(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
乳化剤は非イオン性であり、少なくとも1つの脂肪酸基、少なくとも1つのポリエトキシ基、または2つ以上のエトキシ基、および少なくとも1つのポリオールを含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の分散液。
植物に噴霧するのに適した水性噴霧液体であって、液体は、水、および適切な量の請求項1から8のいずれか一項に記載の分散液を含み、分散液の有効量が1ヘクタール当たり50mL以上20L以下の前記分散液である前記水性噴霧液体。
噴霧液体は、少なくとも1つの追加の植物成長調整剤、防カビ剤、金属化合物、および/または1つ以上のジャスモナイト(jasmonite)をさらに含む、請求項9に記載の噴霧液体。
少なくとも1つの植物成長調整剤で植物を処理するための方法であって、請求項9または10に記載の水性噴霧液体が、1ヘクタール当たり50Lから2500Lの量で植物に噴霧される前記方法。
植物成長調整剤が、インドール酢酸、インドール−3−酪酸(3−BA)、3−インドール酢酸、ナフタレンアセトアミド、2−メチル−1−ナフタレン酢酸、2−メチル−1−ナフタレンアセトアミド、1−ナフチル酢酸、またはそれらの塩およびエステルから選択される、請求項11または12に記載の方法。
植物成長調整剤が、カイネチン、ゼアチン、6−ベンジルアミノプリン、ジフェニル尿素、チジアズロン(TDZ)または1−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−フェニル尿素(CPPU)から選択される、請求項11〜13のいずれか一項に記載の方法。
【背景技術】
【0002】
多くの園芸および農業用途では、成長調整剤(成長阻害剤または成長刺激剤)が様々な理由で適用される。例えば、それは、成長速度を増加させ、根の形成、苗の環境等を高めるために有用であり得る。また、それは、穀物培養において短い茎を有するよう成長を減少させるために、また柑橘類等において種子形成を減少させるために有用であり得る。
【0003】
そのような植物成長調整剤は、一般に、植物ホルモン、植物ホルモンのように作用する化合物、および植物ホルモンの効果を阻害する(または、植物中で植物ホルモンの天然の産生を阻害し、この方法で植物ホルモンの効果を減少させる)化合物を含むと考えられている。
【0004】
成長調整剤の多くは、殺虫剤、殺ダニ剤、防カビ剤、除草剤等のように、水で希釈した溶液をふきつけることにより作物に適用される。一般に、農家は追加の処理工程なく均質な混合物をもたらすように、容易に水と混合することができる液体製剤を高く評価している。多くの場合、農家は、1回の噴霧の実行中に、数種の活性化合物を適用したがる。従って、活性化合物は、一般に、濃縮液として供給される。実際には、濃縮物は少なくとも2年間貯蔵安定であることが必要である。最初の年に、濃縮物を農家が購入することができるが、結局全く製品を使用する必要はないかもしれないし、一部のみを使用するかもしれない。そのため、農家は、濃縮物が翌年も同様に容易に使用できることを要求する。
【0005】
液体濃縮物を提供することは、活性物質が水溶性であり、水中で安定な場合には、活性物質の濃縮溶液が供給されるので、非常に簡単である。多くの場合これは不可能である。何故ならば水溶性の活性物質は十分に安定でないおよび/または十分に水溶性でないことがあるからである。
【0006】
多くの活性物質は難水溶性、または不安定であり、それゆえ活性物質を溶解するのに適した、水と混和性である溶媒中の濃縮溶液をはじめとする多くの他の方法で供給される。別の選択肢は水中で分散物を調製することであり、そのような分散物は噴霧前に最も容易に水と混合されるからである。水中でのこのような分散物のための前提条件は、活性物質が水中で安定であることである。
【0007】
また、顆粒、水状液中の油性液体の分散物、有機液体中の固体の分散物等をしっかりと崩壊させることのような、より複雑な系が開発される。しかし、特定の製剤が特定の活性物質に適切であり得るかどうかを予測することは、ますます困難になる。製剤の例は、WO2012/108873、WO2012/167322、WO2011/012495、WO2005/084435(US2007/281860)、WO2002/035932、WO2001/62080、US6458746、EP2225940およびWO2001/093679に開示されている。
【0008】
多くの場合、比較的少ない量の活性物質を有する濃縮物は農家によって受け入れられていると考えられる。他の場合には、農家は、完全な噴霧ランにおいて作物に均等に活性物質を適用するために、固体が十分に溶解され、または混合されることを確実にする必要があることが認められる。
【0009】
本発明者らは、プロヘキサジオンおよびジベレリン酸(GA
3)、GA
7およびGA
4のようなジベレリン、オーキシンおよび/またはカイネチン等の成長調整剤(即ち、植物成長調整剤)の単独または組み合わせのために有用な濃縮物を開発することに興味を持っていた。
【0010】
これらの成長調整剤の多くは難溶性であり、特に、水中で不安定である。
【0011】
従って、これらの成長調整剤は、個々の特性に応じて、いくつかの方法で供給される。
【0012】
プロヘキサジオン(主にプロヘキサジオン−Ca塩として使用される)は、例えば、WO2011012495に記載されているように、顆粒として供給することができる。可溶性濃縮物、乳剤または懸濁濃縮物等の従来の液体製剤の取り組みは、(水を含む)溶媒中でのプロヘキサジオンの低い溶解度および水中での加水分解不安定性のために不可能である。プロヘキサジオンカルシウムは、メピコート−クロリドと混合して供給されることが知られている。後者の製剤は、水状液中の活性物質の分散物である。1つの温度に保持する場合、この製剤は貯蔵安定である(すなわち、相分離を示さない)。しかし、寒い/暖かいサイクルでこの製剤は不安定であるようであり、数サイクル内に沈殿が起こる。これは明らかな欠点である。何故ならば製品は、多くの場合、調整されていない貯蔵施設で農家によって保持され、製品が常に寒い/暖かいサイクルに供されることが予期し得るからである。さらなる欠点は、異なる作物に対する柔軟な使用を制限するメピコート−クロリドとの固定の組み合わせおよび比率である。農家は、多くの場合、組み合わせて、他の活性物質、特にクロルメコート、エテホン、またはメトコナゾールおよびテブコナゾール等のような成長調整活性を有するトリアゾールのような他の成長調整剤を使用したがる。
【0013】
ジベレリン酸(GA
3)は、一般に有機極性溶媒中の溶液として供給される。その溶解度は、一般に3から4重量%溶液が提供されるようなものである。アルコールのような、このような溶媒は、環境に優しくないと考えられ(VOCである)、可燃性である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
少なくとも1つの成長調整剤は疎水性担体中で不溶性である。疎水性担体中の活性物質の溶解度が約0.1重量%よりも高い場合は、活性物質は経時により、特に温度サイクルの際に溶解し、再結晶化するおそれがあり、不安定さを引き起こすおそれがある。従って、活性物質は、好ましくは植物油中で約0.1重量%未満の溶解度を有する。
【0022】
油中の活性物質の溶解度は、ヒマワリ油中に0.1重量%の活性化合物を混合し、透明な溶液が得られるかどうかを決定することによって決定することができる。より正確な方法は、25℃で30分間ヒマワリ油中で0.1重量%の活性物質を混合し、濾過工程を適用し、HPLCで濾液中の活性物質の量を定量的に測定することであってもよい。
【0023】
少なくとも1つの成長調整剤は、水に不溶性であり、および/または水中で不安定である。
【0024】
成長調整剤は、溶解度が約0.1重量%未満である場合には水に不溶性であると考えられる。
【0025】
本発明は、それぞれのガイドラインEPAサブディビジョンN−161−1および161−2(それぞれ水中における加水分解および直接変換(光分解))(これらの開示はここで具体的に参照として援用される)により、加水分解および光のための標準的な安定性試験で試験して、水中で不安定とみなされる成長調整剤のために特に適している。
【0026】
1つの実施形態では、成長調整剤または植物成長調整剤は、植物ホルモンまたは類似した活性を有する化合物の群から選択される。このような化合物の適切な例は、オーキシン、サイトカイン、ジベレリン(gibberlin)、(エテホンのような)エチレン前駆体、またはアブシジン酸である。
【0027】
別の実施形態では、成長調整剤または植物成長調整剤は成長阻害剤であり、例えばクロルメコートまたはメピコートクロリド、特定のトリアゾールもしくはトリアゾール様化合物、またはプロヘキサジオン、ダミノジド、トリネキサパックエチル型化合物もしくはエチレン阻害剤である。
【0028】
植物成長調整剤の群内で、本発明は、特許請求の範囲に記載されるような要件に適合する化合物に適用可能である。
【0029】
水中での化合物の溶解度および安定性は、一般に、登録された化合物について知られている。例えば、植物油への溶解度は、当業者によって容易に決定することができる。説明したように、水で大いに不溶性である化合物は、本発明の製剤に使用することができるが、これらが水中で化学的に安定である場合には、例えば、水中での分散のような、他の選択肢が安価であり得る。本発明は、水中で不安定であるそれらの化合物に特に有用である。
【0030】
有機疎水性担体は好ましくは、植物油、炭化水素油もしくはパラフィン油、またはそれらの誘導体である。
【0031】
疎水性を示すための一つの方法は、水への溶解度を決定することである。好ましくは水への溶解度は約1g/L未満であり,このことはそれが約1g/L未満、より好ましくは約0.5g/L以下の水への溶解度を有することを意味する。溶解度は、室温(例えば、20℃)で測定することができる。しかし、許容可能な水の量は、さらなる添加剤、活性成分の不安定性等に依存し得る。
【0032】
少なくとも1つの成長調整剤は分散液としてキャリア液中に存在し、即ち、有機担体中の成長調整剤の溶解度を超える量で存在する。商業的に実現可能であるために、非常に少ない量が適用される場合、いくつかの成長調整剤は活性であるので、分散液は、約0.1重量%以上の活性成分の量を有するであろう。成長調整剤の種類に応じて、分散液中に存在する量は、約3重量%以上、より好ましくは約6重量%以上であろう。一般に、量は、約30重量%以下、好ましくは約25重量%以下であろう。本発明は、分散液が、例えば、5または10から25重量%の間、例えば、約15重量%または約20重量%の活性物質の濃度を有することを可能にする。この比較的高濃度は利点である。何故ならばそれは同量の活性物質に対し無駄が少なく、簡易包装のリサイクルおよびより軽い生成物を可能にするからである。
【0033】
分散粒子は、一般に、小さい粒径を有する。一般に、前記成長調整剤の粒子の90%超過が、約1から7μm以下、好ましくは約5μ以下の粒径を有するであろう。
【0034】
分散液は、有機疎水性担体中の分散液(以下、油分散液)を安定化させ、水中の適切な希釈で希釈したときに濃縮物が水混和性および自己乳化性であることを引き起こす乳化剤を含む。適切な希釈は、分散液が実際に使用される希釈である。試験目的のために、例えば、1;50希釈以上、例えば1:100を使用することが適切であり得る。
【0035】
乳化剤はいくつかの役割を持っている。油分散液の安定性に対する影響を、濃縮物の貯蔵安定性試験によって評価することができる。油分散液の自己乳化性は、水中で適切な量の分散液を添加することによって試験することができる。例えば、水に1重量%の油分散液を加え、混合物を含む容器を数回反転させることができる(即ち、逆さまに容器を回転させる)。一般的に、8回以下、上下逆さまに容器を回転させた時に安定なエマルションが形成されているべきである。好ましくは、分散液は、容器を4回以下、好ましくは約2回以下、反転して水中に乳化される。少なくとも1つの活性成分が十分に分散され、混合物が安定である限り、水中のエマルションの正確な構造はそれほど重要ではない。一般に、少なくとも油が水相中でエマルションを形成する。少なくとも1つの活性物質が水相に分散または溶解され、および/または粒子として油中に存在し得る。さらに、乳化剤は、植物への活性成分の取り込みを促進するアジュバントとして作用し得る。
【0036】
分散液は本質的に水を含まず、このことは好ましくは油分散液は、カールフィッシャー滴定を用いて測定することができるように、約0.4重量%未満、より好ましくは約0.2重量%以下の水を含有することを意味する。
【0037】
本発明による分散液は、好ましくは、成長調整剤としてジベレリンおよび/またはプロヘキサジオンの少なくとも1つを含む。
【0038】
プロヘキサジオンは遊離塩基またはエステルとして用いることができるが、一般には塩として使用される。好ましい塩は、プロヘキサジオン−カルシウムである。好ましいプロヘキサジオンCaのようなプロヘキサジオンの塩は、好ましくは、約4重量%以上、好ましくは約5重量%以上の量で存在する。一般に、量は、約25重量%以下、好ましくは約20重量%以下であろう。適切な量としては、約10重量%以下、例えば、約8重量%以下が挙げられる。
【0039】
組成物が成長調整剤としてプロヘキサジオンCa塩を含む場合、本発明による分散液は、好ましくは、例えば硝酸アンモニウム、プロピオン酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、またはリン酸アンモニウム、好ましくは、硫酸アンモニウムのようなアンモニウム化合物を付加的に含む。アンモニウムは、そうでなければ植物による成長調整剤の取り込みを妨げる可能性があるカルシウムイオンを隔離する。例えば、以下に記載されるもののようなカチオン性乳化剤は、アンモニウム化合物としても使用することができる。
【0040】
さらに、本発明による分散液は酸性化剤、好ましくは有機酸、例えば、好ましくはクエン酸、アジピン酸または酢酸を含む。
【0041】
これらの塩および/または酸を、それらの溶解度特性に応じて油相に分散または溶解してもよい。
【0042】
適切なジベレリンは、ジベレリン酸(GA
3)、GA
7等を含む。より一般的に、用語「ジベレリン」は、四環系を有するジテルペノイドを包含する。それらの命名法の観点では、ジベレリンはそれらの発見の順に番号を付けられており、番号は1つの特定の置換基の位置を意味するものではない。化合物は、19または20個の炭素、四または五環系を有する。ジベレリンのいくつかの例は、一般に、ジベレリン酸と呼ばれるGA
3;ならびにGA
3の直接前駆体であるGA
4およびGA
7を含む。今日説明した約130個のジベレリンがあり、すべてが一般用語「ジベレリン」に包含される。製剤中に、単一のジベレリンまたは2つ以上のジベレリンの組み合わせのいずれかを使用することができる。ジベレリンは、ジベレリンA
2(GA
2)、ジベレリンA
3(GA
3)、ジベレリンA
5(GA
5)、ジベレリンA
7(GA
7)、ジベレリンA
14(GA
14)、およびそれらの混合物からなる群から選択することができる。
【0043】
本発明の好ましい実施形態では、GA
3の量は、好ましくは約10重量%以上、さらにより好ましくは約15重量以上である。一般に、量は、約30重量以下、好ましくは約25重量%以下であろう。非常に適切な量は、約18重量%、約20重量%または約23重量%とすることができる。
【0044】
他のジベレリンの量は特定の化合物に依存し、一般に約1から約25重量%の間、好ましくは約5重量%から約25重量%の間、より好ましくは約7重量%から約20重量%の間であろう。
【0045】
プロヘキサジオンおよびジベレリンは加水分解的に不安定と考えられており、このことはそれらが水の中に保持されている場合、それらが2年の貯蔵という貯蔵寿命の要件を満たしていないことを意味する。
【0046】
本発明による分散液は、さらに、追加の成長調整剤を含むことができる。好ましい追加の成長調整剤は、クロルメコート、エテホン、成長調整活性を有するトリアゾール、例えば、メトコナゾールおよびテブコナゾール等、オーキシンおよび/またはサイトカイニンを含む。
【0047】
適切なオーキシンは、植物酵素系によって産生される天然に存在するオーキシンのように作用する天然または合成化学物質を含み、本明細書で使用する用語「オーキシン(単数)」および「オーキシン(複数)」は、天然および合成の形態の該化合物を指す。インドール酢酸、インドール−3−酪酸(3−BA);ナフタレンアセトアミド;2メチル−1−ナフタレン酢酸および2−メチル−1−ナフチルアセトアミドはホルモン活性を有し、天然に存在するオーキシンの代わりに使用することができる。例えば亜鉛またはマンガンのような、オーキシンと共に存在する金属イオンを有することが有用であり得る。好ましい実施形態では、使用されるオーキシンは、3−インドール酪酸、3−インドール酢酸、1−ナフチル酢酸、3−インドール酪酸、およびそれらの塩およびエステルからなる群から選択される。好ましくは、良好な活性のために必要な金属イオンは、オーキシンと一緒に供給される。
【0048】
適切なサイトカイニンは、植物の根および新芽で、細胞分裂または細胞質分裂を促進する植物調整物質(植物ホルモン)の一種である。2種類のサイトカイニンがあり、即ち、カイネチン、ゼアチンおよび6−ベンジルアミノプリン(BAP、6−BAPまたは6−ベンジルアデニンとも呼ばれる)に代表されるアデニン型サイトカイニン、ならびにジフェニル尿素およびチジアズロン(TDZ)のようなフェニル尿素型サイトカイニンである。好ましい実施形態では、サイトカイニンは、カイネチン(合成または海藻由来)、6−BAP、1−(2−クロロピリジン−4−イル)−3−フェニル尿素(CPPU)、およびTDZからなる群から選択される。
【0049】
本発明による分散液は、好ましくは、有機疎水性担体として、植物油、炭化水素もしくはパラフィン油、またはそれらの誘導体を含む。有機担体は水への低い溶解度を有する、即ち、非極性の疎水性液体である。これにより、分散液は本質的に水を含まないままであることができる。
【0050】
好ましくは、担体材料は、約10℃以下、好ましくは約0℃以下の融点を有する植物油である。好適な植物油としては、例えば、パーム油、大豆油、菜種油、ヒマワリ油、綿実油、パーム核油、ココナッツ油、アマニ油、オリーブ油、ピーナッツ油等が挙げられる。植物油の適切な誘導体としては、脂肪酸のアルキルエステル、例えば、C
1−C
6−アルキルエステル、例えば、バイオディーゼル、または菜種油のメチルエステル等が挙げられる。
【0051】
植物油が環境上の理由から好まれるにもかかわらず、他の有機流体、例えば、炭化水素油、例えば、トルエン、ナフタレン、オクタン、デカリンを使用することができ、または場合により低級炭素数のアルカンと混合して、パラフィン油、例えば、C
15−C
30炭化水素が適切である。
【0052】
本発明による分散液は必須成分として乳化剤を含む。まず、乳化剤は最初に成長調整剤の不溶性粒子の分散性を高め、分散液の貯蔵安定性を向上させる分散剤として作用する。第二に、乳化剤は水中で希釈すると成長調整剤粒子の分散に役立ち、第三に、乳化剤は水相中の担体流体の乳化に役立つ。また、乳化剤は、植物による活性物質の取り込みを促進することができる。
【0053】
好ましくは、乳化剤は、好ましくは脂肪酸でエステル化されたアルコキシル化糖である。適切な糖またはポリオールとしては、ペンタエリスリトール(pentaeritritol)、ソルビトール、マルトース、トリメチロールプロパン、エチレングリコール等が挙げられる。アルコキシ基は、好ましくはエチルオキシまたはプロピルオキシであり、最も好ましくは少なくとも3つのエトキシ基、好ましくは少なくとも5つのエトキシ基を含む。脂肪酸とのエステル化は、C
12−C
24脂肪酸とのエステルを含むことができ、脂肪酸は不飽和であってもよく、好ましくはモノ不飽和である。本発明者らは、エトキシル化ソルビタンが最も好ましい乳化剤であることを見出した。そのようなエトキシル化エステル化ソルビタンの例としては、Atlas G 1086、Atlas G 1096、Arlatone TVである。さらに適切な分散剤は、エトキシル化ポリヒドロキシステアリン酸を含む、Atlox 4912、Atlox 4914およびAtlox LP−1、脂肪酸の共重合体である。さらに好適な乳化剤としては、アルコール−アルキレンオキシド付加生成物、例えば、トリデシルアルコール−C
16エトキシレート;エトキシル化脂肪酸、例えば、ヒマシ油エトキシレート(EO25または40)、脂肪酸のポリエチレングリコールエステル、例えば、ポリエチレングリコールステアレートが挙げられる。
【0054】
従って、好適な乳化剤は、非イオン性であり、少なくとも1つの脂肪酸基、少なくとも1つのポリエトキシ基、または2つ以上のエトキシ基、および少なくとも1つのポリオール(ジオール、トリオールまたは高級アルコール)を含み、前記脂肪酸およびポリオールはヒドロキシル脂肪酸中で結合されてもよい。
【0055】
2以上の乳化剤を使用することが有用であり得る。適切な付加的な乳化剤は、アニオン性、カチオン性またはさらなる非イオン性乳化剤である。
【0056】
典型的な乳化剤または界面活性剤としては、アルキル硫酸塩、例えば、ジエタノールアンモニウムラウリル硫酸塩、アルキルアリールスルホネート、例えば、カルシウムドデシルベンゼンスルホネート、アルキルフェノール−アルキレンオキシド付加生成物、例えば、ノニルフェノール−C
18エトキシレート;アルコール−アルキレンオキシド付加生成物、例えば、トリデシルアルコール−C
16エトキシレート;エトキシル化脂肪酸、例えば、ヒマシ油エトキシレート(EO25または40)、石けん、例えば、ステアリン酸ナトリウム;アルキルナフタレン−スルホネート、例えば、ジブチルナフタレンスルホン酸ナトリウム;スルホスクシネート塩のジアルキルエステル、例えば、ナトリウムジ(2−エチルヘキシル)スルホスクシネート;ソルビトールエステル、例えば、ソルビトールオレエート;第四級アミン、例えば、ラウリルトリメチルアンモニウムクロリド;脂肪酸のポリエチレングリコールエステル、例えば、ポリエチレングリコールステアレート;;エチレンオキシドとプロピレンオキシドのブロック共重合体;モノおよびジアルキルリン酸エステルの塩;ポリアミン−脂肪酸縮合物;ランダムポリエステル縮合物;レシチンまたは変性レシチン;モノ−もしくはジ−グリセリド等が挙げられる。
【0057】
乳化剤の量は、一般に約10重量%以上、好ましくは約15重量%以上である。一般に、量は約30重量%以下であろう。適切な量は約18重量%、約20重量または約22重量%を含む。量は、組み合わされた乳化剤の総量である。
【0058】
本発明による分散液は、例えば、さらなる成分、例えば、さらなる成長調整剤、防カビ剤、沈殿防止剤、酸化防止剤、殺生物剤、消泡剤、金属化合物、または薬害軽減剤、着色剤等のこの分野で公知の別の添加剤の少なくとも1つを含んでいてもよい。
【0059】
本発明の分散液はさらに防カビ剤を含んでいてもよい。好ましくは、以下の防カビ剤の1つ以上が使用される。特定の抗うどんこ病の防カビ剤、例えば、モルフォリン、例えば、フェンプロピジン、フェンプロピモルフ、メトラフェノン、シフルフェナミド、キノキシフェンおよびプロキナジド;SBI防カビ剤、例えば、トリアゾール、例えば、エポキシコナゾール、プロチオコナゾール、メトコナゾール、テブコナゾール等;ストロビルリン(Qol防カビ剤)、例えば、アゾキシストロビン、コウモキシストロビン、ジモキシストロビン、エノキサストロビン、ファモキサドン、フェンアミドン、フェナミノストロビン、フルオキサストロビン、フルフェノキシストロビン、クレソキシム−メチル、メトミノストロビン、オリサストロビン、ピラオキシストロビン、ピコキシストロビン、ピラクロストロビン、ピラメタストロビン、ピリベンカルブ、トリクロピリカルブ、トリフロキシストロビン、ならびにSDHI様防カビ剤、例えば、ベノダニル、ビキサフェン、ボスカリド、カルボキシン、フェンフラム、フルオピラム、フルトラニル、フルキサピロキサド、フラメトピル、イソピラザム、メプロニル、オキシカルボキシン、ペンフルフェン、ペンチオピラド、セダキサンおよびチフルザミド。
【0060】
添加することができる適切なさらなる化合物は、植物の防御機構を強化するジャスモン酸塩またはホスホン酸である。適切なジャスモン酸塩は、ジャスモン酸メチル、プロピルジヒドロジャスモン酸塩およびジャスモン酸を含む。
【0061】
添加され得る適切なさらなる化合物は、例えば、亜鉛、マンガン、セレン、鉄、銅、ホウ素、モリブデンおよびマグネシウム等の金属化合物である。金属イオンは、金属が植物葉に吸収された形態で、例えば、EDTAキレート、クエン酸塩、タンパク化合物またはその他のような、キレートまたは塩として使用することができる。
【0062】
本発明による分散液は、さらに、好ましくは沈殿を低減するために少なくとも1つの添加剤を含む。好適な沈殿防止剤としては、(ヒュームドシリカのような)シリカまたは(ベントナイトのような)クレーが含まれる。沈殿防止剤の量は、好ましくは約5重量%以下、好ましくは約3重量%以下、さらにより好ましくは約2重量%以下、例えば、約1重量%である。他の沈殿防止剤としては、ポリマー、例えば、ポリエステルブロック共重合体またはポリアミド、例えば、Atlox Rheostrux型ポリマーが含まれる。沈殿を低減するこれらの添加剤は、一般に約10重量%以下、好ましくは約5重量%以下の量で使用され、例えば、3重量%以下とすることができる。添加剤は、一般に、約0.3重量%以上、例えば、約0.5重量%以上、より好ましくは約1重量%以上の量で使用されるであろう。
【0063】
本発明による分散液は、さらに、酸化防止剤、例えば、ビタミンE、ブチル化ヒドロキシアニソール、Vulkanox BHT(2,6−ジ−tert−ブチル−p−クレゾール)またはブチルヒドロキシトルエンを含んでもよい。
【0064】
本発明の分散液は、さらに、シリコーン系オイル、ステアリン酸マグネシウムまたはオクタノールのような消泡剤を含むことができる。
【0065】
本発明による分散液は、さらに、殺生物剤、例えば、殺菌剤および/または殺藻剤、例えば、ベンジルイソチアゾリン、n−オクチルイソチアゾリノン、クロロメチルおよびメチルイソチアゾリノンのようなイソチアゾリン−3−誘導体;ブロモ−ニトロ−プロパン−ジオール;エチレンジオキシジメタノール;(3−(3,4−ジクロロフェニル)−1,1−ジメチル尿素;ブチルカルバミン酸プロピニルヨード;N−トリクロロメチルチオフタルイミド;ジンクピリチオン;ジクロロフェン、ストレプトマイシン、硫酸銅、またはソルベートを含むことができる。
【0066】
さらなる化合物は、固体であれば、微粉化することができ、またはより大きな粒径として使用することができる。好ましくは、油分散液中のすべての固体成分の粒径は約30μm以下、より好ましくは約20μm以下、さらにより好ましくは約12μm以下である。
【0067】
上記の分散液は、植物に噴霧するための水性噴霧液体を得るために希釈するのに適している。
【0068】
そのような水性噴霧液体は、水および適切な量の分散液を含む。さらに、他の添加剤、活性物質等が存在してもよく、個別に水と混合することができる。
【0069】
適切な希釈は、約96重量%以上の水および約4重量以下の前記分散液を含む。好ましくは、分散液は、約1:50から1:200(体積/体積)の範囲で、水で希釈される。水中での分散液の適切な量としては、1重量%、1.25重量%、1.5重量%が挙げられる。
【0070】
分散液は、さらなる成長調整剤、防カビ剤、殺虫剤、殺ダニ剤等のような追加の活性化合物を含むことができる。しかし、水性噴霧液体に追加の活性化合物または添加剤を添加することも有効であり得る。例えば、そのような追加の活性化合物は水中で安定であり、水溶性であってもよく、好ましくは、水中の濃縮溶液として農家に送達される。本発明による分散液は、農家にとって大きな自由度がきくことを可能にする。従って、添加剤または追加の活性成分は、少なくとも1つのジベレリンまたはプロヘキサジオンと組み合わせて使用するために、分散液に添加することができるが、水相に直接添加することもできる。プロヘキサジオン塩の場合には、アンモニウム塩、例えば、硫酸アンモニウム、および酸、例えば、カルボン酸、例えば、クエン酸、アジピン酸、酢酸等は、油分散液の一部でとする代わりに水相に添加できる。
【0071】
適切な追加の活性化合物は、さらなる成長調整剤、防カビ剤、ホスホン酸およびジャスモン酸塩を含む。
【0072】
追加の成長調整剤は上記の通りである。
【0073】
適切な追加の化合物は特定の抗うどんこ病の防カビ剤、例えば、モルフォリン、例えば、フェンプロピジン、フェンプロピモルフ、メトラフェノン、シフルフェナミド、キノキシフェンおよびプロキナジド;SBI防カビ剤、例えば、トリアゾール、例えば、エポキシコナゾール、プロチオコナゾール、メトコナゾール、テブコナゾール等;ストロビルリン(Qol防カビ剤)、例えば、アゾキシストロビン、コウモキシストロビン、ジモキシストロビン、エノキサストロビン、ファモキサドン、フェンアミドン、フェナミノストロビン、フルオキサストロビン、フルフェノキシストロビン、クレソキシム−メチル、メトミノストロビン、オリサストロビン、ピラオキシストロビン、ピコキシストロビン、ピラクロストロビン、ピラメタストロビン、ピリベンカルブ、トリクロピリカルブ、トリフロキシストロビン、ならびにSDHI様防カビ剤、例えば、ベノダニル、ビキサフェン、ボスカリド、カルボキシン、フェンフラム、フルオピラム、フルトラニル、フルキサピロキサド、フラメトピル、イソピラザム、メプロニル、オキシカルボキシン、ペンフルフェン、ペンチオピラド、セダキサンおよびチフルザミドを含む。
【0074】
添加することができる適切なさらなる化合物は、植物の防御機構を強化するジャスモン酸塩またはホスホン酸である。適切なジャスモン酸塩は、ジャスモン酸メチル、プロピルジヒドロジャスモン酸塩およびジャスモン酸を含む。
【0075】
添加され得る適切なさらなる化合物は、例えば、亜鉛、マンガン、セレン、鉄、銅、ホウ素、モリブデンおよびマグネシウム等の金属化合物である。金属イオンは、金属が植物葉に吸収された形態で、例えば、EDTAキレート、クエン酸塩、タンパク化合物またはその他のような、キレートまたは塩として使用することができる。
【0076】
本発明はまた、少なくとも1つの成長調整剤で植物を処理するための方法であって、上述の水性噴霧液体は、分散液の有効量が1ヘクタール当たり約50mL以上、好ましくは約500mL以上約20L以下の分散液となるような量で植物に噴霧される方法にも関する。
【0077】
分散液の有効量の好ましい量は、1ヘクタールに対し約0.5から約5Lの間であり、より好ましくは約1から2Lである。
【0078】
分散液の希釈により製造された噴霧溶液は、一般に約50L/ヘクタールから約2500L/ヘクタール、好ましくは約200L/ヘクタールから約1000L/ヘクタールの量で噴霧されるであろう。
【0079】
本発明による方法は、好ましくはブロードエーカー作物に適用される。適切なブロードエーカー作物は、塊茎または根の作物、穀草類、油料作物および他の作物を含む。適当な塊茎または根の作物は、ジャガイモやテンサイを含む。適切な穀草類としては、コーン、イネ、コムギ、オオムギ、ライムギおよび穀物が挙げられる。適当な油料作物は、大豆、ヒマワリ、菜種またはピーナッツを含む。他の作物はクローバー、綿またはマスタードを含む。
【0080】
好ましい1つの実施形態では、好適なブロードエーカー作物は穀草類、好ましくはオオムギ、コムギおよび穀物である。この作物は、特に、噴霧液体を含む、プロヘキサジオン−カルシウムの適用のために好適である。
【実施例】
【0081】
実施例1から9のための一般的な方法記述:
プロヘキサジオン−カルシウム技術等級を0.5mmのスクリーンを通してハンマー粉砕した。次に、プロヘキサジオン−カルシウムを2から3μmの平均粒径まで100mm流体エネルギーミルを用いて微粉化した。すべての粒子が8μm未満であった。粒子の90重量%超過が1から4μmの範囲であった。
【0082】
Atlas G1086またはG1096を、液相を得るために、攪拌しながら、植物油中に分散させた。
【0083】
微粉化プロヘキサジオン−カルシウムを、必要に応じてプロヘキサジオンカルシウムと混合されたAerosil 200と、撹拌しながら、植物油および乳化剤を含む液相中に分散させた。
【0084】
次に、液体懸濁液に、速度15,000rpmで、6Fローターを装着したIKA Magic Labを通過させた。3つのパスを作製した。
【0085】
[実施例1から3]
以下の製剤を、一般的な記述に従って調製した。
【0086】
【表1】
【0087】
油分散液は貯蔵および温度サイクルに安定であった。水での希釈は以下の結果を明らかにした:1.25重量%の分散液を250mlまで30℃の水と混合した。水として、標準化されたCIPAC水タイプAおよびDを使用した。
【0088】
【表2】
【0089】
3例の懸濁性は、30℃で1%v/vの割合で、CIPAC DにおいてCIPAC法のMT184に従って良好であった。
【0090】
[実施例4から7]
以下の実施例を、一般的な方法の記述に従って調製した。
【0091】
【表3】
【0092】
以下の安定性データは、前記製剤で得られた。貯蔵は54℃で2週間であった。
【0093】
【表4】
【0094】
これらの結果は、沈殿物が形成されず、わずかな上清だけが形成されることを示す。この特定の組み合わせでは、ヒマワリ油は、ゲル化性能においてわずかに悪いようである。
【0095】
[実施例8]
実施例4の製剤を、1L規模で調製し、比較として用いられた商業最良製剤(Medax Top)を使用しながら、さらなる安定性試験を行った。Medax Topは、−10℃から+20℃の温度の間の5回のサイクル後に、50%を超える上清みを有していたのに対し、本発明の製剤はたった4から6%の上清みを示したようである。他の特徴、例えば、pH(方法CIPAC MT75.3;水で1%に希釈)、水中の懸濁性(CIPAC MT184、CIPAC D、割合1.25%v/v、温度30℃)、分散の自然発生(CIPAC MT160、CIPAC D、割合1.25%v/v、温度30℃)、粒径(CIPAC MT187、フラウンホーファーモデル)は、貯蔵試験(54℃で2週間)の際に安定であった。
【0096】
[実施例9]
実施例4の製剤を5L規模で調製し、以下の表にまとめたように、さらなる試験を行った。
【0097】
【表5】
【0098】
実施例9の調製物で、フィールド試験を、冬コムギと冬オオムギで実施した。硫酸アンモニウムおよびクエン酸を1重量%で水に添加した。噴霧は優れており、植物による吸収は非常に良好であった。
【0099】
[実施例10から11]
次の表に示す製剤を、液体部分にGA3を分散させ、2.5μmの平均粒径(D50)が得られるまでGA3を粉砕することによって、GA3(純度90.5%)を用いて作成した。量は重量%として報告される。
【0100】
【表6】
【0101】
次の表に示すように、即時およびエイジング後のいくつかの希釈試験を、油分散液に対して実施した。
【0102】
【表7】
【0103】
これらの例から明らかなように、GA3をかなりの濃度で油中に安定に分散させることができる。油分散液は、十分に水に懸濁することができる。また、分散液は安定であり、促進エイジングの際に使用するのに適している。
【0104】
[実施例12から16]
植物成長調整剤としてのプロヘキサジオンカルシウムで、いくつかの製剤を、以下の表に記載されるような量(g/Lで表される濃度)で、アジュバントを用いて製造した。
【0105】
【表8】
【0106】
一般的な説明(実施例1の前を参照)に記載されているように、プロヘキサジオンカルシウムを調製した。固体アジュバント硫酸アンモニウム(分散前に0.5mmスクリーンを通してハンマー粉砕し、ガラスビーズを用いてアイガーミニモーターミルで4000rpmで粉砕、粒径最大で:12μm、平均6μm)および塩酸ベタイン(ガラスビーズミルで粉砕、粒径最大で8μm、平均4μm)を20%のアジュバンドとして、分散剤としての5%Atlox 4914と共にコーン油にまず分散させ、粉砕した。アジピン酸(レッチェロータービーターミルで粉砕、20μm未満の最終粒子)を、コーン油中で分散剤としてのAtlox 4912と共に、20%の分散液として調製した。松葉油およびTweenは液体であり、そのまま混合することができた。スラリーに、最終的な分散のため6Fローターを有するIKA Magic Labを通過させた。
【0107】
すべての油分散液を、CIPAC MT36.3に従って水中で1.25%(v/v)のエマルションとしてエマルション安定性について試験した。エマルションは均一であり、30分後にいくつかの泡が現れた(<6ml)が、放置すると消失した。24時間後に少量のトップクリームが観察され、特定の場合にはいくらかの沈殿物を観察した。量は参照(参照は同じ処方であったが、アジュバントがなかった)に匹敵するか、参照よりも少なかった。エマルションのいずれかの再エマルションはこれらの場合のいずれにおいても容易で良好であった。すべての試料について希釈特性は非常に許容できるものであったと結論付けることができる。
【0108】
本発明は、上述の特定の実施形態を参照して説明された。これらの実施形態は、本発明の範囲から逸脱することなく、当業者に周知の様々な修正および代替形態が可能であることが認識されるであろう。従って、特定の実施形態を説明してきたが、これらは例にすぎず、添付の特許請求の範囲で定義される本発明の範囲を限定するものではない。