(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記第1のサービス要求を処理するステップが、前記アカウント情報を使用して第1のトランザクションを処理するステップを備え、前記第2のサービス要求を処理するステップが、前記アカウント情報を使用して第2のトランザクションを処理するステップを備える、請求項1に記載の方法。
前記第1のテンプレートを備える前記複数のテンプレートの各テンプレートを前記第2のテンプレートに対して比較するステップが、各テンプレートの1つまたは複数の特定の領域を前記第2のテンプレートの前記1つまたは複数の対応する特定の領域に対して比較するステップを備える、請求項1に記載の方法。
前記サービスプロバイダコンピューティングデバイスによって、前記第1のテンプレートおよび前記第1のテンプレートに関連する前記テンプレート識別子を記憶するステップをさらに備える、請求項1に記載の方法。
前記ユーザの前記第1の画像および前記ユーザの前記第2の画像のうちの少なくとも1つをキャプチャするステップが、前記ユーザの顔または前記カメラデバイスの周囲の状況のビデオフィードをキャプチャするステップを備え、前記ユーザの顔画像が、前記ユーザの前記顔に対応する前記ビデオフィードの特定のフレームおよび前記ビデオフィードのインスタンスのエリアを決定し、かつ前記キャプチャされたビデオの前記特定のフレームを抽出することによって、前記キャプチャされたビデオフィードから抽出される、請求項1に記載の方法。
サービスプロバイダコンピューティングデバイスによって実行されたとき、前記サービスプロバイダコンピューティングデバイスに、サービス要求における使用のための適切なアカウント情報をユーザの顔認識に基づいて識別させるコンピュータ実行可能プログラム命令が組み込まれた非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ実行可能プログラム命令が、
ユーザアカウントに関連する前記ユーザの第1の画像のコンピュータコード表現を備える第1のテンプレートを生成するためのコンピュータ実行可能プログラム命令と、
前記第1のテンプレートに関連するテンプレート識別子を生成するためのコンピュータ実行可能プログラム命令と、
前記テンプレート識別子、および前記ユーザアカウントに関連するアカウント情報を1つまたは複数のコンピューティングデバイスへ送信するためのコンピュータ実行可能プログラム命令と、
第2のサービス要求を処理するための要求を受信するためのコンピュータ実行可能プログラム命令と、
前記サービスプロバイダコンピューティングデバイスに通信可能に結合されるカメラデバイスを介して、前記ユーザの第2の画像をキャプチャするためのコンピュータ実行可能プログラム命令と、
前記ユーザの前記第2の画像に基づいて第2のテンプレートを生成するためのコンピュータ実行可能プログラム命令と、
メモリに記憶された前記第1のテンプレートを備える複数のテンプレートの中から、前記第1のテンプレートを備える前記複数のテンプレートの各テンプレートを前記第2のテンプレートに対して比較することによって前記第1のテンプレートを識別することであって、前記第1のテンプレートの前記第2のテンプレートとの類似度がしきい値量よりも大きい、識別することを行うためのコンピュータ実行可能プログラム命令と、
前記第1のテンプレートに関連する前記テンプレート識別子を決定するためのコンピュータ実行可能プログラム命令と、
前記テンプレート識別子、および前記ユーザアカウントに関連する前記アカウント情報に対する要求を送信するためのコンピュータ実行可能プログラム命令と、
前記1つまたは複数のコンピューティングデバイスから、前記ユーザアカウントに関連する前記要求されたアカウント情報を受信することであって、前記1つまたは複数のコンピューティングデバイスが、前記テンプレート識別子に関連する前記アカウント情報を送信する、受信することを行うためのコンピュータ実行可能プログラム命令と、
前記受信されたアカウント情報を使用して、前記要求された第2のサービス要求を処理するためのコンピュータ実行可能プログラム命令と
を備え、
前記サービスプロバイダコンピューティングデバイスが、小売商販売時点デバイスである、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
前記第1のテンプレートおよび前記第1のテンプレートに関連する前記テンプレート識別子を記憶するためのコンピュータ実行可能プログラム命令をさらに備える、請求項9に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
前記ユーザの前記第1の画像が前記ユーザの第1の顔画像を備え、前記ユーザの前記第2の画像が前記ユーザの第2の顔画像を備える、請求項8に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
前記第1のサービス要求を処理することが、前記アカウント情報を使用して第1のトランザクションを処理することを備え、前記第2のサービス要求を処理することが、前記アカウント情報を使用して第2のトランザクションを処理することを備える、請求項9に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
前記第1のテンプレートを備える前記複数のテンプレートの各テンプレートを前記第2のテンプレートに対して比較することが、各テンプレートの1つまたは複数の特定の領域を前記第2のテンプレートの前記1つまたは複数の対応する特定の領域に対して比較することを備える、請求項8に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
前記第1のテンプレートおよび前記第2のテンプレートが、それぞれ前記第1の画像および前記第2の画像のコンピュータコード表現を備える、請求項8に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
前記ユーザの前記第1の画像および前記ユーザの前記第2の画像のうちの少なくとも1つをキャプチャすることが、前記ユーザの顔または前記カメラデバイスの周囲の状況のビデオフィードをキャプチャすることを備え、前記コンピュータ実行可能プログラム命令が、前記ユーザの前記顔に対応する前記ビデオフィードの特定のフレームおよび前記ビデオフィードのインスタンスのエリアを決定し、かつ前記キャプチャされたビデオの前記特定のフレームを抽出することによって、前記キャプチャされたビデオフィードから前記ユーザの顔画像を抽出するためのコンピュータ実行可能プログラム命令を備える、請求項8に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
前記プロセッサが、前記システムに、前記第1のテンプレートおよび前記第1のテンプレートに関連する前記テンプレート識別子を記憶させるために、前記記憶デバイスに記憶されたコンピュータ可読プログラム命令を実行するようにさらに構成される、請求項17に記載のシステム。
前記第1のサービス要求を処理することが、前記アカウント情報を使用して第1のトランザクションを処理することを備え、前記第2のサービス要求を処理することが、前記アカウント情報を使用して第2のトランザクションを処理することを備える、請求項17に記載のシステム。
前記第1のテンプレートを備える前記複数のテンプレートの各テンプレートを前記第2のテンプレートに対して比較することが、各テンプレートの1つまたは複数の特定の領域を前記第2のテンプレートの前記1つまたは複数の対応する特定の領域に対して比較することを備える、請求項16に記載のシステム。
前記第1のテンプレートおよび前記第2のテンプレートが、それぞれ前記第1の画像および前記第2の画像のコンピュータコード表現を備える、請求項16に記載のシステム。
前記ユーザの前記第1の画像および前記ユーザの前記第2の画像のうちの少なくとも1つをキャプチャすることが、前記ユーザの顔または前記カメラデバイスの周囲の状況のビデオフィードをキャプチャすることを備え、前記記憶デバイスに記憶された前記アプリケーションコード命令が、前記システムに、前記ユーザの前記顔に対応する前記ビデオフィードの特定のフレームおよび前記ビデオフィードのインスタンスのエリアを決定し、かつ前記キャプチャされたビデオの前記特定のフレームを抽出することによって、前記キャプチャされたビデオフィードから前記ユーザの顔画像をさらに抽出させる、請求項16に記載のシステム。
【発明を実施するための形態】
【0016】
概要
本明細書で説明する例示的な実施形態は、顔認識に基づいてサービスプロバイダロケーションにおいてユーザおよび関連する情報を識別するためのコンピュータ実施技法を提供する。
【0017】
例示的な一実施形態では、小売商システムは、小売商販売時点デバイスを支払い処理システムに登録する。ユーザは、小売商販売時点デバイスにおける支払いトランザクションを小売商システムロケーションにおいて行う。たとえば、ユーザが、小売商販売時点デバイスに到着する。小売商販売時点デバイスオペレータは、購入のためのユーザの商品を総計し、ユーザに支払いオプションを選択するように求める。ユーザは、支払いオプションを選択し、支払いアカウント情報を提供する。小売商販売時点デバイスは、支払いアカウント情報に関連する振出人システムへ支払い許可要求を送信する。振出人システムは、支払い許可要求を受信し、支払い許可要求を承認する。小売商販売時点デバイスは、支払い許可要求の承認の通知を振出人システムから受信し、受領証をユーザへ送信する。小売商販売時点デバイスは、支払いアカウント情報をユーザ顔テンプレートに関連付けるための要求を表示する。ユーザが同意する場合、小売商販売時点デバイスオペレータは、ユーザ支払いアカウント情報をユーザ顔テンプレートに関連付けるためのオプションを選択する。小売商販売時点デバイスは、カメラデバイスを使用してユーザの顔の第1の画像をキャプチャし、第1のユーザ画像に基づいて第1のユーザ顔テンプレートを生成し、第1のユーザ顔テンプレートを記憶する。小売商販売時点デバイスは、第1のユーザ画像を削除し、第1のユーザ顔テンプレートをユーザ支払いアカウント情報と一緒に支払い処理システムへ送信する。支払い処理システムは、第1のユーザ顔テンプレートおよびユーザ支払いアカウント情報を受信し、第1のユーザ顔テンプレートをユーザ支払いアカウント情報に関連付ける。後で、ユーザが、後続のトランザクションを行うために小売商販売時点デバイスに到着する。小売商販売時点デバイスオペレータは、購入のためのユーザの商品を総計し、ユーザが顔認識を使用して支払うための要求を表示する。ユーザが顔認識を介した支払いに同意する場合、小売商販売時点デバイスオペレータは、顔認識に基づいて支払いアカウント情報を決定するためのオプションを選択する。小売商販売時点デバイスは、ユーザの第2の顔画像をキャプチャし、ユーザの第2の顔画像に基づいて第2のユーザ顔テンプレートを生成する。小売商販売時点デバイスは、生成された第2の顔テンプレートに一致する記憶された第1の顔テンプレートを検索する。小売商販売時点デバイスが、一致する第1の記憶された顔テンプレートを発見する場合、小売商販売時点デバイスは、第1の記憶された一致する顔テンプレートを支払い処理システムへ、また記憶された支払いアカウント情報に対する要求を送信する。小売商販売時点デバイスは、記憶された第1の顔テンプレートに関連する記憶された支払いアカウント情報を支払い処理システムから受信する。小売商販売時点デバイスは、第1のユーザ顔テンプレートに関連する受信された支払い情報を使用して、後続のトランザクションを処理する。
【0018】
小売商システムは、支払い処理システムに登録する。一例では、小売商システムオペレータは、小売商販売時点デバイスに支払いアプリケーションをインストールする。別の例では、小売商システムオペレータは、小売商システムロケーションにおいて、複数の小売商販売時点デバイスの各々に支払いアプリケーションをインストールする。また別の例では、小売商システムは、複数の小売商システムロケーションを備え、1つまたは複数の小売商システムオペレータは、複数の小売商システムロケーションの各々において、1つまたは複数の小売商販売時点デバイスの各々に支払いアプリケーションをインストールする。例示的な一実施形態では、小売商システムは、支払い処理システムとの小売商システムアカウントを確立する。小売商システムは、小売商システムアカウントに関連付けるために、小売商システムに関連する1つまたは複数の支払いアカウントに関連する支払いアカウント情報を提供してもよい。
【0019】
ユーザは、小売商販売時点デバイスにおける支払いトランザクションを小売商システムロケーションにおいて行う。ユーザが、小売商販売時点デバイスに到着する。たとえば、ユーザは、小売商システムロケーションにおいて買い物をし、ユーザが購入することを望む1つまたは複数の製品および/またはサービスを識別し、1つまたは複数の商品および/またはサービスを購入するために小売商販売時点デバイスに接近する。小売商販売時点デバイスオペレータは、購入のためのユーザの商品を総計する。小売商販売時点デバイスオペレータは、ユーザに支払いオプションを選択するように求める。一例では、小売商販売時点デバイスオペレータは、ユーザが購入することを望む1つまたは複数の商品に関連する情報をスキャンまたは別の方法で入力し、小売商販売時点デバイスに購入のための商品を総計させるために小売商販売時点デバイスのユーザインターフェース上のインターフェースオブジェクトを選択する。この例では、小売商販売時点デバイスオペレータは、購入のために選択された1つまたは複数の商品に対する支払いトランザクションを開始するために、小売商販売時点デバイスのユーザインターフェース上のオブジェクトを選択する。この例では、小売商販売時点デバイスは、小売商販売時点デバイスオペレータが支払いトランザクションを開始するためのオプションを選択したことに応答して、支払いオプションの選択に対する要求を表示する。
【0020】
ユーザは、支払いオプションを選択し、支払い情報を提供する。例示的な一実施形態では、小売商販売時点デバイスは、小売商販売時点デバイスオペレータによる選択のためのまたはユーザによる選択のための1つまたは複数の支払いオプションを表示する。例示的な支払いオプションは、クレジットカードによる支払い、小切手による支払い、デビットカードによる支払い、ギフトカードによる支払い、現金による支払い、および/または小売商システムロケーションにおいて受諾される他の適用可能な支払いオプションを備える。一例では、ユーザは、ユーザによって望まれる支払いオプションを選択するように小売商販売時点デバイスオペレータに指示する。たとえば、ユーザは、クレジットカードによって支払うためのオプションを選択するように小売商販売時点デバイスオペレータに指示する。一例では、小売商販売時点デバイスオペレータは、ユーザによって望まれる支払いオプションを介した支払いを要求するために、小売商販売時点デバイスのユーザインターフェース上のオブジェクトを選択する。一例では、特定の支払いオプションの選択の入力の受信に応答して、小売商販売時点デバイスは、選択された支払いオプションに関連する支払い情報に対する要求を表示する。たとえば、ユーザは、クレジットカードによって支払うための支払いオプションを選択するように小売商販売時点デバイスオペレータに指示しており、小売商販売時点デバイスは、支払いカード情報に対する要求を表示する。ユーザは、小売商販売時点デバイスのリーダにおいて支払いカードの磁気ストライプをリーダに通すこと、または小売商販売時点デバイスのチップリーダにおいて支払いカードのチップを挿入することによって、プラスチックカードなどの支払い道具からの支払いアカウント情報をサブミットしてもよい。別の例では、ユーザは、小売商販売時点デバイスへの入力として支払いアカウント識別子を入力するように小売商販売時点デバイスオペレータに指示する。また別の例では、ユーザは、選択された支払いオプションに対する支払いアカウント情報を別の方法でサブミットしてもよい。一例では、小売商販売時点デバイスは、小売商販売時点デバイスオペレータによる支払いアカウント情報入力、および/またはユーザによる入力を受信する。支払いアカウント情報は、英数字および/または記号文字を備える支払いアカウント識別子、有効期限、支払いアカウントに関連する郵便番号、カード確認コードもしくは他のセキュリティコード、個人識別番号("PIN:personal identification number")、支払いアカウントに関連する住所、支払いアカウントのアカウント所有者に関連する名前、および/またはユーザによって提供される生体情報のうちの1つまたは複数を備えてもよい。
【0021】
小売商販売時点デバイスは、支払いアカウント情報に関連する振出人システムへ支払い許可要求を送信する。別の例では、小売商販売時点デバイスは、トランザクションに関連する情報を支払い処理システムへ通信し、支払い処理システムは、ネットワークを経由して支払い許可要求を振出人システムへ送信する。一例では、振出人システムは、トランザクションにおける使用のために選択されたユーザ支払いアカウントに関連する。たとえば、振出人システムは、ネットワークを介して小売商販売時点デバイスまたは支払い処理システムから支払い許可要求を受信する。振出人システムは、支払い許可要求を承認し、ネットワークを介して支払い許可承認を小売商販売時点デバイスへ送信する。別の例では、振出人システムは、ネットワークを介して支払い許可承認を支払い処理システムへ送信し、支払い処理システムは、ネットワークを介して支払い許可承認を小売商販売時点デバイスに転送する。小売商販売時点デバイスは、受領証をユーザへ送信する。別の例では、支払い処理システムは、ネットワークを介して支払い許可承認を受信し、ネットワークを介してトランザクション受領証を小売商販売時点デバイスへ送信するか、またはトランザクション受領証を直接ユーザへ送信する。たとえば、受領証をユーザへ送信することは、ユーザの電子メールアカウントへ電子メールを送信すること、小売商販売時点デバイスオペレータがユーザに手渡すために小売商販売時点デバイスを介して物理的な受領証を印刷すること、またはそうでなければ受領証をユーザへ送信することを備える。
【0022】
小売商販売時点デバイスは、完了済みトランザクションからの支払い情報をユーザ顔テンプレートに関連付けるための要求を表示する。一例では、小売商販売時点デバイスは、支払い情報をユーザ顔テンプレートに関連付けるための要求を表示し、支払い情報をユーザ顔テンプレートに関連付けることに同意するためのオプション、および支払い情報をユーザ顔テンプレートに関連付けることを拒絶するためのオプションをユーザインターフェースを介して提供する。ユーザが、完了済みトランザクションからの支払い情報をユーザ顔テンプレートに関連付けることを拒絶するための要望を表す場合、小売商販売時点デバイスオペレータは、支払い情報をユーザ顔テンプレートに関連付けないためのオプションを選択する。一例では、ユーザが支払い情報をユーザ顔テンプレートに関連付けることを望まないことを示す入力の受信に応答して、小売商販売時点デバイスは、支払いトランザクションが完了したことを示すメッセージを表示する。たとえば、小売商販売時点デバイスは、「小売商Aロケーションにおいて買い物をしていただきありがとうございます。」と読めるメッセージを表示する。
【0023】
ユーザが、完了済みトランザクションからの支払い情報をユーザ顔テンプレートに関連付けることに同意するための要望を表す場合、小売商販売時点デバイスオペレータは、支払い情報をユーザ顔テンプレートに関連付けるためのオプションを選択する。小売商販売時点デバイスは、カメラデバイスを使用してユーザの顔画像をキャプチャする。一例では、小売商販売時点デバイスは、支払い情報をユーザ顔テンプレートに関連付けるためのオプションの選択の入力の受信に応答して、ユーザの顔画像をキャプチャする。一例では、小売商販売時点デバイスが、カメラデバイスを備える。別の例では、カメラデバイスは、小売商販売時点デバイスに通信可能に結合される。小売商販売時点デバイスは、ユーザ顔画像に基づいてユーザ顔テンプレートを生成し、ユーザ顔テンプレートを記憶する。一例では、ユーザ顔テンプレートは、ユーザ顔画像のコンピュータコード表現を備える。小売商販売時点デバイスは、ユーザ顔画像を削除する。小売商販売時点デバイスは、ユーザ顔テンプレート、および完了済みトランザクションにおいて使用されたユーザ支払いアカウント情報を支払い処理システムへ伝送信する。支払い処理システムは、ユーザ顔テンプレートおよびユーザ支払いアカウント情報を受信し、ユーザ顔テンプレートをユーザ支払いアカウント情報に関連付ける。一例では、支払い処理システムは、ユーザ顔テンプレートおよびユーザ支払いアカウント情報を支払い処理システムのメモリに記憶する。
【0024】
ユーザは、小売商ロケーションにおいて顔認識を用いて後続の支払いトランザクションを行う。たとえば、ユーザが、小売商販売時点デバイスに到着する。例示的な一実施形態では、小売商販売時点デバイスは、ユーザが支払いアカウント情報をユーザの顔テンプレートに関連付けた完了済みトランザクションをユーザが行った同じ小売商販売時点デバイスを備える。別の例示的な実施形態では、小売商販売時点デバイスは、ユーザが支払いアカウント情報をユーザの顔テンプレートに関連付けた完了済みトランザクションをユーザが行った同じ小売商システムロケーションにおける異なる小売商販売時点デバイスを備える。また別の例示的な実施形態では、小売商販売時点デバイスは、ユーザが支払いアカウント情報とユーザ顔テンプレートとを以前に関連付けた小売商販売時点デバイスとは異なる小売商販売時点デバイスを備え、異なる小売商販売時点デバイスは、ユーザが支払いアカウント情報とユーザ顔テンプレートとを関連付けた小売商システムロケーションとは異なる小売商システムロケーションに位置する。
【0025】
小売商販売時点デバイスオペレータは、購入のためのユーザの1つまたは複数の商品を総計し、小売商販売時点デバイスは、ユーザが顔認識を介して支払うための要求を表示する。一例では、小売商販売時点デバイスは、顔認識を介して支払うためのオプション、および顔認識を介した支払いを拒絶するためのオプションを表示する。ユーザが顔認識を介した支払いを拒絶するための要望を示す場合、小売商販売時点デバイスオペレータは、顔認識を介した支払いを拒絶するためのオプションを選択し、小売商販売時点デバイスは、支払い情報に対する要求を表示する。ユーザは、支払いオプション、たとえばクレジットアカウント、銀行アカウント、または店舗アカウントを介した支払いを選択し、選択された支払いオプションに関連する支払い情報を提供する。小売商販売時点デバイスは、トランザクションを処理する。
【0026】
ユーザが顔認識を介した支払いに同意するための要望を示す場合、小売商販売時点デバイスは、ユーザの顔認識に基づいて支払い情報を決定する。小売商販売時点デバイスは、ユーザの顔画像をキャプチャする。たとえば、小売商販売時点デバイスは、カメラデバイスを使用してユーザの顔画像をキャプチャする。一例では、小売商販売時点デバイスは、顔認識を介した支払いに同意するためのオプションの選択の入力の受信に応答してユーザの顔画像をキャプチャする。小売商販売時点デバイスは、ユーザ顔画像に基づいてユーザ顔テンプレートを生成し、ユーザ顔テンプレートを記憶する。一例では、ユーザ顔テンプレートは、ユーザ顔画像のコンピュータコード表現を備える。一例では、小売商販売時点デバイスは、ユーザ顔画像を削除する。小売商販売時点デバイスは、生成されたユーザ顔テンプレートに一致する記憶されたユーザ顔テンプレートを検索する。例示的な一実施形態では、記憶されたユーザ顔テンプレートを検索することは、小売商販売時点デバイスのメモリ上で、小売商販売時点デバイスに通信可能に結合される1つまたは複数の小売商販売時点デバイスのメモリ上で、支払い処理システムのメモリ上で検索すること、あるいはユーザ顔テンプレートを記憶するために小売商販売時点デバイスに通信可能に結合されるかまたは小売商販売時点デバイスにとって別の方法でアクセス可能なコンピューティングデバイスの任意の他の適切なメモリ上で検索することを備える。例示的な一実施形態では、一致する記憶されたユーザ顔テンプレートを検索することは、生成されたユーザ顔テンプレートの1つまたは複数の領域を記憶されたユーザ顔テンプレートの各々の1つまたは複数の対応する領域と比較することを備える。
【0027】
小売商販売時点デバイスが、生成されたユーザ顔テンプレートに一致する記憶されたユーザ顔テンプレートを発見できない場合、小売商販売時点デバイスオペレータは、ユーザに支払いオプションを選択するように求め、ユーザは、支払いオプションを選択し、支払い情報を提供する。この例では、小売商販売時点デバイスは、ユーザによって提供された支払い情報を使用して支払いトランザクションを処理する。たとえば、小売商販売時点デバイスは、ユーザによって提供された支払い情報に関連する振出人システムへ支払い許可要求を送信する。この例では、振出人システムは、支払い許可要求を受信し、支払い許可要求を承認または拒否する。小売商販売時点デバイスは、承認または拒否された支払い許可要求の通知を受信し、振出人システムから受信された承認または拒否された支払い許可要求の通知に従って受領証をユーザへ送信する。
【0028】
小売商販売時点デバイスが、生成された顔テンプレートに一致する記憶されたユーザ顔テンプレートを発見する場合、小売商販売時点デバイスは、生成されたユーザ顔テンプレートに関連する記憶された支払い情報に対する要求を支払い処理システムへ送信する。一例では、支払い処理システムは、生成されたユーザ顔テンプレートを受信し、受信されたユーザ顔テンプレートに一致する、一致する記憶されたユーザ顔テンプレートを発見する。たとえば、支払い処理システムは、受信されたユーザ顔テンプレートの1つまたは複数の領域を支払い処理システムのメモリに記憶されたユーザ顔テンプレートの1つまたは複数の対応する領域と比較する。支払い処理システムは、受信されたユーザ顔テンプレートに一致する、一致する記憶されたユーザ顔テンプレートを発見し、一致する記憶されたユーザ顔テンプレートに関連する記憶された支払い情報を抽出する。支払い処理システムは、抽出された支払い情報を小売商販売時点デバイスへ送信し、小売商販売時点デバイスは、ネットワークを介して支払い情報を受信する。小売商販売時点デバイスは、受信された支払い情報に関連する振出人システムへ支払い許可要求を送信する。別の例では、支払い処理システムは、小売商販売時点デバイスにトランザクション詳細を要求し、小売商販売時点デバイスからトランザクション詳細を受信し、トランザクション詳細および抽出された支払い情報に基づいて支払い許可要求を生成し、支払い許可要求を振出人システムへ送信する。
【0029】
振出人システムは、支払い許可要求を受信し、支払い許可要求を承認する。振出人システムは、承認された支払い許可要求の通知を小売商販売時点デバイスへ送信する。別の例では、振出人システムは、承認された支払い許可要求の通知を支払い処理システムへ送信し、支払い処理システムは、承認された支払い許可要求の通知を小売商販売時点デバイスへ送信する。小売商販売時点デバイスは、受領証をユーザへ送信する。別の例では、支払い処理システムは、ネットワークを介して支払い許可承認を受信し、ネットワークを介してトランザクション受領証を小売商販売時点デバイスへ送信するか、またはトランザクション受領証を直接ユーザへ送信する。たとえば、受領証をユーザへ送信することは、ユーザの電子メールアカウントへ電子メールを送信すること、小売商販売時点デバイスオペレータがユーザに手渡すために小売商販売時点デバイスを介して物理的な受領証を印刷すること、またはそうでなければ受領証をユーザへ送信することを備える。
【0030】
本明細書で説明する方法およびシステムを使用し、かつそれに依拠することによって、サービスプロバイダ処理サーバ、サービスプロバイダシステムコンピューティングデバイス、および振出人システムは、いくつかの現在の技術において必要とされるようにユーザがサービスプロバイダシステムロケーションにおいてモバイルデバイスと対話する必要なくユーザがトランザクションを行うことを可能にする。したがって、本明細書で説明するシステムおよび方法は、ユーザを識別するためにユーザによって必要とされる入力およびサービスプロバイダシステムコンピューティングデバイスオペレータによって必要とされる入力を減らすことがある。
【0031】
例示的なシステムアーキテクチャ
次に図面を参照すると、図面全体にわたって同様の数字が同様の(ただし、必ずしも同一であるとは限らない)要素を示し、例示的な実施形態が詳細に説明される。
【0032】
図1は、いくつかの例示的な実施形態による、顔認識に基づいて小売商システムロケーションにおいてユーザおよび関連する支払いアカウント情報を識別するためのシステム100を示すブロック図である。
図1に示すようにシステム100は、1つまたは複数のネットワーク120を経由して互いに通信するように構成されるネットワークコンピューティングデバイス110、130、および140を含む。いくつかの実施形態では、デバイスに関連するユーザは、本明細書で説明する技法の利点を取得するためにアプリケーションをインストールしなければならず、かつ/または機能選択を行わなければならない。
【0033】
例示的な実施形態では、ネットワーク120は、ローカルエリアネットワーク("LAN")、ワイドエリアネットワーク("WAN")、イントラネット、インターネット、ストレージエリアネットワーク("SAN")、パーソナルエリアネットワーク("PAN")、メトロポリタンエリアネットワーク("MAN")、ワイヤレスローカルエリアネットワーク("WLAN")、仮想プライベートネットワーク("VPN")、セルラーもしくは他のモバイル通信ネットワーク、Bluetooth(登録商標)、Bluetooth Low Energy("BLE")、近距離通信("NFC")、またはそれらの任意の組合せ、あるいは信号、データ、および/またはメッセージの通信を容易にする任意の他の適切なアーキテクチャまたはシステムを含むことができる。例示的な実施形態の説明全体にわたって、テキスト、画像、オーディオ、ビデオ、またはコンピュータベース環境の中に存在することができる任意の他の形態の情報を指すために、「データ」および「情報」という用語が本明細書で互換的に使用されることを理解されたい。
【0034】
各ネットワークコンピューティングデバイス110、130、および140は、ネットワーク120を介してデータを送信および受信することが可能な通信モジュールを有するデバイスを含む。たとえば、各ネットワークコンピューティングデバイス110、130、および140は、サーバ、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、1つまたは複数のプロセッサが組み込まれかつ/または結合されるテレビジョン、スマートフォン、ハンドヘルドコンピュータ、携帯情報端末("PDA")、または任意の他の有線もしくはワイヤレスのプロセッサ駆動型デバイスを含むことができる。
図1に示す例示的な実施形態では、ネットワークコンピューティングデバイス110、130、および140は、それぞれ小売商販売時点("POS:point of sale")デバイス110オペレータ、振出人システム130オペレータ、および支払い処理システム140オペレータによって操作される。
【0035】
例示的な小売商販売時点("POS")デバイス110、すなわちサービスプロバイダデバイスは、カメラデバイス111、支払いアプリケーション113、ユーザインターフェース115、データ記憶ユニット116、および通信アプリケーション119を備える。
【0036】
例示的な一実施形態では、カメラデバイス111は、ビデオ入力をキャプチャするか、または小売商カメラデバイス111の外部環境のデジタル画像をキャプチャする、小売商POSデバイス110の任意のコンポーネント、アプリケーション、または機能であってもよい。別の例示的な実施形態では、カメラデバイス111は、小売商POSデバイス110とは別個であるが、小売商POSデバイス110に通信可能に結合される。たとえば、カメラデバイス111は、ネットワーク120を経由して小売商POSデバイス110に接続されてもよい。一例では、カメラデバイス111は、レンズ、およびレンズによってキャプチャされた環境の入力を処理して画像を生成するアプリケーションを備える。カメラデバイス111は、個々の画像またはビデオ走査を取得することが可能であってもよい。画像をキャプチャする任意の他の好適なデバイスが、カメラデバイス111によって表されてもよい。
【0037】
例示的な一実施形態では、支払いアプリケーション113は、プログラム、関数、ルーチン、アプレット、または小売商販売時点デバイス110上に存在するとともに小売商販売時点デバイス110上でその動作を実行する類似のエンティティである。いくつかの例示的な実施形態では、小売商POSデバイスオペレータ102または他の小売商システムオペレータは、本明細書で説明する技法の利点を取得するために支払いアプリケーション113をインストールしなければならず、かつ/または小売商POSデバイス110上で機能選択を行わなければならない。例示的な一実施形態では、小売商POSデバイスオペレータ102は、ユーザインターフェース115を介して小売商POSデバイス110上の支払いアプリケーション113にアクセスしてもよい。例示的な一実施形態では、支払いアプリケーション113は、支払い処理システム140に関連することがある。
【0038】
例示的な一実施形態では、ユーザインターフェース115は、小売商POSデバイスオペレータ102が小売商POSデバイス110と対話することを可能にする。たとえば、ユーザインターフェース115は、タッチスクリーン、音声ベースインターフェース、または小売商POSデバイスオペレータ102が小売商POSデバイス110上のアプリケーションに入力を提供するとともにそうしたアプリケーションから出力を受け取ることを可能にする任意の他のインターフェースであってもよい。例示的な一実施形態では、小売商POSデバイスオペレータ102は、ユーザインターフェース115を介して支払いアプリケーション113と対話する。
【0039】
例示的な一実施形態では、データ記憶ユニット116は、情報を記憶するのに適した小売商POSデバイス110にとってアクセス可能なローカルまたはリモートのデータ記憶構造を備える。例示的な一実施形態では、データ記憶ユニット116は、HTML5ローカルストレージなどの暗号化された情報を記憶する。
【0040】
例示的な一実施形態では、ウェブブラウザアプリケーションまたはスタンドアロンアプリケーションなどの通信アプリケーション119は、小売商POSデバイス110のオペレータが、分散型ネットワーク120を経由して文書またはウェブページを閲覧、ダウンロード、アップロード、または別の方法でアクセスすることを可能にする。たとえば、通信アプリケーション119は、ネットワーク120を介した支払い処理システム140との通信を可能にしてもよい。
【0041】
例示的な振出人システム130は、小売商POSデバイス110または支払い処理システム140から受信された支払い許可要求を承認または拒否する。例示的な一実施形態では、振出人システム130は、ネットワーク120を介して小売商POSデバイス110および/または支払い処理システム140と通信する。例示的な一実施形態では、振出人システム130は、取得者システムと通信して、クレジット許可を承認するとともに支払い処理システム140および/または小売商システムへの支払いを行う。たとえば、取得者システムは、サードパーティの支払い処理会社である。
【0042】
例示的な支払い処理システム140、すなわちサービスプロバイダシステムは、アカウント管理コンポーネント141、データ記憶ユニット146、およびトランザクション処理コンポーネント147を備える。
【0043】
例示的な一実施形態では、アカウント管理コンポーネント141は、ユーザ101顔テンプレート、および以前のトランザクションにおいて使用された支払いアカウント情報を小売商POSデバイス120から受信し、受信されたユーザ101顔テンプレートを受信された支払いアカウント情報に関連付ける。一例では、アカウント管理コンポーネント141は、ユーザ101顔テンプレートおよび関連する支払いアカウント情報を支払い処理システム140のデータ記憶ユニット146に記憶する。例示的な一実施形態では、アカウント管理コンポーネント141は、ユーザ101顔テンプレートを小売商POSデバイス110から受信し、受信されたユーザ101顔テンプレートに一致する、一致する記憶されたユーザ101顔テンプレートを発見する。この例示的な実施形態では、アカウント管理コンポーネント141は、一致する記憶されたユーザ101顔テンプレートに関連する記憶された支払い情報を抽出する。一例では、アカウント管理コンポーネント141は、一致するユーザ101顔テンプレートに関連する抽出された支払い情報を小売商POSデバイス110へ送信する。別の例では、アカウント管理コンポーネント141は、一致するユーザ101顔テンプレートに関連する抽出された支払い情報をトランザクション処理コンポーネント147へ送信する。
【0044】
例示的な一実施形態では、データ記憶ユニット146は、情報を記憶するのに適した支払い処理システム140にとってアクセス可能なローカルまたはリモートのデータ記憶構造を備える。例示的な一実施形態では、データ記憶ユニット166は、HTML5ローカルストレージなどの暗号化された情報を記憶する。
【0045】
例示的な一実施形態では、トランザクション処理コンポーネント147は、小売商POSデバイス110からトランザクション詳細をまたアカウント管理コンポーネント141からユーザ101顔テンプレートに関連する支払い情報を受信する。例示的なトランザクション詳細は、小売商システムアカウント情報、およびトランザクションの総額を備える。例示的な一実施形態では、トランザクション処理コンポーネント147は、ユーザ101顔テンプレートに関連する支払いアカウント情報に関連する振出人システム130または他の適切な金融機関へ支払い許可要求を送信する。例示的な支払い許可要求は、小売商システム支払いアカウント情報、ユーザ101支払いアカウント情報、およびトランザクションの総額を備えてもよい。例示的な一実施形態では、振出人システム130が支払い許可要求を処理した後、トランザクション処理コンポーネント147は、ネットワーク120を介して振出人システム130から支払い許可要求の承認または拒否を受信する。例示的な一実施形態では、トランザクション処理コンポーネント147は、支払いトランザクションの概要を備える受領証を小売商POSデバイス110へ送信する。
【0046】
例示的な実施形態では、本明細書で提示する技術に関連するネットワークコンピューティングデバイスおよび任意の他の計算機は、限定はしないが
図7に関してより詳細に説明するものなどの任意のタイプの計算機であってもよい。さらに、本明細書で説明するものまたは本明細書で提示する技術に関連する任意の他のもの(たとえば、スクリプト、ウェブコンテンツ、ソフトウェア、ファームウェア、またはハードウェア)などのこれらの計算機のいずれかに関連する任意の機能、アプリケーション、またはモジュールは、
図7に関してより詳細に説明するモジュールのいずれかであってもよい。本明細書で説明する計算機は、互いにまたネットワーク120などの1つまたは複数のネットワークを介して他の計算機または通信システムとも通信してもよい。ネットワーク120は、
図7に関して説明するネットワーク技術のいずれかを含む任意のタイプのデータネットワークまたは通信ネットワークを含んでもよい。
【0047】
例示的な実施形態では、本明細書で提示する技術に関連するネットワークコンピューティングデバイスおよび任意の他の計算機は、限定はしないが
図7に関してより詳細に説明するものなどの任意のタイプの計算機であってもよい。さらに、本明細書で説明するものまたは本明細書で提示する技術に関連する任意の他のもの(たとえば、スクリプト、ウェブコンテンツ、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、またはモジュール)などのこれらの計算機のいずれかに関連する任意の機能、アプリケーション、またはコンポーネントは、
図7に関してより詳細に説明するコンポーネントのいずれかであってもよい。本明細書で説明する計算機は、互いにまたネットワーク120などの1つまたは複数のネットワークを介して他の計算機または通信システムとも通信してもよい。ネットワーク120は、
図7に関して説明するネットワーク技術のいずれかを含む任意のタイプのデータネットワークまたは通信ネットワークを含んでもよい。
【0048】
例示的なプロセス
図2〜
図6に示す例示的な方法が、例示的な動作環境100のコンポーネントに関して以下で説明される。
図2〜
図6の例示的な方法はまた、他のシステムとともに、また他の環境の中で実行されてもよい。
図2〜
図6のいずれかに関して説明する動作は、1つまたは複数の集積回路を使用して実装されたプロセッサ回路によるコードの実行に基づいて完了する、コンピュータ可読または機械可読の非一時的有形記憶媒体(たとえば、フロッピーディスク、ハードディスク、ROM、EEPROM、不揮発性RAM、CD-ROMなど)に記憶された実行可能コードとして実装することができ、本明細書で説明する動作はまた、実行のために1つまたは複数の非一時的有形媒体の中で符号化される実行可能論理(たとえば、プログラマブル論理アレイまたはデバイス、フィールドプログラマブルゲートアレイ、プログラマブルアレイ論理、特定用途向け集積回路など)として実装することができる。
【0049】
図2は、いくつかの例示的な実施形態による、顔認識に基づいて小売商システムロケーションにおいてユーザ101および関連する支払いアカウント情報を識別するための方法200を示すブロック図である。方法200は、
図1に示すコンポーネントを参照しながら説明される。
【0050】
ブロック210において、小売商システムは、支払い処理システム140に登録する。例示的な一実施形態では、小売商システムのエージェントが、支払い処理システム140のウェブサイトを介して、支払い処理システム140との小売商アカウントを登録する。例示的な一実施形態では、小売商システムは、支払い処理システム140によって管理される小売商アカウントに支払いアカウント情報を追加する。例示的な一実施形態では、小売商システムは、1つまたは複数の小売商システムロケーションを備える。たとえば、小売商システムは、1つまたは複数の物理的な店舗ロケーションを備えてもよい。例示的な小売商ロケーションは、1つまたは複数の小売商販売時点("POS")デバイス110を備える。例示的な一実施形態では、1つまたは複数の小売商POSデバイスオペレータ102は、1つまたは複数の小売商システムロケーションの各々において、1つまたは複数の小売商POSデバイス110を操作する。
【0051】
例示的な一実施形態では、小売商システムPOSデバイスオペレータ102は、小売商POSデバイス110に支払いアプリケーション113をインストールする。別の例示的な実施形態では、小売商システムPOSデバイスオペレータ102は、支払い処理システム140から小売商POSデバイス110を購入するか、またはそうでなければ支払いアプリケーション113が小売商POSデバイス110に事前インストールされた小売商POSデバイス110を取得する。例示的な一実施形態では、小売商POSデバイス110は、ネットワーク120を介して、支払い処理システム140、1つまたは複数の振出人システム130、および1つまたは複数の取得者システムと通信することができる。例示的な一実施形態では、小売商POSデバイス110は、ネットワーク120を介して、支払いアプリケーション113を介して支払い処理システム140と通信する。いくつかの例示的な実施形態では、小売商POSデバイス110は、支払い処理システム140がトランザクションを処理することを可能にするために、ネットワーク120を介して、支払いアプリケーション113を介して支払い処理システム140へトランザクション詳細を送信できる場合がある。例示的な一実施形態では、小売商POSデバイス110は、トランザクションが成功したかどうかについて小売商POSデバイスオペレータ102に通知する受領証を支払い処理システム140から受信する。例示的な一実施形態では、小売商システムは、小売商システムロケーションにおける適切なロケーションに、たとえば小売商ロケーションの精算エリアに小売商POSデバイス110を据え付ける。
【0052】
ブロック220において、ユーザ101は、小売商システムロケーションにおいて小売商POSデバイス110における支払いトランザクションを行う。小売商システムロケーションにおいて小売商販売時点デバイス110における支払いトランザクションを行うための方法は、
図3で説明する方法を参照しながら以下でより詳細に説明される。
【0053】
図3は、いくつかの例示的な実施形態による、小売商販売時点デバイス110における支払いトランザクションをユーザ101によって行うための方法220を示すブロック図である。方法220は、
図1に示すコンポーネントを参照しながら説明される。
【0054】
ブロック310において、ユーザ101が小売商POSデバイス110に到着する。例示的な一実施形態では、ユーザ101は、小売商ロケーションにおいて買い物をし、1つまたは複数の商品および/またはサービスを購入のために選択し、小売商ロケーションの精算エリアにおいて、購入のために商品および/またはサービスを小売商POSデバイスオペレータ102に提示する。
【0055】
ブロック320において、小売商POSデバイスオペレータ102は購入のためのユーザ101の商品を総計する。たとえば、小売商POSデバイスオペレータ102は、商品に取り付けられたバーコードもしくは他の機械可読識別子を小売商POSデバイス110を介してスキャンし、または商品に関連する情報を小売商POSデバイス110の中に別の方法で入力する。例示的な一実施形態では、小売商POSデバイス110は、トランザクションに対する総額を表示する。この例示的な実施形態では、小売商POSデバイス110は、価格、商品の説明、および商品の数量などの各商品に関連する情報を表示してもよい。
【0056】
ブロック330において、小売商POSデバイスオペレータ102は、ユーザ101に支払いオプションを選択するように求める。例示的な一実施形態では、小売商POSデバイス110は、小売商ロケーションにおいて受諾される支払いの1つまたは複数の形態に対応するユーザインターフェース115上の1つまたは複数のオブジェクトを小売商POSデバイス110のユーザインターフェース115を介して表示する。支払いオプションは、現金による支払い、クレジットカードによる支払い、銀行アカウントによる支払い、店舗アカウントによる支払い、小切手による支払い、または小売商ロケーションにおける購入トランザクションに対して小売商システムによって受諾される任意の他の形態の支払いを備えてもよい。
【0057】
ブロック340において、ユーザ101は、支払いオプションを選択し、支払いアカウント情報を提供する。たとえば、ユーザ101は、クレジットカードを介して支払うための支払いオプションを選択し、小売商POSデバイスオペレータ102にクレジットカードを提供するか、またはクレジットアカウントに関連する支払いアカウント情報を別の方法で提供する。例示的な一実施形態では、小売商POSデバイス110オペレータは、支払いカードから小売商POSデバイス110へ支払いアカウント情報を送信するために、小売商POSデバイス110のカードリーダにおいて支払いカード、たとえばクレジットカード、デビットカード、ギフトカード、店舗カード、または他の支払いカードをリーダに通してもよい。たとえば、支払いカードは、小売商POSデバイス110のカードリーダによって読み取られる磁気ストライプまたはチップを備えてもよい。別の例示的な実施形態では、小売商POSデバイス110オペレータは、ユーザ101によって提供された小切手をスキャンしてもよく、またはそうでなければユーザの銀行アカウントに関連するアカウント情報を小売商POSデバイス110に入力してもよい。
【0058】
ブロック350において、小売商POSデバイス110は、支払いアカウント情報に関連する振出人システム130へ支払い許可要求を送信する。例示的な一実施形態では、小売商POSデバイス110は、ユーザによって提供されたユーザ101支払いアカウント情報、小売商システム支払いアカウント情報、およびトランザクションの総額を備える支払い許可要求を生成する。例示的な一実施形態では、振出人システム130は、ネットワーク120を経由して小売商POSデバイス110から支払い許可要求を受信する。
【0059】
別の例示的な実施形態では、小売商POSデバイス110は、トランザクション詳細を支払い処理システム140へ送信し、支払い処理システム140は、支払い許可要求を生成し、支払い許可要求を振出人システム130へ送信する。たとえば、小売商POSデバイス110は、トランザクション合計、小売商システムのアカウント識別子、およびユーザ101によって提供された支払いアカウント情報を備えるトランザクション詳細を支払い処理システム140へ送信する。この例示的な実施形態では、支払い処理システム140は、ネットワーク120を介してトランザクション詳細を受信する。この例示的な実施形態では、支払い処理システム140は、支払い許可要求を振出人システム130へ送信する。この例示的な実施形態では、支払い処理システム140は、ユーザ101支払いアカウント情報、小売商システム支払いアカウント情報、およびトランザクションの総額を備える支払い許可要求を生成する。例示的な一実施形態では、振出人システム130は、ネットワーク120を経由して支払い処理システム140から支払い許可要求を受信する。
【0060】
ブロック360において、振出人システム130は、支払い許可要求を受信し、支払い許可要求を承認する。例示的な一実施形態では、振出人システム130は、ネットワーク120を経由して、支払い処理システム140または小売商POSデバイス110から支払い許可要求を受信する。例示的な一実施形態では、振出人システム130は、支払い許可要求を承認し、支払い処理システム140または小売商POSデバイス110へ支払い許可承認通知を送信する。例示的な一実施形態では、振出人システム130は、ユーザ101の支払いアカウントに関連するユーザ101のクレジット限度からユーザ101の現在のアカウント残高を差し引く。この例では、クレジット限度とクレジット残高との間の差異がトランザクションの総額よりも大きい正数である場合、振出人システム130は支払い許可を承認する。たとえば、ユーザ101は、トランザクションが承認されるべきであるかどうかという彼のクレジット限度を超過せず、したがって振出人システム130は支払い許可要求を承認する。例示的な一実施形態では、支払い処理システム140または小売商POSデバイス110は、振出人システム130から支払い許可承認を受信する。別の例示的な実施形態では、支払い処理システム140または小売商POSデバイス110は、振出人システム130が支払い許可要求を拒絶することに応答して、支払い許可要求の拒否を受信する。例示的な一実施形態では、振出人システム130が支払い許可要求を承認する場合、振出人システム130は、小売商システムアカウントに信用貸しを行い、トランザクションにおいてユーザ101によって使用されるユーザ101クレジットアカウント、銀行アカウント、または他の支払いアカウントに課金を加える。
【0061】
ブロック370において、小売商POSデバイス110は、支払い許可要求の承認の通知を振出人システム130から受信する。たとえば、振出人システム130は、支払い許可要求の承認の通知を生成し、ネットワーク120を経由して小売商POSデバイス110へ支払い許可要求の承認の通知を送信する。別の例では、支払い処理システム140は、ネットワーク120を経由して支払い処理システム140へ支払い許可要求の承認の通知を送信し、支払い処理システム140は、ネットワーク120を経由して小売商POSデバイス110へその通知を送信する。
【0062】
ブロック380において、小売商POSデバイス110は、受領証をユーザ101へ送信する。たとえば、小売商POSデバイス110は、ユーザ101に関連するユーザコンピューティングデバイス上での表示のために、そのユーザコンピューティングデバイスへ受領証を送信する。別の例では、小売商POSデバイス110は、トランザクションの概要を備える受領証を小売商POSデバイス110のコンポーネントであるか、またはそうでなければ小売商POSデバイス110に通信可能に結合されるプリンタデバイスを介して印刷する。
【0063】
ブロック380から、方法220は
図2におけるブロック230に進む。
【0064】
図2に戻ると、ブロック230において、ユーザ101の支払い情報はユーザ101顔テンプレートに関連付けられる。ユーザ101の支払いアカウント情報をユーザ101顔テンプレートに関連付けるための方法は、
図4で説明する方法を参照しながら以下でより詳細に説明される。
【0065】
図4は、いくつかの例示的な実施形態による、ユーザ101の支払いアカウント情報をユーザ101顔テンプレートに関連付けるための方法230を示すブロック図である。方法230は、
図1に示すコンポーネントを参照しながら説明される。
【0066】
ブロック410において、小売商POSデバイス110は、完了済み支払いトランザクションからのユーザ101支払い情報をユーザ101顔テンプレートに関連付けるための要求を表示する。たとえば、小売商POSデバイス110は、「顔認識を用いた支払いを申し込みますか?」と読める要求をユーザインターフェース115を介して表示する。一例では、ユーザ101は、完了済み支払いトランザクションからのユーザ101支払い情報をユーザ101顔テンプレートに関連付けるためのプロセスについての情報を小売商POSデバイスオペレータ102に求めてもよい。
【0067】
ブロック420において、ユーザ101は、完了済みトランザクションからのユーザ101支払い情報をユーザ101顔テンプレートに関連付けるための要求を承認すべきかそれとも拒絶すべきかを判定する。
【0068】
ユーザが完了済みトランザクションからのユーザ101支払い情報をユーザ101顔テンプレートに関連付けるための要求を拒絶する場合、方法230はブロック430に進む。
【0069】
ブロック430において、小売商POSデバイスオペレータ102は、完了済みトランザクションからのユーザ101支払い情報をユーザ101顔テンプレートに関連付けないためのオプションを選択する。たとえば、ユーザ101は、完了済み支払いトランザクションからのユーザ101支払い情報をユーザ101顔テンプレートに関連付けるための要求を拒絶するためのオプションを小売商POSデバイス110のユーザインターフェース115を介して選択するように小売商POSデバイスオペレータ102に指示する。この例では、小売商POSデバイスオペレータ102は、小売商POSデバイス110のユーザインターフェース115上のオブジェクトを選択することによって、ユーザ101の決定に従って要求を拒絶するためのオプションを選択する。例示的な一実施形態では、小売商POSデバイスオペレータ102が、完了済みトランザクションからのユーザ101支払いアカウント情報をユーザ101顔テンプレートに関連付けないためのオプションを選択する場合、小売商POSデバイス110は、ユーザ101支払い情報を削除する。たとえば、ユーザ101支払いアカウント情報をユーザ101顔テンプレートに関連付けないためのオプションの選択の入力の受信に応答して、小売商POSデバイス110は、完了済みトランザクションに関連する支払いアカウント情報を削除するか、もしくはそうでなければ支払いアカウント情報を保存せず、またはユーザ101顔テンプレートとの関連付けのために支払いアカウント情報を支払い処理システム140へ送信しない。
【0070】
ブロック420に戻ると、ユーザが完了済みトランザクションからのユーザ101支払い情報をユーザ101顔テンプレートに関連付けるための要求を承認する場合、方法230はブロック440に進む。例示的な一実施形態では、小売商POSデバイスオペレータ102は、小売商POSデバイス110のカメラデバイス111、または小売商POSデバイス110に別の方法で通信可能に結合されるカメラデバイス111がユーザ101の顔画像をキャプチャしてもよいようにユーザ101の顔を位置決めするようにユーザ101に命令する。この例示的な実施形態では、ユーザ101は、小売商POSデバイスオペレータ102によるユーザインターフェース115オブジェクトの選択に応答して、カメラデバイス111がユーザ101の顔画像をキャプチャしてもよいように彼自身を位置決めする。
【0071】
ブロック440において、小売商POSデバイスオペレータ102は、完了済みトランザクションからのユーザ101支払い情報をユーザ101顔テンプレートに関連付けるためのオプションを選択する。たとえば、ユーザ101は、完了済み支払いトランザクションからのユーザ101支払い情報をユーザ101顔テンプレートに関連付けるための要求を受諾するためのオプションを小売商POSデバイス110のユーザインターフェース115を介して選択するように小売商POSデバイスオペレータ102に指示する。この例では、小売商POSデバイスオペレータ102は、小売商POSデバイス110のユーザインターフェース115上のオブジェクトを選択することによって、ユーザ101の決定に従って要求を受諾するためのオプションを選択する。例示的な一実施形態では、小売商POSデバイスオペレータ102が、完了済みトランザクションからのユーザ101支払いアカウント情報をユーザ101顔テンプレートに関連付けるためのオプションを選択する場合、小売商POSデバイス110はユーザ101支払い情報を削除する。
【0072】
ブロック450において、小売商POSデバイス110は、ユーザ101の顔画像をキャプチャする。たとえば、ユーザ101支払いアカウント情報をユーザ101顔テンプレートに関連付けるためのオプションの選択の入力の受信に応答して、小売商POSデバイス110は、小売商POSデバイス110のカメラデバイス111をアクティブ化し、または小売商POSデバイス110に通信可能に結合されるカメラデバイス111をアクティブ化する。例示的な一実施形態では、ユーザ101支払いアカウント情報をユーザ101顔テンプレートに関連付けるためのオプションの選択の入力の受信に応答して、小売商POSデバイス110は、カメラデバイス110の環境の画像をキャプチャするようにカメラデバイス111に命令する。
【0073】
例示的な一実施形態では、ユーザ101支払いアカウント情報をユーザ101顔テンプレートに関連付けるためのオプションの選択の入力の受信に応答して、小売商POSデバイス110は、カメラデバイス111を介してカメラデバイス111の周囲の状況の写真画像および/またはビデオをキャプチャし始める。例示的な一実施形態では、小売商POSデバイス110は、カメラデバイス111を介してユーザ101の顔のビデオフィードをキャプチャする。別の例示的な実施形態では、小売商カメラデバイス111は、カメラデバイス111を介してその周囲の状況のビデオフィードを継続的にキャプチャするが記録はしない。この例示的な実施形態では、ユーザ101支払いアカウント情報をユーザ101顔テンプレートに関連付けるためのオプションの選択の入力の受信に応答して、小売商POSデバイス110は、カメラデバイス111を介して、しきい値時間量にわたってビデオフィードを記録することを開始する。例示的な一実施形態では、カメラデバイス111がビデオフィードを記録する期間の間、ユーザ101が移動していることがある。例示的な一実施形態では、カメラデバイス111のプロセッサは、ユーザ101の顔に対応するビデオフィードの特定のフレームおよびビデオフィードのインスタンスのエリアを決定することによって顔画像を抽出する。例示的な一実施形態では、カメラデバイス111は、キャプチャされたビデオからユーザ101の顔画像を抽出する。例示的な一実施形態では、カメラデバイス111は、ユーザ101の顔の画像を提供すべきキャプチャされたビデオのフレームを決定し、ユーザ101の顔画像を備えるキャプチャされたビデオのフレームを抽出する。
【0074】
ブロック460において、小売商POSデバイス110は、ユーザ101顔画像に基づいてユーザ101顔テンプレートを生成し、ユーザ101顔テンプレートを記憶する。一例では、顔テンプレートは、所定のサイズのもの、たとえば128バイトの顔テンプレートである。一例では、小売商POSデバイス110は、デジタル顔画像のコンピュータコード表現を備える顔テンプレートを生成する。たとえば、顔テンプレートは、画像または画像の特定の領域の、形、色、線、値、空間、形態、テクスチャ、または他の有用もしくは重要な特徴などのユーザ101の顔画像の主要な特徴を表してもよい。別の例では、顔テンプレートは、畳み込みニューラルネットワークを通じて顔画像を処理することによって生成される。一例では、顔テンプレートは、画像または画像の特定の領域の、形、色、線、値、空間、形態、テクスチャ、または他の有用もしくは重要な特徴などのユーザ101の顔画像の主要な特徴を表してもよい。例示的な一実施形態では、小売商POSデバイス110は、生成された顔テンプレートを小売商POSデバイス110に関連するデータ記憶ユニット116に記憶する。たとえば、小売商POSデバイス110データベースは、顔テンプレートのログを備えてもよい。例示的な一実施形態では、小売商POSデバイス110は、顔テンプレート識別子をユーザ101顔テンプレートに割り当て、顔テンプレート識別子を記憶されたユーザ101顔テンプレートに関連付ける。例示的な一実施形態では、小売商POSデバイス110は、生成されたユーザ101顔テンプレートを小売商POSデバイス110と、小売商システムロケーションにおける1つまたは複数の他の小売商POSデバイス110との両方によってアクセス可能なメモリまたはデータ記憶ユニットに記憶する。別の例示的な実施形態では、小売商POSデバイス110は、生成されたユーザ101顔テンプレートを小売商POSデバイス110、完了済みトランザクションが行われた小売商システムロケーションにおける1つまたは複数の他の小売商POSデバイス110、および/あるいは完了済みトランザクションが行われた小売商システムロケーション以外の1つまたは複数の他の小売商システムロケーションにおける1つまたは複数の小売商POSデバイス110によってアクセス可能なメモリまたはデータ記憶ユニットに記憶する。たとえば、メモリまたはデータ記憶デバイスは、小売商POSデバイス110上のまたは小売商POSデバイス110に通信可能に結合されるデータ記憶ユニット116であってもよく、あるいはネットワーク120を経由してアクセス可能なメモリまたはデータストレージであってもよい。例示的な一実施形態では、小売商POSデバイス110は、完了済みトランザクションからの支払いアカウント情報を記憶し、記憶された支払いアカウント情報を記憶された顔テンプレートに関連付ける。たとえば、小売商POSデバイス110は、ユーザ101顔テンプレート、および完了済みトランザクションからの関連するユーザ101支払いアカウント情報を小売商POSデバイス110、完了済みトランザクションが行われた小売商システムロケーションにおける1つまたは複数の他の小売商POSデバイス110、および/あるいは完了済みトランザクションが行われた小売商システムロケーション以外の1つまたは複数の他の小売商システムロケーションにおける1つまたは複数の小売商POSデバイス110によってアクセス可能なメモリまたはデータ記憶ユニットに記憶する。別の例示的な実施形態では、小売商POSデバイス110は、完了済みトランザクションからの支払いアカウント情報を記憶しない。
【0075】
ブロック470において、小売商POSデバイス110は、ユーザ101顔画像を削除する。たとえば、小売商POSデバイス110および/またはカメラデバイス111は、キャプチャされたビデオおよび抽出された顔画像を削除する。たとえば、小売商POSデバイス110およびカメラデバイス111は、キャプチャされた画像またはビデオを記憶しない。この例では、小売商POSデバイス110によって生成される顔テンプレートは、ユーザ101の顔画像のコンピュータコード表現を備える。この例では、顔テンプレートを生成した後、あるいはビデオもしくは画像をキャプチャするかまたはビデオから画像を抽出した後にしきい値時間が過ぎた後、小売商POSデバイス110および/またはカメラデバイス111は、キャプチャまたは抽出されたいかなるビデオまたは画像も削除する。
【0076】
ブロック480において、小売商POSデバイス110は、ユーザ101顔テンプレート、および完了済みトランザクションにおいて使用されたユーザ101支払いアカウント情報を支払い処理システム140へ送信する。前に説明したようにいくつかの例示的な実施形態では、小売商POSデバイス110は、完了済みトランザクションからの支払いアカウント情報を記憶しない。例示的な一実施形態では、小売商POSデバイス110は、ユーザ101顔テンプレート、小売商POSデバイス110によって生成されたユーザ101顔テンプレートに関連する顔テンプレート識別子、および完了済みトランザクションにおいて使用されたユーザ101支払いアカウント情報を、ネットワーク120を経由して支払い処理システムへ送信する。
【0077】
ブロック490において、支払い処理システム140は、ユーザ101顔テンプレートおよびユーザ101支払いアカウント情報を受信し、ユーザ101顔テンプレートをユーザ101支払いアカウント情報に関連付ける。例示的な一実施形態では、支払い処理システム140は、ユーザ101顔テンプレート、ユーザ101顔テンプレートに関連する顔テンプレート識別子、および完了済みトランザクションにおいて使用されたユーザ101支払いアカウント情報を、ネットワーク120を介して小売商POSデバイス110から受信する。例示的な一実施形態では、支払い処理システム140は、受信されたユーザ101顔テンプレート、受信されたユーザ101顔テンプレートに関連する受信された顔テンプレート識別子、および完了済みトランザクションにおいて使用された受信されたユーザ101支払い情報をデータ記憶ユニット146または支払い処理システム140の他のメモリに記憶する。例示的な一実施形態では、支払い処理システム140は、記憶されたユーザ101顔テンプレートおよび記憶されたユーザ101支払い情報を記憶された顔テンプレート識別子に関連付ける。
【0078】
ブロック490から、方法230は
図2におけるブロック240に進む。
【0079】
図2に戻ると、ブロック240において、ユーザ101は、小売商ロケーションにおいて顔認識を用いて後続のトランザクションを行う。小売商ロケーションにおいて後続の支払いトランザクションを開始するための方法は、
図5で説明する方法を参照しながら以下でより詳細に説明される。
【0080】
図5は、いくつかの例示的な実施形態による、小売商ロケーションにおける後続の支払いトランザクションをユーザ101によって開始するための方法240を示すブロック図である。方法240は、
図1に示すコンポーネントを参照しながら説明される。
【0081】
ブロック510において、ユーザ101が、小売商POSデバイス110に到着する。例示的な一実施形態では、ユーザ101は、小売商ロケーションにおいて買い物をし、1つまたは複数の商品および/またはサービスを購入のために選択し、小売商ロケーションの精算エリアにおいて、購入のために商品および/またはサービスを小売商POSデバイスオペレータ102に提示する。例示的な一実施形態では、後続の支払いトランザクションにおけるユーザ101は、ブロック310〜380において本明細書で説明したように完了済みトランザクションを行った同じユーザ101である。例示的な一実施形態では、後続の支払いトランザクションにおける小売商POSデバイス110は、ブロック310〜380において本明細書で説明したように完了済みトランザクションに関与した同じ小売商POSデバイス110である。別の例示的な実施形態では、後続の支払いトランザクションにおける小売商POSデバイス110は、ブロック310〜380において本明細書で説明したように完了済みトランザクションに関与した小売商POSデバイス110とは異なる小売商POSデバイス110である。たとえば、後続の支払いトランザクションにおける小売商POSデバイス110は、完了済みトランザクションに関与した小売商POSデバイス110と同じ小売商ロケーションにおける異なる小売商POSデバイス110である。別の例では、後続の支払いトランザクションにおける小売商POSデバイス110は、完了済みトランザクションに関与した小売商POSデバイス110が配置される小売商ロケーションとは異なる小売商ロケーションにおける異なる小売商POSデバイス110である。
【0082】
ブロック520において、小売商POSデバイスオペレータ102は、購入のためのユーザ101の商品を総計する。たとえば、小売商POSデバイスオペレータ102は、商品に取り付けられたバーコードもしくは他の機械可読識別子を、小売商POSデバイス110を介してスキャンし、または商品に関連する情報を小売商POSデバイス110の中に別の方法で入力する。例示的な一実施形態では、小売商POSデバイス110は、トランザクションの総額を表示する。この例示的な実施形態では、小売商POSデバイス110は、価格、商品の説明、および商品の数量などの各商品に関連する情報を表示してもよい。
【0083】
ブロック530において、小売商POSデバイス110は、ユーザ101が顔認識を使用して支払うための要求を表示する。たとえば、小売商POSデバイス110は、「顔認識を使用して支払いをしますか?」と読める要求、またはユーザ101顔画像をキャプチャするためのユーザ101許諾を要求する他の適切な言語をユーザインターフェース115を介して表示し、ユーザ101顔画像から導出されたユーザ101顔テンプレートに基づいて、記憶された支払いアカウント情報を識別する。例示的な一実施形態では、ユーザ101は、要求を承認すべきかどうかを判定する助けとなるために、顔認識を介して支払いを行うことについての情報を小売商POSデバイスオペレータ102に求めてもよい。一例では、小売商POSデバイス110は、選択されたとき顔認識を介した支払いをユーザ101が許可することを示す、ユーザインターフェース115上の第1のオブジェクト、および選択されたとき顔認識を介した支払いにユーザ101が同意しないことを示すユーザインターフェース115上の第2のオブジェクトを表示する。
【0084】
ブロック535において、ユーザ101は、顔認識を使用して支払うための要求を受諾するのかそれとも拒絶するのかを決定する。
【0085】
ユーザ101が顔認識を使用して支払うことを拒絶する場合、方法240はブロック540に進む。例示的な一実施形態では、ユーザ101が顔認識を使用して支払うことを拒絶する場合、ユーザ101は、支払いオプションを選択してもよく、支払いカードを介して支払いアカウント情報を提供してもよく、またはトランザクションにおいて使用すべき支払いアカウント情報を小売商POSデバイス110に別の方法で提供してもよい。
【0086】
ブロック540において、小売商POSデバイスオペレータ102は、顔認識に基づいて支払いアカウント情報を決定しないための小売商POSデバイス110上のオプションを選択する。例示的な一実施形態では、小売商POSデバイスオペレータ102は、ユーザ101が顔認識を介して支払うことを希望しないこと、またはそうでなければ顔認識に基づいて支払いアカウント情報を決定することを希望しないことを示すユーザインターフェース115上で表示されるオブジェクトを選択する。
【0087】
ブロック550において、小売商POSデバイス110は、支払いアカウント情報に対する要求を表示する。例示的な一実施形態では、小売商POSデバイス110は、ユーザ101の顔認識に基づいて支払い情報を決定するための要求のユーザ101の拒否を示すユーザインターフェース115オブジェクトの選択の入力を受信する。この例示的な実施形態では、ユーザ101の顔認識に基づいて支払い情報を決定するための要求のユーザ101の拒否を示すユーザインターフェース115オブジェクトの選択の入力の受信に応答して、小売商POSデバイス110は、ユーザ101支払いアカウントに関連する支払いアカウント情報に対する要求を表示する。
【0088】
ブロック560において、ユーザ101は、支払いオプションを選択し、支払い情報を提供する。たとえば、小売商POSデバイスオペレータ102は、ユーザ101に支払いオプションを選択するように求める。例示的な一実施形態では、小売商POSデバイス110は、小売商ロケーションにおいて受諾される支払いの1つまたは複数の形態に対応するユーザインターフェース115上の1つまたは複数のオブジェクトを小売商POSデバイス110のユーザインターフェース115を介して表示する。支払いオプションは、現金による支払い、クレジットカードによる支払い、銀行アカウントによる支払い、店舗アカウントによる支払い、小切手による支払い、または小売商ロケーションにおける購入トランザクションに対して小売商システムによって受諾される任意の他の形態の支払いを備えてもよい。例示的な一実施形態では、ユーザ101は、支払いオプションを選択し、支払いアカウント情報を提供する。たとえば、ユーザ101は、クレジットカードを介して支払うための支払いオプションを選択し、小売商POSデバイスオペレータ102にクレジットカードを提供するか、またはクレジットアカウントに関連する支払いアカウント情報を別の方法で提供する。例示的な一実施形態では、小売商POSデバイス110オペレータは、支払いカードから小売商POSデバイス110へ支払いアカウント情報を送信するために、小売商POSデバイス110のカードリーダにおいて支払いカード、たとえばクレジットカード、デビットカード、ギフトカード、店舗カード、または他の支払いカードをリーダに通してもよい。たとえば、支払いカードは、小売商POSデバイス110のカードリーダによって読み取られる磁気ストライプまたはチップを備えてもよい。別の例示的な実施形態では、小売商POSデバイス110オペレータは、ユーザ101によって提供された小切手をスキャンしてもよく、またはユーザの銀行アカウントに関連するアカウント情報を小売商POSデバイス110の中に別の方法で入力してもよい。
【0089】
ブロック570において、小売商POSデバイス110はトランザクションを処理する。一例では、小売商POSデバイス110は、支払いアカウント情報に関連する振出人システム130へ支払い許可要求を送信する。例示的な一実施形態では、小売商POSデバイス110は、ユーザによって提供されたユーザ101支払いアカウント情報、小売商システム支払いアカウント情報、およびトランザクションの総額を備える支払い許可要求を生成する。例示的な一実施形態では、振出人システム130は、ネットワーク120を経由して小売商POSデバイス110から支払い許可要求を受信する。別の例示的な実施形態では、小売商POSデバイス110は、トランザクション詳細を支払い処理システム140へ送信し、支払い処理システム140は、支払い許可要求を生成し、支払い許可要求を振出人システム130へ送信する。たとえば、小売商POSデバイス110は、トランザクション合計、小売商システムのアカウント識別子、およびユーザ101によって提供された支払いアカウント情報を備えるトランザクション詳細を支払い処理システム140へ送信する。この例示的な実施形態では、支払い処理システム140は、ネットワーク120を介してトランザクション詳細を受信する。この例示的な実施形態では、支払い処理システム140は、支払い許可要求を振出人システム130へ送信する。この例示的な実施形態では、支払い処理システム140は、ユーザ101支払いアカウント情報、小売商システム支払いアカウント情報、およびトランザクションの総額を備える支払い許可要求を生成する。例示的な一実施形態では、振出人システム130は、ネットワーク120を経由して支払い処理システム140から支払い許可要求を受信する。
【0090】
例示的な一実施形態では、振出人システム130は、支払い許可要求を受信し、支払い許可要求を承認する。例示的な一実施形態では、振出人システム130は、ネットワーク120を経由して、支払い処理システム140または小売商POSデバイス110から支払い許可要求を受信する。例示的な一実施形態では、振出人システム130は、支払い許可要求を承認し、支払い処理システム140または小売商POSデバイス110へ支払い許可承認通知を送信する。例示的な一実施形態では、振出人システム130は、ユーザ101の支払いアカウントに関連するユーザ101のクレジット限度からユーザ101の現在のアカウント残高を差し引く。この例では、クレジット限度とクレジット残高との間の差異がトランザクションの総額よりも大きい正数である場合、振出人システム130は支払い許可を承認する。たとえば、ユーザ101は、トランザクションが承認されるべきであるかどうかという彼のクレジット限度を超過せず、したがって振出人システム130は支払い許可要求を承認する。例示的な一実施形態では、支払い処理システム140または小売商POSデバイス110は、振出人システム130から支払い許可承認を受信する。別の例示的な実施形態では、支払い処理システム140または小売商POSデバイス110は、振出人システム130が支払い許可要求を拒絶することに応答して支払い許可要求の拒否を受信する。例示的な一実施形態では、振出人システム130が支払い許可要求を承認する場合、振出人システム130は、小売商システムアカウントに信用貸しを行い、トランザクションにおいてユーザ101によって使用されるユーザ101クレジットアカウント、銀行アカウント、または他の支払いアカウントに課金を加える。
【0091】
一例では、小売商POSデバイス110は、支払い許可要求の承認の通知を振出人システム130から受信する。たとえば、振出人システム130は、支払い許可要求の承認の通知を生成し、ネットワーク120を経由して小売商POSデバイス110へ支払い許可要求の承認の通知を送信する。別の例では、支払い処理システム140は、ネットワーク120を経由して支払い処理システム140へ支払い許可要求の承認の通知を送信し、支払い処理システム140は、ネットワーク120を経由して小売商POSデバイス110へその通知を送信する。小売商POSデバイス110は、受領証をユーザ101へ送信してもよい。たとえば、小売商POSデバイス110は、ユーザ101に関連するユーザコンピューティングデバイス上での表示のために、そのユーザコンピューティングデバイスへ受領証を送信する。別の例では、小売商POSデバイス110は、トランザクションの概要を備える受領証を小売商POSデバイス110のコンポーネントであるか、または小売商POSデバイス110に別の方法で通信可能に結合されるプリンタデバイスを介して印刷する。
【0092】
ブロック535に戻ると、ユーザ101が顔認識を使用して支払うための要求を受諾する場合、方法240はブロック580に進む。
【0093】
ブロック580において、小売商POSデバイスオペレータ102は、顔認識に基づいて支払い情報を決定するための小売商POSデバイス110上のオプションを選択する。例示的な一実施形態では、小売商POSデバイスオペレータ102は、ユーザ101が、顔認識を介して支払うための要求を承認するか、またはそうでなければ顔認識に基づいて支払いアカウント情報を決定することを希望することを示すユーザインターフェース115上で表示されるオブジェクトを選択する。
【0094】
ブロック590において、小売商POSデバイス110は、ユーザ101の顔認識に基づいて後続のトランザクションを処理する。ユーザ101の顔認識に基づいて決定された支払い情報を用いて後続の支払いトランザクションを処理するための方法は、
図6で説明する方法590を参照しながら以下でより詳細に説明される。
【0095】
図6は、いくつかの例示的な実施形態による、ユーザ101の顔認識に基づいて決定された支払い情報を用いて後続の支払いトランザクションを処理するための方法590を示すブロック図である。方法590は、
図1に示すコンポーネントを参照しながら説明される。
【0096】
ブロック610において、小売商POSデバイス110は、ユーザ101の顔画像をキャプチャする。例示的な一実施形態では、小売商POSデバイスオペレータ102は、小売商POSデバイス110のカメラデバイス111、または小売商POSデバイス110に別の方法で通信可能に結合されるカメラデバイス111がユーザ101の顔画像をキャプチャしてもよいようにユーザ101の顔を位置決めするようにユーザ101に命令する。この例示的な実施形態では、ユーザ101は、小売商POSデバイスオペレータ102によるユーザインターフェース115オブジェクトの選択に応答して、カメラデバイス111がユーザ101の顔画像をキャプチャしてもよいように彼自身を位置決めする。一例では、小売商POSデバイス110は、ユーザ101の顔画像をキャプチャする。たとえば、ユーザ101支払いアカウント情報をユーザ101顔テンプレートに関連付けるためのオプションの選択の入力の受信に応答して、小売商POSデバイス110は、小売商POSデバイス110のカメラデバイス111をアクティブ化し、または小売商POSデバイス110に通信可能に結合されるカメラデバイス111をアクティブ化する。
【0097】
例示的な一実施形態では、顔認識を介して支払うためのオプションの選択の入力の受信に応答して、小売商POSデバイス110は、カメラデバイス111を介してカメラデバイス111の周囲の状況の写真画像および/またはビデオをキャプチャし始める。例示的な一実施形態では、小売商POSデバイス110は、カメラデバイス111を介してユーザ101の顔のビデオフィードをキャプチャする。別の例示的な実施形態では、小売商カメラデバイス111は、カメラデバイス111を介してその周囲の状況のビデオフィードを継続的にキャプチャするが記録はしない。この例示的な実施形態では、ユーザ101支払いアカウント情報をユーザ101顔テンプレートに関連付けるためのオプションの選択の入力の受信に応答して、小売商POSデバイス110は、カメラデバイス111を介して、しきい値時間量にわたってビデオフィードを記録することを開始する。例示的な一実施形態では、カメラデバイス111がビデオフィードを記録する期間の間、ユーザ101が移動していることがある。例示的な一実施形態では、カメラデバイス111のプロセッサは、ユーザ101の顔に対応するビデオフィードの特定のフレームおよびビデオフィードのインスタンスのエリアを決定することによって顔画像を抽出する。例示的な一実施形態では、カメラデバイス111は、キャプチャされたビデオからユーザ101の顔画像を抽出する。例示的な一実施形態では、カメラデバイス111は、ユーザ101の顔の画像を提供すべきキャプチャされたビデオのフレームを決定し、ユーザ101の顔画像を備えるキャプチャされたビデオのフレームを抽出する。
【0098】
ブロック620において、小売商POSデバイス110は、ユーザ101顔画像に基づいてユーザ101顔テンプレートを生成する。一例では、顔テンプレートは、所定のサイズのもの、たとえば128バイトの顔テンプレートである。一例では、小売商POSデバイス110は、デジタル顔画像のコンピュータコード表現を備える顔テンプレートを生成する。たとえば、顔テンプレートは、画像または画像の特定の領域の、形、色、線、値、空間、形態、テクスチャ、または他の有用もしくは重要な特徴などのユーザ101の顔画像の主要な特徴を表してもよい。別の例では、顔テンプレートは、畳み込みニューラルネットワークを通じて顔画像を処理することによって生成される。一例では、顔テンプレートは、画像または画像の特定の領域の、形、色、線、値、空間、形態、テクスチャ、または他の有用もしくは重要な特徴などのユーザ101の顔画像の主要な特徴を表してもよい。
【0099】
ブロック630において、小売商POSデバイス110は、生成されたユーザ101顔テンプレートに一致する記憶されたユーザ101顔テンプレートを検索する。例示的な一実施形態では、小売商POSデバイス110は、小売商POSデバイス110に関連するデータ記憶ユニット116の中で、生成されたユーザ101顔テンプレートに一致する記憶された顔テンプレートを検索する。たとえば、小売商POSデバイス110データベースは、顔テンプレートのログを備えてもよい。例示的な一実施形態では、小売商POSデバイス110は、小売商POSデバイス110と、小売商システムロケーションにおける1つまたは複数の他の小売商POSデバイス110との両方によってアクセス可能なメモリまたはデータ記憶ユニットの中で、生成されたユーザ101顔テンプレートに一致する記憶されたユーザ101顔テンプレートを検索する。別の例示的な実施形態では、小売商POSデバイス110は、小売商POSデバイス110、完了済みトランザクションが行われた小売商システムロケーションにおける1つまたは複数の他の小売商POSデバイス110、および/あるいは完了済みトランザクションが行われた小売商システムロケーション以外の1つまたは複数の他の小売商システムロケーションにおける1つまたは複数の小売商POSデバイス110によってアクセス可能なメモリまたはデータ記憶ユニットの中で、生成されたユーザ101顔テンプレートに一致する記憶されたユーザ101顔テンプレートを検索する。前に説明したように完了済みトランザクションは、完了済みトランザクションにおいて使用されたユーザ101支払いアカウント情報にユーザ101顔テンプレートが関連したトランザクションを備える。たとえば、メモリまたはデータ記憶デバイスは、小売商POSデバイス110上のまたは小売商POSデバイス110に通信可能に結合されるデータ記憶ユニット116であってもよく、あるいはネットワーク120を経由してアクセス可能なメモリまたはデータ記憶ユニットであってもよい。
【0100】
例示的な一実施形態では、生成されたユーザ101顔テンプレートに一致する記憶されたユーザ101顔テンプレートを発見するために、小売商POSデバイス110が、生成されたユーザ101顔テンプレートに一致する記憶されたユーザ101顔テンプレートを発見するまで、小売商POSデバイス110は、生成されたユーザ101顔テンプレートの1つまたは複数の領域を小売商POSデバイス110によってアクセス可能な1つまたは複数のメモリまたはデータ記憶ユニットに記憶されたユーザ101顔テンプレートの各々の1つまたは複数の対応する領域に対して比較する。一例では、生成されたユーザ101顔テンプレートおよび記憶されたユーザ101顔テンプレートは、生成されたユーザ101顔テンプレートおよび記憶されたユーザ101顔テンプレートがそれに基づいた対応するデジタル顔画像のコンピュータコード表現を備える。たとえば、各ユーザ101顔テンプレートは、画像または画像の特定の領域の、形、色、線、値、空間、形態、テクスチャ、または他の有用もしくは重要な特徴などのユーザ101の顔画像の主要な特徴を表してもよい。たとえば、各顔テンプレートは、畳み込みニューラルネットワークを通じて顔画像を処理することによって生成されたものである。一例では、顔テンプレートは、画像または画像の特定の領域の、形、色、線、値、空間、形態、テクスチャ、または他の有用もしくは重要な特徴などのユーザ101の顔画像の主要な特徴を表してもよい。
【0101】
ブロック635において、小売商POSデバイス110は、小売商POSデバイス110が、生成されたユーザ101顔テンプレートに一致する記憶されたユーザ101顔テンプレートを発見したのか、それとも生成されたユーザ101顔テンプレートに一致する記憶されたユーザ101顔テンプレートを発見しなかったのかを判定する。例示的な一実施形態では、小売商POSデバイス110は、生成されたユーザ101顔テンプレートに一致する、一致する記憶されたユーザ101顔テンプレートを発見するまで、生成されたユーザ101顔テンプレートを記憶されたユーザ101顔テンプレートの各々に対して比較することによって、小売商POSデバイス110に関連するかまたは小売商POSデバイス110にとって別の方法でアクセス可能なデータ記憶ユニット116の中で、生成されたユーザ101顔テンプレートに一致する記憶された顔テンプレートを検索する。例示的な一実施形態では、一致する記憶されたユーザ101顔テンプレートは、生成されたユーザ101顔テンプレートの厳密な一致である。別の例示的な実施形態では、一致する記憶されたユーザ101顔テンプレートは、生成されたユーザ101顔テンプレートに実質的に一致する。たとえば、実質的に一致するために、生成されたユーザ101顔テンプレートと、一致する記憶されたユーザ101顔テンプレートとの間の類似度は、しきい値類似度よりも大きくなければならない。たとえば、しきい値類似度は、95パーセント、または小売商システムによって決定される別の適切なしきい値類似度である。例示的な一実施形態では、小売商システムは、しきい値類似度を構成してもよい。たとえば、より大きいしきい値類似度を構成することは、トランザクションのセキュリティ、および現在のトランザクションを行うユーザ101が以前の完了済みトランザクションを行った同じユーザ101であるという確実性を高めることがある。しかしながら、より大きいしきい値類似度を構成することは、小売商POSデバイス110がユーザ101に対してユーザ101顔テンプレートを以前に記憶したにもかかわらず、ユーザ101の生成された顔テンプレートが、記憶されたいかなるユーザ101顔テンプレートにも一致しないという状況を招くことがある。別の例では、より小さいしきい値類似度を構成することは、小売商POSデバイス110がユーザ101に対してユーザ101顔テンプレートを以前に記憶したにもかかわらず、ユーザ101の生成された顔テンプレートが、記憶されたいかなるユーザ101顔テンプレートにも一致しないという状況の発生をより少なくすることがある。しかしながら、より小さいしきい値類似度を構成することはまた、トランザクションに対してセキュリティを低くすることがある。他の例示的な実施形態では、実質的に一致するために、生成されたユーザ101顔テンプレートと、一致する記憶されたユーザ101顔テンプレートとの間の差分はしきい値差分よりも小さくなければならない。たとえば、しきい値差分は、5パーセント、または小売商システムによって決定される他の適切なしきい値差分である。
【0102】
小売商POSデバイス110が、生成されたユーザ101顔テンプレートに一致する記憶されたユーザ101顔テンプレートを発見しない場合、方法590は
図3におけるブロック330に戻る。たとえば、小売商POSデバイス110は、生成されたユーザ101顔テンプレートに厳密または実質的に一致する記憶されたユーザ101顔テンプレートを発見しない。たとえば、生成されたユーザ101顔テンプレートと比較されたとき、記憶されたユーザ101顔テンプレートのいずれも95パーセントしきい値類似度よりも大きい類似度を備えず、したがって小売商POSデバイス110は、小売商POSデバイス110が、生成されたユーザ101顔テンプレートに一致する記憶されたユーザ101顔テンプレートを発見できないことを決定する。
【0103】
図6に戻ると、ブロック635において、小売商POSデバイス110が、生成されたユーザ101顔テンプレートに一致する記憶されたユーザ101顔テンプレートを発見する場合、方法590はブロック640に進む。たとえば、小売商POSデバイス110は、生成されたユーザ101顔テンプレートに厳密または実質的に一致する記憶されたユーザ101顔テンプレートを発見する。たとえば、生成されたユーザ101顔テンプレートと比較されたとき、小売商POSデバイス110は、95パーセントしきい値類似度よりも大きい類似度を備える、一致する記憶されたユーザ101顔テンプレートを発見し、したがって小売商POSデバイス110は、小売商POSデバイス110が、生成されたユーザ101顔テンプレートに一致する記憶されたユーザ101顔テンプレートを発見したことを決定する。
【0104】
ブロック640において、小売商POSデバイス110は、一致する記憶されたユーザ101顔テンプレートに関連する記憶された支払いアカウント情報に対する要求を支払い処理システム140へ送信する。例示的な一実施形態では、小売商POSデバイス110は、一致する記憶されたユーザ101顔テンプレートに関連する記憶されたユーザ101顔テンプレート識別子を抽出し、記憶されたユーザ101顔テンプレート識別子に関連する記憶された支払いアカウント情報に対する要求を、ネットワーク120を経由して支払い処理システム140へ送信する。別の例示的な実施形態では、小売商POSデバイス110は、一致する記憶されたユーザ101顔テンプレートに関連する記憶された支払いアカウント情報に対する要求と一緒に、一致する記憶されたユーザ101顔テンプレートを、ネットワーク120を経由して支払い処理システム140へ送信する。また別の例示的な実施形態では、小売商POSデバイス110は、一致する記憶されたユーザ101顔テンプレートに関連する記憶された支払いアカウント情報に対する要求と一緒に、一致する記憶されたユーザ101顔テンプレートと、一致する記憶されたユーザ101顔テンプレートに関連する記憶されたユーザ101顔テンプレート識別子との両方を、ネットワーク120を経由して支払い処理システム140へ送信する。
【0105】
例示的な一実施形態では、支払い処理システム140は、記憶された支払いアカウント情報、ならびに受信されたユーザ101顔テンプレート識別子および/または受信されたユーザ101顔テンプレートに対する要求を、ネットワーク120を経由して小売商POSデバイス110から受信する。例示的な一実施形態では、支払い処理システム140は、受信されたユーザ101顔テンプレートまたは受信されたユーザ101顔テンプレート識別子に関連する支払いアカウント情報を支払い処理システム140にとってアクセス可能なデータ記憶ユニットまたはメモリから識別および抽出する。たとえば、支払い処理システム140は、ユーザ101顔テンプレート識別子、および各それぞれのユーザ101顔テンプレート識別子に関連する対応する記憶された支払いアカウント情報のリストを記憶する。たとえば、支払い処理システム140は、受信されたユーザ101顔テンプレート識別子に一致するユーザ101顔テンプレート識別子を識別するためにリストを検索する。この例では、支払い処理システム140は、一致するユーザ101顔テンプレート識別子に関連する記憶された支払いアカウント情報を抽出する。
【0106】
いくつかの例示的な実施形態では、支払い処理システム140は、ユーザ101顔テンプレートに関連する抽出された支払いアカウント情報を使用してトランザクションを処理する。この例示的な実施形態では、支払い処理システム140は、ネットワーク120を経由して小売商POSデバイス110にトランザクション詳細を要求する。この例示的な実施形態では、小売商POSデバイス110は、ネットワーク120を経由して支払い処理システム140からトランザクション詳細に対する要求を受信し、ネットワーク120を経由して支払い処理システム140へトランザクション詳細を送信する。例示的なトランザクション詳細は、トランザクションの総額、小売商システム支払いアカウント識別子、ならびに抽出されたユーザ101支払いアカウント情報および小売商システム支払いアカウント情報を伴うトランザクションを処理するために必要な任意の他の情報を備えてもよい。例示的な一実施形態では、支払い処理システムは、支払い許可要求を振出人システム130へ送信する。この例示的な実施形態では、支払い処理システム140は、抽出されたユーザ101支払いアカウント情報、トランザクション詳細の中で受信された小売商システム支払いアカウント情報、およびトランザクション詳細の中で受信されたトランザクションの総額を備える支払い許可要求を生成する。例示的な一実施形態では、振出人システム130は、ネットワーク120を経由して支払い処理システム140から支払い許可要求を受信する。例示的な一実施形態では、振出人システム130は、ネットワーク120を経由して支払い処理システム140または小売商POSデバイス110から支払い許可要求を受信する。例示的な一実施形態では、振出人システム130は、支払い許可要求を承認し、支払い処理システム140または小売商POSデバイス110へ支払い許可承認通知を送信する。例示的な一実施形態では、振出人システム130は、ユーザ101の支払いアカウントに関連するユーザ101のクレジット限度から、ユーザ101の現在のアカウント残高を差し引く。この例では、クレジット限度とクレジット残高との間の差異がトランザクションの総額よりも大きい正数である場合、振出人システム130は支払い許可を承認する。たとえば、ユーザ101は、トランザクションが承認されるべきであるかどうかという彼のクレジット限度を超過せず、したがって振出人システム130は支払い許可要求を承認する。例示的な一実施形態では、支払い処理システム140または小売商POSデバイス110は、振出人システム130から支払い許可承認を受信する。別の例示的な実施形態では、支払い処理システム140または小売商POSデバイス110は、振出人システム130が支払い許可要求を拒絶することに応答して支払い許可要求の拒否を受信する。例示的な一実施形態では、振出人システム130が支払い許可要求を承認する場合、振出人システム130は、小売商システムアカウントに信用貸しを行い、トランザクションにおいてユーザ101によって使用されるユーザ101クレジットアカウント、銀行アカウント、または他の支払いアカウントに課金を加える。
【0107】
一例では、小売商POSデバイス110は、支払い許可要求の承認の通知を振出人システム130から受信する。たとえば、振出人システム130は、支払い許可要求の承認の通知を生成し、ネットワーク120を経由して小売商POSデバイス110へ支払い許可要求の承認の通知を送信する。別の例では、支払い処理システム140は、ネットワーク120を経由して支払い処理システム140へ支払い許可要求の承認の通知を送信し、支払い処理システム140は、ネットワーク120を経由して小売商POSデバイス110へその通知を送信する。小売商POSデバイス110は、受領証をユーザ101へ送信してもよい。たとえば、小売商POSデバイス110は、ユーザ101に関連するユーザコンピューティングデバイス上での表示のために、そのユーザコンピューティングデバイスへ受領証を送信する。別の例では、小売商POSデバイス110は、トランザクションの概要を備える受領証を小売商POSデバイス110のコンポーネントであるか、または小売商POSデバイス110に別の方法で通信可能に結合されるプリンタデバイスを介して印刷する。
【0108】
しかしながら、いくつかの他の例示的な実施形態では、ブロック650〜690で説明するように支払い処理システム140は、ユーザ101支払いアカウント情報を抽出した後にトランザクションを処理せず、代わりに小売商POSデバイス110がトランザクションを処理するために、抽出されたユーザ101支払いアカウント情報を小売商POSデバイス110へ送信する。
【0109】
ブロック650において、小売商POSデバイス110は、一致する記憶されたユーザ101顔テンプレートに関連する記憶された支払いアカウント情報を支払い処理システム140から受信する。例示的な一実施形態では、支払い処理システム140は、一致するユーザ101顔テンプレート識別子に関連する抽出された支払いアカウント情報を、ネットワーク120を経由して小売商POSデバイス110へ送信する。たとえば、支払い処理システム140は、受信されたユーザ101顔テンプレートに関連するユーザ101支払いアカウント情報に対する要求と一緒に、ネットワーク120を経由して小売商POSデバイス110からユーザ101顔テンプレートおよび/またはユーザ101顔テンプレート識別子を受信しており、支払い処理システム140は、受信されたユーザ101顔テンプレートまたは受信されたユーザ101顔テンプレート識別子に関連する支払いアカウント情報を抽出し、抽出された支払いアカウント情報を、ネットワーク120を経由して小売商POSデバイス110へ送信する。例示的な一実施形態では、小売商POSデバイス110は、一致する記憶されたユーザ101顔テンプレートに関連し、かつ/または送信されたユーザ101顔テンプレート識別子に関連する支払いアカウント情報を、ネットワーク120を経由して支払い処理システム140から受信する。
【0110】
小売商POSデバイス110がユーザ101アカウント情報を記憶し、完了済みトランザクションからのユーザ101支払いアカウント情報をユーザ101顔テンプレートに関連付ける別の例示的な実施形態では、小売商POSデバイス110は、一致する記憶されたユーザ101顔テンプレートに関連する記憶された支払いアカウント情報に対する要求を支払い処理システム140へ送信しない。代わりに、この例示的な実施形態では、小売商POSデバイス110は、生成されたユーザ101顔テンプレートに一致する記憶されたユーザ101顔テンプレートに関連する記憶されたユーザ101支払いアカウント情報を抽出する。この例示的な実施形態では、小売商POSデバイス110は、生成されたユーザ101顔テンプレートに一致する記憶されたユーザ101顔テンプレートに関連する記憶されたユーザ101支払いアカウント情報を取り出すために、支払い処理システム140と通信はしない。たとえば、小売商POSデバイス110は、生成されたユーザ101顔テンプレートに一致する記憶されたユーザ101顔テンプレートに関連する完了済みトランザクションからのユーザ101支払いアカウント情報を小売商POSデバイス110によってアクセス可能なメモリまたはデータ記憶ユニットから抽出する。
【0111】
ブロック660において、小売商POSデバイス110は、受信された支払い情報に関連する振出人システム130へ支払い許可要求を送信する。例示的な一実施形態では、小売商POSデバイス110は、ユーザによって提供されたユーザ101支払いアカウント情報、小売商システム支払いアカウント情報、およびトランザクションの総額を備える支払い許可要求を生成する。例示的な一実施形態では、振出人システム130は、ネットワーク120を経由して小売商POSデバイス110から支払い許可要求を受信する。
【0112】
ブロック670において、振出人システム130は、支払い許可要求を受信し、支払い許可要求を承認する。例示的な一実施形態では、振出人システム130は、ネットワーク120を経由して小売商POSデバイス110から支払い許可要求を受信する。例示的な一実施形態では、振出人システム130は、支払い許可要求を承認し、支払い処理システム140または小売商POSデバイス110へ支払い許可承認通知を送信する。例示的な一実施形態では、振出人システム130は、ユーザ101の支払いアカウントに関連するユーザ101のクレジット限度からユーザ101の現在のアカウント残高を差し引く。この例では、クレジット限度とクレジット残高との間の差異がトランザクションの総額よりも大きい正数である場合、振出人システム130は支払い許可を承認する。たとえば、ユーザ101は、トランザクションが承認されるべきであるかどうかという彼のクレジット限度を超過せず、したがって振出人システム130は支払い許可要求を承認する。例示的な一実施形態では、支払い処理システム140または小売商POSデバイス110は、振出人システム130から支払い許可承認を受信する。別の例示的な実施形態では、支払い処理システム140または小売商POSデバイス110は、振出人システム130が支払い許可要求を拒絶することに応答して、支払い許可要求の拒否を受信する。例示的な一実施形態では、振出人システム130が支払い許可要求を承認する場合、振出人システム130は、小売商システムアカウントに信用貸しを行い、トランザクションにおいてユーザ101によって使用されるユーザ101クレジットアカウント、銀行アカウント、または他の支払いアカウントに課金を加える。
【0113】
ブロック680において、小売商POSデバイス110は、承認された支払い許可要求の通知を振出人システム130から受信する。たとえば、振出人システム130は、支払い許可要求の承認の通知を生成し、ネットワーク120を経由して小売商POSデバイス110へ支払い許可要求の承認の通知を送信する。別の例では、支払い処理システム140は、ネットワーク120を経由して支払い処理システム140へ支払い許可要求の承認の通知を送信し、支払い処理システム140は、ネットワーク120を経由して小売商POSデバイス110へその通知を送信する。
【0114】
ブロック690において、小売商POSデバイス110は、受領証をユーザへ送信する。たとえば、小売商POSデバイス110は、ユーザ101に関連するユーザコンピューティングデバイス上での表示のために、そのユーザコンピューティングデバイスへ受領証を送信する。別の例では、小売商POSデバイス110は、トランザクションの概要を備える受領証を小売商POSデバイス110のコンポーネントであるか、または小売商POSデバイス110に別の方法で通信可能に結合されるプリンタデバイスを介して印刷する。
【0115】
他の例示的な実施形態
図7は、いくつかの例示的な実施形態による計算機2000およびモジュール2050を示す。計算機2000は、様々なコンピュータ、サーバ、モバイルデバイス、組込みシステム、または本明細書で提示するコンピューティングシステムのいずれかに相当してもよい。モジュール2050は、本明細書で提示する様々な方法および処理機能を実行する際に計算機2000の助けとなるように構成される1つまたは複数のハードウェア要素またはソフトウェア要素を備えてもよい。計算機2000は、プロセッサ2010、システムバス2020、システムメモリ2030、記憶媒体2040、入力/出力インターフェース2060、およびネットワーク2080と通信するためのネットワークインターフェース2070などの様々な内部コンポーネントまたは付属コンポーネントを含んでもよい。
【0116】
計算機2000は、従来のコンピュータシステム、組込みコントローラ、ラップトップ、サーバ、モバイルデバイス、スマートフォン、セットトップボックス、キオスク、ルータもしくは他のネットワークノード、車両情報システム、テレビジョンに関連する1つもしくは複数のプロセッサ、カスタマイズされた機械、任意の他のハードウェアプラットフォーム、またはそれらの任意の組合せもしくは複合物として実装されてもよい。計算機2000は、データネットワークまたはバスシステムを介して相互接続された複数の計算機を使用して機能するように構成される分散型システムであってもよい。
【0117】
プロセッサ2010は、本明細書で説明する動作および機能を実行するためのコードまたは命令を実行し、要求フローおよびアドレスマッピングを管理し、計算を実行するとともにコマンドを生成するように構成されてもよい。プロセッサ2010は、計算機2000の中のコンポーネントの動作を監視および制御するように構成されてもよい。プロセッサ2010は、汎用プロセッサ、プロセッサコア、マルチプロセッサ、再構成可能プロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ("DSP")、特定用途向け集積回路("ASIC")、グラフィックス処理装置("GPU")、フィールドプログラマブルゲートアレイ("FPGA")、プログラマブル論理デバイス("PLD")、コントローラ、ステートマシン、ゲート論理、個別ハードウェアコンポーネント、任意の他の処理ユニット、またはそれらの任意の組合せもしくは複合物であってもよい。プロセッサ2010は、単一の処理ユニット、複数の処理ユニット、単一の処理コア、複数の処理コア、専用の処理コア、コプロセッサ、またはそれらの任意の組合せであってもよい。いくつかの実施形態によれば、計算機2000の他のコンポーネントと協調するプロセッサ2010は、1つまたは複数の他の計算機内で実行する仮想化された計算機であってもよい。
【0118】
システムメモリ2030は、読取り専用メモリ("ROM")、プログラマブル読取り専用メモリ("PROM")、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ("EPROM")、フラッシュメモリ、あるいは印加された電力を用いるかまたは用いずにプログラム命令またはデータを記憶することが可能な任意の他のデバイスなどの不揮発性メモリを含んでもよい。システムメモリ2030はまた、ランダムアクセスメモリ("RAM")、スタティックランダムアクセスメモリ("SRAM")、ダイナミックランダムアクセスメモリ("DRAM")、およびシンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ("SDRAM")などの揮発性メモリを含んでもよい。システムメモリ2030を実装するために他のタイプのRAMも使用されてもよい。システムメモリ2030は、単一のメモリモジュールまたは複数のメモリモジュールを使用して実装されてもよい。システムメモリ2030は計算機2000の一部であるものとして示されるが、システムメモリ2030が、本技術の範囲から逸脱することなく、計算機2000とは別個であってもよいことを当業者は認識されよう。システムメモリ2030が記憶媒体2040などの不揮発性記憶デバイスを含んでもよく、またはそれとともに動作してもよいことも諒解されたい。
【0119】
記憶媒体2040は、ハードディスク、フロッピーディスク、コンパクトディスク読取り専用メモリ("CD-ROM")、デジタル多用途ディスク("DVD")、Blu-ray(登録商標)ディスク、磁気テープ、フラッシュメモリ、他の不揮発性メモリデバイス、ソリッドステートドライブ("SSD")、任意の磁気記憶デバイス、任意の光記憶デバイス、任意の電気記憶デバイス、任意の半導体記憶デバイス、任意の物理ベース記憶デバイス、任意の他のデータ記憶デバイス、またはそれらの任意の組合せもしくは複合物を含んでもよい。記憶媒体2040は、1つまたは複数のオペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、およびモジュール2050などのプログラムモジュール、データ、または任意の他の情報を記憶してもよい。記憶媒体2040は計算機2000の一部であってもよく、または計算機2000に接続されてもよい。記憶媒体2040はまた、サーバ、データベースサーバ、クラウドストレージ、ネットワーク接続ストレージなどの計算機2000と通信している1つまたは複数の他の計算機の一部であってもよい。
【0120】
モジュール2050は、本明細書で提示する様々な方法および処理機能を実行する際に計算機2000の助けとなるように構成される1つまたは複数のハードウェア要素またはソフトウェア要素を備えてもよい。モジュール2050は、システムメモリ2030、記憶媒体2040、またはその両方に関連するソフトウェアまたはファームウェアとして記憶された命令の1つまたは複数のシーケンスを含んでもよい。したがって、記憶媒体2040は、プロセッサ2010が実行するために命令またはコードがそこに記憶されてもよい機械可読媒体またはコンピュータ可読媒体の例を表すことがある。機械可読媒体またはコンピュータ可読媒体は、概してプロセッサ2010に命令を提供するために使用される任意の1つまたは複数の媒体を指すことがある。モジュール2050に関連するそのような機械可読媒体またはコンピュータ可読媒体は、コンピュータソフトウェア製品を備えてもよい。モジュール2050を備えるコンピュータソフトウェア製品がまた、ネットワーク2080、任意の信号担持媒体、または任意の他の通信技術もしくは配信技術を介して計算機2000にモジュール2050を配送するための1つまたは複数のプロセスまたは方法に関連してもよいことを諒解されたい。モジュール2050はまた、FPGAまたは他のPLDのためのマイクロコードまたは構成情報などのハードウェア回路を構成するためのハードウェア回路または情報を備えてもよい。
【0121】
入力/出力("I/O")インターフェース2060は、1つまたは複数の外部デバイスからデータを受信するために、また1つまたは複数の外部デバイスへデータを送信するために、1つまたは複数の外部デバイスに結合するように構成されてもよい。様々な内部デバイスと協調するそのような外部デバイスはまた、周辺デバイスと呼ばれることがある。I/Oインターフェース2060は、様々な周辺デバイスを計算機2000またはプロセッサ2010に動作可能に結合するための電気接続と物理接続との両方を含んでもよい。I/Oインターフェース2060は、周辺デバイス、計算機2000、またはプロセッサ2010の間でデータ、アドレス、および制御信号を通信するように構成されてもよい。I/Oインターフェース2060は、小型コンピュータシステムインターフェース("SCSI")、シリアル接続SCSI("SAS")、ファイバーチャネル、周辺コンポーネント相互接続("PCI")、PCIエクスプレス(PCIe)、シリアルバス、パラレルバス、アドバンストテクノロジーアタッチメント("ATA")、シリアルATA("SATA")、ユニバーサルシリアルバス("USB")、Thunderbolt、FireWire、様々なビデオバスなどの任意の標準インターフェースを実装するように構成されてもよい。I/Oインターフェース2060は、1つのインターフェース技術またはバス技術のみを実装するように構成されてもよい。代替として、I/Oインターフェース2060は、複数のインターフェース技術またはバス技術を実装するように構成されてもよい。I/Oインターフェース2060は、システムバス2020の一部として、システムバス2020の全部として、またはシステムバス2020とともに動作するように構成されてもよい。I/Oインターフェース2060は、1つまたは複数の外部デバイス、内部デバイス、計算機2000、またはプロセッサ2010の間の送信をバッファリングするための1つまたは複数のバッファを含んでもよい。
【0122】
I/Oインターフェース2060は、マウス、タッチスクリーン、スキャナ、電子デジタイザ、センサー、レシーバ、タッチパッド、トラックボール、カメラ、マイクロフォン、キーボード、任意の他のポインティングデバイス、またはそれらの任意の組合せを含む様々な入力デバイスに計算機2000を結合してもよい。I/Oインターフェース2060は、ビデオディスプレイ、スピーカー、プリンタ、プロジェクタ、タクティルフィードバックデバイス、自動化制御装置、ロボットコンポーネント、アクチュエータ、モーター、ファン、ソレノイド、バルブ、ポンプ、トランスミッタ、信号放出器、照明などを含む様々な出力デバイスに計算機2000を結合してもよい。
【0123】
計算機2000は、ネットワーク2080を横断する1つまたは複数の他のシステムまたは計算機へのネットワークインターフェース2070を通じた論理接続を使用するネットワーク化された環境の中で動作してもよい。ネットワーク2080は、ワイドエリアネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、イントラネット、インターネット、ワイヤレスアクセスネットワーク、有線ネットワーク、モバイルネットワーク、電話ネットワーク、光ネットワーク、またはそれらの組合せを含んでもよい。ネットワーク2080は、任意のトポロジーのパケット交換、回線交換であってもよく、任意の通信プロトコルを使用してもよい。ネットワーク2080内の通信リンクは、光ファイバーケーブル、自由空間光、導波管、電気導体、ワイヤレスリンク、アンテナ、無線周波数通信などの様々なデジタルまたはアナログの通信媒体を伴ってもよい。
【0124】
プロセッサ2010は、システムバス2020を通じて、計算機2000の他の要素または本明細書で説明する様々な周辺装置に接続されてもよい。システムバス2020がプロセッサ2010内、プロセッサ2010の外部、またはその両方にあってもよいことを諒解されたい。いくつかの例示的な実施形態によれば、プロセッサ2010、計算機2000の他の要素、または本明細書で説明する様々な周辺装置のいずれかは、システムオンチップ("SOC")、システムオンパッケージ("SOP")、またはASICデバイスなどの単一のデバイスの中に統合されてもよい。
【0125】
ここで説明したシステムが、ユーザについての個人情報を収集するか、または個人情報を利用することがある状況では、プログラムまたは機能がユーザ情報(たとえば、ユーザのソーシャルネットワーク、社会的な行動もしくは活動、職業、ユーザの選好、またはユーザの現在位置についての情報)を収集するかどうかを制御するためのあるいはユーザにとってもっと重要な場合があるコンテンツをコンテンツサーバから受信するかどうかおよび/またはどのように受信するのかを制御するための機会またはオプションがユーザに与えられてもよい。加えて、いくつかのデータは、記憶または使用される前に、個人が特定できる情報が除去されるように1つまたは複数の方法で処理されてもよい。たとえば、ユーザの識別情報は、個人が特定できる情報がユーザに対して決定できないように処理されてもよく、またはユーザの地理的ロケーションは、ユーザの特定のロケーションが決定できないようにロケーション情報が取得される(都市レベル、郵便番号レベル、または州レベルなどの)場所に一般化されてもよい。したがって、ユーザは、どのように情報がユーザについて収集されコンテンツサーバによって使用されるのかに対する制御を有してもよい。
【0126】
実施形態は、本明細書で説明および図示した機能を具現化するコンピュータプログラムを備えてもよく、コンピュータプログラムは、機械可読媒体に記憶された命令、および命令を実行するプロセッサを備えるコンピュータシステムの中に実装される。しかしながら、実施形態をコンピュータプログラミングで実施する多くの異なる方法があってよいことは明らかなはずであり、本実施形態は、コンピュータプログラム命令の任意の1つのセットへの限定として解釈されるべきでない。さらに、開示する実施形態の一実施形態を実施するためのそのようなコンピュータプログラムを熟練したプログラマーは本出願テキストにおける添付のフローチャートおよび関連する説明に基づいて書くことができることになる。したがって、実施形態をどのように作成および使用すべきかという十分な理解を得るために、プログラムコード命令の特定のセットの開示が必要であるとは見なされない。さらに、本明細書で説明した実施形態の1つまたは複数の態様は、1つまたは複数のコンピューティングシステムの中で具現化されることがあるとき、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組合せによって実行されてもよいことを当業者は諒解されよう。その上、コンピュータによって実行されている行為への任意の言及は、2つ以上のコンピュータがその行為を実行してもよいので、単一のコンピュータによって実行されているものとして解釈されるべきでない。
【0127】
本明細書で説明した例示的な実施形態は、本明細書で説明した方法および処理機能を実行するコンピュータハードウェアおよびソフトウェアを用いて使用することができる。本明細書で説明したシステム、方法、および手順は、プログラマブルコンピュータ、コンピュータ実行可能ソフトウェア、またはデジタル回路構成で具現化することができる。ソフトウェアは、コンピュータ可読媒体に記憶することができる。たとえば、コンピュータ可読媒体は、フロッピーディスク、RAM、ROM、ハードディスク、リムーバブル媒体、フラッシュメモリ、メモリスティック、光媒体、光磁気媒体、CD-ROMなどを含むことができる。デジタル回路構成は、集積回路、ゲートアレイ、ビルディングブロック論理、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などを含むことができる。
【0128】
これまでに提示した実施形態で説明した例示的なシステム、方法、および行為は例示的であり、代替実施形態では、いくつかの行為は、様々な実施形態の範囲および趣旨から逸脱することなく、異なる順序で実行することができ、互いに並行して実行することができ、完全に省略することができ、かつ/または異なる例示的な実施形態の間で組み合わせることができ、かつ/あるいはいくつかの追加の行為が実行することができる。したがって、そのような代替実施形態は以下の特許請求の範囲の中に含まれ、特許請求の範囲は、そのような代替実施形態を包含するように最も広い解釈が与えられるべきである。
【0129】
特定の実施形態が上記で詳細に説明されたが、説明は例示のためにすぎない。したがって、別段に明記されていない限り、上記で説明した多くの態様が、必要な要素または必須の要素として意図されないことを諒解されたい。例示的な実施形態の開示する態様の修正形態、およびそうした態様に対応する均等なコンポーネントまたは行為は、上記で説明したものに加えて、以下の特許請求の範囲において定義される実施形態の趣旨および範囲から逸脱することなく、当業者によって作成されて本開示の利点を有することができ、特許請求の範囲は、そのような修正形態および均等な構造を包含するように最も広い解釈が与えられるべきである。