(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は以上に述べた問題点に鑑み案出されたもので、車両を駐車させるのに便利な駐車場の運用方法を提供しようとする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明に係る複数の利用者に各々に対応する複数の車両を入庫通路を通して入庫させ、出庫通路を通して出庫させる駐車場の運用方法であって、予め会員の情報である会員情報と会員の運転する車両の車番とを関連づけて記録される会員情報/車番DBを準備する会員情報/車番DB準備工程と、予め入庫通路または出庫通路を通過する車両の車番を読み取り可能な車番読み取り機器を準備する車番読み取り機器準備工程と、前記車番読み取り機器により入庫通路を通過する車両である特定入庫車両の車番である特定入庫車両車番を読み取る入庫車両車番読み取り工程と、前記会員情報/車番DBにアクセスして前記特定入庫車両車番に関連づけられた会員情報を前記特定入庫車両を運転する会員の情報である特定入庫会員情報として抽出する入庫会員情報抽出工程と、前記特定入庫会員情報に基づき前記特定入庫車両の入庫を許可する第一入庫許可工程と、を備え、前記入庫車両車番読み取り工程と前記入庫会員情報抽出工程と前記第一入庫許可工程とを順に実行する、ものとした。
【0008】
上記本発明の構成により、会員情報/車番DB準備工程が、予め会員の情報である会員情報と会員の運転する車両の車番とを関連づけて記録される会員情報/車番DBを準備する。車番読み取り機器準備工程が、予め入庫通路または出庫通路を通過する車両の車番を読み取り可能な車番読み取り機器を準備する。入庫車両車番読み取り工程が、前記車番読み取り機器により入庫通路を通過する車両である特定入庫車両の車番である特定入庫車両車番を読み取る。入庫会員情報抽出工程が、前記会員情報/車番DBにアクセスして前記特定入庫車両車番に関連づけられた会員情報を前記特定入庫車両を運転する会員の情報である特定入庫会員情報として抽出する。第一入庫許可工程が、前記特定入庫会員情報に基づき前記特定入庫車両の入庫を許可する。前記入庫車両車番読み取り工程と前記入庫会員情報抽出工程と前記第一入庫許可工程とを順に実行する。
その結果、車両の運転手の特別の操作を必要とせずに、駐車場に入庫できる。
【0009】
以下に、本発明の実施形態に係る駐車場の運用方法を説明する。本発明は、以下に記載した実施形態のいずれか、またはそれらの中の二つ以上が組み合わされた態様を含む。
【0010】
本発明の実施形態に係る駐車状の運用方法は、入庫する車両の運転手の操作により入力された情報を基に前記特定入庫会員情報を入手する入庫会員情報入手工程と、前記特定入庫会員情報に基づき前記特定入庫車両の入庫を許可する第二入庫許可工程と、を備え、前記入庫会員情報抽出工程で前記特定入庫会員情報を抽出できなかったときに前記入庫会員情報入手工程と第二入庫許可工程とを実行する。
上記の実施形態の構成により、入庫会員情報入手工程が、入庫する車両の運転手の操作により入力された情報を基に前記特定入庫会員情報を入手する。第二入庫許可工程が、前記特定入庫会員情報に基づき前記特定入庫車両の入庫を許可する。前記入庫会員情報抽出工程で前記特定入庫会員情報を抽出できなかったときに前記入庫会員情報入手工程と第二入庫許可工程とを実行する。
その結果、前記会員情報/車番DBに前記特定入庫車両車番に関連づけられた会員情報が記録されていないときも、運転手の簡単な操作により車両を駐車場に入庫できる。
【0011】
本発明の実施形態に係る駐車場の運用方法は、入庫する車両の運転手の操作により入力された情報を基に前記特定入庫会員情報を入手する入庫会員情報入手工程と、前記特定入庫会員情報と前記特定入庫車番とを関連づけて前記会員情報/車番DBに追記して前記会員情報/車番DBを更新する会員情報/車番DB更新工程と、前記特定入庫会員情報に基づき前記特定入庫車両の入庫を許可する第二入庫許可工程と、を備え、前記入庫会員情報抽出工程で前記特定入庫会員情報を抽出できなかったときに前記入庫会員情報入手工程と前記会員情報/車番DB更新工程と第二入庫許可工程とを実行する。
上記の実施形態の構成により、入庫会員情報入手工程が、入庫する車両の運転手の操作により入力された情報を基に前記特定入庫会員情報を入手する。会員情報/車番DB更新工程が、前記特定入庫会員情報と前記特定入庫車番とを関連づけて前記会員情報/車番DBに追記して前記会員情報/車番DBを更新する。第二入庫許可工程が、前記特定入庫会員情報に基づき前記特定入庫車両の入庫を許可する。前記入庫車両車番読み取り工程で車番を読み取れ、且つ前記入庫会員情報抽出工程で前記特定入庫会員情報を抽出できなかったときに前記入庫会員情報入手工程と前記会員情報/車番DB更新工程と第二入庫許可工程とを実行する。
その結果、前記会員情報/車番DBに前記特定入庫車両車番に関連づけられた会員情報が記録されていないときも、運転手の簡単な操作により車両をにより駐車場に入庫でき、前記会員情報/車番DBを更新できる。
【0012】
本発明の実施形態に係る駐車場の運用方法は、入庫する車両の運転手の操作により入力された情報を基に前記特定入庫会員情報を入手する入庫会員情報入手工程と、前記特定入庫会員情報に基づき前記特定入庫車両の入庫を許可する第二入庫許可工程と、とを備え、前記入庫車番読み取り工程で前記特定入庫車両車番を読み取れなかったときに前記入庫会員情報入手工程と前記第二入庫許可工程とを実行する。
上記の実施形態の構成により、入庫会員情報入手工程で入庫する車両の運転手の操作により入力された情報を基に前記特定入庫会員情報を入手する。第二入庫許可工程で前記特定入庫会員情報に基づき前記特定入庫車両の入庫を許可する。前記入庫車番読み取り工程で前記特定入庫車両車番を読み取れなかったときに前記入庫会員情報入手工程と前記第二入庫許可工程とを実行する。
その結果、特定入庫車両車番を読み取れなかったときにも、車両の運転手の入力する情報により駐車場に入庫できる。
【0013】
本発明の実施形態に係る駐車場の運用方法は、入庫する車両の運転手の操作により入力された情報を基に前記特定入庫会員情報を入手する入庫会員情報入手工程と、前記特定入庫会員情報に基づかずに駐車券を発行し前記特定入庫車両の入庫を許可する第三入庫許可工程と、を備え、前記入庫会員情報入手工程で前記特定入庫会員情報を入手できなかったときに第三入庫許可工程を実行する。
上記の実施形態の構成により、入庫会員情報入手工程で、入庫する車両の運転手の操作により入力された情報を基に前記特定入庫会員情報を入手する。第三入庫許可工程で、前記特定入庫会員情報に基づかずに駐車券を発行し前記特定入庫車両の入庫を許可する。前記入庫会員情報入手工程で前記特定入庫会員情報を入手できなかったときに第三入庫許可工程を実行する。
その結果、情報のない車両でも駐車場に入庫できる。
【0014】
上記目的を達成するため、本発明に係る複数の利用者に各々に対応する複数の車両を入庫通路を通して入庫させ、出庫通路を通して出庫させる駐車場の運用方法であって、車番読み取り機器により出庫通路を通過する車両である特定出庫車両の車番である特定出庫車両車番を読み取る出庫車両車番読み取り工程と、前記特定出庫車両車番を基に前記特定出庫車両車番をもつ車両が駐車中であることを示す駐車記録を確認する駐車記録確認工程と、前記駐車記録を基に前記特定出庫車両の出庫を許可する第一出庫許可工程と、を備え、前記出庫車両車番読み取り工程が前記特定出庫車両車番を読み取れ、且つ前記駐車記録確認工程で前記駐車記録を確認したときに前記第一出庫許可工程を実行するものとする。
【0015】
上記本発明の構成により、出庫車両車番読み取り工程が、車番読み取り機器により出庫通路を通過する車両である特定出庫車両の車番である特定出庫車両車番を読み取る。駐車記録確認工程が、前記特定出庫車両車番を基に前記特定出庫車両車番をもつ車両が駐車中であることを示す駐車記録を確認する。第一出庫許可工程が、前記駐車記録を基に前記特定出庫車両の出庫を許可する。前記出庫車両車番読み取り工程が前記特定出庫車両車番を読み取れ、且つ前記駐車記録確認工程で前記駐車記録を確認したときに前記第一出庫許可工程を実行する。
その結果、車両の運転手の操作を必要とせず、車両を出庫できる。
【0016】
以下に、本発明の実施形態に係る駐車場の運用方法を説明する。本発明は、以下に記載した実施形態のいずれか、またはそれらの中の二つ以上が組み合わされた態様を含む。
【0017】
本発明の実施形態に係る駐車場の運用方法は、前記特定出庫車両の運転手の操作により入力された情報を基に前記特定出庫車両を運転する会員の情報である特定出庫会員情報を入手する出庫会員情報入手工程と、前記特定出庫会員情報を基に前記特定出庫車両の出庫を許可する第二出庫許可工程と、を備え、前記出庫車両車番読み取り工程が前記特定出庫車両車番を読み取れなかったとき、又は前記駐車記録確認工程で前記駐車記録を確認でなかったときに、前記出庫会員情報入手工程と前記第二出庫許可工程とを実行する。
上記の実施形態の構成により、出庫会員情報入手工程が、前記特定出庫車両の運転手の操作により入力された情報を基に前記特定出庫車両を運転する会員の情報である特定出庫会員情報を入手する。第二出庫許可工程が、前記特定出庫会員情報を基に前記特定出庫車両の出庫を許可する。前記出庫車両車番読み取り工程が前記特定出庫車両車番を読み取れなかったとき、又は前記駐車記録確認工程で前記駐車記録を確認でなかったときに、前記出庫会員情報入手工程と前記第二出庫許可工程とを実行する。
その結果、車両の運転手の簡単な操作により車両を出庫できる。
【0018】
本発明の実施形態に係る駐車場の運用方法は、前記特定出庫車両の運転手の操作により入力された情報を基に前記特定出庫車両を運転する会員の情報である特定出庫会員情報を入手する出庫会員情報入手工程と、前記特定出庫会員情報と前記特定出庫車両車番とを関連づけて前記会員情報/車番DBに追加して前記会員情報/車番DBを更新する会員情報/車番DB更新工程と、前記特定出庫会員情報を基に前記特定出庫車両の出庫を許可する第二出庫許可工程と、を備え、前記出庫車両車番読み取り工程が前記特定出庫車両車番を読み取れ、且つ前記駐車記録確認工程で前記駐車記録を確認でなかったときに、前記出庫会員情報入手工程と前記会員情報/車番DB更新工程と前記第二出庫許可工程とを実行する。
上記の実施形態の構成により、出庫会員情報入手工程が、前記特定出庫車両の運転手の操作により入力された情報を基に前記特定出庫車両を運転する会員の情報である特定出庫会員情報を入手する。会員情報/車番DB更新工程が、前記特定出庫会員情報と前記特定出庫車両車番とを関連づけて前記会員情報/車番DBに追加して前記会員情報/車番DBを更新する。第二出庫許可工程が、前記特定出庫会員情報を基に前記特定出庫車両の出庫を許可する。前記出庫車両車番読み取り工程が前記特定出庫車両車番を読み取れ、且つ前記駐車記録確認工程で前記駐車記録を確認でなかったときに、前記出庫会員情報入手工程と前記会員情報/車番DB更新工程と前記第二出庫許可工程とを実行する。
その結果、車両の運転手の簡単な操作により車両を出庫でき、且つ前記会員情報/車番DBを更新できる。
【0019】
本発明の実施形態に係る駐車場の運用方法は、前記特定出庫車両の運転手の操作により入力された情報を基に前記特定出庫車両を運転する会員の情報である特定出庫会員情報を入手する出庫会員情報入手工程と、前記特定出庫会員情報を基に前記特定出庫車両の出庫を許可する第二出庫許可工程と、を備え、前記出庫車両車番読み取り工程が前記特定出庫車両車番を読み取れなかったとき、前記出庫会員情報入手工程と第二出庫許可工程とを実行する、
上記の実施形態の構成により、出庫会員情報入手工程で、前記特定出庫車両の運転手の操作により入力された情報を基に前記特定出庫車両を運転する会員の情報である特定出庫会員情報を入手する。第二出庫許可工程で、前記特定出庫会員情報を基に前記特定出庫車両の出庫を許可する。前記出庫車両車番読み取り工程が前記特定出庫車両車番を読み取れなかったとき、前記出庫会員情報入手工程と第二出庫許可工程とを実行する。
その結果、車番を読み取れなかったとき、運転手の簡単な操作により車両を出庫できる。
【0020】
本発明の実施形態に係る駐車場の運用方法は、前記特定出庫車両の運転手の操作により入力された情報を基に前記特定出庫車両を運転する会員の情報である特定出庫会員情報を入手する出庫会員情報入手工程と、前記特定会員情報に基づかずに駐車券を受領し特定出庫車両の出庫を許可する第三出庫許可工程と、を備え、前記出庫会員情報入手工程で前記特定出庫会員情報を入手できなかったときに第三出庫許可工程を実行する。
上記の実施形態の構成により、出庫会員情報入手工程で、前記特定出庫車両の運転手の操作により入力された情報を基に前記特定出庫車両を運転する会員の情報である特定出庫会員情報を入手する第三出庫許可工程で、前記特定会員情報に基づかずに駐車券を受領し特定出庫車両の出庫を許可する。前記出庫会員情報入手工程で前記特定出庫会員情報を入手できなかったときに第三出庫許可工程を実行する。情報のない車両でも駐車場を出庫できる。
【0021】
本発明の実施形態に係る駐車場の運用方法は、前記特定出庫車両の運転手の操作により入力された情報を基に特定出庫会員情報を入手する出庫会員情報入手工程と、前記特定出庫会員情報を基に前記特定出庫車両の出庫を許可する第四出庫許可工程と、を備え、前記出庫会員情報入手工程と前記第四出庫許可工程とを実行する。
上記の実施形態の構成により、出庫会員情報入手工程が、出庫する車両である特定出庫車両の運転手の操作により入力された情報を基に特定出庫会員情報を入手する。第四出庫許可工程が、前記特定出庫会員情報を基に前記特定出庫車両の出庫を許可する。
前記出庫会員情報入手工程と前記第四出庫許可工程とを実行する。
その結果、運転手の簡単な操作により車両を駐車場から出庫できる。
【0022】
本発明の実施形態に係る駐車場の運用方法は、前記特定出庫車両の運転手の操作により入力された情報を基に特定出庫会員情報を入手する出庫会員情報入手工程と、前記特定出庫会員情報に基づかずに駐車券を受領し前記特定出庫車両の出庫を許可する第五出庫許可工程と、を備え、前記出庫会員情報入手工程で前記特定出庫会員情報を入手できなかったとき前記第五出庫許可工程を実行する。
上記の実施形態の構成により、出庫会員情報入手工程で。出庫する車両である特定出庫車両の運転手の操作により入力された情報を基に特定出庫会員情報を入手する。第五出庫許可工程で、前記特定出庫会員情報に基づかずに駐車券を受領し前記特定出庫車両の出庫を許可する。前記出庫会員情報入手工程で前記特定出庫会員情報を入手できなかったとき前記第五出庫許可工程を実行する。
その結果、情報の登録されていない車両も駐車場から出庫できる。
【発明の効果】
【0023】
以上説明したように、本発明に係る駐車場の運用方法は、その構成により、以下の効果を有する。
前記車番読み取り機器により入庫通路を通過する車両の特定入庫車両車番を読み取り、前記会員情報/車番DBにアクセスして前記特定入庫車両車番に関連づけられた会員情報を特定入庫会員情報として抽出し、前記特定入庫会員情報に基づき前記特定入庫車両の入庫を許可する様にしたので、車両の運転手の特別の操作を必要とせずに、駐車場に入庫できる。
また、前記会員情報/車番DBにアクセスして前記特定入庫車両車番に関連づけられた会員情報を抽出できなかったときに、入庫する車両の運転手の操作により入力された情報を基に前記特定入庫会員情報を入手し、前記特定入庫会員情報に基づき前記特定入庫車両の入庫を許可する様にしたので、前記入庫車両車番読み取り工程で車番を読み取れなかったとき、又は前記会員情報/車番DBに前記特定入庫車両車番に関連づけられた会員情報が記録されていないときも、運転手の簡単な操作により車両を駐車場に入庫できる。
また、前記入庫車両車番読み取り工程で車番を読み取れ、且つ前記会員情報/車番DBにアクセスして前記特定入庫車両車番に関連づけられた会員情報を抽出できなかったときに、入庫する車両の運転手の操作により入力された情報を基に前記特定入庫会員情報を入手し、前記会員情報/車番DBを更新し、前記特定入庫会員情報に基づき前記特定入庫車両の入庫を許可する様にしたので、前記会員情報/車番DBに前記特定入庫車両車番に関連づけられた会員情報が記録されていないときも、運転手の簡単な操作により車両をにより駐車場に入庫でき、前記会員情報/車番DBを更新できる。
また、前記車番読み取り機器により入庫通路を通過する車両の特定入庫車両車番を読み取れなかったときに、入庫する車両の運転手の操作により入力された情報を基に前記特定入庫会員情報を入手し、前記特定入庫会員情報に基づき前記特定入庫車両の入庫を許可する様にしたので、特定入庫車両車番を読み取れなかったときにも、車両の運転手の入力する情報により駐車場に入庫できる。
また、入庫する車両の運転手の操作により入力された情報を基に前記特定入庫会員情報を入手できなかったとき、駐車券を発行し前記特定入庫車両の入庫を許可する様にしたので、会員情報のない車両でも駐車場に入庫できる。
また、車番読み取り機器により出庫通路を通過する車両の特定出庫車両車番を読み取れ、且つ、前記特定出庫車両車番を基に車両が駐車中であることを示す駐車記録を確認できたときに、前記駐車記録を基に前記特定出庫車両の出庫を許可する様にしたので、
車両の運転手の操作を必要とせず、車両を出庫できる。
また、前記特定出庫車両車番を基に車両が駐車中であることを示す駐車記録を確認できなかったときに、運転手の操作により入力された情報を基に前記特定出庫車両を運転する会員の情報である特定出庫会員情報を入手し、前記特定出庫会員情報を基に前記特定出庫車両の出庫を許可する様にしたので、車両の運転手の簡単な操作により車両を出庫できる。
また、車番読み取り機器により出庫通路を通過する車両の特定出庫車両車番を読み取れ、且つ駐車記録を確認できなかったとき、運転手の操作により入力された情報を基に前記特定出庫車両を運転する会員の情報である特定出庫会員情報を入手し、前記会員情報/車番DBを更新し、前記特定出庫会員情報を基に前記特定出庫車両の出庫を許可する様にしたので、車両の運転手の簡単な操作により車両を出庫でき、且つ前記会員情報/車番DBを更新できる。
また、車番読み取り機器により出庫通路を通過する車両の特定出庫車両車番を読み取れなかったとき、運転手の操作により入力された情報を基に前記特定出庫車両を運転する会員の情報である特定出庫会員情報を入手し、前記特定出庫会員情報を基に前記特定出庫車両の出庫を許可する様にしたので、車番を読み取れなかったとき、運転手の簡単な操作により車両を出庫できる。
また、運転手の操作により入力された情報を基によって前記特定出庫会員情報を入手できなかったとき、前記特定出庫会員情報に基づかずに駐車券を受領し特定出庫車両の出庫を許可する様にしたので、情報のない車両でも駐車場を出庫できる。
また、運転手の操作により入力された情報を基に特定出庫会員情報を入手し、、前記特定出庫会員情報を基に前記特定出庫車両の出庫を許可する様にしたので、運転手の簡単な操作により車両を駐車場から出庫できる。
また、運転手の操作により入力された情報を基に前記特定出庫会員情報を入手できなかったとき、駐車券を受領し前記特定出庫車両の出庫を許可する様にしたので、情報の登録されていない車両も駐車場から出庫できる。
従って、車両を駐車させるのに便利な駐車場の運用方法を提供できる。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、本発明を実施するための形態を、図面を参照して説明する。
図6は、自走式駐車場、機械式駐車場の概念図である。
【0026】
本発明の実施形態にかかる駐車場の運用方法は、複数の利用者に各々に対応する複数の車両を入庫通路を通して各々に入庫させ、出庫通路を通して出庫させる方法でる。
駐車場は、自走式駐車場、または機械式駐車場である。
図6(A)は、自走式駐車場の一例を示す。
図6(B)は、機械式駐車場の一例を示す。
【0027】
自走式駐車場10は、車両が自走して、駐車空間に入庫、または出庫させるものである。
入庫するときは車両は入庫通路31を通って自走式駐車場10に入る。自走式駐車場に駐車する。出庫するときは、出庫通路32を通って自走式駐車場10にから出庫する。
【0028】
機械式駐車場20は、車両を入出庫空間に置くと、その後、機械式駐車装置が車両を駐車空間に搬送して入庫または出庫させるものである。
車両は入出庫通路30を通って機械式駐車場の入出庫空間に入る。機械式駐車場は車両を駐車させる。出庫要求があると、機械式駐車場が車両を入出庫空間に移動する。運転手が、入出庫空間に位置する車両に乗って、機械式駐車場からでる。
【0029】
最初に、本発明の実施形態にかかる駐車場の運用方法を採用する駐車システムの一例を説明する。
駐車システムは、システムサーバ50と駐車場10、20と電気通信機器(図示せず)とで構成される。
駐車システムは、システムサーバ50と複数の駐車場10、20と電気通信機器とで構成されてもよい。
駐車システムは、システムサーバ50と駐車場10、20と複数の電気通信機器とで構成されてもよい。
駐車システムは、システムサーバ50と複数の駐車場10、20と複数の電気通信機器とで構成されてもよい。
システムサーバ50は、通信網を介して複数の駐車場10、20と通信をする。電気通信機器は、通信網を介して複数の駐車場10、20と通信をする。または、電気通信機器は、複数の駐車場10、20と直接に通信をする
電気通信機器は、通信網を介して複数の駐車場と通信をする。または、電気通信機器は、複数の駐車場と直接に通信をする
【0030】
システムサーバ50は、電子通信回線を介して電気通信機器と通信できるものである。
システムサーバ50は、電子通信網を介して電気通信機器と通信できてもよい。
例えば、電子通信網はインターネット、携帯電話網である。
システムサーバ50は、駐車場を管理できる。
システムサーバ50は、複数の駐車場を管理できてもよい。
システムサーバ50は、CPU、メモリ、記憶装置、各種のI/Oで構成される。
システムサーバ50は、I/Oを介して通信網にアクセスできる。
システムサーバ50は、サーバ用のソフトウエアがインストールされる。
システムサーバ用のソフトウエアは、システムサーバに各種の手順を実現させる。
システムサーバ50は、複数の駐車場を集中管理できてもよい。
【0031】
電気通信機器は、車両に乗る利用者の操作するものである。
電気通信機器は、通信網を介してシステムサーバ50と通信できる。
電気通信機器は、CPU、メモリ、記憶装置、各種のI/Oで構成される。
電気通信機器は、I/Oを介して通信網にアクセスできる。
電気通信機器は、電気通信機器用のソフトウエアがインストールされる。
電気通信機器用のソフトウエアは、電気通信機器に各種の手順を実現させる。
電気通信機器は、利用者により操作される。
例えば、電気通信機器は、スマートフォン、携帯タブレット、パソコン、等である。
例えば、電気通信機器は、ナビゲーション装置である。
【0032】
以下に、本発明の第一の実施形態にかかる駐車場の運用方法を、図を基に、説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る駐車場の運用方法の準備処理フロー図である。
図2は、本発明の第一の実施形態に係る駐車場の運用方法の入庫処理フロー図その1である。
図3は、本発明の第一の実施形態に係る駐車場の運用方法の出庫処理フロー図その2である。
本発明の第一の実施形態にかかる駐車場の運用方法は、自走式駐車場または機械式駐車場のどちらの運用にも使用できる。
【0033】
本発明の実施形態に係る駐車場の運用方法は、準備工程と入庫工程と出庫工程とで構成される。
準備工程は、駐車場を運用するための準備をする工程である。
準備工程は、第一準備工程S10と第二準備工程S20とで構成されてもよい。
【0034】
第一準備工程は、会員情報/車番DB準備工程S11とで構成されてもよい。
会員情報/車番DB準備工程S11は、予め会員の情報である会員情報と会員の運転する車両の車番とを関連づけて記録される会員情報/車番DBを準備する工程である。
会員情報/車番DB準備工程S11は、予め会員の情報である会員情報と会員の運転する車両の車番とを関連づけて記録される会員情報/車番DBを記憶機器に準備する工程であってもよい。
会員情報/車番DB準備工程S11は、予め会員の情報である会員情報と会員の運転する車両の車番とを関連づけて記録される会員情報/車番DBをシステムサーバ50の記憶機器に準備する工程であってもよい。
例えば、会員情報/車番DB準備工程S11は、会員登録工程S11−1と車番登録?工程S11−2と会員情報/車番DB紐付け登録工程S11−3と会員ID発行工程S11−4と会員情報登録工程S11−5とで構成される。
【0035】
会員登録工程S11−1は、会員情報を登録する工程である。
例えば、システムに会員情報を登録する。
例えば、会員情報の構成は、以下のとおりである。
会員ID(例えば、「U00001」)
車番(例えば、「静岡XXXあXX−XX」)
駐車場情報(例えば、「なし」、「あり」)
料金ステータス(例えば、「なし」、「精算済み」)
【0036】
車番登録?工程S11−2は、会員の運転する車番を登録するか否かを判断する工程である。
例えば、運転手に会員の運転する車番を登録するか否かを判断させる。
車番を登録すると決定したとき、会員情報/車番DB紐付け登録工程S11−3を実行する。
車番を登録しないと決定したとき、会員情報登録工程S11−5を実行する。
【0037】
会員情報/車番DB紐付け登録工程S11−3は、会員の情報である会員情報と会員の運転する車両の車番とを紐づけて登録する工程である。
例えば、会員の情報である会員情報と会員の運転する車両の車番とを紐づけた会員情報を会員情報/車番DBに追記する。
【0038】
会員ID発行工程S11−4は、車両の運転手に会員IDを発行する工程である。
例えば、会員IDを運転手のモバイル転送する。
【0039】
会員情報登録工程S11−5は、車番を除く会員情報を登録する工程である。
例えば、車番データを空白にした会員情報を会員情報/車番DBに追記する。
【0040】
第二準備工程S20は、車番読み取り機器準備工程S21を有していてもよい。
車番読み取り機器準備工程S21は、予め入庫通路または出庫通路を通過する車両の車番を読み取り可能な車番読み取り機器40を準備する工程である。
自走式駐車場または機械式駐車場は、入庫通路と出庫通路をもつ。
自走式駐車場では、車両は、一般車道から入庫通路を通して入出庫扉を通過して駐車空間に入る、車両は入出庫扉を通過して、駐車空間からでて、出庫通路を通って一般車道にでる。
機械式駐車場では、車両は、一般車道から入庫通路を通して入出庫扉を通過して、入出庫空間に入る。車両は、入出庫扉を通過して入出庫空間をでて、出庫通路を通って一般車道にでる。
車番読み取り機器40は、入庫通路を走行中の車両の車番を読み取れる。
車番読み取り機器40は、出庫通路を走行する車両の車番を読み取れる。
【0041】
入庫工程は、車両を駐車場に入庫させて、入庫した車両を駐車させる工程である。
入庫工程は、第一入庫工程S130で構成される。
入庫工程は、第一入庫工程S130と第二入庫工程S140とで構成されてもよい。
入庫工程は、第一入庫工程S130と第三入庫工程S150とで構成されてもよい。
入庫工程は、第一入庫工程S130と第二入庫工程S140と第三入庫工程S150とで構成されてもよい。
【0042】
最初に、第一入庫工程S130を説明する。
第一入庫工程S130は、車両の車番を読み取り、読み取った車番を基に車両を入庫させる工程である。
第一入庫工程S130は、入庫車両車番読み取り工程S131と入庫会員情報抽出工程S132と第一入庫許可工程S133とを順に実行する。
【0043】
入庫車両車番読み取り工程S131は、車番読み取り機器40により入庫通路を通過する車両である特定入庫車両の車番である特定入庫車両車番を読み取る工程である。
例えば、入庫車両車番読み取り工程S131は、車番読み取り工程S131−1と読み取り出来たか?工程S131−2とで構成される。
【0044】
車番読み取り工程S131−1は、車番読み取り機器40により入庫通路を通過する車両での車番を読み取る。
車番読み取り機器40により入庫通路を通過する車両での車番を読み取り、読み取った車番を特定入庫車両車番として取り込む。
【0045】
読み取り出来たか?工程S131−2は、車番の読み取りを成功したか否かを判定する。
車番の読み取りを成功したとき、入庫会員情報抽出工程S132を実行する。
車番の読み取りを成功しなかったとき、第二入庫工程S140を実行してもよい。
【0046】
入庫会員情報抽出工程S132は、会員情報/車番DBにアクセスして特定入庫車両車番に関連づけられた会員情報を特定入庫車両を運転する会員の情報である特定入庫会員情報として抽出する工程である。
例えば、入庫会員情報抽出工程S132は、入庫問い合わせ工程S132−1とシステム/会員情報検索工程S132−2とシステム/会員情報あり?工程S132−3とで構成される。
【0047】
このとき、システムサーバ50には以下の会員情報が車番と関連づけられて記録される。
会員ID(例えば、「U00001」)
車番(「静岡XXXあXX−XX」)
ステータス(「なし」)
駐車場情報(「なし」)
料金ステータス(「なし」)
または、システムサーバ50には以下の会員情報が車番と関連づけられずに記録される。
会員ID(例えば、「U00001」)
車番(「なし」)
ステータス(「なし」)
駐車場情報(「なし」)
料金ステータス(「なし」)
【0048】
入庫問い合わせ工程S132−1では、駐車場がシステムサーバへ車番を送信する。
駐車場がシステムへ特定入庫車両車番へ送信して問い合わせる。
例えば、駐車場がシステムへ送信するデータは以下の通りである。
会員ID(「なし」)
車番(例えば、「静岡XXXあXX−XX」)
【0049】
システム/会員情報検索工程S132−2では、システムサーバが会員情報/車番DBにアクセスして車番を基に会員情報を検索する。
ヒットした会員情報を特定入庫会員情報として取りあつかう。
特定入庫会員情報は、特定入庫車両を運転する会員の情報である。
【0050】
システム/会員情報あり?工程S132ー3では、特定入庫会員情報をヒットしたか否かを判定する。
特定入庫会員情報をヒットしたとき、第一入庫許可工程S133を実行する。
特定入庫会員情報をヒットしなかったとき、後述する第二入庫工程140または第三入庫工程S150のどちらか一方を実行してもよい。
【0051】
第一入庫許可工程S133は、特定入庫会員情報に基づき特定入庫車両の入庫を許可する工程である。
例えば、第一入庫許可工程S133は、駐車設備/会員情報取得工程S133−1と入庫許可工程S133−2とで構成される。
【0052】
駐車設備/会員情報取得工程S133−1では、システムサーバが入庫許可を駐車場へ送信する。
システムサーバが駐車場に送る情報は以下のとおり。
会員ID(例えば、「U00001」)
入庫許可
【0053】
入庫許可工程S133−2では、駐車場が入庫許可を出す。
駐車場がシステムサーバ50から情報を受け取り、運転手を既に会員登録しているお客様と判断し、入庫を許可する。
駐車場は入庫ゲートを開けて特定入庫車両の入庫を許し、入庫が完了すると入庫ゲートを閉める。
駐車場は、ローカル情報にお客様情報を登録する。お客様情報は以下の通り。
会員ID(例えば、「U00001」)
車番(例えば、「静岡XXXあXX−XX」)
システムサーバは、会員情報のステータスを「駐車中」に変更する。
システムサーバは、会員情報に利用駐車場情報を登録する。
結果として、会員情報は以下のとおりになる。
会員ID(例えば、「U00001」)
車番(例えば、「静岡XXXあXX−XX」)
ステータス(「利用中」)
駐車場情報(「P0001」)
料金ステータス(「未精算」)
【0054】
次に、第二入庫工程S140を説明する。
第二入庫工程S140は、車両の車番を読み取れない場合、またはシステムサーバ50に会員情報がない場合に、車両を入庫させる工程である。
第二入庫工程S140は、入庫会員情報抽出工程S132で特定入庫会員情報を抽出できなかったときに、入庫会員情報入手工程S141と第二入庫許可工程S143とを順に実行してもよい。
第二入庫工程S140は、入庫車両車番読み取り工程S131で車番を読み取れなかったとき、又は入庫会員情報抽出工程S132で特定入庫会員情報を抽出できなかったときに、入庫会員情報入手工程S141と第二入庫許可工程S143とを順に実行してもよい。
第二入庫工程S140は、入庫車両車番読み取り工程S131で車番を読み取れ、且つ入庫会員情報抽出工程S132で特定入庫会員情報を抽出できなかったときに、入庫会員情報入手工程S141と入庫時会員情報/車番DB更新工程S142と第二入庫許可工程S143とを順に実行してもよい。
第二入庫工程S140は、入庫車番読み取り工程S131で特定入庫車両車番を読み取れなかったときに入庫会員情報入手工程S141と第二入庫許可工程S143とを順に実行してもよい。
【0055】
入庫会員情報入手工程S141は、入庫する車両の運転手の操作により入力された情報を基に特定入庫会員情報を入手する工程である。
例えば、運転手の操作は、電気通信機器で行う認証のための操作である。
例えば、入庫会員情報入手工程S141は、駐車券発行/モバイル端末認証指示工程S141−1と操作?工程S141−2とモバイル情報読み取り工程S141−3と入庫問い合わせ工程S141−4と会員情報取得工程S141−5とで構成される。
【0056】
駐車券発行/モバイル端末認証指示工程S141−1は、車両の運転手にモバイル端末認証を促す工程である。
駐車券発行/モバイル端末認証指示工程S141−1は、車両の運転手に駐車券の発行、またはモバイル端末認証のどちらか一方を促す工程であってもよい。
駐車場が、入庫する車両の運転手に駐車券の発行、またはモバイル端末認証を促す。
【0057】
操作?工程S141−2では、駐車場が利用者の操作が駐車券発行またはモバイル端末認証の何方かを判定する。
駐車場が、入庫しようとする車両の運転手の操作を基に、駐車券発行かモバイル端末認証かを判定する。
駐車券発行と判定すると、第三入庫許可工程S151を実行する。
モバイル端末認証と判定すると、モバイル情報読み取り工程S141−3を実行する。
【0058】
モバイル情報読み取り工程S141−3では、駐車場がモバイル認証により会員の情報を読み取る。
駐車場が、モバイル認証により入庫車両の会員IDを読み取る。
読み取った情報は、以下のとおり。
会員ID(例えば、「U00001」)
【0059】
入庫問い合わせ工程S141−4では、駐車場がシステムサーバ50へ入庫許可を問い合わせする。
駐車場が、システムサーバ50へ会員から読み取った情報を送り入庫許可を問い合わせる。
送った情報は、以下のとおり。
会員ID(例えば、「U00001」)
【0060】
会員情報取得工程S141−5では、システムサーバが会員情報を取得する。
システムサーバが、会員IDを基に会員情報を取得する。
取得した会員情報は以下のとおり。
会員ID(例えば、「U00001」)
車番(「静岡XXXあXX−XX」)
ステータス(「未使用」)
駐車場情報(「なし」)
料金ステータス(「なし」)
または、
会員ID(例えば、「U00001」)
車番(なし)
ステータス(「未使用」)
駐車場情報(「なし」)
料金ステータス(「なし」)
【0061】
入庫時会員情報/車番DB更新工程S142は、特定入庫会員情報と特定入庫車番とを関連づけて会員情報/車番DBに追記して会員情報/車番DBを更新する工程である。
例えば、入庫時会員情報/車番DB更新工程S142は、会員の車番登録済?工程S142−1と車番読み取りデータ有り?工程S142−2と会員情報/車番紐づけ工程S142−3とで構成される。
【0062】
会員の車番登録済?工程S142−1は、システムサーバが、会員の車番が登録されているか否かを判定する。
システムサーバが会員の車番が会員情報/車番DBに登録されているか否かを判定する。
会員の車番が会員情報/車番DBに登録されているとき、第二入庫許可工程S143を実行する。
会員の車番が会員情報/車番DBに登録されていないとき、車番読み取りデータ有り?工程S142−2を実行する。
【0063】
車番読み取りデータ有り?工程S142−2では、システムサーバが読み取った車番があるかいかなかを判定する。
システムサーバが駐車場から受け取った情報に車番が含まれるか否かを判定する。
駐車場から受け取った情報に車番が含まれるとき、会員情報/車番紐づけ工程S142−3を実行する。
駐車場から受け取った情報に車番が含まれないとき、第二入庫許可工程S143を実行する。
【0064】
会員情報/車番紐づけ工程S142−3では、会員情報と車番を紐づけて会員情報/車番DBに追記して、会員情報/車番DBを更新する。
【0065】
第二入庫許可工程S143は、特定入庫会員情報に基づき特定入庫車両の入庫を許可する工程である。
例えば、第二入庫許可工程S143は、会員情報取得工程S143−1と入庫許可工程S143−2とで構成される。
【0066】
会員情報取得工程S143−1では、駐車場がシステムサーバから会員情報を取得する。
駐車場がシステムサーバから会員情報と入庫許可を受けとる。
会員情報を入庫許可は以下のとおり。
会員ID(例えば、「U00001」)
車番(例えば、「静岡XXXあXX−XX」)
入居許可
または、
会員ID(例えば、「U00001」)
車番(「なし」)
入居許可
【0067】
入庫許可工程S143−2では、駐車場が入庫許可を出す。
駐車場がシステムサーバから情報を受け取り、入庫を許可する。
駐車場は、入庫ゲートを開けて特定入庫車両の入庫を許し、入庫が完了すると入庫ゲートを閉める。
駐車場は、ローカル情報にお客様情報を登録する。お客様情報は以下の通り。
会員ID(例えば、「U00001」)
車番(例えば、「静岡XXXあXX−XX」)
又は、
会員ID(例えば、「U00001」)
車番(「未登録」)
システムサーバは、会員情報のステータスを「駐車中」に変更する。
システムサーバは、会員情報に利用駐車場情報を登録する。
結果として、会員情報は以下のとおり。
会員ID(例えば、「U00001」)
車番(例えば、「静岡XXXあXX−XX」)
ステータス(「利用中」)
駐車場情報(「P0001」)
料金ステータス(「未精算」)
または、
会員ID(例えば、「U00001」)
車番(「未登録」)
ステータス(「利用中」)
駐車場情報(「P0001」)
料金ステータス(「未精算」)
【0068】
次に、第三入庫工程S150を説明する。
第三入庫工程S150は、入庫車両の運転手が駐車券による駐車を選択したときにする入庫の工程である。
【0069】
第三入庫工程S150は、入庫会員情報入手工程S141で特定入庫会員情報を入手できなかったときに第三入庫許可工程S151を実行する工程である。
第三入庫工程S150は、入庫車両車番読み取り工程S131で入庫車両車番を読み取れなかったとき、または入庫会員情報抽出工程S132で特定入庫会員情報を抽出できなかったときに入庫会員情報入手工程S141を実行し、入庫会員情報入手工程S141で特定入庫会員情報を入手できなかったときに、第三入庫許可工程を実行する工程であってもよい。
【0070】
第三入庫許可工程S151は、特定入庫会員情報に基づかずに、駐車券を発行し特定入庫車両の入庫を許可する。
例えば、第三入庫許可工程S151は、入庫許可工程S151−1で構成される。
【0071】
入庫許可工程S151−1では、駐車場が駐車券を出して、入庫を許可する。
駐車場は、入庫車両の運転手に駐車券を発行し、入庫ゲートを開けて特定入庫車両の入庫を許し、入庫が完了すると入庫ゲートを閉める。
駐車場は、ローカル情報にお客様情報を登録する。お客様情報は以下の通り。
会員ID(「なし」)
車番(「未登録」)
システムサーバは、会員情報のステータスを「駐車中」に変更する。
システムサーバは、会員情報に利用駐車場情報を登録する。
結果として、会員情報は以下のとおり。
会員ID(「なし」)
車番(「未登録」)
ステータス(「利用中」)
駐車場情報(「P0001」)
料金ステータス(「未精算」)
【0072】
次に、出庫工程を説明する。
出庫工程は、駐車場に駐車していた車両を出庫させる工程である。
出庫工程は、第一出庫工程S160で構成される。
出庫工程は、第一出庫工程S160と第二出庫工程S170とで構成されてもよい。
出庫工程は、第一出庫工程S160と第三出庫工程S180とで構成されてもよい。
出庫工程は、第一出庫工程S160と第二出庫工程S170と第三出庫工程S180とで構成されてもよい。
【0073】
最初に、第一出庫工程S160を説明する。
第一出庫工程S160は、車両の車番を読み取り、読み取った車番を基に車両を出庫される工程である。
第一出庫工程S160は、出庫車両車番読み取り工程S161と駐車記録確認工程S162と第一出庫許可工程S163とを順に実行する。
【0074】
出庫車両車番読み取り工程S161は、車番読み取り機器40により出庫通路を通過する車両である特定出庫車両の車番である特定出庫車両車番を読み取る工程である。
例えば、出庫車両車番読み取り工程S161は、車番読み取り工程S161−1と読み取り出来たか?工程S161−2とで構成される。
【0075】
車番読み取り工程S161−1では、車番読み取り機器40により出庫通路を通過する車両の車番を読み取る。
車番読み取り機器40により出庫通路を通過する車両の車番を読み取り、読み取った車番を特定出庫車両車番として取り込む。
【0076】
読み取り出来たか?工程S161−2では、車番の読み取りを成功したか否かを判定する。
車番の読み取りを成功したとき、駐車記録確認工程S162を実行する。
車番の読み取りを成功しなかったとき、第二出庫工程S170を実行する。
【0077】
駐車記録確認工程S162は、特定出庫車両車番を基に特定出庫車両車番をもつ車両が駐車中であることを示す駐車記録を確認する工程である。
例えば、駐車記録確認工程S162は、ローカル情報検索工程S162−1と出庫問い合わせ工程S162−2と会員情報取得工程S162−3とで構成される。
【0078】
このとき、システムには以下の会員情報が記録される。
会員ID(例えば、「U00001」)
車番(例えば、「静岡XXXあXX−XX」)
ステータス(「利用中」)
駐車場情報(例えば、「P0001」)
料金ステータス(「未精算」)
【0079】
ローカル情報検索工程S162−1では、ローカル情報に記録される駐車情報を検索する。
駐車場が、車番を基にローカル情報に登録されるお客さま情報を検索する。
ここで、お客様情報は以下のとおり。
会員ID(例えば、「U00001」)
車番(例えば、「静岡XXXあXX−XX」)
または、
会員ID(「なし」)
車番(例えば、「静岡XXXあXX−XX」)
会員IDがないとき、後述する第二出庫工程S170を実行する。
会員IDがあるとき、出庫問い合わせ工程S162−2を実行する。
【0080】
出庫問い合わせ工程S162−2は、駐車場がシステムサーバに出庫の問い合わせをする工程である。
駐車場が、会員IDと車番とをシステムサーバに送信し、出庫の可否を問い合わせする。
【0081】
会員情報取得工程S162−3は、会員IDと車番とを基に会員情報を取得し、出庫許可を判断する。
システムサーバが、会員IDと車番とを基に会員情報を取得し、駐車料金の精算をおこない、出庫許可を決定し、出庫許可を駐車場に送信する。
【0082】
第一出庫許可工程163は、駐車記録を基に特定出庫車両の出庫を許可する工程である。
例えば、第一出庫許可工程163は、出庫許可工程S163−1で構成される。
出庫許可工程S163−1では、駐車場が出庫許可を出す。
ローカル情報のお客様情報は、以下のとおり。
会員ID(「なし」)
車番(「なし」)
システムサーバの会員情報のステータスを「なし」に変更する。
システムサーバは、会員情報に利用駐車場情報を登録する。
結果として、会員情報は以下のとおり。
会員ID(例えば、「U00001」)
車番(例えば、「静岡XXXあXX−XX」)
ステータス(「未使用」)
駐車場情報(「なし」)
料金ステータス(「なし」)
【0083】
第二出庫工程S170は、出庫車両車番読み取り工程S161で特定出庫車両車番を読み取れなかったとき、又は駐車記録確認工程S162で駐車記録を確認でなかったときに、出庫会員情報入手工程S171と第二出庫許可工程S174とを実行する工程である。
第二出庫工程S170は、出庫車両車番読み取り工程S161で特定出庫車両車番を読み取れなかったとき、又は駐車記録確認工程S162で駐車記録を確認でなかったときに、出庫会員情報入手工程S171と駐車料金精算工程S172と第二出庫許可工程S174とを実行する工程であってもよい。
第二出庫工程S170は、出庫車両車番読み取り工程S161で特定出庫車両車番を読み取れ、且つ駐車記録確認工程S162で駐車記録を確認でなかったときに、出庫会員情報入手工程S171と出庫時会員情報/車番DB更新工程S173と第二出庫許可工程S174とを実行してもよい。
第二出庫工程S170は、出庫車両車番読み取り工程S161で特定出庫車両車番を読み取れ、且つ駐車記録確認工程S162で駐車記録を確認でなかったときに、出庫会員情報入手工程S171と駐車料金精算工程S172と出庫時会員情報/車番DB更新工程S173と第二出庫許可工程S174とを実行してもよい。
第二出庫工程S170は、出庫車両車番読み取り工程S161で特定出庫車両車番を読み取れなかったとき、出庫会員情報入手工程S171と第二出庫許可工程S174とを実行してもよい。
【0084】
出庫会員情報入手工程S171は、特定出庫車両の運転手の操作により入力された情報を基に特定出庫会員情報を入手する工程である。
特定出庫会員情報は、特定出庫車両を運転する会員の情報である。
例えば、出庫会員情報入手工程S171は、駐車券発行/モバイル端末認証指示工程S171−1と操作?工程S171−2とモバイル情報読み取り工程S171−3とローカル情報検索工程S171−4と出庫問い合わせ工程S171−5とシステム/会員情報取得工程S171−6とで構成される。
【0085】
駐車券発行/モバイル端末認証指示工程S171−1は、駐車券の発行、またはモバイル端末認証のどちらかの操作を促す工程である。
駐車場が出庫する車両の運転手に駐車券の発行、またはモバイル端末認証を促す。
【0086】
操作?工程S171−2では、駐車場が利用者の操作が駐車券発行またはモバイル端末認証の何方かを判定する。
駐車場が、出庫しようとする車両の運転手の操作を基に、駐車券発行かモバイル端末認証かを判定する。
駐車券発行と判定すると、後述する第三出庫工程S180を実行する。
モバイル端末認証と判定すると、モバイル情報読み取り工程S171−3を実行する。
【0087】
モバイル情報読み取り工程S171−3は、駐車場がモバイル認証により会員の情報を読み取る。
駐車場が、モバイル認証により入庫車両の会員IDを読み取る。
読み取った情報は、以下のとおり。
会員ID(例えば、「U00001」)
【0088】
ローカル情報検索工程S171−4は、ローカル情報を検索し、出庫する会員のお客様情報があるか否かを判定する。
駐車場が、ローカル情報を検索し、出庫する会員のお客様情報があるか否かを判定する。
お客様情報がないとき、駐車券発行/モバイル端末認証指示工程S171−1を再度実行する。
お客様情報があるとき、出庫問い合わせ工程S171−5を実行する。
【0089】
出庫問い合わせ工程S171−5では、駐車場が、システムサーバに会員IDを送信し、出庫許可の可否を問いあわせる。
駐車場が、システムサーバに会員IDを送信し、出庫許可の可否を問いあわせる。
【0090】
システム/会員情報取得工程S171−6では、システムサーバ50が会員IDを基に会員情報を取得する。
システムサーバ50が、会員IDを基に会員情報/車番DBを検索し、会員IDの一致する会員情報を取得する。
【0091】
駐車料金精算工程S172では、特定出庫会員情報を基に特定出庫車両の駐車料金の精算をする。
例えば、 駐車料金精算工程S172は、料金ステータス?工程S172−1と料金精算工程S172−2とで構成される。
【0092】
料金ステータス?工程S172−1では、駐車料金が精算済みが未精算かを判定する。
システムサーバ50は、取得した会員情報を基に、駐車料金が精算済みが未精算かを判定する。
駐車賞金が精算済みであるとき、出庫時会員情報/車番DB更新工程S173または第二出庫許可工程S174を実行する。
駐車賞金が未精算であるとき、料金精算工程S172−2を実行する。
【0093】
料金精算工程S172−2は、会員情報を基に駐車料金を精算する。
システムサーバが、会員情報を基に駐車料金を精算する。
その結果、会員情報の料金ステータスが「未精算」から「精算済み」に変更される。
【0094】
出庫時会員情報/車番DB更新工程S173は、特定出庫会員情報と特定出庫車両車番とを関連づけて会員情報/車番DBに追加して会員情報/車番DBを更新する工程である。
例えば、出庫時会員情報/車番DB更新工程S173は、会員の車番登録済?工程S173−1と車番読み取りデータ有り?工程S173−2と会員情報/車番紐づけ工程S173−3とで構成される。
【0095】
会員の車番登録済?工程S173−1は、システムサーバ50が、会員の車番が登録されているか否かを判定する。
システムサーバが会員の車番が会員情報/車番DBに登録されているか否かを判定する。
会員の車番が会員情報/車番DBに登録されているとき、第二出庫許可工程S174を実行する。
会員の車番が会員情報/車番DBに登録されていないとき、車番読み取りデータ有り?工程S173−2を実行する。
【0096】
車番読み取りデータ有り?工程S173−2では、システムサーバ50が読み取った車番があるか否かを判定する。
システムサーバ50が、駐車場から受け取った情報に車番が含まれるか否かを判定する。
駐車場から受け取った情報に車番が含まれるとき、会員情報/車番紐づけ工程S173−3を実行する。
駐車場から受け取った情報に車番が含まれないとき、第二出庫許可工程S174を実行する。
【0097】
会員情報/車番紐づけ工程S173−3では、会員情報と車番を紐づけて会員情報/車番DBに追記して、会員情報/車番DBを更新する。
【0098】
第二出庫許可工程S174は、特定出庫会員情報を基に特定出庫車両の出庫を許可する工程である。
例えば、第二出庫許可工程S174は、システム/出庫許可送信工程S174−1と出庫許可工程S174−2とで構成される。
【0099】
システム/出庫許可送信工程S174−1では、システムサーバが駐車場に出庫許可をお送信する。
システムサーバが駐車場に会員IDと出庫許可を送信する。
【0100】
出庫許可工程S174−2では、駐車場が出庫許可を出す。
駐車場が、出庫扉を開いて、車両の出庫を許す。
ローカル情報のお客様情報は、以下のとおり。
会員ID(「なし」)
車番(「なし」)
システムサーバの会員情報のステータスを「なし」に変更する。
システムサーバは、会員情報に利用駐車場情報を登録する。
結果として、会員情報は以下のとおり。
会員ID(例えば、「U00001」)
車番(例えば、「静岡XXXあXX−XX」)
ステータス(「未使用」)
駐車場情報(「なし」)
料金ステータス(「なし」)
【0101】
次に、第三出庫工程S180を説明する。
第三出庫工程S180は、出庫車両の運転手が入庫時に駐車券による駐車を選択したときにする入庫の工程である。
【0102】
第三出庫工程S180は、出庫会員情報入手工程S171で特定出庫会員情報を入手できなかったときに第三出庫許可工程S181を実行する。
第三出庫工程S180は、出庫車両車番読み取り工程S161で特定出庫車両車番を読み取れない、または駐車記録確認工程S162で駐車記録を確認できないときに、出庫会員情報入手工程S171を実行し、出庫会員情報入手工程S171で特定出庫会員情報を入手できなかったときに第三出庫許可工程S181を実行してもよい。
第三出庫許可工程181は、特定会員情報に基づかずに駐車券を受領し特定出庫車両の出庫を許可する工程である。
例えば、第三出庫許可工程S181は、駐車料金精算工程S181−1と出庫許可工程S181−2とで構成される。
【0103】
駐車料金精算工程S181−1では、駐車券の情報を基に、駐車料金を精算する。
システムサーバは、駐車券の情報を基に、駐車料金を精算する。
【0104】
出庫許可工程S181−2は、駐車場が出庫許可を出す。
駐車場が、出庫扉を開いて、車両の出庫を許す。
ローカル情報のお客様情報は、以下のとおり。
会員ID(「なし」)
車番(「なし」)
【0105】
次に、本発明の第一の実施形態の駐車場の運用方法を作用した駐車場の作用を、入庫手順と駐車手順と出庫手順とに分けて、説明する。
【0106】
最初に入庫手順を説明する。
車両が入庫通路31を走行する。
車番読み取り機器40が入庫通路31を走行する車両の車番を読み取る。
会員情報/車番DBで車番と会員情報とが関連づけられているとき、駐車場は会員情報を基に駐車管理し、車両を入庫される。
車番読み取り機器40が入庫通路31を走行する車両の車番を読み取れなかったとき、または車番と会員情報とが関連づけられていないとき、駐車場は車両の運転手にモバイル認証を求める。
モバイル認証ができると、モバイル認証で得た情報を基に会員情報を入手し、駐車場は会員情報を基に駐車管理して、車両を入庫させる。車番が判明していて、会員情報/車番DBで車番と会員情報とが関連づけられていないとき、会員情報/車番DBで車番と会員情報とが関連づける。
利用者がモバイル認証をしないとき、駐車場は、駐車券を発行し、車両を入庫させる。
【0107】
駐車手順では、車両を駐車空間に駐車させる。
【0108】
次に、出庫手順を説明する。
車両が、駐車空間を出て出庫通路32を走行する。
車番読み取り機器40が出庫通路32を走行する車両の車番を読み取る。
会員情報/車番DBで車番と会員情報とが関連づけられているとき、駐車場は会員情報を基に駐車管理し、車両を出庫される。出庫の際に駐車料金の精算処理をおこなう。
車番読み取り機器40が入庫通路31を走行する車両の車番を読み取れなかったとき、または車番と会員情報とが関連づけられていないとき、駐車場は車両の運転手にモバイル認証を求める。
モバイル認証ができると、モバイル認証で得た情報を基に会員情報を入手し、駐車場は会員情報を基に駐車管理して、車両を出庫させる。出庫の際に駐車料金の精算処理をおこなう。車番が判明していて、会員情報/車番DBで車番と会員情報とが関連づけられていないとき、会員情報/車番DBで車番と会員情報とが関連づける。
利用者がモバイル認証をしないとき、駐車場は、駐車券を受付、車両を出庫させる。
【0109】
次に、本発明の第二の実施形態にかかる駐車場の運用方法を、図を基に、説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る駐車場の運用方法の準備処理フロー図である。
図4は、本発明の第二の実施形態に係る駐車場の運用方法の入庫処理フロー図その1である。
図5は、本発明の第二の実施形態に係る駐車場の運用方法の出庫処理フロー図その2である。
本発明の第二の実施形態にかかる駐車場の運用方法は、機械式駐車場の運用に使用できる。
本発明の第二の実施形態にかかる駐車場の運用方法の構成のうち、本発明の第一の実施形態にかかる駐車場の運用方法の構成と同じ箇所の説明を省略し、異なる箇所の説明をする。
【0110】
本発明の第二の実施形態に係る駐車場の運用方法は、準備工程と入庫工程と出庫工程とで構成される。
準備工程は、駐車場を運用するための準備をする工程である。
準備工程は、第一準備工程S10と第二準備工程S20とで構成されてもよい。
【0111】
第一準備工程は、第一の実施形態にかかる駐車場の運用方法のものと同じなので、説明を省略する。
【0112】
第二準備工程S20は、車番読み取り機器準備工程S21を有していてもよい。
車番読み取り機器準備工程S21は、予め入庫通路を通過する車両の車番を読み取り可能な車番読み取り機器40を準備する工程である。
機械式駐車場は入出庫通路30をもつ。
機械式駐車場は入庫通路31と出庫通路32をもっていてもよい。
車両は、一般車道から入庫通路を通して入出庫扉を通過して、入出庫空間に入る。車両は、入出庫扉を通過して入出庫空間をでて、出庫通路を通って一般車道に出る。
車両は、一般車道から入出庫通路を通して入出庫扉を通過して、入出庫空間に入る。車両は、入出庫扉を通過して入出庫空間をでて、入出庫通路を通って一般車道に出てもよい。
車番読み取り機器40は、入庫通路を走行中の車両の車番を読み取れる。
または、車番読み取り機器40は、入出庫通路を入庫のために走行中、また停止中の車両の車番を読み取れる。
【0113】
入庫工程は、車両を入庫させる工程である。
入庫工程は、第一入庫工程S230で構成される。
入庫工程は、第一入庫工程S230と第二入庫工程S240とで構成されてもよい。
入庫工程は、第一入庫工程S230と第三入庫工程S250とで構成されてもよい。
入庫工程は、第一入庫工程S230と第二入庫工程S240と第三入庫工程S250とで構成されてもよい。
【0114】
最初に、第一入庫工程S230を説明する。
第一入庫工程S230は、車両の車番を読み取り、読み取った車番を基に車両を入庫させる工程である。
第一入庫工程S230は、入庫車両車番読み取り工程S231と入庫会員情報抽出工程S232と第一入庫許可工程S233とを順に実行する。
【0115】
入庫車両車番読み取り工程S231は、第二の実施形態にかかる駐車場の運用方法のものと同じなので、説明を省略する。
【0116】
入庫会員情報抽出工程S232は、会員情報/車番DBにアクセスして特定入庫車両車番に関連づけられた会員情報を特定入庫車両を運転する会員の情報である特定入庫会員情報として抽出する工程である。
例えば、入庫会員情報抽出工程S232は、車番問い合わせ工程S232−1と入庫問い合わせ工程S232−2とシステム/会員情報検索工程S232−3とシステム/会員情報あり?工程S232−4とで構成される。
【0117】
車番問い合わせ工程S232−1では、駐車場が車番読み取り機器40に車番を問い合わせる。
車両が駐車場の入出庫扉の前にくると、駐車場が車番読み取り機器40に車番を問い合わせる。
車番読み取り機器40が読み取った特定入庫車両車番を駐車場に送信する。
【0118】
入庫問い合わせ工程S232−2とシステム/会員情報検索工程S232−3とシステム/会員情報あり?工程S232−4は、第一の実施形態にかかる駐車場の運用方法のものと同じなので、説明を省略する。
【0119】
第一入庫許可工程S233は、第一の実施形態にかかる駐車場の運用方法のものと同じなので、説明を省略する。
【0120】
第二入庫工程S240と第三入庫工程S250とは、第一の実施形態にかかる駐車場の運用方法のものと同じなので、説明を省略する。
第二入庫工程S240は入庫会員情報入手工程S241と入庫時会員情報/車番DB更新工程S242と第二入庫許可工程S243とで構成される。
入庫会員情報入手工程S241は、駐車券発行/モバイル端末認証指示工程S241−1と操作?工程S241−2とモバイル情報読み取り工程S241−3と入庫問い合わせ工程S241−4と会員情報取得工程S241−5とで構成される。
入庫時会員情報/車番DB更新工程S242は、会員の車番登録済?工程S242−1と車番読み取りデータ有り?工程S242−2と会員情報/車番紐づけ工程S242−3とで構成される。
第二入庫許可工程S243は、会員情報取得工程S243−1と入庫許可工程S243−2とで構成される。
第三入庫工程S250は、第三入庫許可工程S251と入庫許可工程S251−1とで構成される。
【0121】
出庫工程は、車両を出庫させる工程である。
出庫工程は、第四出庫工程S270で構成されてもよい。
出庫工程は、第五出庫工程S280とで構成されてもよい。
出庫工程は、第四出庫工程S270と第五出庫工程S280とで構成されてもよい。
【0122】
第四出庫工程S270は、出庫会員情報入手工程S271と第四出庫許可工程S274とを順に実行する工程である。
第四出庫工程S270は、出庫会員情報入手工程S271と駐車料金精算工程S272と第四出庫許可工程S274とを順に実行する工程である。
【0123】
出庫会員情報入手工程S271と駐車料金精算工程S272と第四出庫許可工程S274とは、第一の実施形態にかかる駐車場の運用方法の出庫会員情報入手工程S271と駐車料金精算工程S272と第四出庫許可工程S274と同じなので、説明を省略する。
【0124】
第五出庫工程280は、出庫車両の運転手が入庫時に駐車券による駐車を選択したときにする入庫の工程である。
【0125】
第五出庫工程は、出庫会員情報入手工程S271で特定出庫会員情報を入手できなかったとき第五出庫許可工程S281を実行する。
例えば、第五出庫許可工程S281は、駐車料金精算工程S281−1と出庫許可工程S281−2とで構成される。
駐車料金精算工程S281−1と出庫許可工程S281−2とは、第一の実施形態にかかる駐車場の運用方法の駐車料金精算工程S181−1と出庫許可工程S181−2と同じなので、説明を省略する。
【0126】
次に、本発明の第二の実施形態の駐車場の運用方法を作用した駐車場の作用を、入庫手順と駐車手順と出庫手順に分けて、図を用いて、説明する。
【0127】
最初に入庫手順を説明する。
車両が入出庫通路30を走行する。
車番読み取り機器40が入出庫庫通路30を走行する車両の車番を読み取る。
会員情報/車番DBで車番と会員情報とが関連づけられているとき、駐車場は会員情報を基に駐車管理し、入出庫扉を開く。車両は入出庫扉を通過して入庫する。
車番読み取り機器40が入庫通路31を走行する車両の車番を読み取れなかったとき、または車番と会員情報とが関連づけられていないとき、駐車場は車両の運転手にモバイル認証を求める。
モバイル認証ができると、モバイル認証で得た情報を基に会員情報を入手し、駐車場は会員情報を基に駐車管理して、入出庫扉を開く。車両は入出庫扉を通過して入庫する。車番が判明していて、会員情報/車番DBで車番と会員情報とが関連づけられていないとき、会員情報/車番DBで車番と会員情報とが関連づける。
利用者がモバイル認証をしないとき、駐車場は、駐車券を発行し、車両を入庫させる。
【0128】
駐車手順では、機械式駐車場が入出庫空間に入った車両を駐車空間に搬入し、車両を駐車させる。
【0129】
次に、出庫手順を説明する。
駐車場は車両の運転手にモバイル認証を求める。
モバイル認証ができると、モバイル認証で得た情報を基に会員情報を入手し、駐車場は会員情報を基に駐車管理して、車両を出庫させる。出庫の際に駐車料金の精算処理をおこなう。
利用者がモバイル認証をしないとき、駐車場は、駐車券を受付けて、入出庫扉を開く、
車両が入出庫扉を通過して出庫する。
【0130】
以上説明したように、本発明の実施形態に係る駐車場の運用方法は、その構成により、以下の効果を有する。
自走式駐車場、機械式駐車場において、以下の効果を奏する。
車番読み取り機器40により入庫通路を通過する車両の特定入庫車両車番を読み取り、会員情報/車番DBにアクセスして特定入庫車両車番に関連づけられた会員情報を特定入庫会員情報として抽出し、特定入庫会員情報に基づき特定入庫車両の入庫を許可する様にしたので、車両の運転手の特別の操作を必要とせずに、駐車場に入庫できる。
また、会員情報/車番DBにアクセスして特定入庫車両車番に関連づけられた会員情報を抽出できなかったときに、入庫する車両の運転手の操作により入力された情報を基に特定入庫会員情報を入手し、特定入庫会員情報に基づき特定入庫車両の入庫を許可する様にしたので、入庫車両車番読み取り工程S131で車番を読み取れなかったとき、又は会員情報/車番DBに特定入庫車両車番に関連づけられた会員情報が記録されていないときも、運転手の簡単な操作により車両を駐車場に入庫できる。
また、入庫車両車番読み取り工程S131で車番を読み取れ、且つ会員情報/車番DBにアクセスして特定入庫車両車番に関連づけられた会員情報を抽出できなかったときに、
入庫する車両の運転手の操作により入力された情報を基に特定入庫会員情報を入手し、会員情報/車番DBを更新し、特定入庫会員情報に基づき特定入庫車両の入庫を許可する様にしたので、会員情報/車番DBに特定入庫車両車番に関連づけられた会員情報が記録されていないときも、運転手の簡単な操作により車両をにより駐車場に入庫でき、会員情報/車番DBを更新できる。
また、車番読み取り機器40により入庫通路を通過する車両の特定入庫車両車番を読み取れなかったときに、入庫する車両の運転手の操作により入力された情報を基に特定入庫会員情報を入手し、特定入庫会員情報に基づき特定入庫車両の入庫を許可する様にしたので、特定入庫車両車番を読み取れなかったときにも、車両の運転手の入力する情報により駐車場に入庫できる。
また、入庫する車両の運転手の操作により入力された情報を基に特定入庫会員情報を入手できなかったとき、駐車券を発行し特定入庫車両の入庫を許可する様にしたので、情報にない車両でも駐車場に入庫できる。
また、車番読み取り機器40により出庫通路を通過する車両の特定出庫車両車番を読み取れ、且つ、特定出庫車両車番を基に車両が駐車中であることを示す駐車記録を確認できたときに、駐車記録を基に特定出庫車両の出庫を許可する様にしたので、車両の運転手の操作を必要とせず、車両を出庫できる。
また、特定出庫車両車番を基に車両が駐車中であることを示す駐車記録を確認できなかったときに、運転手の操作により入力された情報を基に特定出庫会員情報を入手し、特定出庫会員情報を基に特定出庫車両の出庫を許可する様にしたので、車両の運転手の簡単な操作により車両を出庫できる。
また、車番読み取り機器40により出庫通路を通過する車両の特定出庫車両車番を読み取れ、且つ駐車記録を確認できなかったとき、運転手の操作により入力された情報を基に特定出庫会員情報を入手し、会員情報/車番DBを更新し、特定出庫会員情報を基に特定出庫車両の出庫を許可する様にしたので、車両の運転手の簡単な操作により車両を出庫でき、且つ会員情報/車番DBを更新できる。
また、車番読み取り機器40により出庫通路を通過する車両の特定出庫車両車番を読み取れなかったとき、運転手の操作により入力された情報を基に特定出庫会員情報を入手し、特定出庫会員情報を基に特定出庫車両の出庫を許可する様にしたので、車番を読み取れなかったとき、運転手の簡単な操作により車両を出庫できる。
また、運転手の操作により入力された情報を基によって特定出庫会員情報を入手できなかったとき、特定会員情報に基づかずに駐車券を受領し特定出庫車両の出庫を許可する様にしたので、情報のない車両でも駐車場を出庫できる。
【0131】
機械式駐車場の出庫において、以下の効果を奏する。
また、運転手の操作により入力された情報を基に特定出庫会員情報を入手し、、特定出庫会員情報を基に特定出庫車両の出庫を許可する様にしたので、運転手の簡単な操作により車両を駐車場から出庫できる。
また、運転手の操作により入力された情報を基に特定出庫会員情報を入手できなかったとき、駐車券を受領し特定出庫車両の出庫を許可する様にしたので、情報の登録されていない車両も駐車場から出庫できる。
【0132】
本発明は以上に述べた実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。
入庫通路と出庫通路は、別個の通路であっても、共用の通路であってもよい。