(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6912911
(24)【登録日】2021年7月13日
(45)【発行日】2021年8月4日
(54)【発明の名称】マグネットフィルター
(51)【国際特許分類】
B03C 1/28 20060101AFI20210727BHJP
B03C 1/00 20060101ALI20210727BHJP
B01D 29/11 20060101ALI20210727BHJP
B01D 46/02 20060101ALI20210727BHJP
【FI】
B03C1/28 105
B03C1/00 A
B01D29/12 A
B01D46/02 Z
【請求項の数】5
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2017-54017(P2017-54017)
(22)【出願日】2017年3月21日
(65)【公開番号】特開2018-153771(P2018-153771A)
(43)【公開日】2018年10月4日
【審査請求日】2020年2月25日
(73)【特許権者】
【識別番号】000110343
【氏名又は名称】トリニティ工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100112472
【弁理士】
【氏名又は名称】松浦 弘
(74)【代理人】
【識別番号】100202223
【弁理士】
【氏名又は名称】軸見 可奈子
(72)【発明者】
【氏名】渡邉 俊典
【審査官】
小久保 勝伊
(56)【参考文献】
【文献】
実開昭60−193212(JP,U)
【文献】
特開平06−296812(JP,A)
【文献】
国際公開第96/004062(WO,A1)
【文献】
特開平02−265690(JP,A)
【文献】
実開昭59−131245(JP,U)
【文献】
特開2014−138912(JP,A)
【文献】
特表2013−508501(JP,A)
【文献】
特開2011−020078(JP,A)
【文献】
特表2016−533895(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B03C 1/00−1/32
B01D 29/11、35/06、46/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の棒形部材を環状に並んだ状態に備えるカゴ形構造体と、
前記複数の棒形部材に含まれ、前記カゴ形構造体の周方向の複数位置に1本ずつ分散配置されると共に前記周方向で分極して互いに引き合う複数の棒磁石と、
前記複数の棒形部材に含まれ、前記周方向で隣合う前記棒磁石同士の間に複数本ずつ間隔を開けて並べられ、隣合う前記棒磁石同士の間の磁路の一部を構成しかつ前記棒磁石より細い非着磁の複数の棒形磁性体と、
前記複数の棒磁石が内側面に固定される円環形の非磁性体である環状部材と、
前記環状部材の内側面のうち前記棒状磁石同士の間に重ねて固定されて両端部を前記棒磁石の側面に突き合わされ、内側面に複数の棒形磁性体が固定される円弧状の非磁性体である複数の円弧部材と、
前記カゴ形構造体を収容するケースと、
前記ケースに設けられ、外部から前記ケース内に流体を流入させるための流入部と、
前記ケースに設けられ、前記流入部から前記ケース内に流入した流体が前記棒形部材同士の間を通過して前記ケースから流出されるように配置された流出部と、を有するマグネットフィルター。
【請求項2】
前記カゴ形構造体は、円錐形になっている請求項1に記載のマグネットフィルター。
【請求項3】
前記環状部材及び前記円弧部材は、オーステナイト系ステンレスで構成される一方、
前記棒状磁性体は、フェライト系ステンレス又は二相ステンレスで構成されている請求項1又は2に記載のマグネットフィルター。
【請求項4】
前記棒磁石は、オーステナイト系ステンレスである角形パイプ内に複数のブロック状磁石を収容してなり、
前記環状部材に前記複数の棒磁石が溶接又は蝋付けされ、前記円弧部材に前記複数の棒状磁性体が溶接又は蝋付けされている請求項3に記載のマグネットフィルター。
【請求項5】
前記カゴ形構造体の内側又は外側を覆う袋形の布製フィルターを備える請求項1乃至4の何れか1の請求項に記載のマグネットフィルター。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、金属粉を除去するマグネットフィルターに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種のマグネットフィルターとして、流体が通過する筒形ケースの中心部に棒磁石を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2015−36136号公報(
図1、段落[0020])
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した従来のマグネットフィルターでは、金属粉の除去効率が低いことが問題になっていた。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、従来より効率良く金属粉を除去することが可能なマグネットフィルターの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明は、複数の棒形部材を環状に並んだ状態に備えるカゴ形構造体と、前記複数の棒形部材に含まれ、前記カゴ形構造体の周方向の
複数位置に1本ずつ分散配置されると共に前記周方向で分極して互いに引き合う複数の棒磁石と、前記複数の棒形部材に含まれ、
前記周方向で隣合う前記棒磁石同士の間に複数本ずつ間隔を開けて並べられ、隣合う前記棒磁石同士の間の磁路の一部を構成し
かつ前記棒磁石より細い非着磁の複数の棒形磁性体と、
前記複数の棒磁石が内側面に固定される円環形の非磁性体である環状部材と、前記環状部材の内側面のうち前記棒状磁石同士の間に重ねて固定されて両端部を前記棒磁石の側面に突き合わされ、内側面に複数の棒形磁性体が固定される円弧状の非磁性体である複数の円弧部材と、前記カゴ形構造体を収容するケースと、前記ケースに設けられ、外部から前記ケース内に流体を流入させるための流入部と、前記ケースに設けられ、前記流入部から前記ケース内に流入した流体が前記棒形部材同士の間を通過して前記ケースから流出されるように配置された流出部と、を有するマグネットフィルターである。
【0007】
請求項2の発明は、
前記カゴ形構造体は、円錐形になっている請求項1に記載のマグネットフィルターである。
【0008】
請求項3の発明は、
前記環状部材及び前記円弧部材は、オーステナイト系ステンレスで構成される一方、前記棒状磁性体は、フェライト系ステンレス又は二相ステンレスで構成されている請求項
1又は2に記載のマグネットフィルターである。
【0009】
請求項4の発明は、前記棒磁石は、オーステナイト系ステンレスである角形パイプ内に複数のブロック状磁石を収容してな
り、前記環状部材に前記複数の棒磁石が溶接又は蝋付けされ、前記円弧部材に前記複数の棒状磁性
体が溶接又は蝋付けされている請求項3に記載のマグネットフィルターである。
【0010】
請求項5の発明は、前記カゴ形構造体の内側又は外側を覆う袋形の布製フィルターを備える請求項1乃至4の何れか1の請求項に記載のマグネットフィルターである。
【発明の効果】
【0011】
[請求項1の発明]
請求項1のマグネットフィルターは、複数の棒形部材を環状に並べて備えるカゴ形構造体をケース内に有している。そして、ケースに流入する流体が棒形部材同士の間を通過してケースから流出する。ここで、複数の棒形部材には、カゴ形構造体の周方向に分散配置されると共に周方向で分極して互いに引き合う複数の棒磁石が含まれているので、磁界が閉じた環状に形成されて磁束の拡がりが抑えられる。また、複数の棒形部材には、棒磁石の間に配置された複数の棒形磁性体が含まれるので、このことによっても磁束の拡がりが抑えられる。これらにより、流体が通過する部分に形成される磁界の磁力を強くすることができ、従来より効率良く金属粉を除去することができる。
【0012】
また、本発明のマグネットフィルターによれば、複数の棒形部材を環状に並べた状態に保持する
環状部材と円弧部材とが、非磁性体
であるので、それら環状部材及び円弧部材が磁路となることが防がれ、棒形部材同士の間の磁界の強度を高くすることができる。
【0013】
[請求項3及び4の発明]
請求項3及び4のマグネットフィルターでは、
環状部材、円弧部材、角形パイプ及び棒状磁性体がステンレス製であるので腐食が防がれる。
【0014】
[請求項5の発明]
請求項5のマグネットフィルターによれば、非磁性体の異物を袋形の布製フィルターにて除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】本発明の第1実施形態に係るマグネットフィルターの側断面図
【
図4】第2実施形態のマグネットフィルターの斜視図
【
図5】第3実施形態のマグネットフィルターの斜視図
【発明を実施するための形態】
【0016】
[第1実施形態]
以下、本発明の一実施形態を
図1〜
図3に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施形態のマグネットフィルター10は、ケース11の内部にカゴ形構造体20と布製フィルター19とを収容してなる。
【0017】
ケース11は、例えば円筒部12の両端部に1対の半球部13,13を備えた構造をなし、一方の半球部13(以下、適宜「蓋側の半球部13」という)と、それ以外のケース本体14とに分割されている。ケース本体14及び蓋側の半球部13のそれぞれには、境界部分から側方に張り出すフランジ15,15が備えられ、それらフランジ15,15がパッキン11Pを間に挟んだ状態で図示しない複数のボルト及びナットで固定されている。
【0018】
1対の半球部13,13からは接続パイプ13P,13Pが外側に延設され、それら接続パイプ13P,13Pの先端に接続フランジ13F,13Fが備えられている。また、蓋側の半球部13の接続パイプ13Pは本発明に係る「流入部」をなし、ケース本体14側の接続パイプ13Pは本発明に係る「流出部」をなしている。
【0019】
布製フィルター19は、円筒部12と略同一長さをなした一端有底の円筒状の布袋19Aと、円環状のフランジ19Fとからなり、そのフランジ19Fの内縁部に布袋19Aの開口端が固定されている。
【0020】
なお、上記したケース11及び布製フィルター19は、非磁性体で構成されている。具体的にはケース11及び布製フィルター19のフランジ19Fは、例えばオーステナイト系ステンレス(例えば、SUS304,SUS201)で構成され、パッキン11Pは樹脂で構成され、布製フィルター19の布袋19Aは、樹脂繊維で構成されている。
【0021】
図2に示すように、カゴ形構造体20は、上下方向に延びる複数の角形パイプ22と複数の棒部材25とを環状に並べて備え、複数の環状部材21によって支持されている。角形パイプ22及び棒部材25は、ケース11の円筒部12と略同一の軸長をなしている。環状部材21は、例えば、帯板材を円形に丸めてなり、角形パイプ22及び棒部材25の上端部及び下端部を含む上下方向の複数位置に配置されている。また、上端部の環状部材21からは側方にフランジ21Fが張り出している。さらに、下端部の環状部材21の下面は底板28にて閉塞されている。
【0022】
角形パイプ22は、例えば断面正方形をなしている。そして、各環状部材21の内周面を複数に均等分(
図2及び
図3の例では、12等分)する位置に角形パイプ22の一側面が宛がわれた状態で溶接又は蝋付けされている。また、角形パイプ22の上端開口と下端開口とには、ブロック状蓋体25C(
図2参照)が嵌合した状態に蝋付され、円弧部材23の内部空間が水密状態に密閉されている。さらに、
図3に示すように、各環状部材21の内面のうち隣り合った角形パイプ22,22の間には、例えば、環状部材21と同じ厚さ同じ幅と円弧部材23が重ねられた状態に溶接又は蝋付けされ、各円弧部材23の両端部が角形パイプ22の側面に突き合わされている。
【0023】
棒部材25は、例えば断面円形をなし、円弧部材23の内面のうち角形パイプ22,22の間を複数に均等分する位置に側面を宛がわれた状態で溶接又は蝋付けされている。そして、複数の角形パイプ22の中心部と複数の棒部材25の中心部とが、架空の略同一円上に位置している。
【0024】
棒部材25は、本発明に係る「棒状磁性体」に相当し、例えば、フェライト系ステンレス(例えば、SUS430、SUS405)、又は、二相ステンレス(SUS329J1,SUS329J4L)、又は、磁性を有するマルテンサイト系ステンレス(SUS420J2,SUS410,SUS403)で構成されている。なお、以降の説明では、棒部材25を「棒状磁性体25」ということとする。
【0025】
また、上述したカゴ形構造体20の構成部のうち棒状磁性体25を除く全ての部位は非磁性体で構成されている。具体的には、上述した角形パイプ22及びブロック状蓋体25C、環状部材21及び底板28、円弧部材23は、オーステナイト系ステンレス(例えば、SUS304,SUS201)で構成されている。また、本実施形態では、環状部材21と円弧部材23とから本発明に係る「保持部材」が構成されている。
【0026】
各角形パイプ22内にはブロック状磁石24が複数積み重ねて収容されて、各角形パイプ22とその内部の複数のブロック状磁石24とから棒磁石26が構成されている。詳細には、ブロック状磁石24は、例えばネオジウム磁石であって、平面形状が角形パイプ22の内側平面形状と略同一の四角形になっている。そして、それらブロック状磁石24が環状部材21の周方向で分極している。具体的には、各ブロック状磁石24は、カゴ形構造体20を上方から見たときに、時計回り方向の前側がS極、後側がN極となるように分極している。
【0027】
このカゴ形構造体20は、布製フィルター19の内側に収容されて、布製フィルター19とカゴ形構造体20のフランジ19F,21Fが重ねられて、ケース11のフランジ15,15の間に挟持されている。これにより布製フィルター19及びカゴ形構造体20がケース11内に固定され、布製フィルター19及びカゴ形構造体20がケース11の内面から離れた内側に配置されている。
【0028】
本実施形態のマグネットフィルター10の構成に関する説明は以上である。次に、このマグネットフィルター10の作用効果について説明する。このマグネットフィルター10は、例えば、自動車部品に使用した洗浄液や電着塗装液等の流体が流れる配管の途中に接続される。そして、マグネットフィルター10の蓋側の半球部13(
図1の上側の半球部13)に流れ込んだ流体が、カゴ形構造体20の内側から棒磁石26と棒状磁性体25との間又は棒状磁性体25,25同士の間を通過してカゴ形構造体20の外側に向かい、布製フィルター19を透過して、マグネットフィルター10の他端部から外部に流出される。その流体に磁性体である金属粉が含まれている場合には、棒磁石26又は棒状磁性体25に吸着して流体から除去される。また、流体に金属粉以外の異物又は非磁性体の金属粉が含まれている場合には、布製フィルター19により流体から除去される。
【0029】
ここで、上記した複数の棒磁石26は環状部材21に沿って環状に並べられて、その周方向の同一向きにNS極を有するように分極している。これにより、カゴ形構造体20全体で筒状の磁界が形成される。即ち、閉じた環状の磁路が形成されて磁束の拡がりが抑えられ、磁束密度が高い(即ち、強い磁力の)磁界が形成される。しかも、隣り合う棒磁石26,26の間には、複数の棒状磁性体25が備えられているので、それら棒状磁性体25が磁束の中継点の役割を果し、このことによっても磁束の拡がりが抑えられ、強い磁力の磁界が形成される。さらには、棒磁石26及び棒状磁性体25を支持している環状部材21やケース11等は非磁性体で構成されているので、環状部材21等伝いに磁路が形成されることが規制される。これらにより、本実施形態のマグネットフィルター10では、流体が通過する部分に形成される磁界の磁力を強くすることができ、従来より効率良く金属粉を除去することができる。
【0030】
[第2実施形態]
図4には、本実施形態のカゴ形構造体20Vが示されている。このカゴ形構造体20Vは、前記第1実施形態のカゴ形構造体20を下方に向けて縮径させたテーパー形状をなしている。そして、例えば、前記第1実施形態のケース11に収容した状態で使用される。本実施形態によっても第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
【0031】
[第3実施形態]
図5には、本実施形態のマグネットフィルター10Wが示されている。このマグネットフィルター10Wのカゴ形構造体20Wは、前記第1実施形態の円筒状のカゴ形構造体20を角筒状に変形させた構造をなしている。具体的には、カゴ形構造体20Wには、非磁性体の帯板部材を長方形の環状(即ち、枠状)に巻回してなる1対の環状部材33,33が備えられている。そして、前記第1実施形態で説明した複数の棒磁石26が、環状部材33の1対の長辺の両端を除いた複数位置と、1対の短辺の中央とに溶接又は蝋付けされると共に、複数の棒状磁性体25が、環状部材33の角部を含む複数位置に配置されている。また、棒磁石26は、環状部材33の周方向の同一向きにNS極を有するように分極している。これにより、このカゴ形構造体20Wにも、環状部材33の周方向に沿った筒状の磁界が形成される。
【0032】
また、マグネットフィルター10Wのケース30は、カゴ形構造体20Wが丁度収まる箱形形状をなしている。そして、ケース30のうち環状部材33の短辺方向で対向する1対の対向壁から相反する方向に外側に接続パイプ31,31が突出し、それら接続パイプ31,31の先端にフランジ32,32を備えている。
【0033】
本実施形態のマグネットフィルター10Wによっても、流体が通過する部分に形成される磁界の磁力を強くすることができ、しかも、流体が2回に亘って磁界を通過するので従来より効率良く金属粉を除去することができる。
【0034】
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
【0035】
(1)第1実施形態では、磁性体及び非磁性体として共にステンレスを使用していたが、ステンレス以外の金属や樹脂やセラミックス等を磁性体又は非磁性体として使用してもよい。
【0036】
(2)本発明に係るマグネットフィルターは、例えば、飲料用又は食品用の流体が流れる製造設備で使用してもよい。
【0037】
(3)前記第3実施形態のケース30から1対の接続パイプ31,31が備えられている1対の対向壁を排除してケース30を両端開放の角筒形状とし、その角筒と略同一形状の断面を有するダクトの途中にケース30をダクトの一部として取り付けてもよい。
【0038】
(4)本発明の技術的範囲に属しないが、例えば、前記第1〜第3の実施形態のカゴ形構造体20,20V,20Wから棒状磁性体25を排除し、複数の棒磁石26のみを環状に並べてカゴ形構造体20を構成してもよい。そのような構成としても閉じた環状の磁路が形成されて磁束の拡がりが抑えられ、磁束密度が高い(即ち、強い磁力の)磁界を形成することができ、従来より効率良く金属粉を除去することができる。
【符号の説明】
【0039】
10,10W マグネットフィルター
11,30 ケース
19 布製フィルター
20,20V,20W カゴ形構造体
21,33 環状部材(保持部材)
22 角形パイプ
23 円弧部材(保持部材)
24 ブロック状磁石
25 棒状磁性体
26 棒磁石