【課題を解決するための手段】
【0016】
本発明によれば、この目的は、本出願の請求項1に記載のエネルギーガイドチェーンと、本出願の請求項18に記載のローラモジュールとによって達成される。
【0017】
本発明によれば、特にケーブルおよびホースの形態とされたエネルギー伝送線および情報伝送線を収容し案内するためのエネルギーガイドチェーンは、対向する第1リンクプレートの平行な第1プレート列を有し、各第1プレート列の第1プレートは互いにヒンジ式に接続され、対向する第1プレートの少なくともいくつかは第1横断リムによって互いに接続される。
【0018】
少なくとも1つの第1プレート列の外側に配置され、そこに平行に配置される第2プレート列は、隣接する第1プレート列の第1プレートの反対側にあるヒンジ状に相互接続された第2プレートを含み、そのうちの少なくとも一部は、第2横断リムを介してそれぞれ反対側の第1プレートに接続される。
【0019】
対向する第1プレート及び第2プレートのいくつかの間には、第1横断リム及び第2横断リムに垂直に面するエネルギーガイドチェーンの少なくとも1つの側で第1プレート及び第2プレートを越えて突出する複数のローラが配置される。
【0020】
第2プレート列を第1プレート列の外部に配置することは、第2プレート列が第1プレート列の間に延在するエネルギーガイドチェーンの内部空間に対して外側に配置されることを意味する。
【0021】
以下では、「外側」、「内側」、「内部」、および「外部」のような用語は、常に、エネルギーガイドチェーン内の内部空間を指す。
【0022】
ローラが対向する第1プレートと第2プレートとの間の中間スペースに配置されているという事実により、ローラは、露出状態では横方向外向きに突出しないので、変位時に横方向障害物に対して保護される。
【0023】
本発明によるエネルギーガイドチェーンの好ましい構成では、第1プレート列及び第2プレート列の直接的に隣り合うプレートがエネルギーガイドチェーンの長手方向に実質的に真っ直ぐな位置から角度α≠0°にわたって第1の旋回方向に互いに旋回可能であり、その結果、エネルギーガイドチェーンは第1の円弧を形成するように曲げることができ、旋回角度β≧0°にわたって第1の旋回方向とは逆の第2旋回方向に旋回可能であり、ここで、α>βである。
【0024】
本発明によれば、各ローラは、第1円弧を形成するように曲げることができるエネルギーガイドチェーンの外側で第1プレート及び第2プレートを越えて突出するように設けることができる。
【0025】
各ローラは、特に、方向転換円弧(direction-changing arc)に対して外側で半径方向外向きに突出することができる。その結果、ライン重量が大きくても、エネルギーガイドチェーンは、それぞれの支持面上で摩耗することなく移動することができる。
【0026】
本発明によるエネルギーガイドチェーンは、以下のようにプレストレスされ得る。すなわち、互いに対して実質的に真っ直ぐな位置から変位される代わりに、隣接するプレートが第1旋回方向に巻き戻される位置から、概して非負荷状態で移動され得、反対の旋回方向の旋回運動が阻止される。
【0027】
エネルギーガイドチェーンは、好ましくは、第1円弧を形成するために曲げることができるエネルギーガイドチェーンの外側(その下側)の走行部と共に、ローラと共に支持面上に載置又は移動することができるように設計される。
【0028】
第1プレートおよび第2プレートは、同じ高さであることが好ましい。
【0029】
下面から離れて面する第2プレートの側面(したがって上面)は、第1プレートの上面と少なくとも同じ高さに配置することができる。
【0030】
この構成では、エネルギーガイドチェーンがローラを介して支持面上に載っている下部走行部上で、第2プレートの上部の狭い側部上を、場合によっては第1プレート上も摺動することができ、あるいは外側に突出することに加えて、ローラが上部の狭い側部を超えて突出するか、あるいは上部側部のみで突出する場合にはローラ支持を提供することができる。
【0031】
代替の構成では、第1プレート及び第2プレートの上面が異なる高さであってもよい。
【0032】
任意選択的に、上部走行部は、第1プレート又は第2プレートのいずれかの上面上で摺動または転動することができる。
【0033】
ローラの直径は、第1プレート又は第2プレートの高さよりも大きくすることができる。
【0034】
好ましくは、ローラの直径が第1プレート又は第2プレートの高さ以上であり、第1プレート又は第2プレートの高さの2倍以下である。
【0035】
第2横断リムに接続された第1プレートは、第2横断リムに解放可能に接続するために、第2横断リムに配置された固定部と協働する固定部を有することができる。
【0036】
第2横断リムに接続された第2プレートは第2横断リムに解放可能に接続するために、第2横断リムに配置された固定部と協働する固定部を有することができる。
【0037】
第1および第2プレートの固定部および第2横断リムの固定部は、それぞれ同一であってもよい。
【0038】
第1横断リムによって接続された第1プレートは第1横断リムに解放可能に接続するために、第1の横断リムに配置された固定部と協働する固定部を有することができる。
【0039】
第1横断リム及び第2横断リムのための第1プレート及び第2プレートの固定部と、第1横断リム及び第2横断リムの固定部とは、それぞれ同一であってもよい。
【0040】
このことは、両側に固定部を有する同じ構成のプレートを第1プレート列の第1プレートに使用することができ、一方、標準プレートを2つのプレート列からなるエネルギーガイドチェーン用の第2プレートに使用することができ、この標準プレートは第1プレートとは異なり、内側固定部のみを有することを意味する。
【0041】
標準的な横断リムを異なる長さとして、第1横断リムや第2横断リムとして使用することができる。
【0042】
しかしながら、第2プレート列の第2プレートは第2横断リムを固定するためのそれらの固定部に加えて、第1プレートおよび第1横断リムを備えるさらなるエネルギーガイドモジュールを結合するための外部横断リムを固定するため、さらなる固定部を有することができ、その場合、第2プレートは第1プレートと同様に、両側に固定部を備える。
【0043】
ローラモジュールは次に、そのエネルギーガイドモジュールに連結され得る。
【0044】
第1プレート及び第2プレートは、直接隣接するプレートとのクランクされたオーバーラップ領域(cranked overlap regions)を有することができる。
【0045】
この場合、2つの第1プレート列に対向して配置された第1プレートは、内向きおよび外向きにクランクされたオーバーラップ領域がそれぞれ対向した関係で配置することができる。
【0046】
第2プレート列のうちの1つの第1プレートに対向して配置された第2プレートは第1プレート及び第2プレートの内向きにクランクされたオーバーラップ領域および外向きにクランクされたオーバーラップ領域がそれぞれ互いに反対の関係にあるように配置することができ、一方、他の第2プレート列の第2プレートは、第1プレートの内向きにクランクされたオーバーラップ領域および第2プレートの外向きにクランクされたオーバーラップ領域ならびに第1プレートの外向きにクランクされたオーバーラップ領域が反対の関係にあるように配置される。
【0047】
本発明の好ましい態様では、ローラは、保持手段に取り付けられる。保持手段は、プレートに平行な2つのリムを有するヨークの形態とされている。2つのリムの間には、ローラが配置され、各リムは、第1端部領域にて接続リムによって互いに接続されている。
【0048】
これに加えて、またはこれに代えて、ローラは、第2プレートおよび対向配置された第1プレートの間またはこれらプレートに取り付けることもできる。
【0049】
保持手段は、第1プレートとそれに対向する第2プレートとの間に第2横断リムを形成することができる。
【0050】
連結リムの領域および/または第1端部領域と反対側の側方リムの第2端部領域において、保持手段は、保持手段の横方向に配置された第1プレート及び第2プレートの固定部と協働する固定部を有することができる。
【0051】
ローラが間に配置された第1プレート及び第2プレートは、ローラが外側に突出する側(下側)とは反対の側(上側)で、実質的に真っ直ぐな第2横断リムによって互いに接続することができる。
【0052】
この場合には、ローラが実質的に真っ直ぐな第2横断リム上に内側に支持され、対向して配置された第1プレート及び第2プレートに固定された保持手段内に取り付けることができる。
【0053】
固定目的のために、保持手段は、ローラが外側に突出する第1プレート及び第2プレートの側面(下面)上にそれぞれ係合することができ、その側面で支持することができる。
【0054】
ローラの支持は2つの平行なリムによって提供することができ、その間にローラが配置され、第2横断リム上の端部領域で支持される。
【0055】
その他方の端部領域において、リムはそれぞれ、外側に傾斜した曲成領域を有することができ、曲成領域は、第1プレート及び第2プレートの上面に当接する。
【0056】
保持手段は、プレートに平行とされた2つの側方リムを有するヨークの形態とすることができる。側方リムは、第1端部領域において接続リムによって互いに接続されている。第1端部領域に対向する第2端部領域において、それぞれ外側に傾斜した曲成領域が設けられている。接続リムが実質的に真っ直ぐな横断リムの内側に支持されている。傾斜した曲成領域は、第1プレート及び第2プレートの下側に当接する、
【0057】
曲成領域は、第1プレート及び第2プレートの下側でねじによって固定することができる。
【0058】
別の構成では、曲成領域が固定手段なしに第1プレート及び第2プレートの下面に当接することができる。この場合、第1プレートの上に係合する曲成領域の下には、隣り合う第1プレート又は第2プレートにおける保持手段のための固定要素が設けられている。
【0059】
固定要素は、第2横断リムの固定部と同一の構成の固定部を有することができ、第1プレートの固定部に固定することができる。
【0060】
また、好ましくは、第2プレートの固定部を有する固定要素が提供され、固定要素は第2横断リムの固定部と同一の構成であり、第2プレートの固定部に固定することができる固定部を有する。
【0061】
対応する様式で、ヨーク形状の保持手段の側方リムの第2端部領域の少なくとも1つは、開口部を有することができ、開口部を通って、それぞれの固定要素が延在し、傾斜領域を固定して、それぞれ第1プレート及び第2プレートに対する側方移動を防止する。
【0062】
第1横断リムおよび/または第2横断リムの固定部は、それぞれのプレートに当接する領域において、プレートの長手方向に延在し、少なくとも1つの側部が直接隣接するプレートのオーバーラップ領域を越えて突出する横方向拡張部を有することができる。
【0063】
このようにして、直接隣接するプレートは、プレートの長手方向に対して横方向に向けられた変位を防止するように固定される。
【0064】
さらに、プレート列の横方向の安定性を保証するために、プレートは長手方向に面する少なくとも1つの突起を有し、アンダーカット構成(undercut configuration)の領域を有する。プレートの突起は、旋回角度の少なくとも一部にわたって直接隣接するプレートのアンダーカット領域に係合することが好ましい。
【0065】
好ましくは、直近に隣接するプレートは、横方向に向けられた分離を防止するために、旋回角度全体にわたってロックされる。
【0066】
本発明によれば、ローラモジュールは、対向して配置された複数の第1プレートを含む平行なプレート列を有するエネルギーガイドチェーンに横方向に固定するために、対向して配置されたプレートの少なくともいくつかが横断リムによって互いに接続され、2つのプレート列を含むエネルギーガイドチェーンのプレートとして好適な第2プレートと、保持手段に取り付けられたローラとを有する。保持手段は第2プレートに接続され、エネルギーガイドチェーンの第1プレート、すなわち第2プレートに対向するプレートに解放可能に固定するための固定手段を有する。ローラは、第2プレートを越えて第2プレートに平行に面する方向に突出する。
【0067】
ローラの直径は、第2プレート及び保持手段の高さよりも大きくすることができる。
【0068】
好ましくは、ローラの直径は、第2プレートの高さ以上であり、第2プレートの高さの2倍以下である。
【0069】
保持手段は、第1プレート及び第2プレートに平行とされた2つのリムを有するヨークの形態とすることができる。2つのリムの間にローラが配置され、2つのリムは、第1端部領域において接続リムによって互いに接続される
【0070】
保持手段は、エネルギーガイドチェーンの第1プレートとローラモジュールの第2プレートとの間に配置することができる横断リムを形成することができる。
【0071】
接続リムの区域において、保持手段は固定部を有することができ、それによって、第1プレートの固定部に解放可能に固定することができる。
【0072】
これに加えて、またはこれに代えて、リムの端部領域、すなわち、第1端部領域から離れた端部領域において、保持手段は、第1プレートの固定部に解放可能に固定することができる固定領域を有することができる。
【0073】
ローラモジュールは、第2プレートに対して実質的に横断方向に真っ直ぐに延在する横断リムを有することができる。横断リムは、第1端部領域において第2プレートに接続され、第2端部領域において、第2プレートに対向するエネルギーガイドチェーンの第1プレートに取り外し可能に固定するための固定部を有する。
【0074】
横断リムは、ローラが突出する第2プレートの側部(下側)とは反対の第2プレートの領域に配置することができる。
【0075】
横断リムはまた、その第1端部領域に、第2プレート上の固定部に取り外し可能に固定され得る固定部を有することができる。
【0076】
この構成では、横断リムの第1端部領域および第2端部領域内の2つの固定部を同一の構成とすることができる。
【0077】
ローラは、横断リム上で内側に支持される保持手段内に取り付けることができる。保持手段は、第2プレートに接続されるとともに、対向配置されたエネルギーガイドチェーンの第1プレートに接続するための固定手段を有する。
【0078】
そのために、保持手段は、ローラが外側に突出する第2プレートの側面(下側)に係合し、その側面で支持される領域を有することができる。
【0079】
その領域の反対側で、保持手段は、対向配置されたエネルギーガイドチェーンの第1プレートの下側に係合し、その下側で支持されるのに適した別の領域を有することができる。
【0080】
保持手段は、第2プレートの高さ方向に延在し、その間にローラが配置される2つの平行なリムを有することができる。各リムは、横断リムに面する第1端部領域において横断リム上に支持される。一方で、各リムの第2端部領域には、エネルギーガイドチェーンの第2プレートの下面およびこれに対向配置された第1プレートの下面に当接する外側に傾斜した曲成領域を有する。
【0081】
保持手段は、第2プレートに平行とされた2つの側方リムを有するヨークとされた形態とすることができる。各側方リムの第1端部領域は、接続リムによって互いに接続されている。各側方リムの第2端部領域は、外側に傾斜した曲成領域を有する。接続リムは、横断リムの内側に当接する。曲成領域は、エネルギーガイドチェーンの第2プレートの下側および第1プレートの下側に当接するように構成され、これによりローラモジュールの固定が提供される。
【0082】
曲成領域は、第1プレート及び第2プレートの下側に固定するための固定手段を有することができる。
【0083】
第1端部領域において、ヨークの側方リムは、複数の突起を有することができる。各突起は、その長手方向に延在し、ローラのスピンドルに直交する方向に延在し、横断リムを越えて横方向に突出して横断リムの端部に当接する。
【0084】
本発明によるローラモジュールは、保持手段のための固定要素を有することができる。この固定要素は、横断リムの固定部と同一であり、第1プレートの固定部に固定することができる固定部を含む。
【0085】
さらに、保持手段のための第2固定要素を設けることがでる。この固定要素は、横断リムの固定部と同一であり、第2プレートの固定部に固定することができる固定部を含む。
【0086】
ヨークの側方リムの第2端部領域の少なくとも1つは、開口部を有することができる。対応する固定要素が開口部を貫通するように延在し、第2プレートおよび第1プレートに対する横方向変位を防止するように曲成領域を固定する。これにより、ローラモジュールの固定が提供される。
【0087】
横断リムの固定部および/または保持手段の固定要素は、プレートに対向する領域において横方向に広がる複数の拡幅部分を有することができる。各拡幅部分は、各プレートに当接し、かつ直近に隣接するプレートのオーバーラップ領域を越えて少なくとも1つの側面に突出する。
【0088】
ローラモジュールの第2プレートは、その長手方向に面する少なくとも1つの突起と、アンダーカット構成の領域とを有することができる。プレートの突起は、旋回角度の少なくとも一部にわたって、直近に隣接する第2プレートのアンダーカット領域に係合することができる。この場合、直近に隣接するプレートの横方向の分離に対抗することができる。
【0089】
本発明はさらに、エネルギーガイドチェーンにおけるローラユニットの使用を含む。平行な各第1プレート列は、対向配置された複数の第1リンクプレートを備えている。各第1プレート列の第1プレートは互いにヒンジ式に接続され、対向する第1プレートの少なくともいくつかは複数の第1横断リムによって互いに接続される。平行な第2プレート列は、少なくとも1つの第1プレート列の外側に平行に配置される。第2プレート列は、ヒンジ式に相互接続された複数の第2プレートを備えている。第2プレート列は、隣接する第1プレート列の第1プレートと反対の関係にあり、その少なくともいくつかは複数の第2横断リムによって対応して対向する第1プレートに接続されている。各第2横断リムは、プレートの高さ方向の下部領域または上部領域に配置される。
【0090】
本発明によるローラユニットは、2つの平行なリムと、これらリムの間に配置されたローラとを有する保持手段を有する。各リムは、第1の端部領域に、第1プレートと第2プレートとの間に配置された第2横断リムに当接するための支持手段を有している。第1の端部領域と反対側の第2端部領域には、支持手段から離間した第1プレート及び第2プレートの側部に当接するように、それぞれが外側に傾斜した曲成領域が設けられている。
【0091】
ローラは、リムの外側に傾斜した曲成領域を越えて突出する。
【0092】
ローラの直径は、保持手段の高さよりも大きくすることができる。
【0093】
好ましくは、ローラの径は、保持手段の高さ以上とされ、又は、保持装置の高さの2倍以下とされている。
【0094】
ローラは、平行なリムに固定されたスピンドル上に、または平行なリム内に回転可能に配置することができる。
【0095】
代替的に、ローラは、平行なリム内又はリム上に回転可能に取り付けられたスピンドル上に固定することができる。
【0096】
平行なリムの支持手段は、それぞれ、リムの両側でリムの長手方向に延在する複数の突出部を有する第1端部領域における端部凹部の形態とすることができる。
【0097】
凹部の底部は、エネルギーガイドチェーンの第1プレートと第2プレートとの間に延在する第2横断リムに対するリムの接触に役立つ。
【0098】
横方向突起はローラの軸に垂直に面するその端部で第2横断リム上に係合し、それに当接するように働く。
【0099】
接続リムは平行なリムの凹部の底部の高さ位置で延在することができ、この接続リムは、第2横断リムに接触させることができる。
【0100】
接続リムは、リムの第1端部領域の間で、平行なリムの凹部および横方向の突出部なしで延在することもできる。
【0101】
曲成領域を有する2つの平行なリムは、個別であってもよく、またはそれらが接続リムによって互いに接続されている場合にはそれらは成形された板金の形態で一体に提供されてもよい。
【0102】
曲成領域は、第1プレート及び第2プレートに固定するための固定手段を有することができる。固定手段は、支持手段から離間した位置に設けられている。固定手段は、例えば、ねじで固定するための複数の穴を有している。
【0103】
対向する第1プレートと第2プレートとに対して固定するために、曲成領域への移行ゾーン(transitional zone)におけるリムは、固定要素を挿入することができる複数の開口を有することができる。固定要素は、リムの第2端部領域で隣接する第1プレートおよび/または第2プレートに対して固定するために、ローラのスピンドルの方向に挿入され得る。
【0104】
それらの側部の一方または両方の曲成領域は、平行なリムの第1端部領域に面するプレートを有することができる。プレートの開口部を通って固定要素が挿入され、プレートは固定要素に対して横方向に係合する。