特許第6899512号(P6899512)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ LINE株式会社の特許一覧

特許6899512メッセンジャー基盤サービス提供装置、及びそれを利用した方法
<>
  • 特許6899512-メッセンジャー基盤サービス提供装置、及びそれを利用した方法 図000002
  • 特許6899512-メッセンジャー基盤サービス提供装置、及びそれを利用した方法 図000003
  • 特許6899512-メッセンジャー基盤サービス提供装置、及びそれを利用した方法 図000004
  • 特許6899512-メッセンジャー基盤サービス提供装置、及びそれを利用した方法 図000005
  • 特許6899512-メッセンジャー基盤サービス提供装置、及びそれを利用した方法 図000006
  • 特許6899512-メッセンジャー基盤サービス提供装置、及びそれを利用した方法 図000007
  • 特許6899512-メッセンジャー基盤サービス提供装置、及びそれを利用した方法 図000008
  • 特許6899512-メッセンジャー基盤サービス提供装置、及びそれを利用した方法 図000009
  • 特許6899512-メッセンジャー基盤サービス提供装置、及びそれを利用した方法 図000010
  • 特許6899512-メッセンジャー基盤サービス提供装置、及びそれを利用した方法 図000011
  • 特許6899512-メッセンジャー基盤サービス提供装置、及びそれを利用した方法 図000012
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6899512
(24)【登録日】2021年6月17日
(45)【発行日】2021年7月7日
(54)【発明の名称】メッセンジャー基盤サービス提供装置、及びそれを利用した方法
(51)【国際特許分類】
   G06F 13/00 20060101AFI20210628BHJP
   G06F 40/166 20200101ALI20210628BHJP
   G06F 40/186 20200101ALI20210628BHJP
【FI】
   G06F13/00 650B
   G06F40/166
   G06F40/186
【請求項の数】20
【全頁数】21
(21)【出願番号】特願2017-561707(P2017-561707)
(86)(22)【出願日】2016年5月27日
(65)【公表番号】特表2018-524676(P2018-524676A)
(43)【公表日】2018年8月30日
(86)【国際出願番号】KR2016005610
(87)【国際公開番号】WO2016195324
(87)【国際公開日】20161208
【審査請求日】2019年5月13日
(31)【優先権主張番号】10-2015-0077163
(32)【優先日】2015年6月1日
(33)【優先権主張国】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】321003371
【氏名又は名称】LINE株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002516
【氏名又は名称】特許業務法人白坂
(72)【発明者】
【氏名】リー,イル・グ
【審査官】 安藤 一道
(56)【参考文献】
【文献】 特開2013−117938(JP,A)
【文献】 特開2005−301780(JP,A)
【文献】 特開2005−011089(JP,A)
【文献】 特開2014−142919(JP,A)
【文献】 米国特許出願公開第2013/0144961(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 13/00
G06F 40/166
G06F 40/186
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
1つのテンプレートメッセージに複数のキーワードスロットが含まれたテンプレートメッセージを提供するテンプレートメッセージ提供部と、
前記テンプレートメッセージに相応して入力された入力メッセージを利用して、前記複数のキーワードスロットそれぞれに相応するキーワードを決定するキーワード決定部と、
前記キーワードに相応する情報を含む結果メッセージを提供する結果メッセージ提供部と、を含み、
前記テンプレートメッセージが、前記入力メッセージが入力される対話入力ウィンドウに表示され、前記入力メッセージは、前記表示されたテンプレートメッセージにおいて、前記複数のキーワードスロットそれぞれに単語が入力されてなる、
メッセンジャー基盤サービス提供装置。
【請求項2】
前記対話入力ウィンドウにおいて、前記キーワードスロットに記載する記載内容を示唆する案内メッセージが表示される、
ことを特徴とする請求項1に記載のメッセンジャー基盤サービス提供装置。
【請求項3】
前記テンプレートメッセージ提供部は、前記複数のキーワードスロットそれぞれに少なくとも1つのキーワード選択肢を挿入し、前記テンプレートメッセージを生成する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載のメッセンジャー基盤サービス提供装置。
【請求項4】
前記テンプレートメッセージ提供部は、前記複数のキーワードスロットそれぞれに相応するキーワードグループにおいて、前記キーワード選択肢を選択し、前記キーワードスロットに挿入する、
ことを特徴とする請求項に記載のメッセンジャー基盤サービス提供装置。
【請求項5】
前記テンプレートメッセージ提供部は、前記テンプレートメッセージの生成前に入力された質疑メッセージに相応する前記テンプレートメッセージを生成する、
ことを特徴とする請求項1ないしのうちいずれか1項に記載のメッセンジャー基盤サービス提供装置。
【請求項6】
前記テンプレートメッセージ提供部は、複数のテンプレートメッセージを提供し、
前記メッセンジャー基盤サービス提供装置は、前記複数のテンプレートメッセージのうちいずれか1つのテンプレートメッセージに対する選択入力に基づき、前記キーワードを決定するためのテンプレートメッセージを決定するテンプレートメッセージ決定部をさらに含み、
前記キーワード決定部は、前記テンプレートメッセージ決定部によって決定されたテンプレートメッセージの複数のキーワードスロットそれぞれに相応する前記キーワードを決定する、
ことを特徴とする請求項1ないしのうちいずれか1項に記載のメッセンジャー基盤サービス提供装置。
【請求項7】
前記メッセンジャー基盤サービス提供装置は、前記テンプレートメッセージの生成のための情報が保存されたテンプレートデータベースを修正するためのアプリケーションインターフェース(API)を提供するAPI提供部をさらに含み、
前記テンプレートメッセージ提供部は、前記テンプレートデータベースを利用して、前記テンプレートメッセージを生成することを特徴とする、
ことを特徴とする請求項1ないしのうちいずれか1項に記載のメッセンジャー基盤サービス提供装置。
【請求項8】
前記テンプレートメッセージ提供部は、前記テンプレートメッセージの複数のキーワードスロットそれぞれに相応する案内メッセージを提供する、
ことを特徴とする請求項1ないし7のうちいずれか1項に記載のメッセンジャー基盤サービス提供装置。
【請求項9】
前記キーワード決定部は、前記入力メッセージに含まれた単語のうち、前記キーワードグループに含まれたキーワード選択肢のうちいずれか1以上と同一単語を、前記キーワードとして決定する、
ことを特徴とする請求項に記載のメッセンジャー基盤サービス提供装置。
【請求項10】
前記テンプレートメッセージ提供部は、キーワード決定履歴情報により、前記キーワードグループに含まれたキーワード選択肢間優先順位を異ならせ、前記キーワード選択肢を選択する、
ことを特徴とする請求項に記載のメッセンジャー基盤サービス提供装置。
【請求項11】
前記テンプレートメッセージ提供部は、キーワード決定履歴情報により、前記複数のキーワードスロットそれぞれに挿入されたキーワード選択肢間挿入順序を異ならせ、前記テンプレートメッセージを生成する、
ことを特徴とする請求項に記載のメッセンジャー基盤サービス提供装置。
【請求項12】
前記テンプレートメッセージ提供部は、ユーザ、前記ユーザの場所、及び前記テンプレートメッセージを提供する時間帯のうちいずれか1以上により、前記キーワードグループに含まれたキーワード選択肢間優先順位を異ならせ、前記キーワード選択肢を選択する、
ことを特徴とする請求項または10に記載のメッセンジャー基盤サービス提供装置。
【請求項13】
前記テンプレートメッセージ提供部は、ユーザ、前記ユーザの場所、及び前記テンプレートメッセージを提供する時間帯のうちいずれか1以上により、前記複数のキーワードスロットそれぞれに挿入されたキーワード選択肢間挿入順序を異ならせ、前記テンプレートメッセージを生成する、
ことを特徴とする請求項または11に記載のメッセンジャー基盤サービス提供装置。
【請求項14】
前記テンプレートメッセージ提供部は、前記複数のキーワードスロットそれぞれの開始位置及び終了位置のうちいずれか1以上に記号が挿入された前記テンプレートメッセージを生成する、
ことを特徴とする請求項に記載のメッセンジャー基盤サービス提供装置。
【請求項15】
メッセンジャー基盤サービス提供装置が情報を提供する方法において、前記メッセンジャー基盤サービス提供装置は、テンプレートメッセージ提供部、キーワード決定部及び結果メッセージ提供部を含み、
前記テンプレートメッセージ提供部が1つのテンプレートメッセージに複数のキーワードスロットが含まれたテンプレートメッセージを提供する段階と、
前記キーワード決定部が、前記テンプレートメッセージに相応して入力された入力メッセージを利用して、前記複数のキーワードスロットそれぞれに相応するキーワードを決定する段階と、
前記結果メッセージ提供部が、前記キーワードに相応する情報を含む結果メッセージを提供する段階と、を含み、
前記テンプレートメッセージが、前記入力メッセージが入力される対話入力ウィンドウに表示され、前記入力メッセージは、前記表示されたテンプレートメッセージにおいて、前記複数のキーワードスロットそれぞれに単語が入力されてなる、
メッセンジャー基盤サービス提供方法。
【請求項16】
前記テンプレートメッセージを提供する段階は、前記テンプレートメッセージ提供部が、前記複数のキーワードスロットそれぞれに少なくとも1つのキーワード選択肢を挿入し、前記テンプレートメッセージを生成する、
ことを特徴とする請求項15に記載のメッセンジャー基盤サービス提供方法。
【請求項17】
前記テンプレートメッセージを提供する段階は、前記テンプレートメッセージ提供部が、前記複数のキーワードスロットそれぞれに相応するキーワードグループから、前記キーワード選択肢を選択し、前記キーワードスロットに挿入する、
ことを特徴とする請求項16に記載のメッセンジャー基盤サービス提供方法。
【請求項18】
前記テンプレートメッセージを提供する段階は、前記テンプレートメッセージの生成前に入力された質疑メッセージに相応する前記テンプレートメッセージを生成する、
ことを特徴とする請求項15ないし17のうちいずれか1項に記載のメッセンジャー基盤サービス提供方法。
【請求項19】
コンピュータを利用して、請求項15ないし18のうちいずれか1項に記載の方法を実行させるために、媒体に保存されたコンピュータプログラム。
【請求項20】
請求項15ないし18のうちいずれか1項に記載の方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを配布する配布サーバ。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、メッセンジャー基盤サービス提供装置、及びそれを利用した方法に係り、さらに詳細には、メッセンジャー上で対話形式で、ユーザ所望の情報を提供するためのメッセンジャー基盤サービス提供装置、及びそれを利用した方法に関する。
【背景技術】
【0002】
今日、インターネットなど通信網の急激な発展と共に、通信網を介したメッセンジャーサービスが一般化されている。すなわち、インターネットを利用して、インターネットユーザは、他のユーザと、いつ、どこででも容易にメッセージをやり取りすることができ、かようなメッセンジャーサービスは、生活全般にわたって多くの変化をもたらしている。かようなメッセンジャーサービスは、移動通信の発展により、モバイルメッセンジャーとして、国境を超える大衆的な対話手段として利用されており、そのユーザの数は、徐々に増えており、それに歩みを合わせて、メッセンジャーを基盤としたサービスが徐々に増えている。
【0003】
かように該メッセンジャーサービスは、ユーザ間の対話形式で情報伝達を可能ならしめるサービスである。
【0004】
前述の背景技術は、発明者が本発明導出のために保有していたり、本発明の導出過程で習得したりした技術情報であり、必ずしも本発明出願前に、一般公衆に公開された公知技術とすることはできない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の実施形態は、メッセンジャー上で対話形式で、ユーザ所望の情報を提供するためのメッセンジャー基盤サービス提供装置、及びそれを利用した方法を提供する。
【0006】
また、本発明の実施形態は、複数のキーワードスロットが含まれたテンプレートをユーザに提供し、該ユーザがキーワードスロット数通りキーワードを入力するように誘導することにより、1回の対話やり取りのみで、ユーザ所望の情報をさらに迅速に提供するためのメッセンジャー基盤サービス提供装置、及びそれを利用した方法を提供する。
【0007】
また、本発明の実施形態は、複数のキーワードスロットが含まれたテンプレートをユーザに提供するが、該ユーザがキーワードスロットに相応するキーワードのみを短答型で入力可能にすることにより、ユーザ所望の情報をさらに迅速に提供するためのメッセンジャー基盤サービス提供装置、及びそれを利用した方法を提供する。
【0008】
また、本発明の実施形態は、ユーザが頻繁に利用するキーワードをテンプレートに挿入して表示することにより、該ユーザが頻繁に利用する情報を、さらに容易に提供するためのメッセンジャー基盤サービス提供装置、及びそれを利用した方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一実施形態は、キーワードスロット(slot)が含まれたテンプレート(template)メッセージを提供するテンプレートメッセージ提供部と、テンプレートメッセージに相応して入力された入力メッセージを利用して、キーワードスロットに相応するキーワードを決定するキーワード決定部と、キーワードに相応する情報を含む結果メッセージを提供する結果メッセージ提供部と、を含むメッセンジャー基盤サービス提供装置を開示する。
【0010】
本発明の他の一実施形態は、テンプレートメッセージ提供部がキーワードスロットが含まれたテンプレートメッセージを提供する段階と、キーワード決定部が、テンプレートメッセージに相応して入力された入力メッセージを利用して、キーワードスロットに相応するキーワードを決定する段階と、結果メッセージ提供部が、キーワードに相応する情報を含む結果メッセージを提供する段階と、を含むメッセンジャー基盤サービス提供方法を開示する。
【0011】
本発明のさらに他の一実施形態は、コンピュータを利用して、方法を実行させるために、媒体に保存されたコンピュータプログラムを開示する。
【0012】
本発明のさらに他の一実施形態は、方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを配布する配布サーバを開示する。
【0013】
前述のところ以外の他の側面、特徴、利点は、以下の図面、特許請求の範囲、及び発明の詳細な説明から明確になるであろう。
【発明の効果】
【0014】
本発明の実施形態によるメッセンジャー基盤サービス提供装置、及びそれを利用した方法によって、メッセンジャー上で対話形式で、ユーザ所望の情報を提供することができる。
【0015】
また、本発明の実施形態によるメッセンジャー基盤サービス提供装置、及びそれを利用した方法によって、複数のキーワードスロットが含まれたテンプレートをユーザに提供し、該ユーザがキーワードスロット数通りキーワードを入力するように誘導することにより、1回の対話やり取りのみで、ユーザ所望の情報をさらに迅速に提供することができる。
【0016】
また、本発明の実施形態によるメッセンジャー基盤サービス提供装置、及びそれを利用した方法によって、複数のキーワードスロットが含まれたテンプレートをユーザに提供するが、該ユーザがキーワードスロットに相応するキーワードのみを短答型で入力可能にすることにより、ユーザ所望の情報をさらに迅速に提供することができる。
【0017】
また、本発明の実施形態によるメッセンジャー基盤サービス提供装置、及びそれを利用した方法によって、ユーザが頻繁に利用するキーワードをテンプレートに挿入して表示することにより、ユーザが頻繁に利用する情報を、さらに容易に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本発明の一実施形態によるメッセンジャー基盤サービス提供システムの構成を示した図面である。
図2図1に図示されたメッセンジャー基盤サービス提供装置の内部構成の一例を示したブロック図である。
図3】本発明の一実施形態によるメッセンジャー基盤サービス提供方法を示した動作フローチャートである。
図4図1に図示されたユーザ端末機に、インスタントメッセージングアプリケーションが実行されている画面の一例である。
図5A図1に図示されたユーザ端末機に、インスタントメッセージングアプリケーションが実行されている画面の他例である。
図5B図1に図示されたユーザ端末機に、インスタントメッセージングアプリケーションが実行されている画面の他例である。
図6A図1に図示されたユーザ端末機に、インスタントメッセージングアプリケーションが実行されている画面のさらに他の例である。
図6B図1に図示されたユーザ端末機に、インスタントメッセージングアプリケーションが実行されている画面のさらに他の例である。
図7図1に図示されたユーザ端末機に、インスタントメッセージングアプリケーションが実行されている画面のさらに他の例である。
図8図1に図示されたユーザ端末機に、インスタントメッセージングアプリケーションが実行されている画面のさらに他の例である。
図9図1に図示されたユーザ端末機に、インスタントメッセージングアプリケーションが実行されている画面のさらに他の例である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
本発明は、多様な変換を加えることができ、さまざまな実施形態を有することができるが、特定実施形態を図面に例示し、詳細な説明によって詳細に説明する。本発明の効果、特徴、及びそれらを達成する方法は、図面と共に詳細に説明する実施形態を参照すれば、明確になるであろう。しかし、本発明は、以下で開示される実施形態に限定されるものではなく、多様な形態に具現されるのである。以下の実施形態において、第1、第2のような用語は、限定的な意味ではなく、1つの構成要素を他の構成要素と区別する目的に使用された。また、単数の表現は、文脈上明白に異なって意味しない限り、複数の表現を含む。また、「含む」または「有する」というような用語は、明細書上に記載された特徴または構成要素が存在するということを意味し、1以上の他の特徴または構成要素が付加される可能性をあらかじめ排除するものではない。また、図面においては、説明の便宜のために、構成要素は、その大きさが誇張されていたり縮小されていたりする。例えば、図面で示された各構成の大きさ及び厚みは、説明の便宜のために任意に示したので、本発明は、必ずしも図示されているところに限定されるものではない。
【0020】
以下、添付された図面を参照し、本発明の実施形態についてを詳しく説明する。図面を参照して説明するとき、同一であったり対応したりする構成要素は、同一図面符号を付し、それに係わる重複説明は省略する。
【0021】
図1は、本発明の一実施形態によるメッセンジャー基盤サービス提供システム1の構成を示した図面である。
【0022】
図1を参照すれば、本発明の一実施形態によるメッセンジャー基盤サービス提供システム1は、メッセンジャー基盤サービス提供装置100及びユーザ端末機300を含む。また、複数個のユーザ端末機300と、メッセンジャー基盤サービス提供装置100とを相互連結する通信網400を含む。
【0023】
本発明の一実施形態によるメッセンジャー基盤サービス提供装置100は、ユーザ端末機300に搭載されたインスタントメッセージングアプリケーションを介して、ユーザに特定情報を提供することを特徴とする。さらに具体的には、メッセンジャー基盤サービス提供装置100は、インスタントメッセージングアプリケーションのチャットウィンドウに、テンプレート(template)メッセージを提示し、ユーザがテンプレートメッセージに応答して入力した入力メッセージからキーワードを決定し、当該キーワードに相応する情報を、チャットウィンドウに提供することを特徴とする。
【0024】
ここで、本発明のメッセンジャー基盤サービス提供装置100は、特定情報を提供することができるソフトウェアロボット(software robot)機能を提供することができる。例えば、メッセンジャー基盤サービス提供装置100は、天気情報を提供することができるソフトウェアロボット機能、証券情報を提供することができるソフトウェアロボット機能などを提供することができる。該ソフトウェアロボットは、ユーザの行動をまねて動作するプログラムを意味し、本発明においては、メッセンジャーで対話相手の行動をまねて、ユーザとメッセージをやり取りする役割を行うプログラムを意味する。
【0025】
該ユーザは、インスタントメッセージングアプリケーションを利用して、チャットルームに特定情報を提供する特定ソフトウェアロボットを対話相手として招待し、当該ソフトウェアロボットからテンプレートメッセージを提示され、質疑メッセージを入力し、質疑メッセージに相応する結果を提供される。
【0026】
ここで、本発明のメッセンジャー基盤サービス提供装置100が提供するソフトウェアロボット機能は、広告提供、一般的な検索サービス、及びその他ユーザの便宜を増進させる多様なサービスを提供することもできる。すなわち、本発明のメッセンジャー基盤サービス提供装置100は、広告サービス、検索、電子メール、ブログ、ソーシャルネットワークサービス(social network service)、ニュース、ショッピングサービス提供のような多様なサービスを提供するソフトウェアロボット機能を提供するサーバでもある。また、本発明のメッセンジャー基盤サービス提供装置100が提供するソフトウェアロボット機能は、メッセンジャーだけではなく、各種端末アプリケーション内での検索インターフェース、音声認識インターフェース、事物インターネットでの命令インターフェース(例えば、スマートフォンで冷蔵庫を制御するときに適用する命令インターフェース)など多様なインターフェースにも適用される。
【0027】
複数個のユーザ端末機300は、有無線通信環境において、インスタントメッセージングアプリケーションを利用することができる通信端末機を意味する。ここで、ユーザ端末機300は、ユーザのパソコン(PC)301でもあり、またはユーザの携帯用端末機302でもある。図1においては、携帯用端末機がスマートフォンとして図示されているが、本発明の思想は、それに制限されるものではなく、前述のように、インスタントメッセージングアプリケーションを搭載した端末であるならば、制限なしにも借用される。
【0028】
それについてさらに詳細に説明すれば、ユーザ端末機300は、コンピュータ(例えば、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、メディアコンピュータプラットフォーム(例えば、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダ)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(例えば、PDA(personal digital assistant)、電子メールクライアントなど)、携帯電話の任意形態、他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットフォームの任意形態を含んでもよいが、本発明は、それらに限定されるものではない。
【0029】
一方、通信網400は、複数個のユーザ端末機300と、メッセンジャー基盤サービス提供装置100とを連結する役割を行う。すなわち、通信網400は、ユーザ端末機300がメッセンジャー基盤サービス提供装置100に接続した後、データを送受信することができるように、接続経路を提供する通信網を意味する。通信網400は、例えば、LANs(local area networks)、WANs(wide area networks)、MANs(metropolitan area networks)、ISDNs(integrated service digital networks)などの有線ネットワーク;無線LANs、CDMA(code division multiple access)、ブルートゥース(Bluetooth)、衛星通信などの無線ネットワークを網羅することができるが、本発明の範囲は、それらに限定されるものではない。
【0030】
図2は、図1に図示されたメッセンジャー基盤サービス提供装置100の内部構成の一例を示したブロック図である。
【0031】
図2を参照すれば、メッセンジャー基盤サービス提供装置100は、通信部110、メモリ120、プログラム保存部130、制御部140、データベース(DB)150、API(application programming interface)提供部155、テンプレートメッセージ提供部160、テンプレートメッセージ決定部165、キーワード決定部170及び結果メッセージ提供部180を含んでもよい。
【0032】
通信部110は、通信網400と連動し、メッセンジャー基盤サービス提供装置100とユーザ端末機300との送受信信号をパッケージデータ形態で提供するのに必要な通信インターフェースを提供する。さらに、通信部110は、ユーザ端末機300に、テンプレートメッセージを送信したり、ユーザ端末機300から、テンプレートメッセージに相応する入力メッセージを受信したり、ユーザ端末機300に入力メッセージに相応する結果メッセージを送信したりする役割を行うことができる。
【0033】
ここで、通信部110は、他のネットワーク装置と、有無線連結を介して、制御信号またはデータ信号のような信号を送受信するために必要なハードウェア及びソフトウェアを含む装置でもある。
【0034】
メモリ120は、制御部140が処理するデータを、一時的または永久に保存する機能を遂行する。ここで、メモリ120は、磁気記録媒体(magnetic storage media)またはフラッシュ記録媒体(flash storage media)を含んでもよいが、本発明の範囲は、それらに限定されるものではない。
【0035】
プログラム保存部130は、テンプレートメッセージを生成する作業、キーワードを決定する作業などを遂行する制御ソフトウェアを搭載している。
【0036】
制御部140は、一種の中央処理装置であり、ユーザ端末機300にテンプレートメッセージを送信し、キーワードを決定し、結果メッセージを提供する全体過程を制御する。すなわち、制御部140は、プログラム保存部130に搭載された制御ソフトウェアを駆動し、テンプレートメッセージ提供部160、キーワード決定部170及び結果メッセージ提供部180を制御してテンプレートメッセージを生成して送信し、テンプレートメッセージに相応する入力メッセージを受信してキーワードを決定し、キーワードに相応する情報を獲得して結果メッセージを生成して送信し、キーワード決定履歴情報を基に、テンプレートメッセージ生成に利用されるキーワードグループを更新するというような多様な機能を提供することができる。
【0037】
ここで、制御部140は、プロセッサ(processor)のように、データを処理することができる全種の装置を含んでもよい。ここで、「プロセッサ」は、例えば、プログラム内に含まれたコードまたは命令によって表現された機能を遂行するために、物理的に構造化された回路を有する、ハードウェアに内蔵されたデータ処理装置を意味する。かようにハードウェアに内蔵されたデータ処理装置の一例として、マイクロプロセッサ(microprocessor)、中央処理装置(CPU:central processing unit)、プロセッサコア(processor core)、マルチプロセッサ(multiprocessor)、ASIC(application specific integrated circuit)、FPGA(field-programmable gate array)などの処理装置を網羅することができるが、本発明の範囲は、それらに限定されるものではない。
【0038】
データベース150は、特定情報提供のためのテンプレートに係わる情報、テンプレートに含まれるキーワードスロット(slot)に係わる情報、及びキーワードスロットに挿入可能なキーワード選択肢情報などを保存するテンプレートデータベースを含んでもよい。例えば、テンプレートデータベースには、それぞれのテンプレートでのキーワードスロットの位置情報、キーワードスロットとキーワード選択肢とのマッピング情報などが保存される。
【0039】
選択的実施形態において、データベース150は、キーワード決定履歴に係わる情報が保存される履歴データベースをさらに含んでもよい。例えば、履歴データベースには、特定テンプレートメッセージに相応してユーザが入力した単語、及び当該単語それぞれが、キーワードとして決定された回数などが保存される。
【0040】
選択的実施形態において、データベース150は、入力メッセージがテンプレートメッセージに相応しないか、あるいは入力メッセージに含まれたキーワードに相応する情報が存在しない場合、失敗ログを作成して保存する失敗ログデータベースを含んでもよい。
【0041】
API提供部155は、テンプレートデータベースを修正するためのアプリケーションインターフェース(API)を提供する。例えば、API提供部155は、ユーザにAPIを提供し、当該ユーザは、APIを利用して、テンプレートデータベースを修正することができる。さらに具体的には、該ユーザは、APIを利用して、テンプレートデータベースに、天気関連テンプレートに係わる情報を登録することにより、本発明のメッセンジャー基盤サービス提供装置100が、天気情報を提供するソフトウェアロボット機能を提供するようにし、証券関連テンプレートに係わる情報を登録することにより、本発明のメッセンジャー基盤サービス提供装置100が、証券情報を提供するソフトウェアロボット機能を提供するようにすることができる。すなわち、該ユーザは、APIを利用して、テンプレートデータベースに情報を登録することにより、当該情報と係わるテンプレート、及び当該情報と係わる結果情報を提供するボットを生成することができる。
【0042】
かように、本発明のメッセンジャー基盤サービス提供装置100は、サードパーティー(third party)にAPIを提供することにより、該サードパーティーが自分のサービスに合う内容を提供することができるボットを生成させる。
【0043】
テンプレートメッセージ提供部160は、キーワードスロットが含まれたテンプレートメッセージを提供する。例えば、キーワードスロットは、「()の天気を知らせてください」というようなテンプレートメッセージにおいて、「( )」のように、キーワード挿入可能な部分を意味する。文章内に「( )」記号でキーワードスロットが表示される例を挙げて説明したが、キーワードスロットを表示するための記号は、それに限定されるものではない。例えば、「[ ]の天気を知らせてください」というように、「[ ]」記号を利用してキーワードスロットを表示したり、「__の天気を知らせてください」というように、「__」記号を利用してキーワードスロットを表示したりすることもできる。テンプレートメッセージ提供部160は、テンプレートデータベースを利用して、テンプレートメッセージを生成することができる。
【0044】
テンプレートメッセージ提供部160は、複数のキーワードスロットが含まれたテンプレートメッセージを提供することができる。例えば、テンプレートメッセージ提供部160は、「( )の( )天気を知らせてください」というように、2個以上のキーワードスロットが含まれたテンプレートメッセージを提供することができる。
【0045】
かように、本発明の一実施形態によるメッセージ基盤情報提供装置は、複数のキーワードスロットが含まれたテンプレートをユーザに提供し、該ユーザがキーワードスロット数通りにキーワードを入力するように誘導することにより、1回の対話やり取りのみで、ユーザ所望の情報をさらに迅速に提供することができる。
【0046】
選択的実施形態において、テンプレートメッセージには、少なくとも1つのキーワードスロットが含まれ、テンプレートメッセージ提供部160は、キーワードスロットに少なくとも1つのキーワード選択肢を挿入し、テンプレートメッセージを生成することができる。例えば、テンプレートメッセージに、2個のキーワードスロットが含まれ、それぞれのキーワードスロットのうち第1キーワードスロットには、3個のキーワード選択肢が挿入され、第2キーワードスロットには、2個のキーワード選択肢が挿入されもする。さらに具体的には、「( )の( )天気を知らせてください」というようなテンプレートメッセージにおいて、最初「( )」を第1キーワードスロット、2番目「( )」を第2キーワードスロットとすれば、第1キーワードスロットに、「ソウル市」、「釜山市」、「江南区」というように、3個のキーワード選択肢が挿入され、第2キーワードスロットに、「今日」、「週間」というように、2個のキーワード選択肢が挿入され、「(ソウル市/釜山市/江南区)の(今日/週間)天気を知らせてください」というようなテンプレートメッセージが生成される。先に、「(ソウル市/釜山市/江南区)」というように、キーワードスロット内において、「/」記号を利用して、キーワード選択肢が区分される例を挙げて説明したが、キーワード選択肢間の区分記号は、それに限定されるものではない。例えば、「(ソウル市|釜山市|江南区)」というように、「|」記号をキーワード選択肢間区分記号として利用することもできる。
【0047】
選択的実施形態において、テンプレートメッセージ提供部160は、キーワードスロットに相応するキーワードグループからキーワード選択肢を選択し、当該キーワードスロットに挿入することができる。例えば、「( )の( )天気を知らせてください」というようなテンプレートメッセージにおいて、第1キーワードスロットに相応するキーワードグループは、「ソウル市」、「釜山市」、「江南区」、「南楊州市」のような地域名称を含み、第2キーワードスロットに相応するキーワードグループは、「今日」、「明日」、「週間」、「月間」などの期間単位を含み、テンプレートメッセージ提供部160は、各キーワードスロットに相応するキーワードグループからキーワード選択肢を選択することができる。
【0048】
選択的実施形態において、テンプレートメッセージ提供部160は、テンプレートメッセージ生成前に入力された質疑メッセージに相応するテンプレートメッセージを生成することができる。例えば、ユーザが、「台風」という質疑メッセージを入力した場合、テンプレートメッセージ提供部160は、台風と係わる「台風が(いつ/昨日/今日の/明日/主観式)(来ますか/来ましたか)」というようなテンプレートメッセージを生成することができる。
【0049】
選択的実施形態において、テンプレートメッセージ提供部160は、ユーザの活動情報に基づいて、テンプレートメッセージを生成することができる。例えば、まず、ユーザの活動情報がない状態において、ユーザが「T」という質疑メッセージを入力した場合、テンプレートメッセージ提供部160は、「助けてください」または、「トヨタ株価情報」というようなテンプレートメッセージを生成することができる。次に、該ユーザが、証券サービスにログインした後、「T」という質疑メッセージを入力した場合、テンプレートメッセージ提供部160は、「トヨタ株価情報」または、「トヨタ種目を『お気に入り』に追加」というようなテンプレートメッセージを生成することができる。次に、該ユーザが『お気に入り』にトヨタ種目を追加しておき、「T」という質疑メッセージを入力した場合、テンプレートメッセージ提供部160は、「トヨタを『お気に入り』から削除」または「トヨタ株価情報」というようなテンプレートメッセージを生成することができる。
【0050】
選択的実施形態において、テンプレートメッセージ提供部160は、複数のテンプレート文言を提供することができる。例えば、テンプレートメッセージ提供部160は、ユーザが「台風」という質疑メッセージを入力した場合、台風と係わる「台風が(いつ/昨日/今日/明日/主観式)(来ますか/来ましたか)」、「台風が(どの国に/どの方向に/どの国から/主観式)(行きますか/過ぎましたか/来ましたか)」、「台風(警報/注意報/主観式)が(出されますか/どんなようですか)」、「台風の(大きさ/中心気圧/発生原因/英訳)は、(何ですか/どのように測定しますか)」というように、複数のテンプレート文言を生成することができる。かようなテンプレート文言は、1つのテンプレートメッセージに含まれて提供されるか、あるいはそれぞれ別途のテンプレートメッセージに含まれても提供される。
【0051】
選択的実施形態において、テンプレートメッセージ提供部160は、テンプレートメッセージのキーワードスロットに相応する案内メッセージを提供することができる。例えば、「今日の(電子/化学/機械)分野の(ストップ高/ストップ安)種目(10)個を示してください」というようなテンプレートメッセージにおいて、「(電子/化学/機械)」スロットに相応し、「分野を入力してください」というような案内メッセージを提供することができる。該案内メッセージは、チャットウィンドウあるいは対話入力ウィンドウにポップアップ形態によっても表示される。
【0052】
選択的実施形態において、テンプレートメッセージ提供部160は、キーワード決定履歴情報により、キーワードグループに含まれたキーワード選択肢間優先順位を異ならせ、キーワード選択肢を選択することができる。例えば、テンプレートメッセージ提供部160は、キーワード選択肢について、キーワードとして決定された回数が多い順に、高い優先順位を付与することができる。さらに具体的には、「(ソウル市/釜山市/江南区)の(今日/週間)天気を知らせてください」というようなテンプレートメッセージの第1キーワードスロットに相応してキーワードとして決定された回数が、「南楊州市」が20回、「ソウル市」が10回、「釜山市」が5回、「江南区」が2回である場合、テンプレートメッセージ提供部160は、第1キーワードスロットに対して、「南楊州市」、「ソウル市」、「釜山市」及び「江南区」の順序で優先順位を決定することができる。さらに、第1キーワードスロットに3個のキーワード選択肢が挿入される場合、テンプレートメッセージ提供部160は、前述のような優先順位を考慮し、「(南楊州市/ソウル市/釜山市)の(今日/週間)天気を知らせてください」というようなテンプレートメッセージを生成することができる。
【0053】
選択的実施形態において、テンプレートメッセージ提供部160は、キーワード決定履歴情報により、キーワードスロットに挿入されたキーワード選択肢間挿入順序を異にすることができる。例えば、テンプレートメッセージ提供部160は、キーワードスロットに挿入されたキーワード選択肢のうち最近入力された選択肢順に、キーワードスロットの前側に挿入することができる。さらに具体的には、「(ソウル市/釜山市/江南区)の(今日/週間)天気を知らせてください」というようなテンプレートメッセージの第1キーワードスロットに相応し、最も最近キーワードとして決定された3回の場合が、「江南区」、「ソウル市」及び「釜山市」の順序である場合、テンプレートメッセージ提供部160は、第1キーワードスロットに対して、「釜山市」、「ソウル市」及び「江南区」の順序に挿入順序を決定することができる。さらに、第1キーワードスロットに3個のキーワード選択肢が挿入される場合、テンプレートメッセージ提供部160は、前述のような挿入順序を考慮し、「(釜山市/ソウル市/江南区)の(今日/週間)天気を知らせてください」というようなテンプレートメッセージを生成することができる。
【0054】
すなわち、キーワード決定履歴情報は、特定テンプレートメッセージに相応し、ユーザが入力した単語、及び当該単語それぞれがキーワードとして決定された回数などについての情報などを含み、テンプレートメッセージ提供部160は、ユーザに同一テンプレートメッセージを提供する場合でも、当該ユーザそれぞれのキーワード決定履歴情報が異なれば、当該ユーザそれぞれ異なるキーワード選択肢が挿入されたり、キーワード選択肢の順序が異なるテンプレートメッセージを提供したりする。
【0055】
選択的実施形態において、テンプレートメッセージ提供部160は、ユーザ、ユーザの場所、及びテンプレートメッセージを提供する時間帯のうちいずれか1以上により、キーワードグループに含まれたキーワード選択肢間選択優先順位を異にするか、あるいはキーワードスロットに挿入されたキーワード選択肢間挿入順序を異にする。例えば、テンプレートメッセージ提供部160は、同一ユーザに対して、当該ユーザが位置した場所に相応するキーワード選択肢を優先的に選択するか、あるいは最も先の順序に挿入し、テンプレートメッセージを生成することができる。さらに具体的には、テンプレートメッセージ提供部160は、ユーザが、ソウル市江南区に位置する場合、「(ソウル市/江南区/釜山市)の(今日/週間)天気を知らせてください」というようなテンプレートメッセージを提供し、当該ユーザが釜山市に位置する場合、「(釜山市/ソウル市/江南区)の(今日/週間)天気を知らせてください」というようなテンプレートメッセージを提供することができる。
【0056】
キーワード決定部170は、テンプレートメッセージに相応して入力された入力メッセージを利用して、キーワードスロットに相応するキーワードを決定する。例えば、キーワード決定部170は、「(ソウル市/釜山市/江南区)の(今日/週間)天気を知らせてください」というようなテンプレートメッセージに相応し、「ソウル市の今日の天気を知らせてください」というような入力メッセージが入力された場合、キーワードスロットに相応する「ソウル市」及び「今日」をキーワードとして決定することができる。
【0057】
選択的実施形態において、テンプレートメッセージは、チャットウィンドウにも表示される。その場合、入力メッセージは、ユーザが対話入力ウィンドウに直接入力するか、ユーザがチャットウィンドウに表示されたテンプレートメッセージのキーワードスロットを選択して単語を入力するか、あるいはユーザがキーワードスロットを選択し、別途のポップアップウィンドウに表示されたキーワード選択肢のうちいずれか一つを選択することによっても入力される。
【0058】
選択的実施形態において、テンプレートメッセージは、対話入力ウィンドウにも表示される。その場合、入力メッセージは、ユーザが対話入力ウィンドウに表示されたテンプレートメッセージのキーワードスロットを選択して単語を入力するか、あるいはユーザがキーワードスロットを選択し、別途のポップアップウィンドウに表示されたキーワード選択肢のうちいずれか一つを選択することによっても入力される。選択的実施形態において、対話入力ウィンドウに表示されるテンプレートメッセージのキーワードスロットは、空きスペースによっても表示される。例えば、チャットウィンドウには、「今日の(電子/化学/機械)分野の(ストップ高/ストップ安)種目(10)個を示してください」というようなテンプレートメッセージが表示され、対話入力ウィンドウには、「今日の( )分野の( )種目( )個を示してください」というようなテンプレートメッセージが表示される。キーワードスロットが空きスペースによって表示された場合、ユーザが当該キーワードスロットに入力する単語、または当該キーワードスロットで選択する選択肢と係わる案内メッセージが表示される。例えば、対話入力ウィンドウに表示されたテンプレートメッセージの「( )分野」スロットに相応し、「分野を入力してください」というような案内メッセージが表示される。
【0059】
選択的実施形態において、キーワード決定部170は、入力メッセージに含まれた単語のうち、キーワードグループに含まれたキーワード選択肢のうちいずれか1以上と同一単語をキーワードとして決定することができる。例えば、キーワード決定部170は、「(ソウル市/釜山市/江南区)の(今日/週間)天気を知らせてください」というようなテンプレートメッセージに相応し、「南楊州市の今日の天気を知らせてください」というような入力メッセージが入力され、第1キーワードスロットに相応するキーワードグループが「ソウル市」、「釜山市」、「江南区」、「南楊州市」などの地域名称をキーワード選択肢として含む場合、入力メッセージに含まれた「南楊州市」がキーワード選択肢と同一単語であるので、「南楊州市」をキーワードとして決定することができる。同様に、第2キーワードスロットに相応するキーワードグループが、「今日」、「明日」、「週間」、「月間」などの期間をキーワード選択肢として含む場合、入力メッセージに含まれた「今日」がキーワード選択肢と同一単語であるので、「今日」をキーワードとして決定することができる。さらに、キーワード決定部170は、「(ソウル市/釜山市/江南区)の(今日/週間)天気を知らせてください」というようなテンプレートメッセージに相応し、「ソウル市週間」というような短答型入力メッセージが入力されても、前述のような方法で、「ソウル市」、「週間」がそれぞれ第1キーワードスロット、第2キーワードスロットに相応するキーワードグループの選択肢と同一単語であるので、「ソウル市」、「週間」をそれぞれキーワードとして決定することができる。
【0060】
選択的実施形態において、キーワード決定部170は、ユーザがキーワードスロットに直接単語を入力することにより、キーワードを決定することもできる。
【0061】
結果メッセージ提供部180は、キーワードに相応する情報を含む結果メッセージを提供する。例えば、本発明によるメッセンジャー基盤サービス提供装置100が、天気情報を提供することができるソフトウェアロボット機能を提供し、「ソウル市」、「今日」がそれぞれキーワードとして決定された場合、結果メッセージ提供部180は、ソウル市の今日の天気情報を含む結果メッセージを生成して提供することができる。
【0062】
選択的実施形態において、結果メッセージ提供部180は、キーワードに相応する情報が存在しない場合、キーワードに相応する情報が存在するキーワードを任意に決定し、任意にキーワードが決定されたテンプレートメッセージを含むフィードバックメッセージを、結果メッセージとして提供することができる。例えば、「(ソウル市/釜山市/江南区)の(今日/週間)天気を知らせてください」というようなテンプレートメッセージに相応し、ユーザが「町内の今日の天気を知らせてください」というような入力メッセージを入力し、「町内」に相応する情報が存在しない場合、結果メッセージ提供部180は、「お問い合わせ内容が『九老区の今日の天気を知らせてください』ですか」というようなフィードバックメッセージを、結果メッセージとして提供することができる。
【0063】
かように、本発明の一実施形態によるメッセンジャー基盤サービス提供装置100は、ユーザにテンプレートメッセージを提供し、ユーザがテンプレートメッセージに相応して入力メッセージを入力すれば、入力メッセージからキーワードを決定し、キーワードに相応する情報を提供することにより、1回の対話やり取りのみで、ユーザ所望の情報をさらに迅速に提供することができ、ユーザが頻繁に利用するキーワードをテンプレートに挿入して表示することにより、ユーザが頻繁に利用する情報をさらに容易に確認するようにすることができる。
【0064】
図3は、本発明の一実施形態によるメッセンジャー基盤サービス提供方法を示した動作フローチャートである。
【0065】
図3を参照すれば、本発明の一実施形態によるメッセンジャー基盤サービス提供方法は、テンプレートメッセージ提供部160がテンプレートメッセージを提供する段階(S310)、キーワード決定部170がキーワードを決定する段階(S320)、及び結果メッセージ提供部180が結果メッセージを提供する段階(S330)を含む。
【0066】
まず、テンプレートメッセージ提供部160がキーワードスロットが含まれたテンプレートメッセージを、ユーザ端末機300に提供する(S310)。段階(S310)において、テンプレートメッセージ提供部160は、キーワードスロットにキーワード選択肢を挿入し、テンプレートメッセージを生成することができ、キーワード決定履歴情報を考慮し、キーワード選択を異なって決定するか、あるいはキーワード挿入順序を異なって決定することができる。
【0067】
次に、キーワード決定部170が、段階(S310)で生成されたテンプレートメッセージに相応し、ユーザ端末機300で入力された入力メッセージを受信し、入力メッセージを利用して、キーワードスロットに相応するキーワードを決定する(S320)。段階(S320)において、キーワード決定部170は、入力メッセージに含まれた単語のうち、キーワードグループに含まれたキーワード選択肢のうちいずれか1以上と同一単語をキーワードとして決定することができる。
最後に、結果メッセージ提供部180が、段階(S320)で決定されたキーワードに相応する情報を含む結果メッセージを、ユーザ端末機300に提供する(S330)。
【0068】
図4は、図1に図示されたユーザ端末機300に、インスタントメッセージングアプリケーションが実行されている画面の一例である。
【0069】
図4を参照すれば、図1に図示されたメッセージ基盤情報提供装置100が、天気情報を提供するソフトウェアロボット(以下、「天気ボット」とする)を介して、ユーザに天気情報を提供していることが分かる。
【0070】
まず、天気ボットが、ユーザの入力を誘導するために、「(ソウル市/釜山市/江南区)の(今日/週間)天気を知らせてください」というような文言を含むテンプレートメッセージ410を表示することができる。
【0071】
ユーザが、テンプレートメッセージ410に相応し、「ソウル市の今日の天気を知らせてください」というような入力メッセージ420を入力する場合、天気ボットは、入力メッセージ420から、「ソウル市」及び「今日」をキーワードとして決定し、決定されたキーワードを基に、ソウル市の今日の天気に係わる情報を、結果メッセージ430形態で表示することができる。
【0072】
かように、本発明の一実施形態によるメッセージ基盤情報提供装置は、複数のキーワードスロットが含まれたテンプレートをユーザに提供し、ユーザがキーワードスロット数通りに、キーワードを入力するように誘導することにより、1回の対話やり取りのみで、ユーザ所望の情報をさらに迅速に提供することができる。同時に、本発明によれば、ボットが理解することができる文法体系通りユーザの文字入力を誘導し、1つの文章を完成することにより、ユーザがボットから何回もガイドを受けて入力した複数のキーワードを基に、所望情報を得なければならないという煩わしさを避けることができる。
【0073】
図5は、図1に図示されたユーザ端末機300に、インスタントメッセージングアプリケーションが実行されている画面の他例である。
【0074】
まず、図5Aのように、天気ボットがユーザの入力を誘導するために、「(ソウル市/釜山市/江南区)の(今日/週間)天気を知らせてください」というような文言を含むテンプレートメッセージ410を表示することができる。
【0075】
ユーザがテンプレートメッセージ410に相応し、「南楊州市の明日の天気を知らせてください」というような入力メッセージ520を入力する場合、天気ボットは、入力メッセージ520から、「南楊州市」及び「明日」をキーワードとして決定し、決定されたキーワードを基に、南楊州市の明日の天気に係わる情報を、結果メッセージ530形態で表示することができる。
【0076】
図5Aのような場合が反復され、各キーワードスロットに挿入されていない「南楊州市」及び「明日」が反復的にキーワードとして決定される場合、天気ボットは、当該キーワードスロットに「南楊州市」及び「明日」を優先的に選択して挿入することができる。
【0077】
その場合、図5Bのように、天気ボットは、「(南楊州市/ソウル市/釜山市)の(明日/今日)天気を知らせてください」というような文言を含むテンプレートメッセージ510)に変更して表示することができる。
【0078】
かように、本発明の一実施形態によるメッセージ基盤情報提供装置は、ユーザが反復入力するキーワードを、テンプレートに挿入してユーザに提供することにより、ユーザが頻繁に利用する情報をさらに容易に確認するようにすることができる。
【0079】
図6は、図1に図示されたユーザ端末機に、インスタントメッセージングアプリケーションが実行されている画面のさらに他の例である。
【0080】
まず、図6Aのように、天気ボットがユーザの入力を誘導するために、「(ソウル市/釜山市/江南区)の(今日/週間)天気を知らせてください」というような文言を含むテンプレートメッセージ410を表示することができる。
【0081】
ユーザがテンプレートメッセージ410に相応し、「釜山市の今日の天気を知らせてください」というような入力メッセージ620を入力する場合、天気ボットは、入力メッセージ620から、「釜山市」及び「今日」をキーワードとして決定し、決定されたキーワードを基に、釜山市の今日の天気に係わる情報を、結果メッセージ630形態で表示することができる。
【0082】
図6Aのような場合が反復され、第1キーワードスロットに挿入された「釜山市」が反復的にキーワードとして決定される場合、天気ボットは、第1キーワードスロットに挿入されたキーワード選択肢のうち「釜山市」の順序を前方へ変更することができる。
【0083】
その場合、図6Bのように、天気ボットは、「(釜山市/ソウル市/江南区)の(今日/週間)天気を知らせてください」というような文言を含むテンプレートメッセージ610に変更して表示することができる。
【0084】
かように、本発明の一実施形態によるメッセージ基盤情報提供装置は、ユーザが反復入力するキーワードを、キーワード選択肢のうち前側に配置させ、ユーザに提供することにより、ユーザが頻繁に利用する情報をさらに容易に確認するようにすることができる。
【0085】
図7は、図1に図示されたユーザ端末機に、インスタントメッセージングアプリケーションが実行されている画面のさらに他の例である。
【0086】
まず、天気ボットがユーザの入力を誘導するために、「(ソウル市/釜山市/江南区)の(今日/週間)天気を知らせてください」というような文言を含むテンプレートメッセージ410を表示することができる。
【0087】
ユーザがテンプレートメッセージ410に相応し、「ソウル市週間」というような短答型の入力メッセージ720を入力する場合、天気ボットは、入力メッセージ720から、「ソウル市」及び「週間」をキーワードとして決定し、決定されたキーワードを基に、ソウル市の週間天気に係わる情報を、結果メッセージ730形態で表示することができる。
【0088】
かように、本発明の一実施形態によるメッセージ基盤情報提供装置は、複数のキーワードスロットが含まれたテンプレートをユーザに提供するが、ユーザがキーワードスロットに相応するキーワードのみを短答型で入力可能にすることにより、ユーザ所望の情報をさらに迅速に提供することができる。
【0089】
図8は、図1に図示されたユーザ端末機に、インスタントメッセージングアプリケーションが実行されている画面のさらに他の例である。
【0090】
まず、天気ボットがユーザの質疑メッセージ805に相応し、テンプレートメッセージ810を表示することができる。例えば、ユーザの質疑メッセージ805が「台風」というような文言である場合、天気ボットは、台風と係わる「台風が(いつ/昨日/今日/明日/主観式)(来ますか/来ましたか)「820のようなテンプレート文言を含むテンプレートメッセージ810を表示することができる。
【0091】
この時、天気ボットは、複数のテンプレート文言を含むテンプレートメッセージ810を表示することができる。例えば、天気ボットは、「台風が(いつ/昨日/今日/明日/主観式)(来ますか/来ましたか)」(820)、「台風が(どの国に/どの方向に/どの国から/主観式)(行きますか/過ぎましたか/来ましたか)」(830)、「台風(警報/注意報/主観式)が(出されますか/どんなようですか)」(840)、「台風の(大きさ/中心気圧/発生原因/英訳)は、(何ですか/どのように測定しますか)」(850)のように、4個のテンプレート文言を含むテンプレートメッセージ810を表示することができる。
【0092】
たとえ図8には図示されていないにしても、4個のテンプレート文言は、それぞれ別途のテンプレートメッセージとしても表示される。
【0093】
かように、本発明の一実施形態によるメッセージ基盤情報提供装置は、ユーザの質疑メッセージに応答し、複数のテンプレート文言を提供することにより、ユーザがボットが理解することができる文法体系をさらに容易に確認することができる。
【0094】
図9は、図1に図示されたユーザ端末機に、インスタントメッセージングアプリケーションが実行されている画面のさらに他の例である。
【0095】
まず、証券ボットがユーザの入力を誘導するために、チャットウィンドウには、「今日の(電子/化学/機械)分野の(ストップ高/ストップ安)種目(10)個を示してください」というような文言を含むテンプレートメッセージ910を表示し、対話入力ウィンドウ920には、キーワードスロットが空きスペースである「今日の( )分野の( )種目( )個を示してください」というようなテンプレートメッセージ930を表示することができる。
【0096】
ユーザがテンプレートメッセージ910に相応し、「今日の電子分野のストップ高種目10個を示してください」というような入力メッセージを全部直接入力する必要なしに、対話入力ウィンドウ920内に表示されたテンプレートメッセージ930のキーワードスロットを選択し、当該キーワードスロットに相応する単語を入力し、入力メッセージを完成することができる。さらに具体的には、ユーザは、テンプレートメッセージ930の「( )分野」を選択して「電子」を入力し、「( )種目」を選択して「ストップ高」を入力し、「( )個」を選択して「10」を入力することにより、「今日の電子分野のストップ高種目10個を示してください」というような入力メッセージを入力することができる。
【0097】
ユーザが「( )分野」を選択する場合、当該キーワードスロットに相応する案内メッセージがポップアップ形態にも表示される。例えば、ユーザが「( )分野」を選択する場合、「分野を入力してください」というような案内メッセージが表示され、「( )種目」を選択する場合、「『ストップ高』または『ストップ安』を入力してください」というような案内メッセージが表示され、「( )個」を選択する場合、「種目個数を入力してください」というような案内メッセージが表示されもする。
【0098】
かように、本発明の一実施形態によるメッセージ基盤情報提供装置は、キーワードスロットが含まれたテンプレート文言を対話入力ウィンドウに表示し、キーワードスロットに相応する単語さえ入力すれば、入力メッセージが完成されるようにすることにより、ユーザ所望の情報をさらに迅速に提供することができる。
【0099】
かような本発明の実施形態によるメッセンジャー基盤サービス提供方法によって、1回の対話やり取りのみで、ユーザ所望の情報をさらに迅速に提供することができ、ユーザが頻繁に利用するキーワードをテンプレートに挿入して表示することにより、ユーザが頻繁に利用する情報を、さらに容易に提供する効果を得ることができる。
【0100】
前述の本発明による実施形態は、多様なコンピュータ構成要素を介して実行されるプログラム命令語の形態によって具現され、コンピュータ判読可能な記録媒体にも記録される。前記コンピュータ判読可能な記録媒体は、プログラム命令語、データファイル、データ構造などを単独でまたは組み合わせて含んでもよい。前記コンピュータ判読可能な記録媒体に記録されるプログラム命令語は、本発明のために特別に設計されて構成されたものであってもよく、コンピュータソフトウェア分野の当業者に公知されて使用可能なものであってもよい。コンピュータ判読可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピィーディスク及び磁気テープのような磁気媒体;CD−ROM(compact disc read only memory)及びDVD(digital versatile disc)のような光記録媒体;フロプティカルディスク(floptical disk)のような磁気−光媒体(magneto-optical medium);及びROM(read-only memory)、RAM(random access memory)、フラッシュメモリのような、プログラム命令語を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。プログラム命令語の例としては、コンパイラによって作われるような機械語コードだけではなく、インタープリタなどを使用して、コンピュータによって実行される高級言語コードも含まれる。ハードウェア装置は、本発明による処理を遂行するために、1以上のソフトウェアモジュールによっても変更され、その逆も同様である。
【0101】
本発明で説明する特定実行は、一実施形態であり、いかなる方法によっても、本発明の範囲を限定するものではない。明細書の簡潔さのために、従来の電子的な構成、制御システム、ソフトウェア、前記システムの他の機能的な側面の記載は省略されもする。また、図面に図示された構成要素間の線の連結または連結部材は、機能的な連結、及び/または物理的または回路的な連結を例示的に示したものであり、実際の装置においては、代替可能であったり追加されたりする多様な機能的な連結、物理的な連結または回路連結としても示される。また、「必須な」、「重要に」ような具体的な言及がなければ、本発明適用のために必ずしも必要な構成要素ではないこともある。
【0102】
従って、本発明の思想は、前述の実施形態に限って決定されるものではなく、特許請求の範囲だけではなく、該特許請求の範囲と均等であるか、あるいはそこから等価的に変更された全ての範囲は、本発明の思想の範疇に属するものとするのである。
【産業上の利用可能性】
【0103】
本発明の実施形態は、メッセンジャー基盤サービス提供装置、及びそれを利用した方法に係わり、メッセンジャー上で対話形式で、ユーザ所望の情報を提供することができる。かような本発明は、メッセンジャー基盤サービスのユーザが、自身の意図によって願う情報を、メッセンジャー上で対話形式で提供することができるようにすることにより、メッセンジャーサービス利用の便宜性を増大させるメッセンジャー基盤サービス提供方法及びメッセンジャー基盤サービス提供装置に利用可能である。
図1
図2
図3
図4
図5A
図5B
図6A
図6B
図7
図8
図9