【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る経路案内システムは、案内対象エリア内を移動する携帯端末に案内対象エリアに関する情報を送信する経路案内システムであって、
案内対象エリアの複数の位置に設置され、それぞれの個別位置情報が予め登録された複数の個別位置コードタグと、
GPSよりGPS位置情報を入手するGPS情報入手手段と、複数の個別位置コードタグから個別位置情報を読み取る個別位置情報読取手段と、センタより受信した経路案内情報に基づいて現在位置情報を特定する現在位置特定手段
と、センタより受信した経路案内情報に基づいて案内対象エリア内の任意の位置を目的地として指定するための目的地指定手段と、現在位置から目的地まで案内する案内経路を算出する案内経路算出手段と、案内経路に基づいて目的地までの経路を画像表示又は音声により案内する経路案内手段と、無線通信によりインターネットを介して通信する携帯端末通信手段と、を有する前記携帯端末と、
案内対象エリアに関する施設情報を格納した施設情報格納手段と、施設情報に基づいて案内対象エリア情報を特定する案内対象エリア特定手段
及び施設情報に基づいて現在位置情報を特定する現在位置特定手段とを含む経路案内情報特定手段と、施設情報に基づいて現在位置情報を特定する現在位置特定手段と、無線通信によりインターネットを介して通信するセンタ通信手段と、を有するセンタと、を備え、
携帯端末は、携帯端末通信手段により、GPS位置情報及び個別位置情報をセンタに送信し、
センタは、センタ通信手段により、経路案内情報を携帯端末に送信し、
携帯端末は、携帯端末通信手段により、経路案内情報を受信し、
携帯端末は、センタより受信した経路案内情報に基づいて、現在位置特定手段により現在位置を特定し、目的地指定手段により、センタより受信した経路案内情報に基づいて目的地を指定し、
センタは、案内対象エリア特定手段により、携帯端末より受信したGPS位置情報を施設情報と対比して案内対象エリア情報を特定し、
センタは、現在位置特定手段により、携帯端末から受信した個別位置情報を施設情報と対比して現在位置情報を特定し
経路案内情報は、案内対象エリア情報、案内対象エリア地図情報、及び現在位置情報を 含む、経路案内システムである。
【0008】
本発明に係る経路案内システムであれば、一時に非常に多くの人が集まり往来する商業施設やイベント会場であっても、携帯端末毎に効率よく経路案内を実行するシステムを提供できる。
【0009】
本発明に係る経路案内システムの携帯端末は、現在位置情報を駐車位置として指定する
ための駐車位置指定手段と、駐車位置情報格納手段により駐車位置として指定された現在位置情報を駐車位置情報として登録する駐車位置情報格納手段をさらに有する経路案内システムである。
【0010】
本発明に係る経路案内システムであれば、一時に非常に多くの人が集まり往来する商業施設やイベント会場であっても、車を駐車した位置を忘失して迷子になる恐れがない。
【0011】
本発明に係る経路案内システムの携帯端末は、現在位置情報を入場位置として指定する
ための入場位置指定手段と、入場位置指定手段により入場位置として指定された現在位置情報を入場位置として登録する入場位置情報格納手段と、をさらに有する経路案内システムである。
【0012】
本発明に係る経路案内システムであれば、施設に入場した位置を忘失して迷子になる恐れがない。
【0013】
本発明に係る経路案内システムの携帯端末は、
案内対象エリア内の所望の場所を目的地とする目的地情報を待合せ位置として指定する
ための待合せ位置指定手段と、待合せ位置指定手段により待合せ位置として指定された目的地情報を待合せ位置として登録する待合せ位置情報格納手段と、をさらに有する経路案内システムである。
【0014】
本発明に係る経路案内システムであれば、他者と容易に待合せることが可能である。
【0015】
本発明に係る経路案内システムの複数の個別位置コードタグは、それぞれの個別位置コードタグが設置された位置を検知するための個別位置情報を無線により発信する、経路案内システムである。
【0016】
本発明に係る経路案内システムの個別位置コードタグであれば、案内対象エリア内に、案内経路を決定するために必要な位置に配置され、容易に携帯端末が個別位置情報を取得できる。
【0017】
本発明に係る経路案内システムの個別位置コードタグは、RFIDタグである、経路案内システムである。
【0018】
本発明に係る経路案内システムの個別位置コードタグが、RFIDタグであれば、安価に所望の位置に配置することができる。
【0019】
本発明に係る経路案内システムの個別位置コードタグは、それぞれの個別位置コードタグが設置された位置を検知するための個別位置情報を携帯端末により光学的に読み取り可能に発信する、請経路案内システムである。
【0020】
本発明に係る経路案内システムの個別位置コードタグは、携帯端末により光学的に個別位置情報を読み取り可能であり、携帯端末の光学的読み取り機能を利用することができる。
【0021】
本発明に係る経路案内システムの個別位置コードタグは、バーコードである、経路案内システムである。
【0022】
本発明に係る経路案内システムの個別位置コードタグが、バーコードであれば、安価に所望の位置に配置することができる。
【0023】
本発明に係る経路案内システムのセンタは、案内対象エリア内の他の携帯端末に、無線通信により携帯端末の現在位置情報又は待合せ位置情報を送信する位置情報通信手段をさらに含む、経路案内システムである。
【0024】
本発明に係る経路案内システムであれば、他者に待ち合わせ場所を連絡することができる。
【0025】
本発明に係る経路案内システムの携帯端末は、 駐車位置として登録された駐車位置、入場位置として登録された入場位置、及び待合せ位置として登録された待合せ位置のうちの少なくとも1つを目的地に指定
するための、その目的地までの案内経路に対応する経路情報を算出する経路決定手段をさらに含む、経路案内システムである。
【0026】
本発明に係る経路案内システムであれば、確実に駐車位置、入場位置、又は待合せ位置まで経路案内をすることができる。
【0027】
本発明に係る経路案内システムのセンタは、特定案内対象エリアの予め登録されているリアルタイム施設情報を、携帯端末に送信する経路情報送信手段をさらに含み、
携帯端末は、リアルタイム施設情報に基づきリアルタイム施設情報を表示又は音声により通知する手段をさらに含む、経路案内システムである。
【0028】
本発明に係る経路案内システムであれば、予め登録された現在位置周辺の施設に関する情報をリアルタイムに提供することができる。