(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記第1判定部が前記通知情報が前記所定のスケジュールに従って前記通信装置から受信されなかったと判定すると、前記通知情報が前記通信装置から前記スケジュール外で受信されたかを判定する第2判定部と、
前記第2判定部が前記通知情報が前記通信装置から前記スケジュール外で受信されたと判定すると、前記通信装置に関連する所定の処理を実行する処理実行部をさらに備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
前記取得部は、前記通信装置の位置に関連する情報と前記通信装置の位置情報とを対応付けて記憶する記憶装置を参照して、前記通知情報に含まれる前記通信装置の位置に関連する情報に基づいて前記通信装置の位置情報を取得することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一に記載の情報処理装置。
前記所定の処理は、前記出力部に前記スケジュール外で受信された通知情報に基づいて取得した位置情報を出力するよう指示することであることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
前記受信部が前記通信装置から前記通知情報として当該通信装置が異常に再起動したことを示す情報を受信した場合、前記処理実行部は、前記所定の処理として、前記通信装置が他の装置と通信を開始することを待機するよう指示する信号を送信することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
前記受信部が前記通信装置から前記通知情報として当該通信装置がダウンする直前であることを示す信号を受信した場合、前記処理実行部は、前記所定の処理として、前記通信装置がダウンするための信号を送信することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下に示す実施形態は本発明の実施形態の一例であって、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。なお、本実施形態で参照する図面において、同一部分または同様な機能を有する部分には同一の符号または類似の符号(数字の後にa、bなどを付しただけの符号)を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。
【0010】
<実施形態>
[通信システム]
図1を用いて、本発明の一実施形態に係る通信システム1について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る通信システムの一例を示すブロック図である。通信システム1は、情報処理装置2、中継装置3aから中継装置3n、端末4aから端末4fを備える。以降、各中継装置、各端末を特に区別する必要がない場合には、末尾のアルファベットを省略して、単に「中継装置3」や「端末4」と表記する。
【0011】
情報処理装置2は、この例では、サーバである。中継装置3は、この例では、ルータである。ルータ(中継装置)3bと端末4a、端末4bとの間には、L3スイッチ(図示せず)やL2スイッチ(図示せず)を介してもよい。他のルータ3と端末4との間についても同様である。端末4は、ネットワークに接続可能な端末であればよく、例えば、パソコン、IP(Internet Protocol)カメラ、レコーダ、IP電話、PoE(Power over Ethernet)スピーカ、PoEマイクなどである。ネットワーク5は、この例では、WAN(Wide Area Network)である。
【0012】
[情報処理装置の構成]
次に、
図2を用いて、本発明の一実施形態に係る情報処理装置2について説明する。
図2は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置の構成例を示すブロック図である。情報処理装置2は、制御部30、操作部40、表示部50、記憶部60、接続部70及び通信部90を備える。これらの各構成はバスを介して接続されている。
【0013】
制御部30は、CPUなどの演算処理回路を含む。制御部30は、記憶部60に記憶されたプログラムをCPU(コンピュータ)により実行して、後述する取得処理、第1判定処理、出力処理等を行うための機能を実現する。取得処理、第1判定処理、出力処理は、それぞれ後述の取得部32、第1判定部33、出力部34によって実現される。ここの機能を実現する構成の一部または全部は、プログラムの実行によってソフトウエアによって実現される場合に限られず、ハードウエアによって実現されてもよい。なお、制御部30によって実現される機能は、上記処理を行う機能以外にも、装置各部を制御する機能を含む。
【0014】
制御部30は、受信部31、取得部32、第1判定部33、出力部34、要求部35、第2判定部36及び処理実行部37を備える。
【0015】
受信部31は、中継装置3から情報を受信する。例えば、受信部31は、中継装置3から通知情報を受信する。ここで、通知情報は、中継装置3から情報処理装置2に通知される情報で、中継装置3の位置に関連する情報を含む。通知情報は、中継装置3の識別情報(シリアル番号やMACアドレスなど)であってもよい。また、位置に関連する情報は、例えば、IPアドレスである。IPアドレスがわかれば、当該IPアドレスを用いる中継装置3の位置を特定し得るからである。
【0016】
受信部31は、中継装置3のステータスに関するステータス情報をさらに受信してもよい。ステータス情報は、例えば、中継装置3の回線に関する情報、中継装置3の電源に関する情報などであるが、これらに限定されるものではない。中継装置3の回線に関する情報は、例えば、中継装置3が固定回線を用いているか、モバイル回線を用いているかといった情報である。中継装置3の電源に関する情報は、例えば、AC電源で駆動しているか、バッテリーで駆動しているかといった情報である。
【0017】
取得部32は、受信部31が中継装置3から通知情報を受信すると、当該通知情報に基づいて、中継装置3の位置情報を取得する。具体的には、通知情報は、前述のとおり、中継装置3の位置に関連する情報を含んでいる。そして、中継装置3の位置に関連する情報が、中継装置3が用いるIPアドレスである場合、取得部32は、IPアドレスと中継装置3の位置情報とを対応付けて記憶する記憶部60を参照して、中継装置3の位置情報を取得する。例えば、取得部32は、
図3が示す記憶部60のIPアドレス101(例えば、「EEE.FFF.G.HH」)とこれに対応付けられている位置情報103(例えば、「東京都大田区蒲田…」)を参照して、中継装置3の位置情報である「東京都大田区蒲田…」を取得する。
【0018】
他方、受信部31が受信する中継装置3の位置に関連する情報が、位置情報そのものである場合もある。具体的には、中継装置3において、IPアドレスと位置情報とを対応付けた記憶装置を参照して、自装置が用いるIPアドレスから位置情報を特定した上で、当該位置情報を情報処理装置2に送信する。そうすると、受信部31は、位置に関連する情報として位置情報を受信するため、取得部32は、記憶部60を参照することなく、位置情報を取得することができる。
【0019】
第1判定部33は、通知情報が所定のスケジュールに従って中継装置3から受信されたかを判定する。所定のスケジュールは、例えば、1時間毎、1日毎、1週間毎といった定期的なものや、指定日時であってもよい。例えば、所定のスケジュールが1日毎である場合、受信部31が中継装置3から通知情報を1回目に受信した際に、当該中継装置3のIPアドレス、中継装置3の識別情報(中継装置3のシリアル番号やMACアドレスなど)及び受信日時(2016/12/9 14時00分)を後述の記憶部60に記憶する。次に受信部31が中継装置3から通知情報を2回目に受信すると、同様に当該中継装置3のIPアドレス、中継装置3の識別情報(中継装置3のシリアル番号やMACアドレスなど)及び受信日時(2016/12/10 14時00分)を記憶部60に記憶する。そして、第1判定部33は、記憶部60に記憶されている受信時刻を参照して、2回目に通知情報を受信した受信日時が1回目に通知情報を受信した受信日時から1日であるかを判定する。なお、スケジュールは、後述の記憶部60にスケジュール情報311として記憶されている。
【0020】
ただし、中継装置3が定期的に通知情報を情報処理装置2に送信するよう設定していたとしても、情報処理装置2が受信する日時が想定よりもずれてしまうことはありうる。そこで、ずれを考慮して、2回目の受信日時が所定の時間ずれていても(例えば、想定より前10秒)、すなわち、2016/12/10 13時59分50秒であっても、第1判定部33は、2回目に通知情報を受信した受信日時が1回目に通知情報を受信した受信日時から1日であるとの判定をする。
【0021】
第1判定部33が、通知情報が所定のスケジュールに従って中継装置3から受信されなかったと判定する場合、当該中継装置3は、災害などによって通信できない状態であることを意味する。そのため、第1判定部33は、中継装置3が災害などによって通信できない状態であるかどうかを判定するともいえる。
【0022】
出力部34は、第1判定部33によって、通知情報が所定のスケジュールに従って受信されなかったと判定されると、過去に中継装置3から受信した通知情報に基づいて取得した位置情報を出力する。過去に中継装置3から受信した通知情報は、複数、記憶部60に記憶されている。そして、通常は最新の情報が望ましいことから、過去に中継装置3から受信した通知情報のうち、
図3で示す受信日時205が最新のものを取得し、位置情報を取得した上で、出力部34は、当該位置情報を出力する。なお、受信部31がステータス情報をさらに受信すると、出力部34は、中継装置3の位置情報と対応付けてステータス情報を出力してもよい。
【0023】
要求部35は、気象庁など外部の装置から緊急地震速報(強制受信指示)を受信すると、緊急地震速報に含まれる位置に関する情報と過去に中継装置3から受信した通知情報に基づいて取得した位置情報とを比較することによって特定される中継装置3に、通知情報の送信を要求する。例えば、緊急地震速報に、位置に関する情報として特定の地域Aが含まれている場合、特定の地域Aに該当する中継装置3が対象となる。記憶部60に記憶されている過去のIPアドレスとこれに対応付けられる位置情報が特定の地域Aに該当するかどうかを判断して、特定の地域Aに該当すると判断された中継装置3に通知情報の送信を要求する。強制受信指示は、位置に関する情報を含み、中継装置3から通知情報を受信するための指示であれば、緊急地震速報に限定されるものではない。
【0024】
第2判定部36は、第1判定部が通知情報が所定のスケジュールに従って中継装置3から受信されなかったと判定すると、当該通知情報が中継装置3からスケジュール外で受信されたかを判定する。例えば、所定のスケジュールが1日毎である場合に、受信部31が中継装置3から通知情報を1回目に受信したのが2016/12/9 14時00分であり、受信部31が中継装置3から通知情報を2回目に受信したのが2016/12/9 21時45分54秒であるとき、第1判定部は所定のスケジュールに従って受信されなかったと判定する。そして、第2判定部36は、当該通知情報が中継装置3からスケジュール外で受信されたと判定する。なお、第2判定部36が通知情報が所定のスケジュール外で中継装置3から受信されていないと判定した場合は、通知情報が中継装置3から受信されていないことを意味する。
【0025】
処理実行部37は、第2判定部36が、通知情報が中継装置3からスケジュール外で受信されたと判定すると、中継装置3に関連する所定の処理を実行する。例えば、通知情報が中継装置3からスケジュール外で受信されたと判定された場合には、中継装置3が正常な状態にないことを意味する。そこで、処理実行部37は、所定の処理として、例えば、管理者端末に対して、中継装置3が正常な状態にないことを示す情報をメールで送信する。
【0026】
記憶部60は、不揮発性メモリ、ハードディスク等の記憶装置である。記憶部60は、上述したプログラムなど、様々な機能を実現するためのアプリケーションプログラムを記憶する記憶領域、後述の地図情報301などを記憶する記憶領域を含む。プログラムは、コンピュータにより実行可能であればよく、磁気記録媒体、光記録媒体、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供されてもよい。この場合には、情報処理装置2は、記録媒体を読み取る装置を備えていてもよい。また、記憶部60は、情報処理装置2の外部の装置にあってもよい。また、プログラムは、ネットワーク経由でダウンロードされてもよい。
【0027】
ここで、
図3を用いて記憶部60に記憶される情報について説明する。
図3は、本発明の一実施形態に係る記憶部の一例を示すブロック図である。記憶部60には、IPアドレス101と位置情報103とが対応付けて記憶されている。例えば、「AAA.BB.CC.DD」のIPアドレス101と、「静岡県浜松市中区●●町」の位置情報103が対応付けられて記憶されている。また、記憶部60には、中継装置3から受信した情報として、IPアドレス201、識別情報(MACアドレス)203、受信日時205、回線情報207及び電源情報209がそれぞれ対応付けられて記憶されている。例えば、「AAA.BB.CC.DD」のIPアドレス201、「12:34:56:78:90:AB」の識別情報203、「2016/12/9 14:00」の受信日時205、「固定回線」の回線情報207及び「AC電源」の電源情報209が対応付けられて記憶されている。
【0028】
IPアドレス201、識別情報203及び受信日時205が、前述の通知情報であり、IPアドレス201が位置に関連する情報である。回線情報207及び電源情報209が、前述のステータス情報である。記憶部60に記憶されるステータス情報としては、前述の中継装置3に接続される端末に関する情報も含んでよい。IPアドレス101と位置情報103とが対応付けられていることから、この情報を参照して、IPアドレス201にも位置情報を対応付けて記憶してもよい。記憶部60に、IPアドレス201に位置情報を対応付けて記憶すると、IPアドレス201と受信日時205に対応付けられた位置情報を取得する際に、より容易に取得することが可能になる。このことは、IPアドレス101と位置情報103とが外部の記憶装置に記憶されている場合に特に顕著となる。さらに、記憶部60には、地図情報301も記憶されている。地図情報301は、
図6及び
図7で示される地図情報401を表示するのに用いられる。
【0029】
再び
図2に戻って説明する。操作部40は、操作ボタンなどによりユーザが入力した操作に応じた信号を制御部30に出力する。操作ボタンは、例えば、電源スイッチ、カーソルキーなどを含み、ユーザの指示を受け付ける操作子であればよい。表示部50は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等の表示装置であり、制御部30による制御に基づいた画面(設定画面など)を表示する。なお、操作部40および表示部50については、情報処理装置2が有していなくてもよい。この場合には、情報処理装置2に接続される外部装置において操作部40および表示部50に相当する機能が代用されてもよい。
【0030】
接続部70は、外部装置(例えば、中継装置3a)と接続するためのインターフェイスである。この例では、接続部70と中継装置3aとの接続は有線であっても無線であってもよい。通信部19は、中継装置3と情報の送受信を行う。以上で情報処理装置2について説明した。
【0031】
なお、情報処理装置2の最小構成は、破線で囲んだ受信部31、取得部32、第1判定部33及び出力部34である。その他の構成は、適宜に追加することが可能である。
【0032】
[中継装置の構成]
図4を用いて、本発明の一実施形態に係る中継装置3について説明する。
図4は、本発明の一実施形態に係る中継装置の構成例を示すブロック図である。中継装置3は、制御部130、操作部140、表示部150、記憶部160、接続部170及び通信部190を備える。操作部140、表示部150、接続部170及び通信部190については、それぞれ操作部40、表示部50、接続部70及び通信部90と同様であるため、ここでは詳細な説明は省略する。
【0033】
制御部130は、CPUなどの演算処理回路を含む。制御部130は、記憶部160に記憶されたプログラムをCPU(コンピュータ)により実行して、後述する情報取得処理、指示受信処理等を行うための機能を実現する。情報取得処理、指示受信処理は、それぞれ後述の情報取得部135、指示受信部137によって実現される。ここの機能を実現する構成の一部または全部は、プログラムの実行によってソフトウエアによって実現される場合に限られず、ハードウエアによって実現されてもよい。なお、制御部130によって実現される機能は、上記処理を行う機能以外にも、装置各部を制御する機能を含む。
【0034】
制御部130は、第1送信部131、第2送信部133、情報取得部135及び指示受信部137を備える。
【0035】
第1送信部131は、前述の通知情報を情報処理装置2に送信する。また、第2送信部133は、前述のステータス情報を情報処理装置2に送信する。情報取得部135は、ステータス情報など中継装置3に関する情報を取得する。例えば、情報取得部135は、中継装置3の回線情報207や電源情報209を取得する。指示受信部137は、情報処理装置2の要求部35から、通知情報を情報処理装置2に送信するよう要求を受信する。
【0036】
第1記憶部161には、中継装置3の識別情報(シリアル番号、MACアドレスなど)が記憶されている。また、第2記憶部163には、スケジュール情報が記憶されている。中継装置3は、第2記憶部163に記憶されたスケジュール情報を参照して、スケジュールに従って、情報処理装置2に前述の通知情報を送信する。以上で中継装置3について説明した。
【0037】
[情報処理装置の動作フロー]
図5を用いて、本発明の一実施形態に係る情報処理装置2の動作フローについて説明する。
図5は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置の動作フローの一例を示す図である。
【0038】
まず、第1判定部33が、通知情報が所定のスケジュールに従って中継装置3から受信されたかどうか判定する(ステップS101)。通知情報が所定のスケジュールに従って中継装置3から受信されなかったと判定された場合(ステップS101でNoの場合)、第2判定部36が、通知情報が所定のスケジュール外で中継装置3から受信されたかを判定する(ステップS103)。第2判定部36が、通知情報が所定のスケジュール外で中継装置3から受信されていないと判定した場合(ステップS103でNoの場合)、出力部34は、過去の通知情報に基づいて取得した位置情報を出力する(ステップS107)。他方、第2判定部36が、通知情報が所定のスケジュール外で中継装置3から受信されたと判定した場合(ステップS103でYesの場合)、処理実行部37は、中継装置に関連する所定の処理を実行する(ステップS105)。
【0039】
一方、通知情報が所定のスケジュールに従って中継装置3から受信されたと判定された場合(ステップS101でYesの場合)、外部の装置から緊急地震速報(強制受信指示)を受信したかどうかを判断する(ステップS111)。外部の装置から緊急地震速報を受信していないと判断される場合(ステップS111でNoの場合)、ステップS101に戻る。他方、外部の装置から緊急地震速報を受信したと判断される場合(ステップS111でYesの場合)、要求部35は、中継装置3に対し、通知情報を送信するように要求する(ステップS113)。
【0040】
次に、中継装置3から通知情報を受信したかを判定する(ステップS115)。中継装置3から通知情報を受信しなかったと判定した場合(ステップS115でNoの場合)、出力部34は、過去の通知情報に基づいて取得した位置情報を出力する(ステップS107)。中継装置3から通知情報を受信したと判定した場合(ステップS115でYesの場合)、出力部34は、中継装置3から受信した通知情報に基づいて取得した位置情報を出力する。以上で情報処理装置2の動作フローの一例について説明した。
【0041】
次に、
図6を用いて、本発明の一実施形態に係る情報処理装置2が表示する表示内容について説明する。
図6は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置が表示する表示例を示す図である。
【0042】
地図情報401は、記憶部60に記憶されている地図情報301を表示部50に表示したものである。すなわち、出力部34は、地図情報301を出力してもよい。位置403は、通知情報が所定のスケジュールに従って中継装置3から受信されたと判定されたことを示すものである。すなわち、位置403で示される中継装置3は、正常に通信が可能な状態であるといえる。他方、位置405は、通知情報が所定のスケジュールに従って中継装置3から受信されなかったと判定されたものである。すなわち、位置405で示される中継装置3は、災害などによって正常に通信が可能である状態ではないといえる。
図6の上図及び下図に示すように、画面が遷移するようにしてもよい。このように、正常に通信が可能な状態である中継装置3と災害などによって正常に通信が可能な状態ではない中継装置3とを地図情報401の上に表示することによって、どの地域の中継装置3が正常に通信が可能な状態ではないかを簡単に把握することができる。なお、位置403と位置405とは、色によって識別しているが、両者を識別することが可能であれば、形状等で識別してもよい。また、出力部34は、地図情報401の上に位置情報(例えば、「東京都大田区蒲田…」)を出力してもよい。
【0043】
<変形例1>
図7は、本発明の変形例に係る情報処理装置が表示する表示例を示す図である。本変形例では、上記の実施形態と、表示部50の表示が異なる。表示部50には、地図情報401、位置403、位置405に加えて、詳細情報407が表示される。詳細情報407は、位置403や位置405が示す中継装置3の地理情報やステータス情報である。
図7では、中継装置Aについて、IPアドレス、地理情報、回線情報、電源情報が表示されている。
図7では、中継装置Aについてのみ詳細情報407が表示されているが、位置403及び位置405のすべての中継装置3について、対応する詳細情報407を表示してもよいし、位置405の中継装置3について、対応する詳細情報407を表示してもよい。位置405の中継装置3について、対応する詳細情報407を表示すれば、正常に通信が可能な状態ではない中継装置3についての詳細情報を簡単に把握することが可能となる。
【0044】
もっとも、表示方法については、これに限定されるものではない。例えば、詳細情報407は、位置403又は位置405のいずれか一つをユーザが選択することによって、表示させるようにしてもよい。言い換えれば、ユーザの要求によって、出力部34は、選択された位置に対応する詳細情報407を表示部50に表示してもよい。このようにすれば、ユーザが知りたい詳細情報407のみを表示することができる。
【0045】
<変形例2>
以上の実施形態及び変形例では、中継装置3がルータであることを前提に説明したが、中継装置3は、無線AP(Access Point)であってもよい。中継装置3が無線APである場合には、情報処理装置2の受信部31は、ステータス情報として、さらに無線AP(中継装置)3に接続する端末4に関する情報を受信してもよい。中継装置3に接続する端末4に関する情報は、端末4の識別情報(MACアドレスなど)、端末4と通信しているかどうかに関する情報などの情報である。
【0046】
本変形例においても、上記実施形態と同様の効果を奏する。加えて、本変形例においては、受信部31は、ステータス情報として、無線APと端末4が通信しているかどうかに関する情報を受信する。そして、前述のとおり、無線APの位置情報もわかる。そうすると、どこの無線APに端末4が通信接続しているかわかる。例えば、災害などによって建物が倒壊した場合でも、倒壊した建物に無線APがあり、かつ、当該無線APに端末4が通信接続していれば、当該建物の中に人がいることがわかる。
【0047】
<変形例3>
以上の実施形態においては、処理実行部37が行う所定の処理として、管理者端末に対して、中継装置3が正常な状態にないことを示す情報をメールで送信することを前提として説明した。もっとも、処理実行部37が行う所定の処理としては、これに限定されるものではない。例えば、処理実行部37は、出力部34にスケジュール外で受信された通知情報に基づいて取得した位置情報を出力するよう指示してもよい。
【0048】
また、受信部31が中継装置3から通知情報として中継装置3が異常に再起動をしたことを示す情報を受信した場合には、処理実行部37は、所定の処理として、中継装置3が他の装置と通信を開始することを待機するよう指示する信号を送信してもよい。ここで、ユーザが中継装置3の電源スイッチをOFFにすると、中継装置3は、実際に電源をOFFにする前に、ユーザによって電源スイッチがOFFにされたことを示す情報を記録する。他方、例えば、停電などによって異常に電源がOFFになった場合には、このような情報は記録されない。そして、停電などによって異常に電源がOFFになった後、停電が止んで電源がONになった場合、中継装置3は再起動することになる。この場合、中継装置3は、ユーザによって電源スイッチがOFFにされたことを示す情報が記録されていないことを判断した上で、情報処理装置2に対し、中継装置3が異常に再起動をしたことを示す情報を送信する。また、待機指示については、通信を開始するまでの待機時間をランダムにしてもよい。
【0049】
さらに、受信部31が中継装置3から通知情報として中継装置がダウンする直前であることを示す信号を受信した場合、処理実行部37は、所定の処理として、中継装置3が安全にダウンするための信号を送信してもよい。具体的には、中継装置3がバッテリーを搭載し、かつ、外部からも電源供給されている場合で、外部からの電源供給が途絶えた場合に、中継装置3は、ダウンする直前であるものとして、ダウンする直前であることを示す信号を情報処理装置2に送信することになる。なお、本変形例で説明した、受信部31が中継装置3から通知情報として中継装置3が異常に再起動をしたことを示す情報を受信した場合や受信部31が中継装置3から通知情報として中継装置がダウンする直前であることを示す信号を受信した場合は、通知情報が所定のスケジュール外で受信された場合の一例である。
【0050】
<変形例4>
以上の実施形態においては、処理実行部37が行う所定の処理として、管理者端末に対して、中継装置3が正常な状態にないことを示す情報をメールで送信することを前提として説明した。もっとも、処理実行部37が行う所定の処理としては、これに限定されるものではない。前述のとおり、過去に中継装置3から受信した通知情報は、複数、記憶部60に記憶されている。過去の通知情報が複数あることによって、通知情報が中継装置3からスケジュール外で受信されたかどうかの履歴もわかる。そこで、通知情報がスケジュール外で受信されたことが、過去の所定の数の通知情報のうち、所定の回数を超える場合には、当該中継装置3を介さないように、所定の処理として、経路を設定してもよい。
【0051】
<変形例5>
以上の実施形態及び変形例では、中継装置3から当該中継装置3の位置に関連する情報を含む通知情報等を受信することを前提として説明した。もっとも、対象は中継装置3に限定されるものではなく、
図1に示す端末4が対象となってもよい。この場合も、端末4の状態について把握することが可能になる。
【0052】
なお、本発明は上記の実施形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。