特許6927124IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

熱収縮性ラベル用途に好適な熱収縮性ポリエステル系フィルム

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

前述したように幅方向に大きく収縮する熱収縮性フィルムとして特許文献2のフィルムが開示されている。しかし、特許文献2の実施例では、幅方向における95℃の熱収縮率が最大でも12.5%であり、現在の熱収縮フィルムに要求される収縮率の水準を満たしているとは言い難い。 一方、特許文献3に記載の熱収縮性ポリエステル系フィルムは主収縮方向が長手方向である。よって、幅方向が主収縮方向であるフィルムにおいて幅方向の熱収縮率が高く、且つ、厚み斑の小さいものは未だ開示されていない。特許文献3に記載の横→縦延伸方法を、単純に縦→横延伸に変更したとしても、非収縮方向(長手方向)を緩和できず長手方向の収縮率が高くなってしまい、所望とするフィルムは得られない。更に縦→横延伸にしたとしても、幅方向の熱収縮応力も高くなる虞がある。 本発明は、事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、実質的に非晶質成分を含まない熱収縮性ポリエステル系フィルムであって、幅方向の熱収縮率が高く、且つ、厚み斑の小さい熱収縮性ポリエステル系フィルム、およびその製造方法を提供することにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは課題を解決するため、検討を行った。その結果、原料樹脂を溶融押し出して得られた未延伸フィルムを延伸するに当たり、(Tg+40℃)以上(Tg+70℃)以下の温度(T1)で予熱し、予熱されたフィルムを(Tg+5℃)以上(Tg+40℃)以下の温度(T2)で横延伸し、横延伸されたフィルムを(Tg−10℃)以上(Tg+15℃)以下の温度(T3)で更に延伸する(但し、T1>T2>T3)横延・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、実質的に非晶質成分を含まない熱収縮性ポリエステル系フィルムであって、主収縮方向である幅方向の熱収縮率が高く、且つ、厚み斑の小さい熱収縮性ポリエステル系フィルムを提供することができた。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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