【文献】
ゴンザロ・カマリロ,IMS標準テキスト,株式会社リックテレコム,2010年 3月25日,第3.2.4節、第14.2節、第14.5節
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明を実施するための形態】
【0014】
例として、LTEベースのUE、およびE−UTRANによってアクセスされるEPCに対応するPSドメインのケースが、この説明においてより詳細に考慮される。しかし、本発明の実施形態は、そのような例に限定されないことに留意されたい。
【0015】
いくつかの事業者は、UICCを有さない(もしくは損傷したUICCを有する)、または「非アクティブの」UICCもしくは一度もアクティブ化されていないUICC(すなわち、HSSにおいて対応する有効なサブスクリプションを有さない)を有するUEが、緊急呼または事業者使用のために、サービングPLMNまたは訪問先PLMNにおいて、特別な用途を有するローカルサービス番号にアクセスすることができるようにすることを所望する。
【0016】
1つの例示的なユースケースが、LTEデバイスのセルフアクティベーションをサポートすることであり、すなわち、有効な事業者契約をまだ獲得しておらず、それゆえ、事業者ネットワークにおいて有効な加入者プロファイルを有さないUEが、ネットワークにアタッチすることができるが、そうすることができるのは、セルフアクティベーションのために事業者にアクセスする目的に限ってである。加入者が、デバイスを事業者契約に署名した後、加入者は、通常の加入者となる。
【0017】
他の例は、例えば、IVR/事業者サービス、コンシェルジュサービス、事業者顧客ケアサービス、公共情報サービスに対するアクセスを含む。
【0018】
本発明の実施形態は、非緊急ユースケースを扱う。既存の3GPP仕様によれば、認証されたIMSIを有さないUEは、E−UTRANにアタッチすることができず、したがって、通常の呼および基礎をなすLTEベアラを確立することができない。
【0019】
そのような要件をサポートする標準ソリューションは存在しない。
【0020】
本発明の実施形態は、そのような要件をサポートすることを可能にする。
【0021】
本発明の実施形態は、限定されたサービス状態にあるUE(例えば、UICCなしのUE、またはアクティブ化されていないUICCを有するUE)が、非緊急サービスのために、サービングPLMNまたは訪問先PLMNにおいて、E−UTRANに登録して、特別な用途を有するローカルサービス番号にアクセスすることができるようにする、新たな「ローカルサービスのためのアタッチ」手続きを規定する。
【0022】
いくつかの実施形態において:
ローカルサービスのためにアタッチするUEは、IMS登録を飛ばして進み、ローカルサービスを受けるために、ローカルP−CSCF(サービングPLMNまたは訪問先PLMN)にSIP INVITE要求を送信する。使用された要求−URIから、ローカルP−CSCFは、これが、事前の登録および認証なしに許された呼であることを識別する。IMS呼は、P−CSCFから特定のローカルCSCFに送られ、次に、このフィーチャをサポートすることが知られているアプリケーションサーバに送られる。アプリケーションサーバは、ローカルサービスに対する呼だけを許し、他の呼は阻止される。
【0023】
いくつかの実施形態において:
この新たなフィーチャの使用は、サービング事業者の、または訪問先事業者のポリシーに則り、許可され、または許可されない。このフィーチャのサポート(およびそれを使用する許可)は、システム情報ブロードキャスト(SIB)においてRANによってブロードキャストされてよい。
【0024】
本発明の実施形態は、E−UTRANによってアクセスされるPSドメインに適用可能であるだけではなく、例えば、本発明の実施形態は、UTRANによってアクセスされるPSドメインに適用可能でもある。
【0025】
本発明のいくつかの実施形態は、限定されたサービス状態にあるUE(例えば、UICCなしのUE、またはアクティブ化されていないUICCを有するUE)が、訪問先(ローカル)PLMNにおいて、E−UTRANに登録して、特別な用途を有するローカルサービス番号にアクセスすることができるようにする、新たな「ローカルサービスのためのアタッチ」手続きを規定する。
【0026】
いくつかの実施形態において、以下のEPC原理の一部またはすべてが、「ローカルサービス」のための新たなアタッチタイプに適用され得る:
1.MMEが、ローカルサービスのためのMME構成データ(ローカルサービスのために使用すべきAPN、QoS、PGW FQDN、その他を含む)で構成される。
【0027】
2.MMEが、ローカルサービスのためのアタッチ中、認証手続きおよびセキュリティ手続きを飛ばして進む、またはMMEが、認証が失敗したことを受け入れ、アタッチ手続きを続行する。
【0028】
3.NASセキュリティ(完全性、暗号化)がまったく実行されない。
【0029】
4.MMEは、HSSにロケーション更新要求を送信してはならない、またはMMEは、HSSからの不成功のロケーション更新応答を無視し、かつアタッチ手続きを続行しなければならない。MMEは、アクセス制限を検査してはならない。
【0030】
5.「ローカルサービス」(例えば、「IMS.Local.Services」)のために特定のAPNが使用される。このAPNは、PGWおよびPCRFにおける「ローカルサービス」を識別する。
【0031】
6.PCRFは、ローカルサービスのためのIMSセッションだけを許すべきであり:すなわち、P−CSCFは、セッションセットアップ時にPCRFに「ローカルサービス」インジケータを提供する必要がある。UEは、SIP INVITE要求においてそのような指示を提供しなければならない。
【0032】
7.MMEは、別のPDN接続を確立しようとするいずれの試みも拒否する。UEによって要求されるPDN接続要求は、ローカルサービスのためのアタッチに関して許されない。
【0033】
いくつかの実施形態において:
この新たなフィーチャの使用は、訪問先(ローカル)事業者のポリシーに則り、許可され、または許可されない。このフィーチャのサポート(およびそれを使用する許可)は、システム情報(SIB)においてRANによってブロードキャストされてよい。
【0034】
いくつかの実施形態において:
UICCを有さないUEが、ローカルサービスのためのアタッチを開始することが可能である。
「非アクティブの」UICC(すなわち、HSSにおいて対応する有効なサブスクリプションを有さない)UEが、通常のアタッチを行うとき、ユーザが認証されていないことを示す理由で拒否される。すると、このUEは、ローカルサービスのためのアタッチを開始して、訪問先PLMNにおけるローカルサービスにアクセスすることが可能である。
【0035】
いくつかの実施形態において、以下のIMS原理の一部またはすべてが、「ローカルサービス」のための新たなアタッチタイプに適用され得る:
8.ローカルサービスのためにアタッチされたUEが、IMS登録を飛ばして進む。
【0036】
9.UEが、ローカルP−CSCFにSIP INVITE要求を送信する。IMS呼が、P−CSCFから特定のローカルCSCFに送られ、次に、このフィーチャをサポートすることが知られているアプリケーションサーバASに送られる。アプリケーションサーバASは、ローカルサービスに対する呼だけを許し、他の呼は阻止される。
【0037】
10.SIP INVITE要求は、新たな「ローカルサービス」指示を有するR−URIを有する。そのような指示に関する例が、ローカルサービスを識別するサービス特有のURNを使用することである。このことは、異なるネットワーク事業者によって使用される異なるローカルサービス番号の問題を解決し、ローカルP−CSCFが、そのような番号をマッチさせる大規模な表を必要としないことを確実にする。
【0038】
11.P−CSCFは、セッションセットアップ時にPCRFに「ローカルサービス」インジケータを提供する(前述の6参照)。
【0039】
12.呼は、ローカルCSCFに送られ、ローカルCSCFにおいて、サービスURNに対するフィルタ基準が、サービス要求をサポートする特定のアプリケーションを識別する可能性がある。
【0040】
いくつかの実施形態において:
ローミングしており、認証されていないUEが、訪問先PLMNにおいてローカルサービスのためにアタッチすることができ、かつ訪問先PLMNにおいてローカルサービスにアクセスすることができる。UICCを有さないUEは、指定されたネットワークを有さず、したがって、ローカルネットワークを探し出す、またはユーザがローカルネットワークを選択することを許す。
【0041】
いくつかの実施形態において:
UICCなしのUE、または認証されていないIMSIで、UEのIMEIが、EPCにおいてUEを識別するのに使用され得る。IMSIは、利用可能である場合、「認証されていない」フラグを有するEPCシグナリングにおいて送られることが可能である。
【0042】
添付の図は、本発明の実施形態による、認証されていないユーザによるローカルサービスに対するアクセスに関するシグナリングフローの例を簡略化された様態で示すことを意図する。図は、いくつかの重要な原理に焦点を合せて、簡略化された呼フローを示す。
【0043】
いくつかの実施形態において、EIR機構が、既存の3GPP手続きの場合と同様に適用され得る。
【0044】
いくつかの実施形態において、以下のステップの一部またはすべてが実行されてよい:
1.UEが、ローカルサービスのためのアタッチを要求する。
【0045】
2.MMEが、ローカルサービスのための構成データにおいて構成されたPGWに向けて、ローカルサービスのために構成されたAPNを使用してPDN接続を確立する。
【0046】
5.アタッチが完了した後、UEが、「ローカルサービス」指示を含むSIP INVITE要求を送信する。
【0047】
6.P−CSCFが、IMSセッションセットアップ中にPCRFに「ローカルサービス」指示を転送する。このことは、PDN接続上で確立されたSIPセッションがローカルサービスにアクセスすることに限って使用されることを確実にすることを可能にする。
【0048】
8.P−CSCFが、ローカルサービスのためのSIPセッションを、ローカルサービスをサポートすることが知られているローカルCSCFに向けて送る。
【0049】
9.ローカルCSCFが、ローカルサービスのためのSIPセッションを、ローカルサービスをサポートすることが知られているASに向けて送る。
【0050】
10.ASが、IMSセッションにローカルサービスを使用することだけを許す。ASが、呼をローカルサービスに向けて送る。
【0051】
11.ローカルサービスのためのSIPセッションが確立される。呼を扱う機構のために必要に応じてSIP 200 OKに他の暫定的な応答が先行することが可能である。
【0052】
本発明の実施形態は、このように、認証されていないユーザが、PSドメインおよびIMSを介して、サービングPLMNまたは訪問先PLMNにおいて、特別な用途を有するローカルサービスにアクセスすることができるようにする。ローカルサービスは、事業者使用のためであり得る。例が、事業者サブスクリプションのセルフアクティベーションであり、それによって、ユーザは、特別な番号を呼び出してユーザのサブスクリプションをアクティブ化する。本発明の実施形態は、事業者に新たなサービス機会を提供する。
【0053】
頭字語:
APN アクセスポイント名
AS アプリケーションサーバ
CSCF 呼セッション制御機能
EIR 機器識別登録簿
EPC 進化型パケットコア
E−UTRAN 進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク
FQDN 完全修飾ドメイン名
HSS ホーム加入者サーバ
ISD インサート加入者データ(Insert Subscriber Data)
IMSI 国際移動体加入者識別番号
IMEI 国際移動局機器識別番号
IMS IPマルチメディアサブシステム
IMSI 国際移動体加入者識別番号
IVR 自動音声応答
LTE ロングタームエボリューション
MME モビリティ管理エンティティ
PCRF ポリシーおよび課金規則機能
P−CSCF プロキシ呼セッション制御機能
PS パケット交換型
QoS サービス品質
RAN 無線アクセスネットワーク
SIP セッション開始プロトコル
PDN パケットデータネットワーク
PGW PDNゲートウェイ
PLMN 公衆陸上移動体ネットワーク
UE ユーザ装置
UICC ユニバーサル集積回路カード
URI ユニフォームリソース識別子
URN ユニフォームリソース名
UTRAN ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク
【0054】
本発明の様々な態様および/または実施形態は、以下の態様および/または実施形態を含む(ただし、それらには限定されない)。
【0055】
いくつかの態様は、ユーザ装置UEに関係する。
【0056】
単独で、または組合せにより、様々な組合せで採用され得る、以下の実施形態を含む(ただし、それらには限定されない)様々な実施形態が提供される。
【0057】
実施形態において、前記ユーザ装置UEが:
− ユーザ認証なしでの、PSドメインによってアクセスされるIMSネットワークを含むローカルネットワークと呼ばれるサービングネットワーク経由での、非緊急サービスを含む、ローカルサービスと呼ばれるサービスへのアクセスをサポートするように構成される。
【0058】
実施形態において、前記ユーザ装置UEが:
− 前記PSドメインに対するアタッチ要求において、前記アタッチが、前記ローカルサービスへのアクセスのためであるという指示を提供するように構成される。
【0059】
実施形態において、前記ユーザ装置UEが:
− 前記ローカルサービスへのアクセスのためにIMSセッションを確立するのに先立って、IMS登録を飛ばして進むように構成される。
【0060】
実施形態において、前記ユーザ装置UEが:
− 前記ローカルネットワークにおいて、ローカルP−CSCFと呼ばれるP−CSCFに向けて、IMSセッション確立のためのSIP INVITE要求を、これは前記ローカルサービスへのアクセスのためであるという指示とともに送信するように構成される。
【0061】
実施形態において、前記ユーザ装置UEが:
− 前記ローカルサービスへのアクセスのためのIMSセッション確立のための、SIP INVITE要求において、要求−URIを有するローカルサービス指示を提供するように構成される。
【0062】
実施形態において:
− 前記ローカルサービス指示が、ローカルサービス−特有URNを含む。
【0063】
実施形態において、前記ユーザ装置UEが:
− ローカルサービスに対するアクセスが前記ローカルネットワークによってサポートされる場合に限って、ユーザ認証なしに、前記ローカルサービスにアクセスする手続きを開始するように構成される。
【0064】
実施形態において、前記ユーザ装置UEが:
− ローカルサービスに対する前記アクセスが前記ローカルネットワークによってサポートされるかどうかを示すブロードキャストされたシステム情報を受信するように構成される。
【0065】
他の態様は、PSドメインエンティティに関係する。
【0066】
単独で、または組合せにより、様々な組合せで採用され得る、以下の実施形態を含む(ただし、それらには限定されない)様々な実施形態が提供される。
【0067】
実施形態において、前記PSドメインエンティティが:
− 認証されていないユーザによる、前記PSドメインによってアクセスされるIMSネットワークを含むローカルネットワークと呼ばれるサービングネットワーク経由での、非緊急サービスを含む、ローカルサービスと呼ばれるサービスへのアクセスをサポートするように構成される。
【0068】
実施形態において、EPCのためのMMEなどの前記PSドメインエンティティが:
− 前記アタッチが前記ローカルサービスへのアクセスのためであるという指示を含むアタッチ要求を受信すること、
− 前記ローカルサービスへのアクセスのためのアタッチ手続き中、認証を飛ばして進む、または認証が失敗したことを受け入れ、アタッチ手続きを続行すること、
− NASセキュリティを実行しないこと、
− HSSにロケーション更新要求を送信しないこと、またはHSSからの不成功のロケーション更新応答のいずれも無視し、かつアタッチ手続きを続行すること、
− 前記ローカルサービスへのアクセスのためにアタッチされたUEのために、ローカルサービスのための構成データを使用して、PDN接続を確立すること、
− 別のPDN接続を確立しようとするいずれの試みも拒否することのうちの少なくとも1つを実行するように構成される。
【0069】
実施形態において、前記構成データが:
− 前記ローカルサービスへのアクセスのために使用すべきAPN、
− 前記ローカルサービスへのアクセスのために使用すべきPGWのFQDN、
− 前記ローカルサービスへのアクセスのためのPDN接続に関して要求されるQoSのうちの少なくとも1つを含む。
【0070】
実施形態において、PCRFなどの前記PSドメインエンティティが:
− 前記ローカルサービスへのアクセスのためのIMSセッション確立時に、P−CSCFからローカルサービス指示を受信し、
− 前記ローカルサービス指示に基づいて、前記ローカルサービスのためのIMSセッションだけを許すように構成される。
【0071】
他の態様は、IMSネットワークエンティティに関係する。
【0072】
単独で、または組合せにより、様々な組合せで採用され得る、以下の実施形態を含む(ただし、それらには限定されない)様々な実施形態が提供される。
【0073】
実施形態において、前記IMSネットワークエンティティが:
− 認証されていないユーザによる、PSドメインによってアクセスされる前記IMSネットワークを含むローカルネットワークと呼ばれるサービングネットワーク経由での、非緊急サービスを含む、ローカルサービスと呼ばれるサービスへのアクセスをサポートするように構成される。
【0074】
実施形態において、前記IMSネットワークエンティティが:
− IMSセッション確立のためのSIP INVITE要求を受信することであって、前記要求は、ローカルサービス指示を有する要求−URIを含むこと、
− 前記ローカルサービスへのアクセスのためのIMSセッション確立時に、PCRFにローカルサービス指示を転送すること、
− 前記ローカルサービス指示に基づいて、要求を、前記ローカルサービスをサポートする、ローカルCSCFと呼ばれる前記ローカルネットワークにおけるローカルCSCFに送ることのうちの少なくとも1つを実行するように構成されたP−CSCFを含む。
【0075】
実施形態において:
− 前記ローカルサービス指示が、ローカルサービス−特有URNを含む。
【0076】
実施形態において、前記IMSネットワークエンティティが:
− IMSセッション確立のためのSIP INVITE要求を受信し、前記要求は、ローカルサービス指示を有する要求−URIを含み、
− 前記ローカルサービス指示に基づいて、要求を、前記ローカルサービスをサポートするアプリケーションサーバに送るように構成されたローカルCSCFを含む。
【0077】
実施形態において:
− 前記ローカルサービス指示が、ローカルサービス−特有URNを含む。
【0078】
実施形態において、前記IMSネットワークエンティティが:
− 前記ローカルサービス指示に対してフィルタ基準を使用して、前記アプリケーションサーバを識別するように構成されたローカルCSCFを含む。
【0079】
実施形態において、前記IMSネットワークエンティティが:
− IMSセッション確立のためのSIP INVITE要求を受信し、前記要求は、ローカルサービス指示を有する要求−URIを含み、
− 前記ローカルサービスに要求を送るように構成されたアプリケーションサーバを含む。
【0080】
実施形態において、前記IMSネットワークエンティティが:
− 前記ローカルサービスのためにだけIMSセッション確立を許すように構成されたアプリケーションサーバを含む。
【0081】
他の態様は、RANエンティティに関係する。
【0082】
以下の実施形態を含む(ただし、それらには限定されない)様々な実施形態が提供される。
【0083】
実施形態において、前記RANエンティティが:
− 認証されていないユーザによる、PSドメインによってアクセスされるIMSネットワークを含むローカルネットワークと呼ばれるサービングネットワーク経由での、非緊急サービスを含む、ローカルサービスと呼ばれるサービスへのアクセスをサポートするシステムにおいて、ローカルサービスに対するアクセスがローカルネットワークによってサポートされるかどうかを示すシステム情報をブロードキャストするように構成される。
【0084】
他の態様は、移動体システムの前述したエンティティ(ユーザ装置、PSドメインエンティティ、IMSネットワークエンティティ、RANエンティティ)のうちの少なくとも1つを動作させるための、そのように構成されたエンティティによって実行される少なくとも1つのステップを含む方法に関係する。
【0085】
前述した様々な方法のステップは、プログラミングされたコンピュータによって実行され得ることが当業者には認識されよう。本明細書において、いくつかの実施形態は、機械可読またはコンピュータ可読であり、かつ命令の機械実行可能プログラムまたはコンピュータ実行可能プログラムを符号化するプログラム記憶デバイス、例えば、デジタルデータ記憶媒体であって、前記命令は、前記前述した方法のステップのうちのいくつか、またはすべてを実行する、プログラム記憶デバイスを範囲に含むことも意図している。プログラム記憶デバイスは、例えば、デジタルメモリ、磁気ディスクおよび磁気テープなどの磁気記憶媒体、ハードドライブ、または光学的に可読なデジタルデータ記憶媒体であってよい。また、実施形態は、前述した方法の前記ステップを実行するようにプログラミングされたコンピュータを範囲に含むことも意図している。