(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6904831
(24)【登録日】2021年6月28日
(45)【発行日】2021年7月21日
(54)【発明の名称】蛍光コンクリート部材およびその製造方法
(51)【国際特許分類】
B28B 11/06 20060101AFI20210708BHJP
C09K 11/08 20060101ALI20210708BHJP
C09K 11/64 20060101ALI20210708BHJP
C09K 11/56 20060101ALI20210708BHJP
C04B 28/02 20060101ALI20210708BHJP
C04B 14/22 20060101ALI20210708BHJP
C04B 20/10 20060101ALI20210708BHJP
C04B 18/16 20060101ALI20210708BHJP
【FI】
B28B11/06
C09K11/08 G
C09K11/64CPM
C09K11/56CPC
C04B28/02
C04B14/22
C04B20/10
C04B18/16
【請求項の数】3
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2017-142900(P2017-142900)
(22)【出願日】2017年7月24日
(65)【公開番号】特開2019-22959(P2019-22959A)
(43)【公開日】2019年2月14日
【審査請求日】2020年3月24日
(73)【特許権者】
【識別番号】000000240
【氏名又は名称】太平洋セメント株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100114258
【弁理士】
【氏名又は名称】福地 武雄
(74)【代理人】
【識別番号】100125391
【弁理士】
【氏名又は名称】白川 洋一
(72)【発明者】
【氏名】今井 敏夫
【審査官】
内藤 康彰
(56)【参考文献】
【文献】
特許第3247299(JP,B2)
【文献】
米国特許第05271754(US,A)
【文献】
特開2013−176923(JP,A)
【文献】
米国特許第09114422(US,B1)
【文献】
特開2006−247911(JP,A)
【文献】
特開2012−131647(JP,A)
【文献】
特開平11−293238(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B28B11/00−19/00
B28B 1/00−1/54
C04B 2/00−32/02
C04B40/00−40/06
C09K11/00−11/89
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
励起光を受けて蛍光を発する蛍光コンクリート部材であって、
セメント硬化体と、
実質的にガラスおよび蛍光材で形成されて前記セメント硬化体の表面に埋め込まれ、SiO2を31.5wt%以上49wt%以下含有し、前記ガラスと前記蛍光材との混合体の表面が透光性の樹脂膜でコーティングされているガラス被覆蛍光骨材と、を備え、
前記蛍光材は、アルミン酸ストロンチウムであることを特徴とする蛍光コンクリート部材。
【請求項2】
前記セメント硬化体は、水/セメント比が0.35以上0.50以下で混合された結果形成されていることを特徴とする請求項1記載の蛍光コンクリート部材。
【請求項3】
励起光を受けて蛍光を発する蛍光コンクリート部材の製造方法であって、
アルミン酸ストロンチウムからなる蛍光材と廃瓶ガラスの粉末とを、前記廃瓶ガラスの粉末が内割で45wt%以上70wt%以下の範囲で含まれるように混合する工程と、
前記混合された材料を還元雰囲気下800℃以上950℃以下で焼成する工程と、
前記焼成された材料を冷却し、前記冷却により得られた固化体を破砕して、SiO2を31.5wt%以上49wt%以下含有するガラスと蛍光材とで実質的に形成される混合体を生成する工程と、
前記混合体の表面に透光性の樹脂膜をコーティングし、ガラス被覆蛍光骨材を生成する工程と、
セメントおよび水を混合したセメントペースト、または前記セメントペーストに砂を混ぜたセメントモルタルの表面に、前記ガラス被覆蛍光骨材を埋め込み、成形して養生する工程と、を含むことを特徴とする製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、励起光を受けて蛍光を発する蛍光コンクリート部材およびその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、蛍光体は、標識、自動車、鉄道、航空部品、建材、玩具、雑貨等、多種多様な用途に用いられているが、屋外で蛍光材料が直接に風雨に曝される場合には、蛍光機能が短期間で消失するおそれがある。例えば、アルミン酸ストロンチウムに、ユーロピウムおよびジスプロシウムを追加して得られる蛍光材料は、水に暴露されると加水分解する。
【0003】
これに対しては、蛍光体とガラスとからなる複合材料を蛍光材料として用いる方法が提案されている。例えば特許文献1には、蓄光材と廃瓶ガラスとが32:68で混合されたガラス粉末粒子体が開示されている。特許文献2には、アルミン酸ストロンチウム系蓄光材とホウケイ酸ガラスの複合物が開示されている。特許文献3には、アルミン酸ストロンチウム系蓄光材とホウケイ酸ガラスの複合物により残光輝度を向上させる技術が開示されている。
【0004】
また、特許文献4には、蓄光材5〜60wt%とガラス40〜95wt%とを混合した蓄光材料が開示されている。特許文献5には、蓄光材とガラスとを混合し、焼成することで、蓄光材含有率3〜50wt%の粒子を形成する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開平11−293238号公報
【特許文献2】特開2016−102051号公報
【特許文献3】特許第5517035号
【特許文献4】特開平11−43349号公報
【特許文献5】特許第3247299号
【特許文献6】特開2005−7667号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記の特許文献5には、蛍光粒子を道路用骨材として、センターライン、路側帯、交差点、停止ラインに用いることが記載されているが、これらは蛍光塗料として道路に塗布することを想定している。また、モルタル板、テラゾー等への適用も記載されてはいるが、具体例は記載されておらずそのまま道路に適用することができない。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、屋外で用いても蛍光特性を十分に維持でき、そのまま設置することで道路へ適用しやすい蛍光コンクリート部材およびその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(1)上記の目的を達成するため、本発明の蛍光コンクリート部材は、励起光を受けて蛍光を発する蛍光コンクリート部材であって、セメント硬化体と、実質的にガラスおよび蛍光材で形成されて前記セメント硬化体の表面に埋め込まれ、SiO
2を31.5wt%以上49wt%以下含有するガラス被覆蛍光骨材と、を備えることを特徴としている。このように蛍光材がガラスで被覆されているため、屋外で用いても蛍光特性を十分に維持できる。また、コンクリート部材として用いることができるため、そのまま蛍光コンクリート部材を道路の一部として設置でき、道路へ適用しやすい。
【0009】
(2)また、本発明の蛍光コンクリート部材は、前記セメント硬化体が、水/セメント比が0.35以上0.50以下で混合された結果形成されていることを特徴としている。これにより、蛍光による光の取出し量を確保するとともに、部材としての強度を維持できる。
【0010】
(3)また、本発明の蛍光コンクリート部材は、前記ガラス被覆蛍光骨材は、前記ガラスと前記蛍光材との混合体を透光性の樹脂膜でコーティングされていることを特徴としている。このようにガラス被覆蛍光骨材が樹脂で覆われているため、水分が蛍光材と接触し難くなり、蛍光材の蛍光特性を十分に維持できる。
【0011】
(4)また、本発明の製造方法は、励起光を受けて蛍光を発する蛍光コンクリート部材の製造方法であって、蛍光材と廃瓶ガラスの粉末とを、前記廃瓶ガラスの粉末が内割で45wt%以上70wt%以下の範囲で含まれるように混合する工程と、前記混合された材料を還元雰囲気下800℃以上950℃以下で焼成する工程と、前記焼成された材料を冷却し、前記冷却により得られた固化体を破砕して、SiO
2を31.5wt%以上49wt%以下含有するガラス被覆蛍光骨材を生成する工程と、前記ガラス被覆蛍光骨材、セメントおよび水を混合し、成形して養生する工程と、を含むことを特徴としている。
【0012】
このように廃瓶ガラスを用いて蛍光材がガラスで被覆されているため、屋外で用いても蛍光特性を維持できる蛍光コンクリート部材を低コストで製造できる。コンクリート部材として用いることができるため、そのまま蛍光コンクリート部材を道路の一部として設置でき、道路へ適用しやすい。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、屋外で用いても蛍光特性を十分に維持でき、そのまま道路の一部として設置することで道路へ適用しやすい。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】(a)、(b)それぞれ本発明の蛍光コンクリート部材の構成およびガラス被覆蛍光骨材を示す断面図である。
【
図2】樹脂膜被覆されたガラス被覆蛍光骨材を示す断面図である。
【
図3】(a)、(b)それぞれガラス被覆蛍光骨材の蛍光スペクトルおよび輝度減衰曲線を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0015】
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0016】
[蛍光コンクリート部材]
図1(a)、(b)は、それぞれ蛍光コンクリート部材100の構成およびガラス被覆蛍光骨材120を示す断面図である。
図1(a)に示すように、蛍光コンクリート部材100は、セメント硬化体110とガラス被覆蛍光骨材120とを備えており、セメント硬化体110の表面に埋め込まれたガラス被覆蛍光骨材120の部分が励起光を受けて蛍光を発する。このような蛍光コンクリート部材100は、道路上や道路の両脇の舗装に用い、誘導や注意喚起の表示に用いることができる。特に、道路両脇であれば表面が摩耗しにくいため好適である。セメント硬化体110には、ガラス被覆蛍光骨材120の他に川砂等の細骨材を混合してもよい。
【0017】
蛍光コンクリート部材100の厚さは、10mm以上50mm以下であることが好ましい。これにより、強度を維持しつつ適度にガラス被覆蛍光骨材120を埋め込むことができる。また、セメント硬化体110は、水/セメント比が0.35以上0.50以下で混合された結果形成されていることが好ましい。これにより、蛍光による光の取出し量を確保するとともに、部材としての強度を維持できる。
【0018】
セメント硬化体110は、石灰を主成分とする結合材であり、石灰石や粘土などを粉砕し、か焼、焼成して製造される。セメント硬化体110には、普通ポルトランドセメントを用いることが好ましいが、早強ポルトランドセメント、中庸熱ポルトランドセメント、低熱ポルトランドセメント、高炉セメント、シリカセメント等であってもよい。
【0019】
図1(b)に示すように、ガラス被覆蛍光骨材120は、実質的にガラス121と蛍光材122とで形成されている。「実質的に」とは、これら以外に不純物を含んでもよいことを意味する。このようにガラス被覆蛍光骨材120には、蛍光材122がガラス121で被覆されているため、屋外用の材料として用いても蛍光材122が直接大気に露出せず蛍光特性を十分に維持できる。また、蛍光機能を有するコンクリート部材として用いることができるため、そのまま蛍光コンクリート部材100を道路の一部として設置でき、道路へ適用しやすい。
【0020】
ガラス被覆蛍光骨材120の平均粒径は、2mm以上10mm以下であることが好ましい。コンクリートに埋設されるため道路の中央や横断歩道線の表示のための塗料などに用いられる蛍光材のガラス固化材よりも粒径が大きい。
【0021】
ガラス被覆蛍光骨材120は、SiO
2を31.5wt%以上49wt%以下含有している。ガラス被覆蛍光骨材120にケイ酸分が多いと、セメント硬化体110のアルカリとガラス被覆蛍光骨材120のケイ酸分が反応して、いわゆるアルカリ骨材反応が顕著になり、ガラス被覆蛍光骨材120が蛍光コンクリート部材100から脱落するリスクが高まる。ガラス被覆蛍光骨材120は、SiO
2含有率が49wt%以下なので、セメント硬化体110内にガラス被覆蛍光骨材120が分散した際にセメント硬化体とSiO
2との間にアルカリ骨材反応が生じない。
【0022】
一方、ガラス被覆蛍光骨材120のSiO
2の含有率は技術的な効果の面ではいくらでも低減することができるが、その分、蛍光材122の割合が増加する。SiO
2含有率が31.5wt%以上なので、蛍光材122の量が多くなりすぎず、材料のコストを抑えることができる。
【0023】
蛍光材122は、数〜数十μmの粒径を有している。蛍光は基底状態にある元素が特定の波長の電磁波(紫外線、X線、電子線)の照射により励起し、元の基底状態に戻る際に発光を生じる現象である。励起光の照射を止めると直ちに消光する。これに対して、蓄光(燐光)は励起状態から三重項励起状態を経由して、ゆっくりと基底状態に戻るため、入射エネルギー(励起光)が途絶えた後も発光が持続する現象である。
【0024】
このように厳密には蛍光と蓄光は異なる現象を指すが、蛍光材122には、蛍光性を有するもののみならず蓄光性を有するものも含まれる。道路での表示に用いられる場合には、蛍光コンクリート部材100は、励起光が照射されてから長時間残光を生じることが好ましく、その点では蓄光性であることが適している。また、蛍光材122は、道路での発光を検知しやすいように例えば波長480〜540nmの黄色の光を発する種類であることが好ましい。
【0025】
無機物の蛍光材としては、(1)EuおよびDyをアクティベータとするアルミン酸ストロンチウム、(2)Cuをアクティベータとする硫化亜鉛が挙げられる。(1)の蛍光材は、水と接すると加水分解する、アクティベータが高価である等の欠点がある。(2)の蛍光材は安価であるが、長時間の紫外線照射により劣化するため屋内での使用に限定される。
【0026】
屋外の道路に使用する場合には、紫外線照射に劣化しない(1)の蛍光材、すなわちEuおよびDyをアクティベータとするアルミン酸ストロンチウムが好ましい。ただし、この蛍光材は水に暴露されると加水分解するため、ガラス121により直接水に曝されないことが重要となる。
【0027】
上記の例では、ガラス被覆蛍光骨材120は、ガラス121と蛍光材122との混合体そのものであるが、ガラス121と蛍光材122との混合体を透光性の樹脂膜でコーティングされていることがさらに好ましい。
図2は、樹脂膜225により被覆されたガラス被覆蛍光骨材220の構成を示す断面図である。ガラス被覆蛍光骨材220は、ガラス121と蛍光材122との混合体が樹脂膜225で覆われているため、水分が蛍光材122と接触し難くなり、蛍光材122の蛍光特性を十分に維持できる。樹脂膜225の材料は、励起光として350〜450nmの波長の光が透過するものが好ましい。樹脂膜225は、例えばウレタンやアクリル、ポリエステルを主原料とした樹脂、シリコン樹脂、エポキシ樹脂などで形成できる。
【0028】
樹脂膜225は、透光性を有し、可視光を透過する。「透光性」とは、「透明」のように光が透過する場合だけでなく、透過する光が拡散され、磨りガラスや乳白色のようにその材質を通して向こう側の形状等を明確に認識できない場合も含む。特に波長350nm以上370nm以下の励起光に対する透過性に優れていることが好ましい。これにより、樹脂膜225は励起光を透過させ蛍光を生じさせる。
【0029】
[粉末蛍光コンクリート部材の製造方法]
上記のように構成される蛍光コンクリート部材100の製造方法の一例を説明する。まず、蛍光材122と透光性の廃瓶ガラスの粉末とを、廃瓶ガラスの粉末が内割で45wt%以上70wt%以下の範囲で含まれるように混合する。蛍光材122には、市販の材料(例えばネモトルミマテリアル社製G−300L−160)を用いることができる。瓶ガラスには、ソーダガラスと呼ばれる材料が用いられており、その主成分は、SiO
2とCaOとNa
2Oの3成分で大半が占められている。
【0030】
上記のように廃瓶ガラスを用いて蛍光材122を被覆すれば、屋外で用いても蛍光特性を維持できる蛍光コンクリート部材100を低コストで製造できる。そして、混合された材料を還元雰囲気下800℃以上950℃以下で焼成する。このように焼成は、ガラス粉末が溶けて蛍光材122が十分に被覆される条件で行う。
【0031】
次に、焼成された材料を冷却し、冷却により得られた固化体を破砕する。その結果、SiO
2を31.5wt%以上49wt%以下含有するガラス121と蛍光材122とで実質的に形成されるガラス被覆蛍光骨材120が得られる。
【0032】
矩形の型枠を準備し、型枠に、水/セメント比0.35ないし0.40で混練したセメントペーストまたは砂を混ぜたセメントモルタルを充填する。そして、流し込んだ材料をプレス板により押さえながら振動を与える。その後セメントペーストまたはセメントモルタルが固まらないうちに、表面にガラス被覆蛍光骨材120を埋め込む。セメントペーストまたはセメントモルタル表面にばらまくことで、ガラス被覆蛍光骨材120は自重で沈み露出面を残してセメント硬化体110に埋め込まれる。そして、そのまま材料を養生室へ運び所定の期間、養生する。セメント材料が硬化した後型枠を取り除くことでガラス被覆蛍光骨材120がセメント硬化体110に埋設された蛍光コンクリート部材100を生成できる。なお、上記の例では、流し込んだ材料にガラス被覆蛍光骨材120を埋め込むが、ガラス被覆蛍光骨材120を型枠底面にばらまき、セメントモルタルを流し込んでもよい。
【0033】
[実施例]
上記の製造方法に沿って、ガラス被覆蛍光骨材の蛍光材含有率が、50wt%、30wt%および10wt%のものを作製し、蛍光スペクトルを測定した(JIS K 0120)。それぞれのSiO
2含有率は、34.7%、48.5%および62.3%であった。
図3(a)は、ガラス被覆蛍光骨材の蛍光スペクトルを示すグラフである。
図3(a)に示すように、蛍光材含有率50wt%または30wt%のガラス被覆蛍光骨材であっても実用に耐えうる発光強度が得られることが分かった。
【0034】
また、蛍光材含有率50wt%、30wt%および10wt%のガラス被覆蛍光骨材の輝度の減衰を測定した。
図3(b)は、輝度減衰曲線を示すグラフである。試料は48時間以上暗所にて静置後、標準光源D65を用いて200ルクス、20分光照射した。残光輝度は、光照射停止後、所定時間毎に分光輝度計(TOPCON社製色彩輝度計BM−7)を用いて行った。
図3(b)に示すように、蛍光材含有率30wt%のガラス被覆蛍光骨材では、励起光照射後の残光輝度が5および10分後にそれぞれ0.025および0.010cd/m
2であった(JIS Z 9107の基準適合)。
【符号の説明】
【0035】
100 蛍光コンクリート部材
110 セメント硬化体
120、220 ガラス被覆蛍光骨材
121 ガラス
122 蛍光材
225 樹脂膜