(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6898145
(24)【登録日】2021年6月14日
(45)【発行日】2021年7月7日
(54)【発明の名称】排気ターボ過給機
(51)【国際特許分類】
F02B 39/00 20060101AFI20210628BHJP
F01D 25/12 20060101ALI20210628BHJP
F01D 25/24 20060101ALI20210628BHJP
F01D 1/22 20060101ALI20210628BHJP
F01D 9/06 20060101ALI20210628BHJP
【FI】
F02B39/00 B
F02B39/00 D
F01D25/12 F
F01D25/24 E
F01D25/24 K
F01D1/22
F01D9/06
F01D25/24 L
【請求項の数】1
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2017-89321(P2017-89321)
(22)【出願日】2017年4月28日
(65)【公開番号】特開2018-188966(P2018-188966A)
(43)【公開日】2018年11月29日
【審査請求日】2020年2月26日
(73)【特許権者】
【識別番号】000002967
【氏名又は名称】ダイハツ工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100099966
【弁理士】
【氏名又は名称】西 博幸
(74)【代理人】
【識別番号】100134751
【弁理士】
【氏名又は名称】渡辺 隆一
(72)【発明者】
【氏名】澤下 真人
【審査官】
菅野 京一
(56)【参考文献】
【文献】
特開2015−203379(JP,A)
【文献】
特開2016−211512(JP,A)
【文献】
米国特許出願公開第2013/0323021(US,A1)
【文献】
中国実用新案第205172651(CN,U)
【文献】
特開2016−098671(JP,A)
【文献】
特開2015−218669(JP,A)
【文献】
特開2014−145300(JP,A)
【文献】
特開2006−090336(JP,A)
【文献】
特開2015−048810(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F02B 39/00
F01D 25/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
タービンが回転自在に配置されたハウジングに、前記タービンを排気ガスで駆動するためのスクロール室と、前記スクロール室に排気ガスを送り込む入口通路と、前記タービンを駆動した排気ガスを排出する出口通路とが形成されており、
前記入口通路は、前記タービンの回転軸心と直交した方向に開口している一方、
前記出口通路は、前記タービンの回転軸心の方向に開口しており、
前記入口通路と出口通路とは、ウエストゲートバルブを内蔵したウエストゲート通路によって連通している構成であって、
前記出口通路を囲う冷却水ジャケットと前記ウエストゲート通路を囲う冷却水ジャケットとが、一体に連続した状態に形成されている、
排気ターボ過給機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明は、内燃機関に使用する排気ターボ過給機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
内燃機関に使用する排気ターボ過給機では、タービンが配置されているタービンハウジングが高温の排気ガスに晒される。そこで、タービンハウジングに冷却水ジャケットを形成して水冷式とすることが提案されており、その例が特許文献1に開示されている。
【0003】
排気ターボ過給機は、タービンが配置されたタービンハウジングと、コンプレッサ翼が配置されたコンプレッサハウジングと、両者の間に位置した中間ハウジングとを有しているが、特許文献1では、冷却水ジャケットはタービンハウジングのみに形成されており、冷却水ジャケットは、スクロール室の外側の部位と、スクロール室に排気ガスを送り込む入口通路の周囲とに、一体に連続した状態で、又は互いに分離した状態で形成されている。この特許文献1では、タービンハウジングをアルミ製として軽量化することも開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2016−75287号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
さて、排気ターボ過給機では、排気ガスは、タービンを駆動してから出口通路から排出されるため、タービンハウジングは、出口通路の箇所でも高温に晒されている。しかも、タービンハウジングには、排気ガスを入口通路から出口側に逃がすウエストゲート通路が形成されているため、出口通路を囲う部分は過酷な熱環境に晒されている。
【0006】
しかるに、特許文献1では、冷却水ジャケットはスクロール室を囲うように形成されているに過ぎず、出口通路を囲う部分に関する熱害防止対策は成されていない。このため、スクロール室を囲う部分と出口通路を囲う部分との間に大きな温度差が発生して、大きな熱ひずみが発生することが懸念される。
【0007】
本願発明はこのような現状に鑑み成されたものであり、熱ひずみの発生を大きく抑制できる水冷式排気ターボ過給機を提供せんとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本願発明に係る排気ターボ過給機は、請求項1のとおり、
「タービンが回転自在に配置されたハウジングに、前記タービンを排気ガスで駆動するためのスクロール室と、前記スクロール室に排気ガスを送り込む入口通路と、前記タービンを駆動した排気ガス排出
する出口通路とが形成されており、
前記入口通路は、前記タービンの回転軸心と直交した方向に開口している一方、
前記出口通路は、前記タービンの回転軸心の方向に開口して
おり、
前記入口通路と出口通路とは、ウエストゲートバルブを内蔵したウエストゲート通路によって連通している構成であって、
前記出口通路を囲う冷却水ジャケット
と前記ウエストゲート通路を囲う冷却水ジャケットとが、一体に連続した状態に形成
されている」
というものである。
【0009】
排気ターボ過給機において、ウエストゲート通路は、出口通路に向かって開口していたり、出口通路とウエストゲート通路とが共通した出口に向かっていたりしていることが普通であるが、
本願発明では、冷却水ジャケットは、両者を全体的に囲うように形成
されている。なお、冷却水ジャケットは、途切れることなく全周にわたってループ状に形成されている必要はないのであり、補強等のために隔壁で分断されているなど、非連続の状態であってもよい。
【発明の効果】
【0010】
本願発明では、排気ガスに晒されて過酷な熱環境を受ける出口通路の部分
とウエストゲート通路の部分とを冷却水で冷却できるため、スクロール室を囲う冷却水ジャケットや入口通路を囲う冷却水ジャケットと併用することにより、タービンハウジングの熱変形の度合いをできるだけ均等化して、熱ひずみの発生を大幅に抑制できる。従って、タービンハウジングのアルミ化(すなわち排気ターボ過給機の軽量化)にも大きく貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】実施形態に係る排気ターボ過給機の全体図であり、(A)は吸気入口の方向から見た斜視図、(B)は排気ガスの入口方向から見た斜視図である。
【
図2】(A)は排気ターボ過給機の平面図、(B)は正面図である。
【
図3】
図2(A)のIII-III 視断面図である。
【
図4】(A)はタービンハウジングの平面図、(B)は冷却水ジャケットを実線で表示してタービンハウジングの外形を一点鎖線で表示した平面図、(C)は排気ガス通路を実線で表示してタービンハウジングの外形を一点鎖線で表示した平面図である。
【
図5】(A)はタービンハウジングの正面図、(B)は冷却水ジャケットを実線で表示してタービンハウジングの外形を一点鎖線で表示した正面図である。
【
図6】(A)はタービンハウジングの右側面図、(B)は冷却水ジャケットを実線で表示してタービンハウジングの外形を一点鎖線で表示した右側面図である。
【
図7】(A)はタービンハウジングの底面図、(B)は
図4(A)の VIIB-VIIB視左断面図、(C)は冷却水ジャケットの左側面図である。
【
図8】(A)は
図4(A)及び
図5(A)の VIIIA-VIIIA視断面図、(B)は(A)のB−B視断面図で
図5(A)の VIIIB-VIIIB視断面図、(C)は
図4(A)及び
図6(A)並びに
図7(B)の VIIIC-VIIIC視概略断面図である。
【
図9】(A)は
図4(A)及び
図7(B)のIX-IX 視断面図、(B)は
図6(A)及び
図8(A)のIXB-IXB 視断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
(1).概要
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。まず、
図1〜3を参照して概要を説明する。本実施形態では、方向を明確にするため前後・左右・上下の文言を使用するが、回転軸の長手方向を左右方向として、これと直交すると共にシリンダヘッドの排気側面と直交した方向を前後方向として、シリンダヘッドから向いた方向を前としている。上下方向は鉛直方向である。念のため、
図1,2等に方向を明示している。
【0013】
図3に示すように、排気ターボ過給機は、ブレード式のタービン1及びコンプレッサ翼2を備えており、両者は、水平姿勢の回転軸3の一端部と他端部とに固定されている。また、排気ターボ過給機は、タービンハウジング4とコンプレッサハウジング5、及び、両者の間に位置した中間ハウジング6とを有しており、タービンハウジング4と中間ハウジング6とは、アルミの鋳造品として一体に製造されている。コンプレッサハウジング5は、アルミのダイキャスト品又は鋳造品である。
【0014】
タービンハウジング4には、タービン1が回転自在に配置されたタービン室7と、タービン室7の外周部に連通したタービン側スクロール室8とが形成されている。タービン側スクロール室8は、タービン1の回転軸心からの距離が始端から終端に向けて徐々に小さくなる渦巻き形状になっており、その始端(上端)に、
図1(B)に示す入口通路9が連通している。
【0015】
従って、タービンハウジング4は、タービン側スクロール室8が形成された円形状部4aと、入口通路9が形成された入口筒部4bとを有しており、かつ、中間ハウジング6と反対側に突出したサイド張り出し部4cが、円形状部4a及び入口筒部4bと一体に繋がった状態で形成されている。入口筒部4bの後端には、シリンダヘッド(又は排気マニホールドの集合部)にボルトで固定される入口側フランジ12が形成されている。
【0016】
また、
図3から理解できるように、サイド張り出し部4cには、タービン室7から排出された排気ガスが流れる出口通路13と、入口通路9と出口通路13とを繋ぐウエストゲート通路14とが形成されており、ウエストゲート通路14は、回動式のウエストゲートバルブ15で開閉される。
出口通路13はタービン1の回転軸心方向に開口し、入口通路9は平面視でタービン1の回転軸心と直交した方向(タービン1の回転円周の接線方向)に開口している。出口通路13には、タービン側スクロール室8の内周部を構成するためのシュラウドピース13aを装着している。ウエストゲートバルブ15は、
図1に示すダイヤフラム式のアクチュェータ16によって駆動される。アクチュェータ16はロッド17を有しており、ロッド17が前後動すると、外リンク18と支軸19と内リンク20とを介して、ウエストゲートバルブ15が支軸19の軸心回りに回動する。
【0017】
サイド張り出し部4cには出口側フランジ21が形成されており、図示は省略するが、この出口側フランジ21に触媒ケースが固定される(排気管を固定してもよい。)。排気ガスが排出される出口穴13bは、斜め下向きに開口している。出口側フランジ21は、下に行くほどタービン1の側に
近づくように、正面視で鉛直面に対して前傾している。
【0018】
図3に示すように、コンプレッサハウジング5には、吸気入口22と、コンプレッサ翼2の外側に位置したコンプレッサ側スクロール室23とが形成されており、コンプレッサ側スクロール室23で加圧された吸気は、排出口24から吸気系に排出される。コンプレッサハウジング5は、C形又は2つ割り状のリング25を介して中間ハウジング6に連結されている。
【0019】
中間ハウジング6には、フローティングメタル26を介して回転軸3を回転自在に保持する軸受け部27が形成されている。軸受け部27には、上向きに開口したオイル供給穴28と、下向きに開口したオイル排出穴29とが形成されている。
【0020】
(2).タービンハウジングの冷却構造
タービンハウジング4には、冷却水が流れる冷却水ジャケットを形成している。この点を、
図4以下の図面を参照して説明する。
図7(C)及び
図8に示すように、冷却水ジャケット31は、左右
一対ずつの横長
の前後隔壁32a,32bにより、上部ジャケット33と下部ジャケット34とに分かれており、上下ジャケット33,34は、1つのフロント連通部35と、左右2つのリア連通部36とによって連通している。隔壁32a,32bは、概ねタービン側スクロール室8を挟んで
左右に分かれている。
【0021】
そして、下部ジャケット34には冷却水入口37が連通して、上部ジャケット33
には冷却水出口38が連通している。冷却水入口37及び冷却水出口38はボス部に形成されており、
図8,9に示すように、冷却水入口37及び冷却水出口38は、継手筒37a,38aを介してホースに接続されている。
【0022】
タービンハウジング4の円形状部4a及び入口筒部4bは、左右
一対の前後隔壁32a,32bで内外の部分が繋がっているので、排気ガスが流れる内部は安定的に保持されており、全体として高い剛性が確保されている。また、連通部35,36は前後に分かれているので、冷却水は上下ジャケット33,34の全体をまんべんなく流れて冷却水出口38から排出される。従って、タービンハウジング4の全体をできるだけ均等に冷却して、熱ひずみの発生を大幅に抑制できる。
【0023】
図3,5,7(A)(B)などに示すように、サイド張り出し部4cは、円形状部4a及び入口筒部4bよりも上に突出した山形になっており、最も高い部位に出口ボス39を形成して、これに冷却水出口38を形成している。従って、上部ジャケット33は、側面視及び正面視で上向きに窄まった漏斗状になっており、下から送られた冷却水は、途中で淀むようなことなく、冷却水出口38に集められて確実に排出される。この点、本実施形態の利点の一つである。
【0024】
また、例えば
図5に明示するように、冷却水ジャケット31の冷却水入口37は、タービン側スクロール室8の真下に位置して筒状の形態になっている一方、冷却水出口38は、タービン側スクロール室8よりも出口通路13及びウエストゲート通路14の側に偏って配置されており、両者は左右方向に離れている(オフセットされている)。
【0025】
図3、
図4(B)、
図5(B)などに示すように、上下冷却水ジャケット33,34は
、出口通路13及びウエストゲート通路14の側
に位置した部位が、中間ハウジング6 の側
に位置した部位よりも体積(容積)が遥かに大きくなっている。
【0026】
また、
図3や
図8(B)、
図10に示すように、出口通路13とウエストゲート通路14とは、冷却水ジャケット33,34によってほぼ全周が囲われている。換言すると、タービンハウジング4のサイド張り出し部4cに、冷却水ジャケット33,34が、出口通路13とウエストゲート通路14とからなる空間を囲うように形成されている。更に換言すると、冷却水ジャケット33,34は、出口穴13bに向けて延長形成されている。
例えば図5(B)に示すように、冷却水ジャケット33,34に
ついて、出口通路13及びウエストゲート通路14を囲っている部分
を符号33a,34aで表示している。なお、
図10において符号47で示すのは、ウエストゲートバルブの支軸19(
図2(B)参照)が嵌まる筒状ボス部である。
【0027】
サイド張り出し部4cは過酷な熱環境に晒されるが、冷却水ジャケット33a,
34aが形成されているため、的確に冷却して熱ひずみの発生を大幅に抑制できる。この場合、本実施形態では、例えば
図3に示すように、出口側フランジ21は前傾しているため、冷却水ジャケット33,34も、上に行くほど、タービン1から(或いはタービン側スクロール室8から)その回転軸心方向に沿って外側にずれており、タービン1から最もずれた端部に冷却水出口38が形成されている。従って、冷却水は、サイド張り出し部4cを的確に冷却水しつつ淀みなく上向きに流れて、冷却水出口38から排出される。
【0028】
図8に示すように、上下の冷却水ジャケット33,34の連通部35,36は、外向きに開口した空洞部40にプラグ41をねじ込むことによって形成しており、プラグ41のねじ込み深さを調節して、連通部35,36の奥行き寸法を調節することにより、連通部35,36を流れる冷却水の流量を調節できる。空洞部40はボス部41aに形成している。
【0029】
実施形態では、左右2つのリア連通部36のうち、サイド張り出し部4cのものを大径に設定して、サイド張り出し部4cの箇所で水量が多くなるように設定している。このため、受熱量が大きいサイド張り出し部4cを的確に冷却できる。
【0030】
図4(B)や
図8(A)から理解できるように、円形状部4aには、上部ジャケット33と下部ジャケット34とを左右に二分する補助リブ42,43を設けている。このため、タービン1の保持部は高い剛性が確保されていて、タービン1の正確な回転を確保できる。また、リブ42,43には、水流を左右に分ける整流機能も保持させ得るため、冷却水の流れのスムース化にも貢献できる。更に、リブ42,43は放熱の機能も発揮するため、熱の籠もりを抑制できる利点もある。
【0031】
下部ジャケット34の上端部に気泡が溜まることを確実に阻止すべく、後部隔壁32bのうち高さが高い部分に、
図9(A)に示すように連通穴44を形成している。このため、冷却水に気泡が含まれていたり、冷却水が沸騰して気泡が発生したりしても、気泡を速やかに排除できる。従って、さらに高い冷却性を確保できる。連通穴44はドルリ加工で形成されているため、タービンハウジング4には連通穴44と同心のドリル穴45が空いているが、このドリル穴45は図示しないプラグで塞がれている。
【0032】
既に述べたが、
図8に示すように、タービン側スクロール室8は始端から終端に向けて、タービン1の回転軸心からの距離が徐々に小さくなっている。このため、入口通路9とタービン側スクロール室8の終端部とで挟まれた部分は、先端に向けて厚さが薄くなった舌部46になっている。このため、舌部46はタービンハウジング4で最も過酷な熱環境に晒されるが、本実施形態では、舌部46の上近傍に2つの空気抜き穴用連通穴44が配置されているため、舌部46の近傍部において冷却水への熱交換(冷却性能)が高くなっている。このため、舌部46の昇温を抑制して、信頼性を向上できる。
【0033】
なお、タービンハウジング4の出口側フランジ21には、図示しない触媒ケースが継手管を介して接続される。この場合、出口側フランジ21が
下向きに傾斜しているため、排気ガスを、継手管にあまり接触させずに触媒に当てることができる。このため、暖機運転時に触媒の早期昇温に貢献できる。
【0034】
以上、本願発明の実施形態を説明したが、本願発明は他にも様々に具体化できる。例えば、冷却水ジャケットの形態は、タービンハウジングの形状等に応じて適宜設定できる。中間ハウジングは、タービンハウジングとは別体であってもよい。
【産業上の利用可能性】
【0035】
本願発明は、実際に排気ターボ過給機に具体化できる。従って、産業上利用できる。
【符号の説明】
【0036】
1 タービン
2 コンプレッサ翼
3 回転軸
4 タービンハウジング
4c サイド張り出し部
6 中間ハウジング
8 タービン側スクロール室
9 入口通路
13 出口通路
13b 出口穴
14 ウエストゲート通路
21 出口側フランジ
31 冷却水ジャケット
33 上部
冷却水ジャケット
32a,32b 冷却水ジャケットを上下に区分する隔壁
33a
上部冷却水ジャケット
のうち出口通路及びウエストゲート通路を囲う部分
34 下部
冷却水ジャケット
34a
下部
冷却水ジャケット
のうち出口通路及びウエストゲート通路を囲う部分
37 冷却水入口
38 冷却水出口