(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前述のパチンコ機において、遊技者以外の店員や客等は、遊技者が遊技中であることを確認するため、遊技盤や遊技者の手元等を視認する必要がある。このため、遊技者以外の人は、確認対象のパチンコ機の近くまで移動し、遊技盤や遊技者の手元等を視認する確認動作を行う。この確認動作は、遊技者以外の人の利便性を低下させている。また、遊技者は、パチンコ機の不具合等で呼出ボタンを押し、店員を呼び出すことがある。このとき、遊技者以外の人は、遊技者が店員を呼出中であるか否かを把握することは難しい。このことも、遊技者以外の人の利便性を低下させている。このようなことから、遊技者以外の人の利便性の向上が求められている。
【0006】
本発明は、上記の問題点に着目してなされたものであり、その目的は、遊技者以外の人の利便性を向上させることができる遊技機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決する遊技機は、遊技盤を有する遊技機本体と、前記遊技機本体から、前記遊技盤を見る遊技者側に延伸し、前記遊技者が前記遊技盤を見ることが可能に前記遊技者の顔の両側面及び頭の上面を囲うように形成された延伸部と、を備え、
前記延伸部は、下方向から上方向に向けて凹んでいる凹形状に形成されており、前記延伸部に係る凹形状の外側に位置する前記延伸部の上面に表示部を設け、前記表示部には、遊技中であることを示す情報または呼出中であることを示す情報を表示することを特徴とする。
【0008】
上記遊技機について、前記表示部は、遊技中を示すようにしてもよい。
【0009】
上記遊技機について、前記表示部は、呼出中を示すようにしてもよい。
【0010】
上記遊技機について、前記遊技機本体から、前記遊技盤を見る遊技者側に延伸し、前記遊技者が前記遊技盤を見ることが可能に少なくとも前記遊技者の顔の側面の一部を隠す延伸部を備え、前記表示部は、前記延伸部に設けられているようにしてもよい。
【0011】
上記遊技機について、前記延伸部は、前記遊技機本体の上側から延伸し、前記遊技者の頭の上面を隠し、前記表示部は、前記延伸部における前記遊技者の頭の上方部分に設けられているようにしてもよい。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、遊技者以外の人の利便性を向上させることができる。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明の実施の一形態について図面を参照して説明する。なお、本実施形態に係る遊技機としては、遊技球としてパチンコ球を用いて遊技を行うパチンコ機を例に挙げて説明する。また、以下の説明において、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」とは、特に断りのない限り、遊技者側からパチンコ機を見た場合における各方向を示すものである。
【0015】
(基本構成)
図1及び
図2に示すように、実施の一形態に係るパチンコ機10は、枠体20と、表示装置30と、制御装置40と、遊技盤50とを備えている。枠体20はパチンコ機10の本体(遊技機本体)の一例である。
【0016】
枠体20は、
図3に示すように、外枠21、中枠22及び前枠23により構成されている。外枠21は、前後に開口する矩形枠状に形成されており、遊技店の設置枠台(図示せず)に縦置き姿勢で固定枠として設けられている。また、中枠22は、外枠21の開口前面側に開閉及び着脱可能に組み付けられ、遊技盤50を着脱可能に保持する本体枠として設けられている。前枠23は、中枠22の前面側に開閉可能に組み付けられ、機内を保護するガラス板を備える枠として設けられている。この前枠23は、ダンパ等を用いて上方に開くように跳ね上げ方式に形成されている。
【0017】
前枠23の上部には、
図1から
図5に示すように、延伸部61が設けられている。延伸部61は、前枠23の上側及び両側(左側及び右側)から遊技者側に延伸し(
図4及び
図5参照)、遊技者が遊技盤50を見ることが可能に、遊技者の顔の両側面及び頭の上面を覆って隠すように形成されている。この延伸部61は、天井壁61a及び一対の側壁61bを有しており、それらの天井壁61a及び一対の側壁61bにより遊技者の顔の両側面及び頭の上面を囲うように形成されている。これにより、遊技者は、店員や客等の他人の視線を気にせず、遊技に集中することができる。なお、延伸部61は、前枠23に固定されており、前枠23が上方に回動して開くと、その前枠23と共に上方に移動する。
【0018】
通常、遊技を行う遊技者は、椅子に座って遊技盤50を見ながら遊技を行っている(
図4及び
図5参照)。例えば、延伸部61の設計では、椅子に座った状態の遊技者とパチンコ機10との離間距離やその遊技者の基本姿勢、男性や女性の標準体型等が考慮され、延伸部61が少なくとも遊技者の顔の側面の一部を隠すように設計されている。このとき、遊技者の顔の側面の一部として、遊技者の目を含む部分を隠すことが好ましい。なお、パチンコ機10の前面から椅子の支柱の中心軸までの離間距離は、遊技店のスペースやレイアウト等によって様々であるが、一例として400〜600mmの範囲内であることが多い。
【0019】
前述の延伸部61の少なくとも一部は、透光性を有する材料(透光性材料)により形成されており、例えば、延伸部61における前枠23側の一部、すなわち一対の側壁61bの前枠23側の一部が透光性材料によって形成されている。これにより、店員や客等の遊技者以外の人が遊技盤50を視認することが可能になるので、ゴト行為等の不正行為を抑制することができ、また、遊技者が正常に遊技をしているか否かを容易に確認することができる。なお、透光性材料としては、例えば、透明材料や半透明材料等を用いることが可能である。
【0020】
延伸部61の上面には、
図1から
図5に示すように、表示部62が設けられている。この表示部62は、遊技盤50より高い位置であって、延伸部61における遊技者の頭の上方部分に配置されている。表示部62は、例えば、LED(発光ダイオード)等のランプにより複数の単語を浮かび上がらせることが可能に形成されており、「遊技中」又は「呼出中」の単語を示す点灯状態(
図2及び
図5参照)、あるいは、それらの単語を示さない消灯状態となる(
図1参照)。この表示部62は、例えば、遊技中青色に点灯し、呼出中赤色に点灯する。「遊技中」とは、遊技者が遊技を行っている最中であることを示し、「呼出中」とは、遊技者が呼出ボタン62a(
図2参照)の押下により店員等を呼び出している最中であることを示す。このため、店員や客等の遊技者以外の人は、遊技者が遊技中又は呼出中であることを把握することができる。なお、表示部62としては、前述のランプ以外にも、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等を用いることが可能である。
【0021】
前枠23の左下部には、
図1及び
図2に示すように、パチンコ球を貯留する上球受け皿63が組み付けられている。また、前枠23における上球受け皿63よりも下方には、パチンコ球を貯留する下球受け皿64が組み付けられている。前枠23の右下部には、中枠22に配設された打球発射装置(図示せず)を作動する操作ハンドル65が設けられている。操作ハンドル65は、左回りに付勢された操作レバー65aを備えており、遊技者が操作レバー65aを右周りに回転させることで打球発射装置が作動され、上球受け皿63に貯留されたパチンコ球が発射されるようになっている。なお、打球発射装置は、操作レバー65aの回動量に応じ、パチンコ球の打球力の強弱が変化するように構成されている。
【0022】
前枠23の周縁には、
図1及び
図2に示すように、LED等の発光体を有するランプ装置66が設けられている。また、前枠23の上部及び延伸部61の両側面や上面の後側(一対の側壁61bや天井壁61aの後側)には、音声や効果音等の音を出力する複数のスピーカ67が設けられている。これにより、ランプ装置66が点灯・点滅したり、各スピーカ67が音を出したりすることで、表示装置30で行われる各種の表示演出(例えば、図柄変動ゲームやリーチ演出等)に合わせて光や音による演出が行われる。
【0023】
前枠23の中央下部には、
図1から
図6に示すように、投影機68が設けられている。投影機68は、延伸部61の内面(
図6参照)に対して映像(画像)を投影する。例えば、表示装置30で行われる表示演出等の各種演出に合わせて、映像が投影機68によって延伸部61の内面に投影され、遊技者に対する視覚的な演出が行われる。このとき、映像は延伸部61の内面の全体に投影されるので、遊技者は映像により囲まれるような感じを受けることになる。なお、投影機68としては、例えば、プロジェクタ等を用いることが可能である。
【0024】
延伸部61の内部には、
図4及び
図6に示すように、送風機69が設けられている。この送風機69は、椅子に座る遊技者に向けて風を送るように形成されており、延伸部61における遊技者の頭の上方部分に配置されている。送風機69の風量(風の強弱)は、表示装置30で行われる表示演出(例えば、桜が散る表示演出)等の各種演出に応じて変更される。これにより、各種演出に応じた風量の風が遊技者に送られ、遊技者に対する体感的な演出が行われる。なお、送風機69としては、例えば、羽根やモータ等を有する送風機を用いることが可能である。
【0025】
図1に戻り、表示装置30は、複数種類の図柄を変動表示可能であり、中枠22に組み付けられた遊技盤50の奥側(裏側)に配設されている。なお、この表示装置30がパチンコ機10の前面から視認可能になるように遊技盤50は構成されている。表示装置30としては、各種図柄を表示可能な液晶パネルが収容ケースに収容された液晶ディスプレイを採用しているが、これに限るものではなく、ドラム式の表示装置やドットマトリックス式の表示装置等の各種図柄を停止及び変動表示可能な各種表示装置を採用することが可能である。
【0026】
制御装置40は、表示装置30に加え、表示部62やランプ装置66、スピーカ67、投影機68、送風機69等の各部を制御するものであり、遊技盤50の奥側に配設されている。この制御装置40は、各種の表示演出処理、また、それらの表示演出に合わせて光や音による演出処理を行う。なお、制御装置40としては、CPU(中央処理装置)やメモリ等を有する回路を採用しているが、これに限るものではない。
【0027】
遊技盤50は、アクリルやポリカーボネート等の光透過性の合成樹脂材が所定板厚の略矩形状に形成された平板状の透明板(遊技領域形成部材)等を有しており、遊技盤ユニットとして機能する。なお、透明板は、平板状の透明板に限られるものではなく、例えば、装飾シール等が表面に貼付されたベニヤ材や合成樹脂材等の非光透過性の板部材であってもよい。
【0028】
遊技盤50の前面(盤面)には、内レール50a及び外レール50bが半円弧状に設けられている(
図1参照)。内レール50aは、枠状装飾体(図示せず)の外面と共に、パチンコ球が流下可能な遊技領域R1を画定している。内レール50a及び外レール50bは、一個のパチンコ球が通過可能な発射通路を盤面の左側に画定し、盤面の左側上部に発射通路の開放端(打ち出し口)を臨ませるように形成されている。これにより、打球発射装置から発射されたパチンコ球は、内レール50a及び外レール50bによって案内されて発射通路を通過し、発射通路の開放端から遊技領域R1の上部に打ち出される。なお、遊技者が操作レバー65aの回動量を調整することで、遊技領域R1の左側をパチンコ球が流下する所謂「左打ち」と、遊技領域R1の右側をパチンコ球が流下する所謂「右打ち」とが打ち分けられる。
【0029】
遊技盤50の遊技領域R1には、多数の遊技釘や回転案内部材(いずれも図示せず)が設けられている。これらの遊技釘や回転案内部材は、パチンコ球との接触によりパチンコ球の流下方向が不規則に変化するように設けられている。回転案内部材(例えば、風車)は、遊技領域R1を流下するパチンコ球の接触に伴って回転するように回転自在に設けられている。また、遊技領域R1の最下部位置には、遊技領域R1に開口するアウト口(図示せず)が形成されており、遊技領域R1に打ち出されてアウト口に入球したパチンコ球が機外に排出されるように構成されている。
【0030】
また、遊技盤50の遊技領域R1には、遊技領域R1を流下するパチンコ球が入賞可能な始動入賞部(図示せず)がアウト口の上側に位置付けられて設けられている。この始動入賞部の始動入賞口にパチンコ球が入賞すると、所定数のパチンコ球が賞球として上球受け皿63や下球受け皿64に払い出されると共に、表示装置30において図柄変動ゲーム等の各種演出が開始される。
【0031】
(遊技者の遊技集中)
前述のパチンコ機10において、遊技者は遊技を行うが、
図4及び
図5に示すように、遊技盤50の前面から遊技者の頭の上面及び顔の両側面の周囲までの空間が延伸部61により囲われている。この空間は遊技者個人の空間となり、遊技者は個室のような空間を感じることが可能となる。通常、店員や客等の他人の視線を気にする遊技者は、遊技中に他人の視線を気にし過ぎ、遊技に集中することができない状態となることがある。この集中力の低下によって演出効果が低下するが、本実施形態では、前述のように遊技者が延伸部61により囲まれているため、遊技者は他人の視線を気にしなくなり、遊技に集中力することができる。これにより、遊技に対する遊技者の集中力が向上するので、演出効果を向上させることができる。
【0032】
(遊技演出)
また、遊技中には、表示装置30で行われる表示演出(例えば、桜が散る表示演出)等の各種演出に応じて、投影機68や送風機69が制御装置40によって制御される。例えば、各種演出に応じ、映像が延伸部61の内面の全体に投影機68によって投影され、さらに、各種演出に応じ、送風機69の風量が変えられて風が送風機69から遊技者に向かって送られる。これにより、視覚的な演出及び体感的な演出が行われるので、遊技の興趣を高め、演出効果をさらに向上させることができる。また、遊技中、各スピーカ67も制御装置40によって制御され、各スピーカ67から音が出力される。これらのスピーカ67は前枠23に加えて延伸部61にも設けられており、複数のスピーカ67が遊技者を囲むように存在するので、3D音響(立体音響)を実現することが可能となる。これにより、さらに遊技の興趣を高め、演出効果をより向上させることができる。
【0033】
(遊技中の報知)
前述のパチンコ機10において、表示部62が延伸部61の上面に設けられており、この表示部62は制御装置40によって制御される。遊技中には、制御装置40による制御に応じて、遊技者が遊技中であることを示す単語として、「遊技中」が表示部62によって表示される(
図2参照)。例えば、「遊技中」は遊技の開始(パチンコ球の発射、入賞又は排出等)に応じて表示される。これにより、店員や客等の遊技者以外の人は、遊技者が遊技中であることを容易に把握することができる。通常、遊技者以外の人は、遊技者が遊技中であることを確認するため、すなわち遊技盤50や遊技者の手元等を視認するため、確認対象のパチンコ機10の近くまで移動し、遊技盤50や遊技者の手元等を視認する確認動作を行う必要があるが、本実施形態では、前述のように「遊技中」が表示されるので、その確認動作を行う必要が無くなるので、遊技者以外の人の利便性を向上させることができる。
【0034】
(呼出中の報知)
また、前述のパチンコ機10において、呼出ボタン62aが遊技者により押下されると、遊技者が店員を呼出中であることを示す単語として、「呼出中」が表示部62によって表示される(
図5参照)。これにより、店員や客等の遊技者以外の人は、遊技者が店員を呼び出している呼出中であることを容易に把握することができる。通常、遊技者以外の人が、遊技者が呼出中であるか否かを把握することは難しいが、本実施形態では、前述のように「呼出中」が表示されるので、遊技者が呼出中であることを容易に把握することが可能になるので、遊技者以外の人の利便性を向上させることができる。
【0035】
以上説明したように、前述の実施形態によれば、遊技機本体としての枠体20から遊技者側に延伸し、遊技者が遊技盤50を見ることが可能に少なくとも遊技者の顔の側面の一部を隠す延伸部61が設けられている。これにより、遊技者の顔の一部が隠れ、遊技者が店員や客等の他人の視線を気にする度合いが減り、遊技に対する遊技者の集中力が向上するので、演出効果を向上させることができる。
【0036】
また、延伸部61は、枠体20の両側から延伸し、遊技者の顔の両側面や頭の上面等を隠すので、遊技に対する遊技者の集中力がより向上するので、演出効果をさらに向上させることができる。
【0037】
また、延伸部61の少なくとも一部は、透光性を有する材料により形成されているので、店員や客等の遊技者以外の人が遊技盤50を見ることができる。例えば、延伸部61における枠体20側の一部が、透光性を有する材料により形成されているので、店員や客等の遊技者以外の人が遊技盤50を視認することが可能になり、ゴト行為等の不正行為を抑制することができ、また、遊技者が正常に遊技をしているか否かを容易に確認することができる。
【0038】
また、延伸部61に対して投影を行う投影機68が枠体20に設けられているので、遊技の興趣を高め、演出効果をより向上させることができる。さらに、音を出すスピーカ67が延伸部61に設けられているので、遊技の興趣を高め、演出効果をより向上させることができる。
【0039】
また、前述の実施形態によれば、表示部62が遊技盤50より高い位置に設けられている。これにより、表示部62により店員や客等の遊技者以外の人に情報を視認させることが可能となる。例えば、表示部62は、情報として遊技中又は呼出中を示すことから、店員や客等の遊技者以外の人は、遊技者が遊技中又は呼出中であることを容易に把握することが可能となるので、遊技者以外の人の利便性を向上させることができる。
【0040】
また、表示部62が延伸部61、例えば、延伸部61における遊技者の頭の上方部分に設けられているので、表示部62を遊技盤50より高い位置に確実に設けることができる。これにより、表示部62により遊技者以外の人に情報を確実に視認させることが可能になるので、遊技者以外の人の利便性を確実に向上させることができる。
【0041】
<他の実施形態>
前述の実施形態においては、遊技者の頭の上面及び顔の両側面を隠すように延伸部61を形成することを例示したが、これに限るものではなく、少なくとも遊技者の顔の側面の一部を隠すように形成すれば良く、例えば、遊技者の顔の両側面だけあるいは片方の側面だけを隠すように形成しても良い。
【0042】
また、前述の実施形態においては、表示部62や送風機69を延伸部61における遊技者の頭の上方部分に設けることを例示したが、これに限るものではなく、例えば、延伸部61の上部の他の位置や延伸部61の側面等に設けても良い。
【0043】
また、前述の実施形態においては、投影機68を前枠23の中央下部に設けることを例示したが、これに限るものではなく、例えば、前枠23の他の位置や延伸部61の内面等に設けても良い。
【0044】
また、前述の実施形態においては、呼出ボタン62aを前枠23における投影機68の周辺(一例として奥側)に設けることを例示したが、これに限るものではなく、例えば、前枠23における上球受け皿63の周辺や下球受け皿64の周辺、操作レバー65aの周辺等に設けても良い。
【0045】
また、前述の実施形態においては、遊技機としてパチンコ機10を用いることを例示したが、これに限るものではなく、例えば、アレンジボール機やスロットマシン等、その他各種の遊技機を用いても良い。
【0046】
以上、本発明に係る前述の実施形態を説明したが、前述の実施形態は例示であり、発明の範囲を限定するものではない。前述の実施形態は種々変更可能であり、例えば、前述の実施形態に示される構成要素を省略、置き換え、変更しても良く、さらに、異なる実施形態に係る構成要素を適宜組み合わせても良い。前述の実施形態やその変形は、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。