(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
<ネットワークシステム1の全体構成>
【0009】
まず、
図1を参照して本実施の形態にかかるネットワークシステム1の全体構成について説明する。本実施の形態にかかるネットワークシステム1は、主に、サーバ100と、電子レンジ200Aやエアコン200Bなどの電気機器と、空気調和機と、を含む。電気機器や空気調和機は、ルータ400やインターネットを介して、サーバ100とデータ通信可能である。
【0010】
電気機器は、電子レンジ200Aやエアコン200Bなどに限らず、冷蔵庫、洗濯機、掃除機、自動調理鍋、炊飯器、ライト、ペットトイレなどの家電、パーソナルコンピュータ、ハードディスクレコーダ、プロジェクタ、音楽プレーヤー、ゲーム機、スピーカなどのAV(オーディオ・ビジュアル)機器、IHクッキングヒータ、ガスコンロ、天井組み込み照明、太陽光発電機、インターホン、給湯器、換気扇、温水洗浄便座コントローラなどの住宅設備、などであってもよい。以下では、これらの電気機器を総称して電気機器200ともいう。
【0011】
また、空気調和機は、空気清浄機、エアコン、冷房装置、暖房装置、加湿器、除湿機などであってもよい。以下では、空気調和機として、空気清浄機能を有する空気清浄機300を利用する場合について説明する。
<ネットワークシステム1の動作概要>
【0012】
次に、本実施の形態にかかるネットワークシステム1の動作概要について説明する。本実施の形態においては、電気機器200が、自身の動作の状態や測定結果などをサーバ100にアップロードする。サーバ100は、電気機器200の動作や周囲環境に応じて空気清浄機300に制御命令を送信する。
【0013】
たとえば、空気清浄機300は、通常、ホコリセンサやニオイセンサやユーザの操作命令に応じて各種の運転を実行している。このとき、電子レンジ200Aやコンロなどで加熱調理を開始すると、サーバ100が空気清浄機300に運転強度を上げるように命令する。これによって、空気清浄機300は、自身のニオイセンサによってニオイを検知する前から、運転強度を上げることができるため、空間に充満するニオイの程度を低減することができる、すなわちニオイ除去の効果を高めることができる。
【0014】
以下、このような機能を実現するためのネットワークシステム1の具体的な構成について詳述する。
<サーバ100のハードウェア構成>
【0015】
まず、本実施の形態にかかるネットワークシステム1を構成するサーバ100の構成の一態様について説明する。
図2を参照して、サーバ100は、主たる構成要素として、CPU(Central Processing Unit)110と、メモリ120と、操作部140と、通信インターフェイス160とを含む。
【0016】
CPU110は、メモリ120に記憶されているプログラムを実行することによって、サーバ100の各部を制御する。たとえば、CPU110は、メモリ120に格納されているプログラムを実行し、各種のデータを参照することによって、後述する各種の処理を実行する。
【0017】
メモリ120は、各種のRAM、各種のROMなどによって実現され、サーバ100に内包されているものであってもよいし、サーバ100の各種インターフェイスに着脱可能なものであってもよいし、サーバ100からアクセス可能な他の装置の記録媒体であってもよい。メモリ120は、CPU110によって実行されるプログラムや、CPU110によるプログラムの実行により生成されたデータ、入力されたデータ、制御情報データ121、機器情報データ122、その他の本実施の形態にかかるサービスに利用されるデータベースなどを記憶する。
【0018】
図3を参照して、本実施の形態にかかる制御情報データ121は、たとえば、制御命令毎に、制御命令の識別情報と、空気清浄機300に対する制御命令と、制御命令を送信すべき条件などの対応関係を含む。条件とは、たとえば、電気機器200の種類や、電気機器200の動作情報や測定情報などを含む。
【0019】
電気機器200が電子レンジ200Aである場合の、具体例として、
図4に示すように、制御情報データ121には、調理の種類に応じて、空気清浄機300からの音声メッセージが登録されていたり、空気清浄機300の運転強度などが登録されていたりする。たとえば、和食を温める場合には空気清浄運転の強度を弱めたり、洋食を温める場合には空気清浄運転の強度を中程度にしたり、中華料理や酒類などを温める場合には空気清浄運転の強度を強めたりすることが好ましい。さらには、調理時間や加熱時間に応じて、空気清浄運転の強度や運転期間が登録されていることが好ましい。
【0020】
なお、当然ながら、調理の種類には、和食や洋食などのジャンルに限らない。「サンマの塩焼き」はニオイが出そうと判断して運転強度を強くして、「切り干し大根」ならニオイが出なさそうと判断して運転強度を強くしない、という制御が考えられる。また、「調理方法」、たとえば「焼き料理」「あぶり料理」「蒸し料理」「煮込み料理」によって運転強度を決定してもよい。さらには、「使用する素材」、たとえば「ニンニク」を使った料理を作る際には、運転強度を強くする、という制御が考えられる。
【0021】
また、制御対象は、運転強度に限らず、運転モードを変更するものであってもよい。たとえば、CPU110は、和食料理を加熱する場合に、空気清浄機300に静音モードで運転させたり、中華料理を加熱する場合に、空気清浄機300に消臭モードで運転させたりしてもよい。
【0022】
図5を参照して、本実施の形態にかかる機器情報データ122は、電気機器200や空気清浄機300毎に、主に、機器の識別情報と、機器のユーザの識別情報と、機器のユーザの名前と、機器の通信用アドレスなどの対応関係を含む。
【0023】
図2に戻って、操作部140は、サービスの管理者などの命令を受け付けて、当該命令をCPU110に入力する。
【0024】
通信インターフェイス160は、CPU110からのデータを、インターネット、キャリア網、ルータなどを介して、空気清浄機300や電気機器200などの他の装置に送信する。逆に、通信インターフェイス160は、インターネット、キャリア網、ルータなどを介して電気機器200や空気清浄機300などの他の装置からのデータを受信して、CPU110に受け渡す。
<サーバ100における情報処理>
【0025】
次に、
図6を参照しながら、本実施の形態にかかるサーバ100における情報処理について説明する。サーバ100のCPU110は、通信インターフェイス160を介して、電気機器200からデータを受信すると以下の処理を実行する。
【0026】
CPU110は、受信したデータから電気機器200の識別情報を取得する(ステップS112)。CPU110は、受信したデータに含まれる電気機器200の動作情報や測定情報に基づいて、合致する条件があるかどうか、制御情報データ121を検索する(ステップS114)。
【0027】
合致する条件があった場合(ステップS116にてYESである場合)、CPU110は、機器情報データ122を参照して、電気機器200に対応するユーザを特定して、当該ユーザに対応する空気清浄機300を特定する(ステップS118)。CPU110は、通信インターフェイス160を介して、条件に合致する制御命令を空気清浄機300に送信する(ステップS120)。
【0028】
なお、CPU110は、電気機器200からの情報に基づいて、条件が満たされなくなった場合に、通信インターフェイス160を介して元の運転に戻す旨の指示を空気清浄機300に送信することが好ましい。
【0029】
さらに、条件毎や調理時間や調理温度などに対応する継続時間が予め定められており、CPU110が、条件が満たされなくなってから上記の継続時間が経過してから、通信インターフェイス160を介して元の運転に戻す旨の指示を空気清浄機300に送信するとより好ましい。
【0030】
ただし、条件毎や調理時間や調理温度などに対応する継続時間が予め定められており、CPU110が、ステップS118後に上記の継続時間が経過してから、通信インターフェイス160を介して元の運転に戻す旨の指示を空気清浄機300に送信してもよい。
【0031】
なお、合致する条件がなかった場合(ステップS116にてNOである場合)、CPU110は、次の電気機器200からのデータを待ち受ける。
<電気機器200の構成>
【0032】
図7を参照して、ネットワークシステム1を構成する電気機器200の構成の一態様について説明する。本実施の形態にかかる電気機器200は、主たる構成要素として、CPU210と、メモリ220と、ディスプレイ230、操作部240と、通信インターフェイス260と、スピーカ270と、マイク280と、機器駆動部290と、各種センサ299を含む。
【0033】
CPU210は、メモリ220あるいは外部の記憶媒体に記憶されているプログラムを実行することによって、電気機器200の各部を制御する。
【0034】
メモリ220は、各種のRAM、各種のROMなどによって実現され、電気機器200に内包されているものであってもよいし、電気機器200の各種インターフェイスに着脱可能なものであってもよいし、電気機器200からアクセス可能な他の装置の記録媒体であってもよい。メモリ220は、CPU210によって実行されるプログラムや、CPU210によるプログラムの実行により生成されたデータ、操作部240を介して入力されたデータ、リモコンから受信したデータ、ルータやインターネットを介してサーバ100から受信したデータなどを記憶する。
【0035】
ディスプレイ230は、CPU210からの信号に基づいて、文字や画像などを出力する。なお、ディスプレイ230は、単にLEDライトなどであってもよい。
【0036】
操作部240は、ボタン、タッチパネルなどによって実現され、ユーザからの命令を受け付けて、当該命令をCPU210に入力する。なお、ディスプレイ230と操作部240とは、タッチパネルを構成してもよい。
【0037】
通信インターフェイス260は、無線LANまたは有線LANなどの通信モジュールによって実現される。通信インターフェイス260は、有線通信あるいは無線通信によってサーバ100などの他の装置との間でデータをやり取りする。すなわち、CPU210は、通信インターフェイス260を介して、受け付けた操作命令や現在の動作状態や各種センサで測定した測定結果をサーバ100などの他の装置に送信したり、逆にサーバ100などの他の装置から各種の情報を受信したりする。
【0038】
スピーカ270は、CPU210からの音声データに基づいて音声メッセージなどを出力する。マイク280は、ユーザの声などを取得して音声データをCPU110に入力する。
【0039】
機器駆動部290は、CPU210からの信号に基づいて、電気機器の各部(モータやヒータやアンテナなど)を制御する。たとえば、電子レンジ200Aに関しては、機器駆動部290は、加熱調理のためのアンテナや回転テーブルであったりする。
【0040】
各種センサ299は、温度センサ、湿度センサ、ホコリセンサ、ニオイセンサや、人感センサなどであって、測定結果をCPU210に入力する。
<空気清浄機300の構成>
【0041】
図8を参照して、ネットワークシステム1を構成する空気清浄機300の構成の一態様について説明する。本実施の形態にかかる空気清浄機300は、主たる構成要素として、CPU310と、メモリ320と、ディスプレイ330、操作部340と、通信インターフェイス360と、スピーカ370と、マイク380と、機器駆動部390と、ホコリセンサ398と、ニオイセンサ399とを含む。
【0042】
CPU310は、メモリ320あるいは外部の記憶媒体に記憶されているプログラムを実行することによって、空気清浄機300の各部を制御する。
【0043】
メモリ320は、各種のRAM、各種のROMなどによって実現され、空気清浄機300に内包されているものであってもよいし、空気清浄機300の各種インターフェイスに着脱可能なものであってもよいし、空気清浄機300からアクセス可能な他の装置の記録媒体であってもよい。メモリ320は、CPU310によって実行されるプログラムや、CPU310によるプログラムの実行により生成されたデータ、操作部340を介して入力されたデータ、リモコンから受信したデータ、ルータやインターネットを介してサーバ100から受信したデータなどを記憶する。
【0044】
ディスプレイ330は、CPU310からの信号に基づいて、文字や画像などを出力する。なお、ディスプレイ330は、単にLEDライトなどであってもよい。
【0045】
操作部340は、ボタン、タッチパネルなどによって実現され、ユーザからの命令を受け付けて、当該命令をCPU310に入力する。なお、ディスプレイ330と操作部340とは、タッチパネルを構成してもよい。
【0046】
通信インターフェイス360は、無線LANまたは有線LANなどの通信モジュールによって実現される。通信インターフェイス360は、有線通信あるいは無線通信によってサーバ100などの他の装置との間でデータをやり取りする。すなわち、CPU310は、通信インターフェイス360を介して、サーバ100などの他の装置から制御命令や各種の情報を受信したり、当該他の装置に各種の情報を送信したりする。
【0047】
スピーカ370は、CPU310からの音声データに基づいて音声メッセージなどを出力する。マイク380は、ユーザの声などを取得して音声データをCPU110に入力する。
【0048】
ホコリセンサ398は、空気中に含まれるホコリを検知して、検知結果をCPU310に入力する。
【0049】
ニオイセンサ399は、空気中に含まれるニオイを検知して、検知結果をCPU310に入力する。
【0050】
機器駆動部390は、CPU310からの信号に基づいて、電気機器の各部(モータやヒータなど)を制御する。たとえば、本実施の形態においては、CPU310は、操作部340やリモコンを介して、あるいは通信インターフェイス360を介してサーバ100から、各種モードや風量や風向きや加湿や除湿やニオイ除去やイオン発生などに関する命令を受け付けて、当該命令に基づいて機器駆動部390を制御する。
【0051】
また、本実施の形態においては、CPU310は、自動運転モードにおいて、ホコリセンサ398がホコリを検知したり、ニオイセンサ399がニオイを検知したりすると、機器駆動部390を制御して空気清浄運転の強度を高める。そして、特に、CPU310は、ホコリセンサ398やニオイセンサ399の検知結果にかかわらず、サーバ100からの制御命令に基づいて空気清浄運転の強度を高めたり、低めたりする。
<空気清浄機300における情報処理>
【0052】
次に、
図9を参照しながら、本実施の形態にかかる空気清浄機300における情報処理について説明する。空気清浄機300のCPU310は、通信インターフェイス360を介して、サーバ100から制御命令を受け付けると(ステップS132にてYESである場合)、当該制御命令に従って機器駆動部390を運転させる(ステップS134)。たとえば、電子レンジ200Aが加熱調理を開始した際などに、サーバ100からの制御命令に基づいて、CPU310は空気清浄運転の強度を強に設定する。
【0053】
CPU110は、サーバ100から制御命令を受け付けていない場合(ステップS132にてNOである場合)、ホコリセンサ398やニオイセンサ399に測定させる(ステップS136)。ホコリやニオイが検知された場合(ステップS138にてYESである場合)、CPU310は、機器駆動部390による空気清浄運転の強度を強に設定する。(ステップS140)。ホコリやニオイが検知されなかった場合(ステップS138にてNOである場合)、CPU310は、機器駆動部390による空気清浄運転の強度を弱に設定する(ステップS142)。
<第2の実施の形態>
【0054】
電気機器200や空気清浄機300は、ユーザだけでなく、配置される位置、たとえば配置される部屋の識別情報など、にも対応づけられていることが好ましい。
【0055】
具体的には、
図10に示すように、機器情報データ122Bが、電気機器200や空気清浄機300毎に、主に、機器の識別情報と、機器のユーザの識別情報と、機器のユーザの名前と、機器の通信用アドレスと、機器が配置される部屋の識別情報などの対応関係を含む。
【0056】
そしてこの場合は、
図6のステップS118において、CPU110は、機器情報データ122Bを参照して、電気機器200に対応するユーザと部屋とを特定して、当該ユーザと部屋とに対応する空気清浄機300を特定する。
<第3の実施の形態>
【0057】
上記の実施の形態においては、電気機器200として、電子レンジ200Aを例に挙げて説明したが、当然に電気機器200は電子レンジ200Aには限られない。
【0058】
たとえば、自動調理鍋の調理や冷蔵庫の開閉や換気扇の運転などに応じて、サーバ100が空気清浄機300を制御してもよい。
【0059】
あるいは、ペット用のトイレの制御部が、ペットが排泄したことをサーバ100に提供し、サーバ100が空気清浄機300を運転させてもよい。さらには、ペット用のトイレの制御部が、ペットの排泄物の量をサーバ100に提供し、サーバ100が排泄物に応じて空気清浄機300を運転させてもよい。たとえば、サーバ100のCPU110は、排泄物が10グラム未満の場合は、通信インターフェイス160を介して空気清浄機300に運転強度:「弱」かつ運転時間:「10分」を送信し、排泄物が10グラム以上50グラム未満の場合は、通信インターフェイス160を介して空気清浄機300に運転強度:「中」かつ運転時間:「15分」を送信し、排泄物が50グラム以上の場合は、通信インターフェイス160を介して空気清浄機300に運転強度:「強」かつ運転時間:「20分」を送信してもよい。
<第4の実施の形態>
【0060】
また上記の実施の形態においては、電気機器200の運転状態によって生じると予想されるニオイを空気調和機によって有効に抑えるものであった。しかしながら、このような形態には限られない。たとえば、上記の技術は、電気機器200の運転状態によって生じると予想される空気の汚れを空気調和機によって有効に抑えるためのネットワークシステム1に適用することができる。あるいは、上記の技術は、電気機器200の運転状態によって生じると予想される温度変化を空気調和機によって有効に抑えるためのネットワークシステム1に適用することができる。
<第5の実施の形態>
【0061】
上記の実施の形態のネットワークシステム1の各装置の役割の一部または全部を他の装置が実行してもよい。たとえば、サーバ100や電気機器200や空気清浄機300の各々の役割の一部または全部を別の装置が担ったり、サーバ100や電気機器200や空気清浄機300の各々の役割の一部または全部を複数の装置で担ったり、サーバ100や電気機器200や空気清浄機300のいずれかがサーバ100や電気機器200や空気清浄機300のいずれかの役割の一部または全部を担ったりしてもよい。たとえば、サーバ100の役割がクラウド上の複数のサーバによって実現されたり、空気清浄機300と通信可能なスマートフォンによって実現されたり、空気清浄機300がローカルで実現したりしてもよい。
<まとめ>
【0062】
上記の実施の形態においては、空気調和機と、1または複数の電気機器と、1または複数の電気機器からの情報に基づいて、空気調和機を制御するためのサーバと、を備えるネットワークシステムが提供される。
【0063】
好ましくは、空気調和機は、ニオイセンサを含み、ニオイセンサの検知結果よりもサーバからの指示を優先する。
【0064】
好ましくは、サーバは、1または複数の電気機器から発すると予想されるニオイの種類に基づいて、空気調和機を制御する。
【0065】
好ましくは、サーバは、1または複数の電気機器から発すると予想されるニオイの程度に基づいて、空気調和機を制御する。
【0066】
好ましくは、サーバは、1または複数の電気機器から発すると予想される室温の変化に基づいて、空気調和機を制御する、請求項1から4のいずれか1項に記載のネットワークシステム。
【0067】
好ましくは、サーバは、1または複数の電気機器から発すると予想される室内の空気の汚れの程度に基づいて、空調機器を制御する。
【0068】
上記の実施の形態においては、空気調和機と、1または複数の電気機器と、通信するための通信インターフェイスと、通信インターフェイスを介して、1または複数の電気機器からの情報に基づいて、空気調和機を制御するためのプロセッサと、を備えるサーバが提供される。
【0069】
上記の実施の形態においては、1または複数の電気機器からの情報を取得するステップと、情報に基づいて、対応する空気調和機を制御するステップと、を備える情報処理方法が提供される。
【0070】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。