特許第6899073号(P6899073)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6899073
(24)【登録日】2021年6月16日
(45)【発行日】2021年7月7日
(54)【発明の名称】エアゾール装置
(51)【国際特許分類】
   B65D 83/30 20060101AFI20210628BHJP
   B05B 9/04 20060101ALI20210628BHJP
   B65D 83/14 20060101ALI20210628BHJP
【FI】
   B65D83/30 100
   B05B9/04
   B65D83/14 220
【請求項の数】4
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2017-157245(P2017-157245)
(22)【出願日】2017年8月16日
(65)【公開番号】特開2019-34764(P2019-34764A)
(43)【公開日】2019年3月7日
【審査請求日】2020年7月16日
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】514202491
【氏名又は名称】東畑 明秀
(74)【代理人】
【識別番号】110000822
【氏名又は名称】特許業務法人グローバル知財
(72)【発明者】
【氏名】東畑 明秀
【審査官】 長谷川 一郎
(56)【参考文献】
【文献】 登録実用新案第3185335(JP,U)
【文献】 特開2016−147703(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2002/0053579(US,A1)
【文献】 特開2009−208842(JP,A)
【文献】 特開2004−195287(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 83/30
B05B 9/04
B65D 83/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
エアゾール容器の上部に設けられたノズルキャップの側部に、折畳み式の2本の細長い管状のスプレーノズルが突設されたエアゾール装置であって、
前記スプレーノズルは、
ノズル先端面に噴出孔が設けられた前方噴射ノズルと、
ノズル先端面が塞がれ、ノズル先端部のノズル側面に噴出孔が設けられた側方噴射ノズルから成り、
ノズルキャップ側部に前記前方噴射ノズルを正対させて、前記側方噴射ノズルを折畳んだ状態では、前記側方噴射ノズル内の流路は塞がれ、前記側方噴射ノズルの噴出孔からは液剤が噴射されない状態となり、同時に、前記前方噴射ノズルの噴出孔から液剤が噴射される状態となり、
ノズルキャップ側部に前記側方噴射ノズルを正対させて、前記前方噴射ノズルを折畳んだ状態では、前記前方噴射ノズル内の流路は塞がれ、前記前方噴射ノズルの噴出孔からは液剤が噴射されない状態となり、同時に、前記側方噴射ノズルの噴出孔から液剤が噴射される状態となることを特徴とするエアゾール装置。
【請求項2】
前記前方噴射ノズルには、更に近距離用噴出孔が1箇所設けられ、
前記前方噴射ノズル及び前記側方噴射ノズルを折畳んだ状態では、前記近距離用噴出孔から噴射される状態となることを特徴とする請求項1に記載のエアゾール装置。
【請求項3】
前記側方噴射ノズルには、
前記噴出孔からノズルの軸芯に対して略平行に位置するノズルの根元部に、前記噴出孔の開口方向を確認するためのマーカが設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載のエアゾール装置。
【請求項4】
前記マーカは、ノズルの根元部に固着された樹脂製突起物であることを特徴とする請求項3に記載のエアゾール装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、物体の裏側、細部等へ、方向自在に噴出することができるようにしたスプレーノズルを用いたエアゾール装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に、エアゾール装置は、指先でボタンを押すだけで容易に薬剤等を望みの箇所に噴射できるため、利便性が高く、ヘアスプレーや殺虫剤など幅広い用途に利用されている。
エアゾール装置は、例えば殺虫剤などに用いる場合、噴霧対象となる害虫の種類や位置、大きさ等によって、至近距離から噴射することが必要であることもある反面、使用者の安全性の確保や狭小箇所への噴霧のため、ある程度離れた距離から噴霧することが必要であることも多い。
【0003】
そこで、短いノズルの吐出口に長いノズルを着脱可能にした吐出切り替え機能付スプレー容器が知られている(例えば、特許文献1を参照。)。これによれば、必要に応じて、長いノズルと短いノズルを使い分けることが可能である。
しかしながら、エアゾール装置の利用においては、ノズルの長短だけではなく、噴射方向を自在に調節するというニーズが存在するが、上記特許文献1に開示された吐出切り替え機能付スプレー容器では、噴霧方向を自在に調節することはできないという問題がある。
すなわち、スプレーノズルは、ノズル先端を噴霧する箇所に近づけ、正しい位置に噴霧させる目的に使用されることから、通常、ノズルの噴出孔はノズル先端面に設けられ、ノズルの長手方向に噴射される。そのため、機械内部の狭い箇所にあるナット、ベアリング、ギヤボックスあるいはヒンジ機構部品に対してグリスや錆止めを噴射する際、ノズルを挿し込んだ方向に対して垂直方向に噴射したい場合に、スプレー缶を横や斜めに傾けて噴射方向を調整するだけでは不十分である。
【0004】
そこで、噴射角を変えることのできるノズルヘッドが設けられたエアゾール缶容器キャップ装置が知られている(特許文献2を参照)。これは、エアゾール缶容器キャップ装置に対して、ノズルヘッドを可撓性のジョイントにより連結することで、ノズルを広角度に噴射可能としたものである。
しかしながら、上記特許文献2に開示されたエアゾール缶容器キャップ装置は、あくまでもノズルの前方から噴射可能な1本のノズルを上下左右に折り曲げて噴射角度を変えるものであるので、噴射角度の調整には限界があり、例えば、ノズルを挿し込んだ方向に対して垂直方向に噴射するといったことは困難である。
【0005】
また、用途に応じて、噴射方向の異なるスプレーノズルが設けられた複数のエアゾール装置を持ち替えて使用したり、スプレーノズルを付け替えて使用することも可能ではあるが、例えば、高所での作業の場合に、複数のエアゾール装置を持ち替えたり、スプレーノズルの付け替え作業をすることは煩雑であるだけでなく、装置の落下事故等の危険性も高くなり、安全性の点でも問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2016−101964号公報
【特許文献2】特開2009−208842号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記状況に鑑みて、本発明は、噴霧の距離や方向を自在かつ容易に調節可能なエアゾール装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成すべく、本発明のエアゾール装置は、エアゾール容器の上部に設けられたノズルキャップの側部に、折畳み式の2本の細長い管状のスプレーノズルが突設されたエアゾール装置であって、スプレーノズルは、ノズル先端面に噴出孔が設けられた前方噴射ノズルと、ノズル先端面が塞がれ、ノズル先端部のノズル側面に噴出孔が設けられた側方噴射ノズルから成り、ノズルキャップ側部に前方噴射ノズルを正対させて、側方噴射ノズルを折畳んだ状態では、側方噴射ノズル内の流路は塞がれ、側方噴射ノズルの噴出孔からは液剤が噴射されない状態となり、同時に、前方噴射ノズルの噴出孔から液剤が噴射される状態となり、ノズルキャップ側部に側方噴射ノズルを正対させて、前方噴射ノズルを折畳んだ状態では、前方噴射ノズル内の流路は塞がれ、前方噴射ノズルの噴出孔からは液剤が噴射されない状態となり、同時に、側方噴射ノズルの噴出孔から液剤が噴射される状態となる。
前方噴射ノズルと側方噴射ノズルは、使用時にはノズルキャップ側部に正対させ、使用しない場合には、ノズルを折畳んでおくことが可能であり、しかもノズルキャップからは外れない構造となっているため、高所作業等の場合において、部品の落下事故等を防止することができる。また、側方噴射ノズルは、ノズルの軸中心に回動自在となっているため、上下左右に自由に噴霧可能となっている。
このように、前方噴射ノズルと側方噴射ノズルの2本のノズルが設けられることにより、噴霧対象物の位置や向きに応じて、的確に液剤を噴霧できる構造である。
【0009】
本発明のエアゾール装置において、前方噴射ノズルには、更に近距離用噴出孔が1箇所設けられ、前方噴射ノズル及び側方噴射ノズルを折畳んだ状態では、近距離用噴出孔から噴射される状態となることが好ましい。
噴霧対象物が近距離に存在する場合、細長い前方噴射ノズルでは噴霧しづらい場合が存在する。そのため、近距離用噴出孔を設けることで、より利便性を向上させることができる。
また、ノズル先端面に設けられた噴出孔と近距離用噴出孔の径は、異なる長さに設けられてもよい。径を異なる長さとすることにより、噴霧対象物の性質、形状等に適合した噴霧が可能となる。
【0010】
本発明のエアゾール装置において、側方噴射ノズルには、噴出孔からノズルの軸芯に対して略平行に位置するノズルの根元部に、噴出孔の開口方向を確認するためのマーカが設けられることが好ましい。
マーカが設けられることにより、スプレーノズルの噴出孔の開口方向を確認しながら、容易にノズルの軸芯に対して略垂直の方向に向けて噴出させることができる。
【0011】
本発明のエアゾール装置において、マーカは、ノズルの根元部に固着された樹脂製突起物であることが好ましい。樹脂製突起物が設けられることで、該突起物を把持してノズルを回動することが容易となり、噴射方向を調整する際の利便性が向上する。
また、マーカの形状や材質としては、コストを削減するため、例えば、ノズルの根元部の外周縁部に帯状テープが巻き付けられ、該テープの両端部同士が接着された突起物であってもよい。
【発明の効果】
【0012】
本発明のエアゾール装置によれば、噴霧の距離や方向を自在かつ容易に調節できるといった効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】実施例1のエアゾール装置の斜視図
図2】実施例1のエアゾール装置の正面図
図3】実施例1のエアゾール装置の左側面図
図4】実施例1のエアゾール装置の右側面図
図5】実施例1のエアゾール装置の背面図
図6】実施例1のエアゾール装置の平面図
図7】実施例1のエアゾール装置の底面図
図8】近距離用噴出孔からの噴出イメージ図
図9】前方噴射ノズルの説明図であり、(1)は平面図、(2)は左側面図、(3)は斜視図を示している。
図10】前方噴射ノズルからの噴出イメージ図
図11】側方噴射ノズルの説明図であり、(1)は平面図、(2)は右側面図、(3)は斜視図を示している。
図12】側方噴出孔の説明図であり、(1)は正面図、(2)は右側面図、(3)は斜視図を示している。
図13】側方噴射ノズルからの噴出イメージ図
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明していく。なお、本発明の範囲は、以下の実施例や図示例に限定されるものではなく、幾多の変更及び変形が可能である。
【実施例1】
【0015】
(近距離用の噴出孔を使用した噴射について)
実施例1のエアゾール装置において、近距離用の噴出孔を使用した噴射について、図1〜8を参照しながら説明する。
図1〜7は、実施例1のエアゾール装置の外観図を示しており、図1は斜視図、図2は正面図、図3は左側面図、図4は右側面図、図5は背面図、図6は平面図、図7は底面図を示している。また、図8は近距離用噴出孔からの噴出イメージ図を示している。
【0016】
図1に示すように、エアゾール装置10は、エアゾール容器8及びキャップ部11から成り、キャップ部11には、側方噴射ノズル1及び前方噴射ノズル4が、可動部7を介して取り付けられている。図3に示すように、前方噴射ノズル4は、可動軸7aを中心に折畳まれているが、後述するように、キャップ部11に正対させて使用することが可能である。また、図4に示すように、側方噴射ノズル1も、可動軸7aを中心に折畳まれているが、キャップ部11に正対させて使用することが可能である。
【0017】
図2及び図7に示すように、側方噴射ノズル1及び前方噴射ノズル4は、可動部7に、略並行に近接した位置に設けられているが、液剤を噴射する機構が機能すれば、必ずしも近接した位置に設けられる必要はなく、離れた位置に設けられていてもよい。
前方噴射ノズル4は、ノズル先端面に噴出孔5が設けられ、根元部に近距離用の噴出孔6が設けられている。これに対して、側方噴射ノズル1は、ノズル先端面が塞がれ、ノズル先端部のノズル側面に噴出孔2が設けられている。
【0018】
図5及び図6に示すように、キャップ部11には、噴射ボタン9が設けられ、指で押下することで、内部に設けられたバルブ(図示せず)が開放され、液剤を噴射することが可能となっている。また、キャップ部11の内部には、チューブ(図示せず)が設けられ、エアゾール容器8の内部に向けて挿入されている。なお、図示しないが、エアゾール容器8の内部には、噴霧する液剤及び液化ガスが充填されている。
【0019】
図8に示すように、エアゾール装置10は、側方噴射ノズル1及び前方噴射ノズル4が折畳まれた状態では、側方噴射ノズル1及び前方噴射ノズル4の内部の流路は塞がれ、噴出孔(2,5)からは液剤13は噴射されない状態となり、同時に、近距離用の噴出孔6から液剤13が噴射される状態となる。
したがって、かかる状態で噴射ボタン9を押下すると、近距離用の噴出孔6から矢印12aの方向に向けて液剤13が噴射される。
【0020】
(前方噴射ノズルを使用した噴射について)
実施例1のエアゾール装置において、前方噴射ノズルを使用した噴射について、図9及び10を参照しながら説明する。
図9は、前方噴射ノズルの説明図であり、(1)は平面図、(2)は左側面図、(3)は斜視図を示している。図10は、前方噴射ノズルからの噴出イメージ図を示している。
【0021】
図9(1)〜(3)に示すように、エアゾール装置10は、前方噴射ノズル4がキャップ部11に正対し、側方噴射ノズル1は折畳まれた状態となっている。図9(2)に示すように、前方噴射ノズル4は、折畳まれた状態から可動部7の可動軸7aを中心にノズル先端部を90°持ち上げた状態が、キャップ部11に正対した状態である。
【0022】
図10に示すように、エアゾール装置10は、側方噴射ノズル1が折畳まれ、前方噴射ノズル4がキャップ部11に正対した状態では、側方噴射ノズル1内の流路及び近距離用の噴出孔6(図示せず)は塞がれ、噴出孔(2,6)からは液剤13は噴射されない状態となり、同時に、前方噴射ノズル4の噴出孔5から液剤13が噴射される状態となる。
したがって、かかる状態で噴射ボタン9を押下すると、前方噴射ノズル4の噴出孔5から矢印12bの方向に向けて液剤13が噴射される。
【0023】
(側方噴射ノズルを使用した噴射について)
実施例1のエアゾール装置において、側方噴射ノズルを使用した噴射について、図11〜13を参照しながら説明する。
図11は、側方噴射ノズルの説明図であり、(1)は平面図、(2)は右側面図、(3)は斜視図を示している。図12は、側方噴出孔の説明図であり、(1)は正面図、(2)は右側面図、(3)は斜視図を示している。また、図13は、側方噴射ノズルからの噴出イメージ図を示している。
【0024】
図11(1)〜(3)に示すように、エアゾール装置10は、側方噴射ノズル1がキャップ部11に正対し、前方噴射ノズル4は折畳まれた状態となっている。図11(2)に示すように、側方噴射ノズル1は、折畳まれた状態から可動部7の可動軸7aを中心にノズル先端部を90°持ち上げた状態が、キャップ部11に正対した状態である。
【0025】
図13は、側方噴射ノズルからの噴出イメージ図を示している。図13に示すように、エアゾール装置10は、前方噴射ノズル4が折畳まれ、側方噴射ノズル1がキャップ部11に正対した状態では、前方噴射ノズル4内の流路及び近距離用の噴出孔6は塞がれ、噴出孔(5,6)からは液剤13は噴射されない状態となり、同時に、側方噴射ノズル1の噴出孔2から液剤13が噴射される状態となる。
したがって、かかる状態で噴射ボタン9を押下すると、側方噴射ノズル1の噴出孔2から矢印12cの方向に向けて液剤13が噴射される。
【0026】
ここで、側方噴射ノズル1の噴出孔2について説明する。図12(1)〜(3)に示すように、側方噴射ノズル1は、ノズル先端面が塞がれ、ノズル先端部のノズル側面に噴出孔2が設けられている。したがって、例えば、狭小箇所へ側方噴射ノズル1を挿し込んで、側方噴射ノズル1の軸芯に対して垂直方向に液剤を噴霧することが可能である。
【0027】
しかも、図13に示すように、側方噴射ノズル1は、回動自在に設けられ、360°いかなる方向にも自由に調整することが可能である。
また、側方噴射ノズル1の根元部には樹脂性の突起であるマーカ3が設けられている。マーカ3の指し示す方向は矢印12dに示す通りであり、側方噴射ノズル1において噴出孔2から液剤が噴射される方向は矢印12cに示す通りである。そして、矢印(12c,12d)は同じ方向を向いている。そのため、マーカ3を目印にして、噴出孔2の開口方向を確認することができる構造となっている。
したがって、例えば、狭小箇所に側方噴射ノズル1を挿し込んで、マーカ3の位置を確認しながら、噴射方向を調整し、噴霧対象物に対して的確に液剤を噴射することが可能である。
【0028】
このように、本実施例のエアゾール装置によれば、2本のノズルの上げ下げを行うだけで、容易に噴射ノズルの切り替えを行うことができる。そのため、噴霧対象物の位置や方向に応じて、ノズルを交換したり、エアゾール装置自体を取り替えることなく、安全かつ迅速に噴霧作業を行うことが可能である。
【産業上の利用可能性】
【0029】
本発明は、錆止め剤や殺虫剤など幅広い用途のエアゾール装置に利用可能である。
【符号の説明】
【0030】
1 側方噴射ノズル
2,5,6 噴出孔
3 マーカ
4 前方噴射ノズル
7 可動部
7a 可動軸
8 エアゾール容器
9 噴射ボタン
10 エアゾール装置
11 キャップ部
12a〜12d 矢印
13 液剤
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13