技術分野
編出し部を編成し、その編出し部を起点にして編出し部から分岐する一側編地部と他側編地部とを編成する編地の編成方法
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
特許文献1の技術によれば、一側編地部と他側編地部に自然に繋がる目立たない編出し部を編成できる。しかし、使用する編糸の種類や両編地部の編組織によっては編出し部が波打ったようになり、編出し部が目立ってしまう場合がある。この現象は、特に編地部をリブ組織とした場合に顕著である。縮み易いリブ組織に比べて編出し部が縮み難く、編地部の収縮量と編出し部の収縮量とに差ができるためである。
本発明は、事情に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、編糸の種類や一側編地部と他側編地部の編組織に関わらず、編出し部を目立たなくできる編地の編成方法を提供することにある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明の編地の編成方法は、
互いに対向する一側針床と他側針床、およびこれらの針床に編糸を給糸する給糸部材を有する横編機を用いて、両針床に係止される編出し部を編成し、その編出し部を起点にして前後に対向する一側編地部と他側編地部を編成する編地の編成方法において、
前記一側針床に前記一側編地部と同幅の一側ベース部を形成すると共に、前記他側針床に前記他側編地部と同幅でかつ前記一側ベース部の各・・・ 続きを
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【発明の効果】
本発明の編地の編成方法では、一側編地部と他側編地部の各編目をそれぞれ表目とするか裏目とするかによって、編出し部を構成する第一編目と第二編目を表目とするか裏目とするかを決定している。そうすることで、編地部の収縮や変形に追従する編出し部を備える編地を編成することができる。そのような編出し部を備える編地では、編地部の収縮や変形に編出し部が追従するため、編出し部を目立たなくできる。
また、本発明の編地の編成方法では、一側編地部と他側編地部の編成の起点となる増し目を割増やしによって形成しているため、編出し部の編目が詰んだ状態になり、編出し部に孔が空き難く、編出し部の見栄えが良い。
さらに、本発明の編地の編成方法では、前後に繋がる一側ベース部と他側ベース部を最初に形成し、前後のベース部の間隔を決定している。そのため、編出し部の各編目の間隔にバラツキが生じ難く、各編目の形成状態が均一になり易いので、編出し部を綺麗に仕上げることができる。
本発明の編地の編成方法において、増し目に続く一側編地部と他側編地部の編目が表目の場合、割増やしによって形成される新規編目を増し目とすることで、編出し部の見栄えをさらに向上させることができる。
本発明の編地の編成方法において、増し目に続く一側編地部と他側編地部の編目が裏目の場合、新規編目が引き出される第一編目および第二編目を増し目とすることで、編出し部の見栄えをさらに向上させることができる。
本発明の編地の編成方法において、両ベース部を構成する編目を交互に編成することで、効率的に両ベース部を形成することができる。また、両ベース部の編成条件が揃うので、編出し部が綺麗に仕上がる。
この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】 実施形態1に示す編地(スカート)の概略図である。
【図2】 実施形態1に係る編地の編成方法の手順を示す編成工程第一図である。
【図3】 実施形態1に係る編地の編成方法の手順を示す編成工程第二図である。
【図4】 実施形態1に係る編地の編成方法の手順を示す編成工程第三図である。
1,4 第一編目 8,11 第二編目
2,5 第一新規編目 9,12 第二新規編目
3,6,10,13 重ね目
7,14 終端編目
1a,1d 端部編目 1b,1e 隣接編目
1c 一側増し目 1f 他側増し目
100 スカート(編地)
101 編出し部
102 編終り部
10B 一側ベース部 10F 他側ベース部
20B 後側編地部(一側編地部) 20F 前側編地部(他側編地部)
50B 第一編目列 50F 第二編目列
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