特許6944946IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

ポリリボシルリビトールリン酸(PRP)とキャリアたん白質とを結合反応によりPRPコンジュゲートを調製する方法、並びにヘモフィルス・インフルエンザ菌b型(Hib)コンジュゲートワクチンの製造方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

PRPコンジュゲートを抗原としたHibコンジュゲートワクチンは、乳幼児に対する免疫原性も高く有効であるが、ワクチン保存中にキャリアたん白質からPRPが遊離することによる保存安定性の低下が課題となっている。より安定なHibコンジュゲートワクチンの開発が望まれているものの、遊離PRP含量の上昇を抑える有効な方法は報告されていない。 本発明は、事情に鑑みてなされたものであり、保存安定性に優れるPRPコンジュゲートの調製方法とHibコンジュゲートワクチンの製造方法を提供するものである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、課題を解決すべく鋭意検討した結果、ネイティブPRPよりも適度に低分子化したPRPを用いることにより、遊離PRP含量の上昇が抑制された安定なPRPコンジュゲートの調製方法を見出した。さらに本発明者らは、PRPとキャリアたん白質を反応に供する際の重量比、キャリアたん白質(特に破傷風トキソイド)の純度、PRPコンジュゲート調製後の保存溶液のpHについて精力的に検討することにより、・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る
【発明の効果】
本発明によれば、調製後のPRPコンジュゲートを長期間安定に保存することが可能となる。さらには、Hibコンジュゲートワクチンを十分な免疫原性を保ったまま、安定に保存することが可能となる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】本発明の一実施形態により調製したPRPコンジュゲートを、37℃で4週間保存した際の遊離PRP含量(%)の上昇とPRP分子量の関係を示したグラフである。

【図2】本発明の一実施形態によりPRP分子量を変えて調製したPRPコンジュゲートを抗原とするHibコンジュゲートワクチンを、ラットに1/25SHD(Single Human Dose)と1/50SHDで免疫した際の免疫原性を示したグラフである。

【図3】本発明の一実施形態により結合反応に供するPRPとキャリアたん白質の重量比を変えて調製したPRPコンジュゲートを抗原とするHibコンジュゲートワクチンを、ラットに1/25SHDと1/50SHDで免疫した際の免疫原性を示したグラフである。

【図4】本発明の一実施形態により結合反応に供するPRPとキャリアたん白質の重量比を変えて調製したPRPコンジュゲートを抗原とするHibコンジュゲート混合ワクチンを、ラットに1/100SHDと1/500SHDで免疫した際の免疫原性を示したグラフである。

【図5】本発明の一実施形態により調製したPRPコンジュゲートを抗原とするHibコンジュゲート混合ワクチンを、投与量を変えてラットに3回免疫した際の免疫原性を示したグラフである。

【図6】本発明の一実施形態により結合反応に供するPRPとキャリアたん白質の重量比を変えて調製したPRPコンジュゲートを抗原とするHibコンジュゲート混合ワクチンを、37℃で4週間保存した際の遊離PRP含量(%)の上昇と保存溶液pHの関係を示したグラフである。

【図7】本発明の一実施形態により結合反応に供するPRPとキャリアたん白質の重量比を変えて調製したPRPコンジュゲートを抗原とするHibコンジュゲート混合ワクチンを、10℃で45ヶ月間保存した際の遊離PRP含量(%)の上昇と保存溶液pHの関係を示したグラフである。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

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