特許第6929774号(P6929774)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2015.5.11 β版

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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6929774
(24)【登録日】2021年8月13日
(45)【発行日】2021年9月1日
(54)【発明の名称】即時応答を可能にするための送信技法
(51)【国際特許分類】
   H04L 1/16 20060101AFI20210823BHJP
   H04L 1/00 20060101ALI20210823BHJP
   H04L 27/26 20060101ALI20210823BHJP
   H04W 28/06 20090101ALI20210823BHJP
   H04W 84/12 20090101ALI20210823BHJP
【FI】
   H04L1/16
   H04L1/00 E
   H04L27/26 113
   H04W28/06 110
   H04W84/12
【請求項の数】11
【全頁数】32
(21)【出願番号】特願2017-532826(P2017-532826)
(86)(22)【出願日】2015年12月18日
(65)【公表番号】特表2018-506202(P2018-506202A)
(43)【公表日】2018年3月1日
(86)【国際出願番号】US2015066602
(87)【国際公開番号】WO2016100785
(87)【国際公開日】20160623
【審査請求日】2018年11月22日
【審判番号】不服-10272(P-10272/J1)
【審判請求日】2020年7月22日
(31)【優先権主張番号】62/094,929
(32)【優先日】2014年12月19日
(33)【優先権主張国】US
(31)【優先権主張番号】14/973,335
(32)【優先日】2015年12月17日
(33)【優先権主張国】US
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】595020643
【氏名又は名称】クゥアルコム・インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
(74)【代理人】
【識別番号】100108855
【弁理士】
【氏名又は名称】蔵田 昌俊
(74)【代理人】
【識別番号】100158805
【弁理士】
【氏名又は名称】井関 守三
(74)【代理人】
【識別番号】100112807
【弁理士】
【氏名又は名称】岡田 貴志
(72)【発明者】
【氏名】メルリン、シモーネ
(72)【発明者】
【氏名】ティアン、ビン
(72)【発明者】
【氏名】キム、ユハン
(72)【発明者】
【氏名】チェリアン、ジョージ
【合議体】
【審判長】 北岡 浩
【審判官】 丸山 高政
【審判官】 衣鳩 文彦
(56)【参考文献】
【文献】 米国特許第7239648(US,B1)
【文献】 特開2008−271312(JP,A)
【文献】 特開2006−197045(JP,A)
【文献】 特開2008−270863(JP,A)
【文献】 特開2007−43550(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04L 1/16
H04L 1/00
H04L 27/26 - 27/30
H04W 28/06
H04W 84/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の装置によるワイヤレス通信のための方法であって、
第2の装置と通信するための少なくとも1つの制約を決定することと、
応答を請求するフレームを生成することと、
前記第2の装置への送信のための前記フレームを出力することと
を備え、前記フレームの少なくとも最後のシンボルは、決定された期間内に前記第2の装置が前記応答を送信することを可能にする前記少なくとも1つの制約によって決定された仕方で送信され、前記少なくとも1つの制約は、レート制限を備え、前記フレームを生成することは、
前記フレームが前記レート制限より大きいレートで送信される場合、前記少なくとも最後のシンボルにおいてパディングを使用することと、
前記フレームのヘッダにおいて、前記少なくとも最後のシンボルにおける前記パディングの持続時間を示すことと
を備え、前記フレームの前記少なくとも前記最後のシンボルは、前記レート制限より小さいまたは等しいレートで送信され、
前記少なくとも前記最後のシンボルの変調及びコーディングスキーム(MCS)は、
前記フレームのデータ部分のMCSが前記レート制限より小さいデータレートに対応する場合、前記データ部分の前記MCSに、または、
前記データ部分の前記MCSが前記レート制限より大きいまたは等しいデータレートに対応する場合、前記レート制限に対応するMCSに
等しくなるように設定される、方法。
【請求項2】
前記決定された期間は、ショートインターフレーム間隔(SIFS)を備える、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記少なくとも1つの制約を決定することは、前記第2の装置から前記少なくとも1つの制約のインジケーションを受信することを備える、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記レート制限は、
物理レイヤ(PHY)レート、または、
変調及びコーディングスキーム(MCS)、帯域幅、コーディングレート、空間ストリームの数、または、それらの組み合わせ
として表される、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
第1の装置によるワイヤレス通信のための方法であって、
第2の装置と通信するための少なくとも1つの制約を決定することと、
応答を請求するフレームを生成することと、
前記第2の装置への送信のための前記フレームを出力することと
を備え、前記フレームの少なくとも最後のシンボルは、決定された期間内に前記第2の装置が前記応答を送信することを可能にする前記少なくとも1つの制約によって決定された仕方で送信され、前記少なくとも1つの制約は、レート制限を備え、前記フレームを生成することは、
前記フレームが前記レート制限より大きいレートで送信される場合、前記少なくとも最後のシンボルにおいてパディングを使用することと、
前記フレームのヘッダにおいて、前記少なくとも最後のシンボルにおける前記パディングの持続時間を示すことと
を備え、前記レート制限は、前記決定された期間内に前記第2の装置が、前記最後のシンボルを復調及び処理することができるバイト数に基づき、
前記フレームの前記少なくとも前記最後のシンボルは、前記レート制限より大きいレートで送信され、
前記最後のシンボルにおける前記応答を生成するために、前記第2の装置のために必要なバイト数は、前記決定された期間内に前記第2の装置が、前記最後のシンボルを復調及び処理することができる前記バイト数より少ないもしくは等しい、または、
前記応答を生成するために、前記第2の装置のために必要な情報は、前記決定された期間内に前記第2の装置が、前記最後のシンボルを復調及び処理することができる前記バイト数より少ないまたは等しいバイト数を有する前記最後のシンボルの早い部分に制限される、
方法。
【請求項6】
ワイヤレス通信のための第1の装置であって、
メモリと、
前記メモリに結合された処理システムと
を備え、前記処理システムは、
第2の装置と通信するための少なくとも1つの制約を決定することと、
応答を請求するフレームを生成することと、
前記第2の装置への送信のための前記フレームを出力することと
を行うように構成され、前記フレームの少なくとも最後のシンボルは、決定された期間内に前記第2の装置が前記応答を送信することを可能にする前記少なくとも1つの制約によって決定された仕方で送信され、前記少なくとも1つの制約は、レート制限を備え、前記処理システムは、
前記フレームが前記レート制限より大きいレートで送信される場合、前記少なくとも最後のシンボルにおいてパディングを使用することと、
前記フレームのヘッダにおいて、前記少なくとも最後のシンボルにおける前記パディングの持続時間を示すことと
を行うように構成されることによって前記フレームを生成することを行うように構成され、前記フレームの前記少なくとも前記最後のシンボルは、前記レート制限より小さいまたは等しいレートで送信され、
前記少なくとも前記最後のシンボルの変調及びコーディングスキーム(MCS)は、
前記フレームのデータ部分のMCSが前記レート制限より小さいデータレートに対応する場合、前記データ部分の前記MCSに、または、
前記データ部分の前記MCSが前記レート制限より大きいまたは等しいデータレートに対応する場合、前記レート制限に対応するMCSに
等しくなるように設定される、第1の装置。
【請求項7】
前記処理システムは、前記第2の装置から前記少なくとも1つの制約のインジケーションを受信することを行うように構成されることによって、前記少なくとも1つの制約を決定することを行うように構成される、請求項6に記載の第1の装置。
【請求項8】
前記レート制限は、
物理レイヤ(PHY)レート、または、
変調及びコーディングスキーム(MCS)、帯域幅、コーディングレート、空間ストリームの数、または、それらの組み合わせ
として表される、請求項6に記載の第1の装置。
【請求項9】
ワイヤレス通信のための第1の装置であって、
メモリと、
前記メモリに結合された処理システムと
を備え、前記処理システムは、
第2の装置と通信するための少なくとも1つの制約を決定することと、
応答を請求するフレームを生成することと、
前記第2の装置への送信のための前記フレームを出力することと
を行うように構成され、前記フレームの少なくとも最後のシンボルは、決定された期間内に前記第2の装置が前記応答を送信することを可能にする前記少なくとも1つの制約によって決定された仕方で送信され、前記少なくとも1つの制約は、レート制限を備え、前記処理システムは、
前記フレームが前記レート制限より大きいレートで送信される場合、前記少なくとも最後のシンボルにおいてパディングを使用することと、
前記フレームのヘッダにおいて、前記少なくとも最後のシンボルにおける前記パディングの持続時間を示すことと
を行うように構成されることによって前記フレームを生成することを行うように構成され、前記レート制限は、前記決定された期間内に前記第2の装置が、前記最後のシンボルを復調及び処理することができるバイト数に基づき、
前記フレームの前記少なくとも前記最後のシンボルは、前記レート制限より大きいレートで送信され、
前記最後のシンボルにおける前記応答を生成するために、前記第2の装置のために必要なバイト数は、前記決定された期間内に前記第2の装置が、前記最後のシンボルを復調及び処理することができる前記バイト数より少ないもしくは等しい、または、
前記応答を生成するために、前記第2の装置のために必要な情報は、前記決定された期間内に前記第2の装置が、前記最後のシンボルを復調及び処理することができる前記バイト数より少ないまたは等しいバイト数を有する前記最後のシンボルの早い部分に制限される、第1の装置。
【請求項10】
第1の装置によるワイヤレス通信のための方法であって、
第2の装置と通信するための少なくとも1つの制約を決定するための手段と、
応答を請求するフレームを生成するための手段と、
前記第2の装置への送信のための前記フレームを出力するための手段と
を備え、前記フレームの少なくとも最後のシンボルは、決定された期間内に前記第2の装置が前記応答を送信することを可能にする前記少なくとも1つの制約によって決定された仕方で送信され、前記少なくとも1つの制約は、レート制限を備え、前記フレームを生成することは、
前記フレームが前記レート制限より大きいレートで送信される場合、前記少なくとも最後のシンボルにおいてパディングを使用することと
前記フレームのヘッダにおいて、前記少なくとも最後のシンボルにおける前記パディングの持続時間を示すことと
を備え、前記フレームの前記少なくとも前記最後のシンボルは、前記レート制限より小さいまたは等しいレートで送信され、
前記少なくとも前記最後のシンボルの変調及びコーディングスキーム(MCS)は、
前記フレームのデータ部分のMCSが前記レート制限より小さいデータレートに対応する場合、前記データ部分の前記MCSに、または、
前記データ部分の前記MCSが前記レート制限より大きいまたは等しいデータレートに対応する場合、前記レート制限に対応するMCSに
等しくなるように設定される、方法
【請求項11】
第1の装置によるワイヤレス通信のための方法であって、
第2の装置と通信するための少なくとも1つの制約を決定するための手段と、
応答を請求するフレームを生成するための手段と、
前記第2の装置への送信のための前記フレームを出力するための手段と
を備え、前記フレームの少なくとも最後のシンボルは、決定された期間内に前記第2の装置が前記応答を送信することを可能にする前記少なくとも1つの制約によって決定された仕方で送信され、前記少なくとも1つの制約は、レート制限を備え、前記フレームを生成することは、
前記フレームが前記レート制限より大きいレートで送信される場合、前記少なくとも最後のシンボルにおいてパディングを使用することと、
前記フレームのヘッダにおいて、前記少なくとも最後のシンボルにおける前記パディングの持続時間を示すことと
を備え、前記レート制限は、前記決定された期間内に前記第2の装置が、前記最後のシンボルを復調及び処理することができるバイト数に基づき、
前記フレームの前記少なくとも前記最後のシンボルは、前記レート制限より大きいレートで送信され、
前記最後のシンボルにおける前記応答を生成するために、前記第2の装置のために必要なバイト数は、前記決定された期間内に前記第2の装置が、前記最後のシンボルを復調及び処理することができる前記バイト数より少ないもしくは等しい、または、
前記応答を生成するために、前記第2の装置のために必要な情報は、前記決定された期間内に前記第2の装置が、前記最後のシンボルを復調及び処理することができる前記バイト数より少ないまたは等しいバイト数を有する前記最後のシンボルの早い部分に制限される、方法。
【発明の詳細な説明】
【合衆国法典第35編第119条の下での優先権の主張】
【0001】
[0001]本願は、2014年12月19日に出願された「TRANSMISSION TECHNIQUES FOR ENABLING AN IMMEDIATE RESPONSE」と題する米国仮特許出願第62/094,929号の利益を主張する、2015年12月17日に出願された米国特許出願第14/973,335号の優先権を主張し、両出願とも本願の譲受人に譲渡され、その全体がここに参照によって明確に組み込まれる。
【技術分野】
【0002】
[0002]本開示のある態様は、一般に、ワイヤレス通信に関し、特に、即時応答を可能にするための送信技法に関する。
【背景技術】
【0003】
[0003]ワイヤレス通信ネットワークは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャスト等のような様々な通信サービスを提供するために広く展開されている。これらのワイヤレスネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることができる多元接続ネットワークであり得る。そのような多元接続ネットワークの例は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、及び単一キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワークを含む。
【0004】
[0004]ワイヤレス通信システムに対して求められる増加する帯域幅要件の問題に対処するために、異なるスキームが開発されている。以前、このようなスキームにより、複数のユーザ端末が、高いデータスループットを達成しつつ、チャネルリソースを共有することによって、単一のアクセスポイントと通信することを可能にする。多入力多出力(MIMO)技術は、通信システムのための普及している技法として出現してきた、1つのこのようなアプローチを表す。MIMO技術は、米国電気電子学会(IEEE)802.11規格のような、いくつかのワイヤレス通信規格に採用されてきた。IEEE802.11は、短距離通信(例えば、数十メートルから数百メートルまで)用に、IEEE802.11委員会によって開発された、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)のエアインターフェース規格のセットを示す。より大きなスループットを達成するための別のスキームは、IEEE802.11ax特別委員会によって開発されているHEW(高効率WiFiまたは高効率WLAN)である。このスキームの目的は、IEEE802.11acのものの4倍のスループットを達成することである。
【発明の概要】
【0005】
[0005]本開示のシステム、方法、及びデバイスは、いくつかの態様を各々有し、これらのうちのいずれも、その所望の属性を単独で担うものではない。後に続く特許請求の範囲によって表される本開示の範囲を制限することなしに、ここでいくつかの特徴が簡潔に論述される。この考察を検討した後、特に「詳細な説明」と題されたセクションを読んだ後、当業者は、本開示の特徴が、ワイヤレスネットワークにおける改善された通信を含む利点をどのように提供するかを理解するであろう。
【0006】
[0006]本開示のある態様は、一般に、即時応答を可能にするための送信技法に関する。ここで使用される場合、用語「即時応答」は、一般に、定義された時間期間内に、定義された時間期間の終わりに、または定義された時間期間の直後に要求(フレーム)に応答して送信される応答フレームを指す。
【0007】
[0007]本開示のある態様は、第1の装置によるワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は、一般に、第2の装置と通信するための少なくとも1つの制約を決定することと、応答を請求する(solicit)フレームを生成することと、第2の装置への送信のためのフレームを出力することとを含み、ここで、フレームの少なくとも最後のシンボルは、決定された期間内に第2の装置が応答を送信することを可能にする制約によって決定された仕方で送信される。
【0008】
[0008]本開示のある態様は、ワイヤレス通信のための第1の装置を提供する。第1の装置は、一般に、第2の装置と通信するための少なくとも1つの制約を決定し、応答を請求するフレームを生成し、第2の装置への送信のためのフレームを出力するように構成された処理システムを含み、ここで、フレームの少なくとも最後のシンボルは、決定された期間内に第2の装置が応答を送信することを可能にする制約によって決定された仕方で送信される。
【0009】
[0009]本開示のある態様は、ワイヤレス通信のための第1の装置を提供する。第1の装置は、一般に、第2の装置と通信するための少なくとも1つの制約を決定するための手段と、応答を請求するフレームを生成するための手段と、第2の装置への送信のためのフレームを出力するための手段とを含み、ここで、フレームの少なくとも最後のシンボルは、決定された期間内に第2の装置が応答を送信することを可能にする制約によって決定された仕方で送信される。
【0010】
[0010]本開示のある態様は、ワイヤレス通信のための非一時的コンピュータ読取可能な媒体を提供する。媒体は、第1の装置において第2の装置と通信するための少なくとも1つの制約を決定し、応答を請求するフレームを生成し、第2の装置への送信のためのフレームを出力するように(コンピュータプロセッサ等の装置によって)実行可能な記憶された命令を有し、ここで、フレームの少なくとも最後のシンボルは、決定された期間内に第2の装置が応答を送信することを可能にする制約によって決定された仕方で送信される。
【0011】
[0011]本開示のある態様は、ワイヤレスノードを提供する。ワイヤレスノードは、一般に、処理システム、送信機、少なくとも1つのアンテナを含む。処理システムは、装置と通信するための少なくとも1つの制約を決定し、応答を請求するフレームを生成するように構成される。送信機は、少なくとも1つのアンテナを介してフレームを装置に送信するように構成され、ここで、フレームの少なくとも最後のシンボルは、装置が決定された期間内に応答を送信することを可能にする制約によって決定された仕方で送信される。
【0012】
[0012]本開示のある態様は、第1の装置によるワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は、一般に、決定された期間内に応答を請求するフレームを生成することと、ここで、フレームは、1つまたは複数のシンボル(例えば、直交周波数分割多重(orthogonal frequency division multiplexing)(OFDM)シンボル)を有する第1の部分と、第1の部分の後に位置付けられ、複数のシンボルを有する第2の部分とを備え、第2の部分における複数のシンボルについてのデータレートより大きくなるように(例えば、少なくとも4倍大きい)、第1の部分における1つまたは複数のシンボルについてのデータレートを設定することと、第2の装置への送信のためのフレームを出力することとを含む。
【0013】
[0013]本開示のある態様は、ワイヤレス通信のための第1の装置を提供する。第1の装置は、一般に、決定された期間内に応答を請求するフレームを生成し、ここで、フレームは、1つまたは複数のシンボルを有する第1の部分と、フレームにおいて第1の部分の後に位置付けられ、複数のシンボルを有する第2の部分とを備え、第2の部分における複数のシンボルについてのデータレートより大きくなるように、第1の部分における1つまたは複数のシンボルについてのデータレートを設定し、第2の装置への送信のためのフレームを出力するように構成された処理システムを含む。
【0014】
[0014]本開示のある態様は、ワイヤレス通信のための第1の装置を提供する。第1の装置は、一般に、決定された期間内に応答を請求するフレームを生成するための手段と、ここで、フレームは、1つまたは複数のシンボルを有する第1の部分と、フレームにおいて第1の部分の後に位置付けられ、複数のシンボルを有する第2の部分とを備え、第2の部分における複数のシンボルについてのデータレートより大きくなるように、第1の部分における1つまたは複数のシンボルについてのデータレートを設定するための手段と、第2の装置への送信のためのフレームを出力するための手段とを含む。
【0015】
[0015]本開示のある態様は、ワイヤレス通信のための非一時的コンピュータ読取可能な媒体を提供する。媒体は、第1の装置において、決定された期間内に応答を請求するフレームを生成し、ここで、フレームは、1つまたは複数のシンボルを有する第1の部分と、フレームにおいて第1の部分の後に位置付けられ、複数のシンボルを有する第2の部分とを備え、第2の部分における複数のシンボルについてのデータレートより大きくなるように、第1の部分における1つまたは複数のシンボルについてのデータレートを設定し、第2の装置への送信のためのフレームを出力するように(コンピュータプロセッサ等の装置によって)実行可能な記憶された命令を有する。
【0016】
[0016]本開示のある態様は、ワイヤレスノードを提供する。ワイヤレスノードは、一般に、処理システム、送信機、少なくとも1つのアンテナを含む。処理システムは、典型的に、決定された期間内に応答を請求するフレームを生成し、ここで、フレームは、1つまたは複数のシンボルを有する第1の部分と、フレームにおいて第1の部分の後に位置付けられ、複数のシンボルを有する第2の部分とを備え、第2の部分における複数のシンボルについてのデータレートより大きくなるように、第1の部分における1つまたは複数のシンボルについてのデータレートを設定するように構成される。送信機は、典型的に、少なくとも1つのアンテナを介して装置にフレームを送信するように構成される。
【0017】
[0017]本開示のある態様は、第1の装置によるワイヤレス通信のための方法を提供する。方法は、一般に、決定された期間内に応答を請求するフレームを生成することと、ここで、フレームは、複数のシンボルを備え、生成することは、フレームの最後のシンボルに先行するフレームのシンボルに、第2の装置が応答を生成するのに必要な情報を置くことと、第2の装置が応答を生成するのに必要な情報が、フレームの最後のシンボルに含まれるのを阻止することとを備え、第2の装置への送信のためのフレームを出力することとを含む。
【0018】
[0018]本開示のある態様は、ワイヤレス通信のための第1の装置を提供する。第1の装置は、一般に、決定された期間内に応答を請求するフレームを生成し、ここで、フレームは、複数のシンボルを備え、処理システムは、フレームの最後のシンボルに先行するフレームのシンボルに、第2の装置が応答を生成するのに必要な情報を置くことによって、及び第2の装置が応答を生成するのに必要な情報が、フレームの最後のシンボルに含まれるのを阻止することによってフレームを生成するように構成され、第2の装置への送信のためのフレームを出力するように構成された処理システムを含む。
【0019】
[0019]本開示のある態様は、ワイヤレス通信のための第1の装置を提供する。第1の装置は、一般に、決定された期間内に応答を請求するフレームを生成するための手段と、ここで、フレームは、複数のシンボルを備え、生成するための手段は、フレームの最後のシンボルに先行するフレームのシンボルに、第2の装置が応答を生成するのに必要な情報を置くことによって、及び第2の装置が応答を生成するのに必要な情報が、フレームの最後のシンボルに含まれるのを阻止することによって、フレームを生成するように構成され、第2の装置への送信のためのフレームを出力するための手段とを含む。
【0020】
[0020]本開示のある態様は、ワイヤレス通信のための非一時的コンピュータ読取可能な媒体を提供する。媒体は、第1の装置において、決定された期間内に応答を請求するフレームを生成し、ここで、フレームは、複数のシンボルを備え、生成することは、フレームの最後のシンボルに先行するフレームのシンボルに、第2の装置が応答を生成するのに必要な情報を置くことと、第2の装置が応答を生成するのに必要な情報が、フレームの最後のシンボルに含まれるのを阻止することとを備え、第2の装置への送信のためのフレームを出力するように(処理システム等の装置によって)実行可能な記憶された命令を有する。
【0021】
[0021]本開示のある態様は、ワイヤレスノードを提供する。ワイヤレスノードは、一般に、処理システム、受信機、少なくとも1つのアンテナを含む。処理システムは、典型的に、決定された期間内に応答を請求するフレームを生成するように構成され、ここで、フレームは、複数のシンボルを備え、処理システムは、フレームの最後のシンボルに先行するフレームのシンボルに、装置が応答を生成するのに必要な情報を置くことによって、及び装置が応答を生成するのに必要な情報が、フレームの最後のシンボルに含まれるのを阻止することによってフレームを生成するように構成される。送信機は、典型的に、少なくとも1つのアンテナを介して装置にフレームを送信するように構成される。
【0022】
[0022]前述の目的及び関連する目的の達成のために、1つまたは複数の態様が、以下に十分に説明され、及び特許請求の範囲において特に示される特徴を備える。下記の説明及び添付図面は、1つまたは複数の態様のある例示的な特徴を詳細に説明する。しかしながら、これらの特徴は、様々な態様の原理が用いられ得る様々な方法のほんの一部を示すものであり、この説明は、そのような全ての態様及びそれらの同等物を含むことを意図される。
【図面の簡単な説明】
【0023】
図1】[0023]本開示のある態様に従った、例となるワイヤレス通信ネットワークを例示する。
図2】[0024]本開示のある態様に従った、例となるアクセスポイント(AP)及びユーザ端末のブロック図である。
図3】[0025]本開示のある態様に従った、例となるワイヤレスデバイスのブロック図である。
図4】[0026]本開示のある態様に従った、フレームに追加されたパディングを例示する。
図5】[0027]本開示のある態様に従った、分割されたトリガ部分を有するフレームを例示する。
図6】[0028]本開示のある態様に従った、データ部分が後に続くトリガ部分を有するフレームを例示する。
図7】[0029]本開示のある態様に従った、例となるパッド物理レイヤコンバージェンスプロトコル(PLCP)プロトコルデータユニット(PPDU)を例示する。
図8】[0030]本開示のある態様に従った、制約に基づいて、応答を請求するフレームを送信のために出力するための例となる動作のフロー図である。
図8A】[0031]図8に示した動作を実行することができる例となる手段を例示する。
図9】[0032]本開示のある態様に従った、応答を請求し、異なるデータレートを有する少なくとも2つの部分を有するフレームを送信のために出力するための例となる動作のフロー図である。
図9A】[0033]図9に示した動作を実行することができる例となる手段を例示する。
図10】[0034]本開示のある態様に従った、応答を請求し、最後のシンボルにおける情報を制限するフレームを送信のために出力するための例となる動作のフロー図である。
図10A】[0035]図10に示した動作を実行することができる例となる手段を例示する。
【詳細な説明】
【0024】
[0036]理解を容易にするために、同一の参照番号が、可能な場合、図に共通する同一の要素を示すために使用されている。1つの態様において開示される要素は、明確な記載なしに他の態様に有益に利用され得ることが企図される。
【0025】
[0037]本開示のある態様は、即時応答を可能にするための送信技法及び装置を提供する。この仕方で、フレームの最後のシンボルによって搬送されたデータが、即時応答を生成するための期限(a deadline)内に受信機によって完全には復号されることができない場合、問題は避けられることができる。
【0026】
[0038]本開示の様々な態様は、添付の図面を参照して、以下に、より十分に説明される。しかしながら、本開示は、多くの異なる形態で具現化され得、本開示全体を通して提示される任意の特定の構成または機能に制限されるものと解釈されるべきではない。むしろ、これらの態様は、この開示を徹底的及び完全なものとし、本開示の範囲が当業者に十分に伝わるように、提供されるものである。ここにおける教示に基づき、当業者は、ここに開示された開示の任意の態様が、本開示の任意の他の態様と独立して実施されようと、それらと組み合わされて実施されようと、本開示の範囲は、それらの態様をカバーするように意図されている、ということを理解すべきである。例えば、ここに説明される任意の数の態様を使用して、装置が実施され得る、または方法が行われ得る。加えて、本開示の範囲は、ここに説明される開示の様々な態様に加えて、または、それ以外の、他の構造、機能性、または構造及び機能性を使用して行われる、そのような装置または方法をカバーするように意図されている。ここに開示された開示の任意の態様が、特許請求の範囲の1つまたは複数の要素によって具現化され得ることが理解されるべきである。
【0027】
[0039]「実例的な」という単語は、ここでは、「例、事例、または例示としての役割を果たす」という意味で使用されている。「実例的な」としてここに説明される任意の態様は、必ずしも、他の態様より好ましいまたは有利であると解釈されるべきではない。
【0028】
[0040]特定の態様がここに説明されるが、これらの態様の多くの変形及び置換が、本開示の範囲内に入る。好ましい態様のいくつかの利益及び利点が記述されるが、本開示の範囲は、特定の利益、使用、または目的に制限されるように意図されたものではない。むしろ、本開示の態様は、異なるワイヤレス技術、システム構成、ネットワーク、及び送信プロトコルに幅広く適用可能であるように意図されており、そのうちのいくつかは、図、及び好ましい態様の下記の説明において例として例示される。詳細な説明及び図面は、限定というよりはむしろ、単に、本開示の例示であり、本開示の範囲は、添付された特許請求の範囲及びそれらの同等物によって定義されている。
【0029】
[0041]ここに説明される技法は、直交多重方式に基づく通信システムを含む様々なブロードバンドワイヤレス通信システムのために使用され得る。このような通信システムの例は、空間分割多元接続(SDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、単一キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システムを含む。SDMAシステムは、複数のユーザ端末に属するデータを同時に送信するのに十分に異なる方向を利用し得る。TDMAシステムは、送信信号を異なる時間スロットに分割することにより、複数のユーザ端末が、同一の周波数チャネルを共有することを可能にし得、各時間スロットは、異なるユーザ端末に割り当てられる。OFDMAシステムは、全システム帯域幅を複数の直交サブキャリアに区分する変調技法である、直交周波数分割多重(OFDM)を利用する。これらサブキャリアは、トーン、ビン、等とも呼ばれ得る。OFDMでは、各サブキャリアはデータと共に独立して変調され得る。SC−FDMAシステムは、システム帯域幅にわたって分散されるサブキャリア上で送信するためにインターリーブされたFDMA(IFDMA)を利用し、隣接サブキャリアの1つのブロック上で送信するためにローカライズドFDMA(LFDMA)を利用し、または隣接サブキャリアの複数のブロック上で送信するためにエンハンスドFDMA(EFDMA)を利用し得る。一般に、変調シンボルは、OFDMでは周波数領域で及びSC−FDMAでは時間領域で送られる。
【0030】
[0042]ここにおける教示は、様々なワイヤードまたはワイヤレス装置(例えば、ノード)に組み込まれ得る(例えば、それらの中で実施され得る、またはそれらによって実行され得る)。いくつかの態様では、ここにおける教示に従って実施されたワイヤレスノードは、アクセスポイントまたはアクセス端末を備え得る。
【0031】
[0043]アクセスポイント(「AP」)は、ノードB、無線ネットワークコントローラ(「RNC」)、発展型ノードB(eNB)、基地局コントローラ(「BSC」)、トランシーバ基地局(「BTS」)、基地局(「BS」)、トランシーバ機能(「TF」)、無線ルータ、無線トランシーバ、ベーシックサービスセット(「BSS」)、拡張サービスセット(「ESS」)、無線基地局(「RBS」)、または何らかの他の専門用語を備え得、これらとして実施され得、またはこれらとして知られ得る。
【0032】
[0044]アクセス端末(「AT」)は、加入者局、加入者ユニット、移動局(MS)、リモート局、リモート端末、ユーザ端末(UT)、ユーザエージェント、ユーザデバイス、ユーザ機器(UE)、ユーザ局、または何らかの他の専門用語を備え得、これらとして実施され得、またはこれらとして知られ得る。いくつかの実施では、アクセス端末は、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(「SIP」)電話、ワイヤレスローカルループ(「WLL」)局、携帯情報端末(「PDA」)、ワイヤレス接続能力を有するハンドヘルドデバイス、局(「STA」)、またはワイヤレスモデムに接続された何らかの他の適切な処理デバイスを備え得る。従って、ここで教示される1つまたは複数の態様は、電話(例えば、セルラ電話またはスマートフォン)、コンピュータ(例えば、ラップトップ)、タブレット、ポータブル通信デバイス、ポータブルコンピューティングデバイス(例えば、携帯情報端末)、エンターテイメントデバイス(例えば、音楽または映像デバイス、または衛星ラジオ)、全地球測位システム(GPS)デバイス、または、ワイヤレスもしくはワイヤード媒体を介して通信するように構成された任意の他の適切なデバイスに組み込まれ得る。いくつかの態様では、ATは、ワイヤレスノードであり得る。例えば、そのようなワイヤレスノードは、ワイヤードまたはワイヤレス通信リンクを介した、ネットワーク(例えば、インターネット、またはセルラネットワークのような広域ネットワーク)のための接続、またはネットワークまでの接続を提供し得る。
【0033】
例となるワイヤレス通信システム
[0045]図1は、本開示の態様が実行され得るワイヤレス通信システム100を例示する。例えば、アクセスポイント110は、ユーザ端末120に、即時応答が送られることになるインジケーションを含む要求フレームの物理レイヤ(PHY)ヘッダにおけるインジケーションを有する要求フレーム102(例えば、物理レイヤコンバージェンスプロトコル(PLCP)プロトコルデータユニット(PPDU))を送り得る。受け手のユーザ端末120は、インジケーションに基づいて、応答が送られることになることを決定し得、例えば、要求フレーム102の媒体アクセス制御(MAC)のペイロードを復号する前に、即時応答104の少なくとも一部を生成及び送信し始め得る。
【0034】
[0046]例えば、システム100は、アクセスポイント110及びユーザ端末120を有する多元接続多入力多出力(MIMO)システムであり得る。簡潔にするために、図1には、1つのアクセスポイント110のみが示されている。アクセスポイント(AP)は、一般に、ユーザ端末と通信する固定局であり、基地局または何らかの他の専門用語でも呼ばれ得る。ユーザ端末は、固定または可動であり得、移動局、ワイヤレスデバイス、または何らかの他の専門用語でも呼ばれ得る。アクセスポイント110は、ダウンリンク及びアップリンク上で、任意の所与の瞬間に1つまたは複数のユーザ端末120と通信し得る。ダウンリンク(すなわち、順方向リンク)は、アクセスポイントからユーザ端末への通信リンクであり、アップリンク(すなわち、逆方向リンク)は、ユーザ端末からアクセスポイントへの通信リンクである。ユーザ端末はまた、別のユーザ端末とピアツーピアで通信し得る。
【0035】
[0047]システムコントローラ130は、これらのAP及び/または他のシステムのための調整及び制御を提供し得る。例えば、APは、無線周波数電力、チャネル、認証、セキュリティの調節を処理し得るシステムコントローラ130によって管理され得る。システムコントローラ130は、バックホールを介してAPと通信し得る。APはまた、例えば、直接的に、または、ワイヤレスまたはワイヤーラインバックホールを介して間接的に互いに通信し得る。
【0036】
[0048]下記の開示の一部では、空間分割多元接続(SDMA)を介して通信することができるユーザ端末120を説明するが、ある態様では、ユーザ端末120はまた、SDMAをサポートしないいくつかのユーザ端末を含み得る。従って、そのような態様では、アクセスポイント110は、SDMAユーザ端末と非SDMAユーザ端末の両方と通信するように構成され得る。このアプローチは、都合の良いことに、より新しいSDMAユーザ端末が適切であると判断され導入されることを可能にしながら、より古いバージョンのユーザ端末(「レガシー」局)の有効寿命を伸ばし、それらが事業展開され続けることを可能にし得る。
【0037】
[0049]システム100は、ダウンリンク及びアップリンクでのデータ送信のために、複数の送信アンテナ及び複数の受信アンテナを用いる。アクセスポイント110は、Nap個のアンテナを装備し、ダウンリンク送信のための多入力(MI)及びアップリンク送信のための多出力(MO)を表す。K個の選択されたユーザ端末120のセットは、集合的に、ダウンリンク送信のための多出力及びアップリンク送信のための多入力を表す。純粋SDMAでは、K個のユーザ端末に対するデータシンボルストリームが、何らかの手段により、コード、周波数、または、時間で多重化されていない場合に、Nap≧K≧1を有することが望まれる。データシンボルストリームは、TDMA技法、CDMAを用いた異なるコードチャネル、OFDMを用いたサブバンドの互いに素なセット、等を使用して、多重化されることができる場合、Kは、Napより大きくあり得る。各選択されたユーザ端末は、アクセスポイントにユーザ固有のデータを送信し、及び/またはアクセスポイントからユーザ固有のデータを受信する。一般に、選択された各ユーザ端末は、1つまたは複数のアンテナ(すなわち、Nut≧1)を装備し得る。K個の選択されたユーザ端末は、同一のまたは異なる数のアンテナを有することができる。
【0038】
[0050]システム100は、時分割複信(TDD)システムまたは周波数分割複信(FDD)システムであリ得る。TDDシステムでは、ダウンリンク及びアップリンクは、同一の周波数帯域を共有する。FDDシステムでは、ダウンリンク及びアップリンクは、異なる周波数帯域を使用する。システム100はまた、送信のために、単一のキャリアまたは複数のキャリアを利用し得る。各ユーザ端末は、(例えば、コストを低く抑えるために)単一のアンテナを、または(例えば、追加のコストがサポートされることができる場合には)複数のアンテナを装備し得る。ユーザ端末120が、異なるタイムスロットに、送信/受信を分割することにより、同一の周波数チャネルを共有する場合、システム100はまた、TDMAシステムであり得、各タイムスロットは、異なるユーザ端末120に割り当てられている。
【0039】
[0051]図2は、本開示の態様が実行され得るシステム100のブロック図を例示する。例えば、アクセスポイント110は、ユーザ端末120に、要求フレームのPHYヘッダ中に、即時応答が送られることになるインジケーションを有する要求フレーム102(例えば、PPDU)を送り得る。受け手のユーザ端末120は、インジケーションに基づいて、応答が送られることになることを決定し得、例えば、要求フレーム102のMACペイロードを復号する前に、即時応答104の少なくとも一部を生成及び送信し始め得る。
【0040】
[0052]例えば、システム100は、アクセスポイント110と2つのユーザ端末120m及び120xとを有するMIMOシステムであり得る。アクセスポイント110は、Nap個のアンテナ224a〜224apを装備している。ユーザ端末120mは、Nut,m個のアンテナ252ma〜252muを装備しており、ユーザ端末120xは、Nut,x個のアンテナ252xa〜252xuを装備している。アクセスポイント110は、ダウンリンクでは送信エンティティであり、アップリンクでは受信エンティティである。各ユーザ端末120は、アップリンクでは送信エンティティであり、ダウンリンクでは受信エンティティである。ここで使用される場合、「送信エンティティ」は、ワイヤレスチャネルを介してデータを送信することができる独立して動作される装置またはデバイス(例えば、APまたはSTA)であり、「受信エンティティ」は、ワイヤレスチャネルを介してデータを受信することができる独立して動作する装置またはデバイス(例えば、APまたはSTA)である。下記の説明では、下付き文字「dn」はダウンリンクを示し、下付きの文字「up」はアップリンクを示し、Nup個のユーザ端末が、アップリンク上での同時送信のために選択され、Ndn個のユーザ端末が、ダウンリンク上での同時送信のために選択され、Nupは、Ndnと等しい場合も等しくない場合もあり、NupとNdnは、静的な値であり得るかまたはスケジューリング間隔ごとに変化することもできる。ビームステアリングまたは何らかの他の空間処理技法は、アクセスポイント及び/またはユーザ端末において使用され得る。
【0041】
[0053]アップリンク上では、アップリンク送信のために選択された各ユーザ端末120において、送信(TX)データプロセッサ288が、データソース286からトラフィックデータを受信し、コントローラ280から制御データを受信する。TXデータプロセッサ288は、ユーザ端末のために選択されたレートに関連付けられたコーディング及び変調スキームに基づいて、ユーザ端末のためのトラフィックデータを処理(例えば、符号化、インターリーブ、及び変調)し、データシンボルストリームを提供する。TX空間プロセッサ290が、データシンボルストリームに対して空間処理を実行し、Nut,m個のアンテナにNut,m個の送信シンボルストリームを提供する。各送信機ユニット(TMTR)254が、アップリンク信号を生成するために、それぞれの送信シンボルストリームを受信及び処理(例えば、アナログ変換、増幅、フィルタリング、周波数アップコンバート)する。Nut,m個の送信機ユニット254は、Nut,m個のアンテナ252からアクセスポイント110へと送信するためのNut,m個のアップリンク信号を提供する。メモリ282は、ユーザ端末120のためのデータ及びプログラムコードを記憶し得、コントローラ280とインターフェースし得る。
【0042】
[0054]Nup個のユーザ端末120は、アップリンク上での同時送信のためにスケジューリングされ得る。これらのユーザ端末の各々は、それのデータシンボルストリームに対して空間処理を実行し、送信シンボルストリームのそのセットを、アップリンク上でアクセスポイントに送信する。
【0043】
[0055]アクセスポイント110において、Nap個のアンテナ224a〜224apが、アップリンク上で送信するNup個の全てのユーザ端末からのアップリンク信号を受信する。各アンテナ224は、受信した信号をそれぞれの受信機ユニット(RCVR)222に提供する。各受信機ユニット222は、送信機ユニット254によって実行された処理と相補的な処理を実行し、受信シンボルストリームを提供する。RX空間プロセッサ240は、Nap個の受信機ユニット222からのNap個の受信シンボルストリームに対して受信機空間処理を実行し、Nup個の復元されたアップリンクデータシンボルストリームを提供する。受信機空間処理は、チャネル相関マトリクス反転(CCMI)、最小平均二乗誤差(MMSE)、ソフト干渉除去(SIC)、または何らかの他の技法に従って実行される。各復元されたアップリンクデータシンボルストリームは、それぞれのユーザ端末によって送信されたデータシンボルストリームの推定である。RXデータプロセッサ242は、復号されたデータを取得するために、各復元されたアップリンクデータシンボルストリームを、そのストリームに使用されたレートに従って処理(例えば、復調、デインターリーブ、及び復号)する。各ユーザ端末のための復号されたデータが、記憶のためにデータシンク244に及び/またはさらなる処理のためにコントローラ230に提供され得る。
【0044】
[0056]ダウンリンク上では、アクセスポイント110において、TXデータプロセッサ210が、ダウンリンク送信のためにスケジューリングされたNdn個のユーザ端末のために、データソース208からトラフィックデータを受信し、コントローラ230から制御データを受信し、場合によってはスケジューラ234から他のデータを受信する。様々なタイプのデータが、異なるトランスポートチャネル上で送られ得る。TXデータプロセッサ210は、各ユーザ端末のためのトラフィックデータを、そのユーザ端末のために選択されたレートに基づいて、処理(例えば、符号化、インターリーブ、及び変調)する。TXデータプロセッサ210は、Ndn個のユーザ端末のためのNdn個のダウンリンクデータシンボルストリームを提供する。TX空間プロセッサ220は、Ndn個のダウンリンクデータシンボルストリームに対して(プリコーディングまたはビームフォーミング等の)空間処理を実行し、Nap個のアンテナにNap個の送信シンボルストリームを提供する。各送信機ユニット222は、ダウンリンク信号を生成するために、それぞれの送信シンボルストリームを受信及び処理する。Nap個の送信機ユニット222は、Nap個のアンテナ224からユーザ端末へと送信するためのNap個のダウンリンク信号を提供する。メモリ232は、アクセスポイント110のためのデータ及びプログラムコードを記憶し得、コントローラ230とインターフェースし得る。
【0045】
[0057]各ユーザ端末120において、Nut,m個のアンテナ252は、アクセスポイント110からNap個のダウンリンク信号を受信する。各受信機ユニット254は、関連付けられたアンテナ252からの受信信号を処理し、受信シンボルストリームを提供する。RX空間プロセッサ260が、Nut,m個の受信機ユニット254からのNut,m個の受信シンボルストリームに対して受信機空間処理を実行し、ユーザ端末のための復元されたダウンリンクデータシンボルストリームを提供する。受信機空間処理は、CCMI、MMSE、または何らかの他の技法に従って実行される。RXデータプロセッサ270は、ユーザ端末ための復号されたデータを取得するために、復元されたダウンリンクデータシンボルストリームを処理(例えば、復調、デインターリーブ、及び復号)する。各ユーザ端末のための復号されたデータが、記憶のためにデータシンク272に及び/またはさらなる処理のためにコントローラ280に提供され得る。
【0046】
[0058]各ユーザ端末120において、チャネル推定器278が、ダウンリンクチャネル応答を推定し、ダウンリンクチャネル推定値を提供し、ダウンリンクチャネル推定値は、チャネル利得推定値、SNR推定値、雑音分散、等を含み得る。同様に、アクセスポイント110において、チャネル推定器228は、アップリンクチャネル応答を推定し、アップリンクチャネル推定値を提供する。各ユーザ端末のためのコントローラ280は、典型的に、ユーザ端末のための空間フィルタマトリクスを、そのユーザ端末のためのダウンリンクチャネル応答マトリクスHdn,mに基づいて導出する。コントローラ230は、アクセスポイントのための空間フィルタマトリクスを、有効アップリンクチャネル応答マトリクスHup,effに基づいて導出する。各ユーザ端末のためのコントローラ280は、フィードバック情報(例えば、ダウンリンク及び/またはアップリンク固有ベクトル、固有値、SNR推定値、等)をアクセスポイントに送り得る。コントローラ230及び280はまた、それぞれ、アクセスポイント110及びユーザ端末120における、様々な処理ユニットの動作を制御する。
【0047】
[0059]図3は、システム100内で用いられ得るワイヤレスデバイス302において利用され得る様々なコンポーネントを例示する。ワイヤレスデバイス302は、ここで説明される様々な方法を実施するように構成され得るデバイスの例である。例えば、ワイヤレスデバイスは、それぞれ図8、9、10に例示された動作800、900、または、1000を実施し得る。ワイヤレスデバイス302は、アクセスポイント110またはユーザ端末120であり得る。
【0048】
[0060]ワイヤレスデバイス302は、ワイヤレスデバイス302の動作を制御するプロセッサ304を含み得る。プロセッサ304はまた、中央処理装置(CPU)と呼ばれ得る。読取専用メモリ(ROM)とランダムアクセスメモリ(RAM)の両方を含み得るメモリ306は、プロセッサ304に命令及びデータを提供する。メモリ306の一部はまた、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)を含み得る。プロセッサ304は、典型的に、メモリ306内に記憶されたプログラム命令に基づいて論理及び算術演算を実行する。メモリ306内における命令は、ここで説明される方法を実施するように実行可能であり得る。
【0049】
[0061]ワイヤレスデバイス302はまた、ワイヤレスデバイス302とリモートノードとの間でデータの送信及び受信を可能にするための送信機310及び受信機312を含み得る筐体308を含み得る。送信機310及び受信機312は、トランシーバ314へと組み合わされ得る。単数または複数の送信アンテナ316が、筐体308に取り付けられ、トランシーバ314に電気的に結合され得る。ワイヤレスデバイス302はまた、(示されていない)複数の送信機、複数の受信機、及び/または複数のトランシーバを含み得る。
【0050】
[0062]ワイヤレスデバイス302はまた、トランシーバ314によって受信された信号のレベルを検出及び定量化しようとするのに使用され得る信号検出器318を含み得る。信号検出器318は、総エネルギー、シンボル毎のサブキャリア毎のエネルギー(energy per subcarrier per symbol)、パワースペクトル密度、及び他の信号のような信号を検出し得る。ワイヤレスデバイス302はまた、信号を処理する際に使用するためのデジタルシグナルプロセッサ(DSP)320を含み得る。
【0051】
[0063]ワイヤレスデバイス302の様々なコンポーネントは、データバスに加えて、電力バス、制御信号バス、及びステータス信号バスを含み得るバスシステム322によって一緒に結合され得る。
【0052】
即時応答を可能にするための例となる技法
[0064](高効率ワイヤレス(HEW)または高効率ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)としても知られている)IEEE802.11axのようなあるワイヤレス通信システムにおいて、物理(PHY)レイヤ及び媒体アクセス制御(MAC)レイヤシグナリングが、(例えば、要求及び応答のための)即時応答に使用され得る。ここで使用される場合、即時応答は、定義された時間期間内に、定義された時間期間の終わりに、または定義された時間期間の直後に(例えば、ショートインターフレーム間隔(SIFS)の後に)、要求フレームに応答して送信される応答フレームを指し得る。
【0053】
[0065]あるMACフレームは、即時応答を請求し得る。例えば、データフレームは、即時応答として確認応答(ACK)を請求し得、送信要求(RTS)フレームは、即時応答として送信可(CTS)フレームを請求し得る、等。要求フレーム(例えば、物理レイヤコンバージェンスプロトコル(PLCP)プロトコルデータユニット(PPDU))は、PHYヘッダ及びMACペイロード(例えば、MACプロトコルデータユニット(MPDU))を有し得る。要求PPDUは、即時応答を請求し得る。PHYヘッダ及びMPDUを有する応答PPDUは、SIFSの後に要求PPDUに応答して送られ得る。
【0054】
[0066]即時応答を請求するシグナリングは、応答生成のための時間を可能にするために、PPDUの終わりから「数μsの期限」内に、復号及び処理されるように設計される。しかしながら、直交周波数分割多重(OFDM)シンボルにおいて搬送されたデータを処理する(例えば、高速フーリエ変換(FFT)、復号、等を実行する)のに、限られた量の時間がかかる。最後のOFDMシンボルを含む、PPDUによって搬送された全てのデータが、期限内に復号される場合、問題はない。例えば、これは、(1xFFTより4倍大きいFFTを使用する、IEEE802.11axに従って送られるフレーム(ここでは「4xフレーム」と呼ぶ)とは対照的に)ここでは「1xフレーム」とも呼ぶ、現在のIEEE802.11規格に従って送られるフレームに当てはまり得る。最後のOFDMシンボルによって搬送されたデータが、期限内に完全には復号されることができない場合、即時応答に関する問題があり得る(または、ない場合もある)。これは、1xフレームと比較して、シンボル当たり、より長いFFT及びさらなるデータを伴い得る4xフレームに当てはまり得る。STA受信(RX)能力及びシグナリングの構造に依存して、最後のシンボルにおけるバイトの部分的な復号は、いくつかのケースにおいて、応答の生成に十分であり得る。最後のOFDMシンボルのデータの部分的な復号が問題であるケースでは、(すなわち、「最後の」OFDMシンボルを実際には最後にしないために)パディングが、利用され得る。別のオプションは、即時応答を要求することを避けることであり得る。
【0055】
[0067]4xフレームに応答するために、特定の解決は、1つまたは複数の仮定に基づき得る。1つの主要な仮定は、即時応答の送信を開始するために必要及び十分なMAC情報が、最後のOFDMシンボルにこぼれる(spill into)ことである。即時応答が問題であるか否かは、次の仮定のどれが正しいか、及び本開示のある態様の実現可能性に依存し得る。
【0056】
[0068]ある態様では、最後のOFDMシンボルのバイトの全てが復号されるかどれも復号されないかのどちらであると仮定され得る(以下、「仮定1.0と呼ぶ)。言い換えると、最後のOFDMシンボルのバイトを復調及び処理するために、即時応答期間(すなわち、期限までに)より長い時間がかかる場合、これら全てのバイトは失われる(そして、応答が生成されることができない)。
【0057】
[0069]他の態様では、最後のOFDMシンボルがx個より多くのバイトを搬送し得たとしても、受信機は、即時応答期間内に、最後のOFDMシンボルにおけるX個の物理レイヤ(PHY)バイトまで復調及び処理できると仮定され得る。いくつかのケース(以下、「仮定1.1」と呼ぶ)では、期限前に処理されたバイトは保持され得るが、期限後に処理されたバイトは失われる。他のケース(以下、「仮定1.2」と呼ぶ)では、応答が作成及び送られている間に(例えば、応答についての全ての情報が最初のX個のバイト内にあると仮定して、ショートトレーニングフィールド(STF)及びロングトレーニングフィールド(LTF)が、既に送られている間に)、期限後のバイトは、受信及び処理されることができる。
【0058】
[0070]本開示のある態様は、受信機から即時応答を可能にするための送信技法を提供し、それは、応答を請求するフレームにパディングを添付することを避け得る。
【0059】
[0071](仮定1.0または1.1に適した)ある態様では、送信機は、Rより高いレートで、即時応答を予期する(4x)フレームを送ることが許可されない場合がある。Rは、IEEE802.11規格に対するIEEE802.11ax補正(または後続の補正)によって指定され得る、または、受信機によって送信機に示され得る。レート制限(R)は、PHYレート、または、変調及びコーディングスキーム(MCS)、帯域幅(BW)、コーディング、空間ストリームの数(Nss)の組み合わせに関して表され得る(例えば、全ての20MHz送信については、恐らく問題はない)。他の態様では、送信機は、レート制限を超えるPPDUを送ることが許可され得、そのケースにおいて、送信機は、PPDUを長くし、即時応答の問題を避けるために、パディングを使用し得る。
【0060】
[0072]他の態様では、送信機は、Rより高いレートで送られる最後の(または、最後のN個の)OFDMシンボルを有する、即時応答を予期するフレームを送ることを許可されない場合がある。上述したように、Rは、IEEE802.11規格に対するIEEE802.11ax補正(または、後続の補正)によって指定され得る、または、受信機によって送信機に示され得る。レート制限(R)は、PHYレート、または、MCS、BW、コーディング、Nssの組み合わせに関して表される所定のしきい値であり得る。ある態様では、最後のシンボルのMCSは、(1)データ部分のMCSがRより小さい場合、データ部分のMCSに等しくなるように、または、(2)データ部分のMCSがRより大きい場合、Rに等しくなるように、設定され得る。このスキームは、データ部分における異なるMCSを可能にするPHY設計を伴う。例えば、最後の(1つまたは複数の)シンボルについての異なるMCSの存在は、送信されたフレームのPHYヘッダに示され得る。他の態様では、送信機は、Rより高いレートで送られる最後のOFDMシンボルを有する、即時応答を予期するフレームを送ることが許可され得、そのケースにおいて、送信機は、PPDUを長くし、即時応答の問題を避けるために、パディングを使用し得る。
【0061】
[0073](仮定1.1に適した)ある態様に従って、送信機は、最後のOFDMシンボルにおいて、(例えば、Rを超える)X個より多くのPHYバイト、しかし、X個までの有益なMACバイトを送り得る(残りのバイトは、仮定に従っていずれにせよ失われるだろう)。制限Xは、IEEE802.11規格に対するIEEE802.11ax補正(または、後続の補正)によって指定され得る、または受信機によって送信機に示され得る。制限Xは、バイト数として、または、PHYレート、もしくは、MCS、BW、コーディング、Nssの組み合わせに関して表される所定のしきい値であり得る。X個より多くの有益なMACバイトが送られる場合、PPDUを長くし、即時応答の問題を避けるために、パディングが加えられ得る。
【0062】
[0074]ある態様に従って、最小MACプロトコルデータユニット(MPDU)開始の間隔が利用され得、最後の(1つまたは複数の)シンボルのみに適用され得る。最小MPDU開始間隔は、STAが受信することができる集約されたMPDU(A−MPDU)内の隣接するMPDUの開始間の最小時間を決定する。この間隔は、今日では既に定義されているが、現在PPDU全体に適用される。本開示のある態様では、異なる値は、最後のシンボルのみについて定義され得る。単一のMPDUは、いずれにせよ復号可能である可能性が高い。
【0063】
[0075](仮定1.2に適した)ある態様に従って、送信機は、最後のOFDMシンボルにおけるX個より多くのPHYバイト(Rより大きい)及びX個より多くのMACバイトを送り得るが、即時応答に必要及び十分な全てのシグナリングは、最初のX個のバイト(すなわち、フレームにおけるより早いOFDMシンボル)内に含まれる。この上記の条件が満たされない場合、PPDUを長くし、即時応答の問題を避けるために、パディングが加えられ得る。制限Xは、IEEE802.11規格に対するIEEE802.11ax補正(または、後続の補正)によって指定され得る、または、受信機によって送信機に示され得る。制限Xは、PHYレート、または、MCS、BW、コーディング、Nssの組み合わせに関して表され得る。このケースに関する条件は、受信機が応答を送信すること(及び、恐らく応答の種類)を知っていることを保証するだけであり得る。しかしながら、最初のX個のバイトは、応答が含むべきものの全てを決定するのに十分ではない場合がある。例えば、全てのデータが復号されるのではなく、従って、ブロック確認応答(BA)ビットマップは、後にポピュレートされ得る。別の例として、フレームチェックシーケンス(FCS)は、まだ復号されていない場合があり、従って、確認応答(ACK)プロシージャは、修正され得る。
【0064】
[0076](仮定1.2に適した)ある態様に従って、送信機は、4xOFDMシンボルではなく1xOFDMシンボルとして、最後のN個のOFDMシンボルを送り得る。送信機は、レートがRより大きい場合、それを行い得る。送信機は、4x最後の(または最後のN個の)OFDMシンボル及びRより大きいレートで即時応答を予期するPPDUを送ることが許可されない場合がある。レート制限(R)は、PHYレート、または、MCS、BW、コーディング、Nssの組み合わせに関して表され得る。他の態様では、送信機は、上記の条件を満たさないフレームを送ることが許可され得、そのケースにおいて、送信機は、PPDUを長くし、即時応答の問題を避けるために、パディングを使用し得る。
【0065】
[0077]即時応答を開始するために必要及び十分な情報が、4xフレームの最後のOFDMシンボル内にない場合、即時応答は、問題ではない。これは、MACがデータを、それが利用可能になり次第処理し始めることができることを仮定している。上述された仮定に依存して、最後のOFDMシンボルは、復号またはドロップされ得る。最後のOFDMシンボルの復号は、即時応答を識別するのに必要ではない場合があるが、即時応答の内容(例えば、トリガまたはブロックAckについての)を決定し、効率を増加する(全てのデータMPDUを復号する)のに有益であり得る。この考察を考えると、送信機は、本開示のある態様に従って、最後のOFDMシンボルにおいて即時応答に必要な何らかの情報を含まない場合がある。
【0066】
[0078]上述された様々なシナリオの条件が立証されるとき、パディングは、避けられることができるし、そうでなければ、パディングは、加えられ得る。言い換えると、(例えば、送信機ルールが破られる、または、送信機ルールを上回る場合)パディングは、適合する方法で加えられ得る。例えば、フレームが即時応答を請求する場合且つ次の条件のうちの1つが満たされる場合、パディングが加えられ得る。(1)フレームがRより大きいレートで送られる、またはフレームの最後のシンボルがRより大きいレートで送られる場合、(2)最後のシンボルにX個より多くのバイトがある場合、または最後のシンボルに最小MPDU間隔より小さいのがある場合、(3)アーキテクチャが応答のための部分的OFDMシンボルを処理することができない場合、または、(4)即時応答についてのMAC情報がXバイト内に限られない場合。受信エンティティ(例えば、STA)、またはIEEE802.11規格補正は、パディングが呼び出される条件/パラメータを示し得る。例えば、STAは、パディングが呼び出されるかどうか、及びいつかを示し得る(最大レートRもしくはバイトの最大数X、または、最小MPDU間隔)。代替的には、レート及び/またはバイト制限は、IEEE802.11規格またはそれへの補正においてハードコード化され得る。
【0067】
[0079]送信エンティティは、制約に留意し、及び正当化されたときにパディングを追加しながら、送信をどのように実行するのかを決める。例えば、送信機は、パディングを避けようとして、即時応答を要求するとき、Rより小さいレートを使用し得る。送信機は、パケットを集約し、即時応答を予期するパケットは比較的早い位置にあることを確実にし得る。他の態様では、送信機は、即時応答を要求することを避け、代わりに、遅延ブロック肯定確認を使用し得る。これらの代替案にもかかわらず、送信機は、いくつかの事例では、パディングを使用し得る。
【0068】
[0080]送信機に通知するために、受信機は、任意の様々に適したインジケーションとともにその制限をシグナリングし得る。これらのインジケーションは、(ある制限は、A−MPDUのケースにのみ適用されるという理解の下で、)能力インジケーションまたは追加ブロック肯定確認(ADDBA)インジケーションにおいて搬送され得る。例えば、インジケーションは、最後のシンボルで処理されることができる最大バイト数、即時応答を要求するPPDUについて許可される最大PHYレート、または即時応答を要求するPPDUの最後のシンボルについて許可される最大PHYレートを含み得る。ある態様では、インジケーションは、最小のMPDU開始間隔を含み得、それは最後のシンボルだけに適用され得る。最小MPDU間隔は、STAが受信することができるA−MPDU内の隣接するMPDUの開始間の最小時間を決定する。
【0069】
[0081]上述したように、パディングは、フレームを長くするために加えられ得る。図4は、本開示のある態様に従った、要求フレーム404(例えば、要求フレーム102)にパディング402を加えることを例示する。要求フレーム404にパディングするために、(例えば、ジャンクパディング、または即時応答を予期しない有益なデータを含む)OFDMシンボルは、応答406(例えば、即時応答104)を請求するフレームの一部に添付され得る。この仕方で要求フレーム404にパディングすることは、示されるように、SIFS時間408を確保する。パディングは、以下に説明するように、PHYレイヤによって、またはMACレイヤによって行われ得る。
【0070】
[0082]MACパディングでは、IEEE802.11axは、(IEEE.802.11acの場合と同じ)全てのPPDUのためにA−MPDUを使用すると仮定され得る。このケースでは、さらなるMPDUまたはデリミタは、PPDU長さが増加するように、即時応答を予期する最後のMPDUの後に加えられ得る。デリミタ及び/またはMPDUの適切な数は、十分なパディング時間が生成されるように加えられ得る。デリミタのケースでは、フレーム終了(EoF)デリミタが、加えられ得る。EoFデリミタは、それ以上のMPDUが以降送られないというインジケーションを有する標準のデリミタである。MPDUのケースでは、即時応答を予期しない任意のMPDUが、加えられ得る。受信機が、A−MPDUの残りの部分に即時応答を予期するMPDUがまだあるかどうかを知ること可能にするインジケーションを加えることも有益であり得る(例えば、即時応答を予期する最後のMPDUの後、全てのMPDUのためにデリミタにおけるEoF=1を使用)。
【0071】
[0083]図5に例示される1つの例では、要求PPDU500は、複数ユーザ(MU)トリガフレーム504を搬送する。MUトリガフレーム504は、1つまたは複数のSTAから即時応答を請求し、応答の内容と種類を決定するために受信機によって使用されるパラメータを含む。これにより、UL、MU−MIMO、またはUL OFDMA技法を有する動作が可能になる。MUトリガフレーム504は、2つのMPDU506、508、または同一のMPDU内の2つの部分等の、2つの部分に分けられ得る。このケースでは、SIFS応答510(すなわち、SIFS時間408の後に、または、終了までに送られる応答)は、第1のMPDU506における情報だけに基づいていくつかの実施で生成され得(すなわち、即時応答は、第2のMPDU508における情報なしに公式化され得る)、後の情報は、応答の内容を決定するのに有益であり得、後に処理され得る。
【0072】
[0084]図6に例示される別の例では、送信エンティティは、遅延ブロック肯定確認(Block Ack)ポリシーとともに、データMPDU608が後に続くMUトリガフレーム606を送り得る。いくつかの実施では、即時応答610は、MUトリガフレーム606にのみ基づいて生成され得る。ある態様では、ブロック肯定応答(BA)612は、UL PPDU614の後の部分に加えられ得る。
【0073】
[0085]PHYパディングでは、1つまたは複数のOFDMシンボルは、フレームの終わりに加えられ得る。1xシンボルのケースでは、このパディングは、ジャンクまたは有益な情報を含み得る(1xシンボルであり、この情報は、SIFS時間に処理されさえし得る)。4xシンボルのケースでは、このパディングは、ジャンクシンボル、または、SIFS応答を請求しない、もしくはSIFS時間に処理されることができる何らかの有益なシグナリングを含み得る。例えば、このような有益なシグナリングは、搬送波周波数オフセット(CFO)修正、チャネル推定、及び類似のものを含み得る。
【0074】
[0086]パディングと対照的に、即時応答を請求するフレームの最後の4xシンボル(または、最後のN個の4xシンボル)は、代わりに、複数の1xシンボルに「変換」され得る。例えば、4xフレームにおける最後の(1つまたは複数の)シンボルは、1x送信モードを使用し得る。これは、本質的にはパディングではない。なぜなら、送信エンティティは、新しいバイトまたはジャンクバイトを追加していないからである。1xシンボルの存在及び/または数は、ヘッダに示され得、受信エンティティと交渉(negotiate)され得る。
【0075】
[0087]PHYパディングが使用される場合、PHYヘッダに、存在及び/または持続期間のインジケーションを有することは有益である。存在が送信機と対象の受信機との間で既に交渉されていたとしても(及び、パディングがどのように行われるかに依存して)、第三者のSTAは、パディングがあるか否か(例えば、ブロードキャストされるパケットについて)を知りたいだろう。
【0076】
[0088]代替的には、パディングは、受信エンティティで使用され得る。このケースでは、受信機が時間通りに識別されることができるが、応答の種類及び/または内容が時間通りに作成されることができないと仮定すると、STAは、MAC処理のためのさらなる時間を獲得するためにその応答を予めパディングし得る。
【0077】
[0089]別の代替的な解決として、即時応答のための時間は、より長い時間(例えば、10μsのSIFS時間より大きい)まで増加され得る。例えば、即時応答のための時間は、ポイント調整機能(PCF)インターフレーム間隔(PIFS)まで増加され得る。しかしながら、このケースでは、STAまたはAPは、応答が送られる前に、媒体を捉え得る。ネットワーク割り当てベクトル(NAV)またはレガシー信号フィールド(L−SIG)送信機会(TXOP)は、保護を提供し得るが、信頼性を欠いている場合がある。PIFSを使用することの1つの付随的な利益は、これが、応答前にクリアチャネル評価(CCA)を実行することを可能にするだろうことである。ある態様では、送信のために使用される即時応答送信またはパラメータは、決定されたCCA条件の機能(a function)であり得る。
【0078】
[0090]加えてまたは代替的には、ある態様では、即時処理を予期しない別個の「パッドPPDU」702は、図7に例示されるように、要求フレーム102の後に送られ得る。例えば、このパッドPPDU702は、要求フレーム102を送信してからSIFSまたは低減されたインターフレーム間隔(RIFS)時間704後に送られ得る。ある態様では、パッドPPDU702は、1xフォーマットを使用し、SIFS時間408で処理されることができる。例えば、パッドPPDU702は、1xブロック肯定応答要求(BAR)、または、トリガの1x部分で実施され得る。
【0079】
[0091]ある態様では、SIFS応答を避けることが可能であり得る。しかしながら、このような応答期間は、ある制御フレーム(例えば、RTS、トリガ、及びBAR/BA)にとって避けられない場合がある。このような制御フレームは、1xモードを使用して送信され得るが、HEWの利益を享受しないだろう。SIFS応答を避けるための別の方法は、遅延ブロックAckポリシーを使用することであり、そこでは、即時応答の代わりに、ブロックAckが、後の時間に受信機によって送信される。しかしながら、現在では、遅延ブロックAckは、ブロックAckウィンドウのあまり予測的でない管理を含意するので、広く使用されていない。ブロックAckをスケジュールすることは、役に立ち得る。
【0080】
[0092]図8は、本開示のある態様に従った、制約に基づいて、応答を請求するフレームを、送信のために出力するための例となる動作800のフロー図である。例えば、動作800は、第1の装置(例えば、アクセスポイント110、ユーザ端末120、もしくはワイヤレスデバイス302、またはそれらの中の処理システム)によって実行され得る。
【0081】
[0093]動作800は、ブロック802において、第1の装置が第2の装置(例えば、アクセスポイント110、ユーザ端末120、もしくはワイヤレスデバイス302、またはそれらの中の処理システム)と通信するための少なくとも1つの制約を決定して、始まり得る。ブロック804において、第1の装置は、応答を請求するフレームを生成する。ブロック806において、第1の装置は、第2の装置への送信のためのフレームを出力する。フレームの少なくとも最後のシンボルは、決定された期間(例えば、ショートインターフレーム間隔(SIFS))内に第2の装置が応答を送信することを可能にする制約によって決定された仕方で送信される。
【0082】
[0094]ある態様に従って、ブロック802において、制約を決定することは、第1の装置が第2の装置から制約のインジケーションを受信することを伴う。
【0083】
[0095]ある態様に従って、制約は、レート制限を含む。このケースにおいて、フレームは、レート制限より小さいまたは等しいレートで送信され得る。レート制限は、(1)物理レイヤ(PHY)レート、または(2)変調及びコーディングスキーム(MCS)、帯域幅、コーディングレート、空間ストリームの数、またはそれらの組み合わせとして表され得る。ある態様では、ブロック804において、フレームを生成することは、フレームがレート制限より大きいレートで送信された場合、少なくとも最後のシンボルにおいてパディングを使用することを含む。このケースでは、ブロック804において、フレームを生成することはまた、フレームのヘッダにおいて、少なくとも最後のシンボルにおけるパディングの存在または持続期間のうちの少なくとも1つを示すことを含む。ある態様では、フレームの少なくとも最後のシンボルは、レート制限より小さいか等しいレートで送信される。このケースにおいて、少なくとも最後のシンボルの変調及びコーディングスキーム(MCS)は、(1)フレームのデータ部分のMCSがレート制限より小さいデータレートに対応する場合、データ部分のMCSに、または(2)データ部分のMCSが、レート制限より大きい、もしくは等しいデータレートに対応する場合、レート制限に対応するMCSに、等しくなるように設定され得る。ある態様では、レート制限は、決定された期間内に第2の装置が復調及び処理することができるバイト数に基づく。このケースでは、フレームの少なくとも最後のシンボルは、レート制限より大きいレートで送信され、(1)第2の装置が最後のシンボルにおける応答を生成するのに必要なバイト数は、決定された期間内に、第2の装置が復調及び処理することができるバイト数より小さいもしくは等しい、または、(2)第2の装置が応答を生成するのに必要な情報は、決定された期間内に、第2の装置が復調及び処理することができるバイト数より小さいもしくは等しいバイト数を有する最後のシンボルの早い部分に制限される。
【0084】
[0096]ある態様に従って、ブロック804において、フレームを生成することは、IEEE802.11ax補正またはIEEE802.11規格への後続の補正に従って4xフレームを生成することを伴う。
【0085】
[0097]図9は、本開示のある態様に従って、応答を請求し、異なるデータレートを有する少なくとも2つの部分を有するフレームを送信のために出力するための例となる動作900のフロー図である。例えば、動作900は、第1の装置(例えば、アクセスポイント110、ユーザ端末120、もしくはワイヤレスデバイス302、またはそれらの中の処理システム)によって実行され得る。
【0086】
[0098]動作900は、ブロック902において、第1の装置が、決定された期間(例えば、SIFS)内に応答を請求するフレームを生成して、始まり得る。フレームは、1つまたは複数のシンボル(例えば、OFDMシンボル)を有する第1の部分と、フレーム内において第1の部分の後に位置付けられ、複数のシンボルを有する第2の部分とを備える。ある態様では、第2の部分は、フレームの最後の部分(例えば、最後の1つまたは複数のOFDMシンボル)であり得る。ブロック903において、第1の装置は、第1の部分における1つまたは複数のシンボルについてのデータレートを、第2の部分における複数のシンボルについてのデータレートより大きい(例えば、少なくとも4倍(4x)大きい)ように設定する。動作904において、第1の装置は、第2の装置(例えば、アクセスポイント110、ユーザ端末120、もしくはワイヤレスデバイス302、またはそれらの中の処理システム)への送信のためのフレームを出力する。
【0087】
[0099]ある態様に従って、ブロック902において、フレームを生成することは、IEEE802.11ax補正またはIEEE802.11規格への後続の補正に従って4xフレームを生成することを伴う。このケースでは、第1の部分における1つまたは複数のシンボルは、4x(OFDM)シンボルであり得る。ある態様では、第2の部分における複数のシンボルは、IEEE802.11ac補正またはIEEE802.11規格に対する以前の補正に従った送信モードを有する1x(OFDM)シンボルであり得る。
【0088】
[0100]ある態様に従って、ブロック902において、フレームを生成することは、第2の部分(例えば、最後の部分)におけるOFDMシンボルの存在または数のうちの少なくとも1つを、フレームのヘッダにおいて示すことを伴う。
【0089】
[0101]ある態様に従って、第2の部分は、第2の装置が応答を生成するのに必要な情報の少なくとも一部を含む。
【0090】
[0102]図10は、本開示のある態様に従った、応答を請求し、最後のシンボルにおける情報を制限するフレームを送信のために出力するための例となる動作1000のフロー図である。例えば、動作1000は、第1の装置(例えば、アクセスポイント110、ユーザ端末120、もしくはワイヤレスデバイス302、またはそれらの中の処理システム)によって実行され得る。
【0091】
[0103]動作1000は、ブロック1002において、第1の装置が、決定された期間(例えば、SIFS)内に、応答を請求するフレームを生成して、始まり得る。フレームは、複数の(OFDM)シンボルを備える。ブロック1002において、フレームの最後のシンボルに(時間的に)先行するフレームのシンボルに、第2の装置(例えば、ユーザ端末120またはアクセスポイント110)が応答を生成するのに必要な情報を置くことによって及び第2の装置が応答を生成するのに必要な情報がフレームの最後のシンボルに含まれるのを阻止することによって、第1の装置は、フレームを生成し得る。ある態様では、ブロック1002において、フレームを生成することは、IEEE802.11ax補正、またはIEEE802.11規格に対する後続の補正に従って4xフレームを生成することを伴う。ブロック1004において、第1の装置は、第2の装置への送信のためのフレームを出力する。
【0092】
[0104]上述された方法の様々な動作は、対応する機能を実行することができる任意の適した手段によって実行され得る。手段は、回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、またはプロセッサを含むがそれらに制限されるわけではない、様々な(1つまたは複数の)ハードウェア及び/またはソフトウェアコンポーネント及び/または(1つまたは複数の)モジュールを含み得る。一般に、図面において例示される動作がある場合、それらの動作は、同様の番号を有する対応する相対するミーンズプラスファンクションコンポーネントを有し得る。例えば、図8に例示された動作800は、図8Aに例示された手段800Aに対応し、図9に例示された動作900は、図9Aに例示された手段900Aに対応し、図10に例示された動作1000は、図10Aに例示された手段1000Aに対応する。
【0093】
[0105]例えば、送信するための手段は、図2に例示されたアクセスポイント110の送信機(例えば、送信機ユニット222)及び/または(1つまたは複数の)アンテナ224、図2に描かれたユーザ端末120の送信機(例えば、送信機ユニット254)及び/または(1つまたは複数の)アンテナ252、または図3に図示された送信機310及び/または(1つまたは複数の)アンテナ316を備え得る。受信するための手段は、図2に例示されたアクセスポイント110の受信機(例えば、受信機ユニット222)及び/または(1つまたは複数の)アンテナ224、図2に示されたユーザ端末120の受信機(例えば、受信機ユニット254)及び/または(1つまたは複数の)アンテナ252、または図3に図示された受信機312及び/または(1つまたは複数の)アンテナ316を備え得る。処理するための手段、生成するための手段、出力するための手段、及び/または決定するための手段は、処理システムを備え得、それは、図2に例示されたアクセスポイント110のRXデータプロセッサ242、TXデータプロセッサ210、及び/またはコントローラ230、図2に例示されたユーザ端末120のRXデータプロセッサ270、TXデータプロセッサ288、及び/またはコントローラ280、または、図3に描かれたプロセッサ304、及び/またはDSP320等の、(例えば、アルゴリズム、または動作800、900、及び1000を実施することができる)1つまたは複数のプロセッサを含み得る。
【0094】
[0106]いくつかのケースでは、パケット(またはフレーム)を実際に送信するというよりむしろ、デバイスは、送信のためにパケットを出力するためのインターフェースを有し得る。例えば、プロセッサは、バスインターフェースを介して、送信のためのRFフロントエンドに、パケットを出力し得る。同様に、パケット(またはフレーム)を実際に受信するというよりむしろ、デバイスは、別のデバイスから受信したパケットを取得するためのインターフェースを有し得る。例えば、プロセッサは、バスインターフェースを介して、受信のためのRFフロントエンドから、パケットを取得(または受信)し得る。
【0095】
[0107]ある態様に従って、そのような手段は、(例えば、ハードウェアにおいて、または、ソフトウェア命令を実行することによって)様々なアルゴリズムを実施することにより対応する機能を実行するように構成された処理システムによって実施され得る。例えば、これらのアルゴリズムは、第2の装置と通信するための少なくとも1つの制約を決定するためのアルゴリズムと、応答を請求するフレームを生成するためのアルゴリズムと、第2の装置への送信のためのフレームを出力するためのアルゴリズムとを含み得、ここで、フレームの少なくとも最後のシンボルは、決定された期間内に第2の装置が応答を送信することを可能にする制約によって決定された仕方で送信される。
【0096】
[0108]ここで使用される場合、用語「決定すること」は、幅広いアクションを包含する。例えば、「決定すること」は、算出すること、計算すること(computing)、処理すること、導出すること、調査すること、ルックアップすること(例えば、表、データベース、または別のデータ構造をルックアップすること)、確定すること、及び類似のことを含み得る。また、「決定すること」は、受信すること(例えば、情報を受信すること)、アクセスすること(例えば、メモリ内のデータにアクセスすること)、及び類似のことを含み得る。さらに、「決定すること」は、解決すること、選択すること、選ぶこと、確立すること、及び類似のことを含み得る。
【0097】
[0109]ここで使用されるように、項目のリスト「のうちの少なくとも1つ」を指すフレーズは、単一のメンバを含む、それらの項目の任意の組み合わせを指す。例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a−b、a−c、b−c、及びa−b−c、とともに、同一の要素の任意の複数の組み合わせ(例えば、a−a、a−a−a、a−a−b、a−a−c、a−b−b、a−c−c、b−b、b−b−b、b−b−c、c−c、及びc−c−c、または、a、b、c、の任意の他の順序付け)をカバーすることが意図される。
【0098】
[0110]本開示に関連して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、及び回路は、ここに説明された機能を実行するように設計された、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、ディスクリートゲートもしくはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、または、それらの任意の組み合わせを用いて、実施または実行され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、代替案では、プロセッサは、任意の商業的に利用可能なプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシン(state machine)であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせ、例えば、DSP及びマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携した1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として実施され得る。
【0099】
[0111]本開示に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、直接的にハードウェアで、プロセッサによって実行されたソフトウェアモジュールで、またはこの2つの組み合わせで、具現化され得る。ソフトウェアモジュールは、当該技術分野で知られている任意の形態の記憶媒体中に存在し得る。使用され得る記憶媒体のいくつかの例は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROM(登録商標)メモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、等を含む。ソフトウェアモジュールは、単一の命令、または多くの命令を備え得、いくつかの異なるコードセグメントにわたって、異なるプログラム間で、及び複数の記憶媒体にわたって、分散され得る。記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り及び記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合され得る。代替案では、記憶媒体はプロセッサに一体化され得る。
【0100】
[0112]ここで開示された方法は、説明された方法を達成するための1つまたは複数のステップまたはアクションを備える。方法のステップ及び/またはアクションは、特許請求の範囲から逸脱することなく互いに置き換えられ得る。言い換えれば、ステップまたはアクションの特定の順序が特定されない限り、特定のステップ及び/またはアクションの順序及び/または使用は、特許請求の範囲から逸脱することなしに修正され得る。
【0101】
[0113]説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせで実施され得る。ハードウェアにおいて実施される場合、例となるハードウェア構成は、ワイヤレスノードにおける処理システムを備え得る。処理システムは、バスアーキテクチャを用いて実施され得る。バスは、処理システムの特定の用途と全体的な設計の制約に依存して、任意の数の相互接続バス及びブリッジを含み得る。バスは、プロセッサ、機械読取可能な媒体、及びバスインターフェースを含む様々な回路を共にリンクさせ得る。バスインターフェースは、とりわけ、ネットワークアダプタを、バスを介して処理システムに接続するために使用され得る。ネットワークアダプタは、PHY層の信号処理機能を実施するのに使用され得る。ユーザ端末120(図1を参照)の場合、ユーザインターフェース(例えば、キーパッド、ディスプレイ、マウス、ジョイスティック、等)はまた、バスに接続され得る。バスはまた、タイミングソース、周辺機器、電圧レギュレータ、電力管理回路、及び類似のもののような様々な他の回路をリンクさせ得るが、それらは当該技術分野において周知であるため、これ以上は説明されない。
【0102】
[0114]プロセッサは、バスの管理と、機械読取可能な媒体に記憶されたソフトウェアの実行を含む汎用処理と、を担い得る。プロセッサは、1つまたは複数の汎用及び/または特殊用途プロセッサを用いて実施され得る。例は、ソフトウェアを実行することができるマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、DSPプロセッサ、及び他の回路を含む。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語、またはその他の方法で称されようとも、命令、データ、またはそれらの任意の組み合わせを意味するように広く解釈されるべきである。機械読取可能な媒体は、例として、RAM(ランダムアクセスメモリ)、フラッシュメモリ、ROM(読取専用メモリ)、PROM(プログラマブル読取専用メモリ)、EPROM(消去可能なプログラマブル読取専用メモリ)、EEPROM(電気的に消去可能なプログラマブル読取専用メモリ)、レジスタ、磁気ディスク、光ディスク、ハードドライブ、または任意の他の適切な記憶媒体、またはそれらの任意の組み合わせを含み得る。機械読取可能な媒体は、コンピュータプログラム製品に具現化され得る。コンピュータプログラム製品は、パッケージ材料を備え得る。
【0103】
[0115]ハードウェア実施において、機械読取可能な媒体は、プロセッサとは別個の処理システムの一部であり得る。しかしながら、当業者によって容易に理解されるように、機械読取可能な媒体またはそのうちの任意の部分は、処理システムの外部にあり得る。例として、機械読取可能な媒体は、送信回線、データによって変調された搬送波及び/またはワイヤレスノードとは別個の記憶された命令を有するコンピュータ読取可能な記憶媒体を含み得るが、それらの全ては、バスインターフェースを介してプロセッサによりアクセスされ得る。代替的にはまたは加えて、機械読取可能な媒体またはそのうちの任意の部分は、キャッシュ及び/または汎用レジスタファイルが用いられ得るように、プロセッサに一体化され得る。
【0104】
[0116]処理システムは、プロセッサ機能を提供する1つまたは複数のマイクロプロセッサ及び機械読取可能な媒体の少なくとも一部分を提供する外部メモリを有し、全てが外部バスアーキテクチャを通して他のサポート回路とともにリンクされている、汎用処理システムとして構成され得る。代替的には、処理システムは、本開示全体を通して説明された様々な機能を実行することができる、単一のチップに一体化された、プロセッサ、バスインターフェース、ユーザインターフェース(アクセス端末の場合)、サポート回路、及び機械読取可能な媒体の少なくとも一部を有するASIC(特定用途向け集積回路)を用いて、または、1つまたは複数のFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)、PLD(プログラマブル論理デバイス)、コントローラ、ステートマシン、ゲート論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、または、任意の他の適切な回路、または、回路の任意の組み合わせを用いて、実施され得る。当業者は、特定の用途及びシステム全体に課された全体的な設計の制約に依存して、処理システムについて説明された機能をどのように実施することが最善かを認識するだろう。
【0105】
[0117]機械読取可能な媒体は、多くのソフトウェアモジュールを備え得る。ソフトウェアモジュールは、プロセッサ等の装置によって実行されるとき、処理システムに様々な機能を行わせる命令を含む。ソフトウェアモジュールは、送信モジュール及び受信モジュールを含み得る。各ソフトウェアモジュールは、単一の記憶デバイスに存在することも、複数の記憶デバイスにわたって分散されることもできる。例として、ソフトウェアモジュールは、トリガイベントが生じたときにハードドライブからRAMにロードされ得る。ソフトウェアモジュールの実行中、プロセッサは、アクセススピードを上げるために、命令のうちのいくつかをキャッシュにロードし得る。1つまたは複数のキャッシュラインが、プロセッサによる実行のために、汎用レジスタファイルにロードされ得る。下記においてソフトウェアモジュールの機能について言及するとき、そのような機能は、そのソフトウェアモジュールから命令を実行すると、プロセッサによって実施されるということが理解されるであろう。
【0106】
[0118]ソフトウェアにおいて実施される場合、機能は、コンピュータ読取可能な媒体上で1つまたは複数の命令またはコードとして、記憶または送信され得る。コンピュータ読取可能な媒体は、一方の場所からもう一方の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体とコンピュータ記憶媒体との両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされることができる任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMもしくは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置もしくは他の磁気記憶デバイス、または、命令もしくはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを搬送もしくは記憶するために使用されることができ、及びコンピュータによってアクセスされることができる、任意の他の媒体を備えることができる。また、任意の接続は、厳密にはコンピュータ読取可能な媒体と呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線(IR)、無線、及びマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、及びマイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。ディスク(disk)及びディスク(disc)は、ここで使用される場合、コンパクトディスク(CD)(disc)、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(DVD)(disc)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)及びBlu−ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ここで、ディスク(disk)は通常、磁気的にデータを再生し、その一方でディスク(disc)は、レーザーを用いて光学的にデータを再生する。従って、いくつかの態様では、コンピュータ読取可能な媒体は、非一時的なコンピュータ読取可能な媒体(例えば、有形の媒体)を備え得る。加えて、他の態様では、コンピュータ読取可能な媒体は、一時的なコンピュータ読取可能な媒体(例えば、信号)を備え得る。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。
【0107】
[0119]従って、ある態様は、ここに提示された動作を実行するためのコンピュータプログラム製品を備え得る。例えば、そのようなコンピュータプログラム製品は、命令をそこに記憶した(及び/または符号化した)コンピュータ読み取り可能な媒体を備え得、命令は、ここに説明された動作を行うように、1つまたは複数のプロセッサによって実行可能である。ある態様では、コンピュータプログラム製品は、パッケージ材料を含み得る
【0108】
[0120]さらに、ここに説明された方法及び技法を実行するためのモジュール及び/または他の適切な手段が、ダウンロードされ得ること、及び/または、そうでなければ、ユーザ端末及び/または基地局によって、適用可能に得られ得ることが理解されるべきである。例えば、そのようなデバイスは、ここで説明された方法を実行するための手段の転送を容易にするためにサーバに結合されることができる。代替的には、ここで説明された様々な方法は、デバイスに記憶手段を結合または提供する際にユーザ端末及び/または基地局が様々な方法を取得することができるように、記憶手段(例えば、RAM、ROM、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクのような物理記憶媒体、等)を介して提供されることができる。さらに、ここで説明された方法及び技法をデバイスに提供するための任意の他の適切な技法が、利用され得る。
【0109】
[0121]特許請求の範囲は、上記に例示されたまさにその構成及びコンポーネントに制限されないことが理解されるべきである。様々な修正、変更、及び変形は、特許請求の範囲から逸脱することなしに上述された方法及び装置の配置、動作及び詳細においてなされ得る。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
第1の装置によるワイヤレス通信のための方法であって、
第2の装置と通信するための少なくとも1つの制約を決定することと、
応答を請求するフレームを生成することと、
前記第2の装置への送信のための前記フレームを出力することとを備え、ここで、前記フレームの少なくとも最後のシンボルは、決定された期間内に前記第2の装置が前記応答を送信することを可能にする前記少なくとも1つの制約によって決定された仕方で送信される、方法。
[C2]
前記決定された期間は、ショートインターフレーム間隔(SIFS)を備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記少なくとも1つの制約を決定することは、前記第2の装置から前記少なくとも1つの制約のインジケーションを受信することを備える、C1に記載の方法。
[C4]
前記少なくとも1つの制約は、レート制限を備える、C1に記載の方法。
[C5]
前記フレームは、前記レート制限より小さいまたは等しいレートで送信される、C4に記載の方法。
[C6]
前記フレームを生成することは、
前記フレームが前記レート制限より大きいレートで送信される場合、前記少なくとも前記最後のシンボルにおいてパディングを使用することと、
前記フレームのヘッダにおいて、前記少なくとも前記最後のシンボルにおける前記パディングの存在または持続時間のうちの少なくとも1つを示すこととを備える、C4に記載の方法。
[C7]
前記フレームの前記少なくとも前記最後のシンボルは、前記レート制限より小さいまたは等しいレートで送信される、C4に記載の方法。
[C8]
前記少なくとも前記最後のシンボルの変調及びコーディングスキーム(MCS)は、
前記フレームのデータ部分のMCSが前記レート制限より小さいデータレートに対応する場合、前記データ部分の前記MCSに、または、
前記データ部分の前記MCSが前記レート制限より大きいまたは等しいデータレートに対応する場合、前記レート制限に対応するMCSに
等しくなるように設定される、C7に記載の方法。
[C9]
前記レート制限は、
物理レイヤ(PHY)レート、または、
変調及びコーディングスキーム(MCS)、帯域幅、コーディングレート、空間ストリームの数、または、それらの組み合わせ
として表される、C4に記載の方法。
[C10]
前記レート制限は、前記決定された期間内に前記第2の装置が復調及び処理することができるバイト数に基づく、C4に記載の方法。
[C11]
前記フレームの前記少なくとも前記最後のシンボルは、前記レート制限より大きいレートで送信され、ここで、
前記第2の装置が前記最後のシンボルにおける前記応答を生成するのに必要なバイト数は、前記決定された期間内に前記第2の装置が復調及び処理することができる前記バイト数より少ないもしくは等しい、または、
前記第2の装置が前記応答を生成するのに必要な情報は、前記決定された期間内に前記第2の装置が復調及び処理することができる前記バイト数より少ないまたは等しいバイト数を有する前記最後のシンボルの早い部分に制限される、C10に記載の方法。
[C12]
ワイヤレス通信のための第1の装置であって、
第2の装置と通信するための少なくとも1つの制約を決定し、
応答を請求するフレームを生成し、
前記第2の装置への送信のための前記フレームを出力するように構成された処理システムを備え、ここで、前記フレームの少なくとも最後のシンボルは、決定された期間内に前記第2の装置が前記応答を送信することを可能にするために、前記少なくとも1つの制約によって決定された仕方で送信される、第1の装置。
[C13]
前記処理システムは、前記第2の装置から前記少なくとも1つの制約のインジケーションを受信することによって、前記少なくとも1つの制約を決定するように構成される、C12に記載の第1の装置。
[C14]
前記少なくとも1つの制約は、レート制限を備える、C12に記載の第1の装置。
[C15]
前記処理システムは、
前記フレームが前記レート制限より大きいレートで送信される場合、前記少なくとも前記最後のシンボルにおいてパディングを使用することと、
前記フレームのヘッダにおいて、前記少なくとも前記最後のシンボルにおける前記パディングの存在または持続時間のうちの少なくとも1つを示すこととによって、前記フレームを生成するように構成される、C14に記載の第1の装置。
[C16]
前記フレームの前記少なくとも前記最後のシンボルは、前記レート制限より小さいまたは等しいレートで送信され、前記少なくとも前記最後のシンボルの変調及びコーディングスキーム(MCS)は、
前記フレームのデータ部分のMCSが前記レート制限より小さいデータレートに対応する場合、前記データ部分の前記MCSに、または、
前記データ部分の前記MCSが前記レート制限より大きい、または等しいデータレートに対応する場合、前記レート制限に対応するMCSに
等しくなるように設定される、C14に記載の第1の装置。
[C17]
前記レート制限は、
物理レイヤ(PHY)レート、または、
変調及びコーディングスキーム(MCS)、帯域幅、コーディングレート、空間ストリームの数、または、それらの組み合わせ
として表される、C14に記載の第1の装置。
[C18]
前記レート制限は、前記決定された期間内に前記第2の装置が復調及び処理することができるバイト数に基づき、前記フレームの前記少なくとも前記最後のシンボルは、前記レート制限より大きいレートで送信され、
前記第2の装置が前記最後のシンボルにおいて前記応答を生成するのに必要なバイト数は、前記決定された期間内に前記第2の装置が復調及び処理することができるバイト数より少ないもしくは等しい、または、
前記第2の装置が前記応答を生成するのに必要な情報は、前記決定された期間内に前記第2の装置が復調及び処理することができる前記バイト数より少ないまたは等しいバイト数を有する前記最後のシンボルの早い部分に制限される、C14に記載の第1の装置。
[C19]
第1の装置によるワイヤレス通信のための方法であって、
決定された期間内に応答を請求するフレームを生成することと、ここで、前記フレームは、
1つまたは複数のシンボルを有する第1の部分と、
前記フレームにおいて前記第1の部分の後に位置付けられ、複数のシンボルを有する第2の部分とを備え、
前記第2の部分における前記複数のシンボルについてのデータレートより大きくなるように、前記第1の部分における前記1つまたは複数のシンボルについてのデータレートを設定することと、
第2の装置への送信のための前記フレームを出力することと
を備える方法。
[C20]
前記第2の部分は、前記フレームの最後の部分である、C19に記載の方法。
[C21]
前記第1の部分における前記1つまたは複数のシンボルについての前記データレートは、前記第2の部分における前記複数のシンボルについての前記データレートより少なくとも4倍大きい、C19に記載の方法。
[C22]
前記決定された期間は、ショートインターフレーム間隔(SIFS)を備える、C19に記載の方法。
[C23]
前記フレームを生成することは、前記フレームのヘッダにおいて、前記第2の部分における前記複数のシンボルの存在または数のうちの少なくとも1つを示すことを備える、C19に記載の方法。
[C24]
前記第2の部分は、前記第2の装置が前記応答を生成するのに必要な情報の少なくとも一部を備える、C19に記載の方法。
[C25]
ワイヤレス通信のための第1の装置であって、
決定された期間内に応答を請求するフレームを生成し、ここで、前記フレームは、
1つまたは複数のシンボルを有する第1の部分と、
前記フレームにおいて前記第1の部分の後に位置付けられ、複数のシンボルを有する第2の部分とを備え、
前記第2の部分における前記複数のシンボルについてのデータレートより大きくなるように、前記第1の部分における前記1つまたは複数のシンボルについてのデータレートを設定し、
第2の装置への送信のための前記フレームを出力するように構成された処理システムを備える、第1の装置。
[C26]
前記第2の部分は、前記フレームの最後の部分である、C25に記載の第1の装置。
[C27]
前記第1の部分における前記1つまたは複数のシンボルについての前記データレートは、前記第2の部分における前記複数のシンボルについての前記データレートより少なくとも4倍大きい、C25に記載の第1の装置。
[C28]
前記決定された期間は、ショートインターフレーム間隔(SIFS)を備える、C25に記載の第1の装置。
[C29]
前記処理システムは、前記フレームのヘッダにおいて、前記第2の部分における前記複数のシンボルの存在または数のうちの少なくとも1つを示すことによって前記フレームを生成するように構成される、C25に記載の第1の装置。
[C30]
前記第2の部分は、前記第2の装置が前記応答を生成するのに必要な情報の少なくとも一部を備える、C25に記載の第1の装置。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図8A
図9
図9A
図10
図10A