特許第6941377号(P6941377)IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 株式会社岩崎電機製作所の特許一覧

<>
  • 特許6941377-導通検査装置 図000002
  • 特許6941377-導通検査装置 図000003
  • 特許6941377-導通検査装置 図000004
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】6941377
(24)【登録日】2021年9月8日
(45)【発行日】2021年9月29日
(54)【発明の名称】導通検査装置
(51)【国際特許分類】
   G01R 19/155 20060101AFI20210916BHJP
   G01R 19/00 20060101ALI20210916BHJP
   G01R 31/54 20200101ALI20210916BHJP
【FI】
   G01R19/155
   G01R19/00 B
   G01R31/54
【請求項の数】5
【全頁数】9
(21)【出願番号】特願2019-69677(P2019-69677)
(22)【出願日】2019年4月1日
(65)【公開番号】特開2020-169823(P2020-169823A)
(43)【公開日】2020年10月15日
【審査請求日】2020年1月6日
(73)【特許権者】
【識別番号】594018832
【氏名又は名称】株式会社岩崎電機製作所
(74)【代理人】
【識別番号】100087653
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 正二
(74)【代理人】
【識別番号】100142376
【弁理士】
【氏名又は名称】吉村 哲郎
(72)【発明者】
【氏名】吉住 公男
【審査官】 青木 洋平
(56)【参考文献】
【文献】 特開昭57−182184(JP,A)
【文献】 特開平10−206471(JP,A)
【文献】 実開昭60−007076(JP,U)
【文献】 特開平11−094893(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G01R 19/145−19/155
G01R 31/54
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
一方の電極と、
他方の電極と、
前記一方の電極および前記他方の電極に接続され、前記一方の電極と前記他方の電極との間が導通していることを検出する導通検出回路とを備える導通検査装置であって、
前記導通検出回路が、
前記一方の電極に接続され、前記一方の電極と前記他方の電極との間が導通すると前記一方の電極を介して前記他方の電極に接続される抵抗器と、
電力が供給されると前記一方の電極と前記他方の電極との間が導通していることを示す所定の動作を開始する動作部と、
前記抵抗器に電力が供給されている間に前記抵抗器にかかる電圧の大きさの絶対値がゼロよりも大きい所定の大きさ以上となると前記動作部に前記電力を供給する供給部とを有しており、
前記供給部が、ゲートとソースとドレインとを有し、前記一方の電極に前記抵抗器と並列に前記ゲートが接続され、前記ソースおよび前記ドレインの一方に前記抵抗器が接続される電界効果トランジスタを有しており、
前記動作部が、前記電界効果トランジスタのうち前記ソースおよび前記ドレインの他方に接続され、
前記他方の電極が、前記電界効果トランジスタを介さずに前記動作部に接続されることを特徴とする導通検査装置。
【請求項2】
前記抵抗器の抵抗値が5500オーム以上であることを特徴とする請求項1に記載の導通検査装置。
【請求項3】
前記一方の電極が、
板状部と、
前記板状部の少なくとも一端がヒトの指先から突出するように前記板状部を前記ヒトの手に固定するための固定部とを有していることを特徴とする請求項2に記載の導通検査装置。
【請求項4】
前記板状部のうち前記一端に連なる部分は、前記一端が前記ヒトの指先から突出するように固定される際の前記一端の突出方向に対し直交する方向において凹部を形成するように反っており、
前記固定部が、前記一端が前記ヒトの指先から突出すると共に、前記板状部のうち前記一端に連なる部分が形成する前記凹部が前記ヒトの指先に接するように、前記板状部を前記ヒトの手に固定することを特徴とする請求項3に記載の導通検査装置。
【請求項5】
前記電界効果トランジスタがMOSFETであることを特徴とする請求項1に記載の導通検査装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、導通検査装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1は回路試験装置を開示する。特許文献1に開示された回路試験装置は、万年筆型の器体内に電圧検出回路とブザーと駆動用の電池とを内蔵する。電圧検出回路の一方の検知入力端子は器体の先端部より突出せる接触端子に接続される。他方の検知入力端子は器体外面の把持部に装着された人体通電用の電極板に接続される。この電極板と接触端子との間には所定の直流電圧が印加される。特許文献1に開示された回路試験装置によると、電極用のコードを引き回すことなく、手軽に導通試験や電圧検出試験を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開昭57−182184号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示された回路試験装置には、その実施のために必要な部品にかなりの制約を受けるという問題点がある。その結果、特許文献1に開示された回路試験装置は実施が事実上不可能となる。そのような制約を受ける理由は、電圧検出回路が有するトランジスタに求められる性能にある。そのトランジスタに求められる性能は、人体を経由して流れる極めて小さな電流によって動作できるというものである。
【0005】
本発明は、このような問題を解消するものである。その目的は、部品の制約が少ない導通検査装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
図面に基づいて本発明の導通検査装置が説明される。なお、この欄で図中の符号を使用したのは、発明の内容の理解を助けるためであって、内容を図示した範囲に限定する意図ではない。
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のある局面に従うと、導通検査装置20は、一方の電極30と、他方の電極32と、導通検出回路36とを備える。導通検出回路36は、一方の電極30および他方の電極32に接続される。導通検出回路36は、一方の電極30と他方の電極32との間が導通していることを検出する。導通検出回路36が、抵抗器70と、動作部72と、供給部74とを有している。抵抗器70は、一方の電極30に接続される。抵抗器70は、一方の電極30と他方の電極32との間が導通すると一方の電極30を介して他方の電極32に接続される。動作部72は、電力が供給されると一方の電極と他方の電極との間が導通していることを示す所定の動作を開始する。供給部74は、抵抗器70に電力が供給されている間にその抵抗器70にかかる電圧の大きさの絶対値がゼロよりも大きい所定の大きさ以上となると動作部72に電力を供給する。この場合、供給部74が、電界効果トランジスタを有している。この電界効果トランジスタは、ゲートとソースとドレインとを有する。この電界効果トランジスタのゲートは、一方の電極30に抵抗器70と並列に接続される。この電界効果トランジスタのソースおよびドレインの一方に抵抗器70が接続される。この場合、動作部72が、MOSFETのうちソースおよびドレインの他方に接続される。この場合、他方の電極32が、動作部72に接続される。
【0008】
次に述べられる場合、供給部74は動作部72に電力を供給する。その場合とは、抵抗器70に電力が供給されている間に一方の電極30と他方の電極32との間が導通することにより一方の電極30に接続される抵抗器70にかかる電圧の大きさの絶対値が導通前よりも低くゼロよりも大きい所定の範囲内となる場合である。動作部72は、電力が供給されると所定の動作を開始する。動作部72が動作を開始するので、導通検出回路36は、一方の電極30と他方の電極32との間が導通していることを検出する。これにより、極めて小さな電流によって動作できるトランジスタに代えて、抵抗器70にかかる電圧の大きさの絶対値が所定の範囲内となると動作部72に電力を供給する供給部74が用いられることとなる。このような供給部74を構成する部品に関する制約は、トランジスタが受ける制約に比べれば少ない。その結果、部品の制約が少ない導通検査装置20を提供できる。
【0009】
また、上述した抵抗器70の抵抗値が5500オーム以上であることが望ましい。
【0010】
抵抗器70の抵抗値が5500オーム以上であると、ヒトの内部抵抗とヒトの皮膚の接触抵抗と抵抗器70の抵抗との合成抵抗に対する抵抗器70の抵抗の割合が大きくなる。その割合が大きくなると、抵抗器70に大きな電圧がかかる。抵抗器70に大きな電圧がかかると、そうでない場合に比べ、動作するために必要な最低電圧という制約が少なくなる。その結果、供給部74を構成する部品に関する制約は、より少なくなる。
【0011】
また、上述した一方の電極30が、板状部90と、固定部92とを有していることが望ましい。固定部92は、板状部90の少なくとも一端がヒトの指先130から突出するように板状部90をヒトの手110に固定するためのものである。
【0012】
板状部90の少なくとも一端がヒトの指先130から突出すると、導通検査の対象となる物へ一方の電極30を突き当てることが容易になる。その結果、導通検査が容易になる。
【0013】
また、上述した板状部90のうち一端に連なる部分は、一端がヒトの指先130から突出するように固定される際の一端の突出方向に対し直交する方向において凹部96を形成するように反っていることが望ましい。この場合、固定部92が、一端がヒトの指先130から突出すると共に、板状部90のうち一端に連なる部分が形成する凹部96がヒトの指先130に接するように、板状部90をヒトの手110に固定することが望ましい。
【0014】
板状部90のうち一端に連なる部分が形成する凹部96がヒトの指先130に接するように板状部90が固定されると、導通検査の対象となる物へ板状部90の一端を突き当てた際、板状部90のぐらつきが抑えられる。
【0015】
また、上述した電界効果トランジスタが、MOSFET(metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)であることが望ましい
【0016】
MOSFETは、トランジスタに比べて、一方の電極30と他方の電極32との間が導通していることを検出するために必要な電力が少ない。その結果、消費電力が少ない導通検査装置20を提供できる。
【発明の効果】
【0017】
本発明にかかる導通検査装置は、部品の制約を少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本発明の一実施形態にかかる導通検査装置の使用状況を示す概念図である。
図2図1のA−A断面図である。
図3】本発明の一実施形態にかかる導通検査装置の回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、図面に基づき、本発明の実施の形態が説明される。以下の説明では、同一の部品には同一の符号が付されている。それらの名称および機能は同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返されない。
【0020】
[構成の説明]
図1は、本実施形態にかかる導通検査装置20の使用状況を示す概念図である。図2は、図1のA−A断面図である。図3は、本実施形態にかかる導通検査装置20の回路図である。図1乃至図3に基づいて、本実施形態にかかる導通検査装置20の構成が説明される。
【0021】
図1から明らかなように、本実施形態にかかる導通検査装置20は、その使用の際に腕時計のようにヒトの手首132に固定されるものである。本実施形態にかかる導通検査装置20は、接触電極30と、筐体兼用電極32と、固定バンド34と、導通検出回路36とを備える。
【0022】
本実施形態にかかる接触電極30は、検査者であるヒトの手110に固定される。よく詳しくは、接触電極30は、ヒトの手110のうち小指に固定される。
【0023】
図1から明らかなように、本実施形態にかかる接触電極30は、板状部90と、固定部92と、電線94とを有している。板状部90は、導通検査の対象となる物へ接触させるためのものである。固定部92は、板状部90の少なくとも一端がヒトの指先130から突出するように板状部90をヒトの手110に固定するためのものである。本実施形態の場合、固定部92は、円筒状の部材である。板状部90は、固定部92の内周面に固定されている。電線94は、導通検査の対象となる物と導通検出回路36とを電気的に接続するためのものである。
【0024】
図2から明らかなように、本実施形態の場合、板状部90は反っている。その結果、図2から明らかなように、板状部90は次に述べられる方向において凹部96を形成する。その方向は、板状部90の一端がヒトの指先130から突出するように固定される際のその一端の突出方向に対し直交する方向である。この場合、固定部92は、次に述べられるように、板状部90をヒトの手110に固定する。すなわち、板状部90の一端がヒトの指先130から突出すると共に、板状部90のうち一端に連なる部分が形成する凹部96がヒトの指先130の爪136に接するように、板状部90はヒトの手110に固定される。
【0025】
図1から明らかなように、本実施形態にかかる筐体兼用電極32は、導通検出回路36および周知のボタン型電池100を収容する。固定バンド34は、筐体兼用電極32を検査者であるヒトの手首132に固定する。これにより、筐体兼用電極32は、そのヒトの身体に接続されることとなる。
【0026】
導通検出回路36は、接触電極30および筐体兼用電極32に接続される。導通検出回路36は、接触電極30と筐体兼用電極32との間が導通していることを検出する。
【0027】
図3から明らかなように、本実施形態の場合、導通検出回路36が、抵抗器70と、動作部72と、供給部74とを有している。
【0028】
抵抗器70は、接触電極30に接続される。抵抗器70は、接触電極30と筐体兼用電極32との間が導通すると接触電極30を介して筐体兼用電極32に接続される。本実施形態の場合、抵抗器70の抵抗値は、ヒトの内部抵抗とヒトの皮膚の接触抵抗との和よりも大きい。一般に、ヒトの内部抵抗は500オーム程度といわれている。ヒトの皮膚の接触抵抗はほぼゼロに近い値から5000オーム程度までの間といわれている。ヒトの皮膚の接触抵抗がこのような幅を持っているのは、それがヒトの皮膚の状態に応じて大きく変動するためである。そのため、本実施形態における抵抗器70の抵抗値は3メガオームとする。
【0029】
動作部72は、電力が供給されると所定の動作を開始する。本実施形態の場合、動作部72は周知のブザーおよび周知の発光ダイオードによって実現される。本実施形態の場合、ブザーは電力が供給されると鳴る。発光ダイオードは電力が供給されると発光する。
【0030】
供給部74は、抵抗器70に電力が供給されている間にその抵抗器70にかかる電圧の大きさの絶対値が所定の大きさ以上となると動作部72に電力を供給する。すなわち、接触電極30と筐体兼用電極32との間が導通していない場合、それらの間の電気抵抗は空気の電気抵抗に近い値となる。この場合、接触電極30と筐体兼用電極32との間の電圧の絶対値は、ボタン型電池100の電圧に近い値となる。これに伴い、抵抗器70自体にかかる電圧の大きさは、極めて小さい値となる。一方、接触電極30と筐体兼用電極32との間が導通すると、そうでない場合に比べ、接触電極30と筐体兼用電極32との間の電気抵抗は大幅に小さくなる。これに伴い、抵抗器70の分圧は大きなものとなる。供給部74は、このような場合に、動作部72に電力を供給する。供給部74が実際に動作部72への電力の供給を開始する抵抗器70の電圧の大きさの絶対値は予め定められている。
【0031】
本実施形態の場合、動作部72は次に述べられるMOSFET(metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)によって実現される。このMOSFETは、ヒトである検査者の体を経由して接触電極30と筐体兼用電極32との間が導通する場合にも動作できるものである。本実施形態の場合、そのMOSFETは、ゲートに1マイクロアンペアの電流が流れるとソースとドレインとの間が導通するものである。図3から明らかなように、本実施形態の場合、MOSFETのゲートは接触電極30に抵抗器70と並列に接続される。このMOSFETのソースに抵抗器70が接続される。このMOSFETのドレインに動作部72が接続される。
【0032】
[検査手順の説明]
本実施形態にかかる導通検査装置20が用いられる場合の導通検査装置20の検査手順が説明される。
【0033】
予め、検査者は、本実施形態にかかる導通検査装置20の接触電極30を小指に嵌めておく。検査者は固定バンド34によって筐体兼用電極32を自らの手首132に固定しておく。これにより、筐体兼用電極32は検査者の皮膚に接触することとなる。
【0034】
次に、検査者は、導通検査の対象となる物を左手でつまむ一方、自らの小指の先端から突出する接触電極30の板状部90を導通検査の対象となる物に押付ける。これにより、接触電極30、導通検査の対象となる物、検査者の左手、検査者の手首132、筐体兼用電極32が導通することとなる。
【0035】
その導通によって、ボタン型電池100によって供給される電力が抵抗器70に供給されることとなる。抵抗器70には電圧がかかることとなる。抵抗器70に電圧がかかると、供給部74を構成するMOSFETのソースとドレインとの間が導通することとなる。
【0036】
MOSFETのソースとドレインとの間が導通すると、動作部72を構成するブザーが鳴る。動作部72を構成する発光ダイオードが発光する。これにより、検査の対象となる物に電流が流れ得るか否かが明らかとなる。その結果、検査は終了する。
【0037】
[効果の説明]
本実施形態にかかる導通検査装置20によれば、実施のために必要な部品の制約が少ない導通検査装置20を提供できる。
【0038】
今回開示された実施形態はすべての点で例示である。本発明の範囲は上述した実施形態に基づいて制限されるものではない。もちろん、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更をしてもよい。
【0039】
例えば、供給部74を構成するものは、MOSFETとは異なる電子部品であってもよい。そのような電子部品の例には、MOSFET以外の電界効果トランジスタがある。
【0040】
また、抵抗器70の抵抗値はヒトの内部抵抗とヒトの皮膚の接触抵抗との和よりも大きい値でなくてもよい。もちろん、抵抗器70の抵抗値はヒトの内部抵抗と前記ヒトの皮膚の接触抵抗との和よりも大きいことが望ましい。上述の通り、一般に、ヒトの内部抵抗は500オーム程度といわれている。ヒトの皮膚の接触抵抗はほぼゼロに近い値から5000オーム程度までの間といわれている。したがって、より具体的には、抵抗器70の抵抗値は5500オーム以上であることが望ましい。また、接触電極30および筐体兼用電極32の形態は上述したものに限定されない。
【0041】
また、動作部72と供給部74との位置関係は上述したものに限定されない。ただし、次に述べられる場合、動作部72は、電界効果トランジスタのうちソースおよびドレインの他方、または、電界効果トランジスタのうちソースおよびドレインの一方と抵抗器70との間に接続されることが望ましい。その場合とは、供給部74が電界効果トランジスタを有しており、かつ、電界効果トランジスタのうちソースおよびドレインの一方に抵抗器70が接続されている場合である。動作部72が電界効果トランジスタのうちソースおよびドレインの一方と抵抗器70との間に接続される場合、ソースおよびドレインの他方はボタン型電池100その他の電源に接続されることが望ましい。
【符号の説明】
【0042】
20…導通検査装置
30…接触電極
32…筐体兼用電極
34…固定バンド
36…導通検出回路
70…抵抗器
72…動作部
74…供給部
90…板状部
92…固定部
94…電線
96…凹部
100…ボタン型電池
110…手
130…指先
132…手首
136…爪
図1
図2
図3