特許第6897551号(P6897551)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6897551
(24)【登録日】2021年6月14日
(45)【発行日】2021年6月30日
(54)【発明の名称】穀物乾燥機
(51)【国際特許分類】
   F26B 17/14 20060101AFI20210621BHJP
【FI】
   F26B17/14 P
【請求項の数】2
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2017-247168(P2017-247168)
(22)【出願日】2017年12月25日
(65)【公開番号】特開2019-113255(P2019-113255A)
(43)【公開日】2019年7月11日
【審査請求日】2019年12月17日
(73)【特許権者】
【識別番号】000000125
【氏名又は名称】井関農機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100078031
【弁理士】
【氏名又は名称】大石 皓一
(74)【代理人】
【識別番号】100200942
【弁理士】
【氏名又は名称】岸本 高史
(72)【発明者】
【氏名】西野 栄治
(72)【発明者】
【氏名】武井 澄人
(72)【発明者】
【氏名】森川 英昭
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 廉
(72)【発明者】
【氏名】二宮 伸治
【審査官】 柳本 幸雄
(56)【参考文献】
【文献】 特開2001−078560(JP,A)
【文献】 特開平07−180960(JP,A)
【文献】 国際公開第2008/032250(WO,A2)
【文献】 登録実用新案第3116456(JP,U)
【文献】 特開2005−273470(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F26B 17/14
G01F 23/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
穀物を貯留する貯留部(2)と、この貯留部(2)から穀物を受けて熱風乾燥する乾燥部(3)と、この乾燥部(3)から穀物を前記貯留部(2)に移送する昇穀部(4)と、穀物の乾燥処理に必要な張込、通風、乾燥、排出の工程別運転開始および運転停止のスイッチ(5a〜5e)とを備えて乾燥処理する穀物乾燥機において、
前記貯留部(2)の穀物張込レベルを表示するレベル窓群(W)と、このレベル窓群(W)に前記貯留部(2)の天板(2a)から内部投光するランプ(L)とを備え、前記スイッチ(5a〜5e)の操作によって前記ランプ(L)を点灯すると共に、
前記運転について異常を検出可能に構成し、異常検出によって前記ランプ(L)を点滅することを特徴とする穀物乾燥機。
【請求項2】
穀物を貯留する貯留部(2)と、この貯留部(2)から穀物を受けて熱風乾燥する乾燥部(3)と、この乾燥部(3)から穀物を前記貯留部(2)に戻す昇穀部(4)と、穀物を前記貯留部(2)に張込む張込運転用の張込スイッチ(5a)とを備えて穀物を乾燥処理する穀物乾燥機において、
前記貯留部(2)の穀物張込レベルを表わすレベル窓群(W)と、このレベル窓群(W)に前記貯留部(2)の天板(2a)から内部投光するランプ(L)とを備え、前記張込スイッチ(5a)の操作による張込運転と対応して前記ランプ(L)を点灯すると共に、
前記貯留部(2)に張込の満量を検出する満量センサ(F)を設け、この満量センサ(F)による満量検出時に前記ランプ(L)を消灯することを特徴とする穀物乾燥機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、穀物張込量を示す複数のレベル窓を備えて穀物を循環乾燥する穀物乾燥機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
特許文献1に示すように、高さ位置の異なる複数の覗き窓(レベル窓)を上下方向に並べて設けることにより、穀物の張込レベルを表示することができる穀物乾燥機において、上箱の天板に取付台を設け、上箱内から光線を投射して覗き窓の内側を照らす投光器を設け、スイッチ操作による照明によって張込レベルを確認することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第4394777号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、穀物の張込から排出までの乾燥処理の各工程について、張込レベルの確認のために、その都度、照明のスイッチ操作を要するという問題が有った。
【0005】
本発明の目的は、張込レベルを必要に応じてレベル窓によって目視確認することができる穀物乾燥機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に係る発明は、穀物を貯留する貯留部(2)と、この貯留部(2)から穀物を受けて熱風乾燥する乾燥部(3)と、この乾燥部(3)から穀物を前記貯留部(2)に移送する昇穀部(4)と、穀物の乾燥処理に必要な張込、通風、乾燥、排出の工程別運転開始および運転停止のスイッチ(5a〜5e)とを備えて乾燥処理する穀物乾燥機において、
前記貯留部(2)の穀物張込レベルを表示するレベル窓群(W)と、このレベル窓群(W)に前記貯留部(2)の天板(2a)から内部投光するランプ(L)とを備え、前記スイッチ(5a〜5e)の操作によって前記ランプ(L)を点灯すると共に、前記運転について異常を検出可能に構成し、異常検出によって前記ランプ(L)を点滅することを特徴とする。
【0007】
請求項2に係る発明は、穀物を貯留する貯留部(2)と、この貯留部(2)から穀物を受けて熱風乾燥する乾燥部(3)と、この乾燥部(3)から穀物を前記貯留部(2)に戻す昇穀部(4)と、穀物を前記貯留部(2)に張込む張込運転用の張込スイッチ(5a)とを備えて穀物を乾燥処理する穀物乾燥機において、
前記貯留部(2)の穀物張込レベルを表わすレベル窓群(W)と、このレベル窓群(W)に前記貯留部(2)の天板(2a)から内部投光するランプ(L)とを備え、前記張込スイッチ(5a)の操作による張込運転と対応して前記ランプ(L)を点灯すると共に、
前記貯留部(2)に張込の満量を検出する満量センサ(F)を設け、この満量センサ(F)による満量検出時に前記ランプ(L)を消灯することを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
請求項1に係る発明は、スイッチ(5a〜5e)の操作によって乾燥処理の各工程の運転が開始または停止され、この時、貯留部(2)のランプ(L)が点灯して貯留部(2)の天板(2a)からレベル窓群(W)に内部投光することから、特段の点灯操作を要することなく、各工程の運転開始または停止のタイミングで、レベル窓群(W)の状況の目視により、貯留部(2)内の穀物量を確認することができる。加えて、運転の異常検出によって前記ランプ(L)が点滅することから、運転異常を容易に視認することができる。
【0012】
請求項2に係る発明は、張込スイッチ(5a)の操作によって張込運転を行い、この張込運転と対応して、貯留部(2)のランプ(L)が点灯して天板(2a)からレベル窓群(W)に内部投光することにより、張込経過に応じた張込量の増加状況を把握できることから、乾燥運転に先立って張込量を確認することができる。加えて、穀物が張込まれて貯留部(2)が満量になった時にランプ(L)の消灯によって満量状況を把握できるとともに、無駄な点灯を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】穀物乾燥機の正面図
図2】システム入出力構成図
図3】運転操作部の見取図
図4】照明制御を伴う運転制御の制御処理のフローチャート
図5】乾燥機の側面断面図
図6】乾燥機の横断面図
図7】貯留部の天板の光源窓部の清掃機構の斜視図
図8】貯留部の天板の光源窓部の清掃機構の動作を示す図
図9】光源窓部の清掃機構の一例を示す図
図10】照明部材の清掃構成例(a〜c)
図11】棒状光源部材を備えた乾燥機の断面図
図12】吊下げ駆動式窓照明を設けた乾燥機の断面図
【発明を実施するための形態】
【0017】
上記技術思想に基づいて具体的に構成された実施の形態について、以下に図面を参照しつつ説明する。
穀物乾燥機1は、その正面図を図1に示すように、穀物を貯留する貯留部2と、この貯留部2から穀物を受けて熱風乾燥する乾燥部3と、この乾燥部3から穀物を貯留部2に移送する昇穀部4と、穀物の乾燥処理に必要な張込、通風、乾燥、排出の工程別運転および停止の運転操作スイッチ11〜15等を配置した運転操作部5と備えて乾燥処理可能に構成するとともに、貯留部2の穀物張込レベルを表示するレベル窓Wを備える。
【0018】
レベル窓Wは、貯留部2内の張込穀物を目視可能に複数の小窓W1…を上下に並べ、これら小窓W1…に内部投光するランプLを貯留部2の天板2aの上部のランプ収容室Lc内に設ける。収容室Lcの底部には透明の照明用窓Lwを設け、ランプLの光が照明用窓Lwを通過して貯留部2内から小窓W1…に投光する構成とすることで、穀物の張込範囲を明示可能に構成するとともに、ランプLのオン・オフを穀物乾燥機の運転と連動して制御する。
【0019】
(照明制御)
レベル窓Wの照明制御は、システム入出力構成図を図2に示すように、張込スイッチ5a、乾燥スイッチ5c、排出スイッチ5dの操作により、それぞれの運転開始とともにランプLを点灯し、所定時間後に消灯可能に照明制御システムを構成する。
【0020】
詳細には、運転操作部5は、その見取図を図3に示すように、張込、通風、乾燥、排出の乾燥機の工程別の運転制御のために、張込スイッチ5a、通風イッチ5b、乾燥スイッチ5c、排出スイッチ5dを配置し、特に、張込スイッチ5a、乾燥スイッチ5c、排出スイッチ5dによる運転開始とともにランプLを点灯する。
【0021】
(制御処理手順)
照明制御を伴う運転制御は、その制御処理のフローチャートを図4に示すように、第1の処理ステップ(以下において、「S1」の如く略記する。)の張込スイッチ5aの操作による張込運転の開始とともにランプLを点灯(S1a)し、満量センサFの検出(S2)によって張込運転が終了するとランプLを消灯(S2a)することで、張込の全過程について張込状況の確認が可能となり、また、その間に、停止スイッチ5eの操作によって張込運転を停止した時はその所定時間後に消灯(S2b,S2c)する。
【0022】
次いで、乾燥条件設定(S3)と張込量設定スイッチ5fの操作(S3a)から張込量設定終了までランプLを点灯(S3b)することにより、張込量の設定確認ができる。
【0023】
張込量設定終了後は、乾燥スイッチ5cの操作(S4)によって乾燥運転の開始とともに所定時間の経過までランプLを点灯(S4a)して、乾燥開始時の張込量の確認が可能となる。
【0024】
この乾燥運転が異常停止した場合(S4b)は、ランプLの点滅(S4c)による異常報知により、迅速な対応が可能となる。
【0025】
乾燥運転が正常終了(S4d)した場合は、排出スイッチ5dの操作(S5)による排出運転の開始とともにランプLを点灯(S5a,S5b)し、停止スイッチ5eの操作または排出終了によってランプLを消灯(S5c)するまでの間の排出の全過程について、排出状況の確認が可能となる。
【0026】
このように、各運転スイッチと照明を連動する照明制御により、照明専用スイッチの付設および照明のオン・オフ操作を要することなく、それぞれの運転開始時に必要な張込量の確認と張込および排出の全過程の状況の確認が可能となる。
【0027】
(照明の構成)
照明の具体的な構成は、貯留部2の上面に透明部を介して蛍光灯またはLEDを設け、貯留部2の内側から機体前面のレベル窓Wを照らし、また、省エネの観点から、満量センサFの検出の範囲で消灯する。
【0028】
乾燥運転終了時は、LED照明を長周期点滅によって報知することで、遠くからでも「乾燥運転終了」をユーザに知らせることができ、特に、複数台の乾燥機の同時運用に有効である。
【0029】
また、運転におけるエラー発生の際は、LED照明の短周期点滅によって報知することで、遠くからでも、複数台中のエラー発生の機械の特定が可能となり、迅速な対応が可能となる。
【0030】
(サイドホッパ点検窓)
機体側面のサイドホッパ部に点検窓3hを設けることにより、極少量乾燥モード等の場合について、張込残量が少量で、乾燥網にかかる程度の張込具合を内部の照明により確認することができる。
【0031】
(回転照射)
乾燥機1の側面断面図を図5に示すように、貯留部2の天板上には、昇降部4で移送された穀物を貯留部2に搬送する上部ラセン70を内装する上部樋8を設け、その搬送穀物を貯留部2の天板2a中央で受ける回転拡散軸21の下に方向性のある照射灯21aを設け、回転によって点灯することで、回転拡散軸21周りに塵埃たまりが生じない特性を生かして、視認性を確保することができる。
【0032】
(フラッシュ光源)
また、貯留部2の天板2a位置にフラッシュを設けてレベル窓Wを照らすことにより、その瞬間的な光量により、安価な部品で視認性を確保することができる。
【0033】
(変色光源)
また、LEDの波長変更によって発光色を一定時間サイクルで変色する光源を設けることにより、少ない光量でも色の変化によってレベル窓Wの状況を容易に確認することができる。
【0034】
(清掃モード連動)
排出スイッチ5dを短時間内の2回押しによって清掃モードに切換えることで天板部2aの照明を連続的に点灯し、また、停止スイッチ5eにて消灯とともに機械の作動を停止することで、清掃モードのアシスト機能として貯留部2の内部を明るくしてレベル窓Wの視認性確保が可能となる。
【0035】
(照明の構成)
乾燥機1の横断面図を図6に示すように、レベル窓W1〜Wnを照らす複数の光源L1〜Lnを円弧状に配置して全レベル窓W1〜Wnへ照射することで、視認性を向上することができる。
【0036】
次に、照明用窓Lwの清掃機構について説明する。
貯留部2の天板部2a上の上部樋8の底部には、排出運転時に上部樋8内に残る残留穀物を貯留部2内に落下させる開閉式のシャッタ底83を設け、このシャッタ底83の開閉と連動する清掃機構を照明用窓Lwに設ける。
【0037】
(照明部の清掃機構)
貯留部2の天板2aの光源窓部の清掃機構例の斜視図である図7と、開放状態(a)と閉鎖状態(b)である図8に示すように、シャッタ底83にロッド83aを介してワイパー84の支持アーム84aを連結することで、シャッタの開閉と連動するワイパー84の往復動作により、照明用窓Lwの清掃が可能となるので、レベル窓Wの視認性を維持することができる。支持アーム84aは天板2aに固定するガイド84bに沿って往復動作する構成により、姿勢が安定する。
【0038】
また、光源窓部の別の清掃機構例を図9に示すように、シャッタ底83にワイヤ85aを連結し、このワイヤ85aにワイパー85bとその戻り側に作用する重錘85を連結することにより、前記同様に照明用窓Lwの清掃が可能となるので、レベル窓Wの視認性を維持することができる。
ワイヤ85aの姿勢を安定させるために滑車85dやガイド85cを天板2aに取り付ける。
【0039】
(照明部材の清掃構成)
照明部材の清掃構成例(a〜c)を図10に示すように、照明部材Lと清掃ブラシCbの相対動作によって照明部材Lの発光部Lhの表面の塵埃を除去することができる。
【0040】
詳細には、図10(a)の清掃構成例に示すように、照明部材Lを振子動作可能に基部Lbを軸支し、発光部Lhの揺動軌跡に合わせて清掃ブラシCbを設け、照明部材Lに電動往復ロッドRを連結して揺動駆動し、操作部5の張込量設定スイッチ5fを押すことにより、揺動駆動する。また、図10(b)の清掃構成例に示すように、ガイドワイヤGの手動操作で揺動駆動する。これらは、いずれも、光源の揺動による投射光量の増減変化によるレベル窓Wの明暗変化によって容易に張込量の確認が可能となる。
【0041】
また、図10(c)の清掃構成例に示すように、、固定光源Lhに対して清掃ブラシCb付きのシャッタSを揺動開閉可能に軸支する。支軸の回動角度位置または作動時間を電動制御し、張込以外の運転スイッチの操作と対応して閉止位置に戻すことで、塵埃の付着を防止することができる。
【0042】
(棒状光源部材)
次に、棒状光源部材を備えた乾燥機の断面図を図11に示すように、貯留部2内にレベル窓Wに沿って棒状光源部材Pを設けることで視認性を向上することができる。
棒状光源部材Pは、図11に示すように、半透明のプラスチック製パイプの基部PbにLED光源Lsを備えてパイプP全体で光源Lsの光を拡散し、これを貯留部2の天板2aからレベル窓Wに沿って吊下げるように支持することで、レベル窓Wのそれぞれに同等の光源を配置することができ、棒状光源部材Pの全長におよぶ光源によって張込レベルの視認性を確保することができる。
【0043】
(レベル窓照明の吊下げ駆動)
次に、吊下げ駆動式窓照明Mを設けた乾燥機の断面図を図12に示すように、吊下げ接触距離を検出するサウンジング式張込量検出同様に、錘として取付けた照明装置Mをレベル窓Wの外に吊下げ、手動駆動スイッチで指定した番号のレベル窓Wnを照らすように高さ位置を駆動制御することによって穀物張込レベルを認識することができ、中大型機についてレベル認識向上、張込量誤設定防止、乾燥時間超過防止が可能となる。この場合において、クラス(石数)設定による手動設定制限を設ける。
【0044】
また、ディーラチェックモード(複数スイッチ操作または単独スイッチ操作)を設けて最小から最大の張込レベル窓W1〜Wnに順次駆動調節することにより、窓照明装置Mの動作確認を容易に実施することができる。
【0045】
(張込量等自動検出)
照明装置Mについて張込量自動検出の昇降駆動制御を設け、検出したレベル窓を照らすように構成した上で、張込運転では、開始時に最小張込レベル窓に駆動調節し、エレベータモータの負荷電流および張込運転時間に応じて順次上方窓に照明を移行することで、張込レベルを容易に認識することができる。また、排出運転時は、開始時からのバルブの繰出し量により、照明装置Mを下のレベル窓に順次移行することで、張込レベルを容易に認識することができる。
【符号の説明】
【0046】
1 穀物乾燥機
2 貯留部
2a 天板
3 乾燥部
4 昇穀部
5a 張込スイッチ
5b 通風スイッチ
5c 乾燥込スイッチ
5d 排出スイッチ
5e 停止スイッチ
F 満量センサ
L ランプ
W レベル窓群
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12