受信するステップをさらに含み、フィードバック情報は、端末デバイスにより、ベアラまたは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンに対して増分結合を実行した結果を示すために使用される。
【0032】
第1の態様および第1の態様の第1から第7の可能な実装形態のいずれか1つを参照して、第1の態様の第8の可能な実装形態では、第1の構成情報は、第1のキャリアおよび第1のキャリアに対応する第1の送信時間単位バンドリング数をさらに示し、第1のキャリアは、アップリンクキャリアセット内のベアラもしくは論理チャネルに対応する少なくとも1つのキャリアであり、アップリンクキャリアセットはアップリンクデータを受信するためにネットワークデバイスによって使用され、かつ/または第1の構成情報は、第2のキャリアおよび第2のキャリアに対応する第1の送信時間単位バンドリング数をさらに示し、第2のキャリアは、ダウンリンクキャリアセット内のベアラもしくは論理チャネルに対応する少なくとも1つのキャリアであり、ダウンリンクキャリアセットはダウンリンクデータを送信するためにネットワークデバイスによって使用される。
【0033】
第2の態様によれば、データ送信方法が提供される。方法は、端末デバイスにより、ネットワークデバイスによって送信された第1の構成情報を受信するステップであって、第1の構成情報が第1のキャリア構成情報および第1の時間構成情報を含み、第1のキャリア構成情報が、ハイブリッド自動再送要求HARQを実行するためのベアラまたは論理チャネル用にネットワークデバイスによって構成された少なくとも1つのキャリアを示し、第1の時間構成情報が、少なくとも1つのキャリアの各々に対応する第1の送信時間単位バンドリング数を示す、ステップと、端末デバイスにより、第1のキャリア構成情報および/または第1の時間構成情報に基づいて、ベアラまたは論理チャネルに対応するデータを送受信するステップとを含む。
【0034】
第2の態様を参照して、第2の態様の第1の可能な実装形態では、ベアラまたは論理チャネルに対応するデータを送受信するステップは、端末デバイスにより、第1のキャリア構成情報および/または第1の時間構成情報に基づいて、同じデータの異なる冗長バージョンを送受信するステップを含む。
【0035】
第2の態様または第2の態様の第1の可能な実装形態を参照して、第2の態様の第2の可能な実装形態では、第1の構成情報はGrant Free送信構成をさらに含み、Grant Free送信構成は、Grant Free送信がベアラまたは論理チャネル上で実行されるたびに必要とされる送信時間単位の総数の最小値、および各キャリア上の送信を可能にする送信時間単位のバンドリング数の最大値を含む。
【0036】
いくつかの可能な実装形態では、第1の構成情報は指示情報をさらに含み、指示情報は、Grant Free送信を実行するようにベアラまたは論理チャネルに指示するために使用される。
【0037】
いくつかの可能な実装形態では、第1の構成情報は、Grant Free送信が各キャリア上で実行されるときに使用される変調および符号化方式MCSをさらに含む。
【0038】
第2の態様の第2の可能な実装形態を参照して、第2の態様の第3の可能な実装形態では、ベアラまたは論理チャネルに対応するデータを送受信するステップは、端末デバイスにより、第1の構成情報に基づいて、少なくとも1つのキャリアのうちの少なくともいくつかのキャリアおよび少なくともいくつかのキャリアに対応する送信時間単位バンドリング数を選択するステップと、端末デバイスにより、少なくともいくつかのキャリアに対応する送信時間単位バンドリング数内の送信時間単位でベアラまたは論理チャネルに対応するデータを送信するステップとを含む。
【0039】
本出願のこの実施形態によるデータ送信方法に基づいて、第1の構成情報にGrant Free送信構成を追加することにより、送信信頼性を確保するために、送信時間単位の数の最小値が制限され、送信待ち時間を確保するために、単一のキャリア上の送信を可能にする最大時間間隔バンドリング数が制限される。
【0040】
第2の態様、ならびに第2の態様の第1および第3の可能な実装形態のいずれか1つを参照して、第2の態様の第4の可能な実装形態では、第1の構成情報は、無線リソース制御RRC構成メッセージ、ダウンリンク制御情報DCI、または媒体アクセス制御制御要素MAC CEである。
【0041】
第2の態様または第2の態様の第1の可能な実装形態を参照して、第2の態様の第5の可能な実装形態では、方法は、端末デバイスにより、ネットワークデバイスによって送信された第2の構成情報を送信するステップであって、第2の構成情報が第2のキャリア構成情報および/または第2の時間構成情報を含み、第2のキャリア構成情報が、少なくとも1つのキャリアのうちの少なくともいくつかのキャリアを示し、第2の時間構成情報が、少なくともいくつかのキャリアの各々に対応する第2の送信時間単位バンドリング数を示し、第1の送信時間単位バンドリング数が第2の送信時間単位バンドリング数以上である、ステップをさらに含み、ベアラまたは論理チャネルに対応するデータを送受信するステップは、端末デバイスにより、第2のキャリア構成情報および/または第2の時間構成情報に基づいて、ベアラまたは論理チャネルに対応するデータを送受信するステップを含む。
【0042】
本出願のこの実施形態によるデータ送信方法に基づいて、少なくとも1つのキャリアのうちの少なくともいくつかのキャリア、および少なくともいくつかのキャリアの各々に対応する送信時間単位バンドリング数は、第2のキャリア構成情報および第2の時間構成情報を介して示され、ネットワークデバイスは、少なくともいくつかのキャリアに対応する送信時間単位で同じデータを同時に送信し、それにより、低遅延および高信頼性の送信が実現され、リソース利用が改善される。
【0043】
いくつかの可能な実装形態では、第2の構成情報はGrant Free送信構成をさらに含み、Grant Free送信構成は、Grant Free送信がベアラまたは論理チャネル上で実行されるたびに必要とされる送信時間単位の総数の最小値、および各キャリア上の送信を可能にする送信時間単位のバンドリング数の最大値を含む。
【0044】
いくつかの可能な実装形態では、第2の構成情報は指示情報をさらに含み、指示情報は、Grant Free送信を実行するようにベアラまたは論理チャネルに指示するために使用される。
【0045】
いくつかの可能な実装形態では、第2の構成情報は、Grant Free送信が各キャリア上で実行されるときに使用される変調および符号化方式MCSをさらに含む。
【0046】
第2の態様の第5の可能な実装形態を参照して、第2の態様の第6の可能な実装形態では、第2の構成情報は、無線リソース制御RRC構成メッセージ、ダウンリンク制御情報DCI、または媒体アクセス制御制御要素MAC CEである。
【0047】
いくつかの可能な実装形態では、ベアラまたは論理チャネルに対応するデータを送受信するステップは、端末デバイスにより、第1の構成情報に基づいて、少なくとも1つのキャリアに対応する第2の送信時間単位バンドリング数内の送信時間単位でベアラまたは論理チャネルに対応するデータを送受信するステップを含み、第1の送信時間単位バンドリング数は第2の送信時間単位バンドリング数に等しい。
【0048】
第2の態様の第5または第6の可能な実装形態を参照して、第2の態様の第7の可能な実装形態では、第1の構成情報または第2の構成情報は、以下の情報:端末デバイスが少なくとも1つのキャリアの各々の各送信時間単位でベアラもしくは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンを送受信すること、端末デバイスが少なくとも1つのキャリアの各々の第1の送信時間単位でベアラもしくは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンを送受信すること、または端末デバイスが少なくとも1つのキャリアのうちの第1のキャリアの第1の送信時間単位でベアラもしくは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンを送受信することのうちの1つをさらに示す。
【0049】
第2の態様の第7の可能な実装形態を参照して、第2の態様の第8の可能な実装形態では、第1の構成情報もしくは第2の構成情報が、端末デバイスが少なくとも1つのキャリアの各々の第1の送信時間単位でベアラもしくは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンを送受信することを示す場合、端末デバイスは、第1の所定の規則に基づいて周期的に少なくとも1つのキャリアの各々の別の送信時間単位でベアラもしくは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンを送受信し、または第1の構成情報もしくは第2の構成情報が、端末デバイスが少なくとも1つのキャリアのうちの第1のキャリアの第1の送信時間単位でベアラもしくは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンを送受信することを示す場合、端末デバイスは、第2の所定の規則に基づいて周期的に少なくとも1つのキャリアのうちの別のキャリアの第1の送信時間単位でベアラもしくは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンを送受信する。
【0050】
本出願のこの実施形態によるデータ送信方法に基づいて、ネットワークデバイスは、複数のキャリアのうちの少なくとも1つおよび各キャリアに対応する送信時間単位バンドリング数を示し、端末デバイスは、少なくとも1つのキャリアおよび各キャリアに対応する送信時間単位で同じデータの冗長バージョンを同時に送信し、それにより、冗長バージョンが短時間で受信され、増分結合の信頼性が改善される。
【0051】
いくつかの可能な実装形態では、ベアラまたは論理チャネルに対応するデータはアップリンクデータであり、端末デバイスがベアラまたは論理チャネルに対応するデータを送信した後、方法は、端末デバイスにより、ネットワークデバイスによって送信されたフィードバック情報を受信するステップをさらに含み、フィードバック情報は、ネットワークデバイスにより、ベアラまたは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンに対して増分結合を実行した結果を示すために使用される。
【0052】
いくつかの可能な実装形態では、ベアラまたは論理チャネルに対応するデータはダウンリンクデータであり、端末デバイスがベアラまたは論理チャネルに対応するデータを受信した後、方法は、端末デバイスにより、ベアラまたは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンに対して増分結合を実行するステップをさらに含む。
【0053】
いくつかの可能な実装形態では、方法は、端末デバイスにより、冗長バージョンに対して増分結合を実行した結果に基づいて、ネットワークデバイスにフィードバック情報を送信するステップをさらに含む。
【0054】
第2の態様および第2の態様の第1から第8の可能な実装形態のいずれか1つを参照して、第2の態様の第9の可能な実装形態では、第1の構成情報は、第1のキャリアおよび第1のキャリアに対応する第1の送信時間単位バンドリング数をさらに示し、第1のキャリアは、アップリンクキャリアセット内のベアラもしくは論理チャネルに対応する少なくとも1つのキャリアであり、アップリンクキャリアセットはアップリンクデータを送信するために端末デバイスによって使用され、かつ/または第1の構成情報は、第2のキャリアおよび第2のキャリアに対応する第1の送信時間単位バンドリング数をさらに示し、第2のキャリアは、ダウンリンクキャリアセット内のベアラもしくは論理チャネルに対応する少なくとも1つのキャリアであり、ダウンリンクキャリアセットはダウンリンクデータを受信するために端末デバイスによって使用される。
【0055】
第3の態様によれば、データ送信ネットワークデバイスが提供される。ネットワークデバイスは、第1の構成情報を決定するように構成された処理モジュールであって、第1の構成情報が第1のキャリア構成情報および第1の時間構成情報を含み、第1のキャリア構成情報が、ハイブリッド自動再送要求HARQを実行するためのベアラまたは論理チャネル用にネットワークデバイスによって構成された少なくとも1つのキャリアを示し、第1の時間構成情報が、少なくとも1つのキャリアの各々に対応する第1の送信時間単位バンドリング数を示す、処理モジュールと、端末デバイスに第1の構成情報を送信するように構成されたトランシーバモジュールとを含み、トランシーバモジュールは、処理モジュールの制御下で、第1のキャリア構成情報および/または第1の時間構成情報に基づいて、ベアラまたは論理チャネルに対応するデータを送受信するようにさらに構成される。
【0056】
第3の態様を参照して、第3の態様の第1の可能な実装形態では、トランシーバモジュールは、処理モジュールの制御下で、第1のキャリア構成情報および/または第1の時間構成情報に基づいて、同じデータの異なる冗長バージョンを送受信するようにさらに構成される。
【0057】
第3の態様または第3の態様の第1の可能な実装形態を参照して、第3の態様の第2の可能な実装形態では、第1の構成情報はGrant Free送信構成をさらに含み、Grant Free送信構成は、Grant Free送信がベアラまたは論理チャネル上で実行されるたびに必要とされる送信時間単位の総数の最小値、および各キャリア上の送信を可能にする送信時間単位のバンドリング数の最大値を含む。
【0058】
いくつかの可能な実装形態では、第1の構成情報は指示情報をさらに含み、指示情報は、Grant Free送信を実行するようにベアラまたは論理チャネルに指示するために使用される。
【0059】
いくつかの可能な実装形態では、第1の構成情報は、Grant Free送信が各キャリア上で実行されるときに使用される変調および符号化方式MCSをさらに含む。
【0060】
本出願のこの実施形態によるデータ送信ネットワークデバイスに基づいて、第1の構成情報にGrant Free送信構成を追加することにより、送信信頼性を確保するために、送信時間単位の数の最小値が制限され、送信待ち時間を確保するために、単一のキャリア上の送信を可能にする最大時間間隔バンドリング数が制限される。
【0061】
第3の態様、ならびに第3の態様の第1および第2の可能な実装形態のいずれか1つを参照して、第3の態様の第3の可能な実装形態では、第1の構成情報は、無線リソース制御RRC構成メッセージ、ダウンリンク制御情報DCI、または媒体アクセス制御制御要素MAC CEである。
【0062】
第3の態様または第3の態様の第1の可能な実装形態を参照して、第3の態様の第4の可能な実装形態では、処理モジュールは、第2の構成情報を決定するようにさらに構成され、第2の構成情報は第2のキャリア構成情報および/または第2の時間構成情報を含み、第2のキャリア構成情報は、少なくとも1つのキャリアのうちの少なくともいくつかのキャリアを示し、第2の時間構成情報は、少なくともいくつかのキャリアの各々に対応する第2の送信時間単位バンドリング数を示し、第1の送信時間単位バンドリング数は第2の送信時間単位バンドリング数以上であり、トランシーバモジュールは、端末デバイスに第2の構成情報を送信するようにさらに構成され、トランシーバモジュールは、処理モジュールの制御下で、第2のキャリア構成情報および/または第2の時間構成情報に基づいて、ベアラまたは論理チャネルに対応するデータを送受信するようにさらに構成される。
【0063】
本出願のこの実施形態によるデータ送信ネットワークデバイスに基づいて、少なくとも1つのキャリアのうちの少なくともいくつかのキャリア、および少なくともいくつかのキャリアの各々に対応する送信時間単位バンドリング数は、第2のキャリア構成情報および第2の時間構成情報を介して示され、ネットワークデバイスは、少なくともいくつかのキャリアに対応する送信時間単位で同じデータを同時に送信し、それにより、低遅延および高信頼性の送信が実現され、リソース利用が改善される。
【0064】
いくつかの可能な実装形態では、第2の構成情報はGrant Free送信構成をさらに含み、Grant Free送信構成は、Grant Free送信がベアラまたは論理チャネル上で実行されるたびに必要とされる送信時間単位の総数の最小値、および各キャリア上の送信を可能にする送信時間単位のバンドリング数の最大値を含む。
【0065】
いくつかの可能な実装形態では、第2の構成情報は指示情報をさらに含み、指示情報は、Grant Free送信を実行するようにベアラまたは論理チャネルに指示するために使用される。
【0066】
いくつかの可能な実装形態では、第2の構成情報は、Grant Free送信が各キャリア上で実行されるときに使用される変調および符号化方式MCSをさらに含む。
【0067】
第3の態様の第4の可能な実装形態を参照して、第3の態様の第5の可能な実装形態では、第2の構成情報は、無線リソース制御RRC構成メッセージ、ダウンリンク制御情報DCI、または媒体アクセス制御制御要素MAC CEである。
【0068】
いくつかの可能な実装形態では、トランシーバモジュールは、具体的に、第1の構成情報に基づいて、少なくとも1つのキャリアに対応する第2の送信時間単位バンドリング数内の送信時間単位でベアラまたは論理チャネルに対応するデータを送受信するように構成され、第1の送信時間単位バンドリング数は第2の送信時間単位バンドリング数に等しい。
【0069】
第3の態様の第4または第5の可能な実装形態を参照して、第3の態様の第6の可能な実装形態では、第1の構成情報または第2の構成情報は、以下の情報:ネットワークデバイスが少なくとも1つのキャリアの各々の各送信時間単位でベアラもしくは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンを送受信すること、ネットワークデバイスが少なくとも1つのキャリアの各々の第1の送信時間単位でベアラもしくは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンを送受信すること、またはネットワークデバイスが少なくとも1つのキャリアのうちの第1のキャリアの第1の送信時間単位でベアラもしくは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンを送受信することのうちの1つを示すためにさらに使用される。
【0070】
第3の態様の第6の可能な実装形態を参照して、第3の態様の第7の可能な実装形態では、第1の構成情報もしくは第2の構成情報が、少なくとも1つのキャリアの各々の第1の送信時間単位でベアラもしくは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンが送受信されることを示す場合、第1の所定の規則に基づいて周期的に少なくとも1つのキャリアの各々の別の送信時間単位でベアラもしくは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンが送受信され、または第1の構成情報もしくは第2の構成情報が、少なくとも1つのキャリアのうちの第1のキャリアの第1の送信時間単位でベアラもしくは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンが送受信されることを示す場合、第2の所定の規則に基づいて周期的に少なくとも1つのキャリアのうちの別のキャリアの第1の送信時間単位でベアラもしくは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンが送受信される。
【0071】
いくつかの可能な実装形態では、ベアラまたは論理チャネルに対応するデータはアップリンクデータであり、処理モジュールは、ベアラまたは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンに対して増分結合を実行するようにさらに構成される。
【0072】
いくつかの可能な実装形態では、トランシーバモジュールは、冗長バージョンに対して増分結合を実行した結果に基づいて、端末デバイスにフィードバック情報を送信するようにさらに構成される。
【0073】
いくつかの可能な実装形態では、ベアラまたは論理チャネルに対応するデータはダウンリンクデータであり、トランシーバモジュールは、端末デバイスによって送信されたフィードバック情報を受信するようにさらに構成され、フィードバック情報は、端末デバイスにより、ベアラまたは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンに対して増分結合を実行した結果を示すために使用される。
【0074】
第3の態様および第3の態様の第1から第7の可能な実装形態のいずれか1つを参照して、第3の態様の第8の可能な実装形態では、第1の構成情報は、第1のキャリアおよび第1のキャリアに対応する第1の送信時間単位バンドリング数をさらに示し、第1のキャリアは、アップリンクキャリアセット内のベアラもしくは論理チャネルに対応する少なくとも1つのキャリアであり、アップリンクキャリアセットはアップリンクデータを受信するためにネットワークデバイスによって使用され、かつ/または第1の構成情報は、第2のキャリアおよび第2のキャリアに対応する第1の送信時間単位バンドリング数をさらに示し、第2のキャリアは、ダウンリンクキャリアセット内のベアラもしくは論理チャネルに対応する少なくとも1つのキャリアであり、ダウンリンクキャリアセットはダウンリンクデータを送信するためにネットワークデバイスによって使用される。
【0075】
第4の態様によれば、データ送信端末デバイスが提供される。端末デバイスは、ネットワークデバイスによって送信された第1の構成情報を受信するように構成されたトランシーバモジュールと、第1の構成情報を復号するように構成された処理モジュールであって、第1の構成情報が第1のキャリア構成情報および第1の時間構成情報を含み、第1のキャリア構成情報が、ハイブリッド自動再送要求HARQを実行するためのベアラまたは論理チャネル用にネットワークデバイスによって構成された少なくとも1つのキャリアを示し、第1の時間構成情報が、少なくとも1つのキャリアの各々に対応する第1の送信時間単位バンドリング数を示す、処理モジュールとを含み、トランシーバモジュールは、処理モジュールの制御下で、第1のキャリア構成情報および/または第1の時間構成情報に基づいて、ベアラまたは論理チャネルに対応するデータを送受信するようにさらに構成される。
【0076】
第4の態様を参照して、第4の態様の第1の可能な実装形態では、トランシーバモジュールは、制御モジュールの制御下で、第1のキャリア構成情報および/または第1の時間構成情報に基づいて、同じデータの異なる冗長バージョンを送受信するようにさらに構成される。
【0077】
第4の態様または第4の態様の第1の可能な実装形態を参照して、第4の態様の第2の可能な実装形態では、第1の構成情報はGrant Free送信構成をさらに含み、Grant Free送信構成は、Grant Free送信がベアラまたは論理チャネル上で実行されるたびに必要とされる送信時間単位の総数の最小値、および各キャリア上の送信を可能にする送信時間単位のバンドリング数の最大値を含む。
【0078】
いくつかの可能な実装形態では、第1の構成情報は指示情報をさらに含み、指示情報は、Grant Free送信を実行するようにベアラまたは論理チャネルに指示するために使用される。
【0079】
いくつかの可能な実装形態では、第1の構成情報は、Grant Free送信が各キャリア上で実行されるときに使用される変調および符号化方式MCSをさらに含む。
【0080】
第4の態様の第2の可能な実装形態を参照して、第4の態様の第3の可能な実装形態では、処理モジュールは、第1の構成情報に基づいて、少なくとも1つのキャリアのうちの少なくともいくつかのキャリアおよび少なくともいくつかのキャリアに対応する送信時間単位バンドリング数を選択するようにさらに構成され、トランシーバモジュールは、少なくともいくつかのキャリアに対応する送信時間単位バンドリング数内の送信時間単位でベアラまたは論理チャネルに対応するデータを送信するようにさらに構成される。
【0081】
本出願のこの実施形態によるデータ送信端末デバイスに基づいて、第1の構成情報にGrant Free送信構成を追加することにより、送信信頼性を確保するために、送信時間単位の数の最小値が制限され、送信待ち時間を確保するために、単一のキャリア上の送信を可能にする最大時間間隔バンドリング数が制限される。
【0082】
第4の態様、ならびに第4の態様の第1から第3の可能な実装形態のいずれか1つを参照して、第4の態様の第4の可能な実装形態では、第1の構成情報は、無線リソース制御RRC構成メッセージ、ダウンリンク制御情報DCI、または媒体アクセス制御制御要素MAC CEである。
【0083】
第4の態様または第4の態様の第1の可能な実装形態を参照して、第4の態様の第5の可能な実装形態では、トランシーバモジュールは、ネットワークデバイスによって送信された第2の構成情報を受信するようにさらに構成され、処理モジュールは、第2の構成情報を復号するようにさらに構成され、第2の構成情報は第2のキャリア構成情報および/または第2の時間構成情報を含み、第2のキャリア構成情報は、少なくとも1つのキャリアのうちの少なくともいくつかのキャリアを示し、第2の時間構成情報は、少なくともいくつかのキャリアの各々に対応する第2の送信時間単位バンドリング数を示し、第1の送信時間単位バンドリング数は第2の送信時間単位バンドリング数以上であり、トランシーバモジュールは、処理モジュールの制御下で、第2のキャリア構成情報および/または第2の時間構成情報に基づいて、ベアラまたは論理チャネルに対応するデータを送受信するようにさらに構成される。
【0084】
本出願のこの実施形態によるデータ送信端末デバイスに基づいて、少なくとも1つのキャリアのうちの少なくともいくつかのキャリア、および少なくともいくつかのキャリアの各々に対応する送信時間単位バンドリング数は、第2のキャリア構成情報および第2の時間構成情報を介して示され、ネットワークデバイスは、少なくともいくつかのキャリアに対応する送信時間単位で同じデータを同時に送信し、それにより、低遅延および高信頼性の送信が実現され、リソース利用が改善される。
【0085】
いくつかの可能な実装形態では、第2の構成情報はGrant Free送信構成をさらに含み、Grant Free送信構成は、Grant Free送信がベアラまたは論理チャネル上で実行されるたびに必要とされる送信時間単位の総数の最小値、および各キャリア上の送信を可能にする送信時間単位のバンドリング数の最大値を含む。
【0086】
いくつかの可能な実装形態では、第2の構成情報は指示情報をさらに含み、指示情報は、Grant Free送信を実行するようにベアラまたは論理チャネルに指示するために使用される。
【0087】
いくつかの可能な実装形態では、第2の構成情報は、Grant Free送信が各キャリア上で実行されるときに使用される変調および符号化方式MCSをさらに含む。
【0088】
第4の態様の第5の可能な実装形態を参照して、第4の態様の第6の可能な実装形態では、第2の構成情報は、無線リソース制御RRC構成メッセージ、ダウンリンク制御情報DCI、または媒体アクセス制御制御要素MAC CEである。
【0089】
いくつかの可能な実装形態では、トランシーバモジュールは、具体的に、処理モジュールの制御下で、かつ第1の構成情報に基づいて、少なくとも1つのキャリアに対応する第2の送信時間単位バンドリング数内のサブフレーム上で、ベアラまたは論理チャネルに対応するデータを送受信するように構成され、第1の送信時間単位バンドリング数は第2の送信時間単位バンドリング数に等しい。
【0090】
第4の態様の第5または第6の可能な実装形態を参照して、第4の態様の第7の可能な実装形態では、第1の構成情報または第2の構成情報は、以下の情報:端末デバイスが少なくとも1つのキャリアの各々の各送信時間単位でベアラもしくは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンを送受信すること、端末デバイスが少なくとも1つのキャリアの各々の第1の送信時間単位でベアラもしくは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンを送受信すること、または端末デバイスが少なくとも1つのキャリアのうちの第1のキャリアの第1の送信時間単位でベアラもしくは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンを送受信することのうちの1つをさらに示す。
【0091】
第4の態様の第7の可能な実装形態を参照して、第4の態様の第8の可能な実装形態では、第1の構成情報もしくは第2の構成情報が、端末デバイスが少なくとも1つのキャリアの各々の第1の送信時間単位でベアラもしくは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンを送受信することを示す場合、端末デバイスは、第1の所定の規則に基づいて周期的に少なくとも1つのキャリアの各々の別の送信時間単位でベアラもしくは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンを送受信し、または第1の構成情報もしくは第2の構成情報が、端末デバイスが少なくとも1つのキャリアのうちの第1のキャリアの第1の送信時間単位でベアラもしくは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンを受信もしくは送信することを示す場合、端末デバイスは、第2の所定の規則に基づいて周期的に少なくとも1つのキャリアのうちの別のキャリアの第1の送信時間単位でベアラもしくは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンを送受信する。
【0092】
いくつかの可能な実装形態では、ベアラまたは論理チャネルに対応するデータはアップリンクデータであり、トランシーバモジュールは、具体的に、ネットワークデバイスによって送信されたフィードバック情報を受信するように構成され、フィードバック情報は、ネットワークデバイスにより、ベアラまたは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンに対して増分結合を実行した結果を示すために使用される。
【0093】
いくつかの可能な実装形態では、ベアラまたは論理チャネルに対応するデータはダウンリンクデータであり、処理モジュールは、具体的に、ベアラまたは論理チャネルに対応するデータの冗長バージョンに対して増分結合を実行するように構成される。
【0094】
いくつかの可能な実装形態では、トランシーバモジュールは、具体的に、冗長バージョンに対して増分結合を実行した結果に基づいて、ネットワークデバイスにフィードバック情報を送信するように構成される。
【0095】
第4の態様および第4の態様の第1から第8の可能な実装形態のいずれか1つを参照して、第4の態様の第9の可能な実装形態では、第1の構成情報は、第1のキャリアおよび第1のキャリアに対応する第1の送信時間単位バンドリング数をさらに示し、第1のキャリアは、アップリンクキャリアセット内のベアラもしくは論理チャネルに対応する少なくとも1つのキャリアであり、アップリンクキャリアセットはアップリンクデータを送信するために端末デバイスによって使用され、かつ/または第1の構成情報は、第2のキャリアおよび第2のキャリアに対応する第1の送信時間単位バンドリング数をさらに示し、第2のキャリアは、ダウンリンクキャリアセット内のベアラもしくは論理チャネルに対応する少なくとも1つのキャリアであり、ダウンリンクキャリアセットはダウンリンクデータを受信するために端末デバイスによって使用される。
【0096】
第5の態様によれば、ネットワークデバイスが提供される。ネットワークデバイスは、プロセッサ、メモリ、受信機、および送信機を含む。メモリは命令を記憶するように構成され、プロセッサは、メモリに記憶された命令を実行して、信号を受信するように受信機を制御し、信号を送信するように送信機を制御するように構成される。
【0097】
プロセッサは、第1の態様または第1の態様の任意の可能な実装形態による方法における動作を実行するように、メモリに記憶された命令を実行するように構成される。
【0098】
第6の態様によれば、端末デバイスが提供される。端末デバイスは、プロセッサ、メモリ、受信機、および送信機を含む。メモリは命令を記憶するように構成され、プロセッサは、メモリに記憶された命令を実行して、信号を受信するように受信機を制御し、信号を送信するように送信機を制御するように構成される。
【0099】
プロセッサは、第2の態様または第2の態様の任意の可能な実装形態による方法における動作を実行するように、メモリに記憶された命令を実行するように構成される。
【0100】
第7の態様によれば、通信システムが提供される。通信システムは、上記の態様による端末デバイスおよびネットワークデバイスを含む。
【0101】
第8の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。コンピュータ可読記憶媒体は命令を記憶し、命令がコンピュータ上で実行されると、コンピュータは上記の態様による方法を実行することが可能になる。