特許第6900019号(P6900019)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6900019
(24)【登録日】2021年6月18日
(45)【発行日】2021年7月7日
(54)【発明の名称】多面体ワークの研削方法
(51)【国際特許分類】
   B24B 7/00 20060101AFI20210628BHJP
   B24B 49/04 20060101ALI20210628BHJP
【FI】
   B24B7/00 Z
   B24B49/04 Z
【請求項の数】2
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2016-104637(P2016-104637)
(22)【出願日】2016年5月25日
(65)【公開番号】特開2017-209753(P2017-209753A)
(43)【公開日】2017年11月30日
【審査請求日】2019年4月8日
(73)【特許権者】
【識別番号】000150604
【氏名又は名称】株式会社ナガセインテグレックス
(74)【代理人】
【識別番号】100105957
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100068755
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 博宣
(72)【発明者】
【氏名】新藤 良太
【審査官】 山内 康明
(56)【参考文献】
【文献】 実開昭54−132085(JP,U)
【文献】 実開平05−051549(JP,U)
【文献】 実開平06−036758(JP,U)
【文献】 特開平11−347899(JP,A)
【文献】 特開2013−086211(JP,A)
【文献】 米国特許第04679355(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B24B 7/00
B24B 49/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
往復移動可能なテーブルの水平な上面に固定された六面体ワークである多面体ワークの上面に位置する側面部を、昇降可能な昇降体に支持された回転砥石により平面研削する研削方法であって、
多面体ワークの上面に位置する側面部を、前記回転砥石の外周面である研削面により研削することで第1基準面としての側面を形成し、
多面体ワークを倒して横向きになった前記テーブルの水平な上面に対する第1基準面の角度を、前記昇降体に支持された検出装置により測定するとともに、第1基準面に隣接し多面体ワークの上面に位置する側面部の角度を前記検出装置により測定して、第1基準面に対して直角をなす仮想平面を設定し、その仮想平面が実際の側面として出現するように上面に位置する側面部を研削することで第2基準面としての側面を形成し、
多面体ワークを倒して横向きになった前記テーブルの水平な上面に対する第1,第2基準面の角度をそれぞれ前記検出装置により測定するとともに、第1,第2基準面に隣接し多面体ワークの上面に位置する側面部の角度を前記検出装置により測定して、第1,第2基準面の双方に対して直角をなす仮想平面を設定し、その仮想平面が実際の側面として出現するように上面に位置する側面部を研削し、
仮想平面が実際の側面となるように、互いに隣接する3箇所の側面部を研削した後に、研削済みの各側面の反対側の側面部を研削済みの側面と平行になるように研削する多面体ワークの研削方法。
【請求項2】
仮想平面が実際の側面として出現するように研削する場合、その研削前に、前記回転砥石の外周面である研削面が仮想平面の角度に沿う角度となるように、前記研削面をドレスする請求項1に記載の多面体ワークの研削方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、六面体ワーク等の多面体ワークの側面部に対して研削(切削,研磨を含む)を実行するようにした多面体ワークの研削方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、加工具によって生じた表面のうねり形状を低減させるための技術が開示されている。この技術は、ワークの表面を回転砥石で複数回研削するものであって、同じ領域を研削する場合、研削開始位置を変更することにより、ワークの表面にうねりが出現しないようにしたものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2002−66916号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従って、特許文献1の技術については、ワークの表面のうねりを除去して研削精度を向上できるが、多面体ワークの側面相互の関係、例えば隣接する側面に対する直角度を高精度に出現させて、多面体ワーク全体を所要形状に高精度に加工することには不向きであった。このように、多面体の側面を他の側面との関係において高精度に研削形成することは困難であって、このような研削においては、一般には専用研削盤が用いられたり、汎用研削盤において精密バイスでワークを傾けてチャッキングしたり、あるいはシムを用いてワークの傾き角度を調整したりしている。
【0005】
専用研削盤は高価で、かつ所定の加工以外の加工をしたりする等の柔軟運用は困難である。一方、汎用研削盤でワークをチャッキングさせることはセッティングが難しく、かつ大きなワークを固定することが困難である。また、シムを用いてワークの傾き角度を調整する場合は、微少単位(例えばミクロンメートル単位)の調整を余儀なくされるため、その作業に手間がかかり、熟練を要するものであった。
【0006】
本発明の目的は、専用研削盤を用いたりすることなく、多面体ワークを所要形状に高精度に加工できる多面体ワークの研削方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的を達成するために、本発明の多面体ワークの研削方法においては、往復移動可能なテーブルの水平な上面に固定された六面体ワークである多面体ワークの上面に位置する側面部を、昇降可能な昇降体に支持された回転砥石により平面研削する研削方法であって、多面体ワークの上面に位置する側面部を、前記回転砥石の外周面である研削面により研削することで第1基準面としての側面を形成し、多面体ワークを倒して横向きになった前記テーブルの水平な上面に対する第1基準面の角度を、前記昇降体に支持された検出装置により測定するとともに、第1基準面に隣接し多面体ワークの上面に位置する側面部の角度を前記検出装置により測定して、第1基準面に対して直角をなす仮想平面を設定し、その仮想平面が実際の側面として出現するように上面に位置する側面部を研削することで第2基準面としての側面を形成し、多面体ワークを倒して横向きになった前記テーブルの水平な上面に対する第1,第2基準面の角度をそれぞれ前記検出装置により測定するとともに、第1,第2基準面に隣接し多面体ワークの上面に位置する側面部の角度を前記検出装置により測定して、第1,第2基準面の双方に対して直角をなす仮想平面を設定し、その仮想平面が実際の側面として出現するように上面に位置する側面部を研削し、仮想平面が実際の側面となるように、互いに隣接する3箇所の側面部を研削した後に、研削済みの各側面の反対側の側面部を研削済みの側面と平行になるように研削することを特徴とする。
【0009】
本発明によれば、多面体ワークの側面を基準として仮想平面を設定し、その仮想平面が他の側面として出現するように多面体ワークを研削することにより、高精度な多面体を容易に加工できる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、専用研削盤を用いたりすることなく、多面体ワークを所要形状に容易に加工できるという効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】研削装置の側面図。
図2】研削装置の電気的構成を示すブロック図。
図3】研削装置の研削部の斜視図。
図4】(a)は、研削状態を示す斜視図、(b)は、別の研削状態を示す斜視図。
図5】多面体ワークの斜視図。
図6】ひとつの基準面に対する仮想平面を示す斜視図。
図7】仮想平面を示す側面図。
図8】ふたつの基準面に対する仮想平面を示す斜視図。
図9】多面体ワークの研削手順を示すフローチャート。
図10】多面体ワークとドレスされた回転砥石とを示す側面図。
図11】多面体ワークと回転砥石とを示す正面図。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1図3に示すように、研削盤の機台21上には上面が水平な設置面になっているテーブル22がモータ27によりX軸方向(左右方向)に往復移動可能に搭載され、その水平な上面には多面体ワーク70がマグネットチャック等の固定手段を用いて固定される。テーブル22の隅角部には、ドレッサ29が設置されている。
【0013】
本実施形態において取り扱われる多面体ワーク70は六面体であって、各側面は隣接する他の側面に対して直角をなすように、研削によって形成される。
テーブル22の上方には、昇降体25がモータ26によってY軸方向(上下方向)に、かつモータ28によりZ軸方向(前後方向)に移動可能に設けられている。この昇降体25にはモータ23によって回転される回転砥石24がY軸方向(上下方向)に昇降可能に設けられている。この回転砥石24はテーブル22の移動領域の上方に位置している。そして、この回転砥石24により、テーブル22上の多面体ワーク70の上面を研削することができる。この場合、前記X軸,Y軸,Z軸の3軸方向の移動の少なくとも2軸方向の移動を合成すれば、多面体ワーク70に対して任意の傾斜角度の研削面を形成できる。
【0014】
そして、本実施形態においては、回転砥石24をX軸,Y軸,Z軸の3軸方向に移動させるモータ26,27,28として、サーボモータが用いられている。
前記各モータ23,26,27,28は制御装置33による制御を受ける。記憶部34は研削装置全体を動作させるためのプログラムや一時的なデータを記憶する。そして、制御装置33は、前記各モータ23,26,27,28の動作を制御することにより、回転砥石24によるX軸,Y軸,Z軸の各方向における平面研削を実行させる。
【0015】
前記昇降体25には検出装置31が設けられ、その検出装置31の検出子32において多面体ワーク70の面の位置や傾きを検出することができる。検出されたデータは制御装置33に入力される。研削盤の機台21の近傍には、入力装置40としてのタッチパネルを兼用する表示装置が設置されている。
【0016】
次に、以上のように構成された研削盤における研削方法を図9のフローチャートに従って説明する。このフローチャートは、制御装置33の記憶部34に記憶されたプログラムの実行手順を示すものであって、制御装置33の制御のもとに進行する。本実施形態の研削方法は、図5に示すような六面体ワークである多面体ワーク70の側面部を他の側面に対して直角または平行に研削するものである。
【0017】
はじめに、作業者により、入力装置40上において、多面体ワーク70の各側面部701〜706に対する切込み量が設定されるとともに、図3及び図5に示すように、多面体ワーク70の6箇所の側面部のうち一つの側面部701が上向きになるように、多面体ワーク70が作業者によってテーブル22の水平な上面の設置面にセットされる。そして、上向きの側面部701の位置及び角度が検出子32によって検出されて、測定される。検出子32による測定結果は、制御装置33に転送されて、側面部701の位置及び傾きが制御装置33によって認識される。また、検出子32による側面部701や後述の他の側面部702等及び側面71等の測定の場合、測定される面,すなわち被測定面の少なくとも2箇所のポイントを測定する必要があるが、3箇所以上のポイントを測定することが好ましい。
【0018】
そして、その多面体ワーク70の上面の側面部701が回転砥石24により設定された切込み量となるように水平方向に平面研削される(図9のS1)。この側面部701及び後述の他の側面部702,703の平面研削においては、側面部701,702,703の測定された最も高い位置を基準にして、前記の設定された切込み量が得られるように研削されるものである。側面部701の研削によって形成された側面71が第1の基準面となる。
【0019】
次に、図6に示すように、前記側面71が横向きになって検出子32と対向するように多面体ワーク70を倒して、この側面71の位置と傾きとが測定されるとともに、上面に位置する側面部702の位置と傾きとが測定される(図9のS2)。この場合、例えば、図4(a)に示すように、前記側面部701が後ろ側になるように設置される。
【0020】
次いで、図6及び図7に示すように、第1基準面である側面71に対して隣接するとともに、直角をなす側面72を表す仮想平面S1が演算される(図9のS3)。この仮想平面S1は、側面71と隣接する側面部702を前述した設定切込み量に従って研削した場合において、側面71の上側の辺H1を一辺とした平面である。
【0021】
次いで、前記のように演算された仮想平面S1のX方向及びZ方向の傾斜角度が判別される(図9のS4)。ここで、図10に示すように、仮想平面S1がZ方向において傾斜されている場合は、テーブル22及び回転砥石24の移動により、回転砥石24がドレッサ29に対向される。そして、その位置で、回転砥石24がZ方向とY方向との合成方向に移動されて、回転砥石24の研削面241が前記の傾斜角度θに沿って角度θとなるように、ドレスされる(図9のS5)。仮想平面S1がZ方向において傾斜されていない場合は、前記S5の処理は実行されない。
【0022】
そして、テーブル22がX方向に往復移動されるとともに、回転砥石24が側面部702に対してY軸方向及びZ軸方向に送られながら、側面71を基準にした仮想平面S1が実際の平面である側面72となるように、側面部702が切込まれる(図9のS6)。この場合、仮想平面S1が、図11に示すように、X方向において傾斜している場合は、回転砥石24がX方向とY方向との合成方向に移動される。このようにして、側面71である第1基準面に対して直角な側面72が出現され、この側面72が第2基準面になる。
【0023】
次いで、第1基準面及び第2基準面と隣接するつの側面部703,704のうちの一つの側面部703を上向きにし、従って、第1,第2基準面である側面71,72を向きにし、側面71,72の位置と角度とが測定されるとともに、上向きの側面部703の位置と角度とが測定される(図9のS7)。この場合、例えば、図4(b)に示すように、前記と同様に、前記側面部701が後ろ側になるように設置される。そして、その測定結果に基づき、図8に示すように、第1,第2基準面である側面71,72の双方に対して直角をなす仮想平面S2が演算される(図9のS8)。すなわち、この仮想平面S2は、側面部703を前述した設定切込み量に従って研削した場合、側面71,72の上側の辺H2,H3を各一辺とした平面である。
【0024】
次いで、前記のように演算された仮想平面S2のX方向及びZ方向の傾斜角度θ1が判別される(図9のS9)。ここで、仮想平面S2がZ方向において傾斜されている場合は、回転砥石24がドレッサ29に対向され、その状態で、Z方向とY方向との合成方向に移動されて、回転砥石24の研削面241が前記の傾斜角度θ1となるように、ドレスされる(図9のS10)。仮想平面S2がZ方向において傾斜されていない場合は、前記S10の処理は実行されない。
【0025】
そして、側面71,72を基準にした仮想平面S2が実際の平面である側面73となるように、テーブル22がX方向に往復移動されるとともに、回転砥石24がY軸方向及びZ軸方向に送られながら、側面部703が切込まれる(図9のS11)。この場合、仮想平面S2が、図11に示すように、X方向において傾斜している場合は、回転砥石24がX方向の移動にともない、Y方向にも移動される。このようにして、側面71,72による第1基準面及び第2基準面に対して直角な側面73が出現される。
【0026】
以上のように、3つの側面71,72,73が相互に直角をなすように側面部701〜703が研削される。その後は、回転砥石24の研削面241の傾斜角度θ,θ1がゼロになるように、前記ドレッサ29によるドレスによって研削面241が補正される。
【0027】
その後、各側面71,72,73が順次下側になるように多面体ワーク70をテーブル22の水平な設置面上に設置して、各側面71,72,73の反対側の側面部704,705,706が側面71,72,73と平行に研削される。
【0028】
このようにすれば、各側面が隣接する他の側面に対して直角をなす六面体が形成される。
従って、前記実施形態においては、以下の効果がある。
【0029】
(1)仮想平面S1,S2を演算し、その仮想平面S1,S2が出現するように、回転砥石24の研削面241を必要に応じてドレスし、回転砥石24を研削送りすればよいため、汎用研削盤を用いて、六面体等の多面体ワーク70を正確かつ容易に研削することができる。
【0030】
(2)多面体ワーク70を高精度加工するための新たな構成の追加が不要であるため、研削盤の構造が複雑化することを回避できる。
(3)多面体ワーク70をバイスやシムを用いて位置決めする必要がないため、加工開始前の段取りが容易になり、切削加工を効率よく行なうことができる。
【0031】
(4)側面部701,702,703の研削に先立って、必要に応じて回転砥石24の研削面241が仮想平面に沿うようにドレスされるため、研削面241を側面部に対して面接触させることができる。このため、研削面241の偏摩耗を回避できるとともに、高精度研削加工が可能になる。
【0032】
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、以下のような態様で具体化してもよい。
・多面体ワークが六面体であるが、角棒状のような長尺状の場合は、長さ方向の両端面に対する研削加工が不要な場合がある。このような場合は、両端面を除く4箇所の側面部を高精度に研削すればよいため、基準の1箇所の側面に対して仮想平面を設定して研削する作業は1回でよい。残りの2箇所の側面部は、反対側の側面と平行に研削すればよい。
【0033】
・12面体等の六面体以外の多面体ワークを研削すること。
・側面部を隣接する他の側面に対して直角に研削する以外の角度で研削すること。
・前記実施形態では、加工開始時に多面体ワーク70の各側面部の切込み量を設定したが、側面部の研削後であって、次の側面部の加工前に、切込み量を設定すること。
【0034】
・測定された側面部の切込み量を、最も測定部の高い位置を基準にして得られるようにしたが、最も低い位置を基準にしたり、高い位置と低い位置との間の中間位置を基準にしたりすること。
【0035】
・前記実施形態の研削盤を六面体の側面の直角度を測定するための測定器として用いること。
・仮想平面を基準面に対して90度以外の角度、例えば、90.01度に設定すること。このようにすれば、側面の角度の微調整を行なうことができる。
【0036】
・実施形態の研削盤以外の研削盤や他の工作機械で加工された多面体ワーク70を、実施形態の研削盤において側面を計測して仮想平面を演算すること。
・モータとして、サーボモータに代えて、リニアモータを用いること。
【符号の説明】
【0037】
22…テーブル、24…回転砥石、31…検出装置、33…制御装置、34…記憶部、70…多面体ワーク、71…側面、72…側面、73…側面、241…研削面、701…側面部、702…側面部、703…側面部、704…側面部、705…側面部、706…側面部、S1…仮想平面、S2…仮想平面。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11