(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、複数のユーザ間の会議を進行させる会議サービスを提供することである。
【0005】
また、本発明が解決しようとする課題は、1人のユーザが複数の会議を同時に進めることができる会議サービスを提供することである。
【0006】
また、本発明が解決しようとする課題は、共に会議を進めている構成員の情報を、一目で見ることができる代表イメージを生成し、会議サービスを提供することである。
【0007】
また、本発明が解決しようとする課題は、会議と無関係なノイズを除去し、会議に係わる音声データのみを提供する会議サービスを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の実施形態による会議サービス提供方法は、第1ユーザの端末機から、第2ユーザ及び第3ユーザを構成員にする会議ルームを生成する会議ルーム生成リクエストを受信するステップと、前記会議ルーム生成リクエストを受けて、会議ルーム制御部が、前記第1ユーザないし前記第3ユーザを構成員にする会議ルームを生成するステップと、通信部が、前記第1ユーザないし前記第3ユーザの端末機のうち、少なくとも1人の対話者の端末機から、臨界ボリューム以上の大きさを有する1以上の音データを含む音声ファイル、及び前記対話者の情報を受信するステップと、前記会議ルーム制御部が、前記受信した音声ファイル及び前記対話者の情報を併合して会議データを生成するステップと、前記会議ルーム制御部が、前記会議データを前記構成員の端末機に提供するステップと、を含み、前記対話者は、会議ルームの構成員でありながら、臨界ボリューム以上の大きさを有する音が入力された端末機の所有者でもある。
【0009】
前記会議ルームを生成するステップは、前記会議ルーム生成リクエストを受けて、会議ルーム制御部が、前記会議ルームに係わる会議状態画面を生成し、前記会議状態画面を前記第1ユーザ端末機に提供するステップと、前記第1ユーザの端末機から、第2ユーザ及び第3ユーザを構成員にする会議ルームを生成する最終生成リクエストを受信するステップと、前記最終生成リクエストを受けて、会議ルーム制御部が、前記第1ユーザないし前記第3ユーザを構成員にする会議ルームを生成するステップと、を含み、前記会議状態画面は、会議ルームの状態を表示する画面であり、会議ルームに含まれた構成員情報、または会議ルームに入室した構成員情報を含んでもよい。
【0010】
前記会議データは、前記会議に係わる会議進行画面を構成する参加構成員情報、構成員のプロフィール写真、前記構成員の状態情報、前記構成員の入室時間及び退室時間、前記会議の総構成員数、前記会議の経過時間、前記会議の状態情報のうち少なくとも一つを含んでもよい。
【0011】
前記会議ルームを生成するステップは、前記第2ユーザ及び第3ユーザの端末機に、前記会議ルームに連結されたリンクを含む招待メッセージを送信するステップと、前記リンクを選択するイベントを受けて、前記第2ユーザ及び第3ユーザのうち少なくとも一人を、前記会議ルームに入室させるステップと、を含み、前記会議ルームに入室したユーザの状態は、会議ルーム入室に設定される。
【0012】
前記会議ルームを生成するステップは、前記第2ユーザ及び第3ユーザの端末機に、前記会議ルームに連結されたリンクを含む招待メッセージを送信するステップと、前記第2ユーザ及び第3ユーザの端末機のうち少なくとも一つからの前記リンクを選択するユーザ入力を受けて、前記第2ユーザ及び第3ユーザのうち少なくとも一人を、前記会議ルームに係わる会議状態画面に移動させるステップと、前記第2ユーザ及び第3ユーザのうち少なくとも一人から、前記会議状態画面に含まれた会議ルーム入室ボタンの入力を受信するステップと、前記入室ボタンの入力を受けて、前記第2ユーザ及び第3ユーザのうち少なくとも一人を、前記会議ルームに入室させるステップと、を含み、前記会議状態画面は、会議ルームの状態を表示する画面であり、会議ルームに含まれた構成員情報、または会議ルームに入室した構成員情報を含み、前記会議ルームに入室したユーザの状態は、会議ルーム入室に設定される。
【0013】
前記会議データは、代表イメージを含み、前記代表イメージは、前記会議ルームに含まれた構成員数に分割され、前記会議ルームに含まれた複数の構成員のプロフィール写真を含んでもよい。
【0014】
本発明の実施形態によるコンピュータプログラムは、コンピュータを利用して、本発明の実施形態による会議サービスを提供する方法のうちいずれか1つの方法を実行させるためにコンピュータ可読媒体に保存されてもよい。
【0015】
本発明の実施形態による会議サービス提供方法は、第1ユーザの端末機が、第1ユーザから、第2ユーザ及び第3ユーザを構成員にする第1会議ルームを生成する第1会議ルーム生成リクエストが入力されるステップと、前記第1会議ルーム生成リクエストの入力を受けて、前記第1ユーザの端末機が前記第1会議ルームを生成するステップと、前記第1会議ルームの状態が活性化状態である間、前記第1ユーザの端末機から、臨界ボリューム以上の大きさを有する音データを含む第1音声ファイルが入力されるか、あるいは前記第2ユーザ及び第3ユーザの端末機のうち少なくとも一つから受信した臨界ボリューム以上の大きさを有する1以上の音データを含む第2音声ファイル、及び対話者の情報を受信するステップと、前記第2音声ファイルを出力し、前記対話者の情報を基に、前記構成員のうち全部または一部を対話者として設定して第1会議進行画面を表示するステップと、前記第1音声ファイルを、前記第2ユーザ及び第3ユーザの端末機に送信するステップと、を含み、前記第1会議ルームの状態は、ユーザのリクエストによって決定され、前記対話者は、会議ルームの構成員でありながら、臨界ボリューム以上の大きさを有する音が入力された端末機の所有者でもある。
【0016】
前記第2音声ファイルは、前記第2ユーザの端末機から受信した臨界ボリューム以上の大きさを有する第1音データ、及び第3ユーザの端末機から受信した臨界ボリューム以上の大きさを有する第2音データのうち少なくとも一つを含んでもよい。
【0017】
本発明の実施形態による会議サービス提供方法は、第1ユーザから、前記第1会議ルームを非活性化させる非活性リクエスト信号が入力されるステップと、前記非活性リクエスト信号に対応し、前記第1会議ルームの状態を非活性状態に変更するステップと、をさらに含み、前記第1会議ルームの状態が非活性状態である間、前記第1会議進行画面をアップデートせず、入力された音を他の構成員の端末機に送信しない。
【0018】
本発明の実施形態による会議サービス提供方法は、前記第1ユーザの端末機が、第1ユーザから、第4ユーザ及び第5ユーザを構成員にする第2会議ルームを生成する第2会議ルーム生成リクエストが入力されるステップと、前記第2会議ルーム生成リクエストの入力を受けて、前記第1ユーザの端末機が前記第2会議ルームを生成するステップと、をさらに含んでもよい。
【0019】
本発明の実施形態による会議サービス提供方法は、通信部が、第3会議ルーム生成者の端末機から、第3会議ルームに対する招待メッセージを受信するステップと、前記第3会議ルームに対する招待メッセージを受けて、前記第3会議ルームに接続するステップと、前記第3会議ルームの構成員、及び入室した構成員情報を確認するために、前記第3会議ルームの会議状態画面を受信し、前記第3会議ルームの会議状態画面を表示するステップと、前記第1ユーザの端末機が、前記第3会議ルームに対する入室信号が入力されるステップと、前記第3会議ルームに対する入室信号を受けて、前記第3会議ルームに入室するステップと、を含んでもよい。
【0020】
それ以外にも、本発明を具現するための他の方法、他のシステム、及び前記方法を実行するためのコンピュータプログラムを記録するコンピュータ可読記録媒体がさらに提供される。
【発明の効果】
【0021】
本発明によれば、複数のユーザ間の会議を進行させる会議サービスを提供することができる。
【0022】
また、本発明によれば、1人のユーザが複数の会議を同時に進める機能を提供することができる。
【0023】
また、本発明によれば、共に会議を進めている構成員の情報を一目で見ることができる代表イメージを生成し、会議サービスを提供することができる。
【0024】
また、本発明によれば、会議と無関係なノイズを除去し、会議に係わる音声データのみを提供する会議サービスを提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0026】
本発明は、多様な変換を加えることができ、さまざまな実施形態を有することができるが、特定実施形態を図面に例示し、詳細な説明において詳しく説明する。本発明の効果、特徴及びそれらを達成する方法は、図面と共に詳細に説明する実施形態を参照すれば、明確になるであろう。しかし、本発明は、以下で開示される実施形態に限定されるものではなく、多様な形態によって具現されるのである。
【0027】
以下、添付された図面を参照し、本発明の実施形態について詳細に説明するが、図面を参照して説明するとき、同一であるか、または対応する構成要素は、同一図面符号を付し、それについての重複説明は省略する。
【0028】
以下の実施形態において、第1、第2のような用語は、限定的な意味ではなく、1つの構成要素を他の構成要素と区別する目的に使用されている。
【0029】
以下の実施形態において、単数の表現は、文脈上明白に異なって意味しない限り、複数の表現を含む。
【0030】
以下の実施形態において、「含む」または「有する」というような用語は、明細書上に記載された特徴または構成要素が存在するということを意味するものであり、1以上の他の特徴または構成要素が付加される可能性をあらかじめ排除するものではない。
【0031】
ある実施形態が異なって具現可能である場合、特定の工程順序は、説明される順序と異なって遂行されもする。例えば、連続して説明される2つの工程が、実質的に同時に遂行され、説明される順序と反対の順序に進められてもよい。
【0032】
図1は、本発明の実施形態による会議サービス提供システム10を示す図面である。
【0033】
図1を参照すれば、本発明の実施形態による会議サービス提供システム10は、会議サービス提供サーバ100、会議サービス提供装置200、通信網300を含んでもよい。
【0034】
会議サービス提供サーバ100は、複数のユーザを構成員にする会議ルームを提供するサービスを提供することができる。会議サービス提供サーバ100は、会議ルームに含まれた構成員に係わる情報を表示することができる代表イメージを提供することができる。会議サービス提供サーバ100は、会議ルームに参加した構成員のプロフィール情報及び状態情報を共に表示することができる。例えば、会議サービス提供サーバ100は、構成員のうち、臨界ボリューム以上の大きさを有する音を生成したユーザを対話者として設定し、前記対話者の状態を対話中に設定することができる。会議サービス提供サーバ100は、構成員のユーザから、他のユーザに対する退室リクエストを受信し、前記退室リクエストに対応し、前記他のユーザを前記会議ルームから退室させることができる。会議サービス提供サーバ100は、構成員のうち入室していない第3ユーザの端末機に、会議ルームに進入するリンクを含む招待メッセージを送信することができる。会議サービス提供サーバ100は、第1ユーザに、一人以上の会議ルームを同時に提供することができ、終了した会議ルームに係わる情報を提供したりする。
【0035】
会議サービス提供装置200は、前記会議サービス提供サーバ100から会議データを受信し、会議サービスを提供する手段をユーザに提供するか、あるいは会議サービスを提供するアプリケーションを具備しており、前記アプリケーションを介して、連絡先に保存された2以上のユーザを構成員にする会議ルームサービスを提供する手段を、ユーザに提供する。ここで、会議サービス提供装置200は、ユーザの端末機201,202,203,204と同一デバイスを含む。
【0036】
会議サービス提供装置200は、有無線通信環境でウェブサービスを利用することができる通信端末機を意味する。ここで、会議サービス提供装置200は、ユーザのパソコン201,203でもあり、またはユーザの携帯用端末202,204でもある。
【0037】
それについてさらに詳細に説明すれば、会議サービス提供装置200は、コンピュータ(例えば、デスクトップ、ラップトップ、タブレット)、メディアコンピュータプラットホーム(例えば、ケーブル・衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダ)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(例えば、PDA(personal digital assistant)、電子メールクライアントなど)、携帯電話の任意の形態、または他種のコンピュータまたはコミュニケーションプラットホームの任意の形態を含んでもよいが、本発明は、それらに限定されるものではない。
【0038】
一方、通信網300は、複数個の会議サービス提供装置200と会議サービス提供サーバ100とを連結する役割を行う。すなわち、通信網300は、会議サービス提供装置200が会議サービス提供サーバ100に接続した後、データを送受信することができるように、接続経路を提供する通信網を意味する。通信網300は、例えば、LANs(local area networks)、WANs(wide area networks)、MANs(metropolitan area networks)、ISDNs(integrated service digital networks)のような有線ネットワーク;無線LANs、CDMA(code division multiple access)、ブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)、衛星通信のような無線ネットワーク;を網羅することができるが、本発明の範囲は、それらに限定されるものではない。
【0039】
図2は、本発明の実施形態による会議サービス提供サーバを示すブロック図である。
【0040】
図2を参照すれば、本発明の第1実施形態による会議サービス提供サーバ100は、制御部110、通信部120及び保存部130を含んでもよい。
【0041】
制御部110は、第1ユーザの端末機から、第2ユーザ及び第3ユーザを構成員にする会議ルームを生成するリクエストを受けて、会議ルームを生成し、構成員の端末機に招待メッセージを送信することができる。制御部110は、会議ルームを介して、第1ユーザないし第3ユーザの間の会議を可能にし、各会議ルームに含まれた構成員の数、プロフィール情報などを代表イメージとして生成して提供することができる。その代表イメージによって、会議サービス提供サーバ100は、会議ルームに含まれた構成員に係わる情報が一目で分かるようにする。
【0042】
制御部110は、第1ユーザないし第3ユーザの端末機から受信したそれぞれの音が所定の条件を満たす場合、それぞれの音を併合し、音声ファイルに生成することができる。制御部110は、音データから認識対象になる区間を求め、前記認識対象になる区間に含まれたノイズ成分を除去し、前記ノイズ成分を除去した音データのみを含む音声ファイルを生成することができる。制御部110は、認識対象になる区間を除いた区間の音データを除去し、音声ファイルを生成することができる。それを介して、会議サービス提供サーバ100は、会議と無関係なノイズを除去し、会議に係わる音声データだけが提供されるようにする。
【0043】
制御部110は、前記音声ファイルを各構成員の端末機に送信するように制御することができる。制御部110は、会議ルームで対話をしている対話者を区分して表示することができる。それを介して、会議サービス提供サーバ100は、複数の対話者が存在する場合、対話者の情報を別途に表記することにより、会議に積極的に参加している対話者が知ることができるようにする。
【0044】
通信部120は、会議サービス提供装置200と、会議サービス提供サーバ100との通信を可能にする1以上の構成要素を含んでもよい。例えば、通信部120は、近距離通信部、移動通信部を含んでもよい。近距離通信部(short-range wireless communication unit)は、ブルートゥース(Bluetooth)通信部、BLE(Bluetooth low energy)通信部、近距離無線通信部(near field communication unit)、WLAN(Wi−Fi)通信部、ジグビー(ZigBee)通信部、赤外線(IrDA:infrared data association)通信部、WFD(Wi−Fi direct)通信部、UWB(ultra wideband)通信部、Ant+通信部などを含んでもよいが、それらに限定されるものではない。移動通信部は、移動通信網上で、基地局、外部の端末、サーバのうち少なくとも一つと無線信号を送受信する。ここで、無線信号は、音声コール信号、画像通話コール信号、または文字/マルチメディアメッセージ送受信による多様な形態のデータを含んでもよい。
【0045】
通信部120を介して、会議サービス提供サーバ100は、会議サービス提供装置200からユーザのプロフィール情報だけでなく、会議ルームに含まれた構成員と共有したいデータ、例えば、ユーザの入力された音情報、写真、リンク、動画を受信し受信する。
【0046】
保存部130は、会議サービス提供サーバ100に登録されたユーザ情報、ユーザ間の1以上の会議ルーム情報などを保存することができる。
【0047】
図3は、制御部110の構成について具体的に説明する図面である。
【0048】
図3を参照すれば、制御部110は、リクエスト受信部111、会議ルーム制御部112、ファイル受信部113、状態制御部114、表示制御部115を含んでもよい。
【0049】
リクエスト受信部111は、3以上のユーザを構成員にし、会議ルームを生成するリクエストを前記構成員のうち第1ユーザの端末機から受信し受信する。ここで、説明の便宜のために、前記会議ルームの構成員は、第1ユーザないし第3ユーザとする。
【0050】
会議ルーム制御部112は、前記会議ルームを生成するリクエストを受けて、会議ルームを生成し、会議ルームに相応する会議データを生成することができる。ここで、会議データは、前記会議ルームに係わる情報をいい、前記会議ルームに含まれた構成員に係わる情報、会議ルームに係わる情報を含んで構成され、例えば、会議ルームに含まれた構成員の数、構成員の入室時間及び退室時間の情報、会議開始時間、終了時間情報などを含んでもよい。
【0051】
また、会議ルーム制御部112は、会議ルームを示す代表イメージを生成することができるが、ここで、代表イメージは、前記会議ルームに含まれた構成員の数に分割され、分割された各領域に、各構成員のプロフィール情報が表示されるように生成されてもよい。代表イメージは、三角形、四角形のようなn角形、またはコーナーのない閉曲線からなる円形などに表示されるが、それらに限定されるものではない。例えば、3人の構成員を含む第1会議ルームの代表イメージは、3等分に分割され、各領域に各構成員のプロフィール情報を含んで構成され、5人の構成員を含む第2会議ルームの代表イメージは、5等分に分割され、各領域に各構成員のプロフィール情報を含んで構成されてもよい。会議ルーム制御部112は、会議ルームを去る構成員のプロフィール情報を、前記会議ルームを示す代表イメージから除去して表示することができる。
【0052】
会議ルーム制御部112は、ファイル受信部113を介して受信したデータまたはファイルを併合し、前記会議ルームを介して共有されるようにし、併合された最終音声ファイルなどを、各構成員の端末機に送信するように制御することができる。会議ルーム制御部112は、併合された最終音声ファイルを、各会議ルームと連結させて保存するように制御することができる。
【0053】
ファイル受信部113は、前記会議ルームを介して共有する音データ、または前記音データを含む音声ファイルの形態で受信し受信する。ファイル受信部113は、前記会議ルームに含まれた構成員のプロフィール情報を受信し受信する。ここで、プロフィール情報は各構成員が自分を表現するためにアップロードする情報であり、イメージ、写真、動画、音声、テキストのうち少なくとも一つを含んで構成されてもよい。
【0054】
また、ファイル受信部113は、前記会議ルームを介して共有するイメージデータ、動画データ、テキストデータ、リンクデータを受信し、ファイル受信部113は、ファイル形態に限定されず、多種のデータを受信し受信する。このとき、ファイル受信部113は、受信したファイルまたはデータが所定の条件を満たすか否かということを判断し、所定の条件を満たす場合にのみ、前記ファイルまたはデータが会議ルームを介して共有される。例えば、既設定の臨界ボリューム以上の大きさを有するか、あるいは言語的に意味を有する音データまたは音声ファイルが受信した場合にのみ、前記音データまたは音声ファイルが会議ルームを介して共有される。
【0055】
状態制御部114は、前記会議ルームに含まれた構成員の状態を管理することができる。ここで、構成員の状態は、各構成員の会議ルームでの行動状態を表示するものであり、例えば、入室、退室、未参加、対話中、他の業務中のうち一つである。状態制御部114は、前記会議ルームに含まれた構成員のうち全部または一部のユーザから入力された音声ファイルを受信した場合、ユーザの状態が対話中に表示されるように制御することができる。状態制御部114は、前記会議ルームに含まれた構成員の全部または一部のうち、前記会議ルームに入室していないユーザの状態が未参加と表示されるように制御し、参加したユーザと未参加ユーザとの情報が区分されて表示されるように制御することができる。状態制御部114は、前記会議ルームに含まれた構成員の全部または一部のうち、前記会議ルームを活性化しないユーザの状態が、他の業務に表示されるように制御することができる。
【0056】
表示制御部115は、ユーザの端末機に提供される会議リスト画面、会議進行画面を生成し、各ユーザの端末機が、前記会議リスト画面、会議進行画面などが表示されるように制御することができる。会議リスト画面は、各ユーザを構成員にする1以上の会議ルームに係わる情報を提供する画面であり、進行中である会議、終了した会議、削除された会議などの情報を含んで構成されてもよい。ここで、削除された会議は、それ以上進行される可能性がない会議を意味する。会議進行画面は、現在進行している会議ルームに係わる画面であり、前記会議ルームに含まれた構成員情報、前記会議ルームに係わる情報を含んで提供される。例えば、会議進行画面は、前記会議ルームに含まれた構成員の数、構成員のプロフィール情報、構成員の状態、構成員の入室時間・退室時間、及び会議開始時間・会議終了時間のような情報を含んでもよい。
【0057】
他の実施形態において、リクエスト受信部111は、前記第1ユーザないし第3ユーザのうち一人から、他の一人の退室をリクエストする信号を受信することができる。前記退室をリクエストする信号を受けて、会議ルーム制御部112は、退室をリクエストする信号に含まれたユーザを前記会議ルームを去るように制御することができる。
【0058】
他の実施形態において、リクエスト受信部111は、未参加状態のユーザの端末機に、会議招待メッセージを再発送するリクエストを受信することができる。前記会議招待メッセージ再発送リクエストを受けて、会議ルーム制御部112は、未参加状態のユーザの端末機に、会議招待メッセージを再発送する。
【0059】
他の実施形態において、会議ルーム制御部112は、会議ルームに対する招待メッセージを受けて、会議ルームに入室したユーザの端末機に、会議ルームに係わる会議状態画面を先に提供することができる。ここで、会議状態画面は、会議ルームの状態を表示する画面であり、会議ルームに含まれた構成員情報、または会議ルームに入室した構成員情報を含んでもよい。
【0060】
他の実施形態において、会議ルーム制御部112は、会議ルームを生成するユーザ、または会議招待メッセージを受信して会議ルームに入室するユーザに、会議で使用するユーザID(identification)、及び会議構成員に公開するプロフィール情報が入力されるように制御することができる。ここで、プロフィール情報は、ユーザのプロフィール情報であり、イメージ、テキストまたは動画のうち一つを含んでもよい。
【0061】
図4は、本発明の実施形態による会議サービス提供方法について説明するフローチャートである。
【0062】
図4を参照すれば、本発明の第1実施形態による会議サービス提供方法は、会議ルーム生成リクエスト受信ステップ(S110)、会議ルーム生成ステップ(S120)、音声ファイル及び対話者情報受信ステップ(S130)、会議データ生成ステップ(S140)、会議ルームに含まれる構成員のうち全部または一部を対話者として設定するステップ(S150)を含んでもよい。
【0063】
S110において、会議サービス提供サーバ100は、第1ユーザの端末機から、複数のユーザを構成員にする会議ルームを生成するリクエストを受信し受信する。
【0064】
S120において、会議サービス提供サーバ100は、前記会議ルーム生成リクエストを受けて、会議ルームを生成する。S120において、会議サービス提供サーバ100は、前記会議ルーム生成と共に、前記構成員の端末機に会議招待メッセージを送信することができる。前記会議招待メッセージは、会議ルームについての説明、会議ルームに含まれた構成員に係わる情報、会議ルームに入室する方法、会議ルームに対するリンクを含んでもよい。
【0065】
S130において、会議サービス提供サーバ100は、会議ルームに含まれた構成員の端末機から、音データ、音声ファイルなどを受信し、各構成員のプロフィール情報も受信し受信する。また、会議サービス提供サーバ100は、会議ルームに含まれた構成員の状態情報をさらに受信し受信する。ここで、状態情報については説明したので、詳細な説明を省略する。
【0066】
S140において、会議サービス提供サーバ100は、前記受信した音声ファイルを併合して最終音声ファイルを生成し、前記最終音声ファイル、プロフィール情報、対話者情報を含み、会議データを生成することができる。
【0067】
S150において、会議サービス提供サーバ100は、前記音データまたは前記音声ファイルの生成者を対話者として設定することができる。
【0068】
図5は、本発明の他の実施形態による会議サービス提供装置を示す図面である。
【0069】
図5を参照すれば、本発明の第2実施形態による会議サービス提供装置200は、制御部210、通信部220、表示部230、入力部240、保存部250、音響出力部260を含んでもよい。
【0070】
制御部210は、一般的に、会議サービス提供装置200の全般的な動作を制御する。例えば、制御部210は、保存部250に保存されたプログラムを実行することにより、通信部220、表示部230、入力部240、音響出力部260などを全般的に制御することができる。
【0071】
制御部210は、第1ユーザから入力された会議ルーム生成リクエストを受けて、会議ルームを生成し、前記会議ルーム生成リクエストに含まれた1以上の構成員に、会議招待メッセージを送信する。
【0072】
制御部210は、第1ユーザから入力された音が、臨界ボリューム以上であるか否かということを判断し、臨界ボリューム以上の音を音声ファイルに変換し、前記音声ファイルを、前記会議ルームに含まれた構成員の端末機に送信することができる。それを介して、会議サービス提供装置200は、入力されたノイズを除去し、会議に係わる言葉を共有する。
【0073】
制御部210は、前記会議ルームに含まれた構成員の端末機を介して入力された音データまたは音声ファイルを受信し受信して出力することができる。受信し受信した音声ファイルを介して、制御部210は、対話中のユーザと、対話中ではないユーザとを区分して表示する。それを介して、会議サービス提供装置200は、会議ルームを介して共有された音声ファイルを出力する同時に、構成員のうち対話者に係わる情報も提供することができる。
【0074】
制御部210は、入力部240を介して入力された退室リクエストを受けて、退室リクエストに含まれた第2ユーザを、前記会議ルームから退室させることができ、未参加ユーザに招待メッセージを再発送するリクエストを受けて、未参加ユーザのうち全部または一部に、前記会議ルームに招待するメッセージを再発送することができる。また、制御部210は、ユーザから入力された会議退室リクエストを受けて、前記ユーザを、前記会議ルームから退室させることができる。
【0075】
制御部210は、会議ルームに含まれた構成員に係わる情報、及び会議ルームに係わる情報を受信し受信して表示することができる。特に、制御部210は、会議ルームに含まれた構成員に係わる情報が一目で分かるようにする代表イメージを生成して提供することができる。
【0076】
制御部210は、会議ルームに係わる活性状態によって、入力及び出力が異なるように制御される。例えば、ユーザは、会議ルームを非活性状態に設定することができ、会議ルームが非活性状態である間には、臨界ボリューム以上の音がユーザから入力されても、前記音が会議ルームを介して共有されず、他の構成員からの音声ファイルも出力されない。それにより、会議サービス提供装置は、ユーザに係わる会議ルームを維持しながら、前記ユーザが異なる業務(電話通話、動画再生など)を行うようにすることができる。
【0077】
通信部220は、会議サービス提供装置200間の通信を可能にする1以上の構成要素を含んでもよい。例えば、通信部220は、近距離通信部、移動通信部を含んでもよい。近距離通信部は、ブルートゥース(Bluetooth)通信部、BLE(Bluetooth Low Energy)通信部、近距離無線通信部、WLAN(Wi−Fi)通信部、ジグビー(ZigBee)通信部、赤外線(IrDA)通信部、WFD通信部、UWB通信部、Ant+通信部などを含んでもよいが、それらに限定されるものではない。移動通信部は、移動通信網上において、基地局、外部の端末、サーバのうち少なくとも一つと無線信号を送受信する。ここで、無線信号は、音声コール信号、画像通話コール信号、または文字/マルチメディアメッセージ送受信による多様な形態のデータを含んでもよい。通信部220は、会議サービス提供装置200及び会議サービス提供サーバ100と通信し、会議ルームを介して共有する音声ファイル、その他ファイルを取得することができ、会議ルームに係わるデータを取得することができる。通信部220は、会議サービス提供サーバ100から、会議サービス及び会議サービスに係わる画面表示のためのアプリケーションを取得することもできる。
【0078】
表示部230は、会議サービス関連画面及びユーザインターフェースを表示することができる。表示部230は、入力部240を介して入力されたユーザイベントによって、画面が表示することができる。一方、表示部230とタッチパッドとがレイヤ構造をなしてタッチスクリーンとして構成される場合、表示部230は、出力装置以外に、入力装置としても使用される。表示部230は、液晶ディスプレイ(liquid crystal display)、薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ(thin film transistor-liquid crystal display)、有機発光ダイオード(organic light-emitting diode)、フレキシブルディスプレイ(flexible display)、三次元ディスプレイ(3D display)、電気泳動ディスプレイ(electrophoretic display)のうち少なくとも一つを含んでもよい。
【0079】
入力部240は、ユーザが、会議サービス提供装置を制御するためのイベントまたはデータを入力する手段を意味する。例えば、入力部240には、キーパッド(key pad)、ドームスイッチ(dome switch)、タッチパッド(接触式静電容量方式、圧力式抵抗膜方式、赤外線感知方式、表面超音波伝導方式、積分式張力測定方式、ピエゾ効果方式など)、ジョグホイール、ジョグスイッチなどがあるが、それらに限定されるものではない。
【0080】
入力部240は、会議サービスに係わるユーザインターフェースを介して、会議ルームを生成するリクエスト、構成員のうち一部を退室させるリクエスト、未参加ユーザの端末機に会議招待メッセージを再発送するリクエストなどを取得することができる。入力部240は、会議ルームを活性化/非活性化させる命令が入力されたり、会議ルームを退室させる命令が入力されたりする。
【0081】
保存部250は、通信部220を介して取得された会議データ、及び会議ルームに含まれた構成員に係わるデータを保存することができる。
【0082】
音響出力部260は、通信部220を介して取得された音声ファイルが出力させる。また、音響出力部260は、会議サービス提供装置200で遂行される機能に係わる音響信号を出力する。かような音響出力部260には、スピーカ(speaker)、ブザー(buzzer)、振動モータなどが含まれる。振動モータは、振動信号を出力することができる。例えば、振動モータは、オーディオデータまたはイメージデータの出力に対応する振動信号を出力することができる。また、振動モータは、タッチスクリーンにタッチが入力される場合に振動信号を出力することもできる。
【0083】
図6は、制御部210の構成を示す図面である。
【0084】
図6を参照すれば、制御部210は、入力制御部211、会議ルーム制御部212、ファイル受信部213、状態制御部214、表示制御部215を含んでもよい。
【0085】
入力制御部211は、第1ユーザから、第2ユーザ及び第3ユーザを構成員にする会議ルームを生成するリクエストが入力される。また、入力制御部211は、第1ユーザから、会議ルームを介して共有する音(サウンド)などが入力される。また、入力制御部211は、第1ユーザから、第4ユーザ及び第5ユーザを構成員にする前記会議ルームと異なる第2会議ルームを生成するリクエストをさらに入力される。
【0086】
会議ルーム制御部212は、前記会議ルームを生成するリクエストを受けて、会議ルームを生成し、会議ルームに相応する会議データを生成することができる。ここで、会議データは、前記会議ルームに係わる情報をいい、前記会議ルームに含まれた構成員に係わる情報、会議ルームに係わる情報を含んで構成され、例えば、会議ルームに含まれた構成員の数、構成員の入室時間及び退室時間の情報、会議開始時間、終了時間情報などを含んでもよい。
【0087】
また、会議ルーム制御部212は、会議ルームを示す代表イメージを生成することができるが、ここで、代表イメージは、前記会議ルームに含まれた構成員の数に分割され、分割された各領域に各構成員のプロフィール情報が表示されるように生成される。代表イメージについては前述のとおりであり、詳細な説明を省略する。
【0088】
また、会議ルーム制御部212は、ファイル受信部213を介して受信し受信した音声ファイルを併合し、1つの最終音声ファイルを生成することができる。このとき、会議ルーム制御部212は、受信し受信した音声ファイルが所定の条件を満たすか否かということを判断し、判断結果、所定の条件を満たす音声ファイルを、最終音声ファイルに併合することができる。例えば、会議ルーム制御部212は、既設定の臨界ボリューム以上の音声ファイルを、最終音声ファイルに併合することができる。会議ルーム制御部212は、最終音声ファイルが構成員の端末機に送信されるか、あるいは第1ユーザの端末機に出力されるようにする。
【0089】
会議ルーム制御部212は、前記第2会議ルーム生成リクエストを受けて、第4ユーザ及び第5ユーザを構成員にする第2会議ルームを生成することができる。前記第2会議ルームは、前記会議ルームと区別するために、「第2」をさらに付けた会議ルームであり、構成員が異なるだけであり、第2会議ルームの動作は、会議ルームと同一方式であるが、区別されるように進行される。
【0090】
ファイル受信部213は、前記会議ルームに含まれた1以上の構成員の端末機から、共有する音声などの音データを音声ファイルの形態で受信し受信する。ファイル受信部213は、前記構成員の端末機から、構成員のプロフィール情報を受信し受信する。プロフィール情報については説明したので、詳細な説明を省略する。
【0091】
また、ファイル受信部213は、前記会議ルームを介して共有するイメージデータ、動画データ、テキストデータ、リンクデータを、前記会議ルームに含まれた1以上の構成員の端末機から受信し受信し、ファイル受信部213は、ファイル形態に限定されず、多種のデータを受信し受信する。
【0092】
また、ファイル受信部213は、各構成員の状態情報を受信し受信する。ここで、構成員の状態情報は、各構成員の状態を含む情報であり、ここで、構成員の状態は、各構成員の会議ルームでの行動状態を表示するものであり、例えば、入室、退室、未参加、対話中、他の業務中のうち一つである。
【0093】
状態制御部214は、前記ファイル受信部213を介して受信し受信した前記会議ルームに含まれた構成員の状態を管理することができる。状態制御部114は、前記会議ルームに含まれた構成員のうち全部または一部のユーザから入力された音声ファイルを受信し受信した場合、ユーザの状態が対話中に表示されるように制御することができる。状態制御部214は、前記会議ルームに含まれた構成員の全部または一部のうち、前記会議ルームに入室していないユーザの状態が未参加に表示されるように制御し、参加したユーザと、未参加ユーザとの情報が区分されて表示されるように制御することができる。状態制御部214は、前記会議ルームに含まれた構成員の全部または一部のうち、前記会議ルームを活性化しないユーザの状態が、異なる業務に表示されるように制御することができる。
【0094】
会議サービス提供装置200は、状態制御部214を介して、第1ユーザが含まれた1以上の会議ルームを、それぞれ個別に管理することができる。例えば、第2ユーザ及び第3ユーザを含む第1会議ルーム、及び第4ユーザ及び第5ユーザを含む第2会議ルームをいずれも活性化させるか、あるいは前記第1会議ルーム及び第2会議ルームのうち一つを活性化させるか、あるいは2個の会議ルームいずれもを非活性化させることができる。会議ルームの状態を考慮し、会議サービス提供装置200の会議ルーム制御部212は、入力された音を活性化された会議ルームのみに伝達し、活性化された会議ルームを介して共有された音のみを出力する。それを介して、会議サービス提供装置200は、ユーザをして複数の会議を同時に進めさせる。
【0095】
表示制御部215は、ユーザの端末機に提供される会議リスト画面、会議進行画面を生成し、各ユーザの端末機が、前記会議リスト画面、会議進行画面などが表示されるように制御することができる。ここで、会議リスト画面及び会議進行画面などについては説明したので、詳細な説明を省略する。
【0096】
他の実施形態において、入力制御部211は、前記第2ユーザ及び第3ユーザのうち一人から、他の一人の退室をリクエストする信号が入力される。前記退室をリクエストする信号を受けて、会議ルーム制御部212は、退室をリクエストする信号に含まれたユーザを、前記会議ルームから退室させることができる。
【0097】
他の実施形態において、入力制御部211は、未参加状態のユーザの端末機に、会議招待メッセージを再発送するリクエストが入力される。前記会議招待メッセージ再発送リクエストを受けて、会議ルーム制御部212は、未参加状態のユーザの端末機に、会議招待メッセージを再発送する。
【0098】
他の実施形態において、会議ルーム制御部212は、会議ルームに対する招待メッセージを受けて、会議ルームに入室した前記第2ユーザ及び第3ユーザのうち1つの端末機に、会議ルームに係わる会議状態画面を先に提供することができる。ここで、会議状態画面は、会議ルームの状態を表示する画面であり、会議ルームに含まれた構成員情報、または会議ルームに入室した構成員情報を含んでもよい。
【0099】
他の実施形態において、会議ルーム制御部212は、会議ルームを生成するユーザ、または会議招待メッセージを受信して会議ルームに入室するユーザに、ユーザID及びプロフィール情報が入力されるように制御することができる。ここで、プロフィール情報は、ユーザのプロフィール情報であり、イメージ、テキストまたは動画のうち一つを含んでもよい。
【0100】
図7は、本発明の他の実施形態による会議サービス提供方法を示すフローチャートである。
【0101】
図7を参照すれば、会議サービス提供方法は、会議ルーム生成リクエスト入力ステップ(S210)、会議進行画面生成ステップ(S220)、情報受信ステップ(S230)、ファイル併合ステップ(S240)、出力ステップ(S250)、表示ステップ(S260)を含んでもよい。
【0102】
S210において、会議サービス提供装置200は、第1ユーザから2以上のユーザを構成員にする会議ルームを生成するリクエストが入力される。
【0103】
S220において、会議サービス提供装置200は、前記会議ルーム生成リクエストを受けて、前記会議ルームを生成する。S220において、会議サービス提供装置200は、前記会議ルーム生成リクエストを受けて、前記構成員の端末機に、前記会議ルームに招待するメッセージを送信することができる。
【0104】
S230において、会議サービス提供装置200は、会議ルームの状態が活性化状態である間、前記第1ユーザから、臨界ボリューム以上の大きさを有する音を含む第1音声ファイルが入力され、前記第2ユーザ及び第3ユーザの端末機のうち少なくとも一つから、臨界ボリューム以上の大きさを有する音を含む第2音声ファイル、及び対話者の情報を受信する。ここで、対話者の情報は、前記音を生成したユーザに係わる情報を言う。
【0105】
S240において、会議サービス提供装置200は、前記第1音声ファイル及び第2音声ファイルを併合し、最終音声ファイルを生成する。また、会議サービス提供装置200は、前記最終音声ファイル、及び対話者の情報を併合し、会議データを生成する。
【0106】
S250において、会議サービス提供装置200は、前記会議データを基に、前記構成員のうち全部または一部を対話者として設定する。S260において、会議サービス提供装置200は、前記対話者を表示する会議進行画面を生成して提供する。
【0107】
図8及び
図9は、本発明の実施形態による会議サービス提供方法を示すフローチャートである。
【0108】
図8を参照すれば、会議サービス提供方法は、招待メッセージ送信ステップ(S310)、リンク連結受信ステップ(S320)、登録されたユーザであるか否かということ判断ステップ(S330)、プロフィール写真及びID受信ステップ(S332)、会議ルーム入室受信ステップ(S331)を含んでもよい。
【0109】
S310においては、会議サービス提供サーバ100は、会議ルームに含まれた構成員のうち第1ユーザに、前記会議ルームに対する招待メッセージを送信する。S320においては、会議サービス提供サーバ100は、第1ユーザから、招待メッセージに含まれた会議ルームに対するリンク選択信号を受信する。S330においては、会議サービス提供サーバ100は、第1ユーザが、会議サービス提供DB(database)に登録されたユーザであるか否かということを確認する。第1ユーザが登録されたユーザである場合、第1ユーザが会議ルームに入室するように制御する(S331)。もし第1ユーザが登録されたユーザではない場合、第1ユーザのプロフィール写真及びIDが入力されるように制御する。
【0110】
ここで、会議サービスは、特定の会議サービス提供サーバに登録されるか、あるいは会議サービス提供アプリケーションが搭載された装置を介して利用可能であるが、
図8の実施形態を介して、会議サービス提供サーバに事前に会員加入を行うか、あるいは登録されたユーザではないとしても、自分のID及びプロフィール写真を登録すれば、本発明の実施形態による会議サービス提供サーバ100が提供するサービスを利用することができる。ここで、ユーザが入力したID及びプロフィールは、ユーザの端末機に係わる識別情報(例えば、ユーザの端末機の物理的アドレス(MAC(media access control) address)、IP(internet protocol)アドレスなど)とマッチングされて保存されて管理される。すなわち、第1ユーザが入力したプロフィール及びID情報は、会議サービス利用以降にも継続的に管理され、第1ユーザが会議ルームを生成するか、あるいは会議ルームに招待されて他の会議ルームに入室する場合にも使用される。
【0111】
図9を参照すれば、会議サービス提供方法においてS320ステップは、会議状態画面表示ステップ(S321)、会議ルーム入室信号受信ステップ(S322)、会議ルーム入室ステップ(S323)を含む。
【0112】
S321においては、会議サービス提供サーバ100は、招待メッセージを受信した第1ユーザ端末機からの会議ルームに対する連結信号を受けて、会議ルームに係わる状態を表示する会議状態画面を提供する。S322においては、会議サービス提供サーバ100は、第1ユーザ端末機からの会議ルーム入室信号を受信するか否かということを判断する。第1ユーザ端末機から、会議ルーム入室信号を受信した場合、会議サービス提供サーバ100は、第1ユーザ端末機に会議ルーム進行画面を提供する。もしそうではない場合には、会議サービス提供サーバ100は、第1ユーザ端末機に、会議状態画面を提供するか、あるいは第1ユーザ端末機が会議サービスを終了するように制御する。
【0113】
図10は、本発明の実施形態による、会議サービス提供装置及びサーバが提供する会議リスト画面の一例である。
【0114】
会議サービス提供装置及びサーバは、1人のユーザを構成員にする1以上の会議情報を含む会議リスト画面800を表示することができる。前記会議リスト画面800は、進行中の第1会議ルームに係わる情報801、終了した会議に係わる情報802,803,804を含み、会議ルーム追加ボタン805をさらに含んでもよい。終了した第2会議802は、構成員を3人含んでいるので、3に分割されたイメージを代表イメージとして表示することができる。終了した第3会議803は、構成員を4人含んでいるので、4に分割されたイメージを代表イメージとして表示することができる。各領域は、構成員のプロフィール情報を含んでもよい。
【0115】
図11は、本発明の実施形態による、会議サービス提供装置及びサーバが提供する会議進行画面の一例である。
【0116】
会議進行画面900は、構成員の情報を、
図10のように個別のアイコンで表示することができる。会議ルームに含まれた構成員のうち対話をしているユーザを区分するために、対話者のアイコンを対話アイコン901で表示することができる。また、現在対話中のユーザの情報、すなわち、対話者の情報を上端に別途に表示する(902)。会議進行画面900は、下端に、会議進行時間903、会議非活性ボタン904、スピーカモード905を含んでもよい。
【0117】
図12(a)及び(b)は、本発明の実施形態による、会議サービス提供装置及びサーバが提供する会議招待メッセージの再発送過程に係わる画面である。
【0118】
会議サービス提供装置及びサーバは、会議ルームに含まれた構成員のうち1人Kibum Kimに対して、会議招待メッセージの再発送を提供することができる(1000)。会議サービス提供装置及びサーバは、会議招待メッセージに含まれるメッセージを修正する機能を提供しもする。会議サービス提供装置及びサーバは、会議招待メッセージを直接入力して送信しもする(1001)。
【0119】
図13(a),(b),(c)及び(d)は、本発明の実施形態による会議サービス提供装置が提供する退室リクエスト過程に係わる画面である。
【0120】
会議サービス提供装置は、会議進行画面1100に含まれた構成員のリストのうち1人を選択して退室命令が入力されるようにする。会議サービス提供装置は、構成員選択イベント1101を受けて、会議ルーム編集メニューを提供するポップアップ窓を表示することができる。前記ポップアップ窓において、ユーザが会議ルーム編集メニューを選択すれば、会議サービス提供装置は、構成員の全部または一部を退室させることができる選択画面1103を提供する。会議サービス提供装置は、ユーザの選択イベント1104を受けて、構成員である「お前はだれだ」を退室させるポップアップ窓を表示することができる(1105)。
図13に図示されているように、会議ルームに含まれただれでも、構成員のうち全部または一部を前記会議ルームから退室させることができる。
【0121】
以上で説明した本発明による実施形態は、コンピュータ上で多様な構成要素を介して実行されるコンピュータプログラムの形態によって具現され、かようなコンピュータプログラムは、コンピュータ可読媒体に記録される。このとき、該媒体は、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク及び磁気テープのような磁気媒体;CD(compact disc)−ROM(read only memory)及びDVD(digital versatile disc)のような光記録媒体;フロプティカルディスク(floptical disk)のような磁気・光媒体(magneto-optical medium);及びROM、RAM(random access memory)、フラッシュメモリのような、プログラム命令語を保存して実行するように特別に構成されたハードウェア装置;を含んでもよい。さらに、該媒体は、ネットワーク上で送信可能な形態によって具現される無形の媒体を含み、例えば、ソフトウェア形態またはアプリケーション形態に具現され、ネットワークを介して送信及び流通が可能な形態の媒体でもある。
【0122】
一方、前記コンピュータプログラムは、本発明のために特別に設計されて構成されたものでもあり、コンピュータソフトウェア分野の当業者に公知されて使用可能なものでもある。コンピュータプログラムの例としては、コンパイラによって作われるような機械語コードだけではなく、インタープリタなどを使用して、コンピュータによって実行される高級言語コードも含まれる。
【0123】
本発明で説明する特定実行は、一実施形態であり、いかなる方法によっても、本発明の範囲を限定するものではない。明細書の簡潔さのために、従来の電子的な構成、制御システム、ソフトウェア、前記システムの他の機能的な側面の記載は省略される。また、図面に図示された構成要素間の線の連結または連結部材は、機能的な連結、及び/または物理的または回路的な連結を例示的に示したものであり、実際の装置では、代替可能であったり追加されたりする多様な機能的な連結、物理的な連結または回路連結として示される。また、「必須な」、「重要に」というように、具体的な言及がなければ、本発明の適用のために、必ずしも必要な構成要素ではないこともある。
【0124】
本発明の明細書(特に、特許請求の範囲)において、「前記」の用語、及びそれと類似した指示用語の使用は、単数及び複数のいずれもに該当する。また、本発明において、範囲(range)を記載した場合、前記範囲に属する個別的な値を適用した発明を含むものであり(それに反する記載がなければ)、発明の詳細な説明に、前記範囲を構成する各個別的な値を記載した通りである。最後に、本発明による方法を構成するステップについて明白に順序を記載したり、それに反したりする記載がなければ、前記ステップは、適する順序で実行されるのである。必ずしも前記ステップの記載順序によって、本発明が限定されるものではない。本発明において、全ての例または例示的な用語(例えば、など)の使用は、単に本発明について詳細に説明するためのものであり、特許請求の範囲によって限定されない以上、前記例または例示的な用語によって、本発明の範囲が限定されるものではない。また、当業者は、多様な修正、組み合わせ及び変更が付加された特許請求の範囲またはその均等物の範疇内で、設計条件及びファクタによって構成されるということが分かるであろう。