(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
前記外部通信コントロール部が外部通信コントロール部本体と入出庫口の前に設けられる車両を一時停止させる領域である一時停止領域の内側に位置する電気通信機器と無線通信できる指向性をもつ複数の受信機とを有し、
複数の受信機が上から見て入出庫口の横幅方向に任意の間隔で配置され、
複数の受信機のうちの単数又は複数の特定受信機の位置の情報である単数又は複数の位置情報を基に特定電気通信機器が前記特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置するか否かを判定する位置判定工程と、
を備え、
ここで、
前記特定電気通信機器は前記外部通信コントロール部と通信を確保できた前記電気通信機器であり、
前記特定受信機は前記特定電気通信機器と通信を確保できた特定の受信機であり、
前記位置判定工程が前記特定電気通信機器が前記特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置すると判定すると前記入出庫工程を実行し、前記特定電気通信機器が前記特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置すると判定しないと前記入出庫工程を実行しない、
ことを特徴とする請求項1に記載の駐車場の利用者認証方法。
前記位置判定工程は、複数の受信機のうち単数の前記特定受信機の位置の情報である単数の位置情報を基に、上から見て単数の前記特定受信機の位置が確認した前記特定入出庫口の位置に対応するときに、前記特定電気通信機器が前記特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置すると判定する、
ことを特徴とする請求項2に記載の駐車場の利用者認証方法。
前記位置判定工程は、複数の受信機のうち複数の前記特定受信機の位置の情報である複数の位置情報を基に、上から見て複数の前記特定受信機の位置の中間的な位置である平均位置が確認した前記特定入出庫口の位置に対応するときに、前記特定電気通信機器が前記特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置すると判定する、
ことを特徴とする請求項2に記載の駐車場の利用者認証方法。
前記位置判定工程は、利用者が入出庫口での操作を開始したとき前記特定入出庫口を確認し、複数の受信機のうち通信を確保できた特定の受信機である単数の前記特定受信機の位置の情報である単数の位置情報を基に、上から見て単数の前記特定受信機の位置が確認した前記特定入出庫口の位置に対応するときに、前記特定電気通信機器が前記特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置すると判定する、
ことを特徴とする請求項3に記載の駐車場の利用者認証方法。
前記位置判定工程は、利用者が入出庫口での操作を開始したとき前記特定入出庫口を確認し、複数の受信機のうち通信を確保できた特定の受信機である複数の前記特定受信機の位置の情報である複数の位置情報を基に、上から見て複数の前記特定受信機の位置の中間的な位置である平均位置が確認した前記特定入出庫口の位置に対応するときに、前記特定電気通信機器が前記特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置すると判定する、
ことを特徴とする請求項4に記載の駐車場の利用者認証方法。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は以上に述べた問題点に鑑み案出されたもので、車両を駐車場に駐車させるのに便利な駐車場の利用者認証方法を提供しようとする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明に係る電気通信機器を操作する利用者の乗る車両を入出庫口を通して受入れて駐車させる駐車システムにおける駐車場の利用者認証方法であって、入出庫口の前に位置する利用者の操作する電気通信機器と通信可能な電子機器である外部通信コントロール部を準備する準備工程と、入出庫口の前に位置する利用者の操作する電気通信機器と前記外部通信コントロール部との通信を確保する通信確保工程と、前記外部通信コントロール部が通信を確保した電気通信機器から顧客IDを受信する顧客ID受信工程と、受信した顧客IDが有効が否かを判定する顧客ID有効判定工程と、顧客IDが有効であると判断するとき利用者の乗る車両を特定入出庫口に通して入出庫させる入出庫工程と、を備え、ここで、前記顧客IDは駐車システムにより電気通信機器に与えられるIDまたは電気通信機器を操作する利用者に与えられるIDであり、前記特定入出庫口は利用者が車両を入出庫させるため入出庫操作をする入出庫口である、ものとした。
【0009】
上記本発明の構成により、準備工程は、入出庫口の前に位置する利用者の操作する電気通信機器と無線通信可能または音声通信可能な電子機器である外部通信コントロール部を準備する。通信確保工程は、入出庫口の前に位置する利用者の操作する電気通信機器と前記外部通信コントロール部との通信を確保する。顧客ID受信工程は、前記外部通信コントロール部が通信を確保した電気通信機器から顧客IDを受信する。顧客ID有効判定工程は、受信した前記顧客IDが有効が否かを判定する。入出庫工程は、顧客IDが有効であると判断するとき利用者の乗る車両を特定入出庫口に通して入出庫させる。ここで、前記顧客IDは駐車システムにより電気通信機器に与えられるIDまたは電気通信機器を操作する利用者に与えられるIDであり、前記特定入出庫口は利用者が車両を入出庫させるための操作である入出庫操作をする入出庫口である。
その結果、入出庫口の前に位置する利用者を入出庫口を通して駐車場へ入出庫することを許可された者であると認証できる。
【0010】
以下に、本発明の実施形態に係る駐車場の利用者認証方法を説明する。本発明は、以下に記載した実施形態のいずれか、またはそれらの中の二つ以上が組み合わされた態様を含む。
【0011】
本発明の実施形態に係る駐車場の利用者認証方法は、前記顧客ID有効判定工程は、受信した前記顧客IDが通信を確保した電気通信機器の位置する入出庫口を持つ駐車場と予め関連づけられていると判断したとき受信した前記顧客IDが有効であると判定する。
上記の実施形態の構成により、前記顧客ID有効判定工程は、受信した前記顧客IDが通信を確保した電気通信機器の位置する入出庫口を持つ駐車場と予め関連づけられていると判断したとき受信した前記顧客IDが有効であると判定する。
その結果、駐車場に対応する顧客IDの有効を判断できる。
【0012】
本発明の実施形態に係る駐車場の利用者認証方法は、前記準備工程が複数の駐車場を各々に管理できるパーキングサーバを用意し、前記顧客ID有効判定工程は、前記外部通信コントロール部が受信した前記顧客IDと前記外部通信コントロール部の位置する入出庫口を持つ駐車場のパーキングIDとを前記パーキングサーバに送信した後で、前記外部通信コントロール部が前記パーキングサーバから前記顧客IDが前記パーキングIDに対して有効であることを意味する有効信号を受信したとき前記顧客IDが有効であると判定する、
上記の実施形態の構成により、パーキングサーバが、複数の駐車場を各々に管理できる。前記外部通信コントロール部が受信した前記顧客IDと前記外部通信コントロール部の位置する入出庫口を持つ駐車場のパーキングIDとを前記パーキングサーバに送信した後で、前記外部通信コントロール部が前記パーキングサーバから前記顧客IDが前記パーキングIDに対して有効であることを意味する有効信号を受信したとき前記顧客IDが有効であると判定する。
その結果、駐車場に対応する顧客IDの有効を判断できる。
【0013】
本発明の実施形態に係る駐車場の利用者認証方法は、前記顧客ID有効判定工程は、利用者が入出庫口での入出庫操作を開始したとき前記特定入出庫口を確認し、受信した前記顧客IDが確認した前記特定入出庫口と予め関連づけられているとき受信した前記顧客IDが有効であると判定する、
上記の実施形態の構成により、前記顧客ID有効判定工程は、利用者が入出庫口での入出庫操作を開始したとき前記特定入出庫口を確認し、受信した前記顧客IDが確認した前記特定入出庫口と予め関連づけられているとき受信した前記顧客IDが有効であると判定する。
その結果、特定入出庫口に対応する顧客IDの有効を判断できる。
【0014】
本発明の実施形態に係る駐車場の利用者認証方法は、前記顧客ID有効判定工程は、利用者が入出庫口での入出庫操作を開始したとき前記特定入出庫口を確認し、受信した前記顧客IDが確認した前記特定入出庫口を持つ駐車場と予め関連づけられているとき受信した前記顧客IDが有効であると判定する。
上記の実施形態の構成により、前記顧客ID有効判定工程は、利用者が入出庫口での入出庫操作を開始したとき前記特定入出庫口を確認し、受信した前記顧客IDが確認した前記特定入出庫口をもつ駐車場と予め関連づけられているとき受信した前記顧客IDが有効であると判定する。
その結果、特定入出庫口を持つ駐車場に対応する顧客IDの有効を判断できる。
【0015】
本発明の実施形態に係る駐車場の利用者認証方法は、前記外部通信コントロール部が外部通信コントロール部本体と入出庫口の前に設けられる車両を一時停止させる領域である一時停止領域の内側に位置する電気通信機器と無線通信できる指向性をもつ受信機とを有する。
上記の実施形態の構成により、前記外部通信コントロール部が外部通信コントロール部本体と受信機とを有する。前記受信機が、入出庫口の前に設けられる車両を一時停止させる領域である一時停止領域の内側に位置する電気通信機器と無線通信できる指向性をもつ。
その結果、確実に一時停止領域の内側に位置する電気通信機器と通信を確保できる。
【0016】
本発明の実施形態に係る駐車場の利用者認証方法は、前記外部通信コントロール部が外部通信コントロール部本体と入出庫口の前に設けられる車両を一時停止させる領域である一時停止領域の内側に位置する電気通信機器と無線通信できる指向性をもつ複数の受信機とを有し、複数の受信機が上から見て入出庫口の横幅方向に任意の間隔で配置され、利用者が入出庫口での操作を開始したとき前記特定入出庫口を確認し、複数の受信機のうち単数又は複数の特定受信機の位置の情報である単数又は複数の位置情報を基に特定電気通信機器が確認した前記特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置するか否かを判定する位置判定工程と、を備え、ここで、特定電気通信機器は前記外部通信コントロール部と通信を確保できた前記電気通信機器であり、前記特定受信機は前記特定電気通信機器と通信を確保できた特定の受信機であり、前記位置判定工程が前記特定電気通信機器が前記特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置すると判定すると前記入出庫工程を実行する、
上記の実施形態の構成により、前記外部通信コントロール部が外部通信コントロール部本体と入出庫口の前に設けられる車両を一時停止させる領域である一時停止領域の内側に位置する電気通信機器と無線通信できる指向性をもつ複数の受信機とを有する。複数の受信機が上から見て入出庫口の横幅方向に任意の間隔で配置される。
位置判定工程は、利用者が入出庫口での操作を開始したとき前記特定入出庫口を確認し、複数の受信機のうち単数又は複数の特定受信機の位置の情報である単数又は複数の位置情報を基に特定電気通信機器が確認した前記特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置するか否かを判定する。特定電気通信機器は前記外部通信コントロール部と通信を確保できた前記電気通信機器である。前記特定受信機は前記特定電気通信機器と通信を確保できた特定の受信機である。前記位置判定工程が前記特定電気通信機器が前記特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置すると判定すると前記入出庫工程を実行する。
その結果、特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置する電気通信機器を操作する利用者の入出庫操作により利用者の乗る車両を特定入出庫口に通して入出庫させることができる。
【0017】
本発明の実施形態に係る駐車場の利用者認証方法は、前記外部通信コントロール部が外部通信コントロール部本体と入出庫口の前に設けられる車両を一時停止させる領域である一時停止領域の内側に位置する電気通信機器と無線通信できる指向性をもつ複数の受信機とを有し、複数の受信機が上から見て入出庫口の横幅方向に任意の間隔で配置され、複数の受信機のうち単数又は複数の特定受信機の位置の情報である単数又は複数の位置情報を基に、上から見て単数または複数の前記特定受信機の位置の平均位置が前記特定入出庫口の位置に対応するときに、前記特定電気通信機器が前記特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置すると判定する、位置判定工程と、を備え、ここで、前記特定電気通信機器は前記外部通信コントロール部と通信を確保できた前記電気通信機器であり、前記特定受信機は前記特定電気通信機器と通信を確保できた特定の受信機であり、前記位置判定工程が前記特定電気通信機器が前記特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置すると判定すると前記入出庫工程を実行する。
上記の実施形態の構成により、前記外部通信コントロール部が外部通信コントロール部本体と入出庫口の前に設けられる車両を一時停止させる領域である一時停止領域の内側に位置する電気通信機器と無線通信できる指向性をもつ複数の受信機とを有する。複数の受信機が上から見て入出庫口の横幅方向に任意の間隔で配置される。位置判定工程は、複数の受信機のうち単数又は複数の特定受信機の位置の情報である単数又は複数の位置情報を基に、上から見て単数または複数の前記特定受信機の位置の平均位置が前記特定入出庫口の位置に対応するときに、前記特定電気通信機器が前記特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置すると判定する。前記特定電気通信機器は前記外部通信コントロール部と通信を確保できた前記電気通信機器である。前記特定受信機は前記特定電気通信機器と通信を確保できた特定の受信機である。前記位置判定工程が前記特定電気通信機器が前記特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置すると判定すると前記入出庫工程を実行する。
【0018】
本発明の実施形態に係る駐車場の利用者認証方法は、前記外部通信コントロール部が外部通信コントロール部本体と入出庫口の前に設けられる車両を一時停止させる領域である一時停止領域の内側に位置する電気通信機器と無線通信できる指向性をもつ複数の受信機とを有し、複数の受信機が上から見て入出庫口の横幅方向に任意の間隔で配置され、利用者が入出庫口での操作を開始したとき前記特定入出庫口を確認し、複数の受信機のうち単数又は複数の特定受信機の位置の情報である単数又は複数の位置情報を基に特定電気通信機器が確認した前記特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置するか否かを判定する位置判定工程と、を備え、ここで、特定電気通信機器は前記外部通信コントロール部と通信を確保できた前記電気通信機器であり、前記特定受信機は前記特定電気通信機器と通信を確保できた特定の受信機であり、前記位置判定工程が前記特定電気通信機器が前記特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置すると判定すると前記入出庫工程を実行する、
上記の実施形態の構成により、前記外部通信コントロール部が外部通信コントロール部本体と入出庫口の前に設けられる車両を一時停止させる領域である一時停止領域の内側に位置する電気通信機器と無線通信できる指向性をもつ複数の受信機とを有する。複数の受信機が上から見て入出庫口の横幅方向に任意の間隔で配置される。
位置判定工程は、利用者が入出庫口での操作を開始したとき前記特定入出庫口を確認し、、複数の受信機のうち単数又は複数の特定受信機の位置の情報である単数又は複数の位置情報を基に特定電気通信機器が確認した前記特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置するか否かを判定する。特定電気通信機器は前記外部通信コントロール部と通信を確保できた前記電気通信機器である。前記特定受信機は前記特定電気通信機器と通信を確保できた特定の受信機である。前記位置判定工程が前記特定電気通信機器が前記特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置すると判定すると前記入出庫工程を実行する。
その結果、特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置する電気通信機器を操作する利用者の入出庫操作により利用者の乗る車両を特定入出庫口に通して入出庫させることができる。
【0019】
本発明の実施形態に係る駐車場の利用者認証方法は、前記外部通信コントロール部が外部通信コントロール部本体と入出庫口の前に設けられる車両を一時停止させる領域である一時停止領域の内側に位置する電気通信機器と無線通信できる指向性をもつ複数の受信機とを有し、複数の受信機が上から見て入出庫口の横幅方向に任意の間隔で配置され、利用者が入出庫口での操作を開始したとき前記特定入出庫口を確認し、複数の受信機のうち単数又は複数の特定受信機の位置の情報である単数又は複数の位置情報を基に、上から見て単数または複数の前記特定受信機の位置の平均位置が確認した前記特定入出庫口の位置に対応するときに、前記特定電気通信機器が前記特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置すると判定する、位置判定工程と、を備え、ここで、前記特定電気通信機器は前記外部通信コントロール部と通信を確保できた前記電気通信機器であり、前記特定受信機は前記特定電気通信機器と通信を確保できた特定の受信機であり、前記位置判定工程が前記特定電気通信機器が前記特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置すると判定すると前記入出庫工程を実行する。
上記の実施形態の構成により、前記外部通信コントロール部が外部通信コントロール部本体と入出庫口の前に設けられる車両を一時停止させる領域である一時停止領域の内側に位置する電気通信機器と無線通信できる指向性をもつ複数の受信機とを有する。複数の受信機が上から見て入出庫口の横幅方向に任意の間隔で配置される。位置判定工程は、利用者が入出庫口での操作を開始したとき前記特定入出庫口を確認し、複数の受信機のうち単数又は複数の特定受信機の位置の情報である単数又は複数の位置情報を基に、上から見て単数または複数の前記特定受信機の位置の平均位置が確認した前記特定入出庫口の位置に対応するときに、前記特定電気通信機器が前記特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置すると判定する。前記特定電気通信機器は前記外部通信コントロール部と通信を確保できた前記電気通信機器である。前記特定受信機は前記特定電気通信機器と通信を確保できた特定の受信機である。前記位置判定工程が前記特定電気通信機器が前記特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置すると判定すると前記入出庫工程を実行する。
その結果、特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置する電気通信機器を操作する利用者の入出庫操作により利用者の乗る車両を特定入出庫口に通して入出庫させることができる。
【発明の効果】
【0020】
以上説明したように、本発明に係る複数の車両を駐車場に駐車させる駐車システムは、その構成により、以下の効果を有する。
入出庫口の前に位置する利用者の操作する電気通信機器と通信可能な外部通信コントロール部を準備し、入出庫口の前に位置する利用者の操作する電気通信機器と前記外部通信コントロール部との通信を確保し、通信を確保した電気通信機器から電気通信機器または利用者に与えられる顧客IDを受信し、受信した前記顧客IDが有効が否かを判定し、顧客IDが有効であると判断するとき利用者の乗る車両を前記特定入出庫口に通して入出庫させる様にしたので、入出庫口の前に位置する利用者を入出庫口を通して駐車場へ入出庫することを許可された者であると認証できる。
また、受信した前記顧客IDが通信を確保した電気通信機器の位置する入出庫口を持つ駐車場と予め関連づけられていると判断したとき受信した前記顧客IDが有効であると判定する様にしたので、駐車場に対応する顧客IDの有効を判断できる。
また、外部通信コントロール部が、受信した前記顧客IDとパーキングIDとをパーキングサーバに送信し、パーキングサーバから顧客IDがパーキングIDに対して有効であることを意味する有効信号を受信したとき、受信した前記顧客IDが有効であると判定する様にしたので、駐車場に対応する顧客IDの有効を判断できる。
また、利用者が入出庫口での入出庫操作を開始したとき前記特定入出庫口を確認し、受信した前記顧客IDが確認した前記特定入出庫口と予め関連づけられているとき、受信した前記顧客IDが有効であると判定する様にしたので、特定入出庫口に対応する顧客IDの有効を判断できる。
また、利用者が入出庫口での入出庫操作を開始したとき前記特定入出庫口を確認し、受信した前記顧客IDが確認した前記特定入出庫口と予め関連づけられているとき、受信した前記顧客IDが有効であると判定する様にしたので、特定入出庫口を持つ駐車場に対応する顧客IDの有効を判断できる。
また、入出庫口の前に設けられる車両を一時停止させる領域である一時停止領域の内側に位置する電気通信機器と通信できる指向性をもつ受信機を用意する様にしたので、一時停止領域の内側に位置する電気通信機器と通信を確実に確保できる。
また、入出庫口の前に設けられる一時停止領域の内側に位置する電気通信機器と通信できる指向性をもつ複数の受信機を上から見て上から見て入出庫口の横幅方向に任意の間隔で配置し、通信を確保できた単数又は複数の特定受信機の位置の情報である単数又は複数の位置情報を基に特定電気通信機器が前記特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置するか否かを判定し、前記特定電気通信機器が前記特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置すると判定すると前記入出庫工程を実行する様にしたので、特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置する電気通信機器を操作する利用者の入出庫操作により利用者の乗る車両を特定入出庫口に通して入出庫させることができる。
また、入出庫口の前に設けられる一時停止領域の内側に位置する電気通信機器と通信できる指向性をもつ複数の受信機を上から見て入出庫口の横幅方向に任意の間隔で配置し、通信を確保できた単数又は複数の特定受信機の位置の情報である単数又は複数の位置情報を基に、上から見て単数または複数の前記特定受信機の位置の平均位置が前記特定入出庫口の位置に対応するときに、前記特定電気通信機器が前記特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置すると判定し前記入出庫工程を実行する様にしたので、特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置する電気通信機器を操作する利用者の入出庫操作により利用者の乗る車両を特定入出庫口に通して入出庫させることができる。
また、入出庫口の前に設けられる一時停止領域の内側に位置する電気通信機器と通信できる指向性をもつ複数の受信機を上から見て入出庫口の横幅方向に任意の間隔で配置し、利用者が入出庫口での入出庫操作を開始したとき前記特定入出庫口を確認し、通信を確保できた単数又は複数の特定受信機の位置の情報である単数又は複数の位置情報を基に特定電気通信機器が確認した前記特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置するか否かを判定し、前記特定電気通信機器が前記特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置すると判定すると前記入出庫工程を実行する様にしたので、特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置する電気通信機器を操作する利用者の入出庫操作により利用者の乗る車両を特定入出庫口に通して入出庫させることができる。
また、入出庫口の前に設けられる一時停止領域の内側に位置する電気通信機器と通信できる指向性をもつ複数の受信機を上から見て入出庫口の横幅方向に任意の間隔で配置し、利用者が入出庫口での入出庫操作を開始したとき前記特定入出庫口を確認し、通信を確保できた単数又は複数の特定受信機の位置の情報である単数又は複数の位置情報を基に、上から見て単数または複数の前記特定受信機の位置の平均位置が確認した前記特定入出庫口の位置に対応するときに、前記特定電気通信機器が前記特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置すると判定し前記入出庫工程を実行する様にしたので、特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置する電気通信機器を操作する利用者の入出庫操作により利用者の乗る車両を特定入出庫口に通して入出庫させることができる。
その結果、車両を駐車場に駐車させるのに便利な駐車場の利用者認証方法を提供できる。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、本発明を実施するための形態を、図面を参照して説明する。
【0023】
最初に、本発明の実施形態にかかる駐車方法を、図を基に、説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る駐車場の斜視図である。
図2は、本発明の実施形態に係る駐車場の概念図である。
図3は、本発明の実施形態に係る外部通信コントロール部の作用作用図である。
図4は、本発明の実施形態に係る電気通信機器の作用説明図である。
【0024】
最初に、本発明の実施形態にかかる駐車システムを説明する。
本発明の実施形態にかかる駐車システムは、駐車場120と外部通信コントロール部125と複数の電気通信機器130とで構成される。
本発明の実施形態にかかる駐車システムは、複数の駐車場120と複数の外部通信コントロール部125と複数の電気通信機器130とで構成されてもよい。
駐車場120は、複数の車両50を駐車させることができるものである。
駐車場120は、駐車場本体121と駐車場制御装置124とで構成される。
駐車場本体121は、入出庫空間122と入出庫扉123とを設けられる。
入出庫扉123は、入出庫空間122の入出庫口を開閉できる扉である。
複数の車両50は、複数の駐車場120に各々に駐車できる。
駐車場120は、駐車場制御装置124に制御される。
複数の外部通信コントロール部125は、複数の駐車場制御装置124に各々に電気的に接続される。
外部通信コントロール部125は、駐車場制御装置124に電気的に接続される。
外部通信コントロール部125は、入出庫口の前に位置する利用者の操作する電気通信機器と通信可能なものである。
外部通信コントロール部125は、入出庫口の前に位置する利用者の操作する電気通信機器と無線通信可能なものであってもよい。。
外部通信コントロール部125は、入出庫口の前に位置する利用者の操作する電気通信機器と音声通信可能なものであってもよい。
無線通信は、短距離無線通信であってもよい。
複数の電気通信機器130は、複数の車両に各々に乗る利用者の操作するものである。
電気通信機器130は、車両に乗る利用者の操作するものである。
例えば、電気通信機器130は、カーナビ、携帯端末、その他である。
携帯端末は、スマートフォン、タブレット、パソコン、その他である。
電気中心網140は、インターネット、携帯電話網、その他である。
図2(A)は、駐車システムの概念を示す。
【0025】
本発明の実施形態にかかる駐車システムは、パーキングサーバ110と複数の駐車場120と複数の外部通信コントロール部125と複数の電気通信機器130とで構成されてもよい。
駐車場120は、複数の車両50を駐車させることができるものである。
駐車場120は、駐車場本体121と駐車場制御装置124とで構成される。
複数の車両50は、複数の駐車場120に各々に駐車できる。
駐車場120は、駐車場本体121と駐車場制御装置124とで構成される。
駐車場本体121は、入出庫空間122と入出庫扉123とを設けられる。
入出庫扉123は、入出庫空間122の入出庫口を開閉できる扉である。
複数の車両50は、複数の駐車場120に各々に駐車できる。
駐車場は、駐車場制御装置124に制御される。
複数の車両50は、複数の駐車場120に各々に駐車できる。
駐車場は、駐車場制御装置124に制御される。
複数の外部通信コントロール部125は、複数の駐車場制御装置124に各々に電気的に接続される。
外部通信コントロール部125は、駐車場制御装置124に電気的に接続される。
外部通信コントロール部125は、入出庫口の前に位置する利用者の操作する電気通信機器と通信可能なものである。
外部通信コントロール部125は、入出庫口の前に位置する利用者の操作する電気通信機器と無線通信可能なものであってもよい。。
外部通信コントロール部125は、入出庫口の前に位置する利用者の操作する電気通信機器と音声通信可能なものであってもよい。
無線通信は、短距離無線通信であってもよい。
外部通信コントロール部125は、パーキングサーバ110と通信可能である。
外部通信コントロール部125は、電気通信網140を介してパーキングサーバ110と通信可能であってもよい。
パーキングサーバ110は、複数の駐車場120を各々に制御できる。
複数の電気通信機器130は、複数の車両に各々に乗る利用者の操作するものである。
電気通信機器130は、車両に乗る利用者の操作するものである。
電気通信機器130は、電子通信網を介してパーキングサーバ110と通信できる。
例えば、電気通信機器130は、カーナビ、携帯端末、その他である。
携帯端末は、スマートフォン、タブレット、パソコン、その他である。
電気中心網140は、インターネット、携帯電話網、その他である。
図2(B)は、駐車システムの概念を示す。
【0026】
パーキングサーバ110は、CPU、メモリ、記憶装置、各種のI/Oで構成される。
パーキングサーバ110は、I/Oを介して電子通信網140にアクセスできる。
パーキングサーバは、パーキングサーバ用のソフトウエアがインストールされる。
パーキングサーバ用のソフトウエアは、パーキングサーバ110に各種の手順を実現させる。
パーキングサーバ110は、複数の駐車場120を集中管理できる。
【0027】
電気通信機器130は、CPU、メモリ、記憶装置、各種のI/Oで構成される。
電気通信機器130は、I/Oを介して電子通信網140にアクセスできる。
電気通信機器130は、電気通信機器用のソフトウエアがインストールされる。
電気通信機器用のソフトウエアは、電気通信機器130に各種の手順を実現させる。
電気通信機器130は、利用者60により操作される。
例えば、電気通信機器130は、スマートフォン、携帯タブレット、パソコン、等である。
例えば、電気通信機器130は、ナビゲーション装置である。
【0028】
駐車場は、複数の車両50を駐車空間に駐車させる。
駐車場は、入出庫口の前に一時的に車両を停止させる一時停止空間Kをもつ。
駐車場は、車両50を入出庫口を通過させて入出庫空間にいれる。
駐車場は、車両50を入出庫空間と駐車空間との間で搬送できてもよい。
入出庫空間122は、利用者が車両を駐車場に入出庫させる空間である。
通常、入出庫扉123が入出庫空間122の入出庫口に設けられる。
入庫するとき、入出庫扉が開く。利用者60は、車両を開いた入出庫扉の開いた入出庫口から入出庫空間にいれる。利用者60が入出庫空間で車両からおりて。入出庫扉の開いた入出庫口を通過して入出庫空間からでる。入出庫扉が閉まる。駐車場が、車両50を入出庫空間から駐車空間に移送する。
出庫するとき、駐車場が出庫させたい車両を駐車空間から入出庫空間に移送する。入出庫扉が開く。利用者60が、入出庫扉の開いた入出庫口を通過して入出庫空間に入る。利用者60が、車両50に乗り、車両50が入出庫扉の開いた入出庫口を通過して入出庫空間からでる。入出庫扉が閉まる。
図1は、駐車場120と入出庫空間122の前に止まる車両50との様子を示す。
【0029】
駐車場120は、駐車場本体121と制御装置124とで構成される。
駐車場本体121は、駐車場の本体である。
外部通信コントロール部125は、入出庫口の前に位置する利用者の操作する電気通信機器と通信可能である。
図3の(A)は、横から見た駐車場120と外部通信コントロール部125と車両50と電気通信機器130の様子を示す。
図3(B)は、上から見た駐車場120と外部通信コントロール部125と電気通信機器130の様子を示す。
図3(B)の破線は、外部通信コントロール部125の通信指向性を示す。
外部通信コントロール部125が図示する通信指向性を持つことにより、外部通信コントロール部125は、その外部通信コントロール部125が設けられる入出庫空間の前に位置する車両に乗る利用者の操作する電気通信機器と通信できる。
外部通信コントロール部125と電気通信機器130は、電波、音響等の媒体を用いて近距離通信をする。
例えば、外部通信コントロール部125と電気通信機器130とは、無線通信をもちいて通信をする。
例えば、外部通信コントロール部125と電気通信機器130は、ブルートゥース(登録商標)規格をもちいて電波通信をする。
例えば、外部通信コントロール部125と電気通信機器130は、音響通信をする。
【0030】
図4は、電気通信機器130とが音響通信をする様子を示す。
図4は、電気通信機器130が外部通信コントロール部125に認証要求をし、外部通信コントロール部125が駐車場120に認証要求を巡したことを通知し、駐車場120が外部通信コントロール部125に認証要求の結果を応答し、外部通信コントロール部125が電子通信網140に認証要求の結果を応答し、電子通信網140が電気通信機器130へ認証要求の結果を応答する様子を示す。
電子通信網140が電気通信機器130へ応答した認証要求の結果がエラーになっているいとき、電気通信機器130が画面及び音または音声にてエラー結果を通知する。
【0031】
最初に 本発明の第一の実施形態にかかる駐車場の利用者認証方法を、図を基に、説明する。
図5は、本発明の第一の実施形態に係る駐車場の構造説明図である。
図6は、本発明の第一の実施形態に係る駐車場の利用者認証方法の手順図である。
【0032】
第一の実施形態にかかる駐車場の利用者認証方法は、電気通信機器130を操作する利用者の乗る車両50を入出庫口123を通して受入れて駐車させる方法である。
第一の実施形態にかかる駐車場の利用者認証方法は、準備工程S10と通信確保工程S20と顧客ID受信工程S30と顧客ID有効判定工程S40と入出庫工程S60とで構成される。
【0033】
準備工程S10は、外部通信コントロール部125を準備する工程である。
準備工程S10は、外部通信コントロール部125とパーキングサーバ110とを準備してもよい。
【0034】
外部通信コントロール部125は、入出庫口123の前に位置する利用者の操作する電気通信機器130と無線通信可能または音声通信可能な電子機器である。
外部通信コントロール部125は、入出庫口123の前に位置する車両に乗った利用者の操作する電気通信機器130と無線通信可能または音声通信可能な電子機器である。
外部通信コントロール部125は、CPU、メモリ、I/O、ソフトウエアとで構成される。
外部通信コントロール部125は、駐車場制御装置124と通信可能である。
外部通信コントロール部125は、駐車場制御装置124に電気的に接続されても良い。
外部通信コントロール部125が、外部通信コントロール部本体と受信機とで構成されてもよい。
受信機は、入出庫口の前に設けられる車両を一時停止させる領域である一時停止領域Kの内側に位置する電気通信機器と通信できる指向性をもつ。
受信機は、入出庫扉123の近傍に設けられても良い。
受信機の指向性は、一時停止領域Kの内部をカバーしていてもよい。
一時停止領域Kは、入出庫口の前に設けられる車両を一時停止させる領域である。
図3(B)は、受信機の指向性の一例を示す。
【0035】
パーキングサーバ110は、複数の駐車場を管理できる。
パーキングサーバ110は、複数の駐車場を各々に制御できてもよい。
パーキングサーバ110は、顧客IDとパーキングIDとを関連づけて記憶しても良い。
顧客IDを与えられる利用者は、顧客IDに関連づけられるパーキングIDを与えられる駐車場への入出庫を許可される。
【0036】
通信確保工程S20は、入出庫口の前に位置する利用者の操作する電気通信機器130と外部通信コントロール部125との通信を確保する工程である。
電気通信機器130と外部通信コントロール部125とは、所定の通信プロトコルにより通信を確保する。
電気通信機器130が、外部通信コントロール部125と通信可能な領域に入ると自動的に通信を確保しても良い。
例えば、利用者が車両を一時停止領域Kに入れると、利用者の操作する電気通信機器130が外部通信コントロール部120との通輪可能な領域に入り、電気通信機器130と外部通信コントロール部125とが自動的に通信を確保する。
電気通信機器130は、専用のアプリケーションをインストールされていてもよい。
例えば、車両を一時停止領域の内側にいれた利用者が電気通信機器130のアプリケーションを起動すると、電気通信機器130と外部通信コントロール部125とが自動的に通信を確保する。
一時停止領域Kは、入出庫口の前に設けられる車両を一時停止させる領域である。
【0037】
顧客ID受信工程S30は、通信を確保した電気通信機器から顧客IDを受信する工程である。
顧客IDは、利用者に与えられ、利用者を一意的に特定できるIDである。
顧客IDは、利用者の操作する電気通信機器130に与えられ、利用者の操作する電気通信機器130を一意的に特定できるIDであってもよい。
電気通信機器130と外部通信コントロール部125との通信が確保されると、電気通信機器130が自動的に外部通信コントロール部125へ顧客IDを送信してもよい。
電気通信機器130と外部通信コントロール部125との通信が確保されたあと、利用者が電気通信機器130のアプリケーションを操作すると、電気通信機器130が外部通信コントロール部125へ顧客IDを送信してもよい。
【0038】
顧客ID有効判定工程S40は、受信した顧客IDが有効が否かを判定する工程である。
以下に、4つのタイプの顧客ID有効判定工程S40を説明する。
【0039】
(第一のタイプの顧客ID有効判定工程S40)
顧客ID有効判定工程S40は、受信した顧客IDが通信を確保した電気通信機器の位置する入出庫口を持つ駐車場と予め関連づけられていると判断したとき受信した顧客IDが有効であると判定してもよい。
顧客ID有効判定工程S40は、外部通信コントロール部125が受信した顧客IDが通信を確保した電気通信機器の位置する入出庫口を持つ駐車場と予め関連づけられていると判断したとき受信した顧客IDが有効であると判定してもよい。
【0040】
(第二のタイプの顧客ID有効判定工程S40)
顧客ID有効判定工程S40は、外部通信コントロール部125が受信した顧客IDと外部通信コントロール部125の位置する入出庫口を持つ駐車場のパーキングIDとをパーキングサーバ110に送信した後で、外部通信コントロール部125がパーキングサーバ110から顧客IDがパーキングIDに対して有効であることを意味する有効信号を受信したとき、顧客IDが有効であると判定してもよい。
パーキングサーバ110は、外部コントローブ部125から顧客IDとパーキングIDを受信すると、顧客IDとパーキングIDをが予め関連づけられているか否かを調査する。
パーキングサーバ110は、顧客IDとパーキングIDをが予め関連づけられているとき外部通信コントロール部125へ有効信号を送信する。
パーキングサーバ110は、顧客IDとパーキングIDをが予め関連づけられていないとき外部通信コントロール部125へ有効信号を送信しない。無効信号を送信してもよい。
【0041】
(第三のタイプの顧客ID有効判定工程S40)
顧客ID有効判定工程S40は、利用者が入出庫口での入出庫操作を開始したとき特定入出庫口を確認し、受信した顧客IDが確認した特定入出庫口と予め関連づけられているとき受信した前記顧客IDが有効であると判定してもよい。
【0042】
(第四のタイプの顧客ID有効判定工程S40)
顧客ID有効判定工程S40は、利用者が入出庫口での入出庫操作を開始したとき特定入出庫口を確認し、受信した顧客IDが確認した特定入出庫口を持つ駐車場と予め関連づけられているとき受信した顧客IDが有効であると判定してっもよい。
【0043】
入出庫工程S60は、顧客IDが有効であると判断するとき利用者の乗る車両を特定入出庫口に通して入出庫させる工程である。
特定入出庫口は利用者が車両を入出庫させるための操作である入出庫操作をする入出庫口である。
利用者は、駐車場に設置される操作盤に対して直接に入出庫操作をしてもよい。
利用者は、電気通信機器130のアプリケーションに表れるバーチャルな操作盤を操作して、駐車場に入出庫操作してもよい。
利用者は、電気通信機器130のアプリケーションに表れるバーチャルな操作盤を操作して、パーキングサーバ110を介して駐車場に入出庫操作してもよい。
【0044】
入出庫操作の手順は、後でまとめて説明する。
【0045】
次に、本発明の第二の実施形態にかかる駐車場の利用者認証方法を、図を基に説明する。
図7は、本発明の第二の実施形態に係る駐車場の構造説明図である。
図8は、本発明の第二の実施形態に係る駐車場の利用者認証方法の手順図である。
【0046】
第二の実施形態にかかる駐車場の利用者認証方法は、電気通信機器を操作する利用者の乗る車両を入出庫口を通して受入れて駐車空間に駐車させる方法である。
第二の実施形態にかかる駐車場の利用者認証方法は、準備工程S10と通信確保工程S20と顧客ID受信工程S30と顧客ID有効判定工程S40と位置判定工程S50と入出庫工程S60とで構成される。
【0047】
準備工程S10は、外部通信コントロール部125を準備する工程である。
準備工程S10は、外部通信コントロール部125とパーキングサーバ110とを準備してもよい。
【0048】
外部通信コントロール部125は、出庫口の前に位置する利用者の操作する電気通信機器と無線通信可能または音声通信可能な電子機器である。
外部通信コントロール部125は、CPU、メモリ、I/O、ソフトウエアとで構成される、。
外部通信コントロール部125が、外部通信コントロール部本体と複数の受信機とで構成される。
受信機は、入出庫口の前に設けられる車両を一時停止させる領域である一時停止領域Kの内側に位置する電気通信機器と通信できる指向性をもつ。
受信機は、入出庫扉の近傍に設けられても良い。
受信機の指向性は、一時停止領域Kの内部をカバーしていてもよい。
一時停止領域Kは、入出庫口の前に設けられる車両を一時停止させる領域である。
複数の受信機が、上から見て入出庫口の横幅方向に任意の間隔で配置される。
例えば、複数の受信機が上から見て入出庫口の中央をセンターとして左右方向に任意のの間隔で配置される。
例えば、複数の受信機が上から見て入出庫口の中央をセンターとして左右方向に所定の間隔で配置される。
【0049】
パーキングサーバ110は、複数の駐車場を各々に管理できる。
パーキングサーバ110は、複数の駐車場を各々に制御できてもよい。
パーキングサーバ110は、パーキングIDとパーキングIDとを関連づけて記憶しても良い。
顧客IDを与えられる利用者は、顧客IDに関連づけられるパーキングIDを与えられる駐車場への入出庫を許可される。
【0050】
通信確保工程S20は、入出庫口の前に位置する利用者の操作する電気通信機器130と外部通信コントロール部125との通信を確保する工程である。
電気通信機器130と外部通信コントロール部125とは、所定の通信プロトコルにより通信を確保する。
電気通信機器130が、外部通信コントロール部125と通信可能な領域に入ると自動的に通信を確保しても良い。
例えば、利用者が車両を一時停止領域Kに入れると、利用者の操作する電気通信機器130が外部通信コントロール部120との通輪可能な領域に入り、電気通信機器130と外部通信コントロール部125とが自動的に通信を確保する。
電気通信機器130は、専用のアプリケーションをインストールされていてもよい。
例えば、車両を一時停止領域の内側にいれた利用者が電気通信機器130のアプリケーションを起動すると、電気通信機器130と外部通信コントロール部125とが自動的に通信を確保する。
一時停止領域Kは、入出庫口の前に設けられる車両を一時停止させる領域である。
【0051】
顧客ID受信工程S30は、通信を確保した電気通信機器から顧客IDを受信する工程である。
顧客IDは、利用者に与えられ、利用者を一意的に特定できるIDである。
顧客IDは、利用者の操作する電気通信機器130に与えられ、利用者の操作する電気通信機器130を一意的に特定できるIDであってもよい。
電気通信機器130と外部通信コントロール部125との通信が確保されると、電気通信機器130が自動的に外部通信コントロール部125へ顧客IDを送信してもよい。
電気通信機器130と外部通信コントロール部125との通信が確保されたあと、利用者が電気通信機器130のアプリケーションを操作すると、電気通信機器130が外部通信コントロール部125へ顧客IDを送信してもよい。
【0052】
顧客ID有効判定工程S40は、受信した顧客IDが有効が否かを判定する工程である。
以下に、4つのタイプの顧客ID有効判定工程S40を説明する。
【0053】
(第二のタイプの顧客ID有効判定工程S40)
顧客ID有効判定工程S40は、受信した顧客IDが通信を確保した電気通信機器の位置する入出庫口を持つ駐車場と予め関連づけられていると判断したとき受信した顧客IDが有効であると判定してもよい。
顧客ID有効判定工程S40は、外部通信コントロール部125が受信した顧客IDが通信を確保した電気通信機器の位置する入出庫口を持つ駐車場と予め関連づけられていると判断したとき受信した顧客IDが有効であると判定してもよい。
【0054】
(第二のタイプの顧客ID有効判定工程S40)
顧客ID有効判定工程S40は、外部通信コントロール部125が受信した顧客IDと外部通信コントロール部125の位置する入出庫口を持つ駐車場のパーキングIDとをパーキングサーバ110に送信した後で、外部通信コントロール部125がパーキングサーバ110から顧客IDがパーキングIDに対して有効であることを意味する有効信号を受信したとき、顧客IDが有効であると判定してもよい。
パーキングサーバ110は、外部コントローブ部125から顧客IDとパーキングIDを受信すると、顧客IDとパーキングIDをが予め関連づけられているか否かを調査する。
パーキングサーバ110は、顧客IDとパーキングIDをが予め関連づけられているとき外部通信コントロール部125へ有効信号を送信する。
パーキングサーバ110は、顧客IDとパーキングIDをが予め関連づけられていないとき外部通信コントロール部125へ有効信号を送信しない。無効信号を送信してもよい。
【0055】
(第三のタイプの顧客ID有効判定工程S40)
顧客ID有効判定工程S40は、利用者が入出庫口での入出庫操作を開始したとき特定入出庫口を確認し、受信した顧客IDが確認した特定入出庫口と予め関連づけられているとき受信した前記顧客IDが有効であると判定してもよい。
【0056】
(第四のタイプの顧客ID有効判定工程S40)
顧客ID有効判定工程S40は、利用者が入出庫口での入出庫操作を開始したとき特定入出庫口を確認し、受信した顧客IDが確認した特定入出庫口を持つ駐車場と予め関連づけられているとき受信した顧客IDが有効であると判定してっもよい。
【0057】
位置判定工程S50は、複数の受信機のうちの単数又は複数の特定受信機の位置の情報である単数又は複数の位置情報を基に、特定電気通信機器が特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置するか否かを判定する工程である。
位置判定工程S50は、複数の受信機のうちの単数又は複数の特定受信機の位置の情報である単数又は複数の位置情報を基に、上から見て単数または複数の特定受信機の位置の平均位置が特定入出庫口の位置に対応するときに、特定電気通信機器が特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置すると判定する。
位置判定工程S50は、利用者が入出庫口での操作を開始したとき前記特定入出庫口を確認し、複数の受信機のうちの単数又は複数の特定受信機の位置の情報である単数又は複数の位置情報を基に、特定電気通信機器が確認した特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置するか否かを判定する工程である。
位置判定工程S50は、利用者が入出庫口での操作を開始したとき前記特定入出庫口を確認し、複数の受信機のうちの単数又は複数の特定受信機の位置の情報である単数又は複数の位置情報を基に、上から見て単数または複数の特定受信機の位置の平均位置が確認した特定入出庫口の位置に対応するときに、特定電気通信機器が特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置すると判定する。
ここで、
特定電気通信機器は外部通信コントロール部と通信を確保できた電気通信機器である。
特定受信機は、特定電気通信機器と通信を確保できた特定の受信機である。
特定入出庫口は、利用者が車両を入出庫させるための操作である入出庫操作をする入出庫口である。
【0058】
位置判定工程S50が特定電気通信機器130が特定入出庫口の一時停止領域Kの内側に位置すると判定すると入出庫工程S60を実行する。
【0059】
入出庫工程S60は、顧客IDが有効であると判断するとき利用者の乗る車両を特定入出庫口に通して入出庫させる工程である。
特定入出庫口は利用者が車両を入出庫させるための操作である入出庫操作をする入出庫口である。
利用者は、駐車場に設置される操作盤に対して直接に入出庫操作をしてもよい。
利用者は、電気通信機器130のアプリケーションに表れるバーチャルな操作盤を操作して、駐車場に入出庫操作してもよい。
利用者は、電気通信機器130のアプリケーションに表れるバーチャルな操作盤を操作して、パーキングサーバ110を介して駐車場に入出庫操作してもよい。
【0060】
以下に、入出庫操作の手順を、図を基に、まとめて簡単に説明する。
以下では、利用者が駐車場の操作盤を直接に操作する場合の操作手順の説明を省略する。
図9は、本発明の実施形態に係る駐車場の入出庫の通信データ対応図である。
【0061】
図9(A)は、利用者が電気通信機器130の表面上のバーチャルな操作盤に操作をして、駐車場を操作する様子を示す。
利用者が、電気通信機器130に対して操作「駐車場操作手順」をする。
電気通信機器130は、操作「駐車場操作手順」に対応する信号「駐車場操作信号」を 駐車場制御装置124に送信する。
駐車場制御装置124は、信号「駐車場操作信号」に」対応して駐車場に入出庫動作をさせる。
駐車場制御装置124は、駐車場120が所定の入出庫動作を完了すると、電気通信機器130に信号「駐車場制御完了信号」を送る。
【0062】
図9(B)は、利用者が電気通信機器130の表面上のバーチャルな操作盤に操作をして、パーキングサーバを介して駐車場を操作する様子を示す。
利用者が、電気通信機器130に対して操作「駐車場操作手順」をする。
電気通信機器130は、操作「駐車場操作手順」に対応する信号「駐車場操作信号」を パーキングサーバ110に送信する。
パーキングサーバ110は、駐車場制御装置124に信号「駐車場操作信号」に対応する信号「駐車場制御指令」を送信する。
駐車場制御装置124は、信号「駐車場制御指令」に対応して駐車場に入出庫動作をさせる。
駐車場制御装置124は、駐車場120が所定の入出庫動作を完了すると、パーキングサーバ110に信号「駐車場制御完了信号」を送る。
パーキングサーバ110は、電気通信機器130に信号「駐車場制御完了信号」を送る。
【0063】
次に、本発明の実施形態の駐車場の利用者認証方法を作用した駐車システムの作用を、入庫操作機能と出庫操作機能に分けて、図を用いて、説明する。
図10は、本発明の実施形態にかかる駐車システムにおける入庫操作機能を示している。
入庫操作機能は、(利用前の安全教育)(入庫前の認証)(入庫開始から完了まで)で構成される。
【0064】
(利用前の安全教育)
利用者が駐車システムを利用する前に、利用者を安全教育する。
利用者60は、電気通信機器30を操作する。
利用の心得、電気通信機器を操作する手順、等が、電気通信機器30の画面に、文字情報、映像情報を用いて示される。
利用者60は、電気通信機器30の画面により安全教育をうける。
利用者60を特定利用者に認定する。
【0065】
(入庫前の認証)
利用者が車両を運転して入出庫空間の前に止まる。
外部通信コントロール部125と電気通信機器130とが近距離通信する。
駐車場120の外部通信コントロール部125と電気通信機器130が近距離通信をし、利用者を認証する。
パーキングサーバ110が、電気通信機器130を特定電気通信機器に認定し、駐車場を特定駐車場に認定する。
【0066】
(入庫開始)〜(扉が開くまで)
利用者が電気通信機器130の画面を見て、入庫操作を開始させる。
空パレットが入出庫空間に位置する。
入出庫扉が開く、
【0067】
(扉開後)〜(利用者の駐車完了)
利用者が、車両を運転して入出庫空間にいれる。
利用者が、車両から降りて、入出庫空間の外にでる。
【0068】
(利用者の駐車完了)〜(入庫完了)
利用者が、電気通信機器130の画面をみて、入出庫空間の安全を確認する。
利用者が、入出庫空間に人、物がないことを確認すると、電気通信機器130の画面の安全確認釦を押す。
入出庫空間扉が閉じる。
入庫操作を完了する。
【0069】
図11は、本発明の実施形態にかかる駐車システムにおける出庫操作機能を示している。
入庫操作機能は、(出庫前の認証)(出庫開始から完了まで)で構成される。
【0070】
(出庫前の認証)
特定利用者が入出庫空間の前に立つ。
外部通信コントロール部125と電気通信機器130とが近距離通信する。
駐車場120の外部通信コントロール部125と電気通信機器130が近距離通信をし、互いのパーキングIDと顧客IDとを交換する。
パーキングサーバ110が、利用者を認証する。
【0071】
(出庫開始)〜(扉が開くまで)
利用者が電気通信機器130の画面を見て、出庫操作を開始させる。
呼びだした車両を搭載するパレットが入出庫空間に位置する。
入出庫扉が開く、
【0072】
(扉開後)〜(利用者の車両移動)
利用者が、入出庫空間に入る。
利用者が、車両に乗り込み、車両を入出庫空間の外にだす。
【0073】
(利用者の車両移動)〜(出庫完了)
利用者が、電気通信機器130の画面をみて、入出庫空間の安全を確認する。
利用者が、入出庫空間に人、物がないことを確認すると、電気通信機器130の画面の安全確認釦を押す。
入出庫空間扉が閉じる。
出庫操作を完了する。
【0074】
また、本発明の実施形態に係る駐車場100は、その構成により、以下の効果を有する。
入出庫口の前に位置する利用者の操作する電気通信機器130と無線通信可能または音声通信可能な外部通信コントロール部125とを準備し、入出庫口の前に位置する利用者の操作する電気通信機器130と外部通信コントロール部125との通信を確保し、通信を確保した電気通信機器130から電気通信機器130または利用者に与えられる顧客IDを受信し、受信した顧客IDが有効が否かを判定し、顧客IDが有効であると判断するとき利用者の乗る車両を利用者が車両を入出庫させるための操作である入出庫操作をする特定入出庫口に通して入出庫させる様にしたので、入出庫口の前に位置する利用者を入出庫口を通して駐車場へ入出庫することを許可された者であると認証できる。
-2-
また、受信した顧客IDが通信を確保した電気通信機器130の位置する入出庫口を持つ駐車場120と予め関連づけられていると判断したとき受信した顧客IDが有効であると判定する様にしたので、駐車場に対応する顧客IDの有効を判断できる。
また、外部通信コントロール部125が、受信した顧客IDとパーキングIDとをパーキングサーバ110に送信し、パーキングサーバ110から顧客IDがパーキングIDに対して有効であることを意味する有効信号を受信したとき、受信した顧客IDが有効であると判定する様にしたので、駐車場120に対応する顧客IDの有効を判断できる。
また、利用者が入出庫口での入出庫操作を開始したとき前記特定入出庫口を確認し、受信した顧客IDが確認した特定入出庫口と予め関連づけられているとき受信した顧客IDが有効であると判定する様にしたので、特定入出庫口に対応する顧客IDの有効を判断できる。
また、利用者が入出庫口での入出庫操作を開始したとき前記特定入出庫口を確認し、受信した顧客IDが確認した特定入出庫口と予め関連づけられているとき受信した顧客IDが有効であると判定する様にしたので、特定入出庫口を持つ駐車場に対応する顧客IDの有効を判断できる。
また、入出庫口の前に設けられる車両を一時停止させる領域である一時停止領域Kの内側に位置する電気通信機器130と通信できる指向性をもつ受信機を用意する様にしたので、確実に一時停止領域の内側に位置する電気通信機器と通信を確保できる。
また、入出庫口の前に設けられる一時停止領域Kの内側に位置する電気通信機器と通信できる指向性をもつ複数の受信機を上から見て入出庫口の中央をセンターとして左右に所定の間隔で配置し、通信を確保できた特定の受信機である単数又は複数の特定受信機の位置の情報である単数又は複数の位置情報を基に特定電気通信機器が特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置するか否かを判定し、特定電気通信機器が特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置すると判定すると入出庫工程を実行する様にしたので、特定入出庫口の一時停止領域Kの内側に位置する電気通信機器130を操作する利用者の入出庫操作により利用者の乗る車両を特定入出庫口に通して入出庫させることができる。
また、入出庫口の前に設けられる一時停止領域の内側に位置する電気通信機器と通信できる指向性をもつ複数の受信機を上から見て入出庫口の中央をセンターとして左右に所定の間隔で配置し、通信を確保できた特定の受信機である単数又は複数の特定受信機の位置の情報である単数又は複数の位置情報を基に、上から見て単数または複数の特定受信機の位置の平均位置が特定入出庫口の位置に対応するときに、特定電気通信機器130が特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置すると判定し入出庫工程を実行する様にしたので、特定入出庫口の一時停止領域Kの内側に位置する電気通信機器130を操作する利用者の入出庫操作により利用者の乗る車両を特定入出庫口に通して入出庫させることができる。
また、入出庫口の前に設けられる一時停止領域Kの内側に位置する電気通信機器と通信できる指向性をもつ複数の受信機を上から見て入出庫口の中央をセンターとして左右に所定の間隔で配置し、利用者が入出庫口での操作を開始したとき前記特定入出庫口を確認し、通信を確保できた特定の受信機である単数又は複数の特定受信機の位置の情報である単数又は複数の位置情報を基に特定電気通信機器が確認した特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置するか否かを判定し、特定電気通信機器が特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置すると判定すると入出庫工程を実行する様にしたので、特定入出庫口の一時停止領域Kの内側に位置する電気通信機器130を操作する利用者の入出庫操作により利用者の乗る車両を特定入出庫口に通して入出庫させることができる。
また、入出庫口の前に設けられる一時停止領域の内側に位置する電気通信機器と通信できる指向性をもつ複数の受信機を上から見て入出庫口の中央をセンターとして左右に所定の間隔で配置し、利用者が入出庫口での操作を開始したとき前記特定入出庫口を確認し、通信を確保できた特定の受信機である単数又は複数の特定受信機の位置の情報である単数又は複数の位置情報を基に、上から見て単数または複数の特定受信機の位置の平均位置が確認した特定入出庫口の位置に対応するときに、特定電気通信機器130が特定入出庫口の一時停止領域の内側に位置すると判定し入出庫工程を実行する様にしたので、特定入出庫口の一時停止領域Kの内側に位置する電気通信機器130を操作する利用者の入出庫操作により利用者の乗る車両を特定入出庫口に通して入出庫させることができる。
【0075】
本発明は以上に述べた実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。