特許第6912464号(P6912464)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ ジー.デー ソチエタ ペル アツィオニの特許一覧
特許6912464ヒンジ式蓋と再貼付型密封フラップを有する包装とを備えたタバコ製品用硬質包装体
<>
  • 特許6912464-ヒンジ式蓋と再貼付型密封フラップを有する包装とを備えたタバコ製品用硬質包装体 図000002
  • 特許6912464-ヒンジ式蓋と再貼付型密封フラップを有する包装とを備えたタバコ製品用硬質包装体 図000003
  • 特許6912464-ヒンジ式蓋と再貼付型密封フラップを有する包装とを備えたタバコ製品用硬質包装体 図000004
  • 特許6912464-ヒンジ式蓋と再貼付型密封フラップを有する包装とを備えたタバコ製品用硬質包装体 図000005
  • 特許6912464-ヒンジ式蓋と再貼付型密封フラップを有する包装とを備えたタバコ製品用硬質包装体 図000006
  • 特許6912464-ヒンジ式蓋と再貼付型密封フラップを有する包装とを備えたタバコ製品用硬質包装体 図000007
  • 特許6912464-ヒンジ式蓋と再貼付型密封フラップを有する包装とを備えたタバコ製品用硬質包装体 図000008
  • 特許6912464-ヒンジ式蓋と再貼付型密封フラップを有する包装とを備えたタバコ製品用硬質包装体 図000009
  • 特許6912464-ヒンジ式蓋と再貼付型密封フラップを有する包装とを備えたタバコ製品用硬質包装体 図000010
  • 特許6912464-ヒンジ式蓋と再貼付型密封フラップを有する包装とを備えたタバコ製品用硬質包装体 図000011
  • 特許6912464-ヒンジ式蓋と再貼付型密封フラップを有する包装とを備えたタバコ製品用硬質包装体 図000012
  • 特許6912464-ヒンジ式蓋と再貼付型密封フラップを有する包装とを備えたタバコ製品用硬質包装体 図000013
  • 特許6912464-ヒンジ式蓋と再貼付型密封フラップを有する包装とを備えたタバコ製品用硬質包装体 図000014
  • 特許6912464-ヒンジ式蓋と再貼付型密封フラップを有する包装とを備えたタバコ製品用硬質包装体 図000015
  • 特許6912464-ヒンジ式蓋と再貼付型密封フラップを有する包装とを備えたタバコ製品用硬質包装体 図000016
  • 特許6912464-ヒンジ式蓋と再貼付型密封フラップを有する包装とを備えたタバコ製品用硬質包装体 図000017
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6912464
(24)【登録日】2021年7月12日
(45)【発行日】2021年8月4日
(54)【発明の名称】ヒンジ式蓋と再貼付型密封フラップを有する包装とを備えたタバコ製品用硬質包装体
(51)【国際特許分類】
   B65D 85/10 20060101AFI20210727BHJP
   B65D 75/58 20060101ALI20210727BHJP
【FI】
   B65D85/10
   B65D75/58
【請求項の数】10
【全頁数】14
(21)【出願番号】特願2018-521972(P2018-521972)
(86)(22)【出願日】2016年10月28日
(65)【公表番号】特表2018-531850(P2018-531850A)
(43)【公表日】2018年11月1日
(86)【国際出願番号】IB2016056532
(87)【国際公開番号】WO2017072731
(87)【国際公開日】20170504
【審査請求日】2019年7月10日
(31)【優先権主張番号】102015000066280
(32)【優先日】2015年10月28日
(33)【優先権主張国】IT
(73)【特許権者】
【識別番号】392003937
【氏名又は名称】ジー.デー ソチエタ ペル アツィオニ
【氏名又は名称原語表記】G.D SOCIETA PER AZIONI
(74)【代理人】
【識別番号】100099759
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 篤
(74)【代理人】
【識別番号】100123582
【弁理士】
【氏名又は名称】三橋 真二
(74)【代理人】
【識別番号】100147555
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 公一
(74)【代理人】
【識別番号】100160705
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 健太郎
(74)【代理人】
【識別番号】100211177
【弁理士】
【氏名又は名称】赤木 啓二
(72)【発明者】
【氏名】ロベルト ポッローニ
(72)【発明者】
【氏名】アルベル タッキ
(72)【発明者】
【氏名】ルカ フェデリーチ
(72)【発明者】
【氏名】ルカ パラディーゾ
【審査官】 ▲高▼橋 杏子
(56)【参考文献】
【文献】 国際公開第2015/144584(WO,A1)
【文献】 特表2009−539713(JP,A)
【文献】 国際公開第2013/131616(WO,A1)
【文献】 国際公開第2012/147073(WO,A1)
【文献】 国際公開第2015/052326(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65D 85/10
B65D 75/58
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ヒンジ式蓋(9)を有するタバコ製品用硬質包装体(1)であって、
少なくとも1つのタバコ製品群(23)と、
前記タバコ製品群(23)を封入する、少なくとも1つの包装(2)と、
前壁(6)及び後壁(7)を有する外側容器(4)と、
蓋(9)であり、後壁(13)を有し、前記外側容器(4)に対して該蓋(9)を回転させるように、前記外側容器(4)の前記後壁(7)にヒンジ式に取り付けられた、蓋(9)と、
内側容器(3)であり、後壁(17)を有し、前記包装(2)を収容し、前記外側容器(4)の内部に摺動可能に配置された、内側容器(3)と、
持ち上げ機構(18)であり、前記蓋(9)の回転運動を利用して、前記内側容器(3)を前記外側容器(4)に対して、前記内側容器(3)が前記外側容器(4)内に完全に差し込まれる下降位置と、前記内側容器(3)が前記外側容器(4)から部分的に引き出される取出位置との間を移動させるように、前記内側容器(3)を前記蓋(9)に接続する、持ち上げ機構(18)と、を備え、
前記包装(2)が、再貼付型の密封フラップ(25)によって閉じられるタバコ製品取出口(24)を有し、
前記持ち上げ機構(18)が、硬質接続タブ(19)を備え、該硬質接続タブが、一方の側において、前記内側容器(3)の前記後壁(17)に直接ヒンジ式に取り付けられ、前記蓋(9)の前記後壁(13)に接着されることを特徴とする、タバコ製品用硬質包装体。
【請求項2】
前記密封フラップ(25)が、前記密封フラップ(25)の底部に配置された把持可能な保持タブ(27)を備える、請求項1に記載のタバコ製品用硬質包装体(1)。
【請求項3】
前記密封フラップ(25)の前記保持タブ(27)が、前記密封フラップ(25)の他の部分に対して「U」字状に折り曲げられる、請求項2に記載のタバコ製品用硬質包装体(1)。
【請求項4】
前記保持タブ(27)が、常に、前記外側容器(4)の前記前壁(6)の上縁(36)よりも高く配置されている、請求項2又は3に記載のタバコ製品用硬質包装体(1)。
【請求項5】
前記蓋(9)を開閉することによって、すなわち、前記内側容器(3)を前記外側容器(4)に対して長手方向に昇降させることによって、前記密封フラップ(25)の前記保持タブ(27)が、前記外側容器(4)の前記前壁(6)の上縁(36)から出入りする、請求項2又は3に記載のタバコ製品用硬質包装体(1)。
【請求項6】
前記蓋(9)が閉位置にある場合、前記内側容器(3)が前記下降位置に配置され、前記密封フラップ(25)の前記保持タブ(27)が、前記外側容器(4)の内部に少なくとも部分的に配置され、このため、前記外側容器(4)の前記前壁(6)によって少なくとも部分的に覆われ、
前記蓋(9)が開位置にある場合、前記内側容器(3)が前記取出位置に配置され、前記密封フラップ(25)の前記保持タブ(27)が、前記外側容器(4)の外側に完全に配置され、このため、前記外側容器(4)の前記前壁(6)から完全に解放されている、請求項5に記載のタバコ製品用硬質包装体(1)。
【請求項7】
前記密封フラップ(25)が保持タブ(27)を備え、該保持タブが、前記密封フラップ(25)の底部に配置され、永久接着剤によって、前記蓋(9)の前壁(12)の内面に、恒久的にかつ分離できないように接着される、請求項1に記載のタバコ製品用硬質包装体(1)。
【請求項8】
前記内側容器(3)が前壁(16)を備え、該前壁が、前記外側容器(4)の前記前壁(6)と接するように配置され、前記保持タブ(27)と重ならないように、常に、前記密封フラップ(25)の前記保持タブ(27)よりも低く配置される、請求項から7の何れか一項に記載のタバコ製品用硬質包装体(1)。
【請求項9】
前記持ち上げ機構(18)が硬質補強タブ(20)を備え、該硬質補強タブが、前記硬質接続タブ(19)にヒンジ式に取り付けられ、前記硬質接続タブ(19)に重なり接着される、請求項1から8の何れか一項に記載のタバコ製品用硬質包装体(1)。
【請求項10】
前記包装(2)が、切り込み(31)を有し折り曲げられたラッパー(30)から構成され、前記切り込み(31)が、前記タバコ製品取出口(24)を画定し前記密封フラップ(25)によって完全に覆われ、
前記密封フラップ(25)と前記ラッパー(30)との間には、再貼付型接着剤が配置される、請求項1から9の何れか一項に記載のタバコ製品用硬質包装体(1)。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ヒンジ式蓋と、再貼付型密封フラップ(re-stick sealing flap)を有する包装と、を備えたタバコ製品用硬質包装体に関する。
【0002】
本発明は、タバコ包装体において有用な用途を見いだし、一般性を緩めることなく、以下の説明において明示的に言及する。
【背景技術】
【0003】
タバコ包装体は、通常、ラッパー(wrapper)にくるまれたタバコ群から構成される内包装(inner wrap)と、内包装を囲む外包装(outer wrap)であって、内包装の周りに折り曲げられた、カップ状の(with the shape of a cup)ラッパー(軟質タバコ包装体)から構成されるか、又は内包装(硬質タバコ包装体)にブランク(blank)を巻きつけることによって形成されたヒンジ式蓋を有する硬質箱から構成される、外包装と、を備える。
【0004】
従来のタバコ包装体において、タバコ群は、接着剤を使用せずに、金属被覆紙から製造された矩形状内包装により、内部でくるまれ、さらに、接着によって固定された矩形状外包装により、外部からもくるまれている。
【0005】
タバコは、外部環境の影響に対して非常に敏感であり、大気と接触すると、湿度の変化(タバコが非常に乾燥するか、又は非常に多くの湿気を吸収することがある。)と、含浸させた揮発性物質の蒸発(特に、特殊な香りを有するタバコの場合)の両方により、その官能的特徴を変化させる傾向がある。巻きタバコに含まれるタバコの完全性を保つために、タバコ包装体はセロハンにより包まれ(cellophaned)、すなわち、タバコ包装体には、不浸透性プラスチック材料から製造されたヒートシール外包装が覆っている。しかしながら、ヒートシール外包装は、特に、タバコ包装体を、製造されてから所定の時間が経過した後に用いる場合には、タバコ包装体に収容されたタバコの官能的特徴を完全に保つのに十分ではないことがある。さらに、包装体が最初に開封されると、外包装は(少なくとも部分的に)除去されるため、包装体に収容された巻きタバコのタバコが外部環境と接触し、包装体を最初に開封した少し後に、包装体に収容された巻きタバコを使用しない場合、包装体に残っている巻きタバコの感覚受容的特徴が損なわれる(jeopardized)ことがある。
【0006】
上述の欠点を回避しようと試みるために、特許文献1(米国特許第4300676号明細書)には、硬質タバコ包装体において、内包装が密封され(すなわち、不浸透性であり)、内包装は、ラッパーであって、不浸透性ヒートシール材料から製造され、そして、再貼付型密封フラップによって閉じられるタバコ取出口を有するラッパーから構成され、換言すると、密封フラップは、再利用可能な接着剤を備え、この接着剤は完全に乾燥せず、密封フラップを、タバコ取出口を閉じる閉位置に何度も貼り付けることができる硬質タバコ包装体が開示されている。利用者が密封フラップをつかみ、密封フラップを持ち上げる(すなわち、開く)ことができるように、把持可能な保持タブが設けられており、この保持タブは、密封フラップの下縁領域に配置され、再利用可能な接着剤を備えていない。
【0007】
しかしながら、保持タブは、一般に、タバコ取出口を過度に犠牲にしないように小型であり(実際には、保持タブが大きくなればなるほど、タバコ取出口は小さくなる。)、その結果、既知のタバコ包装体では、保持タブはかなり小さく、このため、喫煙者がつかむことは必ずしも容易ではない。
【0008】
保持タブをつかみやすくするために、保持タブが、密封フラップの他の部分に対して180°(すなわち、「U」字状に)折り曲げられ、蓋の前壁の存在により、その位置に折り曲げられた状態に維持され、そうすることによって、蓋が開くと、保持タブは、弾性復元により密封フラップの他の部分から外されるため、保持タブを容易につかむことができる解決策が提案されている。しかしながら、蓋が閉じると、喫煙者は、密封フラップが望ましくない位置を占めるのを防止するように、したがって、蓋の前壁により誤って折り曲げられるのを防止するように、密封フラップの他の部分に対して保持タブをあらかじめ押圧する(締め付ける)必要があり、その結果、蓋を閉じることは、時に、比較的複雑な操作になることがある。
【0009】
特許文献2(国際公開第2015/144584号)には、硬質タバコ包装体において、タバコ群と、タバコ群を封入する包装と、外側容器と、外側容器にヒンジ式に取り付けられた蓋と、包装を収容し、外側容器の内部に摺動可能に配置された内側容器と、蓋の回転運動を利用して内側容器を外側容器に対して移動させるように、内側容器を蓋に接続する持ち上げ機構と、を備える硬質タバコ包装体が記載されている。
【0010】
特許文献3(国際公開第2015/052326号)には、硬質タバコ包装体において、タバコ群と、タバコ群を封入する包装と、包装を収容する外側容器と、外側容器にヒンジ式に取り付けられた蓋と、を備える硬質タバコ包装体が記載されている。包装はタバコ製品取出口を有し、タバコ製品取出口は、再貼付型密封フラップによって閉じられ、把持可能な保持タブを備え、保持タブは、密封フラップの下部に配置され、密封フラップの他の部分に対して「U」字状に折り曲げられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0011】
【特許文献1】米国特許第4300676号明細書
【特許文献2】国際公開第2015/144584号
【特許文献3】国際公開第2015/052326号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
本発明の目的は、ヒンジ式蓋と、再貼付型密封フラップを備えた包装と、を有する硬質包装体において、上述の欠点を有することがない(具体的には、取出口を小さくすることなく、また、蓋の開閉を複雑にすることなく、保持タブを容易につかむことができる)のと同時に、製造するのが簡単かつ安価である硬質包装体を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明によれば、添付の特許請求の範囲に係る、ヒンジ式蓋と、再貼付型密封フラップを備えた包装と、を有する硬質包装体が提供される。
【0014】
ここで、本発明の限定的ではない実施形態を示す添付図面を参照して、本発明を説明する。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明に従って製造された、閉じた構成における硬質タバコ包装体の正面斜視図である。
図2図1によるタバコ包装体の閉じた構成における背面斜視図である。
図3図1によるタバコ包装体の開いた構成における正面斜視図である。
図4図1によるタバコ包装体の内側容器の正面斜視図である。
図5図1によるタバコ包装体の閉じた構成における正面概略図である。
図6図1によるタバコ包装体の開いた構成における正面概略図である。
図7図1によるタバコ包装体の閉じた構成における側面概略図である。
図8図1によるタバコ包装体の開いた構成における側面概略図である。
図9図1によるタバコ包装体の外側容器及び蓋を製造するのに用いられるブランクの平面図である。
図10図4による内側容器を製造するのに用いられるブランクの平面図である。
図11図1による包装体の閉じた構成における密封包装の正面斜視図である。
図12図11による密封包装に収容されるタバコ群の斜視図である。
図13図11による密封包装の補強要素の斜視図である。
図14図11による密封包装の密封フラップの拡大図であり、密封フラップにおける利用可能な接着領域を強調表示している。
図15図11による密封包装を製造するのに用いられるヒートシールラッパーの平面図である。
図16図1によるタバコ包装体の開いた構成における異なる実施形態の正面斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
図1、2及び3において、符号1は、全体として、ヒンジ式蓋を有する硬質タバコ包装体を示している。
【0017】
硬質タバコ包装体1は、密封包装2(図3、6及び8に概略的に表されている。)と、包装2を直接収容する硬質内側容器3(図1、2及び3に表されていないが、図4には完全に表されている。)と、硬質外側容器4であって、内側容器3を外側容器4に対して摺動させ、内側容器3が外側容器4内に完全に差し込まれる下降位置(図1、2、5及び7に示されている。)と、内側容器3が外側容器4から部分的に引き出され、密封包装2に接触可能な取出位置(図3、6及び8に示されている。)との間を直線平行移動により移動させるように、内側容器3を摺動可能に収容する硬質外側容器と、を備えている。
【0018】
外側容器4の形状は、矩形状断面の平行六面体であり、外側容器は、カップ状であり、そして、開放上端と、開放上端に対向する下壁5と、互いに平行であり対向する前壁6及び後壁7と、互いに平行であり対向する2つの側壁8と、を有している。壁6及び7と側壁8との間には、4つの長手方向角部が画定されているのに対し、壁6、7及び8と下壁5との間には、4つの横方向角部が画定されている。
【0019】
タバコ包装体1は蓋9を備え、この蓋もカップ状であり、そして、外側容器4の開放上端の閉位置(図1、2、5及び7に示されている。)と開位置(図3、6及び8に示されている。)との間を外側容器4に対して回転するように、ヒンジ10に沿って外側容器4にヒンジ式に取り付けられている。蓋9は、上壁11(蓋9が閉位置にある場合、外側容器4の下壁5に平行であり対向する。)と、前壁12(蓋9が閉位置にある場合、外側容器4の前壁6と同一平面上にある。)と、後壁13(ヒンジ10によって外側容器4の後壁7に接続され、そして、蓋9が閉位置にある場合、外側容器4の後壁7と同一平面上にある。)と、互いに平行であり対向する2つの側壁14(蓋9が閉位置にある場合、外側容器4の対応する側壁8と同一平面上にあり隣接している。)と、を有している。壁12及び13と側壁14との間には、4つの長手方向角部が画定されているのに対し、壁12、13及び14と上壁11との間には、4つの横方向角部が画定されている。
【0020】
図4によれば、内側容器3の形状は、矩形状断面の平行六面体であり、内側容器はカップ状であり、そして、開放上端と、開放上端に対向し、外側容器4の下壁5に平行な下壁15と、外側容器4の前壁6に平行な前壁16と、外側容器4の後壁7に平行な後壁17と、を有している。図4に示されている実施形態では、内側容器は側壁を有していない(すなわち、側面が開いている)が、ここでは示されていない変形例では、内側容器3は、さらに、外側容器4の側壁8に平行な側壁を有している。壁16及び17と、(設けられている場合)考えられる側壁との間には、4つの長手方向角部が画定されているのに対し、壁16及び17と下壁15との間には、2つの横方向角部が画定されている。
【0021】
タバコ包装体1についての次の説明では、タバコ包装体1の部品の位置を定めるために、主拡張方向が垂直方向と一致するように包装体1が配置されているものと仮定して、「底(bottom)」及び「上(top)」並びに「前方(front)」及び「後方(rear)」などの用語を用い、このため、下壁及び上壁はそれぞれ、「底部に(at the bottom)」及び「上部に(at the top)」配置され、前壁及び後壁はそれぞれ、「前部(front part)」及び「後部(rear part)」を定める。主拡張方向は、さらに、横方向の移動方向に対して垂直な長手方向の移動方向を定める。
【0022】
既に上述したように、内側容器3は、内側容器3が外側容器4内に完全に差し込まれ、内側容器3の下壁15が外側容器4の下壁5に載置されている(すなわち、接している)下降位置(図1、2、5及び7に示されている。)と、内側容器3が外側容器4から部分的に引き出され、内側容器3の下壁15が、外側容器4の下壁5からゼロ以外の所定の距離(この距離は、外側容器4に対する内側容器3の持ち上げに相当する。)だけ間隔を置いて配置されている取出位置(図3、6及び8に示されている。)との間を、長手方向角部に平行な直線平行移動により外側容器4に対して摺動する。
【0023】
蓋9の後壁13は、内側容器3の持ち上げ機構18(図4に示されている。)によって、内側容器3の後壁17に恒久的に接続されている。蓋9の後壁13は、専ら持ち上げ機構18によって、内側容器3の後壁17に接続されているが、このことは、持ち上げ機構18を除いて、蓋9の後壁13が、内側容器3の後壁17から完全に分離し、独立していることを意味する。
【0024】
内側容器3を長手方向に持ち上げるように構成された持ち上げ機構18は、蓋9の回転運動を利用して、下降位置と取出位置との間、及び取出位置と下降位置との間の、外側容器4に対する内側容器3の軸線方向平行移動(すなわち、摺動運動)を「自動的に」(すなわち、利用者が内側容器3に触れる必要なく)制御し、換言すると、持ち上げ機構18は、蓋9の回転運動を利用して、内側容器3を外側容器4に対して、下降位置と取出位置との間、及び取出位置と下降位置との間において、「自動的に」(すなわち、利用者が内側容器3に触れる必要なく)軸線方向に平行移動(すなわち、摺動運動)させる。その結果、蓋9の後壁13を内側容器3の後壁17に拘束する持ち上げ機構18により、蓋9が、外側容器4に対して閉位置から開位置に回転すると、内側容器3は、蓋9によって下降位置から取出位置まで「自動的」に(すなわち、利用者が内側容器3に触れる必要なく)引き上げられ、同様に、蓋9の後壁13を内側容器3の後壁17に拘束する持ち上げ機構18により、蓋9が、外側容器4に対して開位置から閉位置に回転すると、内側容器3は、蓋9によって取出位置から下降位置まで「自動的」に(すなわち、利用者が内側容器3に触れる必要なく)押し出される。そうすることによって、利用者は、内側容器3に触れずに、外側容器4に対して蓋9を回転させるのに必要な推力を加えるだけでよく、その平行移動は「自動的に」制御される。
【0025】
持ち上げ機構18は、硬質接続タブ19を備え、この接続タブは、一方の側において、内側容器3の後壁17に直接ヒンジ式に取り付けられ、蓋9の後壁13と一体である(接続タブ19は、通常、蓋9の後壁13に重なり、接着されている。)。さらに、持ち上げ機構18は、硬質補強タブ20を備え、この補強タブは、接続タブ19にヒンジ式に取り付けられ、接続タブ19を補強する(強める、強化する)ように、接続タブ19に重なり接着される。補強タブ20は、接続タブ19の操作において役割を果たさない(補強タブ20がなくても同じように機能する)ため、厳密には必須ではなく、補強タブ20は、接続タブ19の動作を(本質的には変化させないが)向上させるように、接続タブ19を補強する(強める、強化する)ことのみを目的とする。
【0026】
図9によれば、外側容器4及び蓋9は、既知の種類の(すなわち、ヒンジ式蓋を有する硬質タバコ包装体を製造するのに一般に用いられる種類の)実質的に細長い矩形状である平らなブランク21から出発して得られる。図9では、可能な場合、外側容器4及び蓋9の対応する壁を示す参照符号と一致する強調された参照符号を用いて、ブランク21の種々の部分に符号が示される。
【0027】
図10によれば、内側容器3は、実質的に細長い矩形状である平らなブランク22から出発して得られる。図10では、可能な場合、内側容器3の対応する壁を示す参照符号と一致する強調された参照符号を用いて、ブランク22の種々の部分に符号が示される。
【0028】
包装2は、平行六面体の形状によって、タバコ群23(図12に示されている。)を封入し、図11によれば、包装2は、上側及び前側において、再利用可能な密封フラップ25によって閉じられるタバコ取出口24を有している。
【0029】
密封フラップ25は、乾燥していない再貼付型接着剤26(図14に示されている。)によって、包装2に固定されており、再貼付型接着剤は、密封フラップ25の内面(すなわち、密封フラップ25の包装2に面する面)に塗布され、密封フラップ25を、包装2から何度も(すなわち、タバコ包装体1を開くたびに)部分的に分離し、そして包装2に再び固定できるように、取出口24の周りに配置される。密封フラップ28は、密封フラップ25の下部に配置された把持可能な保持タブ27(すなわち、この保持タブは、蓋9を開いた後に喫煙者が握ることができる。)を備え、喫煙者は、使用時に、指の間に保持タブ27を保持し、密封フラップ15を昇降させ、これによって、取出口24を開閉する。
【0030】
図3及び5〜8によれば、密封フラップ25の保持タブ27は、折り目28の周りにおいて、密封フラップ25の他の部分に対して「U」字状に折り曲げられ(すなわち、180°折り曲げられ)、その結果、蓋9を開くと、保持タブ27の内面が外側に向くようになり、そうすることによって、蓋9を開くと、折り目28の周りにおける弾性復元により、保持タブ27は、密封フラップ25の他の部分から外され、これによって、つかみやすくなる。
【0031】
図14によれば、密封フラップ25の保持タブ27には、再貼付型接着剤26が全く含まれていない。図14に示されている好適な実施形態によれば、再貼付型接着剤26は、折り目28からゼロ以外の距離Dに配置され、すなわち、再貼付型接着剤26は、折り目28に接しないため、折り目28の近くには、再貼付型接着剤26を含まない中間スペースが存在する。
【0032】
図14に示されている、取り得る実施形態によれば、密封フラップ25は、永久接着剤(permanent glue)29であって、包装2の後壁領域、すなわち、密封フラップ25と包装2との間の分離しない場所に配置される永久接着剤によっても、包装2に接続される。永久接着剤29の存在によって、密封フラップ25と包装2とを更に強力かつ確実に接着し、これにより、密封フラップ25の包装2からの完全な(したがって、望ましくない)分離の危険性が回避される。
【0033】
図15によれば、包装2は、ヒートシールラッパー30を折り曲げることによって得られ、ヒートシール包装は矩形状であり、タバコ群23に巻きつけられ、折り曲げられた後、ヒートシールによって固定される(すなわち、ラッパー30の重なり部分は、ヒートシールによって固定されるように互いに接続される。)。ラッパー30は切り込み31を有し、切り込みは「U」字状であり、包装2の取出口24を画定し、さらに、密封フラップ25は、切り込み31(すなわち、取出口24)を完全に覆うように、ラッパー30に接着される。密封フラップ25とラッパー30との間には、再貼付型接着剤17が配置され、再貼付型接着剤は、圧力に敏感であり(すなわち、乾燥しておらず)、これによって、喫煙者は、密封フラップ25をラッパー30から分離し、そして、長期間にわたり何度でも密封フラップ25をラッパー30に再び連結することができる。
【0034】
密封フラップ25とラッパー30との間の圧力に敏感な(すなわち、乾燥していない)再貼付型接着剤17の存在によって、切り込み31の内部に封入されたラッパー30の一部分(すなわち、取出口24の領域)の密封フラップ25への恒久的な接着(使用時に分離しない。)が決定され、このため、密封フラップ25がラッパー30から持ち上げられると、切り込み31の内部に封入された密封フラップ25の一部分(すなわち、取出口の領域)は、密封フラップ25とともに持ち上げられ、これによって、取出口24が解放される。さらに、密封フラップ25とラッパー30との間の圧力に敏感な(すなわち、乾燥していない)再貼付型接着剤26の存在によって、切り込み31の周囲に配置された(すなわち、取出口24の周囲に配置された)ラッパー30の一部分と、密封フラップ25との一時的な接着(使用時に分離している。)が決定され、通常、密封フラップ25とラッパー30との接触を維持させて取出口24を閉じる(密封する)。
【0035】
図13によれば、包装2は補強要素32を備え、この補強要素は、ボール紙又は硬質板紙(外側容器4を構成しているボール紙又は硬質板紙に完全に類似している。)から製造され、「U」字状であり、タバコ群23と接するように包装2の内部に配置される。補強要素32は、矩形状の前壁33であって、一方の側において、タバコ群23の前壁と接するように配置され、反対側では、包装2の前壁と接するように配置された前壁と、1対の側壁34であって、前壁33の両側に接続されており、一方の側において、タバコ群23の側壁と接するように配置され、反対側では、包装2の側壁と接するように配置された1対の側壁と、を備えている。補強要素32の前壁33は、凹部35を有し、この凹部は、上側に配置され、「U」字状であり、取出口領域においてタバコ群23の前壁の上部領域を露出させるため、タバコ群23からタバコを取り出すことを可能にする。
【0036】
図5及び7によれば、蓋9が閉位置にある場合、内側容器3は下降位置に配置され、また、(内側容器3に収容されている)包装2の密封フラップ25の保持タブ27は、外側容器4の内部に少なくとも部分的に、すなわち、外側容器4の前壁6の上縁36よりも低く配置され、換言すると、蓋9が閉位置にある場合(図5及び7に示されている。)、内側容器3は下降位置に配置され、また、包装2の密封フラップ25の保持タブ27は、外側容器4の前壁6によって少なくとも部分的に覆われている。
【0037】
図6及び8によれば、蓋9が開位置にある場合、内側容器3は取出位置に配置され、また、(内側容器3に収容されている)包装2の密封フラップ25の保持タブ27は、外側容器4の外側に、すなわち、外側容器4の前壁6の上縁36よりも高く、完全に配置され、換言すると、蓋9が開位置にある場合(図6及び8に示されている。)、内側容器3は取出位置に配置され、また、包装2の密封フラップ25の保持タブ27は、外側容器4の前壁6から完全に解放されている。
【0038】
蓋9を開閉することによって、すなわち、内側容器3を外側容器4に対して長手方向に昇降させることによって、包装2の密封フラップ25の保持タブ27が、外側容器4の前壁6の上縁36から出入りする。
【0039】
これに関して、図7及び8から理解できるように、内側容器3の前壁16は、外側容器4の前壁6を、包装2の前壁からわずかに離れるように維持し、これによって、包装2の密封フラップ25の保持タブ27を収容する空所が形成され、その結果、内側容器3の前壁16の存在により、外側容器4の前壁6が包装2の前壁からわずかに離されるため、包装2の密封フラップ25の保持タブ27が、外側容器4の前壁6の上縁36から容易に出入りする。言うまでもなく、内側容器3の前壁16は、保持タブ27と重ならないように、常に、包装2の密封フラップ25の保持タブ27よりも低く配置される。
【0040】
ここでは示されていない、異なる実施形態によれば、包装2の密封フラップ25の保持タブ27は、折り目28の周りにおいて、密封フラップ25の他の部分に対して180°折り曲げられないが、密封フラップ25と同一平面上にある(図11、14及び15から理解できるように、保持タブ27がまだ、密封フラップ25の他の部分に対して180°折り曲げられていない。)。また、この実施形態においても、包装2の密封フラップ25の保持タブ27は、蓋9を開閉することによって、すなわち、内側容器3を外側容器4に対して長手方向に昇降させることによって、外側容器4の前壁6の上縁36から出入りする。
【0041】
ここでは示されていない、異なる実施形態によれば、包装2の密封フラップ25の保持タブ27は、常に、外側容器4の前壁6の上縁36よりも高く配置されており、このため、内側容器3を外側容器4に対して平行移動させても、包装2の密封フラップ25の保持タブ27は、外側容器4の前壁6の上縁36から出入りしない。
【0042】
ここでは示されていない、更なる実施形態によれば、(折り目28の周りに180°折り曲げられているか又は折り曲げられていない)保持タブ27は、永久接着剤によって、蓋9の前壁12の内面に、恒久的にかつ分離できないように接着されており、そうすることによって、蓋9の開閉時に、密封フラップ25は同時に開閉する。この実施形態は、国際公開第2008/142540号及び国際公開第2012/147073号の開示内容を利用するが、これらの文献は、更なる詳細を組み込むのに参照される。言うまでもなく、この実施形態では、包装2の密封フラップ25の保持タブ27は、常に、外側容器4の前壁6の上縁36よりも高く配置されており、このため、内側容器3を外側容器4に対して平行移動させても、包装2の密封フラップ25の保持タブ27は、外側容器4の前壁6の上縁36から出入りしない。具体的には、(保持タブ27が、蓋9の前壁12の内面に、恒久的にかつ分離できないように接着されている)この実施形態は、内側容器3を備え、これによって包装2が昇降し、これに伴い蓋9が開閉する。
【0043】
図16に示されている変形例において、タバコ包装体1は、互いに近接して配置された2つの包装2を備え、包装はそれぞれ、対応するタバコ群23を封入し、図16に示されている実施形態では、それぞれのタバコ群23は、図1〜5に示されている実施形態のタバコ群23の半分に相当することが好ましい。図16に示されている実施形態では、2つの包装2は異なる構成であり、すなわち、左側包装2は、図1〜15に示されている包装2と完全に類似しており、このため、密封フラップ25に「U」字状に折り曲げられた保持タブ27を有し、対応する内側容器3の動作により、外側容器4に対して長手方向に平行移動し、包装2の密封フラップ25の保持タブ27は、蓋9を開閉することによって、外側容器4の前壁6の上縁36から出入りする。一方、右側包装2では、保持タブ27は、蓋9の前壁12の内面に、恒久的にかつ分離できないように接着されている。図16に示されている実施形態では、右側包装2は内側容器3を備えておらず、このため、蓋9を回転させることによって、外側容器4に対して平行移動せず、または、右側包装2は、それ自体の内側容器3にも連結していてもよく、このため、蓋9を回転させることによって、外側容器4に対して平行移動してもよい(この場合、両方の包装2を収容する単一で共通の内側容器3が存在していてもよい。)。
【0044】
添付図面に示されている実施形態において、内側容器3の断面は、外側容器4の断面とほぼ同じサイズであり(第1の近似において無視できる最小の間隙を除いて、その摺動運動を許容する。)、このため、内側容器3は、(顕著な自由空間を含まずに)外側容器4の内部容積を完全に占める。ここでは示されていない、異なり完全に同等の実施形態によれば、内側容器3の断面は、外側容器4の断面よりも小さく、その結果、外側容器4の内部容積は、内側容器3が完全に占めておらず、内部容積のかなりの部分(内部容積の20〜50%の範囲)は、内側容器3を含まない(すなわち、内側容器が占めていない)。例えば、内側容器3の後壁17を、外側容器4の後壁7から(少なくとも2.5〜3mmだけ)間隔を置いて配置して、外側容器4の内部に室を画定してもよく、この室は、内側容器3に近接して配置され、持ち上げ機構18を収容し(例えば、イタリア特許出願公開BO2014A000576号明細書の開示内容に従って、添付図面に示されているものとは異なる形状であることが好ましい。)、室は、内側容器3が占めておらず、専ら持ち上げ機構18を収容するように構成され、これによって、蓋9がそれぞれ開閉すると、タバコ群23を封入する包装2を昇降させることが可能である。
【0045】
添付図面に示されている実施形態において、持ち上げ機構18は、蓋9の後壁13と一体である、1つの接続タブ19のみを有し、ここでは示されていない、他の完全に同等の実施形態によれば、持ち上げ機構18は、蓋9の上壁11及び/又は前壁12と一体であり得る、多数の接続タブ20を有する。ここでは示されていない、更なる実施形態によれば、接続タブ19は(硬質ではなく)可撓性であり、このため、制約なしに、完全に自由に変形することができ(当然のことながら、補強タブ20は設けられていない。)、例えば、接続タブ19は、横方向に互いに接近して所定の(多)数の弱め線(weakening line)を有していてもよく、これによって、接続タブ19の可撓性を高めることができる。
【0046】
上述のタバコ包装体1は、多くの利点を有する。
【0047】
第一に、上述のタバコ包装体1では、特徴が同じサイズであると仮定すると(具体的には、取出口24のサイズが同じであると仮定すると)、メーカーは、蓋9を開いて外側容器4に対して包装2(すなわち、包装2を伴う内側容器3)を持ち上げることにより、包装2の前壁の大きな面を露出させることができるため、したがって、同じサイズの取出口24を有した大きな保持タブ27を有する(又は、同じサイズの保持タブ27を有した大きな取出口24を有する)ことができるため、保持タブ27のサイズを増やすことができる。
【0048】
さらに、蓋9を開閉することによって、包装2の密封フラップ25の保持タブ27が、外側容器4の前壁6の上縁36から出入りする場合、利用者は、保持タブ27について心配することなく、蓋9を動かすだけでよいため、蓋9の閉鎖は非常に簡単であるが、これは、保持タブ27が、内側容器3の前壁16と外側容器4の前壁6との間のわずかな距離により、外側容器4の前壁6の上端36の下で自律的に滑り込むからである。
【0049】
そして、上述のタバコ包装体1は、既存の製造機械(いくつかの非侵襲的な変更が必要とされる。)においても製造が容易である。実際には、包装2、外側容器4及び蓋9(したがって、対応するラッパー30及びブランク21)は、ヒンジ式蓋と既知の種類の密封包装とを有する硬質タバコ包装体の包装、外側容器及び蓋(したがって、対応するラッパー及びブランク)と完全に同一であり、装置に何らかの簡単な変更がなされた場合には、通常クーポンを挿入するのに用いられる装置により、包装2の周りにブランク21を折り曲げることによって、内側容器3を製造することができる。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16