特許第6906557号(P6906557)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ エフ エム シー コーポレーションの特許一覧

特許6906557農薬泡状物質、農薬泡状物質を製造するための液体農薬製剤の使用、及び、農薬泡状物質を直接溝で適用する方法
<>
  • 特許6906557-農薬泡状物質、農薬泡状物質を製造するための液体農薬製剤の使用、及び、農薬泡状物質を直接溝で適用する方法 図000012
  • 特許6906557-農薬泡状物質、農薬泡状物質を製造するための液体農薬製剤の使用、及び、農薬泡状物質を直接溝で適用する方法 図000013
  • 特許6906557-農薬泡状物質、農薬泡状物質を製造するための液体農薬製剤の使用、及び、農薬泡状物質を直接溝で適用する方法 図000014
  • 特許6906557-農薬泡状物質、農薬泡状物質を製造するための液体農薬製剤の使用、及び、農薬泡状物質を直接溝で適用する方法 図000015
  • 特許6906557-農薬泡状物質、農薬泡状物質を製造するための液体農薬製剤の使用、及び、農薬泡状物質を直接溝で適用する方法 図000016
  • 特許6906557-農薬泡状物質、農薬泡状物質を製造するための液体農薬製剤の使用、及び、農薬泡状物質を直接溝で適用する方法 図000017
  • 特許6906557-農薬泡状物質、農薬泡状物質を製造するための液体農薬製剤の使用、及び、農薬泡状物質を直接溝で適用する方法 図000018
  • 特許6906557-農薬泡状物質、農薬泡状物質を製造するための液体農薬製剤の使用、及び、農薬泡状物質を直接溝で適用する方法 図000019
  • 特許6906557-農薬泡状物質、農薬泡状物質を製造するための液体農薬製剤の使用、及び、農薬泡状物質を直接溝で適用する方法 図000020
  • 特許6906557-農薬泡状物質、農薬泡状物質を製造するための液体農薬製剤の使用、及び、農薬泡状物質を直接溝で適用する方法 図000021
  • 特許6906557-農薬泡状物質、農薬泡状物質を製造するための液体農薬製剤の使用、及び、農薬泡状物質を直接溝で適用する方法 図000022
  • 特許6906557-農薬泡状物質、農薬泡状物質を製造するための液体農薬製剤の使用、及び、農薬泡状物質を直接溝で適用する方法 図000023
  • 特許6906557-農薬泡状物質、農薬泡状物質を製造するための液体農薬製剤の使用、及び、農薬泡状物質を直接溝で適用する方法 図000024
  • 特許6906557-農薬泡状物質、農薬泡状物質を製造するための液体農薬製剤の使用、及び、農薬泡状物質を直接溝で適用する方法 図000025
  • 特許6906557-農薬泡状物質、農薬泡状物質を製造するための液体農薬製剤の使用、及び、農薬泡状物質を直接溝で適用する方法 図000026
  • 特許6906557-農薬泡状物質、農薬泡状物質を製造するための液体農薬製剤の使用、及び、農薬泡状物質を直接溝で適用する方法 図000027
  • 特許6906557-農薬泡状物質、農薬泡状物質を製造するための液体農薬製剤の使用、及び、農薬泡状物質を直接溝で適用する方法 図000028
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6906557
(24)【登録日】2021年7月1日
(45)【発行日】2021年7月21日
(54)【発明の名称】農薬泡状物質、農薬泡状物質を製造するための液体農薬製剤の使用、及び、農薬泡状物質を直接溝で適用する方法
(51)【国際特許分類】
   A01N 53/06 20060101AFI20210708BHJP
   A01N 25/00 20060101ALI20210708BHJP
   A01N 25/16 20060101ALI20210708BHJP
   A01P 7/04 20060101ALI20210708BHJP
【FI】
   A01N53/06 150
   A01N25/00 101
   A01N25/16
   A01P7/04
【請求項の数】11
【全頁数】37
(21)【出願番号】特願2019-34215(P2019-34215)
(22)【出願日】2019年2月27日
(62)【分割の表示】特願2016-518681(P2016-518681)の分割
【原出願日】2014年9月30日
(65)【公開番号】特開2019-112430(P2019-112430A)
(43)【公開日】2019年7月11日
【審査請求日】2019年3月18日
(31)【優先権主張番号】61/891,729
(32)【優先日】2013年10月16日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】61/884,369
(32)【優先日】2013年9月30日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】61/893,003
(32)【優先日】2013年10月18日
(33)【優先権主張国】US
(73)【特許権者】
【識別番号】391022452
【氏名又は名称】エフ エム シー コーポレーション
【氏名又は名称原語表記】FMC CORPORATION
(74)【代理人】
【識別番号】100095407
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 満
(74)【代理人】
【識別番号】100132883
【弁理士】
【氏名又は名称】森川 泰司
(74)【代理人】
【識別番号】100148633
【弁理士】
【氏名又は名称】桜田 圭
(72)【発明者】
【氏名】マーティン、ティモシー エム
(72)【発明者】
【氏名】グラント、ショーン
(72)【発明者】
【氏名】デステファノ、ニール
(72)【発明者】
【氏名】プレステゴード、アダム
(72)【発明者】
【氏名】ハーパー、マイケル
【審査官】 桜田 政美
(56)【参考文献】
【文献】 特開平03−063201(JP,A)
【文献】 特表2008−533190(JP,A)
【文献】 特開平08−225414(JP,A)
【文献】 特表2012−525413(JP,A)
【文献】 特開2010−083797(JP,A)
【文献】 特表平06−508997(JP,A)
【文献】 特開平05−000904(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01N 53/06
A01N 25/00
A01N 25/16
A01P 7/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a)殺虫剤、農薬、殺菌剤、除草剤及びこれらの組み合わせからなる群から選択される13重量%〜40重量%の農薬活性成分と、0.1重量%〜30重量%の少なくとも1つの発泡剤と、0.1重量%〜15重量%の少なくとも1つの発泡安定剤と、を含む液体農薬製剤と、
(b)空気である気体と、
を含む農薬泡状物質であって、
前記農薬活性成分は、ビフェントリンである、
植え付けられている最中の種への溝での直接適用のための農薬泡状物質。
【請求項2】
前記液体農薬製剤中の発泡剤の総濃度は、前記液体農薬製剤の17重量%〜30重量%である、請求項1に記載の農薬泡状物質。
【請求項3】
前記液体農薬製剤中の発泡安定剤の総濃度は、前記液体農薬製剤の7重量%〜15重量%である、請求項1または2に記載の農薬泡状物質。
【請求項4】
前記農薬活性成分は、マイクロエマルジョン、水中油型濃縮エマルジョン、懸濁液、懸濁剤、乳剤、またはマイクロカプセルの形態で前記液体農薬製剤中に存在する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の農薬泡状物質。
【請求項5】
前記農薬活性成分は、懸濁剤の形態で前記液体農薬製剤中に存在する、請求項4に記載の農薬泡状物質。
【請求項6】
液体農薬製剤および気体を含有する、植え付けられている最中の種への溝での直接適用のための農薬泡状物質を製造するための液体農薬製剤の使用であって、
前記液体農薬製剤は、殺虫剤、農薬、殺菌剤、除草剤及びこれらの組み合わせからなる群から選択される13重量%〜40重量%の農薬活性成分と、0.1重量%〜30重量%の少なくとも1つの発泡剤と、0.1重量%〜15重量%の少なくとも1つの発泡安定剤と、を含み、
前記気体は空気であり、
前記農薬活性成分は、ビフェントリンである、使用。
【請求項7】
前記液体農薬製剤中の発泡剤の総濃度は、前記液体農薬製剤の17重量%〜30重量%である、請求項に記載の使用。
【請求項8】
前記液体農薬製剤中の発泡安定剤の総濃度は、前記液体農薬製剤の7重量%〜15重量%である、請求項またはに記載の使用。
【請求項9】
植え付けられている最中の種に農薬泡状物質を直接溝で適用する方法であって、
前記農薬泡状物質は、液体農薬製剤および気体から製造され、
前記液体農薬製剤は、殺虫剤、農薬、殺菌剤、除草剤及びこれらの組み合わせからなる群から選択される13重量%〜40重量%の農薬活性成分と、0.1重量%〜30重量%の少なくとも1つの発泡剤と、0.1重量%〜15重量%の少なくとも1つの発泡安定剤と、を含み、
前記気体は空気であり、
前記農薬活性成分は、ビフェントリンである、方法。
【請求項10】
前記液体農薬製剤中の発泡剤の総濃度は、前記液体農薬製剤の17重量%〜30重量%である、請求項に記載の方法。
【請求項11】
前記液体農薬製剤中の発泡安定剤の総濃度は、前記液体農薬製剤の7重量%〜15重量%である、請求項または1に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2013年9月30日に出願された米国仮出願61/884,369号、2013年10月16日に出願された米国仮出願61/891,729号、および2013年10月18日に出願された米国仮出願61/893,003号の利益を主張し、それぞれ参照をもって本明細書に組み込まれる。
【0002】
本発明は、農薬組成物および製剤の分野に関し、そのような組成物および製剤を適用する装置および方法にも関する。
【背景技術】
【0003】
多くの生産者は、植え付け時に、根付け肥、殺虫剤、または他の有益な農薬処理を適用しない。なぜなら、その適用のためにさらなる輸送、ハンドリング、および労働を必要とするからである。
【0004】
大規模なフィールドに有効成分を適用するには、大量の水の輸送を必要とする。水は、限られた容量を有するトラクターによって一般的に運ばれる。
【0005】
さらに、いくつかの地域では、大量に水を使用できない。多くの農薬活性物質は、スプレードリフトする脆弱性があり、正確に適用し得ないスプレーで作物や土壌に適用される。活性成分は、典型的には、フィールドまたは農作物にスプレーされる前にタンクに加えられ、水のような希釈剤と混合される。活性成分は、例えば、乳剤(EC)、水分散性粒剤(WG)、マイクロカプセル(ME)、または懸濁剤(SC)のような多くの既知の製剤種のいずれか1つであり得る。希釈した後、現在既知の製剤および技術を用いた場合、典型的な適用率は、約3〜25ガロン/エーカーからである。典型的な割合で500エーカーへの適用は、1500〜12,500ガロンの液体を必要とする。
【0006】
種または他の生物生殖材料を満載して運ぶトラクターは、大きい容積の液体を収容できず、植え付け時の肥料、殺虫剤、または他の処置剤は、トラクターのタンクに再び詰めるために何往復もしなければならない。これらの往復をするよりは、多くの生産者は1度種を積み込んで、1日中中断されること無く植え付けすること好む。これは、貴重な受付時間の節約になるが、生産者が植え付け時の肥料、殺虫剤または他の有益な農薬処理剤を適用することを妨げる。植え付け後に処理剤を適用することは、時間、燃料および装置の面でさらなるコストを必要とする。植え付け時処理剤の適用時に、生産者が、種、肥料、殺虫剤および他の有益な処理剤の積み込みと中断ない植え付けとができれば有益であろう。
【0007】
このように、農業の分野では、殺虫剤、除草剤、殺菌剤、殺虫剤、肥料、および植物栄養源のような農薬活性成分を策定し、適用するための新たな技術を必要とする。具体的には、特定のフィールド領域を処理するのに必要とされる農薬製剤の体積を低減する進歩が必要とされる。これは、最も効果的な領域に農薬製剤のより正確な搬送を可能とする進歩と同様に、所望の体積の農薬製剤の効能を増大する進歩を含む。このような高精度、超低体積の適用技術は、より少ない量の活性成分およびより小さい体積の水を使用しながら、より大きな領域がカバーされることを可能にする。
【0008】
これは、生産者の時間節約とより大きな資源効率とをもたらす。このような技術はまた、適用が無駄または活性的有害のいずれかであり得る領域に適用される活性成分の量を低減する。これらの技術はまた、適用される農薬活性剤の量を低減することにより、環境に放出される量を低減できるという環境的な利益を有する。農薬活性剤の正確な適用はまた、耐性株に発展することを妨げるのに有用な致死量の正確な位置決めを可能にする。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0009】
開示された主題の目的および利点は、開示された主題の実施例によって得られ得るのと同様に、以下の記載に開示され、以下の記載から自明である。開示された主題のさらなる利点は、本願の明細書、特許請求の範囲および図面において特に指摘された方法およびシステムによって実現および達成されるであろう。
【0010】
1つの実施形態において、本開示は、液体農薬製剤を記載する。製剤は、農薬活性成分と、少なくとも1つの発泡剤と、少なくとも1つの泡安定剤とを含む。本実施形態の1つの態様によれば、液体農薬製剤は、泡の形態で溝に適用されることが可能である。農薬的活性成分は、例えば殺虫剤、殺菌剤、除草剤、肥料、またはこれらの組み合わせのような農薬であり得る。好ましい態様において、農薬的活性成分は、殺虫剤のビフェントリンである。本実施形態の別の態様において、発泡剤は、ラウリル硫酸ナトリウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、またはそれらの組み合わせであり得る。本実施形態の別の態様において、泡安定剤は、グリセリン、キサンタンガム、またはそれらの組み合わせであり得る。
【0011】
本実施形態の別の態様において、液体農薬製剤はまた、分散剤および防腐剤を含有する。分散剤は、アルキルポリグルコシドであり得る。
【0012】
本実施形態の好ましい態様において、発泡剤はラウリル硫酸ナトリウムであり、泡安定剤はグリセリンであり、製剤はまた、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムおよびキサンタンガムを含有する。
【0013】
本実施形態の別の態様において、液体農薬製剤は農薬泡状物質を作るために発泡され得る。得られた泡状物質は、前の実施形態の液体農薬製剤と気体とを含む。本実施形態の1つの態様において、気体は空気である。本実施形態の別の態様において、泡状物質は、溝内の種に投与された場合、作物保護効果を提供し得る。本実施形態のさらなる態様において、泡状物質は、15、25、40、50、60、70、80、90または100の膨張係数を有し得る。別の態様において、泡状物質は、40および60の間の範囲の膨張係数を有し得る。本実施形態の別の態様において、農薬的活性成分は、マイクロエマルジョン、水中油型濃縮エマルジョン 、懸濁液、懸濁剤、乳剤、またはマイクロカプセルの形態で液体農薬製剤中に存在する。本実施形態の好ましい態様において、農薬活性成分は懸濁剤の形態である。本実施形態のさらなる態様において、懸濁剤は二年のタイムスケールに渡って安定である。
【0014】
本実施形態の別の態様において、液体農薬製剤は、ビフェントリンを含み、エーカーあたり1ガロン以下の割合で投与されたとき、殺虫的な効果を奏する。
【0015】
別の実施形態において、本開示は、ビフェントリン、グリセリン、アルキルポリグルコシド、リン酸エステル、アルキル硫酸塩を含む液体農薬製剤を説明する。本実施形態のさらなる態様において、液体農薬製剤は、少なくとも13%、17%、23%、または40%の濃度でビフェントリンを含む。
【0016】
本実施形態のさらに別の態様において、アルキル硫酸塩は、デシル硫酸ナトリウムであり、少なくとも0.5%または1.25%の濃度で存在する。本実施形態のさらに別の態様において、リン酸エステルは、トリデシルアルコールエトキシ化リン酸エステルであり、少なくとも1%、5%、10%、または20%の濃度で存在する。
【0017】
本明細書に記載された主題の種々の態様、特徴、および実施形態の詳細は、以下に簡潔に記載された添付の図面を参照して提供される。図面は例示であり、必ずしもスケール通りに描かれておらず、明確にするためにいくつかの構成要素および特徴は誇張されている。図面は、本発明の主題の様々な態様および特徴を示し、全体的にまたは部分的に本主題の1つ以上の実施形態または実施例を示し得る。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1図1は、本発明の実施形態による典型的な搬送システムの概略図である。
図2図2は、本発明の実施形態による搬送システムと組み合わせた典型的なタンク混合システムの概略図である。
図3図3は、送出システム内で利用され得る典型的な注入混合システムの概略図である。
図4図4は、本発明の実施形態による典型的な泡混合チャンバーの分解斜視図である。
図5図5は、図4の泡混合チャンバーの断面図である。
図6図6は、本発明の実施形態による別の典型的な泡混合チャンバーの分解斜視図である。
図7図7は、図6の泡混合チャンバーの斜視図である。
図8図8は、図6の泡混合チャンバーの断面図である。
図9図9は、本発明の実施形態による監視ユニットの斜視図である。
図10図10は、本発明の実施形態による典型的な排出ノズルの斜視図である。
図11図11は、図10の吐出ノズルの側面図である。
図12図12は、図11の吐出ノズルの断面図である。
図13図13は、本システムが動作し得る範囲内の典型的な速度およびプランター幅のグラフィカルな図である。
図14図14は、本システムが動作し得る範囲内の典型的な速度およびプランター幅のグラフィカルな図である。
図15図15は、本システムが動作し得る範囲内の典型的な速度およびプランター幅のグラフィカルな図である。
図16図16は、本システムが動作し得る範囲内の典型的な速度およびプランター幅のグラフィカルな図である。
図17図17は、本システムが動作し得る範囲内の典型的な速度およびプランター幅のグラフィカルな図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
参照文献は、開示された主題の典型的な実施形態、添付の図面に示されているその実施例について詳細に説明されている。開示された主題の方法および対応する工程は、システムの詳細な記載と合わせて説明されるであろう。
【0020】
本開示は植え付けの間に、発泡および溝に適用可能な製剤を提供することによって、農薬活性成分の超低量、高精度な適用のニーズを満たす。本発明の少なくとも1つの態様において、本開示の発泡性製剤は、従来の方法で有効であった体積よりもはるかに低い0.25から1.00ガロン/エーカーの間で適用され得る。地上設備による典型的な濃度と従来のスプレーを使用した農業成分のスプレー散布は、典型的にはエーカーあたり10〜40ガロンの間の液体を必要とする。肥料と混合され、液体として溝に適用される農薬活性剤は、エーカーあたり約3〜12ガロンの液体を典型的に必要とする。農薬活性剤を含有する液体が溝上数インチに配置されたノズルから溝中にスプレーされるT−バンドアプリケーションは、典型的には約3ガロン/エーカーを必要とする。したがって、本開示の発泡性製剤は、トラクターによって運ばれる必要がある液体の量を実質的に低減する。1つの実施形態において、泡状物質は、10〜100、好ましくは15〜80の間の膨張係数を有する。別の実施形態において、泡状物質は40〜60の間の範囲の膨張係数を有し得る。
【0021】
【表1】
【0022】
本開示の発泡性製剤は、動的システム内で空気の泡の生成するに適した安定した水性組成物である。植え付け装置は、泡生成チャンバーから、泡を溝に搬送させるノズルまでの実質的な距離を備えるので大きくなる。溝に搬送されるまで生存するために、泡は、生成チャンバーからノズルまでの導管を介して流れる間、安定していなければならない。しかし、その流れの流体力学では、泡が崩壊する可能性がある。結果として、静止時に安定している泡は、導管を通って流れるとき必ずしも安定ではない。同様に、大気中で生成した泡の特性は、例えば導管のような囲まれた空間内で発生した泡とは実質的に異なり得る。
【0023】
本開示の製剤から生成された泡は、以下に述べる装置および対応する方法を介して形成され搬送された場合、安定である。本開示の発泡性製剤の開発における他の要素は、本発泡性製剤から生じた泡の品質に影響を与えるという点で水の品質および他の環境的条件は重要な役割を果たす。農場の環境的条件は制御できない。天気は、短時間で冷たい湿潤条件から、暖かい乾燥条件に変化し得る。利用可能な水源は、pHおよび硬度が変化し得る。本開示の発泡性製剤は、環境条件の幅広い範囲の下で容認できる泡を生成する。例えば、本明細書に開示された発泡性製剤、これらの発泡性製剤を展開するための関連装置および方法は、システム(つまり、泡または装置)構成要素に適用されるためにいかなる熱処理も必要としない。これは、システムの設計の複雑さ、動作コスト、および電力需要を有利に低減する。しかしながら、所望により、加熱/冷却能力が本開示に容易に組み込まれ得ることは当業者にとって明白である。さらに、本明細書に開示された発泡性製剤は、溝に近い位置に配置されたノズルから析出されまたは排出され得る。説明され、限定されない目的のために、典型的な実施形態においてノズルは、地面から約2〜4インチの位置で溝の内部に配置され得る。溝に対してそのような近さにノズルを配置することで、突風等による所望されない泡の破壊および発泡性製剤の散乱を阻害または排除するので有益である。
【0024】
このように流れが安定する結果、本開示の製剤により生成された泡は、ノズルから、溝内の、植え付けられている最中の種に直接適用され得る。活性成分が最も必要とされる場所への直接且つ正確な活性成分の適用は、適用されるべき活性成分の量をさらに低減し、トラクターで搬送される量をさらに低減する。
【0025】
本開示の発泡性製剤は、少なくとも1つの活性成分、少なくとも1つの発泡剤、および少なくとも1つの泡安定剤を含む。発泡性製剤は、複数の活性成分、発泡剤および/または泡安定剤を含み得ることが認識される。それらは調製され、希釈せずに使用されるか、またはそれらは、使用前に水で希釈され得る。製剤は、トラクタの水と貯蔵タンクで混合(「タンク混合」)することにより希釈され得、これらの実施形態において、製剤は、混合物が混合(すなわち、製剤に水を導入する)時に安定したままであるように構成され得る。
【0026】
あるいは、製剤は、混合物が泡立つ前に撹拌を必要とするように構成され、その撹拌は、タンク内に配置された機械的混合部材(図示せず)によって提供される。加えてまたはそれに代えて、混合動作は、領域上のトラクターの通常動作により誘発される振動および揺れにより提供され得る。他の実施形態において、水と製剤との混合は、その混合が泡形成チャンバーに送り込まれる間にインラインで生じ得る。典型的な実施形態において、混合は、放出または排出ノズルの上流の位置で起こり得る。
【0027】
さらに、バルブ(例えば、電磁弁)は、混合点(すなわち、水が製剤に導入される場所)と必要に応じて導管を開けたり閉めたりするために機能し得る放出ノズルとの間の位置に配置され得る。これは、製剤と水との間の十分な相互作用に必要な時間を阻害または低減すること無く泡の排出の断続的な停止(例えば、トラクターが植え付け/泡立ち領域から離れている場合の期間)を可能にするので有利であり得る。言い換えれば、バルブは、水が所望の泡堅さおよび特性を生成するように製剤と相互作用するための十分な時間(および導管内の長さ)を有するように、混合点(つまり、水が製剤に導入される場所)から下流の位置に配置され得る。
【0028】
バルブは、ノズルから泡が分配されるように必要に応じて開閉し得る。バルブが閉じられた場合、いかなる泡も無駄にすることなく必要に応じて、トラクターを再配置し得る。泡は、導管内の「スタンバイ」モードに保持され、バルブが再び開かれるとすぐに排出される準備ができている。したがって、本明細書に開示されたシステムは、(泡が、上流に配置されたタンクよりもノズルの位置の近くに保持され得るので)望まれない泡の排出(例えば、トラクタが再配置されるとき)だけでなく排出される泡を調製するのに必要なドエルタイムによる無駄を最小限にする。
【0029】
発泡性製剤の有効成分は、除草剤、殺虫剤、殺菌剤、肥料またはそれらの組み合わせを含む懸濁剤または他の適切な製剤型に製剤化され得る農薬上適切な活性成分である。発泡性製剤中の活性成分の最終濃度は、0.1〜6.00lbsa.i./ガロン、0.75〜4.00lbsa.i./ガロンの範囲であり、好ましくは0.75〜2.00lbsa.i./ガロンの範囲であり得る。
【0030】
本開示の発泡性製剤に好適な活性成分は、次のものを含む。
【0031】
殺虫剤:A1)アルジカルブ、アラニカルブ、ベンフラカルブ、カルバリル、カルボフラン、カルボスルファン、メチオカルブ、メソミル、オキサミル、ピリミカルブ、プロポクスルおよびチオジカルブからなるカーバメート類;A2)アセフェート、アジンホスエチル、アジンホスメチル、クロルフェンビンホス、クロルピリホス、クロルピリホスメチル、デメトン−S−メチル、ダイアジノン、ジクロルボス/DDVP、ジクロトホス、ジメトエート、ジスルホトン、エチオン、フェニトロチオン、フェンチオン、イソキサチオン、マラチオン、メタミダホス(methamidaphos)、メチダチオン、メビンホス、モノクロトホス、オキシメトエート(oxymethoate)、オキシデメトンメチル、パラチオン、パラチオンメチル、フェントエート、ホレート、ホサロン、ホスメット、ホスファミドン、ピリミホスメチル、キナルホス、テルブホス、テトラクロルビンホス、トリアゾホスおよびトリクロルホンからなる有機リン酸塩類;A3)エンドスルファンなどのシクロジエン有機塩素化合物類;A4)エチプロール、フィプロニル、ピラフルプロールおよびピリプロールからなるフィプロール(fiprole)類;A5)アセタミプリド、クロチアニジン(chlothianidin)、ジノテフラン、イミダクロプリド、ニテンピラチアクロプリド(nitenpyrathiacloprid)およびチアメトキサムからなるネオニコチノイド類;A6)スピノサドおよびスピネトラムなどのスピノシン類;A7)アバメクチン、エマメクチン安息香酸塩、イベルメクチン、レピメクチンおよびミルベメクチンからなるメクチン類由来のクロリドチャネルアクチベーター;A8)ヒドロプレン、キノプレン、メトプレン、フェノキシカルブおよびピリプロキシフェンなどの幼若ホルモン模倣物;A9)ピメトロジン、フロニカミドおよびピリフルキナゾンなどの選択的同翅類摂食遮断薬;A10)クロフェンテジン、ヘキシチアゾクスおよびエトキサゾールなどのダニ成長阻害剤;A11)ジアフェンチウロン、フェンブタチン酸化物およびプロパルギットのようなミトコンドリアATPシンターゼ阻害剤;クロルフェナピルなどの酸化的リン酸化の脱共役剤;A12)ベンスルタップ、カルタップ塩酸塩、チオシクラムおよびチオスルタップ(thiosultap)ナトリウムなどのニコチン性アセチルコリン受容体チャネル遮断薬;A13)ビストリフルロン、ジフルベンズロン、フルフェノクスロン、ヘキサフルムロン、ルフェヌロン、ノバルロンおよびテフルベンズロンからなるベンゾイル尿素類由来のキチン生合成のタイプ0の阻害剤;A14)ブプロフェジンのようなキチン生合成のタイプ1の阻害剤;A15)シロマジンなどの脱皮撹乱剤(moulting disruptor);A16)メトキシフェノジド、テブフェノジド、ハロフェノジドおよびクロマフェノジド(chromafenozide)のようなエクジソン受容体アゴニスト;A17)アミトラズなどのオクトパミン受容体アゴニスト;A18)ミトコンドリア複合体の電子伝達阻害剤であるピリダベン、テブフェンピラド、トルフェンピラド、フルフェネリム(flufenerim)、シエノピラフェン(cyenopyrafen)、シフルメトフェン、ヒドラメチルノン、アセキノシルまたはフルアクリピリム;A19)インドキサカルブおよびメタフルミゾンのような電位依存性ナトリウムチャネル遮断薬;A20)スピロジクロフェン、スピロメシフェンおよびスピロテトラマトなどの脂質合成の阻害剤;A21)フルベンジアミド、フタルアミド化合物(R)−3−クロル−N1−{2−メチル−4−[1,2,2,2−テトラフルオロ−1−(トリフルオロメチル)エチル]フェニル}−N2−(1−メチル−2−メチルスルホニルエチル)フタルアミド、および(S)−3−クロル−N1−{2−メチル−441,2,2,2−テトラフルオロ−1−(トリフルオロメチル)エチル]フェニル}−N2−(1−メチル−2−メチルスルホニルエチル)フタルアミド、クロラントラニリプロールおよびシアントラニリプロール(cyanthraniliprole)からなるジアミド類由来のリアノジン受容体モジュレーター;A22)アザジラクチン、アミドフルメト、ビフェナゼート、フルエンスルホン(fluensulfone)、ピペロニルブトキシド、ピリダリル、スルホキサフロル(sulfoxaflor)のような作用機序の不明または不確かな化合物;、またはA23)アクリナトリン、アレスリン、ビフェントリン、シフルトリン、ラムダ−シハロトリン、シペル−メトリン(cyper−methrin)、アルファ−シペルメトリン、ベータ−シペルメトリン、ゼータ−シペルメトリン、デルタメトリン、エスフェンバレレート、エトフェンプロックス、フェンプロパトリン、フェンバレレート、フルシトリネート、タウ−フルバリネート、ペルメトリン、シラフルオフェン、テフルトリンおよびトラロメトリンおよびそれらの任意の適切な組み合わせからなるピレスロイド類由来のナトリウムチャネルモジュレーター。
【0032】
殺菌剤:B1)ビテルタノール、ブロムコナゾール、シプロコナゾール、ジフェノコナゾール、ジニコナゾール(diniconazole)、エニルコナゾール、エポキシコナゾール、フルキンコナゾール、フェンブコナゾール、フルシラゾール、フルトリアホール、ヘキサコナゾール、イミベンコナゾール(imibenconazole)、イプコナゾール、メトコナゾール、ミクロブタニル、ペンコナゾール、プロピコナゾール、プロチオコナゾール、シメコナゾール、トリアジメホン、トリアジメノール、テブコナゾール、テトラコナゾール、トリチコナゾール、プロクロラズ、ペフラゾエート(pefurazoate)、イマザリル、トリフルミゾール、シアゾファミド、ベノミル、カルベンダジム、チアベンダゾール、フベリダゾール、エタボキサム、エトリジアゾールおよびヒメキサゾール、アザコナゾール、ジニコナゾール−M(diniconazole−M)、オキスポコナゾール(oxpoconazol)、パクロブトラゾール、ウニコナゾール、1−(4−クロロ−フェニル)−2−([1,2,4]トリアゾール−1−イル)−シクロヘプタノール並びにイマザリルスルフェート(imazalilsulfphate)からなる群から選択されるアゾール;B2)アゾキシストロビン、ジモキシストロビン、エネストロブリン(enestroburin)、フルオキサストロビン、クレソキシムメチル、メトミノストロビン、オリサストロビン、ピコキシストロビン、ピラクロストロビン、トリフロキシストロビン、エネストロブリン(enestroburin)、メチル(2−クロロ−541−(3−メチルベンジルオキシイミノ)エチル]ベンジル)カルバメート、メチル(2−クロロ−5−[1−(6−メチルピリジン−2−イルメトキシイミノ)エチル]ベンジル)カルバメートおよびメチル2−(オルト−(2,5−ジメチルフェニルオキシメチレン)−フェニル)−3−メトキシアクリレート、2−(2−(6−(3−クロロ−2−メチル−フェノキシ)−5−フルオロ−ピリミジン−4−イルオキシ)−フェニル)−2−メトキシイミノ−N−メチル−アセトアミド、および3−メトキシ−2−(2−(N−(4−メトキシ−フェニル)−シクロプロパンカルボキシイミドイルスルファニルメチル)−フェニル)−アクリル酸メチルエステルからなる群から選択されるストロビルリン;B3)カルボキシン、ベナラキシル、ベナラキシル−M、フェンヘキサミド、フルトラニル、フラメトピル、メプロニル、メタラキシル、メフェノキサム、オフレース(ofurace)、オキサジキシル、オキシカルボキシン、ペンチオピラド、イソピラザム、チフルザミド、チアジニル、3,4−ジクロロ−N−(2−シアノフェニル)イソチアゾール−5−カルボキサミド、ジメトモルフ、フルモルフ、フルメトベル(flumetover)、フルオピコリド(ピコベンズアミド)、ゾキサミド、カルプロパミド、ジクロシメット、マンジプロパミド、N−(2−(443−(4−クロロフェニル)プロパ−2−インイルオキシ]−3−メトキシフェニル)エチル)−2−メタンスルホニル−アミノ−3−メチルブチルアミド、N−(2−(4−[3−(4−クロロ−フェニル)プロパ−2−インイルオキシ]−3−メトキシフェニル)エチル)−2−エタンスルホニルアミノ−3−メチルブチルアミド、メチル−3−(4−クロロフェニル)−3−(2−イソプロポキシカルボニル−アミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)プロピオネート、N−(4’−ブロモビフェニル−2−イル)−4−ジフルオロメチルA−メチルチアゾール−6−カルボキサミド、N−(4’−トリフルオロメチル−ビフェニル−2−イル)−4−ジフルオロメチル−2−メチルチアゾール−5−カルボキサミド、N−(4’−クロロ−3’−フルオロビフェニル−2−イル)−4−ジフルオロメチル−2−メチル−チアゾール−5−カルボキサミド、N−(3\4’−ジクロロ−4−フルオロビフェニル−2−イル)−3−ジフルオロメチル−1−メチルピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’,4’−ジクロロ−5−フルオロビフェニル−2−イル)−3−ジフルオロメチル−1−メチルピラゾール−4−カルボキサミド、N−(2−シアノ−フェニル)−3,4−ジクロロイソチアゾール−5−カルボキサミド、2−アミノ−4−メチル−チアゾール−5−カルボキシアニリド、2−クロロ−N−(1,1,3−トリメチル−インダン−4−イル)−ニコチンアミド、N−(2−(1,3−ジメチルブチル)−フェニル)−1,3−ジメチル−5−フルオロ−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(4’−クロロ−3’,5−ジフルオロ−ビフェニル−2−イル)−3−ジフルオロメチル−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(4’−クロロ−3’,5−ジフルオロ−ビフェニル−2−イル)−3−トリフルオロメチル−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’,4’−ジクロロ−5−フルオロ−ビフェニル−2−イル)−3−トリフルオロメチル−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’,5−ジフルオロ−4’−メチル−ビフェニル−2−イル)−3−ジフルオロメチル−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’,5−ジフルオロ−4’−メチル−ビフェニル−2−イル)−3−トリフルオロメチル−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(シス−2−ビシクロプロピル−2−イル−フェニル)−3−ジフルオロメチル−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(トランス−2−ビシクロプロピル−2−イル−フェニル)−3−ジフルオロ−メチル−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、フルオピラム、N−(3−エチル−3,5−5−トリメチル−シクロヘキシル)−3−ホルミルアミノ−2−ヒドロキシ−ベンズアミド、オキシテトラサイクリン、シルチオファム、N−(6−メトキシ−ピリジン−3−イル)シクロプロパンカルボキサミド、2−ヨード−N−フェニル−ベンズアミド、N−(2−ビシクロ−プロピル−2−イル−フェニル)−3−ジフルオロメチル−1−メチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(3’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−1,3−ジメチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(3’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−1,3−ジメチル−5−フルオロピラゾール−4−イル−カルボキサミド、N−(3’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−5−クロロ−1,3−ジメチル−ピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(3’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−3−フルオロメチル−1−メチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(3’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−3−(クロロフルオロメチル)−1−メチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(3’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−3−ジフルオロメチル−1−メチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(3’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−3−ジフルオロメチル−5−フルオロ−1−メチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、
N−(3’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−5−クロロ−3−ジフルオロメチル−1−メチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(3’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−3−(クロロジフルオロメチル)−1−メチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(3’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−トリフルオロメチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(3’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−5−フルオロ−1−メチル−3−トリフルオロメチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(3’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−5−クロロ−1−メチル−3−トリフルオロメチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(2’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−1,3−ジメチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(2’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−1,3−ジメチル−5−フルオロピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(2’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−5−クロロ−1,3−ジメチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(2’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−3−フルオロメチル−1−メチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(2’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−3−(クロロフルオロメチル)−1−メチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(2’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−3−ジフルオロメチル−1−メチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(2’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−3−ジフルオロメチル−5−フルオロ−1−メチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(2’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−5−クロロ−3−ジフルオロメチル−1−メチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(2’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−3−(クロロジフルオロメチル)−1−メチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(2’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−トリフルオロメチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(2’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−5−フルオロ−1−メチル−3−トリフルオロメチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(2’,4’,5’−トリフルオロビフェニル−2−イル)−5−クロロ−1−メチル−3−トリフルオロメチルピラゾール−4−イルカルボキサミド、N−(3’,4’−ジクロロ−3−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’,4’−ジクロロ−3−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−ジフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’,4’−ジフルオロ−3−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’,4’−ジフルオロ−3−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−S−ジフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’−クロロ−4’−フルオロ−3−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−ジフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’,4’−ジクロロ−4−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’,4’−ジフルオロ−4−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−S−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’,4’−ジクロロ−4−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−ジフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’,4’−ジフルオロ−4−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−ジフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’−クロロ−4’−フルオロ−4−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−S−ジフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’,4’−ジクロロ−5−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’,4’−ジフルオロ−5−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’,4’−ジクロロ−5−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−S−ジフルオロメチル−1H−ピラゾールカルボキサミド、N−(3’,4−ジフルオロ−5−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−ジフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’,4’−ジクロロ−5−フルオロビフェニル−2−イル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(3’−クロロ−4’−フルオロ−5−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−ジフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(4−フルオロ−4−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(4’−フルオロ−5−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(4’−クロロ−5−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(4’−メチル−5−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(4’−フルオロ−5−フルオロビフェニル−2−イル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(4’−クロロ−5−フルオロビフェニル−2−イル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(4’−メチル−5−フルオロビフェニル−2−イル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(4’−フルオロ−6−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−(4’−クロロ−6−フルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−トリフルオロメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−[2−(1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロプロポキシ)−フェニル]−3−ジフルオロメチル−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、N−[4’−(トリフルオロメチルチオ)−ビフェニル−2−イル]−3−ジフルオロメチル−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、およびN44’−(トリフルオロメチルチオ)−ビフェニル−2−イル]−1−メチル−3−トリフルオロメチル−l−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドからなる群から選択されるカルボキサミド;B4)フルアジナム、ピリフェノックス(pyrifenox)、ブピリメート、シプロジニル、フェナリモル、フェリムゾン、メパニピリム、ヌアリモル、ピリメタニル、トリフォリン、フェンピクロニル、フルジオキソニル、アルジモルフ、ドデモルフ、フェンプロピモルフ、トリデモルフ、フェンプロピジン、イプロジオン、プロシミドン、ビンクロゾリン、ファモキサドン、フェンアミドン、オクチリノン(octhilinone)、プロベン(proben)−アゾール、5−クロロ−7−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)41,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン、アニラジン、ジクロメジン、ピロキロン、プロキナジド(proquinazid)、トリシクラゾール、2−ブトキシ−6−ヨード−3−プロピルクロメン(propylchromen)−4−オン、アシベンゾラル−S−メチル、カプタホール、キャプタン、ダゾメット、ホルペット、フェノキサニル、キノキシフェン、N,N−ジメチル−3−(3−ブロモ−6−フルオロ−2−メチルインドール−1−スルホニル)−[1,2,4]トリアゾール−1−スルホンアミド、5−エチル−6−オクチル41,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−2,7−ジアミン、2,3,5,6−テトラクロロ−4−メタンスルホニル−ピリジン、3,4,5−トリクロロピリジン−2,6−ジカルボニトリル、N−(1−(5−ブロモ−3−クロロ−ピリジン−2−イル)−エチル)−2,4−ジクロロニコチンアミド、N−((5−ブロモ−3−クロロピリジン−2−イル)−メチル)−2,4−ジクロロ−ニコチンアミド、ジフルメトリム、ニトラピリン、ドデモルフアセテート(dodemorphacetate)、フルオロイミド、ブラストサイジン−S、キノメチオネート、デバカルブ、ジフェンゾクワット、ジフェンゾクワット−メチルスルフェート(methylsulphat)、オキソリン酸およびピペラリンからなる群から選択される複素環式化合物;B5)マンコゼブ、マネブ、メタム、メタスルホカルブ(methasulphocarb)、メチラム、フェルバム、プロピネブ、チラム、ジネブ、ジラム、ジエトフェンカルブ、イプロバリカルブ、ベンチアバリカルブ、プロパモカルブ、プロパモカルブ塩酸塩、4−フルオロフェニル−N−(1−(1−(4−シアノフェニル)−エタンスルホニル)ブト−2−イル)カルバメート、メチル−3−(4−クロロ−フェニル)−3−(2−イソプロキシカルボニルアミノ−3−メチル−ブチリルアミノ)プロパノエートからなる群から選択されるカルバメート;またはB6)グアニジン、ドジン、ドジン遊離塩基、イミノクタジン、グアザチン、抗生物質、例えば、カスガマイシン、ストレプトマイシン、ポリオキシン、バリダマイシンA、ニトロフェニル誘導体:ビナパクリル、ジノカップ、ジノブトン、硫黄含有複素環式化合物:ジチアノン、イソプロチオラン、有機金属化合物:フェンチン塩、有機リン化合物:エジフェンホス、イプロベンホス、ホセチル、ホセチル−アルミニウム、亜リン酸およびその塩、ピラゾホス、トルクロホスメチル、有機塩素化合物:ジクロフルアニド、フルスルファミド、ヘキサクロロベンゼン、フタリド、ペンシクロン、キントゼン、チオファネートメチル、トリルフルアニド、その他:シフルフェナミド、シモキサニル、ジメチリモール、エチリモール、フララキシル、メトラフェノンおよびスピロキサミン、グアザチン酢酸塩、イミノクタジン−トリアセテート、イミノクタジントリス(アルベシレート(albesilate))、カスガマイシン塩酸塩水和物、ジクロロフェン、ペンタクロロフェノール及びその塩、N−(4−クロロ−2−ニトロ−フェニル)−N−エチル−4−メチル−ベンゼンスルホンアミド、ジクロラン、ニトロタールイソプロピル、テクナゼン、ビフェニル、ブロノポール、ジフェニルアミン、ミルジオマイシン、オキシン銅(oxincopper)、プロヘキサジオンカルシウム、N−(シクロプロピルメトキシイミノ−(6−ジフルオロメトキシ−2,3−ジフルオロフェニル)−メチル)−2−フェニルアセトアミド、N’−(4−(4−クロロ−3−トリフルオロメチル−フェノキシ)−2,5−ジメチル−フェニル)−N−エチル−N−メチルホルムアミジン、N’−(4−(4−フルオロ−3−トリフルオロメチル−フェノキシ)−2,5−ジメチル−フェニル)−N−エチル−N−メチルホルムアミジン、N’−(2−メチル−5−トリフルオロメチル−4−(3−トリメチルシラニル−プロポキシ)−フェニル)−N−エチル−N−メチルホルムアミジンおよびN’−(5−ジフルオロメチル−2−メチル−4−(3−トリメチルシラニル−プロポキシ)−フェニル)−N−エチル−N−メチルホルムアミジンからなる群から選択される他の殺菌剤、およびそれらの任意の組み合わせ。
【0033】
除草剤:C1)アセチルCoAカルボキシラーゼ阻害剤(ACC)、例えば、アロキシジム、クレトジム、クロプロキシジム(cloproxydim)、シクロキシジム、セトキシジム、トラルコキシジム、ブトロキシジム、クレフォキシジム(clefoxydim)またはテプラロキシジムのようなシクロヘキセノンオキシムエーテル:クロジナホッププロパルギル、シハロホップブチル、ジクロホップメチル、フェノキサプロップエチル、フェノキサプロップ−P−エチルまたはフェンチアプロップエチル(fenthiapropethyl)、フルアジホップブチル、フルアジホップ−P−ブチル、ハロキシホップエトキシエチル、ハロキシホップメチル、ハロキシホップ−P−メチル、イソキサピリホップ、プロパキザホップ、キザロホップエチル、キザロホップ−P−エチルまたはキザロホップテフリルのようなフェノキシフェノキシプロピオン酸エステル:またはフランプロップ(flamprop)メチルまたはフランプロップイソプロピルなどのアリールアミノプロピオン酸;C2)アセト乳酸塩合成酵素阻害剤(AS)、例えば、イマザピル、イマザキン、イマザメタベンズ−メチル(imazame)、イマザモックス、イマザピックまたはイマゼタピルのようなイミダゾリノン;ピリチオバック酸、ピリチオバックナトリウム、ビスピリバック−ナトリウム、KIH−6127またはピリベンゾキシム(pyribenzoxym)のようなピリミジルエーテル;フロラスラム、フルメトスラムまたはメトスラムのようなスルホンアミド;または、アミドスルフロン、アジムスルフロン、ベンスルフロンメチル、クロリムロン−エチル、クロルスルフロン、シノスルフロン、シクロスルファムロン、エタメトスルフロンメチル、エトキシスルフロン、フラザスルフロン、ハロスルフロンメチル、イマゾスルフロン、メトスルフロンメチル、ニコスルフロン、プリミスルフロンメチル、プロスルフロン、ピラゾスルフロン−エチル、リムスルフロン、スルホメツロンメチル、チフェンスルフロンメチル、トリアスルフロン、トリベヌロン−メチル、トリフルスルフロンメチル、トリトスルフロン、スルホスルフロン、ホラムスルフロンまたはヨードスルフロンのようなスルホニル尿素;C3)例えば、アリドクロル(CDAA)、ベンゾイルプロップ−エチル、ブロモブチド、クロルチアミド、ジフェナミド、エトベンザニジベンズクロメト(etobenzanidibenzchlomet)、フルチアミド、ホサミン(fosamin)、またはモナリド(monalide)のようなアミド;C4)オーキシン除草剤、例えば、クロピラリド若しくはピクロラムのようなピリジンカルボン酸;または2,4−D若しくはベナゾリン;C5)オーキシン輸送阻害剤、例えば、ナプタラメ(naptalame)またはジフルフェンゾピル;C6)カロテノイド生合成阻害剤、例えば、ベンゾフェナップ、クロマゾン(ジメタゾン)、ジフルフェニカン、フルオロクロリドン、フルリドン、ピラゾリネート、ピラゾキシフェン、イソキサフルトール、イソキサクロルトール、メソトリオン、スルコトリオン(クロルメスロン)、ケトスピラドックス、フルルタモン、ノルフルラゾンまたはアミトロール(amitrol);C7)エノールピルビルシキミ酸塩−3−リン酸塩合成酵素阻害剤(EPSPS)、例えば、グリホサートまたはスルホサート;C8)グルタミン合成酵素阻害剤、例えば、ビアラホス(bialafos、bialaphos)またはグルホシネート−アンモニウム;C9)脂質生合成阻害剤、例えば、アニロホス若しくはメフェナセットのようなアニリド;ジメテナミド、S−ジメテナミド、アセトクロール、アラクロール、ブタクロール、ブテナクロール、ジエタチルエチル、ジメタクロール、メタザクロール、メトラクロール、S−メトラクロール、プレチラクロール、プロパクロール、プリナクロール、テルブクロール、テニルクロール若しくはキシラクロールのようなクロロアセトアニリド、;ブチレート、シクロエート、ジアレート、ジメピペレート、EPTC.エスプロカルブ、モリネート、ペブレート、プロスルホカルブ、チオベンカルブ(ベンチオカルブ)、トリアレート若しくはバーナレート(vemolate)のようなチオ尿素、またはベンフレセートまたはパーフルイドン;C10)有糸分裂阻害剤、例えば、アシュラム、カルベタミド(carbetamid)、クロルプロファム、オルベンカルブ、プロナミド(pronamid(プロピズアミド(propyzamid))、プロファム若しくはチオカルバジルのようなカルバメート;ベネフィン、ブトラリン、ジニトラミン(dinitramin)、エタルフルラリン、フルクロラリン、オリザリン、ペンジメタリン、プロジアミン若しくはトリフルラリンのようなジニトロアニリン;ジチオピル若しくはチアゾピルのようなピリジン;またはブタミホス、クロルタールジメチル(DCPA)若しくはマレイン酸ヒドラジド;C11)プロトポルフィリノーゲンIXオキシダーゼ阻害剤、例えば、アシフルオルフェン、アシフルオルフェン−ナトリウム、アクロニフェン、ビフェノックス、クロロニトロフェン(CNP)、エトキシフェン、フルオロジフェン、フルオログリコフェンエチル、フォメサフェン、フリロキシフェン、ラクトフェン、ニトロフェン、ニトロフルオルフェン若しくはオキシフルオルフェンのようなジフェニルエーテル;オキサジアルギル若しくはオキサジアゾンのようなオキサジアゾール;アザフェニジン、ブタフェナシル、カルフェントラゾンエチル、シニドン−エチル、フルミクロラックペンチル、フルミオキサジン、フルミプロピン、フルプロパシル(flupropacil)、フルチアセットメチル、スルフェントラゾン若しくはチジアジミンのような環状イミド;または、ET−751.JV 485若しくはニピラクロフェンのようなピラゾール;C12)光合成阻害剤、例えば、プロパニル、ピリデート若しくはピリダフォル;ベンタゾンのようなベンゾチアジアジノン;ジニトロフェノール、例えば、ブロモフェノキシム、ジノセブ、ジノセブアセテート、ジノテルブ若しくはDNOC;シペルクアット−塩化物、ジフェンゾクワット−メチルスルフェート、ジクワット若しくはパラコートジクロリドのようなジピリジレン;クロルブロムロン、クロロトルロン、ジフェノクスロン(difenoxuron)、ジメフロン、ジウロン、エチジムロン、フェヌロン、フルオメツロン、イソプロトゥロニソウロン(isoproturonisouron)、リヌロン、メタベンズチアズロン、メタゾール、メトベンズロン、メトキスロン、モノリニュロン、ネブロン、シデュロン若しくはテブチウロンのような尿素;ブロモキシニル若しくはイオキシニルのようなフェノール;クロリダゾン;アメトリン、アトラジン、シアナジン、デスメイン、ジメタメトリン、ヘキサジノン、プロメトン、プロメトリン、プロパジン、シマジン、シメトリン、テルブメトン、テルブトリン、テルブチラジン若しくはトリエタジンのようなトリアジン;メタミトロン若しくはメトリブジンのようなトリアジノン;ブロマシル、レナシル若しくはテルバシルのようなウラシル;またはデスメジファム若しくはフェンメジファムのようなビスカルバメート;C13)相乗剤、例えば、トリジファンのようなオキシラン;C14)CIS細胞壁合成阻害剤、例えば、イソキサベンまたはジクロベニル;C16)様々な他の除草剤、例えば、ダラポンのようなジクロロプロピオン酸;エトフメセートのようなジヒドロベンゾフラン;クロルフェナック(フェナック(fenac))のようなフェニル酢酸;または、アジプロトリン、バルバン、ベンスリド、ベンズチアズロン、ベンゾフルオール、ブミナホス、ブチダゾール、ブツロン、カフェンストロール、クロルブファム、クロルフェンプロップメチル、クロロクスロン、シンメチリン、クミルロン、シクルロン、シプラジン、シプラゾール、ジベンジルロン、ジプロペトリン、ダイムロン、エグリナジンエチル、エンドタール、エチオジン、フルカバゾン、フルオルベントラニル、フルポキサム、イソカルバミド、イソプロパリン、カルブチレート、メフルイジド、モヌロン、ナプロップアミド、ナプロップアニリド、ニトラリン、オキサシクロメフォン(oxaciclomefone)、フェニソファム、ピペロホス、プロシアジン、プロフルアリン、ピリブチカルブ、セクブメトン、スルファレート(CDEC)、テルブカルブ、トリアジフラム、トリアゾフェナミド若しくはトリメツロン;またはそれらの環境適合性塩若しくはそれらの組み合わせ。
【0034】
殺線:ベノミル、クロエトカルブ、アルドキシカルブ、チルペート、ジアミダホス、フェナミホス、カズサホス、ジクロフェンチオン、エトプロホス、フェンスルホチオン、ホスチアゼート、ヘテロホス、イサミドフォフ(isamidofof)、イサゾホス、ホスホカルブ、チオナジン、イミシアホス、メカルホン、アセトプロール、ベンクロチアズ、クロロピクリン、ダゾメット、フルエンスルホンおよびそれらの適切な組み合わせ。
【0035】
植物生長調節剤:D1)クロフィブリン酸、2,3,5−トリヨード安息香酸のようなアンチオーキシン;D2)4−CPA、2,4−D、2,4−DB、2,4−DEP、ジクロルプロップ、フェノプロップ、IAA、IBA、ナフタレンアセトアミド、a−ナフタレン酢酸、1−ナフトール、ナフトキシ酢酸、ナフテン酸カリウム、ナフテン酸ナトリウム、2,4,5−Tのようなオーキシン;D3)2iP、ベンジルアデニン、4−ヒドロキシフェンエチルアルコール、カイネチン、ゼアチンのようなサイトカイニン;D4)例えば、カルシウムシアナミド、ジメチピン、エンドタール、エセフォン、メルホス、:メトクスロン、ペンタクロロフェノール、チジアズロン、トリブホスのような枯葉剤;D5)アビグリシン、1−メチルシクロプロペンのようなエチレン阻害剤;D6)ACC、エタセラシル、エテホン、グリオキシムのようなエチレン放出剤;D7)フェンリダゾン、マレイン酸ヒドラジドのようなガメトシド;D8)ジベレリン、ジベレリン酸のようなジベレリン;D9)アブシジン酸、アンシミドール、ブトラリン、カルバリル、クロルホニウム、クロルプロファム、ジケグラック、フルメトラリン、フルオリドアミド、ホサミン、グリホジン、イソピリモル、ジャスモン酸、マレイン酸ヒドラジド、メピコート、ピプロクタニル、プロヒドロジャスモン、プロファム、チアオジアン(tiaojiean)、2,3,5−トリヨード安息香酸のような成長阻害剤;D10)クロルフルレン、クロルフレノール、ジクロルフルレノール、フルレノールのようなモルファクチン;D11)クレルメコート、ダミノジド、フルルプリミドール、メフルイジド、パクロブトラゾール、テトシクラシス、ウニコナゾールのような成長抑制剤;D12)ブラシノリド、ブラシノリドエチル、DCPTA、ホルクロルフェヌロン、ヒメキサゾール、プロスレル(prosuler)、トリアコンタノールのような成長刺激剤;D13)バクメデシュ(bachmedesh)、ベンゾフルオール(benzofluor)、ブミナホス、カルボン、塩化コリン、シオブチド(ciobutide)、クロフェンセット、シアナミド、シクラニリド、シクロヘキシミド、シプロスルファミド、エポコレオン、エチクロゼート、エチレン、フフェンチオウレア(fuphenthiourea)、フララン(furalane)、ヘプトパルギル、ホロスルフ、イナベンフィド、カレタザン(karetazan)、ヒ酸鉛、メタスルホカルブ、プロヘキサジオン、ピダノン、シントフェン、トリアペンテノール、トリネキサパックのような分類されていない植物成長調整剤。
【0036】
本発明の別の態様において、殺虫剤、除草剤、殺菌剤、殺線虫剤および植物成長促進剤のいずれかの適切な組み合わせは、溝に良い適用範囲を拡張し提供するために提供される。
【0037】
当業者は、本明細書で開示されるシステムが、より大きな作物領域に適切な組み合わせを提供し、リフィル時間を短縮するための低容量のシステムを説明していることを理解し得るが、それは、より大きい体積で溝内の適用範囲をさらに拡大し得る。例えばサツマイモの場合、当業者は、トウモロコシに使用される量よりも10〜20倍多い泡を拡大するために、3〜5ガロンのキャリアを使用することを決定し得る。本発明のこのような態様において、目的は、水の体積を節約し、リフィル時間を低減する必要は無いが、それよりも標準液の適用で達成されているよりもはるかに大きい適用範囲またははるかに大きい「保護のゾーン」を取得することである。少なくとも1つの実施形態において、当業者は、コメツキムシのためのゼロ公差によるさつまいもに追加された利点を理解するであろう。
【0038】
活性成分は、例えば、乳剤(EC)、懸濁剤(SC)、サスポエマルジョン剤(SE)、カプセル懸濁剤(CS)、水分散性粒剤(WG)、乳化性顆粒剤(EG)、油中水型エマルジョン剤(EO)、水中油型エマルジョン剤(EW)、マイクロエマルジョン剤(ME)、油分散剤(OD)、油混和性フロアブル剤(OF)、油混和性液剤(OL)、可溶性濃縮剤(SL)、超低容量懸濁剤(SU)、超低容量液剤(UL)、分散性濃縮剤(DC)、水和剤(WP)または農薬的に許容されるアジュバントと組み合わせた任意の技術的に可能な製剤のような任意の適切な典型的な形態で本開示の発泡性製剤に添加され得る。
【0039】
適切な発泡剤は、アルカノールアミド(コカミドジエタノールアミド、ラウリン酸モノイソプロパノールアミド、およびエトキシ化ミリストアミドなど)、オキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪アルコールエーテル(アルキルアリールポリグリコールエーテルなど)およびフルオロカーボン(エトキシ化ポリフッ素化アルコールなど)を含む非イオン性界面活性剤;アルキル−、アルキルアリール−、およびアリールスルホネート(ラウリルサルコシン酸ナトリウムなどおよびアルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムなど)、アルキル−、アルキルアリール−、およびアリールスルフェート、タンパク質加水分解物、ポリカルボン酸の誘導体(アンモニウムラウリルエーテルカルボキシレートなど)、オレフィンスルホネート(アルファオレフィンスルホン酸ナトリウムなど)、サルコシネート(アンモニウムシクロヘキシルパルミトイルタウリネートなど)、スクシネート(例えば、ニナトリウムN−オクタデシルスルホスクシナメートなど)、リン誘導体(リン酸エステルおよびそれらの同等物の塩など)を含むアニオン性界面活性剤;アルキルベンジルトリメチルアンモニウムクロリドを含むカチオン性界面活性剤;ベタインを含む両性界面活性剤であり得る。特に好ましい発泡剤は、バイオソフトD−40、バイオタージAS−40、アンモニックスDO、アンモニックスLO、ステオルCA−330、CEDEPAL TD−407、およびポリステップB−25である。製剤における発泡剤の総濃度は、用いる発泡剤に依存し得、最終製剤の約0.1%から約50%の間、好ましくは約0.3%から約30%の間、より好ましくは約5%から約25%、さらにより好ましくは約17%から約23%の間で含み得る。
【0040】
少なくとも1つの実施形態において、タンク混合化学製剤は、発泡性製剤における活性成分が、0.75〜4.00lbs a.i./ガロンの範囲、好ましくは0.75〜2.00lbs a.i./ガロンの範囲で搬送されるように適切な粘度を有する。このような粘度は、3〜10,000cps、より好ましくは10〜7000cpsの範囲とし得る。少なくとも1つの実施形態において、製剤の粘度は、エーカー当たり約4〜16オンスの化学製剤、およびエーカー当たり24〜64オンスの水、および時間当たり2〜7マイルの範囲のグラウンドスピードを含む速度範囲で最適な泡を提供する装置の速度に調整され得る。少なくとも1つの実施形態において、本発明は、少なくとも0.75lbs a.i./ガロンを備える化学製剤の搬送が、少なくとも0.25ガロン/エーカーの割合で搬送されることを提供する。本発明の別の態様において、少なくとも30、40、50、60、70、80、90または100の膨張係数を備える発泡性製剤を提供する。
【0041】
適切な泡安定剤は、液体発泡性製剤から生成された泡を安定させるように作用する。適切な泡安定剤の例は、グリセリン、ケルザン、カラギーナン、キサンタンガム、グアーガム、アラビアガム、トラガカントガム、ポリオックス、アルギンおよびアルギン酸ナトリウムを含む。グリセリンおよびケルザンが特に好ましい。製剤中の泡安定剤の総濃度は、使用される発泡剤に依存し、全製剤の0.1%および15%、好ましくは1〜14%、より好ましくは7〜12%の間で含み得る。
【0042】
本発明の発泡性製剤は、分散剤、および/または防腐剤を含み得る。適切な分散剤は、例えば、アルコールPOEおよび/または−POPエーテル、酸および/またはPOP POEエステル、アルキルアリールおよび/またはPOP POEエーテル、脂肪および/またはPOPのPOE付加物、POE−および/またはPOP−ポリオール誘導体、POE−および/若しくはPOP−ソルビタンまたはPOE−および/若しくはPOP−糖付加物、アルキル若しくはアリールスルフェート、アルキル−若しくはアリールスルホネートおよびアルキル若しくはアリールホスフェート、または対応するPO−エーテル付加物、並びにそれらの混合物の類由来の非イオン性および/またはイオン性物質を含む。アルキルポリグルコシド、およびリン酸エステルは、好ましい分散剤である。
【0043】
適切な防腐剤は、限定されないが、C12からC15アルキルベンゾエート、アルキルp−ヒドロキシベンゾエート、アロエベラ抽出物、アスコルビン酸、塩化ベンザルコニウム、安息香酸、C9からC15アルコールの安息香酸エステル、ブチル化ヒドロキシトルエン、ブチル化ヒドロキシアニソール、tert−ブチルヒドロキノン、ヒマシ油、セチルアルコール、クロロクレゾール、クエン酸、カカオ脂、ヤシ油、ジアゾリジニル尿素、アジピン酸ジイソプロピル、ジメチルポリシロキサン、DMDMヒダントイン、エタノール、エチレンジアミン四酢酸、脂肪酸、脂肪アルコール、ヘキサデシルアルコール、ヒドロキシ安息香酸エステル、ヨードプロピニルブチルカルバメート、イソノナン酸イソノニル、ホホバ油、ラノリン油、鉱油、オレイン酸、オリーブ油、パラベン、ポリエーテル、ポリオキシプロピレンブチルエーテル、ポリオキシプロピレンセチルエーテル、ソルビン酸カリウム、没食子酸プロピル、シリコーンオイル、プロピオン酸ナトリウム、安息香酸ナトリウム、重亜硫酸ナトリウム、ソルビン酸、ステアリン脂肪酸、二酸化硫黄、ビタミンE、ビタミンEアセテートおよびそれらの誘導体、エステル、塩、並びにこれらの混合物を含む。好ましい防腐剤は、ナトリウムo−フェニルフェネート、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、1,2−ベンイソチアゾリン−3−オンを含む。
【0044】
定義
【0045】
下記の用語は、以下に記載される各意味を有するべきである。
【0046】
「農薬剤」は、除草剤、農薬、殺虫剤、殺菌剤、または肥料のような、農業で使用される生物活性剤を意味する。「生物活性剤」は、細胞、ウイルス、器官または生物体の機能に変化を生じさせる物質、例えば、限定されないが、殺虫剤、殺菌剤および除草剤を含む、細胞、ウイルス、器官または生物体に作用し得る化学製剤のような物質を意味する。
【0047】
粒径D90は、組成物中の少なくとも粒子の約90%が、Horiba LA920粒径分析器で測定された、あるD90よりも小さいことを意味すべきである。
【0048】
「25%ドレイン時間」またはDT25は、泡静止安定度の尺度であり、25%の量の泡が崩壊するのに必要な時間である。
【実施例】
【0049】
実施例1
ビフェントリンテクニカル(514.29g)は、Agnique(登録商標)PG9116(35.00g、Cognis Corpから販売)、Dextrol(商標) C−180(35.00g、Ashland Incから販売)、および脱イオン水(815.71g)と組み合わせられ、その後、ビフェントリンが2ミクロン未満のD90になるまで粉砕した。得られたビフェントリンSCは、その後、18の発泡性製剤を生成するために低スピードミキサーで、グリセリン、Stepwet(登録商標)DF−95(Stepan Coから販売)、Bio−soft(登録商標)D−40(Stepan Coから販売)、Ammonyx(登録商標)DO(Stepan Coから販売)、Kathon(商標) CG/ICP(Dow Chemical Coから販売)、Kelzan(登録商標)(2%水溶液)、および脱イオン水と混合された。組成物は、以下の表中の全製剤の重量パーセントとして与えられている。
【0050】
【表2-1】
【表2-2】
【0051】
実施例2
ビフェントリンテクニカル(514.29g)は、Antique PG9116(35.00g)、Dextrol OC−180(35.00g)および脱イオン水(815.71g)と組み合わせられ、その後、ビフェントリンが2ミクロン未満のD90になるまで粉砕された。得られたビフェントリンSCは、その後、以下の3つの発泡性製剤を生成するために低スピードミキサーで、グリセリン、Stepwet DF−95、Biosoft D−40、Ammonyx DO、Kathon CG/ ICP、Proxel(商標) GXL(Arch Chemicalsから販売)、Kelzan 2%、および脱イオン水と混合された。組成物は、全製剤の重量パーセントとして与えられる。
【0052】
【表3】
【0053】
実施例3
ビフェントリンテクニカル(514.29g)は、Antique PG9116(35.00g)、Dextrol OC−180(35.00g)および脱イオン水(815.71g)と組み合わせられ、その後、ビフェントリンが2ミクロン未満のD90になるまで粉砕された。得られたビフェントリンSCは、その後、以下の発泡性製剤を生成するために低スピードミキサーで、グリセリン、Stepwet DF−95、Biosoft D−40、Bio−Terge(登録商標) AS−40(Stepan Coから販売)、Kathon ICP/CG、Proxel GXL、Kelzan 2%、および脱イオン水と混合された。
【0054】
【表4-1】
【表4-2】
【0055】
実施例4
ビフェントリンテクニカル(1628.4g)は、Antique PG9116(100.00g)、Dextrol OC−180(100.00g)および脱イオン水(2171.60g)と組み合わせられ、その後、ビフェントリンが2ミクロン未満のD90になるまで粉砕された。得られたビフェントリンSCは、その後、以下の発泡性製剤を生成するために低スピードミキサーで、グリセリン、Stepwet DF−95、Biosoft D−40、Bio−Terge AS−40、Steol CA−330、Polystep B−25、Kathon ICP/CG、Dowicide A、Proxel GXL、および/またはKelzan 2%と混合された。
【0056】
【表5】
【0057】
これらの製剤は、導管を介した送り込み時の安定性および膨張係数を含む、発泡特性を決定するためのフィールドテストユニットで試験した。製剤は、水とタンクで混合(タンク混合)され、得られた液体は泡立ち、5.2mphの速度および32oz./エーカーの割合(0.1lbs a.i./エーカー)で4列構成で適用された。
【0058】
【表6】
【0059】
実施例5
ビフェントリンテクニカル(95.8%)は、Antique PG9116およびDextrol OC−180に加えられ、4ミクロン未満のD90に減少するまで粉砕された。残りの成分は、以下の割合で加えられ、低スピードミキサーで混合された。
【0060】
【表7】
【0061】
この製剤は、導管を介した送り込み時の安定性および膨張係数を含む発泡特性を決定するために、フィールドテスト装置で試験された。製剤は、4.6%の活性成分濃度まで水とタンクで混合(タンク混合)され、得られた液体は泡立ち、5.2mphの速度および32oz./エーカーの割合(0.1lbs a.i./エーカー)で4列構成で適用された。4列は、40.0、45.7、46.7および44.5(平均44.2)の膨張係数を生じた。
【0062】
搬送システム
【0063】
本開示の別の態様において、搬送システム10は、上述したように、超低割合の水担体を用いて種溝に高膨張泡状物質を提供する農業機器(例えば、シードプランター)の設置に供される。この搬送システムの装置および対応する方法は、元の機器製造者(OEM)の設計に組み込まれ、新たな機械として組み立てられ、または、代わりに、既存の農業機器の再設備用キットとして提供される。さらに、搬送システムは農業機器と一体化して本明細書で説明されるが、システムの構成要素が、例えば、個々の農家によって利用され得るバックパック搬送システムのようなスタンドアロンの搬送システムに組み込まれ得ることをさらに意図する。
【0064】
上述したようにシステムは、発泡性製剤を溝に適用するが、例えばエーカー当たり32から64オンスの水および化学製剤の全体積が用いられる。このシステムは、個々の種溝列に搬送される高膨張水性泡状物質を生成するために、水、圧縮空気、及び発泡性化学製剤を利用する。
【0065】
さらに、本明細書に記載されたシステム10は、プランターのセクション幅および速度に応じて適切な適用割合を維持するように用いられる水および化学製剤の量を自動に調整し、列間に均一に泡を分配し、泡の流れの体積、品質および詰まりについてこれら列の各々をモニタリングする。
【0066】
図1〜12を参照すると、本発明の実施形態による典型的な搬送システム10を説明する。図1を参照すると、搬送システム10は、制御モジュール12と、タンクおよびポンプアセンブリー100、200と、バルブアセンブリー20、30と、泡混合チャンバー40と、モニタリングユニット70と、制御バルブ80と、搬送ノズル84とを含む。制御モジュール12は、プロセッサーおよび固定コンピューター読み取り可能メモリーを含む「コンピューター装置」または「電子装置」を含む。メモリーはプログラムされた指示を含むことができ、プロセッサーによって実行されたとき、コンピューター装置が当該プログラムされた指示に従って1以上の操作を行う。本明細書で使用されているように、「コンピューター装置」または「電子装置」は、単一の装置であり得、または互いに通信し合い、テーターおよび/または指示を共有する1以上のプロセッサーを有する任意の数の装置であり得る。コンピューター装置または電子装置の例は、限定されないが、パーソナルコンピューター、サーバー、メインフレーム、およびスマートフォン、パーソナルデジタルアシスタント、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータなどの携帯用電子機器を含む。制御モジュール12は、スタンドアロンデバイスであり得、または既に農業設備に設けられたコンピューター若しくは電子装置と統合され得る。
【0067】
制御モジュール12は、例えば、装置のグラウンドスピードおよび各プランターの動作状態(例えば、植え付けられているまたは植え付けられていない、種搬送速度)のような農業設備の動作状態をモニタリングするために農業設備と通信するように構成されている。制御モジュール12はまた、後に詳細に記載されるように、構成要素から動作情報を受信し、構成要素へ制御信号を送信するために、搬送システムの様々な構成要素と通信するように構成されている。制御モジュール12は、遠隔ネットワークと通信するように構成され得る。制御モジュール12は、搬送システム10から離れて情報が蓄えられ、分析され、さもなくば用いられ得るように、例えば搬送システム10の動作履歴のような情報を遠隔ネットワークに送信し得る。制御モジュール12は、構成要素の制御を補助し得る遠隔ネットワークからの情報を受信し得る。例えば、化学製剤の選択の履歴データおよびある領域のある作物に対する適用割合は、搬送システム10の最適化を容易にするように制御モジュール12と通信され得る。他のストレージ、処理および制御は、制御モジュール12単独または遠隔ネットワークと組み合わせて利用して完了され得る。
【0068】
図2を参照すると、本発明の実施形態による典型的なタンクおよびポンプアセンブリー100を説明する。本実施形態において、化学製剤および水は、単一のタンク102(本明細書では「タンク混合(tank mixing)」と呼ぶ)内に含まれる。タンク102は、十分な容量(例えば、150ガロン)を有する。水導管(又は、本開示を通じて交換可能に「ライン」が使用され得る)104は、化学製剤と混合するために外部ソースから水を供給するためにタンク102に接続されている。水導管は、水の流れを制御するためのバルブ105を含み、所望により、連続的または断続的に動作され得る。さらに、タンクリンスノズル106は、化学残渣または破片を除去するのに十分な圧力でタンクの内部の水を加速または分散し得る水導管104に組み込まれ得る。本明細書に開示されている典型的な実施形態では、導管100は水の搬送ラインとして記載されているが、水以外または水に加えた媒体が、本明細書に記載されたシステムに採用され得ることを当業者は理解し得る。
【0069】
本システムのタンク混合構成は、水および化学製剤の両方の所望の適用割合を達成するために単一タンクで化学製剤と水とを混合する。混合された溶液は、タンクを出て、ライン108および手動制御ボールバルブ110を通ってストレーナー112に入る。ラインは、溶液がシステム内にあるかを確認するためにラインをモニタリングする真空スイッチ114を可能にするティーを含む。真空スイッチは、制御モジュール12と好ましく通信し、溶液が無いことを検知したら、オペレーターに詰まりをチェックするように警告するアラーム、またはシステム動作を終了させるシャットオフ信号を生成することができる。撹拌に用いられ得る任意ポンプ116を可能にするように下流でラインがティーに再び接続される。いくつかの実施形態において、ポンプ116および撹拌ライン118は、溶液をかき混ぜるように制御された圧力で媒体、例えば水をタンクに搬送するために設けられている。あるいは、システム内で採用される化学製剤は、撹拌の必要なく安定し分散したままであり得、それにより撹拌ポンプおよびラインは不要である。
【0070】
主ライン108は、最適な流量を維持するために、制御モジュール12によってモニタリングされるポンプ120に入る。ポンプの速度は、例えば、グラウンドスピードまたはプランターの断面幅のような様々な要因に基づく所望の速度を維持するために、制御モジュール12によって調整される。1つの実施形態において、ポンプ120は、毎分44オンスの最大流量と見積もられる、12ボルトの電気正変位定量ポンプである。ポンプは、好ましくは正変位、ノンリターン定量ポンプである。ポンプ120の下流で、流体流れ(つまり、化学製剤および水の混合物)は、ライン14を通じた電磁弁マニホールドブロック20に続く。モニタリングユニット70は、流れが遮断されていないことを保証するためにライン14に沿って位置する。
【0071】
図9は、典型的なモニタリングユニット70を示す。示されているように、モニタリングユニット70は、入口74および出口76を備える内部チャンバー78を備えるハウジング72を含む。接点71は、チャンバー78の底に設けられ、カートリッジ79はチャンバー78内を移動するように構成されている。カートリッジ79は、適切な流れが入口74および出口76の間で排出する場合に、カートリッジ79がチャンバー78内に吊るされ、接点71から離間して配置されるように構成される。流れが遮断または適切でない場合、カートリッジ79は落ちて接点71と接触し、それにより不適切な流れを示す信号がワイヤー73(またはワイヤレス)を介して制御モジュール12に送信される。そのような信号を受信すると、制御モジュール12は、オペレーターに遮断をチェックするように警告するアラームおよび/またはシステム動作を終了させるシャットオフ信号を生成することができる。
【0072】
マニホールド20は、各サブストリームが各泡混合チャンバー40に向かう4つの分離したサブストリーム22a〜dに流体流れを分割する。マニホールド20は、制御モジュール12の制御の下、互いに独立して制御し得る、各サブストーム22a〜d用のバルブ(例えば、ソレノイド)を収容する。したがって、選択ライン22a〜dだけが、所望時に操作され得る。同様に、第2ラインが第2モード(例えば、断続的)で操作され得る一方、第1ラインは第1モード(例えば、連続的)で操作され得る。
【0073】
1以上のコンプレッサー130、132を含む圧縮空気ライン16も備えられている。コンプレッサーから、空気ラインは、コンプレッサーダイアフラム上に構築される、高圧空気を排出することを可能とするリリーフバルブ134を通過する。用いられている小さなダイアフラムコンプレッサーは高圧では開始されず、トラクターからの電源消費を助けるために、コンプレッサーは大気圧でのみ開始される。圧力調整器18を介したリリーフバルブ124から、第2バルブマニホールド124を介して、各泡混合チャンバー40に達する。マニホールド30は、各サブストーム32a〜d用のバルブ(例えば、ソレノイド)を収容し、それは、制御モジュール12の制御の下、互いに独立して操作され得る。したがって、選択したライン32a〜dだけが所望時に操作され得る。同様に、第2ラインが第2モード(例えば、断続的)で操作され得る一方、第1ラインは第1モード(例えば、連続的)で操作され得る。
【0074】
泡混合チャンバーを介した連続流れを説明する前にそことは離れて、本発明の実施形態による他の典型的なタンクおよびポンプアセンブリー200を図3を参照しながら説明する。タンクおよびポンプアセンブリー200において、化学製剤および媒体(例えば、水)は、分離した容器に収容され、分離したシステムで計測され、且つ各容器のラインおよび下流で混合される(「注入混合」)。より具体的には、水は第1タンク202に貯蔵され、化学製剤は分離したタンク202に保持される。1つの化学タンクだけが記載されているが、複数の化学タンクが備えられ得、それにより制御モジュール12は、特定の適用のために所望の化学製剤を選択し得、および/または所望の発泡性製剤を達成するために複数の化学製剤を混合し得る。
【0075】
化学製剤ストリームは、化学製剤タンクを出て、ライン206および手動制御ボールバルブ208を通ってストライナー210に入る。ライン206は、化学製剤がシステム内にあり、供給ラインに遮断がないことを確認するためにラインをモニタリングする真空スイッチ212を可能にするティーを含む。真空スイッチ212は、制御モジュール12と好ましく通信し、化学製剤が無いと検知されれば、制御モジュール12は、オペレーターに遮断をチェックするように警告するアラーム、またはシステム操作を終了させるシャットオフ信号を生成することができる。化学製剤ラインは、計量ポンプ214に入る。ポンプ214は、例えば、1分当たり20オンスの最大流れと見積もられる、12ボルトの電気正変位定量ポンプであり得る。ポンプは、流量について制御モジュール12によってモニタリングされる。例えば、制御モジュール12は、マグネットホイールおよびホール効果センサーを用いてポンプ速度をモニタリングし得る。ポンプ214の速度は、グランドスピード、幅および/またはGPS由来の規定に基づく所望の量を維持するために、制御モジュール12によって調節される。化学製剤ストリームは、上述したように、化学製剤の流れが遮断されたかをモニタリングするモニタリングユニット70を介して続く。化学製剤ラインは、ポンプ214を保護するための電子圧力変換器216および静水圧リリーフバルブ218と交差する点まで続く。化学製剤ラインは、チェックバルブ220を介して、ティーまたは混合装置240まで続く。
【0076】
水ストリームは、化学タンク202を出て、ライン222および手動制御されたボールバルブ224を通ってストライナー226に入る。ラインは、水がシステム内にあり供給ラインに遮断がないことを確認するためにラインをモニタリングする真空スイッチを可能にするティーを含む。真空スイッチ228は、制御モジュール12と好ましく通信し、水がないと検知した場合、制御モジュール12は、オペレーターに遮断をチェックするように警告するアラーム、またはシステム操作を終了させるシャットオフ信号を生成することができる。水ラインは、その後、計測ポンプ230に入る。ポンプは、流量について制御モジュール12によってモニタリングされる。ポンプ230は、例えば、1分当たり40オンスの最大流れと見積もられる、12ボルトの電気正変位定量ポンプであり得る。例えば、制御モジュール12は、マグネットホイールおよびホール効果センサーを用いてポンプ速度をモニタリングし得る。ポンプ230の速度は、グランドスピード、幅および/またはGPS由来の規定に基づく所望の量を維持するために、制御モジュール12によって調製される。水ストリームは、上述したように、化学製剤の流れが遮断されたかをモニタリングするモニタリングユニット70を介して続く。水ラインは、ポンプ230を保護するための電子圧力変換器232および静水圧リリーフバルブ234と交差する点まで続く。水ラインは、チェックバルブ236を介して、ティーまたは混合装置240まで続く。水及び発泡性製剤の今混合された溶液は、前の実施形態で述べたように、ライン14を介してバルブマニホールドブロック20まで同様に続き、そこから続く。フラッシュライン242は、チェックバルブ244を介してライン14に接続され得る。
【0077】
前の実施形態と同様に、1以上のコンプレッサー250、252を含む圧縮空気ライン16も備えられている。コンプレッサーから、空気ラインは、コンプレッサーダイアフラム上に構築される、高圧空気を排出することを可能とするリリーフバルブ254を通過する 。用いられている小さなダイアフラムコンプレッサーは、高圧がかかっている時には開始されず、トラクターからの「電源消費を助けるために、コンプレッサーは、大気圧がかかっている時にだけ開始され得る。レリーフバルブ254から、高圧空気が圧力調整器18に流れ、前の実施形態に関して記載された方法で続く。
【0078】
図1および2を再度参照すると、バルブマニホールド20および30後の搬送システム10を通じた流れが説明される。個々の区画ライン22a〜dおよび32a〜dは、液体および空気流れを各泡混合チャンバー40に運ぶ。泡混合チャンバー40において、空気および液体ストリームは、混合し、所望の高い膨張率の泡を生成する。図2および4〜5を参照すると、各泡混合チャンバー40は、チャンバー本体42および混合ティー50を含む。チャンバー本体42は、中空内部チャンバー45を備える管44を含む。チャンバー45は、内部通路47を介して入口ポート43およびマニホールドヘッド48と連通する。マニホールドヘッド48は、複数の出口ポート49を規定する。示された実施形態において、マニホールド48は6つの出口ポート49を備えるが、より多くまたは少ない出口ポート49が備えられ得る。さらに、必要でないポート49は、キャップされ得る。示された実施形態において、フランジ46は、混合ティー50と接続するために入口ポート43のまわりに備えられる。
【0079】
混合ティー50は、ティー出口ポート53のまわりに延びる接続フランジ54を備える本体52を含む。シート55は、ティー出口ポート53が入口ポート43と連通するようにフランジ46を受け取るために備えられる。示された実施形態において、フランジ46は、シート55内で締りばめで接続する。しかしながら、代わりの結合構成(例えば、ネジ接続、タングアンドグローブ接合等)が採用され得る。さらに、いくつかの実施形態において、混合ティー50は、アセンブリーが単一の構成要素となるようにチャンバー本体42に一体的に形成され得る。ティー本体52は、入口ポート57を備える空気接続56および出口ポート59を備える液体接続58を規定する。ポート57および59の両方が、ティー出口ポート53に連通する。図2を参照すると、空気がポート59に入るときに、空気ライン32a〜dから来る空気がチェックバルブストライナー65およびオリフィス板67を好ましく通過する。オリフィス板67は、所望の空気流れが通過を許容する大きさの貫通孔を含む。同様に、液体ライン22a〜dから来る液体は、チェックバルブストライナー65、オリフィスコア69およびオリフィス板67を通過する。オリフィス板67は再び、オフィスコア69が液体流れと噛み合い、発泡性製剤を撹拌し始める間に、所望の液体流れの通過を許容する大きさの貫通孔を含む。
【0080】
図5を参照すると、内部チャンバー45は、発泡性製剤がチャンバー45を通過するときに、発泡性製剤を撹拌するように構成された発泡性媒体66を収納する。示された実施形態において、発泡性媒体66は、チャンバー45内に密に詰められた複数のガラス球68を含む。球68は、所望の泡膨張を達成するために所望の量の表面接触領域をもたらす大きさ有するように選択される。例として、球68は5〜6mmの直径を有する。さらに、チャンバー45の長さは、所望の膨張を達成するように同様に選択され得る。媒体が予測可能な膨張率を提供するなら、他の発泡性媒体、例えば、スチールウールが利用され得ることが理解される。発泡性媒体66を維持するために、上側スクリーン63は内部通路47の上に配置され、下側スクリーン61は、入口ポート43に位置する係合プラグ60によって維持されている。係合プラグ60は、流れがチャンバー45に入ることを可能にする貫通通路62を含む。係合プラグ60は、締りばめ、ネジ止め等を有し得る。
【0081】
操作において、化学製剤及び水(又は「溶液」)の混合物は、混合ティー50の入口ポート59を介して泡混合チャンバー40に入り、圧縮空気ストリームは、混合ティー50の入口ポート59に入る。入口ポート59を介して加圧された空気流れは、溶液が発泡性媒体66および泡を通過するように溶液を内部チャンバー45に誘導する。発泡した溶液は、発泡した溶液が出口ポート49を介して分配されてから内部通路47を介してマニホールドヘッド48に入る内部通路47から出て、マニホールドヘッド48に入り、発泡した溶液が当該ヘッドから出口ポート49を通って分配される。泡混合チャンバー40は、好ましくは、出口ポート49が入口ポート57、59の上になるように垂直配向で配置される。このような垂直配向は、泡の品質を改善および/または溶液が混合チャンバー45にプールされるのを防ぐと信じられている。
【0082】
図6〜8を参照すると、本発明による他の典型的な泡混合チャンバー300が説明される。泡混合チャンバー300は概して、外側ハウジング部材300、混合ティー320、および内部分割部材330を含む。外側ハウジング部材は、開口端303の間から閉口端306まで延びる中空内部チャンバー305を備える管304を含む。マニホールドヘッド308は、開口端303の近くに備えられ、内部チャンバー305と連通する複数の出口ポート309を規定する。示された実施形態において、マニホールドヘッド308は、6つの出口ポート309を備えるが、より多いまたは少ない出口ポート309が備えられ得る。さらに、必要でないポート309はキャップされ得る。示された実施形態において、フランジ310は混合ティー320と接続するために開口端303のまわりに備えられる。
【0083】
混合ティー320は、前の実施形態と似ており、ティー出口ポート323のまわりに延びる接続フランジ324を備える本体322を含む。シート325は、以下に記載されるように、内部分割部材330のフランジ334を受け入れるために備えられている。ティー本体322は、入口ポート327を備える空気接続326と入口ポート329を備える液体接続328を規定する。ポート327および329の両方は、ティー出口ポート323と連通する。前の実施形態のように、チェックバルブストライナー65、オリフィス板67および/またはオリフィスコア69は、ポート327、329に位置され得る。
【0084】
内部分割部材330は、入口ポート333および出口ポート337の間に延びる内部チャンバー335を規定する管状体332を含む。フランジ334は、入口ポートが混合ティー320のシート325に収容されているとき、入口ポート333はティー出口ポート323一直線に並ぶように、入口ポート333のまわりに備えられている。図8を参照すると、組み立て時に、内部分割部材330は、外側ハウジング部材302および内部分割部材330の間の通路311を規定する。通路311は、出口ポート337および出口ポート309の間を連通する。フランジ334は、ティー出口323が通路311と連通しないように外側ハウジング部材302に関して封止し、混合ティー320からの代わりの流れは、矢印Aで示されるように、プラグ通路62を介して内部チャンバー335に流れ込まなければならない。内部チャンバー335は、前の実施形態と同様に、例えばガラス球68のような混合媒体66を含む。入ってくる溶液は発泡性媒体66を介して流れ、泡は出口337から流れ出る。泡は、矢印BおよびCで示されるように、閉口端306により通路311を介して出口ポート309に流れるように再誘導される。マニホールドヘッド308は、矢印Dで示されるように、泡が出口ポート309から流れ出るように分配する。
【0085】
泡混合チャンバー40、300構成のいずれかは、「タンク混合(tank mixing)」または「注入混合(injection mixing)」構成において採用され得る。さらに、いくつかの用途では、2つの構成を組み合わせたものを採用し得る。両方の泡チャンバー構成は、内部で、つまり、風または化学製剤を望ましくなく希釈し得る過剰な水のような周囲環境にさらすことなく泡形成を提供するという点で有利である。さらに、本明細書に記載されているように、分散ノズルから上流の位置で泡形成することは、製剤が水内で混合または溶解するためのさらなるドエルタイムを提供し得るという点で有益である。このさらなるドエルタイムは、より均一な混合物を提供し、分散ノズルへ導く導管内で確立される「完全開発された(fully developed)」流体力学流れプロファイルを備える。
【0086】
図1および2を参照すると、泡混合チャンバー40、300から出る泡ストリームは、各植え付け溝内に直接搬送するための各ノズル84に向かう。モニタリングユニット70および制御バルブ80は、各特定のラインにそって配置されている。モニタリングユニット70は、上述のように、十分な泡流れがそこを通過しているかをモニタリングするように構成されている。制御モジュール12が泡流れが充分でないことを示す信号を受信した場合、制御モジュール12は、オペレーターに遮断をチェックするように警告するアラームおよび/またはシステム操作を終了させるシャットオフ信号を生成できる。制御バルブ80は、制御モジュール12によって制御され、植え付けが例えば止まったり方向が変わったりしたとき、泡のストリームを止めるために列ラインを閉じるように制御され得る。加えて、システムは、バルブ80を制御して断続的に泡を適用するように構成され得る。例えば、泡は、各種に直接にのみ適用され得、種間の移動の間流れは止められる。
【0087】
図10〜12を参照して、本発明の実施形態による典型的な分散ノズル84を説明する。各ノズル84は、近位端88から遠位端90まで延びる内部通路86を含む。近位端88は、近位端88が発泡ライン内で簡単に挿入される直径を有するように構成される。近位端92は、発泡ラインにノズルをさらに簡単に挿入できるようにテーパー状または先のとがった形状にされ得る。ノズル84は、発泡ライン内のノズルの過剰挿入を防ぐ止め部材として機能するノズルの2つの末端の間に位置するフランジ92を含む。
【0088】
ノズル84の遠位端90は、散布オリフィスとして作用する。泡がノズルにしがみつき平滑末端の大きさまで拡大または成長する平坦ノズル吐出オリフィスと比較すると、遠位端90は、泡ロープ(foam rope)の散布または放出を容易にする点で有利である鋭角のテーパーを含む。テーパー散布端90のさらなる利点は、泡吐出速度(平滑オリフィスが行うとして知られているような)を低減せず、いつかの例において散布されている泡の速度を加速するように機能し得、それにより、特に植え付けが高速で行われているときに、溝内でさらに連続した吐出ロープ(discharge rope)を提供する。
【0089】
動作時において、本明細書に記載された泡散布システムは、種と泡とが同時に散布されるように、種植え付け装置に組み込まれ得る。このような用途において、泡吐出ノズルは、顧客の慣行または好みに応じて、種管の前または後ろのいずれかにおいて泡を散布するように配置され得る。いくつかの用途において、種が土壌と十分に接触することを確実にするために、種がプランターから排出された後に泡を散布することが有益である。本開示の態様によれば、発吐出率は、用途に応じて調整され得るが、種が土壌に接触するのが少なすぎるような溝の過剰飽和または過剰充填、および種の「浮遊」を避けるように、溝に堆積される泡の適切な量を確保するために、泡は種の前に散布される。加えて、いくつかの実施形態において、ノズルは、泡の非直線的(例えば、ジグザグ)ロープが溝に提供されるように関節運動できるように構成され得る。さらに、ライン内のバルブは、水、空気および/または化学製剤の流れを所望により連続または断続的に泡を吐出するよう制御するために独立して操作され得る。
【0090】
流れ範囲
【0091】
本明細書で開示されている装置および方法は、化学製剤の量を最小限に抑えながら、速度範囲にわたって動作可能な最適な発泡システムを提供する。説明のためであり限定されない目的のために、いくつかの典型的な範囲は、時間当たり2〜7マイルのグランドスピード範囲を有するプランターには、エーカー当たり約4〜16オンスの化学製剤と、エーカー当たり約24〜64オンスの水とを含む。
【0092】
図13〜17は、例えば12ボルトの電気正変位定量ポンプをもちいた場合の搬送システム10の典型的な速度およびプランター幅範囲のグラフ式表現を示す。他の結果は、他の機器を利用して達成され得る。グラフは、制御モジュール12を介して各構成要素を制御することにより搬送システム10の十分な柔軟性を表す。そのような柔軟性により、使用者は操作条件が変わる毎にシステムの再構成をする必要はない。
【0093】
フィールド試験
【0094】
本明細書に記載のシステム内の本発明の泡製剤を評価するために、ビフェントリンを含有する製剤が、コーンルートワーム(corn rootworm)供給を制御する能力を評価するために試験された。このように、コーンルートワーム(ジアブロチカ属)に対するCapture(登録商標)LFR(登録商標)殺虫剤と比較して、実施例5の泡製剤殺虫剤の効果を評価するために、フィールド試験がアメリカ合衆国中西部にわたるいくつかの場所で行われた。
【0095】
これらの試験の目的は、実施例5の製剤の効果が、FMC Corporationから現在市販されている、活性成分としてビフェントリンを含有する製剤であるCapture(登録商標)LFR(登録商標)殺虫剤、およびAMVACにより配布されているテフルトリン殺虫剤を含有するForce(登録商標)3Gを用いた市販のコーンルートワーム標準処理と同じまたは良いかを決定することである。
【0096】
試験プロットは、溝を覆う前に、液体肥料を含むCapture(登録商標)LFR(登録商標)殺虫剤、Force(登録商標)3G殺虫剤、または実施例5の製剤を用いて生成された泡のいずれかによるフィールドコーンの植え付けおよび植え付けられた溝の処理の前に植え付けの試験フィールドを準備することにより準備された。未処理の対照試験プロットも含まれた。コールマン、SD、コンコード、NE、ワイオミング、IL、クレイセンター、NEおよびナシュア、IAを含む中西部の5箇所から収集されたデータは、以下の表Aに示される。
【0097】
明らかなように、当業者は、本発明の実施例5の製剤が、未処理よりも有意に低いコーンルートワームの食害を有していることを理解し得る。実施例5の製剤は、Capture(登録商標)LFR(登録商標)およびForce(登録商標)3Gの製剤に比べて、等しいかそれ以上のコーンルートワーム摂食制御を示した。食害防止のレベルは、比較製剤(P<0.10、ダンカンの新MRT)と統計的に同等であった。
【0098】
【表8】
【0099】
これらの結果は、低い、エーカー当たりの全体積割合(48oz.および32oz./acre)で適用されたビフェントリンの実施例5の製剤が、5ガロン/エーカーの液体肥料で適用されたCapture(登録商標)LFR(登録商標)と統計的に等しいまたはより良好に、且つ統計的にForce(登録商標)3Gと等しいコーンルートワームの食害防止を提供することを示す。
【0100】
典型的な範囲および寸法は、説明および非限定の目的のため本明細書において提供されているにすぎない。さらに、開示された主題の一実施形態の個々の特徴は、本明細書で議論されまたは他の実施形態ではなく、一実施形態の図面で示され得、一実施形態の個々の特徴は、他の実施形態の1若しくは複数の特徴または複数の実施形態からの特徴と組み合わせられ得ることは明らかである。
【0101】
以下のクレームされた特定の実施形態に加え、開示された主題は、以下のクレームされた従属的な特徴および上記で開示された特徴の任意の他の可能性ある組み合わせを含む他の実施形態にも向けられる。例えば、一実施形態において、当業者は、標準的な液体適用で達成され得たものと比較して保護範囲を広げ得る。このように、従属請求項に示されたおよび上記で開示に特定の特徴は、開示された主題が、他の可能性ある組み合わせを有する他の実施形態にも明確に向けられるように認められるべくように開示された主題の範囲内で他の方法により互いに組み合わせられ得る。したがって、開示された主題の特定の実施形態の上述の説明は、例示および説明の目的で提示された。網羅的であること、または開示された主題を開示されたこれらの実施形態に限定することを意図しない。
【0102】
様々な修正および改変が、開示された主題の精神または範囲から離れることなく開示された主題の方法およびシステムにおいてなされ得ることは、当業者にとって明らかである。したがって、開示された主題が、添付の特許請求の範囲およびその均等物の範囲内にある修正および改変を含むことが意図されている。
【0103】
(付記)
(付記1)
農薬活性成分と、
少なくとも1つの発泡剤と、
少なくとも1つの発泡安定剤と、を含む液体農薬製剤であって、
前記液体農薬製剤は、発泡農薬製剤を生成するために泡立ち得、または発泡農薬製剤を生成するのに適し得、前記発泡農薬製剤は、搬送導管を通じて搬送されたとき、安定である、液体農薬製剤。
【0104】
(付記2)
前記農薬活性成分は、殺虫剤、殺菌剤、除草剤、肥料およびこれらの組み合わせからなる群から選択される、付記1に記載の液体農薬製剤。
【0105】
(付記3)
前記農薬活性成分は、ビフェントリンである、付記1に記載の液体農薬製剤。
【0106】
(付記4)
前記少なくとも1つの発泡剤は、ラウリル硫酸ナトリウムおよびドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムからなる群から選択される、付記1に記載の液体農薬製剤。
【0107】
(付記5)
前記少なくとも1つの発泡安定剤は、グリセリンおよびキサンタンガムからなる群から選択される、付記1に記載の液体農薬製剤。
【0108】
(付記7)
分散剤および防腐剤をさらに含む、付記1に記載の液体農薬製剤。
【0109】
(付記8)
前記分散剤は、アルキルポリグルコシドである、付記6に記載の液体農薬製剤。
【0110】
(付記9)
前記少なくとも1つの発泡剤はラウリル硫酸ナトリウムであり、前記少なくとも1つの発泡安定剤はグリセリンであり、前記液体農薬製剤は、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムおよびキサンタンガムをさらに含む、付記1に記載の前記液体農薬製剤。
【0111】
(付記10)
付記1に記載の液体農薬製剤と気体とを含む、農薬泡状物質。
【0112】
(付記11)
前記農薬泡状物質は、溝内の種に投与されたとき、作物保護効果をもたらし得る、付記9に記載の農薬泡状物質。
【0113】
(付記12)
前記気体は、空気である、付記9に記載の農薬泡状物質。
【0114】
(付記13)
前記泡状物質は、少なくとも15の膨張係数を有する、付記9に記載の農薬泡状物質。
【0115】
(付記14)
前記泡状物質は、少なくとも25の膨張係数を有する、付記9に記載の農薬泡状物質。
【0116】
(付記15)
前記泡状物質は、少なくとも40の膨張係数を有する、付記9に記載の農薬泡状物質。
【0117】
(付記16)
前記農薬活性成分は、マイクロエマルジョン、水中油型濃縮エマルジョン、懸濁液、懸濁剤、乳剤またはマイクロカプセルの形態で液体農薬製剤中に存在する、付記1に記載の液体農薬製剤。
【0118】
(付記17)
前記農薬活性成分は、懸濁剤の形態で液体農薬製剤中に存在する、付記15に記載の液体農薬製剤。
【0119】
(付記18)
前記懸濁剤は、2年のタイムスケール以上安定している、付記17に記載の液体農薬製剤。
【0120】
(付記19)
前記農薬製剤は、エーカー当たり1ガロン以下の割合で投与される場合、殺虫剤として有効である、付記3に記載の液体農薬製剤。
【0121】
(付記20)
ビフェントリン、グリセリン、アルキルポリグルコシド、リン酸エステル、およびアルキル硫酸塩を含む液体農薬製剤。
【0122】
(付記21)
前記ビフェントリンは、少なくとも13%の濃度で存在する、付記20に記載の液体農薬製剤。
【0123】
(付記22)
前記ビフェントリンは、少なくとも17%の濃度で存在する、付記20に記載の液体農薬製剤。
【0124】
(付記23)
前記ビフェントリン、少なくとも23%の濃度で存在する、付記20に記載の液体農薬製剤。
【0125】
(付記24)
前記アルキル硫酸塩は、デシル硫酸ナトリウムである、付記20に記載の液体農薬製剤。
【0126】
(付記25)
前記アルキル硫酸塩が、少なくとも0.5%の濃度で存在する、付記20に記載の液体農薬製剤。
【0127】
(付記26)
前記アルキル硫酸塩が、少なくとも1.25%の濃度で存在する、付記20に記載の液体農薬製剤。
【0128】
(付記27)
前記リン酸エステルが、トリデシルアルコールエトキシ化リン酸エステルである、付記20に記載の液体農薬製剤。
【0129】
(付記28)
前記リン酸エステルが、少なくとも1%の濃度で存在する、付記20に記載の液体農薬製剤。
【0130】
(付記29)
前記リン酸エステルが、少なくとも5%の濃度で存在する、付記20に記載の液体農薬製剤。
【0131】
(付記30)
前記リン酸エステルが、少なくとも10%の濃度で存在する、付記20に記載の液体農薬製剤。
【0132】
(付記31)
前記リン酸エステルは、少なくとも20%の濃度で存在する、付記20に記載の液体農薬製剤。
【0133】
(付記32)
発泡性製剤および圧縮液体を受け取るように構成された泡混合チャンバーであって、前記発泡性製剤は、担体、および農薬活性成分と、少なくとも1つの発泡剤と、少なくとも1つの泡安定剤とを含む化学製剤を含む、泡混合チャンバーと、
前記泡混合チャンバー内に位置する泡媒体であって、当該泡媒体を介して前記圧縮液体が前記発泡性製剤を泡出口に導く、泡媒体と、
前記泡出口に連結する少なくとも1つの導管であって、前記導管が前記泡混合チャンバーで生成された泡を搬送ノズルに搬送するように構成された、導管と、
を含む、液体農薬製剤を分配するシステム。
【0134】
(付記33)
前記化学製剤は、少なくとも10cpsの粘度を有し、少なくとも0.1lbsのa.i./エーカーの割合で搬送される、付記32に記載のシステム。
【0135】
(付記34)
前記化学製剤は、少なくとも0.75lbsのa.i./ガロンの濃度を有する、付記32に記載のシステム。
【0136】
(付記35)
前記化学製剤は、少なくとも0.25ガロン/エーカーの割合で搬送される、付記32に記載のシステム。
【0137】
(付記36)
前記活性成分が、ビフェントリンである、付記32に記載のシステム。
【0138】
(付記37)
貯蔵タンクをさらに含み、前記化学製剤および前記担体が収納され、泡混合チャンバーへの搬送前にタンクで混合される、付記32に記載のシステム。
【0139】
(付記38)
担体貯蔵タンクおよび少なくとも1つの化学製剤貯蔵タンクをさらに含み、前記担体および前記化学製剤は、別々に計量され、個々のタンクと泡混合チャンバーとの間の流路に沿って混合される、付記32に記載のシステム。
【0140】
(付記39)
前記システムが、異なる化学製剤を貯蔵する各タンクを備える複数の化学製剤貯蔵タンクを含む、付記38に記載のシステム。
【0141】
(付記40)
前記泡混合チャンバーが、前記泡出口の下方に配置される入口と垂直に配向している、付記32に記載のシステム。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17