(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記遠隔サーバは、複数のコンピュータ実行可能命令セットのデータベースを備え、各コンピュータ実行可能命令セットは、異なる製品に特有であり、前記購入オファーを生成することは、前記複数のコンピュータ実行可能命令セットのうち、前記標的製品に対応するコンピュータ実行可能命令セットを実行することを含み、前記データベースは、不揮発性コンピュータ可読媒体内に記憶される、請求項1に記載の方法。
前記ユーザによって購入が検討されている標的製品を識別することは、前記拡張現実デバイスを介して、前記ユーザによる前記標的商品の移動を検出することを含む、請求項1に記載の方法。
前記ユーザによって購入が検討されている標的製品を識別することは、前記拡張現実デバイスを介して、前記ユーザと前記標的製品との間の距離を検出することを含む、請求項1に記載の方法。
前記ユーザによって購入が検討されている標的製品を識別することは、前記拡張現実デバイスを介して、小売場所に対する前記標的製品の位置を検出することを含む、請求項1に記載の方法。
【発明を実施するための形態】
【0018】
本開示は、概して、小売場所における商品および/またはサービスを購入するための拡張現実デバイス、システム、および方法に関する。これらのデバイス、システム、および方法は、ユーザに、列に並んで待つ、または店員とやりとりすることなく、小売場所において選択されたアイテムを購入するオプションを提供してもよい。拡張現実(AR)システムの拡張現実デバイス(ARD)は、店舗内の販売のためのアイテムと関連付けられた情報を捕捉してもよい。例えば、ARDは、ユーザに関心のある(例えば、ユーザによって視認された、または取り上げられた)アイテムを識別し、ユーザがアイテムを取り上げたかどうかを決定するように構成されてもよい。ユーザがアイテムを取り上げた場合、ARDは、ユーザが店舗内を動き回るにつれて、アイテムの移動および/または場所を監視するように構成されてもよい。ARシステムはさらに、ユーザのARDおよび/または小売場所内の他のARDと通信するサーバ(例えば、販売店サーバ)を備えてもよく、ユーザがアイテムの購入を所望する場合、サーバとユーザARDとの間の通信は、金額の送金を促進し、購入を完了してもよい。随意に、サーバはまた、取り上げられたアイテムの場所および/またはアイテムを取り上げたユーザの場所を追跡してもよい。サーバは、本情報を使用して、ユーザに、小売場所から離れることに先立って、携行されているアイテムの購入を促し、および/またはユーザが購入されていないアイテムとともに小売場所から出る場合、通知をユーザおよび/または販売店に生成してもよい。
【0019】
ARシステムのいくつかの変形例は、随意に、小売場所においてアイテムまたは標的を購入するかどうかを決定する際、ユーザを補助するように構成されてもよい。物理的、オンライン、または仮想(拡張または仮想現実の意味において)の任意の小売環境において、顧客が標的に関心を示す時間と顧客が実際の購入トランザクションを行う(または購入を行わないと決定する)時間との間には、ある時間インターバルが存在する。本書の目的のために、我々は、本期間を交渉インターバルと称するであろう。交渉インターバルの開始は、ユーザが小売環境内の標的を視認する、触れる、または取り上げることによって、および/またはユーザが購入のための製品(「標的」)を検討していることを明示的に示すとき(例えば、音声コマンドおよび/または買物モードの選択によって)トリガされてもよい。交渉インターバルの終了は、ユーザが製品を購入する、小売場所から離れる(購入を行って、または行わずに)ことによって、および/またはユーザが標的を棚に戻す、および/または標的から歩き去ることによって示され得る、ユーザが標的(または任意の他の製品またはサービス)の購入をもはや検討していないことを明示的に示すときマークされてもよい。
【0020】
本明細書に開示され、
図1Aに図式的に表されるのは、買物客またはユーザと小売場所における販売店との間の購入トランザクションを促進する、および/または購入代替を買物客またはユーザに提供するように構成され得る、拡張現実(AR)システム100である。ARシステム100は、1つまたはそれを上回る拡張現実デバイス(ARD)と通信するように構成される、制御システムまたはサーバ104を備えてもよい。1つまたはそれを上回るARデバイスは、小売場所において1人またはそれを上回るユーザまたは買物客によって装着される1つまたはそれを上回るARD102aと、随意に、その小売場所における1人またはそれを上回る販売店店員によって装着される1つまたはそれを上回るARD102bとを備えてもよい。制御システムまたはサーバ104は、遠隔サーバであってもよく、1つまたはそれを上回るデータベース間および1つまたはそれを上回るデータベースと1つまたはそれを上回るARDとの間の情報/データの通信を促進する、1つまたはそれを上回る機械可読メモリおよび1つまたはそれを上回るコンピュータプロセッサ内に記憶される1つまたはそれを上回るデータベースを備えてもよい。一変形例では、制御システムまたはサーバ104は、販売店在庫システムまたはサーバ(MIS)104aと、オファー交渉システムまたはサーバ(ONS)104bとを備えてもよい。随意に、購入システムは、制御システムまたはサーバ104と通信してもよい、またはMISのいくつかの変形例は、購入システムを含んでもよい。制御システムのこれらおよび他のシステムまたはサーバは、1つの地理的場所に位置してもよい、またはこれらのシステムまたはサーバのうちの1つまたはそれを上回るものは、異なる地理的場所に位置し、有線(例えば、電気、光学、または別様に)または無線接続を介して、相互に通信してもよい。
【0021】
MIS104aは、小売場所の販売店による販売のためにオファーされる製品に関する在庫データを記憶する、1つまたはそれを上回るデータベースと、データを種々のデータベースに伝送し、そこから受信する、プロセッサと、ARD(例えば、ユーザARDおよび/または販売店ARD)と、販売店支払カウンタまたはコンソールとを備えてもよい。MISプロセッサは、随意に、購入トランザクションを促進するように構成されてもよい。いくつかの変形例では、小売場所における支払カウンタまたはコンソールおよび/または仮想またはオンライン購入システムはまた、購入に関するデータを制御システムのMISに通信してもよい。
【0022】
ONSは、種々の小売製品およびサービス、販売店、およびオファーに関するデータ、およびユーザが購入決定を行うことを補助し得る任意のデータを記憶する、1つまたはそれを上回るデータベースを備えてもよい。ARDは、制御サーバ104と無線で通信し、ユーザによって購入を検討されている製品(例えば、標的製品または「標的」)に関連するデータを入手し、本データをユーザに提示し、購入決定を補助するように構成されてもよい。標的およびその標的および/または標的に関連する製品またはサービス(例えば、代替製品)の購入のためのオファーに関するデータは、ONSデータベース(すなわち、ONSの不揮発性メモリ)内に記憶されてもよい。いくつかの変形例では、制御サーバは、外部当事者(EP)106a、106b、106cからのモジュールまたはデータベース構造と通信してもよい。外部当事者は、販売店(ウェブベースの店舗を伴う、または伴わない)、広告主、個人買物客、および同等物であってもよい。他の種類のエンティティもまた、EPであり得、例えば、EPは、Consumer ReportsまたはAmerica’s Test Kitchen等の評価者であってもよい。いくつかの変形例では、EPは、個々のユーザによる販売のためのアイテムのデータベースを維持する、オークションサーバであってもよい。オークションベースのEPは、販売者によって設定された額または他のユーザによる既存の入札に基づいて、ユーザにオファーを行ってもよい。ユーザは、次いで、より高い支払額を入札すること等によって応答してもよい。いくつかの変形例では、オークションベースのEPは、他の潜在的購入者と入札を行う代わりに、購入者がアイテムの購入を直ちに所望する場合、任意のアイテムに対して固定価格をオファーしてもよい。例えば、オークションベースのEPは、販売者が、アイテムID、価格設定、オークションパラメータ等の販売のためのアイテムに関するデータを伝送することを可能にしてもよい。ONSは、EPが、ユーザの現在のアクティビティに基づいて、そのユーザのプライバシーを侵害せずに、ユーザにオファーを行い得る、「ブラインド」フォーラムを提供するように構成されてもよい。EPは、ONSに、参加を所望するONSトランザクションのタイプに関するデータを取り込んでもよい。ONSによって提供されるアプリケーションプログラミングインターフェース(API)は、ARDおよびEPによるアクセスをサポートするように構成されてもよい。ARDおよびEPは、2つの明確に異なる形態のクライアントであってもよく、ARDとONSの相互作用と関連付けられた方法およびプロトコルおよびEPとONSの相互作用と関連付けられたそれらのものが任意の共通要素を含有し得ないという点において、相互に排他的であり得る。
【0023】
ARシステムは、随意に、小売場所全体を通して、例えば、小売場所の入口および出口またはその近傍に位置する、1つまたはそれを上回るスキャナまたはリーダ108を備えてもよい。小売場所における各アイテム103は、1つまたはそれを上回るスキャナまたはリーダ108およびARD102a、102bによって検出され得る、識別タグ105(例えば、RFIDタグ、バーコード、任意のグローバル認識識別等)を備えてもよい。スキャナまたはリーダは、RFIDリーダ、バーコードリーダ、クイックレスポンス(QR)コードリーダ、カメラ、および/または任意の他のタイプの情報リーダのうちの1つまたはそれを上回るものを備えてもよい。スキャナまたはリーダ108は、スキャンデータを制御システムに伝送するために、制御システム104と通信してもよい(例えば、有線、無線、または別様に)。随意に、制御システム104は、信号、例えば、スキャンをアクティブ化、スキャンを非アクティブ化等するためのコマンドをスキャナ108に伝送してもよい。
【0024】
ユーザまたは買物客によって装着されるARDが、標的オブジェクトにおける買物客による関心を検出すると、交渉インターバルが、開始する。本時間の間、ARDは、制御システムのONSにコンタクトし、これは、ARDに、標的または標的に関連する他の製品に関する種々のオファーを通信するであろう。ARDは、情報を提供するように構成されてもよい、および/または交渉インターバルの間、ユーザからの相互作用を求め、買物客がその現在のアクションの過程(すなわち、その特定の日にその特定の販売店からその特定の製品タイプのその特定のインスタンスの購入)を継続するより魅力的であると見出し得る、代替購入オプション、付加的購入のためのオプション(例えば、「その新しい掃除機用の安いバッグの購入を希望しますか?」、または他の関連オファー(例えば、「その車を購入する場合、年末の税金控除のために我々の慈善事業に古い車を寄付することができます」。)を提示してもよい。買物客は、交渉インターバルの間、標的を取り上げ、携行してもよい。
【0025】
交渉インターバルの終了時、製品は、購入されるか、または購入されないかのいずれかとなり、および/または関連または代替製品も、購入されるか、または購入されないかのいずれかとなる。任意の種類のオファーが、網羅されることが意図されるが、インターバル中におけるオファーのための本明細書に説明されるサンプルオファーは、システムの使用のあらゆる可能性として考えられる実施例である。任意の製品が購入されるかどうかにかかわらず、ARシステムは、ユーザの決定に基づいて、アクションを行うことを選定してもよい。例えば、買物客が標的を購入しないと決定するが、しかしながら、ARDシステム(例えば、ARDデバイス、スキャナ)が、買物客が、依然として、標的を携行していることを検出する場合、アラートが、AR制御システムによって生成され、買物客および/または販売店ARDに伝送されてもよい。
【0026】
図1Bは、ARD112、制御システムまたはサーバのONS114、およびEP118間で伝送されるデータおよび情報のタイプの実施例とともに、ARシステム110の一変形例を描写する。いくつかの変形例では、ARD、ONS、およびEP間で交換されるデータおよび情報は、デジタルデータパケットまたはデータ構造の形態であってもよい。例えば、ARD112が、ユーザが標的の購入を検討している、または標的に関する他のトランザクションの過程にあることを決定すると、ARDは、トランザクションインターバル(TI)と呼ばれるデータパケットまたはデータ構造を作成してもよい。TIオブジェクト116は、検討されている標的についての識別情報、および価格データ、販売店データ、および同等物を備えてもよい。TIオブジェクト内に含有されるデータは、ユーザの物理的場所に対応する販売店に特有であってもよい。TIは、交渉インターバルの開始時に作成され、ONSに伝送され、次いで、交渉インターバルの終了時に削除されてもよい。TI内に含有される情報は、交渉インターバルの持続時間全体を通して更新され、例えば、任意のリアルタイム価格変化を示してもよい。ONSは、TIからの識別データおよび/または価格設定データを使用して、標的に関連するオファー122を識別および/または生成してもよい。
【0027】
オファーは、買物客が、検討されている現在の購入の代替として、またはそれに加えてのいずれかで行い得る、任意の種類のトランザクションであってもよい。いくつかの変形例では、オファーは、特定の価格においてアイテムを購入するためにコンピュータ実行可能方法によって実装される、ユーザへの勧誘であってもよい。例えば、オファーは、ある条件が満たされる場合、ONSによって実行される、コンピュータ実装方法のユニットであってもよい。ONSは、そのようなコンピュータ実装方法(例えば、スクリプトによって表され得る)のデータベースを維持するように構成されてもよい。これらのコンピュータ実装方法は、買物客が具体的製品または製品のクラスに対する交渉インターバルにある場合、EPが買物客にオファーすることを所望するものを規定し得る、オファースクリプト(OS)120であってもよい。ONSデータベース内に記憶されるOSは、ONSによって生成されてもよい、および/または1つまたはそれを上回るEP118によって供給されてもよい。いったんONSが、TI内のデータに基づいて標的に関連するOSを識別または生成すると、ONSは、OSを実行し、オファーオブジェクト122をARDに送信する。オファーオブジェクト122は、提案される製品(標的と同一であってもよく、またはそうではなくてもよい)および価格についての情報を含有する、データ構造および/またはデータパケットであってもよい。随意に、オファー122はまた、配信データおよびタイミングを含んでもよい。
【0028】
いくつかの変形例では、ONS114は、EP118に、EPによってONSに提供されるオファーがユーザによって承諾または拒否されたかどうかについての情報を通信するように構成されてもよい。そのような通信は、オファーされた製品、その価格、およびユーザが特定のオファーを承諾したかどうかについての情報を含有する、データ構造および/またはパケットであり得る、通知オブジェクト124の形態であってもよい。ユーザのプライバシー設定に応じて、通知オブジェクト124は、ユーザ識別データを含有してもよい、またはユーザを一意に識別するためにEP118によって使用され得る、任意のデータを含有しなくてもよい。例えば、通知オブジェクトは、一意のユーザデータがEPに提供されないように、匿名性であってもよい。通知オブジェクト124は、ユーザの人口統計または地理的情報(例えば、性別、年齢、標的が検討されている小売店の場所等)を含有してもよいが、一意のユーザデータ(例えば、クレジットカード情報、クレジットスコア、住居の住所、社会保障番号等)を含有しなくてもよい。いくつかの変形例では、ユーザが、EP118によって提供されるオファーの承諾を決定する場合、通知オブジェクト124は、ユーザの許可を得て、十分なユーザデータを含有し、購入トランザクションを完了してもよい。
【0029】
前述のように、ONSは、事前のユーザの同意なく、ユーザ識別情報がEPに伝送されないように、ユーザのプライバシーを保存するように構成されてもよい。いくつかの変形例では、ARDとONSとの間で転送されるデータは、EPとONSとの間で転送されるデータと別個に保たれてもよい。例えば、
図1Bに描写され、前述されたARシステム110は、直接ユーザとそのEPを結び付ける代わりに、ONSを使用して、TIオブジェクトとEPによって提供される関連OSをペアリングすることによって、本情報の分離を維持してもよい。本アーキテクチャでは、ユーザは、必ずしもパーソナルデータをEPに開示することなく、彼らに有益であり得る種々のオファーを検討することが可能である。同時に、EPは、それぞれのユーザを個々に勧誘する代わりに、ONSデータベース内に記憶される単一OSを使用して、複数のユーザにオファーを拡張することが可能であってもよい。
【0030】
以下に説明されるのは、購入代替をユーザに提供するように構成され得る、ARシステムおよびONSのコンポーネントの異なる変形例の実施例である。
【0031】
拡張現実デバイス
ARシステムの一部である、ARDの一実施例が、
図2Aに描写される。
図2Aは、眼鏡202等のユーザの頭部上に装着される光学デバイスであり得る、ARD200を描写する。いくつかの変形例では、ARDは、ユーザの視野に対応する画像を捕捉する、1つまたはそれを上回る画像センサを備えてもよい。ARDはまた、
図2B−2Jに描写されるトーテムのいずれか等、眼鏡202とペアリングされる(例えば、選択的に無線で接続される)トーテムを備えてもよい。トーテムは、入力またはARシステムとの相互作用を可能にするためにユーザによって操作可能であり得る、物理的オブジェクトである。
図2Bは、キーボードの形態におけるトーテムを描写し、
図2Cは、リングの形態におけるトーテムを描写し、
図2Dは、マウスの形態におけるトーテムを描写し、
図2Eは、ハンドヘルドコントローラの形態におけるトーテムを描写し、
図2Fは、球または花の形態におけるトーテムを描写し、
図2Gは、ブロックの形態におけるトーテムを描写し、
図2Hは、ブレスレットの形態におけるトーテムを描写し、
図2Iは、キーチェーンの形態におけるトーテムを描写し、
図2Jは、スタイラスまたは筆記具の形態におけるトーテムを描写する。ARD200は、拡張現実コンテンツ、例えば、拡張現実の視覚的および/またはオーディオコンテンツをユーザに配信するように動作可能な電子機器およびマイクロディスプレイを備えてもよい。電子機器204は、電気または電子コンポーネントを含む、種々の回路を含んでもよい。種々の回路は、拡張現実コンテンツを配信するか、および/または周囲の物理的環境および/またはユーザについての情報を感知、測定、または収集するかのいずれかである、いくつかの変換器に通信可能に結合されてもよい。ARD200はまた、3−D音場を生成するように構成され得る、オーディオサブシステムを備えてもよい。ARD200は、頭部装着型コンポーネント内に統合される、または頭部装着型コンポーネントと別個であり得る、計算コンポーネントを備えてもよい。計算コンポーネントは、論理を具現化するか、またはソフトウェアまたはファームウェア内にエンコードされた命令として具現化される論理を実行することが可能であるかのいずれかである、1つまたはそれを上回るプロセッサ、例えば、1つまたはそれを上回るマイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、グラフィカル処理ユニット、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブルゲートアレイ、プログラマブル論理回路、または他の回路を含んでもよい。計算コンポーネントは、1つまたはそれを上回る非一過性コンピュータ媒体、またはプロセッサ可読媒体、例えば、揮発性および/または不揮発性メモリ、例えば、読取専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、静的RAM、動的RAM、フラッシュメモリ、EEPROM等を含んでもよい。計算コンポーネントは、頭部装着型コンポーネント202に通信可能に結合されてもよく、また、限定ではないが、Bluetooth(登録商標)、WI−FI(R)、またはいくつかのIEEE802.1準拠プロトコル(例えば、IEEE802.11n、IEEE802.11a/c)を含む、種々の形態の通信が可能であり得る、送信機および受信機を備えてもよい。ARD200はまた、位置データを検出し、遠隔コントローラまたはサーバに伝送するように構成される、電子機器を備えてもよい。いくつかの変形例では、ARDの計算コンポーネントのメモリは、1つまたはそれを上回るデータベースを記憶してもよい。例えば、ARDは、アイテムID(例えば、GUID、バーコード等)、アイテム数量、およびアイテムが購入されたかどうか等のユーザの所有下にあるアイテムについての情報を含有する、データベースを含んでもよい。ARDが、ユーザがアイテムを取り上げた(例えば、小売場所における棚から)、アイテムを置く(例えば、小売場所における棚に戻す)、またはアイテムを購入したことを検出すると、データベースは、アイテムのステータスの変化を反映させるために更新されてもよい。これらのイベントはまた、MISに信号伝達され、
図6A−6Dに描写されるデータベース内に類似更新および変化を生じさせてもよい。アイテムがユーザの所有となると、アイテムデータ構造(例えば、
図6E)は、インスタンス化され、ARDメモリ内のデータベースに記憶されてもよい。アイテム特有のデータ(例えば、アイテムID、GUID、URL等)が、ARシステム制御サーバ(例えば、
図6AのMISデータベースまたはシステム制御サーバと通信する他の製品データベース)からARDによって得られてもよい。アイテムが購入されるとき、購入システム(第三者システムまたはMISを介して販売店によって管理されるものであり得る)は、ARDに信号伝達し、アイテムデータ構造のステータスを更新してもよい。類似信号は、MISの
図6A−6Dのデータベースを更新するために使用されてもよい。
【0032】
ARDの別の実施例は、
図2Kに描写される。そこに示されるように、ARD210は、(ARD200の要素のうちの1つまたはそれを上回るものに加え)RFIDリーダ212と、運動検出器214と、場所センサ216とを備えてもよい。RFIDリーダ202は、情報を小売場所における販売のためのアイテムに取り付けられるRFIDタグから読み取るように構成されてもよい。他の変形例では、ARD210は、例えば、バーコードリーダ、クイックレスポンス(QR)コードリーダ、スキャナ、カメラ、および/または任意の他のタイプの情報リーダを備えてもよい。運動検出器214は、ユーザデバイス100の移動を検出するように構成されてもよい。例えば、運動検出器の一変形例は、加速度計および/またはジャイロスコープを備えてもよい。場所センサ216は、ARD210の場所を決定するための任意の好適なシステムを備えてもよい。いくつかの変形例では、場所センサは、全地球測位システム(GPS)、セルラーまたはWi−Fiベースの場所決定システム、および/または屋内使用のために設計された他のシステム(例えば、iBeacons)を備えてもよい。一変形例では、場所センサ216からのデータは、視覚的同時局在化およびマッピング(SLAM)等のコンピュータビジョン技法から導出されるデータと組み合わせられ、小売場所等の屋内空間内のユーザ/ユーザデバイスを特定してもよい。ARD210はまた、他のデバイスとのコネクティビティのためのI/Oインターフェース208を備えてもよい。付加的デバイスの実施例は、限定ではないが、例えば、他のARD、トーテム、タッチスクリーン/タッチパッド、キーパッド、スピーカ、マイクロホン、ディスプレイ等を含んでもよい。
【0033】
ARDの計算コンポーネントは、交渉インターバルの開始および/または終了を示す、ユーザからのキューおよびコマンドを認識するように構成されてもよい。例えば、計算コンポーネントは、購入のために利用可能なユーザの環境内のオブジェクトを識別することが可能なオブジェクト認識ソフトウェアを用いてプログラムされてもよい。随意に、計算コンポーネントはまた、クラウドサーバと通信し、持続的共有クラウドベース世界モデルの一部としてのパラメータ幾何学形状およびポイントを使用して、購入のためのオブジェクトを識別してもよい。計算コンポーネントはまた、手のジェスチャ、身体位置を追跡し、あるジェスチャがあるコマンドに対応することを認識し、命令をそれに従って実行することが可能な非一過性コンピュータ媒体内に記憶されるコンピュータ実装方法を有してもよい。例えば、ARDの計算コンポーネントは、購入のために利用可能なユーザの地理的場所内のオブジェクトを認識する、第1のコンピュータ実装方法と、ユーザ側に購入のためのオブジェクトを検討することに関心がある可能性が高いことを示す手のジェスチャおよびキューを認識する、第2のコンピュータ実装方法とを有してもよい。いくつかの変形例では、コンピュータ実装特徴検出方法は、ユーザが1つのアイテムを周囲のアイテムより長く見ていたことを示す、視覚的キュー(例えば、ARD画像センサからの信号)を使用して、そのアイテムへのユーザ関心を示す信号を生成してもよい。交渉インターバルの開始はまた、ARシステムが、ユーザが小売環境内に居ることを示す挙動および条件のパターンを認識した後、ARシステムが購入のための製品をユーザに提案することによってトリガされてもよい。例えば、ARシステムは、ユーザが小売場所の物理的住所と同じ場所に地理的に位置し、ユーザがその歩くペースを減速または停止したことを検出してもよい。ARシステムはまた、ユーザによって維持される買物リストにアクセスし、リスト上のアイテムと小売店の製品在庫を相互参照し、ユーザに、その特定の小売場所におけるその買物リスト上のあるアイテムの購入の検討を所望し得ることをリマインドしてもよい。随意に、ARシステムは、買物客の注視を分析し、買物客が製品に触れた、またはそれを取り上げたことを認識することによって、またはARDまたはその関連付けられたコンポーネント(例えば、有線または無線で接続される付属品)を通して利用可能な任意のユーザインターフェース(UI)イディオムまたはトーテムを使用した買物客からの明示的信号伝達によって、ユーザがオブジェクトに関心があることを決定してもよい。アイテムの存在は、買物客の移動または場所と組み合わせて、買物客がアイテムの購入に関心があるかどうかを決定することができる。ユーザデバイスによって受信された他のユーザ入力は、これらのアイテムの購入の買物客の意図を確認することができる。したがって、買物客は、店舗を訪れている間、購入トランザクションを完了するために、店頭端末を通過することをもはや要求されない。
【0034】
ARDは、ユーザによって視認されている製品を認識するように構成されてもよい。コンピュータビジョンアルゴリズム、RFID、バーコードスキャン、または任意のそのようなオブジェクト認識機構の動作を通して、これが行われてもよく、自動的に、またはあるアクションが買物客によって開始されるときのみ、行われてもよい。いくつかの変形例では、ARD(例えば、ARD210)は、ARDの近接度センサおよび/またはスキャナ(例えば、RFIDスキャナ)からのデータに基づいて、アイテムの存在を検出してもよく、ユーザとアイテムとの間の相対的移動に基づいて、システムは、ユーザがアイテムに関心があるかどうかを決定してもよい。例えば、ARDの運動検出器がユーザが移動していることを感知し、スキャナがアイテムの存在または近接度を継続的に感知する場合、ARシステムは、ユーザに、ユーザが所有しているアイテムを購入するプロセスを開始するように促してもよい。他の実施例では、アイテムの場所に対するユーザの頭部の配向は、ユーザが最終的にアイテムを取り上げない場合でも、ユーザがアイテムに視覚的に関心があることを示し得る。スキャナによって検出されたアイテムに対してユーザが払う任意の注意は、ARシステムに、ユーザがカウンタまたはレジまで歩いて行き、購入トランザクションを完了するために列に並ぶことを要求せずに、ユーザがそのアイテム(および/または関連アイテム)の購入を行い得るように、ユーザおよび/または販売店に通知することを促してもよい。
【0035】
ARDは、ARDにすでに既知の特定のONSとペアリングされるように構成されてもよい。随意に、ARDは、複数のONSとペアリングされてもよい。例えば、ARD製造業者は、ARDとあるONSを「事前にペアリング」してもよい、またはユーザは、ARDとその選択肢の付加的ONSをペアリングしてもよい。消費者は、その選択肢の個々のONSに加入する機会を有してもよい。いくつかの変形例では、ONSの動作および/またはそれによって提供されるサービスは、別個のアプリまたはウェブインターフェースを通してユーザによって構成されてもよい。
【0036】
小売環境とのARD相互作用
買物客によって装着されるARDは、(例えば、運動検出器および/または場所センサからのデータに基づいて)買物客が複数の購入のための製品を有する小売場所に入ったことを検出してもよい。製品は、小売場所または店舗内に物理的に位置するアイテムまたはオブジェクトであってもよい、および/またはユーザによって規定された時間に購入および利用され得るサービス(例えば、商品券、マッサージ、サロン、自動車サービス、および同等物)であってもよい。製品は、種々の機構を通して買物客のARDによって検出および識別されてもよい。例えば、
図1Aに描写されるように、製品103は、ARDによって認識および/または検出され得る、識別タグ105を備えてもよい。タグ105は、RFIDタグ、バーコード、QRコード(登録商標)、または任意の好適なグローバル一意識別子(GUID)であってもよい。タグ105は、製品と関連付けられた任意の情報、例えば、製品の任意の一意または識別可能特性(小売場所において購入のためにオファーされる製品間で一意であり得る、すなわち、GUID)を含んでもよい。製品と関連付けられた説明、価格、保証、および製造業者も、随意に、タグ105上に含まれてもよい。情報は、随意に、製品に関わる購入トランザクションを促進するためのデータを受信、伝送、および記憶する、サーバ(例えば、AR制御サーバ)と関連付けられたユニフォームリソースロケータ(URL)等のネットワークアドレスを含んでもよい。代替として、または加えて、ARDは、画像認識および処理方法によって、製品を検出および識別することが可能であってもよい。
【0037】
ユーザによって装着されるARDは、ユーザがアイテムを視認しているときを決定するように構成されてもよい。一変形例では、ARDは、画像認識方法を使用して、購入のために利用可能なアイテムがARDの眼鏡の視野(例えば、視野の中心)内にあるときを決定してもよい。画像認識方法は、種々の識別マーカまたはタグ(前述のタグのいずれか等)を視覚的場面から抽出することが可能であってもよい。いくつかの変形例では、ARDは、ユーザの頭部が現在向いているアイテムのみに位置合わせするように設計される、指向性アンテナRFIDリーダを備えてもよい。画像認識方法は、関心アイテムを他のアイテムより長くユーザの視野の中心に位置するアイテムとして識別してもよい。代替として、または加えて、ユーザは、アイテムを手で扱って、それをARDの視認部分および/またはスキャン部分に近接して位置付けてもよく、これは、アイテムがARDによって検出されることを確実にすることに役立ち得る。また、タグは、任意の好適な手段によってアイテムと関連付けられる、例えば、繊維、紐、またはワイヤによって結び付けられる、接着剤、クリップで留められてもよく、およびいくつかの変形例では、アイテムまたはアイテムのパッケージング上に直接印刷される、またはその中に埋め込まれてもよいことを理解されたい。
【0038】
ARシステムは、購入のために利用可能な製品のステータスおよび場所を監視することによって、ユーザおよび小売場所における販売店の両方を補助してもよい。いくつかの変形例では、小売空間内の各アイテムの識別、場所、および状態(例えば、購入済みまたは未購入、携行中または非携行中)が、
図6A−6Eに関して以下にさらに説明されるであろうように、ARシステム制御サーバのメモリ(例えば、データベース)内に記憶されてもよい。各アイテムの場所は、例えば、小売空間における1つまたはそれを上回るスキャナがその以前の場所と異なる場所においてアイテムを検出する場合、更新されてもよい。いくつかの変形例では、買物客によって装着されるARDは、買物客がアイテムを棚から取り上げたことを検出してもよい。例えば、ARDがアイテムの連続存在を検出し(例えば、RFIDタグが近接近して検出される)、ユーザが移動している(例えば、ARD運動センサによって検出される、および/または場所センサによって検出される場所の変化)場合、ARDは、ユーザがアイテムを携行していることを決定してもよい。そのような場合、ARDは、信号をAR制御サーバに伝送し、その特定のアイテムのステータスを「携行中」に更新してもよい。代替として、または加えて、小売空間の周囲に位置するスキャナが、アイテムの場所が変化し(例えば、種々のスキャナに対する近接度の変化によって)、比較的に短時間インターバルにおいて変化し続けている(すなわち、アイテムが、単に、棚から、例えば、ディスプレイエリアに移動されているのではない)ことを検出する場合、そのようなデータは、スキャナからAR制御サーバに伝送されてもよく、そのアイテムのステータスは、「携行中」に変更されてもよい。ステータス変化に加え、アイテムの場所も、AR制御サーバデータベース内で更新されてもよい。
【0039】
いくつかの小売空間では、複数のRFIDスキャナまたはリーダ(または他のタイプの情報リーダ)が、空間内の種々の場所に位置付けられてもよく、ARシステム制御サーバと通信してもよい。例えば、これらの付加的RFIDスキャナは、小売場所の入口および/または出口に設置されてもよい。ユーザが小売場所から出るとき、出口に位置するRFIDスキャナは、RFIDタグを検出することによって、ユーザによって携行されているアイテムを識別してもよい。いったんアイテムが識別されると、識別データは、ARシステム制御サーバに伝送され、アイテムが購入されたかどうかを決定してもよい。特に、これらのアイテムのID(例えば、GUID)が、RFIDスキャナによって捕捉され、以下にさらに説明されるであろうように、
図6A−6Eのテーブルおよびデータ構造内に記憶されるデータに類似するデータを含有し得る、MISデータベース内のIDと比較されてもよい。MISデータベースが、特定のアイテムが購入されたことを示す(例えば、
図6Bのデータテーブル内に「購入済み」ステータスを有する、または
図6Eのアイテムデータ構造に基づいて)場合、通知またはアラートは、ユーザまたは販売店に提供されなくてもよい。対照的に、MISデータベースが、特定のアイテムが購入されていないことを示す場合、通知が、ユーザARDに伝送されてもよく、これは、順に、アイテムの支払を行うための購入促進を提供してもよい。代替として、または加えて、出口の近傍で検出された購入されていないアイテムは、スキャナによって検出されてもよく、通知(例えば、アラート)が、MISから販売店(例えば、店員ARD)に伝送されてもよい。いくつかの変形例では、ユーザによって携行されている購入されていないアイテムが、出口またはその近傍のスキャナによって検出される場合(またはある場合には、アイテムが小売場所から出た場合)、スキャナは、アイテムIDをMISに伝送してもよく、これは、次いで、事前に記憶された支払情報(例えば、ARDまたは制御サーバデータベース内に記憶される)を使用して、ユーザの支払口座に自動的に請求してもよい。MISからの通知は、ユーザARDに送信され、以前に購入されていないアイテムのその所有に起因して、購入トランザクションが生じたことを示してもよい。
【0040】
いくつかの変形例では、小売場所は、清算エリアに進入したユーザの所有下の任意の購入されていないアイテムが購入のために処理され得る、清算エリアを有してもよい。1つまたはそれを上回る清算エリアは、小売場所の入口/出口の近傍または小売場所全体を通して位置してもよい。1つまたはそれを上回るRFIDスキャナまたはリーダが、これらの清算エリア内に位置し、購入されていないアイテムの検出を促進することを支援してもよい。いくつかの変形例では、アイテムの購入のための処理は、信号をRFIDリーダからアイテムを識別するユーザのARDまたはARシステム制御サーバに伝送し、ARDまたはARシステム制御サーバデータベース内のアイテムのステータスを読み出すことによって、そのアイテムが、購入されたかどうかを決定し、次いで、ユーザに購入プロセスを開始することを促す通知をユーザARDに生成することを含んでもよい。ユーザは、次いで、購入の確認を提供することによって、ARD通知に応答してもよく、アイテムの支払は、ARシステム制御サーバと通信するMISおよび/または支払システムによってハンドリングされてもよい。いくつかの変形例では、ユーザは、清算エリアに進入すると、ユーザからの付加的確認を伴わずに、任意の携行されている購入されていないアイテムが購入のために自動的に処理されるように選好を設定してもよく、購入プロセスの完了に応じて、制御サーバは、通知をユーザARDに購入/支払の確認として送信してもよい。いったんアイテムが購入されると、購入の詳細に関するデータ(例えば、アイテム識別、購入価格、時間、およびユーザによって公開された任意のユーザ特有のデータ)が、MISに送信され、在庫データベースを更新してもよい(例えば、購入されたアイテムを
図6Aのデータベースおよび/または
図6Dのデータベース等の販売店収益データベース等の販売店の在庫データベースから除去するため)。
【0041】
加えて、または代替として、ユーザのARDは、ユーザが小売場所から離れたとき、ユーザおよび販売店の両方に報告するように構成されてもよい。ユーザのARDは、ユーザの所有下の(すなわち、携行されている)アイテムの識別を含む、信号をARシステム制御サーバに送信してもよく、ARシステム制御サーバ(例えば、MIS)および/またはユーザのARDのデータベースに基づいて、ユーザおよび/または販売店は、ユーザによって購入されていないが、ユーザの所有下にある(例えば、「携行されている」)アイテムが通知されてもよい。例えば、ARシステム制御サーバ(例えば、MIS)は、ユーザARDおよび/または販売店(例えば、販売店ARD、可聴アラームを生成する小売場所内のサウンドシステム)に伝送される、アラームメッセージを生成してもよい。ユーザの所有下にある購入されていないアイテムについての情報が、適切なアクションが行われ得るように、店舗従業員用のARDに直ちに中継され、彼らにアラームをトリガしたアイテムおよび/またはユーザを認知させてもよい。
【0042】
オファー交渉サーバ
ARシステム制御サーバのいくつかの変形例は、オファー交渉サーバ(ONS)を備えてもよい。ONSは、ARDおよび/またはMISから独立して維持されてもよく、インターネットコネクティビティを介して、ARDによって無線でアクセス可能であってもよい。いくつかの変形例では、ONSは、例えば、http://ons.organization.comまたはons://ons.organization.com等の標準的ユニフォームリソースロケータ(URL)によって識別されてもよい。これらの実施例では、httpは、トランスポートプロトコルまたはONS相互作用のために具体的に意図される新規プロトコルのいずれかとして規定される。ONSは、ユーザおよび/またはARDに、データ接続を形成することに先立って、付加的認証情報を提供することを要求してもよく、ONSへの接続はトランザクションレイヤセキュリティ(TLS)または別の方法の様式でセキュア化されてもよい。ONS情報およびログイン証明書が、必要に応じて、デバイスのプロビジョニング時またはARD上への購入または買物アプリケーションのインストール時に、事前にペアリングされた(例えば、デフォルト)ONSのために提供されてもよい。同様に、ONS情報およびログイン証明書は、必要に応じて、ARD上のユーザインターフェースを介して、追加、削除、または修正されてもよい。いくつかの変形例では、ONSは、ユーザによって検討されている製品の特徴、ユーザが現在位置する小売場所における、小売場所の他の近傍にある、および/またはオンライン小売店にある、同一製品の価格設定に関する情報を記憶し、そのような情報をARDに提供してもよい。ONSはまた、EPによって提供されるオファーをユーザに提示してもよい。ユーザが特定の小売場所に居るとき、ユーザは、ONSから、特定の小売場所の販売店と競合する販売店であるEPに由来するオファーを受信してもよい。代替として、または加えて、ユーザは、ONSから、その特定の小売場所における販売店と提携するEPに由来するオファーを受信してもよい。いくつかの変形例では、ONSは、同一カテゴリ内の製品のランク付けされたリストを標的製品として表示してもよく、ランク付けは、ONSまたはEPによって集約されたユーザレビューによって決定される。随意に、ONSは、標的製品および提案される製品の在庫および在庫の場所に関して記憶された情報を有してもよい。例えば、ONSは、標的製品および/または提案される製品がユーザの近傍の代替場所に在庫されていることを示す在庫データを有してもよく、同一または類似製品を代替場所で販売することをオファーしてもよい。ONSが、ユーザが現在の小売場所に在庫がない製品に関心があることを決定する場合、情報は、発注、再入荷日、または製品を後日引き取りに来てくれる、または発送を依頼した顧客にオファーされる割引または他の誘因について提供されてもよい。
【0043】
一変形例では、ONSは、オファーのデータベースライブラリを備えてもよく、オファーはそれぞれ、共通または標準的識別システムによってインデックス化されてもよい。例えば、オファーは、バーコード、製造番号、型番等によってインデックス化されてもよい。代替として、または加えて、オファーは、カテゴリおよび/または価格によってインデックス化またはクラスタ化されてもよい。ARDによって生成されるTIオブジェクトは、そのような製品識別情報を含有してもよく、ONSは、本情報をTIから抽出し、それを使用して、そのデータベースからのオファーを選択するように構成されてもよい。
【0044】
ユーザが購入のための標的を検討しているときにARシステムによって行われ得る、方法の一実施例は、
図3のフロー図に描写される。ARシステムは、方法300におけるステップのうちの1つまたはそれを上回るものを実装するように構成されるコンピュータまたはコントローラを有し得る、ONSを備えてもよい。ARDが潜在的購入イベント302を検出すると、ARDは、交渉インターバルを開始してもよい。交渉インターバルの間、ARDは、TIオブジェクトを生成304し、TIオブジェクトをONSに送信306してもよい。ONSは、次いで、TIオブジェクトのプロパティ(例えば、製造番号、価格設定等)をそのデータベース上に記憶されているオファースクリプトと比較308してもよい。オファースクリプトは、1つまたはそれを上回るEPによって生成350され、次いで、ONSに提出352されてもよい。種々の検索および比較アルゴリズムが、TIおよびOSを合致させるために使用されてもよい。1つまたはそれを上回るOSが特定のTIに関連するものとして識別された後、1つまたはそれを上回るオファーが、OSによって生成されてもよい。ONSは、次いで、種々のパラメータに基づいて、例えば、特定のEPによる特定のOSの有料スポンサーシップ、最低または最高価格、最短または最速配達日、および/または任意のユーザ規定された選好によって、生成されたオファーをソート312してもよい。例えば、ユーザは、あるタイプのEP(例えば、環境に配慮しているEP、フェアトレードEP等)からのみのオファーを見ることを所望してもよい、および/または他のEP(例えば、過去に迷惑メールを送ったEP、ユーザが個人的理由からボイコットを所望するEP等)からのオファーをブロックすることを所望してもよい。ユーザはまた、あるタイプのオファー、例えば、より低い価格かつ即日配達または同日取得の標的に関するオファー(より低い価格を提供し得るが、配達が遅延しないオファー)のみを見ることを所望してもよい。代替として、または加えて、オファーは、あるタイプのオファーが他のタイプのオファーよりユーザに関心があり得ることを示し得る、値基準に従ってソートされてもよい。値基準は、ユーザによって選択される、および/またはユーザの以前のアクションに基づいてコンピュータ実装方法によって生成されてもよい。例えば、オファーは、価格および/または関連性および/または平均ユーザ評価等によってソートされてもよく、ユーザは、オファーがソートされる様式を選択してもよい。いくつかの変形例では、オファーは、過去においてユーザがオファーを見るために好んだ方法および/またはその人口統計情報に従ってソートされ、ユーザに提示されてもよい。ONSは、次いで、任意のオファーがソートおよびフィルタステップ312後に残っているかどうかを決定314してもよい。オファーが残っている場合、それらは、ユーザのARDへの伝送を介して、ユーザに提示316されてもよい。オファーが提示された後、ユーザは、オファーを最終的に承諾する、暫定的に承諾する、および/または拒否することによって、応答318するオプションを有する。ユーザがオファーを最終的に承諾する場合、ONSは、通知320をEPに送信し、そのオファーが承諾されたことを知らせてもよい。随意に、ONSは、ユーザに、オファーのその承諾を再確認322することを求めてもよい。ユーザは、次いで、ユーザとEPとの間の中間体としてのONSを使用して、トランザクションを完了322してもよい(例えば、支払および配達詳細を確認する)、またはONSは、ユーザにEPと直接通信させてもよく、ユーザは、次いで、EPと相互作用し、トランザクションを完了してもよい。いったんトランザクションが完了されると、交渉インターバルは、終了し、現在のTIは、終了または削除324される。ユーザが、オファーを確定し、トランザクションを完了することを選定しない場合、オファーは、削除326されてもよい。購入される製品に関連するデータは、
図6A−6Eのデータベースおよびデータ構造を更新するために使用されてもよい。
【0045】
代替として、ユーザは、ステップ318において、オファーを暫定的に承諾してもよく、ARDは、次いで、TIオブジェクトの第2のインスタンスを生成340してもよい。本TIオブジェクトは、第1のTIオブジェクトと同一プロパティ(例えば、製造番号、価格)を有してもよいが、プロパティのうちの1つまたはそれを上回るものは、異なる値を有してもよい。例えば、第2のTIオブジェクトの価格は、第1のTIオブジェクトの価格より低くてもよい。第2のTIオブジェクトは、次いで、ステップ308におけるように、ONS内の他のOSと比較されてもよい。本ループは、ユーザによる所望に応じて、何回でも反復されてもよい。
【0046】
ユーザはまた、ステップ318において、特定のオファーを拒否するオプションを有してもよい。随意に、ONSは、通知330をEPに送信し、オファーが拒否されたことを知らせてもよい。ONSは、次いで、ステップ314において残っているオファーのリストを返し、代替オファーをユーザに提示してもよい。
【0047】
販売店在庫システム
ARシステム制御サーバのMISは、買物客によって携行されているアイテムを追跡し、販売店によってオファーされる1つまたはそれを上回るアイテムと関連付けられたトランザクションを処理するようにプログラムされてもよい。MISは、その販売店または代理店のいずれかによって維持されてもよい。ユーザARDは、情報、例えば、ユーザのARDの場所および識別に関する情報(ユーザの場所および識別に対応し得る)、ユーザと関連付けられたアイテムのリスト、ユーザが現在小売場所に居る場合、その小売場所における販売店に対応する店舗ID(または販売店ID)をMISに伝送してもよい。前述のように、MISはまた、ユーザと関連付けられたアイテムのそれぞれのステータス(例えば、「携行中」または「購入済み」)を追跡してもよい。ユーザが購入のためのアイテムを選択すると、MISは、ユーザの支払情報にアクセスし、トランザクションを完了してもよい。ユーザの支払情報は、購入が所望される時間に、ユーザARDによって伝送されてもよい、および/または購入の前に、ユーザによって認可されてもよい。支払情報は、例えば、購入トランザクションを完了するために使用され得る、ユーザのクレジットカード/デビットカード情報、PAYPAL(TM)アカウント、および任意の他のタイプの情報を含んでもよい。いくつかの変形例では、購入トランザクションは、別個のモジュール(例えば、支払システムまたはサーバ)によってハンドリングされてもよく、購入トランザクションの完了に応じて、購入されるアイテムの識別、価格、数量等が、MISに伝送され、製品在庫データベースを更新してもよい。
【0048】
MISはまた、小売空間内のアイテムの全ての場所およびステータス(例えば、購入済みまたは未購入、携行中または非携行中)を追跡してもよい。アイテムの場所およびステータスは、小売空間内の小売店の店員に伝送されてもよい。そのような情報は、アイテムの使用または購入に関する補助を提供する、他の関連アイテムの購入を推奨する等、店員が適切なアクションを行うことに役立ち得る。一変形例では、小売店の店員はまた、小売場所のマップまたは間取図上にオーバーレイされた小売場所内のアイテムの場所およびステータスについての情報を表示するように構成され得る、ARD(例えば、販売店ARD)を有してもよい。随意に、小売場所内の任意の買物客の物理的場所も、マップまたは間取図上にオーバーレイされてもよい。任意の買物客のアイテムおよび場所についての情報は、買物客ARD、ARシステム制御サーバデータベース(例えば、MISおよび/またはONSと関連付けられた)、および小売空間全体を通して位置するスキャナ、リーダ、および/またはカメラから得られてもよい。
【0049】
ARシステム制御サーバのメモリは、随意に、販売店の小売空間内に位置する買物客および買物客の所有しているアイテムについての情報を含み得る、1つまたはそれを上回るデータベースを備えてもよい。データベースのいくつかの実施例は、
図6A−6Dに描写される。そのようなデータベースは、MISまたはAR制御サーバ内の別個のシステムを用いて維持されてもよい。いくつかの変形例では、
図6A−6Dのデータベース内の情報の全部または一部は、随意に、ARDの計算コンポーネント内に記憶されてもよい。MIS内で記憶および更新され得る、データベースおよび情報の実施例は、
図6A−6Eに描写される。
図6Aは、販売店の所有下にある(すなわち、ユーザによって携行または購入されていない)アイテムの識別および数量を含有する、在庫データベースの一変形例を描写する。
図6Bは、ユーザの所有下にある(すなわち、アイテムは、棚上になく、および/またはユーザによって携行されており、および/またはユーザによって購入された)アイテム、アイテムのステータス、およびアイテムの場所の具体的インスタンスを含有する、データベースの一変形例である。
図6Cは、ユーザの所有下にあるアイテムの具体的インスタンス、例えば、アイテムインスタンスID、顧客ID、および場所データを追跡する、データベースの別の変形例である。いくつかのデータベースは、顧客IDデータを含まず、そのように所望される場合、小売場所内の買物客のプライバシーを保存してもよい。
図6Bおよび6Cのデータベースはそれぞれ、特定のアイテムがユーザの所有下にある(例えば、ユーザARDによって検出され、制御サーバ/MISに通信されるように、棚から取り上げられ、ユーザのカートの中に入れられた)とき、それぞれインスタンス化される、個々のアイテムデータ構造のアレイまたはハッシュテーブルを備えてもよい。アイテムデータ構造またはオブジェクトは、
図6Eに描写されるように、アイテムGUID、MISへのURL、携行ステータス、および購入ステータス等のプロパティを備えてもよい。そのようなプロパティは、ユーザがアイテムの購入を所望することを示すとき、販売店ARDおよび/またはユーザARDによる要求に応じて、MISによってクエリされてもよい。随意に、MISのデータベースのうちの1つまたはそれを上回るものは、ユーザが携行されているアイテムを購入せずに小売場所から出る場合、ユーザおよび/または販売店が通知され得るように、ユーザによって携行されているアイテムにマップされたユーザ場所データを含有してもよい。
図6Dは、MIS内に含まれ得る、購入済みデータベースの一変形例を描写する。購入済みデータベースは、ユーザによって購入されたアイテムおよび販売価格の識別および/またはインスタンスを含有してもよい。これらのデータベース内のデータは、他の制御システム(例えば、第三者購入システム、ONS)およびユーザARD、販売店ARD、小売場所購入コンソール、小売場所内に位置するスキャナ等からのデータによって更新されてもよい。同様に、これらのデバイスのいずれも、これらのデータベース内に含有されるデータに関してMISにクエリしてもよく、データへのアクセスは、販売店によって規制および監視される(すなわち、ユーザARDは、これらのデータベースへのアクセスを有し得ない一方、販売店ARDは、完全アクセスを有してもよく、第三者購入システムは、MISデータベースを更新するためのデータを提供してもよいが、これらのデータベースからのデータを読み取る許可を有し得ない)。
【0050】
買物客のARデバイスが、買物客が取り上げた、または手にしたアイテムのアイテム識別タグから情報を捕捉すると、アイテムの記録が、ARDにおいて確立され、および/またはタグ上にエンコードされたネットワークアドレス(例えば、URL)によって識別される場所におけるARシステム制御サーバ(例えば、
図1AにおけるMIS104a)に伝送されてもよい。アイテムは、タグから捕捉されたアイテムIDによって識別されることができる。
図6Bおよび6Cのデータベースは、1人またはそれを上回る買物客がそれぞれ、ARDに店舗を調べさせ、購入のためのアイテムを手にするにつれて取り込まれてもよい。いくつかの変形例では、アイテムに関するエントリは、ARシステムが、買物客がアイテムを携行していると決定するまで、データベース内にインスタンス化されなくてもよい。データベースは、アイテム毎に、買物客(または各買物客と関連付けられた具体的ARD)を識別する顧客ID、特定の買物客のARDを使用して視認された、または携行されているアイテムを識別するアイテムID、買物客によって携行されているアイテムと関連付けられたステータス、および各アイテムの場所を含んでもよい。付加的列が、
図6Bおよび6Cのデータベース内に含まれ、買物客および/またはアイテムに関する他の情報を追跡することができることを理解されたい。いくつかの変形例では、データベースは、アイテムの実際の場所を示さず、顧客ID、アイテムID、およびステータスを含んでもよい。複数の買物客および彼らが携行中または購入済みのアイテムが、
図6Bおよび6Cに描写されるものと同様に、ARシステム制御サーバデータベース内で追跡されてもよい。販売店は、本データを使用して、リアルタイムで、アイテム在庫および販売に関するデータを得てもよい。MISはまた、同一販売店によって管理される他の小売場所の製品在庫データベース、収益、および/または支出データベース等、他のデータベースおよびテーブルを管理および記憶してもよい。
【0051】
いくつかの変形例では、携行されているアイテムのリスト(そのアイテムIDまたは購入されていないアイテムが「携行中」として識別されるという事実のみ)が、ユーザが小売場所をぶらつき続けるとき、持続的に(または周期的に)、ユーザARD上に提示されてもよい。ユーザARDはまた、買物客が依然として店舗内に居る間、携行されているアイテムのうちの1つまたはそれを上回るものの購入を任意の時間に完了し得るように、清算オプションを買物客に提供してもよい。
【0052】
一変形例では、アイテムと関連付けられたタグが読み取られると、ユーザARDは、買物客にアイテムの購入を促してもよい。例えば、ユーザARDは、ディスプレイ上に、ユーザが購入のためのアイテムを選択することを可能にする、購入画面を提示してもよい、および/またはまだ購入されていないユーザの所有下にある全アイテムの表現を表示してもよい。ユーザは、次いで、ARDによって表示されるアイテムのうちの1つまたはそれを上回るものの支払を選択および/または認可してもよい。随意に、ARDは、ユーザに支払情報を促し、支払情報を購入と関連付けられた他の情報(例えば、顧客ID、アイテムID、ステータス)とともに、処理のためにARシステム制御サーバに伝送してもよい。購入トランザクション処理は、いくつかの変形例では、第三者購入システムによって実施されてもよい。トランザクションがサーバによって正常に処理されると、
図6A−6Eのデータベースおよび/またはデータ構造内のアイテムのステータスは、「購入済み」に改訂されることができる。別の変形例では、アイテムの存在がその元々の場所から離れていることが検出されるとすぐに、ARシステム制御サーバは、購入トランザクションを自動的に開始してもよく、信号をユーザARDに伝送し、サーバがトランザクションを完了するための認可を得てもよい。ユーザが、続いて、アイテムをその元々の場所に返し、そこから歩き去る場合、ARシステム制御サービスは、返品トランザクションを自動的に開始してもよく、信号をユーザARDに伝送し、サーバが返品/返金トランザクションを完了するための認可を得てもよい。
【0053】
ユーザが、購入のためのアイテムを選択しないことを選定する場合、またはユーザが、アイテムをユーザARDのRFIDリーダの範囲外に置く(例えば、棚に戻す)場合、アイテムは、もはや「携行中」ではないと決定され、
図6Bおよび6Cのデータテーブル内で追跡されているアイテムのリストから除去され、
図6Aのテーブルに戻されることができる。随意に、アイテムが「携行中」アイテムのリストから除去されると、ユーザARDは、本書のいずれかで説明されるように、購入のための代替アイテムを買物客に表示してもよい。また、アイテムがもはや「携行中」ではなく、その元々の場所以外の場所で最終的に確認されると、通知が、アイテムを店舗内のその正しい販売場所に戻すように店舗人員に送信されることができる。
【0054】
アイテムの購入
図3Aは、開示されるシステムの変形例に従って購入トランザクションを促進する方法360における例示的ステップを図示する、フローチャートである。方法360は、ユーザARDが、ARシステム制御サーバに、アイテムの購入トランザクションが開始されるべきであることを示すステップ(ステップ362)を含んでもよい。購入トランザクションの開始は、ユーザ入力(例えば、音声インジケーションまたは確認、ARDまたはトーテム上のボタンを押下することによる触知インジケーション、ARDによって検出されたユーザジェスチャ等)に由来してもよい。いくつかの変形例では、購入トランザクションは、ユーザの地理的場所データによって開始されてもよい。例えば、ユーザは、小売場所の清算領域に歩いて行ってもよく、清算領域内におけるユーザの検出に応じて、ARDは、AR制御サーバに、購入トランザクションが開始されるべきであることを示してもよい。いくつかの変形例では、ユーザが、その所有下にある購入されていないアイテムとともに店舗から出る場合、ARシステム(例えば、制御サーバおよび/またはユーザARDおよび/または任意の販売店ARD)は、それらのアイテムのための購入トランザクションを自動的に開始してもよい。代替として、または加えて、ユーザARDおよび/またはARシステムコントローラ(例えば、MIS)は、周期的に、ユーザに、その所有下にあるアイテムを購入するように促してもよい(例えば、15分毎、ユーザがその所有下にある購入されていないアイテムの閾値数に達した後、ユーザが小売場所の出口の近傍で検出される場合等)。方法350はさらに、ユーザARDがアイテムについてのデータをARシステム制御サーバに伝送するステップ(ステップ364)を含んでもよい。アイテムデータは、例えば、アイテム識別、価格、数量等を含んでもよい。ユーザARDはまた、ユーザの支払選好および方法(該当する場合)がデータベースから得られ得るように、ユーザのIDをARシステム制御サーバに伝送してもよい。いくつかの変形例では、ARシステム制御サーバのMISは、アイテムおよびユーザデータをARDから受信してもよい。代替として、または加えて、ARシステム制御サーバの別個の支払システムが、アイテムおよびユーザデータをARDから受信してもよい。方法360は、次いで、ARシステム制御サーバ(例えば、MISまたは支払システム)が支払をユーザから販売店に提供するステップ(ステップ366)を含んでもよい。そのような支払は、ユーザ選択選好および/または任意の好適な支払方法(例えば、クレジットカード、デビットカード、ギフトカード、またはPAYPAL(TM)等の任意のオンライン支払サービス)に従って実施されてもよい。いったん支払が完了されると、ARシステム制御サーバ(例えば、MIS)は、確認通知を生成し(ステップ368)、その通知をユーザARDに伝送してもよい。MISはまた、その在庫データベースを更新し、アイテムの購入を反映させてもよい(例えば、アイテム数を減少させる、金額を販売店口座に加える等)。小売場所におけるアイテムのステータスを含有するデータベースは、更新され、例えば、アイテムのステータスを「購入済み」に変化させてもよい。例えば、アイテムの購入の完了に応じて、
図6Bのデータベースは、購入済みアイテムのステータスが「購入済み」に変化されるように更新されてもよく、そのアイテムに関するデータ構造のインスタンスは、「購入済み」プロパティが確認されるように更新されてもよい(例えば、「1」の値が割り当てられ、「0」またはヌルの値は、アイテムが購入されていないことを示すであろう)。
図6Bおよび6Eにおけるものと類似するデータベースおよび/またはデータ構造がユーザARD内に維持される限り、そのようなものもまた、同様に更新される。
図6Eのデータベースは、購入済みアイテムのアイテムIDおよびその購入価格で更新されてもよい。
【0055】
オファー
種々のオファーが、ONSによってユーザに提示されてもよい。例えば、1つのタイプのオファーは、標的製品を割引率で購入するオプションであってもよい。いくつかの変形例では、ONSは、ユーザに、代替購入のための製品をオファーしてもよく、代替製品は、競合製品であってもよく、現在の小売場所、近傍の小売場所、および/またはオンライン小売店において購入のために利用可能であってもよい。オファーはまた、現在の小売場所、近傍の小売場所、および/またはオンライン小売店において購入のために利用可能な購入のための付加的製品、例えば、関連または相関製品を提示または提案してもよい。相関製品は、相関製品が標的製品と同一カテゴリ内にあるかどうかにかかわらず、標的製品とともに典型的に購入される、製品である。例えば、ポータブル音楽プレーヤを購入する買物客はまた、音楽プレーヤのための保護ケースの購入を所望する可能性が高くあり得る、または赤ちゃん用おしゃぶり玩具を購入する買物客はまた、乳児用歯ブラシおよび歯磨きに関する子供用書籍の購入を所望する可能性が高くあり得る。そのような相関製品は、データ分析方法(例えば、ONSまたはEPによって集約および/または算出される)によって識別され、購入のための提案されるアイテムとしてユーザに提示されてもよい。目前の製品および関連製品の特徴および価格設定情報に加え、ONSはまた、標的製品、競合または代替製品、および/または相関製品の購入のオファーまたはオプションを含んでもよい。一変形例では、EPによって提供されるオファーは、ウェブページを訪れる、またはレビューアからより多くの情報(可能性として、レビューアを通してさらに他の当事者広告のための広告材料を含む)を得るための勧誘であってもよい。オファーはまた、ユーザに、標的製品および/または相関製品を直ちに購入するオプションを提示するが、後日購入済み製品を受け取らせる、例えば、製品をユーザの自宅に発送させる、または後日販売店に取りに来させてもよい。
【0056】
オファーオブジェクトおよびONSスクリプトの一実施例は、
図4における擬似コード(すなわち、C等の言語)に表される。ONSスクリプトでは、例示的APIが、TIオブジェクトについての情報をクエリするために使用される。TIオブジェクトは、ユーザが購入のための標的製品を検討していることの決定に応じて、ARDによって作成されてもよく、限定ではないが、ユニバーサル製品コードまたはUPC番号、QRコード(登録商標)、製造番号、型番、価格、および同等物を含む、複数のプロパティを保有してもよい。ONSスクリプトは、特定のUPC番号または金額を伴うTIオブジェクトを識別するように調整されてもよい。TIオブジェクトが、UPC番号および/または価格条件(例えば、TIオブジェクトの価格は、価格閾値を上回る)に合致する場合、OSは、オファーをユーザに生成してもよい。
図4の例示的OS400では、OS400は、標的製品が事前に規定された価格(この場合、$5.50)を上回ることを決定する場合(この場合、UPCによって識別される)、より低い価格をオファーしてもよい。これは、TIオブジェクト402にクエリし、そのUPCおよび価格プロパティを抽出することによって、OSによって行われてもよい。いったんTI3402がONSによって受信されると、ONSは、EP(そのOS400は、実施例である)によって提供される複数のOSに従ってそのTI402を処理するであろう。OSは、標準的コンピュータ言語で実装されてもよい、または目的のために設計される特殊言語で実装されてもよい。前者の場合、標準的APIは、スクリプトまたはプログラムが所与のTIについての情報にアクセスすることを可能にするであろう。
【0057】
図4に見られるように、OSの出力は、オファーオブジェクト404(本実施例では、「discounted_offer」と呼ばれる、オファーオブジェクトの特定のインスタント)である。これは、EPがユーザに与える予定のものの詳細を含有する、データ構造である。本実施例では、EPは、ユーザが近いうちにその自宅に配達させることに合意するであろう場合408、同じ製品をより低い価格406でオファーしている。オファーは、製品が配達されるであろう日数、配達の方法、および関連付けられた保証(すなわち、販売業者が製品が時間通りに到着しない場合に与えるであろうもの)等の合意の重要な詳細を規定する。本実施例では、オファーはまた、ユーザに提示されるときにオファーに付随することが意図される、メッセージ410を含有する。本メッセージは、ONSによって長さが限定されてもよい。他のコンテンツ制限もまた、スパムまたはフィッシング詐欺と関連付けられ得る、不適切なコンテンツまたは言語を排除する等のために提供されてもよい。
【0058】
いったんオファーがONSによってARDに送信されると、ユーザは、標的に関連してオファーが提示される。これは、例えば、オファーが、事実上、標的に近接して提示されることを意味し得、標的は、ハイライト、輪郭、発光、または囲みを視覚的に用いて等、いくつかの方法で呼び出されてもよい。オファーの外観およびユーザに提示される方法についての付加的詳細は、以下にさらに説明される。
【0059】
いったん提示されると、ユーザは、オファーを承諾または無視することを選定してもよい。オファーが承諾される場合、インターバルは、直ちに終了されるであろう。代替として、オファーは、暫定的に承諾されてもよい。後者の場合、新しいTIが送信され、ユーザが置かれている新しい状況の状態を示してもよい。
図4における実施例の場合、暫定的承諾後、新しいTIは、ユーザが価格$5.50および3日以内の配達での「DISCOUNT PRODUCTS CORP.」からのオファーを検討していたことを示すであろう。暫定的承諾と最終承諾との間の期間の間、新しいオファーが、他の販売業者またはさらにTI履歴内の以前の販売業者から到着してもよい。
【0060】
個々のTIは、以前のTIを参照してもよい、または単に、ある特定の新しいTIに由来する連鎖内の以前のTIから留保するために必要な情報の全てを含有してもよい。後者の場合、あるイベント(オファーの承諾以外)に応答してARDによって作成された最初のTIは、起源TIと呼ばれる。いくつかの変形例では、TIまたはオファーオブジェクトの特定のインスタントは、他のEPまたはユーザによってインスタンス化されている他のTIまたはオファーオブジェクトについての情報を記憶してもよい。ユーザは、そのARDを通して、他のオファーおよび/または類似標的および/またはオファーを検討している同一地理的エリア内の他のユーザについて知らされることを望む程度を示してもよい。
【0061】
通知
ユーザが、暫定的または最終的にのいずれかにおいて、オファーを承諾すると、またはユーザが、明示的にUIアクションを通して、または暗示的にある時間期間にわたってそれを無視することによって、またはコンテキスト全体を拒否することによって(すなわち、元々の標的から離れ、または新しい標的と関わることによって)のいずれかにおいて、オファーを拒否すると、データ構造および/またはパケット、例えば、通知オブジェクトが、ARDによってインスタンス化され、そこからONSに送信される。ユーザが、ONSによって提供される購入オファーを承諾することを所望することを示すと(例えば、ユーザのARDを通した信号伝達を介して)、オファーに関するデータ(例えば、アイテムまたはサービスID、価格設定等)が、オファーが由来するEPおよび/またはそのEPのMISに伝送されてもよい。そのEPのMISは、その内部データベースを更新し、購入を反映させてもよい(例えば、
図6Aの在庫データベース内のアイテム数量が、減少されてもよく、購入済みアイテムおよびその価格が、
図6Dの購入済みデータベースに打ち込まれてもよい等)。随意に、AR制御システムおよびローカルメモリおよびデータベースが、ユーザがオファーを承諾または購入すると、アイテムおよび購入データで更新されてもよい。そのようなローカルデータは、ユーザによる所望に応じて、報告および統計を生成するために使用されてもよい。
【0062】
本通知オブジェクトは、次いで、応答であるオファーとともに、ONSによってEPに伝送されるであろう。EPは、本情報を使用して、状況に具体的に調整された新しいオファーを生成してもよく、これは、次いで、通知を参照することによって、ONSによってユーザに配信されることができる。代替として、通知が承諾である場合、EPとのトランザクションを完了するために要求される必要情報を含有するであろう。
【0063】
通知は、潜在的に、識別情報を含有し得る、システム内のオブジェクトである。存在する場合、本情報は、ユーザによって設定されたプライバシー設定に従って、通知がEPにパスされる前にONSによって除去されてもよい。しかしながら、オファーが最終的に承諾される状況では、通知オブジェクトは、ユーザ識別情報を含んでもよい。本特殊な場合では、トランザクションを終了するための全ての必要情報が、共有される。
【0064】
オファー提示
オファーは、ユーザのARDに応じて、種々の形態でユーザに現れてもよい。オファーがそのARDによってユーザに提示され得る方法の実施例は、
図5A−5Gに描写される。
図5Aは、標的製品である玩具502を試している小売場所内のユーザ501を描写する。ユーザ501は、ARD500を装着している(
図5Aにおける別の常連客によって装着されていることでより分かり得る)。ARD500は、随意に、トーテム503とペアリングされてもよい。ユーザ501が玩具502を試している(かつ可能性として、それを購入するかどうかを検討している)際、ARD501は、オファー504をユーザに提示する。オファー504は、本明細書に説明されるように、任意のタイプであってもよく、競合販売店と提携するEPに由来するオファーであってもよい。競合販売店からのオファーは、ユーザに、現在の小売場所から離れ、競合販売店(異なる物理的場所またはウェブサイト上にあってもよい)を訪れるように促してもよい。ユーザが、ARD501によって提示されるオファーのいずれかを承諾することを決定する場合、手、指、または他のジェスチャを使用して、その意図を示してもよい。
【0065】
図5Bおよび5Cは、ARシステムがオファーをユーザに提示し得る、別の方法を描写する。そこに描写されるように、ARD500は、オファー512を買物用カート510の上方に表示してもよく、オファー512は、ユーザの買物リストに基づいて、提案される購入を提供してもよい。オファー512は、ARDがその買物リストに関してユーザに提供し得る、任意のリマインダに加えて提示されてもよい。ユーザが買物リスト上のアイテムに関して小売場所(例えば、食料雑貨店)を探索するにつれて、ARDはまた、
図5Cに示されるように、種々の製品の推奨514、516を提供し、ユーザに、その注意を棚上のそれらの製品に向けるように促してもよい。これらのオファー514、516は、在庫があって、小売場所において利用可能なアイテムの購入の提案を提供してもよい。
【0066】
図5Dおよび5Eは、例えば、レストラン520においてユーザに提示され得る、オファーの別の変形例を描写する。ユーザは、メインディッシュ(
図5D)を選択してもよく、ARシステムは、メインディッシュを引き立たせる、ワイン、前菜、および/またはサイドディッシュを提案してもよい(
図5E)。いくつかの変形例では、ARシステムは、ユーザが小売場所の近傍で停止または減速するとき、ユーザによる購入のために提案される製品およびサービスを提示することが可能であってもよい。すなわち、ユーザは、ARシステムの前に小売場所に入る必要はないが、あるキュー(例えば、歩調がゆっくりになる、店舗正面を注視する、店舗を指し示す、時刻が食事の時間に近づいているかどうか等)が、ユーザがその場で販売されている商品またはサービスを購入するかどうかを検討していることを示し得る。
図5Fおよび5Gは、レストラン530の入口に接近しているユーザを描写する。
図5Fでは、ARは、手のジェスチャがレストランの看板を指し示していることを認識し、それを交渉インターバルが開始したことのインジケーションとして解釈してもよい。
図5Gは、ユーザに提示され得る、オファー532を描写し、おそらく、日替料理、前菜、および/またはサイドディッシュ、および/または日替料理と合うワイン等を表示する。ユーザは、手または指のジェスチャを介して、そのレストランへのその関心を示してもよい。オファーの提示は、ユーザがレストランに入る前に生じてもよいが、オファーの提示はまた、ユーザが美容室、電子機器販売店等の小売場所および/または他のサービス場所に入る前に生じてもよいことを理解されたい。
【0067】
ONSは、あらゆるタイプの販売店(例えば、オンライン店舗を有する販売店、物理的小売場所を有する販売店、および両方を有する販売店)、販売店データ(例えば、販売店および/または小売場所の物理的および/または仮想場所、購入または販売される在庫のタイプ等)、あらゆるタイプの製品およびサービスに関する情報(例えば、製品特徴、製品および/またはパッケージングの物理的外観および属性、価格等)、および買物客データ(例えば、人口統計データ、個人的買物リスト、購入履歴およびパターン、予算および/または財政プロファイル等)に関するデータを記憶してもよい。そのようなデータは、販売店が、彼らが引きつけた買物客のタイプおよび販売された製品についてデータ分析を収集し得るように(ユーザによって承認されたプライバシー設定に従って)相互インデックス化され、買物客は、異なる販売店を横断して価格を比較し、その所望の予算内で、その必要性に従って、アイテムまたはサービスを選択および/または購入することができる。本情報はまた、ONSおよび/またはEPによって使用され、ユーザが小売場所において製品を探索するにつれてそのARD上でユーザに提示され得る、オファーを動的に編成してもよい。
【0068】
ONS内の買物客データは、装着可能ARD上の種々のセンサおよびユーザとARシステムとの間の相互作用の履歴を通してARシステムによって取得されてもよいが、販売店データおよび製品データは、外部当事者(EP)によって提供されてもよい。EPは、販売店(ウェブベースの店舗を伴う、または伴わない)、広告主、個人買物客、および同等物であってもよい。EPによってONSのオペレータに提供されるデータのタイプは、販売されている全製品のリスト、製品特徴、製品価格、在庫、在庫の物理的場所(例えば、倉庫)、小売店舗の物理的場所、任意の宣伝イベント、または買物客がその製品のうちの1つまたはそれを上回るものを購入するように動機付けるための特殊価格設定を含んでもよい。そのようなデータは、ONSサーバとEPデータサーバとの間のデジタル転送、またはデータエントリ(例えば、スプレッドシートを介して)、言語通信、および/または他の類似手段によってONSのオペレータに提供されてもよい。ONSのオペレータは、EPまたはその個々のオファーを事前にスクリーニングし、特定の品質基準を満たすEPからのデータのみを承諾してもよい。例えば、ONSは、あるタイプまたはカテゴリの販売店と提携しているEPからのデータのみを承諾してもよい、および/またはユーザに有用であるように十分に詳述されている販売店および/または製品データのみを承諾してもよい。
【0069】
標的製品についての任意の種類の情報は、ユーザのARDからONSまたはEPと共有されてもよい。特に、標的製品の価格または標的製品を販売している販売店名は、共有されてもよい。いくつかの変形例では、販売店(例えば、その創設者、製品理念、およびその起源等)についての情報もまた、ONS上に記憶され、ユーザにアクセス可能であってもよい。例えば、ユーザは、その雇用、調達、およびサプライチェーン管理プロセスにおいて環境にやさしく、持続可能な慣行を優先している販売店からのみオファーを選択することが可能であってもよい。いくつかの変形例では、EPはまた、ONSおよび/またはARDがそれらが販売している製品を識別することに役立ち得るデータをONSに提供してもよい。そのようなデータは、製造番号、バーコード、QRコード(登録商標)、製品および/または製品パッケージングの物理的属性(例えば、色、サイズ、幾何学形状、材料、光学特性等)、および同等物を含んでもよい。いくつかの変形例では、ONSは、画像のピクセルを特徴に変換し得る画像処理ユニット(IPU)を使用して、製品を認識することが可能であってもよい。EPは、それらが販売している製品の特徴リストを提供してもよく、ONSは、EPからの製品特徴とIPUによって生成される特徴を合致させ、製品を識別してもよい。
【0070】
買物設定および選好は、そのARDを介してユーザによって設定されてもよく、これは、ARD上に常駐する、またはONS内に記憶されてもよい。例えば、ユーザは、やりとりを所望する、またはブロックを所望する、EPのリストを作成してもよい。オファーがONSから現れると、オファーは、それが由来するEPを示してもよく、ユーザは、その特定のEPをそれ以降ブロックする機会を有してもよい。ユーザはまた、受信を所望する、または受信を所望しない、オファーのタイプ、およびオファーの受信を所望する頻度および条件のリストを作成してもよい。例えば、ユーザは、標的製品に関する価格割引を含むオファーのみを見て、より高い小売価格における同一または関連製品を提案するオファー(例えば、競合販売店からのオファー、または標的製品を含む複数の関連製品を含む、バンドルまたはキットの購入のためのオファー)を見ないように所望してもよい。いくつかの変形例では、ユーザは、小売場所に入ると、オファーの受信を1回のみ所望し、検討している全ての製品に関するオファーを受信しない(例えば、その買物リスト上の製品に関するオファーのみを受信し、小売空間に入ったときの初期オファー後、他の製品に関するオファーを受信しない)ように規定してもよい。ユーザはまた、あるタイプのオファーおよび/またはあるタイプの販売店からのオファーをスパムとしてマークしてもよい。ONSは、複数のユーザがオファーをEPまたは販売店からSPAMとして識別する場合、EPおよび/または提携販売店を除去してもよい。
【0071】
ユーザについての種々のタイプの情報は、そのARDからONSおよび/またはEPと共有されてもよい。例えば、人口統計情報(例えば、年齢、性別、および民族性)、購入習慣、履歴および選好、買物リスト、および同等物が、ONSおよび/またはEPと共有されてもよい。いくつかの変形例では、ユーザの年齢が、未成年または他の買物客群に違法または不適切なEPオファー(例えば、未成年へのアルコールまたは煙草の広告)を選別して排除する目的のために、ONSとEPとの間で共有されてもよい。ユーザはまた、ONSおよび/またはEPとのある情報の共有を選択しなくてもよい。
【実施例】
【0072】
小売買物体験の例証的実施例が、以下に説明される。ARDを装着しているユーザが、小売場所に入って行くとする。ユーザは、コードレス掃除機への関心を示す。ユーザのARDは、本関心を検出し(前述の方法のいずれかを使用して)、ユーザがコードレス掃除機の本特定のモデルに関心があることを示す信号をONSに伝送する。ONSは、後日出荷されることになる、より低い価格における同一掃除機のオファーに関するデータをARDに伝送する。ユーザは、本オファーを拒否し、ARDは、本拒否通知をONSに送信する。ONSは、次いで、後日出荷されることになる、本掃除機と互換性がある真空バッグの購入のオファーをユーザに提供する。ユーザは、本オファーを一時的に承諾し、ARDは、本オファーに関するデータをそのローカルデータベースに記憶する。ユーザは、コードレス掃除機を取り上げ、それをそのカートに入れる。ARDは、MISに、本コードレス掃除機(例えば、GUID、数量、および/または掃除機および/またはユーザの場所等)についてのデータとともに信号を送信する。MISは、販売店在庫データベース(例えば、
図6Aデータベース)を減少させ、コードレス掃除機オブジェクト(例えば、
図6Eデータ構造)をインスタンス化し、これは、別のデータベース(例えば、
図6Bまたは6C)内に記憶される。データベースおよびデータ構造/オブジェクトは、掃除機が携行されており、購入されていないことを反映させる。ユーザARDはまた、本掃除機のデータ(例えば、GUID)をそのローカルデータベース内にユーザによって携行されているアイテムとして記憶してもよい。ユーザは、小売場所を探索し続け、購入のためのいくつかのアイテムを選択し、いくつかのアイテムを棚に戻し、購入のための他のアイテムを選択する。ARD、MIS、およびONSデータベース(例えば、
図6A−6C)は、ユーザが種々のアイテムを所有および解放するにつれて、動的に更新される。ONSは、あるアイテムへの関心を示すにつれて、種々のオファーをユーザに提示してもよい。買物インターバル(例えば、交渉インターバル)全体を通して、ユーザARDおよび小売場所全体を通して位置するスキャナは、ユーザによって携行されているアイテムを確認する(例えば、ユーザがコードレス掃除機を携行していることを確認する)。ユーザは、ARDに、選択されたアイテムを購入するその意図を示す。ARDは、信号をMISおよび/または購入システムに伝送し、これは、ユーザおよび販売店支払方法に関する許可およびデータを取得し、購入トランザクションを促進する。いったん購入が完了されると、MISは、その収益データベース(例えば、
図6D)を更新してもよい。小売場所からのアイテムの購入と同時または異なる時間に、ユーザはまた、ARDに、真空バッグの一時的に承諾されたオファーの購入トランザクションを完了することを所望することを信号伝達してもよい。本購入トランザクションの完了に応じて、ONSは、本購入トランザクションに関するデータをオファーが由来するEPに送信してもよい。EPは、ONSからのデータおよび完了された購入に基づいて、その独自の在庫データベースを更新してもよい。