(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記スマート歯ブラシは第2のメモリと、第2のプロセッサと、前記第2のメモリに記憶され且つ前記第2のプロセッサで動作する第2の制御プログラムと、を含み、前記第2の制御プログラムが前記第2のプロセッサによって実行される際に、
前記App端末によってプッシュされたブラッシングスキームを受信し、且つそれをスマート歯ブラシの歯ブラシファームウェアに記憶し、
前記歯ブラシファームウェアを動作させることで前記スマート歯ブラシの振動モード、振動周波数、及び振動持続時間を調整する、ことを特徴とする請求項9から14の何れか1項に記載のスマート歯ブラシの制御システム。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の主な目的は、様々な状況下における異なるユーザーのブラッシングニーズに応え、スマート歯ブラシの適用性を改善するスマート歯ブラシの制御方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記目的を達成するために、本発明によるスマート歯ブラシの制御方法は、
App端末がクラウドのブラッシングスキームを読み取るステップと、
ユーザーの個人情報を取得し、前記個人情報に基づいて適合するブラッシングスキームを推奨するステップと、
取得したユーザーの選択操作に従って、パラメーターの調整のために推奨された前記ブラッシングスキームをスマート歯ブラシにプッシュし、或いはパラメーターの調整のためにユーザーがカスタム又は再選択したブラッシングスキームをスマート歯ブラシにプッシュするステップと、を含む。
【0005】
さらに、取得したユーザーの選択操作に従って、パラメーターの調整のために推奨された前記ブラッシングスキームをスマート歯ブラシにプッシュし、或いはパラメーターの調整のためにユーザーがカスタム又は再選択したブラッシングスキームをスマート歯ブラシにプッシュする前記ステップは、具体的には、
取得したユーザーの選択操作に従って、前記App端末によって推奨されたブラッシングスキームが受け入れられるか否かを判断することと、
そうであれば、動作パラメーターの調整のために前記App端末によって推奨されたブラッシングスキームを前記スマート歯ブラシにプッシュすることと、
そうでなければ、動作パラメーターの調整のためにユーザーがカスタム又は再選択したブラッシングスキームを前記スマート歯ブラシにプッシュすることと、を含む。
【0006】
さらに、動作パラメーターの調整のためにユーザーがカスタム又は再選択したブラッシングスキームをスマート歯ブラシにプッシュする前記ステップは、具体的には、
推奨されたブラッシングスキームが受け入れられない場合、前記App端末がその表示インタフェースにブラッシングスキームの全てを表示することと、
前記ブラッシングスキームの全ての中にユーザーが必要とするブラッシングスキームがある場合、動作パラメーターの調整のために前記App端末がユーザーの再選択したブラッシングスキームを前記スマート歯ブラシにプッシュすることと、
前記ブラッシングスキームの全ての中にユーザーが必要とするブラッシングスキームがない場合、動作パラメーターの調整のために前記App端末がユーザーのカスタムしたブラッシングスキームを前記スマート歯ブラシにプッシュすることと、を含む。
【0007】
さらに、前記スマート歯ブラシは歯ブラシファームウェアを備え、動作パラメーターの調整のためにユーザーのカスタムしたブラッシングスキームをスマート歯ブラシにプッシュする前記ステップは、具体的には、
前記表示インタフェースにおけるカスタムオプションに対するクリック操作を取得し、カスタムスキームインタフェースをポップアップすることと、
前記カスタムスキームインタフェースで実行されたブラッシングステップ、振動周波数、振動持続時間、及び振動モードに対する選択操作を取得し、プリセット形式のカスタムブラッシングスキームを生成することと、
前記カスタムブラッシングスキームをクラウドに送信して記憶し、そして前記表示インタフェースに表示することと、
ユーザーが実行した確認操作を取得した後、前記カスタムブラッシングスキームを前記歯ブラシファームウェアにプッシュして、スマート歯ブラシのブラッシングステップ、振動周波数、振動持続時間、及び振動モードを調整することと、を含む。
【0008】
さらに、前記スマート歯ブラシは歯ブラシファームウェアを備え、動作パラメーターの調整のためにブラッシングスキームを前記スマート歯ブラシにプッシュする前記ステップは、具体的には、
前記App端末によってプッシュされたブラッシングスキームを受信し、且つそれを前記歯ブラシファームウェアに記憶することと、
前記歯ブラシファームウェアを動作させることで前記スマート歯ブラシの振動モード、振動周波数、及び振動持続時間を調整することと、を含む。
【0009】
さらに、App端末がクラウドのブラッシングスキームを読み取る前記ステップの前に、
前記クラウドにブラッシングスキームの全てを入力して異なる対象グループに基づいてマッチングを行うことをさらに含む。
【0010】
さらに、ユーザーの個人情報を取得し、前記個人情報に基づいて適合するブラッシングスキームを推奨する前記ステップは、具体的には、
Appアカウントの登録情報又は前記Appアカウントに関連付けられているサードパーティアプリケーションのアカウント情報からユーザーの個人情報を取得することと、
前記個人情報に基づいてユーザーの所属する対象グループを判定することと、
ユーザーの所属する対象グループに従って適合するブラッシングスキームを推奨することと、
推奨されたブラッシングスキームをApp端末の表示インタフェースに表示することと、を含む。
【0011】
さらに、ユーザーの個人情報を取得し、前記個人情報に基づいて適合するブラッシングスキームを推奨する前記ステップは、具体的には、
前記App端末が個人識別カードからユーザーの個人情報を読み取ることと、
前記個人情報に基づいてユーザーの所属する対象グループを判定することと、
ユーザーの所属する対象グループに従って適合するブラッシングスキームを推奨することと、
推奨されたブラッシングスキームをApp端末の表示インタフェースに表示することと、を含む。
【0012】
本発明は、スマート歯ブラシの制御システムをさらに提供し、該制御システムはApp端末及び前記App端末にそれぞれ接続されるクラウドとスマート歯ブラシを備え、前記App端末は第1のメモリと、第1のプロセッサと、前記第1のメモリに記憶され且つ前記第1のプロセッサで動作する第1の制御プログラムと、を含み、前記第1の制御プログラムが前記第1のプロセッサによって実行される際に以上に記載の制御方法のステップを実現する。
【0013】
さらに、前記スマート歯ブラシは第2のメモリと、第2のプロセッサと、前記第2のメモリに記憶され且つ前記第2のプロセッサで動作する第2の制御プログラムと、を含み、前記第2の制御プログラムが前記第2のプロセッサによって実行される際に、
前記App端末によってプッシュされたブラッシングスキームを受信し、且つそれを前記歯ブラシファームウェアに記憶する操作と、
前記歯ブラシファームウェアを動作させることで前記スマート歯ブラシの振動モード、振動周波数、及び振動持続時間を調整する操作と、を実現する。
【発明の効果】
【0014】
本発明によるスマート歯ブラシの制御方法は、App端末がクラウドのブラッシングスキームを読み取り、そしてユーザーの個人情報に基づいて適合するブラッシングスキームを推奨し、最後に、ユーザーの選択に従って、パラメーターの調整のために推奨されたブラッシングスキームをスマート歯ブラシにプッシュし、又はパラメーターの調整のためにユーザーがカスタム又は再選択したブラッシングスキームをスマート歯ブラシにプッシュし、より多くの人々の様々なブラッシングニーズに応え、スマート歯ブラシの適用性を改善する。
【発明を実施するための形態】
【0017】
添付の図面を参照し、本発明の目的の実施、機能的特徴及び利点をさらに説明する。
【0018】
なお、本明細書で説明される具体的な実施例は本発明を説明するためのものにすぎず、本発明を限定するものではない。
【0019】
本発明は、スマート歯ブラシの制御方法を提供する。
【0020】
図1を参照して、
図1は本発明によるスマート歯ブラシの制御方法の一実施例のフローチャートである。
【0021】
本実施例では、該制御方法は、S10と、S20と、S30と、S40と、S51と、S52と、S53と、を含む。
S10において、クラウドにブラッシングスキームの全てを入力して、異なる対象グループに基づいてマッチングを行う。
S20において、App端末が、それぞれクラウド及びスマート歯ブラシと通信接続を確立する。
S30において、App端末が、クラウドのブラッシングスキームを読み取る。
S40において、ユーザーの個人情報を取得し、個人情報に基づいて適合するブラッシングスキームを推奨する。
S51において、取得した、ユーザーの選択操作に従って、App端末によって推奨されたブラッシングスキームが受け入れられるか否かを判断する。
推奨されたブラッシングスキームが受け入れられる場合、ステップS52を実行する。
S52において、動作パラメーターの調整のために、App端末によって推奨されたブラッシングスキームをスマート歯ブラシにプッシュする。
推奨されたブラッシングスキームが受け入れられない場合、ステップS53を実行する。
S53において、動作パラメーターの調整のためにユーザーがカスタム又は再選択したブラッシングスキームをスマート歯ブラシにプッシュする。
【0022】
本実施例では、該スマート歯ブラシの制御方法は、より多くの人々の異なるブラッシングニーズに応えるために主に使用される。該制御方法では、まずクラウドによってブラッシングスキームを配置する。クラウドによって配置されたブラッシングスキームがユーザーのニーズに応えられない場合、ユーザーにブラッシングスキームをカスタムする権限を与えてもよい。これによって、ユーザーの実際のニーズに応じてブラッシングスキームを柔軟に配置できる。パラメーターの調整のために配置されたブラッシングスキームをスマート歯ブラシにプッシュして、配置されたブラッシングスキームを実行する。
【0023】
本実施例のブラッシングスキームはクラウドによって入力される。具体的な実行において、バックグラウンドサーバは、異なるスキーム内に含まれるブラッシングステップ、振動周波数、振動持続時間、振動モード及びアプリケーションプロンプトなどに従って分類し、その後、異なる適用可能な対象に従ってマッチング分類を実行する。例えば、ホワイトニングブラッシングスキームは、高周波の音波を使用し、振動持続時間は2分10秒、使用期間は朝昼夜であり、アプリケーションプロンプトは、「フロスと合わせて利用すれば効果がよくなる」であり、採用するブラッシングステップは、クリーニングモード→ディープクリーニングモード→ポリシングモード→マッサージモードである。ただし、クリーニングモードの持続時間は40秒であり、ディープクリーニングモードの持続時間は55秒であり、ポリシングモードの持続時間は15秒であり、マッサージモードの持続時間は20秒である。異なる適用対象に従って、上記ブラッシングスキームが再調整される。最終的に、各ブラッシングスキームが1つのグループの対象と適合するようにされる。そして、各ブラッシングスキーム及びその適合する対象グループがクラウドに入力される。この対象グループは、主に年齢、性別、及び歯の種類に基づいてグループ分けされる。
【0024】
ブラッシングスキームの全て及び各スキームに適合する対象グループをクラウドに入力した後、App端末はそれぞれクラウド及びスマート歯ブラシと通信接続を確立する。App端末とクラウドとの間の接続は、通常WiFi接続であり、他の実施例ではデータラインを介して接続してもよい。App端末とクラウドとの間は、Httpプロトコルを介してデータ伝送を行う。つまり、App端末がクラウドにデータをアップロードすると、アップロードされたデータは、必然的にHttp形式で圧縮又はパッケージ化される。同様に、クラウドからApp端末にデータ伝送を行うと、対応するデータも、http形式で圧縮又はパッケージ化される。App端末とスマート歯ブラシとの間の通信及びデータ伝送は、ブルートゥース(登録商標)、WiFi、又はzigbeeなどによって行われる。ブルートゥース(登録商標)の低電力性能により、本実施例の制御方法は、ブルートゥース(登録商標)モードを使用してApp端末とスマート歯ブラシとの間のデータ交換を実施することが好ましい。
【0025】
ユーザーが歯を磨く必要がある場合、App端末を使用してスマート歯ブラシのブラッシングパラメーターを調整することができる。つまり、適切なブラッシングスキームを選択することができる。この際、App端末は、クラウドと確立された通信接続を介してクラウドのブラッシングスキームを読み取り、App端末の表示インタフェースにブラッシングスキームの全てを表示する。それから、App端末は、ユーザーの個人情報を自動的に取得し、且つ取得した個人情報を分析する。まず、App端末は、性別に応じて男性と女性の2つのグループに分け、そして男性と女性の2つのグループに対してそれぞれ年齢のグループ分けを行う。例えば、App端末は、0−10歳を子供グループに、11−16歳を少年グループに、17−30歳を若者グループに、31−60歳を中年グループに、60歳以上を高齢グループにそれぞれ分ける。最後に、App端末は、ユーザーの所属するグループに応じて、該グループに適合するブラッシングスキームを推奨する。
【0026】
App端末は、推奨されたブラッシングスキームを表示インタフェースの最上層に表示する。この時点で、ユーザーは、App端末によって推奨されたブラッシングスキームを受け入れるか否かを選択する必要がある。最上層の表示インタフェースは、推奨されたブラッシングスキームの名称、簡単な説明、機能の説明、及びプロンプトを含むだけでなく、さらに「今すぐ使用する」のオプションも含む。ユーザーは、この「今すぐ使用する」のオプションをクリックして、推奨されたブラッシングスキームを確認してもよく、左上のリターンフラグを選択して前のインタフェースに戻ってもよい。前のインタフェースは、クラウドから読み取られたブラッシングスキームの全てを表示する。つまり、App端末が表示インタフェースで実行されたクリック操作を取得すると、App端末によって推奨されたブラッシングスキームが受け入れられるか否かを決定するように該クリック操作をさらに判断する必要がある。推奨されたブラッシングスキームが受け入れられる場合、App端末は、ブルートゥース(登録商標)経由で推奨されたブラッシングスキームをスマート歯ブラシにプッシュする。スマート歯ブラシに固有のブラッシングスキームを書き換え、つまり、スマート歯ブラシの動作パラメーターを調整して、それにApp端末によって推奨されたブラッシングスキームを実行させる。推奨されたブラッシングスキームが受け入れられない場合、ユーザーは、App端末によって読み取られたブラッシングスキームの全ての中から必要なブラッシングスキームを再選択する必要がある。或いはブラッシングスキームの全ての中にユーザーが必要とするブラッシングスキームがない場合、ユーザーは、必要なブラッシングスキームをカスタムする。そして、App端末は、ユーザーが再選択又はカスタムしたブラッシングスキームをスマート歯ブラシにプッシュする。スマート歯ブラシに固有のブラッシングスキームを書き換え、つまり、スマート歯ブラシの動作パラメーターを調整してそれにユーザーがカスタム又は再選択したブラッシングスキームを実行させる。
【0027】
本発明によるスマート歯ブラシの制御方法では、App端末が、クラウドのブラッシングスキームを読み取る。そして、ユーザーの個人情報に基づいて適合するブラッシングスキームを推奨する。最後に、ユーザーの選択に従って、パラメーターの調整のために推奨されたブラッシングスキームをスマート歯ブラシにプッシュし、又はパラメーターの調整のためにユーザーがカスタム又は再選択したブラッシングスキームをスマート歯ブラシにプッシュする。カスタムしたブラッシングスキームを追加することによって、該制御方法はより多くの人々の様々なブラッシングニーズに応え、スマート歯ブラシの適用性が改善される。
【0028】
図2に示すように、上記実施例のスマート歯ブラシの制御方法に基づいて、ステップS53は、具体的には、S531と、S532と、S533と、を含む。
S531においては、推奨されたブラッシングスキームが受け入れられない場合、App端末がその表示インタフェースにブラッシングスキームの全てを表示する。
S532においては、ブラッシングスキームの全ての中にユーザーが必要とするブラッシングスキームがある場合、動作パラメーターの調整のために、App端末がユーザーにより再選択されたブラッシングスキームをスマート歯ブラシにプッシュする。
S533においては、ブラッシングスキームの全ての中にユーザーが必要とするブラッシングスキームがない場合、動作パラメーターの調整のために、App端末がユーザーによりカスタムされたブラッシングスキームをスマート歯ブラシにプッシュする。
【0029】
本実施例では、ユーザーがApp端末によって推奨されたブラッシングスキームを確認しない場合、つまりApp端末によって推奨されたブラッシングスキームが受け入れられない場合、App端末は、その表示インタフェースにクラウドから読み取られたブラッシングスキームの全てを表示する。この時、ユーザーは、ブラッシングスキームの全てから自分に合わせたブラッシングスキームを選択できる。ブラッシングスキームの全ての中にユーザーに実際に必要なブラッシングスキームが存在する場合、App端末は、取得された表示インタフェース上で特定のブラッシングスキームに対するユーザーのクリック操作に従って、ユーザーが再選択したブラッシングスキームを決定し、且つそれをスマート歯ブラシにプッシュする。スマート歯ブラシに固有のブラッシングスキームを書き換え、つまり、スマート歯ブラシの動作パラメーターを調整して、それにユーザーが再選択したブラッシングスキームを実行させる。ブラッシングスキームの全ての中にユーザーに実際に必要なブラッシングスキームが存在しない場合、App端末は、ユーザーが表示インタフェースのカスタムオプションに対して実行したクリック操作を取得し、ユーザーがカスタム選択して生成したブラッシングスキームを受け入れ、且つそれをスマート歯ブラシにプッシュする。スマート歯ブラシに固有のブラッシングスキームを書き換え、つまり、スマート歯ブラシの動作パラメーターを調整して、それにユーザーがカスタムしたブラッシングスキームを実行させる。カスタムしたブラッシングスキームを追加することによって、該制御方法はより多くの人々の様々なブラッシングニーズに応え、スマート歯ブラシの適用性が改善される。
【0030】
図3に示すように、上記実施例のスマート歯ブラシの制御方法に基づいて、スマート歯ブラシは歯ブラシファームウェアを備え、ステップS533は、具体的には、S5331と、S5332と、S5333と、S5334と、を含む。
S5331においては、表示インタフェースにおけるカスタムオプションに対するクリック操作を取得し、カスタムスキームインタフェースをポップアップする。
S5332においては、カスタムスキームインタフェースで実行されたブラッシングステップ、振動周波数、振動持続時間、及び振動モードに対する選択操作を取得し、プリセット形式のカスタムブラッシングスキームを生成する。
S5333においては、カスタムブラッシングスキームをクラウドに送信して記憶し、そして、表示インタフェースに表示する。
S5334においては、ユーザーが実行した確認操作を取得した後、カスタムブラッシングスキームを歯ブラシファームウェアにプッシュして、スマート歯ブラシのブラッシングステップ、振動周波数、振動持続時間、及び振動モードを調整する。
【0031】
従来のブラッシングスキームがユーザーの実際のニーズに応えられない場合、ユーザーは自分の実際のニーズに応じてカスタムスキームオプションを選択できる。また、App端末が表示インタフェースのカスタムオプションに対するクリック操作を取得した場合、その表示インタフェースで1つのカスタムスキームのインタフェースをポップアップバックする。該インタフェースは、カスタムスキームの名称オプション、スキームアイコンオプション、カスタムステップオプション、削除スキームオプション、及び保存オプションを含む。ただし、カスタムされた各ステップは、ユーザーが実際のニーズに応じて選択できるように、ブラッシング時間と振動周波数の選択を含む。ユーザーが自分の実際のニーズに応じて選択する時、ブラッシングステップ、振動周波数、振動持続時間、及び振動モードをそれぞれ選択する。そして、カスタムインタフェースの保存オプションをクリックする。さらに、プリセット形式のカスタムブラッシングスキームを生成する。次に、App端末及びスマート歯ブラシのメモリを節約するように該カスタムブラッシングスキームをhttpプロトコルによって圧縮又はパッケージ化し、保存のためにクラウドにアップロードする。カスタムブラッシングスキームは生成した後、App端末の表示インタフェースにも表示される。それによって、ユーザーは、該カスタムブラッシングスキームに対して確認操作を実行する。ユーザーの表示インタフェースのカスタムブラッシングスキームに対するクリック操作を取得すると、該カスタムスキームをブルートゥース(登録商標)経由でスマート歯ブラシの歯ブラシファームウェアにプッシュする。カスタムスキームは、歯ブラシファームウェアに保存される。それによって、スマート歯ブラシはApp端末から切断されても独立して使用できる。スマート歯ブラシは該歯ブラシファームウェアを動作させることでブラッシングステップ、振動周波数、振動持続時間、及び振動モードを調整する。それによって、自分の実際のニーズに応えられ、スマート歯ブラシの適用性が改善される。
【0032】
さらに、スマート歯ブラシは歯ブラシファームウェアを備え、動作パラメーターの調整のためにブラッシングスキームをスマート歯ブラシにプッシュするステップは、具体的には、
App端末によってプッシュされたブラッシングスキームを受信し、且つそれを歯ブラシファームウェアに記憶することと、
歯ブラシファームウェアを動作させることでスマート歯ブラシの振動モード、振動周波数、及び振動持続時間を調整することと、を含む。
【0033】
本実施例では、App端末が推奨されたブラッシングスキーム又はユーザーが再選択したブラッシングスキーム又はユーザーがカスタムしたブラッシングスキームをスマート歯ブラシにプッシュした後、スマート歯ブラシは、受信したAppによってプッシュされたブラッシングスキームを歯ブラシファームウェアに記憶する。それによって、スマート歯ブラシとApp端末との間の通信接続が切断されても、スマート歯ブラシは依然として、App端末によって推奨されたブラッシングスキーム、ユーザーが再選択したブラッシングスキーム、又はユーザーがカスタムしたブラッシングスキームを実現できる。新しいブラッシングスキームで歯を磨く場合、歯ブラシファームウェアを動作させるとスマート歯ブラシに固有のブラッシングスキームを変更できる。つまり、元のブラッシングスキームの振動モード、振動周波数、及び振動持続時間を調整して、ユーザーの実際のニーズに応えられ、スマート歯ブラシの適用性が改善される。
【0034】
さらに、ユーザーの個人情報を取得し、個人情報に基づいて適合するブラッシングスキームを推奨するステップは、具体的には、
Appアカウントの登録情報又はAppアカウントに関連付けられているサードパーティアプリケーションのアカウント情報からユーザーの個人情報を取得し、又は個人識別カードからユーザーの個人情報を読み取ることと、
個人情報に基づいてユーザーの所属する対象グループを判定することと、
ユーザーの所属する対象グループに従って適合するブラッシングスキームを推奨することと、
推奨されたブラッシングスキームをApp端末の表示インタフェースに表示することと、を含む。
【0035】
本実施例では、App端末がユーザーの個人情報を取得するために、いくつかの方式を利用することができる。例えば、Appアカウントの登録情報からユーザーの個人情報を取得し、Appアカウントは、ユーザーの名前、年齢、性別などの個人情報を取得するために、登録時にユーザーに本名での登録を要求することができる。他の実施例では、Appアカウントに関連付けられているサードパーティアプリケーションのアカウント情報からユーザーの個人情報を取得してもよい。例えば、Appがログインする場合、サードパーティアプリケーションの認証を介してログインしてもよく、Appアカウントをサードパーティアプリケーションのアカウント情報にバインドしてもよい。例えば、AppアカウントをユーザーのWeiboアカウント又はWeChatアカウントにバインドする。そして、ユーザーのWeiboアカウント情報又はWeChatアカウント情報を取得することにより、ユーザーの名前、年齢、性別及び生活習慣などの個人情報を取得できる。又はApp端末を使用してユーザーの個人識別カードをスキャンし、ユーザーの年齢、性別などの個人情報を読み取り、クラウドに入力されたブラッシングスキームの全てに対応する対象グループに対応するように取得した個人情報に基づいてユーザーの所属する対象グループを決定する。次に、ユーザーの所属する対象グループに基づいてブラッシングスキームを推奨し、推奨されたブラッシングスキームをユーザーが選択できるようにApp端末の表示インタフェースに表示させる。
【0036】
本発明は、スマート歯ブラシの制御システムをさらに提供する。
【0037】
該制御システムはApp端末及びApp端末にそれぞれ接続されるクラウドとスマート歯ブラシを備え、App端末は第1のメモリと、第1のプロセッサと、第1のメモリに記憶され且つ第1のプロセッサで動作する第1の制御プログラムと、を含み、第1の制御プログラムが第1のプロセッサによって実行される際に、
クラウドのブラッシングスキームを読み取る操作と、
ユーザーの個人情報を取得し、個人情報に基づいて適合するブラッシングスキームを推奨する操作と、
取得したユーザーの選択操作に従って、パラメーターの調整のために推奨されたブラッシングスキームをスマート歯ブラシにプッシュし、或いはパラメーターの調整のためにユーザーがカスタム又は再選択したブラッシングスキームをスマート歯ブラシにプッシュする操作と、を実現する。
【0038】
本発明によるスマート歯ブラシの制御システムでは、App端末がクラウドのブラッシングスキームを読み取る。そして、ユーザーの個人情報に基づいて適合するブラッシングスキームを推奨する。最後に、ユーザーの選択に従って、パラメーターの調整のために推奨されたブラッシングスキームをスマート歯ブラシにプッシュし、又はパラメーターの調整のためにユーザーがカスタム又は再選択したブラッシングスキームをスマート歯ブラシにプッシュする。カスタムしたブラッシングスキームを追加することによって、該制御システムはより多くの人々の様々なブラッシングニーズに応え、スマート歯ブラシの適用性が改善される。
【0039】
さらに、第1の制御プログラムが第1のプロセッサによって実行される際に、
取得したユーザーの選択操作に従って、App端末によって推奨されたブラッシングスキームが受け入れられるか否かを判断する操作と、
そうであれば、動作パラメーターの調整のためにApp端末によって推奨されたブラッシングスキームをスマート歯ブラシにプッシュする操作と、
そうでなければ、動作パラメーターの調整のためにユーザーがカスタム又は再選択したブラッシングスキームをスマート歯ブラシにプッシュする操作と、をさらに実現する。
【0040】
さらに、第1の制御プログラムが第1のプロセッサによって実行される際に、
推奨されたブラッシングスキームが受け入れられない場合、App端末がその表示インタフェースにブラッシングスキームの全てを表示する操作と、
ブラッシングスキームの全ての中にユーザーが必要とするブラッシングスキームがある場合、動作パラメーターの調整のためにApp端末がユーザーの再選択したブラッシングスキームをスマート歯ブラシにプッシュする操作と、
ブラッシングスキームの全ての中にユーザーが必要とするブラッシングスキームがない場合、動作パラメーターの調整のためにApp端末がユーザーのカスタムしたブラッシングスキームをスマート歯ブラシにプッシュする操作と、をさらに実現する。
【0041】
さらに、第1の制御プログラムが第1のプロセッサによって実行される際に、
表示インタフェースにおけるカスタムオプションに対するクリック操作を取得し、カスタムスキームインタフェースをポップアップする操作と、
カスタムスキームインタフェースで実行されたブラッシングステップ、振動周波数、振動持続時間、及び振動モードに対する選択操作を取得し、プリセット形式のカスタムブラッシングスキームを生成する操作と、
カスタムブラッシングスキームをクラウドに送信して記憶し、そして表示インタフェースに表示する操作と、
ユーザーが実行した確認操作を取得した後、カスタムブラッシングスキームを歯ブラシファームウェアにプッシュして、スマート歯ブラシのブラッシングステップ、振動周波数、振動持続時間、及び振動モードを調整する操作と、をさらに実現する。
【0042】
さらに、第1の制御プログラムが第1のプロセッサによって実行される際に、
Appアカウントの登録情報又はAppアカウントに関連付けられているサードパーティアプリケーションのアカウント情報からユーザーの個人情報を取得することと、
個人情報に基づいてユーザーの所属する対象グループを判定する操作と、
ユーザーの所属する対象グループに従って適合するブラッシングスキームを推奨する操作と、
推奨されたブラッシングスキームをApp端末の表示インタフェースに表示する操作と、をさらに実現する。
【0043】
さらに、第1の制御プログラムが第1のプロセッサによって実行される際に、
App端末が個人識別カードからユーザーの個人情報を読み取る操作と、
個人情報に基づいてユーザーの所属する対象グループを判定する操作と、
ユーザーの所属する対象グループに従って適合するブラッシングスキームを推奨する操作と、
推奨されたブラッシングスキームをApp端末の表示インタフェースに表示する操作と、をさらに実現する。
【0044】
さらに、スマート歯ブラシは第2のメモリと、第2のプロセッサと、第2のメモリに記憶され且つ第2のプロセッサで動作する第2の制御プログラムと、を含み、第2の制御プログラムが第2のプロセッサによって実行される際に、
App端末によってプッシュされたブラッシングスキームを受信し、且つそれを歯ブラシファームウェアに記憶する操作と、
歯ブラシファームウェアを動作させることでスマート歯ブラシの振動モード、振動周波数、及び振動持続時間を調整する操作と、を実現する。
【0045】
上記は、本発明の好適な実施例にすぎず、本発明の範囲を限定することを意図するものではなく、本発明の明細書及び図面に基づいてなされる同等の構造又は同等のプロセス変換、あるいは他の関連している技術分野に直接的又は間接的に適用されることは、いずれも本発明の特許請求の範囲に含まれる。
【0046】
(付記)
(付記1)
App端末がクラウドのブラッシングスキームを読み取るステップと、
ユーザーの個人情報を取得し、前記個人情報に基づいて適合するブラッシングスキームを推奨するステップと、
取得したユーザーの選択操作に従って、パラメーターの調整のために推奨された前記ブラッシングスキームをスマート歯ブラシにプッシュし、或いはパラメーターの調整のためにユーザーがカスタム又は再選択したブラッシングスキームをスマート歯ブラシにプッシュするステップと、
を含むことを特徴とするスマート歯ブラシの制御方法。
【0047】
(付記2)
取得したユーザーの選択操作に従って、パラメーターの調整のために推奨された前記ブラッシングスキームをスマート歯ブラシにプッシュし、或いはパラメーターの調整のためにユーザーがカスタム又は再選択したブラッシングスキームをスマート歯ブラシにプッシュする前記ステップは、具体的には、
取得したユーザーの選択操作に従って、前記App端末によって推奨されたブラッシングスキームが受け入れられるか否かを判断することと、
そうであれば、動作パラメーターの調整のために前記App端末によって推奨されたブラッシングスキームを前記スマート歯ブラシにプッシュすることと、
そうでなければ、動作パラメーターの調整のためにユーザーがカスタム又は再選択したブラッシングスキームを前記スマート歯ブラシにプッシュすることと、を含むことを特徴とする付記1に記載のスマート歯ブラシの制御方法。
【0048】
(付記3)
動作パラメーターの調整のためにユーザーがカスタム又は再選択したブラッシングスキームをスマート歯ブラシにプッシュする前記ステップは、具体的には、
推奨されたブラッシングスキームが受け入れられない場合、前記App端末がその表示インタフェースにブラッシングスキームの全てを表示することと、
前記ブラッシングスキームの全ての中にユーザーが必要とするブラッシングスキームがある場合、動作パラメーターの調整のために前記App端末がユーザーの再選択したブラッシングスキームを前記スマート歯ブラシにプッシュすることと、
前記ブラッシングスキームの全ての中にユーザーが必要とするブラッシングスキームがない場合、動作パラメーターの調整のために前記App端末がユーザーのカスタムしたブラッシングスキームを前記スマート歯ブラシにプッシュすることと、を含むことを特徴とする付記2に記載のスマート歯ブラシの制御方法。
【0049】
(付記4)
前記スマート歯ブラシは歯ブラシファームウェアを備え、動作パラメーターの調整のためにユーザーのカスタムしたブラッシングスキームをスマート歯ブラシにプッシュする前記ステップは、具体的には、
前記表示インタフェースにおけるカスタムオプションに対するクリック操作を取得し、カスタムスキームインタフェースをポップアップすることと、
前記カスタムスキームインタフェースで実行されたブラッシングステップ、振動周波数、振動持続時間、及び振動モードに対する選択操作を取得し、プリセット形式のカスタムブラッシングスキームを生成することと、
前記カスタムブラッシングスキームをクラウドに送信して記憶し、そして前記表示インタフェースに表示することと、
ユーザーが実行した確認操作を取得した後、前記カスタムブラッシングスキームを前記歯ブラシファームウェアにプッシュして、スマート歯ブラシのブラッシングステップ、振動周波数、振動持続時間、及び振動モードを調整することと、を含むことを特徴とする付記3に記載のスマート歯ブラシの制御方法。
【0050】
(付記5)
前記スマート歯ブラシは歯ブラシファームウェアを備え、動作パラメーターの調整のためにブラッシングスキームを前記スマート歯ブラシにプッシュする前記ステップは、具体的には、
前記App端末によってプッシュされたブラッシングスキームを受信し、且つそれを前記歯ブラシファームウェアに記憶することと、
前記歯ブラシファームウェアを動作させることで前記スマート歯ブラシの振動モード、振動周波数、及び振動持続時間を調整することと、を含むことを特徴とする付記2に記載のスマート歯ブラシの制御方法。
【0051】
(付記6)
前記スマート歯ブラシは歯ブラシファームウェアを備え、動作パラメーターの調整のためにブラッシングスキームを前記スマート歯ブラシにプッシュする前記ステップは、具体的には、
前記App端末によってプッシュされたブラッシングスキームを受信し、且つそれを前記歯ブラシファームウェアに記憶することと、
前記歯ブラシファームウェアを動作させることで前記スマート歯ブラシの振動モード、振動周波数、及び振動持続時間を調整することと、を含むことを特徴とする付記3に記載のスマート歯ブラシの制御方法。
【0052】
(付記7)
前記App端末がクラウドのブラッシングスキームを読み取る前記ステップの前に、
前記クラウドにブラッシングスキームの全てを入力して異なる対象グループに基づいてマッチングを行うことをさらに含むことを特徴とする付記1に記載のスマート歯ブラシの制御方法。
【0053】
(付記8)
ユーザーの個人情報を取得し、前記個人情報に基づいて適合するブラッシングスキームを推奨する前記ステップは、具体的には、
Appアカウントの登録情報又は前記Appアカウントに関連付けられているサードパーティアプリケーションのアカウント情報からユーザーの個人情報を取得することと、
前記個人情報に基づいてユーザーの所属する対象グループを判定することと、
ユーザーの所属する対象グループに従って適合するブラッシングスキームを推奨することと、
推奨されたブラッシングスキームをApp端末の表示インタフェースに表示することと、を含むことを特徴とする付記7に記載のスマート歯ブラシの制御方法。
【0054】
(付記9)
ユーザーの個人情報を取得し、前記個人情報に基づいて適合するブラッシングスキームを推奨する前記ステップは、具体的には、
前記App端末が個人識別カードからユーザーの個人情報を読み取ることと、
前記個人情報に基づいてユーザーの所属する対象グループを判定することと、
ユーザーの所属する対象グループに従って適合するブラッシングスキームを推奨することと、
推奨されたブラッシングスキームをApp端末の表示インタフェースに表示することと、を含むことを特徴とする付記7に記載のスマート歯ブラシの制御方法。
【0055】
(付記10)
スマート歯ブラシの制御システムであって、
前記制御システムはApp端末及び前記App端末にそれぞれ接続されるクラウドとスマート歯ブラシを備え、前記App端末は第1のメモリと、第1のプロセッサと、前記第1のメモリに記憶され且つ前記第1のプロセッサで動作する第1の制御プログラムと、を含み、前記第1の制御プログラムが前記第1のプロセッサによって実行される際に、
App端末がクラウドのブラッシングスキームを読み取る操作と、
ユーザーの個人情報を取得し、前記個人情報に基づいて適合するブラッシングスキームを推奨する操作と、
取得したユーザーの選択操作に従って、パラメーターの調整のために推奨された前記ブラッシングスキームをスマート歯ブラシにプッシュし、或いはパラメーターの調整のためにユーザーがカスタム又は再選択したブラッシングスキームをスマート歯ブラシにプッシュする操作と、を実現することを特徴とするスマート歯ブラシの制御システム。
【0056】
(付記11)
前記第1の制御プログラムが前記第1のプロセッサによって実行される際に、
取得したユーザーの選択操作に従って、前記App端末によって推奨されたブラッシングスキームが受け入れられるか否かを判断する操作と、
そうであれば、動作パラメーターの調整のために前記App端末によって推奨されたブラッシングスキームを前記スマート歯ブラシにプッシュする操作と、
そうでなければ、動作パラメーターの調整のためにユーザーがカスタム又は再選択したブラッシングスキームを前記スマート歯ブラシにプッシュする操作と、をさらに実現することを特徴とする付記10に記載のスマート歯ブラシの制御システム。
【0057】
(付記12)
前記第1の制御プログラムが前記第1のプロセッサによって実行される際に、
推奨されたブラッシングスキームが受け入れられない場合、前記App端末がその表示インタフェースにブラッシングスキームの全てを表示する操作と、
前記ブラッシングスキームの全ての中にユーザーが必要とするブラッシングスキームがある場合、動作パラメーターの調整のために前記App端末がユーザーの再選択したブラッシングスキームを前記スマート歯ブラシにプッシュする操作と、
前記ブラッシングスキームの全ての中にユーザーが必要とするブラッシングスキームがない場合、動作パラメーターの調整のために前記App端末がユーザーのカスタムしたブラッシングスキームを前記スマート歯ブラシにプッシュする操作と、をさらに実現することを特徴とする付記11に記載のスマート歯ブラシの制御システム。
【0058】
(付記13)
前記第1の制御プログラムが前記第1のプロセッサによって実行される際に、
前記表示インタフェースにおけるカスタムオプションに対するクリック操作を取得し、カスタムスキームインタフェースをポップアップする操作と、
前記カスタムスキームインタフェースで実行されたブラッシングステップ、振動周波数、振動持続時間、及び振動モードに対する選択操作を取得し、プリセット形式のカスタムブラッシングスキームを生成する操作と、
前記カスタムブラッシングスキームをクラウドに送信して記憶し、そして前記表示インタフェースに表示する操作と、
ユーザーが実行した確認操作を取得した後、前記カスタムブラッシングスキームを前記歯ブラシファームウェアにプッシュして、スマート歯ブラシのブラッシングステップ、振動周波数、振動持続時間、及び振動モードを調整する操作と、をさらに実現することを特徴とする付記12に記載のスマート歯ブラシの制御システム。
【0059】
(付記14)
前記第1の制御プログラムが前記第1のプロセッサによって実行される際に、
Appアカウントの登録情報又は前記Appアカウントに関連付けられているサードパーティアプリケーションのアカウント情報からユーザーの個人情報を取得することと、
前記個人情報に基づいてユーザーの所属する対象グループを判定する操作と、
ユーザーの所属する対象グループに従って適合するブラッシングスキームを推奨する操作と、
推奨されたブラッシングスキームをApp端末の表示インタフェースに表示する操作と、をさらに実現することを特徴とする付記10に記載のスマート歯ブラシの制御システム。
【0060】
(付記15)
前記第1の制御プログラムが前記第1のプロセッサによって実行される際に、
前記App端末が個人識別カードからユーザーの個人情報を読み取る操作と、
前記個人情報に基づいてユーザーの所属する対象グループを判定する操作と、
ユーザーの所属する対象グループに従って適合するブラッシングスキームを推奨する操作と、
推奨されたブラッシングスキームをApp端末の表示インタフェースに表示する操作と、をさらに実現することを特徴とする付記10に記載のスマート歯ブラシの制御システム。
【0061】
(付記16)
前記スマート歯ブラシは第2のメモリと、第2のプロセッサと、前記第2のメモリに記憶され且つ前記第2のプロセッサで動作する第2の制御プログラムと、を含み、前記第2の制御プログラムが前記第2のプロセッサによって実行される際に、
前記App端末によってプッシュされたブラッシングスキームを受信し、且つそれを前記歯ブラシファームウェアに記憶する操作と、
前記歯ブラシファームウェアを動作させることで前記スマート歯ブラシの振動モード、振動周波数、及び振動持続時間を調整する操作と、を実現することを特徴とする付記10に記載のスマート歯ブラシの制御システム。