特許6931321IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

接着性樹脂組成物および複合成形体に関する。特に、ポリアセタール樹脂を含むポリアセタール樹脂成形体と、ポリエチレン樹脂を含むポリエチレン樹脂成形体を接合するための、接着性樹脂組成物

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ここで、特許文献2に記載の中間層(接着層)は、安定剤を含む場合がある。安定剤の一例としてポリアミド樹脂、具体的には、ナイロン6やナイロン66などが知られている。しかしながら、ナイロン6やナイロン66は、ポリアセタール樹脂の一般的な加工温度では溶融しないため、加工性に劣るという問題がある。また、ポリアセタール樹脂の加工温度を高めることも考えられるが、モールドデポジットの問題が懸念される。一方、ナイロン12のような低い融点のポリアミド樹脂を用いることも考えられるが、加工時に黒く変色し黒点異物となる問題がある。
本発明は、課題を解決することを目的とするものであって、一定の接着性を確保しつつ、モールドデポジットが抑制され、黒点異物が抑制された接着性樹脂組成物、および、前記接着性樹脂組成物を用いた複合成形体を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題のもと、本発明者が鋭意検討を行った結果、ポリアセタール樹脂とポリエチレン樹脂を含む接着性樹脂組成物において、安定剤として、融点が180℃以下のダイマー酸ポリアミドを用い、かつ、その配合量を所定の範囲とすることにより、課題を解決しうることを見出した。 具体的には、下記手段<1>により、好ましくは<2>〜<7>により、課題は解決された。 <1>ポリアセタール樹脂、ポリエチレン・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明により、一定の接着性を確保しつつ、モールドデポジットが抑制され、かつ、黒点異物が抑制された接着性樹脂組成物、および、前記接着性樹脂組成物を用いた複合成形体を提供可能になった。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の複合成形体の一実施形態を示す断面図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

10 ポリアセタール樹脂成形体   20 中間層   30 ポリエチレン樹脂成形体   100 複合成形体

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