(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】6906828
(24)【登録日】2021年7月2日
(45)【発行日】2021年7月21日
(54)【発明の名称】ディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイス
(51)【国際特許分類】
A45D 42/00 20060101AFI20210708BHJP
A45D 44/00 20060101ALI20210708BHJP
A47G 1/00 20060101ALI20210708BHJP
【FI】
A45D42/00 B
A45D44/00 A
A47G1/00 D
【請求項の数】13
【全頁数】15
(21)【出願番号】特願2021-579(P2021-579)
(22)【出願日】2021年1月5日
【審査請求日】2021年1月12日
(31)【優先権主張番号】10-2020-0016415
(32)【優先日】2020年2月11日
(33)【優先権主張国】KR
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 1.2020年1月5日 https://www.businesswire.com/news/home/20200105005028/en/ICON.AI−Named−CES−2020−Innovation−Awards−Winnerにて発表 2.2020年1月5日、2020年1月7日−10日 CES2020(メディアデー)、CES2020にて発表
(73)【特許権者】
【識別番号】521006613
【氏名又は名称】アイコン・エーアイ・インコーポレーテッド
【氏名又は名称原語表記】ICON AI Inc.
(74)【代理人】
【識別番号】100108855
【弁理士】
【氏名又は名称】蔵田 昌俊
(74)【代理人】
【識別番号】100103034
【弁理士】
【氏名又は名称】野河 信久
(74)【代理人】
【識別番号】100179062
【弁理士】
【氏名又は名称】井上 正
(74)【代理人】
【識別番号】100199565
【弁理士】
【氏名又は名称】飯野 茂
(74)【代理人】
【識別番号】100219542
【弁理士】
【氏名又は名称】大宅 郁治
(74)【代理人】
【識別番号】100153051
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 直樹
(74)【代理人】
【識別番号】100162570
【弁理士】
【氏名又は名称】金子 早苗
(72)【発明者】
【氏名】ミン・ユン・シン
【審査官】
田村 惠里加
(56)【参考文献】
【文献】
韓国登録特許第10−1912083(KR,B1)
【文献】
韓国登録特許第10−2031512(KR,B1)
【文献】
韓国登録特許第10−1900450(KR,B1)
【文献】
特開2016−179173(JP,A)
【文献】
特開2018−167022(JP,A)
【文献】
特開2019−162219(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A45D 42/00
A45D 44/00
A47G 1/00
F21V 33/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体;
前記本体に回転可能に装着されるディスプレイミラーユニット;及び
サウンドを出力するように前記本体に装着されるスピーカーを含み、
前記ディスプレイミラーユニットは、
ユーザーの音声信号またはタッチ信号に応じて所定のディスプレイモードを実行して、イメージを出力するディスプレイモジュール;
一部は光を反射し、他の一部は前記ディスプレイモジュールから出力されたイメージを透過させることができるように構成されるメイクミラー;
前記メイクミラーを固定するための支持フレーム;及び
前記支持フレームの後面に装着されるムードランプを含み、
前記支持フレームは、地面と水平な方向に延びる仮想の第1回転軸を中心に前記本体に対して回転可能に構成されるヒンジ支持部と、前記ミラー面に対して垂直であり、前記第1回転軸と垂直な仮想の第2回転軸を中心に前記ヒンジ支持部に対して回転可能に構成され、前記メイクミラーが固定されるフレーム部を含み、前記メイクミラーと地面に対する角度が変化するように、前記本体に対して回転したり、前記メイクミラーの周方向に沿って回転することができるように構成され、前記支持フレームが前記メイクミラーの周方向に回転されるとき、前記ディスプレイモジュールは、横方向に配向されたり、縦方向に配向可能であり、
前記ムードランプは、
前記ディスプレイミラーユニットの後面が床面を向くように、前記本体から特定の角度で回転されるときに、床面に向かってムード照明を照射するように制御され得る、
ディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイス。
【請求項2】
前記ディスプレイミラーユニットは、
ユーザーの肌の状態の撮影が可能なように前記支持フレームに備えられるカメラ;及び
前記支持フレームの一端部に装着され、ユーザーの音声信号を受信するマイクをさらに含む、
請求項1に記載のディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイス。
【請求項3】
前記ディスプレイミラーユニットは、
ユーザーにエルイディ照明を提供するように前記支持フレームの縁に設けられるリングライト、
をさらに含む、
請求項2に記載のディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイス。
【請求項4】
前記ディスプレイミラーユニットは、
ユーザーを感知に応じて前記リングライトのオンオフモードを作動させる認識センサー;及び
ユーザーによって一端から他端に接触移動されるとき、前記リングライトの明るさ調節モードを作動するライト調節モジュールをさらに含む、
請求項3に記載のディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイス。
【請求項5】
前記ディスプレイモジュールは、
前記支持フレームが周方向に所定の角度で回転されるとき、ユーザーの音声信号によって人工知能ボイスアシスタントと連動するように制御される、
請求項3に記載のディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイス。
【請求項6】
前記ディスプレイモードは、
ユーザーの音声信号またはタッチ信号に応じて所定のアルゴリズムに基づいて生活情報を提供する人工知能ボイスアシスタントモード;
前記カメラによって撮影されたユーザーの肌の状態を診断する肌診断モード;及び
前記肌診断モードによる肌診断結果に応じて、ユーザーの肌の状態に適した化粧用品の情報を提供するエーアールメイクモードを含む、
請求項3に記載のディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイス。
【請求項7】
前記支持フレームには、
前記ディスプレイミラーユニットから発生する熱を外部に放出させるための複数の熱放出ホールが形成される、
請求項3に記載のディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイス。
【請求項8】
前記ムードランプは
前記支持フレームの後面中心部を挟んで周方向に連続するラインエルイディ形態で提供される、
請求項3に記載のディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイス。
【請求項9】
前記本体は、
下部外周面に沿って複数のスピーカーグリルホールが形成され、上端に前記ディスプレイミラーユニットが回転可能に装着されるタワーハウジング;
前記タワーハウジングの前面に設けられるコントロールスイッチ;及び
電源供給のために前記ハウジングの後面に設けられる充電ポートを含む、
請求項1に記載のディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイス。
【請求項10】
前記本体は、
床面に対する固定のために、前記タワーハウジングの底面に備えられる弾性素材のサクションカップパッドをさらに含む、
請求項9に記載のディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイス。
【請求項11】
前記コントロールスイッチは、
前記音声信号を介して前記ディスプレイミラーユニットの動作を制御する人工知能ボイスアシスタントとの連動をオンオフする人工知能ボイスアシスタントスイッチ;
ユーザーの携帯電話と前記スピーカーとの間のブルートゥース機能をオンオフするためのブルートゥースのスイッチ;及び
前記スピーカーの音量を調節するためのボリュームスイッチを含む、
請求項9に記載のディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイス。
【請求項12】
前記人工知能ボイスアシスタントスイッチがオン(On)されると、前記ディスプレイモジュールが周方向に所定の角度回転されるとき、ユーザーの音声信号によって人工知能ボイスアシスタント機能が実行されるように制御される、
請求項11に記載のディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイス。
【請求項13】
前記ディスプレイモジュールが横方向に配向されたとき、人工知能ボイスアシスタントモードが実行され、前記ディスプレイモジュールが縦方向に配向されたとき、肌診断モードまたはエーアールメイクモードが実行される、
請求項6に記載のディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイスに関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般的に消費者は自分の肌の状態に最適の化粧品を求めているが、大多数の人に肌のトラブルを誘発させないように生産された化粧品が、特定の消費者の好みや肌の状態に適合することは非常に難しい。
【0003】
高価なブランドの化粧品も、各々の消費者個人の肌の状態に合わせたカスタマイズされた化粧品ではなく、大量生産される化粧品に過ぎず、価格があまりにも高価であるにもかかわらず、消費者一人一人の肌の状態に合った正確な機能を提供していない。
【0004】
そのため、従来は、肌診断装置を利用して顧客の肌の状態を測定し、測定された顧客の肌の状態の情報に基づいて化粧品の原料成分比を適切に調節したカストマイズされた化粧品を生産して顧客に提供することもある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】韓国公開特許10−2018−0108376(2018.10.4.)
【発明の概要】
【0006】
本発明は、上記のような背景から提供されたものであり、ディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイスを提供することを目的とする。
【0007】
また、オールインワン多機能スマートメイクミラーを目的とし、1つのデバイスにメイクミラー、人工知能ボイスアシスタント(人工知能秘書プラットフォーム)機能、ムードランプ、音楽再生のためのスピーカーを一体型で提供することを目的とする。
【0008】
また、本発明の一実施形態では、スマートデバイスを通じてユーザーに自分の肌の状態の簡単な診断を提供し、肌の状態に適した関連する化粧品を人工知能アルゴリズムによってユーザーに推薦する機能を提供することを目的とする。
【0009】
また、本発明の一実施形態は、ミラーに搭載されたLCDディスプレイを介してボイスアシスタント(人工知能秘書プラットフォーム)と連動して音楽再生、天気情報、ニュースなどの情報を提供し、普段はブルートゥース(登録商標)と連動してスマートフォンの音楽を再生することができ、ミラーユニットを90度回転させてムードランプ照明の機能を提供するなど、1つのデバイスにさまざまな機能を適用して、ユーザーの利便性を増大させることを目的とする。
【0010】
上記目的を達成するための本発明の実施形態に係るディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイスは、本体;前記本体に回転可能に装着されるディスプレイミラーユニット;及びサウンドを出力するように前記本体に装着されるスピーカーを含み、前記ディスプレイミラーユニットは、ユーザーの音声信号またはタッチ信号に応じて所定のディスプレイモードを実行して、イメージを出力するディスプレイモジュール;一部は光を反射し、他の一部は前記ディスプレイモジュールから出力されたイメージを透過させることができるように構成されるメイクミラー;前記メイクミラーを固定するための支持フレーム;及び前記支持フレームの後面に装着されるムードランプを含み、前記支持フレームは、地面と水平な方向に延びる仮想の第1回転軸を中心に前記本体に対して回転可能に構成されるヒンジ支持部と、前記ミラー面に対して垂直であり、前記第1回転軸と垂直な仮想の第2回転軸を中心に前記ヒンジ支持部に対して回転可能に構成され、前記メイクミラーが固定されるフレーム部を含み、前記メイクミラーと地面に対する角度が変化するように、前記本体に対して回転したり、前記メイクミラーの周方向に沿って回転することができるように構成され、前記支持フレームが前記メイクミラーの周方向に回転されるとき、前記ディスプレイモジュールは、横方向に配向されたり、縦方向に配向可能であり、前記ムードランプは、前記ディスプレイミラーユニットの後面が床面を向くように、前記本体で特定の角度で回転されるときに、床面に向かってムード照明を照射するように制御され得る、ディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイスが提供され得る。
【0011】
また、前記ディスプレイミラーユニットは、ユーザーの肌の状態の撮影が可能なように前記支持フレームに備えられるカメラ;及び前記支持フレームの一端部に装着され、ユーザーの音声信号を受信するマイクをさらに含む、ディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイスが提供され得る。
【0012】
また、前記ディスプレイミラーユニットは、ユーザーにエルイディ照明を提供するように前記支持フレームの縁に設けられるリングライトをさらに含む、ディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイスが提供され得る。
【0013】
また、前記ディスプレイミラーユニットは、ユーザーの感知に応じて前記リングライトのオンオフモードを作動させる認識センサー;及びユーザーによって一端から他端に接触移動されるとき、前記リングライトの明るさ調節モードを作動するライト調節モジュールをさらに含む、ディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイスが提供され得る。
【0014】
また、前記ディスプレイモジュールは、前記支持フレームが周方向に所定の角度で回転されるとき、ユーザーの音声信号によって人工知能ボイスアシスタントと連動するように制御される、ディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイスが提供され得る。
【0015】
また、前記ディスプレイモードは、ユーザーの音声信号またはタッチ信号に応じて所定のアルゴリズムに基づいて生活情報を提供する人工知能ボイスアシスタントモード;前記カメラによって撮影されたユーザーの肌の状態を診断する肌診断モード;及び前記肌診断モードによる肌診断結果に応じて、ユーザーの肌の状態に適した化粧用品の情報を提供するエーアールメイクモードを含む、ディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイスが提供され得る。
【0016】
また、前記支持フレームには、前記ディスプレイミラーユニットから発生する熱を外部に放出させるための複数の熱放出ホールが形成される、ディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイスが提供され得る。
【0017】
また、前記ムードランプは、前記支持フレームの後面中心部を挟んで周方向に連続するラインエルイディ形態で提供される、ディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイスが提供され得る。
【0018】
また、前記本体は、下部外周面に沿って複数のスピーカーグリルホールが形成され、上端に前記ディスプレイミラーユニットが回転可能に装着されるタワーハウジング;前記タワーハウジングの前面に設けられるコントロールスイッチ;および電源供給のために前記ハウジングの後面に設けられる充電ポートを含むことができる。
【0019】
また、前記本体は、床面に対する固定のために、前記タワーハウジングの底面に備えられる弾性素材のサクションカップパッドをさらに含む、ディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイスが提供され得る。
【0020】
また、前記コントロールスイッチは、前記音声信号を介して前記ディスプレイミラーユニットの動作を制御する人工知能ボイスアシスタントとの連動をオンオフするボイスアシスタントスイッチ;ユーザーの携帯電話と前記スピーカーとの間のブルートゥース機能をオンオフするためのブルートゥーススイッチ;及び前記スピーカーの音量を調節するためのボリュームスイッチを含む、ディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイスが提供され得る。
【0021】
また、前記ボイスアシスタントスイッチがオン(On)されると、前記ディスプレイモジュールが周方向に所定の角度回転されるとき、ユーザーの音声信号によって人工知能ボイスアシスタント機能が実行されるように制御される、ディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイスが提供され得る。
【0022】
また、前記ディスプレイモジュールが横方向に配向されたとき、人工知能ボイスアシスタントモードが実行され、前記ディスプレイモジュールが縦方向に配向されたとき、肌診断モードまたはエーアールメイクモードが実行される、ディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイスが提供され得る。
【発明の効果】
【0023】
本発明の一実施形態によると、ユーザーの肌の状態を簡単に診断してもらうことができ、診断結果に応じて肌の状態に適した美容製品(化粧品)を勧められて便利に使用することができる。また、化粧品メーカーの立場では、本発明を使用するユーザーが毎日使用する肌の選好度および興味のある分野などの顧客のデータを収集して、それを反映した製品を開発することができ、広告、広報およびマーケティングの手段として活用することができ、本発明による双方向コミュニケーションを通じて、顧客との相互の緊密なコミュニケーションができるという利点がある。
【0024】
また、本発明の一実施形態によると、ユーザーの音声信号を通じてユーザーが希望するミュージックはもちろん、生活情報(天気予報、ビューティーコンテンツ、最新のトレンドなど)を多様に提供してもらうことができるという利点がある。
【0025】
また、本発明の一実施形態によると、オールインワン多機能スマートメイクミラーが提供され得る。つまり、1つのデバイスにメイクミラー、人工知能ボイスアシスタント(人工知能秘書プラットフォーム)の機能、ムードランプ、音楽再生のためのスピーカーを一体型で提供するため、それぞれの機能ごとに製品を別途購入しなくても、1つのデバイスでさまざまな機能を利用することができるため、スペースの効率的な活用及び購入コストを削減できるという利点がある。
【0026】
また、本発明の実施形態によると、メイクミラーの前面に設けられたリングライトを通じてスキンケアに役立つエルイディ照明を提供してもらうことができ、メイクミラーの後面を床面に向かって回転させると、メイクミラーの後面をムードランプとして使用することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【
図1】
図1は、本発明の一実施形態に係るディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイスの前方側を示す斜視図である。
【
図2】
図2は、本発明の一実施形態に係るディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイスの後方側を示す側面図である。
【
図3】
図3は、本発明の一実施形態に係るディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイスを示す正面図である。
【
図4】
図4は、
図3のディスプレイミラーユニットが周方向に90度回転するとき、ディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイスを示す正面図である。
【
図5】
図5は、本発明の一実施形態によって、ディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイスのムードランプが作動した状態を示す状態図である。
【
図6】
図6は、本発明の一実施形態に係るディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイスの制御フローを示すブロック図である。
【0028】
まず、各図面の構成要素に参照符号を付加することにおいて、同一の構成要素に対しては、たとえ他の図面上に表示されても、可能な限り同一の符号を附すことに留意しなければならない。また、本発明を説明するにおいて、関連した公知の構成または機能に対する具体的な説明が本発明の要旨を曖昧にする可能性があると判断される場合には、その詳細な説明は省略することとする。
【0029】
以下では、添付された図面に基づいて本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0030】
図1〜
図6に示すように、本発明の一実施形態によるディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイス10、以下「スマートデバイス10」と言う。)は、本体100、ディスプレイミラーユニット200、スピーカー300、バッテリー400及びコントローラ500を含むことができる。
【0031】
具体的に、本体100は、ディスプレイミラーユニット200を回転可能に支持することができる。このような本体100は、円錐のタワー形態を持つことができる。本体100の下部周面にはスピーカー300が備えられることができ、その内部にはバッテリー400が備えられ得る。
【0032】
本体100は、タワーハウジング110、コントロールスイッチ120、充電ポート130及びサクションカップパッド140を含むことができる。
【0033】
本体100のタワーハウジング110は、ユーザーの把持が容易でありながら、ディスプレイミラーユニット200を安定的に支持するように円錐形のタワー形態を持つことができる。本実施形態において、タワーハウジング110は、円錐形のタワー形態で構成されるが、これに限定されず、タワーハウジング110の形態は多様に変更され得ることは勿論である。
【0034】
タワーハウジング110の下部外周面には、複数のスピーカーグリルホール111が形成され得る。スピーカーグリルホール111は、タワーハウジング110の下部周面に沿って周方向に延長されるため、スピーカー300から出力されたサウンドは、タワーハウジング110の放射方向に提供することができる。
【0035】
タワーハウジング110の上端には、ディスプレイミラーユニット200が回転可能に装着され得る。ディスプレイミラーユニット200は、地面と平行に延長される軸を中心にタワーハウジング110に対して回転され得る。また、タワーハウジング110の上端は、ヒンジを介してディスプレイミラーユニット200に回転可能に結合され得る。
【0036】
コントロールスイッチ120は、ディスプレイミラーユニット200の動作制御のために、タワーハウジング110の前面に設けられ得る。スマートデバイス10は、コントロールスイッチ120を介して人工知能ボイスアシスタント(人工知能秘書プラットフォーム)の機能が実行されるように操作され得る。コントロールスイッチ120は、人工知能ボイスアシスタントスイッチ121、ブルートゥーススイッチ122、ボリュームスイッチ123、およびスリープスイッチ124を含むことができる。人工知能ボイスアシスタントスイッチ121は、マイク250を介して入力される音声信号を通じてディスプレイミラーユニット200の動作を制御する人工知能ボイスアシスタントと連動する機能をオンオフすることができる。ブルートゥーススイッチ122は、ユーザーの携帯電話とスピーカー300との間のブルートゥース機能をオンオフすることができる。ボリュームスイッチ123は、スピーカー300の音量が大きくなったり、小さくなるように調節することができる。スリープスイッチ124は、ディスプレイミラーユニット200のLCDディスプレイを一時的に切る機能を提供することができる。
【0037】
一例として、
図4に示すように、人工知能ボイスアシスタントスイッチ121がユーザーによってオン(On)されると、ディスプレイモジュール210が周方向に所定角度回転(一例として、正面に対して反時計回りに90度)されるとき、ユーザーの音声信号によって人工知能ボイスアシスタント機能が実行されるように制御され得る。
【0038】
ここで、人工知能ボイスアシスタント機能は、マイク250を介して受信された音声信号を、単語や文章に変換する音声認識技術が適用された人工知能ボイスアシスタント(人工知能秘書プラットフォーム)で実現され得る。このような人工知能ボイスアシスタントの例としては、アマゾン社の「アレクサ」、グーグルの「アシスタント」、SKテレコムの「ヌグ(NUGU)」、ネイバーの「クローバ」などがある。人工知能ボイスアシスタント機能は、ユーザーの音声信号を入力信号として処理し、所定のアルゴリズムによって検索はもちろん、音楽再生、日程管理、アラームサービス予約案内機能、スピーカー作動など、さまざまな人工知能秘書サービスを提供することができる。この人工知能ボイスアシスタント機能は、通常の人工知能ボイスアシスタント機能と対応する概念であるため、これに関する詳細な説明は省略することとする。
【0039】
また、人工知能ボイスアシスタントは、ネットワークハブを利用して、周辺の電子製品の動作を制御することができる。例えば、ユーザーが電子製品(スマートTV、スマートエアコン、スマートライト、スマートガードシステムなど)を作動させる音声信号を、本発明に印加すると、人工知能ボイスアシスタントは、赤外線信号発生部(図示せず)を介して、電子製品を動作させるためのリモコン機能を実行することができる。
【0040】
充電ポート130は、ディスプレイミラーユニット200、スピーカー300、バッテリー400などへの電源供給のために、タワーハウジング110の後面に設けられ得る。充電ポート130は、本体100に内蔵されたバッテリー400と外部電源との間を電気的に連結することができる。バッテリー400は、ディスプレイミラーユニット200と電気的に連結されるため、ディスプレイミラーユニット200は、バッテリー400を通じて電源供給を受けることもできる。
【0041】
サクションカップパッド140は、タワーハウジング110の底面に備えられるシリコンのような弾性材料を含むことができる。サクションカップパッド140は、本体100の底面に対するテーブルの底面の密着力を増加させることで、本体100をテーブルの底面に固定することができる。
【0042】
ディスプレイミラーユニット200は、ディスプレイモジュール210、メイクミラー220、支持フレーム230、カメラ240、マイク250、リングライト260、ムードランプ270、認識センサー290及びライト調節モジュール280を含むことができる。
【0043】
ディスプレイモジュール210は、ユーザーの音声信号またはタッチ信号に応じて所定のディスプレイモード(アプリケーション、プログラミングなど)を実行して、イメージを出力することができるスマート端末を含むことができる。
【0044】
ここで、ディスプレイモードは、人工知能ボイスアシスタントモード、肌診断モード及びエーアール(AR)メイクモードを含むことができる。人工知能ボイスアシスタントモードは、ユーザーの音声信号またはタッチ信号に応じて所定のアルゴリズム、例えば、通常のディスプレイモジュール210の人工知能ボイスアシスタントで実現できるアルゴリズム、またはサーバーから該当情報を提供してもらうためのアルゴリズムなどに応じて様々な情報を提供することができる。このようなアルゴリズムによって提供される情報は、例えば、天気などの生活情報、人物、事物などの情報であり得るが、本発明の思想が必ずしもこれに限定されるものではない。ディスプレイモジュール210に適用される人工知能ボイスアシスタントは、通常のスマート端末で実現可能な人工知能ボイスアシスタントの機能と対応するため、これに関する詳細な説明は省略することとする。
【0045】
たとえば、人工知能ボイスアシスタントモードでは、ユーザーの音声信号が受信されると、既に設定されているアルゴリズムによって、天気情報、ビューティーコンテンツ情報、最新のトレンド情報、メイク情報、ヘア及びネイル関連情報などを音声で提供したり、ディスプレイモジュール210の画面で提供することができる。
【0046】
肌診断モードは、カメラ240によってユーザーの肌の状態が撮影されると、撮影された肌の状態に関する情報(毛穴、赤み、しわ、肌のキメ、くすみなど)を利用して、ユーザーの肌の状態を診断することができる。
【0047】
エーアールメイクモードは、肌診断モードによってユーザーの肌の状態が診断されると、ユーザーの肌診断結果に応じて、ユーザーの肌の状態に適した化粧用品(化粧品、スキンケアなど)の情報がユーザーに推薦されて便利に利用することができる。また、化粧品メーカーの立場では、本発明を使用するユーザーが毎日使用する肌の選好度および興味のある分野などの顧客のデータを収集して、それを反映した製品を開発することができ、広告、広報、およびマーケティングの手段として活用することができ、本発明による双方向コミュニケーションを通じて、顧客と相互に緊密なコミュニケーションを行うことができる。
【0048】
本実施形態では、ディスプレイモジュール210のディスプレイモードとして、人工知能ボイスアシスタントモード、肌診断モード、エーアールメイクモードについて説明したが、本発明の思想が必ずしもこれに限定されるものではなく、ディスプレイモジュール210は、他にも様々な種類のディスプレイモードを実現することができる。
【0049】
これらのディスプレイモジュール210は、回転により横方向または縦方向に選択的に配向され得る。ディスプレイモジュール210が横方向に配向されたとき、複数のディスプレイモードのうちいずれか一部が実行されることができ、縦方向に配向されたとき、複数のディスプレイモードのうち他の一部が実行されることができる。ディスプレイモジュール210は、長方形の形態で提供され得る。
【0050】
例えば、ディスプレイモジュール210は、横方向に配向されたときには人工知能ボイスアシスタントモードが実行されることができ、縦方向に配向されたとき、肌診断モードまたはエーアールメイクモードが実行されることができる。ここで、横方向はディスプレイミラーユニット200が立てられるように回転された状態で、メイクミラー220のミラー面および地面に平行した方向を意味し、縦方向は、この横方向と垂直になり、メイクミラー220のミラー面に平行な方向を意味する。
【0051】
メイクミラー220は、光の一部を反射させ、一部は透過させることができるワンウェイミラー(one−way mirror)と理解され得る。メイクミラー220は、特殊コーティング処理して、光の明るさに応じて鏡のようにミラー機能を提供することができ、透視が可能なガラス機能(透過機能)を提供することができる。ミラーの片側が明るく点灯され、他の方が暗いとき、単方向伝送認識がなされることができる(透過機能)。メイクミラー220がミラーモードに置かれるか、透過モードに置かれるかはコントローラ500のスリープスイッチ124によって制御され得る。
【0052】
支持フレーム230は、本体100に対して前後方向に回転可能に本体100に連結されたヒンジを介して本体100の上端に連結され得る。このような支持フレーム230は、ヒンジを支持するためのヒンジ支持部232と、このようなヒンジ支持部232を囲むフレーム部233を含むことができる。つまり、支持フレーム230は、本体100に対して地面方向に平行した仮想の軸(第1回転軸R1)を中心に回転することができる。
【0053】
また、支持フレーム230は、その周方向に沿って回転可能に構成され得る。つまり、支持フレーム230は、メイクミラー220のミラー面に対して垂直方向に延長され、第1回転軸R1とは垂直である仮想の軸(第2回転軸R2)を中心に回転することができる。このような支持フレーム230は、ヒンジ支持部232を中心にフレーム部233が回転され得る。このような支持フレーム230は、円盤形態で提供され得る。支持フレーム230が周方向に回転されることで、ディスプレイモジュール210は、横方向に配向されたり、縦方向に配向され得る。
【0054】
支持フレーム230は、その前面にメイクミラー220が配置されるようにメイクミラー220を固定させることができ、支持フレーム230の後面にはムードランプ270が設けられ得る。支持フレーム230には、複数の熱放出ホール231が形成され得る。複数の熱放出ホール231は、ディスプレイミラーユニット200から発生する熱を外部に放出させることができる通路を提供することができる。
【0055】
カメラ240は、ユーザーの肌の状態の撮影が可能なように支持フレーム230の上端部に備えられ得る。カメラ240のレンズはシャッター251によってオープンまたはクローズされることができる。カメラ240によって撮影された映像信号は、ディスプレイモジュール210に提供され得る。
【0056】
マイク250(Microphones)は、支持フレーム230の一端部に装着され、ユーザーの音声信号を受信することができる。一例として、マイク250は、支持フレーム230の上端に離隔して配置される一対で提供され得る。もちろん、一対以外にも、マイク250は、対をなす4つまたは6つで提供されることもできるだろう。
【0057】
マイク250は、支持フレーム230の上端に配置されることで、ユーザーの音声信号をより効果的に認識することができる。もちろん、これに限定されず、マイク250は、支持フレーム230の側端に配置されることもできるだろう。マイク250を介して受信された音声信号は、ディスプレイモジュール210に提供され得る。
【0058】
リングライト260は、支持フレーム230の縁に沿ってリング状に提供され得る。リングライト260は、ユーザーに向けてエルイディ照明を提供することができる。
【0059】
図5に示すように、ムードランプ270は、支持フレーム230の後面に装着され得る。ムードランプ270は、支持フレームの後面中心部を挟んで周方向に延びるラインエルイディ形態で提供され得る。ムードランプ270は、ディスプレイミラーユニット200の後面が床面を向くように本体100から90度または70度〜90度などの特定の角度で回転されるときに(ジャイロセンサーを使用)、床面を向かってムード照明を照射するように制御され得る。
【0060】
認識センサー290は、ユーザーの感知に応じて前記リングライト260のオンオフモードを動作させることができる。たとえば、ユーザーがメイクミラー220の前方に所定の距離内に位置されると、認識センサー290はユーザーを感知して、リングライト260をオンモードに作動させることができ、ユーザーがメイクミラー220の前方に所定の距離内に位置していないと、認識センサー290はユーザーを未感知して、リングライト260をオフモードに作動させることができる。
【0061】
ライト調節モジュール280は、ユーザーによって一端から他端に接触移動されるとき、リングライト260の明るさ調節モードを作動することができる。このようなライト調節モジュール280は、メイクミラー220の後面に配置されるタッチスクリーンを含むことができる。一例として、ユーザーが一端から他端に接触移動すると、ライト調節モジュール280は、リングライト260の明るさを段々明るく調節することができる。ユーザーが他端から一端に接触移動すると、ライト調節モジュール280は、リングライト260の明るさを段々暗く調節することができる。
【0062】
また、ライト調節モジュール280は、所定時間(一例として、2秒)タッチした状態を維持した時、リングライト260の色調節モードを作動することができる。たとえば、ユーザーがライト調節モジュール280の少なくとも一部を所定時間一度タッチすると、リングライト260の色は、第1の色モード(Nature色)に変更されることができ、ユーザーがライト調節モジュール280の少なくとも一部を所定時間もう一度タッチすると、リングライト260の色が第2の色モード(Bright色)に変更されることができ、ユーザーが所定時間もう一度タッチすると、リングライト260の色は、第3の色モード(Warm色)に変更され得る。
【0063】
スピーカー300は、人工知能ボイスアシスタントの音声信号を出力することができる。一例として、スピーカー300は、ディスプレイモジュール210の人工知能ボイスアシスタントによって制御され得る。スピーカー300は、本体100の放射方向にサウンドを出力するように本体100に内蔵され得る。
【0064】
バッテリー400は、充電式バッテリーであることができ、充電ポート130を介して外部から電源供給を受けることができる。また、バッテリー400は、充電された電力をディスプレイミラーユニット200、スピーカー300などに供給することができる。
【0065】
図6に示すように、コントローラ500は、ディスプレイミラーユニット200、スピーカー300及びバッテリー400を全体的に制御するためのPCB基板モジュールを含むことができる。コントローラ500は、マイクプロセッサーを含む演算装置、メモリ、通信モジュールなどにより実現されることができ、その実現方法は当業者にとって自明な事項であるため、これ以上の詳細な説明を省略する。
【0066】
一方、本実施形態に係るスマートデバイス10は、スマートフォンなどの通信端末に提供されるアプリケーションと連動して動作することができる。たとえば、スマートデバイス10は、通信端末に提供されるアプリケーションを介してリングライト260及びムードランプ270の色、明るさがそれぞれ調節されることができ、スピーカー300のボリュームが調節され得る。
【0067】
上述したように、本発明の一実施形態のスマートデバイス10によると、カメラ240を正面から見た状態で自分撮り(自撮り)の撮影をした後、ユーザーは、ディスプレイモードのうち、肌診断モードとエーアールメイクモードを使用して自分の肌の状態を簡単に診断することができ、診断された肌の状態に適した美容製品(化粧品)を勧められることができる。また、ユーザーは、ディスプレイモードのうち人工知能ボイスアシスタントモードによっても、ユーザーはスマートデバイス10を介して肌診断およびAR(仮想現実)メイクモードを実行するために、カメラ240を正面から見た状態で自分取り(自撮り)の撮影をするために、ディスプレイモジュール210が縦方向に配向されるようにディスプレイミラーユニット200を一方向に回転させることができ、スマートデバイス10の人工知能ボイスアシスタントモードを使用する時、ディスプレイモジュール210が横方向に配向されるようにディスプレイミラーユニット200を他方向に回転させることができる。
【0068】
ユーザーは人工知能ボイスアシスタントモードのとき、ユーザーの音声信号によって、ユーザーが希望するミュージックはもちろん、生活情報(天気予報、ビューティーコンテンツ、最新のトレンドなど)を多様に提供してもらうことができる。また、ユーザーはメイクミラーの前面に設けられたリングライトを通じてスキンケアに役立つエルイディ照明を提供してもらうことができ、メイクミラーの後面を床面に向かって回転させると、メイクミラーの後面をムードランプとして使用することができている。
【0069】
以上、本発明を好適な実施形態を用いて詳細に説明したが、本発明の範囲は、特定の実施形態に限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲によって解釈されるべきである。また、当該技術分野における通常の知識を習得した者であれば、本発明の範囲を逸脱することなく、様々な修正と変形が可能であることを理解するはずであろう。
【要約】 (修正有)
【課題】ディスプレイを備えて人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイスを提供する。
【解決手段】ディスプレイを備えた人工知能ボイスアシスタントと連動するスマートメイクミラーデバイス10は、本体100、前記本体100に回転可能に装着されるディスプレイミラーユニット200、及びサウンドを出力するように前記本体100に装着されるスピーカーを含み、前記ディスプレイミラーユニット200は、ユーザーの音声信号またはタッチ信号に応じて所定のディスプレイモードを実行してイメージを出力するディスプレイモジュール210、及び前記ディスプレイモジュール210から出力されたイメージを選択的に透過させることができるように構成され、ミラー面を含むメイクミラー220を含む。
【選択図】
図1